JP2009536301A - 可逆自在のレバー同期化装置 - Google Patents

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Abstract

ボックス内部の制御機構により、二つの相対する方向に移動する滑動シャフトが突き出して、同期化リング(5)が同じアイドルピニオンの方向に押されるように配置された、少なくとも一つの可逆自在のレバー(4)と、レバーをアイドル位置に戻す手段とを備える、ギアボックス同期化装置であって、戻し手段は、リング(5)とレバー(4)との間に位置する10個のスプリング(6)の形状を持つことが特徴である。

Description

本発明は、可逆自在のレバーを有する同期噛み合い装置に関する。
更に具体的には、本発明は、ギアボックス内部の制御機構によって二つの相対する方向に移動する滑動スリーブが突き出すことにより、同期噛み合いリングを変速ギアボックスの同一のアイドラピニオンに向けて押し戻すことができるように、少なくとも一つの可逆自在のレバーを備える、変速ギアボックス用の同期噛み合い装置に関するものである。
このような装置は、非排他性であるが、変速ギアボックスに適用するのが好ましく、変速ギアボックスは、一つの前進ギア比が可逆ギアと同じギアのラインに置かれ、可逆ギアは、この前進ギア比に関連する同期噛み合い装置によって”ブレーキ”がかけられる。
類似の配置構成が、特開第2005−113975号に図示されており、ここではギアボックスのシャフトに固定されたハブ、ハブに静止した少なくとも一つの可逆自在のレバー、ギアボックスのアイドラピニオンと背面結合した同期噛み合いリング、そして可逆自在のレバーを介してピニオンに向けてリングを押すことができる滑動スリーブが図示されている。
特開第2005−113975号では、滑動スリーブは、ギアボックス内部の制御機構により二つの相対する方向のいずれか一方に移動できる。滑動スリーブは両方向において、レバーをリングに接触させるので、リングは関連する同じアイドラピニオンに作用する。滑動スリーブは、アイドラピニオンに向けて移動すると、ピニオンに強く押し付けられた同期噛み合いリングに対してレバーを半径方向に内側に向けて押し込んで、シャフトをそのピニオンに同期させ、そして滑動スリーブの歯が、ピニオンの歯と噛み合うように、リングの歯の間を通過する。滑動スリーブは、中性点から反対方向に離れると、レバーをリングに押し込む。しかし、この方向では、滑動スリーブはどのギア比のピニオンとも噛み合わず、可逆ギアはギアボックスの異なる部分と嵌合しているため、滑動スリーブによって、シャフトにブレーキがかかるのみである。つまり、レバーの“可逆自在な”動作のおかげで、同じ同期噛み合いリングを用いて、前進ギア比を“同期させて”、可逆ギアに“ブレーキをかける”ことができる。
組立時、可逆自在のレバーには滑動スリーブとハブとの間に動作クリアランスがあるため、滑動スリーブが移動する両方向において、これらがリングと接触するポイントを見いだすことができる。しかし、可逆自在のレバーは、リングに正確に押し込むために、滑動スリーブの下に常に強く押しつけられなければならない。高速においては、遠心力により、しっかりとした接触が確保される。対照的に、低速においては、特に可逆ギアの同期又は“ブレーキ制動”中に、ギアが嵌合する際のクランチのリスクを避けるために、レバーを外側に戻すのに弾性的な戻り機構の使用が必要となる可能性がある。
このため、本発明は、ハブ、同期噛み合いリング及び可逆自在のレバーの間における、スプリングの特殊な配置構成を提供する。具体的には、これらのスプリングは、リングと可逆自在のレバーとの間に位置している。
好ましくは、スプリングが、端部が平らである、湾曲した鋼鉄製のストリップでできており、端部をレバーの端部の下で折り曲げることができる。
本発明の更なる特徴と長所は、一つの非限定的な例示の実施形態に関する下記の説明を、図面を参照しながら読むことにより明らかとなる。
図1は、内部スプラインによって変速ギアボックス(図示せず)のシャフト上での回転が止められているハブ1を備える、同期噛み合い装置を示す。ハブ1は、停止リング2により、このシャフト上での更なる軸方向の移動が防止されている。滑動スリーブ3がハブ2を囲んでいる。装置は、二つの可逆自在のレバー4を備える。レバー4は、円形の弓状であり、ハブ1の側面1aに係合するショルダー4aを有する。ギア比ピニオン又はアイドラピニオン(図示せず)を変速ギアボックスのシャフトと同期させるために、又は単純にシャフトにブレーキをかけるために、滑動スリーブ3によって、レバー4をリング5に対し押し戻すことができる。最終的に、装置は、二つの可逆自在のレバー4と連動する二つのスプリング6を備えることになる。スプリング6は、特に滑動スリーブ3が中性点に戻る時に、レバー4を静止位置において外側に戻すようになっている。スプリング6はリング5とレバー4の間に位置し、リングとハブ1の側面1aとの間で軸方向に位置している。スプリング6はまた、リングのラグ5aによって、リングに対する位置が指標付けされている。
図示する非限定的な例示の実施形態において、装置は、ハブの周囲に対称的に正反対の位置に配置された、二つの可逆自在のレバー4を有する。この装置は、二つのスプリング6も備える。スプリング6とレバー4は、リング5の二つのラグ5aの各側面に位置している。
二つのスプリング6は湾曲したストリップの形状であり、レバー4の一端4bに当接する各端部に平らなリップ6aを有している。スプリング6は、端部6aが平らである、湾曲した鋼鉄ストリップでできていることが好ましい。これらの端部6aは、レバー4の端部4aと、リング5から軸方向に突き出ているラグ5aとの間に位置している。
図2及び4に、静止位置にある装置を示す。図2に、ハブとこの位置でのスプリングとの間における接点AとDと、レバー4の端部4aとのスプリングの接点B、C、E、Fとを示す。静止位置にある各スプリング6は、ハブとの中心接点と、その端部を介したレバーとの二つの接点とを有する。ハブ1に対するスプリングの接点AとDと、レバーの端部4aとの接点B、C、E、Fとの間に印加される、スプリング6のスプリング荷重によって、特に滑動スリーブが中性点に戻る際に、これらのレバーが常に滑動スリーブ1に向けて半径方向に戻る。スプリングによって、レバーが確実に最適な位置に保たれる。この配置構成では、レバーが、次の同期噛み合い段階のために、中性点においてリングとの接触状態を確実に維持することができる。従ってこれらは、この同期噛み合い段階中にリングとピニオンとの間で伝達されるトルクを徐々に増大できるように位置している。
特開第2005−113975号の提示事項によれば、滑動スリーブとリングとの間のレバーの接点位置は、例えば、前進ギア比または可逆ギア比との嵌合のために、滑動スリーブの移動方向によって異なる。
しかし、特開第2005−113975号に記載されている配置構成は、本発明の範囲を限定するものではない。本発明が提案するスプリングの構造と配置構成は、ギアを変える際に、ピニオンが正確に同期化できることとクランチが発生しないように、同様に、ここには記載されていない“可逆自在のレバーをもつ”他の同期噛み合い装置にも実際に適用できる。
最後に、これらのスプリングが、例えば、単純にスプリングスチールのストリップを巻き戻して、巻き戻した方向に湾曲させ、端部を折り曲げることにより、非常に簡単に安く製造できることは強調されるべきである。
提案された装置の分解組立図である。 正面図である。 図2のBE又はCF上の断面である。 組み立てられた装置の斜視図である。

Claims (6)

  1. 変速ギアボックス用の同期噛み合い装置であって、
    ギアボックス内部の制御機構により、二つの相対する方向に移動する滑動スリーブが突き出して、同期噛み合いリング(5)を同一のアイドラピニオンに向けて押し戻す、少なくとも一つの可逆自在のレバー(4)と、レバーを静止位置に戻す手段とを備え、
    戻す手段は、スプリング(6)の形状であり、リング(5)とレバー(4)との間に位置し、端部がレバー(4)の端部(4a)の下に折り曲げられており、端部(6a)が平らである湾曲した鋼鉄ストリップから成ることを特徴とする、同期噛み合い装置。
  2. 各スプリング(6)が、静止時に、ハブ(1)との中心接点と、端部(6a)を介したレバー(4)との二つの接点とを有することを特徴とする、請求項1に記載の同期噛み合い装置。
  3. スプリング(6)が、リング(5)とハブ(1)の部品(1a)との間で軸方向に位置していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の同期噛み合い装置。
  4. スプリング(6)の端部(6a)が、レバーの端部(4a)と、リングから軸方向に突き出ているラグ(突起部)(5a)との間に位置していることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の同期噛み合い装置。
  5. ハブ(1)上で正反対に位置する二つの可逆自在のレバー(4)と連動する、二つのスプリング(6)を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の同期噛み合い装置。
  6. スプリング(6)とレバー(4)が、リングのラグ(5a)の各側面に位置していることを特徴とする、請求項4又は5に記載の同期噛み合い装置。
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