JP2010166121A - 無線通信装置および無線接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲に同一の識別名(デバイスネーム)を有する他の無線通信可能なデバイスが存在している場合でも、携帯端末と接続しようとする無線通信装置との間の接続を適切に行うことができる無線通信装置を提供すること。
【解決手段】接続要求のなされたデバイスと接続して、前記接続要求のなされたデバイスと無線通信を行う無線通信装置であって、前記無線通信装置を、識別するための自己識別名を記憶する記憶手段と、前記無線通信装置の周囲に存在する他のデバイスの識別名を検出する検出手段と、検出した前記他のデバイスの識別名と、前記自己識別名とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記他のデバイスの有する識別名と、前記自己識別名とが同一である場合に、自己識別名を変更する変更手段と、前記変更手段により変更された変更後の自己識別名を、前記接続要求のなされたデバイスに対して、送信する送信手段と、を備える無線通信装置。
【選択図】 図4

Description

本発明は、無線通信装置および無線接続方法に関するものである。
従来より、Bluetooth規格(「Bluetooth」は登録商標)を用いた無線通信が用いられている。このようなBluetooth規格を用いた無線通信において、携帯端末と、車載装置などの無線通信装置とを接続する際には、まず、携帯端末を用いて、接続しようとする無線通信装置を含む携帯端末の周囲に存在する無線通信可能なデバイスの検索を行い、検索の結果、検出された1または2以上の無線通信可能なデバイスのデバイスネーム(識別名)を携帯端末に表示させる。そして、表示されたデバイスネームから接続しようとする無線通信装置のデバイスネームを選択し、これにより、携帯端末と無線通信装置との接続が行われる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−140731号公報
しかしながら、接続しようとする無線通信装置や、その他の無線通信可能なデバイスのデバイスネームは任意に設定可能であるため、上記従来技術では、携帯端末の周囲に、接続しようとする無線通信装置と同一のデバイスネームを有する他のデバイスが存在する場合があり、このような場合に、接続しようとする無線通信装置を特定することが困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、周囲に同一の識別名(デバイスネーム)を有する他の無線通信可能なデバイスが存在している場合でも、携帯端末と接続しようとする無線通信装置との間の接続を適切に行うことができる無線通信装置および無線接続方法を提供することである。
本発明は、接続要求のなされたデバイスと無線通信装置とを無線接続する際に、前記無線通信装置の周囲に存在する他のデバイスの識別名と、前記無線通信装置の識別名を比較し、前記他のデバイスの識別名と、前記無線通信装置の識別名とが同一である場合に、前記無線通信装置の識別名を変更し、変更後の識別名を、前記接続要求のなされたデバイスに送信することにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、周囲に同一の識別名を有する他の無線通信可能なデバイスが存在している場合に、識別名の変更を行うことにより、接続しようとする無線通信装置の特定を容易にすることができ、これにより、携帯端末と接続対象となる無線通信装置との接続を適切に行うことができる。
図1は、本実施形態に係る車載装置1の全体構成を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の無線通信装置2による無線通信動作を説明するための一場面例を示す図である。 図3は、第1実施形態における、無線通信装置2の動作を説明するためのフローチャートである。 図4は、第1実施形態における、無線通信装置2、携帯端末3および他の無線通信装置2a〜2dの動作の流れを示すシーケンス図である。 図5は、図2に示す場面例において、本実施形態の処理が行われた後の場面を示す図である。 図6は、第2実施形態の無線通信装置2の動作を説明するためのフローチャートである。 図7は、第2実施形態における、無線通信装置2、携帯端末3および他の無線通信装置2a〜2dの動作の流れを示すシーケンス図である。
≪第1実施形態≫
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係る車載装置1の全体構成を示すブロック図である。車載装置1は、図1に示すように、操作スイッチ11、ディスプレイ12、および無線通信装置2を備えている。そして、本実施形態の車載装置1は、無線通信装置2を介して、車載装置1周辺に存在する携帯端末3と互いに無線通信可能となっており、携帯端末3とともに無線通信システムを構築する。このような本実施形態の車載装置1としては、たとえば、ナビゲーション装置などが挙げられる。
操作スイッチ11は、車載装置1の各種機能を実現するために、ユーザが操作するためのスイッチであり、たとえば、無線通信装置2を介した携帯端末3との通信を行う際における各種設定を行うための操作に用いられる他、たとえば、車載装置1がナビゲーション装置である場合には、ユーザの所望する目的地を設定するため等に用いられる。
ディスプレイ12は、車載装置1の各種機能を実現するための情報をユーザに提示するために用いられ、無線通信装置2を介した携帯端末3との通信を行う際に必要となる情報を提示する他、たとえば、車載装置1がナビゲーション装置である場合には、車両周辺の地図情報や地名情報を表示したり、ユーザの所望する目的地までの経路を表示したりする。
無線通信装置2は、Bluetooth規格(「Bluetooth」は登録商標)に基づく通信方式により、携帯端末3と無線通信するための装置であり、図1に示すように、コントローラ21、Bluetoothモジュール22、およびBluetoothアンテナ23を備えている。なお、本実施形態においては、無線通信装置2と携帯端末3とを接続し、これらの間で無線通信を行うものとし、以下においては、このような場合を例示して説明する。
Bluetoothモジュール22は、同じくBluetoothモジュールを有する携帯端末3やその他のBluetoothモジュールを有する無線通信可能な機器と、Bluetoothアンテナ23を介して、無線通信(Bluetooth通信)を行うための装置であり、Bluetoothモジュールを備えた携帯端末3と接続し、携帯端末3と無線通信することにより、各種情報の送受信を行う。たとえば、携帯端末3がBluetoothモジュールを備えた携帯電話である場合には、携帯電話3と接続し、無線通信することにより、ハンズフリー通話などを行うことができる。なお、Bluetoothアンテナ23を介して、Bluetoothモジュール22から携帯端末3やその他の無線通信可能な機器に送信される信号は、コントローラ21から送信され、そして、Bluetoothモジュール22は、コントローラ21からの指令に基づいて、各種信号を送信する。一方、Bluetoothモジュール22は、Bluetoothアンテナ23を介して、受信した信号を、コントローラ21に送信する。
また、Bluetoothモジュール22は、本実施形態の無線通信装置2を、他のBluetoothモジュールを備えた機器から識別するための固有のデバイスアドレスを記憶している。このデバイスアドレスは、Bluetoothモジュール22からBluetoothアンテナ23を介して、携帯端末3やその他の無線通信可能な機器に送信可能となっている。また、一方で、Bluetoothモジュール22は、周囲に存在する携帯端末3やその他の無線通信可能な機器のデバイスアドレスを受信可能となっている。そして、無線通信装置2と、携帯端末3やその他の無線通信可能な機器とは、互いにデバイスアドレスを送受信することにより、互いに認識可能となっている。
コントローラ21は、無線通信装置2全体を制御するための制御装置であり、無線通信装置2を制御するための各種プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)211、無線通信装置2を制御するための各種プログラムを格納したROM(Read Only Memory)212、および自己のデバイスネームを記憶するとともに、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)213を有している。
そして、このような構成を有するコントローラ21は、無線通信装置2を制御するために、以下に説明する各種機能を備えている。すなわち、携帯端末3からのペアリング要求信号(接続要求信号)を入力するための入力機能、他の無線通信可能な機器から自己を識別するためのデバイスネームをRAM213に記憶する記憶機能、他の無線通信可能な機器のデバイスネームを検出する検出機能、他の無線通信可能な機器のデバイスネームとRAM213に記憶している自己のデバイスネームとを比較する比較機能、RAM213に記憶している自己のデバイスネームを変更する変更機能、および自己のデバイスネームを出力するための出力機能を備える。以下、コントローラ21に備えられた各機能について、説明する。
コントローラ21の入力機能は、Bluetoothモジュール22により、Bluetoothモジュールを有する携帯端末3からのペアリング要求信号を受信した場合に、携帯端末3からのペアリング要求をコントローラ21に入力するための機能である。なお、無線通信装置2が、Bluetoothモジュール22を介して携帯端末3と互いに接続し、無線通信を開始して、各種情報の送受信を行うためには、無線通信装置2と携帯端末3との間で、ペアリング(接続設定)を行う必要がある。そして、入力機能によりコントローラ21に入力されるペアリング要求信号は、このようなペアリングを開始するための信号であり、ペアリング要求信号が入力されることにより、無線通信装置2はペアリングモード(ペアリングを行うための設定モード)に移行する。
コントローラ21の記憶機能は、無線通信装置2の自己のデバイスネームをRAM213に記憶する機能である。このデバイスネームは、ユーザにより、車載装置1の初期設定時などに設定される任意の識別名であり、上述のBluetoothモジュール22に記憶されているデバイスアドレスとは別個に設定されるものである。また、通常、本実施形態の無線通信装置2以外のBluetoothモジュールを有する無線通信可能な機器も同様に、ユーザにより設定された任意のデバイスネームをそれぞれ有している。
そして、このようなデバイスネームは、ユーザによって無線通信装置2を識別するために用いられるものであり、たとえば、ユーザにより無線通信装置2と携帯端末3とのペアリングを行う際に用いられる。具体的には、RAM213に記憶されたデバイスネームは、上述の入力手段により入力された携帯端末3からのペアリング要求信号に基づき、後述する出力手段により、Bluetoothモジュール22を介して携帯端末3に対して出力される。そして、携帯端末3は、無線通信装置2のデバイスネームを受信し、ユーザが、携帯端末3の表示装置に表示された無線通信装置2のデバイスネームを確認し、これをペアリング対象として選択することにより、ペアリングが行われることとなる。
コントローラ21の検出機能は、入力機能により、携帯端末3からのペアリング要求信号が入力された場合に、後述する出力手段による携帯端末3へのデバイスネームの出力に先立って、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信可能な機器の探索を行わせるための指令を、Bluetoothモジュール22に送出する。そして、これにより、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信可能な機器の探索が、Bluetoothモジュール22によって、無線通信により行われる。また、検出機能は、Bluetoothモジュール22を介した無線通信による探索の結果、無線通信装置2の周囲に、無線通信装置2以外の他の無線通信可能な機器が検出された場合には、検出された他の無線通信可能な機器のデバイスネームを取得する。
コントローラ21の比較機能は、検出機能により取得した他の無線通信可能な機器のデバイスネームと、RAM213に記憶されている自己のデバイスネームとを比較し、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信可能な機器のうち、無線通信装置2のデバイスネームと同じデバイスネームを有する機器があるか否かを判定する。なお、デバイスネームは、通常、ユーザにより、無線通信装置2、および無線通信装置2以外の他の無線通信可能な機器に対して任意に割り当てられるものであり、そのため、各装置のBluetoothモジュールに備えられた各装置の固有の情報であるデバイスアドレスとは異なり、異なる機器であっても、同一のデバイスネームとなる場合がある。そのため、本実施形態の無線通信装置2においては、コントローラ21の比較機能により、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信可能な機器のうち、無線通信装置2のデバイスネームと同一のデバイスネームを有する機器が存在するか否かについての判定を行う。
コントローラ21の変更機能は、比較機能により、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信可能な機器のうち、RAM213に記憶されている無線通信装置2の自己のデバイスネームと同一のデバイスネームを有する機器があると判定された場合に、RAM213に記憶されている自己のデバイスネームを、一時的に変更する。なお、デバイスネームの変更に際しては、現在記憶されているデバイスネームの一部に変更を加えるような態様(たとえば、RAM213に記憶されている自己のデバイスネームが「My Car」である場合に、「My Car 1」や「My Car 2」と変更するような態様)であっても良いし、あるいは、RAM213に記憶されている現在のデバイスネームと関係なく、ROM212に予め格納されている複数の変更用デバイスネームの中から選択し、選択したデバイスネームに変更する態様であっても良い。
コントローラ21の出力機能は、RAM213に記憶されている自己のデバイスネーム、または、変更機能により自己のデバイスネームが変更された場合には、変更後のデバイスネームを、ペアリング要求信号の送信元である携帯端末3に送信するための指令を、Bluetoothモジュール22に送出する。そして、これに基づき、Bluetoothモジュール22は、無線通信により、無線通信装置2のデバイスネームを、携帯端末3へ送信する。さらに、出力機能は、車載装置1に備えられたディスプレイ12に、携帯端末3へ送信したデバイスネームを表示させるための指令を送出する。そして、これに基づき、車載装置1のディスプレイ12上に、無線通信装置2から携帯端末3へ送信されたデバイスネームが表示される。これにより、ユーザはディスプレイ12に表示された無線通信装置2のデバイスネームを確認することができ、無線通信装置2のデバイスネームを、ペアリング相手として携帯端末3の表示画面上で選択することにより、ペアリングを開始させることができる。
次いで、本実施形態の動作を説明する。以下においては、図2に示す一場面例における、本実施形態の無線通信装置2の動作について、図3に示すフローチャートおよび図4に示すシーケンス図を用いて、説明を行う。なお、図2は、本実施形態の無線通信装置2による無線通信動作を説明するための一場面例を示す図、図3は、第1実施形態における、無線通信装置2の動作を説明するためのフローチャート、図4は、第1実施形態における、無線通信装置2、携帯端末3および他の無線通信装置2a〜2dの動作の流れを示すシーケンス図である。
ここで、図2は、図1に示す車載装置1に備えられた無線通信装置2とペアリングを行うために、Bluetoothモジュールを有する携帯端末3から、ペアリング要求信号が送出された場面例を示している。そして、図2に示すように、携帯端末3とペアリングを行うための無線通信装置2は、デバイスネームが「My Car」であり、また、無線通信装置2の周囲には、デバイスネームが無線通信装置2と同じ「My Car」である複数の他の無線通信装置2a〜2dが存在している。なお、他の無線通信装置2a〜2dも同様にBluetoothモジュールを備えるものであり、このような他の無線通信装置2a〜2dとしては、たとえば、車載装置1以外の車載装置、携帯電話、携帯オーディオ機器などに備えられている無線通信装置などが挙げられる。
まず、図3に示すステップS1では、携帯端末3から送出されたペアリング要求信号を、無線通信装置2が、Bluetoothアンテナ23を介してBluetoothモジュール22により受信し、コントローラ21の入力手段により、コントローラ21にペアリング要求信号が入力される。そして、無線通信装置2は、ペアリング要求信号が入力されたことにより、ペアリングモードに移行する(図4参照)。また、図2に示す場面においては、無線通信装置2以外の周囲に存在する他の無線通信装置2a〜2dも同様に、携帯端末3から送出されたペアリング要求信号に基づき、ペアリングモードに移行することとなる(図4参照)。
次いで、ステップS2では、コントローラ21にペアリング要求信号が入力されたことに伴い、コントローラ21の検出機能は、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信可能な機器の探索を行わせるための指令を、Bluetoothモジュール22に送出する。そして、Bluetoothモジュール22は無線通信により、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信可能な機器の探索を行う。具体的には、Bluetoothモジュール22は、図4に示すように、まず、他の無線通信可能な機器に対して、他の無線通信可能な機器の有しているデバイスネームを含むデバイス情報を要求するためのデバイス情報要求信号を送信する。次いで、Bluetoothモジュール22は、デバイス情報要求信号を受信した他の無線通信可能な機器により発信されたデバイスネームを含むデバイス情報を受信する。そして、Bluetoothモジュール22によって、周囲に存在する他の無線通信可能な機器が検出された場合には、検出された他の無線通信可能な機器のデバイスネームを含むデバイス情報が、Bluetoothモジュール22からコントローラ21に送信される。
たとえば、図2に示す場面においては、Bluetoothモジュール22により送信されたデバイス情報要求信号は、携帯端末3、および周囲に存在する他の無線通信装置2a〜2dにより受信される。そして、これら携帯端末3、および周囲に存在する他の無線通信装置2a〜2dは、それぞれ有するデバイスネームを含むデバイス情報を、無線通信装置2に対して送信する(図4参照)。
次いで、ステップS3では、コントローラ21の比較機能により、ステップS2で検出された周囲に存在する他の無線通信可能な機器から送信されたデバイス情報のうち、他の無線通信可能な機器の有するデバイスネームと、RAM213に記憶されている自己のデバイスネームとを比較する。そして、コントローラ21の比較機能による比較の結果、周囲に存在する他の無線通信可能な機器のうち、RAM213に記憶されている無線通信装置2の自己のデバイスネームと同一のデバイスネームを有する無線通信可能な機器が検出されたか否かを判断する。その結果、自己のデバイスネームと同一のデバイスネームを有する無線通信可能な機器が検出された場合には、ステップS4に進む。一方、それ以外の場合には、ステップS5に進む。たとえば、図2に示す場面においては、無線通信装置2の周囲に存在する無線通信装置2a〜2dのデバイスネームは、全て「My Car」であり、RAM213に記憶されている無線通信装置2の自己のデバイスネームである「My Car」と同一であるため、ステップS4に進むこととなる。
次いで、ステップS4では、ステップS3において、周囲に存在する他の無線通信可能な機器のなかに、RAM213に記憶されている無線通信装置2のデバイスネームと同一のデバイスネームを有する無線通信可能な機器が検出されたため、コントローラ21の変更機能により、RAM213に記憶されている無線通信装置2の自己のデバイスネームを、一時的に変更する。たとえば、図2に示す場面においては、RAM213に記憶されている無線通信装置2のデバイスネーム「My Car」と同一のデバイスネームを有する無線通信装置2a〜2dが検出されているため、コントローラ21の変更機能は、図5に示すように、無線通信装置2のデバイスネームを、「My Car」から「My Car 1」に変更する。なお、図5は、図2に示す場面例において、本実施形態の処理が行われた後の場面を示す図である。
ステップS5では、コントローラ21の出力機能により、無線通信装置2のデバイスネームをペアリング要求信号の送信元である携帯端末3に送信するための指令を、Bluetoothモジュール22に送出する。そして、これに基づき、Bluetoothモジュール22は無線通信により、無線通信装置2のデバイスネームを携帯端末3に送信する。なお、ステップS5において、無線通信装置2のデバイスネームが変更されている場合には、変更後のデバイスネームが携帯端末3に送信され、それ以外の場合には、RAM213に記憶されている無線通信装置2のデバイスネームがそのまま携帯端末3に送信される。たとえば、図2および図5に示す場面においては、無線通信装置2のデバイスネームは、「My Car」から「My Car 1」に変更されているため、RAM213に記憶されているデバイスネーム「My Car」ではなく、変更後のデバイスネーム「My Car 1」が携帯端末3に送信されることとなる。
ステップS6では、コントローラ21の出力機能により、車載装置1に備えられたディスプレイ12に、携帯端末3へ送信した無線通信装置2のデバイスネームを表示させるための指令が送出される。そして、これに基づき、ディスプレイ12上に携帯端末3へ送信したデバイスネームが表示される。また、携帯端末3においても、無線通信装置2から送信された無線通信装置2のデバイスネームが携帯端末3の表示画面上に表示される。そして、ユーザは、ディスプレイ12上に表示された無線通信装置2のデバイスネームを確認し、携帯端末3の表示画面上に表示された複数のデバイスネームから、無線通信装置2のデバイスネームを選択することにより、無線通信装置2と携帯端末3とのペアリングを行うことができる。
たとえば、図2および図5に示す場面においては、ディスプレイ12上には、『「My Car 1」を選択して下さい。』と表示されることとなり、携帯端末3の表示画面上には、無線通信装置2の変更後のデバイスネームである「My Car 1」の他、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信装置2a〜2dのデバイスネーム「My Car」も一覧として表示されることとなる。ここで、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信装置2a〜2dについても、図4に示すように、無線通信装置2と同様に、携帯端末3からのペアリング要求信号に基づき、ペアリングモードに移行し、携帯端末3とペアリングするために、自己のデバイスネームを送信することとなる。そのため、携帯端末3の表示画面上には、無線通信装置2の変更後のデバイスネームである「My Car 1」に加えて、無線通信装置2の周囲に存在する他の無線通信装置2a〜2dのデバイスネーム「My Car」も表示されることとなる。そして、ユーザは、ディスプレイ12上に表示された無線通信装置2のデバイスネーム「My Car 1」を確認し、携帯端末3の表示画面上に表示された複数のデバイスネームから、無線通信装置2のデバイスネームである「My Car 1」を選択することにより、無線通信装置2と携帯端末3とのペアリングを行うことができる。
第1実施形態によれば、無線通信装置2は、携帯端末3からペアリング要求信号を受信した場合に、周囲に存在する他の無線通信可能な機器の探索を行い、周囲に他の無線通信可能な機器が検出された場合には、検出された他の無線通信可能な機器のデバイスネームと、RAM213に記憶された無線通信装置2の自己のデバイスネームとを比較し、他の無線通信可能な機器のうち、無線通信装置2と同一のデバイスネームを有する機器が検出された場合に、無線通信装置2のデバイスネームを一時的に変更し、変更後のデバイスネームを携帯端末に送信する。そのため、周囲に同一のデバイスネームを有する機器が存在する場合においても、ユーザは、無線通信装置2を容易に特定することができるため、これにより、接続対象となる無線通信装置2との接続を適切に行うことができる。また、無線通信装置2を容易に特定することができることにより、接続対象となる機器を誤って接続してしまうという問題を有効に防止することができる。
≪第2実施形態≫
次いで、本発明の第2実施形態を説明する。本発明の第2実施形態は、上述した第1実施形態の無線通信装置2を有する車載装置1において、以下に説明するように動作する以外は、第1実施形態と同様である。
以下においては、図2に示す一場面例における、第2実施形態の動作について、図6に示すフローチャートおよび図7に示すシーケン図を用いて、説明する。なお、図6は、第2実施形態の無線通信装置2の動作を説明するためのフローチャート、図7は、第2実施形態における、無線通信装置2、携帯端末3および他の無線通信装置2a〜2dの動作の流れを示すシーケンス図である。
まず、第2実施形態においては、第1実施形態と同様に、携帯端末3から送出されたペアリング要求信号を、無線通信装置2が受信し、コントローラ21の入力手段により、コントローラ21にペアリング要求信号が入力されると、図7に示すように、ペアリングモードに移行する(ステップS1)。そして、コントローラ21にペアリング要求信号が入力されたことに伴い、コントローラ21の検出機能は、周囲に存在する他の無線通信可能な機器の探索、および周囲に存在する他の無線通信可能な機器のデバイスネームの取得を行う(ステップS2)。なお、第2実施形態においては、ステップS2において、他の無線通信可能な機器の有しているデバイス情報として、デバイスネームの他、デバイスアドレスを含むものを受信する。
次いで、コントローラ21の比較機能により、ステップS2で検出された周囲に存在する他の無線通信可能な機器から送信されたデバイス情報のうち、他の無線通信可能な機器の有するデバイスネームと、RAM213に記憶されている自己のデバイスネームとを比較し(ステップS3)、その結果、自己のデバイスネームと同一のデバイスネームを有する無線通信可能な機器が検出された場合には、ステップS3’に進む。一方、それ以外の場合には、ステップS5に進む。
ステップS3’では、第1実施形態と異なり、ステップS4において、RAM213に記憶されている無線通信装置2の自己のデバイスネームを、一時的に変更するのに先立って、自己のデバイスネームと同一のデバイスネームを有する無線通信可能な機器のデバイスアドレスの確認を行う。なお、周囲に存在する他の無線通信可能な機器のデバイスアドレスは、ステップS2において受信した他の無線通信可能な機器のデバイス情報に含まれている。
たとえば、図2に示す場面においては、本実施形態の無線通信装置2のデバイスネームである「My Car」と同一のデバイスネーム「My Car」を有する無線通信装置2a〜2dにおいても、本実施形態の無線通信装置2と同様の構成を有するものがあり、同一のデバイスネームが検出された場合に、デバイスネームの変更が行われる場合がある(図7参照)。そして、このような場合においては、本実施形態の無線通信装置2と、無線通信装置2a〜2dとで変更後のデバイスネームとして、同一のデバイスネームを選択してしまう場合も考えられる。そのため、第2実施形態では、ステップS3’において、ステップS3で検出された同一のデバイスネームを有する他の無線通信可能な機器のデバイスアドレスと、無線通信装置2のデバイスアドレスとの差を確認する。
そして、ステップS4において、無線通信装置2のデバイスネームを変更する際に、他の無線通信可能な機器のデバイスアドレスと、無線通信装置2のデバイスアドレスとの大小関係に基づいて、無線通信装置2のデバイスネームの変更度合いを決定し、これに基づき、RAM213に記憶されている無線通信装置2の自己のデバイスネームを変更する。具体的には、無線通信装置2のデバイスアドレスが、同一のデバイスネームを有する他の無線通信可能な機器のデバイスアドレスよりも大きい場合には、無線通信装置2のデバイスネームの変更度合いを小さくする(たとえば、図2に示す場合において、デバイスネームを「My Car」から「My Car 1」に変更する。)。一方、無線通信装置2のデバイスアドレスの方が小さい場合には、無線通信装置2のデバイスネームの変更度合いを大きくする(たとえば、図2に示す場合において、デバイスネームを「My Car」から「My Car 2」や「My Car 3」等に変更する。)。
そして、第1実施形態と同様に、無線通信装置2のデバイスネームをペアリング要求信号の送信元である携帯端末3に送信し(ステップS5)、携帯端末3に送信した無線通信装置2のデバイスネームをディスプレイ12上に表示する(ステップS6)。そして、ユーザは、ディスプレイ12上に表示された無線通信装置2のデバイスネームを確認し、携帯端末3の表示画面上に表示された複数のデバイスネームから、無線通信装置2のデバイスネームを選択することにより、無線通信装置2と携帯端末3とのペアリングを行うことができる。
第2実施形態によれば、上述した第1実施形態における効果に加えて、次の効果を奏する。すなわち、本実施形態の無線通信装置2の周囲に同様の構成を有する(すなわち、同一のデバイスネームが検出された場合に、デバイスネームの変更を行う構成有する)他の無線通信可能な機器が存在する場合であっても、検出された他の無線通信可能な機器のデバイスアドレスを取得し、取得した他の無線通信可能な機器のデバイスアドレスに応じて、RAM213に記憶された無線通信装置2の自己のデバイスネームを変更する。そのため、無線通信装置2の変更後のデバイスネームが、他の無線通信可能な機器の変更後のデバイスネームと同一のものとなってしまうことを有効に防止することができる。また、第2実施形態よれば、同一のデバイスネームを有する他の無線通信可能な機器が検出された場合に、無線通信装置2は、当該他の無線通信可能な機器がデバイスネームを変更した後に、このデバイスネームと同一とならないように、RAM213に記憶された無線通信装置2の自己のデバイスネームを変更する方法と比べて、より短時間でデバイスネームの変更制御を行うことができる。
なお、上述した各実施形態において、コントローラ21の記憶機能は本発明の記憶手段に、コントローラ21の検出機能は本発明の検出手段に、コントローラ21の比較機能は本発明の比較手段に、コントローラ21の変更機能は本発明の変更手段に、コントローラ21の出力機能およびBluetoothモジュール22は本発明の送信手段に、それぞれ相当する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
たとえば、上述の第2実施形態においては、周囲に同一のデバイスネームを有する他の無線通信可能な機器が検出された場合に、他の無線通信可能な機器のデバイスアドレスを確認し、これに基づき、無線通信装置2の自己のデバイスネームを変更する構成としたが、他の無線通信可能な機器からデバイスネームの変更制御を行う旨の信号を受信した場合に、当該他の無線通信可能な機器の変更後のデバイスネームを受信するのを待ってから、無線通信装置2の自己のデバイスネームを変更するような構成としてもよい。そして、この場合においては、第2実施形態と同様に、無線通信装置2の変更後のデバイスネームが、他の無線通信可能な機器の変更後のデバイスネームと同一のものとなってしまうことを有効に防止することができる。なお、この場合においては、他の無線通信可能な機器がデバイスネームを変更した結果、無線通信装置2は、自己のデバイスネームを変更する必要が無くなった場合には、無線通信装置2は、自己のデバイスネームを変更しないような構成としても良い。
1…車載装置
11…操作スイッチ
12…ディスプレイ
2…無線通信装置
21…コントローラ
22…Bluetoothモジュール
23…Bluetoothアンテナ

Claims (6)

  1. 接続要求のなされたデバイスと接続して、前記接続要求のなされたデバイスと無線通信を行う無線通信装置であって、
    前記無線通信装置を、識別するための自己識別名を記憶する記憶手段と、
    前記無線通信装置の周囲に存在する他のデバイスの識別名を検出する検出手段と、
    検出した前記他のデバイスの識別名と、前記自己識別名とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記他のデバイスの有する識別名と、前記自己識別名とが同一である場合に、自己識別名を変更する変更手段と、
    前記変更手段により変更された変更後の自己識別名を、前記接続要求のなされたデバイスに対して、送信する送信手段と、を備える無線通信装置。
  2. 前記検出手段は、前記他のデバイスの識別名および識別アドレスを検出し、
    前記変更手段は、前記比較手段による比較の結果、前記他のデバイスの有する識別名と、前記自己識別名とが同一である場合に、前記他のデバイスの識別アドレスと自己の識別アドレスに応じて、自己識別名を変更する請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記変更手段は、前記他のデバイスの識別アドレスと、自己の識別アドレスとの大小関係に応じて、自己識別名の変更度合いを決定する請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記検出手段により、前記他のデバイスが識別名の変更制御を行う旨の信号を検出した場合には、該他のデバイスの変更後の識別名を検出した後に、自己識別名の変更を行う請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記変更手段により変更された変更後の自己識別名を表示装置に出力するための出力手段をさらに有する請求項1〜4のいずれかに記載の無線通信装置。
  6. 接続要求のなされたデバイスと無線通信装置とを無線接続する方法であって、
    前記無線通信装置の周囲に存在する他のデバイスの識別名と、前記無線通信装置の識別名を比較し、
    前記他のデバイスの識別名と、前記無線通信装置の識別名とが同一である場合に、前記無線通信装置の識別名を変更し、変更後の識別名を、前記接続要求のなされたデバイスに送信する無線接続方法。
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