JP2010242827A - 変速機用同期装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自己サーボ作用による同期性能を向上させた変速機用同期装置において、ハブの片側の同期装置にのみ強い自己サーボ作用を持たせ、反対側の同期装置との性能バランスを良くし、全体の製造コストを下げる。
【解決手段】変速操作に伴うスリーブ24の軸方向の移動に対して、第1同期リング16側の方向に対してはスラストピース30がスリーブ24と一体になって移動し、他方の第2同期リング18の方向に対してはスラストピース30が移動の途中で径方向内側へ移動して、以降はスリーブ24のみが移動するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用変速機の変速操作(ギヤ切り替え)時に、スリーブから同期リングへの押圧力を、同期リングで発生する摩擦トルクによって増大させることにより、同期能力を高めることが可能な変速機用同期装置に関するものである。
従来、この種の変速機用同期装置としては、同期リングで発生する摩擦トルクをスリーブまたは推力板の斜面を介してハブに伝達する過程で、ハブとスリーブまたは推力板との間で生ずるスラスト、すなわち自己サーボ作用によって同期能力を高める作用を得るようにしたものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記のハブとスリーブまたは推力板との間で生ずるスラストによって同期能力を高める案は、ハブの軸方向中央部付近に斜面(特許文献1の第2図および第17図の44)を形成する必要があり、製造が難しくコストが高くなるという問題があり、本出願人はこれに対処するためハブを焼結成形しやすい形状にできる案を提案している(特許文献2参照)。
しかしながら、上記の焼結成形しやすい形状のハブを備えた同期装置は、ハブの両側に配置した変速ギヤのどちら側への変速操作であっても自己サーボ作用が働いて同期能力を同程度に高める構成であったため、スラストピースが6個必要であった。
一般に、変速段すなわち変速比の違いによって同期装置への要求性能が異なるので、両側の同期装置に同じ自己サーボ作用を必要としないケースや、製造コストの関係で片側のみ自己サーボ作用を持たせる構成に適していないケースに対応できないという問題があった。
特公昭45−35684号公報 特開2006−226515号公報
解決しようとする問題点は、ハブの片側の同期装置にのみ強い自己サーボ作用を持たせるのに適していない点である。
本発明の目的は、簡単な構造で、ハブの片側の同期装置にのみ強い自己サーボ作用を持たせ、反対側の同期装置との性能バランスを良くしたり、反対側の同期装置も含めた全体の製造コストを下げたりすることが可能な同期装置を提供することにある。
本発明の変速機用同期装置は、変速操作に伴うスリーブの軸方向の移動に対して、一方の方向に対してはスラストピースがスリーブと一体になって移動し、他方の方向に対してはスラストピースが移動の途中で径方向内側へ移動して、以降はスリーブのみが移動するようにしたことを最も主要な特徴とする。
すなわち、本発明は、動力を伝える軸と、該軸に固定したボス部から径方向外側に延ばしたフランジ部の外周に複数の切り欠きとスプラインとを形成するとともに、切り欠きの軸方向の一方の端部隅2カ所に回転方向の力を軸方向の力に転換可能な第1斜面を形成したハブと、内周にスプラインと該スプラインの一部の内側に押圧面および斜面を有する凹部とをそれぞれ形成し、ハブのスプラインに軸方向摺動可能に支持したスリーブと、該スリーブが嵌合可能なスプラインおよび摩擦面をハブ側に一体的に設け、ハブの軸方向両側にそれぞれ配置した変速ギヤと、該変速ギヤのうち一方の側の変速ギヤの摩擦面に圧接可能な摩擦面を形成するとともに、外周の軸方向にボーク斜面を有する第1溝を形成し、ハブと一方の変速ギヤとの間に配置した第1同期リングと、変速ギヤのうち他方の側の変速ギヤの摩擦面に圧接可能な摩擦面を形成するとともに、外周にチャンファ面を有するスプラインと、第2同期リングの外周の軸方向に第2溝を形成し、ハブと他方の変速ギヤとの間に配置した第2同期リングと、スリーブの凹部と第1同期リングの第1溝と第2同期リングの第2溝とに挿入し、ハブの切り欠き内を軸方向移動可能にしたスラストピースと、スラストピースを径方向外側へ押し広げるスプリングと、を備え、スラストピースは、外周面にスリーブの押圧面および斜面に係合して軸方向へ押圧される被押圧面と斜面とを有するとともに、第1同期リングのボーク斜面に当接可能なボーク面とハブの第1斜面に当接可能な第1サーボ斜面とを有し、スリーブの第1同期リング側への移動に際してはスリーブと一緒に移動し、その反対側へのスリーブの移動に際してはスプリングの張力に抗して径方向内側へ移動可能とした。
本発明の変速機用同期装置は、簡単な構造で、ハブの片側の同期装置にのみ強い自己サーボ作用を持たせることができるので、反対側の同期装置との性能バランスを良くすることや、反対側の同期装置も含めた全体の製造コストを下げることができ、性能とコストの両方を同時に満足する同期装置を提供することができる。
1速、2速用同期装置における要部の断面図である。 図1から1速、2速ギヤ、第1同期リングを取り去って1速ギヤ側から見た外観図である。 図1の部分拡大図である。 図2に対応したハブの正面外観図である。 図4の上方から見た拡大展開外観図である。 図2のB−B断面図である。 図2に対応したスリーブの正面外観図である。 図7のCから見た拡大展開外観図である。 第1同期リングの断面図である。 図9の上側から見た拡大展開外観図である。 第2同期リングの断面図である。 図11を右側から見た外観図である。 図11を上側から見た拡大展開外観図である。 スラストピースの図1に対応した拡大断面図である。 図14を上から見た拡大外観図である。 作動を説明する図である。 作動を説明する図である。 作動を説明する図である。 作動を説明する図である。 変速操作を終了した状態の要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る変速機用同期装置を、各実施例に基づき図とともに説明する。
図1は、本発明の1実施例に係る変速機用同期装置の主要部の断面図であって、図2におけるA−A線に沿って切断した断面である。図2は、図1における出力軸10と1速ギヤ12と2速ギヤ14および第1同期リング16、第2同期リング18とスプリング20を取り去って図1中右側(1速ギヤ12側)から見た外観図である。また、図3は図1の上側の要部を拡大し、詳細の符号を記入した図である。
出力軸10は、図示しない差動装置を介して車輪と連結している。
出力軸10にはハブ20が、これらにそれぞれ形成したスプライン10a、20a同士で回転方向に一体に結合されており、また同図中左側からブッシュ22が出力軸10に圧入されている。したがって、ハブ20は出力軸10に、その大径部10bとブッシュ22とに挟まれた状態で固定されている。
ハブ20は、ボス部20bと、これから半径方向外側へ延びるフランジ部20cと、このフランジ部20cの外周に設けた環状部20dとを有する。ハブ20の外周側には、スリーブ24を配置して、これらにそれぞれ形成されたスプライン20e、24a同士で軸方向に相対移動可能に係合させている。
そして、出力軸10には、ベアリング26aを介して1速ギヤ12が、またブッシュ22の外側にはベアリング26bを介して2速ギヤ14が、それぞれハブ20を挟むように配置され、回転自在に支持されている。
なお、1速ギヤ12および2速ギヤ14は本発明の変速ギヤを構成し、それぞれ図示しない入力軸側の相手ギヤと噛み合っており、それらを通じてエンジンと連結可能になっている。
1速ギヤ12および2速ギヤ14のハブ20側には、スリーブ24のスプライン24aと噛み合うスプライン12a、14aと、円錐状の摩擦面12b、14bとがそれぞれ形成してある。
スリーブ24にはこの外周にフォーク溝24bが形成され、ここに図示しないシフトフォークが摺動可能に嵌め合わされて、図示しないシフトレバーからの手動またはアクチュエータの出力により、これに連動するシフトフォークを介してスリーブ24を軸方向に移動可能としている。
スリーブ24は、図1の状態のようにハブ20のスプライン20eのみに噛み合いスプライン12a、14aとは噛み合わない中立位置、図1の状態から右方へ所定量移動したときは、スリーブ24の左方部分がハブ20のスプライン20eに噛み合ったまま右方部分が1速ギヤ12のスプライン12aに噛み合う1速位置、図1の状態から左方へ所定量移動したときは、スリーブ24の右方部分がハブ20のスプライン20eに噛み合ったまま左方部分が2速ギヤ14のスプライン14aに噛み合う2速位置となるように、スリーブ24の長さおよび位置関係を設定してある。
1速ギヤ12および2速ギヤ14とハブ20との間には、第1同期リング16および第2同期リング18がそれぞれ配置されている。
これらの第1、第2同期リング16、18には、摩擦面12b、14bに対応した摩擦面16a、18aがそれぞれ形成されており、後述するように摩擦面12bおよび16a同士と、摩擦面14bおよび18a同士とが、圧接されたときそれぞれ同期作用を行う。
ハブ20は、図4に示すように、フランジ部20cから環状部20dにかけて、周上に切り欠き20fが3カ所形成してあり、この切り欠き20fの中には、図1乃至3に示すように、第1同期リング16、第2同期リング18同士とハブ20およびスリーブ24との間に、3個のスラストピース30がそれぞれ配置されている。
また、図3に示すように、スラストピース30の径方向内側には、プレート32を挟んで、ハブ20の両側にそれぞれスプリング28、29が配置されており、それらの張力でスラストピース30を径方向外側へそれぞれ押し広げるようにしている。
以上のように各構成部品が配置されているが、これらの形状と各構成部品間の関係を詳述する。
ハブ20は図4、図5に示してあり、図4は図2に対応したハブ20の外観図であり、図5は図4の上方から展開形状で見たハブ20の部分拡大外観図である。
これらの図で分かるように、切り欠き20fの軸方向両端4カ所に第1斜面20h、20i、第2斜面20j、20kが形成してある。
これらの第1斜面20h、20i、第2斜面20j、20kは、後述するようにスラストピース30が当接してここに回転方向の力が作用すると、これを軸方向の力に方向変換してスラストピース30を軸方向に押圧するような形状にしている。
図6は図2のC−C部の断面を表す。
ハブ20には軸方向の孔20lが形成され、図6に示すようにスプリング29の曲げた片方の端部29aを挿入して引っかけ、その回転方向の動きを規制するようにしている。
なお、図6は2速ギヤ14側のスプリング29を描いているが、1速ギヤ12側のスプリング28の端部28aは図6とは別の孔20lに挿入されている。
スリーブ24は図7、図8に示してあり、図7は図2に対応したスリーブ24の正面外観図であり、図8は図7において矢印Cから見て展開形状で描いた部分拡大図である。
図3に描いたスリーブ24の断面とともに説明すると、各スプライン24aの軸方向両端にはチャンファ24c、24dがそれぞれ形成されており、3カ所のスプライン24aの内側には第1斜面24e、第2斜面24fと押圧面24gを有する凹部24hが形成されるとともに、軸方向端部にも第3斜面24iが形成されている。
これらの3カ所の凹部24hには後述するスラストピース30が係合する。
なお、スプライン24aは、これらの凹部24hが形成された3カ所の両脇各2枚が欠歯しているが、これはハブ20の形状に合わせたものである。
第1同期リング16は図9、図10に示してあり、図9は図1に対応した断面図であり、図10は図9を上側から見て展開形状で描いた部分拡大外観図である。
前述のように第1同期リング16の内側は円錐状の摩擦面16aになっており、1速ギヤ12の摩擦面12bに対面するようにしている。
第1同期リング16の外周3カ所は、前述のハブ20の切り欠き20fに対応して、径方向外側および軸方向に伸びる突起16bを形成している。
突起16bの周方向中央部には、第1溝16cとボーク斜面16d、16eと、第1溝16cの中央部に窪み16fを、それぞれ形成している。
また、突起16bの径方向内側にスプリング溝16gを形成して、スプリング28が係合するようになっている。
突起16bはハブ20の切り欠き20fに、第1溝16cには後述するスラストピース30が、それぞれ回転方向に一定の遊びを有して係合する。
第2同期リング18は図11、図12および図13に示してあり、図11は図1に対応した断面を表し、図12は図11を右側から見た外観を示し、図13は図11を上から見て展開形状で描いた部分拡大図である。
前述のように第2同期リング18の内側は円錐状の摩擦面18aになっており、2速ギヤ14の摩擦面14bに対面するようにしている。
第2同期リング18の外周にはスプライン18bを設けるとともに、ハブ20側の端部にはチャンファ18c、18dが形成してあり、スリーブ24の左側のチャンファ24c、24dに対応している。
図13に見るように、第2同期リング18の外周3カ所は、前述の第1同期リング16と同様にハブ20の切り欠き20fに対応して、径方向外側および軸方向に伸びる突起18eを形成している。
突起18eの周方向中央部には、第2溝18fと、該第2溝18fの左端に被押圧部18gを、右側に窪み18hを、それぞれ形成している。
また、突起18eの径方向内側にスプリング溝18iを形成して、スプリング29が係合するようになっている。
突起18eはハブ20の切り欠き20fに、第2溝18fには後述するスラストピース30が、それぞれ回転方向に一定の遊びを有して係合する。
スラストピース30は図14、図15にいずれも拡大表示してある。
図14は図1、図3に対応したスラストピース30の断面を表し、図15は図14を上側から見た外観図である。
スラストピース30は、図1および図3に示すようにスリーブ24の凹部24hに係合しており、以下のように各部位同士が対応している。すなわち、スラストピース30の第1斜面30aがスリーブ24の第1斜面24eに、被押圧面30bが押圧面24gに、第2斜面30cが第3斜面24iに、それぞれ対応している。
スラストピース30は図14、15に示すように、径方向外側から見ると略I字形状であり、図5に示したハブ20の4カ所に形成した斜面第1斜面20h、20i、第2斜面20j、20kに対応するように、4カ所にサーボ斜面第1サーボ斜面30d、30e、第2サーボ斜面30f、30gを形成するとともに、1速ギヤ12側端部には被ボーク斜面30h、30iを形成している。
また、スラストピース30の2速ギヤ14側端部には押圧面30jが形成してあり、後述するように同期作用において第2同期リングの被押圧部18fを押すことができるようになっている。
なお、これらの被押圧面30b、第1サーボ斜面30d、30e、第2サーボ斜面30f、30g、被ボーク斜面30h、30iおよび押圧面30jは、単純な平面ではなく緩やかな曲面で形成するのが好適である。
さらに、スラストピース30の内側に凹部30kが形成してあり、ここにプレート32の凸部32aが係合するようになっている。
プレート32は、詳細の図示は省略したが径方向外側から見ると略矩形をしている。
プレート32の内側には図3に示すように第1斜面32b、第2斜面32cが形成してあり、ここをスプリング28、29がその張力で外側へ押し広げるように当接する。
したがって、図1および図3のように組み立てられた状態において、スプリング28、29はその張力によってプレート32の第1斜面32b、第2斜面32cに沿ってハブ20のフランジ部20cに近づくような引き寄せる力が発生する。
前述のように2個のスプリング28、29は第1同期リング16のスプリング溝16gと、第2同期リング18のスプリング溝18hにそれぞれ係合しているので、第1同期リング16および第2同期リング18には常にフランジ部20c側へ引き寄せる力が作用する。
次に、図1に示した同期装置の作動を説明する。
作動は、図3および図16以降に示す作動図を基に説明する。
図3および図16は前述の中立位置にある状態を示す。図16は図3からスリーブ24を取り除いて上から見たもので、分かりやすくするためプレート32とスプリング28、29の図示を省略してある。
この状態において、第1同期リング16および第2同期リング18は前述したように常にフランジ部20c側へ引き寄せられているので、1速ギヤ12と第1同期リング16の摩擦面同士12b、16aおよび2速ギヤ14と第2同期リング18の摩擦面同士14b、18aは接触していない。
はじめに、中立状態から1速ギヤ12側へ変速する場合について説明する。
このとき、出力軸10と1速ギヤ12との間に回転速度差があるものとする。
図3において図示しないシフトフォークによりスリーブ24が右側へ移動を始めると、スラストピース30、プレート32、スプリング28および第1同期リング16が一緒に移動する。
このとき、第2同期リング18はハブ20のフランジ部20cに当接して右側への移動ができないので、スプリング29は径方向内側へやや押し込まれるように変形し、上記の各部品の右側への移動を許容する。
それらが右側へ移動すると、最初に第1同期リング16の摩擦面16aが1速ギヤ12の摩擦面12bに接触し、第1同期リング16およびスプリング28の移動は止まる。
しかし、スラストピース30、プレート32はスリーブ24と一緒に移動を続けて、プレート32の右端が第1同期リング16の窪み16f部分に当接する。このとき、スプリング28、29の張力の影響でプレート32は第1同期リング16を押し、この力で摩擦面同士12b、16a間で摩擦トルクが発生して初期同期作用が始まる。
この摩擦トルクにより第1同期リング16がハブ20に対して回転して、図17に示すように第1溝16cがスラストピース30を揺動させる。すなわち、スラストピース30は中立位置より右側へ移動しているので、その左端は切り欠き20fの中にあり、右端は切り欠き20fから外れている。このため、スラストピース30は左端部分を揺動支点として右端が揺動して図17に示すように、そのサーボ斜面30dがハブ20の斜面20hに当接し、前述の摩擦トルクがこのサーボ斜面30dと斜面20h間に作用する。
そして間を置かずして図17に示すように、スラストピース30の被ボーク斜面30hが第1同期リング16のボーク斜面16dに当接して第1同期リング16を1速ギヤ12に押しつけ始める。
このとき、スラストピース30はスリーブ24の押圧部24gから右方向へ押されるとともに、サーボ斜面30dから斜面20hに摩擦トルクが作用することにより生ずる軸方向の力により右方へ押される。
すなわち、前述のように斜面20hは回転方向の力を軸方向の力に転換する作用を持っているためであり、ここで生ずる力が同期作用を促進することになる。
これは一種の自己サーボ作用であり、スリーブ24が押す力を同じとすると、その分だけ一般的な同期装置に較べて同期性能が向上する。
これらの同期作用により出力軸10と1速ギヤ12との回転速度差がなくなると、前述の摩擦トルクがなくなるので、スラストピース30は第1同期リング16の回転方向位置を中立のときと同じ位置に押し戻して、図18に示すようにスリーブ24とともに進行して、やがてスリーブ24のスプライン24aが1速ギヤ12のスプライン12aと噛み合って変速操作が終わる。
つぎに、中立状態から2速ギヤ14側へ変速する場合について説明する。
このとき、出力軸10と2速ギヤ14との間に回転速度差があるものとする。
図3において図示しないシフトフォークによりスリーブ24が左側へ移動を始めると、上記1速ギヤ12側への変速と同様に、スラストピース30、プレート32、スプリング29および第1同期リング16が一緒に移動する。
すなわち、スラストピース30はスプリング28、29の張力でスリーブ24側へ押しつけられているため、第1斜面30aがスリーブ24の第1斜面24eにより左側へ押されることになる。
このとき、第1同期リング16はハブ20のフランジ部20cに当接して左側への移動ができないので、スプリング28は径方向内側へやや押し込まれるように変形し、上記の各部品の左側への移動を許容する。
それらが左側へ移動すると、最初に第2同期リング18の摩擦面18aが2速ギヤ14の摩擦面14bに接触し、第2同期リング18およびスプリング29の移動は止まる。
しかし、スラストピース30、プレート32はスリーブ24と一緒に移動を続けて、プレート32の左端が第2同期リング18の窪み18f部分に当接する。このとき、スプリング28、29の張力の影響でプレート32は第2同期リング18を押し、この力で摩擦面同士14b、18a間で摩擦トルクが発生して初期同期作用が始まる。
この摩擦トルクにより第2同期リング18がハブ20に対して回転して、図19に示すような位置に来て、さらにスリーブ24が左側方向へ移動すると、スリーブ24の左側のチャンファ24cが第2同期リング18のチャンファ18cに当接して左方向へ押圧する。
以降は、このチャンファ24c、18c同士を介してスリーブ24が第2同期リング18を2速ギヤ14に押しつけて同期作用を行う。
すなわち、スリーブ24が第2同期リング18を押す力より、これにより発生する摩擦面14b、18a同士間で発生する摩擦トルクがチャンファ24c、18c同士に作用して、スリーブ24を右側へ押し返そうとする力が大きくなるようなチャンファ24c、18cの角度を設定するので、同期作用による前記摩擦トルクがある限り、スリーブ24は左側へ進行することはできず、第2同期リング18を押し続ける。
このとき、スリーブ24の左側への押圧力がチャンファ24c、18cで第2同期リング18を回転させようとするトルクを超えた分の摩擦トルク(T2)は、図19に示すように第2溝18fからスラストピース30に作用して、これを揺動させる。
すなわち、スラストピース30は中立位置より左側へ移動しているので、その右端は切り欠き20fの中にあり、左端は切り欠き20fから外れている。このため、スラストピース30は右端部分を揺動支点として左端が揺動して図19に示すように、そのサーボ斜面30fがハブ20の斜面20jに当接し、前述の摩擦トルクの差分(T2)がこのサーボ斜面30fと斜面20j間に作用する。
そのため、この摩擦トルクが軸方向の力に転換されてスラストピース30を左側へ押圧することになり、スラストピース30は押圧面30jが第2同期リング18の被押圧部18gを左側へ押す。
したがって、第2同期リング18は前記のスリーブ24からチャンファ24c、18c同士を介して押される力と、このスラストピース30から押される力の両者が合力した力で左側へ押圧され、同期作用を行うことになるので、スラストピース30から押される力の分だけ従来の一般的な同期装置より同期性能が向上することになる。
これらの同期作用により出力軸10と2速ギヤ14との回転速度差がなくなると、同期作用による摩擦トルクがなくなるので、スリーブ24はチャンファ24cにより第2同期リング18を回転させて中立位置へ戻して左側へ進行して、図20に示すようにスプライン24aが2速ギヤ14のスプライン14aと噛み合って変速操作が終わる。
図20の状態からスラストピース30が右方向へ移動すると、第1斜面30aがスリーブ24の第2斜面24eに当接し、それ以上は移動できないようになっている。
したがって、第2斜面24eはスラストピース30が右方向へ移動して不測の事態を招くことを防止する役目を果たす。
以上の説明でわかるように、同じ同期容量(摩擦トルク)を得るためにスリーブ24が第1同期リング16または第2同期リング18を押圧する荷重は、従来の一般的なボーグワーナー型同期装置と較べて小さく済むので、その分だけ同期性能が高いことになる。
また、第1同期リング16、第2同期リング18はスプリング28およびプレート32の作用で、同期装置として作用していない状態では常にハブ20側へ引き寄せられているので、各摩擦面同士12b、16aおよび14b、18a間での接触がなく、無用な摩擦が発生しないので、引きずりトルクやそれによる発熱を回避できる。
これは自動車の燃費にも好影響を及ぼす。
さらに、上記の構成においては、1速ギヤ12側への、また2速ギヤ14側への変速操作に伴うスリーブ24の軸方向の移動に対して、一方の方向に対してはスラストピース30がスリーブ24と一体になって移動し、他方の方向に対してはスラストピース30が移動の途中で径方向内側へ移動して、以降はスリーブ24のみが移動するようにしたので、簡単な構造で、ハブ20の片側の同期装置にのみより強い自己サーボ作用を持たせることができ、反対側の同期装置との性能バランスを良くすることや、反対側の同期装置も含めた全体の製造コストを下げることができる。
この場合、1速ギヤ12側の同期装置および2速ギヤ14側同期装置の両者ともに自己サーボ作用で同期性能を高めたにもかかわらず、スラストピース30は3個で済むので、製造コストを従来よりも下げることができる。
なお、上記の実施例は、出力軸10上に同期装置を配置した場合について説明したが、入力軸側に配置しても同様の作用をすることは言うまでもない。
また、ハブ20の第1斜面20h、20i、第2斜面20j、20kは、傾斜面として説明したが、螺旋面であってもよい。また、変速ギヤは、1速ギヤ12および2速ギヤ14の組み合わせだけに限られない。
本発明の変速機用同期装置は、当業者の一般的な知識に基づいて、摩擦面における摩擦係数を高めるために同期リングの摩擦面にネジや油溝を形成するなどの変更を加えた態様で実施することができるとともに、摩擦面に適切な材料を用いることによってより高い同期性能を得ることや、マルチコーンと呼ばれる摩擦面を複数備えた同期装置に応用することができる。
本発明の変速機用同期装置は、特に製造コストの低減を要求される乗用車用変速機に適用してメリットを得ることができるが、乗用車用に限られず、同期装置を必要とする種々の車両等に適用でき、また変速機も手動式変速機に限られず、アクチュエータで変速操作を行う半自動式変速機や全自動式変速機などにも適用することができる。
10 出力軸
12 1速ギヤ
14 2速ギヤ
16 第1同期リング
18 第2同期リング
20 ハブ
22 ブッシュ
24 スリーブ
26 ベアリング
28、29 スプリング
30 スラストピース
32 プレート

Claims (5)

  1. 動力を伝える軸と、
    該軸に固定したボス部から径方向外側に延ばしたフランジ部の外周に複数の切り欠きとスプラインとを形成するとともに、前記切り欠きの軸方向の一方の端部隅2カ所に回転方向の力を軸方向の力に転換可能な第1斜面を形成したハブと、
    内周にスプラインと該スプラインの一部の内側に押圧面および斜面を有する凹部とをそれぞれ形成し、前記ハブの前記スプラインに軸方向摺動可能に支持したスリーブと、
    該スリーブが嵌合可能なスプラインおよび摩擦面を前記ハブ側に一体的に設け、前記ハブの軸方向両側にそれぞれ配置した変速ギヤと、
    該変速ギヤのうち、前記一方の側の変速ギヤの前記摩擦面に圧接可能な摩擦面を形成するとともに、外周の軸方向にボーク斜面を有する第1溝を形成し、前記ハブと前記一方の変速ギヤとの間に配置した第1同期リングと、
    前記変速ギヤのうち、他方の側の変速ギヤの前記摩擦面に圧接可能な摩擦面を形成するとともに、外周にチャンファ面を有するスプラインと、前記第2同期リングの外周の軸方向に第2溝を形成し、前記ハブと前記他方の変速ギヤとの間に配置した第2同期リングと、
    前記スリーブの凹部と前記第1同期リングの第1溝と前記第2同期リングの第2溝とに挿入し、前記ハブの切り欠き内を軸方向移動可能にしたスラストピースと、
    前記スラストピースを径方向外側へ押し広げるスプリングと、
    を備え、
    前記スラストピースは、外周面に前記スリーブの押圧面および斜面に係合して軸方向へ押圧される被押圧面と斜面とを有するとともに、前記第1同期リングのボーク斜面に当接可能なボーク面と前記ハブの第1斜面に当接可能な第1サーボ斜面とを有し、前記スリーブの前記第1同期リング側への移動に際しては前記スリーブと一緒に移動し、その反対側への前記スリーブの移動に際しては前記スプリングの張力に抗して径方向内側へ移動可能としたことを特徴とする変速機用同期装置。
  2. 前記ハブの前記切り欠きの軸方向の他方の端部隅2カ所に回転方向の力を軸方向の力に転換可能な第2斜面を形成し、前記スラストピースは前記第2斜面に当接可能な第2サーボ斜面を有していることを特徴とする請求項1に記載の変速機用同期装置。
  3. 前記スラストピースは、前記径方向外側から見て略I字形状をしており、該I字の前記一方の端部が前記ハブの切り欠きに当接して支点になって他方側の端部が揺動可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変速機用同期装置。
  4. 前記スリーブのスプラインの一部の内側に段差を形成し、前記スリーブが前記軸方向の他方側へ移動した際に、前記スラストピースが前記一方の側への移動を阻止可能としたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の変速機用同期装置。
  5. 前記スラストピースと前記スプリングの間に、スプリングが内接する斜面と前記スラストピースの内側に形成した凹部とに係合する凸部を有するプレートを挟んだことを特徴とする請求項1乃至4に記載の変速機用同期装置。

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