JP2016184128A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持機構を備える画像形成装置であって、引張コイルバネによる画像形成ユニットに対する原稿読取ユニットの位置ずれの発生を抑制することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】保持機構4は、一端部の第1連結部にて画像形成ユニット2と連結され、且つ他端部の第2連結部にて原稿読取ユニット3と連結される第1リンク部材と、一端部の第3連結部にて画像形成ユニット2と連結され、且つ他端部の第4連結部にて原稿読取ユニット3と連結される第2リンク部材と、第1リンク部材と第2リンク部材とを連結する引張コイルバネとを備え、原稿読取ユニット3が閉位置にある状態において、第1リンク部材は、引張コイルバネによる引張方向に第2リンク部材と当接する第1当接部を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置の技術に関する。
一般的に、画像形成装置は、記録用紙に画像を形成する画像形成ユニット、画像形成ユニットの上方に配置され原稿を読み取る原稿読取ユニット、および原稿読取ユニットが画像形成ユニットに載置された状態となる「閉位置」と原稿読取ユニットの一端側が画像形成ユニットの上方に持ち上がった状態となる「開位置」との間で原稿読取ユニットを揺動しながら開閉させる保持機構などにより構成される(例えば、「特許文献1」を参照)。
ここで、保持機構は、画像形成ユニットと原稿読取ユニットとの間であって、原稿読取ユニットの揺動方向と直交する両端側に配置される。
また、保持機構は、原稿読取ユニットの揺動動作を規制する一対のリンク機構や、各リンク機構に設けられ原稿読取ユニットを「開位置」に付勢する付勢部材などにより構成される。
そして、画像形成ユニットの上面には、画像が形成された記録用紙が奥側から前面側に向かって排紙される排紙トレイが凹設されている。
また、画像形成ユニットの前面上部、および前記画像形成ユニットの上方に位置する原稿読取ユニットの下面の間には、前面側から排紙トレイに手を差し入れることが可能な用紙取出口が形成されている。
以上のような構成からなる従来の画像形成装置においては、外部から伝送される画像情報や原稿読取ユニットが読み取った画像情報等に基づいて、画像形成ユニットが、記録用紙に画像を形成した後、排紙トレイに排紙する。
そして、ユーザは、用紙取出口に手を差し入れて排紙トレイ上の用紙を取出したり、排紙された小サイズの用紙が用紙取出口の奥側にある場合に用紙を視認しやすいように原稿読取ユニットを画像形成ユニットの上方に持ち上げて「開位置」に移動させたりすることにより、排紙トレイ上の用紙を取り出すことが可能となっている。
特開2008−304748号公報
ところで、前記「特許文献1」における画像形成装置においては、保持機構の付勢部材として引張コイルバネが用いられており、原稿読取ユニットが「閉位置」にある状態にて、前記引張コイルバネの伸長長さは最大となる。
従って、原稿読取ユニットが「閉位置」に位置した状態にある限り、原稿読取ユニットは、画像形成ユニットに対して、常に引張コイルバネによって最大の付勢力を付勢されることとなる。
その結果、画像形成ユニットに対して、原稿読取ユニットの位置ずれを引き起こすことが懸念されていた。
本発明は、以上に示した現状の問題点を鑑みてなされたものであり、保持機構を備える画像形成装置であって、引張コイルバネによる画像形成ユニットに対する原稿読取ユニットの位置ずれの発生を抑制することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明における画像形成装置は、記録用紙に画像を形成する画像形成ユニットと、前記画像形成ユニットの上方において、前記画像形成ユニットにヒンジを介して揺動可能に支持され、前記画像形成ユニット上に載置された状態となる閉位置と、前記画像形成ユニットの上方に持ち上がった状態となる開位置との間で変位可能に構成される、原稿を読み取る原稿読取ユニットと、前記原稿読取ユニットを開位置の状態に保持する保持機構と、を備える画像形成装置であって、前記保持機構は、一端部において前記画像形成ユニットと第1連結部により回動可能に連結され、且つ他端部において前記原稿読取ユニットと第2連結部により回動可能に連結される第1リンク部材と、前記第1リンク部材よりも前記ヒンジから遠い位置に配置され、一端部において第3連結部により前記画像形成ユニットと回動可能に連結され、且つ他端部において第4連結部により前記原稿読取ユニットと回動可能に連結される第2リンク部材と、前記第1リンク部材と第2リンク部材とを連結する引張コイルバネと、を備え、前記第1リンク部材は、前記原稿読取ユニットが閉位置にある状態において前記引張コイルバネによる引張方向に前記第2リンク部材と当接する第1当接部を有することを特徴とする。
このような構成からなる画像形成装置によれば、例えば原稿読取ユニットが「閉位置」にある状態において、引張コイルバネの付勢力が、画像形成ユニットと原稿読取ユニットとの間にて常に生じる場合であっても、第1リンク部材と第2リンク部材とが互いに当接し合うことで、引張コイルバネの付勢力は相殺されることとなる。
従って、原稿読取ユニットが引張コイルバネより受ける影響を少なくすることができ、画像形成ユニットに対する原稿読取ユニットの位置ずれの発生を抑制することができる。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明における画像形成装置によれば、引張コイルバネによる画像形成ユニットに対する原稿読取ユニットの位置ずれの発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態における画像形成装置の全体的な構成を示した図であって、原稿読取ユニットが「閉位置」に位置した状態を示した斜視図。 本発明の一実施形態における画像形成装置の全体的な構成を示した図であって、原稿読取ユニットが「開位置」に位置した状態を示した斜視図。 本発明の一実施形態における保持機構の全体的な構成を示した図であって、原稿読取ユニットが「閉位置」に位置した状態における保持機構の状態を示した一部断面斜視図。 本発明の一実施形態における保持機構の全体的な構成を示した図であって、原稿読取ユニットが「閉位置」の近傍に位置した状態における保持機構の状態を示した一部断面斜視図。 本発明の一実施形態における保持機構の全体的な構成を示した図であって、原稿読取ユニットが「開位置」に位置した状態における保持機構の状態を示した一部断面斜視図。 本発明の一実施形態における画像形成ユニットおよび原稿読取ユニットにおいて、保持機構との連結に用いられる穴部の形状を示した図であって、原稿読取ユニットが「開位置」に位置した状態を示した一部断面斜視図。 本発明の一実施形態における保持機構において第2連結部および第3連結部の近傍を示した図であって、(a)は原稿読取ユニットが「閉位置」に位置する場合の状態を示した拡大側面図、(b)は原稿読取ユニットが「閉位置」の近傍に位置し、第1リンク部材の第2当接部によって第2リンク部材の被当接部が最も前側に押し出された状態を示した拡大側面図、(c)は原稿読取ユニットが所定位置を超えて「開位置」側に位置し、第1リンク部材の第2当接部が第2リンク部材の被当接部を乗り越えた状態を示した拡大側面図。 本発明の別実施形態における保持機構の全体的な構成を示した図であって、原稿読取ユニットが「閉位置」に位置した状態における保持機構の状態を示した一部断面側面図。 本発明の別実施形態における保持機構の全体的な構成を示した図であって、原稿読取ユニットが「閉位置」の近傍に位置した状態における保持機構の状態を示した一部断面斜視図。 本発明の別実施形態における保持機構の全体的な構成を示した図であって、原稿読取ユニットが「開位置」に位置した状態における保持機構の状態を示した一部断面側面図。 本発明の別実施形態における画像形成ユニットおよび原稿読取ユニットにおいて、保持機構との連結に用いられる穴部の形状を示した図であって、原稿読取ユニットが「開位置」に位置した状態を示した一部断面側面図。
以下、本発明を具現化する実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、画像形成装置1・101を使用するユーザを基準にして各方向を規定する。
即ち、図1および図2においては、操作パネル33側を前側として、画像形成装置1の前後、左右、上下の各方向を規定する。
また、図3乃至図7においては、ヒンジ機構5側を後側として、画像形成装置1の前後、左右、上下の各方向を規定するとともに、図8乃至図11においては、ヒンジ機構105側を後側として、画像形成装置101の前後、左右、上下の各方向を規定する。
なお、図3乃至図11においては、保持機構4または保持機構104の構成をより明確に示すため、画像形成ユニット2・102および原稿読取ユニット3・103の形状については単純な矩形形状に簡略化して記載する。
[画像形成装置1の全体構成]
先ず、本実施形態における画像形成装置1の全体構成について、図1および図2を用いて説明する。
画像形成装置1は、所謂マルチ・ファンクション・プリンタと呼ばれる装置である。
画像形成装置1は、図1に示すように、画像形成ユニット2、画像形成ユニット2の上方に配置される原稿読取ユニット3、および画像形成ユニット2と原稿読取ユニット3との間に設けられる保持機構4(図2を参照)などにより構成される。
なお、保持機構4の構成については、後に詳細に説明する。
画像形成ユニット2は、用紙に画像を形成するためのものである。
画像形成ユニット2は略箱型形状に構成され、その内部には、図示せぬ画像形成ユニット本体や、画像形成ユニット本体に用紙を供給する給紙カセットおよび給紙機構などが内装されている。
ここで、画像形成ユニット本体は、電子写真方式、インクジェット方式、またはその他一般的な画像形成方式を採用する周知の構成からなる。また、給紙カセットおよび給紙機構等も周知の構成からなる。
よって、これらの画像形成ユニット本体、給紙カセットおよび給紙機構等については、説明を省略する。
図2に示すように、原稿読取ユニット3の前端部が画像形成ユニット2の上方に持ち上がった状態となる「開位置」に位置した状態において、画像形成ユニット2の上面には、後側から前側に向かって、湾曲しつつ登るように傾斜する排紙トレイ21が凹設されている。
そして、画像形成ユニット2は、画像形成ユニット本体によって画像が形成された記録用紙を後側から前側に向かって排紙トレイ21に排紙する構成となっている。
一方、図1に示すように、原稿読取ユニット3が画像形成ユニット2上に載置された状態となる「閉位置」に位置した状態において、画像形成ユニット2の上面前部と、原稿読取ユニット3の下面との間には、用紙取出口22が形成される。
このような構成を有することにより、例えば、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置する状態であったとしても、A4サイズの記録用紙のように、排紙された記録用紙の前端が用紙取出口22付近まで到達していれば、ユーザは、用紙取出口22より手を差し入れて、排紙トレイ21上に放置された記録用紙を取り出すことができる。
なお、このような構成は、「胴内排紙タイプ」と呼ばれる。
次に、原稿読取ユニット3について説明する。
原稿読取ユニット3は、原稿を読み取るためのものである。
原稿読取ユニット3は、原稿台に載置された原稿を読み取る所謂フラットベットタイプの読取装置を備え、画像形成ユニット2に載置されるケーシング31を備えるとともに、排紙トレイ21の上面を覆うようにして配置される。
ケーシング31は、上方に開口する箱型形状に構成される。
また、ケーシング31の内部には、図示せぬイメージセンサが内装されている。
そして、ケーシング31の上面の開口は、原稿台として原稿を載置するためのプラテンガラス(図示せず)によって塞がれている。
ここで、イメージセンサは、前後方向に複数のフォトダイオードが列設されたライン型のセンサからなり、通常はケーシング31内の右側に位置するが、図示せぬ駆動機構によって左右方向に移動可能に構成されている。
一方、ケーシング31の上方には、プラテンガラスを覆う原稿カバー32が配設される。
原稿カバー32は、後端部において、ケーシング31の後端部に設けられたヒンジ(図示せず)を介して揺動可能に軸支される。
そして、ユーザが原稿カバー32の前端側を上下動させることにより、原稿カバー32は、ケーシング31に対して開閉動作を行う構成となっている。
ケーシング31の前端部には、操作パネル33が配設される。
一方、原稿カバー32の上面右部には、自動原稿給紙機構34(以下、「ADF機構34」と記載する)が配設される。
なお、操作パネル33およびADF機構34は、周知の構成であるため、説明を省略する。
以上のような構成からなる原稿読取ユニット3は、ADF機構34によって、原稿供給トレイ34Aより1枚ずつ原稿を取り込んでイメージセンサの上方を通過させて、複数枚の原稿を自動的に読み取ることが可能な構成となっている。
また、原稿読取ユニット3は、プラテンガラス上に載置された原稿に対して、イメージセンサを左右方向に走査させることにより、原稿を1枚ずつ読み取ることが可能な構成となっている。
そして、このような構成からなる原稿読取ユニット3は、画像形成ユニット2の後面上端部と、原稿読取ユニット3の後面下端部との間に配設されるヒンジ機構5(図3を参照)を介して、上下方向に揺動可能に支持される。
これにより、原稿読取ユニット3は、画像形成ユニット2の上方において、ヒンジ機構5を介して、「閉位置」と「開位置」との間を変位可能に構成される。
[保持機構4の構成]
次に、本実施形態における保持機構4の構成について、図2、図3および図6を用いて詳細に説明する。
保持機構4は、原稿読取ユニット3を「開位置」の状態に保持するための機構である。
保持機構4は、例えば図2に示すように、画像形成ユニット2と原稿読取ユニット3との間において、左右両側の前後方向中央部に各々備えられる。
なお、画像形成装置1の右側に配設される保持機構4と、左側に配設される保持機構4とは、互いに対称関係にあり、同一の構成からなる。
よって、以下の説明においては、主に右側に配設される保持機構4の構成について記載し、左側に配設される保持機構4の構成については、説明を省略する。
保持機構4は、図3に示すように、主に、第1リンク部材41、第2リンク部材42、および引張コイルバネ43等により構成される。
第1リンク部材41は、板状に形成されたリンク本体部41A、リンク本体部41Aの一端部においてリンク本体部41Aとの直交方向に延設される第1の軸受部の一例としての第1回動軸部41B、リンク本体部41Aの他端部において第1回動軸部41Bと平行に延設される第2の軸受部の一例としての第2回動軸部41C、およびリンク本体部41Aの一端部において第1回動軸部41Bの近傍に突設される第1係合部41Dなどにより構成される。
一方、図6に示すように、画像形成ユニット2の一側面となる右側面の上端部には、円形状の第1丸穴部2Aが形成される。
また、原稿読取ユニット3の右側面の下端部には、長円形状の第2長穴部3Aが形成される。
なお、第2長穴部3Aは、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置した状態において、第1丸穴部2Aよりも前側に位置するとともに、前後方向に長くなるように形成される。
そして、第1リンク部材41は、第1回動軸部41Bが第1丸穴部2A内に回動可能に挿入されることにより、一端部において画像形成ユニット2と連結される。
また、第1リンク部材41は、第2回動軸部41Cが第2長穴部3A内に回動可能、且つ第2回動軸部41Cの延出方向との直交方向に移動可能に挿入されることにより、他端部において原稿読取ユニット3と連結される。
このように、第1リンク部材41の一端部には、第1回動軸部41Bおよび第1丸穴部2Aからなる第1連結部4Aが構成されており、第1リンク部材41は、第1連結部4Aによって画像形成ユニット2と連結される。
また、第1リンク部材41の他端部には、第2回動軸部41Cおよび第2長穴部3Aからなる第2連結部4Bが構成されており、第1リンク部材41は、第2連結部4Bによって原稿読取ユニット3と連結される。
そして、図3に示すように、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置した状態において、第1リンク部材41は、第1連結部4Aをヒンジ機構5側である後側に向け、且つ第2連結部4Bをヒンジ機構5から離れる側である前側に向けた状態によって、前後方向に延出するようにして配置される。
ところで、リンク本体部41Aの他端となる前端には、略平坦な第1当接部41A1、および第1当接部41A1の下部に連なる第2当接部41A2が形成されており、これらの第1当接部41A1および第2当接部41A2を介して、第1リンク部材41は、後述する第2リンク部材42と当接可能に構成される。
次に、第2リンク部材42について説明する。
第2リンク部材42は、板状に形成されたリンク本体部42A、リンク本体部42Aの一端部においてリンク本体部42Aとの直交方向に延設される第2の軸受部の一例としての第3回動軸部42B、リンク本体部42Aの他端部において第3回動軸部42Bと平行に延設される第2の軸受部の一例としての第4回動軸部42C、およびリンク本体部42Aの他端部において第4回動軸部42Cの近傍に突設される第2係合部42Dなどにより構成される。
一方、図6に示すように、画像形成ユニット2の一側面となる右側面の上端部において、第1丸穴部2Aよりもヒンジ機構5から遠い位置となる前側の位置には、長円形状の第3長穴部2Bが形成される。
また、原稿読取ユニット3の一側面となる右側面の下端部において、第2長穴部3Aよりもヒンジ機構5から遠い位置となる前側の位置には、長円形状の第4長穴部3Bが形成される。
なお、第3長穴部2Bは、前側から後側に向かって下方に傾斜しつつ延出するように形成される。
また、第4長穴部3Bは、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置した状態において、第3長穴部2Bよりも前側に位置するとともに、前後方向に延出するように形成される。
そして、第1リンク部材41よりもヒンジ機構5から遠い位置となる前側の位置において、第2リンク部材42は、第3回動軸部42Bが第3長穴部2B内に回動可能、且つ第3回動軸部42Bの延出方向との直交方向に移動可能に挿入されることにより、一端部において画像形成ユニット2と連結される。
また、第2リンク部材42は、第4回動軸部42Cが第4長穴部3B内に回動可能、且つ第4回動軸部42Cの延出方向との直交方向に移動可能に挿入されることにより、他端部において原稿読取ユニット3と連結される。
このように、第2リンク部材42の一端部には、第3回動軸部42Bおよび第3長穴部2Bからなる第3連結部4Cが構成されており、第2リンク部材42は、第3連結部4Cによって画像形成ユニット2と連結される。
また、第2リンク部材42の他端部には、第4回動軸部42Cおよび第4長穴部3Bからなる第4連結部4Dが構成されており、第2リンク部材42は、第4連結部4Dによって原稿読取ユニット3と連結される。
そして、図3に示すように、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置した状態において、第2リンク部材42は、第3連結部4Cをヒンジ機構5側となる後側に向け、且つ第4連結部4Dをヒンジ機構5から離れる側となる前側に向けた状態によって、前後方向に延出するようにして配置される。
なお、前述したように、第3連結部4Cを構成する第3長穴部2Bは、後側に向かって下方に傾斜していることから、例えば原稿読取ユニット3の揺動動作に伴って、第2リンク部材42が第3回動軸部42Bを中心にして回動する際、第3回動軸部42Bの位置は、第2リンク部材42の自重によって、第3長穴部2B内の下方である後端部へと常に案内されることとなる。
その結果、第2リンク部材42の回動動作を安定して行うことができ、原稿読取ユニット3の揺動動作を安定して行うことができる。
ところで、リンク本体部42Aの後端部には、被当接部42A1が形成されており、被当接部42A1を介して、リンク本体部42Aは、第1リンク部材41の第1当接部41A1および第2当接部41A2と当接可能に構成される。
次に、引張コイルバネ43について説明する。
引張コイルバネ43は、第1リンク部材41と第2リンク部材42とを連結する部材である。
引張コイルバネ43の一端は、第1リンク部材41の第1連結部4A側に設けられる第1係合部41Dによって係合される。
また、引張コイルバネ43の他端は、第2リンク部材42の第4連結部4D側に設けられる第2係合部42Dによって係合される。
そして、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置した状態において、引張コイルバネ43は、前後方向に伸長されつつ、第1リンク部材41と第2リンク部材42との間に配置された状態となる。
これにより、第1リンク部材41および第2リンク部材42は、引張コイルバネ43による引張方向(より具体的には、引張コイルバネ43が伸縮しようとする方向)への付勢力を受けて、互いに前後方向に近接する向きに付勢される。
よって、第1リンク部材41の第1当接部41A1と、第2リンク部材42の被当接部42A1とが、互いに当接し合うこととなり、第1リンク部材41および第2リンク部材42の姿勢が、堅固に保持される。
その結果、保持機構4を介して画像形成ユニット2と連結された、原稿読取ユニット3の「閉位置」に位置した状態は、堅固に保持される。
このように、例えば原稿読取ユニット3が「閉位置」にある状態において、引張コイルバネ43の付勢力による影響は、第1リンク部材41および第2リンク部材42のみに対して直接的に及ぶこととなる。
即ち、本実施形態における保持機構4によれば、例えば原稿読取ユニット3が「閉位置」にある状態において、引張コイルバネ43の付勢力が、画像形成ユニット2と原稿読取ユニット3との間にて常に生じる場合であっても、第1リンク部材41と第2リンク部材42とが互いに当接し合うことで、引張コイルバネ43の付勢力は相殺されることとなる。
従って、原稿読取ユニット3が引張コイルバネ43より受ける影響を少なくすることができ、画像形成ユニット2に対して、原稿読取ユニット3の位置ずれの発生を抑制することができる。
ところで、第1リンク部材41において、第1係合部41Dは、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置した状態にて、第1連結部4Aを構成する第1回動軸部41Bよりも下側近傍に位置するように配置されている。
また、第2リンク部材42において、第2係合部42Dは、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置した状態にて、第4連結部4Dを構成する第4回動軸部42Cの後側近傍に位置するように配置されている。
つまり、引張コイルバネ43は、第1係合部41Dと第2係合部42Dとの間において、僅かに前斜め上方に傾斜して配置されることとなる。
このような構成を有することから、第1リンク部材41において、第1係合部41Dは、第1回動軸部41Bを中心として、引張コイルバネ43によって常に前斜め上方、即ち、原稿読取ユニット3を「開位置」に移動させる方向に向かって揺動するように付勢されることとなる。
その結果、例えば原稿読取ユニット3を「閉位置」から「開位置」へと僅かに揺動させるだけで、第1リンク部材41は、第1連結部4Aの第1回動軸部41Bを中心として、原稿読取ユニット3を「開位置」に移動させる方向に回動するように、常に引張コイルバネ43によって付勢されることとなる。
従って、原稿読取ユニット3を「閉位置」から「開位置」へと揺動する動作を容易に行うことができる。
一方、第2リンク部材42において、第3連結部4Cを構成する第3回動軸部42Bは、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置した状態にて、引張コイルバネ43の上方に位置するように構成されている。
このような構成を有することから、第2リンク部材42において、第2係合部42Dは、第3回動軸部42Bを中心として、引張コイルバネ43によって常に後斜め下方、即ち、原稿読取ユニット3を「閉位置」に移動させる方向に向かって揺動するように付勢されることとなる。
その結果、例えば原稿読取ユニット3が「閉位置」にある状態において、第2リンク部材42は、第3連結部4Cの第3回動軸部42Bを中心として、原稿読取ユニット3を「閉位置」に移動させる方向に回動するように、常に引張コイルバネ43によって付勢されることとなる。
従って、原稿読取ユニット3の「閉位置」にある状態を、堅固に保持することができる。
以上のように、本実施形態における保持機構4においては、第1リンク部材41の第1連結部4Aのみが、第1回動軸部41Bおよび第1丸穴部2Aによって構成される一方、第1リンク部材41の第2連結部4B、および第2リンク部材42の第3・第4連結部4C・4Dについては、各々の第2・第3・第4回動軸部41C・42B・42C、およびこれらに対応する第2・第3・第4長穴部2B・3A・3Bによって構成される。
しかしながら、これらの第1乃至第4連結部4A・4B・4C・4Dの構成については、本実施形態のものに限定されることはなく、例えば、第1乃至第4連結部4A・4B・4C・4Dのうちの何れか1つの連結部が、回動軸部と、前記回動軸部が回動可能に挿入される円形状の丸穴部と、により構成されていれば、いずれの構成であってもよい。
[保持機構4の動作手順]
次に、本実施形態における保持機構4の動作手順について、図3乃至図7を用いて説明する。
先ず、図3に示すように、通常の使用状態における画像形成装置1において、原稿読取ユニット3は、「閉位置」に位置した状態となっている。
また、このような原稿読取ユニット3の「閉位置」に位置した状態のときに、第1リンク部材41および第2リンク部材42は、ともに前後方向に延出する姿勢をもって配置された状態となっている。
そして、引張コイルバネ43は、第1リンク部材41の第1係合部41D、および第2リンク部材42の第2係合部42Dの間において、最も伸長された、即ち、第1リンク部材41および第2リンク部材42に対して最も大きな付勢力を付加させた状態となっている。
なお、第1リンク部材41および第2リンク部材42は、引張コイルバネ43によって互いに近接方向に付勢され、各々の第1当接部41A1および被当接部42A1を介して、互いに当接し合った状態となっている。
このような状態における原稿読取ユニット3を、「閉位置」から「開位置」へと移動させる場合には、原稿読取ユニット3の前端部を上方に持ち上げながら、ヒンジ機構5を介して原稿読取ユニット3を上方へと揺動させる。
原稿読取ユニット3が上方へと揺動すると、これに追従して、第1リンク部材41は、第1回動軸部41Bを中心にして反時計回り方向に上方へと回動する。
この際、第1リンク部材41は、第2当接部41A2を介して、第2リンク部材42の被当接部42A1を押し上げながら回動する。
また、第2回動軸部41Cは、原稿読取ユニット3の第2長穴部3A(図6を参照)内において、第1リンク部材41の回動動作に追従しつつ、第2長穴部3Aの後端部に向かって移動する。
一方、第2リンク部材42は、原稿読取ユニット3の揺動動作に追従して、第3回動軸部42Bを中心にして反時計回り方向に上方へと回動する。
この際、第2リンク部材42は、引張コイルバネ43によって、常に第1リンク部材41側である後側に向かって付勢される。
ここで、第2当接部41A2は、第1リンク部材41における第2リンク部材42側となる前側の端部に形成された湾曲凸状の第1カム面によって構成されている。
また、被当接部42A1は、第2リンク部材42における第1リンク部材41側となる後側の端部に形成された湾曲凸状の第2カム面によって構成されている。
そして、第3連結部4Cにおける第3長穴部2B(図6を参照)の長手方向である前後方向の長さ(図7(a)における寸法L1を参照)は、第1カム面として構成された第2当接部41A2が、第2カム面として構成された被当接部42A1を乗り越える際の、前記第3長穴部2Bに挿入された第3回動軸部42Bの移動量(図7(b)における寸法L2を参照)を超える長さ(L1>L2)に設定されている。
具体的には、図7(a)に示すように、原稿読取ユニット3が「閉位置」に位置する場合、第2リンク部材42の第3回動軸部42Bは、第3長穴部2Bの後端部に位置する。
この状態より、原稿読取ユニット3の「開位置」への移動に追従しつつ第1リンク部材41が回動するのに伴って、第2リンク部材42の被当接部42A1が、第1リンク部材41の第2当接部41A2によって前方へと押し出される。
これにより、第3回動軸部42Bは、第3長穴部2B内を前方に向かって摺動する。
そして、図7(b)に示すように、第2当接部41A2によって、被当接部42A1が最も前側に押し出された状態において、第3回動軸部42Bは、第3長穴部2B内にて最も前方に位置することとなるが、当該第3長穴部2Bの前端部とは当接せず離間した状態となる。
つまり、第3長穴部2Bの長さ(寸法L1)は、第3回動軸部42Bの移動量(寸法L2)を超える長さに設定されている。
その後、第2当接部41A2が被当接部42Aを乗り越えることにより、被当接部42A1が第2当接部41A2による当接状態より解放されると、第2リンク部材42は自重等によって再び後方へと移動する。
これにより、図7(c)に示すように、第3回動軸部42Bは、再び第3長穴部2Bの後端部へと摺動する。
このように、第2リンク部材42の被当接部42A1は、第1リンク部材41の第2当接部41A2によって、引張コイルバネ43の付勢力に抗しつつ、前方へと押し出されながら押し上げられることとなる。
この際、第1リンク部材41の第2当接部41A2に形成される第1カム面、および第2リンク部材42の被当接面42A1に形成される第2カム面に沿って、これらの第1リンク部材41および第2リンク部材42の動作を滑らかに行うことができる。
その結果、第3回動軸部42Bは、画像形成ユニット2の第3長穴部2B内において、第2リンク部材42の回動動作に追従しつつ、第3長穴部2Bの前端部に向かって移動する。
また、第4回動軸部42Cは、原稿読取ユニット3の第4長穴部3B(図6を参照)内において、第2リンク部材42の回動動作に追従しつつ、第4長穴部3Bの前端部に向かって移動する。
原稿読取ユニット3が、「閉位置」と「開位置」との間の所定位置に到達すると、第1リンク部材41の第2当接部41A2は、第2リンク部材42の被当接部42A1を乗り越えた状態となり、第1リンク部材41と第2リンク部材42との当接関係が解放される。
具体的には、図4に示すように、第2当接部41A2は、被当接部42A1の上部に乗り上げた状態となり、第1リンク部材41および第2リンク部材42は、ともに前斜め上方に延出する姿勢をもって配置された状態となる。
そして、第2リンク部材42は、引張コイルバネ43によって、常に第1リンク部材41側である後側に向かって付勢される。
また、前述したように、画像形成ユニット2の第3長穴部2Bは、ヒンジ機構5側である後側に向かって下方に傾斜しているところ、第3回動軸部42Bは、自重等によって第3長穴部2Bの後端部にて保持される。
このような状態からなる原稿読取ユニット3に対して、例えば、自重や外部からの荷重などが付加されることにより、原稿読取ユニット3が再び「閉位置」へと移動しようとしても(下方に揺動しようとしても)、第2当接部41A2が、引張コイルバネ43の付勢力に抗して、再び被当接部42A1を乗り越えて下方へと移動しない限り、第1リンク部材41および第2リンク部材42の姿勢は保持されることとなり、原稿読取ユニット3の状態が保持される。
原稿読取ユニット3を、前述した所定位置を通過してさらに「開位置」へと移動させると、第1リンク部材41は、原稿読取ユニット3の揺動動作に追従して、第1回動軸部41Bを中心にしてさらに反時計回り方向に上方へと回動する。
この際、第2回動軸部41Cは、原稿読取ユニット3の第2長穴部3A内において、第1リンク部材41の回動動作に追従しつつ、第2長穴部3Aの後端部に向かってさらに移動する。
一方、第2リンク部材42は、原稿読取ユニット3の揺動動作に追従して、第3回動軸部42Bを中心にしてさらに反時計回り方向に上方へと回動する。
この際、第2リンク部材42は、引張コイルバネ43によって、常に第1リンク部材41側である後側に向かって付勢されているが、引張コイルバネ43の伸長長さは徐々に短くなり、第1リンク部材41および第2リンク部材42間にて付加される付勢力も徐々に小さくなる。
そして、第3回動軸部42Bは、画像形成ユニット2の第3長穴部2B内の後端部において、第2リンク部材42の回動動作に追従しつつ、軸心を中心にして回動する。
また、第4回動軸部42Cは、原稿読取ユニット3の第4長穴部3B(図6を参照)内において、第2リンク部材42の回動動作に追従しつつ、第4長穴部3Bの後端部に向かって移動する。
そして、図5に示すように、原稿読取ユニット3が「開位置」に到達すると、第1リンク部材41および第2リンク部材42は、ともに上下方向に延出する姿勢をもって配置された状態にて保持される。
この際、第1リンク部材41において、第1係合部41Dは、第1回動軸部41Bの前方に位置した状態となる。
また、第2リンク部材42の第2係合部42Dは、第1係合部41Dに対して前斜め上方に位置した状態となる。
よって、第1リンク部材41は、引張コイルバネ43によって、常に第1係合部41Dを前斜め上方に付勢されることとなる。
その結果、第1リンク部材41は、引張コイルバネ43によって、常に第1回動軸部41Bを中心にして、原稿読取ユニット3を「開位置」へと移動させる側である反時計回り方向に回動するよう付勢されることとなり、原稿読取ユニット3の状態が保持される。
以上のような手順によって、原稿読取ユニット3は、「閉位置」より「開位置」へと移動される。
次に、原稿読取ユニット3を、「開位置」から「閉位置」へと移動させる場合の動作手順について説明する。
「開位置」に位置した原稿読取ユニット3を、「閉位置」に移動させる際の動作手順については、前述した動作手順と逆の手順となる。
即ち、「開位置」に位置した状態からなる原稿読取ユニット3を、「閉位置」に移動させる場合には、原稿読取ユニット3の前端部を下方に押し下げながら、ヒンジ機構5を介して原稿読取ユニット3を下方へと揺動させる。
原稿読取ユニット3が下方へと揺動すると、これに追従して、第1リンク部材41は、第1回動軸部41Bを中心にして時計回り方向に下方へと回動する。
この際、第2回動軸部41Cは、原稿読取ユニット3の第2長穴部3A内において、第1リンク部材41の回動動作に追従しつつ、第2長穴部3Aの前端部に向かって移動する。
一方、第2リンク部材42は、原稿読取ユニット3の揺動動作に追従して、第3回動軸部42Bを中心にして時計回り方向に下方へと回動する。
この際、第2リンク部材42は、引張コイルバネ43によって、常に第1リンク部材41側である後側に向かって付勢されているが、引張コイルバネ43の伸長長さは徐々に長くなり、第1リンク部材41および第2リンク部材42間にて付加される付勢力も徐々に大きくなる。
そして、第3回動軸部42Bは、画像形成ユニット2の第3長穴部2B内の後端部において、第2リンク部材42の回動動作に追従しつつ、軸心を中心にして回動する。
また、第4回動軸部42Cは、原稿読取ユニット3の第4長穴部3B内において、第2リンク部材42の回動動作に追従しつつ、第4長穴部3Bの前端部に向かって移動する。
原稿読取ユニット3が、「閉位置」と「開位置」との間の所定位置に到達すると、第1リンク部材41の第2当接部41A2は、第2リンク部材42の被当接部42A1の上端部と当接した状態となる。
具体的には、図4に示すように、第2当接部41A2は、被当接部42A1の上部に乗り上げた状態となり、第1リンク部材41および第2リンク部材42は、ともに前斜め上方に延出する姿勢をもって配置された状態に保持される。
また、第2リンク部材42は、引張コイルバネ43によって、常に第1リンク部材41側である後側に向かって付勢される。
このように、原稿読取ユニット3は、「閉位置」と「開位置」との間の所定位置にて保持される。
換言すると、第1リンク部材41は、原稿読取ユニット3が「開状態」から「閉状態」に移動する途中位置において、第2リンク部材42の被当接部42A1と当接する第2当接部41A2を有し、第2当接部41A2が被当接部42A1の上端部と当接することによって、第1リンク部材41および第2リンク部材42の姿勢が保持され、原稿読取ユニット3が所定位置にて保持される。
よって、例えば原稿読取ユニット3を「開位置」から「閉位置」へと揺動させる途中において、第1リンク部材41が、第2当接部41A2を介して第2リンク部材42と当接することにより、前記揺動動作の速度が一旦落ちることとなる。
従って、勢いを付けながら原稿読取ユニット3が「閉位置」へと一気に揺動されることも少なくなる。
これにより、ユーザとしては、原稿読取ユニット3が完全に閉位置となるより少し前の状態を認識することができる。
よって、ユーザは、途中位置から安全に原稿読取ユニット3を閉じることができるようになる。
さらに、原稿読取ユニット3が一気に「閉位置」に閉じる場合の衝撃を抑制できるので、装置全体として、耐久年数の延長を図ることができる。
原稿読取ユニット3を、前述した所定位置を通過してさらに「閉位置」へと移動させると、第1リンク部材41は、原稿読取ユニット3の揺動動作に追従して、第1回動軸部41Bを中心にしてさらに時計回り方向に下向へと回動する。
この際、第1リンク部材41は、第2当接部41A2を介して、第2リンク部材42の被当接部42A1を押し下げながら回動する。
また、第2回動軸部41Cは、原稿読取ユニット3の第2長穴部3A内において、第1リンク部材41の回動動作に追従しつつ、第2長穴部3Aの前端部に向かって移動する。
一方、第2リンク部材42は、原稿読取ユニット3の揺動動作に追従して、第3回動軸部42Bを中心にして時計回り方向に下向へと回動する。
また、第2リンク部材42は、引張コイルバネ43によって、常に第1リンク部材41側である後側に向かって付勢される。
これにより、第2リンク部材42の被当接部42A1は、引張コイルバネ43の付勢力に抗しつつ、第1リンク部材41の第2当接部41A2によって、前方へと押し出されながら押し下げられることとなる。
その結果、第3回動軸部42Bは、画像形成ユニット2の第3長穴部2B内において、第2リンク部材42の回動動作に追従しつつ、第3長穴部2Bの前端部に向かって移動する。
また、第4回動軸部42Cは、原稿読取ユニット3の第4長穴部3B(図6を参照)内において、第2リンク部材42の回動動作に追従しつつ、第4長穴部3Bの前端部に向かって移動する。
そして、図3に示すように、原稿読取ユニット3が「閉位置」に到達すると、第1リンク部材41の第2当接部41A2は、第2リンク部材42の被当接部42A1を乗り越え、被当接部42A1の下方に位置することとなる。
具体的には、第1リンク部材41の第1当接部41A1が、第2リンク部材42の被当接部42A1と当接した状態となり、第1リンク部材41および第2リンク部材42は、ともに前後方向に延出する姿勢をもって配置された状態に保持される。
以上のような手順によって、原稿読取ユニット3は、「開位置」より「閉位置」へと移動される。
[別実施形態の保持機構104の構成]
次に、別実施形態における保持機構104の構成について、図8および図11を用いて説明する。
別実施形態の保持機構104は、前述した保持機構4と略同等な構成を有する一方、第4リンク部材142における第8連結部104Dの構成、および第3リンク部材141と第4リンク部材142との当接箇所の構成について、保持機構4と相違する。
よって、以下の説明においては、主に前述した保持機構4との相違点について記載し、当該保持機構4と同等な構成についての記載は省略する。
保持機構104は、例えば画像形成ユニット102と原稿読取ユニット103との間において、左右両側の前後方向中央部に各々備えられる。
なお、画像形成装置101の右側に配設される保持機構104と、左側に配設される保持機構104とは、互いに対称関係にあり、同一の構成からなる。
よって、以下の説明においては、主に右側に配設される保持機構104の構成について記載し、左側に配設される保持機構104の構成については、説明を省略する。
保持機構104は、図8に示すように、主に、第3リンク部材141、第4リンク部材142、および引張コイルバネ143等により構成される。
第3リンク部材141は、板状に形成されたリンク本体部141A、リンク本体部141Aの一端部においてリンク本体部141Aとの直交方向に延設される第3の軸受部の一例としての第5回動軸部141B、リンク本体部141Aの他端部において第5回動軸部141Bと平行に延設される第4の軸受部の一例としての第6回動軸部141C、およびリンク本体部141Aの一端部において第5回動軸部141Bの近傍に突設される第3係合部141Dなどにより構成される。
一方、図11に示すように、画像形成ユニット2の一側面となる右側面の上端部には、円形状の第5丸穴部102Aが形成される。
また、原稿読取ユニット103の一側面となる右側面の下端部には、長円形状の第6長穴部103Aが形成される。
なお、第6長穴部103Aは、原稿読取ユニット103が「閉位置」に位置した状態において、第5丸穴部102Aよりも前側に位置するとともに、前後方向に長くなるように形成される。
そして、第3リンク部材141は、第5回動軸部141Bが第5丸穴部102A内に回動可能に挿入されることにより、一端部において画像形成ユニット102と連結される。
また、第3リンク部材141は、第6回動軸部141Cが第6長穴部103A内に回動可能、且つ第6回動軸部141Cの延出方向との直交方向に移動可能に挿入されることにより、他端部において原稿読取ユニット103と連結される。
このように、第3リンク部材141の一端部には、第5回動軸部141Bおよび第5丸穴部102Aからなる第5連結部104Aが構成されており、第3リンク部材141は、第5連結部104Aによって画像形成ユニット102と連結される。
また、第4リンク部材142の他端部には、第6回動軸部141Cおよび第6長穴部103Aからなる第6連結部104Bが構成されており、第3リンク部材141は、第6連結部104Bによって原稿読取ユニット103と連結される。
そして、図8に示すように、原稿読取ユニット103が「閉位置」に位置した状態において、第3リンク部材141は、第5連結部104Aをヒンジ機構105側である後側に向け、且つ第6連結部104Bをヒンジ機構105から離れる側である前側に向けた状態によって、前後方向に延出するようにして配置される。
ところで、リンク本体部141Aの延出方向中途部には、突起部141Eが設けられており、当該突起部141Eを介して、リンク本体部141Aは、後述する第4リンク部材142と当接可能に構成される。
次に、第4リンク部材142について説明する。
第4リンク部材142は、板状に形成されたリンク本体部142A、リンク本体部142Aの一端部においてリンク本体部142Aとの直交方向に延設される第4の軸受部の一例としての第7回動軸部142B、リンク本体部142Aの他端部において第7回動軸部142Bと平行に延設される第4の軸受部の一例としての第8回動軸部142C、およびリンク本体部142Aの一端部において第7回動軸部142Bの近傍に突設される第4係合部142Dなどにより構成される。
一方、図11に示すように、画像形成ユニット102の一側面となる右側面の上端部において、第5丸穴部102Aよりもヒンジ機構105から遠い位置となる前側の位置には、長円形状の第7長穴部102Bが形成される。
また、第3リンク部材141において、リンク本体部141Aの延出方向中途部には、長円形状の第8長穴部141Fが形成されている。
そして、第3リンク部材141よりもヒンジ機構105から遠い位置となる前側の位置において、第4リンク部材142は、第7回動軸部142Bが第7長穴部102B内に回動可能、且つ第7回動軸部142Bの延出方向との直交方向に移動可能に挿入されることにより、一端部において画像形成ユニット102と連結される。
また、第4リンク部材142は、第8回動軸部142Cが第8長穴部141F内に回動可能、且つ第8回動軸部142Cの延出方向との直交方向に移動可能に挿入されることにより、他端部において第3リンク部材141と連結される。
このように、第4リンク部材142の一端部には、第7回動軸部142Bおよび第7長穴部102Bからなる第7連結部104Cが構成されており、第4リンク部材142は、第7連結部104Cによって画像形成ユニット102と連結される。
また、第4リンク部材142の他端部には、第8回動軸部142Cおよび第8長穴部141Fからなる第8連結部104Dが構成されており、第4リンク部材142は、第8連結部104Dによって第3リンク部材141と連結される。
そして、図8に示すように、原稿読取ユニット103が「閉位置」に位置した状態において、第4リンク部材142は、第7連結部104Cをヒンジ機構105から離れる側となる前側に向け、且つ第8連結部104Dをヒンジ機構105側となる後側に向けた状態によって、前後方向に延出するようにして配置される。
ところで、リンク本体部142Aの延出方向中途部には、凸設部142Eが形成される。
そして、凸設部142Eにおいて、第3リンク141側となる後側の端部には、略平坦な第3当接部142E1、および第3当接部142E1の上部に連なる第4当接部142E2が形成されており、これらの第3当接部142E1および第4当接部142E2を介して、第4リンク部材142は、第3リンク部材141と当接可能に構成される。
次に、引張コイルバネ143について説明する。
引張コイルバネ143の一端は、第3リンク部材141の第5連結部104A側に設けられる第3係合部141Dによって係合される。
また、引張コイルバネ143の他端は、第4リンク部材142の第7連結部104C側に設けられる第4係合部142Dによって係合される。
そして、原稿読取ユニット103が「閉位置」に位置した状態において、引張コイルバネ143は、前後方向に伸長されつつ、第3リンク部材141と第4リンク部材142との間に配置された状態となる。
これにより、第3リンク部材141および第4リンク部材142は、引張コイルバネ143による引張方向(より具体的には、引張コイルバネ143が伸縮しようとする方向)への付勢力を受けて、互いに前後方向に近接する向きに付勢される。
よって、第3リンク部材141の突起部141Eと、第4リンク部材142の凸設部142Eとが、互いに当接し合うこととなり、第3リンク部材141および第4リンク部材142の姿勢が、堅固に保持される。
その結果、保持機構104を介して画像形成ユニット102と連結された、原稿読取ユニット103の、「閉位置」に位置した状態は、堅固に保持される。
このように、例えば原稿読取ユニット103が「閉位置」にある状態において、引張コイルバネ143の付勢力による影響は、第3リンク部材141および第4リンク部材142のみに対して直接的に及ぶこととなる。
即ち、本実施形態における保持機構104によれば、例えば原稿読取ユニット103が「閉位置」にある状態において、引張コイルバネ143の付勢力が、画像形成ユニット102と原稿読取ユニット103との間にて常に生じる場合であっても、第3リンク部材141と第4リンク部材142とが互いに当接し合うことで、引張コイルバネ143の付勢力は相殺されることとなる。
従って、原稿読取ユニット103が引張コイルバネ143より受ける影響を少なくすることができ、画像形成ユニット102に対して、原稿読取ユニット103の位置ずれを防止することができる。
以上のように、別実施形態における保持機構104においては、第3リンク部材141の第5連結部104Aのみが、第5回動軸部141Bおよび第5丸穴部102Aによって構成される一方、第3リンク部材141の第6連結部104B、および第4リンク部材142の第7・第8連結部104C・104Dについては、各々の第6・第7・第8回動軸部141C・142B・142C、およびこれらに対応する第6・第7・第8長穴部102B・103A・141Fによって構成される。
しかしながら、これらの第5乃至第8連結部104A・104B・104C・104Dの構成については、本実施形態のものに限定されることはなく、例えば、第5乃至第8連結部104A・104B・104C・104Dのうちの何れか1つの連結部が、回動軸部と、前記回動軸部が回動可能に挿入される円形状の丸穴部と、により構成されていれば、いずれの構成であってもよい。
[別実施形態の保持機構104の動作手順]
次に、別実施形態における保持機構104の動作手順について、図8乃至図11を用いて説明する。
別実施形態における保持機構104の動作手順は、前述した保持機構4の動作手順と略同等な構成を有する一方、第4リンク部材142の挙動について、保持機構4の動作手順と相違する。
よって、以下の説明においては、主に前述した保持機構4の動作手順との相違点について記載し、当該保持機構4の動作手順と同等な構成についての記載は省略する。
先ず、図8に示すように、通常の使用状態における画像形成装置101において、原稿読取ユニット103は、「閉位置」に位置した状態となっている。
また、このような原稿読取ユニット103の「閉位置」に位置した状態のときに、第3リンク部材141および第4リンク部材142は、ともに前後方向に延出する姿勢をもって配置された状態となっている。
そして、第3リンク部材141および第4リンク部材142は、引張コイルバネ143によって互いに近接方向に付勢され、各々の突起部141Eおよび凸設部142Eを介して、互いに当接し合った状態となっている。
具体的には、原稿読取ユニット103が「閉位置」に位置した状態において、第3リンク部材141の突起部141Eは、第4リンク部材142の第3当接部142E1と当接される。
このような状態における原稿読取ユニット103を、「閉位置」から「開位置」へと移動させる場合には、原稿読取ユニット103の前端部を上方に持ち上げながら、ヒンジ機構105を介して原稿読取ユニット103を上方へと揺動させる。
原稿読取ユニット103が上方へと揺動すると、これに追従して、第3リンク部材141は、第5回動軸部141Bを中心にして反時計回りに上方へと回動する。
この際、第3リンク部材141は、突起部141Eを介して、第4リンク部材142の第4当接部142E2を押し上げながら回動する。
一方、第4リンク部材142は、原稿読取ユニット103の揺動動作に追従して、第7回動軸部142Bを中心にして時計回り方向に上方へと回動する。
この際、第4リンク部材142は、引張コイルバネ143によって、常に第3リンク部材141側である後側に向かって付勢される。
よって、第4リンク部材142の第4当接部142E2は、第3リンク部材141の突起部141Eによって、引張コイルバネ143の付勢力に抗しつつ、前方へと押し出されながら押し上げられることとなる。
その結果、第7回動軸部142Bは、画像形成ユニット102の第7長穴部102B内において、第4リンク部材142の回動動作に追従しつつ、第7長穴部102Bの後端部に向かって移動する。
また、第8回動軸部142Cは、第3リンク部材141の第8長穴部141F内において、第4リンク部材142の回動動作に追従しつつ、第8長穴部141Fの前端部に向かって移動する。
原稿読取ユニット103が、「閉位置」と「開位置」との間の所定位置に到達すると、第3リンク部材141の突起部141Eは、第4リンク部材142の凸設部142Eに設けられた第4当接部142E2を乗り越えた状態となり、第3リンク部材141と第4リンク部材142との当接関係が解放される。
具体的には、図9に示すように、突起部141Eは、第4当接部142E2の上部に乗り上げた状態となり、第3リンク部材141および第4リンク部材142は、互いに交差するようにして斜方向に延出する姿勢をもって配置された状態となる。
そして、第4リンク部材142は、引張コイルバネ143によって、常に第3リンク部材141側である後側に向かって付勢される。
このような状態からなる原稿読取ユニット103に対して、例えば、自重や外部からの荷重などが付加されることにより、原稿読取ユニット103が再び「閉位置」へと移動しようとしても(下方に揺動しようとしても)、突起部141Eが、引張コイルバネ143の付勢力に抗して、再び凸設部142Eの第4当接部142E2を乗り越えて下方へと移動しない限り、第3リンク部材141および第4リンク部材142の姿勢は保持されることとなり、原稿読取ユニット103の状態が保持される。
原稿読取ユニット103を、前述した所定位置を通過してさらに「開位置」へと移動させると、第3リンク部材141は、原稿読取ユニット103の揺動動作に追従して、第5回動軸部141Bを中心にしてさらに反時計回り方向に上方へと回動する。
一方、第4リンク部材142は、原稿読取ユニット103の揺動動作に追従して、第7回動軸部142Bを中心にしてさらに時計回り方向に上方へと回動する。
この際、第7回動軸部142Bは、画像形成ユニット102の第7長穴部102B内において、第3リンク部材141の回動動作に追従しつつ、第7長穴部103Bの後端部に向かって移動する。
また、第8回動軸部142Cは、第3リンク部材141の第8長穴部141F内において、第3リンク部材141の回動動作に追従しつつ、第8長穴部141Fの後端部に向かって移動する。
そして、図10に示すように、原稿読取ユニット103が「開位置」に到達すると、第3リンク部材141は、上下方向に延出する姿勢をもって、また第4リンク部材142は、後斜め上方に延出しつつ第3リンク部材141と交差する姿勢をもって、各々配置された状態にて保持される。
以上のような手順によって、原稿読取ユニット103は、「閉位置」より「開位置」へと移動される。
次に、原稿読取ユニット103を、「開位置」から「閉位置」へと移動させる場合の動作手順について説明する。
「開位置」に位置した原稿読取ユニット103を、「閉位置」に移動させる際の動作手順については、前述した動作手順と逆の手順となる。
即ち、「開位置」に位置した状態からなる原稿読取ユニット103を、「閉位置」に移動させる場合には、原稿読取ユニット103の前端部を下方に押し下げながら、ヒンジ機構105を介して原稿読取ユニット103を下方へと揺動させる。
原稿読取ユニット103が下方へと揺動すると、これに追従して、第3リンク部材141は、第5回動軸部141Bを中心にして時計回り方向に下方へと回動する。
一方、第4リンク部材142は、原稿読取ユニット103の揺動動作に追従して、第7回動軸部142Bを中心にして反時計回り方向に下方へと回動する。
この際、第7回動軸部142Bは、画像形成ユニット102の第7長穴部102B内において、第3リンク部材141の回動動作に追従しつつ、第7長穴部103Bの前端部に向かって移動する。
また、第8回動軸部142Cは、第3リンク部材141の第8長穴部141F内において、第3リンク部材141の回動動作に追従しつつ、第8長穴部141Fの前端部に向かって移動する。
原稿読取ユニット103が、「閉位置」と「開位置」との間の所定位置に到達すると、第3リンク部材141の突起部141Eは、第4リンク部材142の凸設部142Eの上端部と当接した状態となる。
具体的には、図9に示すように、突起部141Eは、凸設部142Eに設けられた第4当接部142E2の上部に乗り上げた状態となり、第3リンク部材141および第4リンク部材142は、互いに交差するようにして斜方向に延出する姿勢をもって配置された状態に保持される。
また、第4リンク部材142は、引張コイルバネ143によって、常に第3リンク部材141側である後側に向かって付勢される。
このような状態によって、原稿読取ユニット103は、「閉位置」と「開位置」との間の所定位置にて保持される。
換言すると、第4リンク部材142は、原稿読取ユニット103が「開状態」から「閉状態」に移動する途中位置において、第3リンク部材141の突起部141Eと当接する第4当接部142E2を有し、突起部141Eが第4当接部142E2の上端部と当接することによって、第3リンク部材141および第4リンク部材142の姿勢が保持され、原稿読取ユニット103が所定位置にて保持される。
よって、例えば原稿読取ユニット103を「開位置」から「閉位置」へと揺動させる途中において、第3リンク部材141の突起部141Eが、第4リンク部材142の第4当接部142E2と当接することにより、前記揺動動作の速度が一旦落ちることとなる。
従って、勢いを付けながら原稿読取ユニット103が「閉位置」へと一気に揺動されることも少なくなる。
これにより、ユーザとしては、原稿読取ユニット103が完全に閉位置となるより少し前の状態を認識することができる。
よって、ユーザは、途中位置から安全に原稿読取ユニット103を閉じることができるようになる。
さらに、原稿読取ユニット103が一気に「閉位置」に閉じる場合の衝撃を抑制できるので、装置全体として、耐久年数の延長を図ることができる。
原稿読取ユニット3を、前述した所定位置を通過してさらに「閉位置」へと移動させると、第3リンク部材141は、原稿読取ユニット103の揺動動作に追従して、第5回動軸部141Bを中心にしてさらに時計回り方向に下方へと回動する。
この際、第3リンク部材141は、突起部141Eを介して、第4リンク部材142の第4当接部142E2を押し下げながら回動する。
一方、第4リンク部材142は、原稿読取ユニット103の揺動動作に追従して、第7回動軸部142Bを中心にして時計回り方向に下方へと回動する。
また、第4リンク部材142は、引張コイルバネ143によって、常に第3リンク部材141側である後側に向かって付勢される。
これにより、第4リンク部材142は、引張コイルバネ143の付勢力に抗しつつ、第4当接部142E2を介して、第3リンク部材141の突起部141Eによって、前方へと押し出されながら押し下げられることとなる。
その結果、第7回動軸部142Bは、画像形成ユニット102の第7長穴部102B内において、第4リンク部材142の回動動作に追従しつつ、第7長穴部102Bの前端部に向かって移動する。
また、第8回動軸部142Cは、第3リンク部材141の第8長穴部141F内において、第4リンク部材142の回動動作に追従しつつ、第8長穴部141Fの前端部に向かって移動する。
そして、図8に示すように、原稿読取ユニット103が「閉位置」に到達すると、第3リンク部材141の突起部141Eは、第4リンク部材142の第4当接部142E2を乗り越え、第4当接部142E2の下方に位置することとなる。
具体的には、第3リンク部材141の突起部141Eが、第4リンク部材142の第3当接部142E1と当接した状態となり、第3リンク部材141および第4リンク部材142は、ともに前後方向に延出する姿勢をもって配置された状態に保持される。
以上のような手順によって、原稿読取ユニット103は、「開位置」より「閉位置」へと移動される。
1 画像形成装置
2 画像形成ユニット
2A 第1丸穴部
2B 第3長穴部
3 原稿読取ユニット
3A 第2長穴部
3B 第4長穴部
4 保持機構
4A 第1連結部
4B 第2連結部
4C 第3連結部
4D 第4連結部
5 ヒンジ機構
41 第1リンク部材
41A1 第1当接部
41A2 第2当接部
41B 第1回動軸部
41C 第2回動軸部
41D 第1係合部
42 第2リンク部材
42B 第3回動軸部
42C 第4回動軸部
42D 第2係合部
43 引張コイルバネ
101 画像形成装置
102 画像形成ユニット
102A 第5丸穴部
102B 第7長穴部
103 原稿読取ユニット
103A 第6長穴部
104 保持機構
104A 第5連結部
104B 第6連結部
104C 第7連結部
104D 第8連結部
105 ヒンジ機構
141 第3リンク部材
141B 第5回動軸部
141C 第6回動軸部
141D 第7回動軸部
141E 突起部
141F 第8長穴部
142 第4リンク部材
142C 第8回動軸部
142E1 第3当接部
142E2 第4当接部
143 引張コイルバネ

Claims (11)

  1. 記録用紙に画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットの上方において、前記画像形成ユニットにヒンジを介して揺動可能に支持され、前記画像形成ユニット上に載置された状態となる閉位置と、前記画像形成ユニットの上方に持ち上がった状態となる開位置との間で変位可能に構成される、原稿を読み取る原稿読取ユニットと、
    前記原稿読取ユニットを開位置の状態に保持する保持機構と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記保持機構は、
    一端部において前記画像形成ユニットと第1連結部により回動可能に連結され、且つ他端部において前記原稿読取ユニットと第2連結部により回動可能に連結される第1リンク部材と、
    前記第1リンク部材よりも前記ヒンジから遠い位置に配置され、一端部において第3連結部により前記画像形成ユニットと回動可能に連結され、且つ他端部において第4連結部により前記原稿読取ユニットと回動可能に連結される第2リンク部材と、
    前記第1リンク部材と第2リンク部材とを連結する引張コイルバネと、
    を備え、
    前記第1リンク部材は、
    前記原稿読取ユニットが閉位置にある状態において前記引張コイルバネによる引張方向に前記第2リンク部材と当接する第1当接部を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1乃至第4連結部のうちの何れか1つの連結部は、
    第1の回動軸部と、
    前記第1の回動軸部が回動可能に挿入される円形状の丸穴部と、
    により構成され、
    その他の3つの連結部は、
    それぞれ第1リンク部材または第2リンク部材に設けられた第2の回動軸部と、
    前記画像形成ユニットまたは前記原稿読取ユニットに設けられ、対応する前記第2の回動軸部が前記第2の回動軸部の延出方向との直交方向に移動可能に挿入される長穴部と、
    により構成され、
    前記第1リンク部材は、
    前記原稿読取ユニットが前記開状態から前記閉状態に移動する途中位置において、
    前記第2リンク部材と当接する第2当接部を有する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1連結部は、前記第1の回動軸部と前記丸穴部により構成され、
    前記第2乃至第4連結部は、それぞれ前記第2の回動軸部と、対応する前記長穴部とにより構成される、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2当接部は、前記第1リンク部材における前記第2リンク部材側の第1端部に形成される第1カム面によって構成されるとともに、
    前記第2リンク部材における前記第1リンク部材側の第2端部には、前記第1カム面と当接する第2カム面が形成され、
    前記第3連結部における前記長穴部の長手方向の長さは、
    前記第1カム面が前記第2カム面を乗り越える際の、前記長穴部に挿入された前記第2の回動軸部の移動量を超える長さに設定される、
    ことを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1リンク部材は、前記第1連結部側に前記引張コイルバネの一端を係合する第1係合部を有し、且つ
    前記第2リンク部材は、前記第4連結部側に前記引張コイルバネの他端を係合する第2係合部を有する、
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1リンク部材において、
    前記第1係合部は、前記原稿読取ユニットが閉位置にある状態にて、前記第1連結部を構成する前記回動軸部よりも下方に位置する、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の画像成型装置。
  7. 前記第2リンク部材において、
    前記第3連結部を構成する前記回動軸部は、前記原稿読取ユニットが閉位置にある状態にて、前記引張コイルバネの上方に位置する、
    ことを特徴とする、請求項5または請求項6に記載の画像成型装置。
  8. 前記第3連結部は、
    第2リンク部材に設けられた前記第2の回動軸部と、
    前記画像形成ユニットに設けられ、前記第2の回動軸部が前記第2の回動軸部の延出方向との直交方向に移動可能に挿入される前記長穴部と、
    により構成され、
    前記長穴部は、前記原稿読取ユニットの揺動端側から前記ヒンジ側に向かって下方に傾斜する、
    ことを特徴とする、請求項2〜請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 記録用紙に画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットの上方において、前記画像形成ユニットにヒンジを介して揺動可能に支持され、前記画像形成ユニット上に載置された状態となる閉位置と、前記画像形成ユニットの上方に持ち上がった状態となる開位置との間で変位可能に構成される、原稿を読み取る原稿読取ユニットと、
    前記原稿読取ユニットを閉位置の状態に保持する保持機構と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記保持機構は、
    一端部において前記画像形成ユニットと第5連結部により回動可能に連結され、且つ他端部において前記原稿読取ユニットと第6連結部により回動可能に連結される第3リンク部材と、
    前記第3リンク部材よりも前記ヒンジから遠い位置に配置され、一端部において第7連結部により前記画像形成ユニットと回動可能に連結され、且つ他端部において第8連結部により前記第3リンク部材の中途部と回動可能に連結される第4リンク部材と、
    前記第3リンク部材と第4リンク部材とを連結する引張コイルバネと、
    を備え、
    前記第4リンク部材は、
    前記原稿読取ユニットが閉位置にある状態において前記引張コイルバネによる引張方向に前記第3リンク部材の中途部に設けられる突起部と当接する第3当接部を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記第5乃至第8連結部のうちの何れか1つの連結部は、
    第3の回動軸部と、
    前記第3の回動軸部が回動可能に挿入される円形状の丸穴部と、
    により構成され、
    その他の3つの連結部は、
    それぞれ第3リンク部材または第4リンク部材に設けられた第4の回動軸部と、
    前記画像形成ユニットと前記原稿読取ユニットと前記第3リンク部材との内の何れかに設けられ、対応する前記第4の回動軸部が前記第4の回動軸部の延出方向との直交方向に移動可能に挿入される長穴部と、
    により構成され、
    前記第4リンク部材は、
    前記原稿読取ユニットが前記開状態から前記閉状態に移動する途中位置において、
    前記第3リンク部材の前記突起部と当接する第4当接部を有する、
    ことを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第5連結部は、前記第3の回動軸部と前記丸穴部により構成され、
    前記第6乃至第8連結部は、それぞれ前記第4の回動軸部と、対応する前記長穴部とにより構成される、
    ことを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
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