JP2010076506A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】暖房性能の向上を図ることができ、しかも、窓曇りを防止しつつ適度な湿度の暖風を乗員に向かって吹き出させる。
【解決手段】外気と内気を導入できる第1送風路4と、外気を導入できる第2送風路5と、第1送風路4及び第2送風路5内を通過する各送風を所望温度の空調風とするエバポレータ23及びヒータコア24と、車室内に開口する換気用内気導入口40から導入した内気を車室外に排気する排気通路6と、排気通路6より排気される内気と第2送風路5より導入される外気の顕熱と潜熱を共に熱交換する排熱回収用全熱交換器43とを備え、第1送風路4を通過する空調風をデフロスタ吹出口28より、第2送風路5を通過する空調風をベント吹出口29とフット吹出口30の少なくともいずれか一方より吹き出させることができる。
【選択図】図3
【解決手段】外気と内気を導入できる第1送風路4と、外気を導入できる第2送風路5と、第1送風路4及び第2送風路5内を通過する各送風を所望温度の空調風とするエバポレータ23及びヒータコア24と、車室内に開口する換気用内気導入口40から導入した内気を車室外に排気する排気通路6と、排気通路6より排気される内気と第2送風路5より導入される外気の顕熱と潜熱を共に熱交換する排熱回収用全熱交換器43とを備え、第1送風路4を通過する空調風をデフロスタ吹出口28より、第2送風路5を通過する空調風をベント吹出口29とフット吹出口30の少なくともいずれか一方より吹き出させることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、暖房時にあって、窓曇りを防止しつつ適度な湿度の暖風を乗員に向かって吹き出させることができる車両用空気調和装置に関する。
この種の従来の車両用空気調和装置としては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この車両用空気調和装置100は、図10に示すように、車室外の空気である外気と車室内の空気である内気を導入できる第1送風路101と、内気を導入できる第2送風路102と、第1送風路101及び第2送風路102内を通過する各送風を所望温度の空調風とするエバポレータ103及びヒータコア104と、エバポレータ103及びヒータコア104を通過した空調風をフロントガラスに向かって吹き出させるデフロスタ吹出口105と、エバポレータ103及びヒータコア104を通過した空調風を乗員の上半身に向かって吹き出させるベント吹出口106と、エバポレータ103及びヒータコア104を通過した空調風を乗員の下半身に向かって吹き出させるフット吹出口107とを備えている。
そして、第1送風路101からの空調風をデフロスタ吹出口105に、第2送風路102からの空調風をベント吹出口106とフット吹出口107に導くことができるよう構成されている。
暖房時には、第1送風路101に外気を導入し、エバポレータ103及びヒータコア104を通った空調風をデフロスタ吹出口105より吹き出させる。又、第2送風路102に内気を導入し、エバポレータ103及びヒータコア104を通った空調風を例えばフット吹出口107より吹き出させる。つまり、湿度の低い外気によって空調された空気をデフロスタ吹出口105より吹き出させ、外気より湿度の高い内気によって空調された空気をフット吹出口107より吹き出させる。
このように前記従来例の車両用空気調和装置100では、窓曇りを防止しつつ適度な湿度の暖風を乗員に向かって吹き出させることができる。乗員(例えば女性)によっては、車両用空気調和装置100の吹出風として、適度な湿度の暖風を好む場合もあり、このような要望に窓曇りを防止しつつ応えることができる。
特開平5−124426号公報
しかしながら、前記従来例の車両用空気調和装置100では、外気が導入されることによって車室内の換気が行われるが、換気によって排気される内気の熱がそのまま車室外に放出されることになる。従って、暖房性能としては効率が悪い。特に、熱源のない電気自動車に搭載される車両用空気調和装置にあっては、効率の良い暖房性能が望まれる。
そこで、本発明は、暖房性能の向上を図ることができ、しかも、窓曇りを防止しつつ適度な湿度の暖風を乗員に向かって吹き出させることができる車両用空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、車室外の空気である外気と車室内の空気である内気を導入できる第1送風路と、車室外の空気である外気を導入できる第2送風路と、前記第1送風路及び前記第2送風路内を通過する各送風を所望温度の空調風とする温度調整部と、前記温度調整部を通過した空調風をフロントガラスに向かって吹き出させるデフロスタ吹出口と、前記温度調整部を通過した空調風を乗員の上半身に向かって吹き出させるベント吹出口と、前記温度調整部を通過した空調風を乗員の下半身に向かって吹き出させるフット吹出口と、車室内に開口する換気用内気導入口を有し、前記換気用内気導入口から導入した内気を車室外に排気する排気通路と、前記排気通路より排気される内気と前記第2送風路より導入される外気の顕熱と潜熱を共に熱交換する排熱回収用全熱交換器とを備え、前記第1送風路を通過する空調風を前記デフロスタ吹出口に導き、前記第2送風路を通過する空調風を前記ベント吹出口と前記フット吹出口の少なくともいずれか一方に導くことができることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用空気調和装置であって、前記第1送風路を通過する空調風と前記第2送風路を通過する空調風の双方を、前記デフロスタ吹出口と前記ベント吹出口と前記フット吹出口のいずれか一以上の吹出口に導くように切り換えできることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の車両用空気調和装置であって、前記排熱回収用全熱交換器は、空調ユニットを構成するインテークユニットに一体に設けられたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用空気調和装置であって、前記換気用内気導入口は、後席後方に開口されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車両用空気調和装置であって、前記フット吹出口より吹き出す空調風の一部をリアフット位置まで導くリアフット用ダクトを有し、前記リアフット用ダクトと前記排気通路用の排気ダクトとが密着されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、暖房時において、第1送風路及び第2送風路から共に外気を導入し、排気通路から内気を排気する。すると、第1送風路では、湿度の低い外気によって空調された暖風が得られ、その暖風がデフロスタ吹出口より吹き出される。又、導入する外気と排気する内気とが排熱回収用全熱交換器で熱交換するため、第2送風路では、内気によって暖められ、且つ、湿度が高められた外気が第2通路の温度調整部に導かれる。従って、第2送風路では、排気熱を回収し、しかも、高湿度となった外気によって空調された暖風が得られ、その暖風がフット吹出口やベント吹出口より吹き出される。以上より、排気熱を回収することにより暖房性能を向上させることができ、しかも、窓曇りを防止しつつ適度な湿度の暖風を乗員に向かって吹き出させることができる。
また、排熱回収用全熱交換器は、空気と空気の熱交換であるため、冷媒(冷却水等)を介在するものに比べて安全性や即暖性が高いと共に温度差を取りやすいことから利用範囲が広い。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、冷房時において、第1送風路から内気を、第2送風路から外気を導入し、排気通路から内気を排気する。すると、第1送風路では、外気よりも低温の内気が温度調整部に導かれる。従って、第1送風路では、内気によって空調された冷風が得られ、吹出口より吹き出される。又、導入する外気と排気する内気とが排熱回収用全熱交換器で熱交換するため、第2送風路では、内気によって冷却された外気が温度調整部に導かれる。従って、第2送風路では、排気熱を回収し、低温とされた外気によって空調された冷風が得られ、吹出口より吹き出される。以上より、新鮮な外気を取り入れつつ極力効率の良い冷房を行うことができる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、排熱回収用全熱交換器をコンパクトに、且つ、容易に設置可能である。つまり、インテークユニットには車室内と車室外を連通する通路が集中配置されるため、第2送風路と排気通路も近接位置に配置され、排熱回収用全熱交換器をコンパクトに、且つ、容易に設置可能である。
請求項4の発明によれば、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、空調ユニットの各吹出口は通常では車室の前方に開口されるため、各吹出口からの吹き出し風をショートカットすることなく内気を排気用内気導入口から取り込むことができ、車室内の暖房雰囲気を極力劣化させることなく車室内の換気が可能である。
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、リアフット用ダクトからの吹き出し空気が車体に冷却されて低下するのを極力できる。又、リアフット用ダクトの外周に断熱材を配置する必要がないため、安価に作製できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図4は本発明の第1実施形態を示し、図1は車両用空気調和装置の構成図、図2は熱回収用全熱交換器の概略斜視図、図3は車両用空気調和装置にあって適度な湿度の暖風を車室内に吹き出させる暖房時の状態を示す図、図4は車両用空気調和装置にあって新鮮な外気を取り入れながらの冷房時の状態を示す図である。
図1〜図4は本発明の第1実施形態を示し、図1は車両用空気調和装置の構成図、図2は熱回収用全熱交換器の概略斜視図、図3は車両用空気調和装置にあって適度な湿度の暖風を車室内に吹き出させる暖房時の状態を示す図、図4は車両用空気調和装置にあって新鮮な外気を取り入れながらの冷房時の状態を示す図である。
図1に示すように、車両用空気調和装置A1は、熱源のない電気自動車に搭載されており、空調ユニット1を有する。空調ユニット1は、インテークユニット2とこれが連結される本体ユニット3とから構成されている。インテークユニット2と本体ユニット3内には、空調風を作成するための第1送風路4及び第2送風路5が設けられていると共に、車室内の空気である内気を排気するための排気通路6が設けられている。
インテークユニット2の第1送風路4の最上流部には、車室外の空気である外気を導入する外気導入口10と、車室内の空気である内気を導入する内気導入口11が設けられている。外気導入口10と内気導入口11は、第1内外気切換ドア12によって開閉される。第1内外気切換ドア12は、図1にて実線で示す外気導入位置と図1にて破線で示す内気導入位置との間を変移する。
インテークユニット2の第2送風路5の最上流部には、車室外の空気である外気を導入する外気導入口13と、車室内の空気である内気を導入する内気導入口14が設けられている。外気導入口13と内気導入口14は、第2内外気切換ドア15によって開閉される。第2内外気切換ドア15は、図1にて実線で示す外気導入位置と図1にて破線で示す内気導入位置との間を変移する。尚、この実施形態にあっては、第2送風路5の内気導入口14は、第1送風路4に開口するため、第1送風路4の内気導入時に連動して内気導入とされる。
インテークユニット2の第1送風路4と第2送風路5には、第1ブロアファン20と第2ブロアファン21がそれぞれ配置されている。これら第1ブロアファン20と第2ブロアファン21の吸引力によって第1送風路4と第2送風路5に空気が吸引される。第1ブロアファン20と第2ブロアファン21は、同一のモータ22によって連動して回転される。これにより、省スペース化、省コスト化、省動力化等になっている。尚、第1ブロアファン20と第2ブロアファン21は、それぞれ別個のモータによって回転されるよう構成しても良い。
本体ユニット3の第1送風路4と第2送風路5には、温度調整部であるエバポレータ23とヒータコア24が設けられている。エバポレータ23は、第1送風路4と第2送風路5間を跨ぎ、且つ、第1送風路4と第2送風路5の全領域に位置するようにし配置されている。エバポレータ23は、圧縮機、コンデンサ等より冷凍サイクルを構成し、内部を通る冷媒と第1送風路4及び第2送風路5の送風との間で熱交換することによって送風を冷却する。
ヒータコア24は、エバポレータ23の下流で、第1送風路4と第2送風路5間を跨ぐようにして配置されている。但し、エバポレータ23と異なりヒータコア24は、第1送風路4の全域ではなく半分程度の領域に位置するように配置されている。ヒータコア24は、PTC素子ヒータ(図示せず)との間で冷媒(例えば温水)を循環させる温水サイクルを構成し、PTC発熱素子によって加熱された温水と第1送風路4及び第2送風路5の送風との間で熱交換することによって送風を加熱する。PTC素子ヒータは、PTC素子(Positive Temperature Coefficient)の発熱体による自己温度制御型のヒータであり、自動的に自ら温度管理を行う。尚、エンジン自動車に搭載される場合には、ヒータコアはエンジン冷却水によって加熱されるよう通常では構成される。
本体ユニット3のエバポレータ23とヒータコア24の間には、第1配風ドア25と第2配風ドア26が設けられている。第1配風ドア25は、第1送風路4に配置され、第1送風路4に導入された送風の内でヒータコア24に導く送風量と、ヒータコア24を迂回する送風量との割合を調整する。図1の実線位置では、第1送風路4に導入された送風を全てヒータコア24に導き、図1の破線位置では、第1送風路4に導入された送風を全てヒータコア24を迂回させる。
第2配風ドア26は、第1送風路4と第2送風路5の仕切位置に配置され、第1送風路4の送風と第2送風路5の送風とを仕切りつつヒータコア24にそれぞれ導くことができると共に、第1送風路4の送風量と第2送風路5の送風量の割合を調整できる。図1の実線で示す中間仕切位置では、第1送風路4と第2送風路5の送風割合をほぼ同じにする。又、第1配風ドア25と第2配風ドア26は、互いに協同して種々の送風経路を構成するために使用される。
本体ユニット3のヒータコア24の下流には、ミックス室27が設けられている。ミックス室27に、デフロスタ吹出口28、ベント吹出口29、フット吹出口30がそれぞれ開口されている。デフロスタ吹出口28は、第2配風ドア26の中間仕切位置を基準として第1送風路4側に設けられ、ベント吹出口29及びフット吹出口30は、第2配風ドア26の中間仕切位置を基準として第2送風路5側に配置されている。第2配風ドア26の中間仕切位置にあって、デフロスタ吹出口28が開口され、ベント吹出口29やフッド吹出口30が開口される場合には、第1送風路4からの空調風は、デフロスタ吹出口28に、第2送風路5からの空調風は、ベント吹出口29とフット吹出口30にそれぞれ導かれるようになっている。
デフロスタ吹出口28はデフロスタドア31によって、ベント吹出口29はベントドア32によって、フット吹出口30はフットドア33によってそれぞれ開閉される。又、これら吹出口28,29,30は、前席34の前方に設けられている。デフロスタ吹出口28は、空調風をフロントガラスに向かって吹き出す。ベント吹出口29は、空調風を乗員の上半身に向かって吹き出す。フット吹出口30は、空調風を乗員の下半身に向かって吹き出す。
一方、排気通路6は、第2送風路5に隣接して設けられている。本体ユニット3側の排気通路6の端部が換気用内気導入口40が構成され、この換気用内気導入口40は車室内に開口している。インテークユニット2側の排気通路6の端部が換気用内気排気口41として構成され、この排気用内気排気口41は車室外に開口している。インテークユニット2側の排気通路6には、換気用ブロアファン42が設けられている。この換気用ブロアファン42の吸引力によって換気用内気導入口40から内気を導入し、導入した内気を換気用内気排気口41より車室外に排気する。換気用内気排気口41は、第2送風路5の外気導入口13と隣接している。このように隣接している換気用内気排気口41と外気導入口13を跨ぐようにして排熱回収用全熱交換器43が配置されている。排熱回収用全熱交換器43は、インテークユニット2に一体に設けられている。
排熱回収用全熱交換器43は、図2に示すように、静止形(透過式)であり、隔板43aと波板43b,43cが交互に積層され、且つ、この積層された波板43b,43cは交互に直交配置されている。隔板43aと波板43b,43cは、親水性樹脂や難燃性の薬剤を含浸した紙で形成されている。隔板43aと波板43b,43cによって複数段の通路が形成され、この複数段の通路は、一段置きに互いに直交された通路となっている。そして、排気される内気が同じ向きの通路を、導入される外気が他の同じ向きの通路をそれぞれ通過し、双方の空気同士が顕熱と潜熱を共に熱交換させる。尚、この実施形態では、排熱回収用全熱交換器43は、静止形(透過式)であるが、いわゆる回転式(再生式)のものを採用しても良い。
次に、上記車両用空気調和装置A1の動作を説明する。図3に示すように、適度な湿度の暖風を車室内に吹き出させる暖房時には、第1内外気切換ドア12と第2内外気切換ドア15は共に外気導入位置に、第1配風ドア25は例えばフルヒータコア通過位置に、第2配風ドア26は中間仕切位置に、デフロスタドア31は開位置に、ベントドア32とフットドア33の少なくとも一つは開位置に(図3ではフットドア33が開位置で、ベントドア32が閉位置)にそれぞれ位置される。
第1ブロアファン20の吸引力によって第1送風路4から外気が導入される。すると、第1送風路4では、内気より湿度の低い外気がエバポレータ23とヒータコア24に導かれる。従って、第1送風路4では、湿度の低い外気によって空調された暖風が得られ、その暖風がデフロスタ吹出口28より吹き出される。又、第2ブロアファン21の吸引力によって第2送風路5から外気が導入されると共に排気用ブロアファン42の吸引力によって排気通路6を通って内気が排気される。すると、導入する外気と排気する内気とが排熱回収用全熱交換器43で熱交換される。第2送風路5では、内気によって高温、且つ、高湿度とされた外気がエバポレータ23とヒータコア24に導かれる。従って、第2送風路5では、排気熱を回収し、しかも、高湿度となった外気によって空調された暖風が得られ、その暖風がフット吹出口30より吹き出される。以上より、排気熱を回収することにより暖房性能を向上させることができ、しかも、窓曇りを防止しつつ適度な湿度の暖風を乗員に向かって吹き出させることができる。
図4に示すように、新鮮な外気を取り入れつつ冷房する冷房時には、第1内外気切換ドア12は内気導入位置に、第2内外気切換ドア15は外気導入位置に、第1配風ドア25は例えばフルヒータコア通過位置に、第2配風ドア26は中間仕切位置に、デフロスタドア31とベントドア32とフットドア33の少なくとも一つは開位置に(図4ではベントドア32が開位置で、デフロスタドア31及びフットドア33が閉位置)にそれぞれ位置される。
第1ブロアファン20の吸引力によって第1送風路4から内気が導入される。すると、第1送風路4では、外気よりも低温の内気がエバポレータ23とヒータコア24に導かれる。従って、第1送風路4では、内気によって空調された冷風が得られる。又、第2ブロアファン21の吸引力によって第2送風路5から外気が導入されると共に、排気用ブロアファン42の吸引力によって排気通路6を通って内気が排気される。すると、導入する外気と排気する内気とが排熱回収用全熱交換器43で熱交換される。第2送風路5では、内気によって冷やされた外気がエバポレータ23とヒータコア24に導かれる。従って、第2送風路5では、排気熱を回収し、低温とされた外気によって空調された冷風が得られる。このようにして得られた第1送風路4と第2送風路5の冷風はミックス室27でミックスされ、このミックスされた冷風がベント吹出口29より吹き出される。以上より、新鮮な外気を取り入れつつ極力効率の良い冷房を行うことができる。
このように第1実施形態の車両用空気調和装置A1では、暖房運転時と冷房運転時共に効率の良い暖房・冷房運転ができるため、特に、熱源のない電気自動車に搭載される車両用空気調和装置として好適である。
また、外気を取り入れない冷房を行う時には、第1内外切換ドア12と第2内外気切換ドア15は共に内気導入位置に、第1配風ドア25は例えばフルヒータコア通過位置に(迂回する位置でも良い)、第2配風ドア26は中間仕切位置に、デフロスタドア31とベントドア32とフットドア33の少なくとも一つは開位置にそれぞれ位置される。そして、換気用ブロアファン42をオフとすることによって、いわゆる内気循環による冷房を行う。
この第1実施形態では、排熱回収用全熱交換器43は、空調ユニット1を構成するインテークユニット2に一体に設けられているので、排熱回収用全熱交換器43をコンパクトに、且つ、容易に設置可能である。つまり、インテークユニット2には車室内と車室外を連通する通路が集中配置されるため、第2送風路5と排気通路6も近接位置に配置され、排熱回収用全熱交換器43をコンパクトに、且つ、容易に設置可能である。特に、この第1実施形態では、第2送風路5と排気通路6を隣接した状態で設けているため、排熱回収用全熱交換器43を更にコンパクトに、且つ、容易に設置可能である。
(第2実施形態)
図5は本発明の第2実施形態に係る車両用空気調和装置の構成図である。図5において、この第2実施形態の車両用空気調和装置A2は、前記第1実施形態のものと比較して、空調ユニット1の排気通路6に排気ダクト50が接続されており、排気通路6は後席側に延設されている。排気ダクト50の端部が換気用内気導入口40として構成され、換気用内気導入口40は後席35の後方に開口されている。
図5は本発明の第2実施形態に係る車両用空気調和装置の構成図である。図5において、この第2実施形態の車両用空気調和装置A2は、前記第1実施形態のものと比較して、空調ユニット1の排気通路6に排気ダクト50が接続されており、排気通路6は後席側に延設されている。排気ダクト50の端部が換気用内気導入口40として構成され、換気用内気導入口40は後席35の後方に開口されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、図面の同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態によれば、空調ユニット1の各吹出口28,29,30は前席34の前方に開口されるため、各吹出口28,29,30からの吹き出し風をショートカットすることなく内気を換気用内気導入口40から取り込むことができ、車室内の暖房雰囲気を極力劣化させることなく車室内の換気が可能である。
(第3実施形態)
図6は本発明の第3実施形態に係る車両用空気調和装置の構成図である。図6において、この第3実施形態の車両用空気調和装置A3は、前記第2実施形態のものと比較して、フット吹出口30には、その吹き出し風の一部を流入させるリアフット用ダクト51が接続されている。このリアフット用ダクト51は、排気ダクト50の車室側で密着状態で配置されている。リアフット用ダクト51の他方の端部がリアフット吹出口51aとして構成され、リアフット吹出口51aは後席35の前方に開口されている。
図6は本発明の第3実施形態に係る車両用空気調和装置の構成図である。図6において、この第3実施形態の車両用空気調和装置A3は、前記第2実施形態のものと比較して、フット吹出口30には、その吹き出し風の一部を流入させるリアフット用ダクト51が接続されている。このリアフット用ダクト51は、排気ダクト50の車室側で密着状態で配置されている。リアフット用ダクト51の他方の端部がリアフット吹出口51aとして構成され、リアフット吹出口51aは後席35の前方に開口されている。
他の構成は、前記第2実施形態と同様であるため、図面の同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
この第3実施形態によれば、リアフット用ダクト51からの吹き出し空気が車体に冷却されて低下するのを極力できる。又、リアフット用ダクト51の外周に断熱材を配置する必要がないため、安価に作製できる。
(車両用空気調和装置の搭載車両による換気用内気導入口の位置について)
図7は第3実施形態に係る車両用空気調和装置をセダンタイプの車両に搭載した場合の構成図である。図8は第3実施形態に係る車両用空気調和装置をハッチバックタイプの車両に搭載した場合の構成図である。
図7は第3実施形態に係る車両用空気調和装置をセダンタイプの車両に搭載した場合の構成図である。図8は第3実施形態に係る車両用空気調和装置をハッチバックタイプの車両に搭載した場合の構成図である。
図7及び図8に示すように、双方のタイプ共に、排気通路6の換気用内気導入口40は、後席35の後方のサイドパネル(図示せず)、又は、後席35の下からトランクルーム52に開口されている。リアパーセル53には、空気導入口53aが設けられている。
この構成によれば、後席35の後方のサイドパネル、又は、後席35の後方のトランクルーム52内から内気を吸引するため、その吸引風は乗員に殆ど影響を及ぼさない。従って、車室内の暖房雰囲気を低下させることなく車室内の換気ができる。
図9は第3実施形態に係る車両用空気調和装置をワンボックスタイプの車両に搭載した場合の構成図である。リアフット用ダクト51は、最後席36の前方位置まで延設されている。リアフット用ダクト51は、中間位置とその後端にリアフット吹出口51b,51cを有し、リアフット吹出口51b,51cは後席35の前方と最後席36の前方にそれぞれ開口されている。
排気通路6の換気用内気導入口40は、後席35の後方のサイドパネル(図示せず)、又は、後席35の下から荷物積載スペース54に開口されている。
この構成によれば、後席35の後方のサイドパネル、又は、後席35の後方の荷物積載スペース54内から内気を吸引するため、その吸引風は乗員に殆ど影響を及ぼさない。従って、車室内の暖房雰囲気を低下させることなく車室内の換気ができる。
A1,A2,A3 車両用空気調和装置
4 第1送風路
5 第2送風路
6 排気通路
23 エバポレータ(温度調整部)
24 ヒータコア(温度調整部)
28 デフロスタ吹出口
29 ベント吹出口
30 フット吹出口
35 後席
40 換気用内気導入口
43 排熱回収用全熱交換器
50 排気ダクト
51 リアフット用ダクト
4 第1送風路
5 第2送風路
6 排気通路
23 エバポレータ(温度調整部)
24 ヒータコア(温度調整部)
28 デフロスタ吹出口
29 ベント吹出口
30 フット吹出口
35 後席
40 換気用内気導入口
43 排熱回収用全熱交換器
50 排気ダクト
51 リアフット用ダクト
Claims (5)
- 車室外の空気である外気と車室内の空気である内気を導入できる第1送風路(4)と、
車室外の空気である外気を導入できる第2送風路(5)と、
前記第1送風路(4)及び前記第2送風路(5)内を通過する各送風を所望温度の空調風とする温度調整部(23),(24)と、
前記温度調整部(23),(24)を通過した空調風をフロントガラスに向かって吹き出させるデフロスタ吹出口(28)と、
前記温度調整部(23),(24)を通過した空調風を乗員の上半身に向かって吹き出させるベント吹出口(29)と、
前記温度調整部(23),(24)を通過した空調風を乗員の下半身に向かって吹き出させるフット吹出口(30)と、
車室内に開口する換気用内気導入口(40)を有し、前記換気用内気導入口(40)から導入した内気を車室外に排気する排気通路(6)と、
前記排気通路(6)より排気される内気と前記第2送風路(5)より導入される外気の顕熱と潜熱を共に熱交換する排熱回収用全熱交換器(43)とを備え、
前記第1送風路(4)を通過する空調風を前記デフロスタ吹出口(28)に導き、前記第2送風路(5)を通過する空調風を前記ベント吹出口(29)と前記フット吹出口(30)の少なくともいずれか一方に導くことができることを特徴とする車両用空気調和装置(A1),(A2),(A3)。 - 請求項1記載の車両用空気調和装置(A1),(A2),(A3)であって、
前記第1送風路(4)を通過する空調風と前記第2送風路(5)を通過する空調風の双方を、前記デフロスタ吹出口(28)と前記ベント吹出口(29)と前記フット吹出口(30)のいずれか一以上の吹出口に導くように切り換えできることを特徴とする車両用空気調和装置(A1),(A2),(A3)。 - 請求項1又は請求項2記載の車両用空気調和装置(A1),(A2),(A3)であって、
前記排熱回収用全熱交換器(43)は、空調ユニット(1)を構成するインテークユニット(2)に一体に設けられたことを特徴とする車両用空気調和装置(A1),(A2),(A3)。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用空気調和装置(A2),(A3)であって、
前記換気用内気導入口(40)は、後席後方に開口されていることを特徴とする車両用空気調和装置(A2),(A3)。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車両用空気調和装置(A3)であって、
前記フット吹出口(30)より吹き出す空調風の一部をリアフット位置まで導くリアフット用ダクト(51)を有し、前記リアフット用ダクト(51)と前記排気通路(6)用の排気ダクト(50)とが密着されていることを特徴とする車両用空気調和装置(A3)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008244558A JP2010076506A (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | 車両用空気調和装置 |
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JP2008244558A JP2010076506A (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | 車両用空気調和装置 |
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