JP2016114092A - 同期装置及び変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドグ歯と外歯スプラインとの相対位置のずれによる二段入りを防止する技術を提供すること。【解決手段】同期装置において、ブロッキングリングは、外周面に形成された切欠部と、該切欠部に収容され、変速歯車の外歯スプラインへ向けて突出可能であり、シンクロスプリングによって支持される先行突出部材を備え、前記先行突出部材は、スリーブの移動によりハブの回転と変速歯車の回転とが同期した後に、スリーブの内歯スプラインによって押圧されて、前記内歯スプラインに先行して、前記外歯スプラインと係合する。【選択図】図1

Description

本発明は、同期装置に関する。
従来、歯車式変速機等の同期装置では、回転軸と一体に回転する軸方向移動可能なスリーブを変速歯車の外歯スプラインに噛合させるときに、ブロッキングリングを介して両者を同期回転させる。このとき、ブロッキングリングのドグ歯と変速歯車の外歯スプラインとの周方向の相対位置がずれたままであると、スリーブが変速歯車の外歯スプラインにひっかかり、いわゆる二段入りが発生することがある。
このような二段入りは、スリーブからの振動や、ギヤの入りの悪さ等、シフト操作に対する不快感をドライバーに与えてしまう。特許文献1には、スリーブまたは外歯スプラインの先端面取り部を非対称形とすることで、スリーブと外歯スプラインとをスムーズに係合させる技術が記載されている。
特許第3272131号公報
しかし、引用文献1に記載された技術では、ドグ歯と外歯スプラインとの周方向の相対位置によっては、スリーブが外歯スプラインと直接衝突するため、二段入りを十分に防止することができなかった。
従って、本発明の目的は、ドグ歯と外歯スプラインとの相対位置のずれによる二段入りを防止することにある。
本発明によれば、回転軸と一体的に回転し、外周面にスプラインを有するハブと、前記スプラインと摺動可能に係合される内歯スプラインを内周面に有し、シフト操作により中立位置と作動位置との間で軸方向に移動するスリーブと、前記ハブに隣接して、前記回転軸に相対回転自在に支持され、前記ハブ側に摩擦面を有し、外周面に外歯スプラインを有する変速歯車と、前記ハブと前記変速歯車との間に配置され、前記内歯スプラインと摺動可能に係合されるドグ歯を外周面に有し、前記摩擦面と摩擦係合可能に軸方向に移動可能なブロッキングリングと、前記ブロッキングリングの外周面上に装着されたシンクロスプリングとを備え、前記スリーブを、前記中立位置から前記作動位置へ軸方向に移動させることにより、前記ブロッキングリングが、軸方向に移動されて、前記変速歯車と摩擦係合し、前記スリーブの前記内歯スプラインが、前記ブロッキングリングの前記ドグ歯と係合して、前記ハブの回転と前記変速歯車の回転とが同期され、さらに前記内歯スプラインが、前記変速歯車へと移動して、前記外歯スプラインと係合することにより、前記スリーブを介して前記ハブと前記変速歯車との間で回転力を伝達する同期装置において、前記ブロッキングリングは、外周面に形成された切欠部と、該切欠部に収容され、前記外歯スプラインへ向けて突出可能であり、前記シンクロスプリングによって支持される先行突出部材とを備え、前記先行突出部材は、前記スリーブの移動により前記ハブの回転と前記変速歯車の回転とが同期した後に、前記内歯スプラインによって押圧されて、前記内歯スプラインに先行して、前記外歯スプラインと係合することを特徴とする同期装置が提供される。
この構成によれば、スリーブの内歯スプラインに先行して、ブロッキングリングに配置された先行突出部材が、外歯スプラインと係合することで、ブロッキングリングのドグ歯と外歯スプラインとの周方向位置が整列され、二段入りを防止することができる。
本発明においては、前記先行突出部材は、弾性部を備え、前記内歯スプラインが前記弾性部を押圧することで、前記先行突出部材が前記外歯スプラインへ向けて突出することとしてもよい。
この構成によれば、先行突出部材が、外歯スプラインと衝突する際に、弾性部が衝突の際の衝撃を緩衝するため、内歯スプライン及びスリーブに衝撃による振動が伝わることを低減することができる。
本発明においては、前記内歯スプラインは、その先端に径方向内側に向けて突起する先端突部を備え、前記先行突出部材は、前記弾性部に接続され、前記外歯スプラインに係合する先行チャンファ部を備え、前記弾性部は、径方向外側に向けて突起し一対の傾斜面を備える山型であり、前記スリーブが前記ブロッキングリングを通過する際に、前記内歯スプラインの前記先端突部が、前記先行突出部材の前記弾性部を軸方向及び径方向内側に押圧することで、前記先行チャンファ部が、前記外歯スプラインへ向けて突出することとしてもよい。
この構成によれば、内歯スプラインの先端突部が弾性部の傾斜面と当接して、弾性部を軸方向及び径方向内側に押圧する際に、先端突部と傾斜面とが摩擦力によって移動する。したがって、先行チャンファ部が外側スプラインと衝突した際の衝撃が、この摩擦力より大きくなれば、先端突部と傾斜面とが相対移動することで、衝撃や振動がスリーブに伝わることをさらに低減することができる。
本発明においては、前記先行突出部材は、その下方から折り返して前記シンクロスプリングに引っ掛り、前記ブロッキングリングに保持される保持掛部をさらに備え、前記弾性部は、前記保持掛部と前記先行チャンファ部との間に配置されることとしてもよい。
この構成によれば、シンクロスプリングを利用して、先行突出部のブロッキングリングへの保持をすることができる。
本発明においては、前記先行突出部材は、前記ブロッキングリングに対して軸方向に移動可能であることとしてもよい。
この構成によれば、先行チャンファ部が外歯スプラインと強く衝突した際に、先行突出部材の全体が後退することで、衝突の際の衝撃がスリーブを伝わることを低減させることができる。
本発明においては、前記先端突部は、先端側に径方向内側へ傾斜する第一傾斜面と、該第一傾斜面と接続する水平面と、該水平面と接続し、径方向外側へ傾斜する第二傾斜面とを備えることとしてもよい。
この構成によれば、弾性部は、先端突部の第一傾斜面及び水平面と摺接する際に軸方向及び径方向内側へ押圧され、第二傾斜面と摺接する際にその押圧を解除されることができる。
本発明においては、前記先行チャンファ部は、少なくとも前記先端突部の前記水平面が前記弾性部を押圧している間、前記外歯スプラインへ向けて突出し、前記内歯スプラインが前記外歯スプラインと係合した後に、前記先端突部の前記水平面は、前記弾性部の押圧を解除し、前記先行チャンファ部は前記ブロッキングリング側に戻ることとしてもよい。
この構成によれば、弾性部は、先端突部の第二傾斜面と摺接する際に、先端突部による押圧が解除されることで、弾性部の復元力によって、外歯スプラインと係合していた先行チャンファ部が、ブロッキングリング側へ戻ることができる。
本発明によれば、前記切欠部は、前記ブロッキングリングの周方向に所定間隔をあけて複数配置され、前記内歯スプラインは、前記切欠部に対応する箇所のスプラインを他のスプラインより低い高さのスプラインとすることとしてもよい。
この構成によれば、他の高い高さのスプラインによって押圧されたシンクロスプリングが、周方向に凹凸形状となった際に、変形したシンクロスプリングの凸部が逃げる空間を低い高さのスプラインによって形成することができる。
本発明によれば、上記同期装置を備えた変速機としてもよい。
この構成によれば、ドグ歯と外歯スプラインとの相対位置のずれによる二段入りを防止した変速機を提供することができる。
以上述べた通り、本発明によれば、ドグ歯と外歯スプラインとの相対位置のずれによる二段入りを防止する技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る変速機の同期装置の部分断面図。 (A)はスリーブの平面図、(B)はブロッキングリングの平面図。 先行突出部材の斜視図。 同期装置の動作を示す説明図。 同期装置の動作を示す説明図。 同期装置の動作を示す説明図。
図1は、本発明の一実施形態における変速機の同期装置1の断面図である。本実施形態において、同期装置1は、例えば、車両に搭載される歯車式変速機に適用した例を示している。また、以下の説明において、図面の上下左右方向を同期装置1の上下左右方向として説明に用いることとする。
<同期装置1>
同期装置1は、回転軸2とハブ3とスリーブ4と変速歯車5とブロッキングリング6とシンクロスプリング7と先行突出部材8とを備える。回転軸2は、図示しない駆動源と接続され駆動源からの回転駆動力により回転される。ハブ3は、円環状部材であり、その内周面に回転軸2が挿通され、回転軸2と一体的に回転する。ハブ3は、その外周面にスプライン3aを有する。ハブ3の外周面に形成されたスプライン3aは、後述するスリーブ4の内歯スプライン4aと摺動可能に係合する。
スリーブ4は、円環状部材であり、外周面に形成された周方向に伸びる溝に図示しないシフトフォークの一部Fが係合され、ドライバーのシフト操作により駆動されることで、中立位置と作動位置との間で軸方向(図1中矢印X方向)に移動する。スリーブ4は、内周面にハブ3のスプライン3aと摺動可能に係合される内歯スプライン4aを有する。なお、図1では、スリーブ4は中立位置に配置され、図1中矢印Xで示す左右方向に移動することで、中立位置と作動位置との間を移動する。また、図1におけるスリーブ4のA矢視平面図を図2(A)に示す。
変速歯車5は、ハブ3に隣接して、ハブ3の左右に一対配置される。以下の説明では、図1中左側に配置された変速歯車5を例に説明するが、右側に配置された変速歯車5も同様の構成を備えていてもよい。変速歯車5は、内周面で回転軸2に不図示の軸受等を介して相対回転自在に支持される。また、変速歯車5は、外周面に図示しないカウンター軸の歯車と噛合する歯5aと、スリーブ4の内歯スプライン4aと係合する外歯スプライン5bとを備える。
さらに変速歯車5は、外周面に後述するブロッキングリング6の内周側摩擦面6cと摩擦係合する外周側摩擦面5cを備える。外歯スプライン5bは、歯5aと外周側摩擦面5cとの間に配置され、スリーブ4の内歯スプライン4aと係合して、回転軸2の回転駆動力をハブ3及びスリーブ4を介して変速歯車5へ伝達する。また、外周側摩擦面5cは、ブロッキングリング6の内周面側に配置され、ハブ3側に向けて内方へ傾斜したテーパ面を備える。
ブロッキングリング6は、動力伝達経路で、ハブ3と変速歯車5との間に配置され、外周面に、内歯スプライン4aと摺動可能に係合されるドグ歯6aを備え、後述する先行突出部材8を収容する切欠部6bが形成される。切欠部6bは、ブロッキングリング6の周方向に複数形成される。なお、本実施形態では、切欠部6bは、三つの先行突出部材8を収容するため、ブロッキングリング6の外周面の三か所に形成されている。ブロッキングリング6の内周面には、変速歯車5の外周側摩擦面5cと摩擦係合可能で、ハブ3側に向けて内方へ傾斜したテーパ面の内周側摩擦面6cが形成される。なお、ブロッキングリング6は、変速歯車5に対して軸方向へ移動可能であり、スリーブ4によって軸方向に移動される。
ブロッキングリング6が、変速歯車5側へ移動すると、変速歯車5の外周側摩擦面5cと、ブロッキングリング6の内周側摩擦面6cとの互いのテーパ面同士が接触する。したがって、ブロッキングリング6と変速歯車5が相対回転している場合でも、上記内周側摩擦面6cと外周側摩擦面5cとが摩擦係合することで、ブロッキングリング6と変速歯車5とが同期して摩擦締結される。また、図1におけるブロッキングリング6のB−B断面図を図2(B)に示す。
シンクロスプリング7は、ブロッキングリング6の外周面上に装着され、ドグ歯6aに隣接したスリーブ4側に配置され、後述する内歯スプライン4aの一部に押圧されることで、ブロッキングリング6と変速歯車5との摩擦係合を促している。シンクロスプリング7としては、円環状の部材を例示できるがこれに限定されるものではなく、例えば、C字状の一部が切欠かれた環状部材等を採用してもよい。
ここで、図2(A)及び図2(B)を参照して、スリーブ4及びブロッキングリング6について詳細に説明する。図2(A)には、スリーブ4の図1中A矢視平面図が示される。スリーブ4の内周面には、3種類の高さの異なる内歯スプライン4aが、それぞれ所定数を一つの組として等間隔に配置される。図2(A)では、最も高い高さを備える内歯スプライン4a1の組を領域Iとして示し、領域Iでは、二つの内歯スプライン4a1で一つの組としている。また、最も低い高さを備える内歯スプライン4a3の組を領域IIIとして示し、領域IIIでは、五つの内歯スプライン4a3で一つの組としている。
そして、上記二種類の内歯スプライン4a1、4a3の中間の高さを備える内歯スプライン4a2の組を領域IIとして示し、領域IIでは、三つの内歯スプライン4a2で一つの組としている。ここで、領域Iは、スリーブ4の周方向に120°の間隔を置いて三か所に配置される。領域IIは、領域Iの両側部に隣接して配置され、スリーブ4の周方向に間隔を置いて六か所に配置される。領域IIIは、二つの領域II、IIに挟まれるように、スリーブ4の周方向に120°の間隔を置いて三か所に配置される。
領域Iの内歯スプライン4a1の高さは、上記したシンクロスプリング7を押圧する際に、シンクロスプリング7を強く径方向内側へ押圧可能な高さに設定される。また、領域IIの内歯スプライン4a2の高さは、シンクロスプリング7上をスリーブ4が移動する際に、シンクロスプリング7と当接可能な高さに設定される。そして、領域IIIの内歯スプライン4a3の高さは、シンクロスプリング7上をスリーブ4が通過する際に、シンクロスプリング7と接触しない高さに設定される。こうすることで、スリーブ4の周方向三か所に配置された領域Iの内歯スプライン4a1によって押圧されたシンクロスプリング7が、周方向に凹凸形状(例えば、緩やかな三角形状)となった際に、変形したシンクロスプリング7の凸部(例えば、緩やかな三角形状の頂部)が逃げる箇所を領域IIIの内歯スプライン4a3とブロッキングリング6との間の空間に形成している。
図2(B)にブロッキングリング6の図1中B−B断面図を示す。ブロッキングリング6の外周面上には、複数のドグ歯6aが形成され、一対のドグ歯6aの間には、図2(A)に示すスリーブ4の内歯スプライン4aが収容可能な凹部が形成される。そして、これらの凹部は、上記したスリーブ4の領域I、II、IIIの内歯スプライン4aの歯の高さに対応した深さを備える。したがって、ブロッキングリング6の外周面上にも、異なる深さの凹部に対応した上記領域I、II、IIIがそれぞれ形成される。
図2(B)に示すように、ブロッキングリング6の外周面上には、周方向に120°の間隔を置いて三か所に配置された領域Iと、領域Iに隣接する領域IIと、領域IIに隣接する領域IIIとが配置される。ここで、領域IIIには、上記した先行突出部材8を収容可能な切欠部6bが、ブロッキングリング6の周方向に所定間隔をあけて複数配置される。本実施形態においては、切欠部6bは、周方向に120°の間隔を置いて三か所に配置される。したがって、スリーブ4の領域IIIの内歯スプライン4a3は、切欠部6bに対応する箇所に配置されて、上記したように他のスプラインより低い高さのスプラインとすることで、ブロッキングリング6との間で変形したシンクロスプリング7が逃げる空間を形成している。
<先行突出部材8>
再び図1及び新たに図3を参照して、先行突出部材8について説明する。先行突出部材8は、ブロッキングリング6の切欠部6bに収容され、外歯スプライン5bへ向けて突出可能であり、シンクロスプリング7によって支持される。図3に先行突出部材8の斜視図を示す。先行突出部材8は、先行チャンファ部8aと、弾性部8bと、保持掛部8cとを備える。弾性部8bは、先行チャンファ部8aと保持掛部8cとの間に配置される。また、保持掛部8cは、シンクロスプリング7と係合する。したがって、先行突出部材8は、ブロッキングリング6の切欠部6b内において、先行チャンファ部8aを外歯スプライン5bに向けて配置される。
先行チャンファ部8aは、後述する内歯スプライン4aによる押圧によって、その先端部(図3中左側端部)が内歯スプライン4aに先行して外歯スプライン5bと係合する。先行チャンファ部8aの基端部(図3中右側端部)は、弾性部8bに接続される。弾性部8bは、径方向外側に向けて突起した一対の傾斜側部8b1、8b3とそれらの間に配置された水平部8b2とを備える山型に形成される。なお、本実施形態においては、水平部を備える側面視台形状の弾性部8bを以下に説明するが、水平部を備えない側面視三角形状の弾性部を採用してもよい。
側面視台形状の弾性部8bの詳細は、先行チャンファ部8aに接続された第一傾斜側部8b1が、先行チャンファ部8aから径方向外方へ水平面に対して所定の角度で傾斜しながら延びる。第一傾斜側部8b1の先行チャンファ部8aと接続された側と反対側の端部には、水平に延びる水平部8b2が接続される。水平部8b2の第一傾斜側部8b1と接続された側と反対側の端部には、第二傾斜側部8b3が接続される。第二傾斜側部8b3は、水平部8b2から径方向内方へ水平面に対して所定の角度で傾斜しながら延びる。そして、第二傾斜側部8b3は、後述する保持掛部8cに接続される。以上のように弾性部8bは、一対の傾斜側部8b1、8b3の間に水平部8b2を備え、後述する内歯スプライン4aの先端突部4aAが一対の傾斜側部8b1、8b3を押圧することで、全体が撓み、弾性変形をしている。保持掛部8cは、先行突出部材8の下方から折り返して、側面視C字形状とすることで、シンクロスプリング7に引っ掛る折り返し形状を備える。保持掛部8cがシンクロスプリング7に引っ掛ることで、先行突出部材8は、ブロッキングリング6に保持される。
本実施形態において、先行突出部材8は、図3に示すように、例えば、線材により形成され、先行チャンファ部8aと弾性部8bと保持掛部8cとを備えたものを一対用意し、これらを先行チャンファ部8aで先細りになるように接続した形状のものを例示している。しかしながら、これに限定されず、線材に代えて、板状部材を採用してもよい。また、弾性部8bには弾性を有する材質を配置し、先行チャンファ部8a及び保持掛部8cには、弾性部8bと異なる材質を配置してもよい。
<先行突出部材8の動作>
図4、図5、図6を参照して、同期装置1の動作時における先行突出部材8の動作について説明する。例えば、図4のST1には、スリーブ4が中立位置にあり、内歯スプライン4aがブロッキングリング6と当接していない状態を示している。さらに、(A)は、ドグ歯6aと、ブロッキングリング6の切欠部6b及び先行突出部材8と、シンクロスプリング7と、図2(A)中領域IIIにおける最も低い高さを備える内歯スプライン4a3との部分拡大図である。また、(B)は、ドグ歯6aと、ブロッキングリング6と、シンクロスプリング7と、図2(A)中領域Iにおける最も高い高さを備える内歯スプライン4a1との部分拡大図である。
また、(B)では、同期装置1の動作の理解を容易にするため、(A)で示した先行突出部材8及び切欠部6bの様子を鎖線で示している。(C)に示す図は、図1におけるC矢視平面図で、スリーブ4のブロッキングリング6に対する移動の様子を示し、スリーブ4は鎖線で示している。なお、(A)、(B)、(C)では、説明のため一部構成を簡略化している。さらに、上記各部材は、図5及び図6においても同様である。
またここで、スリーブ4の内歯スプライン4aについて詳細に説明する。例えば、図4のST1に示す領域IIIにおける内歯スプライン4a3を用いて説明する。スリーブ4の内歯スプライン4aは、その軸方向両端部の先端に径方向内側に向けて突起する先端突部4aAを備える。先端突部4aAは、先端側に径方向内側へ水平面に対して所定角度で傾斜する第一傾斜面4aaと、第一傾斜面4aaと接続する水平面4abと、水平面4abと接続し、径方向外側へ水平面4abに対して所定角度で傾斜する第二傾斜面4acとを備える。なお、本実施形態において先端突部4aAは、内歯スプライン4aの軸方向両端部に設ける例を示したが、内歯スプライン4aの軸方向一方側にブロッキングリング6、変速歯車5等が配置されていない場合には、設けなくてもよい。上記各部材は、図5及び図6においても同様である。
同期装置1の動作について説明する。図4のST1に示す状態から、同期装置1が同期を開始するためには、まずシフト操作等により、スリーブ4を、中立位置から作動位置へ軸方向(図4中左方向)に移動させる。すると、図4のST2に示す状態のように、スリーブ4及びスリーブ4に設けられた内歯スプライン4aは、作動位置へ移動する(図4中左側)。ST2に示す状態では、(B)に示す領域Iの内歯スプライン4a1の第一傾斜面4aaが、シンクロスプリング7と当接する。このとき、ブロッキングリング6は、変速歯車5側へ僅かに移動させられて、上記したブロッキングリング6の内周側摩擦面6cと、変速歯車5の外周側摩擦面5cとが接触して、互いに同期回転し始める。
ST2に示す状態から、さらにスリーブ4を移動させた状態をST3に示す。ST3に示す状態では、内歯スプライン4aがブロッキングリング6のドグ歯6aと係合し始めている。さらに、ST3に示す状態では、(B)を参照して、領域Iの内歯スプライン4a1は、水平面4abでシンクロスプリング7を径方向内側へ強く押圧している。シンクロスプリング7が径方向内側へ強く押圧されることで、ブロッキングリング6と変速歯車5とは、さらに同期回転する。このとき、(A)に示す領域IIIの内歯スプライン4a3の水平面4abには、上記領域Iの内歯スプライン4a1の押圧によって変形させられたシンクロスプリング7が、ブロッキングリング6の外周面から浮き上がって、領域IIIの内歯スプライン4a3の水平面4abと当接する様子を示している。こうすることで、内歯スプライン4a3の水平面4abは、ブロッキングリング6との間で変形したシンクロスプリング7が逃げる空間を形成している。
ST3に示す状態から、さらにスリーブ4を移動させた状態を図5中ST4に示す。図5のST4に示す状態では、(A)を参照して、領域IIIの内歯スプライン4a3が先行突出部材8の弾性部8bと当接し始める。このとき、(B)を参照して、領域Iの内歯スプライン4a1は、その水平面4abでシンクロスプリング7を押圧することが終わり、第二傾斜面4acとシンクロスプリング7とが当接している。
ST4に示す状態から、さらにスリーブ4を図5中左側へ移動させた状態をST5に示す。ST5に示す状態では、(A)を参照して、領域IIIの内歯スプライン4a3の第一傾斜面4aaが先行突出部材8の弾性部8bの第二傾斜側部8b3を図中左側へ押圧することで、先行突出部材8の全体が図中左側へ移動する。このとき、先行突出部材8の全体は、シンクロスプリング7が先行突出部材8の保持掛部8cと当接することで、所定量の移動の後、その移動が規制される。さらに、先行突出部材8の弾性部8bは、その水平部8b2が内歯スプライン4a3の第一傾斜面4aaによって、径方向内側へ押圧されることで、弾性部8bの全体が径方向内側へ撓む。このとき、(C)に示すように、弾性部8bに接続された先行チャンファ部8aが外歯スプライン5b側へ突出し始める。
ST5に示す状態から、さらにスリーブ4を移動させた状態をST6に示す。ST6に示す状態では、(A)を参照して、領域IIIの内歯スプライン4a3は、その水平面4abと弾性部8bの水平部8b2とが互いの水平面で摺接する。このとき、弾性部8bは、内歯スプライン4a3によって、最も径方向内側へ押圧された状態となる。したがって、(C)を参照して先行突出部材8の先行チャンファ部8aは、外側スプラインに係合した状態となる。
このとき、例えば、ST5の(C)に示す状態のように、外歯スプライン5bとドグ歯6aとの周方向位置が、軸方向に整列していない場合、突出した先行チャンファ部8aが複数の外歯スプライン5bの間をかき分けるように侵入する。すると、ST6の(C)に図中矢印D方向に示すように、変速歯車5の外歯スプライン5bは、図中下方向へ移動する。こうして、先行突出部材8の突出によって、変速歯車5の外歯スプライン5bとブロッキングリング6のドグ歯6aとが軸方向に整列されることになる。なお、このとき、スリーブ4の内歯スプライン4aは、ドグ歯6aと係合しているものの、外側スプラインとは未だ係合していない。
ST6に示す状態から、さらにスリーブ4を移動させた状態を図6中ST7に示す。図6のST7に示す状態では、(A)を参照して、領域IIIの内歯スプライン4a3は、先行突出部材8の弾性部8bの押圧を解除して、外歯スプライン5bと係合し始めている。内歯スプライン4a3による押圧を解除された弾性部8bは、内歯スプライン4a3の水平面4abによって押しつぶされる前の径方向外方へ突出する元の状態(図5のST4より前の状態)に戻る。そして、弾性部8bの復元力により、先行チャンファ部8aは、ブロッキングリング側へ戻る。
ST7に示す状態から、さらにスリーブ4を移動させた状態をST8に示す。ST8に示す状態では、(A)及び(B)を参照して、領域IIIの内歯スプライン4a3及び領域Iの内歯スプライン4a1は、共に外歯スプライン5bと係合している。これで同期装置1の動作によって、内歯スプライン4aが、変速歯車5へと移動して、外歯スプライン5bと係合することにより、スリーブ4を介してハブ3と変速歯車5との間で回転力を伝達する動作が完了する。
なお、先行突出部材8の全体は、図6中左側へ移動されたままであるが、再びスリーブ4を中立位置に戻す(スリーブ4を図6中右方向へ移動させる)際に、内歯スプライン4aの第二傾斜面4acによって、弾性部8bの第一傾斜側部8b1が押されることで移動する。そして、例えば、図4のST1に示す位置やさらに図中右側まで移動することができる。こうすることで、例えば、内歯スプライン4aが先行突出部材8の弾性部8bを押圧した際に、先行チャンファ部8aの先端と外歯スプライン5bの先端部とが衝突したとしても、先行突出部材8の全体がブロッキングリング6に対して移動可能であるから先行突出部材8の全体が軸方向へ移動することで、このときの衝突による振動がスリーブ4に伝わることが低減される。
以上のように、本実施形態における同期装置1によれば、スリーブ4の内歯スプライン4aに先行して、ブロッキングリング6に配置された先行突出部材8が、外歯スプライン5bと係合することで、ブロッキングリング6のドグ歯6aと外歯スプライン5bとの周方向位置が整列され、二段入りを防止することができる。先行突出部材8が、外歯スプライン5bと衝突する際に、弾性部8bが衝突の際の衝撃を緩衝するため、内歯スプライン4a及びスリーブ4に衝撃による振動が伝わることを低減することができる。
また、内歯スプライン4aの先端突部4aAが弾性部8bの傾斜面と当接して、弾性部8bを軸方向及び径方向内側に押圧する際に、先端突部4aAと傾斜面とが摩擦力によって移動する。したがって、先行チャンファ部8aが外側スプライン5bと衝突した際の衝撃が、この摩擦力より大きくなれば、先端突部4aAと傾斜面とが相対移動することで、衝撃や振動がスリーブに伝わることをさらに低減することができる。シンクロスプリング7を利用して、先行突出部のブロッキングリング6への保持をすることができる。
また、先行チャンファ部8aが外歯スプライン5bと強く衝突した際に、先行突出部材8の全体が後退することで、衝突の際の衝撃がスリーブ4を伝わることを減少させることができる。弾性部8bは、先端突部4aAの第一傾斜面4aa及び水平面4abと摺接する際に径方向内側へ押圧され、第二傾斜面4acと摺接する際にその押圧を解除されることができる。弾性部8bは、先端突部4aAの第二傾斜面4acと摺接際に、先端突部4aAによる押圧が解除されることで、弾性部8bの復元力によって、外歯スプライン5bと係合していた先行チャンファ部8aが、ブロッキングリング6側へ戻ることができる。高い高さの内歯スプライン4a1によって押圧されたシンクロスプリング7が、周方向に凹凸形状となった際に、低い高さの内歯スプライン4a3によって凸部が逃げる空間を形成することができる。
本実施形態において、同期装置1は、例えば、車両に搭載される歯車式変速機に適用した例を示したが、これに限定されるものではなく、他の動力伝達装置、例えば、船舶のスクリュー等の動力伝達装置や、工作機械や搬送機械等における動力伝達装置に用いてもよい。
1 同期装置、2 回転軸、3 ハブ、3a スプライン、4 スリーブ、4a 内歯スプライン、5 変速歯車、5b 外歯スプライン、5c 外周側摩擦面、6 ブロッキングリング、6a ドグ歯、6b 切欠部、7 シンクロスプリング、8 先行突出部材、8a 先行チャンファ部、8b 弾性部、8c 保持掛部

Claims (9)

  1. 回転軸と一体的に回転し、外周面にスプラインを有するハブと、
    前記スプラインと摺動可能に係合される内歯スプラインを内周面に有し、シフト操作により中立位置と作動位置との間で軸方向に移動するスリーブと、
    前記ハブに隣接して、前記回転軸に相対回転自在に支持され、前記ハブ側に摩擦面を有し、外周面に外歯スプラインを有する変速歯車と、
    前記ハブと前記変速歯車との間に配置され、前記内歯スプラインと摺動可能に係合されるドグ歯を外周面に有し、前記摩擦面と摩擦係合可能に軸方向に移動可能なブロッキングリングと、
    前記ブロッキングリングの外周面上に装着されたシンクロスプリングと、
    を備え、
    前記スリーブを、前記中立位置から前記作動位置へ軸方向に移動させることにより、前記ブロッキングリングが、軸方向に移動されて、前記変速歯車と摩擦係合し、前記スリーブの前記内歯スプラインが、前記ブロッキングリングの前記ドグ歯と係合して、前記ハブの回転と前記変速歯車の回転とが同期され、
    さらに前記内歯スプラインが、前記変速歯車へと移動して、前記外歯スプラインと係合することにより、前記スリーブを介して前記ハブと前記変速歯車との間で回転力を伝達する同期装置において、
    前記ブロッキングリングは、
    外周面に形成された切欠部と、
    該切欠部に収容され、前記外歯スプラインへ向けて突出可能であり、前記シンクロスプリングによって支持される先行突出部材と、
    を備え、
    前記先行突出部材は、前記スリーブの移動により前記ハブの回転と前記変速歯車の回転とが同期した後に、前記内歯スプラインによって押圧されて、前記内歯スプラインに先行して、前記外歯スプラインと係合することを特徴とする同期装置。
  2. 前記先行突出部材は、弾性部を備え、
    前記内歯スプラインが前記弾性部を押圧することで、前記先行突出部材が前記外歯スプラインへ向けて突出することを特徴とする請求項1に記載の同期装置。
  3. 前記内歯スプラインは、その先端に径方向内側に向けて突起する先端突部を備え、
    前記先行突出部材は、前記弾性部に接続され、前記外歯スプラインに係合する先行チャンファ部を備え、
    前記弾性部は、径方向外側に向けて突起し一対の傾斜面を備える山型であり、
    前記スリーブが前記ブロッキングリングを通過する際に、前記内歯スプラインの前記先端突部が、前記先行突出部材の前記弾性部を軸方向及び径方向内側に押圧することで、前記先行チャンファ部が、前記外歯スプラインへ向けて突出することを特徴とする請求項2に記載の同期装置。
  4. 前記先行突出部材は、その下方から折り返して前記シンクロスプリングに引っ掛り、前記ブロッキングリングに保持される保持掛部をさらに備え、
    前記弾性部は、前記保持掛部と前記先行チャンファ部との間に配置されることを特徴とする請求項3に記載の同期装置。
  5. 前記先行突出部材は、前記ブロッキングリングに対して軸方向に移動可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の同期装置。
  6. 前記先端突部は、先端側に径方向内側へ傾斜する第一傾斜面と、該第一傾斜面と接続する水平面と、該水平面と接続し、径方向外側へ傾斜する第二傾斜面とを備えることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の同期装置。
  7. 前記先行チャンファ部は、少なくとも前記先端突部の前記水平面が前記弾性部を押圧している間、前記外歯スプラインへ向けて突出し、
    前記内歯スプラインが前記外歯スプラインと係合した後に、前記先端突部の前記水平面は、前記弾性部の押圧を解除し、前記先行チャンファ部は前記ブロッキングリング側に戻ることを特徴とする請求項6に記載の同期装置。
  8. 前記切欠部は、前記ブロッキングリングの周方向に所定間隔をあけて複数配置され、
    前記内歯スプラインは、前記切欠部に対応する箇所のスプラインを他のスプラインより低い高さのスプラインとすることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の同期装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の同期装置を備えた変速機。
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