JP2013194907A - トランスミッションのシンクロ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数の少ない簡単な構造でシンクロ装置のギヤのコーン面とシンクロナイザリングの摩擦面との不要な接触を回避する。
【解決手段】 シンクロ装置Sのシンクロナイザリング17およびギヤ16間に配置される付勢部材21が、シンクロナイザリング17に当接する環状の本体部21aと、本体部21aの一部を切り欠いて形成した複数の位置決め凹部21bと、本体部21aの一部を折り曲げて形成した複数の弾発部21cとを備えるので、位置決め凹部21bがシンクロナイザリング17に形成した位置決め凸部17cに係合して付勢部材21を径方向に位置決めし、弾発部21cがギヤ16に当接してシンクロナイザリング17を前記ギヤ16から離反する方向に付勢することができる。単一の付勢部材21が位置決め凹部21bおよび弾発部21cを一体に備えることで、複数の付勢部材をそれぞれボルトでギヤ16に固定する場合に比べて、部品点数および組付工数を削減してコストダウンに寄与することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、回転軸に固定されたシンクロナイザハブと、前記回転軸に相対回転自在に支持されたギヤと、前記シンクロナイザハブおよび前記ギヤ間に配置されて前記シンクロナイザハブの回転を前記ギヤのコーン面に伝達する摩擦面が形成されたシンクロナイザリングと、前記シンクロナイザハブに前記回転軸の軸線方向に摺動自在に支持されて前記シンクロナイザリングおよび前記ギヤに係合可能なスリーブとを備えるトランスミッションのシンクロ装置に関する。
マニュアルトランスミッション、オートマチック・マニュアルトランスミッション、デュアルクラッチトランスミッション等に用いられるシンクロ装置は、シンクロナイザリングに形成した摩擦面をギヤに形成したコーン面に圧接し、そこに発生する摩擦力で同期作用を発揮させるようになっている。
シンクロ装置のスリーブが後退してハブとギヤとが切り離されているとき、ギヤのコーン面とシンクロナイザリングの摩擦面とが接触していると、そこに発生する不要な摩擦力によってギヤがハブに引きずられて連れ回りしてしまい、フリクションによるエネルギーロスの原因となったり、特にエンジンのアイドリング運転時におけるトランスミッションの騒音の原因となったりする問題があった。
そこで、ギヤの側面に複数の板ばねの一端部をボルトで固定し、この板ばねの他端部をシンクロナイザリングの側面に当接させることで、シンクロナイザリングをギヤから離反する方向に付勢し、ギヤのコーン面とシンクロナイザリングの摩擦面とが接触するのを防止するものが、下記特許文献1により公知である。
特許第3775055号公報
しかしながら上記従来のものは、ギヤの周方向に沿って複数の板ばねを配置する必要があり、しかも各々の板ばねがボルトでギヤに固定されているため、多数の板ばねおよびボルトが必要になって部品点数や組付工数が増加する問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、部品点数の少ない簡単な構造でシンクロ装置のギヤのコーン面とシンクロナイザリングの摩擦面との不要な接触を回避することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、回転軸に固定されたシンクロナイザハブと、前記回転軸に相対回転自在に支持されたギヤと、前記シンクロナイザハブおよび前記ギヤ間に配置されて前記シンクロナイザハブの回転を前記ギヤのコーン面に伝達する摩擦面が形成されたシンクロナイザリングと、前記シンクロナイザハブに前記回転軸の軸線方向に摺動自在に支持されて前記シンクロナイザリングおよび前記ギヤに係合可能なスリーブとを備えるトランスミッションのシンクロ装置において、前記コーン面および前記摩擦面よりも径方向外側で前記ギヤおよび前記シンクロナイザリングに挟まれる位置に環状の付勢部材を配置し、前記付勢部材は、前記シンクロナイザリングに当接する環状の本体部と、前記本体部の一部を切り欠いて形成した複数の位置決め凹部と、前記本体部の一部を折り曲げて形成した複数の弾発部とを備え、前記位置決め凹部は前記シンクロナイザリングに形成した位置決め凸部に係合して前記付勢部材を径方向に位置決めし、前記弾発部は前記ギヤに当接して前記シンクロナイザリングを前記ギヤから離反する方向に付勢することを特徴とするトランスミッションのシンクロ装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記付勢部材の本体部の外径は、前記スリーブの内径よりも僅かに大きいことを特徴とするトランスミッションのシンクロ装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記弾発部の付勢力は、前記スリーブが前記シンクロナイザリングを駆動するシフト荷重よりも小さいことを特徴とするトランスミッションのシンクロ装置が提案される。
請求項1の構成によれば、回転軸に固定したシンクロナイザハブに支持されたスリーブを回転軸の軸線方向に摺動させると、スリーブの押圧力によってシンクロナイザリングの摩擦面およびギヤのコーン面間に摩擦力が発生してシンクロナイザハブの回転にギヤの回転が同期し、スリーブによるシンクロナイザハブ、シンクロナイザリングおよびギヤの結合がスムーズに行われる。シンクロナイザハブおよびギヤの結合が解除されているとき、シンクロナイザリングの摩擦面がギヤのコーン面に接触すると、ギヤがシンクロナイザハブに連れ回りしてフリクションや騒音の原因となるが、付勢部材がシンクロナイザリングをギヤから離反する方向に付勢することで、摩擦面およびコーン面の接触を防止して騒音を低減することができる。
付勢部材は、シンクロナイザリングに当接する環状の本体部と、本体部の一部を切り欠いて形成した複数の位置決め凹部と、本体部の一部を折り曲げて形成した複数の弾発部とを備えるので、位置決め凹部がシンクロナイザリングに形成した位置決め凸部に係合して付勢部材を径方向に位置決めし、弾発部がギヤに当接してシンクロナイザリングを前記ギヤから離反する方向に付勢することができる。単一の付勢部材が位置決め凹部および弾発部を一体に備えることで、複数の付勢部材をそれぞれボルトでギヤに固定する場合に比べて、部品点数および組付工数を削減してコストダウンに寄与することができる。
また請求項2の構成によれば、付勢部材の本体部の外径がスリーブの内径よりも僅かに大きいので、移動するスリーブが付勢部材の本体部に係合して該付勢部材をギヤに向けて押圧することで、シンクロナイザリングの摩擦面およびギヤのコーン面を引き離すことができる。
また請求項3の構成によれば、弾発部の付勢力は、スリーブがシンクロナイザリングを駆動するシフト荷重よりも小さいので、シフト荷重で弾発部を変形させてシンクロナイザリングの摩擦面をギヤのコーン面に接触させ、シンクロ機構の機能を支障なく発揮させることができる。
トランスミッションのシンクロ装置の縦断面図。(第1の実施の形態) 図1の2部拡大図(図3の2−2線断面図)。(第1の実施の形態) 図2の3−3線断面図。(第1の実施の形態) シンクロナイザリングおよび付勢部材の斜視図。(第1の実施の形態) 図2に対応する作用説明図。(第1の実施の形態) 図2の3−3線断面図に対応する図。(第2の実施の形態) シンクロナイザリングおよび付勢部材の斜視図。(第2の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1〜図5に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1および図2に示すように、ツインクラッチ式のトランスミッションのシングルコーン型のシンクロ装置Sは、トランスミッションの回転軸11にボス部12aがスプライン嵌合するシンクロナイザハブ12と、シンクロナイザハブ12のボス部12aの径方向外側に環状溝部12bを介して連続するスリーブ支持部12cの外周に形成したチャンファ12d…に軸方向摺動自在に係合する環状のスリーブ13と、回転軸11の外周に嵌合して一体に回転する筒軸14にニードルベアリング15を介して相対回転自在に支持されたギヤ16と、シンクロナイザハブ12およびギヤ16間に相対回転自在に配置された環状のシンクロナイザリング17と、シンクロナイザハブ12およびシンクロナイザリング17間に配置された環状のシンクロナイザスプリング18とを備える。
スリーブ13の内周にはシンクロナイザハブ12の外周のチャンファ12d…に係合するチャンファ13a…が形成され、シンクロナイザリング17の外周にはスリーブ13のチャンファ13a…に係合可能なチャンファ17a…が形成され、ギヤ16に圧入されたドグ歯形成部材16aの外周にはスリーブ13のチャンファ13a…に係合可能なドグ歯16b…が形成される。シンクロナイザリング17の内周には環状の摩擦部材19が設けられ、ギヤ16のドグ歯形成部材16aの外周には前記シンクロナイザリング17の摩擦部材19の摩擦面19aに当接するコーン面16cが形成される。
スリーブ13の外周面に形成したフォーク溝13bに、図示せぬ油圧アクチュエータによって回転軸11の軸線L方向に移動可能なシフトフォーク20が嵌合しており、シフトフォーク20の右動によって右側のギヤ16が回転軸11に結合され、シフトフォーク20の左動によって左側のギヤ16が回転軸11に結合される。
シンクロ装置Sの右半部の構造と左半部の構造とは実質的に同一であるため、その代表して右半部の構造を更に説明する。
図2〜図4に示すように、ギヤ16のコーン面16cおよびシンクロナイザリング17の摩擦部材19の摩擦面19a(以下、シンクロナイザリング17の摩擦面19aという)よりも径方向外側位置に、ギヤ16およびシンクロナイザリング17の相互に対向する側面16d,17b間に挟まれるように、環状の付勢部材21が配置される。付勢部材21は弾性を有する金属板をプレス成形したもので、環状の本体部21aと、本体部21aの外周の120°ずつ離間した位置を径方向内向きに切り欠いた3個の位置決め凹部21b…と、本体部21aの外周の120°ずつ離間した位置を切り起こすことで形成した3個の弾発部21c…とを備える。3個の位置決め凹部21b…および3個の弾発部21c…は、60°間隔で円周方向に交互に配置される。
一方、シンクロナイザリング17のギヤ16の対向する側面17bには、付勢部材21に向かって突出する3個の位置決め凸部17c…が120°間隔で形成される。付勢部材21は、その3個の位置決め凹部21b…をシンクロナイザリング17の3個の位置決め凸部17c…に係合させることで、径方向に位置決めされる。この組付状態で、付勢部材21の本体部21aがシンクロナイザリング17の側面17bに当接し、かつ3個の弾発部21c…の先端がギヤ16の側面16dに当接することで、シンクロナイザリング17はギヤ16から離反する方向に付勢される。
付勢部材21の本体部21aの外周面はシンクロナイザリング17のチャンファ17a…の歯溝の底よりも径方向外側に突出し、かつスリーブ13のチャンファ13a…の歯先よりも径方向外側に突出する。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
先ず、図1に基づいてシンクロ装置Sの同期作用を説明する。
図示した中立状態にあるスリーブ13を図示せぬシフトアクチュエータに接続されたシフトフォーク20で例えば右方向に駆動すると、スリーブ13はそのチャンファ13a…をシンクロナイザハブ12のチャンファ12d…に案内されながら移動し、スリーブ13のチャンファ13a…の歯先に押圧されたシンクロナイザスプリング18の荷重がシンクロナイザリング17に伝達されることで、シンクロナイザリング17がギヤ16に向けて付勢される。このとき、シフトアクチュエータがスリーブ13を駆動するシフト荷重は付勢部材21の弾発部21c…の弾発力よりも強いため、シンクロナイザリング17は弾発部21c…を弾性変形させながらギヤ16に向けて移動することができる。
スリーブ13が更に前進すると、スリーブ13のチャンファ13a…の歯先とシンクロナイザリング17のチャンファ17a…の歯先とが当接し、かつギヤ16のコーン面16cとシンクロナイザリング17の摩擦面19aとが接触して摩擦力によるトルクが発生する。スリーブ13が更に前進すると、前記トルクによりギヤ16の回転にスリーブ13の回転(即ち回転軸11の回転)が同期し、スリーブ13のチャンファ13a…がシンクロナイザリング17のチャンファ17a…を掻き分けることが可能になる。
ギヤ16の回転にスリーブ13の回転が同期すると前記トルクが消滅するため、スリーブ13が更に前進すると、スリーブ13のチャンファ13a…がシンクロナイザリング17のチャンファ17a…を掻き分けてスリーブ13およびシンクロナイザリング17が一体に結合され、更にスリーブ13のチャンファ13a…がギヤ16のドグ歯16b…を掻き分けて係合することで変速が完了する。
ところで、シンクロ装置Sが中立状態にあるとき、シンクロナイザリング17はシンクロナイザハブ12と一体に回転するため、シンクロナイザリング17は回転軸11に対して相対回転するギヤ16に対して相対回転し、ギヤ16のコーン面16cとシンクロナイザリング17の摩擦面19aとの間に発生する引きずりトルクがフリクションロスの原因となったり、トランスミッションの騒音の原因となったりする。このフリクションを低減するには、シンクロナイザリング17をギヤ16から離反する方向に付勢し、シンクロナイザリング17の摩擦面19aがギヤ16のコーン面16cにできるだけ接触しないようにすることが必要である。
本実施の形態によれば、シンクロナイザリング17の側面17bおよびギヤ16の側面16d間に配置した付勢部材21の弾発部21c…がギヤ16からシンクロナイザリング17を離間させる付勢力を発生する。それに加えて、スリーブ13の移動に伴ってチャンファ13a…の歯先が付勢部材21の本体部21aの外周面に係合し、付勢部材21をギヤ16に向けて押し付ける荷重が発生することで、ギヤ16とシンクロナイザリング17とを確実に離間させることができる。これにより、シンクロナイザリング17の摩擦面19aおよびギヤ16のコーン面16cが接触して引きずりトルクが発生するのを防止し、トランスミッションにフリクションロスや騒音が発生するのを回避することができる。
シンクロ装置Sを作動させる際に、シフトアクチュエータがスリーブ13を駆動するシフト荷重は付勢部材21の弾発部21c…の弾発力よりも強く設定されているため、シフトアクチュエータは付勢部材21の弾発部21c…を弾性変形させながらシンクロナイザリング17をギヤ16に向けて移動させることができる。またスリーブ13のチャンファ13a…の歯先が付勢部材21の本体部21aの外周面に係合しても、付勢部材21の本体部21aが径方向内向きに弾性変形することで、スリーブ13のチャンファ13a…は最終的に付勢部材21を乗り越えてギヤ16のドグ歯16b…に支障なく係合することができる。
以上のように、本実施の形態の付勢部材21は、シンクロナイザリング17に当接する環状の本体部21aに複数の位置決め凹部21b…および複数の弾発部21c…を一体に備えており、その位置決め凹部21b…をシンクロナイザリング17の位置決め凸部17c…に係合させるとともに、その弾発部21c…をギヤ16の側面16dに当接させるので、複数の付勢部材をそれぞれボルトでギヤ16に固定する場合に比べて、部品点数および組付工数を削減してコストダウンに寄与することができる。特に、本体部21aを切り起こして弾発部21c…を形成したので、付勢部材21をプレス成形する際に弾発部21c…を同時に形成することが可能となり、製造コストの更なる削減が可能になる。
第2の実施の形態
次に、図6および図7に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態は、付勢部材21の形状だけが第1の実施の形態と異なっており、その他の構成は第1の実施の形態と同じである。
第2の実施の形態の付勢部材21は、弾性を有する金属板をプレス成形したもので、細幅で環状に形成された本体部21aと、本体部21aの外周の120°ずつ離間した位置を径方向内向き屈曲させた3個の位置決め凹部21b…と、本体部21aの外周の120°ずつ離間した位置22から径方向に内向きに矩形状に突出する3個の弾発部21c…とを備えており、弾発部21c…は径方向に外向きに断面V字状に折り返される。3個の位置決め凹部21b…および3個の弾発部21c…は、60°間隔で円周方向に交互に配置される。
付勢部材21の3個の位置決め凹部21b…はシンクロナイザリング17の3個の位置決め凸部17c…に係合し、この組付状態で、付勢部材21の本体部21aがシンクロナイザリング17のチャンファ17a…の側面17bに当接し、かつ3個の弾発部21c…の先端がギヤ16の側面16dに当接することで、シンクロナイザリング17はギヤ16から離反する方向に付勢される。そして付勢部材21の本体部21aの外周面はスリーブ13のチャンファ13a…の歯先よりも僅かに径方向外側に突出する。
本実施の形態によっても、上述した第1の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、付勢部材21の位置決め凹部21b…の数および弾発部21c…の数は実施の形態の各3個に限定されず、適宜変更可能である。
11 回転軸
12 シンクロナイザハブ
13 スリーブ
16 ギヤ
16c コーン面
17 シンクロナイザリング
17c 位置決め凸部
19a 摩擦面
21 付勢部材
21a 本体部
21b 位置決め凹部
21c 弾発部
L 軸線

Claims (3)

  1. 回転軸(11)に固定されたシンクロナイザハブ(12)と、
    前記回転軸(11)に相対回転自在に支持されたギヤ(16)と、
    前記シンクロナイザハブ(12)および前記ギヤ(16)間に配置されて前記シンクロナイザハブ(12)の回転を前記ギヤ(16)のコーン面(16c)に伝達する摩擦面(19a)が形成されたシンクロナイザリング(17)と、
    前記シンクロナイザハブ(12)に前記回転軸(11)の軸線(L)方向に摺動自在に支持されて前記シンクロナイザリング(17)および前記ギヤ(16)に係合可能なスリーブ(13)とを備えるトランスミッションのシンクロ装置において、
    前記コーン面(16c)および前記摩擦面(19a)よりも径方向外側で前記ギヤ(16)および前記シンクロナイザリング(17)に挟まれる位置に環状の付勢部材(21)を配置し、
    前記付勢部材(21)は、前記シンクロナイザリング(17)に当接する環状の本体部(21a)と、前記本体部(21a)の一部を切り欠いて形成した複数の位置決め凹部(21b)と、前記本体部(21a)の一部を折り曲げて形成した複数の弾発部(21c)とを備え、前記位置決め凹部(21b)は前記シンクロナイザリング(17)に形成した位置決め凸部(17c)に係合して前記付勢部材(21)を径方向に位置決めし、前記弾発部(21c)は前記ギヤ(16)に当接して前記シンクロナイザリング(17)を前記ギヤ(16)から離反する方向に付勢することを特徴とするトランスミッションのシンクロ装置。
  2. 前記付勢部材(21)の本体部(21a)の外径は、前記スリーブ(13)の内径よりも僅かに大きいことを特徴とする、請求項1に記載のトランスミッションのシンクロ装置。
  3. 前記弾発部(21c)の付勢力は、前記スリーブ(13)が前記シンクロナイザリング(17)を駆動するシフト荷重よりも小さいことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のトランスミッションのシンクロ装置。
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