JP2009111804A - 通信端末装置、及び、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】局所無線アクセス手段と広域無線アクセス手段の2つ、もしくは2つ以上の無線アクセス手段を搭載し、バッテリの延命化を図ることが可能な通信端末において、利用者に対し利便性の高い電波強度情報を表示する通信端末装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】基地局を介して無線通信を行う通信端末装置100であって、当該基地局との通信機能を実行する通信手段と、当該基地局の位置を示す情報を記憶する基地局情報記憶手段と、自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、前記基地局情報記憶手段が記憶した当該基地局の情報と、前記位置情報取得手段が取得した自通信端末装置の情報と、のマッチングに基づいて、前記通信手段により通信可能か否かを判別し、前記通信手段における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電波の強度状況を表示する通信端末装置、及び、これらをコンピュータにて実現するためのプログラムに関する。
無線アクセス(無線通信)方式として、セルラー、無線LAN(Local Area Network)、赤外無線等の様々な方式が知られている。セルラー方式、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)に代表される広域無線アクセス方式は、サービスエリアが広いため接続性が高く、高速移動に対応可能である。一方、無線LANに代表される局所無線アクセス方式は、広域無線アクセス方式と比較して、サービスエリアが狭いものの、安価で高速なデータ通信を可能である。
現在、無線アクセスの手段を複数搭載した無線機能を有する通信端末装置のサービスが拡大してきており、特に、広域無線アクセス方式と局所無線アクセス方式との双方の無線アクセス方式を搭載し、接続性、コスト、高速データ通信を両立させることが可能な通信端末装置(以下、デュアル通信端末装置と称す)が注目されている。
従来、上記デュアル通信端末装置における、利用者への電波強度情報の表示方法を工夫する技術として、その無線アクセスの手段の数だけアンテナバーを表示し、それぞれの電波強度情報を表示する方式が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、デュアル通信端末装置の待受け時の消費電力は、広域無線アクセス方式のみを搭載する通信端末装置よりも増大し、待受け可能時間が大幅に減少してしまうという問題がある。
そこで、所定時間、無線LAN通信部の利用がないことが検出された場合に、無線LAN通信部が停止した状態(スリープ状態)に遷移させることで、無線LAN通信部の消費電力を削減するための工夫が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−44729号公報 特開2006−203325号公報
特許文献2に開示されている構成では、無線LAN通信部がスリープ状態に遷移している間、特許文献1に記載の技術を使用して電波強度情報を表示すると、アンテナバーの表示は圏外となる。これは、無線LAN通信が使用可能な状態、即ち無線LAN通信の電波環境が圏内の状況下にあっても、ユーザに対しては、電波強度情報の表示によって、無線LAN通信が使用できない状態にあるという情報を通知してしまう。これにより、無線LAN通信の使用可否が電波強度情報の表示によって判断できないことから、ユーザに対して利便性の高い電波強度情報を提供できないという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、利用者に対し利便性の高い電波強度情報を表示する通信端末装置及びプログラムを提供することを目的とする。また、消費電力を低減する通信端末装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る通信端末装置は、
基地局を介して無線通信を行う通信端末装置であって、
当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信機能を実行する通信手段と、
当該基地局の位置を示す情報を記憶する基地局情報記憶手段と、
自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
前記基地局情報記憶手段が記憶した当該基地局の情報と、前記位置情報取得手段が取得した自通信端末装置の情報と、のマッチングに基づいて、前記通信手段により通信可能か否かを判別する通信可否判別手段と、
前記通信可否判別手段の結果に対応して、前記通信手段における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示手段と、
を備えることを特徴とする。
また、前記通信手段が電波を捕捉している当該基地局を示す情報が、前記基地局情報記憶手段が記憶する情報に含まれるか否かを判別する基地局情報判別手段と、
前記基地局情報判別手段の結果に対応して、前記基地局情報記憶手段が記憶する情報を変更する基地局情報変更手段と、
を備える、ことも可能である。
上記の目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る通信端末装置は、
基地局を介して無線通信を行う通信端末装置であって、
当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信機能を実行する通信手段と、
自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段により取得した当該自通信端末装置の位置を示す情報に基づき、前記通信手段により通信が可能な位置を示すエリア情報を取得するエリア情報取得手段と、
前記エリア情報取得手段により取得した当該エリア情報に基づいて、前記通信手段における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示手段と、
を備えることを特徴とする。
上記の目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る通信端末装置は、
基地局を介して無線通信を行う通信端末装置であって、
当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信機能を実行する通信手段と、
自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段により取得した当該自通信端末装置の位置を示す情報に基づき、当該自通信端末装置が所定の距離以上移動したか否かを判別する移動距離判別手段と、
前記移動距離判別手段により所定の距離以上移動したと判別された場合、前記通信手段の通信機能を制御し、通信可能か否かを判別する通信可否判別手段と、
前記通信可否判別手段の結果に対応して、前記通信手段における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示手段と、
を備えることを特徴とする。
また、当該基地局との電波状況に対応して、前記通信手段の通信機能を制御する通信制御手段と、
前記通信制御手段が通信機能を制御しているか否かを判別する通信制御判別手段と、をさらに備え、
前記通信制御判別手段により通信機能を制御していると判定された場合、前記位置情報取得手段により当該自通信端末装置の位置を示す情報を取得する、
ことも可能である。
上記の目的を達成するため、本発明の第4の観点に係るプログラムは、
基地局を介して無線通信を行う通信端末装置を制御するコンピュータに、
当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信を実行する通信機能と、
当該基地局の位置を示す情報を記憶する基地局情報記憶機能と、
自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得機能と、
前記基地局情報記憶機能が記憶した当該基地局の情報と、前記位置情報取得機能が取得した自通信端末装置の情報と、のマッチングに基づいて、前記通信機能により通信可能か否かを判別する通信可否判別機能と、
前記通信可否判別機能の結果に対応して、前記通信機能における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示機能と、
を実現させる。
上記の目的を達成するため、本発明の第5の観点に係るプログラムは、
基地局を介して無線通信を行う通信端末装置を制御するコンピュータに、
当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信を実行する通信機能と、
自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得機能と、
前記位置情報取得機能により取得した当該自通信端末装置の位置を示す情報に基づき、前記通信機能により通信が可能な位置を示すエリア情報を取得するエリア情報取得機能と、
前記エリア情報取得機能により取得した当該エリア情報に基づいて、前記通信機能における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示機能と、
を実現させる。
上記の目的を達成するため、本発明の第6の観点に係るプログラムは、
基地局を介して無線通信を行う通信端末装置を制御するコンピュータに、
当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信を実行する通信機能と、
自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得機能と、
前記位置情報取得機能により取得した当該自通信端末装置の位置を示す情報に基づき、当該自通信端末装置が所定の距離以上移動したか否かを判別する移動距離判別機能と、
前記移動距離判別機能により所定の距離以上移動したと判別された場合、前記通信機能の通信を制御し、通信可能か否かを判別する通信可否判別機能と、
前記通信可否判別機能の結果に対応して、前記通信機能における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示機能と、
を実現させる。
本発明によれば、利用者に対し利便性の高い電波強度情報を表示することができる。また、消費電力を低減することができる。
(実施形態1)
以下に、本発明の実施形態1に係る通信端末装置を図面を参照して説明する。本発明の実施形態1に係る通信端末装置は、複数の無線アクセス(無線通信)手段を備え、前記無線アクセス手段を使用していないときは、前記無線アクセス手段を停止(スリープ)させることによって、消費電力の低減化を図っている。無線アクセス手段がスリープ動作している場合は、前記無線アクセス手段の基地局情報と基地局の位置情報とを対応付けてテーブル化した通信エリア情報を使用して、利用者に対し適切な電波強度情報を表示する、というものである。
まず、本発明の実施形態1に係る通信端末装置100の構成を図1に示す。通信端末装置100は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、共通回路部14と、電源部15と、操作部16と、表示部17と、音声マイク18と、音声スピーカ19と、バス10と、を備える。
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)から構成され、記憶部12に格納された動作プログラムに従って、通信端末装置100の全体的な動作を制御する。また、制御部11は、通信制御部111と、電力供給制御部112と、表示制御部113と、を備える。
通信制御部111は、通信部13が備える第1無線通信部131、第2無線通信部132、GPS(Global Positioning System)通信部133、それぞれに対して通信機能の動作状態を変更する指示を与え、第1無線通信部131、第2無線通信部132、GPS通信部133の動作状態を、例えば、無線信号の送信、受信、受信待機、等に制御する。
次に、通信制御部111の一般的な制御動作を説明する。通信制御部111は、無線信号が定義するタイムスロットに対応するタイミングで電源コントローラ15aを制御することにより、第1無線通信部131、第2無線通信部132、GPS通信部133の動作状態を制御する。また、通信制御部111は、電源コントローラ15aを制御して、最低限の回路にのみ電力を供給することにより、第1無線通信部131等が停止したスリープ状態に制御する。このため、第1無線通信部131等に絶えず電力が供給されることが抑制され、電源部15が備えるバッテリ15bの電力消費を低減させることができる。
電力供給制御部112は、記憶部12に格納された動作プログラムに従い、通信制御部111と連動して、電源部15の動作状態を制御する。電力供給制御部112は、例えば、第2無線通信部132が隣接するアクセスポイントにアソシエーションして、データ通信を待機している際、第2無線通信部132を使用した通信が一定時間実施されない場合に、第2無線通信部132への電源供給を停止する。なお、電力供給制御部112は、必ずしも必要ではない。電力供給制御部112がない場合には、通信制御部111が第2無線通信部132をスリープ動作させるよう制御することで省電力化を実施することができる。
表示制御部113は、表示部17に対して入力する情報の制御を行う。電波強度情報の表示の制御は、当該表示制御部113にて実施される。なお、表示制御部113が実施する電波強度情報の表示する制御対象は、第2無線通信手段のみとして、以下記載する。ただし、第2無線通信手段と同様な方法で省電力動作する無線アクセス手段には、本発明の制御を適用可能である。表示制御部113は、位置情報取得部113aと、電波強度情報表示制御部113bと、通信エリア判定部113cと、通信部動作状態判定部113dと、電波強度情報取得部113eと、を備える。
位置情報取得部113aは、GPS通信部133を介して、アンテナ13cより通信端末装置100の位置情報を検出する。
電波強度情報表示制御部113bは、通信端末装置100における第2無線通信の電波環境(電波状況)に応じた電波強度情報を表示部17に表示するため、表示部17に対しての表示情報の入力を制御する。
通信エリア判定部113cは、後述する通信エリア情報テーブル記憶領域121に格納されている通信エリア情報テーブル200とのマッチング処理を行うことにより、第2無線通信部132を使用した通信が可能なエリアに、通信端末装置100があるかどうかを判定する。
通信エリア情報テーブル200の一例を図2に示す。通信エリア情報テーブル200は、無線基地局のアクセスポイント情報21とGPS情報22とを関連付けるためのテーブルである。アクセスポイント情報21は、アクセスポイントのインデックスを表すインデックス番号211とアクセスポイントを特定するための識別子情報であるアクセスポイントID212とより構成される。アクセスポイントID212は、例えば、アクセスポイントのMAC(Media Access Control)アドレスやSSID(Service Set IDentifier)等で表現される。GPS情報22は、緯度221と経度222とより構成され、アクセスポイントID212で表現されるアクセスポイントの位置情報を表す。本通信エリア情報テーブル200は、工場出荷の際、通信エリア情報テーブル記憶領域121に格納されていても良いし、ユーザが第2無線通信を使用する度に随時更新されるような仕組みでも良い。また、通信部13を介して、本通信エリア情報テーブル200をダウンロードしたり、定期的にアップデートしたり、するような仕組みであっても良い。このような仕組みを導入することで、ユーザに対して、最新の通信エリア情報テーブル200を使用した電波強度情報を提供することになるため、利便性の高い情報を提供することが可能となる。なお、ユーザが第2無線通信を使用する毎に、通信エリア情報テーブル200が随時更新される方法は、実施形態4にて後述する。
通信部動作状態判定部113dは、通信部動作状態情報記憶領域123を参照して、第2無線通信部132が省電力動作しているかどうか、即ち、第2無線通信部132が電波を捕捉せずに、スリープ動作しているかどうかを判定する。
電波強度情報取得部113eは、第2無線通信の電波強度情報を、アンテナ13bを介して取得し、後述する電波強度情報記憶領域122に保存する。
記憶部12は、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)等から構成され、図3等に示すフローチャートの処理を制御部11に実行させるためのプログラム等を記憶する。また、記憶部12は制御部11のワークメモリとして機能する。記憶部12は、通信エリア情報テーブル記憶領域121と、電波強度情報記憶領域122と、通信部動作状態情報記憶領域123と、を備える。
通信エリア情報テーブル記憶領域121は、図2に示す通信エリア情報テーブル200を格納する記憶領域である。
電波強度情報記憶領域122は、電波強度情報取得部113eがアンテナ13bを介して取得した第2無線通信の電波強度情報を格納する記憶領域である。
通信部動作状態情報記憶領域123は、第2無線通信部132が省電力動作しているかどうかの情報、即ち、第2無線通信がスリープ動作しているかどうかの情報を格納する記憶領域である。本情報は、第2無線通信部132の通信制御を実施する通信制御部111によって入力される。
通信部13は、例えば、複数の無線アクセス手段に利用する変復調回路や通信プロトコルを実装する。
第1無線通信部131は、アンテナ13aを介して送受信した信号に関する処理を行う変復調回路や通信プロトコルを実装する。
第2無線通信部132は、アンテナ13bを介して送受信した信号に関する処理を行う変復調回路や通信プロトコルを実装する。第1無線通信部131及び第2無線通信部132は、図11に示すように、第1の無線基地局BS1及び第2の無線基地局BS2を介し、第1の通信網CN1及び第2の通信網CN2に接続することができる。
GPS通信部133は、アンテナ13cを介して送受信した信号に関する処理を行う変復調回路や通信プロトコルを実装する。GPS通信部133は、例えば、所定のGPS(Global Positioning System)用通信回路などを備え、図11に示すように、GPS用の人工衛星ASとの通信を行い通信端末装置100の位置を示す座標情報などを取得する。
ここで、アンテナ13a、13b、13cは、通信端末装置100が無線通信システムの無線信号を送受信するアンテナを示す。
なお、第1無線通信部131は、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)等のセルラー方式移動通信システムを介して通信を行う。第2無線通信部132は、例えば、IEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n規格等の無線LAN(Local Area Network)通信システムを介して通信を行う。
これにより、通信端末装置100は、セルラー方式移動通信システムの特徴である広域の接続性と、無線LAN通信システムの特徴である安価で高速なデータ通信性と、を有する。さらに、通信部13に、3つ以上の無線アクセス手段を搭載する端末構成としても良い。このようにすることで、ユーザは通信用途に応じた様々な通信手段を選択可能となるため、利便性が向上される。
共通回路部14は、第1無線通信部131と、第2無線通信部132と、GPS通信部133と、に共通する無線信号を処理する回路である。
電源部15は、電源コントローラ15aとバッテリ15bとを備える。
電源コントローラ15aは、電力供給制御部112の制御指示に応じて、第1無線通信部131と、第2無線通信部132と、に動作用の電力を供給する。更に、電源コントローラ15aは、電力供給制御部112からの指示に従って、通信端末装置100の電源オン時には、通信端末装置100内の各構成要素に電力を供給する。また、電源オフ時には、制御部11と操作部16とに待機用の電力を供給する。
バッテリ15bは、通信端末装置100を駆動するための電源である。
操作部16は、ユーザが指示やデータを入力するための各種のキー若しくはボタンを備え、制御部11への各種の指示やデータを入力する。また、操作部16には、通信端末装置100の電源をオン又はオフにするための電源ボタンが設けられている。ユーザは操作部16を操作することにより、例えば、電子装置に固有の名称を付与するときの入力、通信端末装置100の電源のオン又はオフの指示、等が可能である。
表示部17は、例えば、ドットマトリクスタイプのLCD、もしくは有機ELパネルとドライバ回路等から構成され、任意の画像を表示する。
音声マイク18は、通話時等に、音声信号を収集し、通信部13に供給する。
音声スピーカ19は、通話時等に、復調された音声信号を出力する。
バス10は、制御部11と、記憶部12と、表示部17との間で相互にデータを伝送する。
次に図3のフローチャートを参照して、本発明の実施形態1における電波強度情報を表示する方法について説明する。図3のフローの処理は、第2無線通信部132の電波強度情報の表示制御を実施する表示制御部113の動作について説明したものである。本フローの処理は、通信端末装置100の電源がオンされたことにより開始される。また、本フローの処理は、本フロー処理の終了後、一定時間経過後(待ち時間がない場合も含む)に再度開始される。
まず、ステップS301において、通信部動作状態判定部113dは、通信部動作状態情報記憶領域123を参照して、第2無線通信部132が省電力動作しているかどうか、即ち、第2無線通信部132がスリープ動作しているかどうかを判定する。
ステップS301において、第2無線通信部132が省電力動作していない場合(ステップS301;No)、即ち、スリープ動作せず第2無線通信の電波を捕捉していると判定された場合は、ステップS306に遷移する。
一方、ステップS301において、第2無線通信部132が省電力動作している場合(ステップS301;Yes)、即ち、スリープ動作していて、第2無線通信の電波の捕捉動作を実施していないと判定された場合は、ステップS302に遷移する。
ステップS302において、位置情報取得部113aは、GPS通信部133を介して、アンテナ13cより、通信端末装置100の位置検出を行う。検出された位置情報は、緯度情報Lと経度情報Lとから構成される。
続いて、ステップS303において、第2無線通信部132が通信可能なエリアに、通信端末装置100があるかどうかを判定する。即ち、通信端末装置100から一定距離LTH1以内に隣接するアクセスポイント(基地局)が存在するかどうかの判定をするため、通信エリア情報テーブル記憶領域121に格納されている図2に示す通信エリア情報テーブル200とのマッチング処理を行う。マッチング処理として、例えば、以下の数1に示す判定処理がある。
(数1)
(L−緯度221)+(L−経度222)≦(LTH1
数1が成立する場合は、通信端末装置100から一定距離LTH1以内に隣接するアクセスポイントが存在する。即ち、第2無線通信部132が通信可能なエリアにあると判定する。一方、数1が不成立の場合は、通信端末装置100から一定距離LTH1以内に隣接するアクセスポイントが存在しない。即ち、第2無線通信部132が通信可能なエリアにないと判定する。
ステップS303におけるマッチング処理において、第2無線通信部132が通信可能なエリアにあると判定された場合(ステップS303;Yes)は、ステップS305に遷移する。
一方、ステップS303におけるマッチング処理において、第2無線通信部132が通信可能なエリアにないと判定された場合(ステップS303;No)は、ステップS304に遷移する。
ステップS304において、第2無線通信部132を使用した通信が可能でないということをユーザに通知するために、電波強度情報表示制御部113bは、第2無線通信部132を使用した通信が可能でないということを表す電波強度情報を表示部17に入力する。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、図4に示す表示画面41や表示画面43が提供される。そして、本フローの処理は終了する。
ステップS305において、第2無線通信部132を使用した通信が可能であるということをユーザに通知するために、電波強度情報表示制御部113bは、第2無線通信部132を使用した通信が可能であるということを表す電波強度情報を表示部17に入力する。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、図4に示す表示画面42が提供される。これは、第2無線通信部132が省電力動作をしている場合は、第2無線通信部132が使用できるかどうかのみの情報をユーザに対して最低限提供すれば良いためである。そして、本フローの処理は終了する。
なお、ステップS305において、表示部17を介して、表示画面40に示すような表示をしても良い。この場合、アンテナバーの本数を算出する必要があるが、通信端末装置100の位置情報と通信エリア情報テーブル200に記載されるアクセスポイントの位置情報との差分を前述の数1のように計算し、その差分値の値に応じて本数を可変にするといった手法が考えられる。
ステップS306において、電波強度情報取得部113eは、アンテナ13bを介して、第2無線通信の電波強度情報を取得し、電波強度情報記憶領域122に保存する。
ステップS306の後、ステップS307において、電波強度情報表示制御部113bは、電波強度情報記憶領域122に格納されている電波強度情報を参照して、表示部17に電波強度情報の入力を行う。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、図4に示す表示画面40及び表示画面41が提供される。これはデータ通信を実施している場合、第2無線通信部132は電波捕捉をしていることから、詳細な電波環境情報を逐次提供することができるためである。そして、本フローの処理は終了する。
表示画面40に示す情報をユーザに提供する場合は、ステップS307において電波強度情報表示制御部113bは、電波強度情報を表示部17に表示するための電波強度情報表示演算を実施する。電波強度情報表示演算とは、表示画面40で示すようなアンテナバーの本数を算出するための演算を示し、また、電波強度情報を数値で表示させる場合には、ある規定の関数を用いて利用者に分かりやすい数値にする演算を示す。また、通信方式によって電波強度情報の単位が異なる場合には表示する単位を統一する演算を示す。ここで、演算方法としては、例えば、電波強度情報記憶領域122に格納されている電波強度情報をそのまま使用する方法や、補正値α(αは任意の定数)を乗算することによって、電波強度情報表示のために値をある範囲になるように加工する方法、更には過去のある時間から現在までの一定時間の平均値を取る方法等がある。
上記処理フローにより、第2無線通信部132が省電力動作をしていて、第2無線通信の電波を捕捉していないような場合でも、第2無線通信部132の電波環境情報をユーザに提供することが可能となり、ユーザが第2無線通信部132を使用する際の利便性を向上させることが可能となる。
なお、ステップS305とステップS307において表示される画面を、表示画面40もしくは表示画面42のどちらかに統一するようにしても良い。こうすることで、第2無線通信部132が省電力動作しているかどうかに関わらず、ユーザに対して、同じ電波強度情報を提供することが可能となる。従って、第2無線通信部132の動作モードをユーザに意識させることがなくなり、利便性の高い情報を提供することができる。
一方、省電力動作をしている場合は、第2無線通信部132が使用できるかどうかのみの情報をユーザに対して最低限提供すれば良いため、ステップS305では表示画面42の表示をすることとし、ステップS305とステップS307において表示される画面を、表示画面40もしくは表示画面42のどちらかに統一しないようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態1に係る通信端末装置100によれば、通信端末装置100とアクセスポイント(基地局)との位置情報から、通信端末装置100が通信可能であるか否かのエリアを判定することにより、電波強度情報を示す適切な表示画面を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に図6のフローチャートを参照して、本発明の実施形態2における電波強度情報を表示する方法について説明する。図6のフローの処理は、実施形態1と同様、第2無線通信部132の電波強度情報の表示制御を実施する表示制御部113の動作について説明したものである。
実施形態2は、実施形態1と異なり、通信端末装置100の記憶部12内に格納された通信エリア情報テーブル200を保持しない。その代わりに、第1無線通信の基地局BS1の後段に設置された通信エリア情報テーブル200を保持するサーバ(以下、通信エリア情報格納サーバ)より、第1無線通信部131を介して、第2無線通信部132が通信可能なエリアにあるかどうかを表す情報を受信して、電波強度情報の表示を制御する。
まず、第2の実施形態に係る通信端末装置100を図5に示す。実施形態2の通信端末装置100は、図1に示した通信端末装置100の表示制御部113に通信エリア情報取得部113fを追加し、記憶部12より通信エリア情報テーブル記憶領域121を削除した構成となる。
通信エリア情報取得部113fは、上述したように、第1無線通信の基地局BS1の後段に設置された通信エリア情報テーブル200を保持するサーバに対して、通信端末装置100の位置情報を、第1無線通信部131を介して送信し、第2無線通信部132が通信可能なエリアにあるかどうかを表す情報を、受信する処理部である。
以下に、図6のフローの処理について説明する。本フロー処理は、通信端末装置100の電源がオンされたことにより開始される。また、本フローの処理は、本フロー処理の終了後、一定時間経過後(待ち時間がない場合も含む)に再度開始される。
まず、ステップS501において、位置情報取得部113aは、GPS通信部133に命令を出し、アンテナ13cを介して、通信端末装置100の位置検出を行う。
続いて、ステップS502において、通信エリア情報取得部113fは、ステップS501にて検出した通信端末装置100の位置情報を、第1無線通信部131及びアンテナ13aを介して、通信エリア情報格納サーバへ送信する。
そして、ステップS503において、通信エリア情報取得部113fは、前述した通信エリア情報格納サーバより、第1無線通信部131及びアンテナ13aを介して、第2無線通信部132が通信可能なエリアにあるかどうかを表す情報を受信する。
ステップS503後、ステップS504において、通信部動作状態判定部113dは、通信部動作状態情報記憶領域123を参照して、第2無線通信部132が省電力動作しているかどうか、即ち、第2無線通信部132がスリープ動作しているかどうかを判定する。
ステップS504において、第2無線通信部132が省電力動作していない場合、即ち、第2無線通信部132がスリープ動作していないと判定された場合(ステップS504;No)は、ステップS508に遷移する。
一方、ステップS504において、第2無線通信部132が省電力動作している場合、即ち、第2無線通信部132がスリープ動作していると判定された場合(ステップS504;Yes)は、ステップS505に遷移する。
ステップS505で通信エリア情報格納サーバより受信した情報を使用して、通信エリア判定部113cは、第2無線通信部132が通信可能なエリアにあるかどうかを判定する。ステップS505における判定処理において、第2無線通信部132が通信可能なエリアにあると判定された場合(ステップS505;Yes)は、ステップS507に遷移する。
一方、ステップS505における判定処理において、第2無線通信部132が通信可能なエリアにないと判定された場合(ステップS505;No)は、ステップS506に遷移する。
ステップS506において、第2無線通信部132を使用した通信が可能でないということをユーザに通知するために、電波強度情報表示制御部113bは、第2無線通信部132を使用した通信が可能でないということを表す電波強度情報を表示部17に入力する。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、図4に示す表示画面41や表示画面43が提供される。そして、本フローの処理は終了する。
ステップS507において、第2無線通信部132を使用した通信が可能であるということをユーザに通知するために、電波強度情報表示制御部113bは、第2無線通信部132を使用した通信が可能であるということを表す電波強度情報を表示部17に入力する。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、図4に示す表示画面42が提供される。そして、本フローの処理は終了する。
ステップS508において、電波強度情報取得部113eは、アンテナ13bを介して、第2無線通信の電波強度情報を取得し、電波強度情報記憶領域122に保存する。
ステップS508後、ステップS509において、電波強度情報表示制御部113bは、電波強度情報記憶領域122に格納されている電波強度情報を参照して、表示部17に電波強度情報を入力する。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、図4に示す表示画面40や表示画面41が提供される。そして、本フローの処理は終了する。
なお、ステップS509において、表示画面40や表示画面41に示すような表示を行う場合は、実施形態1と同様に、電波強度情報を表示部17に表示するための電波強度情報表示演算を実施する。電波強度情報表示演算は、実施形態1において上述した通りである。
上記処理フローにより、第2無線通信部132が省電力動作をしていて、第2無線通信の電波を捕捉していないような場合でも、第2無線通信部132の電波環境情報をユーザに提供することが可能となり、ユーザが第2無線通信部132を使用する際の利便性を向上させることが可能となる。
なお、ステップS507とステップS509において、表示画面40もしくは表示画面42のどちらかに統一するようにしても良い。こうすることで、第2無線通信部132が省電力動作しているかどうかに関わらず、ユーザに対して、同じ電波強度情報を提供することが可能となる。従って、第2無線通信部132の動作モードをユーザに意識させることがなくなり、利便性の高い情報を提供することができる。
また、ステップS501からステップS503の処理は、通信端末装置100の起動直後でなく、ステップS504とステップS505の間で実施されても良い。上述のように処理の順序を変更した場合においても、本実施形態で得られる効果に相違はない。
なお、通信端末装置100が通信部13に赤外線やBluetooth、RFID(Radio Frequency IDentification)等の短距離無線通信手段を搭載している場合、これらの通信手段を使用して、通信端末装置100の近くに存在する、第2無線通信手段かつ上記短距離無線通信手段を搭載する通信機器から第2無線通信の電波強度情報を取得するといった方法も考えられる。これにより、実施形態2と同様の効果を得ることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態2に係る通信端末装置100によれば、通信端末装置100とアクセスポイント(基地局)との位置情報から、通信端末装置100が通信可能であるか否かのエリアを判定することにより、電波強度情報を示す適切な表示画面を提供することができる。
(第3の実施形態)
次に図8のフローチャートを参照して、本発明の実施形態3について説明する。図8のフローの処理は、第2無線通信部132の電波強度情報の表示制御を実施する表示制御部113の動作について説明したものである。
実施形態3は、実施形態1及び実施形態2とは異なり、通信エリア情報テーブル200を使用しない。その代わりに、自通信端末装置の位置情報を用いて、一定距離LTH3以上、通信端末装置100が移動した場合にのみ、第2無線通信部132を一時的に有効にして、隣接する第2無線通信のアクセスポイントより電波強度情報を受信し、電波強度情報の表示を制御する。
まず、第3の実施形態に係る通信端末装置100を図7に示す。実施形態3の通信端末装置100は、図1に示した通信端末装置100の表示制御部113に通信可否判定部113g、及び、位置情報差分判定部113hを、記憶部12に通信可否情報記憶領域124、及び、自端末位置情報記憶領域125を追加し、表示制御部113より通信エリア判定部113c及び、記憶部12より通信エリア情報テーブル記憶領域121を、削除した構成となる。
通信可否判定部113gは、第2無線通信部132がアンテナ13bを介して電波を捕捉し、第2無線通信を使用した通信を実施することが可能であるか否かを判定する処理部である。
位置情報差分判定部113hは、上述のとおり、通信端末装置100の位置情報を参照して、通信端末装置100が一定距離LTH3以上、移動したかどうかを判定する処理部である。
通信可否情報記憶領域124は、第2無線通信を使用した通信を実施することが可能であるかどうかを表す情報を保持しておく記憶領域である。通信可否情報記憶領域124に格納される情報は、通信制御部111によって入力され、保持された情報は、通信可否判定部113gによって使用される。
自端末位置情報記憶領域125は、位置情報取得部113aが、アンテナ13cを介してGPS通信部133より受信した自通信端末装置の位置情報を保持しておく記憶領域である。
自端末位置情報記憶領域125に保持された情報は、位置情報差分判定部113hによって使用される。
以下に、図8のフローの処理について説明する。なお、本フロー処理は、通信端末装置100の電源がオンされたことにより開始される。また、本フローの処理は、本フロー処理の終了後、一定時間経過後(待ち時間がない場合も含む)に再度開始される。
まず、ステップS701において、通信端末装置100の第2無線通信を実行することにより、通信を実施する(電波を捕捉する)ことが可能であるか否かを判定する。ここで、通信可否判定部113gは、通信可否情報記憶領域124を参照することにより、通信が可能であるか否かを判定する。
ステップS701において、第2無線通信を使用した通信を実施することが可能でないと判定された場合(ステップS701;No)は、ステップS714に遷移する。
一方、ステップS701において、第2無線通信を使用した通信を実施することが可能であると判定された場合(ステップS701;Yes)は、ステップS702に遷移する。
ステップS702において、電波強度情報取得部113eは、アンテナ13bを介して、第2無線通信の電波強度情報を取得し、電波強度情報記憶領域122に保存する。
ステップS702後、ステップS703において、電波強度情報表示制御部113bは、電波強度情報記憶領域122に格納されている電波強度情報を参照して、表示部17に電波強度情報を入力する。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、表示画面40や表示画面42が提供される。
そして、ステップS704にて、通信部動作状態判定部113dは、通信部動作状態情報記憶領域123を参照して、第2無線通信部132が省電力動作しているかどうか、即ち、第2無線通信部132がスリープ動作しているかどうかを判定する。
ステップS704において、第2無線通信部132が省電力動作していない、即ち第2無線通信部132がスリープ動作していないと判定された場合(ステップS704;No)は、ステップS712に遷移する。
一方、ステップS704において、第2無線通信部132がスリープ動作していると判定された場合(ステップS704;Yes)は、ステップS705に遷移する。
ステップS705において、位置情報取得部113aは、GPS通信部133に命令を出し、アンテナ13cを介して、通信端末装置100の位置検出を行い、受信した自通信端末装置の位置情報を自端末位置情報記憶領域125へ保存する。なお、自端末位置情報記憶領域125は、最新の位置情報と、一回前に取得した位置情報を保持できるようになっていることとする。
続いて、ステップS706において、位置情報差分判定部113hは、自端末位置情報記憶領域125を参照し、最新の位置情報と一回前に取得した位置情報との差分(移動距離)を計算することで、一定距離LTH3以上、通信端末装置100が移動したかどうかを判定する。位置情報の差分(移動距離)を算出する方法の一例を以下の数2に示す。最新の位置情報は、緯度情報LXNと経度情報LYNより構成され、一回前に取得した位置情報は、緯度情報LXN−1と経度情報LYN−1より構成される。
(数2)
(LXN−LXN−1+(LYN−LYN−1≦(LTH3
数2が成立する場合は、一定距離LTH3以下しか、通信端末装置100が移動していないと判定する。数2が成立しない場合は、通信端末装置100が一定距離LTH3より移動したと判定する、といった手法が考えられる。
ステップS706において、通信端末装置100が一定距離LTH3以下しか移動していないと判定された場合(ステップS706;Yes)は、ステップS705に戻り、通信端末装置100が距離LTH3より移動したかどうかの検出を続ける。
なお、通信端末装置100の起動後、最初に本処理を実施する場合、即ち、最新の位置情報しかないことから位置情報の差分値がない場合(ステップS706;Yes)についても、ステップS705に遷移する。
一方、ステップS706において、通信端末装置100が距離LTH3より移動していると判定された場合(ステップS706;No)は、ステップS707に遷移する。
ステップS707において、通信制御部111は、第2無線通信の電波を捕捉するために、第2無線通信部132を有効にし、第2無線通信の電波の捕捉処理を試み、捕捉処理の結果を通信可否情報記憶領域124に格納する。
そして、ステップS708にて、ステップS701と同様に、通信可否判定部113gは、通信可否情報記憶領域124を参照することで、第2無線通信を使用した通信を実施することが可能であるか否かを判定する。
ステップS708において、第2無線通信を使用した通信を実施することが可能でないと判定された場合(ステップS708;No)は、ステップS714に遷移する。
一方、ステップS708において、第2無線通信を使用した通信を実施することが可能であると判定された場合(ステップS708;Yes)は、ステップS709に遷移する。
ステップS709において、電波強度情報取得部113eは、アンテナ13bを介して、第2無線通信の電波強度情報を取得し、電波強度情報記憶領域122に保存する。
そして、ステップS710にて、通信制御部111は、通信端末装置100の省電力化を図るために第2無線通信部132を無効にする。
その後、ステップS711において、電波強度情報表示制御部113bは、ステップS709で受信した電波強度情報記憶領域122に格納されている電波強度情報を参照して、表示部17に電波強度情報を入力する。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、表示画面40や表示画面42が提供され、電波強度情報が更新される。そして、本フローの処理は終了する。
ステップS712において、電波強度情報取得部113eは、アンテナ13bを介して、第2無線通信の電波強度情報を取得し、電波強度情報記憶領域122に保存する。
ステップS712後、ステップS713において、電波強度情報表示制御部113bは、電波強度情報記憶領域122に格納されている電波強度情報を参照して、表示部17に電波強度情報を入力する。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、表示画面40や表示画面42が提供され、電波強度情報が更新される。そして、本フローの処理は終了する。
ステップS714において、電波強度情報表示制御部113bは、第2無線通信部132を使用した通信が可能でないということを表す電波強度情報を表示部17に入力する。これにより、ユーザには表示部17を介して、例えば、表示画面41や表示画面43が提供される。そして、本フローの処理は終了する。
上記処理フローにより、第2無線通信部132が省電力動作をしていて、第2無線通信の電波を捕捉していないような場合でも、第2無線通信部132の電波環境情報をユーザに提供することが可能となり、ユーザが第2無線通信部132を使用する際の利便性を向上させることができる。また、どんな場合でも第2無線通信の電波環境情報には、第2無線通信部132が受信し算出した電波強度情報を使用するため、実施形態1、2に比べてより精度の高い電波強度情報を提供可能となる効果がある。
なお、ステップS509において、表示画面40に示すような表示を行う場合は、実施形態1と同様、電波強度情報を表示部17に表示するための電波強度情報表示演算を実施する。
なお、ステップS703とステップS711とステップS713とにおいて、表示画面40もしくは表示画面42のどちらかに統一するようにしても良い。こうすることで、第2無線通信部132が省電力動作しているかどうかに関わらず、ユーザに対して、同じ電波強度情報を提供することが可能となる。従って、第2無線通信部132の動作モードをユーザに意識させることがなくなり、利便性の高い情報を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態3に係る通信端末装置100によれば、通信端末装置100とアクセスポイント(基地局)との位置情報から、通信端末装置100が通信可能であるか否かのエリアを判定することにより、電波強度情報を示す適切な表示画面を提供することができる。
(第4の実施形態)
次に図10のフローチャートを参照して、本発明の実施形態4について説明する。図10のフローの処理は、通信エリア情報テーブル記憶領域121に格納された通信エリア情報テーブル200の更新を実施する表示制御部113の動作について説明したものである。
まず、第4の実施形態に係る通信端末装置100を図9に示す。実施形態4の通信端末装置100は、図1に示した通信端末装置100の表示制御部113に、通信可否判定部113gと、電波捕捉AP判定部113iと、通信エリア情報テーブル変更処理部113jとを、記憶部12に通信可否情報記憶領域124を、追加した構成となる。
通信可否判定部113gと通信可否情報記憶領域124は、実施形態3にて上述したとおりである。
電波捕捉AP(Access Point)判定部113iは、電波の捕捉を実施しているアクセスポイント情報が通信エリア情報テーブル記憶領域121に格納された通信エリア情報テーブル200に記載されているかどうかの判定を行う。
通信エリア情報テーブル変更処理部113jは、通信エリア情報テーブル記憶領域121に格納された通信エリア情報テーブル200に対して、アクセスポイント情報の追加・削除(変更処理)を実施する。
以下に、図10のフローの処理について説明する。本フロー処理は、通信端末装置100に電源が投入された後、第2無線通信の電波の捕捉を試みる際、常に実施される。また、また、本フローの処理は、本フロー処理の終了後、一定時間経過後(待ち時間がない場合も含む)に再度開始される。
まず、ステップS801において、通信可否判定部113gは、通信可否情報記憶領域124を参照することで、第2無線通信の電波を捕捉しているかどうか、言い換えると。第2無線通信を使用した通信を実施することが可能であるか否かを判定する。
ステップS801において、第2無線通信部132がスリープ動作しておらず、第2無線通信を使用した通信を実施することが可能であると判定された場合(ステップS801;Yes)は、ステップS805に遷移する。
ステップS801において、第2無線通信を使用した通信を実施することが不可であると判定された場合(ステップS801;No)、ステップS802に遷移する。
ステップS802において、位置情報取得部113aは、GPS通信部133に命令を出し、アンテナ13cを介して、通信端末装置100の位置検出を行う。
そして、ステップS803にて、通信エリア判定部113cは、通信エリア情報テーブル200を参照して、ステップS802で取得した自通信端末装置100の位置情報をもとに、自通信端末装置100の付近にアクセスポイントが存在するかどうかを判定する。なお、本判定は、実施形態1で上述したマッチング処理を用いることとする。
ステップS803にて、自通信端末装置100の付近にアクセスポイント(AP)が存在すると判定された場合(ステップS803;Yes)、ステップS804に遷移する。
一方、ステップS803にて、自通信端末装置100の付近にアクセスポイント(AP)が存在しないと判定された場合(ステップS803;No)、本フローの処理は終了する。
ステップS804において、通信エリア情報テーブル変更処理部113jは、通信エリア情報テーブル記憶領域121に格納された通信エリア情報テーブル200に記載されている自通信端末装置100の付近のアクセスポイント情報の削除を実施する。そして、その後、本フローの処理は終了する。
ステップS805において、ステップS802と同様に、位置情報取得部113aは、GPS通信部133に命令を出し、アンテナ13cを介して、通信端末装置100の位置検出を行う。なお、ステップS802及びステップS805における自通信端末装置100の位置を検出する処理は、ステップS801の処理前に実施することも可能である。
ステップS806において、ステップS803と同様に、電波捕捉AP判定部113iは、接続先のアクセスポイント情報が、通信エリア情報テーブル200に記載されているかどうかの判定を行う。
ステップS806にて、電波の捕捉を実施しているアクセスポイント情報が通信エリア情報テーブル200に記載されていないと判定した場合(ステップS806;No)、ステップS807に遷移する。
一方、ステップS806にて、電波の捕捉を実施しているアクセスポイント情報が通信エリア情報テーブル200に記載されていると判定した場合(ステップS806;Yes)、本フローの処理は終了する。
ステップS807において、通信エリア情報テーブル変更処理部113jは、通信エリア情報テーブル200に、接続先のアクセスポイント情報を追加する。そして、その後、本フローの処理は終了する。
上記処理フローと、実施形態1の処理フローを組み合わせることで、ユーザに対して、最新の通信エリア情報テーブル200を使用した電波強度情報を提供することになるため、利便性の高い情報を提供することが可能となる。
なお、本発明の実施形態における第1無線通信部131は、GSM(Global System Mobile Communications)等のセルラー方式移動通信システムであってもよい。
また、第2無線通信部132は、例えば、UWB(Ultra Wide Band)等の局所無線通信システムであってもよい。
さらに、実施形態1〜3で示した処理フローは、通信端末装置100内にタイマー制御の機構を設けて、タイマーが満了する度、定期的に実行するようにしても良い。このようにすることで、通信部13がスリープ動作している時間を増加させることが可能となるため、消費電力を低減することができる。
以上説明したように、本実施形態4に係る通信端末装置100によれば、通信端末装置100が捕捉する電波状況に基づいて、通信エリア情報テーブル200に記憶された情報を更新することができる。従って、本実施形態4に係る通信端末装置100は、電波強度情報を示す適切な表示画面を提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
通信部13が備える無線通信部は、第1無線通信部131から第n無線通信部までの無線通信部に拡張することができる。これらの各無線通信部に対する電波環境情報を提供することにより、利便性を向上させることもできる
位置情報差分判定部113hは、最新の位置情報と一回前に取得した位置情報との差分だけではなく、最新の位置情報とn回前に取得した位置情報との差分を計算することもできる。また、n−1回前に取得した位置情報とn回前に取得した位置情報との差分を計算することもできる。
図4に示す電波強度情報の表示画面は一例であり、通信可能であるか否か、又は電波状態が良好か否かをユーザが認識できる画面であれば、利便性の高い情報を提供できるため、どのような表示画面であってもかまわない。
本発明の実施形態1にかかる通信端末装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態1及び2にかかる通信端末装置の表示制御処理を実施するために使用する情報テーブルを示す図である。 本発明の実施形態1にかかる表示制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態1から3にかかる通信端末装置の電波状況を示す表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態2にかかる通信端末装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態2にかかる表示制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態3にかかる通信端末装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態3にかかる表示制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態4にかかる通信端末装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態4にかかる通信エリア情報テーブルの更新処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態1から4にかかる通信端末装置の無線通信システムを示す概略構成図である。
符号の説明
100…通信端末装置、10…バス、11…制御部、111…通信制御部、112…電力供給制御部、113…表示制御部、113a…位置情報取得部、113b…電波強度情報表示制御部、113c…通信エリア判定部、113d…通信部動作状態判定部、113e…電波強度情報取得部、113f…通信エリア情報取得部、113g…通信可否判定部、113h…位置情報差分判定部、113i…電波捕捉AP判定部、113j…通信エリア情報テーブル変更処理部、12…記憶部、121…通信エリア情報テーブル記憶領域、122…電波強度情報記憶領域、123…通信部動作状態情報記憶領域、124…通信可否情報記憶領域、125…自端末位置情報記憶領域、13…通信部、131…第1無線通信部、13a…アンテナ、132…第2無線通信部、13b…アンテナ、133…GPS通信部、13c…アンテナ、14…共通回路部、15…電源部、15a…電源コントローラ、15b…バッテリ、16…操作部、17…表示部、18…音声マイク、19…音声スピーカ、200…通信エリア情報テーブル、21…アクセスポイント情報、22…GPS情報、211…インデックス番号、212…アクセスポイントID、221…緯度、222…経度

Claims (8)

  1. 基地局を介して無線通信を行う通信端末装置であって、
    当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信機能を実行する通信手段と、
    当該基地局の位置を示す情報を記憶する基地局情報記憶手段と、
    自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記基地局情報記憶手段が記憶した当該基地局の情報と、前記位置情報取得手段が取得した自通信端末装置の情報と、のマッチングに基づいて、前記通信手段により通信可能か否かを判別する通信可否判別手段と、
    前記通信可否判別手段の結果に対応して、前記通信手段における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記通信手段が電波を捕捉している当該基地局を示す情報が、前記基地局情報記憶手段が記憶する情報に含まれるか否かを判別する基地局情報判別手段と、
    前記基地局情報判別手段の結果に対応して、前記基地局情報記憶手段が記憶する情報を変更する基地局情報変更手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 基地局を介して無線通信を行う通信端末装置であって、
    当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信機能を実行する通信手段と、
    自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得した当該自通信端末装置の位置を示す情報に基づき、前記通信手段により通信が可能な位置を示すエリア情報を取得するエリア情報取得手段と、
    前記エリア情報取得手段により取得した当該エリア情報に基づいて、前記通信手段における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  4. 基地局を介して無線通信を行う通信端末装置であって、
    当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信機能を実行する通信手段と、
    自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得した当該自通信端末装置の位置を示す情報に基づき、当該自通信端末装置が所定の距離以上移動したか否かを判別する移動距離判別手段と、
    前記移動距離判別手段により所定の距離以上移動したと判別された場合、前記通信手段の通信機能を制御し、通信可能か否かを判別する通信可否判別手段と、
    前記通信可否判別手段の結果に対応して、前記通信手段における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  5. 当該基地局との電波状況に対応して、前記通信手段の通信機能を制御する通信制御手段と、
    前記通信制御手段が通信機能を制御しているか否かを判別する通信制御判別手段と、をさらに備え、
    前記通信制御判別手段により通信機能を制御していると判定された場合、前記位置情報取得手段により当該自通信端末装置の位置を示す情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信端末装置。
  6. 基地局を介して無線通信を行う通信端末装置を制御するコンピュータに、
    当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信を実行する通信機能と、
    当該基地局の位置を示す情報を記憶する基地局情報記憶機能と、
    自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得機能と、
    前記基地局情報記憶機能が記憶した当該基地局の情報と、前記位置情報取得機能が取得した自通信端末装置の情報と、のマッチングに基づいて、前記通信機能により通信可能か否かを判別する通信可否判別機能と、
    前記通信可否判別機能の結果に対応して、前記通信機能における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示機能と、
    を実現させるプログラム。
  7. 基地局を介して無線通信を行う通信端末装置を制御するコンピュータに、
    当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信を実行する通信機能と、
    自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得機能と、
    前記位置情報取得機能により取得した当該自通信端末装置の位置を示す情報に基づき、前記通信機能により通信が可能な位置を示すエリア情報を取得するエリア情報取得機能と、
    前記エリア情報取得機能により取得した当該エリア情報に基づいて、前記通信機能における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示機能と、
    を実現させるプログラム。
  8. 基地局を介して無線通信を行う通信端末装置を制御するコンピュータに、
    当該基地局からの電波を捕捉して、当該基地局との通信を実行する通信機能と、
    自通信端末装置の位置を示す情報を取得する位置情報取得機能と、
    前記位置情報取得機能により取得した当該自通信端末装置の位置を示す情報に基づき、当該自通信端末装置が所定の距離以上移動したか否かを判別する移動距離判別機能と、
    前記移動距離判別機能により所定の距離以上移動したと判別された場合、前記通信機能の通信を制御し、通信可能か否かを判別する通信可否判別機能と、
    前記通信可否判別機能の結果に対応して、前記通信機能における当該基地局との電波状況を表示する電波状況表示機能と、
    を実現させるプログラム。
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