JP2016157637A - 燃料電池及び燃料電池の製造方法、並びに、燃料電池の修復方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】緻密膜(固体電解質膜及びインターコネクタ)が損傷した場合でも運転を維持することが可能な燃料電池及びその製造方法、並びに、燃料電池の修復方法を提供する。【解決手段】燃料極109と固体電解質膜111と空気極113とを備える複数の燃料電池セル105、及び、隣接する前記燃料電池セル105を電気的に接続するインターコネクタ107を有するセルスタック101を備え、前記セルスタック101が、前記燃料極109の前記固体電解質膜111と反対の面側に、Na濃度が1000wtppm以上5000wtppm以下であるNa含有層103bを備える燃料電池。【選択図】図1

Description

本発明は燃料電池及びその製造方法、並びに、運転時における燃料電池の修復方法に関する。
燃料電池の例として、円筒型固体酸化物形燃料電池や平板型固体酸化物形燃料電池が知られている。
例えば円筒型固体酸化物形燃料電池(例えば特許文献1)では、複数の円筒形状のセルスタックが電気的に並列に接続されて燃料電池内部に収容される。各セルスタックにおいて、例えばカルシウム安定化ジルコニア(CSZ)製の多孔質の基体管(基体)上に、燃料極、固体電解質膜、及び、空気極が積層された燃料電池セルが複数形成され、隣接する燃料電池セルがインターコネクタにより電気的に連結される。
燃料極及び空気極はそれぞれ、燃料ガス及び酸化剤ガスを固体電解質膜に向かって通過させる役割を果たす。固体電解質膜は高温で高い酸素イオン導電性を示すことにより、酸素イオン(O2−)を燃料極に向かって移動させる役割を果たす。燃料極と固体電解質膜との界面で燃料ガスと酸素イオンとが反応することにより発電が行われる。
固体電解質膜及びインターコネクタは、燃料ガスと酸化剤ガスとが直接接触して反応することを防止するために、緻密な膜であることが求められる。
特開2007−188793号公報
固体電解質膜やインターコネクタに亀裂が発生した場合、燃料極を通過した燃料ガスや空気極を通過した酸化剤ガスが亀裂を介して相互に拡散する。これにより、発電性能が著しく低下してしまう。
燃料電池の運転中(800〜1000℃程度)に燃料ガスと酸化剤ガスとが接触して燃料ガスが燃焼すると、局所的に発熱する。この局所的な発熱により更に亀裂部分から破損が進展したり、セルスタック内に大きな温度差が発生して、基体上に形成される膜全体が損傷する場合がある。膜が損傷すると発電を継続することが不可能になるので、燃料電池の運転を停止してセルスタックを交換する必要がある。
このように、固体電解質膜やインターコネクタに亀裂が発生した場合には、システム(燃料電池)の健全性を維持することが困難であった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、緻密膜(固体電解質膜及びインターコネクタ)が損傷した場合でも運転を維持することが可能な燃料電池及びその製造方法、並びに、燃料電池の修復方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、燃料極と固体電解質膜と空気極とを備える複数の燃料電池セル、及び、隣接する前記燃料電池セルを電気的に接続するインターコネクタを有するセルスタックを備え、前記セルスタックが、前記燃料極の前記固体電解質膜と反対の面側に、Na濃度が1000wtppm以上5000wtppm以下であるNa含有層を備える燃料電池である。
本発明の第2の態様は、燃料極と固体電解質膜と空気極とを備える複数の燃料電池セル、及び、隣接する前記燃料電池セルを電気的に接続するインターコネクタを有するセルスタックを備える燃料電池の製造方法であって、Naを含有する物質を含むスラリーが作製される工程と、前記スラリーを用いてNa含有層が形成される工程とを含み、前記Na含有層が、前記セルスタックの前記燃料極の前記固体電解質膜と反対の面側に形成され、前記Na含有層中のNa濃度が1000wtppm以上5000wtppm以下となるように、前記スラリー中の前記Naを含有する物質の濃度が調整される燃料電池の製造方法である。
本発明の第3の態様は、燃料極と固体電解質膜と空気極とを備える複数の燃料電池セル、隣接する前記燃料電池セルを電気的に接続するインターコネクタ、及び、前記燃料極の前記固体電解質膜と反対の面側に、Na濃度が1000wtppm以上5000wtppm以下であるNa含有層を有するセルスタックを備える燃料電池において、前記燃料電池の運転中に前記固体電解質膜または前記インターコネクタの少なくとも一方に亀裂が発生し、前記燃料電池の運転中に前記Na含有層中のNaが前記亀裂に向かって拡散し、前記亀裂において前記NaからNaOが生成し、前記NaOが前記亀裂を埋めて前記亀裂を修復する燃料電池の修復方法である。
燃料電池の運転中に緻密膜である固体電解質膜やインターコネクタに亀裂が発生すると、亀裂を介して燃料ガス及び酸化剤ガスが固体電解質膜やインターコネクタにリークして燃料ガスが燃焼し、亀裂周辺で局所的に温度が上昇する。
本発明の場合、局所的な温度上昇によりNa含有層中のNaがガス化して燃料電池セル側に拡散し、亀裂に到達する。亀裂に到達したNaは酸化剤ガス中の酸素と反応し、NaOが生成する。このNaOにより燃料ガスと酸化剤ガスとの接触が阻害されて燃料ガスの燃焼が停止し、亀裂部分での温度が低下する。温度低下によりNaOが固体として析出して、亀裂がNaOにより埋められる。
このように本発明の燃料電池は、燃料電池の運転中に亀裂が発生しても、運転を停止させることなく亀裂がNa含有層中のNa成分により修復される。また、NaOの析出は局所的であるため他の部分は発電に寄与することができる。このため、運転を継続して行うことができる。
第2の態様において、前記Naを含有する物質が、NaNO、NaCO、NaF、NaClのいずれかであることが好ましい。
上記材料は比較的安価なNa源であり、Na含有層の主成分中に容易にNa成分を導入することができる。また、上記物質はスラリー溶媒(水、アルコール等)との相性が良く、容易にスラリー化ができるので有利である。
第2の態様において、前記Na含有層が形成される工程が、支持体の外表面上に前記スラリーが塗布されて前記スラリーの膜が形成される工程と、前記スラリーの膜が焼成される工程と、を備え、前記Na含有層上に前記燃料極が形成されることが好ましい。
または、第2の態様において、前記Na含有層が形成される工程が、離形シート上に前記スラリーが塗布されて前記スラリーの膜が形成される工程と、前記スラリーの膜が支持体と接触するように、前記離形シートが前記支持体の表面に配置される工程と、所定期間経過後に前記離形シートが取り外されて、前記支持体の外表面に前記スラリーの膜が付着する工程と、前記スラリーの膜が焼成される工程と、を備え、前記Na含有層上に前記燃料極が形成されることが好ましい。
または、第2の態様において、前記Na含有層が形成される工程が、前記燃料極上に前記スラリーが塗布されて前記スラリーの膜が形成される工程と、前記スラリーの膜が焼成される工程とを含むことが好ましい。
上記の工程により、Na含有層を容易に形成することが可能である。
本発明の燃料電池は、運転中に固体電解質膜及びインターコネクタに亀裂が発生した場合、セルスタック中の成分(基体のNa含有層から拡散するNa)を利用して、運転中に亀裂を自然に修復させるものである。この結果、固体電解質膜及びインターコネクタに亀裂が発生した場合でも燃料電池を停止させてセルスタックを交換することなく、運転を継続させることができる。
円筒型の燃料電池のセルスタックの一態様を示す概略図である。 平板型の燃料電池のセルスタックの一態様を示す概略図である。 Ni−YSZ層が形成された基体管(Na含有層形成)の断面SEM画像である。 図3と同一箇所におけるナトリウム(Na)のEPMAマッピング画像である。 図3と同一箇所におけるジルコニウム(Zr)のEPMAマッピング画像である。 自己修復メカニズムを説明する図である。
図1は、円筒型の燃料電池(固体酸化物形燃料電池)のセルスタックの一態様を示すものである。円筒型の燃料電池は、発電室内に本実施形態のセルスタック101を複数本収容したものである。但し、セルスタック101を1本収容した場合も採用し得る。
本実施形態では、セルスタックは円筒型(基体が円筒形状)として説明するが、これに限定されない。例えば、セルスタックは楕円型(基体が楕円筒形状)や平板型(基体が平板形状)としても良い。
セルスタック101は、円筒形状の基体管(基体)103と、基体管103の外周面に複数形成された燃料電池セル105と、隣り合う燃料電池セル105の間に形成されたインターコネクタ107とを有する。燃料電池セル105は、燃料極109と固体電解質膜111と空気極113とが積層して形成されている。また、セルスタック101は、基体管103の外周面に形成された複数の燃料電池セル105の内、基体管103の軸方向において最も端に形成された燃料電池セル105の空気極113に、インターコネクタ107を介して電気的に接続されたリード膜115(+極)を有する。また基体管103の軸方向の図示しない他端においては最も端に形成された燃料電池セル105の燃料109に電気的に接続されたリード膜(−極)を有する。
燃料ガスは、基体管103の一端から基体管103の内部に導入されて基体管103の他端から外部へ排出される。一方、酸素を含む酸化剤ガス(例えば空気)は、基体管103の外部に供給される。基体管103を介して供給された燃料ガスは、例えば、メタン(CH)と水蒸気との混合ガスを反応させ、水素(H)と一酸化炭素(CO)に改質するものである。また、燃料極109は、改質により得られる水素(H)及び一酸化炭素(CO)と、固体電解質111を介して供給される酸素イオン(O2−)とを固体電解質111との界面付近において電気化学的に反応させて水(HO)及び二酸化炭素(CO)を生成するものである。なお、燃料電池セル105は、この時、酸素イオンから放出される電子によって発電する。
基体管103は、燃料電池セル105とインターコネクタ107とリード膜115とを支持すると共に、基体管103の内部に供給される燃料ガスを基体管103の細孔を介して基体管103の外周面に形成される燃料極109に拡散させるものである。
本実施形態において、基体管(基体)103は、支持体103aと、支持体103aの外周面上に形成されるNa含有層103bとで構成される。Na含有層103bは、支持体103aの全周に形成される。円筒型の燃料電池の場合、Na含有層103は、燃料極109に対して固体電解質膜111と反対の面側に形成されることになる。
支持体103aの厚さは1000μm〜3000μmである。一方、Na含有層103bの厚さは10μm〜100μmである。
支持体103aは、多孔質材料からなり、例えば、CaO安定化ZrO(CSZ)、又はY安定化ZrO2(YSZ)、又はMgAlとされる。
Na含有層103bは、支持体103aと同じ多孔質材料(例えば、CaO安定化ZrO(CSZ)、又はY安定化ZrO2(YSZ)、又はMgAl)を主成分とし、Naを含む層である。Na含有層103b中において、Naは粒界に酸化物(NaO)として存在しているか、主成分中(例えばジルコニア中)に固溶して存在していると推定される。
Na含有層103b中のNa濃度は、1000wtppm以上5000wtppm以下の範囲内である。後述する亀裂修復能力を考慮すると、Na含有層103b中のNa濃度は1000wtppm以上であることが好ましい。
燃料電池を長期間運転している間にNa含有層103b中のNaが他の層に拡散する。Na含有層中のNa濃度が高くなりすぎると、拡散したNaが燃料極と固体電解質膜との界面(三相界面)にNaOが析出する可能性が高まる。三相界面に析出するNaOにより触媒機能が阻害されて発電能力が低下する恐れがある。NaO析出による性能低下を考慮すると、Na含有層103b中のNa濃度の上限値は5000wtppmであることが好ましい。
なお、支持体103a自体も不純物としてNaを含有する場合がある。例えば、支持体103aがCSZあるいはYSZである場合、支持体103aはジルコニア由来の不純物としてNa(NaO)を含有する。しかし、不純物として支持体103aに含まれるNa量は多くてもせいぜい500wtppmである。すなわち、Na含有層103b中には、支持体103aと比較して高濃度のNaを含有する。
燃料極109は、Niとジルコニア系電解質材料との複合材の酸化物で構成され、例えば、Ni−YSZが用いられる。
固体電解質膜111は、ガスを通しにくい気密性と、高温で高い酸素イオン導電性とを有するYSZが主として用いられる。この固体電解質膜111は、空気極で生成される酸素イオン(O2−)を燃料極に移動させるものである。
空気極113は、例えば、LaSrMnO系酸化物、又はLaCoO系酸化物で構成される。この空気極113は、固体電解質膜111との界面付近において、供給される空気等の酸化性ガス中の酸素を解離させて酸素イオン(O2−)を生成するものである。
インターコネクタ107は、SrTiO系などのM1−xTiO(Mはアルカリ土類金属元素、Lはランタノイド元素)で表される導電性ペロブスカイト型酸化物から構成され、燃料ガスと酸化性ガスとが混合しないように緻密な膜となっている。また、インターコネクタ107は、酸化雰囲気と還元雰囲気との両雰囲気下で安定した電気導電性を有する。このインターコネクタ107は、隣り合う燃料電池セル105において、一方の燃料電池セル105の空気極113と他方の燃料電池セル105の燃料極109とを電気的に接続し、隣り合う燃料電池セル105同士を直列に接続するものである。
リード膜115は、セルスタック101で発生した電気を外部に取り出す役割を果たす。リード膜115は燃料極109と同じ材料で構成される。
円筒型燃料電池における上記セルスタックを形成する工程を以下で説明する。
支持体103aは、例えば押出し成形法により形成される。支持体103aの直径及び厚さは、軸方向で略均一となっている。
Na含有層用スラリーを作製する。Na含有層用スラリーは、主成分(CSZ、YSZ、又は、MgAl)の粉末と、Naを含有する物質と、有機系ビヒクル(有機溶剤に分散剤、バインダを添加したもの)とが混合されて作製される。
Naを含有する物質(Na含有物質)は、NaNO、NaCO、NaO、NaFのいずれかである。後述する焼結(共焼結)によりNa含有層103bが形成されたときにNa含有層103b中のNa濃度が1000wtppm以上5000wtppm以下の範囲内となるように、スラリー中のNa含有物質量が調整される。粉末成分(主成分の粉末及びNa含有物質)と有機系ビヒクルとの混合比は、Na含有層の厚さや、スラリー塗布後の膜の状態などを考慮して、適宜選択される。
Na含有層用スラリーの膜が支持体103aの外表面上に形成される。スラリー膜の形成方法としては、スラリーを支持体103a表面に直接塗布する方法と、スラリーの膜を別途作製し、作製したスラリー膜を支持体103a表面に転写する方法とがある。
スラリーを塗布する方法として、スクリーン印刷を採用することができる。支持体103a表面に形成されるスラリー膜の厚さは、後述する焼結(共焼結)後のNa含有層103bの厚さを考慮して設定される。
スラリー膜を転写する工程は以下の通りである。
まず、離形シート上にNa含有層用スラリーを塗布する。離形シートは、例えばPETなどの樹脂フィルムの表面に離形層(シリカなど)が形成されたものである。スラリーの膜は離形層上に形成される。この時のスラリー膜の厚さは、後述する焼結(共焼結)後のNa含有層103bの厚さを考慮して設定される。
離形シートを支持体103aの表面に配置する。この時、スラリーの膜が支持体103aと接触するように、離形シートを支持体103aの外表面に巻きつける。スラリーの膜と支持体103aとが接触した状態が所定時間維持される。
その後、離形シートを支持体103aから取り外す。接触状態を保持しながら所定時間放置されることにより、スラリーの膜が支持体103aに付着し、離形シートからスラリーの膜が剥離する。シートの接着強度、フィルムの剥離強度、温度によって放置時間は異なる。例えば20℃程度であれば30分程度放置される。
Na含有層103bが形成された基体管103上に燃料極109がスクリーン印刷法により形成される。例えば上記燃料極材料(Ni+YSZ)の混合粉末と有機系ビヒクルとが混合されて、燃料極用スラリーが作製される。燃料極用スラリーは、基体管103の外周面上の周方向に、燃料電池セル105に相当する所定の位置に所定の間隔で塗布される。粉末の混合比は、燃料極109に要求される性能により適宜選択される。混合粉末と有機系ビヒクルとの混合比は、燃料極109の厚さや、スラリー塗布後の膜の状態などを考慮して、適宜選択される。
基体管103上にリード膜115がスクリーン印刷法により形成される。リード膜用スラリーとしては、上記燃料極用スラリーを用いることができる。または、燃料極材料と異なる材料を用いる場合は、リード膜材料の粉末と有機系ビヒクルとが混合されて、リード膜用スラリーが作製される。
燃料極109が形成された後、燃料極109の外表面上及び隣り合う燃料極109間の基体管103上に、固体電解質膜111がスクリーン印刷法により形成される。例えば上記固体電解質膜111の粉末と上記有機系ビヒクルとが混合されて、固体電解質膜用スラリーが作製される。粉末と有機系ビヒクルとの混合比は、固体電解質膜111の厚さや、スラリー塗布後の膜の状態や膜厚などを考慮して適宜選択される。
基体管103上にインターコネクタ層107がスクリーン印刷法により形成される。例えば上記インターコネクタ用材料の粉末と有機系ビヒクルとが混合されて、インターコネクタ用スラリーが作製される。インターコネクタ用スラリーは、隣接する燃料電池セル105間に相当する位置で、基体管103の外周面の周方向に塗布される。粉末の組成は、インターコネクタに要求される性能に応じて適宜選択される。粉末と有機系ビヒクルとの混合比は、スラリー塗布後の膜の状態などを考慮して適宜選択される。
燃料極109、固体電解質膜111及びインターコネクタ107のスラリーの膜が形成された基体管103を、大気中にて共焼結する。焼結温度は、具体的に1350℃〜1450℃とされる。
共焼結された基体管103上に、空気極が形成される。例えば上記空気極用材料の粉末と有機系ビヒクルとが混合されて、空気極用スラリーが作製される。空気極用スラリーは、固体電解質膜111の外表面上及びインターコネクタ107上の所定位置に塗布される。空気極用スラリーは、スクリーン印刷により塗布されても良いし、ディスペンサを用いて塗布されても良い。ディスペンサによる塗布は、回転する基体管103上にディスペンサからスラリー溶液を押し出し塗布することにより行われる。粉末と有機系ビヒクルとの混合比は、空気極103の厚さや、スラリー塗布後の膜の状態や膜厚などを考慮して適宜選択される。
空気極用スラリーの膜が形成された基体管103が、大気中にて焼結される。焼結温度は、具体的に1100℃〜1250℃とされる。ここでの焼結温度は、基体管103〜インターコネクタ107を形成した後の共焼結温度よりも低温とされる。
図2は、平板型の燃料電池(固体酸化物形燃料電池)のセルスタックの一態様を示す断面図である。図2は平板型燃料電池の一例であり、本実施形態はこれに限定されない。
セルスタック201は、平板状の発電膜(燃料電池セル)205を有する。発電膜205は、固体電解質膜211と、その両面に形成された燃料極209と空気極213とから構成される。図2の発電膜205は、波型形状を有している。
発電膜205の燃料極209の側には、燃料極209と電気的に接続されたインターコネクタ207が設けられる。発電膜205の空気極213の側には、空気極213と電気的に接続されたインターコネクタ207が設けられる。
図2のセルスタック201は、複数の発電膜205がインターコネクタ207を介して積層されることにより電気的に直列に接続された多段スタック構造を有している。セルスタック201の両端に配されたインターコネクタ207には、集電板215が電気的に接続されている。
燃料極209、固体電解質膜211、空気極213、及び、インターコネクタ207の材料としては、図1で説明した円筒型燃料電池と同じ材料が採用される。
図2のセルスタック201においては、インターコネクタ207と燃料極209との間、インターコネクタ207と空気極213との間、及び、インターコネクタ207と集電板215の間には、それぞれの部位の使用環境に適合した導電性接合部材217,219,221設置され、導電性が確保されている。導電性接合部材217,219,221には、酸化ニッケル粉末、酸化鉄粉末、酸化チタン粉末及び酸化アルミニウム粉末をビヒクル(ブチルカルビトール、テレピン油、ブタノール等)を用いてペースト化したものなどを使用することができる。
発電膜205は更にNa含有層203を有する。図2に示すように、平板型燃料電池においてNa含有層203は、燃料極209に対して固体電解質膜111と反対の面側に設けられる。平板型燃料電池のセルスタック201では、燃料極209とNa含有層203とが接触する。但し、発電膜205とインターコネクタ207との間の導電性を確保するために、Na含有層203は図2における燃料極209と導電性接合部材217との接触部には形成されない。
平板型燃料電池における上記セルスタックにおける発電膜205を形成する工程を以下で説明する。
固体電解質膜211の一方の面上に、燃料極209がスクリーン印刷法により形成される。燃料極用スラリーとしては、上記と同様のものを使用することができる。
固体電解質膜211の他方の面(燃料極209が形成される面と反対側の面)上に、空気極213がスクリーン印刷法により形成される。空気極用スラリーとしては、上述と同様のものを使用することができる。
燃料極209上に上述したNa含有層用スラリーがスクリーン印刷法により塗布され、スラリーの膜が形成される。このスラリーの膜は、燃料極209の全面を被覆するように設けられる。Na含有層用スラリーの膜の膜厚は、後述する焼成後のNa含有層203の厚さを考慮して設定される。
燃料極209,空気極213及びNa含有層用スラリーの膜が形成された固体電解質膜111が、波型形状に加工される。その後、大気中で焼成され、発電膜205が得られる。焼成温度は例えば具体的に1350℃〜1450℃である。焼成によりNa含有層203が形成される。
以下では、円筒型燃料電池を例に挙げて燃料電池の修復方法(セルスタックの自己修復)を説明する。
基体管として、CSZ製の支持体上に、NaNOを添加したCSZからなるNa含有層(Na濃度2000wtppm、膜厚20μm)を形成した。上記基体管上に擬似的な燃料極としてNi−YSZ複合材のスラリーを塗布した後1400℃で焼結し、30μmのNi−YSZ層を形成した。その後断面のSEM分析及びEPMA分析を行った。
図3はSEM画像である。図4は、図3と同一箇所におけるナトリウム(Na)のEPMAマッピング画像である。図5は、図3と同一箇所におけるジルコニウム(Zr)のEPMAマッピング画像である。図2〜図4には、Ni−YSZ層及びNa含有層のみが示されている。
図3〜5から、Ni−YSZ層の表面上にNaが析出していることが分かる。図3〜5の結果から、高温でセルスタックが加熱されることにより、Na含有層中のNaがNi−YSZ層(燃料極と同等の層)内を拡散したと言える。
以上の結果に基づくと、本実施形態のセルスタックの自己修復メカニズムは以下のように説明できる。図6は自己修復メカニズムを説明する図である。
燃料電池の運転中は、燃料極109側(基体管103内部)を燃料ガスが流通し、空気極113側(基体管103外側)を酸化剤ガスが流通する。運転時のガス温度は800〜1000℃程度に到達している。
緻密膜である固体電解質膜111やインターコネクタ107に損傷(亀裂121)が発生している(図6(a))。この損傷は、例えば、燃料ガス供給不足により燃料極109中のNiが酸化して酸化ニッケル(NiO)となり、燃料極の体積が膨張することにより発生する。図6(a)は固体電解質膜111に亀裂が発生した例である。
緻密膜に亀裂121が発生し、亀裂121が緻密膜を貫通すると、亀裂121内部(緻密膜内に発生した空間)を燃料ガスまたは酸化剤ガスが拡散(移動)する為、亀裂121を介して燃料ガスと酸化剤ガスとが直接反応して燃料ガスが燃焼(酸化)する。
燃焼によって亀裂121周囲の温度が局所的に上昇する。すなわち、Na含有層103bも温度が上昇する。温度上昇によって亀裂121直下のNa含有層103b内のNaがガス化し、燃料極109中を拡散し、亀裂121に到達する(図6(b))。
亀裂121に到達したNaは酸化剤ガス中の酸素と反応し、NaOが生成する。NaOはNa(単体)に比べて高沸点(NaO:1950℃、Na単体:883℃)であるので、生成したNaOは亀裂121部分で液体または固体を含有する液体として存在し得る。NaOにより亀裂121が閉塞して、亀裂部分での燃料ガスと酸化剤ガスとの接触が阻害されて燃料ガスの燃焼が停止する。この結果、亀裂121部分での温度が低下し、亀裂121にNaOが安定して固着する。
温度低下及び酸素分圧の増加により、亀裂121においてNaOが固体として析出する(図6(c))。亀裂121が析出したNaO123で埋められることで亀裂部分のガス通過が阻止され続ける。すなわち、燃料電池の運転を停止させなくても、亀裂121がNaO123によって修復される。
NaOは絶縁性であるため、固体電解質膜におけるNaOが析出した領域は発電には寄与しないが、亀裂部分の面積が微小であるためにセルスタック全体の発電には影響を与えず、燃料電池の運転を継続して実施できる状態である。また、燃料極と固体電解質膜との界面(三相界面)にNaOが析出した場合、その部分で触媒機能は失われるので反応は起こらない。しかし、NaOの析出は局所的であるので、他の部分が発電に寄与することができる。
平板型燃料電池においても、円筒型燃料電池と同様の燃料電池の修復(セルスタックの自己修復)が行われる。この場合は、固体電解質膜209に亀裂が発生する。
インターコネクタ207上に形成されたNa含有層203からもNaが発電膜205に向かって拡散することが可能である。但し、燃料極209に接触するNa含有層203の方が拡散距離が短くなるので有利である。
101,201 セルスタック
103 基体管
103a 支持体
103b,203 Na含有層
105 燃料電池セル
107,207 インターコネクタ
109,209 燃料極
111,211 固体電解質膜
113,213 空気極
115 リード膜
121 亀裂
123 Na
205 発電膜
215 集電板
217,219,221 導電性接合部材

Claims (7)

  1. 燃料極と固体電解質膜と空気極とを備える複数の燃料電池セル、及び、隣接する前記燃料電池セルを電気的に接続するインターコネクタを有するセルスタックを備え、
    前記セルスタックが、前記燃料極の前記固体電解質膜と反対の面側に、Na濃度が1000wtppm以上5000wtppm以下であるNa含有層を備える燃料電池。
  2. 燃料極と固体電解質膜と空気極とを備える複数の燃料電池セル、及び、隣接する前記燃料電池セルを電気的に接続するインターコネクタを有するセルスタックを備える燃料電池の製造方法であって、
    Naを含有する物質を含むスラリーが作製される工程と、
    前記スラリーを用いてNa含有層が形成される工程とを含み、
    前記Na含有層が、前記セルスタックの前記燃料極の前記固体電解質膜と反対の面側に形成され、
    前記Na含有層中のNa濃度が1000wtppm以上5000wtppm以下となるように、前記スラリー中の前記Naを含有する物質の濃度が調整される燃料電池の製造方法。
  3. 前記Naを含有する物質が、NaNO、NaCO、NaF、NaClのいずれかである請求項2に記載の燃料電池の製造方法。
  4. 前記Na含有層が形成される工程が、
    支持体の外表面上に前記スラリーが塗布されて前記スラリーの膜が形成される工程と、
    前記スラリーの膜が焼成される工程と、
    を備え、
    前記Na含有層上に前記燃料極が形成される請求項2または請求項3に記載の燃料電池の製造方法。
  5. 前記Na含有層が形成される工程が、
    離形シート上に前記スラリーが塗布されて前記スラリーの膜が形成される工程と、
    前記スラリーの膜が支持体と接触するように、前記離形シートが前記支持体の表面に配置される工程と、
    所定期間経過後に前記離形シートが取り外されて、前記支持体の外表面に前記スラリーの膜が付着する工程と、
    前記スラリーの膜が焼成される工程と、
    を備え、
    前記Na含有層上に前記燃料極が形成される請求項2または請求項3に記載の燃料電池の製造方法。
  6. 前記Na含有層が形成される工程が、
    前記燃料極上に前記スラリーが塗布されて前記スラリーの膜が形成される工程と、
    前記スラリーの膜が焼成される工程とを含む請求項2または請求項3に記載の燃料電池の製造方法。
  7. 燃料極と固体電解質膜と空気極とを備える複数の燃料電池セル、隣接する前記燃料電池セルを電気的に接続するインターコネクタ、及び、前記燃料極の前記固体電解質膜と反対の面側に、Na濃度が1000wtppm以上5000wtppm以下であるNa含有層を有するセルスタックを備える燃料電池において、
    前記燃料電池の運転中に前記固体電解質膜または前記インターコネクタの少なくとも一方に亀裂が発生し、
    前記燃料電池の運転中に前記Na含有層中のNaが前記亀裂に向かって拡散し、
    前記亀裂において前記NaからNaOが生成し、前記NaOが前記亀裂を埋めて前記亀裂を修復する燃料電池の修復方法。
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