JP2009159075A - 通信システム、子局及び通信方法 - Google Patents

通信システム、子局及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも通信手順が簡便で且つ低消費電力化を図ることが可能な通信システム、子局及び通信方法を提供する。
【解決手段】親局は、子局に対する通信予定時刻が記載された通信予定テーブルを記憶する記憶部と、計時動作を行う計時部と、前記通信予定テーブル及び前記計時部による計時結果を基に、通信予定時刻が到来した子局に対して起動要求信号を送信する親局通信制御部と、を備え、前記子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、前記親局との通信を行う子局通信制御部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、子局及び通信方法に関する。
例えば、下記特許文献1には、制御局として機能する親局と被制御局として機能する子局とからなる無線通信システムにおいて、親局は既定時刻に全ての子局から子局通信予定格納テーブルに格納された当該子局の通信予定情報を収集し、これら収集された子局の全ての通信予定に相対する親局側の通信予定テーブルを作成し、自分の配下の子局に親局通信予定情報を通達した後、親局及び子局双方は、各々の通信予定時刻になる迄の間は通信タイマ部及び通信制御部の必要最小限の回路のみ動作させ、通信予定テーブルに記載された必要な通信時刻にのみ通信に必要な回路を動作させて通信を行うことにより、親局及び子局の低消費電力化を図る技術が開示されている。
特開2007−5991号公報
上記従来技術では、事前に親局が通信予定情報を子局に対して通知しておく必要があり、通信手順が煩雑である。また、子局は通信予定時間を検知するために通信制御部及び通信タイマを動作させておく必要があり、低消費電力化の妨げになっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、従来よりも通信手順が簡便で且つ低消費電力化を図ることが可能な通信システム、子局及び通信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る通信システムは、制御局として機能する親局と被制御局として機能する1つ若しくは複数の子局とからなる通信システムであって、前記親局は、前記子局に対する通信予定時刻が記載された通信予定テーブルを記憶する記憶部と、計時動作を行う計時部と、前記通信予定テーブル及び前記計時部による計時結果を基に、通信予定時刻が到来した子局に対して起動要求信号を送信する親局通信制御部と、を備え、前記子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、前記親局との通信を行う子局通信制御部を備える、ことを特徴とする。
このような特徴を有する通信システムによれば、従来のように、事前に親局が通信予定情報を子局に対して通知しておく必要がなく、通信手順を簡便にすることができる。また、子局側において、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切ってスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合にスリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させることにより、従来のようにタイマで通信予定時刻を監視する動作が必要なくなるため、低消費電力化を図ることができる。
また、本発明に係る他の通信システムは、制御局として機能する親局と被制御局として機能する複数の子局とからなる通信システムであって、前記複数の子局の各々には、予め通信順序が割り当てられており、前記親局は、前記通信順序が最初の子局に対する通信予定時刻が記載された通信予定テーブルを記憶する記憶部と、計時動作を行う計時部と、前記通信予定テーブル及び前記計時部による計時結果を基に、通信予定時刻が到来した前記通信順序が最初の子局に対して起動要求信号を送信する親局通信制御部と、を備え、前記複数の子局の各々は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させる子局通信制御部を備え、前記通信順序が最初の子局における子局通信制御部は、前記親局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、次の通信順序の子局に対して起動要求信号を送信し、前記通信順序が最初及び最後以外の子局における子局通信制御部は、前の通信順序の子局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、次の通信順序の子局に対して起動要求信号を送信し、前記通信順序が最後の子局における子局通信制御部は、前の通信順序の子局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、前記親局との通信を行う、ことを特徴とする。
このような特徴を有する通信システムによれば、先に述べた通信システムの効果(通信手順の簡便化及び低消費電力化)に加えて、親局及び子局の設置場所に関して柔軟性を持たせることができる。すなわち、先に述べた通信システムでは、親局と全ての子局とは互いに通信路が確保された場所に設置されなければならないという制約があるが、上記の通信システムでは、親局は通信順序が最初及び最後の子局との通信路が確保されていれば良く、また、他の子局は前後の通信順序の子局との通信路が確保されていれば良いので、親局及び子局の設置場所に関して柔軟性を持たせることができる。
また、上述した通信システムにおいて、前記親局は、信号送信及び信号受信を無線で行うための送受信部を備え、前記子局は、信号受信を無線で行うための受信部及び信号送信を無線で行うための送信部を備え、前記子局通信制御部は、通信時以外は信号受信に必要な前記受信部のみ動作させて前記送信部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して通信に必要な前記送信部を動作させる、ことが好ましい。
このような構成を採用することにより、特に親局と子局とが無線通信を行う通信システムにおいて、通信手順の簡便化及び低消費電力化を図ることができる。
また、上述した通信システムにおいて、前記子局通信制御部は、非同期CPU(Central Processing Unit)から構成されていることが好ましい。
子局側で仮に同期CPUを用いた場合、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態中において、クロック信号に同期しつつ割込み信号(つまり起動要求信号)の入力の有無を常に監視する必要があるが、非同期CPUを用いた場合、動作タイミングの基準となるクロック信号が不要であり、同期CPUのような割込み信号の監視動作を行う必要がなく、低消費電力化に寄与することができる。
一方、本発明に係る子局は、被制御局として機能する子局であって、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させる子局通信制御部を備える、ことを特徴とする。
このような特徴を有する子局によれば、通信手順の簡便化及び低消費電力化を図ることができる。
また、上述した子局において、信号受信を無線で行うための受信部と、信号送信を無線で行うための送信部と、を備え、前記子局通信制御部は、通信時以外は信号受信に必要な前記受信部のみ動作させて前記送信部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して通信に必要な前記送信部を動作させる、ことが好ましい。
このような構成を採用することにより、特に子局が無線通信を行う場合に、通信手順の簡便化及び低消費電力化を図ることができる。
また、上述した子局において、前記子局通信制御部は、非同期CPU(Central Processing Unit)から構成されていることが好ましい。
これにより、子局における低消費電力化に寄与することができる。
さらに、本発明に係る通信方法は、制御局として機能する親局と被制御局として機能する1つ若しくは複数の子局との間で実施される通信方法であって、前記親局は、通信予定時刻が到来した子局に対して起動要求信号を送信し、前記子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、前記親局との通信を行う、ことを特徴とする。
このような特徴を有する通信方法によれば、通信手順の簡便化及び低消費電力化を図ることができる。
また、本発明に係る他の通信方法は、制御局として機能する親局と被制御局として機能する複数の子局との間で実施される通信方法であって、前記複数の子局の各々には、予め通信順序が割り当てられており、前記親局は、通信予定時刻が到来した前記通信順序が最初の子局に対して起動要求信号を送信し、前記通信順序が最初の子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前記親局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、次の通信順序の子局に対して起動要求信号を送信し、前記通信順序が最初及び最後以外の子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前の通信順序の子局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、次の通信順序の子局に対して起動要求信号を送信し、前記通信順序が最後の子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前の通信順序の子局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、前記親局との通信を行う、ことを特徴とする。
このような特徴を有する通信方法によれば、先に述べた通信方法の効果(通信手順の簡便化及び低消費電力化)に加えて、親局及び子局の設置場所に関して柔軟性を持たせることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係る通信システム(本実施形態では無線通信システムを例示する)の構成概略図である。図1に示すように、第1実施形態に係る通信システムは、制御局として機能する親局10と、被制御局として機能する子局20、30、40とから構成されている。子局20、30、40にはそれぞれ異なるチャネル周波数が割り当てられており、親局10は、子局20、30、40と無線通信を行う際、通信先の子局のチャネル周波数を選択的に使用することにより、通信先の子局との1対1の通信を行う。なお、図1では、説明の便宜上、3つの子局20、30、40を備えた通信システムを例示しているが、子局の数は少なくとも1つ以上であれば良い。
親局10は、親局通信制御部10a、記憶部10b、時刻タイマ(計時部)10c、送受信部10d及びアンテナ10eを備えている。親通信制御部10aは、非同期CPU(Central Processing Unit)から構成されており、記憶部10bに記憶されている親局制御プログラムを実行し、記憶部10bに記憶されている親局通信予定テーブルと、時刻タイマ10cによる計時結果と、送受信部10dを介して子局20、30、40から受信した受信信号とに基づいて親局10の全体動作を制御する。具体的には、親局通信予定テーブルとは、子局20、30、40のそれぞれに対する通信予定時刻が記載されたテーブルデータであり、親局通信制御部10aは、親局通信予定テーブル及び時刻タイマ10cによる計時結果を基に、通信予定時刻が到来した子局に対して起動要求信号を送受信部10dを介して送信する。
記憶部10bは、例えばフラッシュメモリであり、上記親通信制御部10aで実行される親局制御プログラムや親局通信予定テーブル、各子局20、30、40に割り当てられているチャネル周波数情報、その他の各種データを記憶している。時刻タイマ10cは、親局通信制御部10aの制御によって計時動作を行い、その計時結果を親局通信制御部10aに出力する。
送受信部10dは、親局通信制御部10aの制御の下、親局通信制御部10aから出力される起動要求信号の変調及びRF周波数帯(つまり通信先の子局に割り当てられたチャネル周波数)への周波数変換を行った後、RF信号に変換後の起動要求信号をアンテナ10eを介して子局20、30、40に送信する。また、この送受信部10dは、子局20、30、40からアンテナ10eを介して受信したRF信号のIF周波数帯への周波数変換及び復調を行って、受信したRF信号に含まれるデータを抽出し、受信データとして親局通信制御部10aに出力する。
子局20は、例えばセンサネットワーク端末であり、子局通信制御部20a、記憶部20b、送信部20c、送信アンテナ20d、受信部20e及び受信アンテナ20fを備えている。ここで、センサネットワーク端末とは、各種プロセス装置に設置されプロセス値を検出するセンサ(図示せず)の出力信号を取得し、親局10からの要請に応じてセンサの出力信号、つまりプロセスデータを親局10に送信するものである。
子局通信制御部20aは、非同期CPUから構成されており、記憶部20bに記憶されている子局制御プログラムを実行し、受信部20eを介して親局10から受信した起動要求信号に基づいて子局20の全体動作を制御する。具体的には、この子局通信制御部20aは、通信時以外は信号受信に必要な機能部(つまり受信部20e)のみ動作(電源オン)させてその他の機能部(つまり送信部20c)の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部(つまり送信部20c)を動作させ(電源オン)、センサの出力信号を取得してプロセスデータを親局10に送信する。
記憶部20bは、例えばフラッシュメモリであり、上記子局通信制御部20aで実行される子局制御プログラムや、自己に割り当てられているチャネル周波数情報、その他の各種データを記憶している。送信部20cは、子局通信制御部20aの制御の下、子局通信制御部20aから出力されるプロセスデータの変調及びRF周波数帯(つまり自己に割り当てられているチャネル周波数)への周波数変換を行った後、RF信号に変換後のプロセスデータを送信アンテナ20dを介して親局10に送信する。受信部20eは、子局通信制御部20aの制御の下、親局10から受信アンテナ20fを介して受信したRF信号のIF周波数帯への周波数変換及び復調を行って、受信したRF信号に含まれる起動要求信号を抽出して子局通信制御部20aに出力する。
なお、子局30は、子局20と同様の構成要素である、子局通信制御部30a、記憶部30b、送信部30c、送信アンテナ30d、受信部30e及び受信アンテナ30fを備え、子局40は、子局通信制御部40a、記憶部40b、送信部40c、送信アンテナ40d、受信部40e及び受信アンテナ40fを備えているが、図1では図示はせず、説明を省略する。
続いて、上記のように構成された第1実施形態に係る通信システムの動作について、図2のシーケンスチャートを参照して説明する。なお、初期状態において、親局10と子局20、30、40とは通信を行っておらず、子局20、30、40において、受信部20e、30e、40eのみ動作しており(電源オン)、子局通信制御部20a、30a、40aは、スリープ状態に移行しているものとする。また、親局10の親局通信制御部10aは、親局通信予定テーブルと時刻タイマ10cによる計時結果とを基に、子局20、30、40の通信予定時刻が到来したか否かを監視している。なお、以下では通信予定時刻が、子局20→子局30→子局40の順で到来するものと仮定して説明する。
まず、図2に示すように、親局10の親局通信制御部10aは、子局20の通信予定時刻の到来を検知すると(ステップS1)、送受信部10dを制御して起動要求信号を子局20に送信する(ステップS2)。具体的には、親通信制御部10aは、子局20に割り当てられているチャネル周波数(RF周波数帯)への周波数変換を行うように送受信部10dに指示し、送受信部10dは親局通信制御部10aから出力される起動要求信号の復調及び子局20に割り当てられているチャネル周波数への周波数変換を行い、RF信号に変換後の起動要求信号をアンテナ10eを介して子局20に送信する。
一方、子局20の受信部20eは、受信アンテナ20fを介してRF信号である起動要求信号を受信すると、IF周波数帯への周波数変換及び復調を行って、受信したRF信号に含まれる起動要求信号を抽出して子局通信制御部20aに出力する。つまり、子局20の子局通信制御部20aに起動要求信号が割込み信号として入力され、これにより、子局通信制御部20aはスリープ状態から復帰して送信部20cを動作(電源オン)させる(ステップS3)。そして、子局20の子局通信制御部20aは、自己の担当するセンサの出力信号をプロセスデータとして取得し(ステップS4)、プロセスデータを送信部20cを介して親局10に送信する(ステップS5)。プロセスデータの送信後、子局20の子局通信制御部20aは、親局10との通信を行う必要がなくなったため、信号受信に必要な受信部20eのみ動作(電源オン)させて送信部20cの電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する(ステップS6)。
次に、親局10の親局通信制御部10aは、子局30の通信予定時刻の到来を検知すると(ステップS7)、送受信部10dを制御して起動要求信号を子局30に送信する(ステップS8)。一方、子局30の受信部30eは、受信アンテナ30fを介してRF信号である起動要求信号を受信すると、IF周波数帯への周波数変換及び復調を行って、受信したRF信号に含まれる起動要求信号を抽出して子局通信制御部30aに出力する。つまり、子局30の子局通信制御部30aに起動要求信号が割込み信号として入力され、これにより、子局通信制御部30aはスリープ状態から復帰して送信部30cを動作させる(ステップS9)。そして、子局30の子局通信制御部30aは、自己の担当するセンサの出力信号をプロセスデータとして取得し(ステップS10)、プロセスデータを送信部30cを介して親局10に送信する(ステップS11)。プロセスデータの送信後、子局30の子局通信制御部20aは、信号受信に必要な受信部30eのみ動作させて送信部30cの電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する(ステップS12)。
次に、親局10の親局通信制御部10aは、子局40の通信予定時刻の到来を検知すると(ステップS13)、送受信部10dを制御して起動要求信号を子局40に送信する(ステップS14)。一方、子局40の受信部40eは、受信アンテナ40fを介してRF信号である起動要求信号を受信すると、IF周波数帯への周波数変換及び復調を行って、受信したRF信号に含まれる起動要求信号を抽出して子局通信制御部40aに出力する。つまり、子局40の子局通信制御部40aに起動要求信号が割込み信号として入力され、これにより、子局通信制御部40aはスリープ状態から復帰して送信部40cを動作させる(ステップS15)。そして、子局40の子局通信制御部40aは、自己の担当するセンサの出力信号をプロセスデータとして取得し(ステップS16)、プロセスデータを送信部40cを介して親局10に送信する(ステップS17)。プロセスデータの送信後、子局40の子局通信制御部40aは、信号受信に必要な受信部40eのみ動作させて送信部40cの電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する(ステップS18)。
以降は、通信予定時刻が到来する毎に、上記のような通信動作が繰り返される。
以上のように、第1実施形態に係る通信システムによると、従来のように、事前に親局10が通信予定情報を子局20、30、40に対して通知しておく必要がなく、通信手順を簡便にすることができる。また、子局側において、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切ってスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合にスリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させることにより、従来のようにタイマで通信予定時刻を監視する動作が必要なくなるため、低消費電力化を図ることができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態に係る通信システムについて説明する。図3は、第2実施形態に係る通信システムの構成概略図である。図3に示すように、第2実施形態に係る通信システムは、制御局として機能する親局10’と、被制御局として機能する子局20’、30’、40’とから構成されている。なお、図3において、図1と同様の構成要素には同一符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態において第1実施形態と異なる点は、まず、子局20’、30’、40’の各々には予め通信順序が割り当てられている点である。本実施形態では、子局20’(最初)→子局30’(2番目)→子局40’(最後)という通信順序が割り当てられているものとする。また、第2実施形態における親局10’の親局通信制御部10a’は、親局通信予定テーブル及びによる計時結果を基に、通信予定時刻が到来した通信順序が最初の子局20’に対して起動要求信号を送信する。つまり、第2実施形態では、親局通信予定テーブルには通信順序が最初の子局20’に対する通信予定時刻だけが記載されていれば良い。
また、子局20’、30’、40’の子局通信制御部20a’、子局通信制御部30a’、子局通信制御部30a’は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させる点では、第1実施形態と同様であるが、通信順序が最初の子局20’における子局通信制御部20a’は、親局10から起動要求信号を割込み信号として受信した場合、スリープ状態から復帰して2番目の通信順序の子局30’に対して起動要求信号及び自己の担当するセンサから取得したプロセスデータ(以下第1プロセスデータと称す)を送信し、子局30’における子局通信制御部30a’は、子局20’から起動要求信号を割込み信号として受信した場合、スリープ状態から復帰して最後の通信順序の子局40’に対して起動要求信号及び自己が担当するセンサから取得したプロセスデータ(以下第2プロセスデータと称す)と第1プロセスデータとを送信し、子局40’における子局通信制御部40a’は、子局30’から起動要求信号を割込み信号として受信した場合、スリープ状態から復帰して親局10に対して自己が担当するセンサから取得したプロセスデータ(以下第3プロセスデータと称する)と第1プロセスデータと第2プロセスデータとを親局10’に送信する。
つまり、通信順序が最初の子局20’における記憶部20bには、自己に割り当てられているチャネル周波数情報と2番目の通信順序の子局30’に割り当てられているチャネル周波数情報が記憶されている必要がある。また、2番目の通信順序の子局30’における記憶部30bには、自己に割り当てられているチャネル周波数情報と最後の通信順序の子局40’に割り当てられているチャネル周波数情報が記憶されている必要がある。なお、最後の通信順序の子局40’における記憶部40bには、第1実施形態と同様、自己に割り当てられているチャネル周波数情報が記憶されていれば良い。
続いて、上記のように構成された第2実施形態に係る通信システムの動作について、図4のシーケンスチャートを参照して説明する。なお、初期状態において、親局10’と子局20’、30’、40’とは通信を行っておらず、子局20’、30’、40’において、受信部20e’、30e’、40e’のみ動作しており(電源オン)、子局通信制御部20a’、30a’、40a’は、スリープ状態に移行しているものとする。また、親局10’の親局通信制御部10a’は、親局通信予定テーブルと時刻タイマ10cによる計時結果とを基に、子局20’の通信予定時刻が到来したか否かを監視している。
まず、図2に示すように、親局10’の親局通信制御部10a’は、子局20’の通信予定時刻の到来を検知すると(ステップS100)、送受信部10dを制御して起動要求信号を子局20’に送信する(ステップS101)。具体的には、親通信制御部10a’は、子局20’に割り当てられているチャネル周波数(RF周波数帯)への周波数変換を行うように送受信部10dに指示し、送受信部10dは親局通信制御部10a’から出力される起動要求信号の復調及び子局20’に割り当てられているチャネル周波数への周波数変換を行い、RF信号に変換後の起動要求信号をアンテナ10eを介して子局20’に送信する。
一方、子局20’の受信部20eは、受信アンテナ20fを介してRF信号である起動要求信号を受信すると、IF周波数帯への周波数変換及び復調を行って、受信したRF信号に含まれる起動要求信号を抽出して子局通信制御部20a’に出力する。つまり、子局20’の子局通信制御部20a’に起動要求信号が割込み信号として入力され、これにより、子局通信制御部20a’はスリープ状態から復帰して送信部20cを動作(電源オン)させる(ステップS102)。そして、子局20’の子局通信制御部20a’は、自己の担当するセンサから第1プロセスデータを取得し、この第1プロセスデータを記憶部10bに記憶する(ステップS103)。
そして、子局20’の子局通信制御部20a’は、送信部20cを制御して起動要求信号を子局30’に送信する(ステップS104)。具体的には、子局通信制御部20a’は、子局30’に割り当てられているチャネル周波数(RF周波数帯)への周波数変換を行うように送信部20cに指示し、送信部20cは子局通信制御部20a’から出力される起動要求信号の復調及び子局30’に割り当てられているチャネル周波数への周波数変換を行い、RF信号に変換後の起動要求信号を送信アンテナ20dを介して子局30’に送信する。
一方、子局30’の受信部30eは、受信アンテナ30fを介してRF信号である起動要求信号を受信すると、IF周波数帯への周波数変換及び復調を行って、受信したRF信号に含まれる起動要求信号を抽出して子局通信制御部30a’に出力する。つまり、子局30’の子局通信制御部30a’に起動要求信号が割込み信号として入力され、これにより、子局通信制御部30a’はスリープ状態から復帰して送信部30cを動作(電源オン)させる(ステップS105)。そして、子局30’の子局通信制御部30a’は、自己の担当するセンサから第2プロセスデータを取得し、この第2プロセスデータを記憶部30bに記憶する(ステップS106)。そして、子局30’の子局通信制御部30a’は、送信部30cを制御してプロセスデータ送信要求信号を子局20’に送信する(ステップS107)。
子局20’の子局通信制御部20a’は、受信部20eを介してプロセスデータ送信要求信号を受信すると、記憶部20bから第1プロセスデータを読み出し、送信部20cを制御して第1プロセスデータを子局30’に送信する(ステップS108)。子局30’の子局通信制御部30a’は、受信部30eを介して第1プロセスデータを受信すると、この第1プロセスデータを記憶部30bに記憶する。この時点で、子局30’の記憶部30bには第1プロセスデータ及び第2プロセスデータが記憶されている。
プロセスデータの送信後、子局20’の子局通信制御部20a’は、通信を行う必要がなくなったため、信号受信に必要な受信部20eのみ動作(電源オン)させて送信部20cの電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する(ステップS109)。
そして、子局30’の子局通信制御部30a’は、送信部30cを制御して起動要求信号を子局40’に送信する(ステップS110)。具体的には、子局通信制御部30a’は、子局40’に割り当てられているチャネル周波数(RF周波数帯)への周波数変換を行うように送信部30cに指示し、送信部30cは子局通信制御部30a’から出力される起動要求信号の復調及び子局40’に割り当てられているチャネル周波数への周波数変換を行い、RF信号に変換後の起動要求信号を送信アンテナ30dを介して子局40’に送信する。
一方、子局40’の受信部40eは、受信アンテナ40fを介してRF信号である起動要求信号を受信すると、IF周波数帯への周波数変換及び復調を行って、受信したRF信号に含まれる起動要求信号を抽出して子局通信制御部40a’に出力する。つまり、子局40’の子局通信制御部40a’に起動要求信号が割込み信号として入力され、これにより、子局通信制御部40a’はスリープ状態から復帰して送信部40cを動作(電源オン)させる(ステップS111)。そして、子局40’の子局通信制御部40a’は、自己の担当するセンサから第3プロセスデータを取得し、この第3プロセスデータを記憶部40bに記憶する(ステップS112)。そして、子局40’の子局通信制御部40a’は、送信部40cを制御してプロセスデータ送信要求信号を子局30’に送信する(ステップS113)。
子局30’の子局通信制御部30a’は、受信部30eを介してプロセスデータ送信要求信号を受信すると、記憶部30bから第1プロセスデータ及び第2プロセスデータを読み出し、送信部30cを制御して第1プロセスデータ及び第2プロセスデータを子局40’に送信する(ステップS114)。プロセスデータの送信後、子局30’の子局通信制御部30a’は、通信を行う必要がなくなったため、信号受信に必要な受信部30eのみ動作(電源オン)させて送信部30cの電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する(ステップS115)。
子局40’の子局通信制御部40a’は、受信部40eを介して第1プロセスデータ及び第2プロセスデータを受信すると、記憶部40bから第3プロセスデータを読み出し、送信部40cを制御して第1プロセスデータ、第2プロセスデータ及び第3プロセスデータを親局10’に送信する(ステップS116)。プロセスデータの送信後、子局40’の子局通信制御部40a’は、通信を行う必要がなくなったため、信号受信に必要な受信部40eのみ動作(電源オン)させて送信部40cの電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する(ステップS117)。
以降は、通信予定時刻が到来する毎に、上記のような通信動作が繰り返される。
以上のように、第2実施形態に係る通信システムによると、第1実施形態に係る通信システムと同様の効果(通信手順の簡便化及び低消費電力化)に加えて、親局10’及び子局20’、30’、40’の設置場所に関して柔軟性を持たせることができる。すなわち、第1実施形態に係る通信システムでは、親局10と全ての子局20、30、40とは互いに通信路が確保された場所に設置されなければならないという制約があるが、第2実施形態に係る通信システムでは、親局10’は通信順序が最初の子局20’及び最後の子局40’との通信路が確保されていれば良く、また、他の子局30’は前後の通信順序の子局20’、40’との通信路が確保されていれば良いので、親局及び子局の設置場所に関して柔軟性を持たせることができる。
なお、上記第1及び第2実施形態では、親局及び子局共に非同期CPUから構成される通信制御部を備える場合を想定して説明したが、親局側は非同期CPUではなく同期CPUを用いる構成としても良い。この理由は、子局側で同期CPUを用いた場合、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態中において、クロック信号に同期しつつ割込み信号(つまり起動要求信号)の入力の有無を常に監視する必要があるため、低消費電力化の観点から子局側では非同期CPUを用いることが望ましい(非同期CPUでは動作タイミングの基準となるクロック信号が不要であり、同期CPUのような割込み信号の監視動作を行う必要がない)が、親局側では割込み信号の待受け状態に移行する必要がないため、同期CPUを用いても良いからである。
また、上記第1及び第2実施形態では、無線通信システムを例示して説明したが、本発明はこれに限定されず、有線の通信システムに適用することも可能である。勿論、本発明はセンサネットワークに限定されず、他の通信システムに適用することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る通信システムの構成概略図である。 本発明の第1実施形態に係る通信システムの動作説明図である。 本発明の第2実施形態に係る通信システムの構成概略図である。 本発明の第2実施形態に係る通信システムの動作説明図である。
符号の説明
10、10’…親局、20、30、40、20’、30’、40’…子局、10a、10a’…親局通信制御部、10b…記憶部、10c…時刻タイマ、10d…送受信部、10e…アンテナ、20a、20a’…子局通信制御部、20b…記憶部、20c…送信部、20d…送信アンテナ、20e…受信部、20f…受信アンテナ

Claims (9)

  1. 制御局として機能する親局と被制御局として機能する1つ若しくは複数の子局とからなる通信システムであって、
    前記親局は、
    前記子局に対する通信予定時刻が記載された通信予定テーブルを記憶する記憶部と、
    計時動作を行う計時部と、
    前記通信予定テーブル及び前記計時部による計時結果を基に、通信予定時刻が到来した子局に対して起動要求信号を送信する親局通信制御部と、を備え、
    前記子局は、
    通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、前記親局との通信を行う子局通信制御部を備える、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 制御局として機能する親局と被制御局として機能する複数の子局とからなる通信システムであって、
    前記複数の子局の各々には、予め通信順序が割り当てられており、
    前記親局は、
    前記通信順序が最初の子局に対する通信予定時刻が記載された通信予定テーブルを記憶する記憶部と、
    計時動作を行う計時部と、
    前記通信予定テーブル及び前記計時部による計時結果を基に、通信予定時刻が到来した前記通信順序が最初の子局に対して起動要求信号を送信する親局通信制御部と、を備え、
    前記複数の子局の各々は、
    通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させる子局通信制御部を備え、
    前記通信順序が最初の子局における子局通信制御部は、前記親局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、次の通信順序の子局に対して起動要求信号を送信し、
    前記通信順序が最初及び最後以外の子局における子局通信制御部は、前の通信順序の子局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、次の通信順序の子局に対して起動要求信号を送信し、
    前記通信順序が最後の子局における子局通信制御部は、前の通信順序の子局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、前記親局との通信を行う、
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 前記親局は、信号送信及び信号受信を無線で行うための送受信部を備え、
    前記子局は、信号受信を無線で行うための受信部及び信号送信を無線で行うための送信部を備え、
    前記子局通信制御部は、通信時以外は信号受信に必要な前記受信部のみ動作させて前記送信部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して通信に必要な前記送信部を動作させる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記子局通信制御部は、非同期CPU(Central Processing Unit)から構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 被制御局として機能する子局であって、
    通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させる子局通信制御部を備える、
    ことを特徴とする子局。
  6. 信号受信を無線で行うための受信部と、
    信号送信を無線で行うための送信部と、を備え、
    前記子局通信制御部は、通信時以外は信号受信に必要な前記受信部のみ動作させて前記送信部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して通信に必要な前記送信部を動作させる、ことを特徴とする請求項5に記載の子局。
  7. 前記子局通信制御部は、非同期CPU(Central Processing Unit)から構成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の子局。
  8. 制御局として機能する親局と被制御局として機能する1つ若しくは複数の子局との間で実施される通信方法であって、
    前記親局は、通信予定時刻が到来した子局に対して起動要求信号を送信し、
    前記子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、前記親局との通信を行う、
    ことを特徴とする通信方法。
  9. 制御局として機能する親局と被制御局として機能する複数の子局との間で実施される通信方法であって、
    前記複数の子局の各々には、予め通信順序が割り当てられており、
    前記親局は、通信予定時刻が到来した前記通信順序が最初の子局に対して起動要求信号を送信し、
    前記通信順序が最初の子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前記親局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、次の通信順序の子局に対して起動要求信号を送信し、
    前記通信順序が最初及び最後以外の子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前の通信順序の子局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、次の通信順序の子局に対して起動要求信号を送信し、
    前記通信順序が最後の子局は、通信時以外は信号受信に必要な機能部のみ動作させてその他の機能部の電源を切り、割込み信号の待受け状態であるスリープ状態に移行する一方、前の通信順序の子局から前記起動要求信号を割込み信号として受信した場合、前記スリープ状態から復帰して少なくとも通信に必要な機能部を動作させ、前記親局との通信を行う、
    ことを特徴とする通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011029762A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 中継ノード装置及びセンサネットワークシステム
JP2014075766A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 航空機の通信制御装置、航空機、航空機の通信プログラム、及び航空機の通信方法

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