JP6074260B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動局等の無線端末と基地局との間で無線通信を行う無線通信システムに関わり、特に、無線通信を行う頻度が少なくなる時間帯や、あるいは無線端末又は基地局の電源が電池等の非常用電源に切り替えられた場合等に、省電力モードに移行することのできる無線通信システムに関するものである。
従来の無線通信システム、例えば、列車に搭載された移動局である車上局と基地局との間で無線通信を行う列車無線システムにおいては、車上局に設置されている無線装置と基地局に設置されている無線装置の間で、列車運行中の在線情報などの伝送を行っており、この在線情報などのデータを、基地局に接続されている中央装置へ送信し、中央装置内の在線監視プログラムにより、列車の在線監視等を行っている。在線情報には、列車の運行番号や位置情報や列車無線車上局の故障情報等が含まれている。
車上局と基地局の間で運行情報を交信するために、例えば、基地局からのポーリング信号と車上局からのポーリング応答信号が用いられる。基地局からのポーリング信号には、列車の運行番号等が含まれる。車上局からのポーリング応答信号には、列車の運行番号や車上局の位置情報や車上局の故障情報等が含まれる。
しかしながら、例えば夜間のように列車の運行が少なくなる時間帯においては、昼間のように高頻度でポーリングを行うと、無駄に電力を消費することになる。また、基地局や車上局で常用電源が断となった場合、非常用の電池により稼動することがあるが、この場合は、電池を極力消費せず、長時間稼動させることが求められる。
下記の特許文献1には、基地局が予備電源を具備し、電源供給が停止したことを検知すると、電源供給先を予備電源に切り替える無線通信システムが開示されている。
特開2008−35430号公報
本発明の目的は、ポーリング通信を行う無線通信システムにおいて、基地局や無線端末等の省電力化を行うことにある。
上記課題を解決するための、本願発明の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
ポーリング信号を無線送信する基地局と、前記ポーリング信号を受信するとポーリング応答信号を無線送信する無線端末とを備える無線通信システムであって、
前記基地局及び前記無線端末の電源が常用電源である場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、第1の間隔でポーリング信号を無線送信し、
前記基地局又は前記無線端末の電源が前記常用電源から非常用電源に切り替わった場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、前記第1の間隔よりも長い第2の間隔でポーリング信号を無線送信することを特徴とする無線通信システム。
本願発明によれば、ポーリング通信を行う無線通信システムにおいて、基地局や無線端末等の省電力化を行うことができる。
本発明の実施形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の実施形態における車上局の構成例を示す図である。 本発明の実施形態における基地局の構成例を示す図である。 本発明の実施形態における中央装置の構成例を示す図である。 本発明の実施形態における管理装置の構成例を示す図である。 本発明の第1実施例において省電力モードに入るシーケンスを示す図である。 本発明の第2実施例において省電力モードに入るシーケンスを示す図である。 本発明の第3実施例において省電力モードに入るシーケンスを示す図である。
本発明の実施形態における無線通信システムについて、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態における無線通信システムの構成例を示す図である。図1では、無線通信システムとして列車無線システムの構成例を示す。
図1において、10は、移動可能な無線端末、つまり移動局としての車上局であり、列車に搭載されている。図1では、車上局10は、1つしか示されていないが、複数存在することができる。20は、車上局10と無線信号で接続された基地局であり、列車の線路に沿って複数設置されている。30は、基地局20と有線信号で接続され、基地局20から車上局10へ送信するポーリング信号の発行間隔の制御を行う中央装置30である。40は、中央装置30と有線信号で接続され、車上局10の状態監視を行う管理装置であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)で構成することができる。
車上局10の構成例を、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態における車上局の構成例を示す図である。図2に示すように、車上局10は、車上局アンテナ16、車上局送信部13、車上局受信部14、切替器15、車上局制御部11、車上局記憶部12、車上局電池19、車上局常用電源(不図示)を備える。
車上局アンテナ16は、基地局20との間で電波により無線信号を送受信する。車上局送信部13は、車上局制御部11からの送信データを変調し変調された無線信号を車上局アンテナ16を介して周波数f2で基地局20へ送信する。車上局受信部14は、車上局アンテナ16を介して基地局20から受信した周波数f1の無線信号を復調し受信データとして車上局制御部11へ入力する。切替器15は、車上局送信部13と車上局アンテナ16が接続、又は車上局受信部14と車上局アンテナ16が接続されるよう切り替える。
車上局送信部13と車上局受信部14と切替器15と車上局アンテナ16から車上局無線部が構成される。
車上局電池19は、非常用電源であり、車上局常用電源が切断され供給されなくなると、車上局常用電源に代わり、車上局10の各構成部へ電源を供給する。
車上局記憶部12は、半導体メモリやハードディスク等の磁気メモリで構成され、後述する車上局制御部11のCPUの動作プログラムや、ポーリング応答信号のフォーマットや、ポーリング応答信号の送信タイミングや、ポーリング信号のタイムアウト時間や、列車の運行番号や、当該車上局10を識別する識別子であるID番号や、基地局モード情報や、車上局モード情報等を記憶している。基地局モード情報は、当該車上局10と無線接続している基地局20が、省電力モードである基地省電力モードであるか、又は通常モードである基地通常モードであるかを示す。車上局モード情報は、当該車上局10が、省電力モードである車上省電力モードであるか、又は通常モードである車上通常モードであるかを示す。上記ポーリング信号のタイムアウト時間としては、通常モードにおけるタイムアウト時間(第1のタイムアウト時間)と、該通常モードにおけるタイムアウト時間よりも長い省電力モードにおけるタイムアウト時間(第2のタイムアウト時間)の両方を記憶している。ポーリング信号のタイムアウト判定については、後述する。
車上局制御部11は、上述した車上局10の各構成部を制御するもので、当該車上局10へ電力を供給する車上局常用電源が切断されると、当該車上局10が車上省電力モードに移行するよう制御する。具体的には、(1)車上局制御部11は、当該車上局10へ電力を供給する電源を車上局常用電源から車上局電池19に切り替えるよう制御する。(2)車上局制御部11は、当該車上局10が車上省電力モードへ移行する旨を、例えば、ポーリング応答信号の送信回数を削減し間引き送信する旨を、基地局20を介して中央装置30へ通知するよう制御する。(3)車上局制御部11は、車上局記憶部12に記憶させた車上局モード情報を、当該車上局10が省電力モードであることを示す車上省電力モードに書き換える。
また、車上局制御部11は、当該車上局10へ電力を供給する常用電源が復旧すると、当該車上局10が車上通常モードに移行するよう制御する。具体的には、(1)車上局制御部11は、当該車上局10へ電力を供給する電源を車上局電池19から車上局常用電源に切り替えるよう制御する。(2)車上局制御部11は、当該車上局10が車上通常モードへ移行する旨を、例えば、ポーリング応答信号の送信回数を通常モードの送信回数とし間引き送信しない旨を、基地局20を介して中央装置30へ通知するよう制御する。(3)車上局制御部11は、車上局記憶部12に記憶させた車上局モード情報を、当該車上局10が通常モードであることを示す車上通常モードに書き換える。
また、車上局制御部11は、無線接続している基地局20から、当該基地局20が基地省電力モードに入ったことを示す基地省電力モード通知を受信し、該受信した基地省電力モード通知に基づき、車上局記憶部12に記憶させた基地局モード情報を、基地省電力モードに書き換える。
また、車上局制御部11は、無線接続している基地局20から、当該基地局20が基地通常モードに入ったことを示す基地通常モード通知を受信し、該受信した基地通常モード通知に基づき、車上局記憶部12に記憶させた基地局モード情報を、基地通常モードに書き換える。
車上局制御部11は、車上局記憶部12に記憶している基地局モード情報や車上局モード情報を、適宜参照することにより、その時点において、無線接続している基地局20が基地省電力モードであるか又は基地通常モードであるかや、当該車上局10が車上省電力モードであるか又は車上通常モードであるかを知ることができる。
また、車上局制御部11は、ポーリング信号の受信間隔が所定の時間(タイムアウト時間)以内であるか否かを、車上局記憶部12に記憶したポーリング信号の受信タイムアウト時間を参照し、該タイムアウト時間に基づき判定する。車上局制御部11は、ポーリング信号の受信間隔がタイムアウト時間よりも長くなった場合、ポーリング信号を正常に受信できない異常状態と判定し、その旨を車上局表示部(不図示)に表示する等の異常処理を行う。車上局制御部11は、ポーリング信号のタイムアウト時間として、無線接続している基地局20が基地通常モードの場合、つまり、車上局記憶部12に記憶した基地局モード情報が基地通常モードを示す場合は、基地通常モードにおけるタイムアウト時間(第1のタイムアウト時間)を参照し、基地省電力モードの場合、つまり、車上局記憶部12に記憶した基地局モード情報が基地省電力モードを示す場合は、基地省電力モードにおけるタイムアウト時間(第2のタイムアウト時間)を参照する。
また、車上局制御部11は、車上局記憶部12に記憶した車上局モード情報を参照し、該車上局モード情報に基づき、ポーリング応答信号の送信間隔を決定する。具体的には、車上局モード情報が車上通常モードを示す場合は、第1の送信間隔でポーリング応答信号を送信し、車上局モード情報が車上省電力モードを示す場合は、ポーリング応答信号を間引き送信(ポーリング信号の受信数よりも少ない数でポーリング応答信号を送信)、つまり、第1の送信間隔より長い第2の送信間隔でポーリング応答信号を送信するよう制御する。
車上局制御部11は、ハードウエア構成としては、CPU(Central Processing Unit)を備えており、CPUは車上局記憶部12に格納された動作プログラムに従って動作する。
基地局20の構成例を、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態における基地局の構成例を示す図である。図3に示すように、基地局20は、基地局アンテナ26、共用器25、基地局送信部23、基地局受信部24、IF(インタフェース)部27、基地局記憶部22、基地局制御部21、基地局電池29、基地局常用電源(不図示)を備える。
基地局アンテナ26は、車上局10との間により無線信号を送受信する。基地局送信部23は、基地局制御部21からの送信データを変調し変調された無線信号を基地局アンテナ26を介して周波数f1で車上局10へ送信する。基地局受信部24は、基地局アンテナ26を介して車上局10から受信した周波数f2の無線信号を復調し受信データとして基地局制御部21へ入力する。共用器25は、基地局送信部23又は基地局受信部24と基地局アンテナ26を接続する。IF(インタフェース)部27は、中央装置30との間で信号を送受信する。
基地局送信部23と基地局受信部24と共用器25と基地局アンテナ26から基地局無線部が構成される。
基地局電池29は、非常用電源であり、基地局常用電源が切断され供給されなくなると、基地局常用電源に代わり、基地局20の各構成部へ電源を供給する。
基地局記憶部22は、半導体メモリやハードディスク等の磁気メモリで構成され、基地局制御部21のCPUの動作プログラムや、当該基地局20を識別する識別子であるID番号や、当該基地局20に接続されている車上局10のID番号や、当該基地局20が基地省電力モードであるか基地通常モードであるかを示す基地局モード情報等を記憶している。
基地局制御部21は、上述した基地局20の各構成部を制御する。また、基地局制御部21は、中央装置30からポーリング信号を受信すると、該受信したポーリング信号に基づいて、間をおかずに、車上局10へポーリング信号を送信するよう制御する。また、基地局制御部21は、車上局10からポーリング応答信号を受信すると、該受信したポーリング応答信号に基づいて、間をおかずに、中央装置30へポーリング応答信号を送信するよう制御する。
また、基地局制御部21は、当該基地局20へ電力を供給する基地局常用電源が切断されると、当該基地局20が基地省電力モードに移行するよう制御する。具体的には、(1)基地局制御部21は、当該基地局20へ電力を供給する電源を基地局常用電源から基地局電池29に切り替えるよう制御する。(2)基地局制御部21は、当該基地局20が基地省電力モードへ移行する旨を、中央装置30へ通知するよう制御する。(3)基地局制御部21は、基地局記憶部22に記憶させた基地局モード情報を、基地省電力モードに書き換える。
また、基地局制御部21は、当該基地局20へ電力を供給する基地局常用電源が復旧すると、当該基地局20が基地通常モードに移行するよう制御する。具体的には、(1)基地局制御部21は、当該基地局20へ電力を供給する電源を基地局電池29から基地局常用電源に切り替えるよう制御する。(2)基地局制御部21は、当該基地局20が基地通常モードへ移行する旨を、中央装置30へ通知するよう制御する。(3)基地局制御部21は、基地局記憶部22に記憶させた基地局モード情報を、基地通常モードに書き換える。
また、基地局制御部21は、中央装置30を介して管理装置40から、当該基地局20を基地省電力モードへ移行させる基地省電力モード通知を受信すると、当該基地局20が基地省電力モードに移行するよう制御し、基地局記憶部22に記憶させた基地局モード情報を、基地省電力モードに書き換える。
また、基地局制御部21は、中央装置30を介して管理装置40から、当該基地局20を基地通常モードへ移行させる基地通常モード通知を受信すると、当該基地局20が基地通常モードに移行するよう制御し、基地局記憶部22に記憶させた基地局モード情報を、基地通常モードに書き換える。
基地局制御部21は、基地局記憶部22に記憶している基地局モード情報を適宜参照することにより、その時点において、当該基地局20が基地省電力モードであるか又は基地通常モードであるかを知ることができる。
基地局制御部21は、ハードウエア構成としては、CPUを備えており、CPUは基地局記憶部22に格納された動作プログラムに従って動作する。
中央装置30の構成例を、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態における中央装置の構成例を示す図である。図4に示すように、中央装置30は、基地局20との間で信号を送受信する基地局IF(インタフェース)部33、管理装置40との間で信号を送受信する管理IF(インタフェース)部34、中央装置記憶部32、上述した中央装置30の各構成部を制御する中央装置制御部31を備える。
中央装置記憶部32は、半導体メモリやハードディスク等の磁気メモリで構成され、中央装置制御部31のCPUの動作プログラムや、ポーリング信号のフォーマット及び発行間隔やポーリング応答信号の受信タイムアウト時間等を記憶している。また、中央装置記憶部32は、各基地局20の基地局モード情報や各車上局10の車上局モード情報を、それぞれ、各基地局20のID番号や各車上局10のID番号と対応付けて記憶している。
上記ポーリング信号の発行間隔としては、基地局20が通常モードである基地通常モードにおけるポーリング信号の発行間隔(第1の発行間隔)と、基地局20が省電力モードである基地省電力モードにおけるポーリング信号の発行間隔(第2の発行間隔)の両方を記憶している。第2の発行間隔は、第1の発行間隔よりも長く設定される。
また、上記ポーリング応答信号の受信タイムアウト時間としては、車上局10が通常モードである車上通常モードにおける受信タイムアウト時間(第1の応答タイムアウト時間)と、車上局10が省電力モードである車上省電力モードにおける受信タイムアウト時間(第2の応答タイムアウト時間)の両方を記憶している。第2の応答タイムアウト時間は、第1の応答タイムアウト時間よりも長く設定される。
中央装置制御部31は、管理装置40から受信した、当該中央装置30に接続された全ての基地局20が基地省電力モードに移行する旨の基地省電力モード通知に基づき、中央装置記憶部32に記憶させた全ての基地局20の基地局モード情報を、基地省電力モードに書き換える。
また、中央装置制御部31は、管理装置40から受信した、当該中央装置30に接続された全ての基地局20が基地通常モードに移行する旨の基地通常モード通知に基づき、中央装置記憶部32に記憶させた全ての基地局20の基地局モード情報を、基地通常モードに書き換える。
また、中央装置制御部31は、ある基地局20から受信した、当該基地局20が基地省電力モードに移行する旨の基地省電力モード通知に基づき、中央装置記憶部32に記憶させた当該基地局20の基地局モード情報を、基地省電力モードに書き換える。
また、中央装置制御部31は、ある基地局20から受信した、当該基地局20が基地通常モードに移行する旨の基地通常モード通知に基づき、中央装置記憶部32に記憶させた当該基地局20の基地局モード情報を、基地通常モードに書き換える。
また、中央装置制御部31は、基地局20を介してある車上局10から受信した、当該車上局10が車上省電力モードに移行する旨の車上省電力モード通知に基づき、中央装置記憶部32に記憶させた当該車上局10の車上局モード情報を、車上省電力モードに書き換える。
また、中央装置制御部31は、基地局20を介してある車上局10から受信した、当該車上局10が車上通常モードに移行する旨の車上通常モード通知に基づき、中央装置記憶部32に記憶させた当該車上局10の車上局モード情報を、車上通常モードに書き換える。
また、中央装置制御部31は、管理装置40から受信した、当該中央装置30に接続された全ての基地局20が基地省電力モードに移行する旨の基地省電力モード通知に基づき、当該中央装置30に接続された全ての基地局20に対するポーリング信号の発行間隔を、基地通常モードの第1の間隔から基地省電力モードの第2の間隔へ変更し、長くする。
また、中央装置制御部31は、管理装置40から受信した、当該中央装置30に接続された全ての基地局20が基地通常モードに移行する旨の基地通常モード通知に基づき、当該中央装置30に接続された全ての基地局20に対するポーリング信号の発行間隔を、基地省電力モードの第2の間隔から基地通常モードの第1の間隔へ変更し、短くする。
また、中央装置制御部31は、ある基地局20から受信した、当該基地局20が基地省電力モードに移行する旨の基地省電力モード通知に基づき、当該基地局20に対するポーリング信号の発行間隔を、基地通常モードの第1の間隔から基地省電力モードの第2の間隔へ変更し、長くする。
また、中央装置制御部31は、ある基地局20から受信した、当該基地局20が基地通常モードに移行する旨の基地通常モード通知に基づき、当該基地局20に対するポーリング信号の発行間隔を、基地省電力モードの第2の間隔から基地通常モードの第1の間隔へ変更し、短くする。
また、中央装置制御部31は、中央装置30からポーリング信号を送信した後、ポーリング応答信号を受信するまでのポーリング応答時間が所定の範囲内であるか否かを、中央装置記憶部32に記憶したポーリング応答信号の受信タイムアウト時間を参照し、該受信タイムアウト時間に基づき判定する。
このように、中央装置30は、中央装置30からポーリング信号を送信した後、ポーリング応答信号を受信するまでのポーリング応答時間が所定の範囲内であるか否かを判定するポーリング応答時間判定装置として機能する。
また、中央装置制御部31は、基地局20を介してある車上局10から受信した、当該車上局10が車上省電力モードに移行する旨の車上省電力モード通知に基づき、当該車上局10から受信するポーリング応答信号の受信タイムアウト時間を、車上通常モードの第1の応答タイムアウト時間(第1の範囲)から車上省電力モードの第2の応答タイムアウト時間(第2の範囲)へ変更し、長くする。
また、中央装置制御部31は、基地局20を介してある車上局10から受信した、当該車上局10が車上通常モードに移行する旨の車上通常モード通知に基づき、当該車上局10から受信するポーリング応答信号の受信タイムアウト時間を、車上省電力モードの第2の応答タイムアウト時間(第2の範囲)から車上通常モードの第1の応答タイムアウト時間(第1の範囲)へ変更し、短くする。
中央装置制御部31は、中央装置記憶部32に記憶している各基地局20の基地局モード情報や各車上局10の車上局モード情報を適宜参照することにより、その時点において、各基地局20が基地省電力モードであるか又は基地通常モードであるか、あるいは、各車上局10が車上省電力モードであるか又は車上通常モードであるかを知ることができる。
また、中央装置制御部31は、基地局モード情報や車上局モード情報を中央装置記憶部32に記憶させるときに、該基地局モード情報や車上局モード情報を管理装置40へ送信する。
また、中央装置制御部31は、ハードウエア構成としては、CPUを備えており、CPUは中央装置記憶部32に格納された動作プログラムに従って動作する。
管理装置40の構成例を、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態における管理装置の構成例を示す図である。図5に示すように、管理装置40は、中央装置30との間で信号を送受信する中央装置IF(インタフェース)部43、操作者からの操作や入力を受け付ける操作部44、操作部44から入力されたデータや管理情報等の各種情報を表示する表示部45、管理装置記憶部42、上述した管理装置40の各構成部を制御する管理装置制御部41を備える。
管理装置記憶部42は、半導体メモリやハードディスク等の磁気メモリで構成され、各基地局20が基地省電力モードか又は基地通常モードであるかを示す基地局モード情報や、各車上局10が車上省電力モードか又は車上通常モードであるかを示す車上局モード情報や、基地省電力モード又は基地通常モードへの切替時刻や、管理装置制御部41のCPUの動作プログラム等を記憶している。上記基地局モード情報や車上局モード情報は、中央装置30から受信したものである。
操作部44は、例えばキーボードやタッチパネル、マウス等により構成される。表示部45は、例えばLCD等により構成される。
管理装置制御部41は、通常モード状態において、操作部44から、操作員による基地省電力モードへのモード切替操作が行われると、管理装置40から中央装置30へ、当該管理装置40に接続されている全ての基地局20を省電力モードに切り替える旨を通知する基地省電力モード通知を行うように制御する。
また、管理装置制御部41は、基地省電力モード状態において、操作部44から、操作員による基地通常モードへのモード切替操作が行われると、管理装置40から中央装置30へ、当該管理装置40に接続されている全ての基地局20を基地通常モードに切り替える旨を通知する基地通常モード通知を行うように制御する。
なお、特定の基地局20を指定して、該基地局20のみを、基地省電力モードや基地通常モードにするよう構成することも可能である。
また、管理装置制御部41は、操作部44において予め設定され、管理装置記憶部42に記憶していた基地省電力モードへの切替時刻又は基地通常モードへの切替時刻になると、管理装置40が基地省電力モード又は基地通常モードへ自動切替するように制御することも可能である。
また、管理装置制御部41は、管理装置記憶部42に記憶している各基地局20の基地局モード情報や各車上局10の車上局モード情報を適宜参照することにより、その時点において、各基地局20が基地省電力モードであるか又は基地通常モードであるか、あるいは、各車上局10が車上省電力モードであるか又は車上通常モードであるかを知ることができる
管理装置制御部41は、ハードウエア構成としては、CPUを備えており、CPUは管理装置記憶部42に格納された動作プログラムに従って動作する。
次に、本実施形態の無線通信システムの動作について説明する。
中央装置30は、車上局10の在線監視を行う在線監視プログラムを備え、該在線監視プログラムにより列車の在線監視等を行っており、基地局20を介して車上局10との交信を行う。例えば、中央装置30は、管理装置40からの指示に基づき、列車在線情報要求として、列車の運行番号や車上局10のID番号等を、基地局20を介して車上局10へ送信する。
車上局10は、列車の運行番号や位置情報(在線状況)や車上局10のID番号等の情報を、列車在線情報として、基地局20を介して中央装置30へ送信する。
管理装置40は、自身の操作部44から入力された操作員による各種列車在線情報要求を、上記列車在線情報要求として、中央装置30と基地局20を介して車上局10へ通知し、また、車上局10からの上記列車在線情報を、基地局20と中央装置30を介して受信し、自身の表示部45に表示する。
中央装置30は、基地局20を介して車上局10に対し、周期的に所定のタイミングで周波数f1のポーリング信号を送信しており、このポーリング信号により、上記列車在線情報要求を、車上局10へ送信する。また、車上局10は、ポーリング信号への応答として、基地局20に対し所定のタイミングで周波数f2のポーリング応答信号を送信しており、このポーリング応答信号により上記列車在線情報を、基地局20を介して中央装置30へ送信する。
ポーリング信号とポーリング応答信号は、それぞれ、受信側で同期をとるためのビット同期部及びフレーム同期部と、データ部で構成される。ポーリング信号のデータ部には、このポーリング信号のあて先であるポーリング対象の列車の運行番号や、ポーリング要求指示や、車上局10のID番号や、誤り検出用のデータであるCRC(Cyclic Redundancy Check)等が含まれている。ポーリング応答信号のデータ部には、このポーリング応答信号を出力した列車の運行番号や、車上局10のID番号や、列車位置情報や、誤り検出用のデータであるCRCが含まれている。
中央装置30では、基地局20を経由して複数の車上局10に対し順次ポーリング通信を行い、各車上局10の在線状況を含む列車在線情報を確認している。確認した在線状況等の列車在線情報は、管理装置40に通知されて例えば表示部45に表示され、ユーザである操作員が車上局10の状況を把握するために利用される。
本実施形態では、ポーリング通信に通常モードと省電力モードの2つのモードを設けている。省電力モードでは、通常モードよりポーリングの頻度(ポーリング信号の送信頻度又はポーリング応答信号の送信頻度)を少なくする。ポーリングの頻度を少なくすることにより、車上局10や基地局20では送信回数が減少するので、通常モード時より単位時間あたりの送信電力量を低く抑えることができる。
本実施形態においては、通常モードと省電力モードの切替は、以下の条件で行われる。
(a)管理装置40より、操作員が手動でモード切替した場合。
(b)管理装置40において、予め設定しておいた時刻でモードを自動切替した場合。
(c)基地局20が通常電源稼動から電池稼動に移行した場合、及びその逆の場合。
(d)車上局10が通常電源稼動から電池稼動に移行した場合、及びその逆の場合。
上記(a)、(b)の場合を第1実施例、上記(c)の場合を第2実施例、上記(d)の場合を第3実施例として、以下に説明する。第1〜第2実施例では、例として通常モードのポーリング周期を500msec、省電力モードのポーリング周期を1000msecとする。第3実施例では、例として通常モードのポーリング応答周期を500msec、省電力モードのポーリング応答周期を1000msecとする。
(第1実施例)
図6は、本発明の第1実施例において省電力モードに入るシーケンスを示す図である。第1実施例においては、管理装置40からの操作員によるモード切替操作、又は自動切替動作により、基地局20と中央装置30と車上局10とが、基地通常モードから基地省電力モードに切り替わる。
図6に示すように、基地通常モードにおいては、中央装置30は、基地局20を介して車上局10に対し、周期的に第1の間隔で、この例では500ms間隔でポーリング信号を送信する。ポーリング信号を受信すると、該受信したポーリング信号への応答として、車上局10は、基地局20を介して中央装置30に対し、やはり500ms間隔でポーリング応答信号を送信する。
基地通常モード状態において、管理装置40の操作部44から、操作員による基地省電力モードへのモード切替操作が行われると(図6のステップS1)、管理装置40から中央装置30へ、該中央装置30に接続されている全ての基地局20を省電力モードに切り替える旨を通知する基地省電力モード通知が行われる(ステップS2)。なお、操作員による基地省電力モードへの手動切替に代えて、管理装置40において予め設定しておいた時刻になると、管理装置40が基地省電力モードへ自動切替するように構成することも可能である。この場合、管理装置40に時計機能を持たせ、予め操作員が操作部44から自動切替する時刻を設定しておく。そして、該設定した時刻になると、ステップS2の基地省電力モード通知を送信する。
管理装置40から基地省電力モード通知を受信することにより、中央装置30は、基地通常モードから、該中央装置30に接続されている全ての基地局20を省電力モードで動作させる基地省電力モードに切り替わる。基地省電力モードに切り替わると、中央装置30は、該中央装置30に接続されている全ての基地局20に対して、ポーリング信号送信間隔を、基地通常モードにおける第1の間隔(500ms)よりも長い第2の間隔、例えば1000msに変更する(ステップS3)。また、中央装置30から、該中央装置30に接続されている全ての基地局20へ、各基地局20を基地省電力モードに切り替える旨を通知する基地省電力モード通知が行われる(ステップS4)。
中央装置30から基地省電力モード通知を受信することにより、各基地局20は、基地通常モードから基地省電力モードに切り替わる(ステップS5)。また、各基地局20から、該基地局20に接続されている全ての車上局10へ、基地局20を基地省電力モードに切り替える旨を通知する基地省電力モード通知が行われる(ステップS6)。また、各基地局20から中央装置30へ、ステップS4の基地省電力モード通知に対する応答として、省電力モード通知応答が行われ(ステップS7)、中央装置30から管理装置40へ、ステップS2の基地省電力モード通知に対する応答として、省電力モード通知応答が行われる(ステップS8)。これらの応答により、管理装置40は、中央装置30と各基地局20が基地省電力モードに切り替わったことを確認でき、中央装置30は、各基地局20が基地省電力モードに切り替わったことを確認できる。
ステップS6の基地省電力モード通知を受信すると、車上局10は、基地通常モードから基地省電力モードに切り替わり、車上局記憶部12に記憶させた基地局モード情報を、基地省電力モードに書き換える。また、基地通常モードから基地省電力モードに切り替わると、各車上局10は、ポーリング信号受信タイムアウトを判定する際の基準となるタイムアウト時間を延長する(ステップS9)。ここで、ポーリング信号受信タイムアウトとは、基地局20からのポーリング信号を、予め設定された所定の時間(タイムアウト時間)以内に受信できなかった場合に、これを異常状態として判定するものである。つまり、タイムアウト時間は、それを超えた場合に異常状態としてアラームを発行するためのアラーム判定時間である。例えば、各車上局10は、タイムアウト時間を、基地通常モードにおける600ms(第1のタイムアウト時間)から基地省電力モードにおける1100ms(第2のタイムアウト時間)に変更する。こうすることにより、ポーリング信号送信間隔が基地通常モードにおける第1の間隔500msから基地省電力モードにおける第2の間隔1000msに変更されても、各車上局10がポーリング信号を正常に受信する限り、ポーリング信号受信タイムアウトにならずに済む。
また、各車上局10が基地通常モードから基地省電力モードに切り替わると、各車上局10から基地局20へ、ステップS6の基地省電力モード通知に対する応答として、省電力モード通知応答が行われる(ステップS10)。また、各基地局20から中央装置30へ、省電力モード通知応答が行われる(ステップS11)。これらの応答により、各基地局20と中央装置30は、各車上局10が基地省電力モードに切り替わったことを確認できる。
そうすると、各基地局20と各車上局10が基地省電力モードに切り替わったことを認識した中央装置30は、以後、基地省電力モードのポーリング信号送信間隔(第2の間隔)1000msに従って、該中央装置30に接続されている全ての基地局20を介して各車上局10へ、1000msec周期でポーリング信号を送信する。かくして基地省電力モードでは、例えば1000msec内において、中央装置30や各基地局20でのポーリング送信回数は2回から1回となり、各車上局10でのポーリング応答送信回数は2回から1回となるため、中央装置30や各基地局20におけるポーリング信号の送信電力量、各車上局10におけるポーリング応答信号の送信電力量は1/2となる。
なお、図6の第1実施例において、基地省電力モードから基地通常モードに入る場合は、基地省電力モード状態において、管理装置40からの操作員によるモード切替操作、又は自動切替動作により、該中央装置30に接続されている全ての基地局20を基地通常モードに切り替える旨を、管理装置40から中央装置30へ通知する。そして中央装置30は、該中央装置30に接続されている全ての基地局20を基地通常モードに切り替える旨を、各基地局20と各車上局10へ通知する。これにより、各基地局20と中央装置30と各車上局10とが、基地省電力モードから基地通常モードに切り替わる。
以上述べたように、第1実施例によれば、少なくとも次の効果を奏する。
(A1)基地省電力モードにおいて、中央装置30から基地局20を介して車上局10へ送信するポーリング信号の送信周期を、基地通常モードにおけるポーリング信号の送信周期よりも長くするので、基地省電力モードにおける中央装置30や基地局20や車上局10の消費電力を、基地通常モードよりも低減することができる。
(A2)操作員が手動により基地省電力モードにするよう構成した場合は、任意の時間帯において、必要に応じ容易に基地省電力モードにすることができる。
(A3)予め設定しておいた時刻になると基地省電力モードに自動切替するよう構成した場合は、例えば夜間などの車上局が少ない時間帯について、容易に基地省電力モードにすることができる。
(A4)全ての基地局20又は特定の基地局20を指定して、基地省電力モード又は基地通常モードにすることができる。したがって、無線通信システムの構成に応じて、基地省電力モードを適切に設定することができる。
(第2実施例)
図7は、本発明の第2実施例において省電力モードに入るシーケンスを示す図である。第2実施例においては、基地局20の電源が基地常用電源から非常用電源である電池へ切り替わることにより、基地局20と中央装置30と車上局10とが、基地通常モードから基地省電力モードに切り替わる。
図7に示すように、基地通常モードにおいては、中央装置30は、基地局20を介して車上局10に対し、周期的に第1の間隔で、この例では500ms間隔でポーリング信号を送信する。これに対し、車上局10は、基地局20を介して中央装置30に対し、やはり500ms間隔でポーリング応答信号を送信する。
基地通常モード状態において、ある基地局20(基地局Aとする。)の電源が基地常用電源から電池へ切り替わると、基地局Aは、基地通常モードから基地省電力モードに切り替わる(図7のステップS101)。基地省電力モードに切り替わると、基地局Aから中央装置30へ、基地局Aを省電力モードに切り替える旨を通知する基地省電力モード通知が行われる(ステップS102)。
基地局Aから基地省電力モード通知を受信することにより、中央装置30は、基地通常モードから基地省電力モードに切り替わり、中央装置記憶部32に記憶させた基地局モード情報を、基地局Aが省電力モードである旨の基地省電力モードに書き換える。また、基地省電力モードに切り替わると、中央装置30は、基地局Aに対して、ポーリング信号送信間隔を、基地通常モードにおける間隔(500ms:第1の間隔)よりも長い1000ms(第2の間隔)に変更する(ステップS103)。また、中央装置30から管理装置40へ、基地局Aを省電力モードに切り替える旨を通知する基地省電力モード通知が行われ(ステップS104)、この基地省電力モード通知に対する応答として、管理装置40から中央装置30へ、省電力モード通知応答が行われる(ステップS105)。
また、中央装置30が基地省電力モードに切り替わると、中央装置30から基地局Aを介して、基地局Aと接続されている全ての車上局10へ、基地局Aを省電力モードに切り替える旨を通知する基地省電力モード通知が行われる(ステップS106、S107)。
ステップS107の基地省電力モード通知を受信すると、各車上局10は、基地通常モードから基地省電力モードに切り替わり、車上局記憶部12に記憶させた基地局モード情報を、基地省電力モードに書き換える。また、基地通常モードから基地省電力モードに切り替わると、各車上局10は、ポーリング信号受信タイムアウトを判定する際に基準となるタイムアウト時間を延長する(ステップS108)。例えば、各車上局10は、タイムアウト時間を、基地通常モードにおける600ms(第1のタイムアウト時間)から基地省電力モードにおける1100ms(第2のタイムアウト時間)に変更する。こうすることにより、ポーリング信号送信間隔が基地通常モードの500msから基地省電力モードの1000msに変更されても、各車上局10がポーリング信号を正常に受信する限り、ポーリング信号受信タイムアウトにならずに済む。
また、各車上局10が基地通常モードから基地省電力モードに切り替わると、各車上局10から基地局Aへ、ステップS107の省電力モード通知に対する応答として、省電力モード通知応答が行われる(ステップS109)。次に、基地局Aから中央装置30へ、省電力モード通知応答が行われる(ステップS110)。これらの応答により、基地局Aと中央装置30は、基地局Aと接続された各車上局10、つまり基地局A傘下の各車上局10が基地省電力モードに切り替わったことを確認できる。
そうすると、基地局Aと基地局A傘下の各車上局10が基地省電力モードに切り替わったことを認識した中央装置30は、以後、基地局Aを介して基地局A傘下の各車上局10へ、基地省電力モードのポーリング信号送信間隔1000ms(第2の間隔)に従って、1000msec周期でポーリング信号を送信する。一方、他の基地局20に対しては、基地通常モードのポーリング信号送信間隔500ms(第1の間隔)に従って、500msec周期でポーリング信号を送信する。
かくして基地省電力モードでは、例えば1000msec内において、中央装置30や基地局Aでのポーリング送信回数は2回から1回となり、基地局A傘下の各車上局10でのポーリング応答送信回数は2回から1回となるため、中央装置30や基地局Aにおけるポーリング信号の送信電力量、基地局A傘下の車上局10におけるポーリング応答信号の送信電力量は1/2となる。
なお、図7の第2実施例において、基地省電力モードから基地通常モードに入る場合は、基地省電力モード状態において、基地局Aの電源が電池から基地常用電源へ切り替わることにより、基地局Aが、基地通常モードに切り替わるとともに、基地局Aを基地通常モードに切り替える旨を、中央装置30へ通知する。そして中央装置30は、基地局Aを基地通常モードに切り替える旨を、基地局Aを介して基地局A傘下の各車上局10へ通知する。これにより、基地局Aと中央装置30と基地局A傘下の各車上局10とが、基地省電力モードから基地通常モードに切り替わる。
なお、上述した第2実施例においては、ある基地局Aの電源が基地常用電源から電池へ切り替わると、各基地局20のうち基地局Aのみが基地通常モードから基地省電力モードに切り替わり、中央装置30は、基地局Aに対してのみ、ポーリング信号の送信間隔を、基地通常モードにおける第1の間隔よりも長い第2の間隔に変更し、基地局Aに接続された車上局10のみ、ポーリング信号の受信タイムアウト時間を延長するように構成した。しかし、ある基地局Aの電源が基地常用電源から電池へ切り替わると、中央装置30に接続されている全ての基地局20が基地通常モードから基地省電力モードに切り替わり、中央装置30は、該全ての基地局20に対してポーリング間隔を第2の間隔に変更し、該全ての基地局20に接続された全ての車上局10が、ポーリング信号の受信タイムアウト時間を延長するように構成することも可能である。このようにすると、中央装置30におけるポーリング信号送信制御が複雑化することを抑制することができる。
以上述べたように、第2実施例によれば、少なくとも次の効果を奏する。
(B1)基地局20の電源が基地常用電源から電池に切り替えられたときに、基地局20を自動的に基地省電力モードにして、基地局20から車上局10へ送信するポーリング信号の送信周期を、基地通常モードにおけるポーリング信号の送信周期よりも長くするので、電池使用時における基地局20の消費電力を、基地通常モードよりも低減することができ、基地局20をより長時間動作させることができる。
(第3実施例)
図8は、本発明の第3実施例において省電力モードに入るシーケンスを示す図である。第3実施例においては、ある車上局10の電源が車上常用電源から非常用電源である電池へ切り替わることにより、その車上局10と中央装置30とが、車上通常モードから車上省電力モードに切り替わる。
図8に示すように、車上省電力モード及び車上通常モードにおいて、中央装置30は、基地局20を介して車上局10に対し、周期的に第1の間隔で、この例では500ms間隔でポーリング信号を送信する。これに対し、車上局10は、基地局20を介して中央装置30に対し、車上通常モードにおいては500ms間隔でポーリング応答信号を送信するが、車上省電力モードにおいては、1000ms間隔でポーリング応答信号を送信する。
このように、第3実施例では、車上省電力モードにおいて一定間隔でポーリング信号に対し無応答とすることで、ポーリング信号の受信数よりも少ない数でポーリング応答信号を送信、つまり、ポーリング応答信号を間引き送信する。
車上通常モード状態において、ある車上局10(車上局Aとする。)の電源が車上常用電源から電池へ切り替わると、当該車上局Aは、車上通常モードから車上省電力モードに切り替わる(図8のステップS201)。また、車上局Aは、車上局記憶部12に記憶させた車上局モード情報を、車上省電力モードに書き換える。
車上省電力モードに切り替わった後、車上局Aは、基地局20を介して中央装置30からのポーリング信号を受信すると、車上局Aが車上省電力モードに切り替わった旨を通知する車上省電力モード通知情報を含むポーリング応答信号を、500ms間隔(第1の間隔)で基地局20へ送信する(ステップS202)。基地局20は、車上局Aから受信した車上省電力モード通知をポーリング応答信号として、中央装置30へ送信する(ステップS203)。
基地局20から車上省電力モード通知を受信することにより、中央装置30は、車上通常モードから車上省電力モードに切り替わり、中央装置記憶部32に記憶させた車上局モード情報を、車上局Aが車上省電力モードである旨の車上省電力モードに書き換える。車上省電力モードに切り替わると、中央装置30は、車上局Aからのポーリング応答信号の受信タイムアウトを判定する際に基準となるタイムアウト時間を延長する(ステップS204)。例えば、中央装置30は、車上局Aのタイムアウト時間を、車上通常モードにおける600ms(第1の応答タイムアウト時間)から車上省電力モードにおける1100ms(第2の応答タイムアウト時間)に変更する。こうすることにより、車上局Aからのポーリング応答信号送信間隔が車上通常モードの500msから車上省電力モードの1000msに変更されても、中央装置30がポーリング応答信号を正常に受信する限り、ポーリング応答信号受信タイムアウトにならずに済む。
このように、中央装置30は、車上通常モードにおいてポーリング応答時間が第1の範囲(第1の応答タイムアウト時間)内であるか否かを判定し、車上省電力モードにおいてポーリング応答時間が第1の範囲よりも長い第2の範囲(第2の応答タイムアウト時間)内であるか否かを判定するポーリング応答時間判定装置として機能する。
また、中央装置30から管理装置40へ、車上局Aを車上省電力モードに切り替える旨を通知する車上省電力モード通知が行われ(ステップS205)、この車上省電力モード通知に対する応答として、管理装置40から中央装置30へ、省電力モード通知応答が行われる(ステップS206)。
車上省電力モードに切り替わった中央装置30は、以後、車上局Aのポーリング応答受信タイムアウト時間を1100msに延長した状態で、基地局20を介して車上局Aへ、車上通常モード時と同様の500msec周期でポーリング信号を送信する。そして、車上局Aは、ポーリング信号を2回受信すると、ポーリング応答信号を1回送信する。かくして、例えば1000msec内において、車上局Aでのポーリング応答送信回数は2回から1回となるため、車上局Aにおけるポーリング応答信号の送信電力量は1/2となる。
なお、図8の第3実施例において、車上省電力モードから車上通常モードに入る場合は、車上省電力モード状態において、車上局Aの電源が電池から車上常用電源へ切り替わることにより、車上局Aが、車上通常モードに切り替わるとともに、車上局Aを車上通常モードに切り替える旨を、基地局20を介して中央装置30へ通知する。これにより、中央装置30が、車上省電力モードから車上通常モードに切り替わる。
以上述べたように、第3実施例によれば、少なくとも次の効果を奏する。
(C1)車上局Aの電源が車上常用電源から電池に切り替えられたときに、車上局Aを自動的に車上省電力モードにして、車上局Aから基地局20へ送信するポーリング応答信号の送信周期を、車上通常モードにおけるポーリング応答信号の送信周期よりも長くするので、電池使用時における車上局Aの消費電力を、車上通常モードよりも低減することができ、車上局Aをより長時間動作させることができる。
なお、本発明は、本発明に係る処理を実行するシステムとしてだけでなく、装置、方法として、或いは、このような方法やシステムを実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして把握することができる。
また、本発明は、CPUがメモリに格納された制御プログラムを実行することにより制御する構成としてもよく、また、ハードウエア回路として構成してもよい。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。例えば、上述した実施形態では、列車無線システムを例として説明したが、列車無線システムに限られるものではない。
また、上述した実施形態では、基地局と中央装置と管理装置を分離したが、これらは適宜、一体化できるものであり、例えば、管理装置の機能を中央装置に内蔵するよう構成、あるいは、管理装置と中央装置の機能を基地局に内蔵するよう構成することも可能である。
また、上述した実施形態では、中央装置を、基地局がポーリング信号を送信した後、ポーリング応答信号を受信するまでのポーリング応答時間が所定の範囲内であるか否かを判定するポーリング応答時間判定装置としたが、これに限られるものではない。例えば、管理装置や基地局をポーリング応答時間判定装置とする構成も可能であり、また、中央装置や管理装置や基地局以外に、ポーリング応答時間判定装置を設ける構成も可能である。
また、上述した実施形態では、基地局がポーリング信号を一定周期で送信するように構成したが、一定周期で送信しなくてもよく、適宜、適切な間隔をあけてポーリング信号を送信するように構成してもよい。
また、上述した第1〜第3実施例の構成を任意に組み合わせて実施することも可能である。例えば、第2実施例では、基地省電力モードにおいてポーリング信号送信間隔を長くし、第3実施例では、車上省電力モードにおいてポーリング応答信号送信間隔を長くしたが、車上局が車上省電力モードになった場合、例えば電池稼働になった場合に、ポーリング信号送信間隔を長くするよう構成することも可能である。
また、車上局と基地局の両方が電池稼働になり省電力モードになった場合、ポーリング送信間隔を長くするとともにポーリング応答送信間隔を長くするよう構成することも可能である。
本明細書の記載には、少なくとも次の構成が含まれる。
第1の構成は、
ポーリング信号を無線送信する基地局と、前記ポーリング信号を受信するとポーリング応答信号を無線送信する無線端末とを備える無線通信システムであって、
前記基地局及び前記無線端末の電源が常用電源である場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、第1の間隔でポーリング信号を無線送信し、
前記基地局又は前記無線端末の電源が前記常用電源から非常用電源に切り替わった場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、前記第1の間隔よりも長い第2の間隔でポーリング信号を無線送信することを特徴とする無線通信システム。
第2の構成は、第1の構成の無線通信システムであって、
前記基地局及び前記無線端末の電源が常用電源である場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、前記第1の間隔でポーリング信号を無線送信し、前記無線端末は、前記ポーリング応答信号を前記第1の間隔で無線送信し、
前記無線端末の電源が前記常用電源であって、前記基地局の電源が前記常用電源から非常用電源に切り替わった場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、前記第2の間隔でポーリング信号を無線送信し、前記無線端末は、前記ポーリング応答信号を前記第2の間隔で無線送信し、
前記基地局の電源が前記常用電源であって、前記無線端末の電源が前記常用電源から非常用電源に切り替わった場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、前記第1の間隔でポーリング信号を無線送信し、前記無線端末は、前記基地局に対し、前記第1の間隔よりも長い第3の間隔でポーリング応答信号を無線送信することを特徴とする無線通信システム。
ここで、前記第3の間隔は、前記第2の間隔と同じであってもよい。
第3の構成は、第1の構成又は第2の構成の無線通信システムであって、
前記ポーリング信号が送信された後、前記ポーリング応答信号が受信されるまでのポーリング応答時間が所定の範囲内であるか否かを判定するポーリング応答時間判定装置を更に備え、
前記基地局及び前記無線端末の電源が常用電源である場合、前記ポーリング応答時間判定装置は、前記ポーリング応答時間が第1の範囲内であるか否かを判定し、
前記無線端末の電源が前記常用電源から非常用電源に切り替わった場合、前記無線端末は、前記ポーリング信号の受信数よりも少ない数で前記ポーリング応答信号を送信し、前記ポーリング応答時間判定装置は、前記ポーリング応答時間が前記第1の範囲よりも長い第2の範囲内であるか否かを判定することを特徴とする無線通信システム。
第4の構成は、
ポーリング信号を無線送信する基地局と、前記ポーリング信号を受信するとポーリング応答信号を無線送信する無線端末とを備える無線通信システムであって、
前記無線端末の電源が常用電源である場合、前記無線端末は、前記ポーリング信号を受信すると前記ポーリング応答信号を第1の間隔で無線送信し、
前記無線端末の電源が前記常用電源から非常用電源に切り替わった場合、前記無線端末は、前記第1の間隔よりも長い第2の間隔で、前記ポーリング応答信号を送信することを特徴とする無線通信システム。
第5の構成は、第4の構成の無線通信システムであって、
前記ポーリング信号が送信された後、前記ポーリング応答信号が受信されるまでのポーリング応答時間が所定の範囲内であるか否かを判定するポーリング応答時間判定装置を更に備え、
前記無線端末の電源が常用電源である場合、前記ポーリング応答時間判定装置は、前記ポーリング応答時間が第1の範囲内であるか否かを判定し、
前記無線端末の電源が前記常用電源から非常用電源に切り替わった場合、前記ポーリング応答時間判定装置は、前記ポーリング応答時間が前記第1の範囲よりも長い第2の範囲内であるか否かを判定することを特徴とする無線通信システム。
10…車上局(無線端末)、11…車上局制御部、12…車上局記憶部、13…車上局送信部、14…車上局受信部、15…切替器、16…車上局アンテナ、19…車上局電池、20…基地局、21…基地局制御部、22…基地局記憶部、23…基地局送信部、24…基地局受信部、25…共用器、26…基地局アンテナ、27…基地局IF部、29…基地局電池、30…中央装置、31…中央装置制御部、32…中央装置記憶部、33…基地局IF部、34…管理IF部、40…管理装置、41…管理装置制御部、42…管理装置記憶部、43…中央装置IF部、44…操作部、45…表示部。

Claims (1)

  1. ポーリング信号を無線送信する基地局と、前記ポーリング信号を受信するとポーリング応答信号を無線送信する無線端末とを備える無線通信システムであって、
    前記基地局及び前記無線端末の電源が常用電源である場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、第1の間隔でポーリング信号を無線送信し、
    前記無線端末の電源が前記常用電源であって、前記基地局の電源が前記常用電源から非常用電源に切り替わった場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、前記第1の間隔よりも長い第2の間隔でポーリング信号を無線送信し、前記無線端末は、前記ポーリング応答信号を前記第2の間隔で無線送信し、
    前記基地局の電源が前記常用電源であって、前記無線端末の電源が前記常用電源から非常用電源に切り替わった場合、前記基地局は、前記無線端末に対し、前記第1の間隔でポーリング信号を無線送信し、前記無線端末は、前記基地局に対し、前記第1の間隔よりも長い第3の間隔でポーリング応答信号を無線送信することを特徴とする無線通信システム。
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