JP2008107637A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性の向上を図ることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】開閉用把持部27を、原稿台25から水平方向に沿って突出させる。また、原稿台25に設けられる脚部28を、画像形成ユニット2に向かって下方へ延設し、読取スキャナユニット3が閉位置にあるときに画像形成ユニット2の脚受部7に当接させる。これにより、開閉用把持部27を、脚部28と脚受部7との当接位置から離すことができ、開閉用把持部27を把持したときに当接位置に把持手が届くことはなく、開閉用把持部27だけを確実に把持することができる。また、開閉用把持部27の幅方向両端部を、脚部28の下端縁から上方に間隔を隔てた位置に配置することで、一方の把持手で開閉用把持部27の端部を把持して読取スキャナユニット3を開きつつ、他方の把持手で排出部8に排出された用紙を取り出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置において、原稿に記載された画像情報を読取るための読取スキャナユニットと、読取スキャナユニットによって読取られた画像情報を用紙に画像形成する画像形成ユニットとを一体的に備える画像形成装置が知られている。このような画像形成装置は、複写機、ファクシミリ/ネットワーク通信機能を備えたデジタル複合機、プリンタなどとして市販されている。
このような画像形成装置として、読取スキャナユニットとその下部に設けられた画像形成ユニットとの間に形成される排出部に画像形成後のシートを排出積載させる、いわゆる機内排紙タイプの画像形成装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。機内排紙により、画像形成装置の設置面積の省スペース化を図ることができる。なお、以下では、機内排紙を胴内排紙と呼ぶことがある。
特許文献1に記載の画像形成装置では、画像形成ユニットの筐体と読取スキャナユニットの筐体とが、ヒンジ部によって連結されており、画像形成ユニットに対して読取スキャナユニットが開閉される。読取スキャナユニットを閉じると、排紙されたシートの紙幅方向中央に排出部が形成されるとともに、読取スキャナユニットの紙幅方向外側両端部が画像形成ユニットに当接する。一方、読取スキャナユニットを開くと、画像形成ユニットに対して、読取スキャナユニットの両端部が離間し、排出部が上方へ開放され、排出積載されたシートを取出すことができる。
特開2005−301154号公報
特許文献1に記載の画像形成装置では、読取スキャナユニットの開閉時に把持される把持部が、排出部に相当する紙幅方向中央に設けられており、把持部の前端面が読取スキャナユニットの両端部の前端面と面一になるように形成されている。読取スキャナユニットにおいて、把持部と両端部とが段差なく連続しているため、読取スキャナユニットを閉じる場合には、誤って両端部のいずれかを把持してしまう場合や、当初紙幅方向中央の把持部を把持したが、把持した手が滑って端部へ移動し、両端部のいずれかを把持してしまう可能性がある。把持した手で両端部のいずれかを把持したまま読取スキャナユニットを閉じると、両端部と、その両端部が当接される画像形成ユニット上面との間に把持手を挟むおそれがあるなど、読取スキャナユニットの開閉に係る操作性が損なわれるという不具合が生じる。
本発明の目的は、操作性の向上を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置であって、記録媒体に画像を形成するための画像形成部と、前記画像形成部の上方に設けられ、前記画像形成部で画像が形成された前記記録媒体が排出される排出部と、前記画像形成部の上方に設けられる被当接部とを備える画像形成本体部と、静止された原稿の画像情報を読み取り可能な画像読取部を備え、前記画像形成本体部の上方に配置され、前記排出部が露出または被覆されるように前記画像形成本体部に対して開閉自在に設けられる画像読取本体部とを備え、前記画像読取本体部は、前記画像読取部から水平方向に突出し、前記画像読取本体部を開閉させるときに把持される第1把持部と、前記画像読取部に設けられ、前記画像形成本体部に向かって下方に延び、前記画像読取本体部が閉位置にあるときに前記被当接部に当接する当接部とを備え、前記第1把持部の端部は、前記当接部の下端縁から上方に間隔を隔てた位置に配置されていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記当接部および前記被当接部は、前記排出部を挟むように1対設けられており、それらの間に、前記排出部に排出された前記記録媒体を取り出すための排出口が形成されることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第1把持部は、前記画像形成装置を操作するための操作部を備えていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記当接部は、その上端部から下端部までの間において、前記第1把持部の突出方向下流側へ向かって膨出していることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記当接部における前記突出方向下流側端面は、その上端から下端へ向かうのに従って前記突出方向下流側へ突出する傾斜面であることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記当接部における、前記第1把持部の突出方向下流側端面は、前記画像読取本体部が前記閉位置にあるときに、前記被当接部の前記突出方向下流側端面と面一となるように、または、前記被当接部の前記突出方向下流側端面よりも前記突出方向上流側に位置するように形成されていることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記画像形成本体部において、前記画像読取本体部が前記閉位置にあるときにおける前記当接部と前記被当接部との当接位置よりも下方に設けられ、前記画像形成装置を移動させるときに把持される第2把持部を備えていることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記画像形成本体部において前記第2把持部が設けられる側面には、前記当接位置の下方において滑り面が形成されていることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記側面と水平面との交差角度は、45°以上であることを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の発明において、前記画像形成本体部は、前記排出部に対して、前記第1把持部の突出方向上流側から下流側に向けて記録媒体を排出することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、第1把持部の端部が、当接部の下端縁から上方に間隔を隔てた位置に配置されている。
これにより、第1把持部を、当接部と被当接部との当接位置から離すことができるので、第1把持部を把持したときに当接位置に把持手が届くことはなく、第1把持部だけを確実に把持することができる。
その結果、操作性の向上を図ることができる。
また、第1把持部の端部は、当接部の下端縁から上方に間隔を隔てた位置に配置されている。つまり、第1把持部の端部は、当接部と上下方向に重なって設けられている。そのため、一方の把持手で第1把持部の端部を把持して画像読取本体部を開きつつ、他方の把持手で排出部に排出された記録媒体を取出すことができる。
その結果、操作性のさらなる向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、当接部および被当接部は、排出部を挟むように1対設けられている。そのため、当接部および被当接部が排出部の片側だけに設けられる場合と比べて、当接部が被当接部に当接したとき、つまり閉位置にあるときの画像読取本体部の姿勢を安定させることができる。
また、1対の当接部および被当接部の間には、排出口が形成されている。そのため、画像読取本体部を閉位置から開位置へ移動させなくても、排出口を介して、排出部に排出された記録媒体を取出すことができる。
その結果、操作性のさらなる向上を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1把持部は操作部を備えているので、画像形成装置において、ユーザが触れる頻度が比較的高い第1把持部および操作部をまとめて配置することができる。そのため、操作性のさらなる向上を図ることができる。特に、第1把持部は、画像読取部から突出しているので、その第1把持部に備えられた操作部には、容易にアクセスすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、当接部は、その上端部から下端部までの間において、第1把持部の突出方向下流側へ向かって膨出している。これにより、第1把持部の突出方向と直交する方向から見ると、当接部の膨出部分と第1把持部の端部との間には、突出方向の上流側へ向かって窪む凹部が形成される。そのため、第1把持部の端部を把持しようとしたときに、第1把持部より下側の当接部に把持手が接触しても、その把持手は凹部に導かれる。その結果、当接部と被当接部との当接位置に把持手が届くことをより確実に防止することができる。
その結果、操作性のさらなる向上を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、当接部における、第1把持部の突出方向下流側端面が、その上端から下端へ向かうのに従って、突出方向下流側へ突出する傾斜面である。そのため、この下流側端面が凹凸面である場合に比べて、ユーザに対して当接部が与える外観上の圧迫感の低減を図ることができ、操作性のさらなる向上を図ることができる。
また、第1把持部の突出方向と直交する方向から見ると、当接部が、被当接部と当接する側を底辺とする略三角形状となる。これにより、当接部における被当接部との当接部分を大きく形成することができ、画像形成装置の小型化を図りつつ、剛性を高くすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、当接部における、第1把持部の突出方向下流側端面は、画像読取本体部が閉位置にあるときに、突出方向における被当接部の下流側端面と面一となるように、または、この被当接部の下流側端面よりも、突出方向上流側に位置するように形成されている。これにより、当接部の下端縁が、突出方向における被当接部の下流側端面よりも、その突出方向下流側に位置することはない。そのため、画像読取本体部が閉位置にあるときにおいて第1把持部を把持しようとしたときに、当接部の下端縁、つまり当接部と被当接部との当接位置に把持手が届くことを確実に防止することができ、第1把持部だけを確実に把持することができる。
その結果、操作性の向上を図ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、画像形成本体部において、画像読取本体部が閉位置にあるときにおける当接部と被当接部との当接位置よりも下方には、第2把持部が備えられている。そのため、画像形成装置を移動させるとき、当接位置より上方、つまり画像読取本体部を把持しようとすると、画像読取本体部が開かれることで、ユーザに対して、第2把持部を把持するように促すことができる。
その結果、第2把持部が確実に把持されることにより、画像形成装置を安定した姿勢で移動させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、画像形成本体部において第2把持部が設けられる側面には、当接位置の下方において滑り面が形成されている。そのため、この側面における当接位置の下方では、第2把持部しか把持できず、当接位置より上方、つまり画像読取本体部を把持しようとすると、画像読取本体部が開かれることで、ユーザに対して、第2把持部を把持するように促すことができる。
その結果、第2把持部がより確実に把持されることにより、画像形成装置を安定した姿勢で移動させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、前記側面と水平面との交差角度は、45°以上であるので、この側面を、確実に滑り面に形成することができ、画像形成装置を移動させるときには、第2把持部が確実に把持される。
請求項10に記載の発明によれば、画像形成本体部において、記録媒体が、第1把持部の突出方向上流側から下流側に向けて排出される。つまり、第1把持部を把持するユーザに向けて記録媒体が排出される。そのため、ユーザは、第1把持部の突出方向下流側にいながら、排出された記録媒体にアクセスすることができ、この記録媒体を容易に取出すことができる。
その結果、操作性の向上を図ることができる。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタを前側上方から見た左側斜視図であって、読取スキャナユニットが閉位置にある状態を示す。図2は、図1に示すレーザプリンタの正面図である。図3は、図1に示すレーザプリンタの左側面図である。図4は、図1において、読取スキャナユニットが開位置にある状態を示す。図5は、図3において、読取スキャナユニットが開位置にある状態を示す。
なお、以下の説明において、レーザプリンタにおける前後方向、上下方向(高さ方向)、および左右方向(幅方向)は、図1の紙面右上に示した方向矢印に沿うものとする。
このレーザプリンタ1は、図1に示すように、やや縦長の略直方体形状、詳しくは、正面視略T字状に形成されている。レーザプリンタ1は、複合機であって、画像形成本体部としての画像形成ユニット2と、画像形成ユニット2の上方に配置され、画像形成ユニット2に対して開閉自在な画像読取本体部としての読取スキャナユニット3とを備えている。
(1)画像形成ユニット
画像形成ユニット2は、前後方向に僅かに長手の略直方体形状に形成されている。画像形成ユニット2は、プリンタ筐体4と、プリンタ筐体4内において、その下部に収容されるフィーダ部5と、フィーダ部5の上方に収容される画像形成部6とを備えている。
(1−1)プリンタ筐体
プリンタ筐体4は、画像形成ユニット2の外郭を形成し、前後方向に僅かに長手の略直方体形状に形成されている。具体的には、プリンタ筐体4の幅方向両側面および前後方向両側面は、鉛直面であり、プリンタ筐体4の上面および底面は、水平面である。プリンタ筐体4の上面には、被当接部としての脚受部7と排出部8とが設けられている。
図4に示すように、脚受部7は、画像形成部6の上方に位置し、プリンタ筐体4の上面の左端部、右端部および後端部から連続して上方へ突出し、平面視において後側へ凹む略U字状の凸条として形成されている。脚受部7の前端縁は、プリンタ筐体4の前端縁に対して、所定距離を隔てて後方に位置している。脚受部7の上面は、水平方向に沿う平坦面である。脚受部7において、プリンタ筐体4の上面の左端部に位置する部分を左脚受部9とし、プリンタ筐体4の上面の右端部に位置する部分を右脚受部10とし、プリンタ筐体4の上面の後端部に位置する部分を後脚受部15とする。左脚受部9および右脚受部10は、前後方向に長手の略直方体形状に形成されており、後脚受部15は、幅方向に長手の略直方体形状に形成されている。
図5に示すように、左脚受部9および右脚受部10の各前側端面(それぞれ、左脚受前端面53および右脚受前端面54とする。)は、その上端から斜め前側下方へ延び、側面視において円弧を描きながら前側へ延びてプリンタ筐体4の上面に連続するように形成されている。図2に示すように、左脚受部9および右脚受部10の各幅方向外側面(それぞれ、左脚受左側面58および右脚受右側面60とする。)は、その下端から上端へ向かうのに従って円弧を描きながら幅方向外側へ反るように形成されている。左脚受部9および右脚受部10の各幅方向内側面は、鉛直面である。図4に示すように、左脚受部9および右脚受部10の各上面の前側位置には、位置決めボス11とレバー支持部12とが設けられている。位置決めボス11は、上方へ突出する略半球体形状または略円柱形状の中空状に形成されており、その上端には、位置決めボス11の内部を上方へ露出するロック穴13が形成されている。レバー支持部12は、位置決めボス11の幅方向内側に位置し、側面視略矩形状の薄板状に形成されている。レバー支持部12には、これを肉厚方向に貫通し、側面視略円弧状に延びるガイド溝14が形成されている。図5に示すように、後脚受部15の前側面には、正面視において幅方向に長手の略矩形状の排紙口18が形成されている。後脚受部15の前後方向略中央位置には、プリンタ側ヒンジ34が設けられている。また、後脚受部15の後端部には、プリンタ側ハーネス収容部62が設けられている。プリンタ側ハーネス収容部62内には、画像形成ユニット2と読取スキャナユニット3とをつなぐワイヤーハーネス(図示せず)のうち、画像形成ユニット2および読取スキャナユニット3から露出される部分が、撓んだ状態で収容されている。これにより、読取スキャナユニット3を揺動させるときに、プリンタ側ハーネス収容部62内のワイヤーハーネス(図示せず)が伸張されることが防止される。
図4に示すように、排出部8は、画像形成部6の上方に位置し、幅方向において対をなす左脚受部9および右脚受部10によって挟まれている。図5の破線で示すように、排出部8は、用紙載置部16と、1対の排紙ローラ17とを備えている。用紙載置部16は、プリンタ筐体4の上面の前端部に連続して後側斜め下方へ緩やかに窪む湾曲面として形成されている。用紙載置部16は、その最深部(後端部)で後脚受部15の前側面に連続している。1対の排紙ローラ17は、幅方向に長手であり、上下方向に互いに対向し、接触した状態で、排紙口18内に配置されている。1対の排紙ローラ17は、画像形成ユニット2内の駆動源(図示せず)から駆動力が伝達されることによって、回転駆動される。排出部8の用紙載置部16上には、後述する画像形成部6で画像が形成された記録媒体としての用紙が、回転駆動される排紙ローラ17によって、排紙口18を介して、後側から前側へ向けて排出される。
プリンタ筐体4の幅方向両側面の下端部には、第2把持部としての移動用把持部19が形成されている。具体的には、プリンタ筐体4の幅方向両側面の下端縁が、前後方向略中央位置において上方へ向けて側面視略逆U字状に切欠かれることで、移動用把持部19は形成されている。移動用把持部19は、後述する当接位置よりも下方に位置し、レーザプリンタ1を移動させるときに把持される。
図1に示すように、プリンタ筐体4の前面には、上から順に、第1カバー20と第2カバー21とが開閉自在に設けられている。第1カバー20を開くと画像形成部6が前側へ露出され、第2カバー21を開くとフィーダ部5が前側へ露出される。
(1−2)フィーダ部
フィーダ部5では、画像形成に供される用紙が収納されており、その用紙が一枚毎に捌かれて画像形成部6へ向けて供給される。なお、第2カバー21を開いてフィーダ部5を露出させることで、新しい用紙をフィーダ部5に補給することができる。
(1−3)画像形成部
画像形成部6では、読取スキャナユニット3等から画像情報が入力される。そして、画像形成部6では、フィーダ部5から供給された用紙に、上述した画像情報に基づく画像を形成する。
(2)読取スキャナユニット
図2に示すように、読取スキャナユニット3は、画像形成ユニット2よりも幅方向に長手の略直方体形状に形成されている。読取スキャナユニット3は、画像読取部としての原稿台25と、原稿台25に開閉自在に支持される原稿押さえカバー26とを備えている。
(2−1)原稿台
(2−1−1)原稿台の全体構成
原稿台25は、平面視矩形状の厚板状に形成されており、その幅方向両端部は、画像形成ユニット2よりも幅方向外側にそれぞれ位置している。図3に示すように、原稿台25の前端面は、前側斜め下方へ向けて平坦に延びる傾斜面である。原稿台25は、その上面に、原稿が載置されるガラス面(図示せず)が形成されている。原稿台25は、ガラス面(図示せず)に載置された原稿の画像情報を読取るための画像読取ユニット22を内蔵している。画像読取ユニット22には、原稿の画像情報を読取るためのCCDセンサ(図示せず)や、そのCCDセンサ(図示せず)をガラス面(図示せず)と対向した状態で走査させるための走査モータ(図示せず)が含まれる。CCDセンサ(図示せず)によって読取られた原稿の画像情報は、画像形成部6に出力される。
原稿台25は、その前端面に第1把持部としての開閉用把持部27を備え、その底面には当接部としての脚部28を備えている。また、原稿台25の底面の後端部は、画像形成ユニット2のプリンタ側ヒンジ34に連結されている。また、原稿台25において、プリンタ側ヒンジ34よりも後側には、スキャナ側ハーネス収容部63が設けられている。スキャナ側ハーネス収容部63には、プリンタ側ハーネス収容部62からのワイヤーハーネス(図示せず)が受け入れられ、このワイヤーハーネス(図示せず)は、スキャナ側ハーネス収容部63から延びて、読取スキャナユニット3内の各電気部品に接続される。
開閉用把持部27は、原稿台25から水平方向に沿って前側へ突出し、幅方向に長手の略三角柱形状に形成されている。詳しくは、側面視において、開閉用把持部27の後端面は、原稿台25の前端面に接続され、開閉用把持部27の上面は、原稿台25の前端面の上端から連続して前側斜め下方に延びている。また、開閉用把持部27の底面は、原稿台25の前端面の下端(図2参照)から連続し、水平方向に沿って前側へ延び、途中で前側斜め上方へ延びて開閉用把持部27の上面の前端縁に繋がっている。開閉用把持部27の上面には、操作部29が設けられている。図4に示すように、操作部29は、複数の操作ボタン30および表示画面31を備えている。ユーザが操作ボタン30を操作することで、レーザプリンタ1に所定の動作を行わせることができる。表示画面31には、レーザプリンタ1の動作状況等が表示される。
脚部28は、原稿台25の底面の左端部、右端部および後端部から連続して下方へ(つまり、画像形成ユニット2へ向かって)突出し、底面視において後側へ凹む略U字状の凸条として形成されている。脚部28の底面は、原稿台25の底面に沿う平坦面である。脚部28において、原稿台25の底面の左端部に位置する部分を左脚部32とし、原稿台25の底面の右端部に位置する部分を右脚部33とする。左脚部32および右脚部33は、前後方向に長手の略直方体形状に形成されており、平面視において、排出部8を挟むように幅方向に間隔を隔てて対向している。左脚部32および右脚部33の各前端面(それぞれ左脚前端面47および右脚前端面48とする。)は、その上端から下端へ向かうのに従って、前側へ突出する傾斜面である(図3参照)。図2に示すように、左脚部32および右脚部33の各幅方向外側面(それぞれ左脚左側面57および右脚右側面59とする。)は、その下端から上端へ向かうのに従って幅方向外側へ傾斜して延び、原稿台25の幅方向両側の下端縁に滑らかに連続している。左脚部32および右脚部33の各幅方向内側面は、鉛直面である。また、幅方向において、上述した開閉用把持部27の両端縁は、左脚部32および右脚部33の各幅方向外側面に相当する位置にある。詳しくは、開閉用把持部27の幅方向両端部(それぞれ、左端部49および右端部50とする。)は、左脚部32および右脚部33の各下端縁(それぞれ、左脚下端縁51および右脚下端縁52とする。)から上方に、距離Lに相当する間隔を隔てた位置に配置される。
図4に示すように、左脚部32および右脚部33の底面の前側位置には、下方へ突出する略柱体形状のガイドレバー40が、幅方向において互いに対向するように、それぞれ設けられている。各ガイドレバー40は、左脚部32および右脚部33側の端部を中心として、前後方向へ傾倒自在である。各ガイドレバー40の下端部には、幅方向内側へ突出するガイド軸41が一体的に設けられている。各ガイド軸41は、画像形成ユニット2において対応する各レバー支持部12のガイド溝14に、スライド自在に嵌合されている。各ガイドレバー40の下端部(詳しくは、ガイド軸41近傍)には、コイルバネ66の一端が連結されている。各コイルバネ66は、その他端が左脚受部9および右脚受部10の上面にそれぞれ連結され、ガイドレバー40の下端部を後方へ常に付勢している。
また、図5に示すように、左脚部32および右脚部33の各底面において、ガイドレバー40の近傍位置には、左脚部32および右脚部33の各底面と略直交する方向に沿って上側に窪む位置決め凹部64が形成されている。位置決め凹部64は、画像形成ユニット2の位置決めボス11を収容可能な大きさに形成されている。そして、位置決め凹部64内には、その最深部(上端部)から画像形成ユニット2側へ突出する位置決め突起65が設けられている。位置決め突起65は、位置決めボス11のロック穴13よりも僅かに大きく形成されている。
(2−1−2)読取スキャナユニットの開閉動作
読取スキャナユニット3の原稿台25は、プリンタ側ヒンジ34を介して、画像形成ユニット2に連結されている。プリンタ側ヒンジ34の軸中心は、幅方向に延びており、読取スキャナユニット3は、画像形成ユニット2に対して、プリンタ側ヒンジ34の軸中心回りに揺動自在である。具体的には、読取スキャナユニット3は、後述する閉位置と開位置との間で揺動自在、換言すれば、画像形成ユニット2に対して開閉自在である。読取スキャナユニット3を揺動(開閉)させるときには、開閉用把持部27が把持される。
(2−1−2−1)閉位置
図1に示すように、読取スキャナユニット3が閉位置にあるとき、脚部28の底面は、脚受部7の上面に当接している。詳しくは、左脚部32の左脚前端面47の左脚下端縁51と左脚受部9の左脚受前端面53の上端縁(左脚受上端縁55とする。)とが連続し、左脚前端面47と左脚受前端面53とが面一になる(図3実線部分参照)。また、左脚部32の左脚左側面57の下端縁と左脚受部9の左脚受左側面58の上端縁とが連続し、左脚左側面57と左脚受左側面58とが面一になる(図2参照)。また、左脚部32の右側面の下端縁と左脚受部9の右側面の上端縁とが連続し、左脚部32の右側面と左脚受部9の右側面とが面一になる(図2参照)。
左脚部32および左脚受部9と同様に、右脚部33の右脚前端面48の右脚下端縁52と右脚受部10の右脚受前端面54の上端縁(右脚受上端縁56とする。)とが連続し、右脚前端面48と右脚受前端面54とが面一になる(図3実線部分参照)。また、右脚部33の左脚右側面59の下端縁と右脚受部10の右脚受右側面60の上端縁とが連続し、左脚右側面59と右脚受右側面60とが面一になる(図2参照)。また、右脚部33の左側面の下端縁と右脚受部10の左側面の上端縁とが連続し、右脚部33の左側面と右脚受部10の左側面とが面一になる(図2参照)。なお、脚部28と脚受部7との当接部分(つまり、脚受部7の上面)の上下方向位置を、以下では、当接位置と呼ぶ。
図2に示すように、面一となる左脚部32の左脚左側面57および左脚受部9の左脚受左側面58と、水平面(図示破線参照)との交差角度Xは、45°以上となるように設定されている。同様に、面一となる右脚部33の左脚右側面59および右脚受部10の右脚受右側面60と、水平面との交差角度Yも、45°以上となるように設定されている。詳しくは、交差角度Xと交差角度Yとは、等しく設定されており、このレーザプリンタ1における原稿台25以下の部分の正面形状は、幅方向中心位置を通る鉛直面を基準として、ほぼ左右対称に形成されている。また、上述したように、プリンタ筐体4の幅方向両側面は、鉛直面である。そのため、プリンタ筐体4および脚受部7を含めた画像形成ユニット2全体で見た場合、画像形成ユニット2において移動用把持部19(図1参照)が設けられる幅方向両側面と水平面の交差角度は、45°以上であることがわかる。
また、左脚部32および左脚受部9の右側面と、右脚部33および右脚受部10の左側面と、原稿台25の底面において左脚部32および右脚部33によって幅方向に挟まれる部分と、後脚受部15の前側面と、排出部8の用紙載置部16とによって、排出空間43が形成される。換言すれば、排出部8は、閉位置にある読取スキャナユニット3によって上方から被覆される。そして、左脚部32および左脚受部9の右側面の前端縁と、右脚部33および右脚受部10の左側面の前端縁と、原稿台25の底面の前端縁において左脚部32および右脚部33によって幅方向に挟まれる部分と、用紙載置部16の前端縁とによって、正面視において幅方向に長手の矩形状の排出口42が形成される。排出空間43は、排出口42に連通しており、用紙載置部16上、つまり排出空間43内に排出された用紙を、排出口42を介して取り出すことができる。
(2−1−2−2)開位置
図4に示すように、読取スキャナユニット3が開位置にあるとき、脚部28の底面は、脚受部7の上面から離間している。具体的には、脚部28の底面と脚受部7の上面とは、上下方向に対向しつつ、脚部28の底面は、斜め前側上方に向かって傾斜している(図5参照)。また、排出部8が斜め前側上方へ向かって露出される。
(2−1−2−3)読取スキャナユニット3の開閉
上述した開位置と閉位置との間における読取スキャナユニット3の開閉動作に伴って、各ガイドレバー40のガイド軸41が、対応するレバー支持部12のガイド溝14に沿ってスライドする。具体的には、読取スキャナユニット3が開位置にあるときには、ガイド軸41はガイド溝14の後端に位置する。このとき、ガイドレバー40は、脚部28の底面に対してほぼ直交する(図5参照)。そして、読取スキャナユニット3を閉位置へ向けて揺動させると、ガイド軸41は、ガイド溝14に沿って前側にスライドする。ガイド軸41のスライドに伴って、ガイドレバー40は前側へ傾倒する。ガイドレバー40の傾倒に伴って、脚部28の底面は、脚受部7の上面に接近し、ガイド軸41がガイド溝14の前端までスライドすると、読取スキャナユニット3の閉位置までの揺動が完了する。このように、ガイドレバー40の傾倒(ガイド軸41のガイド溝14内でのスライド)と、読取スキャナユニット3の開位置と閉位置との間での揺動(開閉動作)とは同期している。また、ガイド軸41のスライドは、ガイド溝14内に規制されているので、読取スキャナユニット3の揺動範囲も開位置と閉位置との間に限られ、たとえば、読取スキャナユニット3が開位置のときよりも不必要に大きく開かれることはない。
また、上述したように、ガイドレバー40のガイド軸41近傍部分は、コイルバネ66によって後方へ常に付勢されている。そのため、読取スキャナユニット3を閉位置まで揺動させるとき、読取スキャナユニット3は、コイルバネ66の付勢力に抗しながら閉位置まで揺動する。そのため、読取スキャナユニット3が勢いよく閉位置まで揺動されることが防止される。
また、図3に示すように、読取スキャナユニット3を閉位置まで揺動させると、左脚受部9および右脚受部10の各位置決めボス11が、対応する位置決め凹部64内に収容されることで、読取スキャナユニット3は、所定の閉位置に位置決めされる。このように、読取スキャナユニット3は、左右2箇所で位置決めされるので、読取スキャナユニット3を精度よく閉位置に位置決めすることができる。また、位置決め凹部64の位置決め突起65がロック穴13を貫通して位置決めボス11内に収容される。位置決め突起65は、上述したように、ロック穴13よりも僅かに大きく形成されているので、位置決め突起65は、位置決めボス11内に圧入された状態となる。これにより、読取スキャナユニット3は、閉位置でロックされる。このロックは、原稿押さえカバー26を、揺動させる(後述する。)ときに、読取スキャナユニット3が不用意に揺動されるのを防止するためのものである。そのため、開閉用把持部27を把持して読取スキャナユニット3自体を揺動させようとする場合など、読取スキャナユニット3に対して、上方向きに所定の外力が作用されると、位置決め突起65の位置決めボス11内への圧入状態は解除され、読取スキャナユニット3を閉位置から開位置へ向けて揺動させることができる。
(2−2)原稿押さえカバー
図1に示すように、原稿押さえカバー26は、平面視矩形状の薄板状に形成されており、その平面形状は、原稿台25の平面形状とほぼ等しい。原稿押さえカバー26は、その後端部がスキャナ側ヒンジ44(図3参照)を介して原稿台25の後端部に揺動自在に支持されている。原稿押さえカバー26の前端部の幅方向略中央部分には、後方へ向けて窪むカバー把持部36が形成されている。カバー把持部36に指を掛けることで、原稿押さえカバー26を把持し、揺動させることができる。また、原稿押えカバー26は、原稿台25のガラス面(図示せず)を被覆する位置と、ガラス面(図示せず)を上側へ開放する位置との間で揺動自在である。ガラス面(図示せず)に載置された原稿の画像情報を読取るときに、原稿台25のガラス面(図示せず)が被覆され、原稿を取り除くときに、原稿台25のガラス面(図示せず)が開放される。
原稿押さえカバー26の上面の左半分部分には、原稿の画像情報を自動読取するためのADF(オート・ドキュメント・フィーダ)装置37が備えられている。このADF装置37には、ADFケーシング38、原稿搬送ローラ(図示せず)、原稿搬送モータ(図示せず)および原稿検知センサ(図示せず)が備えられている。ADFケーシング38は前後方向に長手のボックス形状であり、原稿搬送ローラ(図示せず)および原稿搬送モータ(図示せず)が内装されている。ADFケーシング38の右側面における上下方向中央部には、待機原稿トレイ39が備えられている。待機原稿トレイ39は、平面視において右側へ向けて細くなる台形状に形成されており、その上面に原稿を積層状にセットすることができる。
また、ADFケーシング38の右側面において、待機原稿トレイ39の上方部分には、原稿をADFケーシング38内部に取り込むための原稿取込口(図示せず)が形成されている。そして、ADFケーシング38の右側面において、待機原稿トレイ39の下方部分には、原稿をADFケーシング38から排出するための原稿排出口(図示せず)が形成されている。
(2−3)読取スキャナユニットにおける原稿読取
読取スキャナユニット3では、以下に述べる通常読取および自動読取といった2つのモードで原稿の画像情報を読取ることができる。
(2−3−1)通常読取
カバー把持部36に指を掛け、原稿押さえカバー26を揺動させて原稿台25のガラス面(図示せず)を開放する。そして、ガラス面(図示せず)に原稿を載置し、原稿押さえカバー26を再び揺動させて原稿台25のガラス面(図示せず)を被覆する。その後、操作部29の操作ボタン30を操作すると、走査モータ(図示せず)が駆動される。走査モータ(図示せず)の駆動力によって、CCDセンサ(図示せず)が、ガラス面(図示せず)に載置される原稿と対向した状態で、たとえば左側から右側へ向けて走査され、原稿の画像情報を読取る。
原稿の画像情報の読取りが完了すると、原稿台25のガラス面(図示せず)を再び開放して原稿を取除く。また、CCDセンサ(図示せず)は、走査が終了すると、走査モータ(図示せず)によって、自動的に待機位置(たとえば、ガラス面の左端)に移動し、待機する。このように、通常読取では、静止された原稿の画像情報が読取られる。
(2−3−2)自動読取
ADF装置37による原稿の画像情報の自動読取では、原稿検知センサ(図示せず)が、待機原稿トレイ39に原稿がセットされたことを検知すると、上述した通常読取とは異なり、CCDセンサ(図示せず)が図示しない自動原稿読取位置で固定される。そして、操作ボタン30を操作すると、原稿搬送モータ(図示せず)が駆動される。原稿搬送モータ(図示せず)の駆動力により原稿搬送ローラ(図示せず)が回転され、原稿搬送ローラ(図示せず)に巻き込まれて原稿が左側へ移動する。その後、原稿は、上述した原稿取込口(図示せず)を介してADFケーシング38内に取り込まれ、CCDセンサ(図示せず)に対向したときに、CCDセンサ(図示せず)の走査によって原稿の画像情報が読取られる。画像情報の読取後、原稿は、原稿排出口(図示せず)から右側へ向けて搬送され、原稿押さえカバー26の上面に排出される。
2.本実施形態の作用効果
以上のように、読取スキャナユニット3において、開閉用把持部27の端部(左端部49および右端部50)が、脚部28の下端縁(左脚下端縁51および右脚下端縁52)から上方に距離L(図2、図3および図5参照)に相当する間隔を隔てた位置に配置されている。
つまり、開閉用把持部27を、脚部28と脚受部7との当接位置から距離Lだけ離すことができるので、開閉用把持部27を把持したときに当接位置に把持手61(図5参照)が届くことはない。具体的には、当接位置と把持手61との間に所定の間隔α(図5参照)を設けることができる。そのため、開閉用把持部27だけを確実に把持することができる。
その結果、読取スキャナユニット3の開閉に係る操作性の向上を図ることができる。
また、上述したように、開閉用把持部27の幅方向両端部は、脚部28の下端縁から上方に距離Lに相当する間隔を隔てた位置に配置されている。つまり、開閉用把持部27の端部は、脚部28と上下方向に重なって設けられている。そのため、一方の把持手で開閉用把持部27の幅方向端部を把持して読取スキャナユニット3を開きつつ、他方の把持手で排出部8に排出された用紙を取出すことができる。
その結果、操作性のさらなる向上を図ることができる。
また、脚部28および脚受部7は、排出部8を挟むように1対設けられている。詳しくは、平面視において、脚部28では、左脚部32および右脚部33によって、幅方向に排出部8を挟み、脚受部7では、左脚受部9および右脚受部10によって、幅方向に排出部8を挟んでいる。そのため、脚部28および脚受部7が排出部8の左側および右側のどちらかだけに設けられる場合、つまり、左脚部32および左脚受部9、または右脚部33および右脚受部10がない場合と比べて、閉位置にあるときの読取スキャナユニット3の姿勢を安定させることができる。
また、1対の脚部28および脚受部7の間には、排出口42が形成されている。そのため、読取スキャナユニット3を閉位置から開位置へ移動させなくても、排出口42を介して、排出部8に排出された用紙を取出すことができる。
その結果、操作性のさらなる向上を図ることができる。
また、開閉用把持部27は操作部29を備えているので、レーザプリンタ1において、ユーザが触れる頻度が比較的高い開閉用把持部27および操作部29をまとめて配置することができる。そのため、操作性のさらなる向上を図ることができる。特に、開閉用把持部27は、上述したように、原稿台25から突出しているので、その開閉用把持部27に備えられた操作部29には、容易にアクセスすることができる。
また、図3に示すように、脚部28は、その上端部から下端部までの間において、前側へ向かって膨出している。これにより、側面視において、脚部28の膨出部分と開閉用把持部27の幅方向両端部との間には、後側へ向かって窪む凹部45が形成される。そのため、開閉用把持部27の幅方向端部を把持しようとしたときに、開閉用把持部27より下側の脚部28に把持手が接触しても、その把持手は凹部45に導かれる。その結果、脚部28と脚受部7との当接位置に把持手が届くことをより確実に防止することができる。
その結果、操作性のさらなる向上を図ることができる。
また、脚部28の前端面(左脚前端面47および右脚前端面48)は、その上端から下端へ向かうのに従って前側へ突出する傾斜面である。そのため、この前端面が凹凸面である場合に比べて、ユーザに対して脚部28が与える外観上の圧迫感の低減を図ることができ、操作性のさらなる向上を図ることができる。
また、側面視において、脚部28が、底面を底辺とする略三角形状となる。これにより、脚部28における脚受部7との当接部分を大きく形成することができ、レーザプリンタ1の小型化を図りつつ、剛性を高くすることができる。一方、脚部28が、略三角形状ではなく、凹部45がたとえば略U字状(図3の拡大部分における1点鎖線部分参照)となるように、形成されている場合、脚部28において脚受部7と当接する部分は、略板状に形成される。その場合、所定の剛性を確保するためには、この板状部分46を、厚さZだけ厚くしなければならない。これに対し、脚部28を略三角形状に形成することで、板状部分46を省くことができ、板状部分46の厚さZだけ、レーザプリンタ1の小型化を図ることができる。
また、脚部28の前端面(左脚前端面47および右脚前端面48)は、読取スキャナユニット3が閉位置にあるときに、脚受部7の前端面(左脚受前端面53および右脚受前端面54)と面一となるように形成されている。これにより、脚部28の下端縁(左脚下端縁51および右脚下端縁52)が脚受部7の前端面(左脚受前端面53および右脚受前端面54)よりも前側に位置することはない。そのため、読取スキャナユニット3が閉位置にあるときにおいて開閉用把持部27を把持しようとしたときに、脚部28の下端縁(左脚下端縁51および右脚下端縁52)、つまり脚部28と脚受部7との当接位置に把持手が届くことを確実に防止することができ、開閉用把持部27だけを確実に把持することができる。
その結果、操作性の向上を図ることができる。また、同様の効果を奏するために、読取スキャナユニット3が閉位置にある状態で、脚受部7の前端面(左脚受前端面53および右脚受前端面54)を脚部28の前端面(左脚前端面47および右脚前端面48)よりも前側にずらしてもよい(図3の点線部分参照)。換言すれば、脚部28の前端面を脚受部7の前端面より後側に位置するようにすればよい。
また、画像形成ユニット2において、読取スキャナユニット3が閉位置にあるときにおける脚部28と脚受部7との当接位置よりも下方には、移動用把持部19が備えられている。そのため、レーザプリンタ1を移動させるとき、当接位置より上方、つまり読取スキャナユニット3を把持しようすると、読取スキャナユニット3が開かれることで、ユーザに対して、移動用把持部19を把持するように促すことができる。
その結果、移動用把持部19が確実に把持されることにより、レーザプリンタ1を安定した姿勢で移動させることができる。
また、図2に示すように、画像形成ユニット2において移動用把持部19が設けられる幅方向両側面は、水平面との交差角度が45°以上になるように形成されている。つまり、画像形成ユニット2の幅方向両側面は、滑り面となる。そのため、当接位置の下方となる画像形成ユニット2の幅方向両側面では、移動用把持部19しか把持できない。一方、当接位置より上方、つまり読取スキャナユニット3を把持しようとすると、読取スキャナユニット3が開かれることで、ユーザに対して、移動用把持部19を把持するように促すことができる。
その結果、移動用把持部19がより確実に把持されることにより、レーザプリンタ1を安定した姿勢で移動させることができる。
上述したように、前記側面と水平面との交差角度は、45°以上であるので、この側面を、確実に滑り面に形成することができ、レーザプリンタ1を移動させるときには、移動用把持部19が確実に把持される。
また、画像形成ユニット2において、用紙が、後側から前側に向けて排出される。つまり、開閉用把持部27を把持するユーザに向けて用紙が排出される。そのため、ユーザは、開閉用把持部27の前側にいながら、排出された用紙にアクセスすることができ、この用紙を容易に取出すことができる。
本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタを前側上方から見た左側斜視図であって、読取スキャナユニットが閉位置にある状態を示す。 図1に示すレーザプリンタの正面図である。 図1に示すレーザプリンタの左側面図である。 図1において、読取スキャナユニットが開位置にある状態を示す。 図3において、読取スキャナユニットが開位置にある状態を示す。
符号の説明
1 レーザプリンタ
2 画像形成ユニット
3 読取スキャナユニット
6 画像形成部
7 脚受部
8 排出部
19 移動用把持部
25 原稿台
27 開閉用把持部
28 脚部
29 操作部
42 排出口

Claims (10)

  1. 記録媒体に画像を形成するための画像形成部と、前記画像形成部の上方に設けられ、前記画像形成部で画像が形成された前記記録媒体が排出される排出部と、前記画像形成部の上方に設けられる被当接部とを備える画像形成本体部と、
    静止された原稿の画像情報を読み取り可能な画像読取部を備え、前記画像形成本体部の上方に配置され、前記排出部が露出または被覆されるように前記画像形成本体部に対して開閉自在に設けられる画像読取本体部と
    を備え、
    前記画像読取本体部は、
    前記画像読取部から水平方向に突出し、前記画像読取本体部を開閉させるときに把持される第1把持部と、
    前記画像読取部に設けられ、前記画像形成本体部に向かって下方に延び、前記画像読取本体部が閉位置にあるときに前記被当接部に当接する当接部と
    を備え、
    前記第1把持部の端部は、前記当接部の下端縁から上方に間隔を隔てた位置に配置されていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記当接部および前記被当接部は、前記排出部を挟むように1対設けられており、それらの間に、前記排出部に排出された前記記録媒体を取り出すための排出口が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1把持部は、前記画像形成装置を操作するための操作部を備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記当接部は、その上端部から下端部までの間において、前記第1把持部の突出方向下流側へ向かって膨出していることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記当接部における前記突出方向下流側端面は、その上端から下端へ向かうのに従って前記突出方向下流側へ突出する傾斜面であることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記当接部における、前記第1把持部の突出方向下流側端面は、前記画像読取本体部が前記閉位置にあるときに、前記被当接部の前記突出方向下流側端面と面一となるように、または、前記被当接部の前記突出方向下流側端面よりも前記突出方向上流側に位置するように形成されていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成本体部において、前記画像読取本体部が前記閉位置にあるときにおける前記当接部と前記被当接部との当接位置よりも下方に設けられ、前記画像形成装置を移動させるときに把持される第2把持部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成本体部において前記第2把持部が設けられる側面には、前記当接位置の下方において滑り面が形成されていることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記側面と水平面との交差角度は、45°以上であることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成本体部は、前記排出部に対して、前記第1把持部の突出方向上流側から下流側に向けて記録媒体を排出することを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
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