JP2016160090A - エレベータ昇降路作業床装置およびエレベータ昇降路作業床装置設置方法 - Google Patents

エレベータ昇降路作業床装置およびエレベータ昇降路作業床装置設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乗場の高さ位置と作業床の高さ位置とをより確実に合わせることができるエレベータ昇降路作業床装置を得る。【解決手段】昇降路100のピット102に立てられる複数の支持部材1と、支持部材1に設けられ、支持部材1に対して高さ方向についての位置が調整可能な下部床受部材2と、下部床受部材2に支持される下部作業床3とを備え、下部床受部材2は、下部作業床3を支持する床受本体部21と、床受本体部21に設けられ、高さ方向にかごを案内するかご用ガイドレール103に対して固定される固定部22とを有している。【選択図】図1

Description

この発明は、昇降路に設置されるエレベータ昇降路作業床装置および昇降路にエレベータ昇降路作業床装置を設置するエレベータ昇降路作業床装置設置方法に関する。
従来、上部に作業床を有し昇降路のピットに立てられるビディ足場を備えたエレベータ昇降路作業床装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特公平7−55777号公報
しかしながら、ビディ足場は高さ方向の寸法を調節することができないので、ビディ足場の高さ方向の寸法とピットから乗場までの高さ方向の寸法とが一致しない場合には、乗場の高さ位置と作業床の高さ位置とを合わせることができないという問題点があった。
この発明は、乗場の高さ位置と作業床の高さ位置とをより確実に合わせることができるエレベータ昇降路作業床装置およびエレベータ昇降路作業床装置設置方法を提供するものである。
この発明に係るエレベータ昇降路作業床装置は、昇降路のピットに立てられる複数の支持部材と、それぞれの支持部材に設けられ、支持部材に対して高さ方向についての位置が調整可能な床受部材と、床受部材に支持される作業床とを備えている。
この発明に係るエレベータ昇降路作業床装置によれば、支持部材に対して高さ方向についての位置が調整可能な床受部材に作業床が支持されるので、乗場の高さ位置と作業床の高さ位置とをより確実に合わせることができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ昇降路作業床装置を示す斜視図である。 図1のエレベータ昇降路作業床装置の下半分を示す斜視図である。 図2のエレベータ昇降路作業床装置を示す平面図である。 図2の固定部を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータ昇降路作業床装置を示す斜視図である。 図5の固定部を示す平面図である。 図6の保護部材を示す正面図である。 図7の保護部材を示す側面図である。 図5の下部作業床の変形例を示す平面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ昇降路作業床装置を示す斜視図である。このエレベータ昇降路作業床装置は、昇降路100から釣合重り101を撤去する場合、昇降路100に釣合重り101を設置する場合、かご床(図示せず)を撤去する場合およびかご床を設置する場合等に用いられる。
このエレベータ昇降路作業床装置は、昇降路100のピット102に立てられる4本の支持部材1と、それぞれの支持部材1に渡って設けられ、支持部材1に対して高さ方向についての位置が調整可能な下部床受部材(床受部材)2と、下部床受部材2に支持される下部作業床(作業床)3と、下部床受部材2よりも上方でそれぞれの支持部材1に渡って設けられ、支持部材1に対して高さ方向についての位置が調整可能な上部床受部材(床受部材)4と、上部床受部材4に支持される上部作業床(作業床)5と、下部床受部材2よりも下方で隣り合う支持部材1の間に渡って設けられる根がらみ部材6とを備えている。
支持部材1は、ピット102に立てられる有底円筒形状の土台部11と、土台部11に対して高さ方向についての位置が調整可能な円筒形状の可動部12とを有している。可動部12は、土台部11の内側に上方から挿入されている。土台部11に対する可動部12における高さ方向の位置を変化させることによって、支持部材1は、高さ方向の寸法が調整可能となっている。可動部12は、固定部材(図示せず)を用いて、土台部11に固定される。可動部12が土台部11に固定されることによって、支持部材1の高さ方向の寸法が変化しなくなる。
図2は図1のエレベータ昇降路作業床装置の下半分を示す斜視図、図3は図2のエレベータ昇降路作業床装置を示す平面図である。下部床受部材2は、下部作業床3を支持する床受本体部21と、床受本体部21に設けられ、それぞれのかご用ガイドレール103に対して固定される一対の固定部22とを有している。かご用ガイドレール103は、かご(図示せず)を高さ方向に案内する。
床受本体部21は、昇降路100の幅方向に離れて配置され、昇降路100の奥行方向に延びる一対の第1単管211と、昇降路100の奥行方向に離れて配置され、昇降路100の幅方向に延びる一対の第2単管212と、第1単管211と支持部材1とを接続する4個の第1直交クランプ213と、第2単管212と支持部材1とを接続する4個の第2直交クランプ214とを有している。第1直交クランプ213は、第1単管211の長手方向両端部に取り付けられている。第2直交クランプ214は、第2単管212の長手方向両端部に取り付けられている。この例では、昇降路100の幅方向とは、乗場出入口についての幅方向と同じ方向であり、図3の矢印Aの方向である。また、この例では、昇降路100の奥行方向とは、昇降路100を上方から視た場合に昇降路100の幅方向に直交する方向であり、図3の矢印Bの方向である。
下部作業床3は、複数枚の足場板31と、それぞれの足場板31を第1単管211に固定するバンド32とを有している。なお、下部作業床3としては、一枚の足場板31と、足場板31を第1単管211に固定するバンド32とを有する構成であってもよい。この場合、足場板31としては、特定の大きさの物、例えば、厚さ21mm、幅920mm、奥行1500のコンパネ(concrete panel)が挙げられる。下部作業床3として、一枚の足場板31とバンド32とを有する構成の場合、複数枚の足場板31を用意する必要がなくなり、下部作業床3を容易に組み立てることができる。なお、足場板31の特定の大きさとは、下部床受部材2の大きさに応じた大きさであり、下部床受部材2の大きさに応じて適宜変更される。また、足場板31としては、コンパネを用いなくてもよく、例えば、鉄板等であってもよい。また、足場板31の上にコンパネ等を重ねる構造であってもよい。これにより、一層強固な足場を得ることができる。それぞれの足場板31は、一対の第1単管211に渡って配置されている。また、それぞれの足場板31は、昇降路100の奥行方向に並べて配置されている。下部作業床3は、乗場104(図1)と同一の高さ位置となるように配置されている。
図1に示すように、上部床受部材4は、下部床受部材2と同様に、上部作業床5を支持する床受本体部41と、床受本体部41に設けられ、それぞれのかご用ガイドレール103に固定される一対の固定部42とを有している。
床受本体部41は、昇降路100の幅方向に離れて配置され、昇降路100の奥行方向に延びる一対の第1単管411と、昇降路100の奥行方向に離れて配置され、昇降路100の幅方向に延びる一対の第2単管412と、第1単管411と支持部材1とを接続する4個の第1直交クランプ413と、第2単管412と支持部材1とを接続する4個の第2直交クランプ414とを有している。第1直交クランプ413は、第1単管411の長手方向両端部に取り付けられている。第2直交クランプ414は、第2単管412の長手方向両端部に取り付けられている。
上部作業床5は、複数枚の足場板51と、それぞれの足場板51を第1単管411に固定するバンド(図示せず)とを有している。なお、上部作業床5としては、一枚の足場板51と、足場板51を第1単管411に固定するバンドとを有する構成であってもよい。この場合、足場板51としては、特定の大きさの物、例えば、厚さ21mm、幅920mm、奥行1500のコンパネが挙げられる。上部作業床5として、一枚の足場板51とバンドとを有する構成の場合、複数枚の足場板51を用意する必要がなくなり、上部作業床5を容易に組み立てることができる。なお、足場板51の特定の大きさとは、上部床受部材4の大きさに応じた大きさであり、上部床受部材4の大きさに応じて適宜変更される。また、足場板51としては、コンパネを用いなくてもよく、例えば、鉄板等であってもよい。また、足場板51の上にコンパネ等を重ねる構造であってもよい。これにより、一層強固な足場を得ることができる。それぞれの足場板51は、一対の第1単管411に渡って配置されている。また、それぞれの足場板51は、昇降路100の奥行方向に並べて配置されている。上部作業床5は、乗場104と同一の高さ位置となるように配置されている。
根がらみ部材6は、昇降路100の幅方向に離れて配置され、昇降路100の奥行方向に延びる一対の第1単管61と、昇降路100の奥行方向に離れて配置され、昇降路100の幅方向に延びる一対の第2単管62と、第1単管61と支持部材1とを接続する4個の第1直交クランプ63と、第2単管62と支持部材1とを接続する4個の第2直交クランプ64とを有している。第1直交クランプ63は、第1単管61の長手方向両端部に取り付けられている。第2直交クランプ64は、第2単管62の長手方向両端部に取り付けられている。
図4は図2の固定部22を示す平面図である。かご用ガイドレール103は、かごを案内するレール本体部105と、レール本体部105と一体に形成され、レールブラケット(図示せず)によって昇降路に対して固定されるレール平板部106とを有している。
固定部22は、かご用ガイドレール103のレール平板部106の背面と昇降路100の壁107との間に設けられる支持ブラケット221と、レール平板部106の表面に設けられ、支持ブラケット221とともにレール平板部106を挟むクリップ222と、支持ブラケット221を第1単管211に固定する固定金具223とを有している。上部床受部材4の固定部42は、下部床受部材2の固定部22と同様の構成となっている。
次に、エレベータ昇降路作業床装置設置方法について説明する。まず、下部作業床3と乗場104とが隣り合う場合における下部床受部材2の位置に下部床受部材2を配置して、下部床受部材2をかご用ガイドレール103に取り付ける(床受部材仮設工程)。下部作業床3を配置する位置としては、乗場104からおよそ30mmだけ下方の高さ位置が挙げられる。これは、第1単管211の高さ方向の寸法および下部作業床3の厚さ寸法の合計値がおよそ30mmだからである。上部作業床5は、上部作業床5の高さ位置が釣合重り101の上端部よりも下方となるように配置して、かご用ガイドレール103に取り付ける(床受部材仮設工程)。
床受部材仮設工程の後、それぞれの支持部材1の高さ方向の寸法を最小にした状態で、昇降路100に支持部材1を搬入する。その後、それぞれの支持部材1の高さ方向の寸法を変更するとともに、それぞれの支持部材1をピット102に立てる(支持部材設置工程)。
支持部材設置工程の後、それぞれの支持部材1に根がらみ部材6を取り付ける(根がらみ部材設置工程)。
根がらみ部材設置工程の後、下部床受部材2を支持部材1に取り付ける(床受部材設置工程)。上部床受部材4についても、下部床受部材2と同様にして、支持部材1に取り付ける(床受部材設置工程)。
また、下部床受部材2に下部作業床3を支持させ(作業床設置工程)、上部床受部材4に上部作業床5を支持させる(作業床設置工程)。以上により、エレベータ昇降路作業床装置設置方法が終了する。
この例では、乗場104は、1階の乗場となっている。エレベータ昇降路作業床装置を設置した後に、釣合重り101から重り板を取り外して昇降路100から搬出する。このとき、釣合重り101の上部に配置されている重り板は、作業者が上部作業床5に立って取り外しを行う。釣合重り101の下部に配置されている重り板は、作業者が下部作業床3またはピット102に立って取り外しを行う。その後、釣合重り枠を昇降路100から搬出する。このとき、釣合重り101をホイストによって吊り上げて、作業者は下部作業床3に立って釣合重り枠の搬出を行う。釣合重り101の搬入および組立は、釣合重り101の搬入および解体の逆の手順により行う。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベータ昇降路作業床装置によれば、ピット102に立てられる複数の支持部材1と、それぞれの支持部材1に渡って設けられ、支持部材1に対して高さ方向についての位置が調整可能な下部床受部材2と、下部床受部材2に支持される下部作業床3とを備えているので、乗場104の高さ位置と下部作業床3の高さ位置とをより確実に合わせることができる。
また、下部床受部材2は、下部作業床3を支持する床受本体部21と、床受本体部21に設けられ、かご用ガイドレール103に対して固定される固定部22とを有しているので、下部床受部材2および下部作業床3の横揺れを抑制することができる。
また、このエレベータ昇降路作業床装置は、下部床受部材2よりも下方で隣り合う支持部材1の間に渡って設けられる根がらみ部材6を備えているので、支持部材1の横揺れを抑制することができる。
また、支持部材1は、高さ方向について伸縮可能となっているので、支持部材1の高さ方向の寸法を最小にした状態で昇降路100に対して搬出入することができる。その結果、支持部材1の昇降路100に対する搬出入をより容易に行うことができる。
また、この発明の実施の形態1に係るエレベータ昇降路作業床装置設置方法によれば、ピット102に複数の支持部材1を立てる支持部材設置工程と、支持部材設置工程の後、支持部材1に対して高さ方向についての位置が調整可能な下部床受部材2を支持部材1に取り付ける床受部材設置工程と、床部材設置工程の後、下部床受部材2に下部作業床3を支持させる作業床設置工程とを備えているので、乗場104の高さ位置と下部作業床3の高さ位置とをより確実に合わせることができる。
また、このエレベータ昇降路作業床装置設置方法によれば、床受部材設置工程の前に、下部作業床3と乗場104とが隣り合う場合における下部床受部材2の位置に下部床受部材2を配置して、下部床受部材2をかご用ガイドレール103に取り付ける床受部材仮設工程を備えているので、下部作業床3と乗場104とが隣り合う場合における下部床受部材2の位置に下部床受部材2を容易に配置することができる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係るエレベータ昇降路作業床装置を示す斜視図である。エレベータ昇降路作業床装置は、支持部材1とピット102との間に設けられる複数の嵩上部材7と、上部作業床5よりも上方に設けられ、かご用ガイドレール103に支持される軽量型床受部材8と、軽量型床受部材8に支持される軽量型作業床9とをさらに備えている。
嵩上部材7は、硬質発泡スチロールから構成されている。嵩上部材7は、支持部材1を支持している。この例では、嵩上部材7は、一段のみ配置されているが、ピット102から乗場104までの距離に合わせて、複数段の嵩上部材7をピット102に配置してしもよい。
軽量型床受部材8は、軽量型作業床9の高さ位置が、乗場104よりも上方にある乗場108の高さ位置と一致するように配置されている。軽量型床受部材8は、支持部材1に支持されていない。軽量型床受部材8は、かご用ガイドレール103に支持される床受本体部81と、床受本体部81に設けられ、かご用ガイドレール103に固定される固定部82とを有している。床受本体部81および固定部82は、実施の形態1における床受本体部21および固定部22と同様の構成となっている。
下部床受部材2は、下部作業床3を支持する床受本体部21と、床受本体部21に設けられ、それぞれのかご用ガイドレール103に対して固定される一対の固定部23とを有している。
上部床受部材4は、上部作業床5を支持する床受本体部41と、床受本体部41に設けられ、それぞれのかご用ガイドレール103に対して固定される一対の固定部43とを有している。
軽量型作業床9は、一枚の足場板から構成されている。下部作業床3および上部作業床5は、軽量型作業床9と同様に、一枚の足場板から構成されている。
図6は図5の固定部23を示す平面図である。固定部22は、かご用ガイドレール103のレール本体部105を幅方向に挟む把持部231と、把持部231を第1単管211に固定する固定金具232とを有している。
把持部231は、レール本体部105の一方の面に接触する基部233と、レール本体部105の他方の面に接触する保護部材234と、保護部材234をレール本体部105に向かって押圧するボルト235とを有している。基部233は、レール本体部105の一方の面に接触される接触部236と、接触部236から幅方向に離れて設けられ、ボルト235を支持するボルト支持部237と、接触部236とボルト支持部237とを連結する連結部238とを有している。ボルト支持部237には、ねじ溝が形成された貫通孔(図示せず)が形成されている。ボルト235は、回転することによって、接触部236に対して近づいたり離れたりする。
図7は図6の保護部材234を示す正面図、図8は図7の保護部材234を示す側面図である。保護部材234は、アルミニウムまたは鉄等の金属から構成されている。保護部材234には、ボルト235の直径よりも僅かに大きい直径の溝239が形成されている。溝239には、ボルト235の先端部が挿入される。
上部床受部材4の固定部43は、下部床受部材2の固定部23と同様の構成となっている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
この例では、乗場104は、地下1階の乗場、乗場108は1階の乗場となっている。釣合重り101の重り板は、下部作業床3、上部作業床5および軽量型作業床9のそれぞれから取り外しが行われる。釣合重り101の釣合重り枠は、乗場108から搬出される。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るエレベータ昇降路作業床装置によれば、固定部23は、かご用ガイドレール103におけるレール本体部105を幅方向に挟むことによって、かご用ガイドレール103に対して固定されるので、かご用ガイドレール103と昇降路100の壁107との間に十分なスペースが無い場合であっても、固定部23をかご用ガイドレール103に固定することができる。
また、この発明の実施の形態2に係るエレベータ昇降路作業床装置設置方法によれば、床受部材仮設工程では、下部床受部材2における固定部23がかご用ガイドレール103におけるレール本体部105を幅方向に挟むことによって、固定部23をかご用ガイドレール103に対して固定するので、かご用ガイドレール103と昇降路100の壁107との間に十分なスペースが無い場合であっても、固定部23をかご用ガイドレール103に固定することができる。
なお、上記実施の形態2では、平面視四角形状の下部作業床3を例に説明したが、図9に示すように、下部作業床3における乗場出入口側の部分の幅方向の寸法を乗場出入口の幅方向の寸法よりも小さくして、下部作業床3を乗場104まで延ばす構成であってもよい。これにより、下部作業床3と乗場104との間の隙間をなくすことができる。
1 支持部材、2 下部床受部材(床受部材)、3 下部作業床(作業床)、4 上部床受部材(床受部材)、5 上部作業床(作業床)、6 根がらみ部材、7 嵩上部材、8 軽量型床受部材、9 軽量型作業床、11 土台部、12 可動部、21 床受本体部、22 固定部、23 固定部、31 足場板、32 バンド、41 床受本体部、42 固定部、43 固定部、51 足場板、61 第1単管、62 第2単管、63 第1直交クランプ、64 第2直交クランプ、81 床受本体部、82 固定部、100 昇降路、101 釣合重り、102 ピット、103 かご用ガイドレール、104 乗場、105 レール本体部、106 レール平板部、107 壁、108 乗場、211 第1単管、212 第2単管、213 第1直交クランプ、214 第2直交クランプ、221 支持ブラケット、222 クリップ、223 固定金具、231 把持部、232 固定金具、233 基部、234 保護部材、235 ボルト、236 接触部、237 ボルト支持部、238 連結部、239 溝、411 第1単管、412 第2単管、413 第1直交クランプ、414 第2直交クランプ。

Claims (8)

  1. 昇降路のピットに立てられる複数の支持部材と、
    それぞれの前記支持部材に渡って設けられ、前記支持部材に対して高さ方向についての位置が調整可能な床受部材と、
    前記床受部材に支持される作業床と
    を備えたことを特徴とするエレベータ昇降路作業床装置。
  2. 前記床受部材は、前記作業床を支持する床受本体部と、前記床受本体部に設けられ、高さ方向にかごを案内するかご用ガイドレールに対して固定される固定部とを有していることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ昇降路作業床装置。
  3. 前記固定部は、前記かご用ガイドレールにおけるレール本体部を幅方向に挟むことによって、前記かご用ガイドレールに対して固定されることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ昇降路作業床装置。
  4. 前記床受部材よりも下方で隣り合う前記支持部材の間に渡って設けられる根がらみ部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のエレベータ昇降路作業床装置。
  5. 前記支持部材は、高さ方向について伸縮可能となっていることを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか一項に記載のエレベータ昇降路作業床装置。
  6. 昇降路にエレベータ昇降路作業床装置を設置するエレベータ昇降路作業床設置方法であって、
    前記昇降路のピットに複数の支持部材を立てる支持部材設置工程と、
    前記支持部材設置工程の後、前記支持部材に対して高さ方向についての位置が調整可能な床受部材を前記支持部材に取り付ける床受部材設置工程と、
    前記床受部材設置工程の後、前記床受部材に作業床を支持させる作業床設置工程と
    を備えたことを特徴とするエレベータ昇降路作業床装置設置方法。
  7. 前記床受部材設置工程の前に、前記作業床と乗場とが隣り合う場合における前記床受部材の位置に前記床受部材を配置して、前記床受部材をかご用ガイドレールに取り付ける床受部材仮設工程をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載のエレベータ昇降路作業床装置設置方法。
  8. 前記床受部材仮設工程では、前記床受部材における固定部が前記かご用ガイドレールにおけるレール本体部を幅方向に挟むことによって、前記固定部を前記かご用ガイドレールに対して固定することを特徴とする請求項7に記載のエレベータ昇降路作業床装置設置方法。
JP2015043525A 2015-03-05 2015-03-05 エレベータ昇降路作業床装置およびエレベータ昇降路作業床装置設置方法 Active JP6211027B2 (ja)

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