JP2007225071A - 変速機用同期装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自己サーボ作用による同期性能を向上させた変速機用同期装置において、ハブの製造コストを安くする。
【解決手段】ハブ12の切り欠き12fの軸方向端部四隅に回転方向の力を軸方向の力に変換可能な斜面12g、12h、12i、12jを形成し、この切り欠き12fの中を軸方向に移動可能で、スリーブ22の内周に形成した凸部22gに係合し、四隅に同期リング24のチャンファ24c、24dと当接可能な第1斜面26k、26l、26m、26nと、ハブ12の斜面12g、12h、12i、12jと当接可能な第2斜面26o、26p、26q、26rを有する突起部26g、26h、26i、26jを形成したスラストピース26を設け、該スラストピース26は、同期作用が終了するまではスリーブ22と係合して軸方向に移動し、同期作用が終了した場合にこの係合が外れるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用変速機の変速操作(ギヤ切り替え)時に、スリーブから同期リングへの押圧力を、同期リングで発生する摩擦トルクによって増大させることにより、同期能力を高めることが可能な変速機用同期装置に関するものである。
従来、この種の変速機用同期装置としては、同期リングで発生する摩擦トルクをスリーブまたは推力板の斜面を介してハブに伝達する過程で、ハブとスリーブまたは推力板との間で生ずるスラスト、すなわち自己サーボ作用によって同期能力を高める作用を得るようにしたものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記のハブとスリーブまたは推力板との間で生ずるスラストによって同期能力を高める方式にあっては、ハブの軸方向中央部付近に斜面(特許文献1の第2図および第17図の44)を形成する必要があり、製造が難しくコストが高くなるという問題があった。
特公昭45−35684号公報
解決しようとする問題点は、ハブの製造コストが高い点である。
本発明の目的は、自己サーボ作用によって同期能力を高めることができ、かつその場合ハブの製造コストを安くすることが可能な同期装置を提供することにある。
本発明の変速機用同期装置は、同期リングに生ずる摩擦トルクをチャンファから、スリーブと軸方向に係合した略長方形状のスラストピースの第1斜面を介して、該スラストピースの四隅に形成した第2斜面からハブの軸方向端部に形成した斜面に作用させることで自己サーボ作用を確保しながら、同期作用が終了してスリーブが変速ギヤのスプラインと噛み合う前に、スラストピースとスリーブとの係合が外れるようにしたことを最も主要な特徴とする。
すなわち、本発明は、動力を伝える軸と、該軸に固定したボス部から径方向外側に延ばしたフランジ部の外周に複数の切り欠きと外周スプラインとを形成するとともに、切り欠きの軸方向端部四隅に回転方向の力を軸方向の力に転換可能な斜面をそれぞれ形成したハブと、内周にスプラインを、また該スプラインの一部の内側に凸部をそれぞれ形成し、ハブの外周スプラインに軸方向摺動可能に支持したスリーブと、該スリーブが嵌合可能なスプラインおよび摩擦面をハブ側に一体的に設け、ハブの軸方向両側にそれぞれ配置した変速ギヤと、該変速ギヤの摩擦面に圧接可能な摩擦面を形成するとともに、外周にチャンファを形成し、各変速ギヤにそれぞれ対応してハブの軸方向両側で該ハブと各変速ギヤとの間に配置した同期リングと、スリーブの凸部と軸方向に係合可能で、ハブの切り欠き内を軸方向移動可能なスラストピースと、を備え、該スラストピースは、同期リングのチャンファを押圧可能な第1斜面と、ハブの斜面に当接可能な第2斜面とを有するとともに、第1斜面が同期リングのチヤンファを押圧する際にはスリーブと係合して軸方向に一体となり、スリーブが変速ギヤのスプラインと係合する前に、スリーブとの係合が外れるように構成した。
本発明の変速機用同期装置は、スラストピースの第1斜面と同期リングの前記チャンファとを押圧可能にして、この際にスラストピースがスリーブと係合し軸方向に一体となるようにすることにより、同期リングに生ずる摩擦トルクを軸方向のスラストに変換して、これを同期リングを押圧する力の一部にすることで、自己サーボ作用を実現することができ、かつその場合ハブの製造コストを安くすることが可能である。したがって、同期装置全体の製造コストを抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る変速機用同期装置を、各実施例に基づき図とともに説明する。
図1は、本発明の1実施例に係る変速機用同期装置の主要部の断面図であって、図2におけるZ−Z線に沿って切断した断面である。図2は、図1における入力軸10と3速ギヤ18と4速ギヤ20を取り去って図1中右側(3速ギヤ18側)から見た外観図である。また、図3は図1の上側の要部を拡大し、詳細の符号を記入したものである。
入力軸10は、図示しないクラッチを介してエンジンと連結可能になっている。
入力軸10にはハブ12が、これらに形成したスプライン10a、12a同士で回転方向に一体に結合されており、また同図中左側からブッシュ14が入力軸10に圧入されている。したがって、ハブ12は入力軸10に、入力軸10の大径部10bとブッシュ14とに挟まれた状態で軸方向に固定されている。
ハブ12は、ボス部20bと、これから半径方向外側へ延びるフランジ部12cと、このフランジ部12cの外周に設けた環状部12dとを有する。ハブ12の外周側には、スリーブ22を配置して、これらに形成された外周スプライン12e、24a同士で軸方向に相対移動可能に係合させている。
そして、入力軸10には、ベアリング16aを介して3速ギヤ18が、またブッシュ14の外側にはベアリング16bを介して4速ギヤ20が、それぞれハブ12を挟むように配置され、回転自在に支持されている。
なお、3速ギヤ18および4速ギヤ20は本発明の変速ギヤを構成し、それぞれ図示しない出力軸側の相手ギヤと噛み合っており、それらを通じて車両の車輪と連結されている。
3速ギヤ18および4速ギヤ20のハブ12側には、スリーブ22のスプライン22aと噛み合うスプライン18aおよび20aと、円錐状の摩擦面18b、20bとが形成してある。
スリーブ22にはこの外周にフォーク溝22bが形成され、ここに図示しないシフトフォークが摺動可能に嵌め合わされて、図示しないシフトレバーからの手動またはアクチュエータの出力により、これに連動するシフトフォークを介してスリーブ22を軸方向に移動可能としている。
スリーブ22は、図1の状態のようにハブ12の外周スプライン12eのみに噛み合いスプライン18a、20aとは噛み合わない中立位置、図1の状態から右方へ所定量移動したときは、スリーブ22の左方部分がハブ12の外周スプライン12eに噛み合ったまま右方部分が3速ギヤ18のスプライン18aに噛み合う3速位置、図1の状態から左方へ所定量移動したときは、スリーブ22の右方部分がハブ12の外周スプライン12eに噛み合ったまま左方部分が4速ギヤ20のスプライン20aに噛み合う4速位置となるように、スリーブ22の長さおよび位置関係を設定してある。
3速ギヤ18および4速ギヤ20とハブ12との間には、互いに同じ形状の同期リング24がそれぞれ逆向きで配置されている。
これらの同期リング24には、摩擦面18b、20bに対応した摩擦面24aがそれぞれ形成されており、後述するように摩擦面18bおよび24a同士と、摩擦面20bおよび24a同士とが、圧接されたときそれぞれ同期作用を行う。
ハブ12は、図4に示すように、フランジ部12cから環状部12dにかけて、周上に切り欠き12fが3カ所形成してあり、この切り欠き12fの中には、図1乃至3に示すように、同期リング24、24同士とハブ12およびスリーブ22との間に、3個のスラストピース26がそれぞれ配置されている。
また、図3に示すように、スラストピース26の径方向内側にはスプリング28が配置されており、それらの張力でそれぞれボール30を介してスラストピース26を径方向外側へ押し広げるようにしている。
以上のように各構成部品が配置されているが、これらの形状と各構成部品間の関係を詳述する。
ハブ12は図4、図5に示してあり、図4は図2に対応したハブ12の部分拡大外観図であり、図5は図4の上方から展開形状で見た外観図である。
これらの図で分かるように、切り欠き12fの軸方向両端4カ所に斜面12g、12h、12i、12jが形成してある。
これらの斜面12g、12h、12i、12jは、後述するようにスラストピース26が当接してここに回転方向の力が作用すると、これを軸方向の力に方向変換してスラストピース26を軸方向に押圧するように形成している。
切り欠き12fのボス部12b側には座面12kが形成され、スプリング28が装着できるようになっている。
スリーブ22は図6に示してあり、図6は図2に対応したスリーブ22の正面部分拡大外観図である。
図2、図3とともに説明すると、各スプライン22aの軸方向両端にはチャンファ22c、22dが形成されており、3カ所各3枚のスプライン22aの内側には斜面22e、22fを有する凸部22gが形成されるとともに、そのうちの各1枚のスプライン22aの軸方向中央部には突起22hが形成されている。
なお、この凸部22gには後述するスラストピース26が係合する。
同期リング24は図7、図8、図9、図10に示してあり、図7は図1に対応した断面図であり、図8は図7を右側から見た部分拡大外観図である。
また、図9は図7の部分拡大図であり、図10は図8の上から展開形状で見た外観図である。
前述のように同期リング24の内側は円錐状の摩擦面24aになっており、3速ギヤ18および4速ギヤ20の摩擦面18b、20bに対面するようにしている。
同期リング24の外周にはハブ12に対応して3カ所の切り欠き24bが形成され、該切り欠き24bの両側にはチャンファ24c、24dおよび第1端面24e、24f、第2端面24g、24hが形成されている。
また、切り欠き24bの中央部には突起24iがあり、これの回転方向両側には斜面24j、24kが形成されている。
さらに、ハブ12側には後面24lが形成されている。
スラストピース26は図11、図12、図13にいずれも拡大表示してある。
図11は図1、図3に対応したスラストピース26の断面図であり、図12は図11を上から見た外観図であり、図13は図11の左側から見た外観図である。
スラストピース26は図11に示すように、外周面26aに係合斜面26b、26cを有する凹部26dが形成され、該凹部26dの中央に孔26eとその下方(径方向内側)に円錐部26fが形成されている。
なお、スラストピース26は図13に示すように全体に湾曲した形状をしているが、厳密には球面の一部であることが望ましい。
また、凹部26dがスリーブ22の凸部22gと対応しており、図1乃至図3に示すようにスラストピース26が凸部22gと係合した状態にあっては、スリーブ22の突起22hは孔26eに収まるようになっている。
図1乃至3に示すように、円錐部26fにはスプリング28に押圧されたボール30が当接している。
スラストピース26は図12に示すように、上(径方向外側)から見るとほぼ長方形状をしており、四隅の周方向に突起部26g、26h、26i、26jがあって、該突起部26g、26h、26i、26jの軸方向外側に第1斜面26k、26l、26m、26nを、軸方向内側に第2斜面26o、26p、26q、26rをそれぞれ形成してある。
なお、第1斜面26k、26l、26m、26nは同期リング24のチャンファ24c、24dに、第2斜面26o、26p、26q、26rはハブ12の斜面12g、12h、12i、12jに、それぞれ対応しており、対応したそれぞれの斜面同士は後述するように当接可能になっている。
後述するように、スラストピース26は径方向外側から見て、ハブ12およびスラストピース26に対してやや揺動するので、厳密には第1斜面26k、26l、26m、26nおよび第2斜面26o、26p、26q、26rはゆるい円弧面になっており、隅には小さな丸みがついている。
図11および図13に示すように、スラストピース26の内周面26sには、軸方向の両側に窪み26tが形成してあり、該窪み26tは同期リングの突起24iに対応している。
すなわち、後述するように、スラストピース26が径方向内側へ移動する際に、窪み26tに同期リング24の突起24iが収まるようになる。
次に、図1に示した同期装置の作動を説明する。
作動は、図3および図14以降に示す拡大図を基に説明する。なお、図14乃至図16および図18は展開状態で描いた外観図であり、わかりやすくするためスリーブ12はスプライン12a形状のみを細線で描いてある。
図17、図19、図20は同期作用の進行を示す、図3に対応した図である。
図3および図14、図15はスリーブ22が中立位置にある場合の状態を示し、この状態ではスラストピース26がスプリング28により外側へ押し広げられてスリーブ22の凸部22gに係合するとともに、ハブ12の切り欠き12fに係合している。
この中立位置にあっては、スラストピース26の第2斜面26o、26p、26q、26rはハブ12の斜面12g、12h、12i、12jと接することはない。
図15は、中立位置にある場合のスラストピース26と両側の同期リング24との関係を示すものであり、ハブ12およびスリーブ22を除いて描いてある。
図15でわかるように、スラストピース26の突起部26g、26h、26i、26jと同期リング24の第2端面24g、24hとの間に隙間Xがもうけてある。
このため、中立位置にあっては、同期リング24はスラストピース26に対してこの隙間Xだけ回転方向の遊びを有している。
ここから、スリーブ22が3速ギヤ18側へ移動する場合について説明する。
スリーブ22とこれに係合したスラストピース26が、ボール30とともに3速ギヤ18側へ移動すると、はじめにボール30が同期リング24の後面24lに当接し、スプリング30の張力に応じた力で同期リング24を3速ギヤ18側へ押圧する。
このとき、入力軸10と3速ギヤ18との間に回転差があると、同期リング24と3速ギヤ18の摩擦面同士24a、18bの間で摩擦が起き、この摩擦トルクによって同期リング24はスラストピース26に対して回転し、図16のようになる。
すなわち、同期リング24のチヤンファ面24cがスラストピース26の第2端面24gに当接し、ここに摩擦トルクを伝える。
前述のように、スラストピース26は3速ギヤ18側へやや移動したため、ハブ12の切り欠き12fの中で揺動可能になっており、同期リング24のチヤンファ面24cに押圧されて図16に示すようにやや揺動して、第1斜面26kがハブ12の斜面12gに当接する。
なお、図17は、図3に対応した図で、図16の状態を表した断面図である。
図16でわかるように、同期リング24がスラストピース26に対して少し回転したため、同期リングの突起24gがスラストピース26の窪み26tからやや外れている。
このため、スラストピース26は、その内周面26sが同期リングの突起24gの斜面24hに当接するので、図17に示す状態から径方向内側への移動ができない。
この状態において、スラストピース26の内周面26sは3速ギヤ18側が同期リングの突起24gに当接しているのがわかる。
このため、スラストピース26は図17の状態から径方向内側への移動ができないので、スリーブ22の斜面22eはスラストピース26の係合斜面26bとの係合状態が維持され、これを軸方向に押圧し続ける。
一方、スラストピース26の第1斜面26kがハブ12の斜面12gに当接しており、同期リング24のチヤンファ面24cから伝わった摩擦トルクがここに作用する。
前述のように、第1斜面26kと斜面12gとの間には、摩擦トルクによる回転方向の力を軸方向の力に変換する作用がある。
このため、同期リング24と3速ギヤ18との間に生じた摩擦トルクが斜面12gに作用して、第1斜面26kと斜面12gとの間で軸方向の力が生じ、スラストピース26が3速ギヤ18側へ押圧されることになる。
つまり図16、図17の状態に至って摩擦トルクTfが生じているとすると、以後、スラストピース26は、スリーブ22の斜面22eから押圧される力をFmとし、第1斜面26kと斜面12gとの間で生ずる力をFtとした場合、FmとFtを合計した力で第2端面24gが同期リング24のチヤンファ面24cを軸方向に押すことになる。
したがって、摩擦トルクTfを発生させるために同期リング24を軸方向へ押す押圧力のうち、Ftは摩擦トルクによって発生する自己サーボ力であり、Fmに付加されて同期リング24を押圧するので、自己サーボ力がない同期装置に比べて同じ摩擦トルク(同期力)を得るのに要するスリーブ22からの押圧力はFtだけ小さくて済むことになる。これが、自己サーボ力による倍力作用で同期性能が向上する原理である。
ここで、同期リング24のチヤンファ24cの角度を適切に設定しておくことにより、同期リング24と3速ギヤ18との間に回転差があって両者間に摩擦トルクがある限り、スラストピース26は同期リング24に軸方向の進行を阻止されて3速ギヤ18側へ移動することができず、同期リング24を押圧し続けて同期作用を行い、自己サーボ力Ftもそれに加勢し続ける。
この同期作用によって、やがて、3速ギヤ18と同期リング24との回転差がなくなると、前述の摩擦トルクが消滅するので、スラストピース26は第1斜面26kによって同期リング24を元の中立位置の方へ相対回転させながら3速ギヤ18側へ進行することができるようになる。
そして図18、図19は、第1斜面26kがチャンファ24cを通過し終わった状態である。
この図18でわかるように、同期リングの突起24gがスラストピースの26窪み26tに収まりうる位置関係になる。
したがって、図19に見るように、スラストピース26の3速ギヤ18側は径方向内側へ移動して、スリーブ22の凸部22gとスラストピース26の凹部26dとの係合が外れて、スリーブ22は単独で3速ギヤ18側へ移動できるようになる。
この後、スリーブ22はさらに進行して、図20に示すように、もはや回転差がなくなった3速ギヤ18のスプライン18aと噛み合って変速操作を終了する。
図20でわかるように、変速操作が終了したときには、スリーブ22の突起22hがスラストピース26の係合斜面26bに当接している。
したがって、スラストピース26はスリーブ22によって左側(中立位置側)への移動が規制される。このため、たとえばスリーブ22が3速ギヤ18と噛み合った状態においてスラストピース26が4速ギヤ20側へ移動して、不測の事態を招くことを防止することができる。
以上の説明でわかるように、同じ同期容量(摩擦トルク)を得るためにスリーブ22が同期リング24を押圧する荷重は、一般的なボーグワーナー型同期装置と較べて、より小さく済むのでその分だけ同期性能が高いことになる。
また、ハブ12は、その切り欠き12fの軸方向に斜面12g、12h、12i、12jを形成するだけであるので、焼結工法での製作が容易であり、製造コストを安くすることができる。
これは、スラストピース26の四隅に第1斜面26k、26l、26m、26nと、第2斜面26o、26p、26q、26rとを形成し、同期作用中はスラストピース26がスリーブ22と軸方向に係合し、同期作用が終了してスリーブが変速ギヤと噛み合う前にこの係合が外れるようにしたためである。
なお、実施例1は、入力軸10側に同期装置を配置した場合について説明したが、出力軸側に配置しても同様の作用をすることは言うまでもない。
本発明の変速機用同期装置は、当業者の一般的な知識に基づいて、摩擦面における摩擦係数を高めるために同期リングの摩擦面にネジや油溝を形成するなどの変更を加えた態様で実施することができるとともに、同期リングの突起とスラストピースの窪みを適切な形状に設定することや、マルチコーンと呼ばれる摩擦面を複数備えた同期装置に応用するなどの改良を加えることができる。
摩擦トルクを軸方向の力に変えて同期リングを押圧補助することによる同期性能の向上を果たしながら、ハブの製造コストを安くすることができるので、特に製造コストの低減を要求される乗用車用変速機に適用してメリットを得ることができるとともに、アクチュエーターで変速操作を行う同期装置を備えた変速機などにも適用することができる。
3速、4速用同期装置における要部の断面図である。(実施例1) 図1から3速、4速ギヤ、入力軸を取り去って3速ギヤ側から見た外観図である。 図1の部分拡大図である。 ハブの正面部分拡大外観図である。 図4の上方から見た展開外観図である。 スリーブの正面部分拡大外観図である。 同期リングの断面図である。 図7の右側から見た部分拡大外観図である。 図7の部分拡大図である。 図8の上方から見た展開外観図である。 スラストピースの拡大断面図である。 図11を上から見た外観図である。 図11を右側から見た外観図である。 作動を説明する図である。 スラストピースと同期リングの位置関係を説明する図である。 作動を説明する図である。 作動を説明する図である。 作動を説明する図である。 作動を説明する図である。 変速操作を終了した状態の要部拡大断面図である。
符号の説明
10 入力軸
12 ハブ
14 ブッシュ
16 ベアリング
18 3速ギヤ
20 4速ギヤ
22 スリーブ
24 同期リング
26 スラストピース
28 スプリング
30 ボール

Claims (5)

  1. 動力を伝える軸と、
    該軸に固定したボス部から径方向外側に延ばしたフランジ部の外周に複数の切り欠きと外周スプラインとを形成するとともに、前記切り欠きの軸方向端部四隅に回転方向の力を軸方向の力に変換可能な斜面をそれぞれ形成したハブと、
    内周にスプラインを、また該スプラインの一部の内側に凸部をそれぞれ形成し、前記ハブの前記外周スプラインに軸方向摺動可能に支持したスリーブと、
    該スリーブが嵌合可能なスプラインおよび摩擦面を前記ハブ側に一体的に設け、前記ハブの軸方向両側にそれぞれ配置した変速ギヤと、
    該変速ギヤの前記摩擦面に圧接可能な摩擦面を形成するとともに、外周にチャンファを形成し、前記各変速ギヤにそれぞれ対応して前記ハブの軸方向両側で該ハブと前記各変速ギヤとの間に配置した同期リングと、
    前記スリーブの前記凸部と軸方向に係合可能で、前記ハブの前記切り欠き内を軸方向移動可能なスラストピースと、
    を備え、
    該スラストピースは、前記同期リングの前記チャンファを押圧可能な第1斜面と、前記ハブの前記斜面に当接可能な第2斜面とを有するとともに、前記第1斜面が前記同期リングの前記チヤンファを押圧する際には前記スリーブと係合して軸方向に一体となり、前記スリーブが前記変速ギヤの前記スプラインと係合する前に前記スリーブとの係合が外れることを特徴とする変速機用同期装置。
  2. 前記同期リングは外周に突起を有し、
    前記スラストピースは、径方向外側から見て、四隅の周方向に突起部を有する略長方形状をしているとともに、外周面に前記スリーブの前記凸部に係合する凹部を、また内周面の軸方向両端に前記同期リングの前記突起に対応した窪みをそれぞれ形成し、前記第1斜面が前記同期リングの前記チヤンファを押圧する際には、前記内周面が前記同期リングの前記突起に当接し、前記スリーブが前記変速ギヤの前記スプラインと係合する前に、前記同期リングの前記突起を前記窪みに収めるようにして、前記スリーブとの係合が外れることを特徴とする請求項1に記載の変速機用同期装置。
  3. 前記スラストピースの四隅に形成した前記第2斜面は、前記スリーブが中立位置にある場合は前記ハブの前記斜面に当接せず、前記スリーブが一方の前記変速ギヤ側へ移動した場合は該変速ギヤ側の前記第2斜面のみが前記ハブの前記斜面に当接可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の変速機用同期装置。
  4. 前記スラストピースを径方向外側へ押し広げるスプリングを備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の変速機用同期装置。
  5. 前記スリーブの前記スプラインの一部中央に突起を形成し、該突起は前記スリーブが前記変速ギヤの前記スプラインと係合した際に、前記スラストピースの前記第1斜面と当接可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の変速機用同期装置。
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