JP2014124748A - 切断データ作成装置、切断データ作成プログラム及び切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】色が異なる複数種類の装飾部品を簡単且つ正確に配置することができるシート材を作製するための切断データ作成装置、切断データ作成プログラム及び切断装置を提供する。
【解決手段】切断データ作成装置は、配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、装飾部品の配列位置に対応させて各装飾部品の種類を表す識別マークを印刷手段で印刷する印刷データを作成する印刷データ作成処理と、前記配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、シート材に前記装飾部品を配列する複数の穴を切断手段で切断する切断データを作成する切断データ作成処理とを実行する(ステップS1,S2)。
【選択図】図11

Description

本発明は、粒状の装飾部品の配列を規定する複数の穴をシート材に形成するための切断データを作成する切断データ作成装置、切断データ作成プログラム及び切断装置に関する。
従来より、衣服等を装飾する装飾部品としてラインストーンが知られている。ラインストーンは、例えば裏面にホットメルト層を有しており、超音波接着機やアイロンを用いて衣服に接着することにより固定される。この固定作業に際し、ラインストーンを所望の配列に並べるために、ラインストーン用の位置決めシートやプレート(定規)が用いられる。例えば、特許文献1の定規には、ラインストーンを嵌め込む多数の穴が、直線状或は曲線状に並べて形成されている。また、これらの穴は、「正方形」や「ハート形」等の模様の輪郭に並べて形成されている。ユーザは、前記定規を衣服上に載置し、所望の配列の穴にラインストーンを嵌め込んで位置決めする。そして、位置決めしたラインストーンを、超音波接着機を用いて、衣服に接着する。
特開2005−254707号公報
前記ラインストーンには、赤色、青色などの数多くの色があり、上記した定規を用いて好みの色のラインストーンを配列することで多彩な装飾を楽しむことができる。
しかしながら、複数色のラインストーンで装飾を施す場合、個々のラインストーンを、その色に応じて定規の各穴に配置する作業は、思いのほか面倒である。即ち、例えばラインストーンが縦横に並ぶ装飾を作製する場合には、前記定規における直線状に並ぶ穴を利用して、ラインストーンを一列ずつ配置して固定する作業を繰り返す。この場合、作業者は、全体の配色をイメージしながら、ラインストーンを一粒ずつ色を間違えないように手作業で選別して各穴に配置する必要がある。従って、多数のラインストーンを使用するときには、多大な労力を要することとなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、色が異なる複数種類の装飾部品を簡単且つ正確に配置することができるシート材を作製するための切断データ作成装置、切断データ作成プログラム及び切断装置を提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明の請求項1の切断データ作成装置は、印刷手段と切断手段とを有する装置、或は印刷手段を有する印刷装置及び切断手段を有する切断装置を用いて、粒状の装飾部品の配列を規定するシート材の複数の穴を形成するための切断データを作成するものであり、少なくとも色が異なる複数種類の前記装飾部品を配列する配列位置と各装飾部品の種類とを含む配列情報を取得するための配列情報取得手段と、前記配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、前記装飾部品の配列位置に対応させて各装飾部品の種類を表す識別マークを前記印刷手段で印刷する印刷データを作成する印刷データ作成手段と、前記配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、前記シート材に前記装飾部品を配列する前記複数の穴を前記切断手段で切断する切断データを作成する切断データ作成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項4の切断データ作成プログラムは、請求項1から3までの何れか一項記載の切断データ作成装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させるためものである。
本発明の請求項5の切断装置は、シート材に印刷する印刷手段と、前記シート材を切断する切断手段とを備えたものであり、少なくとも色が異なる複数種類の粒状の装飾部品を配列する配列位置と、各装飾部品の種類とを含む配列情報を取得するための配列情報取得手段と、前記配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、前記シート材に、前記装飾部品の配列位置に対応させて各装飾部品の種類を表す識別マークを印刷するように前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、前記配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、前記シート材に、前記装飾部品を配列する複数の穴を前記配列位置に合せて切断するように前記切断手段を制御する切断制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1の切断データ作成装置によれば、装飾部品を配列する複数の穴を切断する切断データと併せて、各装飾部品の色の種類を表す識別マークを印刷する印刷データを作成することができる。従って、印刷手段と切断手段とを有する装置、或は印刷装置及び切断装置を用いて、印刷データと切断データに基づき、装飾部品の配列を規定するシート材について、複数の穴の切断と識別マークの印刷とを施すことができる。このため、識別マークにより、シート材において個々の穴に配置する装飾部品の色の特定が可能となり、色が異なる複数種類の装飾部品を簡単且つ正確に配置することができる。
請求項4の切断データ作成プログラムは、請求項1から3までの何れか一項記載の切断データ作成装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させるためものである。よって、上記した請求項1の発明と同様の効果を奏する。
請求項5の切断装置によれば、シート材について、切断手段によって装飾部品を配列する複数の穴を切断することができると共に、印刷手段によって各装飾部品の色の種類を表す識別マークを印刷することができる。このため、識別マークにより、シート材において個々の穴に配置する装飾部品の色の特定が可能となり、色が異なる複数種類の装飾部品を簡単且つ正確に配置することができる。
第1実施形態について切断装置の内部構造を本体カバーと共に示す斜視図 切断装置の内部構造を示す平面図 図2のIII−III線に沿う縦断左側面図 カートリッジを装着した状態で示すカートリッジホルダ近傍の右側面図 (a)及び(b)は、カッタのカートリッジ及びペンのカートリッジの一例を示す正面図 電気的構成を示すブロック図 (a)はラインストーンと穴の関係を示す拡大平面図、(b)は切断データを説明するための図 ラインストーンの配列情報を説明するための図 (a)はラインストーンの配列情報の一例を示し、(b)は、色情報をRGB値と対応付けて定義する特定色テーブルの一例を示す図 RAMの記憶領域を説明するための概念図 切断データ作成プログラムの処理、並びに印刷処理及び切断処理の一連の流れを示すフローチャート (a)〜(d)は、ラインストーン配列用のシート材の作製手順を示す図 色情報のグループ化により順序を変更した後の配列情報を示す図 第2実施形態を示す図6相当図 第3実施形態を示す図12(d)相当図 第4実施形態を示す図12(d)相当図
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、切断装置1は、筐体としての本体カバー2と、本体カバー2内に配設されたプラテン3と、カッタCのカートリッジ4c又はペンPのカートリッジ4p(図5参照)が搭載されるキャリッジ5とを備えている。
また、切断装置1は、切断の対象及び印刷の対象となる対象物6を保持するための保持シート10を備えている。例えば、図1に示すように、保持シート10には、シート材としての樹脂シートや紙等の対象物6が保持される。本実施形態の切断装置1では、切断手段及び印刷手段として前記カートリッジ4c,4pが複数用意されており、後述するキャリッジ5のカートリッジホルダ32に対して、複数のカートリッジ4c,4pが択一的に装着される。尚、全てのカートリッジ4c,4pは、略同じ形状の外郭ケース70を用いて構成されており(図5参照)、説明の便宜上「カートリッジ4」として総称する。
前記本体カバー2は横長な矩形箱状をなしており、その正面部には、前面開口部2aが形成されると共に、当該開口部2aを開閉する前カバー2bが設けられている。前面開口部2aが開放された状態で、対象物6を保持した保持シート10がプラテン3上にセットされ、或はカートリッジ4がカートリッジホルダ32に対して着脱される。
切断装置1には、対象物6を所定の移送方向(Y方向)に移送する移送機構7が設けられている。また、切断装置1には、キャリッジ5を、対象物6の移送方向と交差する方向(例えば移送方向と直交するX方向)に移動させるキャリッジ移動機構8が設けられている。尚、以下の説明では、移送機構7による対象物6の移送方向を前後方向とする。つまり、前後方向がY方向であり、Y方向と直交する左右方向がX方向である。
前記本体カバー2の上面の右側部位には、フルカラー表示が可能な液晶カラーディスプレイ(以下、ディスプレイ9aと称す)が設けられると共に、ユーザにより操作される各種操作スイッチ9bが設けられている。ディスプレイ9aは、ユーザに対して必要なメッセージや、切断する模様或は形状等を表示する表示手段及び報知手段として構成されている。各種操作スイッチ9bは、ディスプレイ9aに表示された模様の選択や、各種パラメータの設定、機能の指示、入力の操作等が可能に構成されている。
前記プラテン3は、対象物6の切断の際、保持シート10の下面を受けるもので、図2にも示すように、前プラテン3aと後プラテン3bとからなる。このプラテン3の上面部は、水平面状をなし、対象物6を保持した保持シート10が載置された状態で移送される。保持シート10の上面には、周縁部10a〜10dを除いた内側の領域に粘着剤が塗布された粘着層10v(図1参照)が形成されており、粘着層10vに対象物6が貼り付けられて保持される。粘着層10vの粘着力は、対象物6を簡単に剥がせるように比較的小さく設定されている。
前記移送機構7及びキャリッジ移動機構8は、対象物6を保持した保持シート10とキャリッジ5とをX方向及びY方向に相対移動させるための相対移動手段として構成されている。
先ず、移送機構7は、プラテン3の上面側で保持シート10をY方向へ自在に移送させるものである。即ち、図1、図2に示すように、本体カバー2内には、機枠11が設けられている。その機枠11には、前記プラテン3の左右両側に夫々位置して、左右の側壁部11a、11bが向い合うように設けられている。それら左右の側壁部11a、11b間には、前プラテン3aと後プラテン3bとのなす隙間部分に位置して、X方向に夫々延びる駆動ローラ12及びピンチローラ13が設けられている。駆動ローラ12とピンチローラ13は、上下方向に並ぶように配設されており、駆動ローラ12は下側に位置し、その上側にピンチローラ13が位置する。
前記駆動ローラ12は、上端がプラテン3の上面と略同等の高さとなるようにして、左右の両端側が、夫々前記側壁部11a、11bに回転可能に支持されている。図2に示すように、駆動ローラ12の右端部は、右側の側壁部11bを貫通して右方に延び、その先端に径大な従動ギヤ17が固着されている。右側の側壁部11bの外面側には、取付フレーム14が固定されている。取付フレーム14には、例えばステッピングモータからなるY軸モータ15が取付けられている。Y軸モータ15の出力軸には、前記従動ギヤ17に噛合する径小な駆動ギヤ16が固定されている。
前記ピンチローラ13は、左右の両端部が、夫々前記側壁部11a、11bに回転可能、且つ上下方向に若干量の変位が可能に支持されている。側壁部11a、11bの外面側において、ピンチローラ13の左右の両端部の夫々を下方に付勢するバネ(図示略)が設けられている。それゆえ、ピンチローラ13は、前記バネにより、常に下方(駆動ローラ12側)に付勢されている。また、ピンチローラ13には、左右の端部寄り部位に位置して、やや径大なローラ部(右側のローラ部13aのみ図示)が設けられている。
こうして、保持シート10の左右の縁部10a、10bは、駆動ローラ12と、ピンチローラ13のローラ部13a、13aとの間において夫々挟持される。そして、Y軸モータ15を正転駆動、或は逆転駆動させると、その回転運動がギヤ16,17を介して駆動ローラ12に伝わることで、保持シート10を対象物6と共に後方或いは前方へ移送する。これら駆動ローラ12、ピンチローラ13、Y軸モータ15、減速機構としてのギヤ16,17は、移送機構7を構成する。
前記キャリッジ移動機構8は、キャリッジ5を、X方向へ自在に移動させるものである。即ち、図1、図2に示すように、左右の側壁部11a、11b間には、前記ピンチローラ13よりもやや後部寄りの上方に位置させて、一対のガイドレール21,22が固定されている。ガイドレール21,22は、ピンチローラ13と略平行つまり左右方向に延びており、例えばその延設方向(図3の紙面に対して直交する方向)から見た断面が何れも略コ字状をなす。上側のガイドレール21と下側のガイドレール22は、各開放面が対向するように、上下に対称的に並ぶ配置とされている。
上側のガイドレール21の上面部には、その左端から右端にわたってガイド溝21aが形成されており、ガイドレール22の下面部にも、左端から右端にわたってガイド溝22a(図3にのみ図示)が形成されている。また、図3に示すように、前記キャリッジ5の上下両側部には、両ガイド溝21a,22aを挟む突条部23,23が設けられている。これら突条部23,23は左右方向に延びており、ガイド溝21a,22aに対して係合する。こうして、キャリッジ5は、ガイドレール21,22により左右方向への摺動が可能に支持されている。
図1、図2に示すように、左側の側壁部11aの外面側の後部寄りには、水平状の取付フレーム24が固定されている。当該左側の取付フレーム24には、後側に位置してX軸モータ25が下向きに取付けられると共に、その前側に垂直方向に延びるプーリ軸26(図2参照)が設けられている。X軸モータ25の出力軸には、径小な駆動ギヤ27が固定されている。前記プーリ軸26には、駆動ギヤ27に噛合する径大な従動ギヤ29と、タイミングプーリ28とが回転可能に支持されている。タイミングプーリ28と従動ギヤ29は一体的に回転するように形成されている。
一方、右側の取付フレーム14には、タイミングプーリ30が軸方向を上下方向として回転可能に設けられている。これらタイミングプーリ30と前記タイミングプーリ28との間には、無端状のタイミングベルト31が左右方向に延びて水平に掛装されている。このタイミングベルト31の途中部が、キャリッジ5の取付部(図示略)に連結されている。尚、詳しい図示は省略するが、側壁部11a、11bのうちタイミングベルト31が通過する部分には、貫通孔部が設けられている。
ここで、X軸モータ25を正転駆動、或は逆転駆動させると、その回転運動がギヤ27,29及びタイミングプーリ28を介してタイミングベルト31に伝わることで、キャリッジ5を左方或いは右方へ移動させる。こうして、キャリッジ5は、対象物6の移送方向と直交する左右方向に自在に移動する。上記のガイドレール21,22、X軸モータ25、減速機構としてのギヤ27,29、タイミングプーリ28,30、タイミングベルト31等は、キャリッジ移動機構8を構成する。
前記キャリッジ5は、図2、図3に示すように、カートリッジホルダ32と上下駆動機構33とを前後に配置してなる。上下駆動機構33は、カートリッジホルダ32をカートリッジ4ごと上下方向(Z方向)に駆動させる。
キャリッジ5は、図3に示すように、前後の壁部5a,5bと、これら壁部5a,5bを繋ぐ上下のアーム5c,5dとを備え、ガイドレール21,22の前後両側と上下両側とを囲う形状をなしている。前壁部5aの左端部には、前方に張出す上下一対の支持部34a,34bが設けられている。支持部34a,34bには、丸棒状の軸35が上下に貫通するよう配置された状態で固定されている。図4に示すように、前壁部5aの右端部にも支持部34c,34dが設けられ、当該支持部34c,34dに軸36が固定されている。カートリッジホルダ32は、その両側部(後述する支持片53〜56の孔53a〜56a、図3、図4参照)に軸35,36が挿通されることにより、上下動可能に支持される。
図3に示すように、キャリッジ5の上アーム5cには、ガイドレール21のガイド溝21aに係合する前記突条部23が設けられている。下アーム5dには、ガイドレール22のガイド溝22aに係合する前記突条部23が設けられている。キャリッジ5の後壁部5bには、やや上寄りの部位にZ軸モータ38が前向きに取付けられている。Z軸モータ38は、例えばステッピングモータからなり、その出力軸には、径小な駆動ギヤ38aが固定されている。また、後壁部5bには、Z軸モータ38の右下側に位置して、前方に延びるギヤ軸39が取付けられている。ギヤ軸39には、従動ギヤ部材41とピニオンギヤ部材42とが回転可能に支持されている。
従動ギヤ部材41は、径小部と径大部を一体に有し、その径大部に、駆動ギヤ38aと噛合するギヤ41aが形成されている。従動ギヤ部材41は、その内部に後述のねじりコイルばね43を収容する前側が開放された収容部が形成されている。ピニオンギヤ部材42は、従動ギヤ部材41の収容部を前側から覆うフランジ部42bと径小部を一体に有し、その径小部にギヤ42aが形成されている。従動ギヤ部材41の収容部には、図3に示すねじりコイルばね43が収容されている。ねじりコイルばね43は、一端が従動ギヤ部材41側に係止され、他端がピニオンギヤ部材42側に係止されている。そして、ピニオンギヤ部材42のギヤ42aには、カートリッジホルダ32に一体的に設けられたラック(図示略)が噛合する。
ここで、Z軸モータ38を正転駆動、或は逆転駆動させると、その駆動力が、駆動ギヤ38a、従動ギヤ部材41、ねじりコイルばね43、及びピニオンギヤ部材42を介して、前記ラックに伝わることにより、カートリッジホルダ32をカートリッジ4ごと上方或いは下方へ昇降させる。これにより、カートリッジホルダ32(カートリッジ4)は、カッタCによる切断或はペンPによる印刷を行うときの下降位置(図3の2点鎖線参照)と、刃先C1或はペン先P1(図5参照)が対象物6から所定距離、離間する上昇位置との間で移動する。
尚、詳しい図示は省略するが、キャリッジ5の後壁部5bには、上記したカートリッジホルダ32の上昇位置を検出する上昇位置検出センサ45が設けられている(図3、図6参照)。上昇位置検出センサ45は光学センサであって、従動ギヤ部材41と一体的に回転するように設けられたシャッタ片(図示略)の回転位置を検出するフォトインタラプタで構成される。これにより、カートリッジ4を装着するカートリッジホルダ32の上昇位置は、上昇位置検出センサ45の検出信号に基づき規定される。前記Z軸モータ38、減速機構としての各ギヤ部材38a,41,42、ねじりコイルばね43、前記ラック等は、上下駆動機構33を構成する。
上記したカッタCの刃先C1の圧力、及びペン先P1の圧力は、Z軸モータ38の回転量に基づき、対象物6の切断や印刷に適した所定の値に設定される。以下、刃先C1の圧力を設定する場合を例に詳述する。Z軸モータ38を正面視にて時計回り方向に回転させると、従動ギヤ部材41が正面視にて反時計回り方向に回転する。従動ギヤ部材41が反時計回り方向に回転することにより、ねじりコイルばね43を介してピニオンギヤ部材42を反時計回り方向に回転させる。ピニオンギヤ部材42の反時計回り方向に回転より、ギヤ42aは、カートリッジホルダ32の前記ラックを下方に移動させる。このように、カートリッジホルダ32つまりカートリッジ4cは、上昇位置から下方へ移動する。そして、カッタCの刃先C1とカートリッジ4cの下面部70a(図4参照)が対象物6に圧接すると、カートリッジ4cは、それよりも下方には移動できなくなる。このとき、ピニオンギヤ部材42は、それ以上回転できないので停止する。しかし、その後もZ軸モータ38が回転を続けると、従動ギヤ部材41のみが回転するので、ねじりコイルばね43を巻込む方向にたわませる。こうして、切断に係る刃先C1の圧力(以下カッタ圧と称す)は、ねじりコイルばね43のたわみ角に比例する付勢力に設定される。
尚、ペンPのカートリッジ4pの場合、ペン先P1が対象物6に当接した下降位置で、更にZ軸モータ38を回転させることで、ペン先P1の圧力(以下ペン圧と称す)が、ねじりコイルばね43のたわみ角に比例する付勢力に設定される。このように、カッタ圧及びペン圧は、Z軸モータ38の回転量に基づき、ねじりコイルばね43を介して切断及び印刷に適した圧力に夫々設定される。
一方、Z軸モータ38を正面視にて反時計回り方向に回転させると、従動ギヤ部材41が正面視にて時計回り方向に回転する。従動ギヤ部材41の時計回り方向の回転は、ねじりコイルばね43を巻戻す方向になる。このときには、詳しく図示はしないが、ねじりコイルばね43は作用することなく、従動ギヤ部材41が、直接、ピニオンギヤ部材42を時計回り方向に回転させる。ピニオンギヤ部材42の時計回り方向に回転より、ギヤ42aは前記ラックを上方に移動させる。このように、カートリッジホルダ32つまりカートリッジ4は、下降位置から上方へ移動する。
図3、図4に示すように、前記カートリッジホルダ32は、前記ラックが設けられたホルダフレーム50と、当該ホルダフレーム50に固定された上ホルダ51及び下ホルダ52とを備える。ホルダフレーム50は、上下両面及び前面が開放された形状をなしている。図3に示すように、ホルダフレーム50の左壁部50aには、上下一対の支持片53,54が外側へ張出すように設けられている。図4に示すように、ホルダフレーム50の右壁部50bにも、上下一対の支持片55,56が外側へ張出すように設けられている。各支持片53〜56には、夫々貫通孔53a〜56aが形成されている。
左側の支持片53,54の貫通孔53a,54aに、前記キャリッジ5の軸35が挿通され、右側の支持片55,56の貫通孔55a,56aに、キャリッジ5の軸36が挿通される。こうして、ホルダフレーム50は、キャリッジ5の軸35,36に沿って上下動可能に支持される。尚、キャリッジ5には、ホルダフレーム50の支持片53〜56や軸35,36を覆うカバー部材57(図1、図2参照)が設けられる。カバー部材57の中央部には、上ホルダ51及び下ホルダ52とホルダフレーム50の内壁部を露出させる開口が形成されている。
上ホルダ51及び下ホルダ52は、何れもカートリッジ4が挿通されるようにして装着されるものであり、ホルダフレーム50に収まる枠状をなしている。詳しい図示は省略するが、上下のホルダ51,52における内径の寸法は、装着されるカートリッジ4の外周と嵌合するように設定されている。このうち、下ホルダ52は、カートリッジ4のテーパ部70bと当接するテーパ部52a(図4参照)を有し、カートリッジ4に対して下方への移動を阻止するように構成されている。
前記ホルダフレーム50には、カートリッジ4の押圧手段としてレバー部材60が設けられている。図3、図4に示すように、レバー部材60は、左右一対のアーム部61a,61bと、これらアーム部61a,61bの先端側を繋ぐように設けられた操作部62とを有する。アーム部61a,61bは板状をなしており、カートリッジ4の両側部を挟むように配置されている。また、レバー部材60の基端部には、アーム部61a,61bの外面側に位置させて、小円柱状の枢支軸63a,63bが夫々設けられている。これら枢支軸63a,63bは、ホルダフレーム50の壁部50a,50bに形成された円形孔64a,64bに挿通されている。これにより、レバー部材60は、枢支軸63a,63bを揺動中心として、図4に2点鎖線で示す開放位置と、実線で示す固定位置との間で切換え可能に揺動する。
また、アーム部61a,61bの内面側には、枢支軸63a,63b寄りの部位に小円柱状の係合部65a,65bが設けられている。係合部65a,65bは、レバー部材60の固定位置で、後述するカートリッジ4のキャップ部72上端に上側から係合するように配置されている。この係合部65a,65bとキャップ部72の係合により、カートリッジ4は、下ホルダ52にてテーパ部52aに当接した状態で固定される(図4参照)。他方、レバー部材60は、固定位置から開放位置側へ揺動させることに伴い、係合部65a,65bがキャップ部72から離間してその固定状態を開放する。こうして、レバー部材60は、係合部65a,65bでカートリッジ4を押圧することにより固定解除可能に固定する。
次に、上記カートリッジホルダ32に着脱されるカートリッジ4について、図5に例示するカッタCとペンPのカートリッジ4c,4pを説明する。
図5(a)、(b)に示すように、カッタCのカートリッジ4cとペンPのカートリッジ4pは、同じ外郭ケース70で構成され、カートリッジホルダ32に択一的に装着される。即ち、外郭ケース70は、ケース本体71と、この本体71の一端部及び他端部に設けられたキャップ部72及び摘み部73とを備えている。ケース本体71は、上下方向に延びる円筒状をなしている。ケース本体71における左右の側部には、その上下方向の中間部に位置させて、レバー部材60の係合部65a,65bとの接触を避けるため、逃げ部71a,71bが設けられている。
前記キャップ部72は、ケース本体71に嵌合する径大部74と径小部75とからなり、段付きの有底円筒容器状をなしている。径大部74の下部には、カートリッジホルダ32のテーパ部52aに当接する円錐台形状のテーパ部70bが、全周にわたって形成されている。径大部74のテーパ部70bは、カートリッジホルダ32のテーパ部52aと同じ傾斜角に設定されている。径大部74の上端つまりキャップ部72の周縁端は、レバー部材60の係合部65a,65bで押圧される。キャップ部72の下面部70aは平坦に形成されており、カッタCの刃先C1或はペン先P1を挿通させる孔(図示略)を有する。
前記摘み部73は、ケース本体71の上面に固定される蓋板76と、蓋板76の上側に設けられた摘み板77及び後面板78とを一体に有する。摘み板77は、蓋板76の左右方向の中央部に縦向きに設けられている。
ここで、図5(a)に示すカートリッジ4cは切断手段として、外郭ケース70にカッタ軸C2が収容されるカッタCを備える。カッタCは、基部としての丸棒状をなすカッタ軸C2と、先端部(下端部)の刃先C1とを一体に有する切断刃である。詳しい図示は省略するが、カッタCの刃部は、対象物6に対して傾斜した略三角形状をなしている。
また、図示は省略するが、前記ケース本体71の内部には、カッタ軸C2をその中心軸線70cの回りに回動可能に支持する軸受が設けられている。刃先C1は、キャップ部72の下面部70aから突出しており、キャップ部72のテーパ部70bは、カッタ軸C2の中心軸線70cと同心状をなしている。
一方、図5(b)に示すカートリッジ4cは、ペンPとして構成された印刷手段であり、その先端のペン先P1からインクを滲出させる。図示は省略するが、ケース本体71の内部には、ペン先部材P2へインクを供給するためのインクタンクが設けられている。ペン先P1は、キャップ部72の下面部70aから突出しており、キャップ部72のテーパ部70bは、ペン先部材P2の中心軸線70pと同心状をなす。
また、図4、図5に示すように、前記摘み部73の後面板78には、カートリッジ4の種類を識別するための識別部として、例えば3つの溝80A〜80Cの何れかが形成されている。これらの溝80A〜80Cは、カートリッジ4の種類とペンPの色の種類に応じて凹凸パターンを異ならせてある。即ち例えば、図5(a)及び(b)に示すように、後面板78右端の溝80Cの有無により、切断用のカートリッジ4cと印刷用のカートリッジ4pとを識別することができる。また、例えばカートリッジ4pの溝80A,80Bの有無を異ならせて、ペンPの色の種類を識別することができる。尚、識別部は、ペンPの色の種類に応じて当該溝の数を異ならせる等、カートリッジ4の種類の識別が可能な構成であればよい。
キャリッジ5のカートリッジホルダ32には、カートリッジ4の種類を識別するための検出手段として検出ユニットが設けられている。図4に示すように、検出ユニットは、例えば基板ホルダ81に設けられた3つの接触子82A〜82Cと、基板ホルダ81の基板に実装された3つの種類検出センサ83A〜83Cとを備える。
具体的には、ホルダフレーム50の上側後部には、前記基板ホルダ81が配設されている。3つの種類検出センサ83A〜83Cは、基板ホルダ81に、溝80A〜80Cと対応するように左右に並べて設けられている。これら種類検出センサ83A〜83Cは検出器としての光学センサであって、フォトインタラプタからなる。
3つの接触子82A〜82Cは、夫々摘み部73の後面板78側から3つの種類検出センサ83A〜83C側にわたって延びる板状をなす。図4に示すように、3つの接触子82A〜82Cの長手方向中間部には、軸部84が形成されている。基板ホルダ81には、板厚方向に並べた3つの接触子82A〜82Cを、夫々の軸部84にて揺動可能に支持する軸受部(図示略)が設けられている。また、3つの接触子82A〜82Cの上寄りの部位と基板ホルダ81との間には、夫々引張りコイルバネ(図示略)が掛け渡されるように設けられている。これら引張りコイルバネによって、3つの接触子82A〜82Cは、上端部が3つの種類検出センサ83A〜83C側へ傾く方向、つまり下端部が摘み部73の後面板78に接触する方向へ付勢されている。
例えば、カッタCのカートリッジ4cがカートリッジホルダ32に装着された時、接触子82A,82Bは、下端部が後面板78に接触して揺動することに伴い、上端部が種類検出センサ83A,83Bから離間する(図4の2点鎖線参照)。一方、他の接触子82Cは、下端部が後面板78の溝80C側へ、上端部が種類検出センサ83C側へ収まるように傾いた姿勢が維持される。
対象物6の切断に際し、後述する制御回路91(図6参照)は、接触子82A〜82Cの検出信号に基づき、カートリッジホルダ32に装着されたカートリッジ4cを、上下駆動機構33により下降位置に移動させ、前述したカッタ圧に設定する。この場合、刃先C1が保持シート10上の対象物6を貫通して、保持シート10に僅かに刺さっている状態となる。この状態で、前記移送機構7及びキャリッジ移動機構8により、保持シート10とカートリッジ4c(カッタC)とをX方向及びY方向に相対移動させることで、対象物6に対する切断動作が実行される。
一方、カートリッジホルダ32にペンPのカートリッジ4pが装着されている場合、制御回路91は、接触子82A〜82Cの検出信号に基づき、カートリッジ4pの下降位置でペン先P1を対象物6に当接させて前記ペン圧に設定する。この状態で、移送機構7及びキャリッジ移動機構8により、保持シート10とカートリッジ4p(ペンP)とをX方向及びY方向に相対移動させることで、対象物6に対する印刷動作が実行される。尚、切断装置1では、例えば図1に示す保持シート10における粘着層10vの左角部を原点OとしたXY座標系が設定され、そのXY座標系に基づいて上記した保持シート10(対象物6)とカッタC或はペンPとの相対移動が行われる。
次に、切断装置1の制御系の構成について、図6を参照しながら説明する。切断装置1全体の制御を司る制御回路(制御手段)91は、コンピュータ(CPU)を主体に構成されており、ROM92、RAM93、外部メモリ94が接続されている。
ROM92には、切断動作を制御するための切断制御プログラムや、印刷動作を制御するための印刷制御プログラム、ディスプレイ9aの表示を制御する表示制御プログラムが記憶されている。また、ROM92には、後述する切断データ作成プログラムや動作情報テーブル等が記憶されている。動作情報テーブルは、3つの種類検出センサ83A〜83Cからの検出情報と動作情報とを対応付けたものである。動作情報は、カートリッジ4の種類毎に設定されたカッタ圧及びペン圧、並びに相対移動速度(Y軸モータ15、X軸モータ25の速度データ)を含む。外部メモリ94には、複数種類の模様を切断するための切断データが記憶されている。
制御回路91には、前記プラテン3上へセットされた保持シート10の先端部を検出するシート検出センサ96の信号や、上昇位置検出センサ45の信号、種類検出センサ83A〜83Cの信号等が入力される。
また、制御回路91には、ディスプレイ9aが接続されると共に、各種操作スイッチ9bが接続されている。ユーザは、ディスプレイ9aの表示を見ながら、各種操作スイッチ9bを操作することにより、後述する配列情報や、各種パラメータを設定することができる。更に、制御回路91には、Y軸モータ15、X軸モータ25、Z軸モータ38を夫々駆動する駆動回路97,98,99が接続されている。制御回路91は、切断データ或は印刷データに基づいて、Y軸モータ15、X軸モータ25、Z軸モータ38等を制御し、保持シート10上の対象物6に対する切断動作或は印刷動作を自動で実行させる。
さて、本実施形態では、切断データ作成プログラムの実行により、粒状の装飾部品の配列を規定するシート材を作製するための切断データ及び印刷データを作成する。
粒状の装飾部品として、例えばガラス製或は樹脂製の模造宝石の一種であるラインストーン100を用いる。図7(a)に拡大平面図で示すように、ラインストーン100は略円形をなし、赤色、青色、緑色、ローズ、エメラルドグリーンなど種々の色がある。例えば、ラインストーン100の表面には所謂ファセットカットが施され、ラインストーン100の裏面には、平坦面が形成されると共にホットメルト層を有する。従って、ラインストーン100は、例えばアイロンの熱で衣服等に接着して固定することができる。
前記切断データ作成プログラムには、典型的なラインストーン100の配列情報や、後述するデフォルト値等を含ませることができる。また、詳しくは後述するように、制御回路91及び各種操作スイッチ9bは配列情報取得手段として構成されており、ユーザは、当該配列情報を任意に設定することができる。ここで、図8に示す丸印は、ラインストーン100の配列を例示するもので、符号Re,Bl,Grは、個々のラインストーン100の色の種類である赤色、青色、緑色を示している。また、図9(a)は、そのラインストーン100の配列情報を示している。
前記ラインストーン100の配列情報は、配列順序を特定するための順序データと、XY座標で表わされる配列位置と、ラインストーン100の種類を表すサイズ情報及び色情報とを含む。具体的には、図9(a)で一番上の順序データ「0」に対応する「5.0」及び「5.0」は、図8で左端上側のラインストーン100の中心点O1(図7(a)参照)のX座標値及びY座標値である。サイズ情報「1.0」は、ラインストーン100の半径rの値(mm)を表し、色情報「0」は、図9(b)に示すように、赤色のRGB値「255、0、0」に対応付けられている。
このように、色情報は、切断データ作成プログラムにおいて「0」、「1」、「2」、…の数値で規定され、ラインストーン100の各色を特定するRGB値と対応付けた特定色テーブルで定義されている。これと同様に、他の7つのラインストーン100の配列情報についても、順序データ「1」〜「7」と、配列位置「9.0、5.0」〜「17.0、9.0」と、サイズ情報「1.0」〜「1.0」と、色情報「1」〜「2」とが夫々含まれる。
前記切断データについて、対象物6である樹脂シートから、前記配列情報に基づき8つの穴101を切断して前記シート材を作成する場合を例に説明する。即ち、図7(a)、図12(d)に示すように、対象物6からラインストーン100が嵌り込む大きさの円形形状の穴101を8つ切り抜くものとする。この場合の切断データは、切断ラインデータと、区切りデータと、表示用のデータを含む。切断ラインデータは、複数の線分からなる切断ラインの頂点を夫々XY座標によって示した座標値のデータからなり、切断装置1のXY座標系で規定されている。
具体的には、図7(b)に示すように穴101の切断ラインは、その円周上の切断開始点A、頂点A、頂点A、…、切断終了点Aを夫々結ぶ線分L1、L2、L3、…からなる。当該切断ラインは、頂点間の距離を小さく設定することで全体として略円形をなし、切断開始点Aと切断終了点Aが一致する。この切断ラインデータは、切断開始点A、頂点A、頂点A、…、切断終了点Aの夫々に対応する第1座標データ、第2座標データ、第3座標データ、…、第(n+1)座標データを有する。
切断制御手段としての制御回路91は、前記順序データが「0」の穴101から順次切断する切断動作を実行させる。即ち、先ず前記移送機構7及びキャリッジ移動機構8により、切断開始点AのXY座標へカッタCを相対的に移動させる。次いで、上下駆動機構33によりカッタCの刃先C1を対象物6の切断開始点Aに貫通させ、移送機構7及びキャリッジ移動機構8により、当該刃先C1を、頂点A、頂点A、頂点A、…、を順次直線で繋ぐようにして相対的に移動させる。こうして、線分L1、L2、L3、…について、順次連続して切断が行われることで、円形形状をなす穴101の切断ラインを切断する。
これと同様に、他の7つの穴101についても、夫々の切断ラインデータに基づいて、順序データの「1」〜「7」の順に切断される。また、8つの切断ラインデータの夫々の末尾には、区切りデータが付されており、当該区切りデータに基づいて、各切断ラインの切断を終える度に、上下駆動機構33によりカッタCの刃先C1を対象物6から離間させる。
本実施形態の制御回路91は、配列情報に基づいて上記の切断データを作成する。詳細には、制御回路91は、ラインストーン100の半径rの値に所定のデフォルト値(例えば0.4mm)を加算して穴101の切断ラインの半径Rを算出する。また、制御回路91は、例えば各配列位置の座標値を中心点O1とする半径Rの円周においてY座標が最小となる点(図7(b)で上方の点)を切断開始点A及び切断終了点Aに設定する。そして、切断開始点Aを含む各頂点A、頂点A、…について、半径Rの円周を所定間隔で分割するようにして、切断ラインデータの座標値を演算する。こうして、8つの穴101の夫々について、中心点O1毎に切断ラインデータの座標値を設定すると共に、各切断ラインデータの末尾に区切りデータを付加して、ラインストーン100を配列するための切断データを作成する。
前記印刷データについて、前記配列情報に基づき赤色の識別マークMrと青色の識別マークMbと緑色の識別マークMgを対象物6に印刷する場合を例に説明する。即ち、図12(c)に示すように、ラインストーン100の色の種類を表す、十字状の識別マークMr〜Mgを8つ印刷するものとする。この場合の印刷データは、印刷ラインデータと、色情報「1」〜「2」と、区切りデータと、表示用のデータを含む。
具体的には、図12(a)(d)に示すように赤の識別マークMrは、穴101の周縁部の位置に印刷され、前記中心点O1を中心として十字状に延びる4つの線分L1〜L4からなる。印刷ラインデータは、これら4つの線分L1〜L4に対応する4個の線分データからなる。各線分データは、例えば前記切断ラインデータと同様に、対応する線分L1〜L4の始点及び終点が夫々XY座標によって示される座標データを有する。他の識別マークMb,Mgの印刷ラインデータも、線分L1〜L4の始点及び終点が夫々XY座標によって示される座標データを有する。各識別マークMr,Mb,Mgの印刷ラインデータは、色情報「0」、「1」、「2」と対応付けて記憶される。
本実施形態では、印刷の際、色情報「0」〜「2」に基づいて、該当する種類のペンPのカートリッジ4pがディスプレイ9aに表示される。ユーザは、ディスプレイ9aの表示を見て、当該カートリッジ4pをカートリッジホルダ32に装着する。そして、印刷制御手段としての制御回路91は、前述した印刷動作の実行により、印刷ラインデータに基づきペンPを相対的に移動させ、対象物6に4つの線分L1〜L4を作図することで、識別マークMr〜Mgを色毎に印刷する。4個の線分データの夫々の末尾には、区切りデータが付されており、当該区切りデータに基づいて、各線分L1〜L4の作図を終える度に、上下駆動機構33によりペン先P1を対象物6から離間させる。
制御回路91は、配列情報に基づいて上記の印刷データを作成する。詳しくは以下の作用説明で述べるように、制御回路91は、配列情報を色毎にグループ化するグループ化手段として構成されており、赤色のペンPで3つの識別マークMrをまとめて印刷する印刷データを作成する。また、青色と緑色の識別マークMb、Mgについても、青色のペンPまたは緑色のペンPで色毎にまとめて印刷するための印刷データを作成する。
この場合、制御回路91は、前記配列位置の中心点O1の座標値或はサイズ情報に合せて、Y方向に延びる2つの線分L1,L3の始点及び終点の各座標値と、X方向に延びる2つの線分L2,L4の始点及び終点の各座標値とを定める。これにより、座標値は、識別マークMr〜Mgが穴101の周縁部の位置に印刷されるように設定される。こうして、各中心点O1に対して、印刷ラインデータの座標値を定めると共に、線分データの夫々の末尾に区切りデータを付加する。そして、前述のように印刷ラインデータと色情報「0」〜「2」を対応付けて、ラインストーン100の色の種類を表す識別マークMr〜Mgの印刷データを作成する。
前記RAM93には、上記した各種のプログラムや、切断データ及び印刷データ、各種操作スイッチ9bの操作等で入力された設定値、制御回路91で演算された演算結果等を一時的に記憶するための記憶領域を有する。詳細には、図10に示すように、RAM93には、プログラム記憶領域931、設定記憶領域932、配列情報記憶領域933、変更情報記憶領域934、フラグデータ記憶領域935,画像表示データ記憶領域936、印刷データ記憶領域937、切断データ記憶領域938等、複数の記憶領域が設けられている。プログラム記憶領域931は、ROM92等から読み出された各種のプログラムを記憶する。設定記憶領域932は、プログラムの実行の際に参照される設定値やテーブル等を記憶する。
配列情報記憶領域933は、ユーザにより設定された配列情報を記憶する。変更情報記憶領域934は、色毎にグループ化した配列情報を記憶する。フラグデータ記憶領域935は、プログラムの実行の際に使用される各種フラグを記憶する。画像表示データ記憶領域936は、ディスプレイ9aに表示する画面の画像データや表示設定を記憶する。そして、印刷データ記憶領域937及び切断データ記憶領域938は、印刷データ及び切断データを記憶する。
上記した切断装置1において、制御回路91、ROM92やRAM93等の記憶手段、ディスプレイ9a、各種操作スイッチ9b等は切断データ作成装置90を構成し(図6参照)、制御回路91及びディスプレイ9aは、報知手段を構成する。
次に、上記構成の作用について、図11〜図13も参照しながら説明する。図11のフローチャートは、制御回路91が実行する切断データ作成プログラムの処理、並びに印刷処理及び切断処理の一連の流れを示している。以下では、切断装置1を用いて、複数種類(例えば前記赤色、青色、緑色)のラインストーン100の配列を規定するシート材を作製する場合を例に説明する。ユーザは、赤色、青色及び緑色の各ペンPのカートリッジ4pとカッタCのカートリッジ4cを予め用意しておくものとする。また、切断する対象物6として、保持シート10に対し例えば図1に示すように貼り付けた樹脂シートを使用して、シート材を作製する。
先ずユーザは、切断装置1のプラテン3上に、対象物6を保持した保持シート10をセットする。このとき、制御回路91は、シート検出センサ96によって、保持シート10が挿入されたことを検出すると、保持シート10における粘着層10vの左角部を原点Oとして設定する。また、ユーザは、各種操作スイッチ9bの操作により、ディスプレイ9aにメニュー画面(図示略)を表示させ、そのメニュー画面における「ラインストーン配列用のシート材の作製」を指示する。これにより、切断データ作成プログラムの処理が開始される。
この場合、制御回路91は、ディスプレイ9aにラインストーン100の配列情報を入力するための配列入力画面(図示略)を表示する。ユーザは、各種操作スイッチ9bを操作し、配列情報について、ラインストーン100の配列位置と、色情報とサイズ情報を入力する(ステップS1)。この場合、ラインストーン100の配列は、直線状、曲線状に設定してもよいし、図8に示すようにラインストーン100を縦横に並べる配列としてもよい。また、個々のラインストーン100について、赤色、緑色、青色など所望の色を設定し、使用するラインストーン100の大きさを設定する。このとき、前記配列入力画面に図8に示すような丸印Re,Gr,Blを表示してもよい。また、個々のラインストーン100の配置位置について、座標値を直接入力してもよいし、後述するマウス等を用いて入力してもよい。
前記ステップS1で入力された配列情報は、その入力順序をそのまま配列順序としてRAM93に記憶する。具体的には、図8で上側のラインストーン100の配列が左から順に入力され、次いで下側のラインストーン100の配列が左から順に入力されたものとする。この場合の配列情報は、図9(a)の順序データの「0」〜「7」の順に、RAM93の配列情報記憶領域933の先頭から書き込まれる。
こうして取得された配列情報は、ラインストーン100の色毎にグループ化する処理が実行されることで、配列順序が変更される(ステップS2)。即ち、制御回路91は、前記ステップS1で取得した配列情報を照合して、色情報が「0」の配列情報つまり図8にReで示す3つの丸印の配列情報を抽出する。これら3つ分の配列情報は、色情報が「0」の赤色のグループであり(図9(a)(b)参照)、図13に示すように、変更情報記憶領域934の先頭から順序データの「0」〜「2」の順にまとめて記憶される。同様に、制御回路91は、配列情報記憶領域933における元の配列情報を照合して、色情報が「1」の配列情報を抽出し、図13に示す順序データの「3」〜「5」の順に、青色のグループとしてまとめて記憶する。また、元の配列情報における色情報が「2」の配列情報を抽出し、図13に示す順序データの「6」、「7」の順に、緑色のグループとしてまとめて記憶する。
また、ステップS2において、制御回路91は、変更情報記憶領域934の配列情報に基づいて、3つの赤色の識別マークMr、3つの青色の識別マークMb、2つの緑色の識別マークMgの順に印刷する印刷データを作成する。即ち、制御回路91は、8つの識別マークMr〜Mgについて、各配列位置の中心点O1に対応する印刷ラインデータの座標値を演算し、図13の順序データに従い色毎に印刷する印刷データを生成する。一方、制御回路91は、配列情報記憶領域933の配列情報に基づいて、8つの穴101を切断する切断データを作成する。この場合、制御回路91は、8つの穴101について、ラインストーン100の半径rと前記デフォルト値から穴101の半径Rを算出すると共に、前記配列位置に合せて切断ラインデータの座標値を演算して、図9の順序データに従い切断する切断データを生成する。
この後、切断装置1では、作成した印刷データに基づく印刷処理(ステップS3〜S8)と、作成した切断データに基づく切断処理(ステップS9〜S11)とが順に実行される。先ず印刷処理において、制御回路91は、色数をカウントするカウンタNを1に設定する(ステップS3)。そして、最初に印刷する印刷データの色情報「0」と特定色テーブルとを照合して(図13と図9(b)参照)、ディスプレイ9aに「赤色のペンのカートリッジを装着して下さい」とのメッセージを表示する(ステップS4)。
そこで、ユーザは、赤色のペンPのカートリッジ4pをカートリッジホルダ32に装着し、レバー部材60を開放位置から固定位置へ切り換えて、カートリッジ4pを固定する(図4参照)。このとき、制御回路91は、3つの接触子82A〜82Cの移動の有無を、3つの種類検出センサ83A〜83Cにより検出することで、カートリッジ4の種類を識別する(ステップS5)。これにより、制御回路91は、赤色のペンPのカートリッジ4pを識別した場合、各種操作スイッチ9bの操作による「印刷開始」の指示待って、印刷動作を実行する(ステップS6)。
この場合、制御回路91は、印刷データに基づき赤色のペンPを相対移動させることにより、対象物6に対して、図13の順序データ「0」〜「2」の配列位置(座標値)に対応する識別マークMrを、その「0」〜「2」の順に3つ印刷する(図12(a)参照)。1色目の赤色の識別マークMrの印刷を終えると、カウンタNをN+1に更新して(ステップS7)、2色目以降の識別マークMb,Mgも印刷すべく(ステップS8にてYES)、ステップS4にリターンする。
2色目の印刷について、その印刷データの色情報「1」と特定色テーブルが照合され、ディスプレイ9aに、青色のペンPのカートリッジ4pの装着を促すメッセージが表示される(ステップS4)。そして、ユーザにより、赤色のペンPのカートリッジ4pに代えて青色のペンPのカートリッジ4pがカートリッジホルダ32に装着固定されると、制御回路91は、3つの種類検出センサ83A〜83Cの検出信号に基づき、カートリッジ4の種類を識別する(ステップS5)。これにより、青色のペンPのカートリッジ4pが識別され、且つ「印刷開始」が指示されると、2色目の印刷動作を実行する(ステップS6)。この場合、青色のペンPにより、図13の順序データ「3」〜「5」の配列位置に対応する識別マークMbが、その「3」〜「5」の順に3つ印刷される(図12(b)参照)。2色目の青色の識別マークMrの印刷を終えると、カウンタNを1だけインクリメントして(ステップS7)、ステップS4にリターンする(ステップS8にてYES)。
また、3色目の印刷についても、その印刷データの色情報「2」と特定色テーブルが照合され、ディスプレイ9aに、緑色のペンPのカートリッジ4pの装着を促すメッセージが表示される(ステップS4)。そして、ユーザにより、青色のペンPのカートリッジ4pに代えて緑色のペンPのカートリッジ4pがカートリッジホルダ32に装着固定されると、制御回路91は、3つの種類検出センサ83A〜83Cの検出信号に基づき、カートリッジ4の種類を識別する(ステップS5)。これにより、緑色のペンPのカートリッジ4pが識別され、且つ「印刷開始」が指示されると、3色目の印刷動作を実行する(ステップS6)。この場合、緑色のペンPにより、図13の順序データ「6」、「7」の配列位置に対応する識別マークMgが、その「6」、「7」の順に2つ印刷される(図12(c)参照)。
こうして、制御回路91は、3色目の識別マークMrの印刷を終えると、カウンタNを1だけインクリメントし(ステップS7)、そのカウンタNの値が、全ての色情報「0」〜「2」の種類数である「3」以下か否かを判断する。この場合、Nの値は、全ての色情報「0」〜「2」の種類数を超える「4」であるため、ステップS8でNOと判断される。
全ての識別マークMr〜Mgを印刷した後、制御回路91は、ディスプレイ9aに「カッタのカートリッジを装着して下さい」とのメッセージを表示する(ステップS9)。そこで、ユーザは、緑色のペンPのカートリッジ4pに代えてカッタCのカートリッジ4cをカートリッジホルダ32に装着固定する。このとき、制御回路91は、3つの種類検出センサ83A〜83Cの検出信号に基づき、カートリッジ4の種類を識別する(ステップS10)。これにより、制御回路91は、カッタCのカートリッジ4cを識別した場合、各種操作スイッチ9bの操作による「切断開始」の指示を待って、切断動作を実行する(ステップS11)。この場合、制御回路91は、切断データに基づきカッタCを相対移動させることにより、対象物6に対して、各配列位置に対応する8つの穴101を図9(a)の順序データ「0」〜「7」の順に形成する(図12(d)参照)。こうして、8つの穴101の切断を終えると、印刷及び切断に係る一連の処理を終了する。
ユーザは、上記の処理が終了した後、保持シート10から剥がした対象物6を、ラインストーン100配列用のシート材として使用することができる。図12(d)に示すように、シート材には、装飾に要するラインストーン100の赤色、青色、緑色の全てについて、各穴101の周縁部に、対応する識別マークMr〜Mgが印刷されている。このため、シート材において識別マークMr〜Mgによりラインストーン100全体の配色イメージを表すことができると共に、ラインストーン100を、該当する穴101に色を間違うことなく簡単に嵌め込むことができる。シート材の穴101で位置決めされたラインストーン100は、例えば図示しないアイロンの熱により、衣服に対し接着される。
以上のように本実施形態の切断装置1は、配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、対象物6(シート材)に、ラインストーン100の配列位置に対応させて各ラインストーン100の種類を表す識別マークMr〜Mgを印刷するように印刷手段を制御する印刷制御手段と、配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、シート材に、ラインストーン100を配列する複数の穴101を配列位置に合せて切断するように切断手段を制御する切断制御手段とを備える。
これによれば、シート材について、切断手段によりラインストーン100を配列する複数の穴101を切断することができると共に、印刷手段により各ラインストーン100の色の種類を表す識別マークMr〜Mgを印刷することができる。このため、識別マークMr〜Mgにより、シート材において個々の穴101に配置するラインストーン100の色の特定が可能となり、色が異なる複数種類のラインストーン100を簡単且つ正確に配置することができる。
切断装置1は、配列情報取得手段で取得された配列情報を、色毎にグループ化するグループ化手段を備え、印刷手段は、色が異なる複数種類のペンPを択一的に用いるように構成され、印刷制御手段は、グループ化された配列情報に基づいて、ラインストーン100の色の種類に対応するペンPで、色毎に識別マークMr〜Mgを印刷する制御を行う。
これによれば、配列情報が色毎にグループ化されるため、その配列情報に基づいて、印刷制御手段によりペンPの交換回数を必要最小限に抑える制御を行うことができる。従って、識別マークMr〜Mgに係る印刷時間を短縮し、効率よく印刷することができる。
切断装置1は、印刷手段として用いるペンPのカートリッジ4p、又は切断手段として用いるカッタCのカートリッジ4cの着脱が可能に構成され、印刷又は切断に際して、着脱するペンPのカートリッジ4p又はカッタCのカートリッジ4cを報知する報知手段を備える。これによれば、ユーザは、印刷又は切断に際して、使用するカートリッジ4p,4cの種類を知ることができ、カートリッジ4の交換を確実に行うことができる。
前記切断制御手段は、識別マークMr〜Mgが印刷された後に、複数の穴101を切断するように切断手段を制御する。仮に、シート材に穴101を切断した後に、識別マークMr〜Mgの印刷が行われるとすると、切断跡(切断線)により、識別マークMr〜Mgの印刷が乱れる場合がある。しかしながら、本実施形態では、識別マークMr〜Mgが印刷された後に複数の穴101を切断するので、綺麗に印刷することができる。
前記印刷制御手段は、識別マークMr〜Mgを各穴101の周縁部の位置に印刷するように印刷手段を制御する。これによれば、個々の穴101に対する識別マークMr〜Mgの対応が分かり易くなり、色の異なる複数のラインストーン100を、各穴101に、より正確に配置することができる。また、ラインストーン100を配置する前のシート材において、全体の配色イメージを識別マークMr〜Mgで、より正確に表すことができる。
<その他の実施形態>
図14は、本発明の第2実施形態を示すものであり、第1実施形態と異なるところを説明する。尚、第1実施形態と同一部分には同一符号を付している。
図14に示すパーソナルコンピュータ(PC110と称す)は、上記した印刷データ及び切断データを作成する切断データ作成装置として構成されている。即ち、PC110の制御回路111は、コンピュータ(CPU)を主体に構成されており、ROM112、RAM113、EEPROM114が接続されている。また、PC110には、ユーザが各種の指示や選択、入力の操作を行うためのキーボードやマウス等からなる入力部115が接続されると共に、ユーザに対して必要なメッセージ等の表示を行う表示部(例えばLCD)116が設けられる。PC110、表示部116、キーボード及びマウスは、配列情報取得手段に相当する。例えば、PC110は、マウスの操作により指定されたLCD上のマウスカーソルの位置座標を、切断装置1のXY座標系に対応する配列位置として取得する。
PC110は、切断装置1に対して有線接続又は無線接続するための通信部117を備えている。通信部117は、例えばケーブル117aを介して切断装置1の通信部118に接続されている。これにより、PC110と切断装置1との間で、切断データを含むデータの送受信が可能である。制御回路(制御手段)111は、PC110全体の制御を司り、前記切断データ作成プログラム等を実行する。ROM112には、切断データ作成プログラムや、動作情報テーブル等が記憶されている。RAM113は、各種処理に必要なデータやプログラムを一時的に記憶するもので、第1実施形態における配列情報記憶領域933や、変更情報記憶領域934、印刷データ記憶領域937、切断データ記憶領域938等と同じ記憶領域を有する。EEPROM114には、各種の切断データ等が記憶されている。
そして、制御回路111は、切断データ作成プログラムの処理つまり図11のステップS1,S2を実行する。これにより、第1実施形態と同様に配列情報に基づいて、ラインストーン100の配列位置に対応させて識別マークMr〜Mgを印刷する印刷データと、シート材にラインストーン100を配列する複数の穴101を切断する切断データとを作成する。作成した印刷データ及び切断データは、RAM113の印刷データ記憶領域及び切断データ記憶領域に記憶される。
以上のように、制御回路111は、第1実施形態の制御回路91と同様、配列情報取得手段、グループ化手段、印刷データ作成手段及び切断データ作成手段として構成されている。従って、PC110において、印刷データと切断データを作成することができ、第1実施形態の切断データ作成装置90と同様の効果を奏する。よって、作成した印刷データと切断データを、印刷手段と切断手段とを有する装置1、或は印刷装置及び切断装置のコンピュータにより読み込んで印刷処理と切断処理を実行させることにより、ラインストーン100の配列を規定する前記のシート材を作製することができる。
図15及び図16は、本発明の第3実施形態及び第4実施形態を示すものであり、既述の部分と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる点を説明する。
図15に示す第3実施形態の識別マークMrc,Mbc,Mgcは、穴101の周縁部に沿った円形をなす。識別マークMrc〜Mgcは、第1実施形態の識別マークMr,Mb,Mgに夫々対応する赤色、青色、緑色のペンPのカートリッジ4pで印刷される。従って、印刷ラインデータは、切断ラインデータと同様に、ラインストーン100の半径rとデフォルト値から識別マークMrc〜Mgcの半径を算出すると共に、配列位置に合せて印刷する座標値を演算することにより作成することができる。
図16に示す第4実施形態の識別マークM1,M2,M3は、何れも各穴101の直ぐ左後側(紙面の左上側)に位置する数字であり、相互に異なる色(例えば赤色、青色、緑色)のペンPのカートリッジ4pで印刷される。また、異なる色ではなく単色(例えば黒色)のペンPのカートリッジ4pで印刷されてもよい。識別マークM1〜M3の数字の「1」、「2」、「3」により、夫々異なる色のラインストーン100が配置されることを特定することができる。この印刷データは、前記色情報「0」〜「2」と対応付けた、「1」〜「3」の数字を印刷するデータであって、ラインストーン100の配列位置の座標値と半径rとデフォルト値から印刷位置となる前記左後側(紙面の左上側)の座標値を求めることにより作成される。
第3実施形態の識別マークMrc〜Mgcは、各穴101の周縁部に位置し且つラインストーン100の色で表わされた線であればよい。また、第4実施形態の識別マークM1〜M3は数字に限らず、「赤色」、「青色」、「緑色」の文字や、ラインストーン100の色の識別が可能な記号であればよい。このような識別マークMrc〜Mgc、M1〜M3によれば、ユーザは、各穴101に配置するラインストーン100の色を識別することができる等、第1実施形態と同様の効果を奏する。
尚、本発明は上記しかつ図面に示す実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。本発明はラインストーン100に限らず、粒状をなす各種の装飾部品の配列を規定するシート材について、印刷データと切断データを作成することができる。装飾部品の種類は、色以外に例えば大きさ、形状等を異ならせてもよい。
また、本発明は、上記したカッティングプロッタとしての切断装置1に限らず、印刷手段と切断手段を備えた各種の装置に適用できるものである。印刷手段を有する印刷装置と切断手段を有する切断装置とを用いて、装飾部品の配列を規定するシート材の複数の穴と識別マークを施すようにしてもよい。
前記印刷手段は、ペンPのカートリッジ4pを用いたペンプロッタによる方式に代えて、インクジェット方式やトナーによる電子写真方式で構成してもよい。切断手段についても、カッタCのカートリッジ4pに代えて、切断刃を備えた各種の切断手段を用いて構成してもよい。配列情報取得手段は、各種操作スイッチ9bや前記マウスの他、所謂タッチパネルにより配列情報を取得してもよいし、前記通信部117,118を利用した無線通信等により配列情報を取得する等、適宜変更してもよい。また、図11に示すステップS3〜S8の印刷処理を、ステップS9〜S11の切断処理の後に実行してもよい。
切断装置1やPC110における記憶手段に記憶した切断データ作成プログラムを、USBメモリ、CD−ROM、フレキシブルディスク、DVD、フラッシュメモリ等、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録してもよい。この場合、前記記録媒体を、種々のデータ処理装置のコンピュータにより読み込んで実行させることにより、上記実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
C 切断刃
P ペン
Mr〜Mg,Mrc〜Mgc,M1〜M3 識別マーク
1 切断装置
4c 切断手段(切断刃のカートリッジ)
4p 印刷手段(ペンのカートリッジ)
6 対象物(シート材)
9a ディスプレイ(報知手段)
9b 各種操作スイッチ(配列情報取得手段)
90 切断データ作成装置
91 制御手段(切断制御手段、印刷制御手段、切断データ作成手段、印刷データ作成手段、配列情報取得手段、グループ化手段、報知手段)
100 装飾部品
101 穴
110 切断データ作成装置
111 制御手段
115 入力部(配列情報取得手段)
116 表示部(配列情報取得手段)

Claims (10)

  1. 印刷手段と切断手段とを有する装置、或は印刷手段を有する印刷装置及び切断手段を有する切断装置を用いて、粒状の装飾部品の配列を規定するシート材の複数の穴を形成するための切断データを作成する切断データ作成装置において、
    少なくとも色が異なる複数種類の前記装飾部品を配列する配列位置と各装飾部品の種類とを含む配列情報を取得するための配列情報取得手段と、
    前記配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、前記装飾部品の配列位置に対応させて各装飾部品の種類を表す識別マークを前記印刷手段で印刷する印刷データを作成する印刷データ作成手段と、
    前記配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、前記シート材に前記装飾部品を配列する前記複数の穴を前記切断手段で切断する切断データを作成する切断データ作成手段と、
    を備えることを特徴とする切断データ作成装置。
  2. 前記印刷データ作成手段は、前記識別マークを各穴の周縁部の位置に印刷することを特徴とする請求項1記載の切断データ作成装置。
  3. 前記識別マークは、前記装飾部品の色の識別が可能な文字、数字、記号、又は前記装飾部品の色で表わされた前記穴の周縁部に位置する線の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項2記載の切断データ作成装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項記載の切断データ作成装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させるための切断データ作成プログラム。
  5. シート材に印刷する印刷手段と、前記シート材を切断する切断手段とを備えた切断装置において、
    少なくとも色が異なる複数種類の粒状の装飾部品を配列する配列位置と、各装飾部品の種類とを含む配列情報を取得するための配列情報取得手段と、
    前記配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、前記シート材に、前記装飾部品の配列位置に対応させて各装飾部品の種類を表す識別マークを印刷するように前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、
    前記配列情報取得手段で取得された配列情報に基づいて、前記シート材に、前記装飾部品を配列する複数の穴を前記配列位置に合せて切断するように前記切断手段を制御する切断制御手段と、
    を備えることを特徴とする切断装置。
  6. 前記配列情報取得手段で取得された配列情報を、前記色毎にグループ化するグループ化手段を備え、
    前記印刷手段は、色が異なる複数種類のペンを択一的に用いるように構成され、
    前記印刷制御手段は、グループ化された配列情報に基づいて、前記装飾部品の色の種類に対応する前記ペンで、前記色毎に前記識別マークを印刷する制御を行うことを特徴とする請求項5記載の切断装置。
  7. 前記切断装置は、前記印刷手段として用いるペンのカートリッジ、又は前記切断手段として用いる切断刃のカートリッジの着脱が可能に構成され、
    印刷又は切断に際して、着脱する前記ペンのカートリッジ又は前記切断刃のカートリッジを報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項5又は6記載の切断装置。
  8. 前記切断制御手段は、前記識別マークが印刷された後に、前記複数の穴を切断するように前記切断手段を制御することを特徴とする請求項5から7の何れか一項記載の切断装置。
  9. 前記印刷制御手段は、前記識別マークを各穴の周縁部の位置に印刷するように前記印刷手段を制御することを特徴とする請求項5から8の何れか一項記載の切断装置。
  10. 前記識別マークは、前記装飾部品の色の識別が可能な文字、数字、記号、又は前記装飾部品の色で表わされた前記穴の周縁部に位置する線の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項5から9の何れか一項記載の切断装置。
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