JP2016137846A - シート及びシート送風装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図10を用いて詳細に説明する。第1実施形態ではシート送風装置をシート空調装置として構成している。図1において、第1実施形態におけるシート空調装置に使用する空調ユニットの冷媒の流れを説明する。この第1実施形態では冷凍サイクルがエアコンサイクルから成り、もっぱらシートを冷却する。なお、加熱も行う場合は、別に設けたPTCヒータにて行う。なお、後述するように冷凍サイクルは、ヒートポンプサイクルとしても良い。この場合は、PTCヒータは不要である。
次に、図6に示した連結部14の第1変形例を図7に示す。図7においては、シートフレーム43の内部にリング状の蓄熱材45が張り付けてある。蓄熱材45はリング所の密閉容器内に封入されている。この蓄熱材45は、空調風の冷熱を蓄熱する。なお、空調風が温風である場合は、蓄熱材45が空調風の温熱を蓄熱する。
図9は、図5の矢印Y61−Y62線に沿う連結部の第2変形例における断面構造を示している。強度部材であるシートフレーム43単独では十分な量の空調風を流せない場合がある。この場合は、シートフレーム43とダクト44との両方が備えられ、シートフレーム43に並行に樹脂製のダクト44を併設する。この場合、シートフレーム43には空調風を流しても流さなくても良い。空調風が流れる部分には蓄熱材45が設けられている。
次に図9に示した連結部を更に変形した第3変形例を図10に示す。この図10においては、シートフレーム43とダクト44の一部が密接して設けられている。この密接した部分に、シートフレーム43の中空部とダクト44の内部とを連通する連通路46が設けられている。これによれば、連通路46を介してシートフレーム43の中空部とダクト44の内部とのいずれにおいても空調風を流すことができ、空調風の実質的な通路断面積が増加する。また密接によりダクト44がシートフレーム43に確実に支持される。
第1実施形態においては、シートフレーム43(又はダクト44)は、座席部12のクッション部材と背もたれ部13のクッション部材とに空調風を吹出す。そのために、シートフレーム43又はダクト44は、空気吹出孔43b2、43s2と、送風機からのダクトに接続される空気流入口43b1、43s1とを備える。これによれば、ダクト44の内部又はシートフレーム43の内部に空調風を供給して座席部12と背もたれ部13の双方のクッション部材に空調風を吹出すことができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上記した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。なお、第2実施形態以下については、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明が援用される。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上記した実施形態と異なる部を説明する。第3実施形態を示す図12のように、骨材となるシートフレーム43にダクト44を構成する逆U字状のダクト443が固定されている。シートフレーム43と逆U字状ダクト443とはバインド線51で固定されている。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第3実施形態では、空調風は、通気性のあるクッション部材の内部を通過して乗員の周りに吹出されるようにした。しかしこの第4実施形態においてはクッション部材が多孔質であっても通気性を必要としない。
上記の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、更に、特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
13 背もたれ部
14 連結部
15 空調ユニット
41 化粧カバー
42 断熱材
43 シートフレーム
43b2、43s2 空気吹出孔
43b1、43s1 空気流入口
44 ダクト
Claims (7)
- 車両内の乗員が着座するクッション部材を有する座席部(12)と
背もたれ部用のクッション部材を有する背もたれ部(13)と、
前記座席部(12)と前記背もたれ部(13)とを支持し、かつ、前記座席部(12)と前記背もたれ部(13)とを連結部(14)によって連結する骨材となるシートフレーム(43)、及び、このシートフレーム(43)に支持されかつ前記シートフレーム(43)に併設されたダクト(44)のうちいずれか一方又は両方と、を備え、
前記シートフレーム(43)又は前記ダクト(44)は、空気が流れ込む空気流入口(43b1、43s1)と、前記空気を前記座席部(12)と前記背もたれ部(13)とに吹出す複数の空気吹出孔(43b2、43s2)とを備えることを特徴とするシート。 - 前記シートフレーム(43)又は前記ダクト(44)は、前記クッション部材から外部に露出する露出部分を前記連結部(14)に備え、この露出部分が断熱材で覆われていることを特徴とする請求項1に記載のシート。
- 前記連結部(14)は、前記断熱材(42)と、この断熱材の外表面を覆う化粧カバー(41)とを備えることを特徴とする請求項2に記載のシート。
- 前記シートフレーム(43)と前記ダクト(44)との前記両方が備えられ、
前記シートフレーム(43)と前記ダクト(44)の一部が互いに密接して設けられ、この密接した部分に、前記シートフレーム(43)の内部と前記ダクト(44)の内部とを連通する連通路(46)が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシート。 - 前記シートフレーム(43)と前記ダクト(44)との前記両方が備えられ、
前記シートフレーム(43)と前記ダクト(44)との夫々の一部に、前記空気吹出孔(43b2、43s2)が複数形成され、この空気吹出孔からの前記空気が、前記クッション部材の内部に吹出されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシート。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の前記シートにおいて、
更に、前記シートフレーム(43)及び前記ダクト(44)のうちいずれか一方又は両方に送風する送風機を前記シートと一体に備えたことを特徴とするシート送風装置。 - 前記空気流入口(43b1、43s1)は、冷凍サイクルを構成する蒸発器(4)からの冷風又は凝縮器(2)からの温風が供給されることを特徴とする請求項6に記載のシート送風装置。
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- 2015-01-28 JP JP2015014553A patent/JP2016137846A/ja active Pending
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