JP2009039254A - データ処理装置、データ処理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱転写用シートに印刷された印刷模様を加工布に熱転写し、この印刷模様と、後から刺繍ミシンにより縫製する刺繍模様との位置合わせを、容易に且つ正確にできるようにすることである。
【解決手段】 データ処理装置のディスプレイの模様選択画面において、加工布に縫製したい刺繍模様と加工布に印刷したい印刷模様と刺繍枠を示す刺繍枠模様が選択される(S11)。次に、刺繍模様表示データと印刷模様表示データと刺繍枠模様表示データが作成され(S12〜S14)、刺繍模様と印刷模様と刺繍枠模様がディスプレイ12に表示される(S15)。これらの模様について位置とサイズが夫々編集され且つ設定される(S16、S17)。刺繍枠模様と印刷模様がプリンタにより転写シートに印刷され(S18、S19)、最終的に刺繍模様が刺繍ミシンにより加工布に縫製される(S21)。
【選択図】 図8

Description

本発明は、熱転写用シートに印刷した印刷模様を加工布に熱転写した後、この印刷模様の所定部位に刺繍模様を形成できるようにしたデータ処理装置、データ処理プログラム及び記録媒体に関するものである。
従来、刺繍データに基づいて加工布が保持された刺繍枠を2方向へ夫々独立に駆動して移送し、その加工布に所望の刺繍模様を形成可能な種々の刺繍ミシンが実用化されている。一方、加工布に印刷模様を形成する印刷技術も種々提案されており、刺繍枠に保持された加工布と印刷ヘッドとを印刷データに基づいて相対的に2方向へ移送し、加工布の表面に印刷模様を形成可能なインクジェット式の印刷装置が提案されている。
ところで、最近、市販されている耐熱性の熱転写シート(フィルムシート)に、印刷装置により所望の印刷模様をカラー印刷し、この熱転写シートの印刷模様を加熱によりハンカチやTシャツ等の加工布に転写するようにした加熱転写技術が種々提案されている。更に、このように印刷模様が転写された加工布に、所望の刺繍模様を、印刷模様に部分的に重ねるようにして、刺繍ミシンにより縫製することにより、手作り(オリジナル)のTシャツやハンカチを製作することが可能になってきている。
例えば、特許文献1に記載の転写捺染布は、不織布で裏打ちした布地の表面に、金糸や銀糸により予め刺繍を施しておき、転写シートを刺繍模様の上側から被せる際に、刺繍模様に対する転写シートの図柄の見当を合わせるようにして、転写シートを布地の上側に重ね置きし、アイロンを用いて熱圧を加えることにより、転写シートの図柄を布地に昇華転写でき、転写捺染布を作製できるようにしてある。
また、特許文献2に記載のデータ処理装置及び模様形成方法は、刺繍模様領域内に印刷する2つの基準マークのための基準マーク印刷データが作成され、印刷データと基準マーク印刷データとが印刷装置に出力され、刺繍データが刺繍ミシンに出力されるので、印刷データと基準マーク印刷データに基づいて印刷機構により印刷模様と2つの基準マークが加工布に印刷された後、画像読取センサにより2つの基準位置マークが検出され、2つの基準マークに針落ち位置を一致させるように、刺繍データが補正され、この補正された刺繍データに基づいて刺繍模様が縫製されるようにしてある。
或いは、印刷模様領域外に縫製する2つの基準マークのための基準マーク縫製データが作成され、刺繍データと基準マーク縫製データとが刺繍ミシンに出力され、印刷データが印刷装置に出力されるので、刺繍データと基準マーク縫製データに基づいて刺繍ミシンにより刺繍模様と2つの基準マークが加工布に縫製された後、画像読取センサにより2つの基準位置マークが検出され、2つの基準マークに印刷装置基準位置を一致させるように、印刷データが補正され、この補正された印刷データに基づいて印刷模様が印刷されるようにしてある。
特開昭60−115499号公報 特開2006−130820号公報
特許文献1に記載の転写捺染布においては、既に縫製した刺繍模様と転写シートの図柄とが所定の位置関係となるように見当合わせ(位置合わせ)する必要がある。そのため、作業者は転写シートの位置や傾きを微調整しながら、刺繍模様に対する図柄の位置を決めるので、図柄の位置合わせ作業に多大の時間と労力を要するという問題がある。ところで、転写シートの図柄を、先に、布地に転写しておく場合が考えられるが、この場合には、後から刺繍模様を縫製するようになるので、図柄の位置合わせ作業により多くの時間と労力を要することになる。
特許文献2に記載のデータ処理装置及び模様形成方法においては、印刷機構により印刷された2つの基準マークを画像読取センサにより検出するようにし、或いは刺繍ミシンにより縫製された2つの基準マークを画像読取センサにより検出するようにしてあるため、余分な画像読取センサを刺繍ミシンのアーム部の先端部に設けなければならず、刺繍ミシンが大型化し、刺繍ミシンの製造コストが高くなるという問題がある。
更に、印刷又は縫製された2つの基準マークを画像読取センサで検出することにより、印刷する印刷データや縫製する刺繍データを補正するので、このように印刷模様や刺繍模様の向き(姿勢)を補正処理するために、複雑な補正ロジックを有する大容量の補正プログラムが必要となり、データ処理装置のコストが高くなるという問題がある。
本発明の目的は、熱転写用シートに印刷されてある印刷模様を加工布に熱転写し、この印刷模様と、後から刺繍ミシンにより縫製する刺繍模様との位置合わせを、容易に且つ正確にできるようにすることである。
請求項1のデータ処理装置は、刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データと、印刷装置により加工布に印刷模様を形成する為の印刷データとを処理するデータ処理装置において、刺繍縫製可能なミシンに装着される刺繍枠に加工布をセットする際に位置決めする基準マークを熱転写用シートの裏面に印刷手段により印刷される基準マーク印刷データと、熱転写用シートの表面に印刷手段により印刷される印刷模様の基準マークに対する印刷位置を設定する印刷位置設定手段とを有する印刷データ処理手段と、加工布に縫製する刺繍模様の基準マークに対する縫製位置を設定する縫製位置設定手段を有する刺繍データ処理手段とを備えたものである。
刺繍枠に加工布をセットする際の位置決めの為の基準マークは、基準マーク印刷データに基づいて印刷手段により熱転写用シートの裏面に印刷される。また、印刷模様の基準マークに対する印刷位置が設定され、この印刷位置が設定された印刷模様が印刷手段により熱転写用シートの表面に印刷される。一方、刺繍模様の基準マークに対する縫製位置が設定される。そこで、熱転写用シートの表面を下側向きにして加工布上に載置し、アイロン等の加熱器具を用いて熱転写用シートを加熱することにより印刷模様が加工布に転写される。
この状態で、熱転写用シート付き加工布を、熱転写用シートの裏面に印刷された基準マークを刺繍枠に一致させるようにして刺繍枠にセットする。そして、この刺繍枠を刺繍縫製可能なミシンに装着して刺繍模様を縫製する。即ち、熱転写用シートを介して、裏面に印刷された基準マークに対して、表面に印刷された印刷模様の印刷位置と刺繍模様の縫製位置とが設定されており、更に、刺繍枠を基準マークに一致させるように加工布を刺繍枠にセットするので、加工布に縫製された刺繍模様の縫製位置が、基準マークを介して印刷模様の予め設定された位置に一致する。
請求項2のデータ処理装置は、刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データを処理するデータ処理装置において、刺繍縫製可能なミシンに装着される刺繍枠に加工布をセットする際に位置決めする基準マークが裏面に印刷された熱転写用シートと、熱転写用シートの表面に印刷手段により印刷される印刷模様の基準マークに対する印刷位置を設定する印刷位置設定手段を有する印刷データ処理手段と、加工布に縫製する刺繍模様の基準マークに対する縫製位置を設定する縫製位置設定手段を有する刺繍データ処理手段とを備えたものである。
刺繍枠に加工布をセットする際の位置決めの為の基準マークは熱転写用シートの裏面に印刷されている。印刷模様の基準マークに対する印刷位置が設定され、この印刷位置が設定された印刷模様が印刷手段により熱転写用シートの表面に印刷される。一方、刺繍模様の基準マークに対する縫製位置が設定される。そこで、熱転写用シートの表面を下側向きにして加工布上に載置し、アイロン等の加熱器具を用いて熱転写用シートを加熱することにより印刷模様が加工布に転写される。
この状態で、熱転写用シート付き加工布を、熱転写用シートの裏面に印刷された基準マークを刺繍枠に一致させるようにして刺繍枠にセットする。そして、この刺繍枠を刺繍縫製可能なミシンに装着して刺繍模様を縫製する。即ち、熱転写用シートを介して、裏面に印刷された基準マークに対して、表面に印刷された印刷模様の印刷位置と刺繍模様の縫製位置とが設定されており、更に、刺繍枠を基準マークに一致させるように加工布を刺繍枠にセットするので、加工布に縫製された刺繍模様の縫製位置が、基準マークを介して印刷模様の予め設定された位置に一致する。
請求項3のデータ処理装置は、請求項1又は2において、前記基準マークは、加工布を保持する1又は複数種類の刺繍枠を示す刺繍枠模様からなるものである。
請求項4のデータ処理装置は、請求項1〜3の何れかにおいて、前記印刷データ処理手段は印刷模様の印刷サイズを設定する印刷サイズ設定手段を有し、前記刺繍データ処理手段は刺繍模様の縫製サイズを設定する縫製サイズ設定手段を有するものである。
請求項5のデータ処理装置は、請求項1〜4の何れかにおいて、前記刺繍データ処理手段は、刺繍模様を囲む矩形又は多角形の模様包含領域の外形に沿ってミシン目線を形成するミシン目線形成データを作成するミシン目線データ作成手段を有するものである。
請求項6のデータ処理装置は、請求項1〜4の何れかにおいて、前記刺繍データ処理手段は、刺繍模様の輪郭よりも所定距離だけ内側にミシン目線を形成するミシン目線形成データを作成するミシン目線データ作成手段を有するものである。
請求項7のデータ処理プログラムは、刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データと、印刷装置により加工布に印刷模様を形成する為の印刷データとを処理するデータ処理装置のコンピュータを、刺繍縫製可能なミシンに装着される刺繍枠に加工布をセットする際に位置決めする基準マークを熱転写用シートの裏面に印刷手段により印刷される基準マーク印刷データを設定する印刷データ設定手段と、熱転写用シートの表面に印刷手段により印刷される印刷模様の基準マークに対する印刷位置を設定する印刷位置設定手段と、加工布に縫製する刺繍模様の基準マークに対する縫製位置を設定する縫製位置設定手段と、として機能させるものである。
そこで、印刷データ設定手段と、印刷位置設定手段と、縫製位置設定手段として機能させるデータ処理プログラムをデータ処理装置のコンピュータに実行させることにより、請求項1と同様に作用する。
請求項8のデータ処理プログラムは、刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データを処理するデータ処理装置のコンピュータを、刺繍縫製可能なミシンに装着される刺繍枠に加工布をセットする際に位置決めする基準マークが裏面に印刷された熱転写用シートの表面に、印刷手段により印刷される印刷模様の基準マークに対する印刷位置を設定する印刷位置設定手段と、加工布に縫製する刺繍模様の基準マークに対する縫製位置を設定する縫製位置設定手段と、として機能させるものである。
そこで、印刷位置設定手段と、縫製位置設定手段と、として機能させるデータ処理プログラムをデータ処理装置のコンピュータに実行させることにより、請求項2と同様に作用する。
請求項9の記録媒体は、請求項7又は8のデータ処理プログラムをコンピュータに読取可能に記録したものである。この場合、この記録媒体に記録されたデータ処理プログラムをコンピュータにより読取って実行することにより、請求項1又は2と同様に作用する。
請求項1によれば、刺繍データと印刷データとを処理するデータ処理装置において、基準マーク印刷データと印刷位置設定手段とを有する印刷データ処理手段と、縫製位置設定手段を有する刺繍データ処理手段とを備えたので、熱転写用シートを介して、裏面に印刷された基準マークに対して、表面に印刷された印刷模様の印刷位置と刺繍模様の縫製位置とが設定され、更に、刺繍枠を基準マークに一致させるように加工布を刺繍枠にセットするので、加工布に縫製された刺繍模様の縫製位置が、基準マークを介して、つまり刺繍枠を介して、印刷模様の予め設定された位置に容易に一致させるようにでき、刺繍模様の印刷模様に対する位置決めを格段に簡単化することができる。
請求項2によれば、刺繍データを処理するデータ処理装置において、熱転写用シートと、印刷位置設定手段を有する印刷データ処理手段と、縫製位置設定手段を有する刺繍データ処理手段とを備えたので、裏面に基準マークが印刷された熱転写用シートを介して、裏面の基準マークに対して、表面に印刷された印刷模様の印刷位置と刺繍模様の縫製位置とが設定され、更に、刺繍枠を基準マークに一致させるように加工布を刺繍枠にセットするので、請求項1と同様の効果を奏することができる。
請求項3によれば、前記基準マークは、加工布を保持する1又は複数種類の刺繍枠を示す刺繍枠模様からなるので、加工布を刺繍枠にセットする際に、熱転写用シートの裏面に印刷された刺繍枠模様を刺繍枠に合わせるようにしてセットできるので、加工布の刺繍枠への位置決めが格段に簡単化する。また、刺繍枠のサイズや種類が何れであっても、印刷された複数種類の刺繍枠模様のうちから最適な1つを選択することができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏することができる。
請求項4によれば、前記印刷データ処理手段は印刷模様の印刷サイズを設定する印刷サイズ設定手段を有し、前記刺繍データ処理手段は刺繍模様の縫製サイズを設定する縫製サイズ設定手段を有するので、印刷模様の大きさや刺繍模様の大きさを任意に設定することができる。その他請求項1〜3の何れかと同様の効果を奏することができる。
請求項5によれば、前記刺繍データ処理手段は、刺繍模様を囲む矩形又は多角形の模様包含領域の外形に沿ってミシン目線を形成するミシン目線形成データを作成するミシン目線データ作成手段を有するので、このミシン目線に沿って熱転写用シートを剥ぎ取ってから、模様包含領域の内側において、刺繍模様を加工布に直接縫製することができ、刺繍縫製後の熱転写用シートの剥ぎ取りが容易になり、しかも熱転写用シートを綺麗に剥ぎ取ることができる。その他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏することができる。
請求項6によれば、前記刺繍データ処理手段は、刺繍模様の輪郭よりも所定距離だけ内側にミシン目線を形成するミシン目線形成データを作成するミシン目線データ作成手段を有するので、このミシン目線に沿って熱転写用シートを剥ぎ取ってから、刺繍模様が加工布に縫製される。
即ち、ミシン目線により加工布に針穴が形成された場合でも、後から縫製する刺繍模様により、そのミシン目線の針穴を隠すことができる。しかも、縫製された刺繍模様の輪郭まで熱転写用シートが剥ぎ取られているので、刺繍模様を縫製後の熱転写用シートの剥ぎ取りが容易になり、しかも熱転写用シートを綺麗に剥ぎ取ることができる。その他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏することができる。
請求項7によれば、刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データと、印刷装置により加工布に印刷模様を形成する為の印刷データとを処理するデータ処理装置のコンピュータを、印刷データ設定手段と、印刷位置設定手段と、縫製位置設定手段と、として機能させるので、このように、印刷データ設定手段と、印刷位置設定手段と、縫製位置設定手段として機能させるデータ処理プログラムをデータ処理装置のコンピュータに実行させることにより、請求項1と同様の効果を奏することができる。
請求項8によれば、刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データを処理するデータ処理装置のコンピュータを、印刷位置設定手段と、縫製位置設定手段と、として機能させるので、このように、印刷位置設定手段と、縫製位置設定手段として機能させるデータ処理プログラムをデータ処理装置のコンピュータに実行させることにより、請求項2と同様の効果を奏することができる。
請求項9によれば、記録媒体は、請求項7又は8のデータ処理プログラムをコンピュータに読取可能に記録したので、この記録媒体に記録されたデータ処理プログラムをコンピュータにより読取って実行することにより、請求項1又は2と同様の効果を奏することができる。
本発明のデータ処理装置、データ処理プログラム及び記録媒体は、データ処理装置のディスプレイの表示画面に、印刷する刺繍枠模様と印刷模様に加えて、縫製する刺繍模様を表示させた状態で、これら印刷模様と刺繍模様の刺繍枠模様に対する表示位置、つまり印刷模様の印刷位置と、刺繍模様の縫製位置を設定でき、このように設定された位置に、印刷模様を印刷でき、刺繍模様を縫製できるようにしてある。
この実施例では、データ処理装置1に、接続線L1を介して刺繍ミシン2が接続され、接続線L2を介してプリンタ3が接続されている。それ故、データ処理装置1で作成した刺繍データを接続線L1を介して刺繍ミシン2に送信することで、刺繍ミシン2により刺繍模様を縫製でき、データ処理装置1で作成した印刷データを接続線L2を介してプリンタ3に送信することで、プリンタ3により、給紙カセット53に収容された各種の記録紙に印刷模様を印刷できるようになっている。
先ず、マイクロコンピュータからなるデータ処理装置1について説明する。
データ処理装置1は、図1に示すように、PC制御部11と、ディスプレイ12と、キーボード13と、マウス14等を有している。
図2に示すように、PC制御部11は、CPU11aと、ROM11bと、RAM11cと、ハードディスク(HD)11eを備えたハードディスクドライブ(HDD)11dと、送受信部11fと、これらを接続するバス(図示略)とを含むマイクロコンピュータと、このバスに接続されたキーボード13と、マウス14と、CDドライブ15、DVDドライブ16、ディスプレイ12等を装備している。更に、データ処理装置1には、接続線L1を介して刺繍ミシン2がデータ通信可能に接続され、接続線L2を介してプリンタ3がデータ通信可能に接続されている。
送受信部11fは、刺繍ミシン2に有する縫製制御装置35に対して各種の刺繍データを送信可能な通信部であり、プリンタ3に有する印刷制御装置60に対して各種の印刷データを送信可能な通信部である。ROM11bには、PC制御部11の電源ON時にPC制御部11を起動させる起動プログラム等、種々のプログラムが格納されている。ハードディスク11eには、OS(オペレーティングシステム)や、ディスプレイ12、キーボード13、マウス14等を使用可能とする為の各種ドライバが組み込まれている。
更に、ハードディスク11eには、刺繍ミシン2に装着される刺繍枠31を示す模様、つまり基準マークである刺繍枠模様SW(図5参照)を印刷する印刷データ(基準マーク印刷データ)と、作業者が予め作成した印刷用の模様、つまり印刷模様PM(例えば、「ツリー」)をTシャツ等の加工布に印刷する印刷データと、Tシャツ等の加工布に刺繍する刺繍模様SM(例えば、「星マーク」)の刺繍データと、本願特有の後述するデータ処理制御の制御プログラム(図8参照)等が予め記憶されている。
刺繍枠模様SWを印刷する刺繍枠模様印刷データは、図5に示すように、転写シートHS(熱転写用シート)の大きさである印刷範囲PH(例えば、2点鎖線で示すA4サイズ)のほぼ中央部に位置させるように位置決めするようにして、多数の画素データで構成されている。尚この刺繍枠模様SWの内側に、2点鎖線で示す刺繍範囲SHが規定されている。
印刷模様PM(例えば、ツリー)を印刷する印刷模様印刷データは、図6に示すように、印刷模様PMを包含するように4つの角点(E1〜E4)で規定される矩形状の印刷領域PE内における多数の画素データで構成される。但し、印刷領域PEを示すデータは、印刷範囲PH内に限定されている。
刺繍模様SM(例えば、星マーク)の縫製する刺繍データは、図7に示すように、星マークの角点P1〜P11の位置データと、「縫製種別:タタミ縫い」と「縫い角度:45°」と「縫い密度:5」と「縫いピッチ:3」等からなる属性情報のデータと、4つの角点(F1〜F4)で規定される矩形状の刺繍領域SE(模様包含領域)を示す領域データを付随している。但し、刺繍領域SEを示す領域データは、刺繍範囲SH内に限定されている。
次に、刺繍ミシン2(刺繍縫製可能なミシン)について説明する。
図1に示すように、刺繍ミシン2は、後述する刺繍枠移動機構30を装着することで刺繍模様SMの縫製が可能であり、ベッド部21と、ベッド部21の右端部から立設された脚柱部22と、脚柱部22の上端からベッド部21に対向するように左方へ延びるアーム部23を有する。
ベッド部21には、送り歯(図示略)を上下動させる送り歯上下動機構(図示略)及び送り歯を前後動させる送り歯前後動機構(図示略)と、下糸ボビンを収容し縫針6と協働する糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。アーム部23には、下端に縫針26を装着した針棒25を上下動させる針棒駆動機構(図示略)、針棒25を布送り方向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示略)、図示外の天秤を針棒25の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。
アーム部23の頭部24には、縫製作業の起動と停止を手動操作で指令する起動停止スイッチ27が設けられている。尚、送り歯上下動機構と送り歯前後動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とは夫々ミシンモータ38で駆動され、針棒揺動機構は針振りモータ39で駆動される(図3参照)。
脚柱部22の前面にカラーの液晶ディスプレイ28が設けられ、この液晶ディスプレイ28には、実用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様、各種の機能名や模様名や種々のメッセージ等が表示される。尚、この液晶ディスプレイ28の略前面に、透明電極からなる複数のタッチキー(図示略)を有するタッチパネル29が設けられ、そのタッチキーを適宜操作することにより、各種の機能の選択操作、縫製速度等の各種の設定操作が可能になっているが、ここではその詳細な説明を省略する。
図1に示すように、ベッド部21の左端側部分に、通称フリーアームと称されるフリーベッド部(図示略)が形成されており、このフリーベッド部に刺繍枠移動機構30が着脱可能に装着されている。この刺繍枠移動機構30は、その本体ケース30aと、TシャツTS等の加工布を着脱自在に装着する刺繍枠31をY方向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵したY方向駆動部32と、このY方向駆動部32をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって本体ケース30a内に収容されたX方向駆動機構とを備えている。
X方向駆動機構はX軸駆動モータ40で駆動され、Y方向駆動機構はY軸駆動モータ41で駆動される(図3参照)。刺繍枠移動機構30がフリーベッド部に装着されると、X,Y軸駆動モータ40,41が刺繍ミシン2の縫製制御装置35に電気的に接続され、縫製制御装置35によりX,Y軸駆動モータ40,41が駆動制御され、加工布がセットされた刺繍枠31をX方向とY方向とに夫々独立に移動して、刺繍枠31にセットされた加工布に刺繍模様を縫製できるようになっている。ここで、刺繍枠31は内枠と外枠とで加工布を挟持して保持する一般的な構成のものである。
次に、刺繍ミシン2の制御系について説明する。
図3に示すように、縫製制御装置35は、CPU35aと、ROM35bと、RAM35cと、フラッシュメモリ(F/M)35dと、送受信部35e等を含むマイクロコンピュータで夫々構成されている。送受信部35eはデータ処理装置1のPC制御部11に対して各種のデータを送受信可能な通信部である。
縫製制御装置35には、更に、液晶ディスプレイ28と、タッチパネル29と、起動停止スイッチ27と、主軸の回転位相角を検出する位相角検出センサ37と、ミシンモータ38の為の駆動回路42と、針振りモータ39の為の駆動回路43と、X軸駆動モータ40の為の駆動回路44と、Y軸駆動モータ41の為の駆動回路45と、データ処理装置1とが夫々接続されている。
縫製制御装置35のROM35bには、各モータ38〜41を駆動して縫製制御を行なう為の制御プログラムが予め格納されている。RAM35cには、各種のメモリに加えて、CPU35aで演算された演算結果を一次的に格納する各種のバッファやカウンタやメモリ等が必要に応じて夫々設けられている。
次に、インクジェット記録装置からなるプリンタ3(印刷手段)について説明する。
このプリンタ3は、プリンタ機能と、コピー機能と、スキャナ機能と、ファクシミリ機能等の複数の機能を兼ね備えた、所謂、多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、紙やプラスチックフィルムからなるシート状の記録紙、後述する転写シートHS等、種々のシート状の記録紙に印刷(記録)可能である。このプリンタ3では、ファクシミリ機能においては、モノクロによる画像記録を行い、プリンタ3機能及びコピー機能においては、カラー及びモノクロによる画像記録を行うことが可能である。
図1に示すように、プリンタ3は、本体ケース51の上部に開閉可能に設けられた蓋カバー52内に、スキャナ機構を有し、このスキャナ機構の下側に、前述した各機能により記録紙に記録を行う為の記録機構(図示略)が設けられている。本体ケース51内の下部には、給紙装置(図示略)が設けられている。
記録機構は、種々の画像をカラーで印刷を行うための記録ヘッド68(図4参照)を搭載して左右(主走査方向)へ往復移動可能なキャリッジと、キャリッジ駆動機構を備えている。この記録機構において、キャリッジは印刷制御装置60(図4参照)により左右の主走査方向に往復駆動されるのと同時に、記録ヘッド68も同様に主走査方向に往復移動する。記録ヘッド68がこのように走査方向に往復移動しながら、多数のノズルの何れかから4色のインクを適宜噴射することにより、記録ヘッド68の下側に給紙されている記録紙にカラーの画像が印刷される。
また、図示を省略するが、記録機構におけるキャリッジが待機する待機位置には、メンテナンスユニットが装備されている。それ故、印刷開始前、或いは印刷終了後に、このメンテナンスユニットにより、ブレード等による記録ヘッド68のノズル面の拭き取りを行うワイピング動作や、ノズル内からゴミや空気、更には固化したインクを強制的に除去するためのパージ動作、フラッシング動作等の各種メンテナンス動作が行われる。
本体ケース51の内部の前側には、フルカラーで画像記録するための4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)のインクを個別に収容した4個のインクカートリッジ(図示略)が隣接状に設置されている。これら4個のインクカートリッジは、個別に着脱可能に構成されている。各インクカートリッジに収容されているインクは、対応するインク供給チューブを介して対応する記録ヘッド68へ、ポンプ(図示略)の作動により適宜供給されるように構成されている。
また、本体ケース51の後側には、給紙装置の後方から記録機構へと記録紙を案内する搬送路が形成されている。給紙装置は、複数枚の記録紙を収納した給紙カセット53を備えている。そこで、給紙ローラの回転により、給紙カセット53に収容された複数枚の記録紙のうちの1枚だけが搬送路を経て記録機構へ移送される。給紙ローラは、給紙モータ65(図4参照)の回転駆動力を受けて回転する。
記録機構には、搬送路の出口に隣接するように搬送ローラが設けられ、画像が印刷された記録紙を排出するための排出ローラが配設されている。この搬送ローラは用紙搬送モータ66(図4参照)の回転駆動力を受けて回転する。ここで、給紙カセット53には印刷用の記録紙として、A4サイズやB5サイズ等の紙の記録紙に限らず、前述した転写シートHSにも印刷可能である。この転写シートHSは、ウレタン樹脂からなる薄い耐熱性シートからなり、アイロン転写シート、アイロンプリントシートとも呼ばれている。
また、プリンタ3の上部前面には、作業者が操作可能な各種操作ボタンや液晶パネルなどを一体的に有する操作パネル54が設けられている。この操作パネル54により、作業者は、プリンタモード、コピーモード、スキャナモード、ファクシミリモードといった機能モードを択一的に設定したり、各機能モードにおける各種設定項目毎に数値を設定したり、ファクシミリ番号などの必要事項を入力したり、動作状況や通信履歴などを確認することができる。
次に、プリンタ3の印刷制御装置60について、図4に基づいて説明する。
印刷制御装置60は、CPU60a、ROM60b、RAM60cと、EEPROM60dと、送受信部60eとを有するマイクロコンピュータで構成されている。この印刷制御装置60には、給紙カセット53に収容された記録紙の有無やその先端部、後端部、幅方向における端縁などを検出可能な周知のメディアセンサやレジストセンサなどからなる各種センサ群61と、記録紙の搬送量(位置)を検出する用紙搬送用エンコーダ62と、操作パネル54と、キャリッジ送り用エンコーダ63等が電気的に接続されている。
更に、印刷制御装置60には、給紙モータ65を駆動する為の駆動回路70と、用紙搬送モータ66を駆動する為の駆動回路71と、キャリッジモータ67を駆動する為の駆動回路73と、記録ヘッド68を駆動するための駆動回路73等が電気的に接続されている。CPU60aがROM60bやEEPROM60dに格納された各種制御プログラムに基づいて各駆動回路70〜73を夫々制御することで、それぞれの駆動対象機構が駆動制御される。
次に、データ処理装置1のPC制御部11により実行されるデータ処理制御について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
作業者がキーボード13の「プリント/刺繍キー」を操作するとこの制御が開始される。この制御が開始されると、先ず、ディスプレイ12に、模様選択画面が表示されるので、Tシャツ等の加工布に刺繍を施したい所望の刺繍模様SMと、加工布に印刷を施したい所望の印刷模様PMと、刺繍ミシン2の刺繍枠移動機構30に装着した刺繍枠31と同じ種類且つサイズの刺繍枠模様SWが選択される(S11)。
次に、S11で選択された刺繍模様の刺繍データに基づいて、刺繍模様表示データが作成される(S12)。この刺繍模様表示データ作成においては、刺繍データを構成する角点P1〜P11の位置データと属性情報データとに基づいて、輪郭線の内部を刺繍糸の色で塗りつぶした刺繍模様表示データが作成される。また、縫製するときと同様に、多数の針落ち位置データを演算し、これら各針落ち位置データの各々を画素データに変換するようにして、刺繍模様表示データとしてもよい。
次に、S11で選択された印刷模様PMの印刷模様印刷データに基づいて、印刷模様表示データが作成される(S13)。この印刷模様表示データ作成においては、印刷模様印刷データを構成する多数のドットデータの各々が、表示用の画素データに変換されることで、印刷模様表示データが作成される。
次に、S11で選択された刺繍枠模様SWの刺繍枠模様印刷データに基づいて、刺繍枠模様表示データが作成される(S14)。但し、この刺繍枠模様SWは線画で構成されている。それ故、この刺繍枠模様表示データ作成においては、刺繍枠模様印刷データを構成する多数のドットデータの各々が画素データに変換され、これら多数の画素データを閉ループ状に順々に結んだ輪郭線を示す刺繍枠模様表示データが作成される。
次に、ディスプレイ12に、S12において作成された刺繍模様表示データに基づいて刺繍模様SMが表示され、S13において作成された印刷模様表示データに基づいて印刷模様PMが表示され、S14において作成された刺繍枠模様表示データに基づいて刺繍枠模様SWが表示される(S15)。ここで、刺繍模様SMと印刷模様PMとが重なる場合には、刺繍模様SMが印刷模様PMよりも前面に表示される。
また、印刷模様PMと刺繍枠模様SWとが重なる場合には、印刷模様PMが刺繍枠模様SWよりも前面に表示される。但し、これらの表示の前後関係については、適宜切換えが可能なようにしてもよい。次に、ディスプレイ12の画面に表示された印刷模様PMに関して、刺繍枠模様SWに対する印刷模様PMの印刷位置と印刷サイズが編集されるとともに、刺繍模様SMに関して、刺繍枠模様SWに対する刺繍模様SMの縫製位置と縫製サイズが編集される(S16)。
即ち、ディスプレイ12の画面において、作業者によりマウス14が移動操作され、左クリック操作又は右クリック操作されるのに応じて、画面上のポインタPT(図9参照)で指示された印刷模様PMの表示位置が適宜移動されたり、拡大指示又は縮小指示により表示サイズ(印刷サイズ)が変更される。
更に、作業者によりマウス14が移動操作され、左クリック操作又は右クリック操作されるのに応じて、画面上のポインタPTで指示された刺繍模様SMの表示位置が適宜移動されたり、拡大指示又は縮小指示により表示サイズ(縫製サイズ)が変更される。
次に、S16における編集作業が完了すると、ディスプレイ12の画面に表示されている印刷模様PMの表示位置と表示サイズに基づいて、印刷範囲PHにおいて印刷模様PMの刺繍枠模様SWに対する印刷位置と印刷サイズとが夫々設定されるとともに、ディスプレイ12の画面に表示されている刺繍模様SMの表示位置と表示サイズに基づいて、刺繍範囲SHにおいて刺繍模様SMの刺繍枠模様SWに対する縫製位置と縫製サイズとが夫々設定される(S17)。
ここで、作業者は転写シートHSを、裏面を上向きにして給紙カセット53に追加し、この給紙カセット53をプリンタ3にセットする。そして、作業者によりキーボード13の「印刷キー」が操作されると、刺繍枠模様SWの刺繍枠模様印刷データがプリンタ3に送信される(S18)。その結果、プリンタ3において、記録機構に給紙された転写シートHSの裏面に、例えば、「赤」で刺繍枠模様SWが印刷される。
次に、作業者は刺繍枠模様SWが裏面に印刷された転写シートHSを、表面を上向きにして給紙カセット53に追加し、この給紙カセット53をプリンタ3にセットする。そして、作業者により「印刷キー」が再度操作されると、S16で編集処理された印刷模様PMの印刷模様印刷データに、印刷模様PMの左右を反転させる処理が行われ、プリンタ3に送信される(S19)。その結果、プリンタ3において、記録機構に給紙された転写シートHSの表面に、例えば、指示した色で印刷模様PMが印刷される。それ故、このようにして、TシャツTSに熱転写する転写シートHSの準備が完了する。
そこで、作業者は転写シートHSを、表面を下向きにして、つまり印刷模様PMが下側になるようにしてTシャツTSの前身頃(又は後身頃)の上側に重ねて載置する。そして、約180℃に熱したアイロンを転写シートHSの上側から数秒間圧接した後、転写シートHSが常温になるまで冷やす。このとき、転写シートHSの表面に印刷されていた印刷模様PMがTシャツTSの前身頃(又は後身頃)の所定の位置に左右が正しい模様として転写される。
作業者は、次に、転写シートHSを上側に付けたままのTシャツTSを刺繍枠31に装着する。このとき、転写シートHSの裏面に印刷されている刺繍枠模様SWに実際の刺繍枠31を一致させるようにして、刺繍枠31に保持させる(嵌める)。そして、作業者はこの刺繍枠31を刺繍ミシン2に装着する。
次に、縫製準備が完了したので、作業者がキーボード13の「縫製キー」を操作すると、S16で編集処理された刺繍データに基づいて、多数の針落ち位置データからなる縫製データ(縫目データ)が作成される(S20)。この縫製データ作成処理は周知であるため、ここではその詳細な説明を省略する。次に、S20で作成された縫製データが刺繍ミシン2に送信される(S21)。
そして、起動停止スイッチ27を操作して刺繍ミシン2を起動させると、縫製データに基づく刺繍模様SMが、印刷模様PMに対して所定の位置関係となるように刺繍ミシン2により縫製される。そこで、作業者は、刺繍枠31を刺繍ミシン2から取外し、更に、刺繍枠31からTシャツTSを取外すとともに、TシャツTSから転写シートHSを剥ぎ取る。これで、TシャツTSの前身頃(又は後身頃)には、印刷模様PMが印刷されており、しかも、この印刷模様PMに対する所定位置に刺繍模様SMが縫製されている。
ここで、図8に示すデータ処理制御を実行するPC制御部11が印刷データ処理手段及び刺繍データ処理手段に相当する。データ処理制御におけるS16とS17を実行するPC制御部11が印刷位置設定手段及び印刷サイズ設定手段に、また、縫製位置設定手段及び縫製サイズ設定手段に相当する。
次に、転写シートPSを用いて、TシャツTSの前身頃に、印刷模様PM「ツリー」をプリンタ3で印刷し、しかもこの印刷模様PM「ツリー」の頂部に刺繍模様SM「星マーク」を刺繍ミシン2で縫製するときの作用について説明する。
作業者が、データ処理装置1のディスプレイ12において、中型の刺繍枠31と、「ツリー」である印刷模様PMと、「星マーク」である刺繍模様SMを夫々選択すると、ディスプレイ12には、図9に示すように、印刷範囲PHと刺繍範囲SHとが夫々「赤」で表示されるのに加えて、これら選択された刺繍枠模様SWと、印刷模様PM及びこの印刷領域PEと、刺繍模様SM及びこの刺繍領域SEとが夫々表示される。但し、刺繍模様SM(刺繍領域SE)については刺繍範囲SH内に表示される。
そこで、作業者は、ポインタPTで印刷領域PEを指示した状態で、マウス14の移動操作による印刷模様PMの表示位置の編集処理と、マウス14のボタン操作による印刷サイズ(表示サイズ)の編集処理を行ない、更に、ポインタPTで刺繍領域SEを指示した状態で、マウス14の移動操作による刺繍模様SMの表示位置の編集処理と、マウス14のボタン操作による縫製サイズ(表示サイズ)の編集処理を行なう。
そして、編集処理の結果、図9に示すように、印刷模様PMの表示位置と表示サイズとが夫々図示のように決定され、刺繍模様SMの表示位置と表示サイズとが図示のように夫々決定される。このように、ディスプレイ12の画面において編集処理されると、編集結果に基づいて、印刷模様PMの刺繍枠模様SWに対する印刷位置と印刷サイズが設定され、刺繍模様SMの刺繍枠模様SWに対する縫製位置と縫製サイズが設定される。
即ち、プリンタ3による印刷処理が可能なように、印刷範囲PHにおける印刷模様PMの印刷位置と印刷領域PEとが夫々作成されるとともに、刺繍ミシン2による縫製処理が可能なように、刺繍範囲SHにおける刺繍模様SMの縫製位置と刺繍範囲SHとが夫々作成され、RAM11cに記憶される。
そこで、作業者は、転写シートHSを裏向きにしてセットした給紙カセット53をプリンタ3に装着し、「印刷キー」を操作すると、刺繍枠模様印刷データがプリンタ3に送信され、図10に示すように、刺繍枠模様SWが、例えば「赤」で転写シートHSの裏面に印刷される。
そこで、作業者は、転写シートHSを表向きにしてセットした給紙カセット53をプリンタ3に装着し、「印刷キー」を再度操作すると、図11に示すように、印刷模様PMが指示した色で転写シートHSの表面に印刷される。このとき、前述したように印刷模様PMは左右が反転した模様で印刷される。このように、転写シートHSの転写準備が完了する。
作業者は、このように両面に印刷して転写準備できた転写シートHSを、図12に示すように、印刷模様PMが下側になるようにTシャツTSの前身頃の上側に重ねて載置し、アイロンで転写シートHSの上側から数秒間均一に圧接した後、転写シートHSが常温になるまで冷やす。
その後、作業者は、図13に示すように、転写シートHSを付けたままのTシャツTSを刺繍枠31に装着する。このとき、転写シートHSの上側に向いた裏面に印刷されている刺繍枠模様SWに、実際の刺繍枠31を一致させるようにして、転写シートHS付きTシャツTSを刺繍枠31に保持し、この刺繍枠31を刺繍ミシン2に装着する。
このとき、作業者が「縫製キー」を操作すると、編集処理された刺繍データに基づいて、多数の針落ち位置データからなる縫製データが作成され、この縫製データが刺繍ミシン2に送信される。そして、起動停止スイッチ27を操作して刺繍ミシン2を起動させると、図14に示すように、刺繍ミシン2により、印刷模様PM「ツリー」の頂部に重ねるようにして刺繍模様SMが縫製される。
そこで、作業者が刺繍ミシン2から刺繍枠31を取外し、刺繍枠31から転写シートHS付きのTシャツTSを取外し、最終的にTシャツTSから転写シートHSを剥ぎ取る。このようにして、図15に示すように、TシャツTSの前身頃に、印刷模様PM「ツリー」が所望の位置及びサイズで印刷されており、しかも、この印刷模様PMの頂部の所定位置に刺繍模様SMが所望のサイズで縫製される。
このように、転写シートHSを介して、裏面に印刷された刺繍枠模様SWに対して、表面に印刷された印刷模様PMの印刷位置と刺繍模様SMの縫製位置とが設定され、更に、刺繍枠31を刺繍枠模様SWに一致させるように加工布を刺繍枠31にセットするので、加工布に縫製された刺繍模様SMの縫製位置が、刺繍枠模様SWを介して、つまり刺繍枠31を介して、印刷模様PMの予め設定された位置に容易に一致させることができ、刺繍模様SMの印刷模様PMに対する位置決めを格段に簡単化することができる。
また、転写シートHSの裏面に、加工布を保持する刺繍枠31を示す刺繍枠模様SWが基準マークとして印刷されているので、加工布を刺繍枠31にセットする際に、転写シートHSの裏面に印刷された刺繍枠模様SWを刺繍枠31に合わせるようにセットできるので、加工布の刺繍枠31への位置決めが格段に簡単化する。
また、データ処理制御において、印刷模様PMの印刷サイズを編集でき、刺繍模様SMの縫製サイズも編集できるので、印刷模様PMの大きさや刺繍模様SMの大きさを任意に設定することができる。
ところで、データ処理装置1のハードディスク11eに記憶した本願特有のデータ処理プログラムを、CD−ROM、フレキシブルディスク、DVD、メモリーカード等、各種のコンピュータで読取り可能な記録媒体に記録するようにしてもよい。この場合、この記録媒体を種々のデータ処理装置のコンピュータにより読み込んで実行させることにより、この場合にも、前述したのと同様の作用及び効果を奏することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更形態について説明する。
1)刺繍模様SMを囲む矩形又は多角形の模様包含領域の外側に沿ってミシン目線を形成し、刺繍模様SMをこのミシン目線により開口させた転写シートHSの開口部に縫製するようにしてもよい。そのために、図16に示すように、前述したデータ処理制御を部分的に変更し、S20とS21の間に、S30とS31を追加するようにしてもよい。
即ち、S20により縫製データが作成された後、S17で設定された刺繍データと、この刺繍データに付随する刺繍領域SE(図7参照)を規定する刺繍領域データとに基づいて、刺繍模様SMを囲む矩形状の模様包含領域の外側に沿うミシン目線PSaのためのミシン目線形成データが作成され(S30)、このミシン目線形成データが刺繍ミシン2に送信される(S31)。ここで、データ処理制御におけるS30を実行するPC制御部11がミシン目線データ作製手段に相当する。
その結果、刺繍ミシン2において、ミシン目線形成データに基づいて、所定ピッチによる矩形状の模様包含領域の外形に沿ってミシン目線PSaが縫製される。そこで、作業者は、縫製により形成された矩形状のミシン目線PSaに沿って転写シートHSを部分的に剥ぎ取る。それ故、転写シートHSには、図17に示すように、作業者によりミシン目線PSaに沿って剥ぎ取られた矩形状のミシン目開口部が形成されている。
次に、作業者が「縫製キー」を再度操作すると、S16で編集処理された刺繍データが刺繍ミシン2に送信される(S21)。そして、起動停止スイッチ27を操作して刺繍ミシン2を起動させると、図18に示すように、ミシン目線PSaで形成されたミシン目開口部の内部であって、印刷模様PM「ツリー」の頂部に重ねるようにして、刺繍模様SMが縫製される。この場合、刺繍模様SMは転写シートHSのミシン目開口部に縫製されるため、転写シートHSを迅速に且つ容易に、しかも綺麗に剥ぎ取ることができる。
このように、ミシン目線形成データに基づいて、刺繍模様SMを囲む矩形の模様包含領域の外形に沿ってミシン目線PSaが形成されるので、このミシン目線PSaに沿って転写シートHSを剥ぎ取ってから、模様包含領域の内側において、刺繍模様SMを加工布に直接縫製することができ、刺繍縫製後の転写シートHSの剥ぎ取りが容易になり、しかも転写シートHSを綺麗に剥ぎ取ることができる。
2)データ処理制御のS30において作成されるミシン目線形成データは、図19に示すように、「星マーク」である刺繍模様SMの刺繍データに基づいて演算し、刺繍模様SMの輪郭線の直ぐ内側に形成した星マーク形状の細線で示すミシン目線PSbに沿うように作成するようにしてもよい。
この場合、作業者はこの星マーク形状のミシン目線PSbに沿って転写シートHSを部分的に剥ぎ取ると、星マーク形状のミシン目開口部が形成される。そこで、刺繍ミシン2により2点鎖線で示す刺繍模様SM「星マーク」を縫製し、最終的に、転写シートHSをTシャツTSから剥ぎ取るようにしてもよい。
このように、ミシン目線形成データに基づいて、刺繍模様SMの輪郭よりも所定距離だけ内側にミシン目線PSbが形成されるので、このミシン目線PSbに沿って転写シートHSを剥ぎ取ってから、刺繍模様SMが加工布に縫製される。
即ち、ミシン目線PSbにより加工布に針穴が形成された場合でも、後から縫製する刺繍模様SMにより、そのミシン目線PSbの針穴を隠すことができる。しかも、縫製された刺繍模様SMの輪郭まで転写シートHSが剥ぎ取られているので、刺繍模様SMを縫製後の転写シートHSの剥ぎ取りが容易になり、しかも転写シートHSを綺麗に剥ぎ取ることができる。
3)刺繍枠模様SWを転写シートHSの裏面にその都度印刷するのではなく、例えば、図20に示すように、複数種類の刺繍枠模様SW1〜SW3が予め印刷してある転写シートHSを販売して、ユーザーに提供するようにしてもよい。この場合、ユーザーは、自分が所有する刺繍ミシンの刺繍枠の種類に適合する転写シートHSを購入して使用する。但し、この場合にも、ハードディスク11eに、刺繍枠模様SW1〜SW3の為の刺繍枠模様印刷データが予め記憶されているので、データ処理装置1のディスプレイ12において、印刷模様PMや刺繍模様SMの表示位置やサイズを編集処理することができる。また、データ処理制御のS18を省略することができる。また、転写シートHSの裏面に印刷される刺繍枠模様SWの種類は3種類に限定されるものではない。
4)刺繍枠31は、本実施例に記載した形状のものに限定されるものではなく、円形形状、楕円形状、又は矩形形状の刺繍枠であってもよい。そして、これら夫々の刺繍枠形状に対応する刺繍枠模様印刷データを、ハードディスク11eに記憶させておくようにしてもよい。
5)刺繍枠31は、本実施例に記載した内枠と外枠からなる構成のものに限定されるものではなく、上下方向から加工布を挟持して平面的に保持する構成のクランプ枠や、円筒面上に加工布を保持する構成の円筒枠であってもよい。
本発明の実施形態に係るデータ処理装置とこれに接続された刺繍ミシン及びプリンタの構成図である。 データ処理装置の制御系のブロック図である。 刺繍ミシンの制御系のブロック図である。 プリンタの制御系のブロック図である。 印刷範囲に対する刺繍枠模様の位置関係を説明する説明図である。 印刷模様とその印刷領域を説明する説明図である。 刺繍模様とその刺繍領域を説明する説明図である。 データ処理制御のフローチャートである。 データ処理装置のディスプレイの画面表示の説明図である。 転写シートの裏面に印刷された刺繍枠模様の図である。 転写シートの表面に印刷された印刷模様の図である。 転写シートに印刷された印刷模様をTシャツへ転写する説明図である。 刺繍枠に保持された転写シート付きTシャツの平面図である。 転写シートを介して刺繍模様が縫製されたTシャツの平面図である。 印刷模様が印刷され且つ刺繍模様が縫製されたTシャツの平面図である。 変更形態に係る図8相当図である。 転写シートに開口部が形成された図13相当図である。 転写シートの開口部に刺繍模様が縫製されたTシャツの図14相当図である。 転写シートに星マーク状に形成された開口部の拡大図である。 3種類の刺繍枠模様が裏面に印刷されている転写シートの背面図である。
符号の説明
1 データ処理装置
2 刺繍ミシン(刺繍縫製可能なミシン)
3 プリンタ(印刷手段)
12 ディスプレイ
31 刺繍枠
HS 転写シート(熱転写用シート)
PM 印刷模様
PSa ミシン目線
PSb ミシン目線
SM 刺繍模様
SW 刺繍枠模様(基準マーク)
TS Tシャツ

Claims (9)

  1. 刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データと、印刷装置により加工布に印刷模様を形成する為の印刷データとを処理するデータ処理装置において、
    前記刺繍縫製可能なミシンに装着される刺繍枠に加工布をセットする際に位置決めする基準マークを熱転写用シートの裏面に印刷手段により印刷される基準マーク印刷データと、前記熱転写用シートの表面に印刷手段により印刷される印刷模様の前記基準マークに対する印刷位置を設定する印刷位置設定手段とを有する印刷データ処理手段と、
    前記加工布に縫製する刺繍模様の前記基準マークに対する縫製位置を設定する縫製位置設定手段を有する刺繍データ処理手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データを処理するデータ処理装置において、
    前記刺繍縫製可能なミシンに装着される刺繍枠に加工布をセットする際に位置決めする基準マークが裏面に印刷された熱転写用シートと、
    前記熱転写用シートの表面に印刷手段により印刷される印刷模様の前記基準マークに対する印刷位置を設定する印刷位置設定手段を有する印刷データ処理手段と、
    前記加工布に縫製する刺繍模様の前記基準マークに対する縫製位置を設定する縫製位置設定手段を有する刺繍データ処理手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 前記基準マークは、前記加工布を保持する1又は複数種類の刺繍枠を示す刺繍枠模様からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記印刷データ処理手段は前記印刷模様の印刷サイズを設定する印刷サイズ設定手段を有し、前記刺繍データ処理手段は前記刺繍模様の縫製サイズを設定する縫製サイズ設定手段を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のデータ処理装置。
  5. 前記刺繍データ処理手段は、前記刺繍模様を囲む矩形又は多角形の模様包含領域の外形に沿ってミシン目線を形成するミシン目線形成データを作成するミシン目線データ作成手段を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のデータ処理装置。
  6. 前記刺繍データ処理手段は、前記刺繍模様の輪郭よりも所定距離だけ内側にミシン目線を形成するミシン目線形成データを作成するミシン目線データ作成手段を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のデータ処理装置。
  7. 刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データと、印刷装置により加工布に印刷模様を形成する為の印刷データとを処理するデータ処理装置のコンピュータを、
    前記刺繍縫製可能なミシンに装着される刺繍枠に加工布をセットする際に位置決めする基準マークを熱転写用シートの裏面に印刷手段により印刷される基準マーク印刷データを設定する印刷データ設定手段と、
    前記熱転写用シートの表面に印刷手段により印刷される印刷模様の前記基準マークに対する印刷位置を設定する印刷位置設定手段と、
    前記加工布に縫製する刺繍模様の前記基準マークに対する縫製位置を設定する縫製位置設定手段と、
    として機能させることを特徴とするデータ処理プログラム。
  8. 刺繍縫製可能なミシンにより加工布に刺繍模様を形成する為の刺繍データを処理するデータ処理装置のコンピュータを、
    前記刺繍縫製可能なミシンに装着される刺繍枠に加工布をセットする際に位置決めする基準マークが裏面に印刷された熱転写用シートの表面に、印刷手段により印刷される印刷模様の前記基準マークに対する印刷位置を設定する印刷位置設定手段と、
    前記加工布に縫製する刺繍模様の前記基準マークに対する縫製位置を設定する縫製位置設定手段と、
    として機能させることを特徴とするデータ処理プログラム。
  9. 請求項7又は8のデータ処理プログラムをコンピュータに読取可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
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