JP2008304748A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減しつつ、原稿読取ユニットの開閉動作の操作性を良好に発揮させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、画像形成ユニット2と、画像形成ユニット2の上方に設けられた原稿読取ユニット3と、原稿読取ユニット3が画像形成ユニット2に載置された状態である閉状態と、原稿読取ユニット3が画像形成ユニット2の上方に持ち上がった状態である開状態との間で、原稿読取ユニット3を開閉させる開閉機構5とを備える。開閉機構5は、画像形成ユニット2と原稿読取ユニット3との間で開閉方向に直交する両端側に配設され、原稿読取ユニット3の開閉を規制する一対のリンク機構51、52と、各リンク機構51、52に設けられ、原稿読取ユニット3を開状態に付勢するコイルバネ81、82とを有する。コイルバネ81とコイルバネ82とは、同種でありながら閉状態における付勢力が異なるように配設される。
【選択図】図5

Description

本発明は画像形成装置に関する。
特許文献1に従来の画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成ユニットと、画像形成ユニットの上方に設けられ、原稿を読み取る原稿読取ユニットと、原稿読取ユニットが画像形成ユニットに載置された状態である閉状態と、原稿読取ユニットが画像形成ユニットの上方に持ち上がった状態である開状態との間で、原稿読取ユニットを開閉させることが可能な開閉機構とを備える。
開閉機構は、画像形成ユニットと原稿読取ユニットとの間で開閉方向に直交する両端側に配設され、原稿読取ユニットの開閉を規制する一対のリンク機構と、各リンク機構に設けられ、原稿読取ユニットを開状態に付勢する付勢部材とを有する。付勢部材は、一般的に、部品点数削減のため、同種のものが使用される。ここで、同種とは、例えば、付勢部材が引張コイルバネであれば、同種の金属線材から製作され、巻き線ピッチ、バネ定数、自然長等の機械特性値が同一であることを意味する。
画像形成ユニットの上面側には、画像が形成された用紙が奥側から前面側に向かって排紙される排紙トレイが凹設されている。そして、画像形成ユニットの前面上部と、その上方に位置する原稿読取ユニットの下面との間には、前面側から排紙トレイに手を差し入れることが可能な用紙取り出し口が形成されている。
このような構成である従来の画像形成装置では、外部から伝送される画像情報や原稿読取ユニットが読み取った画像情報等に基づいて、画像形成ユニットが用紙に画像を形成し、排紙トレイに排紙する。そして、ユーザは、用紙取り出し口に手を差し入れて、排紙トレイ上の用紙を取り出したり、原稿読取ユニットを画像形成ユニットの上方に持ち上げて開状態としてから、排紙トレイ上の用紙を取り出すことが可能となっている。
特開2006−119474号公報
ところで、上記従来の画像形成装置では、下記の通り、原稿読取ユニットの開閉動作の操作性を良好に発揮させることができない場合がある。
すなわち、原稿読取ユニットの重量は、原稿読取ユニットを構成する自動原稿給紙機構やイメージセンサ等の配置構成の制約上、開閉方向に直交する両端側の一方に片寄っている場合が多い。そして、この場合には、開閉機構を構成する一対のリンク機構の一方に大きな荷重がかかってスムーズな動作が阻害され易くなる。その結果、この画像形成装置では、原稿読取ユニットの開閉動作の操作性が悪化することとなる。特に、各リンク機構に設けられる付勢部材が同種のものである場合、従来技術では、各リンク機構に対して同じ付勢力が作用することになるので、この不具合を解消することはできない。
そして、この不具合を解消するため、原稿読取ユニットの重量の片寄りに対応して、付勢力の異なる別種の付勢部材を各リンク機構に設けるようにすれば、部品点数が増加して、製品コストの低廉化を妨げてしまう。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、部品点数を削減しつつ、原稿読取ユニットの開閉動作の操作性を良好に発揮させることができる画像形成装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成ユニットと、
前記画像形成ユニットの上方に設けられ、原稿を読み取る原稿読取ユニットと、
前記原稿読取ユニットが前記画像形成ユニットに載置された状態である閉状態と、前記原稿読取ユニットが前記画像形成ユニットの上方に持ち上がった状態である開状態との間で、前記原稿読取ユニットを開閉させることが可能な開閉機構とを備え、
前記開閉機構は、前記画像形成ユニットと前記原稿読取ユニットとの間で開閉方向に直交する両端側に配設され、前記原稿読取ユニットの開閉を規制する一対のリンク機構と、各前記リンク機構に設けられ、前記原稿読取ユニットを前記開状態に付勢する付勢部材とを有し、
一方の前記付勢部材と他方の前記付勢部材とは、同種でありながら、前記閉状態における付勢力が異なるように配設されていることを特徴とする(請求項1)。
このような構成である本発明の画像形成装置では、原稿読取ユニットの重量が開閉方向に直交する両端側の一方に片寄っている場合であっても、大きな荷重がかかる一方のリンク機構に対して他方のリンク機構よりも強く付勢することができる。このため、大きな荷重がかかる一方のリンク機構のスムーズな動作が阻害され難くなり、原稿読取ユニットの開閉動作の操作性を良好に発揮させることができる。
また、同種の付勢部材を使用するので、部品点数を削減できる。
したがって、本発明の画像形成装置は、部品点数を削減しつつ、原稿読取ユニットの開閉動作の操作性を良好に発揮させることができる。
リンク機構は、本発明の作用効果を奏するものであれば、どのようなものでもよい。例えば、リンク機構として、2本のアームが連結され、「く」の字の角度が変化するリンク機構、パンタグラフ機構、平行リンク機構その他の一般的なリンク機構を採用することができる。また、リンク機構として適当なものを選択すれば、原稿読取ユニットを揺動させて開閉するだけでなく、水平のまま上下動させる(弧を描いて上下動する場合も含む)こともできる。
付勢部材は、本発明の作用効果を奏するものであれば、どのようなものでもよい。例えば、付勢部材として、引張コイルバネ、圧縮コイルバネ、ねじりコイルバネその他の一般的なバネの他、ゴム等を採用することができる。
付勢部材の付勢力が異なるとは、引張コイルバネ又は圧縮コイルバネであれば、付勢に寄与する部分の引張長さ又は圧縮長さが異なることを意味し、ねじりコイルバネであれば、ねじり角度が異なることを意味する。
本発明の画像形成装置において、開閉機構は、画像形成ユニットと原稿読取ユニットとの間に設けられ、第1枢軸回りで原稿読取ユニットを揺動させるヒンジ機構を有し、各リンク機構は、画像形成ユニットに形成され、第1枢軸から遠ざかる方向に延びる案内面が形成されたレールと、一端が第1枢軸と平行な第2枢軸回りで原稿読取ユニットに揺動可能に設けられ、他端が案内面に拘束されつつ案内されるアームとからなり、各付勢部材は、一端がアームに係止され、他端が画像形成ユニットに係止された引張コイルバネであり、画像形成ユニット又はアームには、少なくとも一方の付勢部材の閉状態における付勢力を2段階以上に変更可能なように他端又は一端を保持する保持手段が設けられていることが好ましい(請求項2)。
このような具体的構成である本発明の画像形成装置によれば、本発明の作用効果を確実に奏することができる。
また、この画像形成装置によれば、原稿読取ユニットの重量バランスが異なるモデルに対応して、少なくとも一方の付勢部材の付勢力を段階的に調整できるので、各リンク機構のバランス調整を容易に実施できる。さらに、両方の付勢力を個別に段階的に変更可能なものであれば、より細かい調整が可能となる。
また、この画像形成装置において、保持手段が、一方の付勢部材の閉状態における付勢力を他方の付勢部材の閉状態における付勢力と等しくなるようにも変更できるものであれば、原稿読取ユニットの重量が開閉方向に直交する両端側で均等となっている場合にも対応できる。
本発明の画像形成装置において、付勢手段の他端にはフックが形成され、保持手段は、画像形成ユニットに設けられてフックと係止され、閉状態で第2枢軸からの距離が異なる複数のバネ掛け部からなることが好ましい(請求項3)。
この場合、この画像形成装置は、原稿読取ユニットの重量バランスが異なるモデルに対応して、フックを係止するバネ掛け部を変更することによって、付勢部材の閉状態における付勢力を容易に変更することができる。このため、この画像形成装置は、本発明の作用効果をより確実に奏することができる。
上記の場合において、各バネ掛け部は、第2枢軸からの距離が遠い程高い位置にあるようにしてもよい(請求項4)。このように、上下方向にバネ掛け部をずらして配置することによって、付勢部材とバネ掛け部との干渉を防ぐことができる。
また、上記の場合において、各バネ掛け部は左右にずれているようにしてもよい(請求項5)。このように、左右方向にバネ掛け部をずらして配置することによっても、付勢部材とバネ掛け部との干渉を防ぐことができる。
さらに、上記の場合において、フックは全バネ掛け部を含む長さであり得る(請求項6)。このように、付勢部材のフックを長くすることによっても、付勢部材とバネ掛け部との干渉を防ぐことができる。
本発明の画像形成装置において、付勢手段の他端にはフックが形成され、保持手段は、画像形成ユニットに設けられてフックと係止され、閉状態で第2枢軸からの距離を2段階以上に変更して固定されるバネ掛け部からなり得る(請求項7)。
この場合、この画像形成装置は、原稿読取ユニットの重量バランスが異なるモデルに対応して、バネ掛け部の位置を2段階以上(スライド機構を採用すれば、所定の範囲で無段階に)に容易に変更することができる。このため、この画像形成装置は、本発明の作用効果を一層確実に奏することができる。
本発明の画像形成装置において、画像形成ユニットの上面側には、奥側から前面側に向かって用紙が排紙される排紙トレイが設けられ、第1枢軸は画像形成ユニット及び原稿読取ユニットの奥側で水平に位置していることが好ましい(請求項8)。
このような構成である画像形成装置は、胴内排紙タイプと呼ばれるものであり、ユーザが排紙トレイから用紙を取り出すため、原稿読取ユニットを開閉する機会が多い。このような画像形成装置の場合、本発明の作用効果を確実に享受することができる。
以下、本発明を具体化した実施例1〜5を図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、実施例1の画像形成装置1は、一般的にマルチ・ファンクショナル・プリンタと呼ばれるものである。この画像形成装置1は、画像形成装置1の下方に設けられた画像形成ユニット2と、画像形成ユニット2の上方に設けられた原稿読取ユニット3と、画像形成ユニット2と原稿読取ユニット3との間に設けられた開閉機構5とを備えている。以下、各構成要素について、説明する。なお、後述の操作パネル3c側を前側として、図1に示すように、画像形成装置1の前後、左右、上下の各方向を規定している。また、図2〜図15に示す前後、左右、上下の各方向は、全て図1に示す各方向に対応している。
<画像形成ユニット>
画像形成ユニット2は、略箱型形状をしており、その内部に、画像形成ユニット本体(図示しない)と、画像形成ユニット本体に用紙を供給する給紙カセット及び給紙機構(図示しない)等を有している。画像形成ユニット本体は、電子写真方式、インクジェット方式その他の一般的な画像形成方式を採用する周知の構成である。また、給紙カセット及び給紙機構等も周知の構成である。このため、画像形成ユニット本体、給紙カセット及び給紙機構等の詳細説明は省略する。
図2に示すように、画像形成ユニット2の上面側には、奥側(図中、後ろ側)から前面側に向かって、湾曲しつつ登るように傾斜する排紙トレイ2aが凹設されている。そして、画像形成ユニット2は、画像形成ユニット本体により画像を形成した用紙を、排紙トレイ2aに排紙するようになっている。
図1に示すように、原稿読取ユニット3が画像形成ユニット2に載置された状態(以下、単に「閉状態」と呼ぶ。)において、画像形成ユニット2の前面上部と、原稿読取ユニット3の下面との間には、用紙取り出し口2bが形成されている。このため、ユーザは、原稿読取ユニット3が閉状態であっても、例えば、A4サイズ用紙のように、排紙された用紙の前端が用紙取り出し口2b付近まで到達していれば、用紙取り出し口2bから排紙トレイ2aに手を差し入れて、用紙を取り出すことを可能となっている。なお、このような構成は、「胴内排紙タイプ」と呼ばれる。
<原稿読取ユニット>
原稿読取ユニット3は、フラットベット方式であって、排紙トレイ2aの上面を覆いつつ、画像形成ユニット2に載置されるケーシング3aを有している。ケーシング3aは、上方を開放する箱型形状をなしており、内部にイメージセンサ(図示しない)が収容されている。そして、ケーシング3aの上面は、原稿を載置するためのプラテンガラス(図示しない)によって塞がれている。
イメージセンサは、前後方向に複数のフォトダイオードが列設されたライン型のセンサであり、通常はケーシング3a内の右側に位置しているが、走査機構(図示しない)により左右方向に進退可能とされている。
ケーシング3aの上方には、プラテンガラスを覆う原稿カバー3bが設けられている。原稿カバー3bの後端部は、ケーシング3aの後端部に設けられたヒンジ(図示しない)により揺動可能に軸支されている。そして、ユーザが原稿カバー3bの前端側を上下動させることにより、原稿カバー3bを開閉することが可能となっている。
原稿カバー3bの上面前端側には操作パネル3cが配設され、上面右側には、自動原稿給紙機構4(以下、単に「ADF機構」と呼ぶ。)が配設されている。操作パネル3c及びADF機構4は周知の構成であるので、説明は省略する。
このような構成である原稿読取ユニット3は、ADF機構4により、原稿供給トレイ4aから1枚ずつ原稿を取り込んでイメージセンサの上方を通過させて、複数枚の原稿を自動的に読み取ることが可能となっている。また、原稿読取ユニット3は、プラテンガラス上に載置された原稿に対して、イメージセンサを左右方向に走査させることによって、原稿を1枚ずつ読み取ることが可能となっている。
そして、原稿読取ユニット3は、イメージセンサ、走査機構、操作パネル3c及びADF機構4等を有していることにより重量が重くなっている。中でも、ADF機構4が特に重いので、原稿読取ユニット3の重量は、右側に片寄っている。
<開閉機構>
開閉機構5は、閉状態(図1に示す。)と、原稿読取ユニット3が画像形成ユニット2の上方に持ち上がった状態(図2に示す。以下、単に「開状態」と呼ぶ。)との間で、原稿読取ユニット3を開閉させるものである。以下、開閉機構5について、より詳しく説明する。
図2に示すように、開閉機構5は、画像形成ユニット2の後面側上方と、原稿読取ユニット3の後面側下方との間に配設されるヒンジ機構6(詳細は後述する。)を有している。また、開閉機構5は、画像形成ユニット2と原稿読取ユニット3との間で開閉方向に直交する両端側、すなわち、排紙トレイ2aを挟んで右端側と左端側とに配設される一対のリンク機構51、52と、付勢部材としての引張コイルバネ81、82とを有している。
さらに、画像形成ユニット2の上面側であって、各リンク機構51、52の後方には、引張コイルバネ81、82の他端81b、81を保持する左側の第1、2バネ掛け部111、112(詳細は後述する。)及び右側の第1、2バネ掛け部111、112(詳細は後述する。)が設けられている。
ここで、左側のリンク機構51、引張コイルバネ81及び第1、2バネ掛け部111、112等を図3に拡大して示す。また、右側のリンク機構52、引張コイルバネ82及び第1、2バネ掛け部111、112等を図4に拡大して示す。さらに、図3に示す矢視Z方向から見た左側のリンク機構51等の拡大側面図を図5〜図7に示す。
なお、左側のリンク機構51及び右側のリンク機構51は、左右方向で鏡像の関係にあるだけで、基本的な構成は同一である。また、左側の第1、2バネ掛け部111、112及び右側の第1、2バネ掛け部111、112も、左右方向で鏡像の関係にあるだけで、基本的な構成は同一である。このため、図4に示す矢視Y方向から見た右側のリンク機構52等の拡大側面図は、引張コイルバネ81、82以外は図5〜図7の鏡像となる。このため、右側のリンク機構52、第1、2バネ掛け部111、112及びその周辺に位置する各構成要素については、図5〜図7に示す左側のリンク機構52、第1、2バネ掛け部111、112及びその周辺に位置する各構成要素と同一の符号を付して説明を省略する。また、図5〜図7において、左側の引張コイルバネ81については、実線で表し、右側の引張コイルバネ82については、二点鎖線で表すことにする。
ヒンジ機構6は、図5に示すように、画像形成ユニット2の後面側上方から上向きに突設された軸受部6aと、原稿読取ユニット3の後面側下方から下向きに突設された被軸受部6bとにより構成されている。そして、被軸受部6bは、軸受部6aにより左右方向(水平方向)に延在する第1枢軸X1回りで回転可能に軸支されている。このため、原稿読取ユニット3は、第1枢軸X1回りで揺動し、原稿読取ユニット3の前端側が上下方向に開閉するようになっている。
一対のリンク機構51、52は、図3〜図7に示すように、原稿読取ユニット3の開閉を規制するものである。以下、左側のリンク機構51について説明し、鏡像の関係にある右側のリンク機構52についての説明は省く。
リンク機構51は、レール61と、アーム71とからなる。
レール61は、画像形成ユニット2の上面側において、排紙トレイ2aの左端側前方に形成され、前後方向に延在するプラスチック製の板状体である。レール61には、第1枢軸X1から遠ざかる方向、すなわち、前後方向に延びる案内面61aが形成されている。案内面61aは、左右方向から見て曲線状に屈曲する長穴である。より詳しくは、案内面61aは、左右方向から見て、前方から後方に向かって初めに短く上方に傾斜し、次に、緩やかに下方に傾斜しつつ後方に伸びている。そして、案内面61aは、終端の手前で再び上方に傾斜し、終端付近で水平になる形状とされている。このようにカーブを描く案内面61aは、後述するアーム71の下端71bの揺動に適度な抵抗を付加して、原稿読取ユニット3の開閉動作を緩やかに調整するようになっている。
アーム71は、角柱状のプラスチック成形体である。アーム71の上端71aは、原稿読取ユニット3の下面前方の左端側に配設された軸受部79に、第1枢軸X1と平行な第2枢軸X2回りで揺動可能に軸支されている。
一方、アーム71の下端71aには、図3に示すように、左右方向の中央に向けて突出する摺動軸部78が形成されており、案内面61aに僅かな隙間を有しつつ挿通されている。摺動軸部78の先端には、摺動軸部78が案内面61aから外れることが防止する抜け止め部77が形成されている。このため、アーム71が第2枢軸X2回りで揺動する際には、摺動軸部78が案内面61aに沿って前後方向に摺動することとなり、その結果、図5〜図7に示すように、アーム71の下端71aが案内面61aに拘束されつつ前後方向に案内されるようになっている。
また、アーム71の下端71a側には、図5〜図7に示すように、左右方向外側に突出する係止凸部76が形成されている。係止凸部76には後述する引張コイルバネ81、82の前端81a、82aが係止される。
次に、第1、2バネ掛け部111、112について説明する。なお、左側の第1、2バネ掛け部111、112及び右側の第1、2バネ掛け部111、112は左右方向で鏡像の関係にあるので、右側の第1、2バネ掛け部111、112の説明は省く。
図5〜図7に示すように、左側の第1バネ掛け部111及び第2バネ掛け部112は、画像形成ユニット2の上面左端側から前後方向に並んで上方に凸設されており、レール61とヒンジ機構6との間に位置している。そして、第2バネ掛け部111は、第1バネ掛け部112より後方(第2枢軸X2から遠い位置)であって、かつ、高い位置にある。このように、第2バネ掛け部112を第1バネ掛け部111より上方にずらして配置することによって、引張コイルバネ81と第1バネ掛け部111との干渉を防いでいる。
左側の第1、2バネ掛け部111、112が、画像形成ユニット2に設けられ、左側の引張コイルバネ81の閉状態における付勢力を2段階に変更可能なように引張コイルバネ81の後端81bを保持する左側の保持手段である。
同様に、右側の第1、2バネ掛け部111、112が、画像形成ユニット2に設けられ、右側の引張コイルバネ82の閉状態における付勢力を2段階に変更可能なように引張コイルバネ82の後端82bを保持する右側の保持手段である。
次に、引張コイルバネ81、82について説明する。なお、図5〜図7において、左側の引張コイルバネ81については、実線で表し、右側の引張コイルバネ82については、二点鎖線で表す。
図3に示すように、左側の引張コイルバネ81は、左側のリンク機構51に設けられ、原稿読取ユニット3を開状態に付勢するものである。また、図4に示すように、右側の引張コイルバネ82は、右側のリンク機構52に設けられ、原稿読取ユニット3を開状態に付勢するものである。
そして、左側の引張コイルバネ81と、右側の引張コイルバネ82とは、同種、すなわち、同一の金属線材から製作され、ピッチ、バネ定数、自然長等の機械特性値が同一であるのものが採用されている。
図5〜図7に示すように、引張コイルバネ81、82の前端81a、82a及び後端81b、82bはフック形状とされている。そして、引張コイルバネ81、82の前端81a、82aは、アーム71の下端側から左右方向外側に突出する係止凸部76に、フックを引っ掛けることにより係止されている。
左側の引張コイルバネ81の後端81bは、図3及び図5〜図7に示すように、左側の第1、2バネ掛け部111、112のうち、前方の第1バネ掛け部111に、フックを引っ掛けることにより係止されている。
他方、右側の引張コイルバネ82の後端82bは、図4及び図5〜図7に示すように、右側の第1、2バネ掛け部111、112のうち、後方の第2バネ掛け部112に、フックを引っ掛けることにより係止されている。このため、右側の引張コイルバネ82は、左側の引張コイルバネ81に対して、常に引張長さが長くなっている。
その結果、開閉機構5において、左側の引張コイルバネ81と、右側の引張コイルバネ82とは、同種でありながら、閉状態における付勢力が異なるように配設されている。
<開閉機構の動作>
このような構成である開閉機構5は、図5に示す閉状態において、アーム71の下端71bが案内面61aの最前方位置にある。そして、ユーザが原稿読取ユニット3の前端側を上方に軽く持ち上げると、引張コイルバネ81、82の付勢力によりアーム71の下端71bが案内面61aに拘束されつつ後方に移動する。この際、アーム71、72の上端71aは第2枢軸X2回りで揺転可能に軸支されているので、アーム71は水平方向に寝た姿勢から上下方向に起きた姿勢へと変化し始め、それに伴って、原稿読取ユニット3が開き始める。
そして、図6に示すように、アーム71の下端71bが案内面61aの中間位置を通過すると、原稿読取ユニット3もさらに開く。この際、引張コイルバネ81、82の引張長さも徐々に短くなり、付勢力も弱まるので、原稿読取ユニット3を開こうとする勢いも緩やかになっていく。
そして、図7に示すように、アーム71の下端71bが案内面61aの最後方位置に到達すると、原稿読取ユニット3が完全に開状態となる。この際、引張コイルバネ81、82の引張長さもさらに短くなって、付勢力が一層弱まるので、原稿読取ユニット3が完全な開状態となる際、緩やかに当て止まることとなる。
また、図7に示す開状態から図5に示す閉状態に戻す際も、ユーザが原稿読取ユニット3の前端側を下方に軽く押さえると、アーム71の下端71bが案内面61aに拘束されつつ緩やかに前方に移動する。この際、引張コイルバネ81、82の付勢力が徐々に増していくことにより、原稿読取ユニット3が急激に閉じないようになっている。そして、図5に示すように、原稿読取ユニット3が完全な閉状態となる際には、緩やかに当て止まることとなる。
このように動作する開閉機構5を備える実施例1の画像形成装置1では、ユーザが原稿読取ユニット3を開閉して、排紙トレイ2a上の用紙を取り出す際、開閉動作の操作性を良好に発揮させることが可能となっている。
ここで、実施例1の画像形成装置1において、開閉機構5を構成する付勢部材としての左側の引張コイルバネ81及び右側の引張コイルバネ82は、同種でありながら、閉状態における付勢力が異なるように配設されている。
このため、この画像形成装置1では、原稿読取ユニット3の重量が開閉方向に直交する両端側の一方(即ち、ADF機構4が配設された右側)に片寄っているにも関わらず、大きな荷重がかかる右側のリンク機構52に対して左側のリンク機構51よりも強く付勢することができている。このため、大きな荷重がかかる右側のリンク機構52のスムーズな動作が阻害され難くなっており、原稿読取ユニット3の開閉動作の操作性を良好に発揮させることができる。
また、引張コイルバネ81、82は同種のものを使用しているので、部品点数を削減できる。
したがって、実施例1の画像形成装置1は、部品点数を削減しつつ、原稿読取ユニットの開閉動作の操作性を良好に発揮させることができる。
また、この画像形成装置1において、開閉機構5は、上述のヒンジ機構6と、一対のリンク機構51、52と、左右の引張コイルバネ81、82と、第1保持手段としての左右の第1、2バネ掛け部111、112とを備えていることから、本発明の作用効果を確実に奏することができている。
さらに、この画像形成装置1は、原稿読取ユニット3の重量バランスが異なるモデルに対応して、引張コイルバネ81、82の付勢力をそれぞれ2段階(合計、4通り)に調整できるので、左右のバランスの細かい調整を容易に実施できる。
また、この画像形成装置1は、引張コイルバネ81、82の閉状態における付勢力を等しくなるようにも変更できるので、原稿読取ユニットの重量が開閉方向に直交する両端側で均等となっている場合にも対応できる。
さらに、この画像形成装置1は、第1、2バネ掛け部111、112に引張コイルバネ81、82の後端81b、82bのフックを掛けることにより、容易に付勢力を変更することが可能となっている。
また、この画像形成装置1は、第2バネ掛け部112を第1バネ掛け部111より上方にずらして配置することによって、引張コイルバネ81、82と第1バネ掛け部111との干渉を防ぐことができている。
さらに、この画像形成装置1は、胴内排紙タイプと呼ばれるものであり、ユーザが排紙トレイ2aから用紙を取り出すために原稿読取ユニット3を開閉する機会が多いことから、本発明の作用効果を確実に享受することができる。
実施例2の画像形成装置は、実施例1の画像形成装置1における第1、2バネ掛け部111、112を、図8及び図9に示す第1、2バネ掛け部211、212に変更したものである。その他の構成は、実施例1の画像形成装置1と同様であるので説明は省略する。
実施例2の画像形成装置において、第2バネ掛け部212は、図8に示すように、第1バネ掛け部211より後方(第2枢軸X2から遠い位置)であって、かつ、上下方向で同じ高さにある。そして、第2バネ掛け部212は、図9に示すように、第1バネ掛け部211よりも左右方向外側にずれて配置されている。
このような構成である実施例2の画像形成装置も、実施例1の同様の作用効果を奏することができる。
また、この画像形成装置は、第2バネ掛け部212を第1バネ掛け部211より左右方向外側にずらして配置することによって、引張コイルバネ81、82と第1バネ掛け部211との干渉を防ぐことができている。
実施例3の画像形成装置は、実施例1の画像形成装置1における第1、2バネ掛け部111、112を、図10〜図12に示す第1、2バネ掛け部311、312に変更し、さらに、引張コイルバネ81、82の後端81b、82bのフックの形状を変更したものである。その他の構成は、実施例1の画像形成装置1と同様であるので説明は省略する。
実施例3の画像形成装置において、第2バネ掛け部312は、図10に示すように、第1バネ掛け部311より後方(第2枢軸X2から遠い位置)であって、かつ、上下方向で同じ高さにある。そして、第2バネ掛け部312は、図11に示すように、第1バネ掛け部112に対して左右方向でずれていない位置、すなわち、真後ろに配置されている。
引張コイルバネ81、82の後端81b、82bは、図11及び図12に示すように、前後方向で見て、第1、2バネ掛け部311、312を含む長さを有する長穴形状のフックとされている。このため、引張コイルバネ81、82の後端81b、82bを第2バネ掛け部313に引っ掛ける場合には、図11に示す状態となり、第1バネ掛け部311もフック内に収まる。また、引張コイルバネ81、82の後端81b、82bを第1バネ掛け部311に引っ掛ける場合には、図12に示す状態となる。
このような構成である実施例3の画像形成装置も、実施例1の同様の作用効果を奏することができる。
また、この画像形成装置は、引張コイルバネ81、82の後端81b、82bのフックが第1、2バネ掛け部311、312を含む長さであることにより、引張コイルバネ81、82と第1バネ掛け部311との干渉を防ぐことができている。
実施例4の画像形成装置は、実施例1の画像形成装置1における第1、2バネ掛け部111、112を、図13及び図14に示すバネ掛け部411に変更したものである。その他の構成は、実施例1の画像形成装置1と同様であるので説明は省略する。
実施例4の画像形成装置において、バネ掛け部411は、画像形成ユニット2の上面側にネジ止めされる別体品である。
バネ掛け部411は、上方に突出するバネ掛け部本体411aと、下方で画像形成ユニット2の上面側に当接する板状の基部411bとからなる。基部411bには、前後方向に延在する長穴411cが貫設されている。
そして、バネ掛け部411は、止めネジ419を長穴411cに挿通させた状態で画像形成ユニット2の上面側に締結させることによりネジ止め固定される。この際、長穴411cに沿って、バネ掛け部411を前後方向に移動させることにより、所望の位置に固定することが可能となっている。
このような構成である実施例4の画像形成装置も、実施例1の画像形成装置1と同様の作用効果を奏することができる。
また、この画像形成装置は、バネ掛け部411の前後方向の位置を所定の範囲で無段階に容易に変更することが可能となっており、引張コイルバネ81、82とバネ掛け部411との干渉の問題も生じない。
実施例5の画像形成装置は、実施例1の画像形成装置1における第1、2バネ掛け部111、112を、図15に示すバネ掛け部511に変更したものである。その他の構成は、実施例1の画像形成装置1と同様であるので説明は省略する。
実施例5の画像形成装置において、バネ掛け部511は、図15に示すように、画像形成ユニット2の上面側に嵌合固定される別体品である。
バネ掛け部511は、上方に突出するバネ掛け部本体511aと、下方に突出する柱状凸部511bとからなる。
画像形成ユニット2の上面側には、柱状凸部511bと嵌め合うことが可能な挿入孔512a、512b、512cが前後方向に1列に並んで貫設されている。
そして、バネ掛け部511は、挿入孔512a、512b、512cのうちのいずれかに柱状凸部511bを挿入することにより、画像形成ユニット2の上面側に嵌合固定される。
このような構成である実施例4の画像形成装置も、実施例1の画像形成装置1と同様の作用効果を奏することができる。
また、この画像形成装置は、バネ掛け部511の前後方向の位置を3段階に容易に変更することが可能となっており、引張コイルバネ81、82とバネ掛け部511との干渉の問題も生じない。
以上において、本発明を実施例1〜5に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜5に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、上記各実施例においては、ADF機構がある側、無い側によって、左右の引張コイルバネ81、82の後端を引っ掛けて係止するバネ掛け部の位置を異ならせていたが、ADF機構を有するモデル、ADF機構を有さないモデルによって、左右の引張コイルバネ81、82の後端を引っ掛けて係止するバネ掛け部の位置を異ならせるようにしてもよい。このようにすれば、ADF機構の有無によってモデルごとに共通の筐体を用いながら引張コイルバネも共用することができる。
本発明は画像形成装置に利用可能である。
実施例1の画像形成装置の斜視図(原稿読取ユニットが閉状態)である。 実施例1の画像形成装置の斜視図(原稿読取ユニットが開状態)である。 実施例1の画像形成装置に係り、左側のリンク機構等を示す拡大斜視図である。 実施例1の画像形成装置に係り、右側のリンク機構等を示す拡大斜視図である。 実施例1の画像形成装置に係り、図3の矢視Z方向から見たリンク機構等の拡大側面図(原稿読取ユニットが閉状態)である。 実施例1の画像形成装置に係り、図3の矢視Z方向から見たリンク機構等の拡大側面図(原稿読取ユニットが閉状態と開状態との中間の状態)である。 実施例1の画像形成装置に係り、図3の矢視Z方向から見たリンク機構等の拡大側面図(原稿読取ユニットが開状態)である。 実施例2の画像形成装置に係り、図3の矢視Z方向から見たリンク機構等の拡大側面図(原稿読取ユニットが閉状態)である。 実施例2の画像形成装置に係り、図8に示すバネ掛け部の部分拡大上面図である。 実施例3の画像形成装置に係り、図3の矢視Z方向から見たリンク機構等の拡大側面図(原稿読取ユニットが閉状態)である。 実施例3の画像形成装置に係り、図10に示すバネ掛け部の部分拡大上面図である。 実施例3の画像形成装置に係り、図10に示すバネ掛け部の部分拡大上面図である。 実施例4の画像形成装置に係り、図3の矢視Z方向から見たリンク機構等の拡大側面図(原稿読取ユニットが閉状態)である。 実施例4の画像形成装置に係り、図13に示すバネ掛け部の部分拡大上面図である。 実施例5の画像形成装置に係り、図3の矢視Z方向から見たリンク機構等の拡大側面図(原稿読取ユニットが閉状態)である。
符号の説明
1…画像形成装置
2…画像形成ユニット
2a…排紙トレイ
3…原稿読取ユニット
5…開閉機構
6…ヒンジ機構
51、52…リンク機構
61…レール
61a…案内面
71…アーム
71a…アームの一端(上端)
71b…アームの他端(下端)
81、82…付勢部材(引張コイルバネ)
81a、82a…付勢部材の一端(前端)
81b、82b…付勢部材の他端(後端)
111、112、211、212、311、312、411、511…保持手段(111、211、311…第1バネ掛け部、112、212、312…第2バネ掛け部、411、511…バネ掛け部)
X1…第1枢軸
X2…第2枢軸

Claims (8)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットの上方に設けられ、原稿を読み取る原稿読取ユニットと、
    前記原稿読取ユニットが前記画像形成ユニットに載置された状態である閉状態と、前記原稿読取ユニットが前記画像形成ユニットの上方に持ち上がった状態である開状態との間で、前記原稿読取ユニットを開閉させることが可能な開閉機構とを備え、
    前記開閉機構は、前記画像形成ユニットと前記原稿読取ユニットとの間で開閉方向に直交する両端側に配設され、前記原稿読取ユニットの開閉を規制する一対のリンク機構と、各前記リンク機構に設けられ、前記原稿読取ユニットを前記開状態に付勢する付勢部材とを有し、
    一方の前記付勢部材と他方の前記付勢部材とは、同種でありながら、前記閉状態における付勢力が異なるように配設されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記開閉機構は、前記画像形成ユニットと前記原稿読取ユニットとの間に設けられ、第1枢軸回りで前記原稿読取ユニットを揺動させるヒンジ機構を有し、
    各前記リンク機構は、前記画像形成ユニットに形成され、前記第1枢軸から遠ざかる方向に延びる案内面が形成されたレールと、一端が前記第1枢軸と平行な第2枢軸回りで前記原稿読取ユニットに揺動可能に設けられ、他端が前記案内面に拘束されつつ案内されるアームとからなり、
    各前記付勢部材は、一端が前記アームに係止され、他端が前記画像形成ユニットに係止された引張コイルバネであり、
    前記画像形成ユニット又は前記アームには、少なくとも一方の前記付勢部材の前記閉状態における付勢力を2段階以上に変更可能なように前記他端又は前記一端を保持する保持手段が設けられている請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記付勢手段の前記他端にはフックが形成され、
    前記保持手段は、前記画像形成ユニットに設けられて前記フックと係止され、前記閉状態で前記第2枢軸からの距離が異なる複数のバネ掛け部からなる請求項2記載の画像形成装置。
  4. 各前記バネ掛け部は、前記第2枢軸からの距離が遠い程高い位置にある請求項3記載の画像形成装置。
  5. 各前記バネ掛け部は左右にずれている請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記フックは全前記バネ掛け部を含む長さである請求項3記載の画像形成装置。
  7. 前記付勢手段の前記他端にはフックが形成され、
    前記保持手段は、前記画像形成ユニットに設けられて前記フックと係止され、前記閉状態で前記第2枢軸からの距離を2段階以上に変更して固定されるバネ掛け部からなる請求項2記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成ユニットの上面側には、奥側から前面側に向かって用紙が排紙される排紙トレイが設けられ、
    前記第1枢軸は前記画像形成ユニット及び前記原稿読取ユニットの奥側で水平に位置している請求項2乃至7のいずれか1項記載の画像形成装置。
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