JP2005113975A - 変速機用同期装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レバー部材を備え後進段ギヤ鳴り防止機能を有する同期装置において、高速走行での5速への変速操作力を軽くする。
【解決手段】ハブ12とスリーブ20および同期リング22との間にレバー部材24を設け、スリーブ20が変速ギヤ18へ向かって移動する際には同期リング22のスプライン22cを介して同期リング22を変速ギヤ18に押しつけて同期させ、スリーブ20が変速ギヤ18と逆の方向へ向かう場合はレバー部材24の反転作用で同期リング20を変速ギヤ18に押しつけて同期させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用手動変速機の変速操作(ギヤ切り替え)時に、高速段の変速ギヤとは逆方向へ向かうスリーブの押圧力を、レバー部材による反転作用で同期リングに伝えることが可能な同期装置に関するものである。
一般的に前進5段の手動変速機にあって、操作レバーの変速ポジション(シフトパターン)において5速位置と同列の逆側位置に後進段がある場合、停車時における後進位置へのシフトの際に5速の変速ギヤと同期させてから後進ギヤを噛み合わせることで、不快なギヤ鳴りを防ぐようにしたものが実用に供されている。
実用化されている同期装置は、5速の変速ギヤに圧接可能な同期リングとハブとの間にレバー部材を設けて、後進段へのシフトの際に5速の変速ギヤとは反対の方向へ向かうスリーブの押圧力を、レバー部材による反転作用で同期リングに伝え、これを5速の変速ギヤに押しつけて同期させ、クラッチディスクの惰性による回転を止めてから後進ギヤを噛み合わせている。
このような簡単な構造で後進段への変速操作時にギヤ鳴りを防止できるので、変速機の製造コストを下げることに貢献している。
一方、レバー部材を用いる場合、5速の同期作用が終了するまでの間は同期リングの摩擦トルクでレバー部材が径方向外側へ押し広げられることによって、スリーブの進行を阻止するようになっている。
同期作用が終了すると同期リングの摩擦トルクによる阻止力がなくなるので、スリーブは内側のスプラインに形成した斜面により、レバー部材を径方向内側へ押し込みながら進行してシフト操作を完了させる。
この際に、回転に伴う遠心力の作用でレバー部材が径方向外側へ力を受けるため、同期作用の後にスリーブが進行するためには、遠心力にうち勝ってレバー部材を内側へ押し込む必要がある。
したがって、高速走行における5速への緩やかな操作(スローシフト)においては、同期作用に要する操作力より遠心力にうち勝つ力の方が大きい値になることがある。
特に、5速の同期装置が出力軸側に設けてある場合には、入力軸側に設けた場合より同期装置が高速回転するので、回転数の自乗に比例して増大する遠心力にうち勝つのに要する操作力が大きく、結果としてシフト操作を重く感じることになる。
特開平9−89002号公報
解決しようとする問題点は、5速等の高速段のシフト位置と後退のシフト位置が同じシフト列にある変速機用同期装置において、高速走行における上記高速段への緩やかな操作において、操作力が大きくなってしまう点である。
本発明は、5速等の高速段への操作における同期作用時にレバー部材がスリーブの進行を阻止する作用を不要にして、レバー部材は主として後進段への操作における反転作用および阻止作用に特化させることを最も主要な特徴とする。
本発明の変速機用同期装置は、5速等の高速段への操作において同期が終了するまでスリーブの進行を阻止する作用を、同期リングの外周に形成したスプラインのチャンファ面が行うため、スリーブ内側の5速等の高速段の斜面角を小さくすることで、同期作用終了後にレバー部材を内側へ押し込む力が小さくなり、5速等の高速段の同期装置が出力軸側に設けてある場合にあっても、高速回転における操作力が軽くなるという利点がある。
5速等の高速段への操作において、レバー部材に作用する遠心力の影響を小さくして操作力を軽くするという目的を、後進段への操作においてギヤ鳴りを防止する機能を損なわずに、最小限の変更で実現した。
図1は、本発明装置の1実施例の主要部の断面図であって、図2におけるA−A線に相当する部分の断面である。図2は、図1における出力軸10と5速ギヤ18と5速ギヤ側の同期リング22などを取り去って右側(5速ギヤ側)から見た外観図である。
また、図3の(a)は同期リングの外観であり、図1において左側から見たものである。さらに(b)は(a)のB−B線における同期リングの断面を示す。
そして、図4の(a)はレバー部材24の外観であり、図1において左側から見たものである。さらに(b)は(a)のC−C線におけるレバー部材の断面を示す。
また、図5にはスリーブ20の断面を示す。
10は出力軸であり、ハブ12がスプライン10aおよびナット14により出力軸10に一体的に固定されている。
ハブ12のボス12aと出力軸10の鍔10bとの間にはベアリング16に支持された5速ギヤ18が回転自在に設けられている。
5速ギヤ18は図示しない入力軸と一体の5速駆動ギヤと噛み合っており、入力軸は図示しないクラッチディスクと一体になって回転する。
5速ギヤ18には、クラッチギヤ18aが一体になっており、ハブ12側には円錐面18bが、その外周にはスプライン18cが形成されている。
ハブ12は、ボス12aの外側にフランジ部12bが形成され、その外周にスプライン12cが形成された環状部12dを有し、環状部12dからフランジ部12bにかけて2カ所の切り欠き12eが形成されている。なお、図2では切り欠き12eの形状が破線で示してある。
ハブ12の外側にはスリーブ20が設けられ、スプライン20aがハブ12のスプライン12cと軸方向に摺動可能に嵌合している。このスプライン20aは5速への変速操作終了時には図1の右側へ移動して、5速ギヤ18のクラッチギヤ18aに形成したスプライン18cと噛み合う。
また、スプライン20aには、図5に示すように5速ギヤ18側先端部にチャンファ面20b、20cが形成され、内側の中央部に溝20dが形成されるとともにその両側には高速段斜面20eとリバース斜面20fとが形成されている。
なお、図5の中央部にはスプライン20aを軸中心側から見た形状が描いてある。
そして、スリーブ20の外周にはフォーク溝20gが形成され、図示しないシフトフォークがフォーク溝20gに嵌合して、スリーブ20を図の左右へ移動させることができるようになっている。
すなわち、図1は中立状態にあるが、5速へ変速操作する場合は右側へ、後進段へ変速操作する場合には左側へ、それぞれ移動させるようになっている。
図3に示すように、5速ギヤ18とハブ12の間には同期リング22があり、その内側には5速ギヤ18の円錐面18bに対応した摩擦面22aが形成され、ハブ12側には2カ所の第1突起22bが、外周にはスプライン22cと2個ずつ2カ所の第2突起22dが形成されており、さらにスプライン22にはチャンファ面22e、22fが形成されている。
また、第2突起22dのハブ12側は5速受圧面22gが形成され、第1突起22bの脇にはリバース受圧面22hが形成されている。
また、図4に示すように、同期リング22とハブ12の間には2個のレバー部材24が挟まれるように設けられている。
レバー部材24は、中央部に頂部24aが形成されるとともに、両側に円弧形状の腕24b、24cを有してしており、その中間部にリバース支点24d、24eを形成するように斜面状の窪み24f、24gが形成されている。
そして、レバー部材24は、頂部24aがハブ12の切り欠き12eに係合するとともに、ハブ12に対して径方向の移動と軸方向の移動および揺動が可能になっている。
レバー部材24の内側にはすスプリング26が設けられ、その拡張力でレバー部材24を径方向外側へ押し広げている。
レバー部材24が径方向外側にある場合は、図1のように頂部24aの外側がスリーブ20の溝dに入り込んでいる。
また、レバー部材24の5速ギヤ18側は押圧面24jを形成する。
前述の同期リング22の第1突起22bは、図2に破線で示すように2個のレバー部材24の間に回転方向の隙間を有するように係合しており、第2突起22dはハブ12の切り欠き12eに対して同じく回転方向の隙間を有するように係合している。
すなわち、同期リング22はハブ12およびレバー部材24に対して若干の回転ができるようになっており、その量はハブ12のスプライン12cのピッチの約1/4であるが、2個のレバー部材24間(D寸法)の隙間がやや大きく設定されている。
しかし、レバー部材24が径方向内側に最も移動すると、図2のD寸法が小さくなって同期リング22の回転可能範囲がほとんどなくなるようになっている。
なお、図2は、後述するように同期リング22が回転して第2突起22dがハブ12の切り欠き12eに接した状態で描いてある。
次に、図1に示した同期装置の作動を説明する。
はじめに、5速側位置へ変速操作する場合は、図示しないシフトフォークがスリーブ20を5速ギヤ18側(右側)へ移動させる。
すると、スリーブ20の溝20dに入り込んでいるレバー部材24の頂部24aを高速段斜面20eが右側へ押し、レバー部材24はその押圧面24jが同期リング22の5速受圧面22gを右側へ押圧する。
すなわち、レバー部材24はスプリング26による拡張力と、レバー部材24自体に作用する遠心力とによって径方向外側へ押し広げられているため、高速段斜面20eで押されると拡張力に応じた荷重で同期リング22を押圧し、同期リング22は摩擦面22aが5速ギヤ18の円錐面18bに押しつけられる。
このとき、出力軸10と5速ギヤ18との間に回転速度差があると、摩擦面22aと円錐面18bとの間に摩擦が生じて、同期リング22がハブ12に対して回転する。
すなわち、前述のように同期リング22はハブ12に対して若干の相対回転を許容されているので、第2突起22dがハブ12の切り欠き12eに接するまで回転する。
このとき、第1突起22bは2個のレバー部材24間(D寸法)内でも相対回転するが、図2に示すようにまだ隙間を保っている。
スリーブ20がさらに右側へ進行すると、レバー部材24はスリーブ20の高速段斜面20eに押され、その分力がスプリング26および遠心力による力にうち勝って、レバー部材24を径方向内側へ移動させながら進む。
すると、スリーブ20のチャンファ面20c、20dのどちらかが同期リング22のスプライン22cのチャンファ面22e、33fのどちらかに接する。
この、チャンファ面20c、20dおよび22e、33f同士が当接するのとほぼ同時に、図2におけるE部の隙間が詰まって第1突起22bが2個のレバー部材24の端部に接するようにしてある。
以降、このチャンファ面20c、20dおよび22e、33fにおいてスリーブ20が同期リング22を直接押圧するようになる。
同期リング22はスリーブ20に直接押されて、摩擦面22aと円錐面18bとが強く圧接されて、両者間の摩擦力も大きくなり、これによって同期リング22に作用する摩擦トルクが大きくなる。
この摩擦トルクがチャンファ面20c、20dおよび22e、33fにおいてスリーブ20の進行を阻止する阻止力になる。
すなわち、両チャンファ面20c、20dおよび22e、33fの角度を適切に設定しておくと、スリーブ20が強く押しても、それによる阻止力がうち勝つので、摩擦面22aおよび円錐面18b間において摩擦がある限り、スリーブ20の進行がチャンファ面22e、33fのどちらかによって阻止されることになる。
このように、スリーブ20が同期リング22を押し続け同期作用が促進すると、やがて摩擦面22aおよび円錐面18b間の摩擦により出力軸10と5速ギヤ18との回転数差がなくなる。つまり同期が終了することになる。
出力軸10と5速ギヤ18との回転速度差がなくなると、摩擦トルクがなくなるので阻止力も消滅して、スリーブ20はチャンファ面20c、20dで同期リング22および5速ギヤ18を若干回転させながら進行し、もはや回転差のなくなった5速ギヤ18のスプライン18cと噛み合って5速への変速操作が完了する。
次に、中立位置から後進段位置への変速操作について説明する。
通常、後進段位置への変速操作は車両が停止した状態で行われるので、出力軸10の回転数は0である。
一方、図示しないクラッチを切った(解放した)場合でも、図示しないクラッチディスクおよび入力軸の惰性により、これと連動回転する5速ギヤ18は回転しているので、そのまま図示しない後進ギヤを噛み合わせると不快なギヤ鳴りを起こすことになる。
この場合は、図示しないシフトフォークが、5速への変速操作とは逆に図1において左側へスリーブ20を移動させる。すると、スリーブ20のリバース斜面20fがレバー部材24の頂部24aを左側へ押して移動させ、レバー部材24はリバース支点24d、24eがハブ12のフランジ部12bに突き当たり、そこを支点として腕22b、22cの端部が同期リング22のリバース受圧面22hを右側へ押圧する。
つまり、レバー部材24はリバース支点24d、24eを支点として反転作用で、スリーブ20の進行方向とは逆の方向へ同期リング22を押圧することになる。
ここでも、最初は、スプリング26によってレバー部材24が外側へ押し広げられている力の分力で同期リング22を押圧する。
前述のように、出力軸10が停止しており5速ギヤ18が回転していると、5速ギヤ18側へ押圧された同期リング23は、摩擦面22aおよび円錐面18b間の摩擦によってハブ12およびレバー部材24に対して回転する。
ここでも、同期リング22は第2突起22dがハブ12の切り欠き12eに接するまで回転する。この段階では図2に示すように、第1突起22bとレバー部材24との間には隙間がある。
ここから、さらにスリーブ20が左側へ移動すると、スリーブ20のリバース斜面20fがスプリング26の拡張力にうち勝ってレバー部材24を内側へ押し込みながら移動する。
すると、図2のE部側の隙間が詰まって、レバー部材24の腕24cの端部が同期リング22の第1突起22bに接するようになる。
同期リング22は、摩擦面22aおよび円錐面18b間の摩擦トルクを受けているので、第1突起22bは腕24cが内側へ移動するのを阻止する。
すなわち、スリーブ20のリバース斜面20fの傾斜角を適切に設定しておけば、摩擦面22aと円錐面18bとの間に摩擦がある限り、レバー部材24がスリーブ20の左側への移動を阻止することになる。
このため、スリーブ20はリバース斜面20fでレバー部材24の頂部を押し、その反転作用で同期リング22は5速ギヤ18側へ強力に押圧され続け、同期作用を行う。
これにより、同期が促進し5速ギヤ18の回転が止まると摩擦面22aと円錐面18bとの間の摩擦が消滅して、スリーブ20の移動を阻止する力がなくなり、スリーブ20はリバース斜面20fでレバー部材24を内側へ押し込みながら進行し、これと連動する図示しない後進段ギヤを噛み合わせる。
すでに5速ギヤ18とともに、図示しないクラッチディスクは停止しているので、後進段ギヤは不快なギヤ鳴りをせずに噛み合うことができる。
以上の説明でわかるように、スリーブ20のリバース斜面20fは前述の阻止作用をなすため傾斜角が大きくなっているが、高速段斜面20eは阻止作用を受け持たないので傾斜角は小さくてもよい。
このため、高速走行において5速への変速操作を行う場合でも、遠心力に逆らってレバー部材24を内側へ押し込む力は小さくて済むので、シフトレバーの操作力も軽くなり、遠心力の影響は小さくなる。
なお、同期リング22がハブ12に対して回転し第2突起22dがハブ12の切り欠き12eに接したときに、第1突起22bが2個のレバー部材24との間で隙間を保つように設定したため、中立から5速位置に向けて素速い操作をした場合に、ギヤ鳴りを防ぐことができる。
すなわち、第1突起22bと2個のレバー部材24との間に隙間を設けない場合は、スリーブ20のチャンファ面20c、20dが同期リング22のチャンファ面22e、22fに当接する前に、高速段斜面20eがレバー部材24を内側へ押し込み始めるため、素速い操作において本来のチャンファ面20c、20d、22e、22f同士における阻止作用が成立する前にスリーブ20が進行して、ギヤ鳴りを引き起こすことがある。
本発明の同期装置は、当業者の一般的な知識に基づいて、摩擦面における摩擦係数を高めるために同期リングの摩擦面にネジや油溝を形成するなどの変更を加えた態様で実施することができる。
また、5速に限ることなく、その他の高速段においても適用できる。さらに、実施例とは逆に入力軸側に5速等の高速段の同期装置が設けることも可能である。
レバー部材に作用する遠心力が5速等の高速段への操作力に影響するのを小さくできるので、5速ギヤ等の高速段ギヤが高速回転するような構成の変速機等に適用することができる。
5速同期装置における要部の断面図である。(実施例1) ハブにセットしたレバー部材とスプリングの外観図である。 同期リングの外観および断面図である。 レバー部材の外観および断面図である。 スリーブの断面図である。
符号の説明
10 出力軸
12 ハブ
14 ナット
16 ベアリング
18 5速ギヤ
20 スリーブ
22 同期リング
24 レバー部材
26 スプリング

Claims (2)

  1. 動力を伝える軸と、
    該軸に固定されるボス部から径方向外側に延ばしたフランジ部の外周に複数の切り欠きを形成したスプラインを有するハブと、
    内周に溝および高速段斜面とリバース斜面を有するスプラインが形成され、前記ハブの外周に前記スプラインの嵌合により軸方向に摺動可能に支持されたスリーブと、
    該スリーブが嵌合可能なスプラインおよび円錐面が前記ハブ側に一体的に設けられた変速ギヤと、
    該変速ギヤの前記円錐面に圧接可能な摩擦面が形成され、外周にチャンファ面を有するスプラインとハブ側に軸方向の第1突起とを設けられた同期リングと、
    前記スリーブと前記ハブおよび前記同期リングとの間に配置され、前記スリーブの軸方向の移動による押圧力を前記同期リングに伝達する複数のレバー部材とを備え、
    前記同期リングは、前記スリーブが前記変速ギヤへ向かって移動する際に、前記外周に形成したスプラインを介して前記スリーブの移動による押し力を受けて、前記摩擦面を前記変速ギヤに押しつけてこれと同期させ、
    前記レバー部材は、前記スリーブが前記変速ギヤと逆の方向へ向かう移動による押し力を反転させて前記同期リングに伝達し、前記摩擦面を前記変速ギヤに押しつけて両者を同期させることを特徴とする変速機用同期装置。
  2. 前記同期リングに、前記ハブの前記切り欠き部分と回転方向に隙間を有して係合可能な第2突起を設けたことを特徴とする請求項1に記載の変速機用同期装置。
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