JP2016075191A - 油圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えばエンジンなどに装備される油圧制御装置において、可変容量型オイルポンプ1の制御油圧室TCへ制御油路80を介して油圧を供給し、ポンプ容量を変更する際の制御応答性を高めながら、そのオイル中への空気の混入を防止する。
【解決手段】制御油圧室TCから制御油路80を介してオイルパン110にオイルをドレンさせる第1のドレン孔102と、制御油圧室TCから制御油路80を介さずにオイルをドレンさせる第2のドレン孔104と、を互いに異なる高さに開口させて設ける。第1および第2のドレン孔102,104のうち相対的に高い位置にある第1のドレン孔102に、オイルの流出のみを許容するように逆止弁103を配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、可変容量型のオイルポンプを備えた油圧制御装置に関する。
従来より自動車のエンジンのオイルポンプとして、例えば特許文献1に開示されているように、互いに噛み合うインナロータ(ドライブロータ)およびアウタロータ(ドリブンロータ)の回転により、吸入ポートから吸い込んだオイルを吐出ポートから吐出する内接ギヤポンプが知られている。
このものでは、ハウジング内においてアウタロータを外周から回転自在に保持するように調整リングが設けられており、ハウジング内の加圧空間に供給される油圧を受けて調整リングが変位するようになっている。これにより、インナロータおよびアウタロータの吸入ポートおよび吐出ポートに対する相対的な位置が変化し、この位置の変化によって入力軸の1回転あたりの吐出量(いわゆる押しのけ容積)、即ちポンプ容量が変化する。
また、同文献の段落0072〜0078や図面の図8などに開示されているように、加圧空間に連通する加圧油路には電磁バルブが接続されており、この電磁バルブによって加圧空間の油圧を制御することで、ポンプ容量を変更する。すなわち、ポンプ容量を小さくするときには、電磁バルブを加圧位置に切り換えてオイルを加圧空間に送り込み、調整リングを加圧空間の容積が大きくなる向きに変位させる。
反対にポンプ容量を大きくするときには、電磁バルブをドレン位置に切り換えることによって加圧空間からオイルを排出し、この加圧空間の容積が小さくなる向きに調整リングを変位させる。このときに加圧空間から排出されるオイルは、加圧油路を電磁バルブまで還流した後に、そのドレンポートを介してオイルパンにドレンされる。
特開2013−100737号公報
しかしながら前記従来例の構造では、ポンプ容量を大きくするときに加圧空間から排出されるオイルが、加圧油路を還流した後に電磁バルブを経てドレンされるようになっているので、その流通抵抗が大きくなり易い。特に低温時のようにオイルの粘性が高いときには、流通抵抗がかなり大きくなってしまい、加圧空間から速やかにオイルを排出することが困難になる。こうなると、調整リングの動作が遅くなって、ポンプ容量の制御の応答性が低下することになる。
この点について、加圧空間のオイルを加圧油路を介さずにドレンさせる専用のドレン経路を設けることも考えられる。例えば、加圧空間を囲繞するポンプハウジングの壁部を貫通し、オイルパンに臨んで開口するようにドレン孔を設ければ、このドレン孔から流出するオイルは直接、オイルパンにドレンされるようになるので、その流通抵抗を大幅に低減することができる。
ところが、そのように加圧空間から直接、ドレンさせるドレン孔を設けると、加圧油路を介してドレンさせる従来までの経路と併せて、オイルポンプの加圧空間に連通するオイルのドレン経路が2つになる。こうなると、オイルポンプの停止中には、揚程差によって低い方のドレン孔からオイルがドレンされる一方、高い方のドレン孔からは空気が吸い込まれることになる。
つまり、オイルポンプの停止中に、その容量を制御するための制御油圧室(加圧空間)や制御油路(加圧油路)などに残るオイル中に空気が混入してしまい、オイルポンプが動作を開始した後に、その容量制御に応答遅れを生じるおそれがある。また、制御油圧室からオイルポンプの吸入側にリークするオイル中にも空気が混入することになり、こうして空気の混入したオイルがエンジンに供給される結果、エンジンの潤滑不良を招くおそれもある。
このような問題点に鑑みて本発明の目的は、可変容量型のオイルポンプを備えた油圧制御装置において、ポンプ容量の制御の応答性を高めながら、オイル中に空気が混入しないようにすることにある。
前記の目的を達成するために本発明では、可変容量型のオイルポンプの制御油圧室へ制御油路を介して油圧を供給し、ポンプ容量を変更するように構成された油圧制御装置を対象とする。
そして、前記制御油圧室から制御油路を介してオイルをドレンさせる第1のドレン孔と、前記制御油圧室から制御油路を介さずにオイルをドレンさせる第2のドレン孔と、を互いに異なる高さに開口するように設けるとともに、それら2つのドレン孔のうち相対的に高い位置のドレン孔に、オイルの流出のみを許容するように逆止弁を配設したものである。
前記のような油圧制御装置では、可変容量型のオイルポンプの制御油圧室へ制御油路を介してオイルを供給し、この制御油圧室の油圧に応じてポンプ容量が変更される。そして、制御油圧室の油圧を低下させるときには、当該制御油圧室から排出されるオイルが、制御油路を介して第1のドレン孔からドレンされるとともに、制御油路を介さずに第2のドレン孔からもドレンされるようになる。これにより、制御油圧室の油圧を速やかに低下させることができ、ポンプ容量の制御の応答性が高くなる。
また、前記第1および第2のドレン孔を互いに異なる高さに開口するように設けて、相対的に高い位置のドレン孔に逆止弁を配設することで、このドレン孔からの空気の吸い込みを抑制できる。よって、オイルポンプの停止中に高い位置に開口するドレン孔から空気が吸い込まれて、オイル中に混入することを防止でき、空気の混入に起因するポンプ容量制御の応答遅れやエンジンの潤滑不良を防止できる。
より具体的に前記第1のドレン孔は、従来までと同じく、制御油圧室へ供給する油圧を調圧する制御弁のドレンポートに連通するものとすればよい。一方、前記第2のドレン孔は、前記制御油圧室を囲繞する壁部を貫通して油溜まりに臨むように設けるのが好ましい。こうすれば、従来一般的な第1のドレン孔に加えて、例えばオイルポンプのハウジングの壁部を貫通するように第2のドレン孔を設ける、という簡単な構造となり、コストの低減に有利になる。
しかも、第2のドレン孔によって制御油圧室から油溜まりへ、最短の経路でオイルをドレンさせることになるので、ポンプ容量制御の応答性をさらに高くすることも可能になる。この点から好ましいのは前記第1のドレン孔を相対的に高い位置とし、ここに逆止弁を設けることである。こうすれば、第2のドレン孔には逆止弁を設けなくてよいので、流通抵抗を極小化することができる。
但し、設計上の都合から第2のドレン孔を第1のドレン孔よりも高い位置に設けなくてはならない場合もあるので、この場合は第1のドレン孔には逆止弁を設けず、相対的に高い位置にある第2のドレン孔に逆止弁を設けてもよい。なお、2つのドレン孔の高さの差は、例えば車両が傾いた状態で停車された場合にも、両者の高さ関係が逆転しない程度に設定すればよい。
前記オイルポンプとして具体的には、ギヤポンプ、ベーンポンプ、ピストンポンプなど種々の構造が考えられるが、例えば内接ギヤポンプであって、車両のエンジンからの駆動力が入力する入力軸と、前記入力軸により回転される外歯車のドライブロータと、これに噛み合って回転される内歯車のドリブンロータとを備えていてもよい。
この場合、オイルポンプは、前記ドリブンロータを外周から回転自在に保持する環状の保持部を有し、前記制御油圧室の油圧を受けて変位するように配設された容量調整部材をさらに備えて、この容量調整部材の変位に伴い前記ドライブロータおよびドリブンロータの吸入ポートおよび吐出ポートに対する相対的な位置が変化することによって、ポンプ容量が変更されるように構成すればよい。
このような構造の内接ギヤポンプにおいては、ポンプ容量を変化させる際に、回転しながらオイルを圧送するドリブンロータと、これを保持する容量調整部材とを変位させなくてはならず、大きな力が必要になることから、ポンプ容量制御の応答性が低下し易い。そこで、上述したように制御油圧室の油圧を速やかに低下させることができ、ポンプ容量制御の応答性が高くなる、という本発明の作用効果が特に有効なものとなる。
本発明に係る油圧制御装置によると、可変容量型のオイルポンプの制御油圧室へ制御油路を介して油圧を供給し、ポンプ容量を制御する場合に、その制御油圧室から制御油路を介さずにオイルをドレンさせる第2のドレン孔を設けたことで、ポンプ容量制御の応答性を向上できる。
そして、前記第2のドレン孔を、制御油路を介してオイルをドレンさせる第1のドレン孔とは異なる高さに開口させて、相対的に高い位置のドレン孔に逆止弁を配設することで、オイルポンプの停止中に高い位置のドレン孔から空気が吸い込まれることを抑制でき、オイル中への空気の混入に起因するポンプ容量制御の応答遅れやエンジンの潤滑不良を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る油圧制御装置の概略構成を示す図であって、オイルポンプのポンプ容量が最大の状態を示している。 同オイルポンプの容量が小さい状態を示す図1相当図である。 OCVの(a)供給位置と(b)排出位置とを示す説明図である。 オイルポンプの停止中にオイル中に空気が混入する場合について模式的に示す説明図である。 空気の混入を防止する本実施の形態に係る図4相当図である。 第2のドレン孔に逆止弁を配設した他の実施形態に係る図1相当図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、一例として自動車に搭載されるエンジンのオイル供給系統に、本発明に係る油圧制御装置を適用した場合について説明するが、これに限るものではない。本実施の形態の記載はあくまで例示に過ぎず、本発明の構成や用途などについても限定することを意図しない。
−オイルポンプ−
以下、まず、オイルポンプ1の構造について図1および図2を参照して説明する。これらの各図に示すようにオイルポンプ1は、入力軸2により回転される外歯車のドライブロータ3と、これに噛み合って回転される内歯車のドリブンロータ4と、を備えた内接ギヤポンプである。ドリブンロータ4の外周は調整リング5によって保持されており、この調整リング5は、後述するようにドライブロータ3およびドリブンロータ4を変位させて、ポンプ容量を変更する容量調整部材として機能する。
また、オイルポンプ1のハウジング10は一例として深皿状の鋳物であって、図1,2に示すようにエンジン前方から見ると、やや上下に長い概略矩形状となっている。このハウジング10の全周を取り囲むように周壁11が形成されていて、見方を変えると、この周壁11に囲まれてハウジング10の概ね全体に、エンジンの前方(図の手前側)に向かって開放する凹部12が形成されている。
この凹部12が、ハウジング10に前方から重ね合わされるカバー(図示せず)によって閉ざされて、前記のドライブロータ3、ドリブンロータ4、調整リング5などを収容する収容凹部となる(以下、収容凹部12)。この収容凹部12の底部には、その中央付近から図1,2において少し上寄りの部位に円形断面の貫通孔(図には示さず)が形成され、ここに入力軸2が挿通されている。
図示しないが、入力軸2の一端部にはポンプスプロケットが取り付けられて、チェーンにより駆動されるようになっている。一方、この入力軸2の他端部には例えばスプライン(図示せず)によって前記ドライブロータ3が取り付けられている。このドライブロータ3には、外周にトロコイド曲線またはトロコイド曲線に近似した曲線(例えばインボリュート、サイクロイドなど)を有する外歯3aが複数(図の例では11個)、形成されている。
一方、ドリブンロータ4はリング状に形成され、その内周には前記ドライブロータ3の外歯3aと噛み合うような複数の内歯4aが形成されている。この内歯4aの歯数は、ドライブロータ3の外歯3aの歯数よりも1つ多く(図の例では12)なっている。また、ドリブンロータ4の中心はドライブロータ3の中心に対して所定量、偏心しており、その偏心している側(図1の右上側)においてドライブロータ3の外歯3aとドリブンロータ4の内歯4aとが噛み合っている。
ドリブンロータ4の外周は、調整リング5のリング状の本体部50(保持部)によって摺動可能に保持されており、こうして保持されたドライブロータ3およびドリブンロータ4によって、本実施の形態では11葉12節のトロコイドポンプが構成されている。すなわち、図1,2に表れているように2つのロータ3,4の間の環状の空間には、円周方向に並んで複数の作動室Rが形成されており、これらの作動室Rが、2つのロータ3,4の回転に連れて円周方向に移動しながら、その容積が増減するようになる。
より詳しくは、2つのロータ3,4の歯が互いに噛み合う位置(図1では右上の位置)から、図1に矢印で示すロータ回転方向(図中の時計回りの方向)に約180度に亘る範囲(図1では右側の範囲)において、2つのロータ3,4の回転に連れて徐々に作動室Rの容積が増大してゆく。一方、残りの約180度に亘る範囲(図1では左側の範囲)では、ロータ3,4の回転に連れて徐々に作動室Rの容積が減少してゆく。
そのように2つのロータ3,4の間で徐々に作動室Rの容積が増大してゆく範囲が、吸入ポート13からオイルを吸入する吸入範囲となり、反対に徐々に作動室Rの容積が減少してゆく範囲が、オイルを加圧しながら吐出ポート14へ送り出す吐出範囲となる。すなわち、図1,2に破線で示すように、ハウジング10の収容凹部12の底面には、前記の吸入範囲に対応して吸入ポート13が形成され、また、吐出範囲に対応して吐出ポート14が形成されている。
前記吸入ポート13は、その下流側が収容凹部12の底部に溝状に形成されているとともに、この収容凹部12の底面の開口部13aからハウジング10の内部の通路に連通し、オイルストレーナ15に繋がる配管16(図中では模式的に太線で示す)に接続されている。一方、吐出ポート14は、前記のように吐出範囲に対応して収容凹部12の底部に開口し、図示はしないが、ハウジング10の内部の通路を介してオイルポンプ1の吐出口から吐出油路17(図中では模式的に太線で示す)に連通している。
このように構成されたオイルポンプ1は、エンジンのクランクケース100から下方のオイルパン110にかけて配設されており、図示はしないが、クランクシャフトの駆動力がチェーン(ベルトでもよい)を介してポンプスプロケット(プーリでもよい)に伝えられ、入力軸2が回転されるようになっている。これにより、ドライブロータ3およびドリブンロータ4が互いに噛み合いながら回転し、それらの間に形成される作動室Rに吸入ポート13からオイルを吸い込んで、吐出ポート14から吐出する。
なお、前述したように吸入ポート13および吐出ポート14をハウジング10に形成する代わりに、ハウジング10に重ね合わされるカバーに形成してもよいし、吸入ポート13および吐出ポート14のいずれか一方をハウジング10に形成し、他方をカバーに形成してもよい。また、吸入ポート13および吐出ポート14を、ハウジング10およびカバーの両方に形成してもよい。
−容量可変機構−
本実施の形態のオイルポンプ1は、前記のようにドライブロータ3の1回転毎に吐出されるオイルの量、即ちポンプ容量を変更するための容量可変機構を備えている。この容量可変機構は、ハウジング10の収容凹部12内に形成される制御油圧室TCの油圧によって調整リング5を変位させるものである。この調整リング5の変位によって、ドライブロータ3およびドリブンロータ4の吸入ポート13および吐出ポート14に対する相対的な位置が変化し、ポンプ容量が変更される。
詳しくは前記調整リング5は、前記のようにドリブンロータ4を保持するリング状の本体部50と、この本体部50の外周からそれぞれ外方に張り出す第1および第2の張出部51,52と、この第1の張出部51の外周からさらに外方に延びるアーム部53とが一体に形成されたものである。そして、アーム部53に作用するコイルバネ6の押圧力によって調整リング5は、入力軸2の周りを図1の時計回りに回動(変位)するように付勢されている。
そのように調整リング5が変位する方向は、ハウジング10の収容凹部12の底面に突設されたガイドピン18,18によって規制されている。すなわち、調整リング5の二つの張出部51,52には、図示のように断面が長穴状のガイド孔54,55が形成されており、その内部にそれぞれ前記ガイドピン18が摺動可能に挿入されている。これにより、調整リング5の変位がガイド孔54,55の延びる方向、即ちガイド孔54,55の断面の長手方向に規制される。
また、前記調整リング5のアーム部53は、ハウジング10の収容凹部12内に並んで形成される制御油圧室TCと低油圧室TLとの間を仕切っている。このアーム部53の外周には第1のシール材56が配設されて、対向するハウジング10の周壁11と摺接しながら、前記調整リング5の変位に伴い移動するようになっている。この第1のシール材56によって、制御油圧室TCと低油圧室TLとの間のオイルの流通が制限されている。
前記低油圧室TLは、図1においては収容凹部12内の下部から調整リング5の右側を迂回してその上部に亘り、当該調整リング5の外周とハウジング10の周壁11とによって囲まれる領域に形成されている。この低油圧室TLには吸入ポート13の開口部13aが臨んでおり、ドライブロータ3およびドリブンロータ4の回転によるオイルの吸い込み圧を受けて、大気圧よりも低い状態(負圧)になる。
一方、制御油圧室TCは、調整リング5の外周とハウジング10の周壁11とによって囲まれ、かつ、その調整リング5の外周に設けられた第2のシール材58と、前記第1のシール材56とによってオイルの流れが制限される領域に形成されている。すなわち、調整リング5の外周には、図1において左上に突出するように突起部57が形成され、この突起部57に配設された前記第2のシール材58が、調整リング5の変位に伴い、ハウジング10の周壁11と摺接しながら移動するようになっている。
なお、前記第1および第2のシール材56,58は、いずれも調整リング5の厚み(図1,2の紙面に直交する方向の寸法)と同程度の長さを有し、耐摩耗性に優れた樹脂材などによって形成されている。
そして、前記の制御油圧室TCに臨んで収容凹部12の底面には制御油圧の供給口19が開口し、図中では模式的に太線で示す制御油路80を介してオイルコントロールバルブ8(Oil Control Vale:以下、OCV8)から油圧を供給するようになっている。この制御油圧によってアーム部53には、調整リング5を図1,2の反時計回りに回動させるような押圧力が作用し、この押圧力とコイルバネ6の押圧力(付勢力)とがバランスするように、調整リング5の位置が決まることになる。
そのような制御油圧の調整によって調整リング5を変位させ、オイルポンプ1の容量を変更することができる。すなわち、制御油圧が小さいときに調整リング5は、コイルバネ6の押圧力によって、図1に示す最大ポンプ容量位置に向かって付勢されている。そして、制御油圧が大きくなると、これを受けた調整リング5がコイルバネ6の押圧力に抗して図1,2の反時計回りに回動(変位)し、一例を図2に示すようにポンプ容量が小さくなってゆく。
−OCV−
本実施の形態では、前記のように制御油路80を介して制御油圧室TCに供給する制御油圧の調圧のために、電磁バルブからなるOCV8を用いている。図1,2の他、図3にも示すようにOCV8は、電磁ソレノイド81によってプランジャ82を吸引し、ロッド83を介してスプール84を駆動するように構成されている。OCV8は、前記の制御油路80が接続された制御ポート8aと、オイルポンプ1の吐出油路17から分岐する供給油路85の接続された供給ポート8bと、オイルを排出するためのドレンポート8cとを備えている。
そして、OCV8においては、図示しないエンジンのECU(Electronic Control Unit)から電磁ソレノイド81に印加される電流に応じて、スプール84が動作するようになっている。これによりOCV8は、供給ポート8bに供給されるオイルを制御ポート8aから送り出す供給位置(図3(a)に示す)と、制御ポート8aに還流してきたオイルをドレンポート8cから排出する排出位置(図3(b)に示す)と、に切り換えられる。
すなわち、電磁ソレノイド81がオンになるとその電磁力によってプランジャ82が吸引され、図3(a)に示すようにスプール84が供給位置に移動して、OCV8の制御ポート8aと供給ポート8bとが連通される。これにより、図には矢印で示すようにオイルが供給ポート8bから制御ポート8aに流れ、制御油路80へ送り出されて制御油圧室TCへ供給されるようになる。
一方、電磁ソレノイド81がオフのときにはプランジャ82は吸引されず、図3(b)に示すように、コイルバネ86の押圧力によってスプール84が排出位置(図の上端位置)に付勢されるので、制御ポート8aとドレンポート8cとが連通される。これにより、図には矢印で示すようにオイルが制御ポート8aからドレンポート8cに流れるようになるので、制御油路80を介して制御油圧室TCからオイルが排出される。
このようにOCV8によって制御油圧室TCへオイルを供給または排出し、制御油圧を調圧することによって、前記のように調整リング5を位置決めし、オイルポンプ1の容量を制御することができる。例えば、OCV8を供給位置として制御油圧を増大させれば、オイルポンプ1の制御油圧室TCの油圧力によって調整リング5が図1,2の反時計回りに回動(変位)し、ポンプ容量が小さくなる。
また、OCV8を供給位置から排出位置に切り換えて、前述の如く制御油圧室TCからオイルを排出させれば、調整リング5は図1,2の時計回りに回動し、ポンプ容量が大きくなる。このとき、制御油圧室TCから排出されたオイルは、制御油路80を制御ポート8aまで還流してきて、前記のように制御ポート8aからドレンポート8cまで流通し、このドレンポート8cから排出される。
−制御油圧室からのドレン経路−
本実施の形態においてOCV8は、エンジンのクランクケース100に設けられたOCV収容孔101に嵌挿されており、ドレンポート8cは、OCV収容孔101の底部に開口するドレン孔102と連通している。このドレン孔102の下端は、オイルパン110に臨むようにクランクケース100の下面に開口しており、OCV8のドレンポート8cから排出されたオイルは、ドレン孔102から下方のオイルパン110に向かって落下する(ドレン)。
つまり、本実施の形態では前記のドレン孔102が、「制御油圧室TCから制御油路80を介してオイルをドレンさせる第1のドレン孔102」であり、この第1のドレン孔102には、詳しくは後述するが、オイルの流出を許容し、かつ流入を規制するように逆止弁103が配設されている。
ところで、そのように制御油圧室TCから排出されるオイルを、制御油路80を介して第1のドレン孔102からドレンする経路においては、オイルの流通抵抗が大きくなり易い。特に、エンジンの冷間始動後のような低温時にはオイルの粘性が高くなるので、流通抵抗がかなり大きくなってしまい、制御油圧室TCから速やかにオイルを排出することが困難になる。つまり、ポンプ容量制御の応答性が低くなってしまう懸念があった。
これに対し本実施の形態では、前記の図1,2に表れているように、制御油圧室TCから直接、オイルをドレンさせる第2のドレン孔104を設けている。本実施の形態では第2のドレン孔104は、制御油圧室TCに臨むようにその周壁11(壁部)の内面に開口する一方、この周壁11を貫通して、オイルパン110に臨むようにその外面に開口している。言い換えると第2のドレン孔104は、制御油圧室TCからオイルパン110へ最短の経路でオイルをドレンさせるように設けられている。
このような第2のドレン孔104を設けたことで、制御油圧室TCの容積が小さくなる向きに調整リング5を回動させるときに、この制御油圧室TCから速やかにオイルを排出することができ、ポンプ容量を応答性よく増大させることができる。一方、制御油圧室TCの容積が大きくなる向きに調整リング5を回動させるときには、制御油路80を介してOCV8から供給されるオイルの一部が第2のドレン孔104からドレンされる分、制御の応答性は低下することになる。
すなわち、第2のドレン孔104の断面積が大きいほど、ポンプ容量を増大させる制御の応答性が高くなる一方で、ポンプ容量を減少させる制御の応答性は低下してしまうので、この点も勘案して本実施の形態では、第2のドレン孔104の大きさを実験・シミュレーション等によって適合している。一例として第2のドレン孔104の直径は、約1〜3mmくらいに設定すればよい。
上述したように本実施の形態においては、制御油圧室TCから制御油路80やOCV8を介してオイルをドレンさせる第1のドレン孔102の他に、制御油圧室TCから直接、オイルをドレンさせる第2のドレン孔104を設けている。ここで、図3(a)を参照して上述したように、OCV8は、電磁ソレノイド81がオフになると排出位置になって、制御ポート8aとドレンポート8cとが連通された状態になる。
このため、図4に模式的に示すように、制御油圧室TCには、オイルのドレンする経路が2つ連通することなり、図には黒矢印で示すように、揚程差によって低い方の第2のドレン孔104からオイルがドレンされる一方、図には白矢印で示すように、高い方の第1のドレン孔102からは空気が吸い込まれることになる。つまり、オイルポンプ1の停止中にOCV8や制御油路80などに残るオイル中に空気が混入してしまう。
このため、オイルポンプ1が動作を開始した後に、OCV8から制御油路80を介して制御油圧室TCにオイルを供給する際に、混入している気泡が潰れるなどの理由によって、ポンプ容量制御に応答遅れを生じるおそれがあった。また、そうして気泡の混入したオイルが制御油圧室TCから低油圧室TLにリークする結果、オイルポンプ1から吐出されるオイルにも気泡が混入することになり、エンジンの潤滑不良を招くおそれがあった。
かかる点を考慮して本実施の形態では、第1および第2の2つのドレン孔102,104のうち、高い位置に開口している方(この例では第1のドレン孔102)に逆止弁103を配設している。この逆止弁103は、図5に模式的に示すように通常は閉じられていて、第1のドレン孔102の内部からオイルの圧力を受けて開放され、その流出を許容する一方、第1のドレン孔102へのオイルの流入は規制するように配設されている。
このように第1のドレン孔102に逆止弁103が配設されているため、オイルポンプ1の停止中に第2のドレン孔104からのオイルのドレンが抑制され、第1のドレン孔102からの空気の吸い込みも殆どなくなる。よって、OCV8や制御油路80に残るオイル中への空気の混入が実質的に阻止され、前記のようにポンプ容量制御に応答遅れを生じたり、エンジンの潤滑不良を招いたりする心配がなくなる。
なお、前記第1および第2のドレン孔102,104の高さ位置は、傾斜した路面において自動車が傾いた状態で停車していても、第1のドレン孔102が相対的に高い位置に開口するように設定している。
以上、説明したように本実施の形態に係る油圧制御装置によると、可変容量型のオイルポンプ1の制御油圧室TCから制御油路80を介してオイルをドレンさせる第1のドレン孔102の他に、制御油圧室TCから直接、オイルをドレンさせる第2のドレン孔104を設けたので、制御油圧室TCからオイルを排出させるときには、オイルが制御油路80を介して第1のドレン孔102からドレンされるとともに、第2のドレン孔104から直接、オイルパン110にドレンされるようになる。
よって、制御油圧室TCの油圧を速やかに低下させることができ、ポンプ容量制御の応答性が高くなる。しかも、本実施の形態では第2のドレン孔104を、オイルポンプ1のハウジング10の周壁11を貫通するように設けて、制御油圧室TCからオイルパン110へ最短の経路でオイルをドレンさせるようにしているので、ポンプ容量制御の応答性を高くする上で有利になる。
また、従来一般的に設けられている第1のドレン孔102の他には、オイルポンプ1のハウジング10に前記第2のドレン孔104を設ける、という簡単な構造なので、コストの増大も抑制できる。
さらに、自動車が傾くことも考慮して、第1および第2のドレン孔102,104を互いに所定以上、異なる高さに開口させ、相対的に高い位置に開口する第1のドレン孔102に逆止弁103を配設することで、オイルポンプ1の停止中にオイル中に空気が混入しないようにすることができ、空気の混入に起因するポンプ容量制御の応答遅れやエンジンの潤滑不良を未然に防止することができる。
−他の実施形態−
以上、説明した実施形態は、自動車用のエンジンのオイルポンプ1に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず本発明は、自動車以外に搭載されるエンジンのオイルポンプとしても適用可能である。勿論、エンジンの気筒数や形式(V型や水平対向型等)には何ら限定されず、また、燃料の種類(ガソリン、軽油、ガス等)にも限定されない。さらに、本発明はトランスミッションのオイルポンプとしても適用可能である。
また、前記実施の形態では、第1のドレン孔102を相対的に高い位置に開口させて、ここに逆止弁103を配設する場合について説明したが、これにも限定されない。例えば図6に示すように、エンジンの設計上の都合からOCV8を比較的低い位置に配置しなくてはならず、第2のドレン孔104の方が第1のドレン孔102よりも高い位置に開口する場合、相対的に高い位置の第2のドレン孔104に逆止弁103を配設してもよい。
さらに、第1および第2のドレン孔102,104を設ける位置についても前記実施の形態には限定されない。例えば第2のドレン孔104は、ハウジング10の周壁11を貫通するのではなく、ハウジング10の収容凹部12の底部を貫通するように設けてもよいし、或いはハウジング10に重ね合わされるカバーを貫通するように設けてもよい。
さらにまた、前記の実施形態に記載したオイルポンプ1の全体的な構造も例示に過ぎない。例えば調整リング5を付勢するためにコイルバネ6を用いる代わりに、板バネなど種々の弾性部材を用いることができる。また、オイルポンプも内接式ギヤポンプに限らず、例えばベーンポンプやピストンポンプ等、種々の可変容量型オイルポンプを用いることができる。
本発明は、可変容量型のオイルポンプの容量制御の応答性を高めながら、オイルポンプの停止中にオイル中に空気が混入することを防止でき、自動車のエンジンやトランスミッションに適用して効果が高い。
1 オイルポンプ
2 入力軸
3 ドライブロータ
4 ドリブンロータ
5 調整リング(容量調整部材)
8 OCV(制御弁)
8c ドレンポート
10 ハウジング
11 ハウジングの周壁(制御油圧室を囲繞する壁部)
13 吸入ポート
14 吐出ポート
80 制御油路
102 第1のドレン孔
103 逆止弁
104 第2のドレン孔
110 オイルパン(油溜まり)
TC 制御油圧室

Claims (5)

  1. 可変容量型のオイルポンプの制御油圧室へ制御油路を介して油圧を供給し、ポンプ容量を変更するように構成された油圧制御装置であって、
    前記制御油圧室から制御油路を介してオイルをドレンさせる第1のドレン孔と、前記制御油圧室から制御油路を介さずにオイルをドレンさせる第2のドレン孔と、が互いに異なる高さに開口して設けられており、
    前記第1および第2のドレン孔のうち相対的に高い位置のドレン孔に、オイルの流出のみを許容するように逆止弁が配設されていることを特徴とする油圧制御装置。
  2. 請求項1に記載の油圧制御装置において、
    前記第1のドレン孔は、前記制御油圧室へ供給する油圧を調圧する制御弁のドレンポートに連通しており、
    前記第2のドレン孔は、前記制御油圧室を囲繞する壁部を貫通して油溜まりに臨んでいる、油圧制御装置。
  3. 請求項2に記載の油圧制御装置において、
    前記第1のドレン孔が相対的に高い位置にあって、この第1のドレン孔に前記逆止弁が設けられている、油圧制御装置。
  4. 請求項2に記載の油圧制御装置において、
    前記第2のドレン孔が相対的に高い位置にあって、この第2のドレン孔に前記逆止弁が設けられている、油圧制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の油圧制御装置において、
    前記オイルポンプは、
    車両のエンジンからの駆動力が入力する入力軸と、
    前記入力軸により回転される外歯車のドライブロータと、これに噛み合って回転される内歯車のドリブンロータと、
    前記ドリブンロータを外周から回転自在に保持する環状の保持部を有し、前記制御油圧室の油圧を受けて変位するように配設された容量調整部材と、を備えており、
    前記容量調整部材の変位に伴い前記ドライブロータおよびドリブンロータの吸入ポートおよび吐出ポートに対する相対的な位置が変化することによって、ポンプ容量が変更されるように構成されている、油圧制御装置。
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