JP2016156286A - 可変容量型オイルポンプ - Google Patents

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Katsuaki Takahashi
克明 高橋
壽 小野
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壽 小野
裕基 西田
Yuki Nishida
裕基 西田
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Abstract

【課題】ハウジング10内に形成された制御油圧室TCの油圧を受けて、調整リング5が変位することにより、ポンプ容量が変更される可変容量型オイルポンプ1において、制御油圧の上昇による制御油圧室TCからのオイルのリーク量の増大を抑制し、エネルギーのロスを軽減する。
【解決手段】制御油圧室TCにオイルを供給するオイル供給通路(例えば制御油路80)と、制御油圧室TCからオイルをリークさせるオイルリーク通路(例えばリーク油路59)とを備える。調整リング5の変位に応じてオイルリーク通路の断面積が変化し、制御油圧室TCの油圧が相対的に高い場合には、相対的に低い場合に比べて断面積が小さくなるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は可変容量型のオイルポンプに関し、特にポンプ容量の制御性を高めるために、制御油圧室からオイルをリークさせる通路を設けたものに関する。
従来よりエンジンなどのオイルポンプとして、例えば特許文献1に開示されているように、入力軸により回転されるインナロータと、これに噛み合って回転されるアウタロータと、を備えた内接式のギヤポンプが用いられている。前記のアウタロータはインナロータに対して偏心しており、これら2つのロータの回転に連れて、両ロータ間に形成される作動室の容積が徐々に増減することによって、吸入ポートから吸い込んだオイルを吐出ポートから吐出するようになっている。
また、前記アウタロータを外周から回転自在に保持するように調整リングが設けられており、ハウジング内の高圧空間や制御空間(制御油圧室)に供給される油圧を受けて、入力軸の周りに回動(変位)するようになっている。これによりインナロータおよびアウタロータも変位し、吸入ポートおよび吐出ポートに対する相対的な位置が変化することによって、入力軸の1回転あたりの吐出量、即ちポンプ容量が変化する。
特開2014−139420号公報
ところで、従来例のオイルポンプでは、制御空間にオイルを供給する制御油路(オイル供給通路)とは別に、当該制御空間からオイルをリークさせるオイル逃がし穴(オイルリーク通路)を設けている。一例としてオイル逃がし穴は、ハウジングの壁部を貫通しており、制御空間からオイルの一部を外部に逃がして、オイルパンに戻すようになっている。
しかしながら、前記のように制御空間に供給されるオイルは、オイルポンプの吐出油路から分岐する供給油路を介してOCVに供給され、このOCVから制御油路を介して制御空間に供給されるものである。よって、前記のようにオイル逃がし穴から常時、オイルをリークさせるとエネルギーのロスが発生し、特に、制御油圧の高いときにはオイルのリーク量が多くなるので、エネルギーロスが大きくなってしまう。
このような不具合に着目して本発明の目的は、可変容量型のオイルポンプにおいて、制御油圧の上昇に伴う制御油圧室からのオイルのリーク量の増大を抑制して、エネルギーのロスを軽減することにある。
前記の目的を達成するために本発明の可変容量型オイルポンプは、互いに噛み合って回転するインナロータおよびアウタロータと、このアウタロータを外周から回転自在に保持する調整リングとを備えており、この調整リングが、ポンプハウジング内に形成された制御油圧室の油圧を受けて変位することにより、ポンプ容量が変更されるように構成されたものを前提とする。
そして、前記制御油圧室にオイルを供給するオイル供給通路と、当該制御油圧室からオイルをリークさせるオイルリーク通路と、を備えており、前記調整リングの変位に応じて前記オイルリーク通路の断面積が変化し、前記制御油圧室の油圧が相対的に高い場合には、相対的に低い場合に比べて断面積が小さくなるように構成したものである。
かかる構成のオイルポンプでは、ハウジング内に形成された制御油圧室の油圧を受けて調整リングが変位することにより、ポンプ容量(即ち、入力軸の1回転あたりの吐出量)が変化するようになる。例えば、オイル供給通路から制御油圧室へ供給されるオイルの圧力(制御油圧)が高くなれば、このオイルの供給によって制御油圧室の容積が増大するように、調整リングが変位する。
この際、制御油圧室からはオイルリーク通路を介してオイルの一部がリークされることになり、エネルギーロスが発生するが、前記調整リングの変位に応じてオイルリーク通路の断面積が変化し、制御油圧室の油圧(制御油圧)が相対的に高いときには、断面積が相対的に小さくなることによって、オイルリーク量の増大が抑制される。つまり、制御油圧の上昇に伴うオイルリーク量の増大を抑制し、従来よりもエネルギーロスを軽減できる。
前記オイルリーク通路として好ましいのは、ポンプハウジング内において吸入側に連通する低油圧室を形成し、この低油圧室を前記制御油圧室に連通させるように、前記オイルリーク通路を設けることである。こうすると、オイルリーク通路によって制御油圧室からリークされたオイルが、低油圧室を介して速やかにオイルポンプに吸入されるようになるので、リークされたオイルが一旦、オイルパンに戻された後に、オイルストレーナを介してオイルポンプに吸入される従来例と比べて、さらにエネルギーロスを軽減できる。
より具体的に、前記制御油圧室および低油圧室を仕切るよう、前記調整リングの外周に仕切壁部が突設されている場合に、前記調整リングの変位に伴い仕切壁部が摺動するポンプハウジングの壁面において開口するように、溝部を設けて前記オイルリーク通路としてもよい。この溝部は、前記仕切壁部の摺動する方向に延びていて、両端部がそれぞれ、前記制御油圧室および低油圧室に臨んでいる。
こうすれば、ポンプハウジングの壁面に溝部を設けるという簡単な構造で、オイルリーク通路を構成することができる。そして、その溝部の断面積を変化させておけば、調整リングの変位に伴う仕切壁部の移動に応じて、この仕切壁部と溝部との間に形成されるオイルリーク通路の断面積が変化するようになる。よって、制御油圧室の油圧が相対的に高い場合に低い場合に比べて、オイルリーク通路の断面積が小さくなるように構成できる。
一例として前記溝部の深さを、制御油圧室に臨む一端部から、低油圧室に臨む他端部に向かって、徐々に浅くなるように形成してもよいし、当該溝部の開口幅を前記一端部から他端部に向かって、徐々に狭くなるように形成してもよい。こうすれば、前記仕切壁部が、溝部の開口を幅方向に跨いだ状態でその一端側から他端側に向かって移動することにより、オイルリーク通路の断面積が徐々に小さくなるように構成できる。
また、そうしてオイルリーク通路の断面積が徐々に変化するようになっているので、制御油圧室からのオイルのリーク量が急変することがない。よって、制御油圧室へのオイルの供給量を変更して、調整リングを変位させるポンプ容量の制御性に、オイルのリーク量の変化が悪い影響を及ぼす心配がない。つまり、ポンプ容量の制御性の向上に関しても好ましい。
本発明に係る可変容量型のオイルポンプによると、ポンプ容量を変化させるための調整リングの変位に応じて、オイルリーク通路の断面積が変化し、制御油圧室の油圧が相対的に高い場合には、相対的に低い場合に比べて断面積が小さくなるようにしたので、制御油圧の上昇に伴うオイルリーク量の増大を抑制することができ、従来までと比べてエネルギーのロスを軽減できる。
本発明の実施形態に係る可変容量型オイルポンプの概略構成を示す図であって、オイルポンプの容量が最大の状態を示している。 同オイルポンプの容量が最小の状態を示す図1相当図である。 ハウジング、調整リングおよびドリブンロータを示す分解斜視図である。 OCV電流値と制御油圧との関係の一例を示すグラフ図である。 調整リングの変位に応じて、オイルリーク通路の断面積が変化する様子を模式的に示す説明図であり、(a)は最大ポンプ容量の位置にあるときを、(b)は最小ポンプ容量の位置にあるときを、それぞれ示す。 制御油圧の上昇に伴いオイルリーク量が増大する様子を調べた実験結果のグラフ図である。 溝部の開口幅を変化させるようにした他の実施形態に係る図1相当図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、一例として自動車に搭載されるエンジンのオイルポンプとして、本発明に係る可変容量型オイルポンプを適用した場合について説明するが、これに限るものではない。本実施形態の記載はあくまで例示に過ぎず、本発明の構成や用途などについても限定することを意図しない。
−オイルポンプの全体的な構造−
以下、まず、オイルポンプ1の全体的な構造について図1および図2を参照して説明する。これらの各図に示すようにオイルポンプ1は、入力軸2により回転される外歯車のドライブロータ3(インナロータ)と、これに噛み合って回転される内歯車のドリブンロータ4(アウタロータ)と、を備えた内接ギヤポンプである。ドリブンロータ4の外周は調整リング5によって保持されており、この調整リング5は、後述するようにドライブロータ3およびドリブンロータ4を変位させて、ポンプ容量を調整するという機能を有する。
また、オイルポンプ1のハウジング10は一例として深皿状の鋳物であって、図1,2に示すようにエンジン前方から見ると、やや上下に長い概略矩形状となっている。後述する図3にも表れているが、このハウジング10の全周を取り囲むように周壁11が形成されていて、見方を変えると、この周壁11に囲まれてハウジング10の概ね全体に、エンジンの前方(図1,2の手前側)に向かって開放する凹部12が形成されている。
この凹部12が、ハウジング10に前方から重ね合わされるカバー(図示せず)によって閉ざされて、前記のドライブロータ3、ドリブンロータ4、調整リング5などを収容する収容凹部となる(以下、収容凹部12)。収容凹部12の底面12aには、その中央から一側寄り(図1,2において上寄り)の部位に円形断面の貫通孔12b(図3を参照)が開口していて、入力軸2が挿通されるようになっている。
図示しないが、入力軸2の一端部にはポンプスプロケットが取り付けられて、チェーンにより駆動されるようになっている。また、入力軸2の他端部には例えばスプラインによって前記のドライブロータ3が取り付けられている。このドライブロータ3には、外周にトロコイド曲線またはトロコイド曲線に近似した曲線(例えばインボリュート、サイクロイドなど)を有する外歯3aが複数(図の例では11個)、形成されている。
一方、ドリブンロータ4はリング状に形成され、図3にも示すように内周には、前記ドライブロータ3の外歯3aと噛み合う複数の内歯4aが形成されている。この内歯4aの歯数は、ドライブロータ3の外歯3aの歯数よりも1つ多く(図の例では12)なっている。また、ドリブンロータ4の中心はドライブロータ3の中心に対して所定量、偏心しており、その偏心している側(図1の右上側)においてドライブロータ3の外歯3aとドリブンロータ4の内歯4aとが噛み合っている。
すなわち、図3には分解して示すように、ドリブンロータ4の外周は、調整リング5の本体部50によって回転自在に保持されるようになっており、こうして保持されたドリブンロータ4と前記のドライブロータ3とによって、本実施形態では11葉12節のトロコイドポンプが構成されている。図1,2に表れているように2つのロータ3,4の間の環状の空間には、円周方向に並んで複数の作動室Rが形成されて、2つのロータ3,4の回転に連れて円周方向に移動しながら、その容積が増減するようになっている。
より詳しくは、2つのロータ3,4の歯が互いに噛み合う位置(図1では最上部のやや右寄りの位置)から、矢印Aで示すロータ回転方向(図中の時計回りの方向)に約180度に亘る範囲(図1では右側の範囲)では、2つのロータ3,4の回転に連れて徐々に作動室Rの容積が増大してゆく。一方、残りの約180度に亘る範囲(図1では左側の範囲)では、ロータ3,4の回転に連れて徐々に作動室Rの容積が減少してゆく。
そのように2つのロータ3,4の間で徐々に作動室Rの容積が増大してゆく範囲が、吸入ポート13からオイルを吸入する吸入範囲となり、反対に徐々に作動室Rの容積が減少してゆく範囲が、オイルを加圧しながら吐出ポート14へ送り出す吐出範囲となる。すなわち、図1,2には破線で示すように、ハウジング10の収容凹部12の底面12aには、前記の吸入範囲に対応して吸入ポート13が形成され、また、吐出範囲に対応して吐出ポート14が形成されている。
詳しくは図3に表れているように、前記吸入ポート13は、収容凹部12の底面12aに開口する開口部13aからハウジング10の内部の油路(図示省略)に連通し、オイルストレーナ15に繋がる配管16(図1,2の太線を参照)に接続されている一方、吸入ポート13の下流側の部分13bは、吸入範囲に対応して収容凹部12の底面12aを窪ませた浅溝状に形成されている。また、吐出ポート14は、吐出範囲に対応して収容凹部12の底面12aに開口し、ハウジング10の内部の油路(図示省略)を介してオイルポンプ1の吐出口から吐出油路17(図1,2の太線を参照)に連通している。
このように構成されたオイルポンプ1は、エンジンのクランクケース100から下方のオイルパン110にかけて配設されており、図示はしないが、クランクシャフトの駆動力がチェーン(ベルトでもよい)を介してポンプスプロケット(プーリでもよい)に伝えられ、入力軸2が回転されるようになっている。これにより、ドライブロータ3およびドリブンロータ4が互いに噛み合いながら回転し、それらの間に形成される複数の作動室Rが円周方向に移動しながら、オイルを吸入し吐出する。
すなわち、2つのロータ3,4の間に形成される複数の作動室Rは、それぞれ円周方向に移動しながら吸入範囲においては徐々に容積が増大してゆき、連通する吸入ポート13からオイルを吸入する。そして、吐出範囲に移動した複数の作動室Rは、その容積が徐々に減少してゆき、オイルを加圧しながら吐出ポート14へ吐出するようになる。
なお、前述したように吸入ポート13および吐出ポート14をハウジング10に形成する代わりに、ハウジング10に重ね合わされるカバーに形成してもよいし、吸入ポート13および吐出ポート14のいずれか一方をハウジング10に形成し、他方をカバーに形成してもよい。また、吸入ポート13および吐出ポート14を、ハウジング10およびカバーの両方に形成してもよい。
−容量可変機構−
本実施形態のオイルポンプ1は、前記のようにドライブロータ3の1回転毎に吐出されるオイルの量、即ちポンプ容量を変更するための容量可変機構を備えている。この容量可変機構は、ハウジング10の収容凹部12内に形成される制御油圧室TCの油圧(制御油圧)によって調整リング5を変位させるものである。この調整リング5の変位によって、ドライブロータ3およびドリブンロータ4の吸入ポート13および吐出ポート14に対する相対的な位置が変化し、ポンプ容量が変更される。
詳しくは前記調整リング5は、図3にも表れているようにドリブンロータ4を保持する円環状の本体部50と、この本体部50の外周からそれぞれ外方に張り出す第1および第2の張出部51,52と、この第1の張出部51の外周からさらに外方に突設されたアーム部53とが一体に形成されたものである。そして、アーム部53に作用するコイルバネ6の押圧力によって調整リング5は、入力軸2の周りを図1の時計回りに回動(変位)するように付勢されている。
そのように調整リング5が回動する方向は、ハウジング10の収容凹部12の底面12aに突設されたガイドピン18,18によって規制されている。すなわち、調整リング5の二つの張出部51,52には、図示のように断面が長穴状のガイド孔54,55が形成されており、その内部にそれぞれ前記ガイドピン18が摺動可能に挿入されている。これにより、調整リング5の回動する方向はガイド孔54,55の延びる方向、即ちガイド孔54,55の断面の長手方向に規制される。
また、前記調整リング5のアーム部53は、ハウジング10の収容凹部12内に並んで形成される制御油圧室TCと低油圧室TLとの間を仕切る仕切壁部としても機能する。このアーム部53の外周には第1のシール材56が配設されて、対向するハウジング10の周壁11と摺接しながら、前記調整リング5の回動に伴い移動するようになっている。この第1のシール材56によって、制御油圧室TCと低油圧室TLとの間のオイルの流通が制限されている。
前記低油圧室TLは、図1においては収容凹部12内の下部から調整リング5の右側を迂回してその上部に亘り、当該調整リング5の外周とハウジング10の周壁11とによって囲まれる領域に形成されている。この低油圧室TLには吸入ポート13の開口部13aが臨んでおり、ドライブロータ3およびドリブンロータ4の回転によるオイルの吸い込み圧を受けて、大気圧よりも低い状態(負圧)になる。
一方、制御油圧室TCは、調整リング5の外周とハウジング10の周壁11とによって囲まれ、かつ、その調整リング5の外周に設けられた第2のシール材58と、前記第1のシール材56とによってオイルの流れが制限される領域に形成されている。すなわち、調整リング5の外周には、図1において左上に突出するように突起部57が形成され、この突起部57に配設された前記第2のシール材58が、調整リング5の回動に伴い、ハウジング10の周壁11と摺接しながら移動するようになっている。
なお、前記第1および第2のシール材56,58は、いずれも調整リング5の厚み(図1,2の紙面に直交する方向の寸法)と同程度の長さを有し、耐摩耗性に優れた樹脂材などによって形成されている。
そして、前記の制御油圧室TCに臨んで収容凹部12の底面12aには制御油圧の供給口19が開口し、図1,2では模式的に太線で示す制御油路80(オイル供給通路)を介して、オイルコントロールバルブ8(Oil Control Vale:以下、OCV8)から制御油圧室TCに油圧が供給されるようになっている。この制御油圧室TCの油圧によって調整リング5には、図1,2において反時計回りのモーメントが発生する。
一方、調整リング5には、そのアーム部53に作用するコイルバネ6の押圧力によって、図1,2において時計回りのモーメントが発生し、これら2つのモーメントが釣り合うように、調整リング5の位置が決まることになる。よって、以下に説明するようにOCV8から制御油圧室TCに供給する制御油圧の大きさを調整し、前記のように調整リング5を位置決めすることにより、オイルポンプ1の容量を制御することができる。
−OCVによる油圧の制御−
図1,2に表れているようにOCV8は、電磁ソレノイド81によってプランジャ82を吸引し、ロッド83を介してスプール84を駆動するように構成されている。OCV8は、前記の制御油路80が接続された制御ポート8aと、オイルポンプ1の吐出油路17から分岐する供給油路85の接続された供給ポート8bと、オイルを排出するためのドレンポート8cとを備えている。
そして、図示しないエンジンのECU(Electronic Control Unit)からOCV8の電磁ソレノイド81に印加される電流値(OCV電流値)に応じて、スプール84が動作する。これによりOCV8は、供給ポート8bに供給されるオイルを制御ポート8aから送り出す供給位置(図2に示す)と、制御ポート8aに還流してきたオイルをドレンポート8cから排出する排出位置(図1に示す)と、に切り換えられる。
すなわち、まず、OCV電流値が零であって、電磁ソレノイド81がオフのときには、図1に示すように、コイルバネ86の押圧力によってスプール84が排出位置(図の上端位置)に付勢され、制御ポート8aとドレンポート8cとが連通される。この状態では、制御油圧室TCからオイルが排出され、制御油路80をOCV8に還流してドレンポート8cから排出されるようになる。つまり、制御油圧が小さくなって、調整リング5はコイルバネ6の押圧力により、最大ポンプ容量の位置(図1に示す)に付勢される。
一方、電磁ソレノイド81がオンになると、図2に示すようにスプール84が供給位置に移動して、OCV8の制御ポート8aと供給ポート8bとが連通される。これにより、オイルは供給ポート8bから制御ポート8aに流れ、制御油路80へ送り出されて制御油圧室TCへ供給されるようになる。そして、OCV電流値が徐々に大きくなると、これに応じて、前記のように制御ポート8aから送り出されるオイルの圧力、即ち制御油圧が増大してゆく。
図4には、OCV電流値と制御油圧との相関を実験などによって調べたグラフの一例を示し、このグラフの中央付近に表れているように、OCV電流値IがI2〜I3Aの範囲にあるときには、OCV8が供給位置とされ、OCV電流値Iの増大に応じて概ねリニアに制御油圧が増大する。なお、OCV電流値Iが0〜I1Aの範囲にあるときにOCV8は排出位置となるが、この排出位置と前記供給位置との間(OCV電流値IがI1〜I2Aの範囲)でOCV8は、オイルを供給も排出もしない状態になるので、制御油圧はほぼ一定になっている。
このようにOCV8によって制御油圧を調整することで、前記のように調整リング5の位置を制御して、オイルポンプ1の容量を制御することができる。例えば、OCV8を供給位置として、制御油圧室TCにオイルを供給すれば、調整リング5を図1,2の反時計回りに回動させて、ポンプ容量を小さくすることができる。一方、OCV8を排出位置に切り換えて、制御油圧室TCからオイルを排出させれば、調整リング5を図1,2の時計回りに回動させて、ポンプ容量を大きくすることができる。
−リーク油路−
ところで、前記のようにポンプ容量を小さくするときにはOCV8を供給位置に切り換え、反対にンプ容量を大きくするときには排出位置に切り換えるようにすると、この切り換えの途中では、図4を参照して上述したようにOCV8が、オイルを供給も排出もしない状態になるので、OCV電流値と制御油圧との相関が大きく変化してしまう。
すなわち、前記図4のグラフに表れているように、OCV電流値IがI2〜I3Aの範囲にあるときには、OCV電流値Iの変化に応じて概ねリニアに制御油圧が変化するが、I1〜I2Aの範囲ではOCV電流値Iが変化しても制御油圧は概ね一定になる。このようにOCV電流値と制御油圧との相関においてリニアリティが損なわれることから、OCV8による制御油圧の制御性、ひいてはポンプ容量の制御性が低下してしまう。
この点を考慮して本実施形態では、図1,2に表れているように制御油圧室TCと低油圧室TLとを連通させるリーク油路59(オイルリーク通路)を設けて、制御油圧室TCからオイルをリークさせながら、前記のようにOCV8から制御油圧室TCへのオイルの供給を行うようにしている。例えば、ポンプ容量を小さくするときには、OCV8から制御油圧室TCへ供給するオイルの量を、リーク油路59からリークするオイルの量よりも多くすることで、制御油圧室TCの容積が大きくなる向き(図2,3の反時計回り)に調整リング5を回動させることができる。
反対にポンプ容量を大きくするときには、OCV8から制御油圧室TCへ供給するオイルの量を、リーク油路59からのオイルのリーク量よりも少なくすることで、制御油圧室TCの容積が小さくなる向き(図2,3の時計回り)に調整リング5を回動させることができる。このようにポンプ容量を増大させるときにもOCV8は供給位置にあって、排出位置には切り換えないので、OCV電流値は図4におけるI2〜I3Aの範囲で変更するだけとなる。よって、OCV電流値と制御油圧とのリニアリティが高くなって、ポンプ容量の制御性も高くなる。
しかしながら、前記のように制御油圧室TCからリークされるオイルは、オイルポンプ1の吐出油路17から分岐する供給油路85を介してOCV8に供給され、このOCV8から制御油路80を介して制御油圧室TCに供給されるものである。よって、前記のようにリーク油路59から常時、オイルをリークさせるようにすると、エネルギーのロスが発生し、特に、制御油圧の高いときには大きなエネルギーロスになってしまう。
そこで、本実施形態ではリーク油路59の構造に工夫を凝らして、制御油圧の上昇に伴うオイルリーク量の増大を抑制するようにしている。具体的には前記の図3に表れているように、ハウジング10収容凹部12の底面12aにおいて、調整リング5のアーム部53が摺動する範囲(図3にはハッチングを入れて示す)には、その摺動方向に延びる溝部20が開口しており、この溝部20と調整リング5のアーム部53との間にリーク油路59が形成されるようになっている。
前記の溝部20は、収容凹部12の底面12aにおいて低油圧室TLから制御油圧室TCに亘って形成されており、制御油圧室TC側の端部(一端部:図1,2の左側の端部)は、図1に示すように調整リング5が最大ポンプ容量の位置にあるときにも、制御油圧室TCに臨んで開口する。また、溝部20の低油圧室TL側の端部(他端部:図1,2の右側の端部)は、図2のように調整リング5が最小ポンプ容量の位置にあるときにも、低油圧室TLに臨んで開口する。
このような溝部20は、ハウジング10の成形時に一体成形することができ、必要に応じて切削加工などを施してもよい。また、切削加工のみで形成してもよい。本実施形態では溝部20は緩やかな円弧状に湾曲しており、その幅は長手方向において変化せず、略一定になっている。一方、溝部20の深さは、図3に表れているように一端部から他端部に向かって、徐々に浅くなっている。
すなわち、溝部20の深さは、制御油圧室TCに臨む一端部において最も深く、ここから他端側に向かって徐々に浅くなってゆき、低油圧室TLに臨む他端部において最も浅くなっている。そして、図1,2に表れているように、調整リング5のアーム部53が溝部20の開口を幅方向に跨いだ状態で、その長手方向に一端部から他端部に亘って移動することにより、図5を参照して以下に説明するように、リーク油路59の断面積が変化するようになる。
なお、リーク油路59の断面積というのは厳密にはオイルの流線に直交する断面の面積であるが、収容凹部12の底面12aに直交する断面の面積とみなしてよい。本実施形態では、前記のように溝部20の深さが他端側において相対的に浅くなっているので、アーム部53の他端縁において溝部20の底面との間隔が最小となる。よって、この部位における溝部20の断面積をリーク油路59の断面積とみなしている。
図1を参照して説明したように調整リング5が最大ポンプ容量の位置にあるとき、図5(a)のようにアーム部53がコイルバネ6によって付勢され、このアーム部53と溝部20との間のリーク油路59の断面積(アーム部53の他端縁における断面積)が最大になる。このため、図中に矢印f1,f2として示すように、制御油圧室TCから低油圧室TLにリークするオイルの流れは、あまり大きな流通抵抗を受けることはない。
そして、制御油圧室TCの油圧、即ち制御油圧の上昇を受けて調整リング5が、前記最大ポンプ容量の位置から最小ポンプ容量の位置(図2を参照)に向かって回動し、そのアーム部53が図5(a)の右側に移動すると、これに連れてリーク油路59の断面積は徐々に小さくなってゆく。これにより、制御油圧室TCからリークするオイルの流れが受ける流通抵抗は徐々に大きくなってゆき、オイルのリーク量の増大が抑制される。
そうして調整リング5が最小ポンプ容量の位置(図2を参照)に到達すれば、図5(b)のようにアーム部53と溝部20との間のリーク油路59の断面積が最小になり、図中に矢印f2として示すように、リーク油路59から低油圧室TLに流入するオイルの流れが大きな流通抵抗を受けるようになる。このため、制御油圧室TCの油圧(制御油圧)がかなり高くなっていても、オイルのリーク量はあまり多くはならない。
一例として図6には、制御油圧の上昇に伴い、制御油圧室TCからのオイルのリーク量が徐々に増大する様子を調べたグラフを示す。図中に破線のグラフG1として示すのは、従来まで(例えば特許文献1)のようにオイル逃がし穴(流路の断面積が一定のオイルリーク通路)からオイルをリークさせた場合であり、実線のグラフG2として示すのが、本実施形態のようにリーク油路59の断面積が変化するようにした場合である。
図5を参照して前述したように、調整リング5のアーム部53の移動に応じて、リーク油路59の断面積が変化する本実施形態では、制御油圧が高くなるほど、リーク油路59の断面積が小さくなるので、オイルのリーク量の増大が抑制されることが分かる。特に、制御油圧の高いときほど、従来例(破線のグラフG1)とのオイルリーク量の差が大きくなっており、エネルギーロスの低減効果が高いことが分かる。
したがって、本実施形態に係る可変容量型オイルポンプによると、まず、リーク油路59によって制御油圧室TCから常時、オイルをリークさせながら、OCV8によって制御油圧室TCへのオイルの供給量を変更するようにしており、この際、OCV8を供給位置のままとし、排出位置には切り換えないことで、OCV電流値と制御油圧とのリニアリティが高くなって、ポンプ容量の制御性が高くなる。
また、そうして制御油圧室TCへのオイルの供給量を変更し、調整リング5を変位させると、そのアーム部53の移動に連れてリーク油路59の断面積が変化し、制御油圧室TCの油圧(制御油圧)の上昇に連れて徐々に断面積が小さくなるので、制御油圧がかなり高くなってもオイルリーク量の増大は抑制して、エネルギーのロスを軽減することができる。
しかも、前記のように調整リング5の変位に応じてリーク油路59の断面積が徐々に変化するようになっているので、このリーク油路59による制御油圧室TCからのオイルのリーク量が急変することがない。このため、前記のようにOCV8を制御して、制御油圧室TCへのオイルの供給量を変更し、調整リング5を変位させるポンプ容量の制御性に悪い影響を及ぼす心配がない。
さらに、そうしてリーク油路59からリークされたオイルは、低油圧室TLを介して速やかに吸入ポート13に吸い込まれ、ドライブロータ3およびドリブンロータ4の間の作動室Rに流入するようになる。よって、従来例(特許公報1)のようにリークされたオイルが一旦、オイルパン110に戻され、その後、オイルストレーナ15を介して吸入される場合に比べて、エネルギーのロスが軽減される。
加えて本実施形態では、オイルポンプ1のハウジング10における収容凹部12の底面12aに溝部20を設けるという簡単な構造で、調整リング5のアーム部53との間にリーク油路59を構成することができる。そして、その溝部20の長手方向に深さを変化させておくだけで、調整リング5の変位に伴うアーム部53の移動に応じて、リーク油路59の断面積を好適に変化させることができる。
−他の実施形態−
以上、説明した実施の形態は、自動車用のエンジンのオイルポンプ1に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず本発明は、自動車以外に搭載されるエンジンのオイルポンプとしても適用可能である。勿論、エンジンの気筒数や形式(V型や水平対向型等)には何ら限定されず、また、燃料の種類(ガソリン、軽油、ガス等)にも限定されない。さらに、本発明はトランスミッションのオイルポンプとしても適用可能である。
また、前記実施形態に記載したオイルポンプ1の全体的な構造も例示に過ぎない。例えば調整リング5を付勢するためにコイルバネ6を用いる代わりに、板バネなど種々の弾性部材を用いることができる。そして、前記実施形態のオイルポンプ1では、ハウジング10における収容凹部12の底面12aに、長手方向に徐々に深さが変化するように溝部20を設けて、調整リング5のアーム部53との間にリーク油路59が形成されるようにしているが、これにも限定されない。
例えば、前記溝部20の深さを長手方向に徐々に変化させるのではなく、長手方向の途中で階段状に急変させるようにしてもよい。すなわち、調整リング5の変位に応じてリーク油路59の断面積が変化し、制御油圧が相対的に高い場合に、相対的に低い場合に比べて断面積が小さくなるように構成すればよい。こうして制御油圧の高いときのリーク油路59の断面積を小さくできれば、エネルギーロスを効果的に低減できる。
また、前記実施形態のように溝部20の深さを変化させるのではなく、その代わりに、若しくはそれに加えて、溝部20の開口幅を変化させるようにしてもよい。すなわち、図7に一例を示すように溝部20を、収容凹部12の底面12aにおいて制御油圧室TCに臨む一端部で最も幅が広く、ここから低油圧室TL側の他端部に向かって徐々に幅が狭くなるように形成すればよい。
本発明は、可変容量型のオイルポンプにおいて、調整リングの変位によるポンプ容量の制御性を高めつつ、エネルギーロスの増大を抑制できるので、自動車のエンジンやトランスミッションに適用して効果が高い。
1 オイルポンプ
3 ドライブロータ(アウタロータ)
4 ドリブンロータ(インナロータ)
5 調整リング
53 アーム部(仕切壁部)
59 リーク油路(オイルリーク通路)
10 ハウジング
12 収容凹部
12a 収容凹部の底面(仕切壁部の摺動するハウジングの壁面)
13 吸入ポート(オイルポンプの吸入側)
20 溝部
80 制御油路(オイル供給通路)
TC 制御油圧室
TL 低油圧室

Claims (5)

  1. 互いに噛み合って回転するインナロータおよびアウタロータと、該アウタロータを外周から回転自在に保持する調整リングとを備え、当該調整リングが、ポンプハウジング内に形成された制御油圧室の油圧を受けて変位することにより、ポンプ容量が変更される可変容量型のオイルポンプにおいて、
    前記制御油圧室にオイルを供給するオイル供給通路と、当該制御油圧室からオイルをリークさせるオイルリーク通路と、を備えており、
    前記調整リングの変位に応じて前記オイルリーク通路の断面積が変化し、前記制御油圧室の油圧が相対的に高い場合には、相対的に低い場合に比べて断面積が小さくなるように構成されていることを特徴とする可変容量型オイルポンプ。
  2. 請求項1に記載の可変容量型オイルポンプにおいて、
    前記ポンプハウジング内には吸入側に連通する低油圧室が形成され、
    前記オイルリーク通路が、前記制御油圧室と前記低油圧室とを連通させるように設けられている、可変容量型オイルポンプ。
  3. 請求項2に記載の可変容量型オイルポンプにおいて、
    前記制御油圧室および低油圧室を仕切るよう、前記調整リングの外周に仕切壁部が突設されており、
    前記調整リングの変位に伴い前記仕切壁部の摺動するポンプハウジングの壁面において開口し、かつ前記仕切壁部の摺動する方向に延びる溝部が設けられていて、この溝部が前記オイルリーク通路を構成する、可変容量型オイルポンプ。
  4. 請求項3に記載の可変容量型オイルポンプにおいて、
    前記溝部は、前記制御油圧室に臨む一端部から前記低油圧室に臨む他端部に向かって、徐々に浅くなるように形成され、
    前記仕切壁部が前記溝部の開口を幅方向に跨いだ状態で、前記一端部から他端部に向かって移動することにより、前記オイルリーク通路の断面積が徐々に小さくなるように構成されている、可変容量型オイルポンプ。
  5. 請求項3または4のいずれかに記載の可変容量型オイルポンプにおいて、
    前記溝部は、前記制御油圧室に臨む一端部から前記低油圧室に臨む他端部に向かって、徐々に開口幅が狭くなるように形成され、
    前記仕切壁部が前記溝部の開口を幅方向に跨いだ状態で、前記一端部から他端部に向かって移動することにより、前記オイルリーク通路の断面積が徐々に小さくなるように構成されている、可変容量型オイルポンプ。
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