JP2009236202A - 変速機用同期装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハブのスプライン部の軸方向長さが短い場合でも、スラストピースの揺動を可能にして、同期性能の向上を図ることができるようにする。
【解決手段】ハブに相当するスプライン16aと一体の入力歯車16は、フランジ部16cに切り欠き16bに対応した軸方向の支持孔16dを形成するとともに、切り欠き16bの端部に倍力斜面16fを形成し、スラストピース32は、一端が支持孔16dに挿入されるとともに、他端側に同期リング30を押圧する斜面32d、32eと該同期リング30からトルクを受ける端面32cとを有し、該同期リング30からトルクを受けた際に支持孔16dを揺動支点として他端側が回転方向に揺動して、該スラストピース32に形成した受圧斜面32fが倍力斜面16fに当接して、トルクによる回転方向の力を軸方向の推力に変換して、これを同期リング30に伝えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用変速機の変速操作(ギヤ切り替え)時に、スリーブから同期リングへの押圧力を、同期リングで発生する摩擦トルクによって増大させることにより、同期能力を高めることが可能な変速機用同期装置に関するものである。
従来、この種の変速機用同期装置としては、ハブと同期リングとの間で斜面による接点を形成して、同期リングで発生する摩擦トルクの一部または全部がハブに伝達される過程で生ずるスラストを同期リングの押圧荷重の一部に利用する作用、すなわち自己倍力作用によって同期能力を高める作用を得るようにしたものが知られている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
上記の、従来例にあってはハブと同期リングの間にスラストピースを設けて、スリーブが中立位置にある状態(特許文献1および特許文献2の、ともに図14)において、斜面同士の接触をしないようにして、同期リングに生じる引きずり摩擦トルクによるスラストの発生を防いでいる。
同期作用の際には、ハブに形成した切り欠きの中に挿入したスラストピースが同期リングから摩擦トルクを受けて、ハブの切り欠きの中を揺動中心にして揺動することで、スラストピースに形成した斜面とハブに形成した斜面が接触する構成としている。
しかし、この方法でスラストピースを揺動させるには、切り欠きの軸方向長さがある程度必要であり、ハブのスプライン部の軸方向長さが短い後退段などの同期装置への適用が困難という問題があった。
すなわち、同一軸上に2個の歯車があって、両者の間に同期装置を設ける場合などにおいて、ハブが一方の歯車と一体に形成されてスプライン部の軸方向長さが短いことがあり、上記の従来例を適用することが困難である。
特開2007−040491号公報 特開2007−225071号公報
解決しようとする問題点は、スラストピースをハブに形成した切り欠きの中で揺動させるには、ハブのスプライン部の軸方向長さが短い同期装置への適用が困難という点である。
本発明の目的は、ハブのスプライン部の軸方向長さが短い場合であっても、スラストピースの揺動を可能にして、同期性能の向上を図ることができる同期装置を提供することにある。
本発明の変速機用同期装置は、軸と、該軸上で回転し外周スプラインを有するハブを一体に形成した歯車と、外周スプラインに対応した内周スプラインが形成されてハブの外周スプラインに軸方向に移動可能に嵌め合わされたスリーブと、軸と同軸上で回転し円錐外面を有する被同期部材と、歯車と被同期部材との間に配置され円錐内面を有する同期リングと、ハブに形成した切り欠きに挿入され、スリーブと同期リングとの間で軸方向のスラストを伝達可能に配置された複数のスラストピースと、を備え、歯車の内径側フランジ部に切り欠きに対応した軸方向の支持孔を形成するとともに、切り欠きの被同期部材側に倍力斜面を形成し、スラストピースは、軸方向一端側が支持孔に挿入されるとともに、他端側に同期リングから摩擦トルクを受ける端面と、該摩擦トルクを倍力斜面に伝達可能な受圧斜面とが形成されて、摩擦トルクによって支持孔を揺動支点として他端側が回転方向に揺動し、斜面が倍力斜面に当接することにより、摩擦トルクによる回転方向の力を軸方向の推力に変換して、該推力を同期リングに伝えるように構成した。
本発明の変速機用同期装置は、歯車のフランジ部に支持孔を形成してスラストピースの一端を挿入したため、ハブのスプライン部の軸方向長さが短い場合であってもスラストピースが揺動可能になるので、同期リングの引きずり摩擦トルクによるスラストの発生を防ぎながら、同期性能を向上した同期装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る変速機用同期装置を、各実施例に基づき図とともに説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る変速機用同期装置と周辺部の断面図であって、軸10の中心から上半分の断面を描いたものである。
また、図2は図1の要部を拡大したものである。
軸10は、ケース12およびハウジング14に形成された穴12a、14aに支持されている。
軸10には入力歯車16と駆動歯車18が、ベアリング20および22を介してそれぞれ回転自在に支持されているが、軸方向の移動は軸10の鍔10aと、ワッシャー24および26を介してケース12およびハウジング14に規制されている。
なお、駆動歯車18は本発明の被同期部材を構成する。
入力歯車16は図示しない相手歯車と噛み合っており、該相手歯車に連結したクラッチディスクを介してエンジンと連結している。また、駆動歯車18は図示しない別の相手歯車と噛み合っており、該相手歯車を介して車両の車輪と連結している。
入力歯車16と駆動歯車18は後退段の歯車である。
入力歯車16にはスプライン16aが形成してあり、これに係合するスプライン28aを形成したスリーブ28が軸方向に移動可能に嵌め合わされている。このスプライン16aの部分が一般的な同期装置におけるハブに相当する。
つまり、ハブが入力歯車16と一体になっていることになる。
駆動歯車18にもスプライン18aが形成してあり、スリーブ28のスプライン28aに対応している。
スリーブ28の外周には図示しないフォークが係合するフォーク溝28bが形成されており、スリーブ28は変速操作においてフォークにより軸方向に動かされる。
これらのため、スリーブ28が図1において軸方向右側に移動してスプライン28aとスプライン18aが噛み合うと、入力歯車16と駆動歯車18はスリーブ28を介して連結し、前述のエンジンのトルクで車輪を駆動することができるようになる。
入力歯車16のスプライン16a部と駆動歯車18およびスリーブ28の間には同期リング30が設けてある。同期リング30の内側は円錐状の摩擦面30aが形成してあり、駆動歯車18に形成した円錐面18bに対応している。この摩擦面30aと円錐面18bとの間で摩擦することで後述の同期作用が行われる。
図3は、入力歯車16を図1において右側から見た部分正面拡大図である。
図2および図3に見るように、入力歯車16のスプライン16aには外周の3カ所に切り欠き16bが形成してあり、図5に示すようにこの切り欠き16bに同期リング30(細線の二点鎖線で描いた)の外周に形成した突起部30bが、後述のように回転方向に若干の間隙を有して係合している。
入力歯車16には上記3カ所の切り欠き16bに対応して、フランジ部16cに支持孔16dが形成され、図3に見るように支持孔16dにスラストピース32が係合しつつ、図2に示すようにスリーブ28の内側に係合している。
すなわち、スラストピース32には図2に示すように溝32aが形成され、スリーブ28の突起28cが係合している。なお、スリーブ28のスプライン28aのうち3カ所の図中右側を切り欠いた残りが突起28cである。
スラストピース32の径方向内側に形成したスプリング溝32bにスプリング34が係合されている。図4は、図1において右側から見た場合の、スプリング34とスラストピース32の関係を表し、スラストピース34は断面で描いてある。
スプリング34は、図4に見るように「C」の字形状に曲げた線材でできており、その弾性による張力でスラストピース32をスリーブ28の内周側へ向けて押し広げている。
なお、スプリング34の端部34aは図4のように半径方向外側に向けて折り曲げられて図示しない入力歯車16の孔に係合することでその回転方向の動きを規制されている。
同期リング30を図1において左側から見た部分正面図が図5で、図5の上方から見た展開形状を描いたのが図6であり、いずれも拡大図である。
図7は各スプライン16a、18a、28aにおける断面を径方向外側から見て展開したものであり、図8は図7の要部を拡大したものである。
図7では、分かりやすくするため、突起28cを除いてスリーブ28のスプライン28aを細線で描いてある。
ここで、図5、図8を中心にスラストピース32の周辺を詳細に説明する。
同期リング30の突起部30bの中央部には軸方向の溝30cが形成してあり、溝30cの周方向の幅はスラストピース32が通過可能な寸法になっている。
溝30cの端部には斜面30d、30eが形成してあり、図8に見るようにスラストピース32にはこれに対応する斜面32d、32eが形成してある。
同期リング30の突起部30bには背面30fから入力歯車16側に突き出た係止部30gがあり、回転方向の係止面30hと30iが形成されている。
図8の状態から同期リング30が入力歯車16に対して一方へZだけ回転すると係止面30hがスラストピース32の端面34cに当接し、反対側へYだけ回転すると係止面30iが入力歯車16の切り欠き1bの係止面16eに当接するようになっている。
スラストピース32には受圧斜面32fが形成され、これに対応する倍力斜面16fが入力歯車16に形成されている。
なお、スラストピース32は入力歯車16の支持孔16dの中を軸方向に動くことができるとともに、支持孔16d内を揺動中心として後述のように揺動可能である。
次に、図1に示した同期装置の作動を説明する。
作動は、図8および図7に対応した図9乃至図11に示す作動図を中心に説明する。
図9乃至図11に示す作動図も図7、図8と同様に展開図である。
図示しないクラッチが解放されて、入力歯車16と駆動歯車18との間に回転速度差がある状態において後退段へ変速する場合、はじめに図示しないフォークによりスリーブ28が各図中右側へ移動を開始する。
スリーブ28とともにスラストピース32も一緒に移動すると、まず、スラストピース32の溝32aに係合したスプリング34が同期リング30の背面30fに当接する。
スプリング34は弾性による張力でスプリング溝32bに係合しているので、スリーブ28がさらに右側へ移動するとスプリング34が、スプリング溝32bから外れかかるように径方向内側へ押し縮められ、その張力に応じた力で同期リング30を軸方向に押圧する。
この押圧力により同期リング30の摩擦面30aが駆動歯車18の円錐面18bに押しつけられて、摩擦面30aと円錐面18bの間に摩擦が生じ、この摩擦トルクにより同期リング30は入力歯車16に対して相対回転し、図9に示すような状態になる。
すなわち、摩擦面30aと円錐面18b間の摩擦トルクにより、図8の間隙Zが詰まって同期リング30の係止面30hがスラストピース32に当接し、さらにスラストピース32は斜面32dが同期リング30の斜面30dに当接するとともに、図9に示すように支持孔16d内を中心に揺動して、受圧斜面32fが入力歯車16の倍力斜面16fに当接する。
スリーブ28がさらに右側へ移動しようとすると、一緒に動くスラストピース32の斜面32dが同期リング30の斜面30dを押圧し、摩擦面30aを駆動歯車18の円錐面18bにさらに押しつける。
ここで、斜面32dと斜面30dの傾斜角を適切に設定しておくと、摩擦面30aと円錐面18bの間に摩擦トルクが生じている限り、スラストピース32は同期リング30を押圧し続け、入力歯車16と駆動歯車18との間の同期作用が行われる。
このとき、スラストピース32を揺動させた摩擦面30aと円錐面18b間の摩擦トルクは、スラストピース32の受圧斜面32fから入力歯車16の倍力斜面16fに伝えられ、ここでスラストが発生する。
すなわち、摩擦トルクによる回転方向の荷重が受圧斜面32fと倍力斜面16fにおいて軸方向の荷重に変換され、結果としてこの荷重(スラスト)がスラストピース32を一層強く同期リング30を押圧することになる。
つまり、図示しないフォークがスリーブ28を右側へ押圧する力に、受圧斜面32f、16f間で生じる荷重が加勢する、いわゆる倍力効果が得られるので、その分だけ一般的な同期装置に比べて高い同期性能、すなわち倍力効果を発揮することになる。
スリーブ28を右側に押圧し続けると、上記倍力効果も手伝って、やがて入力歯車16と駆動歯車18との間の回転速度差がなくなる。
ここで、さらにスリーブ28を右側に押圧すると、スラストピース32は斜面32fにより同期リング30を押しのけるように前記の間隙Z分だけ相対回転させ、図10に示すような位置関係になる。
そして、さらにスリーブ28が右側へ移動すると、やがて図11に示すように、スリーブ28のスプライン28aが駆動歯車18のスプライン18aと噛み合って同期作用を伴った変速操作が終了する。
以上の説明でわかるように、同じ同期容量(摩擦トルク)を得るために、図示しないフォークがスリーブ28を押圧する荷重は、上記の倍力効果の分だけ一般的なボーグワーナー型同期装置より小さく済むので、その分だけ同期性能が高いと言える。
従来のハブに相当する入力歯車16のスプライン16aの軸方向長さが短いため、従来例と同じようにスプライン16aの切り欠き内でのスラストピース32の揺動が困難であるにもかかわらず、上記のように倍力効果が得られるのは、入力歯車16に形成した支持孔16dにスラストピース32を係合させ、この支持孔16d内を揺動中心としてスラストピース32を揺動可能にしたためである。
なお、実施例で説明した構成は、スラストピース32の受圧斜面32fが回転方向の一方にしか形成してないが、変速機の後退段などではこれで十分である。
しかし、回転方向の両側に形成し、それに対応して歯車(上記例では入力歯車16)側の斜面も追加すれば、回転方向にかかわらず倍力効果のある同期装置にすることができる。
本発明の変速機用同期装置は、当業者の一般的な知識に基づいて、摩擦面における摩擦係数を高めるために同期リングの摩擦面にネジや油溝を形成するなどの変更を加えた態様で実施することができるとともに、摩擦面に適切な材料を用いることによってより高い同期性能を得ることや、マルチコーンと呼ばれる摩擦面を複数備えた同期装置に応用することができる。
軸方向および径方向のスペースが小さい後退段などの同期装置においても倍力効果を得て、同期性能の向上をはかることができるので、特に小型軽量を求められる乗用車用変速機に適用してメリットを得ることができるとともに、アクチュエーターで変速操作を行う同期装置を備えた変速機などにも適用することができる。
後退段同期装置の断面図である。(実施例1) 図1の要部拡大図である。 図1の入力歯車を右側から見た部分外観図である。 スラストピースとスプリングの関係を示す図である。 図1の同期リングを右側から見た部分外観図である。 図5の上方から見た展開外観図である。 図2のスプライン断面を上方から見た展開図である。 図7の要部拡大図である。 同期中の図7に相当する図である。 図9からスリーブが進んだ図である。 図10からスリーブが進んで操作が完了した図である。
符号の説明
10 軸
12 ケース
14 ハウジング
16 入力歯車
18 駆動歯車
20、22 ベアリング
24、26 ワッシャー
28 スリーブ
30 同期リング
32 スラストピース
34 スプリング

Claims (2)

  1. 軸と、
    該軸上で回転し外周スプラインを有するハブを一体に形成した歯車と、
    前記外周スプラインに対応した内周スプラインが形成されて前記ハブの外周スプラインに軸方向に移動可能に嵌め合わされたスリーブと、
    前記軸と同軸上で回転し円錐外面を有する被同期部材と、
    前記歯車と前記被同期部材との間に配置され円錐内面を有する同期リングと、
    前記ハブに形成した切り欠きに挿入され、前記スリーブと前記同期リングとの間で軸方向のスラストを伝達可能に配置された複数のスラストピースと、を備え、
    前記歯車の内径側フランジ部に前記切り欠きに対応した軸方向の支持孔を形成するとともに、前記切り欠きの前記被同期部材側に倍力斜面を形成し、
    前記スラストピースは、軸方向一端側が前記支持孔に挿入されるとともに、他端側に前記同期リングから摩擦トルクを受ける端面と、該摩擦トルクを前記倍力斜面に伝達可能な受圧斜面とが形成されて、前記摩擦トルクによって前記支持孔を揺動支点として前記他端側が回転方向に揺動し、前記斜面が前記倍力斜面に当接することにより、前記摩擦トルクによる回転方向の力を軸方向の推力に変換して、該推力を前記同期リングに伝えるように構成したことを特徴とする変速機用同期装置。
  2. 前記スラストピースの径方向内側に窪みを形成し、該窪みに該スラストピースを径方向外側へ広げるスプリングを設けて、前記スラストピースが前記スリーブとともに前記被同期部材側へ移動する際に、前記スプリングが、その張力に応じた力で前記同期リングを軸方向に押圧することを特徴とする請求項1に記載の変速機用同期装置。
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