JP5577993B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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本発明は、フロントフォークをヘッドパイプに回転自在に軸支するフロントフォークブラケットに支持されたヘッドランプを備えた自動二輪車に関する。
ヘッドランプハウジング内に光軸調整自在に収容された灯体を備えた自動二輪車のヘッドランプが知られている。このヘッドランプは、左右一対のフロントフォークを車体フレームのヘッドパイプに回転自在に軸支するフロントフォークブラケットに設けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−220677号公報
ヘッドランプは、ヘッドランプハウジングに収容された灯体に電気的に接続された電力線や、ヘッドランプハウジングをフロントフォークブラケットに支持させるヘッドランプブラケットを備える。これら電力線やヘッドランプブラケットは、車両の外観に目立つと、その意匠を損なってしまう。そこで、電力線やヘッドランプブラケットはヘッドランプの後半部に配置されるとともに、ヘッドランプの後半部は左右のフロントフォークに挟み込むように配置される。このような構成によって、電力線やヘッドランプブラケットは、車両の側面視においてその外観に目立たないよう隠蔽される。
また、ヘッドランプは、フロントフォークおよびフロントフォークブラケットとともにヘッドパイプの回りを旋回する。ヘッドランプは、レンズやリフレクタ、その支持構造を備えるために相応の質量を有するため、旋回中心であるヘッドパイプから離れすぎれば操舵性を損なうことになる。そこで、ヘッドランプは、極力、ヘッドパイプに近づけられて配置され、かつその後半部を左右のフロントフォークに挟み込まれるようにして配置される。
ところで、自動二輪車は、前輪の操舵角度の範囲を規制するために、フロントフォークブラケットに形成された左右一対の舵角範囲規制ボスと、ヘッドパイプから延ばされて舵角範囲規制ボスに挟み込まれたステアリングストッパと、を備える。これら舵角範囲規制ボスおよびステアリングストッパも、ヘッドランプおよび左右のフロントフォークによって車両の外観に目立たないよう隠蔽される。
そして、従来の自動二輪車は、ヘッドランプの電力線やヘッドランプブラケット、舵角範囲規制ボスおよびステアリングストッパを隠蔽可能な位置にヘッドランプを配置させるために、車体フレーム、フロントフォークおよびフロントフォークブラケットの組立工程の後工程においてヘッドランプを個別の部品としてフロントフォークブラケットに取り付けていた。このような組立工程は、車体フレーム、フロントフォークおよびフロントフォークブラケットの組立工程においてヘッドランプにフロントフォークブラケットの操舵軸を挿入する際に、ヘッドランプとステアリングストッパとの干渉を避けるためのものである。
そこで、本発明は、ヘッドランプとステアリングストッパとの干渉を避けつつフロントフォーク、フロントフォークブラケットおよびヘッドランプを車体フレームに一体的に取り付けられる自動二輪車を提案する。
前記の課題を解決するため本発明に係る自動二輪車は、ヘッドパイプを有する車体フレームと、前記ヘッドパイプに回転自在に軸支された操舵軸、前記操舵軸の上端部に設けられたアッパーブラケットおよび前記操舵軸の下端部に設けたロアーブラケットを有するフロントフォークブラケットと、前記ロアーブラケットの上面から突出させて形成された左右一対の舵角範囲規制ボスと、前記ヘッドパイプから前記ロアーブラケットの上面に沿うように延ばされて前記舵角範囲規制ボスに挟み込まれて前記フロントフォークブラケットの舵角範囲を規制するステアリングストッパと、前記フロントフォークブラケットに支持された上端部および前輪を回転自在に軸支する下端部を有する左右一対のフロントフォークと、前記ヘッドパイプの前方に配置されてロアーブラケットに支持されたヘッドランプと、を備え、前記ヘッドランプは、ヘッドランプハウジングと、リフレクタおよび前記リフレクタの前面に設けられたレンズを有し前記ヘッドランプハウジング内に光軸調整自在に収容された灯体と、前記ヘッドランプハウジングを前記ロアーブラケットに支持させるヘッドランプブラケットと、を備え、前記ヘッドランプブラケットは、前記ロアーブラケットの上面に締結された第一締付部および前記ヘッドランプハウジングに締結された第二締付部を有し、前記第一締付部は、平面視において前記ステアリングストッパを避ける切欠凹部を有し、前記第二締付部は、前記ロアーブラケットの上方に配置されるとともに側面視において前記ロアーブラケットと前記第一締付部との締付面と鋭角に交差するよう前下がりに傾斜させた締付面を有することを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドランプとステアリングストッパとの干渉を避けつつフロントフォーク、フロントフォークブラケットおよびヘッドランプを車体フレームに一体的に取り付けられる自動二輪車を提供できる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車を示した左側面図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車を示した正面図。 図2のIII−IIIにおいて本発明の実施形態に係る自動二輪車を示した断面図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプを分解して示した断面図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプおよびステアリング機構の一部を示した分解斜視図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプのヘッドランプハウジングを後方から示した斜視図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプのヘッドランプブラケットを示した斜視図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプを示した分解斜視図。
以下、本発明に係る自動二輪車の実施の形態について、図1から図8を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車を示した左側面図である。
図2は、本発明の実施形態に係る自動二輪車を示した正面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1は、いわゆる「アメリカン」タイプもしくは「クルーザー」タイプの車種である。自動二輪車1は、鋼管を主体にしてダブルクレードル型に形成された車体フレーム2と、車体フレーム2の前半部(ダブルクレードル部分)に搭載された前後2気筒のV型エンジン3と、車体フレーム2の上部に搭載されV型エンジン3の上方に配置された燃料タンク4と、燃料タンク4の後方に順次に配置された着座シート5およびリヤフェンダ6と、リヤフェンダ6の上部に設けられた同乗者シート7と、車体フレーム2の前側下部付近に設けられた左右一対のステップ8と、車体フレーム2の前面に設置されたラジエータ9と、を備える。
また、自動二輪車1は、車体フレーム2の前頭部に軸支されて左右方向へ操舵自在なステアリング機構10と、ステアリング機構10に設けられたヘッドランプ11と、を備える。ステアリング機構10は、車体フレーム2の前頭部に軸支されて左右方向へ回転自在なフロントフォーク12と、フロントフォーク12の下端部に軸支された前輪13と、前輪13の上方を覆うようにフロントフォーク12に設けられたフロントフェンダ15と、フロントフォーク12の頂部に設けられたハンドルバー16と、を備える。
さらに、自動二輪車1は、車体フレーム2の車幅方向に設けられたスイングピボット軸17と、スイングピボット軸17に揺動自在に軸支されたリヤスイングアーム18と、リヤスイングアーム18に軸支された後輪19と、を備える。
自動二輪車1は、シャフトドライブ方式を用いた二次減速機構(図示省略)を備える。二次減速機構は、リヤスイングアーム18に一体に形成されたシャフトケース21に収容されたドライブシャフト(図示省略)を備える。自動二輪車1は、トランスミッション22および二次減速機構を介してV型エンジン3の動力を後輪19に伝達する。
いわゆる「アメリカン」タイプもしくは「クルーザー」タイプの自動二輪車1は、他のタイプの自動二輪車に比べて低く長い車体フレーム2、高く配置されたハンドルバー16および低く配置された着座シート5を有する。
自動二輪車1のヘッドランプ11周りについて、さらに詳しく説明する。
図3は、図2のIII−IIIにおいて本発明の実施形態に係る自動二輪車を示した断面図である。
図4は、本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプを分解して示した断面図である。
図5は、本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプおよびステアリング機構の一部を示した分解斜視図である。
図3から図5に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1は、ヘッドパイプ25を有する車体フレーム2と、ヘッドパイプ25に回転自在に軸支されたフロントフォークブラケット26と、フロントフォークブラケット26に形成された左右一対の舵角範囲規制ボス27と、ヘッドパイプ25から延ばされて舵角範囲規制ボス27に挟み込まれたステアリングストッパ28と、フロントフォークブラケット26に支持された左右一対のフロントフォーク12と、ヘッドパイプ25の前方に配置されてフロントフォークブラケット26に支持されたヘッドランプ11と、を備える。
フロントフォークブラケット26は、ヘッドパイプ25に回転自在に軸支された操舵軸31と、操舵軸31の上端部に設けられたアッパーブラケット32と、操舵軸31の下端部に設けたロアーブラケット33と、を備える。
舵角範囲規制ボス27は、ロアーブラケット33の上面から突出させて形成される。
ステアリングストッパ28は、フロントフォークブラケット26の舵角範囲を規制するものであり、フロントフォーク12、ひいては前輪13の舵角範囲を適宜の角度範囲に規制するものである。ステアリングストッパ28は、ヘッドパイプ25からロアーブラケット33の上面に沿うように延ばされて左右の舵角範囲規制ボス27に挟み込まれてフロントフォークブラケット26の舵角範囲を規制する。
フロントフォーク12は、フロントフォークブラケット26に支持された上端部および前輪13を回転自在に軸支する下端部を有する。
フロントフォークブラケット26およびフロントフォーク12は、操舵軸31をヘッドパイプ25の下端開口から上端開口へと貫き通すようにして車体フレーム2に組み付けられる(図5中の破線矢)。このとき、ステアリングストッパ28は、操舵軸31に略平行な軌跡A(図3中の破線A)を描いてロアーブラケット33の上面に至る。
ヘッドランプ11は、その後半部を左右のフロントフォーク12に挟み込むように配置されてロアーブラケット33に支持される。ヘッドランプ11は、ヘッドランプハウジング35と、ヘッドランプハウジング35内に光軸調整自在に収容された灯体36と、ヘッドランプハウジング35の前面開口縁に適合する環状のヘッドランプリム37と、ヘッドランプハウジング35をロアーブラケット33に支持させるヘッドランプブラケット38と、を備える。
また、ヘッドランプ11は、レンズ41より後方に配置されてリフレクタ42の外周を取り巻く灯体36の支持枠43と、支持枠43とヘッドランプハウジング35との間に挟み込まれた第一弾性クッション45と、ヘッドランプハウジング35とヘッドランプブラケット38との間に挟み込まれた第二弾性クッション46と、を備える。
ヘッドランプハウジング35は、略円錐形状に形成された中空体であり、ステアリングストッパ28の軌跡Aよりも前側の領域に包絡されるよう凹没部47を有する。
また、ヘッドランプハウジング35は、円錐形状の底面に相当する部分に開口35aを有する。開口35aは、ヘッドランプハウジング35内に灯体36を挿入可能な適宜の開口径を有する。
さらに、ヘッドランプハウジング35は、内側上部に配置させて前方へ延ばされた上部ボス48と、下部に配置させて上部ボス48に略対向された下部クッション保持口49と、を有する。ヘッドランプハウジング35は、上部ボス48および下部クッション保持口49によって第一弾性クッション45および支持枠43を介して灯体36を弾性支持する。
さらにまた、ヘッドランプハウジング35は、ヘッドランプブラケット38に対応させてクッション保持口51を有する。
灯体36は、ヘッドランプハウジング35内に光軸調整自在に収容される。灯体36は、リフレクタ42と、リフレクタ42の前面に設けられたレンズ41と、リフレクタ42に収容された電球52と、を備える。リフレクタ42は、電球52が配置された部分を頂点にして拡開させて開口された中空錐体形状を有し、その内面の曲率が次第に大きくなるよう扁平させて形成される。
また、灯体36は、複数の環状部材53を組み合わせたジンバルによって保持され、ヘッドランプ11の上下左右方向へ適宜の範囲で光軸調整自在に構成されて支持枠43に軸支される。
ヘッドランプリム37は、ヘッドランプ11の上部に位置された庇部37aを有する。
支持枠43は、ジンバルを介して灯体36を光軸調整自在に保持するとともに、第一弾性クッション45を介してヘッドランプハウジング35内に弾性支持される。支持枠43は、ヘッドランプハウジング35の上部ボス48に挿入される上部クッション45aが嵌め込まれた上部クッション保持口43aと、ヘッドランプハウジング35の下部クッション保持口49に嵌め込まれた下部クッション45bに挿入された下部ボス50と、を有する。
第一弾性クッション45は、支持枠43を介して灯体36をヘッドランプハウジング35に対して弾性支持するゴム弾性体である。第一弾性クッション45は、ヘッドランプハウジング35の上部ボス48と支持枠43の上部クッション保持口43aとの間に挟み込まれた上部クッション45aと、ヘッドランプハウジング35の下部クッション保持口49と支持枠43の下部ボス50との間に挟み込まれた下部クッション45bと、を有する。
第二弾性クッション46は、断面視においてH字形状に形成され、クッション保持口51に嵌め込まれてヘッドランプハウジング35をヘッドランプブラケット38に対して弾性支持させるゴム弾性体である。
図6は、本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプのヘッドランプハウジングを後方から示した斜視図である。
図3から図6に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1のヘッドランプハウジング35は、ヘッドランプハウジング35は、灯体36に電気的に接続された電線(図示省略)を内外に通す開口35bを頂部近傍に有する。
ヘッドランプハウジング35の凹没部47は、ヘッドランプブラケット38の一部の形状に対応させて形成され、当該部分が隙間を開けて配置されるような形状を有する。
また、ヘッドランプハウジング35は、凹没部47に配置されたものを含む3つの第二弾性クッション46がそれぞれ嵌め込まれた複数のクッション保持口51を有する。
図7は、本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプのヘッドランプブラケットを示した斜視図である。
図3から図5および図7に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1のヘッドランプブラケット38は、ヘッドランプハウジング35をロアーブラケット33に支持させる。ヘッドランプブラケット38は、ロアーブラケット33の上面に締結された第一締付部55と、ヘッドランプハウジング35に締結された第二締付部56と、を備える。
第一締付部55は、ロアーブラケット33にボルトなどの締結部材(図示省略)によって固定される部分であり、平面視においてステアリングストッパ28を避ける切欠凹部59を有する。
第二締付部56は、第二弾性クッション46を介してヘッドランプハウジング35を弾性支持する部分であり、第二弾性クッション46を貫く締結部材61によってヘッドランプハウジング35を保持する。また、第二締付部56は、ロアーブラケット33の上方に配置されるとともに側面視においてロアーブラケット33と第一締付部55との締付面と鋭角に交差するよう前下がりに傾斜させた締付面を有する。
換言すると、ヘッドランプブラケット38は、ヘッドランプハウジング35における凹没部47と同様にステアリングストッパ28の軌跡Aよりも前側の領域に包絡されるよう、第一締付部55に切欠凹部59を形成し、かつ第二締付部56を険しく前下がり傾斜させて構成される。
図8は、本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプを示した分解斜視図である。
図8に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1のヘッドランプハウジング35は、開口35aの縁に複数の舌片62と、掛止溝63と、を備える。舌片62は、支持枠43およびヘッドランプリム37を固定するボルト65の通し穴62aを有する。
一方、ヘッドランプリム37は、ヘッドランプハウジング35に嵌め込まれる後部開口縁に掛止爪66を有する。掛止爪66は、掛止溝63に対応させて配置され、掛止溝63に引掛かかるとヘッドランプハウジング35に嵌め込まれたヘッドランプリム37を抜け止まらせる。
ヘッドランプ11は、ヘッドランプハウジング35内に灯体36を配置された後に、ヘッドランプハウジング35の開口35aにヘッドランプリム37が嵌め込まれ、舌片62の通し穴62aを貫通させたボルト65を支持枠43に締結させて一体に組み立てられる。
このように構成されたヘッドランプ11は、灯体36に電気的に接続された電力線(図示省略)やヘッドランプブラケット38が配置された後半部を左右のフロントフォーク12に挟み込むように配置されているので、電力線(図示省略)、ヘッドランプブラケット38およびステアリングストッパ28を車両の側面視において自動二輪車1の外観に目立たないよう隠蔽できる。
そして、本実施形態に係る自動二輪車1は、車体フレーム2にフロントフォークブラケット26およびフロントフォーク12を組み立てる際に、フロントフォークブラケット26に予めヘッドランプ11を組み付けておくことができる。
具体的には、自動二輪車1は、車体フレーム2、フロントフォークブラケット26およびフロントフォーク12の組立工程において操舵軸31をヘッドパイプ25の下端開口から上端開口へと貫き通す。このとき、ステアリングストッパ28は軌跡Aの内側(軌跡Aよりもヘッドパイプ25側の部分)の領域を通過するが、ヘッドランプ11(より詳しくは、軌跡Aに近いヘッドランプハウジング35およびヘッドランプブラケット38)は軌跡Aの内側に侵入することがない形状を有する。したがって、自動二輪車1は、予めヘッドランプ11をフロントフォークブラケット26に組み付けたまま、ヘッドランプ11(より詳しくは、軌跡Aに近いヘッドランプハウジング35およびヘッドランプブラケット38)とステアリングストッパ28とを干渉させることなく組み立てることができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、フロントフォークブラケット26、フロントフォーク12および車体フレーム2の組立工程におけるヘッドランプ11とステアリングストッパ28との干渉を回避可能な範囲(軌跡Aの内側に侵入することがない範囲)でヘッドランプ11をヘッドパイプ25に近づけることによって、組立の容易性とヘッドランプ11の質量による操舵性への影響低減を両立できる。
さらに、本実施形態に係る自動二輪車1は、ヘッドランプ11の灯体36を2段階の弾性クッション(第一弾性クッション45および第二弾性クッション46)で弾性支持したので、電球52に加わる負荷を低減させてヘッドランプ11の耐久性を向上できる。
したがって、本発明の実施形態に係る自動二輪車1によれば、ヘッドランプ11とステアリングストッパ28との干渉を避けつつフロントフォーク12、フロントフォークブラケット26およびヘッドランプ11を車体フレーム2に一体的に取り付けられる。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 V型エンジン
4 燃料タンク
5 着座シート
6 リヤフェンダ
7 同乗者シート
8 ステップ
9 ラジエータ
10 ステアリング機構
11 ヘッドランプ
12 フロントフォーク
13 前輪
15 フロントフェンダ
16 ハンドルバー
17 スイングピボット軸
18 リヤスイングアーム
19 後輪
21 シャフトケース
22 トランスミッション
25 ヘッドパイプ
26 フロントフォークブラケット
27 舵角範囲規制ボス
28 ステアリングストッパ
31 操舵軸
32 アッパーブラケット
33 ロアーブラケット
35 ヘッドランプハウジング
35a、35b 開口
36 灯体
37 ヘッドランプリム
37a 庇部
38 ヘッドランプブラケット
41 レンズ
42 リフレクタ
43 支持枠
43a 上部クッション保持口
45 第一弾性クッション
45a 上部クッション
45b 下部クッション
46 第二弾性クッション
47 凹没部
48 上部ボス
49 下部クッション保持口
50 下部ボス
51 クッション保持口
52 電球
53 環状部材
55 第一締付部
56 第二締付部
59 切欠凹部
61 締結部材
62 舌片
62a 通し穴
63 掛止溝
65 ボルト
66 掛止爪

Claims (2)

  1. ヘッドパイプを有する車体フレームと、
    前記ヘッドパイプに回転自在に軸支された操舵軸、前記操舵軸の上端部に設けられたアッパーブラケットおよび前記操舵軸の下端部に設けたロアーブラケットを有するフロントフォークブラケットと、
    前記ロアーブラケットの上面から突出させて形成された左右一対の舵角範囲規制ボスと、
    前記ヘッドパイプから前記ロアーブラケットの上面に沿うように延ばされて前記舵角範囲規制ボスに挟み込まれて前記フロントフォークブラケットの舵角範囲を規制するステアリングストッパと、
    前記フロントフォークブラケットに支持された上端部および前輪を回転自在に軸支する下端部を有する左右一対のフロントフォークと、
    前記ヘッドパイプの前方に配置されてロアーブラケットに支持されたヘッドランプと、を備え、
    前記ヘッドランプは、
    ヘッドランプハウジングと、
    リフレクタおよび前記リフレクタの前面に設けられたレンズを有し前記ヘッドランプハウジング内に光軸調整自在に収容された灯体と、
    前記ヘッドランプハウジングを前記ロアーブラケットに支持させるヘッドランプブラケットと、を備え、
    前記ヘッドランプブラケットは、前記ロアーブラケットの上面に締結された第一締付部および前記ヘッドランプハウジングに締結された第二締付部を有し、
    前記第一締付部は、平面視において前記ステアリングストッパを避ける切欠凹部を有し、
    前記第二締付部は、前記ロアーブラケットの上方に配置されるとともに側面視において前記ロアーブラケットと前記第一締付部との締付面と鋭角に交差するよう前下がりに傾斜させた締付面を有することを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記レンズより後方に配置されて前記リフレクタの外周を取り巻く前記灯体の支持枠と、
    前記支持枠とヘッドランプハウジングとの間に挟み込まれた第一弾性クッションと、
    前記ヘッドランプハウジングと前記ヘッドランプブラケットとの間に挟み込まれた第二弾性クッションと、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
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