JP6183349B2 - 変速機の同期装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される変速機の同期装置に関し、車両用変速機の技術分野に属する。
手動変速機等の車両に搭載される変速機として、エンジンなどの駆動源からの駆動力がクラッチを介して入力されるプライマリシャフトと、プライマリシャフトと平行に配置されたセカンダリシャフトと、プライマリシャフトとセカンダリシャフトとの間に設けられた複数の変速段用ギヤ列とを有し、運転者のチェンジレバー操作によって複数の変速段用ギヤ列のうちのいずれかを動力伝達状態として所定の変速段を達成するようにしたものが知られている。
前記変速段用ギヤ列は、プライマリシャフト又はセカンダリシャフトの一方に固定された固定ギヤと、プライマリシャフト又はセカンダリシャフトの他方に遊嵌合された遊転ギヤとが常時噛み合って構成され、所定の変速段への変速は、同期装置を用いて、この変速段用ギヤ列の遊転ギヤと該遊転ギヤが遊嵌合されたプライマリシャフト又はセカンダリシャフトとを結合して該変速段用ギヤ列を動力伝達状態とすることにより行われる。
前記同期装置は一般に、プライマリシャフトやセカンダリシャフトなどの回転軸にスプライン嵌合されると共に外周面にスプラインが形成されたハブと、内周面にハブのスプラインに嵌合するスプラインが形成され、ハブに軸方向に移動可能に支持されたスリーブと、回転軸に遊嵌合された遊転ギヤである被同期ギヤのハブ側に形成されたスリーブのスプラインが嵌合可能なスプラインと、被同期ギヤのハブ側に形成されたコーン面と、外周面にスリーブのスプラインが嵌合可能なスプラインが形成されると共に内周面に被同期ギヤのコーン面に嵌合するコーン面が形成されたシンクロナイザリングとを有している。
そして、チェンジレバーの操作によってスリーブが被同期ギヤ側に移動されることによりシンクロナイザリングを被同期ギヤ側に移動させて、シンクロナイザリングのコーン面と被同期ギヤのコーン面との間で摩擦を発生させて回転軸と被同期ギヤの回数を同期させ、その後にスリーブが被同期ギヤ側にさらに移動されてスリーブのスプラインがハブ、シンクロナイザリング及び被同期ギヤのスプラインに嵌合され、回転軸と被同期ギヤとが結合される。
また、回転軸と被同期ギヤの回転を素早く同期させるためやチェンジレバーの操作性を向上させるために、摩擦力が生じる摩擦面を多くするようにした3つのシンクロナイザリングを有する同期装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−71331号公報
前記同期装置は、回転数が異なる回転軸と被同期ギヤとを同期させて結合させることができるものの、回転軸と被同期ギヤとを結合しないニュートラル状態では、シンクロナイザリングが被同期ギヤなどと接触して引き摺りトルクを発生させるおそれがある。この引き摺りトルクは、エンジンの負荷を増大させて燃費を悪化させることとなる。複数のシンクロナイザリングを有する同期装置では、摩擦面が多いことから、このような問題がより顕著になり得る。
これに対し、前記特許文献1に記載の第1、第2及び第3シンクロナイザリングを有する同期装置では、キースプリングを用いて、外周側に配置される第1シンクロナイザリングを外周側且つハブ側に付勢させることで、摩擦面を離間させて引き摺りトルクを低減させることが行われている。
しかしながら、前記特許文献1に記載のものは、非常に複雑な形状に成形されたキースプリングを用いると共に、キースプリングを保持する部材もキースプリングに対応して形成することが必要であることから、簡単な構成で引き摺りトルクを低減することが望まれる。
そこで、本発明は、第1、第2及び第3シンクロナイザリングを介して回転軸と被同期ギヤとを結合する変速機の同期装置において、比較的簡単な構成によって引き摺りトルクを低減することができる変速機の同期装置を提供する。
前記課題を解決するため、本発明に係る変速機の同期装置は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、回転軸に結合され、外周面にスプラインが形成されたハブと、内周面に前記ハブのスプラインに嵌合するスプラインが形成され、前記ハブに軸方向に移動可能に支持されたスリーブと、前記ハブの軸方向一方側において前記回転軸に遊嵌合された被同期ギヤのハブ側に形成され、前記スリーブのスプラインが嵌合可能なスプラインと、前記被同期ギヤのスプラインよりハブ側に形成されたコーン面と、外周面に前記スリーブのスプラインが嵌合可能なスプラインが形成され、内周面にコーン面が形成されると共に、前記回転軸と共に回転される第1シンクロナイザリングと、外周面に前記第1シンクロナイザリングのコーン面に嵌合するコーン面が形成され、内周面にコーン面が形成されると共に、前記被同期ギヤと共に回転される第2シンクロナイザリングと、外周面に前記第2シンクロナイザリングの内周面に形成されたコーン面に嵌合するコーン面が形成され、内周面に前記被同期ギヤのコーン面に嵌合するコーン面が形成されると共に、前記回転軸と共に回転される第3シンクロナイザリングとを備え、前記スリーブが前記被同期ギヤ側に移動されることにより前記第1、第2及び第3シンクロナイザリングを介して前記回転軸と前記被同期ギヤとを結合する変速機の同期装置であって、前記第1シンクロナイザリング及び前記第3シンクロナイザリングの被同期ギヤ側端面と前記被同期ギヤのハブ側端面との間に前記被同期ギヤ側端面と前記ハブ側端面とに対向して配設され、前記第1シンクロナイザリング及び前記第3シンクロナイザリングを前記ハブ側に付勢する付勢部材を備えていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の変速機の同期装置において、前記第2シンクロナイザリングは、周方向の複数箇所に前記被同期ギヤ側に突出する突出部を備え、前記被同期ギヤは、前記突出部に対応する位置に該突出部と係合する溝部を備え、前記溝部に前記突出部が係合することにより前記第2シンクロナイザリングと連結され、前記付勢部材は、前記突出部を挿通するための挿通穴部を備え、前記挿通穴部に前記突出部が挿通されて前記第2シンクロナイザリングに支持されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の変速機の同期装置において、前記付勢部材は、環状に形成されると共に外周側及び内周側に比して中央側が前記被同期ギヤ側に突出する断面形状を有するバネ部材であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3の何れか1項に記載の変速機の同期装置において、前記被同期ギヤは、前記ハブ側に形成されたスプラインのハブ側端面反ハブ側に窪む凹部を備え、前記凹部内に前記付勢部材が配置されていることを特徴とする。
上記の構成により、本願の請求項1に記載の発明によれば、変速機の同期装置は、回転軸に結合されたハブと、ハブに軸方向に移動可能に支持されたスリーブと、回転軸に遊嵌合された被同期ギヤのハブ側に形成されたコーン面と、内周面にコーン面が形成されて回転軸と共に回転される第1シンクロナイザリングと、第1シンクロナイザリングに嵌合し、被同期ギヤと共に回転される第2シンクロナイザリングと、第2シンクロナイザリングに嵌合すると共に被同期ギヤのコーン面に嵌合し、回転軸と共に回転される第3シンクロナイザリングとを備え、スリーブが被同期ギヤ側に移動されることにより第1、第2及び第3シンクロナイザリングを介して回転軸と被同期ギヤとを結合する。
そして、前記同期装置では、第1シンクロナイザリング及び第3シンクロナイザリングの被同期ギヤ側端面と被同期ギヤのハブ側端面との間に被同期ギヤ側端面とハブ側端面とに対向して配設され、第1シンクロナイザリング及び第3シンクロナイザリングをハブ側に付勢する付勢部材が備えられている。
これにより、回転軸と被同期ギヤとを結合しないニュートラル状態において、第1シンクロナイザリング及び第3シンクロナイザリングが被同期ギヤ側に移動することを抑制することができ、比較的簡単な構成によって引き摺りトルクを低減することができる。また、回転軸と被同期ギヤとの結合状態からニュートラル状態への移行時に、第1シンクロナイザリング及び第3シンクロナイザリングをハブ側に付勢して戻すことができるので、引き摺りトルクをさらに低減することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、第2シンクロナイザリングは、被同期ギヤ側に突出する突出部を備え、被同期ギヤは、突出部と係合する溝部を備えて溝部に突出部が係合することにより第2シンクロナイザリングと連結され、付勢部材は、突出部を挿通するための挿通穴部を備え、挿通穴部に突出部が挿通されて第2シンクロナイザリングに支持される。これにより、付勢部材が周方向及び径方向に移動することを抑制することができ、前記効果をより有効に奏することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、付勢部材は、環状に形成されると共に外周側及び内周側に比して中央側が被同期ギヤ側に突出する断面形状を有するバネ部材であることにより、付勢部材を比較的簡単な構成の単一部品として形成することができると共に、変速機に容易に組み付けることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、被同期ギヤは、ハブ側に形成されたスプラインのハブ側端面反ハブ側に窪む凹部を備え、凹部内に付勢部材が配置されることにより、変速機の軸方向寸法を大きくすることなく付勢部材を配置することができる。また、回転軸と被同期ギヤとを結合させるときの摩擦面が摩耗して回転軸と被同期ギヤとの結合状態における第1シンクロナイザリングの位置が被同期ギヤ側に移動された場合においても、第1シンクロナイザリング及び第3シンクロナイザリングをハブ側に付勢して戻すことができ、前記効果を有効に得ることができる。

本発明の第1実施形態に係る変速機の同期装置を示す断面図である。 図1に示す変速機の同期装置の要部拡大図である。 同期装置の付勢部材を示す平面図である。 第1シンクロナイザリングが被同期ギヤ側に移動された状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る変速機の同期装置を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る変速機の同期装置を示す断面図であり、図2は、図1に示す変速機の同期装置の要部拡大図である。本発明の第1実施形態に係る変速機は、これに限定されるものではないが、フロントエンジン・フロントドライブ車用の横置き式の手動変速機であって、前進6速、後退1速を達成可能に構成されている。
図1に示すように、変速機1の回転軸2上には、被同期ギヤとしての6速段用ギヤ3が該回転軸2に結合された支持部材4とローラベアリング5とを介して回動可能に遊嵌合されていると共に、被同期ギヤとしての5速段用ギヤ6がローラベアリング7を介して回動可能に遊嵌合され、6速段用ギヤ3と5速段用ギヤ6との間には、6速段用ギヤ3又は5速段用ギヤ6を回転軸2に選択的に結合させて動力伝達状態とする同期装置10が設けられている。
同期装置10は、回転軸2に結合されて外周面にスプラインが形成されたハブ11と、内周面にハブ11のスプラインに嵌合するスプラインが形成されて該ハブ11に軸方向に移動可能に支持されたスリーブ12と、6速段用ギヤ3及び5速段用ギヤ6のハブ11側に形成され、スリーブ12のスプラインに嵌合可能なスプライン3a、6aと、6速段用ギヤ3及び5速段用ギヤ6のスプライン3a、6aよりもハブ11側に形成されたコーン面3b、6bとを有している。
同期装置10はまた、チェンジレバー(不図示)が6速又は5速に操作されたときに、スリーブ12が6速段用ギヤ3又は5速段用ギヤ6側に移動されることに伴って6速段用ギヤ3又は5速段用ギヤ6側に移動するシンクロナイザキー13と、シンクロナイザキー13の移動に伴って6速段用ギヤ3又は5速段用ギヤ6側に移動して回転軸2の回転と6速段用ギヤ3又は5速段用ギヤ6の回転とを同期させる第1シンクロナイザリング14、24、第2シンクロナイザリング15、25、第3シンクロナイザリング16、26とを有している。
シンクロナイザキー13は、ハブ11の外周側に形成されたキー溝部11a内に配置され、キースプリング17によってスリーブ12の内周面に押圧されている。シンクロナイザキー13は、外周面に外側に突出する突起部13aを備え、該突起部13aは、スリーブ12の内周面に形成された凹部12aに係合している。
第1シンクロナイザリング14は、外周面にスリーブ12の内周面に形成されたスプラインに嵌合可能なスプライン14aが形成され、内周面にコーン面14bが形成され、スプライン14aよりハブ11側にシンクロナイザキー13と係合するキー溝部14cが形成されている。
第1シンクロナイザリング14は、シンクロナイザキー13とキー溝部14cとが係合することにより回転軸2と共に回転される。図2に示すように、回転軸2と6速段用ギヤ3とが結合していないニュートラル状態では、第1シンクロナイザリング14とキー溝部14cとの間には回転軸2の軸方向に間隙が設けられている。第1シンクロナイザリング14は、周方向の複数箇所に、具体的には6箇所にハブ11側から内周側に延びる延設部14dを備え、該延設部14dを介して第3シンクロナイザリング16と係合するようになっている。
第2シンクロナイザリング15は、第1シンクロナイザリング14の内周側に配置され、外周面に第1シンクロナイザリング14のコーン面14bに嵌合するコーン面15aが形成され、内周面にコーン面15bが形成されている。第2シンクロナイザリング15は、周方向の複数箇所に、具体的には3箇所に6速段用ギヤ3側に突出する突出部15cを備え、該突出部15cが6速段用ギヤ3のハブ11側に該突出部15cに対応する位置に形成された溝部3cに係合することにより6速段用ギヤ3と連結され、6速段用ギヤ3と共に回転される。
第3シンクロナイザリング16は、第2シンクロナイザリング15の内周側に配置され、外周面に第2シンクロナイザリング15の内周面に形成されたコーン面15bに嵌合するコーン面16aが形成され、内周面に6速段用ギヤ3に形成されたコーン面3bに嵌合するコーン面16bが形成されている。
第3シンクロナイザリング16は、周方向の複数箇所に、具体的には6箇所にハブ11側に突出する突出部16cを備え、該突出部16cは、周方向に隣接する2つの突出部16cの間に第1シンクロナイザリング14の延設部14dが位置して該延設部14dと係合するように設けられている。第3シンクロナイザリング16は、突出部16cが第1シンクロナイザリング14の延設部14dと係合することにより第1シンクロナイザリング14と連結され、回転軸2と共に回転される。
前記第1シンクロナイザリング14のコーン面14b、第2シンクロナイザリング15のコーン面15a、15b、第3シンクロナイザリング16のコーン面16a、16b及び6速段用ギヤ3のコーン面3bは、コーン面の傾きがほぼ同一に形成されている。
本実施形態では、同期装置10は、第1及び第3シンクロナイザリング14、16と6速段用ギヤ3との間に配設され、回転軸2と6速段用ギヤ3との結合状態において第1及び第3シンクロナイザリング14、16をハブ11側に付勢する付勢部材21を備えている。
図3は、同期装置の付勢部材を示す平面図であり、図3では、図2におけるY3−Y3線に沿った第2シンクロナイザリング15の突出部15cについても断面図で示している。図2及び図3に示すように、付勢部材21は、第1シンクロナイザリング14のコーン面14bより大きい外径を有し、第3シンクロナイザリング16の外周面に形成されたコーン面16aより小さい内径を有し、バネ部材によって環状に形成されている。
付勢部材21は、外周側部分21a及び内周側部分21bに比してそれらの間の中央側部分21cが6速段用ギヤ3側に突出する断面円弧形状に形成されている。付勢部材21は、周方向の複数箇所に、具体的には3箇所に第2シンクロナイザリング15の突出部15cを遊嵌状態で挿通するための楕円形状の挿通穴部21dが形成されている。
付勢部材21は、外周側部分21a及び内周側部分21bがハブ11側に位置し、中央側部分21cが6速段用ギヤ3側に位置するように、挿通穴部21cに第2シンクロナイザリング15の突出部15cが挿通されて第2シンクロナイザリング15に支持され、第1及び第3シンクロナイザリング14、16と6速段用ギヤ3との間に配設されている。
6速段用ギヤ3には、ハブ11側に形成されたスプライン3aのハブ側端面3dより反ハブ側に窪む凹部3eが形成され、該凹部3e内に付勢部材21が配置されている。
付勢部材21は、回転軸2と6速段用ギヤ3とを結合しないニュートラル状態では第1及び第3シンクロナイザリング14、16をハブ11側に付勢しないように、且つ第1シンクロナイザリング14が6速段用ギヤ3側に移動された回転軸2と6速段用ギヤ3との結合状態では第1及び第3シンクロナイザリング14、16をハブ11側に付勢するように設けられている。
同期装置10では、回転軸2の回転と5速段用ギヤ6の回転とを同期させる第1シンクロナイザリング24、第2シンクロナイザリング25、第3シンクロナイザリング26はそれぞれ、第1シンクロナイザリング14、第2シンクロナイザリング15、第3シンクロナイザリング16と同様に構成されている。
また、第1及び第3シンクロナイザリング24、26と5速段用ギヤ6との間には付勢部材21と同様に構成された付勢部材31が配設され、付勢部材31は、回転軸2と5速段用ギヤ6との結合状態において第1及び第3シンクロナイザリング24、26をハブ11側に付勢する。
このようにして構成された同期装置10では、図2に示す回転軸2と6速段用ギヤ3とを結合しないニュートラル状態から6速へ変速されるとき、チェンジレバーの操作によってシフトフォークを介してスリーブ12が6速段用ギヤ3側に移動される。
スリーブ12が6速段用ギヤ3側に移動されると、スリーブ12の凹部12aとシンクロナイザキー13の突起部13aとの係合によってシンクロナイザキー13も6速段用ギヤ3側に移動され、シンクロナイザキー13の6速段用ギヤ3側端面が第1シンクロナイザリング14のキー溝部14cと当接すると第1シンクロナイザリング14も共に6速段用ギヤ3側に移動される。
図4は、第1シンクロナイザリングが被同期ギヤ側に移動された状態を示す図であり、第1シンクロナイザリング14が6速段用ギヤ3側に移動された状態を示している。スリーブ12の6速段用ギヤ3側への移動に伴ってシンクロナイザキー13及び第1シンクロナイザリング14が6速段用ギヤ3側へ移動されると、図4に示すように、第1シンクロナイザリング14のコーン面14bが第2シンクロナイザリング15の外周面に形成されたコーン面15aに押し付けられ、第2シンクロナイザリング15の内周面に形成されたコーン面15bが第3シンクロナイザリング16の外周面に形成されたコーン面16aに押し付けられ、第3シンクロナイザリング16の内周面に形成されたコーン面16bが6速段用ギヤ3のコーン面3bに押し付けられ、互いに接触するコーン面の摩擦によって回転軸2の回転と6速段用ギヤ3の回転とが同期される。
そして、スリーブ12が6速段用ギヤ3側にさらに移動されると、スリーブ12の凹部12aとシンクロナイザキー13の突起部13aとの係合が解除されてスリーブ12のみ6速段用ギヤ3側にさらに移動され、スリーブ12のスプラインがハブ11のスプライン、第1シンクロナイザリング14のスプライン14a及び6速段用ギヤ3のスプライン3aに嵌合され、第1、第2及び第3シンクロナイザリング14、15、16を介して回転軸2と6速段用ギヤ3とが結合される。
回転軸2と6速段用ギヤ3との結合状態では、付勢部材21は、外周側部分21aが第1シンクロナイザリング14の6速段用ギヤ3側端面に当接すると共に内周側部分21bが第3シンクロナイザリング16の6速段用ギヤ3側端面に当接し、且つ中央側部分21cが6速段用ギヤ3のハブ側端面3d、具体的には凹部3eのハブ側端面に当接して回転軸2の軸方向に圧縮状態とされ、第1及び第3シンクロナイザリング14、16をハブ11側に付勢する。
また、回転軸2と6速段用ギヤ3との結合状態において、第1シンクロナイザリング14と第3シンクロナイザリング16とは、第1シンクロナイザリング14の6速段用ギヤ3側端面が第3シンクロナイザリング16の6速段用ギヤ側端面より所定距離6速段用ギヤ3側に位置するように設けられている。
一方、回転軸2と6速段用ギヤ3とを結合しないニュートラル状態では、第1シンクロナイザリング14と第3シンクロナイザリング16とは、付勢部材21によってハブ11側に付勢されることなく第1シンクロナイザリング14の6速段用ギヤ3側端面と第3シンクロナイザリング16の6速段用ギヤ側端面とが回転軸2の軸方向にほぼ同一位置になるように設けられている。
同期装置10はまた、回転軸2と5速段用ギヤ6とを結合しないニュートラル状態から5速へ変速する場合についても、回転軸2と6速段用ギヤ3とを結合しないニュートラル状態から6速へ変速する場合と同様に、回転軸2の回転と5速段用ギヤ6の回転とを同期させて回転軸2と5速段用ギヤ6とを結合することができるようになっている。
本実施形態では、被同期ギヤとしての6速段用ギヤ3又は5速段用ギヤ6を回転軸2に結合する同期装置10について記載しているが、変速機1の回転軸に遊嵌合された被同期ギヤとしての4速段用ギヤ又は3速段用ギヤを該回転軸に結合する同期装置や、変速機1の回転軸に遊嵌合された被同期ギヤとしての2速段用ギヤ又は1速段用ギヤを該回転軸に結合する同期装置についても同様に構成することができる。
このように、本実施形態に係る変速機1の同期装置10は、回転軸2に結合されたハブ11と、ハブ11に軸方向に移動可能に支持されたスリーブ12と、回転軸2に遊嵌合された被同期ギヤ3のハブ11側に形成されたコーン面3bと、内周面にコーン面14bが形成されて回転軸2と共に回転される第1シンクロナイザリング14と、第1シンクロナイザリング14に嵌合し、被同期ギヤ3と共に回転される第2シンクロナイザリング15と、第2シンクロナイザリング15に嵌合すると共に被同期ギヤ3のコーン面3bに嵌合し、回転軸2と共に回転される第3シンクロナイザリング16とを備え、スリーブ12が被同期ギヤ3側に移動されることにより第1、第2及び第3シンクロナイザリング14、15、16を介して回転軸2と被同期ギヤ3とを結合する。
そして、前記同期装置10では、第1シンクロナイザリング14及び第3シンクロナイザリング16と被同期ギヤ3との間に配設され、回転軸2と被同期ギヤ3との結合状態において第1シンクロナイザリング14及び第3シンクロナイザリング16をハブ11側に付勢する付勢部材21が備えられている。
これにより、回転軸2と被同期ギヤ3とを結合しないニュートラル状態において、第1シンクロナイザリング14及び第3シンクロナイザリング16が被同期ギヤ3側に移動することを抑制することができ、比較的簡単な構成によって引き摺りトルクを低減することができる。また、回転軸2と被同期ギヤ3との結合状態からニュートラル状態への移行時に、第1シンクロナイザリング14及び第3シンクロナイザリング16をハブ11側に付勢して戻すことができるので、引き摺りトルクをさらに低減することができる。
また、第2シンクロナイザリング15は、被同期ギヤ3側に突出する突出部15cを備え、被同期ギヤ3は、突出部15cと係合する溝部3cを備えて溝部3cに突出部15cが係合することにより第2シンクロナイザリング15と連結され、付勢部材21は、突出部15cを挿通するための挿通穴部21dを備え、挿通穴部21dに突出部15cが挿通されて第2シンクロナイザリング15に支持される。これにより、付勢部材21が周方向及び径方向に移動することを抑制することができる。
また、付勢部材21は、環状に形成されると共に外周側及び内周側に比して中央側が被同期ギヤ3側に突出する断面形状を有するバネ部材であることにより、付勢部材21を比較的簡単な構成の単一部品として形成することができると共に、変速機1に容易に組み付けることができる。
また、被同期ギヤ3は、ハブ11側に形成されたスプライン3aのハブ側端面3dより反ハブ11側に窪む凹部3eを備え、凹部3e内に付勢部材21が配置されることにより、変速機1の軸方向寸法を大きくすることなく付勢部材21を配置することができる。また、回転軸2と被同期ギヤ3とを結合させるときの摩擦面が摩耗して回転軸2と被同期ギヤ3との結合状態における第1シンクロナイザリング14の位置が被同期ギヤ3側に移動された場合においても、第1シンクロナイザリング14及び第3シンクロナイザリング16をハブ11側に付勢して戻すことができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る変速機の同期装置を示す断面図である。第2実施形態に係る変速機1の同期装置40は、第1実施形態に係る変速機1の同期装置10と、シンクロナイザキーが異なること以外は同様であるので、同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
同期装置40についても、回転軸2に結合されて外周面にスプラインが形成されたハブ11と、内周面にハブ11のスプラインに嵌合するスプラインが形成されてハブ11に軸方向に移動可能に支持されたスリーブ12と、6速段用ギヤ3及び5速段用ギヤ6のハブ11側に形成されたスプライン3a、6a及びコーン面3b、6bとを有している。
また、スリーブ12の移動に伴って6速段用ギヤ3又は5速段用ギヤ6側に移動するシンクロナイザキー43と、シンクロナイザキー43の移動に伴って6速段用ギヤ3又は5速段用ギヤ6側に移動して回転軸2の回転と6速段用ギヤ3又は5速段用ギヤ6の回転とを同期させる第1シンクロナイザリング14、24、第2シンクロナイザリング15、25、第3シンクロナイザリング16、26とを有している。
本実施形態では、シンクロナイザキー43は、ハブ11の外周側に形成されたキー溝部11a内に配置され、該キー溝部11aの底面によって支持されている。シンクロナイザキー43は、外周面から内方へ窪む凹部43aを備え、該凹部43a内にコイルスプリング44が挿入され、コイルスプリング44の先端にボール45が支持されている。シンクロナイザキー43に支持されたボール45は、スリーブ12の内周面に形成された凹部12a´に係合されている。
同期装置40についても、第1及び第3シンクロナイザリング14、16と6速段用ギヤ3との間に付勢部材21が配設され、付勢部材21は、回転軸2と6速段用ギヤ3との結合状態において第1及び第3シンクロナイザリング14、16をハブ11側に付勢する。
同期装置40では、回転軸2と6速段用ギヤ3とを結合しないニュートラル状態から6速へ変速されるとき、スリーブ12が6速段用ギヤ3側に移動されると、スリーブ12の凹部12a´とシンクロナイザキー43のボール45との係合によってシンクロナイザキー43も6速段用ギヤ3側に移動され、シンクロナイザキー43の内周側の6速段用ギヤ3側端面が第1シンクロナイザリング14の内周側のハブ側端面と当接すると第1シンクロナイザリング14も共に6速段用ギヤ3側に移動される。
スリーブ12の6速段用ギヤ3側への移動に伴ってシンクロナイザキー43及び第1シンクロナイザリング14が6速段用ギヤ3側へ移動されると、第1シンクロナイザリング14、第2シンクロナイザリング15、第3シンクロナイザリング16を介して第3シンクロナイザリング16の内周面に形成されたコーン面が6速段用ギヤ3のコーン面3bに押し付けられ、回転軸2の回転と6速段用ギヤ3の回転とが同期される。
そして、スリーブ12が6速段用ギヤ3側にさらに移動されると、ボール45がコイルスプリング44を圧縮しながらシンクロナイザキー43の凹部43a内に移動されることによりスリーブ12の凹部12a´とボール45との係合が解除されてスリーブ12のみ6速段用ギヤ3側にさらに移動され、スリーブ12のスプラインがハブ11のスプライン、第1シンクロナイザリング14のスプライン14a及び6速段用ギヤ3のスプライン3aに嵌合され、第1、第2及び第3シンクロナイザリング14、15、16を介して回転軸2と6速段用ギヤ3とが結合される。
同期装置40についても、回転軸2と6速段用ギヤ3との結合状態では、付勢部材21は、外周側部分が第1シンクロナイザリング14の6速段用ギヤ3側端面に当接すると共に内周側部分が第3シンクロナイザリング16の6速段用ギヤ3側端面に当接し、且つ中央側部分が6速段用ギヤ3のハブ側端面に当接して回転軸2の軸方向に圧縮状態とされ、第1及び第3シンクロナイザリング14、16をハブ11側に付勢する。
このように、本実施形態に係る変速機の同期装置40についても、第1シンクロナイザリング14及び第3シンクロナイザリング16と被同期ギヤ3との間に配設され、回転軸2と被同期ギヤ3との結合状態において第1シンクロナイザリング14及び第3シンクロナイザリング16をハブ11側に付勢する付勢部材21が備えられている。
これにより、回転軸2と被同期ギヤ3とを結合しないニュートラル状態において、第1及び第3シンクロナイザリング14、16が被同期ギヤ3側に移動することを抑制することができ、比較的簡単な構成によって引き摺りトルクを低減することができる。また、回転軸2と被同期ギヤ3との結合状態からニュートラル状態への移行時に、第1及び第3シンクロナイザリング14、16をハブ11側に付勢して戻すことができるので、引き摺りトルクをさらに低減することができる。
本発明は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能である。
以上のように、本発明によれば、第1、第2、第3シンクロナイザリングを有する変速機の同期装置において、簡単な構成で引き摺りトルクを低減することが可能となるから、手動変速機などの変速機ないしこれを搭載する車両の製造技術分野において好適に利用される可能性がある。
1 変速機
2 回転軸
3 6速段用ギヤ
3a 6速段用ギヤのスプライン
3b 6速段用ギヤのコーン面
3c 6速段用ギヤの溝部
3e 6速段用ギヤの凹部
6 5速段用ギヤ
6a 5速段用ギヤのスプライン
6b 5速段用ギヤのコーン面
10、40 同期装置
11 ハブ
12 スリーブ
13、43 シンクロナイザキー
14、24 第1シンクロナイザリング
14a 第1シンクロナイザリングのスプライン
14b 第1シンクロナイザリングのコーン面
15、25 第2シンクロナイザリング
15a、15b 第2シンクロナイザリングのコーン面
15c 第2シンクロナイザリングの突出部
16、26 第3シンクロナイザリング
16a、16b 第3シンクロナイザリングのコーン面
21、31 付勢部材
21d 付勢部材の挿通穴部

Claims (4)

  1. 回転軸に結合され、外周面にスプラインが形成されたハブと、内周面に前記ハブのスプラインに嵌合するスプラインが形成され、前記ハブに軸方向に移動可能に支持されたスリーブと、前記ハブの軸方向一方側において前記回転軸に遊嵌合された被同期ギヤのハブ側に形成され、前記スリーブのスプラインが嵌合可能なスプラインと、前記被同期ギヤのスプラインよりハブ側に形成されたコーン面と、外周面に前記スリーブのスプラインが嵌合可能なスプラインが形成され、内周面にコーン面が形成されると共に、前記回転軸と共に回転される第1シンクロナイザリングと、外周面に前記第1シンクロナイザリングのコーン面に嵌合するコーン面が形成され、内周面にコーン面が形成されると共に、前記被同期ギヤと共に回転される第2シンクロナイザリングと、外周面に前記第2シンクロナイザリングの内周面に形成されたコーン面に嵌合するコーン面が形成され、内周面に前記被同期ギヤのコーン面に嵌合するコーン面が形成されると共に、前記回転軸と共に回転される第3シンクロナイザリングとを備え、前記スリーブが前記被同期ギヤ側に移動されることにより前記第1、第2及び第3シンクロナイザリングを介して前記回転軸と前記被同期ギヤとを結合する変速機の同期装置であって、
    前記第1シンクロナイザリング及び前記第3シンクロナイザリングの被同期ギヤ側端面と前記被同期ギヤのハブ側端面との間に前記被同期ギヤ側端面と前記ハブ側端面とに対向して配設され、前記第1シンクロナイザリング及び前記第3シンクロナイザリングを前記ハブ側に付勢する付勢部材を備えている、
    ことを特徴とする変速機の同期装置。
  2. 前記第2シンクロナイザリングは、周方向の複数箇所に前記被同期ギヤ側に突出する突出部を備え、
    前記被同期ギヤは、前記突出部に対応する位置に該突出部と係合する溝部を備え、前記溝部に前記突出部が係合することにより前記第2シンクロナイザリングと連結され、
    前記付勢部材は、前記突出部を挿通するための挿通穴部を備え、前記挿通穴部に前記突出部が挿通されて前記第2シンクロナイザリングに支持されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の変速機の同期装置。
  3. 前記付勢部材は、環状に形成されると共に外周側及び内周側に比して中央側が前記被同期ギヤ側に突出する断面形状を有するバネ部材である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変速機の同期装置。
  4. 前記被同期ギヤは、前記ハブ側に形成されたスプラインのハブ側端面反ハブ側に窪む凹部を備え、前記凹部内に前記付勢部材が配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の変速機の同期装置。
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