JP2016175250A - インクジェット捺染用転写紙 - Google Patents
インクジェット捺染用転写紙 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016175250A JP2016175250A JP2015056500A JP2015056500A JP2016175250A JP 2016175250 A JP2016175250 A JP 2016175250A JP 2015056500 A JP2015056500 A JP 2015056500A JP 2015056500 A JP2015056500 A JP 2015056500A JP 2016175250 A JP2016175250 A JP 2016175250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating layer
- paper
- transfer paper
- mass
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Coloring (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
【課題】画像再現性が高く、裏抜けの発生が抑えられ、転写効率に優れ、インク乾燥性に優れ、紙の波打ちの発生が抑えられたインクジェット捺染用転写紙を提供する。【解決手段】原紙と、原紙の少なくとも一方の面に第1塗工層と、第1塗工層の原紙と接する側とは反対面上に第2塗工層とを有し、第1塗工層がヒドロキシプロピル化デンプンを含有し、第1塗工層中における前記ヒドロキシプロピル化デンプンの含有量が第1塗工層の全固形分質量に対して80質量%以上であり、第2塗工層が水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂、並びにカルボキシメチルセルロースおよび/またはデンプンを含有し、第2塗工層における水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂の含有量が第2塗工層中の全固形分質量に対して40質量%以上90質量%以下であり、第1塗工層および第2塗工層がいずれも顔料を含有しないインクジェット捺染用転写紙によって達成される。【選択図】なし
Description
本発明は、インクジェット記録方式で文字や画像を印刷した捺染用転写紙を版として使用する捺染方法に用いるインクジェット捺染用転写紙に関する。
インクジェット記録方式で文字や画像を印刷したインクジェット捺染用転写紙を版として使用する捺染方法は、小ロット多品種生産に適し、環境負荷の小さい生産方式として拡大を見せている。前記捺染方法は、昇華型インクジェットインクを印刷したインクジェット捺染用転写紙とポリエステル生地などの被転写物とを重ね合わせ、180〜220℃程度に加熱したドライヤーに密着させて昇華型インクジェットインクを被転写物に転写させることによって被転写物を捺染する方法である。
昇華型捺染インクを用いたインクジェット印刷において優れたインク吸収・乾燥性を有しており作業性が良好であるとともに、転写紙表面での画像再現性、加熱転写時の耐熱性、転写後の被転写物表面での画像再現性や転写効率の点でも良好な特性を有する前記捺染方法に用いるインクジェット捺染用転写紙は公知である(例えば、特許文献1参照)。
また、転写効率およびコントラストに優れる昇華インクジェット印刷用転写紙として、昇華インクジェット印刷により形成されたパターンを、被転写物の表面に転写する転写紙であって、少なくとも前記転写紙の印刷される面に、色素のみを転写するように、色素を離れやすくするリリースまたは色素を浸透させすぎないようにするバリヤの層が設けられ、該層がISO規格5636−3により決定される最高100ml/minの多孔度を持ち、前記リリースまたはバリヤの層が充填剤を15%まで含有する、昇華インクジェット印刷用転写紙が公知である(例えば、特許文献2参照)。
また、昇華型捺染インクを用いた昇華型インクジェット捺染転写紙への印刷時の優れた昇華型捺染インク吸収・乾燥性と画像再現性と裏抜け防止性を有するとともに、転写による被転写物の画像再現性や転写効率の点でも良好な特性を有する昇華型インクジェット捺染転写紙として、基材上に昇華型捺染インク受容層を有する昇華型インクジェット捺染転写紙であって、前記基材上に目止め塗工層が設けられ、前記目止め塗工層上に前記昇華型捺染インク受容層が設けられており、前記昇華型捺染インク受容層は、水溶性樹脂と微細粒子を含有し、前記目止め塗工層は非水溶性樹脂と無機微粒子を含有し、JIS P 8122に準拠したステキヒトサイズが60秒〜120秒である昇華型インクジェット捺染転写紙が公知である(例えば、特許文献3参照)。
また、転写効率およびコントラストに優れる昇華インクジェット印刷用転写紙として、昇華インクジェット印刷により形成されたパターンを、被転写物の表面に転写する転写紙であって、少なくとも前記転写紙の印刷される面に、色素のみを転写するように、色素を離れやすくするリリースまたは色素を浸透させすぎないようにするバリヤの層が設けられ、該層がISO規格5636−3により決定される最高100ml/minの多孔度を持ち、前記リリースまたはバリヤの層が充填剤を15%まで含有する、昇華インクジェット印刷用転写紙が公知である(例えば、特許文献2参照)。
また、昇華型捺染インクを用いた昇華型インクジェット捺染転写紙への印刷時の優れた昇華型捺染インク吸収・乾燥性と画像再現性と裏抜け防止性を有するとともに、転写による被転写物の画像再現性や転写効率の点でも良好な特性を有する昇華型インクジェット捺染転写紙として、基材上に昇華型捺染インク受容層を有する昇華型インクジェット捺染転写紙であって、前記基材上に目止め塗工層が設けられ、前記目止め塗工層上に前記昇華型捺染インク受容層が設けられており、前記昇華型捺染インク受容層は、水溶性樹脂と微細粒子を含有し、前記目止め塗工層は非水溶性樹脂と無機微粒子を含有し、JIS P 8122に準拠したステキヒトサイズが60秒〜120秒である昇華型インクジェット捺染転写紙が公知である(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、近年、より高い生産速度が要求されるようになり、インクジェット捺染用転写紙には高い画像再現性に加えて、裏抜けの発生が無く、転写効率に優れ、およびインク乾燥性に優れることが要求される。本発明における「裏抜け」とは、インクジェット捺染用転写紙において印刷する面とは反対側の面にまでインクジェットインクが染み出してしまうことを指す。「転写効率に優れる」とは、被転写物の画像濃度が十分に高く均一であることを指す。「インク乾燥性に優れる」とは、印刷直後において印刷した面のインクが他の用紙や材料と接触によって汚れや転移しないことを指す。インク乾燥性は見かけの乾燥性であって、汚れや転移が発生しなければインクが実際には乾燥していない状態を含む。
特許文献1および3に記載される昇華型インクジェット捺染転写紙や特許文献2に記載される昇華インクジェット印刷用転写紙は、転写効率に優れるものの、さらなる品質向上が求められている。また、被転写画質を維持するためには、被転写物と重ね合わせる際にインクジェット捺染用転写紙に波打ちが発生していないことが重要であり、インクジェット記録方式で印刷した際に紙の波打ちが発生しにくいことが求められる。
本発明の課題は、画像再現性が高く、裏抜けの発生が抑えられ、転写効率に優れ、インク乾燥性に優れ、および紙の波打ちの発生が抑えられたインクジェット捺染用転写紙を提供することである。
本発明の上記の課題は、インクジェット記録方式で文字や画像を印刷した捺染用転写紙を版として使用する捺染方法に用いるインクジェット捺染用転写紙であって、原紙と、原紙の少なくとも一方の面に第1塗工層と、第1塗工層の原紙と接する側とは反対面上に第2塗工層とを有し、第1塗工層がヒドロキシプロピル化デンプンを含有し、第1塗工層中における前記ヒドロキシプロピル化デンプンの含有量が第1塗工層の全固形分質量に対して80質量%以上であり、第2塗工層が、水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂、並びにカルボキシメチルセルロースおよび/またはデンプンを含有し、第2塗工層における水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂の含有量が第2塗工層中の全固形分質量に対して40質量%以上90質量%以下であり、第1塗工層および第2塗工層がいずれも顔料を含有しないことを特徴とするインクジェット捺染用転写紙によって解決される。
本発明により、画像再現性が高く、裏抜けの発生が抑えられ、転写効率に優れ、インク乾燥性に優れ、および紙の波打ちの発生が抑えられたインクジェット捺染用転写紙を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
原紙は、LBKP、NBKPなどの化学パルプ、GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CMP、CGPなどの機械パルプ、およびDIPなどの古紙パルプに、炭酸カルシウムなどの填料を加え、サイズ剤、歩留まり剤、カチオン性化合物、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤など必要に応じて各種添加剤を配合した紙料から、酸性、中性、アルカリ性の条件で抄造した紙である。
原紙は、サイズプレス液を用いてサイズプレス処理することができる。サイズプレス液に用いる表面サイズ剤は、製紙分野で従来公知のものであって、例えば、スチレン−アクリル系サイズ剤、オレフィン系サイズ剤、スチレン−マレイン系サイズ剤などを挙げることができる。また、サイズプレス液には、表面サイズ剤以外に各種添加剤を含有することができる。なお、サイズプレス処理によって形成される層は、本発明の第1塗工層や第2塗工層に含めないものとする。勿論、サイズプレス処理をしなくても、本発明の効果は十分に発現する。
本発明のインクジェット捺染用転写紙は、原紙と、原紙の少なくとも一方の面に第1塗工層と、第1塗工層において原紙と接する側とは反対面側に第2塗工層とを有する。すなわち、本発明のインクジェット捺染用転写紙は、原紙上に、原紙を基準として第1塗工層と第2塗工層とをこの順番で積層して有する。また、本発明のインクジェット捺染用転写紙は、第1塗工層および第2塗工層を原紙の両面に有することができる。
インクジェット捺染用転写紙の第1塗工層は、ヒドロキシプロピル化デンプンを含有する。第1塗工層中のヒドロキシプロピル化デンプンの含有量は、第1塗工層の全固形分質量に対して80質量%以上である。ヒドロキシプロピル化デンプンを所定量以上含有することで、本発明にかかる効果を得ることができる。例えば、酸化デンプン、酵素変性デンプン、燐酸エステル化デンプン、カチオン化デンプンあるいはこれらのデンプンの誘導体のような他のデンプンでは本発明にかかる効果の少なくとも1つを満足しない。本発明のヒドロキシプロピル化デンプンは、デンプンに酸化プロピルを反応させてデンプンの水酸基をエーテル化したものである。デンプンの種類に関しては特に限定されない。
第1塗工層は顔料を含有しない。顔料は製紙分野で従来公知のものであって、例えば、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、各種カオリン、クレー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウムなどの無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、スチレン−アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂などの有機顔料などを挙げることができる。
第1塗工層は、ヒドロキシプロピル化デンプン以外に、製紙分野で従来公知のバインダーを含有することができる。バインダーの例としては、酸化デンプン、酵素変性デンプン、燐酸エステル化デンプンおよびカチオン化デンプンまたはこれらのデンプンの誘導体、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリビニルアルコールおよびシラノール変性ポリビニルアルコールなどのポリビニルアルコール誘導体、カゼインおよびゼラチンまたはそれらの変性物、大豆蛋白、プルラン、アラビアゴム、カラヤゴムおよびアルブミンなどの天然高分子樹脂またはこれらの誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミドおよびポリビニルピロリドンなどのビニルポリマー、アルギン酸ソーダ、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、無水マレイン酸またはその共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体およびアクリロニトリル−ブタジエン共重合体などの共役ジエン系共重合体、アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの重合体並びにメタクリル酸塩またはメタクリル酸エステルとブタジエンとの共重合体などのアクリル系共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などのビニル系共重合体、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、およびこれら前記各種共重合体のカルボキシル基などの官能基含有単量体による官能基変性共重合体、さらにメラミン樹脂、尿素樹脂などの熱硬化合成樹脂、天然ゴムラテックスなどを挙げることができる。
インクジェット捺染用転写紙の第2塗工層は、水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂、並びにカルボキシメチルセルロースおよび/またはデンプンを含有する。さらに、第2塗工層における水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂の含有量は、第2塗工層中の全固形分質量に対して40質量%以上90質量%以下である。これらによってインクジェット捺染用転写紙は、本発明にかかる効果を得ることができる。
水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂は、樹脂を構成する単量体としてアクリルアミドを51モル%以上含有する樹脂であり、カルボキシル基などのアニオン性基含有単量体によるアニオン変性したアクリルアミド樹脂である。ここで、水溶性とは、最終的に20℃の水に5質量%以上溶解することができる樹脂を指す。このような水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂は、荒川化学工業株式会社、ハリマ化成株式会社および星光PMC株式会社から市販されており、本発明に使用することができる。水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂の重量平均分子量は20万以上100万以下が好ましい。この理由は、重量平均分子量が20万以上100万以下であると、インクジェット捺染用転写紙は、裏抜けの発生がさらに抑えられるか、または転写効率により優れるからである。
カルボキシメチルセルロースおよびデンプンの種類については、製紙分野で従来公知のものであって、特に限定されない。
第2塗工層は顔料を含有しない。顔料は製紙分野で従来公知のものであって、例えば、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、各種カオリン、クレー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウムなどの無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、スチレン−アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂などの有機顔料などを挙げることができる。
第2塗工層は、水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂、カルボキシメチルセルロースおよびデンプン以外に、製紙分野で従来公知のバインダーを含有することができる。バインダーの例としては、ポリビニルアルコールおよびシラノール変性ポリビニルアルコールなどのポリビニルアルコール誘導体、カゼインおよびゼラチンまたはそれらの変性物、大豆蛋白、プルラン、アラビアゴム、カラヤゴムおよびアルブミンなどの天然高分子樹脂またはこれらの誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミドおよびポリビニルピロリドンなどのビニルポリマー、アルギン酸ソーダ、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、無水マレイン酸またはその共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体およびアクリロニトリル−ブタジエン共重合体などの共役ジエン系共重合体、アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの重合体並びにメタクリル酸塩またはメタクリル酸エステルとブタジエンとの共重合体などのアクリル系共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などのビニル系共重合体、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、およびこれら前記各種共重合体のカルボキシル基などの官能基含有単量体による官能基変性共重合体、さらにメラミン樹脂、尿素樹脂などの熱硬化合成樹脂、天然ゴムラテックスなどを挙げることができる。
本発明のインクジェット捺染用転写紙は、本発明にかかる第1塗工層と第2塗工層との相乗効果によって、画像再現性が高く、裏抜けの発生が抑えられ、転写効率に優れ、インク乾燥性に優れ、および紙の波打ちの発生が抑えられる。この理由は定かではないが、前記成分を有する第1塗工層および第2塗工層を有することで紙の波打ちの発生が抑えられ、印刷時ではインクジェットインクの色材を表面近傍に保持してインク乾燥性を得つつ、被転写物へ転写する際では転写を妨害しない程度に色材を保持できるものと考えられる。例えば、第1塗工層や第2塗工層に顔料を有すると、インク乾燥性が向上するものの、印刷時ではインクジェットインクの溶媒や色材が紙の内部へ侵入も増すために紙の波打ちの発生が抑え難くなると考えられる。さらに場合によっては裏抜けの発生が抑え難く、転写する際では色材が転写し難くなって優れた画像再現性や転写効率を得ることができない、と考えられる。
本発明の第1塗工層および第2塗工層は、前記含有量の条件を満たす限りにおいて、染料定着剤、増粘剤、流動性改良剤、粘度安定剤、pH調整剤、界面活性剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等の製紙分野で従来公知の添加剤を適宜含有することができる。
本発明の第1塗工層および第2塗工層を設ける方法は各々の塗工層塗工液を従来公知の塗工装置および乾燥装置を用いて塗工し乾燥する方法であって特に限定されない。
塗工装置は、例えば、エアーナイフコーター、カーテンコーター、スライドリップコーター、ダイコーター、ブレードコーター、ビルブレードコーター、ショートドエルブレードコーター、ゲートロールコーター、フィルムトランスファーコーター、バーコーター、ロッドコーター、ロールコーター、サイズプレス等を挙げることができる。
塗工装置は、例えば、エアーナイフコーター、カーテンコーター、スライドリップコーター、ダイコーター、ブレードコーター、ビルブレードコーター、ショートドエルブレードコーター、ゲートロールコーター、フィルムトランスファーコーター、バーコーター、ロッドコーター、ロールコーター、サイズプレス等を挙げることができる。
乾燥装置は、例えば、直線トンネル乾燥機、アーチドライヤー、エアーループドライヤー、サインカーブエアーフロートドライヤー等の熱風乾燥機、赤外線加熱ドライヤー、マイクロ波等を利用した乾燥機等を挙げることができる。
第1塗工層の塗工量および第2塗工層の塗工量を合わせた総塗工量は特に制限されないが、乾燥固形分で片面あたり12g/m2以下が好ましい。この理由は主に、画像再現性がより高くなり、転写効率がより優れるからである。
第1塗工層の塗工量は特に限定されないが、乾燥固形分で片面あたり2g/m2以上6g/m2以下が好ましい。この理由は主に、画像再現性がより高く、裏抜けの発生がより抑制され、インク乾燥性により優れ、紙の波打ちの発生がより抑えられるからである。
第2塗工層の塗工量は特に限定されないが、乾燥固形分で片面あたり3g/m2以上6g/m2以下が好ましい。この理由は主に、転写効率により優れ、インク乾燥性により優れるからである。なお、サイズプレス処理によって形成される層の塗工量は、本発明の上記総塗工量に含めないものとする。
第1塗工層の塗工量は特に限定されないが、乾燥固形分で片面あたり2g/m2以上6g/m2以下が好ましい。この理由は主に、画像再現性がより高く、裏抜けの発生がより抑制され、インク乾燥性により優れ、紙の波打ちの発生がより抑えられるからである。
第2塗工層の塗工量は特に限定されないが、乾燥固形分で片面あたり3g/m2以上6g/m2以下が好ましい。この理由は主に、転写効率により優れ、インク乾燥性により優れるからである。なお、サイズプレス処理によって形成される層の塗工量は、本発明の上記総塗工量に含めないものとする。
原紙に、第1塗工層を塗工・乾燥した後に、または第2塗工層を塗工・乾燥した後に、必要に応じてマシンカレンダー、ソフトニップカレンダー、スーパーカレンダー、多段カレンダー、マルチニップカレンダー等を用いたカレンダー処理を施すことができる。
インクジェット捺染用転写紙の坪量は特に限定されない。捺染用転写紙としての熱伝導性を考慮して、インクジェット捺染用転写紙の坪量は、50g/m2以上100g/m2以下が好ましい。坪量は、製紙分野で公知の物性であって従来公知の方法により調整できる。坪量は、JIS P 8124に規定された紙及び板紙−坪量の測定方法に準拠して求められる値である。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はその主旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。また、実施例において示す質量部、質量%は、乾燥固形分あるいは実質成分の値を示す。塗工量は乾燥固形分量を示す。
(画像再現性の評価)
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、インクジェット捺染用転写紙の印刷部における混色の境界部分の滲みをルーペで観察し、下記の5段階で目視評価した。滲みが少ない程、画像再現性が高く良好である。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染用転写紙は画像再現性が高いものとする。
5:極めて良好
4:良好
3:やや良好
2:普通
1:劣る
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、インクジェット捺染用転写紙の印刷部における混色の境界部分の滲みをルーペで観察し、下記の5段階で目視評価した。滲みが少ない程、画像再現性が高く良好である。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染用転写紙は画像再現性が高いものとする。
5:極めて良好
4:良好
3:やや良好
2:普通
1:劣る
(裏抜けの評価)
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、インクジェット捺染用転写紙の印刷側の反対面においてインクジェットインクの裏抜け程度を下記の5段階で目視評価した。印刷側の反対面においてインクジェットインクが視認されない程、裏抜けの発生が抑制されている。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染用転写紙は裏抜けの発生が抑制されているものとする。
5:極めて良好
4:良好
3:やや良好
2:普通
1:劣る
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、インクジェット捺染用転写紙の印刷側の反対面においてインクジェットインクの裏抜け程度を下記の5段階で目視評価した。印刷側の反対面においてインクジェットインクが視認されない程、裏抜けの発生が抑制されている。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染用転写紙は裏抜けの発生が抑制されているものとする。
5:極めて良好
4:良好
3:やや良好
2:普通
1:劣る
(転写効率の評価)
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、インクジェット捺染用転写紙の印刷部を、昇華性染料の定着性を向上する処理が施された被転写物(白色ポリエステルフィルム;紀和化学工業株式会社製)に重ね合わせ、熱転写用プレス機(米国INSTA社製;ヒートプレス機モデル204)を用い、140℃、10分間加熱し、昇華性染料を被転写物に転写した。黒(B+C+M+Y)のパターンの転写効率を下記の5段階で目視評価した。被転写媒体上の黒の濃度が高く均一である程、転写効率に優れる。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染転写紙は転写効率に優れるものとする。
5:極めて良好
4:良好
3:やや良好
2:普通
1:劣る
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、インクジェット捺染用転写紙の印刷部を、昇華性染料の定着性を向上する処理が施された被転写物(白色ポリエステルフィルム;紀和化学工業株式会社製)に重ね合わせ、熱転写用プレス機(米国INSTA社製;ヒートプレス機モデル204)を用い、140℃、10分間加熱し、昇華性染料を被転写物に転写した。黒(B+C+M+Y)のパターンの転写効率を下記の5段階で目視評価した。被転写媒体上の黒の濃度が高く均一である程、転写効率に優れる。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染転写紙は転写効率に優れるものとする。
5:極めて良好
4:良好
3:やや良好
2:普通
1:劣る
(インク乾燥性の評価)
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、印刷直後に、インクジェット捺染用転写紙の黒のパターンの印刷部をティッシュペーパーにて擦り、印刷部の擦れ汚れを下記の5段階で目視評価した。擦れ汚れが少ない程、インク乾燥性に優れる。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染用転写紙はインク乾燥性に優れるものとする。
5:極めて良好
4:良好
3:やや良好
2:普通
1:劣る
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、印刷直後に、インクジェット捺染用転写紙の黒のパターンの印刷部をティッシュペーパーにて擦り、印刷部の擦れ汚れを下記の5段階で目視評価した。擦れ汚れが少ない程、インク乾燥性に優れる。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染用転写紙はインク乾燥性に優れるものとする。
5:極めて良好
4:良好
3:やや良好
2:普通
1:劣る
(紙の波打ちの評価)
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、インクジェット捺染用転写紙の印刷部において紙の波打ち程度を下記の5段階で評価した。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染用転写紙は紙の波打ちの発生が抑制されているものとする。
5:印刷部が波状にならない。
4:印刷直後は波状になるが、直ぐに平滑化する。
3:印刷部が波状になるが、程度が小さく実用上問題にならない。
2:印刷部が波状になっていて、程度が大きく、実用上問題となる場合がある。
1:印刷部が波状になっていて、程度が大きく、印刷不良になる。
武藤工業株式会社製VJ−1324Jを使用して、緑(Y+C)、赤(Y+M)、紺(C+M)および黒(B+C+M+Y)の重ね印刷を含むパターンをインクジェット捺染用転写紙に印刷して、インクジェット捺染用転写紙の印刷部において紙の波打ち程度を下記の5段階で評価した。本発明において、評価3〜5であれば、インクジェット捺染用転写紙は紙の波打ちの発生が抑制されているものとする。
5:印刷部が波状にならない。
4:印刷直後は波状になるが、直ぐに平滑化する。
3:印刷部が波状になるが、程度が小さく実用上問題にならない。
2:印刷部が波状になっていて、程度が大きく、実用上問題となる場合がある。
1:印刷部が波状になっていて、程度が大きく、印刷不良になる。
各実施例および各比較例のインクジェット捺染用転写紙は以下の手順によって作製された。
<原紙の調製>
濾水度400mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として軽質炭酸カルシウム15質量部、両性デンプン0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.05質量部を添加した紙料を、長網抄紙機で抄造し、マシンカレンダー処理をして原紙を作製した。最終的に原紙の坪量が80g/m2になるように抄造条件等を調整した。
濾水度400mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として軽質炭酸カルシウム15質量部、両性デンプン0.8質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.05質量部を添加した紙料を、長網抄紙機で抄造し、マシンカレンダー処理をして原紙を作製した。最終的に原紙の坪量が80g/m2になるように抄造条件等を調整した。
<第1塗工層塗工液の調製>
第1塗工層を設けるための第1塗工層塗工液は、ヒドロキシプロピル化デンプン(日澱化学株式会社製パイオスターチH)の5質量%糊液と、表1に記載のヒドロキシプロピル化デンプン以外の含有物とを、表1に記載する含有量になるように混合し(実施例3はヒドロキシプロピル化デンプン以外の含有物なし)、水で希釈して濃度3質量%の第1塗工層塗工液を調整した。
第1塗工層を設けるための第1塗工層塗工液は、ヒドロキシプロピル化デンプン(日澱化学株式会社製パイオスターチH)の5質量%糊液と、表1に記載のヒドロキシプロピル化デンプン以外の含有物とを、表1に記載する含有量になるように混合し(実施例3はヒドロキシプロピル化デンプン以外の含有物なし)、水で希釈して濃度3質量%の第1塗工層塗工液を調整した。
<第2塗工層塗工液の調製>
第2塗工層を設けるための第2塗工層塗工液は、表1に記載の水溶性ポリアクリルアミド樹脂(いずれも星光PMC株式会社製市販品)と、表1に記載の含有物とを、表1に記載する含有量になるように混合し(比較例4は水溶性ポリアクリルアミド樹脂以外の含有物なし)、水で希釈して濃度6質量%の第2塗工層塗工液を調製した。
第2塗工層を設けるための第2塗工層塗工液は、表1に記載の水溶性ポリアクリルアミド樹脂(いずれも星光PMC株式会社製市販品)と、表1に記載の含有物とを、表1に記載する含有量になるように混合し(比較例4は水溶性ポリアクリルアミド樹脂以外の含有物なし)、水で希釈して濃度6質量%の第2塗工層塗工液を調製した。
表1における含有物は以下の通りである。
燐酸エステル化デンプン:日本食品化工株式会社製MS4600の糊液
重質炭酸カルシウム:株式会社ファイマテック製FMT−90水分散スラリー
カオリン:ヒューバー社製ハイドラファイン90水分散スラリー
カルボキシメチルセルロース:ダイセルファインケム株式会社製CMCダイセル1130の水溶液
ヒドロキシプロピル化デンプン(第2塗工層):日澱化学株式会社製パイオスターチHの糊液
ポリビニルアルコール:日本合成化学工業株式会社製NM−11の水溶液
スチレンブタジエン共重合ラテックス:JSR株式会社製JSR0693
重質炭酸カルシウム:株式会社ファイマテック製FMT−90水分散スラリー
カオリン:ヒューバー社製ハイドラファイン90水分散スラリー
カルボキシメチルセルロース:ダイセルファインケム株式会社製CMCダイセル1130の水溶液
ヒドロキシプロピル化デンプン(第2塗工層):日澱化学株式会社製パイオスターチHの糊液
ポリビニルアルコール:日本合成化学工業株式会社製NM−11の水溶液
スチレンブタジエン共重合ラテックス:JSR株式会社製JSR0693
<インクジェット捺染用転写紙の作製>
原紙の片面上に、第1塗工層塗工液を、ブレードコーターを用いて片面あたり表1に記載の塗工量となるように塗工・乾燥した。次に、第2塗工層塗工液を、ブレードコーターを用いて片面あたり表1に記載の塗工量となるように第1塗工層を設けた面上に塗工・乾燥してインクジェット捺染用転写紙を作製した。
原紙の片面上に、第1塗工層塗工液を、ブレードコーターを用いて片面あたり表1に記載の塗工量となるように塗工・乾燥した。次に、第2塗工層塗工液を、ブレードコーターを用いて片面あたり表1に記載の塗工量となるように第1塗工層を設けた面上に塗工・乾燥してインクジェット捺染用転写紙を作製した。
各実施例および各比較例について、各評価結果を表1に示す。
表1から、本発明の実施例であるインクジェット捺染用転写紙は、画像再現性が高く、裏抜けの発生が抑制され、転写効率に優れ、インク乾燥性に優れ、さらに紙の波打ちの発生が抑えられていることが分かる。一方、本発明に該当しないインクジェット捺染用転写紙である各比較例では、本発明の効果を得ることができないと分かる。
Claims (1)
- インクジェット記録方式で文字や画像を印刷した捺染用転写紙を版として使用する捺染方法に用いるインクジェット捺染用転写紙であって、原紙と、原紙の少なくとも一方の面に第1塗工層と、第1塗工層の原紙と接する側とは反対面上に第2塗工層とを有し、第1塗工層がヒドロキシプロピル化デンプンを含有し、第1塗工層中における前記ヒドロキシプロピル化デンプンの含有量が第1塗工層の全固形分質量に対して80質量%以上であり、第2塗工層が、水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂、並びにカルボキシメチルセルロースおよび/またはデンプンを含有し、第2塗工層における水溶性アニオン性ポリアクリルアミド樹脂の含有量が第2塗工層中の全固形分質量に対して40質量%以上90質量%以下であり、第1塗工層および第2塗工層がいずれも顔料を含有しないことを特徴とするインクジェット捺染用転写紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015056500A JP2016175250A (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-19 | インクジェット捺染用転写紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015056500A JP2016175250A (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-19 | インクジェット捺染用転写紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016175250A true JP2016175250A (ja) | 2016-10-06 |
Family
ID=57068799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015056500A Pending JP2016175250A (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-19 | インクジェット捺染用転写紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016175250A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017035823A (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | 大王製紙株式会社 | 昇華型インクジェット捺染転写紙及びその製造方法 |
JP2017052247A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 大王製紙株式会社 | 昇華型インクジェット捺染転写紙及びその製造方法 |
WO2021085058A1 (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 三菱製紙株式会社 | 転写捺染用紙及び転写捺染法 |
JP2021075041A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-20 | 三菱製紙株式会社 | 転写捺染用紙 |
WO2022054435A1 (ja) * | 2020-09-10 | 2022-03-17 | 三菱製紙株式会社 | 転写用紙及び転写捺染法 |
-
2015
- 2015-03-19 JP JP2015056500A patent/JP2016175250A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017035823A (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | 大王製紙株式会社 | 昇華型インクジェット捺染転写紙及びその製造方法 |
JP2017052247A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 大王製紙株式会社 | 昇華型インクジェット捺染転写紙及びその製造方法 |
WO2021085058A1 (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 三菱製紙株式会社 | 転写捺染用紙及び転写捺染法 |
JP2021075041A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-20 | 三菱製紙株式会社 | 転写捺染用紙 |
JP7328186B2 (ja) | 2019-10-31 | 2023-08-16 | 三菱製紙株式会社 | 転写捺染用紙 |
WO2022054435A1 (ja) * | 2020-09-10 | 2022-03-17 | 三菱製紙株式会社 | 転写用紙及び転写捺染法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103119219B (zh) | 印刷用涂料纸和形成印刷图像的方法 | |
US9789722B2 (en) | Printing coated paper and method for producing a printed material using the same | |
JP2016175250A (ja) | インクジェット捺染用転写紙 | |
JP6153920B2 (ja) | 微塗工紙およびそれを用いる印刷物製造方法 | |
JP5528972B2 (ja) | 印刷用塗工紙 | |
JP6633895B2 (ja) | 輪転方式の産業用インクジェット印刷機向け印刷用紙および印刷物製造方法 | |
JP6404203B2 (ja) | 印刷用紙および印刷物製造方法 | |
JP5781993B2 (ja) | 印刷用塗工紙 | |
JP2021075041A (ja) | 転写捺染用紙 | |
JP6656203B2 (ja) | 転写用紙 | |
JP6254664B2 (ja) | インクジェット記録用キャスト塗工紙 | |
JP6257548B2 (ja) | 産業用インクジェット印刷機向け印刷用塗工紙 | |
JP6998904B2 (ja) | 印刷用紙 | |
JP6063369B2 (ja) | インクジェット記録用キャスト塗工紙 | |
JP2017071089A (ja) | 産業用インクジェット印刷機向け印刷用塗工紙 | |
JP6248870B2 (ja) | インクジェット印刷用塗工紙 | |
JP5437028B2 (ja) | インクジェット記録用紙 | |
JP2018135612A (ja) | 印刷用塗工紙 | |
JP2010036343A (ja) | インクジェット用記録媒体 | |
JP6463301B2 (ja) | 転写用紙 | |
JP2018131706A (ja) | 印刷用塗工紙 | |
US9731497B2 (en) | Printing paper and method for producing printed material | |
JP2023181605A (ja) | 転写捺染用紙 | |
JP2022131435A (ja) | 転写用紙 | |
JP2015164777A (ja) | 産業用インクジェット印刷機向け印刷用塗工紙 |