JP7294514B2 - ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、ミシンに関する。
投影部と撮影部とを備えたミシンが公知である。特許文献1に記載のミシンは、投影手段としてプロジェクタを備え、撮影手段としてイメージセンサを備える。プロジェクタは、縫針の針落ち位置近傍に配置された縫製対象物上に、特徴点を含む投影画像を投影する。イメージセンサは、針落ち位置近傍の撮影範囲を撮影する。
特開2011-194043号公報
投影画像の良好な投影、投影部の小型化、及びミシンの操作容易性等を実現する為に、投影部は適切な位置に設けられる必要がある。又、撮影対象の良好な撮影、適切な撮影領域の確保、及びミシンの操作容易性等を実現する為に、撮影部は適切な位置に設けられる必要がある。
本発明の目的は、ユーザの操作容易性を維持しつつ、投影部により投影画像を適切に投影し、且つ、撮影部により撮影対象を適切に撮影できるミシンを提供することである。
本発明の第1態様に係るミシンは、ベッド部と、第1方向に延び、前記第1方向の一方側に頭部を有するアーム部と、前記頭部に前記第1方向と直交する第2方向に往復移動可能に設けられ、縫針が装着される針棒と、前記第2方向及び前記第1方向と直交する第3方向の一方側から他方側に縫製対象物を移送可能な移送機構と、前記頭部に設けられ、投影画像の画像光が出射される出射部を有し、前記ベッド部に向けて前記投影画像を投影する投影部と、前記頭部に設けられ、撮影対象において反射された反射光が入射される入射部を有し、前記撮影対象を撮影する撮影部とを備えたミシンであって、前記投影部の前記出射部は、前記第1方向において前記撮影部の前記入射部よりも前記針棒に近い位置に設けられ、前記投影部の前記出射部は、前記第3方向において前記撮影部の前記入射部よりも前記針棒から離れた位置に設けられ、前記投影部の前記出射部は、前記針棒よりも前記第1方向の一方側かつ前記第3方向の一方側に設けられ、前記投影部の前記出射部は、前記第2方向において前記撮影部の前記入射部よりも前記ベッド部から離れた位置に設けられ、前記投影部の投影範囲は、前記撮影部の撮影範囲に少なくとも一部範囲が含まれ、前記投影範囲は前記撮影範囲よりも狭いことを特徴とする。。
本発明の第2態様に係るミシンは、ベッド部と、第1方向に延び、前記第1方向の一方側に頭部を有するアーム部と、前記頭部に前記第1方向と直交する第2方向に往復移動可能に設けられ、縫針が装着される針棒と、前記第2方向及び前記第1方向と直交する第3方向の一方側から他方側に縫製対象物を移送可能な移送機構と、前記頭部に設けられ、投影画像の画像光が出射される出射部を有し、前記ベッド部に向けて前記投影画像を投影する投影部と、前記頭部に設けられ、撮影対象において反射された反射光が入射される入射部を有し、前記撮影対象を撮影する撮影部とを備えたミシンであって、前記投影部の前記出射部は、前記撮影部の前記入射部よりも前記針棒に近い位置に設けられたことを特徴とする。
本発明に係るミシンは、ユーザの操作容易性を維持しつつ、投影部により投影画像を適切に投影し、且つ、撮影部により撮影対象を適切に撮影できる。
カバー14Aが装着された状態におけるミシン1の斜視図である。 カバー14Aが脱離された状態におけるミシン1の斜視図である。 カバー14Aが脱離された状態におけるミシン1の左側面図である。 カバー14Aが脱離された状態におけるミシン1の正面図である。 プロジェクタモジュール2を前側から見た斜視図である。 プロジェクタモジュール2を後側から見た斜視図である。 プロジェクタ2Aの斜視図である。 ミシン1の正面図である。 カバー14Aが装着された状態におけるミシン1の左側面図である。 ホルダ5の斜視図である。 カメラ3の斜視図である。 カメラ3及びホルダ6の正面図である。 カメラ3及びホルダ6の背面図である。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1の上下方向、左下方向、右上方向、左上方向、右下方向が、各々、ミシン1の上下方向、左方向、右方向、後方向、前方向である。ベッド部11及びアーム部13の長手方向がミシン1の左右方向である。脚柱部12が配置されている側が右側である。脚柱部12の伸長方向がミシン1の上下方向である。
<ミシン1の概略構成>
図1に示すように、ミシン1は、ベッド部11、脚柱部12、及びアーム部13を備える。ベッド部11は、左右方向に延びるミシン1の土台部である。脚柱部12は、ベッド部11の右端部から上方へ延びる。アーム部13は、脚柱部12の上端部から左側に向けて、ベッド部11と平行な方向(左右方向)に延びる。アーム部13は、左端部に頭部14を有する。
ベッド部11には、図示しない送り機構、釜機構等が設けられる。送り機構は送り歯を備える。送り機構は送り歯を駆動し、縫製対象物を所定の移動量で前後方向に移動させる。縫製対象物の移動方向のうち前側は、ミシン1に対してユーザが配置される側に対応する。釜機構は釜を備える。釜機構は釜を駆動し、上糸を下糸に絡ませる。送り歯及び釜は、ベッド部11の上面に設けられた針板11Aの下方に設けられる。
脚柱部12の前側に、縦長の液晶ディスプレイ12A及びタッチパネル12Bが設けられる。液晶ディスプレイ12Aは、縫製作業に必要なメッセージ等を表示する。タッチパネル12Bは、液晶ディスプレイ12Aの前面に設けられる。ユーザが液晶ディスプレイ12Aに表示された項目を指又は専用のペンで選択すると、タッチパネル12Bにより選択位置が感知される。ユーザは、ミシン1に対して前側からタッチパネル12Bを介して種々の指示を入力できる。
アーム部13は、前面にスイッチ13Dを有する。スイッチ13Dは、縫製動作の開始及び停止を指示するためのスタート/ストップスイッチを含む。スイッチ13Dが押下されると、釜機構、送り機構、及び、後述の針棒上下動機構14B、押え足上下動機構14C、天秤機構14Dを含む各要素が同期して駆動する。これにより、縫製対象物に縫目が形成される。
アーム部13の上部には、開閉可能なカバー(図示略)が設けられる。図1及び図2では、カバーが省略されている。アーム部13のうち、カバーが開放した状態で露出する面(「上面13A」という。)に、糸収容部130が設けられる。糸収容部130には、上糸が巻回された糸駒13Bを収容可能である。糸収容部130の右側の内壁面に糸立棒13Cが設けられる。糸駒13Bは、糸立棒13Cに挿入孔が挿入されることによってミシン1に装着される。
図2、図3に示すように、アーム部13は、後端近傍に設けられた支持部131によって脚柱部12に支持される。支持部131は、左右方向に長い長方形の板状であり、前後方向と直交する。支持部131は金属製である。図3に示すように、上下方向に延びる針棒15及び押え棒16は、頭部14内で支持される。針棒15及び押え棒16の夫々の下端部は、頭部14の下端部から下側に向けて突出する。針棒15の下端には縫針15Aが着脱可能に装着される。押え棒16の下端部には押え足16Aが着脱可能に装着される。後述の針棒上下動機構14B、押え足上下動機構14C、天秤機構14D、糸通し機構14E、プロジェクタモジュール2、及びカメラ3は、頭部14に設けられる。図2に示すように、頭部14には更に、着脱可能なカバー14Aが設けられる。針棒上下動機構14B、押え足上下動機構14C、天秤機構14D、糸通し機構14E、プロジェクタモジュール2、及びカメラ3(図3参照)は、装着された状態のカバー14Aにより覆われる(図1参照)。
図3に示すように、押え足上下動機構14Cは押え棒16を上下方向に往復移動させる。これにより、押え棒16に保持された押え足16Aも上下方向に往復移動する。押え足16Aは、送り歯と協働して縫製対象物を前後方向に移動させる。針棒上下動機構14Bは針棒15を上下方向に往復移動させる。これにより、針棒15に保持された縫針15Aも上下方向に往復移動する。縫針15Aに保持された上糸は、釜により下糸と絡み、縫製対象物に縫目を形成する。
図2(a)に示すように、天秤機構14Dは、上糸が通過する穴を備えた天秤141を有する。図4に示すように、天秤141は、前後方向において針棒15と重複する。図3に示すように、天秤141は針棒15よりも前側に設けられる。天秤機構14Dは天秤141を上下方向に往復移動させる。これにより、天秤141は上糸を引き上げ、下糸との結び目の位置を調整する。図2(a)、図3、図4に示すように、天秤141が上下方向に往復移動することにより通過する所定の範囲を、「移動範囲M」という。天秤141は、移動範囲M内で上下方向に往復移動可能である。移動範囲Mは、頭部14の右端部において上下方向に延びる。移動範囲Mは、上下方向において、天秤141の上下方向の移動可能範囲と同じ大きさを有し、左右方向において、天秤141の左右方向の大きさと同じ大きさを有する。
糸通し機構14Eはつまみ143を備える。つまみ143は棒状を有する。つまみ143は、上下方向に移動可能且つ上下方向に延びる軸を中心として回転可能に支持される。つまみ143は、下方に移動した状態で回転することにより、縫針15Aの針孔に上糸を通すことが可能である。
針棒上下動機構14B、押え足上下動機構14C、天秤機構14D、及び糸通し機構14Eは、金属製のフレーム140により支持される。フレーム140は支持部131の前面に接続する。針棒上下動機構14B、押え足上下動機構14C、天秤機構14D、及び糸通し機構14Eは、フレーム140を介して支持部131により支持される。
<プロジェクタモジュール2>
図3に示すように、プロジェクタモジュール2は、フレーム140のうち糸通し機構14Eを支持する糸通しフレーム140Eの前面に設けられる。プロジェクタモジュール2は、糸通しフレーム140Eに固定されたホルダ5(後述)に装着されることによって、ホルダ5を介して糸通しフレーム140Eに支持される。図5、図6に示すように、プロジェクタモジュール2は、プロジェクタ2A、制御基板2B、カバー2C、及び吸熱部2Dを備える。
プロジェクタ2Aは、ベッド部11(図1~図3参照)に向けて投影画像を投影する。図4に示すように、プロジェクタ2Aは、左右方向において天秤141の移動範囲Mに対して左側に配置される。図3に示すように、プロジェクタ2Aは、前後方向において天秤141の移動範囲Mよりも前側に配置される。図7に示すように、プロジェクタ2Aは、生成部21、導光部22、及び第1レンズ23を備える。
生成部21は板状であり、前後方向と直交する。生成部21は、反射型表示デバイス、ランプ、ミラー、プリズム等を有する。生成部21は、反射型表示デバイスに表示された画像に、ランプからの光を投射することによって、投影画像の画像光を生成する。生成部21は、生成された画像光を導光部22に向けて出射する。なお、生成部21は反射型表示デバイスに限定されず、他の方式で動作する表示デバイスでもよい。例えば生成部21は、透過型表示デバイス、レーザ光源、自発光デバイス等でもよい。
導光部22は円筒状を有し、上下方向に延びる。導光部22は、生成部21により生成された画像光を、下端の第1レンズ23に導く。導光部22により導かれた画像光は、第1レンズ23を介してベッド部11に向けて出射される。図2に示すように、第1レンズ23から画像光が出射されることにより投影される投影画像の投影領域を、「投影領域G1」と表記する。図3に示すように、画像光の出射方向に沿って第1レンズ23から生成部21(図7参照)側に延びる複数の第1直線L1を定義する。この場合、複数の第1直線L1は、第1交点P1で交差する。なお、図3では、画像光の外縁の出射方向に沿って延びる複数の第1直線L1のみ示されているが、実際には、投影領域G1の全域に亘って出射される多数の画像光に沿って延びる非図示の複数の第1直線も存在する。図8に示すように、第1レンズ23は、左右方向において針棒15よりも左側に設けられる。図9に示すように、第1レンズ23は、前後方向において針棒15よりも前側に設けられる。
図6に示すように、制御基板2Bは、プロジェクタ2Aの生成部21に対して後側に設けられる。制御基板2Bは、前後方向と直交する。制御基板2Bにはドライバ素子が実装される。ドライバ素子は、プロジェクタ2Aを制御して生成部21に画像光を生成させる。
図5に示すように、カバー2Cは、屈曲した板状を有する。カバー2Cは金属製である。カバー2Cは、板部25F、25L、25R、26、27A、27Bを有する。板部25Fは略正方形状であり、前後方向と直交する。板部25Fは、プロジェクタ2Aの生成部21に対して前側に対向する。板部25Lは、板部25Fの左端部から後側に向けて延びる。図6に示すように、板部25Lには、貫通穴251A、251B、251Cが形成される。貫通穴251A、251B、251Cは、下方向に向けて順番に並ぶ。図5に示すように、板部25Rは、板部25Fの右端部のうち上下方向中央よりも下側から、後側に向けて延びる。板部25F、25Rの接続部250は湾曲する。板部26は、板部25Fの上端部のうち左右方向中央よりも左側から、上斜め前側に向けて延びる。板部27Aは、板部25Fの上端部のうち板部26が延びる部分を除く部分から、後側に向けて延びる。板部27Bは、板部27Aの後端部から上側に向けて延びる。
図5、図6に示すように、吸熱部2Dは、制御基板2Bとカバー2Cとの間、且つプロジェクタ2Aの左側に配置される。吸熱部2Dは、制御基板2Bとカバー2Cとの間の前後方向の間隔と略等しい厚さを有する板状の部材である。吸熱部2Dの右端部と、プロジェクタ2Aの生成部21の左端部とは接触する。吸熱部2Dは、プロジェクタ2Aにおいて発生する熱を吸熱することによって、プロジェクタ2Aを冷却する。
<ホルダ5>
図3に示すように、ホルダ5は、糸通し機構14Eの糸通しフレーム140Eの前面とプロジェクタモジュール2との間に介在する。ホルダ5は、プロジェクタモジュール2が装着された状態で糸通し機構14Eに保持される。ホルダ5は、糸通しフレーム140Eに対してプロジェクタモジュール2を移動可能に支持する。図10に示すように、ホルダ5は、本体部51及び仕切壁52を有する。
本体部51は、屈曲した板状を有する。本体部51は金属製である。本体部51は、板部51B、51Lを有する。板部51Bは略正方形状であり、前後方向と直交する。板部51Bは、プロジェクタモジュール2がホルダ5に装着された状態で、生成部21の一部及び制御基板2B(図6参照)に後側から対向する。板部51Lは、板部51Bの左端部から前側に向けて延びる。板部51Lの右面に突出部510が設けられる。突出部510は円柱状を有し、右側に向けて突出する。突出部510は、プロジェクタモジュール2がホルダ5に装着された状態で、カバー2Cの板部25L(図6参照)に設けられた貫通穴251B(図6参照)に左側から挿通する。
ホルダ5は、装着された状態のプロジェクタモジュール2を、突出部510に沿って左右方向に延びる第1軸X1を中心として回転可能に支持する。プロジェクタ2Aの第1レンズ23から画像光が出射される出射方向は、第1軸X1を中心として回転する。図3に示すように、第1交点P1と第1軸X1とは、第1軸X1と平行な方向(左右方向)から見た場合に、上下方向において略同一となる。より具体的には、第1交点P1と第1軸X1との間の距離は、第1軸X1と平行な方向(左右方向)から見た場合において5mm以内となる。図3において、第1軸X1は、第1交点P1に対して僅かに上側に配置されている。
図10に示すように、仕切壁52は、本体部51の板部51Bに接続される。仕切壁52は樹脂製である。仕切壁52は、板部52B、52Rを有する。板部52B、52Rはそれぞれ互いに異なる方向に延びる。板部52Bは、本体部51の板部51Bの右端部に接続される。板部52Bは前後方向と直交し、板部51Bに対して後側に対向する。板部52Bの右端部は、板部51Bの右端部よりも右側に突出する。板部52Rは、板部52Bの右端部から前側に延びる。図4に示すように、板部52Rは、左右方向においてプロジェクタ2Aと移動範囲Mとの間に位置する。仕切壁52は、移動範囲Mに対して左側に隣接する。図2(b)に示すように、板部52Bは、前後方向において天秤141の移動範囲Mよりも前側に配置される。板部52Bは、前後方向においてプロジェクタ2Aと移動範囲Mとの間に位置する。図10に示すように、板部52B、52Rの接続部520は湾曲する。
<カメラ3>
図3に示すように、カメラ3は、頭部14の下側、より詳細には、フレーム140のうち針棒上下動機構14Bを支持する針棒フレーム140Bの前面に設けられる。カメラ3は、針棒フレーム140Bに固定されたホルダ6(後述)に装着されることによって、ホルダ6を介して針棒フレーム140Bに支持される。カメラ3は、頭部14の下側に配置された撮影対象を撮影する。撮影対象の一例は、縫製対象物に投影された投影画像である。
図11に示すように、カメラ3は、第2レンズ31、レンズホルダ32、及び検出部33を備える。第2レンズ31には、撮影対象において反射された反射光が入射される。第2レンズ31は、入射された反射光を後述の検出部33に導く。レンズホルダ32は、第2レンズ31の上端部に設けられ、第2レンズ31を後述の検出部33に保持する。レンズホルダ32は、第2レンズ31によるピント調整を行うことが可能である。検出部33は、レンズホルダ32の上側に設けられる。検出部33はCMOSイメージセンサである。検出部33は、第2レンズ31によって導かれた反射光を検出する。これにより、第2レンズ31の下側の撮影対象が撮影される。なお、検出部33はCMOSイメージセンサに限定されず、他の方式で動作するイメージセンサでもよい。例えば検出部33は、CCDイメージセンサ等でもよい。図2に示すように、カメラ3により撮影される撮影対象の撮影領域を、「撮影領域G2」という。撮影領域G2は、プロジェクタ2Aの投影領域G1を含む。
図8に示すように、カメラ3の第2レンズ31は、左右方向において針棒15よりも左側に設けられる。プロジェクタ2Aの第1レンズ23は、左右方向においてカメラ3の第2レンズ31よりも右側に設けられる。図9に示すように、カメラ3の第2レンズ31は、前後方向において針棒15よりも前側に設けられる。プロジェクタ2Aの第1レンズ23は、前後方向においてカメラ3の第2レンズ31よりも前側に設けられる。図8、図9に示すように、プロジェクタ2Aの第1レンズ23は、上下方向においてカメラ3の第2レンズ31よりも上側に設けられる。図3に示すように、反射光の入射方向に沿って第2レンズ31から検出部33(図11参照)側に延びる複数の第2直線L2を定義する。この場合、複数の第2直線L2は、第2交点P2で交差する。なお、図3では、反射光の外縁の入射方向に沿って延びる複数の第2直線L2のみ示されているが、実際には、撮影領域G2の全域にから入射される多数の反射光に沿って延びる非図示の複数の第2直線も存在する。
<ホルダ6>
ホルダ6は、針棒上下動機構14Bの針棒フレーム140Bの前面とカメラ3との間に介在する。ホルダ6は、カメラ3が装着された状態で、針棒フレーム140Bを介して針棒上下動機構14B及び頭部14に保持される。ホルダ6は、針棒フレーム140Bに対してカメラ3を移動可能に支持する。図12、図13に示すように、ホルダ6は、中継基板61、及び板部62、63を有する。
中継基板61は、カメラ3の検出部33から出力される信号を受け付け、ミシン1の非図示の制御部が検出可能な信号に変換して出力する。中継基板61は、上下方向と直交する。中継基板61の下側に、カメラ3の検出部33が保持される。板部62は、針棒フレーム140Bに対するホルダ6の左右方向の位置を調整可能である。板部62は、左右方向に長い略長方形状を有し、前後方向と直交する。板部62は、中継基板61の後端部から下側に向けて延びる。板部63は、針棒フレーム140Bに対するホルダ6の前後方向の位置を調整可能である。板部63は、前後方向に長い略長方形を有し、左右方向と直交する。板部63は、中継基板61の左端部から下側に向けて延びる。
図13に示すように、板部62には、2つの長孔62Aが設けられる。図12に示すように、2つの長孔62A(図13参照)のそれぞれに螺子60が挿通する。2つの螺子60は頭部14に螺合する。2つの螺子60は、ホルダ6を頭部14に保持する。
ホルダ6は、2つの長孔62Aのそれぞれに沿って螺子60が相対移動する範囲で、針棒フレーム140Bに回転可能に支持される。図12に示すように、カメラ3の第2レンズ31に反射光が入射される場合の入射方向は、ホルダ6の回転に応じて、前後方向に延びる第2軸X2を中心として回転する。カメラ3の第2交点P2と第2軸X2とは、第2軸X2と平行な方向(前後方向)から見た場合に、上下方向において略同一となる。より具体的には、第2交点P2と第2軸X2との間の距離は、第2軸X2と平行な方向(前後方向)から見た場合において5mm以内となる。図12において、第2軸X2は、第2交点P2に対して僅かに上側に配置されている。
<プロジェクタモジュール2及びカメラ3の使用例>
例えば、プロジェクタモジュール2のプロジェクタ2Aから、刺繍模様を示す画像の画像光が出射される。画像光は、ベッド部11上に配置された縫製対象物に投影される。これにより、ユーザは、縫製対象物に刺繍模様が縫製された場合の態様を、縫製が実行される前に確認できる。又、例えば、ミシン1の出荷前において、プロジェクタ2Aにより所定の校正用パターン(例えば、格子状に配置されたグリッド線等)が投影される。カメラ3により、校正用パターンが撮影される。ミシン1の非図示の制御部は、撮影された画像の歪み量を検出し、非図示の記憶部に記憶する。制御部は、ミシン1の出荷後、使用時において刺繍模様を示す画像の画像光が投影される場合、記憶部に記憶された歪み量の歪みが補正されるように、プロジェクタ2Aから出射される画像光を調整する。これにより、ミシン1は、歪みのない画像の画像光を縫製対象物に投影できる。なお、プロジェクタモジュール2及びカメラ3の使用例は上述に限定されず、他の様々な用途に使用可能である。
<上記実施形態の作用、効果>
ミシン1において、プロジェクタ2Aの第1レンズ23及びカメラ3の第2レンズ31は、頭部14のうち針棒15に対して左側に設けられる。この場合、ミシン1は、アーム部13のうち針棒15に対して右側の部分(以下、「懐部」という。)のスペースを確保できる。このため、ミシン1は、アーム部13の懐部に対するユーザの操作容易性を維持できる。又、ミシン1は、プロジェクタ2A及びカメラ3が、天秤141の移動を妨げる可能性を軽減できる。
又、ミシン1において、プロジェクタ2Aの第1レンズ23及びカメラ3の第2レンズ31は、頭部14のうち針棒15に対して前側に設けられる。この場合、ミシン1は、天秤141によって誘導される上糸がプロジェクタ2A及びカメラ3に引っ掛かる可能性を軽減できる。プロジェクタ2Aの第1レンズ23は、針棒15よりも前側に設けられるので、出射された画像光により発生する針棒15の影が、ユーザの縫製作業を妨げる可能性を軽減できる。又、出射された画像光がユーザの視野に向けて反射することを抑制できるので、ユーザの操作性を維持できる。又、カメラ3の第2レンズ31は、針棒15よりも前側に設けられるので、撮影対象を適切に撮影できる。例えば、プロジェクタ2Aにより投影された投影画像を、カメラ3により適切に撮影できる。
更に、ミシン1において、プロジェクタ2Aの第1レンズ23及びカメラ3の第2レンズ31は、頭部14のうち針棒15に対して左側且つ前側に設けられる。この場合、ミシン1の頭部14のカバー14Aを外すことにより、プロジェクタ2A及びカメラ3を容易に露出させることができる。従って、ミシン1は、ユーザによるプロジェクタ2A及びカメラ3のメンテナンス性を良好に維持できる。
以上のように、ミシン1は、ユーザの操作容易性を維持しつつ、プロジェクタ2Aにより投影画像を適切に投影し、且つ、カメラ3により撮影対象を適切に撮影できる。
プロジェクタ2Aの第1レンズ23は、カメラ3の第2レンズ31に対して右側に設けられる。この場合、ミシン1は、プロジェクタ2Aの第1レンズ23を、より針棒15に近い位置に配置させることができる。これにより、ミシン1は、針落ち点の近傍で投影画像の位置精度を高めることができる。従って、例えば投影画像として刺繍模様を投影する場合、縫製対象物のうち実際に縫製が行われる部位に刺繍模様を精度良く投影できる。又、ミシン1は、プロジェクタ2Aによる画像光の出射位置の少なくとも一部にカメラ3が入り込むことを抑制できる。従って、ミシン1は、投影画像の一部がカメラ3の陰になって見えなくなる(所謂ケラレが発生する)可能性を軽減できる。
プロジェクタ2Aの第2レンズ31は、カメラ3の第2レンズ31に対して前側に設けられる。この場合、頭部14に対してカメラ3が前側に張り出して配置されることを抑制できる。従って、ミシン1は、縫製作業中のユーザにおける針落ち点近傍の視野内にカメラ3が入り込み、ユーザの作業の邪魔になる可能性を軽減できる。
プロジェクタ2Aの第1レンズ23は、カメラ3の第2レンズ31に対して、上下方向においてベッド部11よりも離れた位置に設けられる。この場合、ミシン1は、縫製作業中のユーザにおける針落ち点近傍の視野内にカメラ3が入り込む可能性を軽減しつつ、投影画像の投影範囲を容易に広くできる。又、ミシン1は、カメラ3の第2レンズ31を相対的にベッド部11に近く配置できる。この場合、カメラ3により撮影される撮影範囲に針棒15等が入り込むことを抑制できるので、撮影画像に不要な対象物が写り込む可能性を軽減できる。
プロジェクタ2Aは生成部21を有する。生成部21で生成された画像光は、第1レンズ23を介してベッド部11に向けて出射される。ホルダ5は、第1レンズ23から画像光が出射される出射方向を、第1軸X1を中心として回転させる。出射方向に沿って第1レンズ23から生成部21側に延びる複数の第1直線L1の第1交点P1と第1軸X1とのそれぞれの位置は略同一である。この場合、プロジェクタ2Aは、より小さな構成で、第1レンズ23から出射される画像光の出射方向を広範囲に変更できる。従って、ミシン1は、プロジェクタ2Aを小型化することにより省スペース化が可能となる。
カメラ3は検出部33を有する。ホルダ6は、第2レンズ31に反射光が入射される場合の入射方向を、第2軸X2を中心として回転させる。検出部33は、第2レンズ31を介して入射された反射光を検出する。入射方向に沿って第2レンズ31から検出部33側に延びる複数の第2直線L2の第2交点P2と第2軸X2とのそれぞれ位置は略同一である。この場合、カメラ3は、より小さな構成で、第2レンズ31から反射光が入射される場合の入射方向を広範囲に変更できる。従って、ミシン1は、カメラ3を小型化することにより省スペース化が可能となる。
ミシン1では、縫針に上糸を通す糸通し機構14Eが頭部14に設けられる。プロジェクタ2Aは、ホルダ5を介して、糸通し機構14Eの糸通しフレーム140Eに固定される。この場合、プロジェクタ2Aから発生する熱は、ホルダ5を介して糸通しフレーム140Eに伝達され、放熱される。このようにミシン1は、プロジェクタ2Aの放熱を、糸通しフレーム140Eにより実現できる。この場合、プロジェクタ2Aを冷却する為のファン等が不要となるので、ファンが設けられた場合における不具合(ファンにより発生する空気の流れによる糸埃や潤滑油の飛散、ファンの目詰まり及び機能低下等)の発生を防止できる。又、放熱が円滑に実行されるため、小型のプロジェクタ2Aを利用可能となる。従って、ミシン1は、プロジェクタ2Aを小型化することにより省スペース化が可能となる。
プロジェクタ2Aにより投影される投影画像の投影領域G1は、カメラ3の撮影領域G2に含まれる。この場合、ミシン1は、プロジェクタ2Aにより投影された投影画像を、カメラ3により適切に撮影できる。
ミシン1は天秤141を有する。天秤141は頭部14に設けられ、移動範囲M内で上下方向に往復移動可能である。ホルダ5は仕切壁52を備える。仕切壁52の板部52Rは、左右方向においてプロジェクタ2Aと移動範囲Mとの間に位置する。この場合、ミシン1は、天秤141によって誘導される上糸がプロジェクタ2Aに引っ掛かる可能性を、仕切壁52の板部52Bにより軽減できる。又、仕切壁52の板部52B、52Rの接続部520は湾曲する。このためミシン1は、仕切壁52自体に上糸が引っ掛かる可能性を軽減できる。
プロジェクタモジュール2の吸熱部2Dは、プロジェクタ2Aの生成部21に接触し、吸熱により生成部21を冷却する。吸熱部2Dの熱は、プロジェクタモジュール2のカバー2C、糸通し機構14Eの糸通しフレーム140E、及びフレーム140を介して、アーム部13を支持する支持部131に伝達される。この場合、ミシン1は、プロジェクタ2Aから発生した熱を吸熱部2Dにより吸熱し、カバー2C、糸通しフレーム140E、及びフレーム140を介して支持部131に伝えることで、プロジェクタ2Aの放熱機能を実現できる。これにより、ミシン1に既存の構成である支持部131を用いて放熱を実現でき、放熱を行う為の新たな構成を追加せずに済む。従って、ミシン1は、プロジェクタ2Aの放熱を効率的に実現しつつ、ミシン1を省スペース化できる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。ミシン1には、刺繍枠を前後方向及び左右方向に移送可能な移送機構を有してもよい。ミシン1は、刺繍枠に保持された縫製対象物を、移送機構により前後方向及び左右方向に移動させながら、刺繍模様の縫製を行ってもよい。
プロジェクタ2Aの第1レンズ23及びカメラ3の第2レンズ31の配置は、それぞれが針棒15よりも左側且つ前側に配置されるという条件を満たす範囲で、適宜変更可能である。例えば、プロジェクタ2Aの第1レンズ23は、カメラ3の第2レンズ31よりも左側に配置されてもよい。プロジェクタ2Aの第1レンズ23は、カメラ3の第2レンズ31よりも後側に配置されてもよい。プロジェクタ2Aの第1レンズ23は、カメラ3の第2レンズ31よりも下側に設けられてもよい。プロジェクタ2Aの第1レンズ23及びカメラ3の第2レンズ31は同一位置に配置されてもよい。
プロジェクタ2Aは、レーザ光源からレーザ光を出射することにより画像光を生成してもよい。この場合、プロジェクタ2Aにおいて、画像光が出射される位置に第1レンズ23は設けられていなくてもよく、代わりに貫通穴が設けられてもよい。プロジェクタモジュール2は、糸通しフレーム140Eに直接固定されてもよい。この場合、プロジェクタ2Aから画像光が出射される画像光の出射方向は変更不能であってもよい。
カメラ3において、反射光が入射される位置に第2レンズ31は設けられなくてもよく、代わりに貫通穴が設けられてもよい。カメラ3は、針棒フレーム140Bに直接固定されてもよい。この場合、カメラ3に反射光が入射される場合の入射方向は変更不能であってもよい。
プロジェクタ2Aは、糸通し機構14Eの糸通しフレーム140Eに設けられなくてもよい。例えばプロジェクタ2Aは、針棒上下動機構14Bの針棒フレーム140Bに設けられてもよいし、頭部14のカバー14Aに直接設けられてもよい。プロジェクタ2Aは、アーム部13の支持部131に設けられてもよい。プロジェクタ2Aにより投影される投影画像の投影領域G1の一部が、カメラ3の撮影領域G2に含まれなくてもよい。
仕切壁52の板部52Rと、天秤141の移動範囲Mとは、左右方向において重複してもよい。仕切壁52の板部52B、52Rの接続部520は角張っていてもよい。
プロジェクタモジュール2の板部51Bは、アーム部13の支持部131に直接固定されてもよい。プロジェクタモジュール2に吸熱部2Dは設けられなくてもよい。プロジェクタ2Aを冷却するファンが設けられてもよい。
<その他>
左右方向は、本発明の「第1方向」の一例である。左側は、本発明の「第1方向の一方側」の一例である。上下方向は、本発明の「第2方向」の一例である。前後方向は、本発明の「第3方向」の一例である。前側は、本発明の「第3方向の一方側」の一例である。後側は、本発明の「第3方向の他方側」の一例である。送り機構は、本発明の「移送機構」の一例である。プロジェクタ2Aは、本発明の「投影部」の一例である。第1レンズ23は、本発明の「出射部」の一例である。カメラ3は、本発明の「撮影部」の一例である。第2レンズ31は、本発明の「入射部」の一例である。ホルダ5は、本発明の「第1回転機構」の一例である。ホルダ6は、本発明の「第2回転機構」の一例である。カバー2C、糸通しフレーム140E、及びフレーム140は、本発明の「伝達部」の一例である。
1:ミシン、2A:プロジェクタ、2D:吸熱部、3:カメラ、5、6:ホルダ、11:ベッド部、13:アーム部、14:頭部、14D:天秤機構、14E:糸通し機構、15:針棒、16:押え棒、21:生成部、23:第1レンズ、31:第2レンズ、32:検出部、52:仕切壁、52B、52R:板部、131:支持部、140:フレーム、140B:針棒フレーム、140E:糸通しフレーム、141:天秤、520:接続部、G1:投影領域、G2:撮影領域、L1:第1直線、L2:第2直線、M:移動範囲、P1:第1交点、P2:第2交点、X1:第1軸、X2:第2軸

Claims (13)

  1. ベッド部と、
    第1方向に延び、前記第1方向の一方側に頭部を有するアーム部と、
    前記頭部に前記第1方向と直交する第2方向に往復移動可能に設けられ、縫針が装着される針棒と、
    前記第2方向及び前記第1方向と直交する第3方向の一方側から他方側に縫製対象物を移送可能な移送機構と、
    前記頭部に設けられ、投影画像の画像光が出射される出射部を有し、前記ベッド部に向けて前記投影画像を投影する投影部と、
    前記頭部に設けられ、撮影対象において反射された反射光が入射される入射部を有し、前記撮影対象を撮影する撮影部と
    を備えたミシンであって、
    前記投影部の前記出射部は、前記第1方向において前記撮影部の前記入射部よりも前記針棒に近い位置に設けられ、
    前記投影部の前記出射部は、前記第3方向において前記撮影部の前記入射部よりも前記針棒から離れた位置に設けられ、
    前記投影部の前記出射部は、前記針棒よりも前記第1方向の一方側かつ前記第3方向の一方側に設けられ、
    前記投影部の前記出射部は、前記第2方向において前記撮影部の前記入射部よりも前記ベッド部から離れた位置に設けられ、
    前記投影部の投影範囲は、前記撮影部の撮影範囲に少なくとも一部範囲が含まれ、前記投影範囲は前記撮影範囲よりも狭いことを特徴とするミシン。
  2. 前記投影部の前記投影範囲は、前記撮影部の前記撮影範囲に内包されることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記ミシンは更に押え棒を備え、
    前記投影部の前記投影範囲の前記第3方向の他方側外縁は、前記第3方向において前記針棒と前記押え棒の間にあることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  4. 前記頭部に設けられ、所定の移動範囲内で、前記第2方向に往復移動可能な天秤と、
    前記第1方向において前記投影部と前記移動範囲との間に配置された仕切壁と
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  5. 前記投影部の前記出射部から前記画像光が出射される出射方向を、第1軸を中心として回転させる第1回転機構を更に備え、
    前記投影部は、前記画像光が生成される生成部を備え、前記出射部は第1レンズであり、前記生成部で生成された前記画像光は、前記第1レンズを介して前記ベッド部に向けて出射され、
    前記出射方向に沿って前記第1レンズから前記生成部側に延びる複数の第1直線の第1交点と前記第1軸とのそれぞれの位置が前記第2方向において同一であることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  6. ベッド部と、
    第1方向に延び、前記第1方向の一方側に頭部を有するアーム部と、
    前記頭部に前記第1方向と直交する第2方向に往復移動可能に設けられ、縫針が装着される針棒と、
    前記第2方向及び前記第1方向と直交する第3方向の一方側から他方側に縫製対象物を移送可能な移送機構と、
    前記頭部に設けられ、投影画像の画像光が出射される出射部を有し、前記ベッド部に向けて前記投影画像を投影する投影部と、
    前記頭部に設けられ、撮影対象において反射された反射光が入射される入射部を有し、前記撮影対象を撮影する撮影部と
    を備えたミシンであって、
    前記投影部の前記出射部は、前記撮影部の前記入射部よりも前記針棒に近い位置に設けられたことを特徴とするミシン。
  7. 前記投影部の前記出射部は、前記針棒よりも前記第1方向の一方側に設けられたことを特徴とする請求項6に記載のミシン。
  8. 前記投影部の前記出射部は、前記針棒よりも前記第3方向の一方側に設けられたことを特徴とする請求項6に記載のミシン。
  9. 前記投影部の前記出射部は、前記第2方向において前記撮影部の前記入射部よりも前記ベッド部から離れた位置に設けられたことを特徴とする請求項6に記載のミシン。
  10. 前記ミシンは更に押え棒を備え、
    前記投影部の投影範囲の前記第3方向の他方側外縁は、前記第3方向において前記針棒と前記押え棒の間にあることを特徴とする請求項6に記載のミシン。
  11. 前記投影部の投影範囲は、前記撮影部の撮影範囲に内包されることを特徴とする請求項6に記載のミシン。
  12. 前記頭部に設けられ、所定の移動範囲内で、前記第2方向に往復移動可能な天秤と、
    前記第1方向において前記投影部と前記移動範囲との間に配置された仕切壁と
    を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載のミシン。
  13. 前記投影部の前記出射部から前記画像光が出射される出射方向を、第1軸を中心として回転させる第1回転機構を更に備え、
    前記投影部は、前記画像光が生成される生成部を備え、前記出射部は第1レンズであり、前記生成部で生成された前記画像光は、前記第1レンズを介して前記ベッド部に向けて出射され、
    前記出射方向に沿って前記第1レンズから前記生成部側に延びる複数の第1直線の第1交点と前記第1軸とのそれぞれの位置が前記第2方向において同一であることを特徴とする請求項6に記載のミシン。
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