JP6667013B1 - 電気自動車 - Google Patents

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Abstract

この発明は、空調効率を向上させて、走行距離の低下を抑制する、電気自動車を提供することを目的としている。電気自動車(1)は、車両の外部から外気Aを取り込む外気取込口(5)を有し、外部と車内とを連絡する、外気連絡通路(13)と、外気連絡通路(13)内に設けられ、外気取込口(5)から取り込んだ外気(A)と、外気(A)を用いて車内の空気調和を行った後に車内から戻ってくる還気(C)との間で、全熱交換を行う全熱交換器(3)とを備えている。全熱交換器(3)は、外気取込口(5)から取り込んだ外気(A)を車内に導く第1熱交換風路(31)と、還気(C)を車内から車両の外部に導く第2熱交換風路(32)とを有している。

Description

この発明は電気自動車に関し、特に、全熱交換器を備えた電気自動車に関するものである。
地球温暖化対策として、自動車の二酸化炭素排出量を削減する要求が高まっている。そのため、電動コンプレッサが搭載された電気自動車の普及が拡大している。また、車内空間を快適に保つため、電気自動車には、空調装置が搭載されている。例えば、特許文献1は、電気自動車に、暖房装置として、電気ヒーターおよび燃料ヒーターの両方を搭載することを提案している。電気ヒーターは、車に搭載された蓄電池の電力を用いて、車室の暖房を行う。燃料ヒーターは、カセットボンベに封入された燃料ガスを燃料として用いて、車室の暖房を行う。特許文献1では、蓄電池の蓄電量に応じて、電気ヒーターでの暖房と燃料ヒーターでの暖房との切り替えを行っている。
特開2013−163412号公報(第3頁44〜49行、図1)
しかしながら、このような電気自動車においては、ガソリン車と異なり、エンジンからの排熱を暖房に使用できない。そのため、車載の蓄電池の電力を電気ヒーターに使用した場合、蓄電池の消費電力量が増加して、走行距離の低下を招く虞がある。また、カセットボンベに封入した燃料ガスを用いる場合には、燃料ガスを燃焼させるための燃焼装置も搭載する必要がある。その結果、カセットボンベ及び燃焼装置の搭載によって、電気自動車の総重量が増加して、蓄電池の消費電力量が増加して、走行距離が低下してしまう虞がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、空調効率を向上させて、走行距離の低下を抑制する、電気自動車を提供することを目的としている。
この発明は、フードパネルとウィンドウフロントガラスとの間の外気取込口から車外の外気を車内に取り込む電気自動車において、前記外気取込口の後段に位置し、前記外気を前記車内へ導く外気連絡通路と、前記外気連絡通路内における前記外気取込口の下方に設けられ、前記外気取込口から取り込んだ前記外気と前記車内の内部の空気との間で全熱交換を行う紙製の全熱交換器と、前記外気取込口と前記全熱交換器との間で前記外気取込口よりも下方であって下流側に位置し、前記外気から雨水を取り除く雨水除去部材と、前記全熱交換器が熱交換を行った給気を前記車内に取り込む給気導入部位とを備え、前記全熱交換器は、前記車内の空気を前記外気連絡通路とは異なる排気通路を介して導入し、前記外気連絡通路内の前記給気導入部位の側において、熱交換を行った給気の温度を調整するエバポレータを配置できるように、前記外気連絡通路内において、前記外気取込口の側に配置されている電気自動車である。
この発明に係る電気自動車は、全熱交換器を備えているので、空調効率を向上させて、走行距離の低下を抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係る電気自動車の構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る電気自動車に搭載された全熱交換器の一例を模式的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る電気自動車に搭載された全熱交換器を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る電気自動車の構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態3に係る電気自動車に搭載された全熱交換器を示す断面図である。
以下、この発明に係る電気自動車に関する好適な実施の形態について、図面を用いて説明する。ただし、実施の形態に関する各図面に記載の構成は、この発明を限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電気自動車1の構成の一例を示す模式図である。図1に示す電気自動車1は、フードパネル2、全熱交換器3、ウィンドウフロントガラス4、外気取込口5、フィルタ6、ファンモーター7、エバポレータ8及び電気ヒーター9を備えて構成されている。また、図1には示していないが、電気自動車1は、車両を走行させる動力源としての電動モーターと、電動モーターに電力を供給する車載の電池とを有している。
以下、図1に示した各構成要素について説明する。
フードパネル2は、電気自動車1のボンネットを構成する薄板軟鋼板から構成されている。フードパネル2は、電気自動車1の前方部分の外郭を形成している。電気自動車1のボンネット内部に設けられたモータールームには、電動モーターと、電動モーターの走行用駆動力を作り出すための電動コンプレッサ等の部品とが搭載されている。フードパネル2は、それらの部品を上部から覆っている。
全熱交換器3は、車両の外部から取り込んだ外気に対して、全熱交換を行う。電気自動車1は、外気を取り込んで、車内の空気調和を行っている。全熱交換器3は、外部と車内とを連絡する外気連絡通路13内に設けられている。全熱交換器3は、外気取込口5から取り込んだ外気と、当該外気を用いて車内で空気調和を行った後に車内から戻ってくる還気との間で、全熱交換を行う。ここで、全熱交換とは、顕熱と潜熱とを合わせた全熱を熱交換することをいう。なお、顕熱は温度に相当し、潜熱は湿度に相当する。全熱交換器3の構成および動作については後述する。
ウィンドウフロントガラス4は、電気自動車1の車内の運転席前方及び助手席前方と外部とを隔てている部品である。ウィンドウフロントガラス4は、ガラス板から構成されている。
外気取込口5は、フードパネル2とウィンドウフロントガラス4との間に設置されている。外気取込口5は、外気を車内に導入するための取込口である。外気取込口5は、車幅方向に延びる横型の取込口から構成されている。外気取込口5は、外気連絡通路13の入り口に設置されている。外気取込口5から取り込まれた外気は、外気連絡通路13を通って、車内まで導入される。なお、外気取込口5は、横型に限定されるものではなく、車両の前後方向に延びる縦型でもよい。また、外気取込口5の個数は単数でも複数でもよい。
なお、図1において、矢印Aは、外気の流れを示し、矢印Bは、全熱交換器3から車内に供給される給気の流れを示す。以下では、矢印Aで示される外気を「外気A」と呼び、矢印Bで示される給気を「給気B」と呼ぶこととする。なお、給気Bは、矢印Ba〜Bdで示されるように、1以上の流れに分割されて、用途に応じた箇所に供給される。また、矢印Cは、車内から戻ってくる還気の流れを示し、矢印Dは、外部に排出される排気の流れを示す。以下では、矢印Cで示される還気を「還気C」と呼び、矢印Dで示される排気を「排気D」と呼ぶこととする。なお、還気Cは、図示しない排気通路を通って、全熱交換器3に導入される。
フィルタ6は、外気連絡通路13内に設置され、外気Aに含まれる砂塵、塵埃等を捕集する。図1では、フィルタ6は、全熱交換器3の後段に設置されているが、フィルタ6の設置位置は、これに限定されるものではない。フィルタ6は、例えば、全熱交換器3と外気取込口5との間に設置されていても良い。
ファンモーター7は、外気連絡通路13内に設置されている。ファンモーター7は、フィルタ6とエバポレータ8との間に配置されている。ファンモーター7は、送風を生成するファンと、当該ファンを回転駆動するモーターとを備えて構成されている。ファンモーター7は、モーターによりファンを回転駆動させることで、フィルタ6を通過した給気Bをエバポレータ8に送るための送風を生成する。
エバポレータ8は、外気連絡通路13内に設置されている。エバポレータ8は、液化した冷媒が流れる管を内部に備えている。冷媒は、電動コンプレッサにより圧縮されることで液化し、エバポレータ8の管内を流れる。このとき、液化された冷媒がエバポレータ8の管内で蒸発する。当該蒸発による気化熱により、エバポレータ8を通過する給気Bが冷却される。エバポレータ8は、車内を冷房するときに駆動される。エバポレータ8は、車載電池の電力を消費して、冷房を行う。
電気ヒーター9は、外気連絡通路13内に設置されている。電気ヒーター9は、給気Bを加熱するための装置である。電気ヒーター9は、エバポレータ8の後段に設置されている。電気ヒーター9は、車内を暖房するときに駆動される。電気ヒーター9は、車載電池の電力を消費して、暖房を行う。
なお、エバポレータ8の駆動と電気ヒーター9の駆動との切替えについては、運転者または同乗者によるスイッチ操作によって行ってもよく、あるいは、車内に温度センサを設けておき、温度センサによって検出された温度が予め設定されたしきい値よりも高い場合にはエバポレータ8を駆動させ、当該温度が当該しきい値以下の場合には電気ヒーター9を駆動させるようにすればよい。
次に、全熱交換器3の構成および動作について説明する。図2は、全熱交換器3の一例を模式的に示す斜視図である。図2に示すように、全熱交換器3は、内部に、第1熱交換風路31(A→B)と第2熱交換風路32(C→D)とを備えて構成されている。第1熱交換風路31は、外気Aが車内に給気Bとして導入されるための風路である。第2熱交換風路32は、車内からの還気Cが排気Dとして車外へ排出されるための風路である。
全熱交換器3は、図2に示すように、複数の仕切部材33と、複数の間隔保持部材34とを備えて、構成されている。
仕切部材33は、外気Aが流れる第1熱交換風路31と還気Cが流れる第2熱交換風路32とを仕切るための部材である。すなわち、1枚の仕切部材33の表面を流れる外気Aと裏面を流れる還気Cとの間、あるいは、その逆で、仕切部材33を介して顕熱と潜熱の交換が行われる。そのため、仕切部材33は、熱伝導性を有している。仕切部材33は、例えば、紙製の矩形の平板から構成される。各仕切部材33は、図2に示すように積層されている。
間隔保持部材34は、積層された仕切部材33の間に配置される。間隔保持部材34は、積層された仕切部材33の間の間隔を保持するための部材である。また、間隔保持部材34は、第1熱交換風路31の方向と第2の熱交換風路32の方向とを定義する。間隔保持部材34は、紙製の矩形の板から構成されている。図2に示すように、間隔保持部材34は、連続した山形状に形成されている。各間隔保持部材34の形成方法としては、例えば、まず、矩形の紙に対して、並行な複数の折り目線の位置を決定する。これらの折り目線は、交互に山折り線と谷折り線として用いられる。当該矩形の紙を、山折り線および谷折り線に基づいて、交互に山折りと谷折りになるように折り加工する。これにより、図2に示す、連続した山形状の間隔保持部材34が得られる。
このように、間隔保持部材34を山形状に形成することで、間隔保持部材34部分には、折り目線の向きに沿って、外気Aおよび還気Cが通過することが可能な、山型の隙間が形成される。この隙間が、上述した第1熱交換風路31(A→B)と第2熱交換風路32(C→D)とになる。このとき、外気Aの流れと還気Cの流れとが混じらないように、第1熱交換風路31(A→B)の向きと第2熱交換風路32(C→D)の向きとは、ねじれの関係にあることが望ましい。従って、間隔保持部材34の配置の向きは、交互に異なるように設定されている。具体的には、1つの層の間隔保持部材34の配置の向きに対して、その上下の層の間隔保持部材34の配置の向きは、上から見た場合、90°異なり、垂直に交差しているように見える。
全熱交換器3は、第1熱交換風路31を流れる外気Aと、第2熱交換風路32を流れる還気Cとの間で全熱交換を行う。図2の場合、第1熱交換風路31(A→B)は、電気自動車1の前後方向に給気Bを通風し、第2熱交換風路32(C→D)は、電気自動車1の車幅方向に還気Cを通風する。図2の例では、第1熱交換風路31と第2熱交換風路32とが、全熱交換器3内で、ねじれの位置関係に配置されている。
図2の例においては、第1熱交換風路31の方向が、電気自動車1の車両の前後方向になるように設置され、また、第2熱交換風路32の方向が、電気自動車1の車幅方向になるように設置されている。また、図1に示すように全熱交換器3は、外気取込口5の風下側に設置される。全熱交換器3は、外気Aを全熱交換して給気Bを生成する。給気Bは、フィルタ6、エバポレータ8及び電気ヒーター9を通過して、車内の1以上の箇所に導入される。導入される箇所は、例えば、矢印Ba〜Bdで示される4か所である。1つ目は、矢印Baで示すように、運転席の運転者と助手席の同乗者の顔付近に送出される。2つ目は、矢印Bbで示すように、運転席と助手席の足元に送出される。3つ目は、矢印Bcで示すように、後部座席に送出させる。4つ目は、矢印Bdで示すように、デフロストの用途として、ウィンドウフロントガラス4に送出される。なお、給気Bが導入される箇所は、矢印Ba〜Bdで示される位置に限定されない。また、給気Bは、矢印Ba〜Bdで示される位置のすべてに必ずしも供給されることはなく、この中の少なくとも1箇所に供給されるようにしてもよい。
例えば、冬季のように、第1熱交換風路31を通風する外気Aが低温低湿である場合、第2熱交換風路32を通風する車内からの還気Cは高温高湿である。そのため、低温低湿の外気Aは、第1熱交換風路31を通風する際に、高温高湿の還気Cと全熱交換される。その結果、給気Bは、外気Aよりも高温高湿になった状態で、電気ヒーター9に通風される。したがって、外気Aをそのまま加熱するよりも、低い消費電力量で、外気Aを目標温度に温調することができる。したがって、電気自動車の消費電力量を削減でき、走行距離の低下を抑制できる。また、このとき、全熱交換することにより、相対湿度も増加しているため、車内の乾燥を防止して、快適性を高めることができる。
例えば、夏季のように、第1熱交換風路31を通風する外気Aが高温高湿である場合、第2熱交換風路32を通風する車内からの還気Cは低温低湿である。そのため、高温高湿の外気Aは、第1熱交換風路31を通風する際に、低温低湿の還気Cと全熱交換される。その結果、給気Bは、外気Aよりも低温低湿になった状態で、エバポレータ8に通風される。したがって、外気Aをそのまま冷却するよりも、低い消費電力量で、外気Aを目標温度に冷調することができる。したがって、電気自動車の消費電力量を削減でき、走行距離の低下を抑制できる。また、このとき、全熱交換することにより、相対湿度も低下しているため、車内の湿度の上昇を防止して、快適性を高めることができる。
全熱交換器3は紙製である。すなわち、全熱交換器3は、例えば、和紙、濾紙、洋紙等の紙類の多孔質部材から構成されている。このように、全熱交換器3は、紙製が好適であるが、その場合に限定されない。全熱交換器3は、例えば、多孔質部材に、例えば塩化リチウム等の吸湿性を有する塩を含浸させたもの、あるいは、多孔質部材にシリカゲルまたはゼオライトをコーティングしたものから構成するようにしてもよい。さらには、全熱交換器3を、ガーゼ、木綿布、不織布等の布類、または、セラミックス等の薄板類を用いて構成しても良い。ただし、紙類は、布およびセラミックスと比較して、軽量である。そのため、全熱交換器3を紙製とした場合、全熱交換器3の重量を、より軽量化することができる。したがって、電気自動車1に搭載した際に、電気自動車1の総重量が軽くなることで、走行時の消費電力を低減でき、走行距離を延ばすことができる。従って、全熱交換器3を、布またはセラミックスで構成する場合においても、出来るだけ軽量の布またはセラミックスを用いることが望ましい。
以上のように、本実施の形態1に係る電気自動車1によれば、全熱交換器3により、外気Aと還気Cとを全熱交換することができる。そのため、空調効率が向上して、電気自動車1の暖房負荷および冷房負荷を低減することができる。したがって、電気ヒーター9およびエバポレータ8の消費電力量を抑制できるため、冷房または暖房に使用する電池の消費量を低減できるので、走行距離の低下を抑制することができる。また、本実施の形態1では、上記の特許文献1に記載の電気自動車のように、カセットボンベ及び燃焼装置などを搭載する必要がない。そのため、電気自動車の総重量の増加を抑制し、走行距離の低下を抑制することができる。また、全熱交換器3は、紙類からできているため、軽量であり、部品重量を削減できることからも、走行距離の低下をさらに抑制することができる。
実施の形態2.
外気取込口5から外気を導入する際、雨天の場合は、雨水が外気に同伴されて導入される。その結果、全熱交換器3を紙で作製した場合には、全熱交換器3が水に濡れて変形してしまう可能性がある。
そのため、本実施の形態2においては、全熱交換器3に、防水性を持たせている。他の構成については、実施の形態1と同じであるため、ここでは、その説明を省略する。
具体的には、全熱交換器3を、防水性を有した紙類から構成する。これにより、水に濡れても、全熱交換器3の強度は低下せず、変形などの問題は起こらない。
また、外気の温度が低いときに、全熱交換器3の第1熱交換風路31が結氷することがあるが、本実施の形態2では、全熱交換器3が防水性を有しているため、氷が融解した場合も濡れることなく、変形しない。
なお、雨水及び氷が融解したことで発生する水は、通常の電気自動車1に既設されている外気取込口5の近傍の排水機構から排水される。
図3は、本実施の形態2に係る、防水性を有した全熱交換器3の別の例を示した図である。図3においては、防水対策として、全熱交換器3が、筐体10、雨水捕集部材11及び排気用ファンモーター12を備えている。
筐体10は、全熱交換器3を内部に収納し、全熱交換器3を固定している構造体である。筐体10は、防水性を有した材質で構成されている。筐体10は、例えば矩形の箱型形状を有している。筐体10は、図1の全熱交換器3の設置位置と同じ位置に配置される。筐体10は、外気取込口101、給気排出口102、還気取込口103、排気排出口104、排水口105及び排気用ファンモーター12が設けられている。
外気取込口101には、外気取込口5から導入された外気が導入される。外気取込口101の直下には、雨水捕集部材11が備えられている。雨水捕集部材11は雨水等を捕集するものである。雨水捕集部材11は、雨水等が溜まるように、凹形状を有している。雨水捕集部材11に溜まった雨水等は、排水口105から、筐体10の外部に排水される。排水口105から排水された雨水等は、電気自動車1に既設されている排水機構から車外へ排水される。
外気Aは、筐体10の外気取込口101から、筐体10内に侵入する。このとき、外気Aとともに侵入した雨水は、雨水捕集部材11に捕集される。その結果、外気Aから雨水が除去される。こうして、雨水が除去された外気Aは、全熱交換器3の第1熱交換風路31(A→B)を通り、給気排出口102から、車内へと続く外気連絡通路13に導入される。
一方、車内の還気Cは、筐体10の還気取込口103から、筐体10内に導入される。その後、還気Cは、排気用ファンモーター12によって、全熱交換器3の第2熱交換風路32(C→D)を通風され、排気排出口104を介して、筐体10内から排気される。なお、図3の例では、排気用ファンモーター12が、排気排出口104に設置されているが、その場合に限定されない。排気用ファンモーター12は、例えば、全熱交換器3の還気取込口103側に設置されていてもよい。
図3の例では、上述したように、雨水捕集部材11が、電気自動車1に既設の排水機構を利用するように構成した。しかしながら、その場合に限定されず、全熱交換器3又は全熱交換器3を固定するための筐体10に、車外への排水機構を設けるようにしてもよい。
なお、外気取込口101および給気排出口102は、外気A及び給気Bが筐体10の内部を通過するための入口および出口を構成している。また、還気取込口103および排気排出口104は、還気Cおよび排気Dが筐体10の内部を通過するための入口および出口を構成している。このとき、筐体10の内部で、外気A、給気B、還気C、排気Dとが混合しないように、外気取込口101と全熱交換器10との間、給気排出口102と全熱交換器10との間、還気取込口103と全熱交換器10との間、および、排気排出口104と全熱交換器10との間に、それぞれ、外気A、給気B、還気C、排気Dが通過するためのダクトをさらに設けるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、全熱交換器3を設けるようにしたので、空調効率が向上して、走行距離の低下を抑制することができる。
さらに、本実施の形態2においては、全熱交換器3が防水性を有しているため、水に濡れても、全熱交換器3の強度は低下せず、全熱交換器3が変形するなどの問題が起きることを防止することができる。
実施の形3.
図4は、この発明の実施の形態3に係る電気自動車1の構成を示す断面図である。図4の構成は、基本的に、図1に示した実施の形態1の構成と同じである。図4と図1との違いは、図4においては、第1熱交換風路31の第1取込口301が、外気取込口5と対向するように配置されている点である。他の構成は、図1と同じであるため、ここでは、その説明を省略する。
図2に示すように、第1熱交換風路31は、外気Aを外部から取り込む第1取込口301を備えている。実施の形態1では、第1の取込口301と外気取込口5とが対向しておらず、両者の間には、予め設定された角度が設けられている。一方、本実施の形態3では、図4に示すように、全熱交換器3の第1取込口301と外気取込口5とが互いに対向するように配置されている。そのため、本実施の形態3においては、外気取込口5を通過した瞬間の外気Aの速度ベクトル方向と、第1熱交換風路31の方向とが平行となる。従って、外気取込口5から取り込まれた外気Aの流れは、途中で曲がることなく、そのまま一直線状に、第1取込口301から、第1熱交換風路31に導入される。その結果、外気Aが全熱交換器3に導入される際の圧力損失を削減することができる。これにより、全熱交換器3の全熱交換効率及び電気自動車1の送風機動力を削減することができる。したがって、電気自動車1の消費電力量を削減でき、走行距離の低下を抑制できる。
図4においては、第1熱交換風路31(A→B)は、電気自動車1の前後方向を通風し、第2熱交換風路32(C→D)は電気自動車1の車幅方向を通風する。しかしながら、この場合に限定されない。例えば、図5の変形例に示すように、第1熱交換風路31の通風の方向と第2熱交換風路32の通風の方向とが、共に、車両の前後方向になるように、全熱交換器3を配置するようにしてもよい。図5の例について、以下に説明する。
まず、図2に示すように、第2熱交換風路32は、空気調和を行った後の排気Dを車内から排出する第1排出口302を備えている。図5の例では、第1取込口301が、第1排出口302と外気取込口5との間に位置するように、全熱交換器3が配置されている。
図5の例では、第1取込口301は、車両の前後方向に対して45°の傾きを有するとともに、車両の高さ方向に対して45°の傾きを有するように、固定されている。また、第1排出口302は、車両の前後方向に対して45°の傾きを有するとともに、車両の高さ方向に対して45°の傾きを有するように、固定されている。ここで、第1取込口301と第1排出口302とは、図2に示すように、全熱交換器3の隣り合った面にそれぞれ配置されている。従って、第1取込口301と第1排出口302とは、90°の角度を成すように配置されている。
このように全熱交換器3を配置することにより、図5に示すように、第1熱交換風路(A→B)を通る外気Aおよび給気Bは電気自動車1の前後方向に通風され、第2熱交換風路32(C→D)を通る還気Cおよび排気Dは、電気自動車1の前後方向に通風されるようになる。なお、図5の例においても、図4の例と同様に、全熱交換器3の第1取込口301と外気取込口5とが互いに対向するように配置されている。そのため、図5の例においても、外気取込口5を通過した瞬間の外気Aの速度ベクトル方向と、第1熱交換風路31の方向とが平行となる。従って、外気取込口5から取り込まれた外気Aの流れは、途中で曲がることなく、そのまま一直線状に、第1取込口301から、第1熱交換風路31に導入される。その結果、外気Aが全熱交換器3に導入される際の圧力損失を削減することができる。
以上のように、本実施の形態3においても、実施の形態1と同様に、全熱交換器3を設けるようにしたので、空調効率が向上して、走行距離の低下を抑制することができる。
さらに、本実施の形態3においては、図4および図5に示されるように、第1熱交換風路31の第1取込口301が、外気取込口5と対向するように、全熱交換器3を配置するようにしたので、外気Aが全熱交換器3に導入される際の圧力損失を削減することができる。これにより、全熱交換器3の全熱交換効率及び電気自動車1の送風機動力を削減することができる。したがって、電気自動車1の消費電力量をさらに削減でき、走行距離の低下をさらに抑制することができる。
なお、上記の実施の形態1〜3においては、「エバポレータ8」を冷房に用いて、「電気ヒーター9」を暖房に用いる例について説明したが、この場合に限らず、例えば、ヒートポンプ方式による冷暖房装置、電気温水ヒーター(PTC)方式の冷暖房装置などの他の装置を用いて冷暖房を行うようにしてもよい。また、これらの場合においても、上記の実施の形態1〜3と同様の効果が得られることは言うまでもない。
1 電気自動車、2 フードパネル、3 全熱交換器、4 ウィンドウフロントガラス、5 外気取込口、6 フィルタ、7 ファンモーター、8 エバポレータ、9 ヒーター、10 筐体、11 雨水捕集部材、12 排気用ファンモーター、13 外気連絡通路、31 第1熱交換風路、32 第2熱交換風路、33 仕切部材、34 間隔保持部材、101 外気取込口、102 給気排出口、103 還気取込口、104 排気排出口、105 排水口、301 第1取込口、302 第1排出口。

Claims (8)

  1. フードパネルとウィンドウフロントガラスとの間の外気取込口から車外の外気を車内に取り込む電気自動車において、
    前記外気取込口の後段に位置し、前記外気を前記車内へ導く外気連絡通路と、
    前記外気連絡通路内における前記外気取込口の下方に設けられ、前記外気取込口から取り込んだ前記外気と前記車内の内部の空気との間で全熱交換を行う紙製の全熱交換器と、
    前記外気取込口と前記全熱交換器との間で前記外気取込口よりも下方であって下流側に位置し、前記外気から雨水を取り除く雨水除去部材と、
    前記全熱交換器が熱交換を行った給気を前記車内に取り込む給気導入部位と
    を備え
    前記全熱交換器は、
    前記車内の空気を前記外気連絡通路とは異なる排気通路を介して導入し、
    前記外気連絡通路内の前記給気導入部位の側において、熱交換を行った給気の温度を調整するエバポレータを配置できるように、前記外気連絡通路内において、前記外気取込口の側に配置されている
    電気自動車。
  2. 前記全熱交換器は、水平方向において、前記雨水除去部材と前記給気導入部位との間に位置し、前記水平方向に対して傾斜して固定されている請求項1に記載の電気自動車。
  3. 前記全熱交換器を構成している前記紙は防水性を有している、
    請求項1または2に記載の電気自動車。
  4. 前記全熱交換器は、
    前記外気取込口から取り込んだ前記外気を前記車内に導く第1熱交換風路と、
    前記内部の空気を前記車内から前記車外に導く第2熱交換風路と
    を有する、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の電気自動車。
  5. 前記第1熱交換風路および前記第2熱交換風路は、前記全熱交換器内でねじれの位置関係に配置されている、
    請求項4に記載の電気自動車。
  6. 前記第1熱交換風路は、前記外気を前記第1熱交換風路に取り込む第1取込口を備え、
    前記第1取込口は、前記外気取込口に対向するように配置されている、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の電気自動車。
  7. 前記第2熱交換風路は、前記外気を前記第2熱交換風路から排出する第1排出口を備え、
    前記第1取込口は、前記第1排出口と前記外気取込口との間に配置されている、
    請求項6に記載の電気自動車。
  8. 車両の動力源である電動モーターに電力を供給する車載の電池と、
    前記電池の電力を消費して前記車内の暖房を行う電気ヒーターと、
    前記電池の電力を消費して前記車内の冷房を行うエバポレータと
    を備えた、請求項1から7までのいずれか1項に記載の電気自動車。
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