JP2016140678A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】縫製対象物に縫製される模様と縫製対象物上に配置される装飾部品との位置決めを容易に行わせることができるミシンを提供する。
【解決手段】装飾部品16は、形成データに基づき切断装置によって保持体に形成された穴部に保持され、互いに位置決めされた状態で転写シート20に接着される。ミシンは刺繍データに基づき、加工布73に刺繍模様15を形成する。ミシンは基準データに基づき、照射機構によって加工布73上に光のマーク60を形成する。ユーザは、転写シート20を移動して、装飾部品16A,16Bをマーク60の両側の端部60A,60Bの標示位置に配置する。これにより、転写シート20に保持される装飾部品16は、刺繍模様15の縫製位置に対応する配置位置に夫々正しく配置される。
【選択図】図8

Description

本発明は、縫製対象物に模様を縫製するミシンに関する。
例えばラインストーン等の装飾部品を配置するシート材を作成する切断装置が知られている(例えば特許文献1参照)。切断装置は、切断データに従ってシート材を切断し、ラインストーンを配置する複数の穴を形成することができる。シート材の各穴に配置されたラインストーンは、転写シートに貼り付けられてシート材から取り出され、互いの位置関係を維持したまま布等の上に配置される。ラインストーンは、裏面にホットメルト層を有しており、アイロン等を用いて布に接着され、固定される。
特開2014−124748号公報
しかしながら、刺繍などの模様が縫製された布上にラインストーンが固定される場合、転写シートに貼り付けられた複数のラインストーンの夫々を模様と位置合わせしながら全体を位置決めするのは難しいという問題があった。
本発明は、縫製対象物に縫製される模様と縫製対象物上に配置される装飾部品との位置決めを容易に行わせることができるミシンを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るミシンは、縫製対象物に模様を縫製する縫製部と、前記縫製部によって前記縫製対象物上に縫製される前記模様の縫製位置と、前記縫製対象物上に配置される装飾部品の配置位置との相対的な位置関係を示す基準データを取得する第一取得手段と、前記第一取得手段によって取得された前記基準データに基づいて、前記縫製位置に対応する前記配置位置を特定するマークを標示する標示手段とを備えることを特徴とする。
本態様に係るミシンによれば、ユーザは、縫製対象物上に装飾部品を配置する場合に、マークによって特定される配置位置に装飾部品を配置するだけで、容易に、模様の縫製位置に対する装飾部品の配置位置を正しい位置関係とすることができる。
刺繍枠7が原点位置に移送された状態のミシン1の斜視図である。 頭部5付近の構成を示すミシン1の左側面図である。 刺繍枠7が退避位置に移送された状態のミシン1の斜視図である。 ミシン1の電気的構成を示すブロック図である。 加工布73に装飾模様17が形成された様子を示す図である。 加工布73に装飾模様17が形成される過程を示す流れ図である。 標示処理のフローチャートである。 刺繍枠7が退避位置に移送された状態において、刺繍模様15の縫製位置と装飾部品16の配置位置との位置合わせが行われる様子を示す図である。 第一変形例における標示処理のフローチャートである。 第二変形例における保持体118の形成位置と装飾部品116の配置位置と刺繍模様115の形成位置との関係を示す図である。 第三変形例における切断針装置211の左側面図である。
以下、本発明を具現化した一実施の形態について、図面を参照して説明する。本実施形態は、縫製対象物(例えば、加工布)に模様を縫製するミシンに本発明を適用した場合の一例である。本実施形態における模様とは、刺繍データに基づいて縫製する刺繍模様をいう。刺繍模様とは、刺繍によって形成される、例えば文字や図形等の模様である。
まず、ミシン1の物理的構成について、図1〜図3を参照して説明する。以下の説明では、図1の上側、下側、左下側、右上側、右下側、左上側を、夫々ミシン1の上側、下側、左側、右側、前側、後側と定義する。つまり、後述する液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)31の配置された面が、ミシン1の前面である。ベッド部2及びアーム部4の長手方向がミシン1の左右方向であり、脚柱部3の配置されている側が右側である。脚柱部3の伸長方向がミシン1の上下方向である。
図1に示すように、ミシン1は、ベッド部2、脚柱部3、アーム部4、及び頭部5を備える。ベッド部2は、左右方向に延びるミシン1の土台部である。脚柱部3は、ベッド部2の右端部から上方へ立設されている。アーム部4は、ベッド部2に対向して脚柱部3の上部から左方へ延びる。頭部5は、アーム部4の左先端部に連結する部位である。
図1,図2に示すように、ベッド部2上面には、矩形状の針板21が配設されている。針板21の上面は、ベッド部2上面と略同じ平面を構成する。ベッド部2及び針板21の上面には、縫製時に、刺繍枠7に保持された加工布73(図3参照)が載置される。針板21は、頭部5に設けられる針棒51の下方に配設される。針板21には、厚み方向に貫通する針穴(図示略)が形成されている。針穴は、左右方向に延びる長円状の穴である。縫製時、針棒51の下端に装着された縫針52の針先が、針棒51の上下動に伴い針穴を挿通する。
ベッド部2内には下軸(図示略)が設けられている。下軸は、後述する主軸(図示略)によって回転駆動される。針板21下側のベッド部2内には、送り機構(図示略)、釜機構22(図4参照)等が設けられている。送り機構は、送り歯(図示略)を駆動する機構である。送り歯は、後述する移送機構6をミシン1に装着していない状態で、実用模様又は飾り模様の縫製を行うときに加工布を移送する。実用模様とは、直線、ジグザグ、裁ち目かがり等、実用的な縫目によって形成される模様である。飾り模様とは、例えば、三角形等の幾何学的模様、花柄等の模式的な模様等を単位模様とし、連続的に複数個縫製することで形成される模様である。釜機構22は縫針52と協働し、加工布に縫目を形成する周知構成の機構である。
図1に示すように、脚柱部3の前面には、LCD31が設けられている。LCD31は正面視上下方向に延びる長方形形状である。LCD31には、コマンド、イラスト、設定値、メッセージ等の様々な項目を含む画面が表示される。LCD31の前面側には、タッチパネル32が設けられている。タッチパネル32は、指又は専用のタッチペン等を用いた操作の入力を受け付ける。脚柱部3内には、ミシンモータ33(図4参照)、制御部8(図4参照)等が設けられている。ミシンモータ33は、アーム部4内に設けられる主軸(図示略)を回転駆動する。主軸と下軸はタイミングベルト(図示略)で連結されている。主軸の回転が下軸に伝達され、主軸と下軸は同期して回転する。脚柱部3の右側面には、USBコネクタ(図示略)が設けられている。
ミシン1は、USBコネクタに接続されるUSBケーブル12を介し、公知のパーソナルコンピュータ(PC)10と接続することができる。後述する標示処理において、ミシン1は、PC10から受信する刺繍データに基づいて加工布73に刺繍模様を縫製し、基準データに基づいて、刺繍模様が縫製された加工布73上にマーク60(図8参照)を標示する。なお、本実施形態では、PC10は、USBケーブル13を介し、切断装置11と接続されている。切断装置11は、紙や布を任意の形状に切断することができる周知の構成の装置である。本実施形態では、切断装置11は、PC10から送信される形成データに基づいて、装飾部品16を保持するための保持体18に複数の穴部19を形成する(図6参照)。
アーム部4は、開閉可能なカバー41を上部に備える。なお、図1では、カバー41は閉じた状態である。カバー41の下方には、糸駒(図示略)が収容される。縫製時、糸駒に巻回された上糸(図示略)は、糸駒から、頭部5に設けられた所定の経路を経由して、針棒51に装着された縫針52に供給される。アーム部4の前面下部には、縫製の開始・停止スイッチ等を含む複数の操作スイッチ42が設けられている。
図2に示すように、頭部5には、針棒51、押え棒53、上下動モータ50(図4参照)、針棒上下動機構55(図4参照)、上下レバー54、イメージセンサ56、照射機構57等が設けられている。針棒51と押え棒53は、頭部5の下端部から下方に延びる。針棒51の下端には、縫針52を装着可能である。押え棒53は、上下レバー54の操作又は上下動モータ50の駆動によって上下に移動する。押え棒53の下端部には、押え足53Aが装着されている。押え足53Aは押え棒53から取り外し可能である。針棒上下動機構55は、主軸の回転に伴って針棒51を上下動させる機構である。
イメージセンサ56は、例えば、周知のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである。イメージセンサ56は、頭部5下部で、ミシン1の機枠(図示略)に固定される。イメージセンサ56は、所定の範囲の画像を撮像し、その画像データを出力する。出力された画像データは、制御部8のRAM83(図4参照)の所定の記憶エリアに記憶される。イメージセンサ56には、広角レンズ(図示略)が取り付けられている。イメージセンサ56は、後述する刺繍枠7が図1に例示する原点位置に移送された場合と、図3に例示する退避位置に移送された場合とにおいて、刺繍枠7の内枠71内を撮像することができる。
なお、本実施形態では、イメージセンサ56が生成した画像データによって表される撮像画像の座標系が、予め、フラッシュメモリ84に記憶されたパラメータによって、空間全体の座標系(以下、「ワールド座標系」ともいう。)に関連付けられている。また、後述する移送機構6によって刺繍枠7が移送される固有のXY座標系(刺繍座標系)も、予め、フラッシュメモリ84に記憶されたパラメータによって、ワールド座標系に関連付けられている。このため、ミシン1は、画像データに基づき、刺繍座標系の座標を特定する処理を実行可能である。よって、ミシン1は、加工布73に縫製される刺繍模様の位置を、撮像画像から特定することができる。
照射機構57は、光のマーク60(図8参照)を標示する。マーク60は、後述する装飾部品16が加工布73上に配置される時に、刺繍模様15と装飾部品16との位置合わせの基準として用いられる。照射機構57は、頭部5下部で、ミシン1の機枠(図示略)に固定される。照射機構57は、移動モータ58とレーザ発光器59を備える。レーザ発光器59は赤色光を反射鏡(図示略)へ向けて出射する。移動モータ58はパルスモータであり、ギア機構(図示略)を駆動してレーザ発光器59が出射する赤色光の出射方向を変更する。レーザ発光器59が出射する赤色光は、反射鏡で反射され、レンチキュラーレンズ(図示略)に入射する。レンチキュラーレンズに入射した赤色光は屈折され、前後方向に広げられて、レンチキュラーレンズの下方へ向けて出射される。なお、本実施形態の照射機構57は、レンチキュラーレンズに更にフィルタを設け、ギア機構の駆動によってフィルタの絞りを調整し、赤色光の前後方向の長さを調整できるものとする。レンチキュラーレンズから出射された赤色光は、照射機構57の下方に位置するベッド部2の上面へ向けて照射される。後述する刺繍枠7が図3に例示する退避位置に移送された場合、照射機構57は、刺繍枠7に保持される加工布73上に光のマーク60を標示する。
なお、本実施形態では、照射機構57によって照射される赤色光の照射位置の座標系(照射座標系)が、予め、フラッシュメモリ84に記憶されたパラメータによって、ワールド座標系に関連付けられている。このため、ミシン1は、加工布73に縫製された刺繍模様の位置に合わせて赤色光を照射し、加工布73上にマーク60を標示することができる。また、マーク60は、移送機構6をミシン1に装着していない状態で、実用模様又は飾り模様の縫製を行うときに、加工布の位置合わせの基準として用いることもできる。
図1、図3に示すように、ミシン1は、刺繍枠移送機構(以下、「移送機構」という。)6を備える。移送機構6は、ミシン1のベッド部2に対して着脱可能である。図1は、ミシン1に移送機構6が装着された状態を示す。移送機構6がミシン1に装着されると、移送機構6とミシン1とは電気的に接続される。移送機構6は、本体部61及びキャリッジ62を備える。キャリッジ62は、本体部61の上側に設けられている。キャリッジ62は、前後方向に長い直方体形状である。キャリッジ62は、枠ホルダ63、Y軸移送機構(図示略)、及びY軸モータ64(図4参照)を備える。枠ホルダ63は、キャリッジ62の右側面に設けられている。枠ホルダ63は、複数種類の刺繍枠7を択一的に着脱可能である。刺繍枠7は、内枠71と外枠72とで加工布73(図3参照)を挟持して保持する周知構成の枠体である。刺繍枠7に保持された加工布73は、刺繍枠7が図1に例示する原点位置に移送された場合、針板21の上側、且つ針棒51及び押え棒53の下方に配置される。原点位置は、例えば、刺繍枠7の内枠71内の中心点の位置が、針棒51の直下に配置される位置である。Y軸移送機構は、枠ホルダ63を前後方向(Y軸方向)に移送する。刺繍枠7は、枠ホルダ63が前後方向に移送されることにより、加工布73を前後方向に移送する。Y軸モータ64は、Y軸移送機構を駆動する。
本体部61は、図示しないX軸移送機構及びX軸モータ65(図4参照)を内部に備える。X軸移送機構は、キャリッジ62を左右方向(X軸方向)に移送する。刺繍枠7は、キャリッジ62が左右方向に移送されることによって、加工布73を左右方向に移送する。X軸モータ65は、X軸移送機構を駆動する。移送機構6は、キャリッジ62に装着された刺繍枠7を、固有のXY座標系(刺繍座標系)で示される位置に移送可能である。後述する装飾部品16は、刺繍枠7が図3に示す退避位置に移送された状態で、加工布73上に配置される。退避位置は、例えば、刺繍枠7が、針棒51の直下になく、且つ、照射機構57によるマーク60の照射可能な範囲内に配置される位置である。
図4を参照し、ミシン1の電気的構成について説明する。ミシン1の制御部8は、CPU81と、バス86によって夫々CPU81に接続されたROM82と、RAM83と、フラッシュメモリ84と、USBインターフェイス85と、入出力(I/O)インターフェイス87とを備える。
CPU81は、ミシン1の主制御を司り、ROM82に記憶された各種プログラムに従って、縫製に関わる各種演算及び処理を実行する。ROM82は、図示しないが、プログラム記憶エリアを含む複数の記憶エリアを備える。プログラム記憶エリアには、ミシン1を動作させるための各種プログラムが記憶されている。記憶されたプログラムには、例えば、後述する標示処理等のプログラムがある。RAM83には、CPU81が演算処理した演算結果等を収容する記憶エリアが必要に応じて設けられる。フラッシュメモリ84には、ミシン1が各種処理を実行するための各種パラメータが記憶される。フラッシュメモリ84には、上記した刺繍座標系、照射座標系及びワールド座標系を互いに関連付けるパラメータも記憶されている。USBインターフェイス85は、ミシン1とPC10とをUSBケーブル12を介して接続するためのインターフェイスである。前述したように、PC10は、USBケーブル13を介して切断装置11に接続する。
I/Oインターフェイス87には、駆動回路91〜97、操作スイッチ42、タッチパネル32、及びイメージセンサ56が接続される。駆動回路91はミシンモータ33に接続し、CPU81からの制御信号に従ってミシンモータ33を駆動する。駆動回路92は、CPU81からの制御信号に従ってLCD31を駆動し、LCD31に画像、操作画面等を表示させる。LCD31の前面側に設けられたタッチパネル32は、指又は専用のタッチペン等を用いた操作の入力位置を示す座標データをCPU81に出力する。CPU81は、タッチパネル32から取得した座標データに基づき、LCD31に表示した操作画面において選択された項目を認識し、対応する処理を実行する。操作スイッチ42は、ミシン1に対する操作の入力をタッチパネル32とは別に受け付けて、CPU81に出力する。例えば、開始・停止スイッチに対する操作の入力を受け付けた時、CPU81は、縫製動作を開始又は停止するように制御信号を出力する。
駆動回路93は上下動モータ50に接続し、CPU81からの制御信号に従って上下動モータ50を駆動する。上下動モータ50の駆動に伴い、押え棒53が上下に移動する。駆動回路94はX軸モータ65に接続し、CPU81からの制御信号に従ってX軸モータ65を駆動する。駆動回路95はY軸モータ64に接続し、CPU81からの制御信号に従ってY軸モータ64を駆動する。X軸モータ65及びY軸モータ64の駆動に伴い、制御信号に応じた移動量だけ、刺繍枠7が左右方向(X軸方向)及び前後方向(Y軸方向)に移送される。イメージセンサ56は、撮像範囲を撮像して生成した画像データを出力する。駆動回路96は移動モータ58に接続し、CPU81からの制御信号に従って移動モータ58を駆動する。駆動回路97はレーザ発光器59に接続し、CPU81からの制御信号に従って赤色光を出射させる。移動モータ58の駆動に伴い、レーザ発光器59からの赤色光の出射方向が変更される。
ミシン1の動作を簡単に説明する。刺繍縫製時には、ミシン1のCPU81は、PC10から取得する刺繍データに基づいて、ミシンモータ33の駆動と、移送機構6のX軸モータ65及びY軸モータ64の駆動を制御する。移送機構6によって刺繍枠7が左右方向(X軸方向)、及び前後方向(Y軸方向)に移送されるのと併せて、針棒上下動機構55及び釜機構22が駆動される。これにより、針棒51に装着された縫針52によって、刺繍枠7に保持された加工布73に対して刺繍模様が縫製される。一方、刺繍模様ではない通常の実用模様又は飾り模様の縫製時には、移送機構6はベッド部2から取り外される。ミシン1のCPU81は、操作スイッチ42等が受け付けた操作の入力に基づいて、ミシンモータ33の駆動を制御する。送り機構によってベッド部2上に載置された加工布が移送されるのと合わせて、針棒上下動機構55及び釜機構22が駆動される。これにより、針棒51に装着された縫針52によって、ベッド部2上の加工布に対して実用模様又は飾り模様が縫製される。なお、実用模様又は飾り模様は、PC10から受信する刺繍データ、或いはフラッシュメモリ84に予め記憶された刺繍データに基づき、周知構成の針棒揺動機構(図示略)が駆動されることによって、加工布に縫製されてもよい。
本実施形態のミシン1は、図5に示すように、加工布73に刺繍模様15を刺繍した後、装飾部品16を刺繍模様15と組み合わせた装飾模様17を作成するため、加工布73上に、装飾部品16を配置する上で目印となるマーク60を標示することができる。刺繍模様15を縫製するための刺繍データは、例えば、PC10において所定のアプリケーションが実行されることによって作成される。PC10のCPU(図示略)は、ユーザによるアプリケーションの操作に応じて刺繍模様15の形状を編集し、編集結果に基づいて、刺繍模様15を形成するための刺繍データを作成する。刺繍データは、例えば、刺繍枠7の内枠71内の中心点の位置を刺繍座標系の原点の位置とし、針落ち点の位置を、縫製順に、刺繍枠7のX軸方向及びY軸方向の相対的な移動量で示したデータである。
装飾模様17の作成において、複数の装飾部品16は、予め、切断装置11によって加工される保持体18を用いて刺繍模様15に合わせた配置関係で並べられ、互いの位置関係が維持された状態で、刺繍模様15が形成された加工布73上に配置される。本実施形態の装飾部品16は、例えばラインストーンである。複数のラインストーンは、保持体18に形成される複数の穴部19(図6参照)の夫々に保持されることによって、互いに位置決めされる。切断装置11が保持体18に穴部19を形成するための形成データは、例えば、PC10において所定のアプリケーションが実行されることによって作成される。PC10のCPUは、ユーザによるアプリケーションの操作に応じて装飾部品16同士の位置関係を決定し、互いの位置関係に基づき、保持体18に穴部19を形成するための形成データを作成する。形成データは、例えば、保持体18の左上角部の位置を、保持体18が移送される固有のXY座標系(形成座標系)の原点位置とし、夫々の穴部19の中心位置と直径とを、形成順に、保持体18のX軸方向及びY軸方向の相対的な移動量で示したデータである。即ち、形成データは、保持体18に形成する穴部19の形成位置を示すデータである。形成データは、第一形成データと第二形成データとを含む。第一形成データは、刺繍模様15の縫製位置に対応する装飾部品16の配置位置を特定するための穴部19の形成位置を示すデータである。第二形成データは、装飾部品16の配置位置を位置決めするために、基準データにおいて用いる特徴的な装飾部品16A,16B(後述)の配置位置を特定するための穴部19の形成位置を示すデータである。
また、装飾模様17の作成において、複数の装飾部品16は、互いの位置関係が維持された状態のまま、加工布73上に標示されるマーク60に合わせて加工布73上に配置されることで、夫々、刺繍模様15の刺繍位置に対応する配置位置に配置される。ミシン1は、基準データに基づいて、ユーザが装飾部品16を刺繍模様15に位置合わせして配置する場合に、位置合わせの基準となるマーク60を加工布73上に標示する。PC10のCPUは、例えば、所定のアプリケーションの実行に従い、刺繍データと形成データとに基づいて、基準データを作成する。PC10のCPUは、形成データと刺繍データとを対応付けて、装飾部品16の配置位置の形成座標系の座標データから、刺繍座標系の座標データを特定する。形成データには、第一形成データと第二形成データとが含まれる。基準データには、第一形成データに基づいて、夫々の装飾部品16の配置位置を示す刺繍座標系の座標データが含まれる。基準データには、更に、第二形成データに基づいて、装飾部品16の特徴的な配置位置、即ち装飾部品16A,16Bの配置位置を示す座標データが含まれる。装飾部品16の特徴的な配置位置とは、複数の装飾部品16の中から容易にその装飾部品16を特定することができる特徴を有する位置である。例えば、特徴的な配置位置は、装飾部品16の群において端に位置する装飾部品16の配置位置であってもよし、装飾部品16の群から孤立した装飾部品16の配置位置であってもよい。或いは、隣り合う装飾部品16同士を仮想的に結ぶ直線又は曲線上において、その直線又は曲線上で装飾部品16を辿った場合の方向が急に変化する変化点に位置する装飾部品16の配置位置であってもよい。この場合、例えば図5に示す装飾模様17では、ハート型を示す刺繍模様15に合わせて配置された複数の装飾部品16のうち、左右中央の下端に位置する装飾部品16Aの配置位置と、左右中央の上部に位置する装飾部品16Bの配置位置とが、特徴的な配置位置として認識される。このように、基準データによって、刺繍データによって示される刺繍模様15の縫製位置と、装飾部品16の配置位置、ひいては、形成データによって保持体18に形成される穴部19の形成位置との相対的な位置関係が関連付けられる。
図6に示すように、装飾部品16は、以下の過程を経て、刺繍模様15と組み合わされて、装飾模様17を形成する。PC10において作成された形成データに基づき、切断装置11は、保持体18に複数の穴部19を形成する(A過程)。なお、穴部19は、保持体18を貫通する貫通孔であってもよいし、非貫通の凹部であってもよい。複数の装飾部品16は、穴部19が形成された保持体18上に配置され、ブラシ等で掃かれることによって保持体18上で広げられる。個々の装飾部品16は穴部19内に嵌まり、夫々、穴部19に保持される(B過程)。装飾部品16は、上下方向に山型の形状を有する。保持体18上がブラシで掃かれると、山側を上向きに配置された装飾部品16のみが穴部19内に保持され、異なる向きに配置された装飾部品16は、穴部19から押し出される。
全ての穴部19に装飾部品16が配置され、装飾部品16同士が互いに位置決めされた状態で、保持体18上に転写シート20が配置される(C過程)。転写シート20は下面に粘着剤が塗布されている。保持体18から転写シート20を剥がすと、転写シート20は、下面に装飾部品16を接着した状態で保持体18から分離される(D過程)。転写シート20は、ミシン1において刺繍データに基づき刺繍模様15が作成された加工布73上に配置される(E過程)。転写シート20が接着によって保持する装飾部品16を加工布73上で配置する配置位置と、加工布73に縫製された刺繍模様15の縫製位置との位置合わせについては後述する。転写シート20が配置された加工布73に、アイロン等による加熱処理が行われる(F過程)。装飾部品16の下面には、熱可塑性の接着剤が塗布されている。装飾部品16の底面が、接着剤によって、加工布73の表面に固着する。転写シート20が加工布73上から取り除かれる(G過程)。ユーザは、刺繍模様15に装飾部品16を組み合わせた装飾模様17が形成された加工布73を得ることができる。
このように、加工布73上に転写シート20が配置されるE過程において、ユーザは、刺繍模様15の縫製位置と、装飾部品16の配置位置とを位置合わせする必要がある。本実施形態のミシン1は、刺繍模様15の縫製後に縫製位置に対応する配置位置を特定するためのマーク60を標示する標示処理を行う。これにより、ミシン1は、装飾部品16の特徴的な配置位置をマーク60によって示すことができる。ユーザは、特徴的な配置位置に配置する対象の装飾部品16をマーク60に基づいて位置決めし、加工布73上に配置することができるので、刺繍模様15と全ての装飾部品16との位置合わせを容易に行うことができる。
以下、図7を参照し、標示処理について説明する。ユーザがミシン1の電源を入れると、ミシン1のCPU81は、ROM82に記憶された標示処理を含む各種プログラムを実行する。本実施形態の標示処理は、PC10から送信される刺繍データ及び基準データに基づいて、刺繍模様15の縫製とマーク60の標示を行う処理である。標示処理において、CPU81は、他のプログラムの実行と並行して、刺繍データ及び基準データの受信待ちをする。
PC10のCPUは、ユーザの操作に基づいて刺繍データ、形成データ及び基準データを作成する。PC10のCPUは、切断装置11に形成データを送信する。形成データを受信した切断装置11は、上記のように、複数の装飾部品16同士を互いに位置決めするための複数の穴部19を保持体18に形成する。また、PC10のCPUは、ミシン1に、刺繍データ及び基準データを送信する。なお、加工布73に刺繍模様15を作成するが、装飾模様17の作成を行わない場合、基準データが作成されないので、PC10のCPUは、ミシン1に刺繍データを送信する。
ミシン1のCPU81は、PC10から受信した刺繍データ、又は、刺繍データ及び基準データをRAM83に記憶する(S1)。CPU81は、LCD31に、加工布73を挟持した刺繍枠7をキャリッジ62の枠ホルダ63に装着させる指示を表示する。ユーザは、LCD31に表示されたメッセージに従って刺繍枠7を枠ホルダ63に装着したら、タッチパネル32を操作し、縫製開始を報せる入力を行う。CPU81は、X軸モータ65及びY軸モータ64を駆動し、移送機構6で刺繍枠7を原点位置に(図1参照)に移送させる(S3)。
CPU81は、上下動モータ50を駆動し、押え棒53を下げて押え足53Aを加工布73に当接させる(S5)。CPU81は、刺繍データに従って刺繍枠7を移送しながらミシンモータ33を駆動して、針棒上下動機構55及び釜機構22を駆動する。刺繍枠7に挟持された加工布73に、刺繍模様15が縫製される(S7)。
刺繍データに基づく縫製処理を完了したら、CPU81は、RAM83に、縫製処理で用いた刺繍データと関連する基準データが記憶されているか否か判断する(S9)。PC10で作成された刺繍データが装飾模様17を形成するためのものでなく、RAM83に基準データが記憶されていない場合(S9:NO)、CPU81は、標示処理を終了する。ユーザは、上下レバー54を操作して押え棒53を上げ、押え足53Aを加工布73から離す。ユーザは、移送機構6から刺繍枠7を取り外し、刺繍枠7から加工布73を取り出して、刺繍模様15が形成された加工布73を得る。
RAM83に基準データが記憶されている場合(S9:YES)、CPU81は、上下動モータ50を駆動し、押え棒53を上げて押え足53Aを加工布73から離す(S11)。CPU81は、X軸モータ65及びY軸モータ64を駆動し、刺繍枠7を退避位置に(図3参照)に移送させる(S13)。
CPU81は、レーザ発光器59を駆動して赤色光を出射させながら、基準データに従って移動モータ58を駆動し、赤色光の出射方向及び前後方向の長さを調整する。前述したように、基準データでは、特徴的な配置位置を有する装飾部品16A,16Bの座標データが示される。図8に示すように、退避位置に移送された刺繍枠7が挟持する加工布73上に赤色光が照射され、光のマーク60が標示される(S15)。マーク60は、前後方向前側の端部60Aが、装飾部品16Aの配置位置15Aに標示され、前後方向後側の端部60Bが、装飾部品16Bの配置位置15Bに標示される。前述したように、刺繍模様15の縫製位置、及び装飾部品16A,16Bの配置位置の座標を特定する刺繍座標系は、ワールド座標系に関連付けられている。また、マーク60を形成する赤色光の照射位置の座標を特定する照射座標系は、ワールド座標系に関連付けられている。よって、CPU81は、マーク60の前後方向両側の端部60A,60Bを標示する位置によって、装飾部品16A,16Bの配置位置を示すことができる。
図7に示すように、CPU81は、LCD31に、装飾部品16の配置完了を報せる操作の入力を受け付ける領域を示す画像を表示し、入力を待機する(S17:NO)。ユーザは、前述のD過程で下面に複数の装飾部品16を接着した転写シート20を、刺繍枠7に挟持された加工布73上に運ぶ。ユーザは、装飾部品16A,16Bを、マーク60の両側の端部60A,60Bが標示された位置に合わせて配置する。装飾部品16A,16Bは夫々、配置位置15A,15Bに配置される。なお、CPU81は、基準データに基づいて、複数の装飾部品16を示す画像をLCD31に表示し、特徴的な配置位置として認識された装飾部品16A,16Bの画像を強調表示してもよい。この場合、ユーザは、LCD31の表示に基づき、複数の装飾部品16のうちの装飾部品16A,16Bを容易に特定することができる。転写シート20に接着された複数の装飾部品16は、B過程において保持体18の穴部19に配置されたときに、夫々の位置関係が穴部19の形成位置によって位置決めされている。従って、装飾部品16A,16Bが夫々配置位置15A,15Bに配置されることによって、その他の装飾部品16も、刺繍模様15の縫製位置に対応する配置位置に夫々位置決めされて配置される。
ユーザは、装飾部品16の配置を完了したら、タッチパネル32を操作して、配置完了を報せる操作を行う。CPU81は、配置完了を報せる操作の入力を受け付けたら(S17:YES)、照射機構57によるマーク60の標示を停止し(S19)、標示処理を終了する。ユーザは、移送機構6から刺繍枠7を取り外し、転写シート20が配置された加工布73を刺繍枠7から取り出す。ユーザは、アイロン等による加熱処理(F過程)を行い、装飾部品16を加工布73に固着させる。ユーザは、転写シート20を取り除き(G過程)、装飾模様17が形成された加工布73を得る。
以上説明したように、本実施形態のミシン1によれば、ユーザは、加工布73上に装飾部品16を配置する場合に、マーク60によって特定される配置位置15A,15Bに装飾部品16A,16Bを配置するだけで、容易に、刺繍模様15の縫製位置に対する装飾部品16の配置位置を正しい位置関係とすることができる。
また、形成データに基づき形成された保持体18の穴部19の形成位置と、刺繍データに基づき縫製された刺繍模様15の縫製位置とが正しい位置関係であるので、ユーザは、保持体18によって位置決めされた装飾部品16を、容易に、刺繍模様15の縫製位置に対する正しい位置に配置することができる。
また、ユーザは、2つ装飾部品16A,16Bをマーク60の両側の端部60A,60Bに夫々合わせて配置するだけで、容易に、全ての装飾部品16を刺繍模様15の縫製位置に対する正しい位置に配置することができる。
また、ユーザは、光の照射形状によって表されるマーク60にあわせて加工布73上に装飾部品16を配置するだけで、容易に、装飾部品16を正しい位置に配置することができる。
本実施形態において、加工布73が、本発明の「縫製対象物」に相当する。針棒上下動機構55及び釜機構22が、本発明の「縫製部」に相当する。S1の処理において基準データを取得するCPU81が、本発明の「第一取得手段」に相当する。照射機構57を駆動して光のマーク60を標示するCPU81が、本発明の「標示手段」に相当する。照射機構57が、本発明の「照射部」に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更を加えることが可能である。上述の標示処理(図7参照)は、CPU81によって実行される例に限定されず、他の電子部品(例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等)によって実行されてもよい。
本発明の第一変形例によれば、標示処理において、CPU81は、例えばイメージセンサ56で撮像した刺繍模様15の画像に、配置位置15A,15Bに対応する位置を示すマーク画像を重ねてLCD31に標示してもよい。例えば、図9に示すように、標示処理のS13で刺繍枠7を退避位置に移送したら、CPU81は、イメージセンサ56で、退避位置に移送された刺繍枠7の内枠71内を撮像する。CPU81は、撮像した画像を、LCD31に表示する(S14)。前述したように、イメージセンサ56の撮像画像の座標を特定する座標系は、ワールド座標系に関連付けられている。よって、CPU81は、装飾部品16A,16Bの配置位置に対応する位置を、LCD31に表示した撮像画像上の位置に対応付けることができる。CPU81は、基準データに基づいて、装飾部品16A,16Bの夫々の配置位置15A,15Bに対応する位置を示すマーク画像を、撮像画像に重ねてLCD31に表示する(S16)。CPU81は、LCD31に、装飾部品16の配置完了を報せる操作の入力を受け付ける領域を示す画像を表示し、処理をS14に戻して入力を待機する(S17:NO)。
ユーザは、D過程(図6参照)で下面に複数の装飾部品16を接着した転写シート20を、刺繍枠7に挟持された加工布73上に運ぶ。イメージセンサ56によって転写シート20と装飾部品16が加工布73上に位置する様子を示す画像が撮像され、LCD31に表示される。なお、転写シート20は透明のシートであるものとする。ユーザは、転写シート20を移動して、装飾部品16A,16Bを示すマーク画像の位置に、装飾部品16A,16Bが重なるように、LCD31を見ながら位置を調整する。ユーザは、マーク画像と装飾部品16A,16Bとが重なって表示される位置で、転写シート20を加工布73上に配置する。これにより、装飾部品16A,16Bは夫々、配置位置15A,15Bに配置される。その他の装飾部品16も、刺繍模様15の縫製位置に対応する配置位置に夫々位置決めされて配置される。CPU81は、配置完了を報せる操作の入力を受け付けたら(S17:YES)、LCD31の表示を終了し(S20)、標示処理を終了する。ユーザは、移送機構6から刺繍枠7を取り外し、F過程、G過程(図6参照)を経て、装飾模様17が形成された加工布73を得る。
このように、ユーザは、LCD31の表示を見ながらマーク画像にあわせて加工布73上に装飾部品16を配置するだけで、容易に、装飾部品16を正しい位置に配置することができる。なお、第一変形例においては、LCD31にマーク画像を表示するCPU81が、本発明の「標示手段」に相当する。また、イメージセンサ56が、本発明の「撮像部」に相当する。LCD31が、本発明の「表示部」に相当する。
なお、第一変形例において、CPU81は、S14の処理で、刺繍模様15を撮影した画像の代わりに、刺繍データに基づいて刺繍模様15の縫製位置を示す画像を作成し、LCD31に表示してもよい。この場合、CPU81は、S16の処理で、装飾部品16A,16Bの夫々の配置位置15A,15Bに対応する位置を示すマーク画像を、縫製位置を示す画像に重ねて表示すればよい。例えば、転写シート20が不透明のシートであり、転写シート20を介して刺繍模様15を撮影することができない場合でも、CPU81は、転写シート20の撮影画像に重ねてマーク画像と縫製位置を示す画像とを表示することができる。
また、本発明の第二変形例によれば、標示処理において、CPU81は、例えば、装飾部品161〜163の配置位置を示す目印となる縫目151〜153を加工布173に縫製してもよい。例えば、図10に示すように、刺繍模様115と組み合わせて装飾模様を形成するための装飾部品116とは別に、装飾部品116の配置位置の位置決めに用いる装飾部品161〜163を用意する。PC10のCPUは、装飾部品116の配置位置を特定するための第一穴部119の形成位置を示す第一形成データと、装飾部品161〜163の配置位置を特定するための第二穴部191〜193の形成位置を示す第二形成データとを含む形成データを作成する。このとき、PC10のCPUは、第二穴部191〜193の形成位置が、第一穴部119の形成位置の全てを含む最小の矩形領域Rよりも外側に位置するように、第二形成データを作成する。これにより、F過程(図6参照)において、アイロン等による加熱処理を行う場合に、装飾部品161〜163が加工布173に固着しないように加熱処理を行うことが容易になる。切断装置11は、A過程(図6参照)において、形成データに従って保持体118に第一穴部119及び第二穴部191〜193を形成する。
PC10のCPUは、第二穴部191〜193の形成位置に対応し、目印となる縫目151〜153を縫製する位置の座標を示す基準データと、刺繍模様115を縫製するための刺繍データとを作成し、ミシン1に送信する。ミシン1のCPU81は、刺繍データに基づいて加工布173に刺繍模様115を縫製する。CPU81は、更に、基準データに基づいて、加工布173に縫目151〜153を夫々縫製する。これにより、加工布173に、装飾部品161〜163の配置位置を特定するための目印が形成される。なお、縫目151〜153は、装飾模様の完成後に容易に加工布173から解くことができるパターン(例えば、挟み等で切断しやすいように、針落ち点間の距離を装飾部品の外径よりも大きく確保する等)で縫製することが望ましい。
ユーザは、D過程において、保持体118の第一穴部119及び第二穴部191〜193に保持された装飾部品116,161〜163を、転写シート120に接着する。E過程において、ユーザは、装飾部品161〜163を夫々、縫目151〜153上に載置されるように、転写シート120を加工布173上に配置する。F過程において、ユーザは、装飾部品161〜163を加熱しないように、装飾部品116に対して加熱処理を行う。G過程において、転写シート120を取り除く際に、ユーザは、固着していない装飾部品161〜163を回収することができる。ユーザは、挟み等を用い、縫目151〜153を解くことで、装飾部品116のみが加工布173に固着して刺繍模様115と組み合わされた装飾模様が形成された加工布173を得ることができる。
このように、ユーザは、目印用の縫目151〜153にあわせて装飾部品161〜163を配置するだけで、容易に、加工布173上に装飾部品116を正しい位置に配置することができる。
また、ミシン1は、刺繍模様115に対応する装飾部品116を配置する第一穴部119とは異なる第二穴部191〜193に対応する配置位置を、装飾部品161〜163の位置決めに用いることができる。よってユーザは、装飾部品116の全体の形状にとらわれずに、第二穴部191〜193に対応する装飾部品161〜163を縫目151〜153にあわせて配置するだけで、容易に、全ての装飾部品116を刺繍模様115の縫製位置に対する正しい位置に配置することができる。
また、第二穴部191〜193の形成位置は、第一穴部119の形成位置の全てを含む最小の矩形領域Rよりも外側に位置する。このため、ユーザは、第二穴部191〜193に対応する装飾部品161〜163を縫目151〜153にあわせて配置しやすいので、容易に、全ての装飾部品116を刺繍模様115の縫製位置に対する正しい位置に配置することができる。また、第一穴部119に対応する装飾部品116が第二穴部191〜193に対応する装飾部品161〜163と離れて配置されるので、ユーザは、第一穴部119に対応する装飾部品116を加工布173にアイロン等で熱処理して固定する作業を行いやすい。なお、第二変形例において、基準データに基づいて縫目151〜153を縫製するCPU81が、本発明の「標示手段」に相当する。
第二変形例において、縫目151〜153は、例えば十字状に形成されてもよく、装飾部品161〜163の配置位置が特定できればよい。また、第二変形例において、装飾部品161〜163の底面積よりも大きく、且つ加工布173の表面を完全に覆うことのできる縫目151〜153を縫製し、目印を標示してもよい。この場合、F過程において、ユーザは、装飾部品161〜163を含め、装飾部品116に対して加熱処理を行ってもよい。加熱処理によって、装飾部品116の底面は加工布173の表面に固着する。また、装飾部品161〜163の底面は、夫々、縫目151〜153に固着する。従ってユーザは、縫目151〜153を解くことで、縫目151〜153ごと装飾部品161〜163を加工布173から取り除くことができる。
また、本発明の第三変形例によれば、ミシン1は、保持体18に穴部19を形成することができる形成部を備えてもよい。例えば、図11に示すように、ミシン1の針棒51に、切断針装置211を装着する。切断針装置211は、保持体18に穴部19を形成することができる切断針212を備える。切断針212は、上下方向に棒状に延び、先端部(下端部)に所定幅の刃先が形成されている。切断針装置211は、本体部213と取付部214を備える。本体部213は、下端から切断針212の先端部を下方に突出させた状態で、切断針212の基端部を支持する。
取付部214が、縫針52が装着されていない針棒51に固定されることで、切断針装置211が針棒51に固定される。切断針装置211が針棒51に固定された状態では、切断針212の中心軸Yの位置は、針棒51の中心軸Xの位置に対し、前側に所定距離だけオフセットした位置である。従って、形成データにおける形成座標系の原点位置は、刺繍データにおける刺繍座標系の原点位置からオフセット分ずらした位置で設定すればよい。
保持体18に穴部19を形成する場合、ユーザは、針棒51に切断針装置211を固定し、移送機構6の枠ホルダ63に、保持体18を、例えば取り付け部品を介して取り付ける。ミシン1のCPU81は、形成データに基づいて、X軸モータ65及びY軸モータ64を駆動し、移送機構6によって保持体18を移送しながら、ミシンモータ33を駆動し、切断針装置211が固定された針棒51を上下動する。切断針212は、保持体18を切断して複数の円形の切り欠きを設け、複数の穴部19を形成することができる。なお、切断針212は、例えば、装飾部品16の外径よりも若干大きな直径の穴部19を形成することができるポンチ状の刃先を有してもよい。このように、CPU81は、切断針装置211を用いて保持体18に穴部19を形成した後、ユーザに、針棒51に縫針52を装着させ、本実施形態と同様に、標示処理を行えばよい。なお、PC10のCPUから送信される形成データを受信するミシン1のCPU81が、本発明の「第二取得手段」に相当する。また、切断針装置211が、本発明の「形成部」に相当する。
このように、ミシン1は切断針装置211の切断針212で、保持体18に凹部形成ではなく開口部形成によって穴部19を形成するので、穴部形成に要する力加減の調整が容易である。
本発明の第四変形例によれば、基準データにおいて用いる特徴的な装飾部品は、2つに限らず、3つ以上あるとよい。この場合、3つ以上の装飾部品に対応し、保持体18に形成する穴部19の形成位置が、夫々の形成位置を頂点とする多角形(3つの場合、三角形)が、非正多角形(3つの場合、非正三角形)となるように、PC10のCPUは、夫々の形成位置を決定するとよい。この構成によって、ユーザが特徴的な装飾部品の配置位置を光のマーク60に基づいて位置決めする際に、ユーザは、装飾部品16の平面方向における向きを容易に特定することができる。
また、本発明の第五変形例によれば、ミシン1のCPU81は、PC10のCPUが実行するアプリケーションと同様のプログラムを実行し、刺繍データ、切断データ及び基準データを作成してもよい。例えば、CPU81は、LCD31に刺繍模様15を示す画像を表示し、ユーザによるタッチパネル32の操作を受け付けて、刺繍模様15の形状を編集する。CPU81は、編集結果に基づいて、刺繍模様15を形成するための刺繍データを作成すればよい。また、CPU81は、LCD31に装飾部品16を示す画像を表示し、ユーザによるタッチパネル32の操作を受け付けて、装飾部品16同士の位置関係を決定する。CPU81は、装飾部品16同士の位置関係に基づき、保持体18に穴部19を形成するための形成データを作成すればよい。CPU81は、更に、本実施形態と同様に、縫製データと形成データとに基づいて基準データを作成すればよい。また、ミシン1は、切断装置11とUSBケーブルを介して接続し、形成データを切断装置11に送信してもよい。或いは、上記の第三変形例のように、ミシン1は、針棒51に切断針装置211を装着し、形成データに基づいて、保持体18に穴部19を形成してもよい。
本発明の第六変形例によれば、照射機構57は、赤色光を前後方向に広げた線状のマーク60を形成するだけでなく、例えば十字状のマークを形成できてもよい。
また、本実施形態では、装飾部品16の一例としてラインストーンを挙げたが、装飾部品16はラインストーンに限らない。例えば、アイロン等の加熱によって布等に接着することができるスタッズ(iron on studs)、レース(lase applique)、転写シート(iron print sheet)等、アップリケやワッペンを装飾部品16として本発明に適用してもよい。また、装飾部品16は、加工布73にアイロン等で接着するものでなくてもよい。例えば、面ファスナー等を用い、装飾部品16を加工布73に保持させるだけでもよい。或いは、本発明を用いて装飾部品16を刺繍模様15に位置決めし、ホットボンド等で加工布73に固定してもよい。若しくは、装飾部品16としてビーズ、ボタン等を適用し、本発明を用いて刺繍模様15に位置決めした後、ビーズ、ボタン等を加工布73に縫い付けて固定してもよい。また、装飾部品16の数は、複数でなくともよい。
1 ミシン
10B キーボード
10C マウス
15 刺繍模様
16 装飾部品
18 保持体
19 穴部
22 釜機構
31 LCD
55 針棒上下動機構
56 イメージセンサ
57 照射機構
60 マーク
73 加工布
81 CPU
151〜153 縫目
211 切断針装置

Claims (10)

  1. 縫製対象物に模様を縫製する縫製部と、
    前記縫製部によって前記縫製対象物上に縫製される前記模様の縫製位置と、前記縫製対象物上に配置される装飾部品の配置位置との相対的な位置関係を示す基準データを取得する第一取得手段と、
    前記第一取得手段によって取得された前記基準データに基づいて、前記縫製位置に対応する前記配置位置を特定するマークを標示する標示手段と
    を備えることを特徴とするミシン。
  2. 前記装飾部品は、複数の穴部が形成された保持体の前記複数の穴部に基づき、複数の前記装飾部品同士が位置決めされた状態で、前記配置位置に配置されるものであり、
    前記基準データは、前記縫製位置と、前記保持体に形成された前記穴部の形成位置との相対的な位置関係を示すデータであることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記標示手段は、前記保持体における前記複数の穴部の前記形成位置のうち、少なくとも2以上の前記穴部の前記形成位置に対応する前記配置位置を特定する前記マークを標示することを特徴とする請求項2に記載のミシン。
  4. 前記標示手段が対象とする前記穴部の前記形成位置は、少なくとも3以上の前記穴部の前記形成位置であり、且つ、夫々の前記形成位置を頂点とする仮想的な多角形の形状が非正多角形となる位置関係を有することを特徴とする請求項3に記載のミシン。
  5. 前記形成位置を示す形成データを取得する第二取得手段と、
    前記第二取得手段によって取得された前記形成データに基づいて、前記保持体に前記穴部を形成する形成部と
    を更に備え、
    前記形成データは、
    前記保持体に形成される前記穴部のうち、前記装飾部品の前記配置位置に対応する第一穴部の前記形成位置を示す第一形成データと、
    前記基準データと、前記第一穴部の前記形成位置とに基づいて、前記保持体に形成される前記穴部のうち、前記配置位置を特定するために用いられる第二穴部の前記形成位置を示す第二形成データと
    を含み、
    前記形成部は、前記第一形成データ及び前記第二形成データに基づいて、前記保持体に前記穴部を形成し、
    前記標示手段は、前記第二形成データに基づいて、前記第二穴部の前記形成位置に対応する前記配置位置を特定する前記マークを標示すること
    を特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のミシン。
  6. 前記第二形成データに示される前記第二穴部の前記形成位置は、前記第一形成データに示される前記第一穴部の前記形成位置の全てを含む最小の矩形領域よりも外側に位置することを特徴とする請求項5に記載のミシン。
  7. 前記形成部は、前記保持体を前記形成位置において前記穴部の形状に切断し、前記穴部を形成することを特徴とする請求項5から6のいずれかに記載のミシン。
  8. 前記縫製対象物を撮像する撮像部と、
    前記撮像部によって撮像された前記縫製対象物の画像を表示する表示部と
    を更に備え、
    前記標示手段は、前記表示部を制御して、前記縫製対象物上の前記マークの標示位置に対応する前記縫製対象物の画像上の位置に、前記マークを表すマーク画像を重ねて表示させること
    を特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のミシン。
  9. 前記縫製対象物へ向けて光を照射する照射部を更に備え、
    前記標示手段は、前記照射部を制御して、前記縫製対象物上の前記マークの標示位置に、照射形状によって前記マークを表す光を照射させること
    を特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のミシン。
  10. 前記標示手段は、前記縫製部を制御して、前記縫製対象物上の前記マークの標示位置に、前記マークを表す目印用の縫目を縫製させること
    を特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のミシン。
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