JP6259212B2 - 通信装置および報知方法 - Google Patents

通信装置および報知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6259212B2
JP6259212B2 JP2013138822A JP2013138822A JP6259212B2 JP 6259212 B2 JP6259212 B2 JP 6259212B2 JP 2013138822 A JP2013138822 A JP 2013138822A JP 2013138822 A JP2013138822 A JP 2013138822A JP 6259212 B2 JP6259212 B2 JP 6259212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
unit
notification
mobile phone
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013138822A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015012565A (ja
Inventor
幸知 赤木
幸知 赤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2013138822A priority Critical patent/JP6259212B2/ja
Publication of JP2015012565A publication Critical patent/JP2015012565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6259212B2 publication Critical patent/JP6259212B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Description

この発明は通信装置および報知方法に関し、特に、周辺機器と連携可能な通信装置および報知方法に関する。
電話機のような、無線で接続された親機と子機とを含む通信装置の中には、さらに、携帯電話機などの周辺機器と連携する機能を有するものがある。たとえば、特開2004−198738号公報(以下、特許文献1)は、携帯電話機と連携可能な、親機と子機とを含むインタホン装置を開示している。このとき、通信装置では、親機と子機との間の通信を第1の通信とすると、親機と周辺機器との間では、第1の通信とは異なる第2の通信を行なうことがある。上記の特許文献1のインタフォンシステムは、親機と子機との間では第1の通信としてインタホン通信を行ない、親機と携帯電話機との間では第2の通信としてBluetooth(登録商標)通信を行なっている。
特開2004−198738号公報 特開2004−80078号公報 特開2004−96463号公報 特開2010−219956号公報
親機と子機とのうちのいずれか一方に周辺機器と第2の通信を行なうための通信機能が搭載されている場合、上記一方の機器(たとえば親機)と周辺機器とが第2の通信可能な範囲にないと第2の通信が実現されない。しかしながら、上記一方の機器ではない方の機器(たとえば子機)の側に第2の通信のための操作部が設けられている場合、ユーザは周辺機器を上記一方の機器(たとえば親機)に近づけることなく他方の機器(たとえば子機)を周辺機器に近づけて操作してしまうことがあり、第2の通信が実現されないことになる、という問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、周辺機器との連携をアシストすることのできる通信装置および報知方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、通信装置は、第1の装置と少なくとも1台の第2の装置とを含み、第1の装置と第2の装置との間の通信である第1の通信を行なうための第1の通信手段と、第1の装置と周辺機器との間の通信である第2の通信を行なうための第2の通信手段と、第2の装置に配された、第2の通信に関する操作を受け付けるための操作手段と、第2の装置に配された、第1の装置と周辺機器との間の第2の通信の状況を報知するための報知手段とを備える。報知手段は、操作手段によって第2の通信の開始が指示された後の第2の通信の状況を、第1の通信を利用して第1の装置から第2の装置に通知し、第2の装置で報知する処理を実行する。
好ましくは、報知手段は、第2の通信に関する操作を受け付けた操作手段が配されている第2の装置で報知を行なう。
好ましくは、報知手段は、第2の装置での報知と併せて、第1の装置でも報知する。
好ましくは、報知手段は、第2の通信の開始が指示された後、予め規定された期間内に第2の通信が不成立であった場合に、その旨を報知する。
好ましくは、報知手段は、さらに、操作手段で第2の通信の開始が指示されると、予め規定されている報知情報を報知する。
好ましくは、報知手段は、第2の通信の状況を報知する際に、第2の通信の種類に応じて報知する内容を決定する。
本発明の他の局面に従うと、報知方法は、第1の通信を行なう第1の装置と少なくとも1台の第2の装置とを含む通信装置での、第1の装置と周辺機器との間の通信である第2の通信の通信状態を報知する方法であって、第2の装置に配された、第2の通信に関する操作を受け付けるための操作手段によって、第2の通信の開始の指示を受け付けるステップと、指示の後の第2の通信の状況を、第1の通信を利用して第1の装置から第2の装置に通知するステップと、第2の装置に配された報知手段で、第2の通信の状況を報知するステップとを備える。
この発明によると、複数の装置を含む通信装置であって、1つの装置が、上記複数の装置間の通信とは異なる通信方式で周辺機器と通信可能であって、上記1つの装置以外の他の装置に上記周辺機器との通信に関するユーザ操作を受け付けるための操作部が設けられている場合に、上記1つの装置と周辺機器との連携を適切にアシストすることができる。
実施の形態にかかる通信装置の構成の具体例を示す概略図である。 通信装置の親機の装置構成の具体例を表わしたブロック図である。 通信装置の子機の装置構成の具体例を表わしたブロック図である。 携帯電話機の装置構成の具体例を表わしたブロック図である。 通信装置での動作概要を表わした図である。 ペアリング動作の指示をユーザから受け付けたときの子機の表示を表わした図である。 転送動作の指示をユーザから受け付けたときの子機の表示を表わした図である。 子機の機能構成の具体例を示すブロック図である。 親機の機能構成の具体例を示すブロック図である。 子機での動作の流れを表わしたフローチャートである。 親機での動作の流れを表わしたフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<装置構成>
図1は、本実施の形態にかかる通信装置1の構成の具体例を示す概略図である。図1を参照して、通信装置1は、親機100Aと子機100Bとを含む。通信装置1は、好適には、親機100Aと子機100Bとを含んだ電話システムである。通信装置1は、電話システムの他、インタホンなどであってもよい。
親機100Aは、さらに周辺機器と通信が可能である。周辺機器の一例として携帯電話機2が挙げられる。周辺機器は、その他、スキャナやプリンタや他の電話システムであってもよい。
親機100Aと子機100Bとは無線通信を行なう。以降の説明では、この無線通信を「第1の通信」とも称する。第1の通信は、好適には、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications:デジタルコードレス電話規格)方式の通信が用いられる。
親機100Aは、さらに、周辺機器である携帯電話機2とも無線通信を行なう。以降の説明では、この無線通信を「第2の通信」とも称する。第2の通信には、たとえば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信、IrSimple(登録商標)などの赤外線通信などが該当する。第2の通信は、これら通信のうちのいずれか1つであってもよいし、複数であってその中から選択するようにしてもよい。
図2〜図4は、それぞれ、親機100A、子機100B、および携帯電話機2の装置構成の具体例を表わしたブロック図である。
図2を参照して、親機100Aは、親機100A全体を制御するための制御装置としてのCPU(Central Processing Unit)10Aと、CPU10Aで実行されるプログラムなどを記憶するためのメモリであるROM(Read Only Memory)11Aと、電話帳データを記憶したりCPU10Aがプログラムを実行する際の作業領域となったりするためのメモリであるRAM(Random Access Memory)12Aと、情報を報知するための装置の一例としてのディスプレイ13Aと、子機100Bとの間の第1の通信を行なうための第1通信部14Aと、携帯電話機2との間の第2の通信を行なうための第2通信部15とを含む。
図3を参照して、子機100Bは、子機100B全体を制御するための制御装置としてのCPU10Bと、CPU10Bで実行されるプログラムなどを記憶するためのメモリであるROM11Bと、電話帳データを記憶したりCPU10Bがプログラムを実行する際の作業領域となったりするためのメモリであるRAM12Bと、情報を報知するための装置の一例としてのディスプレイ13Bと、親機100Aとの間の第1の通信を行なうための第1通信部14Bと、数字ボタンや通話開始ボタンなどユーザ指示を受け付けるための操作部16とを含む。
図4を参照して、携帯電話機2は、携帯電話機2全体を制御するための制御装置としてのCPU20と、CPU20で実行されるプログラムなどを記憶するためのメモリであるROM21と、電話帳データを記憶したりCPU20がプログラムを実行する際の作業領域となったりするためのメモリであるRAM22と、タッチパネル23と、親機100Aとの間の第2の通信を行なうための第2通信部24と、他の携帯電話機との間の通信を行なうための第3通信部25とを含む。
<動作概要>
図5は、通信装置1での動作概要を表わした図である。図5を参照して、子機100Bの操作部16で、親機100Aと周辺機器である携帯電話機2との間の第2の通信を必要とした動作の開始を指示するユーザ操作を受け付けると(ステップS0)、子機100Bは親機100Aに対して、指示された動作モードを通知する(ステップS1)。ここでの通知には、第1の通信が用いられる。
このとき、好ましくは、子機100Bは、ユーザに対して上記動作モードを報知する(ステップS2)。この報知は、ディスプレイ13Bなどを用いてガイダンスの表示で行なってもよいし、図示しないスピーカを用いて音声出力で行なってもよい。ガイダンスを出力するため、子機100Bは、予め報知情報を記憶しておき、上記ユーザ操作を受け付けるとその報知情報に基づいてガイダンスを出力する。このガイダンスは、上記第2の通信の相手方である携帯電話機2を携帯している該ユーザに対して、第2の通信のための第2通信部15を搭載した親機100Aから通信可能な位置に携帯電話機2を配置させることを案内するものであればよい。
さらに、親機100Aが第2の通信として複数種類の通信が可能である場合、子機100Bは、第2の通信の種類に応じた報知情報を予め記憶しておいてもよい。そして、子機100Bは、上記ユーザ操作に従った第2の通信の種類に応じた報知情報を決定し、その報知情報に基づいてガイダンスを出力してもよい。
上記ステップS1で動作モードが報知されると、好ましくは、親機100Aは、たとえばディスプレイ13Bなどを用いて、ユーザに対して通知された動作モードを報知する(ステップS3)。この報知も、上記ステップS2と同様に、ディスプレイ13Bなどを用いてガイダンスの表示で行なってもよいし、図示しないスピーカを用いて音声出力で行なってもよい。またたとえば、図示しないランプが備えられる場合、親機100Aはそのランプを点滅させることで報知してもよい。
親機100Aは、子機100Bからの通知に従って携帯電話機2への通信を接続するための処理を実行する(ステップS4)。そして、親機100Aは、子機100Bに対して第2の通信の状況を通知する(ステップS5)。ここでの通知には、第1の通信が用いられる。この通知は、上記ステップS1の通知を受けてから所定時間内に携帯電話機2との間で第2の通信が成立したか否かを通知するものである。一例として、上記ステップS1の通知を受けてからの経過時間が予め規定された時間に達したことを検知した親機100A側から、第2の通信の状況(成立、または不成立)を子機100Bに対して通知するものであってもよい。または、上記ステップS1の通知を受けてから所定の時間間隔で親機100Aが第2の通信の状況(成立、または不成立)を子機100Bに対して通知するものであってもよい。または、上記ステップS1の通知の後、子機100B側が所定の間隔、または規定時間の経過の後に親機100Aに対して第2の通信の状況を問い合わせ、その問い合わせに対して親機100Aが第2の通信の状況(成立、または不成立)を応答するものであってもよい。
上記通知を受けた子機100Bは、親機100Aと周辺機器である携帯電話機2との間の第2の通信の状況をユーザに対して報知する(ステップS6)。この報知は、親機100Aと携帯電話機2との間が第2の通信で接続されたか否かを報知するものであって、少なくとも一方が報知されればよい。一例として、子機100Bは、ユーザ操作を受け付けてから所定時間、親機100Aと携帯電話機2との間の第2の通信が不成立であった場合に、その旨を報知する。
親機100Aと周辺機器である携帯電話機2との間の第2の通信を必要とした動作は、親機100Aに携帯電話機2を対応付けるための動作であるペアリング動作や、対応付けた後に電話帳データなどの記憶されているデータを親機100Aと携帯電話機2との間で転送する動作ための動作である転送動作などを含む。
図6は、ペアリング動作の指示をユーザから受け付けたときの子機100Bの表示を表わした図であり、図7は、転送動作の指示をユーザから受け付けたときの子機100Bの表示を表わした図である。
図6を参照して、ユーザは、操作部16を操作して、メニュー画面(A)から周辺機器との対応付けを表わす「セツゾクセッテイ」を選んで決定することで、ペアリング動作の開始を指示することができる。この指示を受け付けると、通信装置1は図5の一連の動作を開始する。親機100Aは、動作モードがペアリング動作であることを子機100Bから通知されると、携帯電話機2との間で第2の通信を成立させて携帯電話機2から得た機器情報を登録する。
親機100Aと携帯電話機2との間の第2の通信が不成立であった場合、第1の通信を利用してその旨が子機100Bに通知され、図6の報知画面(B)が表示される。一例として、第2の通信がBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信である場合、子機100Bは、「オヤキノチカクデソウシンシテクダサイ」とのメッセージを含んだ報知画面(B)をディスプレイ13Bに表示して、親機100Aから通信可能な範囲に携帯電話機2を移動させることをうながす。また、第2の通信がIrSimple(登録商標)などの赤外線通信である場合、子機100Bは「オヤキニムケテソウシンシテクダサイ」とのメッセージを含んだ報知画面をディスプレイ13Bに表示してもよい。
図7を参照して、ユーザは、操作部16を操作して、メニュー画面(A)から電話帳データの転送を表わす「デンワチョウテンソウ」を選んで決定することで、転送動作の開始を指示することができる。この指示を受け付けると、通信装置1は図5の一連の動作を開始する。親機100Aは、動作モードが転送動作であることを子機100Bから通知されると、携帯電話機2との間で第2の通信を成立させて携帯電話機2から電話帳データを受け付けて、自身の電話帳データ用のメモリに登録する。
子機100Bは上記のユーザ操作を受け付けると、好ましくは、報知画面(B)を表示する。たとえば、子機100Bは、「オヤキヘソウシンシテクダサイ」とのメッセージを含んだ報知画面(B)を表示して、親機100Aから通信可能な範囲に携帯電話機2を移動させることをうながしてもよい。
親機100Aと携帯電話機2との間の第2の通信が不成立であった場合、第1の通信を利用してその旨が子機100Bに通知され、図7の報知画面(C)が表示される。一例として、第2の通信がBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信である場合、子機100Bは、「オヤキノチカクデソウシンシテクダサイ」とのメッセージを含んだ報知画面(C)をディスプレイ13Bに表示して、親機100Aから通信可能な範囲に携帯電話機2を移動させることをうながす。また、第2の通信がIrSimple(登録商標)などの赤外線通信である場合、子機100Bは「オヤキニムケテソウシンシテクダサイ」とのメッセージを含んだ報知画面をディスプレイ13Bに表示してもよい。
<機能構成>
図8は、上記動作を行なうための子機100B側の機能構成の具体例を示すブロック図であり、図9は、親機100A側の機能構成の具体例を示すブロック図である。これら機能は、それぞれのCPUがROMに記憶されているプログラムをRAM上に読み出して実行することで、主に、CPUによって実現される。しかしながら、一部が、電気回路などの図示されていないハードウェアによって実現されてもよい。
図8を参照して、子機100BのCPU10Bは、操作部16からの操作信号の入力を受け付けることでユーザ操作を受け付けるための指示入力部101と、ユーザ操作が親機100Aと周辺機器である携帯電話機2との間の第2の通信を必要とした動作の開始を指示するものである場合に指示された動作モードを、第1通信部14Bを介して(第1の通信を利用して)親機100Aに通知するためのモード通知部102と、上記動作モードをディスプレイ13Bにガイダンスを表示することでユーザに報知するためのガイダンス表示部103と、第1通信部14Bを介して(第1の通信を利用して)親機100Aから第2の通信の状況の通知を受け取る処理を行なうための通知入力部104と、上記通知に基づいて親機100Aと携帯電話機2との間の第2の通信の状況についての報知画面をディスプレイ13Bに表示することでユーザに報知するための報知部105とを含む。
図9を参照して、親機100AのCPU10Aは、第1通信部14Aを介して(第1の通信を利用して)子機100Bから携帯電話機2との間の第2の通信を必要とした動作の開始が指示されたことを表わす動作モードの通知を受け付けるための通知入力部111と、指示された動作を行なうために第2通信部15を用いて携帯電話機2との間の第2の通信を確立する処理を行なうための通信処理部112と、上記動作モードをディスプレイ13Aなどを用いてユーザに報知するための報知部113と、通信処理部112での処理を監視して第2の通信の状況を第1通信部14Aを介して(第1の通信を利用して)子機100Bに通知するための通知部114とを含む。
親機100Aの通知部114と子機100Bの通知入力部104とは、第2の通信の状況を報知する処理を実行するための通信装置1の報知部に該当する。通信装置1の報知部は、第2の通信の状況を報知するための処理として、以下のいずれの処理を実行してもよい:
処理例1)親機100Aの通知部114が通知入力部111で動作モードの通知の入力を受け付けてから規定時間経過後の第2の通信の状況を第1の通信を利用して子機100Bに通知し、子機100Bの通知入力部104がその通知を受け取る、
処理例2)子機100Bの通知入力部104がモード通知部102で親機100Aに対して動作モードを通知してから規定時間経過後に、第1の通信を利用して親機100Aに対して第2の通信の状況を問い合わせ、その応答を子機100Bの通知入力部104が受け取る。
さらに、親機100Aが第2の通信として、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信およびIrSimple(登録商標)などの赤外線通信、などの複数種類の通信が可能であった場合、通信装置1の報知部は、予め通信の種類ごとに報知内容(メッセージ)を記憶しておく。そして、報知部は、ユーザ操作によって指示された動作に必要な携帯電話機2との間の第2の通信の種類を特定し、記憶しているメッセージの中から特定された第2の通信の種類に応じたメッセージを選択し、そのメッセージを子機100Bのディスプレイ13Bに表示することで報知する。
<動作フロー>
図10は、子機100Bでの動作の流れを表わしたフローチャートである。図10のフローチャートに表わされた動作は、子機100BのCPU10BがROM11Bに記憶されているプログラムをRAM12B上に読み出して実行し、図8の各機能を発揮することによって実現される。図10の動作は、操作部16で親機100Aと周辺機器である携帯電話機2との間の第2の通信を必要とした動作の開始の指示を受け付けると開始する。
すなわち、図10を参照して、CPU10Bは上記指示を受け付けると動作を開始し、その指示が、ペアリング動作を指示するものであるか、転送動作を指示するものであるかを判断する。ユーザ操作がペアリング動作を指示するものである場合(ステップS101でYES)、CPU10Bは、ペアリング動作を行なう動作モードであることを、第1の通信を利用して親機100Aに通知する(ステップS103)。
ユーザ操作が転送動作を指示するものである場合(ステップS101でNO)、CPU10Bは、転送動作を行なう動作モードであることを第1の通信を利用して親機100Aに通知すると共に(ステップS105)、図7の(B)の表示などのガイダンスをディスプレイ13Bに表示する(ステップS107)。
ユーザ操作から予め規定した時間が経過するまでに親機100Aと携帯電話機2との間で第2の通信が成立していることが親機100Aから第1の通信を利用して通知されると(ステップS109でYES)、CPU10Bは一連の動作を終了する。
一方、ユーザ操作から予め規定した時間が経過するまでに親機100Aと携帯電話機2との間で第2の通信が成立していることが親機100Aから第1の通信を利用して通知されない場合、または、第2の通信が不成立であることを通知された場合(ステップS109でNO)、CPU10Bは、図6の(B)や図7の(C)の表示などのメッセージをディスプレイ13Bに表示して、第2の通信の状況をユーザに対して報知する(ステップS111)。
図11は、親機100Aでの動作の流れを表わしたフローチャートである。図11のフローチャートに表わされた動作は、親機100AのCPU10AがROM11Aに記憶されているプログラムをRAM12A上に読み出して実行し、図9の各機能を発揮することによって実現される。図11の動作は、子機100Bから、携帯電話機2との間の第2の通信を必要とした動作の開始を指示する動作モードの通知を受け付けると開始する。
すなわち、図11を参照して、CPU10Aは上記通知を受け付けると動作を開始し、動作モードがペアリング動作であるか転送動作であるかを判断する(ステップS201)。そして、CPU10Aは、動作モードに応じたメッセージをディスプレイ13Aに表示するなどして、動作モードをユーザに対して報知する(ステップS203,S205)。
CPU10Aは、子機100Bからの通知に従って携帯電話機2との間の第2の通信を接続するための処理を実行する(ステップS207)。その結果、携帯電話機2との間で第2の通信が成立すると(ステップS209でYES)、CPU10Aは一連の動作を終了する。
携帯電話機2との間で第2の通信が成立しなかった場合(ステップS209でNO)、CPU10Aは通信が不成立であったことを第1の通信を利用して子機100Bに対して通知すると共に(ステップS211)、引き続き、携帯電話機2との間の第2の通信を接続するための処理を実行する。このろき、CPU10Aは、予め規定された時間が経過したことが検出されたタイミングで第2の通信が成立していなかった場合に子機100Bに対して通知してもよいし、所定の時間間隔で第2の通信の成立/不成立を子機100Bに対して通知してもよい。
<実施の形態の効果>
以上の動作が行なわれることで、上記の例に示されたように、親機100Aに第2の通信のための第2通信部15が搭載され、子機100Bに第2の通信に関する操作を受け付けるための操作部16が設けられ、携帯電話機2を携帯したユーザが子機100Bで上記操作を行なったときに親機100Aと第2の通信が可能な範囲内になく第2の通信が成立しないために動作が行なわれない場合であっても、子機100Bからの報知で、ユーザは、携帯電話機2が親機100Aから第2の通信が可能な範囲にないために通信ができないことによって動作が行なわれなかったという理由を子機100Bの報知によって知ることができる。そのため、ユーザは、速やかに通信可能な位置に携帯電話機2を置くことができ、指示した動作を行なわせることが可能となる。従って、通信装置1は上記動作を行なうことで、ユーザ操作によって指示された周辺機器との連携を適切にアシストすることができる。
<変形例>
図1では、通信装置1に子機100Bが1台のみ含まれる例が表わされている。他の例として、通信装置1に子機100Bが複数台、含まれてもよい。
このとき、子機100Bは、上記ステップS1で動作モードを親機100Aに通知する際に、機器IDなどの自身の識別情報も併せて通知する。親機100Aは、上記通知に含まれる機器IDからユーザ操作を受け付けた子機100Bを特定し、上記ステップS5で、特定された子機100Bに対して第2の通信の状況を通知する。すなわち、親機100Aは、当該親機100Aに登録されている複数台の子機100Bのうちの、親機100Aと周辺機器である携帯電話機2との間の第2の通信を必要とした動作の開始を指示するユーザ操作を受け付けた子機100Bに対してのみ、第2の通信の状況を通知する。
このようにすることで、複数台の子機100Bが通信装置1に含まれ、そのうちの1台を用いてユーザが操作した場合に、その操作に従った動作が第2の通信の不成立によって行なわれないという理由を操作している子機100Bでの報知によって知ることができる。
もちろん、他の例として、親機100Aは、当該親機100Aに登録されている上記複数台の子機100Bすべてに第2の通信の状況を通知してもよい。このようにすることで、ユーザはいずれの子機100Bでも第2の通信の状況を知ることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。または、親機100Aは、当該親機100Aに登録されている上記複数台の子機100Bのうち、現在使用中でない子機100Bに第2の通信の状況を通知してもよい。このようにすることで、現在、子機100Bを使用中のユーザには不要な情報を提示することなく、その他の子機100Bのいずれでも第2の通信の状況を知ることができるので、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通信装置、2 携帯電話機、10A,10B,20 CPU、11A,11B,21 ROM、12A,12B,22 RAM、13A,13B ディスプレイ、14A,14B 第1通信部、15,24 第2通信部、16 操作部、23 タッチパネル、25 第3通信部、100A 親機、100B 子機、101 指示入力部、102 モード通知部、103 ガイダンス表示部、104,111 通知入力部、105,113 報知部、112 通信処理部、114 通知部。

Claims (5)

  1. 第1の装置と少なくとも1台の第2の装置とを含む通信装置であって、
    前記第1の装置と前記第2の装置との間の通信である第1の通信を行なうための第1の通信手段と、
    前記第1の装置と周辺機器との間の通信である第2の通信を行なうための第2の通信手段と、
    前記第2の装置に配された、前記第2の通信に関する操作を受け付けるための操作手段と、
    前記第2の装置に配された、前記第1の装置と前記周辺機器との間の前記第2の通信の状況を報知するための報知手段とを備え、
    前記報知手段は、
    前記第1の通信を利用して前記第1の装置から受信した、前記操作手段によって前記第2の通信の開始が指示された後の前記第2の通信の状況を、前記第2の装置で報知する処理を実行し、
    予め規定された期間内に前記第2の通信が不成立であった場合に、前記第1の装置に近づくことを促す旨を報知する、通信装置。
  2. 前記報知手段は、前記第2の通信に関する操作を受け付けた前記操作手段が配されている前記第2の装置で前記報知を行なう、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記報知手段は、前記第2の通信の開始が指示された後、予め規定された期間内に前記第2の通信が不成立であった場合に、その旨を報知する、請求項1または2のいずれかに記載の通信装置。
  4. 第1の装置と少なくとも1台の第2の装置とを含む通信装置であって、
    前記第1の装置と前記第2の装置との間の通信である第1の通信を行なうための第1の通信手段と、
    前記第1の装置と周辺機器との間の通信である第2の通信を行なうための第2の通信手段と、
    前記第2の装置に配された、前記第2の通信に関する操作を受け付けるための操作手段と、
    前記第2の装置に配された、前記第1の装置と前記周辺機器との間の前記第2の通信の状況を報知するための報知手段とを備え、
    前記報知手段は、
    前記第1の通信を利用して前記第1の装置から受信した、前記操作手段によって前記第2の通信の開始が指示された後の前記第2の通信の状況を、前記第2の装置で報知する処理を実行し、
    予め規定された期間内に前記第2の通信が不成立であった場合に、前記周辺機器を前記第1の装置に近づけることを促す旨を報知する、通信装置。
  5. 第1の通信を行なう第1の装置と少なくとも1台の第2の装置とを含む通信装置での、前記第1の装置と周辺機器との間の通信である第2の通信の通信状態を報知する方法であって、
    前記第2の装置に配された、前記第2の通信に関する操作を受け付けるための操作手段によって、前記第2の通信の開始の指示を受け付けるステップと、
    前記指示の後の前記第2の通信の状況を、前記第1の通信を利用して前記第1の装置から前記第2の装置に通知するステップと、
    前記第2の装置に配された報知手段で、前記第2の通信の状況を報知するステップと
    予め規定された期間内に前記第2の通信が不成立であった場合に、前記報知手段で前記第1の装置に近づくことを促す旨を報知するステップとを備える、報知方法。
JP2013138822A 2013-07-02 2013-07-02 通信装置および報知方法 Active JP6259212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013138822A JP6259212B2 (ja) 2013-07-02 2013-07-02 通信装置および報知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013138822A JP6259212B2 (ja) 2013-07-02 2013-07-02 通信装置および報知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015012565A JP2015012565A (ja) 2015-01-19
JP6259212B2 true JP6259212B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=52305320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013138822A Active JP6259212B2 (ja) 2013-07-02 2013-07-02 通信装置および報知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6259212B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7158250B2 (ja) 2018-11-13 2022-10-21 茂郎 笹本 建築用部材の固定構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003198738A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Yamaha Corp インターフォンシステム、インターフォン装置及び携帯電話機
JP4258435B2 (ja) * 2004-05-26 2009-04-30 パナソニック電工株式会社 インターホン装置およびそれを用いるインターホンシステム
JP4348558B2 (ja) * 2006-03-30 2009-10-21 ブラザー工業株式会社 コードレス電話システム
JP2007318376A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレスインターホン装置
JP5581185B2 (ja) * 2010-11-24 2014-08-27 パナソニック株式会社 負荷制御スイッチ及び負荷制御スイッチシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7158250B2 (ja) 2018-11-13 2022-10-21 茂郎 笹本 建築用部材の固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015012565A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6119658B2 (ja) タッチ式入力システム
JP4225222B2 (ja) 車載ハンズフリー装置
JP2015041829A (ja) 通信システム
JP2016019160A (ja) 電子機器、方法およびプログラム
US8766913B2 (en) Telephone book data processor
JP6259212B2 (ja) 通信装置および報知方法
JP2010153996A (ja) 無線通信装置
JP5814088B2 (ja) 移動体通信システムおよび端末装置
JP2015195433A (ja) 端末装置、及び着信制御方法
JP6173961B2 (ja) 通信端末、表示制御方法およびプログラム
JP2019041187A (ja) 携帯端末及びシステム
JP6302155B2 (ja) 通信装置、制御方法、プログラム、通信モジュール、及びコントローラ
JP6441600B2 (ja) ナースコールシステムおよび携帯端末
JP6077268B2 (ja) 電子機器、制御方法、及び制御プログラム
JP5713344B2 (ja) ナースコール用端末装置
JP5306921B2 (ja) ナースコールシステム
JP6331342B2 (ja) 無線lan通信端末、車両無線lan通信システム及び無線lan回線接続制御プログラム
JP6057678B2 (ja) 携帯端末装置、プログラムおよび携帯端末装置の制御方法
KR101371184B1 (ko) 근거리 통신을 이용한 착신자 상황 정보 전송 장치 및 방법
JP2009060346A (ja) 携帯電話機の通信システム
KR20060034118A (ko) 휴대용 단말기에서 멀티 윈도우 화면 제공 방법 및 그단말기
JP2011109184A (ja) 携帯端末
JP6076690B2 (ja) 電子機器、制御方法、及び制御プログラム
JP2007267180A (ja) 携帯電話
JP2021136621A (ja) 端末制御システム、端末制御サーバ、及び端末制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170905

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6259212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150