JP2016112669A - 電動工具及び集塵機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動工具と集塵機との連動運転システムにおいて、集塵機を操作することなく、電動工具の操作だけで電動工具と集塵機とをペアリングできるようにする。【解決手段】電動工具10は、無線送信部30と、集塵機50を連動運転させる制御部20とを備える。制御部20は、ペアリング要求SW34の操作によって、動作モードがペアリングモードに切り替わり、無線送信部30を介して集塵機50にペアリング要求信号を送信することで、自工具を連動対象機器として登録させる。また、集塵機50は、集塵モータ52と、無線受信部70と、制御部60と、を備える。制御部60は、無線受信部70にてペアリング要求信号が受信されると、動作モードがペアリングモードに切り替わり、ペアリング要求信号を送信してきた電動工具10を連動対象機器として登録する。【選択図】図1

Description

本発明は、集塵機を連動運転可能な電動工具、及び、集塵機に関する。
従来、被加工材の切削、切断、孔空け等を行うための電動工具として、使用時に発生する粉塵や切削屑を吸引するために、集塵機を連動して動作させるように構成されたものが知られている。
また、例えば、電動工具が、充電可能なバッテリを備えた充電式工具である場合、集塵機を連動運転させるための連動信号を有線にて伝送させるようにすると、電動工具を自由に移動させることができなくなる。
このため、電動工具と集塵機とで構成される連動運転システムにおいては、電動工具と集塵機とにそれぞれ無線通信用の通信装置を設け、電動工具から集塵機には、その通信装置を介して、連動信号を無線送信することも提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の連動運転システムにおいて、集塵機の周囲に複数の電動工具が存在するときには、集塵機側の通信装置は、その複数の電動工具の通信装置からの送信電波を受信できるようになる。
このため、特許文献1では、集塵機に、連動運転すべき電動工具の識別情報を登録しておき、通信装置が受信した連動信号にその識別情報が含まれている場合にだけ、集塵機が、その連動信号に応じて動作するよう構成することも提案されている。
欧州特許出願公開第2628427号(EP2628427A2)
ところで、上記提案の連動運転システムにおいては、集塵機に電動工具の識別情報を登録する際に、集塵機に設けられた登録用のスイッチ(電気接点)を押すようになっている。
そして、集塵機は、そのスイッチが押された後、電動工具から送信されてくる連動信号を受信すると、その連動信号に含まれる識別情報を、連動運転すべき電動工具の識別情報として登録する。
このため、上記提案の連動運転システムにおいて、集塵機は、周囲に複数の電動工具が存在したとしても、その特定の電動工具からの連動信号だけで動作することになり、集塵機が、対応しない電動工具からの連動信号によって誤動作するのを防止できる。
しかし、集塵機に電動工具の識別情報を登録する際には、集塵機に設けられたスイッチを操作しなければならないことから、連動運転システムの使い勝手が悪いという問題がある。
つまり、例えば、電動工具を使用する場所が集塵機から離れている場合、電動工具の使用者は、集塵機に電動工具を登録するために、集塵機の設置場所まで移動して、識別情報登録用のスイッチを操作する必要があり、その登録作業が面倒である、という問題がある。
本発明は、集塵機が電動工具に連動して運転されるシステムにおいて、集塵機に連動運転の対象となる電動工具を登録する際、集塵機を操作することなく、電動工具の操作だけで簡単に登録できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の電動工具は、集塵機へ無線信号を送信するための無線送信部と、無線送信部を介して集塵機へ連動信号を送信することにより、集塵機を自工具の動作に連動して運転させる送信制御部と、を備える。
送信制御部は、自工具に設けられた操作部の操作によって、動作モードが、集塵機を連動運転させる通常モードから、自工具を連動対象機器として集塵機に登録させるペアリングモードに切り替わる。
そして、送信制御部は、動作モードがペアリングモードに切り替わると、無線送信部を介して集塵機にペアリング要求信号を送信し、自工具を連動対象機器として集塵機に登録させる。
一方、本発明の集塵機は、集塵用のモータと、電動工具から送信された無線信号を受信するための無線受信部と、無線受信部にて受信された連動信号に従いモータを駆動する受信制御部と、を備える。
受信制御部は、無線受信部にてペアリング要求信号が受信されると、動作モードが、連動信号に従いモータを駆動する通常モードから、ペアリングモードに切り替わる。
そして、受信制御部は、動作モードがペアリングモードに切り替わると、ペアリング要求信号を送信してきた電動工具を、モータを駆動するための連動信号を送信してくる連動対象機器として登録する。
このため、本発明の電動工具及び集塵機によれば、集塵機に連動対象機器となる電動工具を登録して、連動運転システムを構築する際には、電動工具の操作部を操作するだけでよく、集塵機に設けられたスイッチを操作する必要がない。
従って、電動工具の使用者は、連動運転システムを構築するために、集塵機まで移動する必要がなく、極めて簡単に、電動工具の登録作業を行うことができる。
ここで、本発明の電動工具において、ペアリングモードへの切替要求を入力するための操作部としては、例えば、電動工具起動用のトリガスイッチ等、電動工具に設けられた各種スイッチを利用してもよい。
なお、この場合、切換要求入力用の操作時間や連続操作回数等を予め設定しておくことで、送信制御部が、他の操作入力と切替要求入力とを識別できるようにすればよい。
また、この操作部としては、電動工具に、ペアリングモードへの切替要求を入力するためのペアリング要求スイッチを設けるようにしてもよい。
次に、電動工具の無線送信部は、周波数が異なる複数の通信チャンネルの中から1つの通信チャンネルを選択して、無線信号を送信するように構成されていてもよい。
このようにすれば、本発明の電動工具が複数隣接している場合に、各電動工具の無線送信部から送信される無線信号が、他の電動工具の無線送信部から送信される無線信号と同一チャンネルとなって、無線信号同士が衝突する確率を低減することができる。
これに対応して、集塵機側の無線受信部は、周波数が異なる複数の通信チャンネルの中から1つの通信チャンネルを選択して、無線信号を受信するように構成されていてもよい。
このようにすれば、集塵機側では、無線受信部が無線信号を受信する通信チャンネルを、連動対象機器となる電動工具が連動信号を送信するのに用いる通信チャンネルと同一チャンネルに設定することにより、連動対象機器を登録できるようになる。
また、この場合、集塵機において、特定の電動工具を連動対象機器として登録する際に、電動工具の識別情報を登録する必要がなく、また、その登録や識別のために、電動工具からの送信信号に、工具自身の識別情報を含める必要がない。
従って、電動工具の無線送信部及び集塵機の無線受信部を上記のように構成すれば、集塵機への電動工具の登録動作、電動工具からの無線信号の送信動作、及び、集塵機での受信信号の識別動作を、より簡単に行うことができるようになる。
なお、この場合、電動工具の無線送信部側で選択可能な複数の通信チャンネルと、集塵機の無線受信部側で選択可能な複数の通信チャンネルとは、チャンネル数も各チャンネルの周波数も同一にされているとよい。
次に、電動工具の無線送信部が複数の通信チャンネルの1つを選択して無線信号を送信するように構成されている場合、送信制御部は、無線送信部の通信チャンネルを複数の通信チャンネルの中から順次切り替えてペアリング要求信号を送信するように構成されていてもよい。
また、送信制御部は、複数の通信チャンネルの内、ペアリング要求信号送信用として予め設定された予約済チャンネルを利用して、ペアリング要求信号を送信するように構成されていてもよい。
そして、この場合、集塵機の受信制御部は、無線受信部が受信する無線信号の通信チャンネルを、予め設定された特定チャンネルに設定することで、ペアリング要求信号を受信させるように構成すればよい。
つまり、受信制御部が、無線受信部の通信チャンネルを、予め設定されている特定チャンネルに設定するようにすれば、電動工具から通信チャンネルを切り替えて送信されてくるペアリング要求信号の中の一つ(つまり、特定チャンネルのペアリング要求信号)を取得できるようになる。
また、受信制御部が、特定チャンネルとして、ペアリング要求信号受信用に設定されている予約済チャンネルを設定するようにすれば、電動工具から予約済チャンネルにて送信されてくるペアリング要求信号を取得できるようになる。
次に、本発明の電動工具において、送信制御部は、無線送信部を介してペアリング要求信号を前記集塵機に送信することで、集塵機側の動作モードをペアリングモードに切り替え、その後、無線送信部を介して、複数の通信チャンネルの1つである固有チャンネルを利用して、集塵機にペアリング設定信号を送信することで、自工具を連動対象機器として集塵機に登録させるよう構成されていてもよい。
また、電動工具をこのように構成した場合、集塵機の受信制御部は、無線受信部にてペアリング要求信号が受信されて、動作モードが通常モードからペアリングモードに切り替えられると、無線受信部が受信する無線信号の通信チャンネルを、複数の通信チャンネルの中から順次切り替えることで、電動工具から送信されてくるペアリング設定信号を受信し、そのペアリング設定信号を受信した通信チャンネルを、連動対象機器が連動信号を送信してくる固有チャンネル(換言すれば連動信号受信用の受信チャンネル)として登録するよう構成されているとよい。
つまり、電動工具及び集塵機をこのように構成すれば、電動工具が、連動信号送信用に設定されている固有チャンネルにてペアリング設定信号を送信するだけで、集塵機側で、その固有チャンネルを連動信号受信用の通信チャンネルとして設定できるようになる。
よって、この場合、電動工具と集塵機とのペアリングのために、識別情報を使用したり、双方向通信を行う必要がなく、極めて簡単な通信動作で電動工具と集塵機とをペアリングすることができる。
次に、電動工具の送信制御部は、外部から入力されるチャンネル変更指令に従い、固有チャンネルを変更するよう構成されていてもよい。
このようにすれば、電動工具の使用者は、電動工具においてペアリング設定信号や連動信号を送信するのに用いられる通信チャンネル(固有チャンネル)を、変更できるようになる。
このため、例えば、2つの電動工具の通信チャンネルが重複していて、一つの集塵機が2つの電動工具からの連動信号により動作するような場合に、一方の電動工具の通信チャンネルを変更して、集塵機がその電動工具に連動して動作するのを防止することができる。
また、このように電動工具の通信チャンネルを変更した場合、その電動工具に連動させる集塵機においても、連動信号受信用として既に設定されている通信チャンネル(固有チャンネル)を変更できるようにする必要がある。
そして、このためには、集塵機の受信制御部を、固有チャンネルが既に登録されているとき、動作モードが通常モードからペアリングモードに切り換えられて、固有チャンネルとは異なる通信チャンネルのペアリング設定信号を受信すると、その受信したペアリング設定信号の通信チャンネルを新たな固有チャンネルであるとして、固有チャンネルの登録内容を更新するように構成するとよい。
また、電動工具において、通信チャンネル(固有チャンネル)を変更するためのチャンネル変更指令は、変更後の通信チャンネルを指定可能な通信チャンネル設定用の装置から入力するようにしてもよい。
しかし、電動工具の通信チャンネルが他の電動工具と重複しないようにするには、通信チャンネルを単に変更するだけでよく、変更後の通信チャンネルを指定できなくても問題はない。
このため、チャンネル変更指令は、電動工具に設けられた操作部から、外部操作によって入力できるようにしてもよい。そして、この操作部としては、上述したペアリング要求スイッチを利用することができる。
つまり、この場合、送信制御部を、ペアリング要求スイッチの操作時間若しくは操作回数に基づき、ペアリングモードへの切替要求及びチャンネル変更指令を識別するように構成すれば、ペアリング要求スイッチを利用してチャンネル変更指令を入力することができるようになる。
次に、電動工具において、送信制御部は、操作部の操作によって動作モードがペアリングモードに切り替えられた後、予め設定された規定時間が経過すると、ペアリングモードを解除するよう構成されていてもよい。
このようにすれば、送信制御部の動作モードがペアリングモードである場合に、その動作モードをペアリングモードから通常モードに復帰させるために、使用者が操作部を操作する必要がないので、電動工具(延いては連動運転システム)の使い勝手を向上できる。
また同様に、集塵機において、受信制御部は、動作モードがペアリングモードに切り替えられた後、予め設定された規定時間が経過すると、ペアリングモードを解除するよう構成されていてもよい。
このようにすれば、受信制御部の動作モードがペアリングモードに切り替えられてから、通信不良等によって、ペアリング要求信号を送信してきた電動工具を連動対象機器として登録することができない場合に、通常モードへ復帰できなくなるのを防止できる。
また次に、電動工具には、無線送信部から連動信号が送信されるのを禁止する送信禁止指令を入力するめの送信禁止スイッチを設け、送信制御部は、送信禁止スイッチから送信禁止指令が入力されると、無線送信部からの連動信号の送信を禁止するよう構成してもよい。
このようにすれば、例えば、電動工具を集塵機から離れた位置に持っていって使用する場合等、集塵機を連動運転させる必要がないときに、使用者は、集塵機への連動信号の送信を禁止して、電動工具を単独で使用することができるようになる。
また、集塵機には、受信制御部の動作モードがペアリングモードに切り替えられるのを禁止するペアリング禁止指令を入力ためのペアリング禁止スイッチを設け、受信制御部は、ペアリング禁止スイッチからペアリング禁止指令が入力されると、無線受信部にてペアリング要求信号が受信されることにより、動作モードが通常モードからペアリングモードに切り替えられるのを禁止するよう構成してもよい。
このようにすれば、集塵機が、対応する電動工具とペアリングされていて、連動運転すべき電動工具を登録する必要がないときに、使用者は、ペアリング禁止スイッチを操作することで、受信制御部がペアリングモードに入るのを禁止することができる。
従って、この場合、連動対象機器ではない他の電動工具から送信されたペアリング要求信号により、集塵機の受信制御部がペアリングモードに入り、他の電動工具が連動対象機器として誤登録されるのを防止できる。
次に、電動工具の送信制御部は、ペアリングモードであるとき、無線送信部からの送信出力を、通常モードであるときよりも低下させるよう構成されていてもよい。
このようにすれば、送信制御部がペアリングモードであるときに無線送信部を介して送信される、ペアリング要求信号や他の送信信号(例えば、上述のペアリング設定信号)の信号レベルが、連動信号の送信レベルよりも低くなる。
このため、電動工具は、通常の連動運転時よりも狭い領域内の集塵機に対し、ペアリングのための信号を送信して、その集塵機に、自工具を連動対象機器として登録させることができる。よって、この場合、電動工具が、連動させる必要のない集塵機に連動対象機器として誤登録される確率を低くすることができる。
なお、このように、電動工具が集塵機に誤登録されるのを抑制するには、必ずしも、電動工具からのペアリング要求信号等の送信レベルを低下させる必要はなく、集塵機の受信制御部が、ペアリングモードであるときの無線受信部の受信感度を、通常モードであるときよりも低下させるよう、構成されていてもよい。
また、ペアリングモードでは、電動工具からの無線信号の送信レベルと、集塵機での無線信号の受信感度とを、共に低下させるようにしてもよい。
また次に、集塵機において、受信制御部は、ペアリングモードで連動対象機器を登録するか、又は、その登録に失敗すると、その旨を報知するよう構成されていてもよい。
そして、このようにすれば、電動工具の使用者は、連動運転システムを構築するために電動工具の操作部を操作した後、所望の集塵機に電動工具が連動対象機器として登録されたこと、或いは、その登録に失敗したことを、確認することができるようになる。
第1実施形態の連動運転システムの構成を表すブロック図である。 図1の電動工具及び集塵機にてそれぞれ実行される連動信号送信処理及び連動制御処理を表すフローチャートである。 図1の電動工具及び集塵機にてそれぞれ実行されるペアリング処理を表すフローチャートである。 第2実施形態の連動運転システムの構成を表すブロック図である。 第2実施形態のペアリング処理及び固有チャンネル変更処理を表すフローチャートである。 参考例の集塵機の構成を表すブロック図である。 参考例のペアリング処理を表すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、本実施形態の連動運転システムは、電動工具10と集塵機50とで構成され、電動工具10の使用時に集塵機50を連動運転させて、電動工具10の使用により発生する粉塵や切削屑を集塵機50に自動で吸引させるためのものである。
電動工具10は、例えば、グラインダ、丸のこ、ドライバドリル等、使用時に粉塵や切削屑を発生する工具であり、充電可能なバッテリを備えたバッテリパック12から電力供給を受けて動作する。
なお、バッテリパック12は、電動工具10の本体に対し着脱可能であり、充電時には、電動工具10から外し、充電器に装着することで、内部のバッテリを充電できるようになっている。
電動工具10には、動力源となる工具モータ14を駆動するための駆動部16、使用者が外部操作によって駆動指令を入力するためのトリガスイッチ(以下、スイッチをSWと記載する)18、及び、制御部20が備えられている。
制御部20は、トリガSW18がオン状態であるとき、駆動部16を介して工具モータ14を駆動すると共に、集塵機50を連動運転させるためのものである。
このため、電動工具10には、アンテナ32を介して、集塵機50を連動運転させるための指令を無線送信する無線送信部30が設けられており、制御部20は、この無線送信部30から連動信号を無線送信させることで、集塵機50を連動運転させる。
つまり、制御部20は、無線送信部30に対し、送信用データ若しくはコマンドをセットし、送信開始を指令することで、連動信号を含む各種指令信号(後述のペアリング要求信号、ペアリング設定信号等)を集塵機50に無線送信させる。
無線送信部30は、例えば、2.4GHz帯の電波を使って連動信号等を無線送信するためのものであり、送信周波数切替部24を介して、送信周波数を所定周波数単位(例えば1MHz単位)で切り替え可能である。また、無線送信部30は、送信出力切替部26を介して、送信出力(電力)も切り替え可能である。
電動工具10には、使用者により操作される操作部として、トリガSW18とは別に、集塵機50に自工具を登録してペアリングさせるためのペアリング要求SW34、及び、無線送信部30からの連動信号の送信を禁止するための送信禁止SW36が備えられている。
なお、トリガSW18及び送信禁止SW36は、例えば、外部操作によってオン・オフ状態が切り替えられる切替スイッチであり、ペアリング要求SW34は、例えば、使用者が操作(押下)しているときにだけオン状態となる押しボタンスイッチである。
制御部20は、メモリ22や入出力回路を備えたマイクロプロセッサ(MPU)にて構成されており、トリガSW18がオン状態であるとき、無線送信部30から連動信号を送信させる。
また制御部20は、ペアリング要求SW34が操作されると、トリガSW18の状態に応じて連動信号を送信させる通常モードから、自工具と特定の集塵機50とをペアリングさせるペアリングモードへと、動作モードが変化する。
そして、このペアリングモードでは、制御部20は、無線送信部30からペアリング要求信号を送信させることで、集塵機50の動作モードを、連動運転を行う通常モードからペアリングモードに移行させる。
また、ペアリング要求信号の送信後は、ペアリングモードに移行した集塵機50に対し、自工具を連動対象機器として登録させるために、無線送信部30からペアリング設定信号を送信させる。
なお、制御部20のメモリ22には、無線送信部30から連動信号を送信させる際の送信周波数を表す送信チャンネル(固有チャンネル、以下、チャンネルをCHと記載する)が記憶されている。
また、無線送信部30からの送信CHは、例えば、CH1〜CH78の何れかに設定できるようになっており、メモリ22には、各送信CHと送信周波数との関係を表す周波数CHマップも記憶されている。
そして、制御部20は、無線送信部30から連動信号を送信させる際には、この周波数CHマップから連動信号送信用の固有CHに対応した送信周波数を読み出し、送信周波数切替部24を介して、無線送信部30からの送信周波数を切り替える。
次に、集塵機50は、電動工具10付近に先端が配置された集塵ホース(図示せず)を備え、集塵ホースを介して電動工具10から排出された粉塵や切削屑を吸引するためのものであり、吸引用のファンを駆動する集塵モータ52を備える。
また、集塵機50には、例えば、商用電源から電力供給を受けて、集塵モータ52を含む内部回路駆動用の電源電圧を生成する電源部54、電動工具10に連動して集塵モータ52を駆動するための制御部60、及び、無線受信部70が備えられている。
無線受信部70は、制御部60からの指令に従い、電動工具10の無線送信部30から送信されてくる連動信号、ペアリング要求信号、ペアリング設定信号等の各種指令信号を、アンテナ72を介して受信するためのものであり、2.4GHz帯の無線信号を受信可能である。そして、無線受信部70は、アンテナ72を介して受信した受信データ若しくはコマンドを、制御部60に入力する。
また、無線受信部70は、電動工具10の無線送信部30と同様、受信周波数切替部64を介して、受信周波数を所定周波数単位(例えば1MHz単位)で切り替え可能である。また、無線受信部70は、受信感度切替部66を介して、受信感度を切り替えることもできる。
制御部60は、電動工具10の制御部20と同様、メモリ62や入出力回路を備えたマイクロプロセッサ(MPU)にて構成されており、無線受信部70にて連動信号が受信されると、集塵モータ52を駆動することで、集塵機50を電動工具10と連動運転させる。
また、制御部60は、その連動運転の対象となる連動対象機器として、特定の電動工具10を登録できるようになっている。このため、メモリ62には、その特定の電動工具10からの連動信号を特定できるように、その電動工具10が連動信号を送信してくる送信CH(上述した固有CH)が登録される。
なお、無線受信部70は、電動工具10の無線送信部30と同様に、受信CHを、例えば、CH1〜CH78の何れかに設定できるようになっており、メモリ62には、メモリ22と同様の周波数CHマップが記憶されている。
そして、制御部60は、集塵機50を電動工具10と連動させる通常モードであるとき、無線受信部70の受信周波数を、メモリ62に登録された送信CH(登録CH)に対応した周波数に設定し、特定の電動工具10から送信された連動信号を受信する。
また、制御部60は、無線受信部70にて、特定の電動工具10から送信された連動信号が受信されると、集塵モータ52を駆動し、電動工具10の運転により発生した粉塵や切削屑を吸引させる。
また、制御部60は、無線受信部70にて、電動工具10の無線送信部30から送信されたペアリング要求信号が受信されると、自身の動作モードを通常モードからペアリングモードに切り替え、ペアリング要求信号を送信してきた電動工具10を連動対象機器として登録するペアリング処理を実行する。
そして、集塵機50には、制御部60がペアリング処理の結果(つまり、ペアリングの成功或いは失敗)を使用者に報知するためのブザー56が設けられている。
また、ペアリング処理は、連動対象機器である電動工具10(本実施形態では固有CH)を登録するための処理であるため、ペアリング要求信号を受信することにより、いつでも実施できるようにすると、連動対象機器ではない他の電動工具を誤登録することも考えられる。
このため、集塵機50には、制御部60において、電動工具10を連動対象機器として登録するためのペアリング処理が実行されるのを禁止する、ペアリング禁止指令を入力するペアリング禁止SW74も設けられている。
次に、電動工具10及び集塵機50の制御部20、60にて、集塵機50を電動工具10と連動して運転するために実行される連動信号送信処理及び連動制御処理について、図2に示すフローチャートに沿って説明する。
なお、図2に示す連動信号送信処理及び連動制御処理は、電動工具10の制御部20及び集塵機50の制御部60の動作モードが通常モードであるときに、制御部20及び60にて、それぞれ、繰り返し実行される処理である。
図2に示すように、電動工具10の制御部20にて実行される連動信号送信処理では、まず、S110(Sはステップを表す)にて、トリガSW18がオン状態であるか否かを判断することにより、トリガSW18がオン状態になるのを待つ。
トリガSW18がオン状態になると、制御部20にて別途実行されるモータ制御処理にて工具モータ14の駆動が開始され、集塵機50を連動運転させる必要があるので、S120に移行して、送信禁止SW36がオン状態であるか否かを判断する。
そして、送信禁止SW36がオン状態であれば、集塵機50への連動信号の送信が禁止されているので、当該連動信号送信処理を一旦終了する。なお、当該連動信号送信処理は、制御部20の動作モードが通常モードであれば、一旦終了しても、所定の待機時間経過後に、再度実行される。
次に、S120にて、送信禁止SW36はオフ状態であると判断されると、無線送信部30からの連動信号の送信が許可されているので、S130に移行し、無線送信部30から連動信号を送信させる。
なお、S130では、無線送信部30からの送信周波数がメモリ22に記憶された固有CHに対応していない場合には、送信周波数切替部24を介して、無線送信部30の送信周波数を固有CHに対応した周波数に設定する。このため、無線送信部30からは、固有CHで、連動信号が送信されることになる。
S130にて連動信号を送信させると、S140に移行して、トリガSW18がオフ状態になったか否かを判断する。そして、トリガSW18がオフ状態になっていなければ、再度S130に移行することで、連動信号の送信を継続する。
また、S140にて、トリガSW18がオフ状態になったと判断されると、工具モータ14の駆動が停止されるので、S150に移行して、無線送信部30からの連動信号の送信を停止させ、当該連動信号送信処理を一旦終了する。
次に、集塵機50の制御部60にて実行される連動制御処理では、まず、S210にて、無線受信部70の受信周波数をメモリ62に記憶されている登録CHの周波数に設定した状態で、無線受信部70にて連動信号が受信されたか否かを判断する。つまり、S210では、予めペアリングされている電動工具10からの連動信号が無線受信部70にて受信されるのを待つ。
そして、S210にて、連動信号が受信されたと判断されると、S220に移行して、集塵モータ52を駆動し、続くS230にて、無線受信部70にて連動信号が受信されなくなったか否かを判断する。
S230にて、無線受信部70にて連動信号が受信されていると判断されると、S220に移行することで、集塵モータ52の駆動を継続する。また、S230にて、無線受信部70にて連動信号が受信されなくなったと判断されると、S240にて、集塵モータ52の駆動を停止し、当該連動制御処理を一旦終了する。
なお、当該連動制御処理は、電動工具10側で実行される連動信号送信処理と同様、制御部60の動作モードが通常モードであれば、一旦終了しても、所定の待機時間経過後に、再度実行される。
次に、電動工具10及び集塵機50の制御部20、60にて、電動工具10と集塵機50とをペアリングするために実行されるペアリング処理について、図3に示すフローチャートに沿って説明する。
なお、これらのペアリング処理は、上述した連動信号送信処理及び連動制御処理と同様、制御部20、60の動作モードが通常モードであるときに実行される。また、集塵機50の制御部60は、ペアリング禁止SW74がオン状態で、連動対象機器となる電動工具10とのペアリング(詳しくは電動工具10の登録若しくは登録変更)が禁止されているときには、ペアリング処理の実行を停止する。
そして、各制御部20、60は、ペアリング処理実行中に、ペアリング要求が入力されると、制御部20、60の動作モードを通常モードからペアリングモードに切り替えることで、図2に示した連動信号送信処理若しくは連動制御処理を停止させ、ペアリングのための処理を開始する。
図3に示すように、電動工具10の制御部20にて実行されるペアリング処理では、S310にて、ペアリング要求SW34が操作されて、ペアリング要求が入力されたか否かを判断することにより、ペアリング要求が入力されるのを待つ。
そして、S310にて、ペアリング要求が入力されたと判断されると、S320に移行して、制御部20の動作モードをペアリングモードへ切り替え、S330に移行する。
なお、S320でのペアリングモードへの切り替えは、図2に示した連動信号送信処理の実行を停止し、送信出力切替部26を介して無線送信部30からの出力(送信電力)を通常モードよりも低下させることにより実行される。
次に、S330では、無線送信部30からの送信CHが初期値であるCH1となるよう、送信周波数切替部24を介して無線送信部30の送信周波数を初期設定する。そして、続くS340では、その設定された送信CHにて、一定時間T1(例えば10ms)、無線送信部30からペアリング要求信号を送信させる。
S340にて、ペアリング要求信号を一定時間T1送信させると、S350に移行して、メモリ22に記憶されている全CH(例えばCH1からCH78)にて、ペアリング要求信号の送信が完了したか否かを判断する。
S350にて、ペアリング要求信号の送信は全CH分完了していないと判断されると、S360に移行して、送信CHのCH番号を値1だけカウントアップ(+1)することで、送信CHを更新し、S340に移行する。
この結果、S340では、前回ペアリング要求信号を送信させた送信CHに値1を加えたCH番号に対応した送信周波数にて、無線送信部30からペアリング要求信号を送信させることになる。
このS340の処理は、S350にて全CH分のペアリング要求信号の送信が完了したと判断されるまで、繰り返し実行され、S350にて、全CH分のペアリング要求信号の送信が完了したと判断されると、S370に移行する。
S370では、無線送信部30から送信周波数が、メモリ22に記憶された固有CHに対応した周波数となるよう、送信周波数切替部24を介して無線送信部30の送信周波数を設定して、一定時間T2(例えば1秒間)、無線送信部30からペアリング設定信号を送信させる。
そして、続くS380では、制御部20の動作モードを通常モードに切り替え、当該ペアリング処理を一旦終了する。なお、S380での通常モードへの切り替えは、送信出力切替部26を介して無線送信部30からの出力(送信電力)を元に戻し、図2に示した連動信号送信処理を開始させることにより実行される。
次に、図3に示すように、集塵機50の制御部60にて実行されるペアリング処理では、まずS410にて、無線受信部70の受信周波数をメモリ62に記憶されている登録CHの周波数に設定した状態で、無線受信部70にてペアリング要求信号が受信されたか否かを判断する。つまり、S410では、電動工具10から登録CHにてペアリング要求信号が送信されてくるのを待つ。
そして、S410にて、ペアリング要求信号が受信されたと判断されると、S420に移行して、制御部60の動作モードをペアリングモードへ切り替え、S430に移行する。
なお、S420でのペアリングモードへの切り替えは、図2に示した連動制御処理の実行を停止し、受信感度切替部66を介して無線受信部70の受信感度を通常モードよりも低下させることにより実行される。
次に、S430では、電動工具10からペアリング要求信号の次に送信されてくるペアリング設定信号の検索回数をカウントするための検索カウンタに、初期値(値0)を設定する。
そして、続くS440では、S410にてペアリング要求信号を受信したと判断してから、電動工具10から全CH分のペアリング要求信号が送信されるのに要する送信期間を求め、その送信期間が経過するのを待機する。
なお、この送信期間は、電動工具10からのペアリング要求信号1CH分の送信時間T1と、S410にてペアリング要求信号を受信したと判定してから、電動工具10から送信されてくるペアリング要求信号の残CH数(=全CH数−登録CH番号)とに基づき設定される。つまり、送信期間は「T1×残CH数」として設定される。
S440による待機時間が、この送信期間に達すると、S450に移行して、無線受信部70での受信CHが初期値であるCH1となるよう、受信周波数切替部64を介して無線受信部70の受信周波数を初期設定する。
そして、続くS460では、無線受信部70にてペアリング設定信号が受信されたか否かを判断し、ペアリング設定信号が受信されていなければ、S490に移行する。
また、S460にてペアリング設定信号が受信されたと判断されると、S470にて、検索カウンタをカウントアップ(+1)し、続くS480にて、無線受信部70での現在の受信CHを記憶した後、S490に移行する。
S490では、S460でのペアリング設定信号の受信判定を、メモリ62に記憶されている全CH(例えばCH1からCH78)分実行したか否かを判断する。
そして、S490にて、S460でのペアリング設定信号の受信判定を、全CH分実行していないと判断されると、S500に移行して、無線受信部70での受信CHのCH番号を値1だけカウントアップ(+1)することで、受信CHを更新し、S460に移行する。
この結果、S460では、無線受信部70でのペアリング設定信号の受信周波数を、CH1から最大CH(例えば、CH78)へ順次変更させつつ、各受信CHでペアリング設定信号が受信されたか否かが判断されることになる。
次に、S490にて、ペアリング設定信号の受信判定が、全CH分実行されたと判断されると、S510に移行して、検索カウンタの値が「1」であるか否か、つまり、全CHの内、特定の1CHだけでペアリング設定信号が受信されたか否か、を判断する。
そして、S510にて、検索カウンタの値が「1」であると判断されると、S480にて記憶した受信CH(記憶CH)が、連動対象機器となる電動工具10からの連動信号の送信CHであるとして、メモリ62に記憶されている登録CHを書き替える。
また、続くS530では、ブザー56を一定期間(例えば1秒間)鳴動させることで、電動工具10とのペアリングを正常に実施できたこと(ペアリング成功)を報知し、S550に移行する。
また、S510にて、検索カウンタの値が「1」ではないと判断された場合には、今回実施したS460〜S490の処理では、ペアリング設定信号を受信できていないか、或いは、複数の電動工具10からのペアリング設定信号を受信しているので、S540に移行する。
そして、S540では、ブザー56を一定期間(例えば3秒間)の間、複数回オン・オフして、断続的に鳴動させることにより、電動工具10とのペアリングを失敗したことを報知し、S550に移行する。
S550では、制御部60の動作モードを通常モードに切り替え、当該ペアリング処理を一旦終了する。なお、S550での通常モードへの切り替えは、受信感度切替部66を介して無線送信部30の受信感度を元に戻し、図2に示した連動制御処理を開始させることにより実行される。
以上説明したように、本実施形態の連動運転システムにおいては、電動工具10を集塵機50へ登録して、集塵機50を連動運転させる際には、使用者は、電動工具10のペアリング要求SW34を操作するだけでよい。
つまり、ペアリング要求SW34を操作すれば、制御部20の動作モードが、ペアリングモードに切り替わり、無線送信部30から集塵機50に向けて、ペアリング要求信号及びペアリング設定信号を順次送信する。
すると、集塵機50側では、無線受信部70を介して、そのペアリング要求信号が受信されて、制御部60の動作モードがペアリングモードに切り替わり、その後、無線受信部70にて受信されるペアリング設定信号に基づき、ペアリング設定信号を送信してきた無線送信部30が、連動対象機器として登録される。
従って、本実施形態の連動運転システムによれば、集塵機50に連動対象機器となる電動工具10を登録する際、使用者は、集塵機50側の操作部を操作する必要がなく、極めて簡単に、電動工具10の登録作業(つまりペアリング)を行うことができる。
また、連動運転のために集塵機50に登録される電動工具10の情報は、電動工具10が連動運転のために送信する連動信号の送信CH(換言すれば送信周波数)であり、従来のように、電動工具10からの送信信号に含まれる識別情報を登録する必要がない。
また、本実施形態では、集塵機50に電動工具10を登録したり、集塵機50を電動工具10と連動運転させるために、電動工具10から集塵機50に向けて一方向に無線信号を送信するだけでよく、電動工具10と集塵機50との間で双方向通信を行う必要がない。
このため、本実施形態の連動運転システムによれば、電動工具10と集塵機50の間の通信を極めて簡単に行うことができるようになり、電動工具10及び集塵機50に設ける通信装置の構成も簡単にすることができる。
また、電動工具10の制御部20、及び、集塵機50の制御部60は、ペアリング処理にて、動作モードをペアリングモードに切り替えた後、ペアリング要求信号及びペアリング設定信号を送受信するために設定された一定時間が経過すると、自動で通常モードに復帰する。
このため、使用者は、これら各制御部20、60の動作モードを、ペアリングモードから通常モードに復帰させるために、電動工具10若しくは集塵機50に設けられた操作部を操作する必要がない。よって、本実施形態の連動運転システムによれば、電動工具10及び集塵機50の使い勝手を向上できる。
また、電動工具10には、送信禁止SW36が設けられており、制御部20は、送信禁止SW36がオン状態であるときには、無線送信部30からの連動信号の送信を禁止する。このため、使用者は、電動工具10から集塵機50への連動信号の送信を禁止することにより、電動工具10を単独で使用することができるようになる。
また、集塵機50には、ペアリング禁止SW74が設けられており、制御部20は、ペアリング禁止SW74がオン状態であるときには、ペアリング処理の実行を停止する。
このため、例えば、集塵機50に電動工具10を登録する必要がないときに、使用者は、ペアリング禁止SW74を操作することで、制御部60がペアリングモードに入って連動対象機器ではない電動工具10が誤登録されるのを防止できる。
また、電動工具10の制御部20は、ペアリングモードであるとき、無線送信部30からの送信出力(送信電力)を、通常モードよりも低下させ、集塵機50の制御部60は、ペアリングモードであるとき、無線受信部70の受信感度を、通常モードよりも低下させる。
このため、電動工具10から送信されたペアリング要求信号及びペアリング設定信号が受信されて、その電動工具10が連動対象機器として登録されるのは、電動工具10との距離が短く、良好な通信環境を確保しうる集塵機50に制限されることになる。
よって、本実施形態の連動運転システムによれば、電動工具10が、連動させる必要のない集塵機50に連動対象機器として誤登録される確率を低くすることができる。
また、集塵機50には、報知用のブザー56が設けられており、制御部60がペアリングモードに入り、連動対象機器として電動工具10を正常に登録できたか、或いは、その登録に失敗したか、を周囲に報知するようになっている。
このため、電動工具10の使用者は、ペアリング要求SW34を操作した際に、所望の集塵機50に電動工具10を連動対象機器として正常に登録できたか否かを確認できるようになる。
なお、本実施形態において、電動工具10の制御部20は、本発明の送信制御部に相当し、集塵機50の制御部60は、本発明の受信制御部に相当する。
[第2実施形態]
図4に示すように、本実施形態の連動運転システムは、第1実施形態の連動運転システムと略同様の構成をしており、構成上、第1実施形態と異なる点は、電動工具10のメモリ22及び集塵機50のメモリ62に予約済CHが記憶されている点である。
また、本実施形態の連動運転システムは、電動工具10において、メモリ22に記憶されている連動信号送信用の固有CHを、外部操作によって変更できるようにされている。
ここで、予約済CHは、電動工具10と集塵機50との間でペアリング要求信号を送受信するために予め設定された通信チャンネルである。
そして、電動工具10の制御部20にて実行されるペアリング処理では、ペアリングモードへの移行後、S330〜S350の処理に代えて、S345の処理を実行することで、無線送信部30から、予約済CHの送信周波数にて、一定時間T1、ペアリング要求信号を送信させる。
また、集塵機50の制御部60にて実行されるペアリング処理では、S410に代えて、S412の処理を実行することで、無線受信部70の受信CHを予約済CHに設定し、その予約済CHにてペアリング要求信号が受信されたか否かを判断する。そして、ペアリング要求信号が受信されると、第1実施形態と同様、S420以降の処理を実行する。
このように、本実施形態では、ペアリング要求信号を送受信するための通信CHを予め設定しておき、その通信CHを予約済CHとしてメモリ22、62に記憶しておくことで、電動工具10と集塵機50との間で、ペアリング要求信号を、予約済CHを利用して送受信する。
このため、本実施形態の連動運転システムによれば、集塵機50の制御部60をペアリングモードに切り替えるために、電動工具10から、全CHを利用して、ペアリング要求信号を送信させる必要がなく、そのための通信時間を短くすることができる。
よって、本実施形態の連動運転システムによれば、第1実施形態の連動運転システムよりも短時間で、電動工具10と集塵機50とをペアリングさせることができる。
また、電動工具10において、制御部20は、動作モードが通常モードであるとき、連動信号送信処理やペアリング処理とは別に、図5に示す固有CH番号変更処理を実行する。
この固有CH番号変更処理においては、S390にて、ペアリング要求SW34が一定時間以上押下されか否か(つまり、長押しされたか否か)によって、固有CH変更要求が入力されたか否かを判断することにより、固有CH変更要求が入力されるのを待つ。
そして、S390にて、固有CH変更要求が入力されたと判断されると、S395に移行して、メモリ22に記憶されている固有CHを、現在のCH番号とは異なる値に変更し、固有CH番号変更処理を一旦終了する。
つまり、本実施形態では、電動工具10からの連動信号の送信CHが、メモリ62に登録されている登録CHであれば、集塵機50は、その連動信号に従い集塵モータ52を駆動する。
このため、例えば、集塵機50の近傍に同一の固有CHが設定された電動工具10が存在している場合、集塵機50は、各電動工具10から送信される連動信号によって動作してしまう。
しかし、電動工具10において、制御部20が、上述した固有CH番号変更処理を実行するようにすれば、正規の電動工具10の使用者は、例えば、ペアリング要求SW34を長押しすることによって、電動工具10の固有CHを変更させることができる。
また、固有CHの変更後は、ペアリング要求SW34を操作(短押し)することで、ペアリング要求を入力すれば、変更後の固有CHを、電動工具10に再登録させることができる。
よって、本実施形態の連動運転システムによれば、電動工具10と集塵機50とを1対1で対応させることができるようになり、集塵機50が複数の電動工具10からの連動信号にて動作するのを防止できる。
[参考例]
ここで、本発明では、集塵機50を操作することなく、電動工具10を連動対象機器として集塵機50に登録できるようにしている。
これに対し、図6に示すように、集塵機50にペアリング要求SW76を設けて、このペアリング要求SW76が操作されたときに、制御部60がペアリングモードに移行するようにしてもよい。
この場合、集塵機50へ電動工具10を登録する際には、集塵機50のペアリング要求SW76を操作する必要がある。
しかし、ペアリングのために電動工具10から集塵機50に送信されるペアリング設定信号の送信CHをメモリ62に記憶するようにすることで、上記実施形態と同様に、電動工具10と集塵機50との間の無線通信を極めて簡単に実施させることができる。
なお、この場合、集塵機50の制御部60にて実行されるペアリング処理においては、図3に示した第1実施形態のペアリング処理におけるS410の処理を、図7に示すS414の処理に変更して、ペアリング要求SW76が操作されたか否かを判断するようにすればよい。つまり、S414にて、ペアリング要求SW76が操作されたと判断されたときに、S420以降の処理を実行するようにすればよい。
また、電動工具10の制御部20にて実行されるペアリング処理では、ペアリング要求信号の送信が不要であることから、S320にて、ペアリングモードへ移行した後は、S370にて、一定時間T2の間、ペアリング設定信号を送信し、その後S380にて、通常モードへ復帰するようにすればよい。
また、この場合、電動工具10には、必ずしもペアリング要求SW34を設ける必要はない。
例えば、電動工具10の制御部20にて実行されるペアリング処理において、S310では、トリガSW18がオン状態からオフ状態になったとき(つまり、工具モータ14の駆動が停止されたとき)に、ペアリング要求の操作がなされたと判断して、S320に移行するようにする。
このようにすれば、ペアリング要求SW34を設けることなく、制御部20をペアリングモードに移行させることができる。
以上、本発明の実施形態及び参考例について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、電動工具10と集塵機50との間の無線通信は、電動工具10から集塵機50への一方向であるものとして説明したが、例えば、電動工具10を集塵機50に登録する際には、双方向通信を行うようにしてもよい。
また、集塵機50に登録する電動工具10の情報は、電動工具10が連動信号を送信するのに用いる通信CHであるものとして説明したが、電動工具10に付与されている固有の識別情報(例えば、製造番号、通信用ID等)であってもよい。
但し、この場合、電動工具10から集塵機50への送信信号にその識別情報を含める必要はある。
また、上記実施形態の説明では、集塵機50には、電動工具10の情報(送信CH)を一つ登録することで、集塵機50を一つの電動工具10に対応させるものとした。しかし、例えば、集塵機50のメモリ62には、連動対象機器となる複数の電動工具10の情報(送信CH等)を登録して、その登録された電動工具10から連動信号を受けた際には、連動運転するようにしてもよい。
また次に、上記実施形態の連動運転システムでは、電動工具10は、充電可能なバッテリを備えた充電式工具であるものとして説明したが、本発明は、電動工具が商用電源を受けて動作する連動運転システムであっても、適用することができる。
そして、このようにすれば、集塵機から電動工具に駆動電流を供給する必要がないので、集塵機単体で消費可能な電力を増大でき、延いては、集塵機の能力を向上することが可能となる。
つまり、例えば、電動工具が、商用電源を受けて動作する電動工具(一般にAC工具)である場合、従来では、集塵機に、電動工具に商用電源を供給するためのコンセントが設けられる。そして、集塵機側の制御回路が、そのコンセントから電動工具に流れる電流から電動工具の動作を検出して、集塵モータを駆動することで、集塵機を電動工具と連動運転させる。
従って、この場合、商用電源から集塵機には、電源コードを介して、集塵機と電動工具とを同時に動作させるための電流を供給する必要があり、そのためには、その供給電流を商用電源の定格電流以下に抑えなければならない。
このため、従来、集塵機で集塵モータを駆動するのに消費される電流は、電動工具での消費電流を考慮して、商用電源の定格電流よりも充分低くしなければならず、集塵機の集塵能力を制限する必要があった。
しかし、この種の連動運転システムに本発明を適用すれば、集塵機側で電動工具の消費電流を検出する必要がないので、集塵機及び電動工具には商用電源から個々に電源供給することができるようになり、延いては、集塵機の能力を向上することが可能となる。
10…電動工具、12…バッテリパック、14…工具モータ、16…駆動部、18…トリガSW、20…制御部、22…メモリ、24…送信周波数切替部、26…送信出力切替部、30…無線送信部、32…アンテナ、34…ペアリング要求SW、36…送信禁止SW、50…集塵機、52…集塵モータ、54…電源部、56…ブザー、60…制御部、62…メモリ、64…受信周波数切替部、66…受信感度切替部、70…無線受信部、72…アンテナ、74…ペアリング禁止SW、76…ペアリング要求SW。

Claims (21)

  1. 集塵機へ無線信号を送信するための無線送信部と、
    前記無線送信部を介して前記集塵機へ連動信号を送信することで、前記集塵機を連動運転させるための送信制御部と、
    を備え、
    前記送信制御部は、
    操作部の操作によって、動作モードが、前記集塵機を連動運転させる通常モードから、自工具を連動対象機器として前記集塵機に登録させるペアリングモードに切り替わり、
    前記ペアリングモードでは、前記無線送信部を介して前記集塵機にペアリング要求信号を送信することで、自工具を前記連動対象機器として前記集塵機に登録させるように構成されている、電動工具。
  2. 前記操作部として、前記ペアリングモードへの切替要求を入力するためのペアリング要求スイッチを備えた、請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記無線送信部は、周波数が異なる複数の通信チャンネルの中から1つの通信チャンネルを選択して、前記無線信号を送信するように構成されている、請求項1又は請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記送信制御部は、前記ペアリング要求信号の送信に用いる通信チャンネルを、前記複数の通信チャンネルの中から順次切り替えて、前記ペアリング要求信号を送信するよう構成されている、請求項3に記載の電動工具。
  5. 前記送信制御部は、前記複数の通信チャンネルの内、前記ペアリング要求信号の送信用として予め設定された予約済チャンネルを利用して、前記ペアリング要求信号を送信するよう構成されている、請求項3に記載の電動工具。
  6. 前記送信制御部は、前記無線送信部を介して前記ペアリング要求信号を前記集塵機に送信することで、前記集塵機側の動作モードをペアリングモードに切り替え、その後、前記無線送信部を介して、前記複数の通信チャンネルの1つである固有チャンネルを利用して、前記集塵機にペアリング設定信号を送信することで、自工具を前記連動対象機器として前記集塵機に登録させるよう構成されている、請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の電動工具。
  7. 前記送信制御部は、外部から入力されるチャンネル変更指令に従い前記固有チャンネルを変更するよう構成されている、請求項6に記載の電動工具。
  8. 外部操作によって前記チャンネル変更指令を入力するための操作部を備えた、請求項7に記載の電動工具。
  9. 請求項2を引用する請求項8に記載の電動工具であって、
    前記チャンネル変更指令を入力するための操作部は、前記ペアリング要求スイッチであり、
    前記送信制御部は、前記ペアリング要求スイッチの操作時間若しくは操作回数に基づき、前記ペアリングモードへの切替要求及び前記チャンネル変更指令を識別するよう構成されている、電動工具。
  10. 前記送信制御部は、前記操作部の操作によって動作モードが前記ペアリングモードに切り替えられた後、予め設定された規定時間が経過すると、前記ペアリングモードを解除するよう構成されている、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の電動工具。
  11. 前記無線送信部から前記連動信号が送信されるのを禁止する送信禁止指令を入力するための送信禁止スイッチを備え、
    前記送信制御部は、前記送信禁止スイッチから前記送信禁止指令が入力されると、前記無線送信部からの前記連動信号の送信を禁止するよう構成されている、請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の電動工具。
  12. 前記送信制御部は、前記ペアリングモードであるとき、前記無線送信部からの送信出力を、前記通常モードであるときよりも低下させるよう構成されている、請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の電動工具。
  13. 集塵用のモータと、
    電動工具から送信された無線信号を受信するための無線受信部と、
    前記無線受信部にて受信された連動信号に従い前記モータを駆動する受信制御部と、
    を備え、
    前記受信制御部は、
    前記無線受信部にてペアリング要求信号が受信されると、動作モードが、前記連動信号に従い前記モータを駆動する通常モードから、ペアリングモードに切り替わり、
    前記ペアリングモードでは、前記ペアリング要求信号を送信してきた電動工具を、前記モータを駆動するための前記連動信号を送信してくる連動対象機器として登録するように構成されている、集塵機。
  14. 前記無線受信部は、周波数が異なる複数の通信チャンネルの中から1つの通信チャンネルを選択して、前記無線信号を受信するように構成されている、請求項13に記載の集塵機。
  15. 前記受信制御部は、前記無線受信部が受信する前記無線信号の通信チャンネルを、予め設定された特定チャンネルに設定することで、前記ペアリング要求信号を受信させるように構成されている、請求項14に記載の集塵機。
  16. 前記受信制御部は、前記無線受信部にて前記ペアリング要求信号が受信されて、動作モードが前記通常モードから前記ペアリングモードに切り替えられると、前記無線受信部が受信する前記無線信号の通信チャンネルを、前記複数の通信チャンネルの中から順次切り替えることで、前記電動工具から送信されてくるペアリング設定信号を受信し、該ペアリング設定信号を受信した通信チャンネルを、前記連動対象機器が前記連動信号を送信してくる固有チャンネルであるとして登録するよう構成されている、請求項14又は請求項15に記載の集塵機。
  17. 前記受信制御部は、前記固有チャンネルが既に登録されているとき、動作モードが前記通常モードから前記ペアリングモードに切り換えられて、前記固有チャンネルとは異なる通信チャンネルのペアリング設定信号を受信すると、該受信したペアリング設定信号の通信チャンネルを新たな固有チャンネルであるとして、前記固有チャンネルの登録内容を更新するよう構成されている、請求項16に記載の集塵機。
  18. 前記受信制御部は、動作モードが前記ペアリングモードに切り替えられた後、予め設定された規定時間が経過すると、前記ペアリングモードを解除するよう構成されている、請求項13〜請求項17の何れか1項に記載の集塵機。
  19. 前記受信制御部の動作モードが前記ペアリングモードに切り替えられるのを禁止するペアリング禁止指令を入力するためのペアリング禁止スイッチを備え、
    前記受信制御部は、前記ペアリング禁止スイッチから前記ペアリング禁止指令が入力されると、前記無線受信部にて前記ペアリング要求信号が受信されることにより、動作モードが前記通常モードから前記ペアリングモードに切り替えられるのを禁止するよう構成されている、請求項13〜請求項18の何れか1項に集塵機。
  20. 前記受信制御部は、前記ペアリングモードであるとき、前記無線受信部の受信感度を、前記通常モードであるときよりも低下させるよう構成されている、請求項13〜請求項19の何れか1項に記載の集塵機。
  21. 前記受信制御部は、前記ペアリングモードで前記連動対象機器を登録するか、又は、該登録に失敗すると、その旨を報知するよう構成されている、請求項13〜請求項20の何れか1項に記載の集塵機。
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