JPWO2007099743A1 - 無線通信装置及びその通信方法 - Google Patents

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栄司 町井
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Abstract

本発明の課題は、消費電力を抑制して、外部機器に対する受信信号強度の通知機能を実現可能な無線通信装置及びその通信方法を提供することである。携帯電話装置(1)は、携帯電話基地局(3)と通信する携帯電話通信部(11)と、ハンズフリー機器(2)と近距離通信にて通信する近距離無線通信部(13)とを有する。制御部は、携帯電話通信部(11)における電界強度を検出して、ハンズフリー機器(2)へ通知することにより、ハンズフリー機器(2)は、携帯電話装置(1)の通信状態を表示部(23)に表示する。携帯電話装置(1)の制御部(12)は、近距離無線通信部(13)にて接続されている外部機器から、外部機器に関する機器情報を取得して、接続されている外部機器に対する電界強度の通知の要否を判定し、不要である場合に電界強度の通知機能を停止する。

Description

本発明は、異なる二つの通信方式に対応した無線通信装置及びその通信方法に関する。
移動体通信に用いられる携帯電話は、移動体通信の機能のほかに近距離無線通信等の第二の無線通信機能を備え、この第二の通信機能を利用して外部機器との無線通信を可能としたものがある。例えば、特許文献1には、携帯電話と、ハンズフリー音声通話ができるハンズフリー端末とがBluetooth(登録商標)通信で無線接続され、携帯電話に着信があったとき、ハンズフリー端末に発信者情報の表示を行う通信システムが記載されている。
上述したBluetooth(登録商標)通信には、Sniffモード、Parkモード、Holdモードといった低消費電力モードがあり、通信機器における消費電力を抑制することが可能である(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−210181号公報 特開2005−260586号公報
上述したように、ハンズフリー端末が表示機能を備える場合、ハンズフリー端末に表示させる情報としては、着信時の発信者情報のほか、携帯電話の移動体通信における基地局からの受信信号強度に関する情報が挙げられる。これにより、使用者は、ハンズフリー端末の表示を確認することにより、携帯電話の移動体通信における通信状態を把握することができる。
ところで、近距離無線通信にて接続可能な外部機器には、上記のように表示機能を備えたものもあれば、表示機能を備えないヘッドセットのような機器もある。しかしながら、携帯電話が上述した受信信号強度の表示機能に対応した動作を行うためには、外部機器における表示装置の有無に関わらず、受信信号強度が変化するたびに受信信号強度を外部機器へ通知する必要がある。
携帯電話における受信信号強度は時々刻々と変動するので、携帯電話と外部機器との間の通信が低消費電力モードにあるときも、その低消費電力モードを一旦解除し、受信信号強度の通知を行う必要がある。このように、近距離無線通信にて接続された機器が表示機能に対応していないときにも、受信信号強度の通知を行うことにより、無駄な電力を消費してしまい、携帯電話における消費電力が増大してしまうという事情がある。
一方、消費電力を抑制するために通知のタイミングを間引くと、信号強度表示機能を備えた機器が接続されているときには、その機器で表示される携帯電話の通信状態が、実際の状態と一致しなくなる恐れがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、消費電力を抑制して、外部機器に対する受信信号強度の通知機能を実現可能な無線通信装置及びその通信方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1に、第一の無線通信部と、前記第一の無線通信部における通信方式とは異なる通信方式を用いて、外部機器と無線通信を行う第二の無線通信部と、前記第一の無線通信部における受信信号強度を検出する信号強度検出部と、前記検出した受信信号強度に関する情報を、前記第二の無線通信部を介して前記外部機器へ通知する信号強度通知部と、前記第二の無線通信部を介して接続されている外部機器から、当該外部機器に関する機器情報を取得する機器情報取得部と、前記機器情報に基づいて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定し、不要である場合に前記信号強度通知部の機能を停止する信号強度通知制御部とを備える無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、受信信号強度の通知の機能を停止するので、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第2に、上記第1に記載の無線通信装置であって、前記受信信号強度に関する情報の通知が不要な機器の識別情報を記憶する記憶部を更に備え、前記機器情報取得部は、前記外部機器から当該外部機器の識別情報を取得し、前記信号強度通知制御部は、前記記憶部に記憶されている識別情報と、前記取得した識別情報とが合致した場合、前記信号強度通知部の機能を停止する無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、予め指定された受信信号強度の通知不要な機器であるか否かを判定するので、受信信号強度を通知する必要のない機器への受信信号強度の通知の機能を確実に停止し、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第3に、上記第1又は第2に記載の無線通信装置であって、前記機器情報取得部は、前記外部機器から当該外部機器が備える機能情報を取得し、前記信号強度通知制御部は、前記取得した機能情報に所定の機能が含まれるか否かに応じて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定する無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、外部機器から取得した機能情報に基づいて、受信信号強度の表示機能を備えているか否かを推定し、受信信号強度の通知の要否を判定するので、受信信号強度を通知する必要のない機器への受信信号強度の通知の機能を停止し、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第4に、上記第1ないし第3のいずれかに記載の無線通信装置であって、前記機器情報取得部は、前記外部機器から、受信信号強度の通知の要否を指示する情報を取得し、前記信号強度通知制御部は、前記取得した指示情報に基づいて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定する無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、外部機器より受信信号強度通知の要否が直接指示されるので、受信信号強度を通知する必要のない機器への受信信号強度の通知の機能を停止し、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第5に、上記第1ないし4のいずれかに記載の無線通信装置であって、前記信号強度通知部は、前記検出した受信信号強度が、複数の区分された受信信号強度の段階のうちのどの段階に該当するかを判定し、前記受信信号強度の段階が変化したと判定されたときに、当該判定された段階を、前記検出した受信信号強度に関する情報として前記外部機器に通知する無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、受信信号強度の段階が変化したときにのみ外部機器へ通知するので、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第6に、上記第1ないし第5のいずれか一項に記載の無線通信装置であって、前記第一の無線通信部は、移動体通信の基地局と通信を行う移動体通信部であり、前記第二の無線通信部は、前記外部機器と近距離無線通信を行う近距離無線通信部である無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、近距離無線通信にて接続された外部機器に対して、移動体通信における受信信号強度を通知することができる。
本発明は、第7に、上記第1ないし第6のいずれかに記載の無線通信装置と、前記無線通信装置の第二の無線通信部と通信を行う前記外部機器とを備える無線通信システムが提供されるものである。
この構成により、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、受信信号強度の通知の機能を停止するので、無線通信装置及び外部機器の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第8に、第一の無線通信部と、前記第一の無線通信部における通信方式とは異なる通信方式を用いて、外部機器と無線通信を行う第二の無線通信部と、前記第一の無線通信部における受信信号強度を検出する信号強度検出部と、前記検出した受信信号強度に関する情報を、前記第二の無線通信部を介して前記外部機器へ通知する信号強度通知部とを備える無線通信装置の無線通信方法であって、前記第二の無線通信部を介して接続されている外部機器から、当該外部機器に関する機器情報を取得するステップと、前記機器情報に基づいて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定し、不要である場合に前記信号強度通知部の機能を停止するステップとを有する通信方法が提供されるものである。
この方法により、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、受信信号強度の通知の機能を停止するので、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第9に、コンピュータに、上記第8に記載の通信方法を実行させるプログラムが提供されるものである。
このプログラムにより、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、受信信号強度の通知の機能を停止するので、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明によれば、消費電力を抑制して、外部機器に対する受信信号強度の通知機能を実現可能な無線通信装置及びその通信方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る携帯電話装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおけるリンク確立動作の手順を説明するシーケンス図 本発明の第1の実施形態に係る携帯電話装置の電界強度通知時の処理手順を示すフローチャート 本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける電界強度通知機能時の動作手順を説明するシーケンス図 本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける電界強度通知機能停止時の動作手順を説明するシーケンス図 本発明の第2の実施形態に係る無線通信システムにおけるリンク確立動作の手順を説明するシーケンス図 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話装置の電界強度通知時の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
1 携帯電話装置
2 ハンズフリー機器
3 携帯電話基地局
11 携帯電話通信部
12 制御部
13 近距離無線通信部
21 近距離無線通信部
22 電界強度取得部
23 表示部
121 機器情報取得部
122 記憶部
123 モード設定部
124 電界強度通知判定部
125 電界強度判定部
126 電界強度通知部
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の無線通信システムは、携帯電話装置1と、携帯電話装置1に近距離無線通信を介して接続されるハンズフリー機器2とを備える。携帯電話装置1は無線通信装置の一例であり、ハンズフリー機器2は外部機器の一例である。
携帯電話装置1は、携帯電話基地局3と通信して移動体通信網に接続する携帯電話通信部11と、携帯電話装置1全体の動作を制御する制御部12と、ハンズフリー機器2と近距離無線通信を行う近距離無線通信部13とを備える。なお、携帯電話通信部1は第一の無線通信部の一例として動作する。また、近距離無線通信部13は、第一の無線通信部における通信方式とは異なる通信方式を用いて、外部機器と無線通信を行う第二の無線通信部の一例として動作する。
ハンズフリー機器2は、近距離通信を行う近距離無線通信部21と、電界強度取得部22と、表示部23とを備える。近距離無線通信部21は、携帯電話装置1の近距離無線通信部13と通信を行う。電界強度取得部22は、近距離無線通信部21を介して携帯電話装置1から取得した携帯電話装置1における携帯電話基地局3からの受信信号強度の一例としての電界強度を取得する。表示部23は、電界強度取得部22で取得した電界強度の情報を表示部23に表示する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電話装置の主要な構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御部12は、機器情報取得部121と、記憶部122と、モード設定部123と、電界強度通知判定部124と、電界強度判定部125と、電界強度通知部126とを備える。なお、図2では、電界強度通知機能に関する要素を中心にして記載されており、他に携帯電話装置1全体の動作を制御する要素については省略されている。
機器情報取得部121は、近距離無線通信部13を介して接続されたハンズフリー機器2から受信した情報から、ハンズフリー機器2に関する機器情報を取得する。記憶部122は、機器情報取得部121から取得した機器情報を記憶する。モード設定部123は、近距離無線通信部13を用いた近距離無線通信について、通常通信モードと省電力モードとのうちのいずれかのモードを設定する。
電界強度通知判定部124は、信号強度通知制御部の一例として機能し、記憶部122に記憶されている機器情報に基づいて、ハンズフリー機器2への電界強度の通知の要否を判定する。電界強度判定部125は、携帯電話通信部11における受信信号から電界強度を検出し、電界強度の変化等による電界強度の通知の必要性について判定する。電界強度通知部126は、信号強度通知部の一例として機能し、電界強度判定部125にて判定された電界強度に関する情報を、近距離無線通信部13を介してハンズフリー機器2へ通知する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおけるリンク確立動作の手順を説明するシーケンス図である。図3に示すように、まず、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間で、無線リンクが確立する(ステップS301)。
無線リンクが確立すると、ハンズフリー機器2は、近距離無線通信部21に割り当てられた固有のアドレス、例えばBluetooth(登録商標)の場合には、BDアドレス(Bluetooth(登録商標) Device Address)を携帯電話装置1へ送信する(ステップS302)。また、自身のハンズフリー機器2に割り当てられている機器名称を携帯電話装置1へ送信する(ステップS303)。携帯電話装置1の機器情報取得部121は、通知されたアドレスや機器名称を機器情報として取得し、記憶部122へ記憶する。
携帯電話装置1は、ハンズフリー機器2から送信されたアドレスや機器名称等、機器の識別情報である機器情報を受信して、接続を許可するときには、ハンズフリー機器へ接続を許可する応答を送信する(ステップS304)。このようにして、携帯電話装置1と、ハンズフリー機器2との間の通信が確立する(ステップS305)。
以上のように、携帯電話装置1は、近距離無線通信を確立するにあたり、通信相手となる機器の識別情報を取得する。本実施形態の携帯電話装置1は、このように取得された機器情報を利用して、電界強度通知の要否を判定するものである。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電話装置の電界強度通知時の処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、電界強度通知判定部124は、モード設定部123から省電力モードに入った通知を受けると、近距離無線通信部13を介して接続されていると共に省電力モードとなっているハンズフリー機器2の機器情報を記憶部122から読み出して、電界強度を通知する必要のある機器であるか否かを判定する(ステップS401)。
なお、記憶部122には、電界強度の通知が不要な機器の識別情報等の機器情報が予め登録されている。ステップS401において、電界強度通知判定部124は、記憶部122を参照して、現在近距離無線通信部13に接続されている外部機器の機器情報が、電界強度の通知が不要な機器として予め指定されている機器情報と一致するか否かを判定することにより、接続している機器が電界強度の通知が不要であるか否かを判定する。
現在近距離無線通信部13に接続されている外部機器の機器情報が、記憶部122に登録されている機器情報と一致したとき(ステップS401のYES)、電界強度を通知する必要のない機器であると判定し、省電力モードを維持する(ステップS402)。すなわち、電界強度通知の機能を休止する。
一方、現在近距離無線通信部13に接続されている外部機器の機器情報が、記憶部122に登録されている機器情報と一致しないとき(ステップS401のNO)、電界強度通知判定部124は、近距離無線通信にて接続されている機器へ電界強度を通知する必要があると判定する。そして、電界強度判定部125は、電界強度通知判定部124からの指示により、携帯電話通信部11から電界強度を取得する(ステップS403)。
電界強度判定部125は、取得した電界強度が、複数の区分された電界強度の段階のうち、どの段階に該当するかを判定する。なお、電界強度判定部125では、ハンズフリー機器2において表示する電界強度の段階を少なくとも判定できればよい。例えば、ハンズフリー機器2が、圏外を含む5段階の電界強度を表示する場合には、電界強度判定部125は、検出された電界強度が、少なくともこの5段階のどの段階に該当するかについて判定する。
そして、電界強度判定部125は、検出された電界強度が該当する段階が変化したか否かを判定する(ステップS404)。電界強度の段階が変化していなければ(ステップS404)、電界強度の通知をせず、省電力モードを維持する(ステップS402)。一方、電界強度の段階が変化していれば(ステップS405)、電界強度判定部125は、モード設定部123に通知して、近距離無線通信部13のハンズフリー機器2との間の省電力モードを解除し(ステップS405)。そして、電界強度通知部126は、変化後の電界強度の段階を、近距離無線通信部13を介して、ハンズフリー機器2に通知する(ステップS406)。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける電界強度通知機能時の動作手順を説明するシーケンス図である。図5に示すように、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間で近距離無線通信の接続が確立し(ステップS501)、ハンズフリー機器2が省電力モードの要求を送信し(ステップS502)、携帯電話装置1が省電力モード要求の許可を返信すると(ステップS503)、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間の近距離無線通信が省電力モードとなる(ステップS504)。
そして、ハンズフリー機器2が、携帯電話装置1における電界強度の表示機能に対応しているとき、すなわち、携帯電話装置1がハンズフリー機器2へ電界強度を通知する必要があるとき、電界強度の変化が生じると、図4のステップS405に示すように、ハンズフリー機器2に対して省電力モード解除要求を送信し(ステップS505)、ハンズフリー機器2は、省電力モード解除要求に対する応答を返して(ステップS506)、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間の近距離無線通信が通常接続モードとなる(ステップS507)。
そして、携帯電話装置1は、図4のステップS406に示すように、電界強度をハンズフリー機器2に通知し(ステップS508)、ハンズフリー機器2は、通知に対する応答を携帯電話装置1へ返す(ステップS509)。その後、ハンズフリー機器2が省電力モードの要求を送信し(ステップS510)、携帯電話装置1が省電力モード要求の許可を返信すると(ステップS511)、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間の近距離無線通信が省電力モードとなる(ステップS512)。
次に、電界強度の通知が不要な場合の無線通信システムの動作について説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける電界強度通知機能停止時の動作手順を説明するシーケンス図である。なお、図5と重複する部分については同一の符号を付す。
携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間で省電力モードの状態になると(ステップS504)、ハンズフリー機器2が、携帯電話装置1の電界強度の表示機能に対応していないとき、すなわち、携帯電話装置1がハンズフリー機器2へ電界強度を通知する必要がないとき、携帯電話装置1は記憶部122に記憶されている機器情報を用いて電界強度通知が不要であると判定する(ステップS601)。電界強度通知が不要であると判定されると、その後、携帯電話装置1における基地局からの受信信号の電界強度が変化したとしても、ハンズフリー機器2への電界強度の通知が不要であるので、省電力モードが維持される。
このようにして、近距離無線通信部13を介して接続されているハンズフリー機器2が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、図5に示す期間Tにおける動作を休止するので、携帯電話装置1及びハンズフリー機器2の消費電力を抑制することができる。
このような本発明の第1の実施形態によれば、近距離無線通信部13を介して接続されるハンズフリー機器2が、記憶部122に予め登録された電界強度の通知不要な機器であるか否かを判定するので、電界強度を通知する必要のない機器への電界強度の通知の機能を確実に停止し、携帯電話装置1及びハンズフリー機器2の消費電力を抑制することができる。
なお、本実施形態において、記憶部122は、電界強度の通知が必要な機器の識別情報を格納し、接続している機器が登録されている機器でないときに、省電力モードを維持してもよい。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る無線通信システムにおけるリンク確立動作の手順を説明するシーケンス図である。なお、本発明の第2の実施形態に係る無線通信システム及び携帯電話装置は、図1及び図2に示す構成と同様の構成を有するものである。
まず、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間で、無線リンクが確立する(ステップS701)。無線リンクが確立すると、ハンズフリー機器2は、自身が対応している機能に関する情報である機能情報を、携帯電話装置1へ送信して、自身の機能を通知する(ステップS702)。携帯電話装置1の機器情報取得部121は、通知された機能情報を機器情報として取得し、記憶部122へ記憶する。
また、携帯電話装置1も、自身が対応している機能に関する情報である機能情報をハンズフリー機器2に送信する(ステップS703)。その後、ハンズフリー機器2との接続を許可するときには、ハンズフリー機器2へ接続を許可する応答を送信する(ステップS704)。このようにして、携帯電話装置1と、ハンズフリー機器2との間の通信が確立する(ステップS705)。
例えば、Bluetooth(登録商標)の場合、ステップS702〜S704の処理は、HFP(Hands Free Profile)リンク確立動作処理であり、BRSF(Bluetooth(登録商標) Retrieve Supported Features)を互いに公開することにより、自身がサポートする機能を互いに通知することができる。このBRSFで通知可能な機能の項目には、発信者番号通知機能が含まれている。したがって、携帯電話装置1は、ハンズフリー機器2が発信者番号通知機能に対応しているか否かを把握することができる。
発信者番号通知機能に対応したハンズフリー機器2は、少なくとも表示機能を有していることから、受信信号強度の表示機能を備えている可能性があると推定される。そこで、本実施形態の携帯電話装置1は、図7の処理で取得した機器情報を利用して、電界強度通知の要否を判定するものである。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る携帯電話装置の電界強度通知時の処理手順を示すフローチャートである。図8において、図4と重複する手順については同一の符号を付す。
図8に示すように、電界強度通知判定部124は、モード設定部123から省電力モードに入った通知を受けると、近距離無線通信部13を介して接続されていると共に省電力モードとなっているハンズフリー機器2の機能情報を記憶部122から読み出し、そのハンズフリー機器2が、所定の機能に非対応であるか否かを判定する(ステップS801)。この手順における所定の機能とは、上記説明した発信者番号通知機能等、少なくとも表示機能を必要とした機能である。
そして、所定の機能に非対応であれば(ステップS801のYES)、電界強度を通知する必要のない機器であると判定し、省電力モードを維持する(ステップS402)。すなわち、電界強度通知の機能を休止する。
一方、所定の機能に対応していれば(ステップS801のNO)、電界強度を通知する必要のない機器であると推定できるので、ステップS403に進み、電界強度の取得処理へ進む。なお、ステップS403以降の処理は、図4で説明した処理と同様である。
このような本発明の第2の実施形態によれば、ハンズフリー機器2から取得した機能情報に基づいて、電界強度の表示機能を備えているか否かを推定し、電界強度通知の要否を判定するので、電界強度を通知する必要のない機器への電界強度の通知の機能を停止し、携帯電話装置1の消費電力を抑制することができる。
上述した第1の実施形態及び第2の実施形態では、外部機器の識別情報や機能情報を用いて電界強度通知の要否を判定したが、携帯電話装置と外部機器との間で解釈可能な独自のコマンドを用いて、外部機器から受信信号強度の通知の要否を指示する情報を携帯電話装置へ送信して、携帯電話装置がその指示情報を取得することにより、電界強度通知の要否を判定してもよい。例えば、携帯電話装置は、外部機器から電界強度通知が不要である指示情報を取得したときに限り、電界強度の通知機能を停止してもよい。
なお、上述した実施形態における携帯電話装置1は、無線通信装置の一例として動作するものであって、無線通信装置は、二つの異なる無線通信機能を備えるものであれば、携帯電話装置に限られるものではない。
また、本実施形態では、省電力モードになったときに、近距離無線通信にて接続されている外部機器に対する電界強度通知の要否の判定が行われているが、通常電力モード時にこの判定が行われてもよい。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2006年2月28日出願の日本特許出願(特願2006−053130)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明の無線通信装置及びその通信方法は、消費電力を抑制して、外部機器に対する受信信号強度の通知機能を実現可能な効果を有し、車載装置等のハンズフリー機器やヘッドセット機器と近距離通信が可能な携帯電話装置等に有用である。
本発明は、異なる二つの通信方式に対応した無線通信装置及びその通信方法に関する。
移動体通信に用いられる携帯電話は、移動体通信の機能のほかに近距離無線通信等の第二の無線通信機能を備え、この第二の通信機能を利用して外部機器との無線通信を可能としたものがある。例えば、特許文献1には、携帯電話と、ハンズフリー音声通話ができるハンズフリー端末とがBluetooth(登録商標)通信で無線接続され、携帯電話に着信があったとき、ハンズフリー端末に発信者情報の表示を行う通信システムが記載されている。
上述したBluetooth(登録商標)通信には、Sniffモード、Parkモード、Holdモードといった低消費電力モードがあり、通信機器における消費電力を抑制することが可能である(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−210181号公報 特開2005−260586号公報
上述したように、ハンズフリー端末が表示機能を備える場合、ハンズフリー端末に表示させる情報としては、着信時の発信者情報のほか、携帯電話の移動体通信における基地局からの受信信号強度に関する情報が挙げられる。これにより、使用者は、ハンズフリー端末の表示を確認することにより、携帯電話の移動体通信における通信状態を把握することができる。
ところで、近距離無線通信にて接続可能な外部機器には、上記のように表示機能を備えたものもあれば、表示機能を備えないヘッドセットのような機器もある。しかしながら、携帯電話が上述した受信信号強度の表示機能に対応した動作を行うためには、外部機器における表示装置の有無に関わらず、受信信号強度が変化するたびに受信信号強度を外部機器へ通知する必要がある。
携帯電話における受信信号強度は時々刻々と変動するので、携帯電話と外部機器との間の通信が低消費電力モードにあるときも、その低消費電力モードを一旦解除し、受信信号強度の通知を行う必要がある。このように、近距離無線通信にて接続された機器が表示機能に対応していないときにも、受信信号強度の通知を行うことにより、無駄な電力を消費してしまい、携帯電話における消費電力が増大してしまうという事情がある。
一方、消費電力を抑制するために通知のタイミングを間引くと、信号強度表示機能を備えた機器が接続されているときには、その機器で表示される携帯電話の通信状態が、実際の状態と一致しなくなる恐れがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、消費電力を抑制して、外部機器に対する受信信号強度の通知機能を実現可能な無線通信装置及びその通信方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1に、第一の無線通信部と、前記第一の無線通信部における通信方式とは異なる通信方式を用いて、外部機器と無線通信を行う第二の無線通信部と、前記第一の無線通信部における受信信号強度を検出する信号強度検出部と、前記検出した受信信号強度に関する情報を、前記第二の無線通信部を介して前記外部機器へ通知する信号強度通知部と、前記第二の無線通信部を介して接続されている外部機器から、当該外部機器に関する機器情報を取得する機器情報取得部と、前記機器情報に基づいて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定し、不要である場合に前記信号強度通知部の機能を停止する信号強度通知制御部とを備える無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、受信信号強度の通知の機能を停止するので、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第2に、上記第1に記載の無線通信装置であって、前記受信信号強度に関する情報の通知が不要な機器の識別情報を記憶する記憶部を更に備え、前記機器情報取得部は、前記外部機器から当該外部機器の識別情報を取得し、前記信号強度通知制御部は、前記記憶部に記憶されている識別情報と、前記取得した識別情報とが合致した場合、前記信号強度通知部の機能を停止する無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、予め指定された受信信号強度の通知不要な機器であるか否かを判定するので、受信信号強度を通知する必要のない機器への受信信号強度の通知の機能を確実に停止し、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第3に、上記第1又は第2に記載の無線通信装置であって、前記機器情報取得部は、前記外部機器から当該外部機器が備える機能情報を取得し、前記信号強度通知制御部は、前記取得した機能情報に所定の機能が含まれるか否かに応じて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定する無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、外部機器から取得した機能情報に基づいて、受信信号強度の表示機能を備えているか否かを推定し、受信信号強度の通知の要否を判定するので、受信信号強度を通知する必要のない機器への受信信号強度の通知の機能を停止し、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第4に、上記第1ないし第3のいずれかに記載の無線通信装置であって、前記機器情報取得部は、前記外部機器から、受信信号強度の通知の要否を指示する情報を取得し、前記信号強度通知制御部は、前記取得した指示情報に基づいて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定する無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、外部機器より受信信号強度通知の要否が直接指示されるので、受信信号強度を通知する必要のない機器への受信信号強度の通知の機能を停止し、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第5に、上記第1ないし4のいずれかに記載の無線通信装置であって、前記信号強度通知部は、前記検出した受信信号強度が、複数の区分された受信信号強度の段階のうちのどの段階に該当するかを判定し、前記受信信号強度の段階が変化したと判定されたときに、当該判定された段階を、前記検出した受信信号強度に関する情報として前記外部機器に通知する無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、受信信号強度の段階が変化したときにのみ外部機器へ通知するので、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第6に、上記第1ないし第5のいずれか一項に記載の無線通信装置であって、前記第一の無線通信部は、移動体通信の基地局と通信を行う移動体通信部であり、前記第二の無線通信部は、前記外部機器と近距離無線通信を行う近距離無線通信部である無線通信装置が提供されるものである。
この構成により、近距離無線通信にて接続された外部機器に対して、移動体通信における受信信号強度を通知することができる。
本発明は、第7に、上記第1ないし第6のいずれかに記載の無線通信装置と、前記無線通信装置の第二の無線通信部と通信を行う前記外部機器とを備える無線通信システムが提供されるものである。
この構成により、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、受信信号強度の通知の機能を停止するので、無線通信装置及び外部機器の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第8に、第一の無線通信部と、前記第一の無線通信部における通信方式とは異なる通信方式を用いて、外部機器と無線通信を行う第二の無線通信部と、前記第一の無線通信部における受信信号強度を検出する信号強度検出部と、前記検出した受信信号強度に関する情報を、前記第二の無線通信部を介して前記外部機器へ通知する信号強度通知部とを備える無線通信装置の無線通信方法であって、前記第二の無線通信部を介して接続されている外部機器から、当該外部機器に関する機器情報を取得するステップと、前記機器情報に基づいて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定し、不要である場合に前記信号強度通知部の機能を停止するステップとを有する通信方法が提供されるものである。
この方法により、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、受信信号強度の通知の機能を停止するので、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明は、第9に、コンピュータに、上記第8に記載の通信方法を実行させるプログラムが提供されるものである。
このプログラムにより、第二の無線通信部を介して接続される外部機器が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、受信信号強度の通知の機能を停止するので、無線通信装置の消費電力を抑制することができる。
本発明によれば、消費電力を抑制して、外部機器に対する受信信号強度の通知機能を実現可能な無線通信装置及びその通信方法を提供することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の無線通信システムは、携帯電話装置1と、携帯電話装置1に近距離無線通信を介して接続されるハンズフリー機器2とを備える。携帯電話装置1は無線通信装置の一例であり、ハンズフリー機器2は外部機器の一例である。
携帯電話装置1は、携帯電話基地局3と通信して移動体通信網に接続する携帯電話通信部11と、携帯電話装置1全体の動作を制御する制御部12と、ハンズフリー機器2と近距離無線通信を行う近距離無線通信部13とを備える。なお、携帯電話通信部1は第一の無線通信部の一例として動作する。また、近距離無線通信部13は、第一の無線通信部における通信方式とは異なる通信方式を用いて、外部機器と無線通信を行う第二の無線通信部の一例として動作する。
ハンズフリー機器2は、近距離通信を行う近距離無線通信部21と、電界強度取得部22と、表示部23とを備える。近距離無線通信部21は、携帯電話装置1の近距離無線通信部13と通信を行う。電界強度取得部22は、近距離無線通信部21を介して携帯電話装置1から取得した携帯電話装置1における携帯電話基地局3からの受信信号強度の一例としての電界強度を取得する。表示部23は、電界強度取得部22で取得した電界強度の情報を表示部23に表示する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電話装置の主要な構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御部12は、機器情報取得部121と、記憶部122と、モード設定部123と、電界強度通知判定部124と、電界強度判定部125と、電界強度通知部126とを備える。なお、図2では、電界強度通知機能に関する要素を中心にして記載されており、他に携帯電話装置1全体の動作を制御する要素については省略されている。
機器情報取得部121は、近距離無線通信部13を介して接続されたハンズフリー機器2から受信した情報から、ハンズフリー機器2に関する機器情報を取得する。記憶部122は、機器情報取得部121から取得した機器情報を記憶する。モード設定部123は、近距離無線通信部13を用いた近距離無線通信について、通常通信モードと省電力モードとのうちのいずれかのモードを設定する。
電界強度通知判定部124は、信号強度通知制御部の一例として機能し、記憶部122に記憶されている機器情報に基づいて、ハンズフリー機器2への電界強度の通知の要否を判定する。電界強度判定部125は、携帯電話通信部11における受信信号から電界強度を検出し、電界強度の変化等による電界強度の通知の必要性について判定する。電界強度通知部126は、信号強度通知部の一例として機能し、電界強度判定部125にて判定された電界強度に関する情報を、近距離無線通信部13を介してハンズフリー機器2へ通知する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおけるリンク確立動作の手順を説明するシーケンス図である。図3に示すように、まず、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間で、無線リンクが確立する(ステップS301)。
無線リンクが確立すると、ハンズフリー機器2は、近距離無線通信部21に割り当てられた固有のアドレス、例えばBluetooth(登録商標)の場合には、BDアドレス(Bluetooth(登録商標) Device Address)を携帯電話装置1へ送信する(ステップS302)。また、自身のハンズフリー機器2に割り当てられている機器名称を携帯電話装置1へ送信する(ステップS303)。携帯電話装置1の機器情報取得部121は、通知されたアドレスや機器名称を機器情報として取得し、記憶部122へ記憶する。
携帯電話装置1は、ハンズフリー機器2から送信されたアドレスや機器名称等、機器の識別情報である機器情報を受信して、接続を許可するときには、ハンズフリー機器へ接続を許可する応答を送信する(ステップS304)。このようにして、携帯電話装置1と、ハンズフリー機器2との間の通信が確立する(ステップS305)。
以上のように、携帯電話装置1は、近距離無線通信を確立するにあたり、通信相手となる機器の識別情報を取得する。本実施形態の携帯電話装置1は、このように取得された機器情報を利用して、電界強度通知の要否を判定するものである。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電話装置の電界強度通知時の処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、電界強度通知判定部124は、モード設定部123から省電力モードに入った通知を受けると、近距離無線通信部13を介して接続されていると共に省電力モードとなっているハンズフリー機器2の機器情報を記憶部122から読み出して、電界強度を通知する必要のある機器であるか否かを判定する(ステップS401)。
なお、記憶部122には、電界強度の通知が不要な機器の識別情報等の機器情報が予め登録されている。ステップS401において、電界強度通知判定部124は、記憶部122を参照して、現在近距離無線通信部13に接続されている外部機器の機器情報が、電界強度の通知が不要な機器として予め指定されている機器情報と一致するか否かを判定することにより、接続している機器が電界強度の通知が不要であるか否かを判定する。
現在近距離無線通信部13に接続されている外部機器の機器情報が、記憶部122に登録されている機器情報と一致したとき(ステップS401のYES)、電界強度を通知する必要のない機器であると判定し、省電力モードを維持する(ステップS402)。すなわち、電界強度通知の機能を休止する。
一方、現在近距離無線通信部13に接続されている外部機器の機器情報が、記憶部122に登録されている機器情報と一致しないとき(ステップS401のNO)、電界強度通知判定部124は、近距離無線通信にて接続されている機器へ電界強度を通知する必要があると判定する。そして、電界強度判定部125は、電界強度通知判定部124からの指示により、携帯電話通信部11から電界強度を取得する(ステップS403)。
電界強度判定部125は、取得した電界強度が、複数の区分された電界強度の段階のうち、どの段階に該当するかを判定する。なお、電界強度判定部125では、ハンズフリー機器2において表示する電界強度の段階を少なくとも判定できればよい。例えば、ハンズフリー機器2が、圏外を含む5段階の電界強度を表示する場合には、電界強度判定部125は、検出された電界強度が、少なくともこの5段階のどの段階に該当するかについて判定する。
そして、電界強度判定部125は、検出された電界強度が該当する段階が変化したか否かを判定する(ステップS404)。電界強度の段階が変化していなければ(ステップS404)、電界強度の通知をせず、省電力モードを維持する(ステップS402)。一方、電界強度の段階が変化していれば(ステップS405)、電界強度判定部125は、モード設定部123に通知して、近距離無線通信部13のハンズフリー機器2との間の省電力モードを解除し(ステップS405)。そして、電界強度通知部126は、変化後の電界強度の段階を、近距離無線通信部13を介して、ハンズフリー機器2に通知する(ステップS406)。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける電界強度通知機能時の動作手順を説明するシーケンス図である。図5に示すように、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間で近距離無線通信の接続が確立し(ステップS501)、ハンズフリー機器2が省電力モードの要求を送信し(ステップS502)、携帯電話装置1が省電力モード要求の許可を返信すると(ステップS503)、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間の近距離無線通信が省電力モードとなる(ステップS504)。
そして、ハンズフリー機器2が、携帯電話装置1における電界強度の表示機能に対応しているとき、すなわち、携帯電話装置1がハンズフリー機器2へ電界強度を通知する必要があるとき、電界強度の変化が生じると、図4のステップS405に示すように、ハンズフリー機器2に対して省電力モード解除要求を送信し(ステップS505)、ハンズフリー機器2は、省電力モード解除要求に対する応答を返して(ステップS506)、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間の近距離無線通信が通常接続モードとなる(ステップS507)。
そして、携帯電話装置1は、図4のステップS406に示すように、電界強度をハンズフリー機器2に通知し(ステップS508)、ハンズフリー機器2は、通知に対する応答を携帯電話装置1へ返す(ステップS509)。その後、ハンズフリー機器2が省電力モードの要求を送信し(ステップS510)、携帯電話装置1が省電力モード要求の許可を返信すると(ステップS511)、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間の近距離無線通信が省電力モードとなる(ステップS512)。
次に、電界強度の通知が不要な場合の無線通信システムの動作について説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける電界強度通知機能停止時の動作手順を説明するシーケンス図である。なお、図5と重複する部分については同一の符号を付す。
携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間で省電力モードの状態になると(ステップS504)、ハンズフリー機器2が、携帯電話装置1の電界強度の表示機能に対応していないとき、すなわち、携帯電話装置1がハンズフリー機器2へ電界強度を通知する必要がないとき、携帯電話装置1は記憶部122に記憶されている機器情報を用いて電界強度通知が不要であると判定する(ステップS601)。電界強度通知が不要であると判定されると、その後、携帯電話装置1における基地局からの受信信号の電界強度が変化したとしても、ハンズフリー機器2への電界強度の通知が不要であるので、省電力モードが維持される。
このようにして、近距離無線通信部13を介して接続されているハンズフリー機器2が、受信信号強度を通知する必要のない機器であるときに、図5に示す期間Tにおける動作を休止するので、携帯電話装置1及びハンズフリー機器2の消費電力を抑制することができる。
このような本発明の第1の実施形態によれば、近距離無線通信部13を介して接続されるハンズフリー機器2が、記憶部122に予め登録された電界強度の通知不要な機器であるか否かを判定するので、電界強度を通知する必要のない機器への電界強度の通知の機能を確実に停止し、携帯電話装置1及びハンズフリー機器2の消費電力を抑制することができる。
なお、本実施形態において、記憶部122は、電界強度の通知が必要な機器の識別情報を格納し、接続している機器が登録されている機器でないときに、省電力モードを維持してもよい。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る無線通信システムにおけるリンク確立動作の手順を説明するシーケンス図である。なお、本発明の第2の実施形態に係る無線通信システム及び携帯電話装置は、図1及び図2に示す構成と同様の構成を有するものである。
まず、携帯電話装置1とハンズフリー機器2との間で、無線リンクが確立する(ステップS701)。無線リンクが確立すると、ハンズフリー機器2は、自身が対応している機能に関する情報である機能情報を、携帯電話装置1へ送信して、自身の機能を通知する(ステップS702)。携帯電話装置1の機器情報取得部121は、通知された機能情報を機器情報として取得し、記憶部122へ記憶する。
また、携帯電話装置1も、自身が対応している機能に関する情報である機能情報をハンズフリー機器2に送信する(ステップS703)。その後、ハンズフリー機器2との接続を許可するときには、ハンズフリー機器2へ接続を許可する応答を送信する(ステップS704)。このようにして、携帯電話装置1と、ハンズフリー機器2との間の通信が確立する(ステップS705)。
例えば、Bluetooth(登録商標)の場合、ステップS702〜S704の処理は、HFP(Hands Free Profile)リンク確立動作処理であり、BRSF(Bluetooth(登録商標) Retrieve Supported Features)を互いに公開することにより、自身がサポートする機能を互いに通知することができる。このBRSFで通知可能な機能の項目には、発信者番号通知機能が含まれている。したがって、携帯電話装置1は、ハンズフリー機器2が発信者番号通知機能に対応しているか否かを把握することができる。
発信者番号通知機能に対応したハンズフリー機器2は、少なくとも表示機能を有していることから、受信信号強度の表示機能を備えている可能性があると推定される。そこで、本実施形態の携帯電話装置1は、図7の処理で取得した機器情報を利用して、電界強度通知の要否を判定するものである。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る携帯電話装置の電界強度通知時の処理手順を示すフローチャートである。図8において、図4と重複する手順については同一の符号を付す。
図8に示すように、電界強度通知判定部124は、モード設定部123から省電力モードに入った通知を受けると、近距離無線通信部13を介して接続されていると共に省電力モードとなっているハンズフリー機器2の機能情報を記憶部122から読み出し、そのハンズフリー機器2が、所定の機能に非対応であるか否かを判定する(ステップS801)。この手順における所定の機能とは、上記説明した発信者番号通知機能等、少なくとも表示機能を必要とした機能である。
そして、所定の機能に非対応であれば(ステップS801のYES)、電界強度を通知する必要のない機器であると判定し、省電力モードを維持する(ステップS402)。すなわち、電界強度通知の機能を休止する。
一方、所定の機能に対応していれば(ステップS801のNO)、電界強度を通知する必要のない機器であると推定できるので、ステップS403に進み、電界強度の取得処理へ進む。なお、ステップS403以降の処理は、図4で説明した処理と同様である。
このような本発明の第2の実施形態によれば、ハンズフリー機器2から取得した機能情報に基づいて、電界強度の表示機能を備えているか否かを推定し、電界強度通知の要否を判定するので、電界強度を通知する必要のない機器への電界強度の通知の機能を停止し、携帯電話装置1の消費電力を抑制することができる。
上述した第1の実施形態及び第2の実施形態では、外部機器の識別情報や機能情報を用いて電界強度通知の要否を判定したが、携帯電話装置と外部機器との間で解釈可能な独自のコマンドを用いて、外部機器から受信信号強度の通知の要否を指示する情報を携帯電話装置へ送信して、携帯電話装置がその指示情報を取得することにより、電界強度通知の要否を判定してもよい。例えば、携帯電話装置は、外部機器から電界強度通知が不要である指示情報を取得したときに限り、電界強度の通知機能を停止してもよい。
なお、上述した実施形態における携帯電話装置1は、無線通信装置の一例として動作するものであって、無線通信装置は、二つの異なる無線通信機能を備えるものであれば、携帯電話装置に限られるものではない。
また、本実施形態では、省電力モードになったときに、近距離無線通信にて接続されている外部機器に対する電界強度通知の要否の判定が行われているが、通常電力モード時にこの判定が行われてもよい。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2006年2月28日出願の日本特許出願(特願2006−053130)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明の無線通信装置及びその通信方法は、消費電力を抑制して、外部機器に対する受信信号強度の通知機能を実現可能な効果を有し、車載装置等のハンズフリー機器やヘッドセット機器と近距離通信が可能な携帯電話装置等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る携帯電話装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおけるリンク確立動作の手順を説明するシーケンス図 本発明の第1の実施形態に係る携帯電話装置の電界強度通知時の処理手順を示すフローチャート 本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける電界強度通知機能時の動作手順を説明するシーケンス図 本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける電界強度通知機能停止時の動作手順を説明するシーケンス図 本発明の第2の実施形態に係る無線通信システムにおけるリンク確立動作の手順を説明するシーケンス図 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話装置の電界強度通知時の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
1 携帯電話装置
2 ハンズフリー機器
3 携帯電話基地局
11 携帯電話通信部
12 制御部
13 近距離無線通信部
21 近距離無線通信部
22 電界強度取得部
23 表示部
121 機器情報取得部
122 記憶部
123 モード設定部
124 電界強度通知判定部
125 電界強度判定部
126 電界強度通知部

Claims (9)

  1. 第一の無線通信部と、
    前記第一の無線通信部における通信方式とは異なる通信方式を用いて、外部機器と無線通信を行う第二の無線通信部と、
    前記第一の無線通信部における受信信号強度を検出する信号強度検出部と、
    前記検出した受信信号強度に関する情報を、前記第二の無線通信部を介して前記外部機器へ通知する信号強度通知部と、
    前記第二の無線通信部を介して接続されている外部機器から、当該外部機器に関する機器情報を取得する機器情報取得部と、
    前記機器情報に基づいて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定し、不要である場合に前記信号強度通知部の機能を停止する信号強度通知制御部と、
    を備える無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の無線通信装置であって、
    前記受信信号強度に関する情報の通知が不要な機器の識別情報を記憶する記憶部を更に備え、
    前記機器情報取得部は、前記外部機器から当該外部機器の識別情報を取得し、
    前記信号強度通知制御部は、前記記憶部に記憶されている識別情報と、前記取得した識別情報とが合致した場合、前記信号強度通知部の機能を停止する無線通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の無線通信装置であって、
    前記機器情報取得部は、前記外部機器から当該外部機器が備える機能情報を取得し、
    前記信号強度通知制御部は、前記取得した機能情報に所定の機能が含まれるか否かに応じて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定する無線通信装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の無線通信装置であって、
    前記機器情報取得部は、前記外部機器から受信信号強度の通知の要否を指示する情報を取得し、
    前記信号強度通知制御部は、前記取得した指示情報に基づいて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定する無線通信装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の無線通信装置であって、
    前記信号強度通知部は、前記検出した受信信号強度が、複数の区分された受信信号強度の段階のうちのどの段階に該当するかを判定し、前記受信信号強度の段階が変化したと判定されたときに、当該判定された段階を、前記検出した受信信号強度に関する情報として前記外部機器に通知する無線通信装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の無線通信装置であって、
    前記第一の無線通信部は、移動体通信の基地局と通信を行う移動体通信部であり、
    前記第二の無線通信部は、前記外部機器と近距離無線通信を行う近距離無線通信部である無線通信装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の無線通信装置と、
    前記外部機器として、前記無線通信装置の第二の無線通信部と通信を行う近距離無線通信装置とを備える無線通信システム。
  8. 第一の無線通信部と、前記第一の無線通信部における通信方式とは異なる通信方式を用いて、外部機器と無線通信を行う第二の無線通信部と、前記第一の無線通信部における受信信号強度を検出する信号強度検出部と、前記検出した受信信号強度に関する情報を、前記第二の無線通信部を介して前記外部機器へ通知する信号強度通知部とを備える無線通信装置の無線通信方法であって、
    前記第二の無線通信部を介して接続されている外部機器から、当該外部機器に関する機器情報を取得するステップと、
    前記機器情報に基づいて、前記信号強度通知部による通知の要否を判定し、不要である場合に前記信号強度通知部の機能を停止するステップと、
    を有する通信方法。
  9. コンピュータに、請求項8に記載の通信方法を実行させるプログラム。
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