JP2006050381A - 移動体通信端末と通信可能な外部リモート装置、及び移動体通信端末と外部リモート装置との間の通信方法 - Google Patents
移動体通信端末と通信可能な外部リモート装置、及び移動体通信端末と外部リモート装置との間の通信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006050381A JP2006050381A JP2004230379A JP2004230379A JP2006050381A JP 2006050381 A JP2006050381 A JP 2006050381A JP 2004230379 A JP2004230379 A JP 2004230379A JP 2004230379 A JP2004230379 A JP 2004230379A JP 2006050381 A JP2006050381 A JP 2006050381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- remote device
- external remote
- call
- communication terminal
- mobile communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
【解決手段】 本移動体通信端末(携帯電話機)10から外部リモート装置20へのオーディオコンテンツ再生信号の送受信を継続した状態で、外部リモート装置20に設けられた電話発呼開始用のキー226aが操作されたとき、外部リモート装置20は、その電話発呼開始用のキー226aに割り当てられた特定の発信先を指定する発信先指定情報とともに発呼要求を移動体通信端末10へ送信する。移動体通信端末10は、外部リモート装置20から発信先指定情報とともに発呼要求を受信したとき、上記発信先指定情報で指定された発信先に対して電話の発呼を行う。
【選択図】 図1
Description
また、音楽等のコンテンツを連続的に再生処理して生成したコンテンツ再生信号をヘッドホンセット等の外部リモート装置へ無線通信で送信して出力する携帯電話機も知られている(特許文献2参照)。この携帯電話機では、携帯電話機本体とヘッドホンセット等の外部リモート装置とをケーブルで接続する必要がないため、使い勝手がよい。
また、請求項2の発明は、請求項1の外部リモート装置において、上記操作手段は、互いに異なる特定の発信先に対して電話の発呼を指示する電話発呼開始用に予め割り当てられた複数のキーを有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の外部リモート装置において、上記操作手段のキーは、上記コンテンツ再生信号の出力に関する再生出力制御指示と上記電話の発呼指示とに兼用され、該再生出力制御指示と該発呼指示との間で該キーに対する操作内容を異ならせたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、移動体通信ネットワークを介して通信可能な移動体通信端末と、該移動体通信端末とは別体の外部リモート装置との間の通信方法であって、該移動体通信端末及び該外部リモート装置が、それらの間の通信を行うための近距離用非公衆無線通信の通信リンクを確立するステップと、該移動体通信端末が、オーディオ又はビデオのコンテンツのデータを連続的に再生処理してコンテンツ再生信号を生成し、該外部リモート装置に該コンテンツ再生信号を連続的に送信するステップと、該外部リモート装置が、該移動体通信端末から該コンテンツ再生信号を連続的に受信して出力するステップと、該コンテンツ再生信号の送受信を継続した状態で、該外部リモート装置に設けられた電話発呼開始用のキーが操作されたとき、該外部リモート装置が、該電話発呼開始用のキーに割り当てられた特定の発信先を指定する発信先指定情報とともに発呼要求を該移動体通信端末へ送信するステップと、該移動体通信端末が、該外部リモート装置から該発信先指定情報とともに発呼要求を受信したとき、該発信先指定情報で指定された発信先に対して電話の発呼を行うステップとを有することを特徴とするものである。
上記移動体通信端末から外部リモート装置へ送信する「オーディオ又はビデオのコンテンツ」としては、音楽、ゲーム音、朗読等の音情報を有するオーディオのコンテンツほか、動画、ゲーム画像等の時間経過とともに変化する画像情報を有するビデオのコンテンツが挙げられる。ビデオのコンテンツは、上記音楽、ゲーム音、朗読等の音情報を一緒に有するものであってもよい。
また、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone Service)、自動車電話機等の通話機能を有する電話機が挙げられる。また、この「移動体通信端末」としては、上記電話機のほか、通話機能を有するPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末も挙げられる。
また、上記移動体通信端末及び上記外部リモート装置における制御や情報処理は、その移動体通信端末及び外部リモート装置それぞれに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行なってもよい。
しかも、移動体通信端末から外部リモート装置にコンテンツ再生信号を連続的に送信している状態で、特定の発信先に対して電話の発呼を行うときには、外部リモート装置に設けられた所定の電話発呼開始用のキーを利用者が操作する。すなわち、特定の発信先に対する電話の発呼を指示する電話発呼開始用に予め割り当てられた電話発呼開始用のキーを利用者が操作する。この操作により、外部リモート装置は、その電話発呼開始用のキーに割り当てられた特定の発信先を指定する発信先指定情報とともに発呼要求を移動体通信端末へ送信する。これらの発信先指定情報及び発呼要求を受信した移動体通信端末が、発信先指定情報で指定された発信先に対して電話の発呼を行う。このように、外部リモート装置で発信先を選択する操作や発信先の情報を入力する操作を行うことなく、外部リモート装置の電話発呼開始用のキーを操作するという簡易なキー操作によって特定の発信先に移動体通信端末から電話の発呼ができるという効果がある。
特に、請求項2の発明によれば、互いに異なる特定の発信先に対して電話の発呼を指示する電話発呼開始用に予め割り当てられた複数のキーのいずれかを操作することにより、複数の特定の発信先のいずれかに対する選択的な電話の発呼が可能になるという効果がある。
また特に、請求項3の発明によれば、操作手段のキーを、コンテンツ再生信号の出力に関する再生出力制御指示と電話の発呼指示とに兼用することにより、操作手段のキーの数を抑えて操作手段を簡易に構成し、外部リモート装置の小型化を図ることができる。しかも、上記再生出力制御指示と上記発呼指示との間でキーに対する操作内容を異ならせることにより、上記再生出力制御指示及び上記発呼指示の選択的な指示を利用者が確実に行うことができるという効果がある。
本実施形態に係る携帯電話システムは、携帯電話機10と、その携帯電話機10と間で近距離用非公衆無線通信により通信可能な外部リモート装置20とを組み合わせたものである。この近距離用非公衆無線通信は、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)と呼ばれる技術仕様に準拠した無線通信であり、2.4GHzのISM(Industry Science Medical)帯域でスペクトラム拡散方式によって変調された無線電波を用いる。この無線通信を用いると、10m程度離れた機器間において障害物があっても1Mbps又は2Mbps程度の通信速度でノイズや干渉に強い通信を行なうことができる。
オーディオのコンテンツのデータから生成したオーディオストリーム信号(コンテンツ再生信号)を送受信するためのプロファイルとしては、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)がある。このA2DPは、オーディオのコンテンツ送受信用通信プロトコルが規定されており、非同期伝送チャネル(ACL)上で高品質のモノラル又はステレオのオーディオコンテンツをストリーミング伝送して配信するときに用いられる。
このプロファイルは、2つの機器間でIP(Internet Protocol)接続(セッション)を張って、IP上でデータ送受信を行うためのプロファイルである。但し、IP接続(セッション)を張ることは負荷が高く、携帯電話機10と外部リモート装置20との間の通信で使用するのには不向きであると考えられる。
このプロファイルは、2つの機器間でシリアル接続を張って、シリアル通信を行うためのプロファイルであり、携帯電話機10でSPP接続を通してATコマンドを送受信するのに使われている。上記出力情報を送受信するための手順を追加規定することにより、上記出力情報の送受信に兼用することができる。
このプロファイルは、2つの機器間で、あるオブジェクト単位でプッシュ・プルするものである。一般的には、携帯電話機同士で名刺交換したりアドレス帳を送ったりする用途に使われる。上記出力情報を送受信する内容のフォーマットを追加規定することにより、上記出力情報の送受信に兼用することができる。
このプロファイルは、オーディオ・ビジュアル機器をリモート制御するためのプロファイルプロファイルであり、上記A2DPのコンテンツ送受信用通信プロトコルと並列処理可能なリモート制御用通信プロトコルが規定されている。このプロファイルは、例えば、オーディオコンテンツの再生の中止、一時停止、再開、先送り、逆送りなどの制御データを、外部リモート装置20から携帯電話機10へ送信するときに使用される。
また、上記スピーカ109のほかイヤホン接続端子113も設けられ、イヤホンケーブルを接続できるようになっている。そして、音楽などのコンテンツを、スピーカ109及びイヤホンの両方から出力したりイヤホンのみから出力したりすることができる。
なお、本実施形態では、上記通信インターフェース部127及びアンテナ128を一体的に構成した通信モジュール112を着脱可能に設けている。
また、上記出力インターフェース部224と音出力手段としてのヘッドホン240とそれらを結ぶケーブル230とにより、携帯電話機10から受信したコンテンツを出力するコンテンツ出力手段が構成されている。なお、ヘッドホン240の代わりにイヤホンを用いてもよい。
また、この通信インターフェース部222は主制御部210で制御され、次のような信号、情報及びデータを携帯電話機10との間で送受信する。すなわち、通信インターフェース部222は、コンテンツ送受信用通信プロトコルが規定されたプロファイル(A2DP)を用いて携帯電話機10からオーディオストリーム信号のデータを連続的に受信する。また、通信インターフェース部222は、コンテンツ送受信用通信プロトコルと並列処理可能な他のリモート制御用通信プロトコルが規定されたプロファイル(AVRCP)を用いて、コンテンツのデータの再生処理に関する制御コマンドデータを携帯電話機10に送信する。
更に、通信インターフェース部222は主制御部210で制御され、リモート制御用通信プロトコルが規定されたプロファイル(AVRCP)を用いて、各種出力情報のデータを携帯電話機10から受信する。例えば、携帯電話機10が着信した電話の発信元情報、携帯電話機10が受信したメールの発信元のアドレスや件名などの出力情報のデータを携帯電話機10から受信する。これらの出力情報が表示部225に優先的に表示される。
また、上記出力情報を受信して表示部225に表示するとき、ヘッドホン240から出力している音楽などのオーディオ出力の音量を低くしてもよい。この音量の低下によって上記出力情報の受信をユーザに通知することができる。
(1)電話着信(音声着信)に関する情報:
電話着信(音声着信)の際、電話帳に登録されている場合は発信元の名前を表示する。なお、電話帳に登録されていない場合は電話番号を表示し、非通知の場合は「非通知設定」と表示する。また、不在着信時は不在着信ピクトを表示する。但し、オーディオプレーヤーをOFF/ONした場合は、上記出力情報の表示状態を維持しなくてもよい。
(2)メール着信に関する情報:
メール着信時は未読ピクトを表示部225に表示すると同時に、電話帳に登録されている場合は送信元の名前を表示する。なお、電話帳に登録されていない場合は、送信元のアドレスを表示する。ただし、オーディオプレーヤーをOFF/ONした場合は、上記出力情報の表示状態を維持しなくてもよい。
(3)イヤホン切換え設定に関する情報:
携帯電話機10で設定している「スピーカ+イヤホン」もしくは、「イヤホンのみ」の設定内容を表示することができる。
(4)着信優先設定に関する情報:
携帯電話機10で設定しているイヤホンへの着信通知ついて、「着信優先」、「着信通知」の設定内容を表示することができる。
(5)オーディオプレーヤーに関する情報:
携帯電話機10で起動しているオーディオプレーヤーの情報については、タイトルの表示、曲番、再生時間を表示することができる。
(6)情報配信サーバからの情報着信に関する情報:
携帯電話通信網等にある情報配信サーバから配信情報を受信したときは未読ピクトを表示部225に表示することができる。
(7)Web着信に関する情報:
携帯電話通信網やインターネット等にあるWebサーバからWebページなどのWeb情報を受信したときは未読ピクトを表示部225に表示することができる。
(8)時刻情報:
現在時刻を表示部225に表示することができる。なお、この時刻の表示内容は携帯電話機10の時刻設定と同期させる。これらの情報は、キャラクタ表示コマンドを使用して表示する。
(9)電池残量に関する情報:
携帯電話機10の電池残量を表示部225に表示することができる。なお、この電池残量の表示内容は携帯電話機10の表示部125における電池残量表示と同期させる。
(10)電波状況(電界強度)や天気に関する情報:
携帯電話機10における電波状況(電界強度)や天気の情報を表示部225に表示することができる。なお、この電波状況(電界強度)及び天気の表示内容は携帯電話機10の表示部125における電界強度表示及び天気の表示内容と同期させる。
(11)お知らせに関する情報:
携帯電話機10の表示部125において未読ピクトを表示する情報に対して、お知らせ表示ピクトを表示部225に表示することができる。なお、このお知らせ表示ピクトを表示するタイミングは、携帯電話機10の表示部125上でのピクト表示と同様とする。
(12)キャラクタ表示に関する情報:
携帯電話機10からの指示により、ピクト表示以外の文字列の情報を表示部225に表示することができる。これらの文字列の情報は、キャラクタ表示コマンドを使用して表示する。
・外部リモート装置の電池残量:
外部リモート装置20内で用いられている電池の残量を表示することができる。この電池残量の情報は、外部リモート装置20側で取得される情報であり、携帯電話機10から外部リモート装置20へ送信されたものではない。
・Bluetooth(登録商標)無線通信の電界強度:
Bluetooth(登録商標)無線通信で使用している電波の電界強度を表示することができる。この電波強度の情報も、外部リモート装置20側で取得される情報であり、携帯電話機10から外部リモート装置20へ送信されたものではない。
まず、上記A2DP接続及びAVRCP接続がなされた状態で(ステップS9)、ユーザが外部リモート装置20のキー操作部226を操作し、オーディオコンテンツの再生を指示すると、外部リモート装置20は、AVRCP接続を使って再生要求を携帯電話機10に送信する(ステップS10)。携帯電話機10は、上記再生要求に対して、AVRCP接続を使って再生応答を外部リモート装置20に返信する(ステップS11)。
なお、上記携帯電話機10で受信するメールとしては、インターネット標準の電子メール、短い文字メッセージを送受信可能なショートメッセージサービス(SMS:Short Message Service)のメール、SMSよりも文字制限が緩やかであって携帯電話通信網内で送受信されるメール等がある。更に、携帯電話機10で受信するメールとしては、携帯電話通信網内の回線交換網を介して送受信されるメールや、携帯電話通信網内のパケット交換網を介して送受信されるメールであってもよい。
また、携帯電話機10によるメールの受信には、携帯電話通信網のメールサーバなどで受信されたメールの一部をメール着信通知(Notification)として受信する場合も含まれる。このメール着信通知は、例えば携帯電話機と網側との間で確立される通信回線の制御チャネルを使って送受信される。
通常のAVRCP接続では、主に外部リモート装置20側がコマンドを送信する側(CT)であり、携帯電話機10がコマンドを受ける側(TG)であるが、受信メール情報は携帯電話機10がコマンドを送信する側になる。そのため、携帯電話機10からUNIT INFOコマンドを外部リモート装置20に送信して、会社識別情報(Company ID)を取得している。
外部リモート装置20は、上記受信メール情報を含むVENDOR DEPENDENTコマンドに対し、AVRCP接続を用いて図9に示すVENDOR DEPENDENTコマンドレスポンスを返信する(ステップS17)。その後、外部リモート装置20は、携帯電話機10から受信した受信メール情報を着信通知メッセージとともに表示部225に表示する(ステップS18)。
外部リモート装置20は、上記着信電話情報を含むVENDOR DEPENDENTコマンドに対し、AVRCP接続を用いて図12に示すVENDOR DEPENDENTコマンドレスポンスを返信する(ステップS20)。その後、外部リモート装置20は、携帯電話機10から受信した着信電話情報を着信通知メッセージとともに表示部225に表示する(ステップS21)。
次に、外部リモート装置20は、携帯電話機10に対して、上記通話開始キー226aに割り当てられた発信先指定情報とともにHFPによる発呼要求を送信する(ステップS17)。この発呼要求を受けた携帯電話機10は、発信先指定情報で指定された所定の発信先に対する発呼処理を実行する(ステップS18)。携帯電話機10は、発信先からの応答信号を受信すると(ステップS19)、外部リモート装置20に対して通話要求を送信する(ステップS20)とともに、音声接続による通話可能な状態にするための処理を実行する。通話要求を受信した外部リモート装置20は、音声接続による通話可能な状態にするための処理を実行する。以上により、利用者は、音楽やゲーム音等のオーディオコンテンツを聴きながら又は当該オーディオコンテンツの音出力を一時的にミュートにした状態で、外部の携帯電話機等の対して電話をかけて通話することができる。
次に、前述のように携帯電話機10と外部リモート装置20との間で、UNIT INFOコマンド及びVENDOR DEPENDENTコマンドを送受信することにより、上記通話開始キー226aに対応付けて携帯電話機10に設定されている電話の発信先情報及び電話番号情報を外部リモート装置20に送信する(ステップS16〜S19)。外部リモート装置20は、携帯電話機10から受信した発信先情報及び電話番号情報とともに発信先の確認を促すメッセージを表示部225に表示する(ステップS20)。
次に、利用者が上記表示部225に表示されている発信先情報等を確認し、発呼を承諾した場合は、所定の操作部(例えば通話開始キー226a)を利用者が操作(長押し押下操作)する。外部リモート装置20は、この利用者の発呼確認操作を検知すると(ステップS21)、携帯電話機10に対してHFPによる発呼要求を送信する(ステップS22)。この発呼要求を受けた携帯電話機10は、上記利用者が確認した所定の発信先に対する発呼処理を実行する(ステップS23)。携帯電話機10は、発信先からの応答信号を受信すると(ステップS24)、外部リモート装置20に対して通話要求を送信する(ステップS25)とともに、音声接続による通話可能な状態にするための処理を実行する。通話要求を受信した外部リモート装置20は、音声接続による通話可能な状態にするための処理を実行する。以上により、利用者は、音楽やゲーム音等のオーディオコンテンツを聴きながら又は当該オーディオコンテンツの音出力を一時的にミュートにした状態で、外部の携帯電話機等の対して電話をかけて通話することができる。
例えば、何らかの理由で場合に着信に応答できずに呼が切断されたとき、上記図10や14のシーケンスにおける外部出力情報の送受信と同様な手順により、携帯電話機10から外部リモート装置20に、上記呼が切断された発信者の着信電話情報や着信時刻情報等の着信履歴情報を送信する。携帯電話機10から受信した着信履歴情報は、外部リモート装置20の内部メモリ221に一旦保存され、利用者のキー操作により表示部225に表示される。利用者が表示部225に表示された着信履歴情報を確認した後、所定のキーを操作(長押し押下操作)すると、上記図13又は14に示したシーケンスにおける発呼の手順により、上記着信履歴にある発信者に対して電話の発呼を行うことができる。
また、上記HFPによる音声接続のためのシーケンスは、オーディオコンテンツのストリーミングを開始するときに実行しておいてもよい。例えば、上記HFPのサービスレベル接続のためのシーケンスを実行するときに、HFPによる音声接続のためのシーケンスも併せて実行しておいてもよい。この場合は、電話の発呼や着呼の指示操作から通話の開始までの時間が短くなる。
また、上記図4、図10〜14の例では、通話用のプロファイルとしてHFP(Hands Free Profile)を使用しているが、このHFPの代わりにHSP(Head Set Profile)を使用してもよい。このHSPを使用する場合は、上記HFPのサービスレベル接続のシーケンスの代わりに、HSPにおけるシグナル接続である非同期接続(ACL:Asynchronous Connectionless 接続)のシーケンスを実行する。また、上記HFPの音声接続のシーケンスの代わりに、回線接続である同期接続(SCO:Synchronous Connection Oriented 接続)のシーケンスを実行する。
しかも、携帯電話機10から外部リモート装置20にオーディオストリーム信号を連続的に送信している状態で、特定の発信先に対して電話の発呼を行うときには、外部リモート装置20に設けられた所定の電話発呼開始用のキー226a〜226cを利用者が操作する。すなわち、特定の発信先に対する電話の発呼を指示する電話発呼開始用に予め割り当てられた電話発呼開始用のキー226a〜226cを利用者が操作する。この操作により、外部リモート装置20は、その電話発呼開始用のキー226a〜226cに割り当てられた特定の発信先を指定する発信先指定情報とともに発呼要求を携帯電話機10へ送信する。これらの発信先指定情報及び発呼要求を受信した携帯電話機10が、発信先指定情報で指定された発信先に対して電話の発呼を行う。このように、外部リモート装置20で発信先を選択する操作や発信先の情報を入力する操作を行うことなく、外部リモート装置20の電話発呼開始用のキーを操作するという簡単なキー操作によって特定の発信先に携帯電話機10から電話の発呼ができる。
また、本実施形態によれば、互いに異なる特定の発信先に対して電話の発呼を指示する電話発呼開始用に予め割り当てられた複数のキー226a〜226cのいずれかを操作することにより、複数の特定の発信先のいずれかに対する選択的な電話の発呼が可能になる。
また、本実施形態によれば、キー操作部226のキー226a〜226cを、オーディオストリーム信号の出力に関する再生出力制御指示と電話の発呼指示とに兼用することにより、キー操作部226のキーの数を抑えてキー操作部226を簡易に構成し、外部リモート装置20の小型化を図ることができる。しかも、上記再生出力制御指示と上記発呼指示との間でキーに対する操作内容を異ならせることにより、上記再生出力制御指示及び上記発呼指示の選択的な指示を利用者が確実に行うことができる。
また、上記実施形態では、上記受信メール情報等の出力情報のデータの送受信に、携帯電話機10におけるコンテンツの再生処理制御に用いる通信プロトコルが規定されているAVRCPを使用しているが、他の通信プロトコルのプロファイルを使用してもよい。例えば、前述の候補として挙げたSPP(Serial Port Profile)やOPP(Object Push Profile)等のプロファイルを使用してもよい。
20 外部リモート装置
111 アンテナ
120 主制御部
121 内部メモリ
122 無線通信部
127 通信インターフェース部
128 アンテナ
210 主制御部
221 内部メモリ
222 通信インターフェース部
223 アンテナ
224 出力インターフェース部
225 表示部
226 キー操作部
226a 通話開始キー
230 ケーブル
240 ヘッドホン
250 マイク
Claims (4)
- 移動体通信端末と通信可能な外部リモート装置であって、
特定の発信先に対する電話の発呼を指示する電話発呼開始用に予め割り当てられた少なくとも一つのキーを有する操作手段と、
移動体通信端末との間で近距離用非公衆無線通信の通信リンクを確立して通信を行う通信インターフェース手段と、
オーディオ又はビデオのコンテンツのデータを連続的に再生処理したコンテンツ再生信号を該移動体通信端末から連続的に受信している状態で、該操作手段の該電話発呼開始用のキーを利用者が操作したとき、該電話発呼開始用のキーに割り当てられた特定の発信先を指定する発信先指定情報とともに発呼要求を該移動体通信端末へ送信するように、該通信インターフェース手段を制御する制御手段と、
該コンテンツ再生信号を出力するコンテンツ再生信号出力手段とを備えたことを特徴とする外部リモート装置。 - 請求項1の外部リモート装置において、
上記操作手段は、互いに異なる特定の発信先に対して電話の発呼を指示する電話発呼開始用に予め割り当てられた複数のキーを有することを特徴とする外部リモート装置。 - 請求項1又は2の外部リモート装置において、
上記操作手段のキーは、上記コンテンツ再生信号の出力に関する再生出力制御指示と上記電話の発呼指示とに兼用され、
該再生出力制御指示と該発呼指示との間で該キーに対する操作内容を異ならせたことを特徴とする外部リモート装置。 - 移動体通信ネットワークを介して通信可能な移動体通信端末と、該移動体通信端末とは別体の外部リモート装置との間の通信方法であって、
該移動体通信端末及び該外部リモート装置が、それらの間の通信を行うための近距離用非公衆無線通信の通信リンクを確立するステップと、
該移動体通信端末が、オーディオ又はビデオのコンテンツのデータを連続的に再生処理してコンテンツ再生信号を生成し、該外部リモート装置に該コンテンツ再生信号を連続的に送信するステップと、
該外部リモート装置が、該移動体通信端末から該コンテンツ再生信号を連続的に受信して出力するステップと、
該コンテンツ再生信号の送受信を継続した状態で、該外部リモート装置に設けられた電話発呼開始用のキーが操作されたとき、該外部リモート装置が、該電話発呼開始用のキーに割り当てられた特定の発信先を指定する発信先指定情報とともに発呼要求を該移動体通信端末へ送信するステップと、
該移動体通信端末が、該外部リモート装置から該発信先指定情報とともに発呼要求を受信したとき、該発信先指定情報で指定された発信先に対して電話の発呼を行うステップとを有することを特徴とする通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004230379A JP4074274B2 (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 移動体通信端末と通信可能な外部リモート装置、及び移動体通信端末と外部リモート装置とを備えたシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004230379A JP4074274B2 (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 移動体通信端末と通信可能な外部リモート装置、及び移動体通信端末と外部リモート装置とを備えたシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006050381A true JP2006050381A (ja) | 2006-02-16 |
JP4074274B2 JP4074274B2 (ja) | 2008-04-09 |
Family
ID=36028393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004230379A Expired - Fee Related JP4074274B2 (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 移動体通信端末と通信可能な外部リモート装置、及び移動体通信端末と外部リモート装置とを備えたシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4074274B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008098740A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | オーディオ機器及び携帯電話 |
JPWO2007099743A1 (ja) * | 2006-02-28 | 2009-07-16 | パナソニック株式会社 | 無線通信装置及びその通信方法 |
JP2009531961A (ja) * | 2006-03-28 | 2009-09-03 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | 多機能制御部を有する無線周辺装置 |
JP2009532937A (ja) * | 2006-03-30 | 2009-09-10 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | ブルートゥース装置におけるリモートユーザインタフェース |
WO2010064716A1 (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-10 | 日本電気株式会社 | 通信装置、携帯通信端末、通信システム、および通信装置における表示方法 |
WO2011068192A1 (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-09 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 音響変換装置 |
JP2011525756A (ja) * | 2008-06-23 | 2011-09-22 | アップル インコーポレイテッド | 代替トランスポートを経てサービスディスカバリーを行う装置及び方法 |
JP2016021752A (ja) * | 2009-10-09 | 2016-02-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車載装置 |
JP2016076794A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 通信端末、通信方法、音声通信端末、音声通信方法及びコンピュータプログラム |
JP2018526914A (ja) * | 2016-04-22 | 2018-09-13 | アップル インコーポレイテッドApple Inc. | 繋がれていない無線接続デバイス間の役割交換 |
-
2004
- 2004-08-06 JP JP2004230379A patent/JP4074274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2007099743A1 (ja) * | 2006-02-28 | 2009-07-16 | パナソニック株式会社 | 無線通信装置及びその通信方法 |
JP2009531961A (ja) * | 2006-03-28 | 2009-09-03 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | 多機能制御部を有する無線周辺装置 |
JP2009532937A (ja) * | 2006-03-30 | 2009-09-10 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | ブルートゥース装置におけるリモートユーザインタフェース |
JP4902730B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2012-03-21 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | ブルートゥース装置におけるリモートユーザインタフェース |
JP2008098740A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | オーディオ機器及び携帯電話 |
JP2011525756A (ja) * | 2008-06-23 | 2011-09-22 | アップル インコーポレイテッド | 代替トランスポートを経てサービスディスカバリーを行う装置及び方法 |
JP5641607B2 (ja) * | 2008-12-02 | 2014-12-17 | レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港) | 通信装置、携帯通信端末、通信システム、および通信装置における表示方法 |
WO2010064716A1 (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-10 | 日本電気株式会社 | 通信装置、携帯通信端末、通信システム、および通信装置における表示方法 |
JP2016021752A (ja) * | 2009-10-09 | 2016-02-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車載装置 |
JP5281695B2 (ja) * | 2009-12-03 | 2013-09-04 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 音響変換装置 |
WO2011068192A1 (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-09 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 音響変換装置 |
JP2016076794A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 通信端末、通信方法、音声通信端末、音声通信方法及びコンピュータプログラム |
JP2018526914A (ja) * | 2016-04-22 | 2018-09-13 | アップル インコーポレイテッドApple Inc. | 繋がれていない無線接続デバイス間の役割交換 |
US10771908B2 (en) | 2016-04-22 | 2020-09-08 | Apple Inc. | Swapping roles between untethered wirelessly connected devices |
US11297453B2 (en) | 2016-04-22 | 2022-04-05 | Apple Inc. | Swapping roles between untethered wirelessly connected devices |
US12015900B2 (en) | 2016-04-22 | 2024-06-18 | Apple Inc. | Swapping roles between untethered wirelessly connected devices |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4074274B2 (ja) | 2008-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4220575B1 (ja) | 情報処理装置 | |
EP2137946B1 (en) | Call rerouting | |
JP2003319062A (ja) | ハンズフリー携帯電話機およびハンズフリー切替プログラム | |
US20090061850A1 (en) | Cordless phone system with data retrieving capability using wireless technology | |
JP2006086581A (ja) | 無線通信機能付ヘッドセット、無線通信システム及びコンピュータプログラム | |
JP4074274B2 (ja) | 移動体通信端末と通信可能な外部リモート装置、及び移動体通信端末と外部リモート装置とを備えたシステム | |
US20040063452A1 (en) | Electronic apparatus and method of switching connection destination of the same | |
JP4350605B2 (ja) | 移動体通信端末、外部リモート装置及びそれらの間の通信方法 | |
US20080254835A1 (en) | System and method for a portable communication device to ... | |
JP4162640B2 (ja) | 移動体通信端末、外部リモート装置及びそれらの間の通信方法 | |
JP5657771B1 (ja) | 電話装置及び携帯電話連携方法 | |
JP2004104531A (ja) | 内線電話システム | |
US20090186579A1 (en) | Wireless headset with character message outputting function and method for outputting character message | |
JP2007208810A (ja) | 通信装置、通信方法 | |
EP1643779A1 (en) | Telephone system for interfacing via bluetooth a cordless handset with a basestation in a wireless network | |
JP4724057B2 (ja) | 通信装置、通信方法及び通信処理プログラム | |
JP2002152829A (ja) | 移動体電話機及びそれに用いる音声入出力装置 | |
JP2009111888A (ja) | 近距離無線通信機能付き携帯端末を用いた携帯無線通信方法 | |
JP3133013U (ja) | 通信機能つきヘッドフォン | |
JP5449046B2 (ja) | 携帯端末装置及び無線通信システム | |
WO2001099391A1 (fr) | Terminal de transmission, procede de transmission d'une melodie d'attente, procede de lecture d'une melodie entrante et support de stockage de donnees | |
JP5171660B2 (ja) | 電話機 | |
JP2009284249A (ja) | 無線通信装置 | |
JP2004229213A (ja) | 携帯通信端末 | |
KR100691373B1 (ko) | 무선 헤드셋의 문자 메시지 출력 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080124 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140201 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |