JP7081167B2 - オイル供給装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関のオイル供給装置に関する。
特許文献1には、可変容量型のオイルポンプと、オイルポンプにおけるオイルの吐出圧を調整すべく作動するオイル制御バルブとを備えるオイル供給装置の一例が記載されている。オイルポンプのケーシング内には制御油室が区画形成されている。この制御油室は、オイル制御バルブの制御ポートとは制御配管を介して連通している。そして、オイル制御バルブの作動によって制御配管を介した制御油室のオイルの給排を制御することにより、制御油室の容積が変更され、オイルポンプにおけるオイルの吐出圧が変更されるようになっている。
特開2016-156286号公報
制御油室の内圧を保持すべくオイル制御バルブが作動している状況下であっても、制御油室内のオイルの温度上昇などによって制御油室の内圧が高くなることがある。この場合、制御油室の内圧の上昇に伴って制御油室の容積が増大し、オイルポンプにおけるオイルの吐出圧が低下することがある。
したがって、オイルの温度上昇に起因するオイルポンプにおけるオイルの吐出圧の制御性の低下を抑制するという点で改善の余地がある。
上記課題を解決するためのオイル供給装置は、内部に制御油室が区画されているケーシング部材を有し、前記制御油室の容積が大きいほどオイルの吐出圧が低くなるように構成されているオイルポンプと、制御配管を通じて前記制御油室のオイルの給排を調整するオイル制御バルブと、を備えている。前記ケーシング部材における前記制御配管との接続部分、及び、前記オイル制御バルブにおける前記制御配管との接続部分の少なくとも一方を規定接続部分とした場合、前記規定接続部分には前記制御配管の端部が挿入される貫通孔が設けられている。また、前記制御配管にはボルトによって前記規定接続部分に取り付けられるフランジが設けられている。そして、前記制御配管の端部の外周面と前記貫通孔の周壁との間には隙間が介在しており、前記フランジと前記規定接続部分との間には隙間が介在している。また、前記フランジは、前記制御油室内のオイルの圧力によって前記隙間が押し広げられるように変形可能になっており、前記隙間が押し広げられた状態では、前記制御油室のオイルが前記隙間を介して外部に漏出可能である。
上記構成によれば、規定接続部分における貫通孔の壁面と、貫通孔内に挿入されている制御配管の外周面との間には隙間が介在しているとともに、フランジと規定接続部分との間には微少な隙間が介在している。しかし、オイルの温度が低くて同オイルの粘度が比較的高い場合、フランジと規定接続部分との間の微少な隙間を介して外部にオイルが漏出しにくい。そのため、制御油室の内圧の変化を抑制し、オイルポンプにおけるオイルの吐出圧の変化を抑制することができる。
一方、オイルの温度が高くなると、オイルの粘度が低くなるとともに、制御油室の内圧が高くなりやすい。そして、制御油室、制御配管及びオイル制御バルブ内の圧力上昇によってフランジと規定接続部分との間の微少な隙間が広げられ、粘度の比較的低いオイルが上記微少な隙間を介して外部に漏出するようになる。その結果、オイルの温度の上昇に起因する制御油室の内圧の増大が抑制される。これにより、制御油室の容積の増大を抑制でき、ひいてはオイルポンプにおけるオイルの吐出圧の低下を抑制することができる。
したがって、上記構成によれば、オイルの温度上昇に起因するオイルポンプにおけるオイルの吐出圧の制御性の低下を抑制することが可能となる。
実施形態のオイル供給装置において、オイルポンプの断面と、オイル制御バルブとを示す図。 同オイル供給装置において、オイルポンプの断面と、オイル制御バルブとを示す図。 (a)は制御配管におけるオイルポンプに取り付けられる側を示す平面図、(b)は図3(a)における3-3線矢視断面図。 (a)はオイルポンプのケーシング部材に制御配管が取り付けられている状態を示す斜視図、(b)はオイルポンプのケーシング部材に制御配管が取り付けられている状態を示す断面図。 (a)は制御配管におけるオイル制御バルブに取り付けられる側を示す平面図、(b)は図5(a)における5-5線矢視断面図。 オイル制御バルブのスリーブに制御配管が取り付けられている状態を示す断面図。 制御油室のオイルが外部に漏れ出る様子を示す作用図。 制御配管内やオイル制御バルブ内のオイルが外部に漏れ出る様子を示す作用図。
以下、オイル供給装置を内燃機関のオイル供給装置を具体化した一実施形態を図1~図8に従って説明する。
図1に示すオイル供給装置20は、内燃機関の出力軸の回転に基づいて駆動する可変容量型のオイルポンプ30と、オイルポンプ30におけるオイルの吐出圧を調整すべく作動するオイル制御バルブ21とを備えている。
図1及び図2に示すように、オイルポンプ30は、内燃機関の出力軸と同期して回転する入力軸31と、内部に収容空間32が区画されているケーシング部材33とを備えている。この収容空間32には、入力軸31と一体回転するインナロータ34と、インナロータ34よりも外周側に配置されているアウタロータ35と、アウタロータ35を取り囲むリング状の調整リング36とが設けられている。
ケーシング部材33には、その内部にオイルを吸入する吸入ポート33INと、内部のオイルをケーシング部材33外に吐出する吐出ポート33OUTとが設けられている。吸入ポート33INは、内燃機関のオイルパンに通じる吸入配管に連通しており、吐出ポート33OUTは、内燃機関のメインオイルギャラリ17に通じる吐出配管52に連通している。
インナロータ34の外周には複数の外歯341が設けられており、アウタロータ35の内周には、インナロータ34の外歯341と噛み合う複数の内歯351が設けられている。内歯351の数は、外歯341の数よりも1つ多い。そして、アウタロータ35は、調整リング36によって回転可能に保持されている。
アウタロータ35の回転中心は、インナロータ34の回転中心に対して偏心している。インナロータ34の外歯341とアウタロータ35の内歯351とは、それらの一部分(図1では右側部分)が互いに噛み合った状態となっている。インナロータ34の外周とアウタロータ35の内周との間には、オイルにより満たされる作動室37が形成されている。
作動室37において、インナロータ34の外歯341とアウタロータ35の内歯351とが互いに噛み合う位置から図1に矢印で示す入力軸31の回転方向における所定位置までの部分では、各ロータ34,35の回転に伴ってインナロータ34の外歯341とアウタロータ35の内歯351との間の隙間が徐々に大きくなる。そして、このようにインナロータ34の外歯341とアウタロータ35の内歯351との間の隙間が徐々に大きくなる部分が、吸入ポート33INと連通する。一方、作動室37において、ロータ34,35の回転に伴ってインナロータ34の外歯341とアウタロータ35の内歯351との間の隙間が徐々に小さくなる部分が、吐出ポート33OUTと連通する。
オイルポンプ30が作動する際には、入力軸31が回転することにより、各ロータ34,35が互いに噛み合いながら回転する。そして、オイルパンに貯留されているオイルが吸入配管を介して吸入ポート33INから作動室37に吸入され、吐出ポート33OUTから吐出配管52に吐出される。
調整リング36は、アウタロータ35を保持するリング状の本体部361と、本体部361の外周からロータ34,35の径方向に突出する突出部362とを有している。調整リング36の本体部361には、規定方向に延びる長孔36aが設けられている。これら長孔36aには、ケーシング部材33に固定されているガイドピン38が挿通されている。これにより、調整リング36は、長孔36aの延びる方向に変位可能となっている。
調整リング36の突出部362の先端には第1のシール部材39が設けられているとともに、本体部361には第2のシール部材40が設けられている。これにより、収容空間32には、調整リング36及び各シール部材39,40によって制御油室41が区画形成されている。
ケーシング部材33には制御油室41と連通する開口部411が設けられており、この開口部411内に制御配管53の端部が挿入されている。そのため、制御配管53を通じてオイル制御バルブ21から制御油室41へのオイル供給が可能となっている。また、収容空間32には、制御油室41の容積を小さくする方向への付勢力を突出部362に付与するスプリング42が設けられている。図1には、制御油室41の内圧が低いため、スプリング42からの付勢力によって、制御油室41の容積が最小となる位置で調整リング36が保持されている状態が示されている。なお、本実施形態では、このように制御油室41の容積が最小となるときの調整リング36の位置、すなわち図1での調整リング36の位置を、「初期位置」というものとする。
そして、調整リング36が初期位置に配置されている状況下で、制御油室41にオイルが供給され、制御油室41の内圧が高くなると、スプリング42からの付勢力に抗し、制御油室41の容積を大きくする方向に初期位置から調整リング36が変位する。すなわち、図1に示す状態から図2に示す状態に向かう方向に調整リング36が回動しながら変位する。一方、オイル制御バルブ21の作動によって制御油室41から制御配管53を介してオイルが排出されるようになると、制御油室41の内圧が低くなり、スプリング42からの付勢力によって、制御油室41の容積を小さくする方向に調整リング36が変位する。すなわち、図2に示す状態から図1に示す状態に向かう方向に調整リング36が回動しながら変位する。そして、調整リング36の位置の変化によって、吸入ポート33IN及び吐出ポート33OUTの各々の開口に対するインナロータ34及びアウタロータ35の歯341,351の噛み合う部分の相対的な位置が変化する。このため、制御油室41の内圧の調整による調整リング36の位置の変更を通じ、入力軸31の一回転あたりのオイルの吐出量、すなわちオイルの吐出圧が変更される。
具体的には、オイルポンプ30では、図1に示すように調整リング36の位置が「初期位置」にあるときに、入力軸31の一回転あたりのオイルの吐出量が最大になる、すなわちオイルの吐出圧が最大となる。そして、制御油室41の内圧が高くなると、制御油室41の容積が広くなるように調整リング36が変位する。その結果、ロータ34,35の回転に伴って外歯341と内歯351との間の隙間が徐々に大きくなる部分のうち、吸入ポート33INと重なる範囲が小さくなるとともに、外歯341と内歯351との間の隙間が徐々に小さくなる部分の一部が吸入ポート33INと重なるようになる。その結果、入力軸31の一回転あたりのオイルの吐出量が少なくなる、すなわちオイルの吐出圧が低くなる。反対に、制御油室41の内圧が低くなると、制御油室41の容積が狭くなるように調整リング36が変位する。その結果、入力軸31の一回転あたりのオイルの吐出量が多くなる、すなわちオイルの吐出圧が高くなる。
オイル制御バルブ21は、電子制御式のアクチュエータ22によって作動が制御される。こうしたオイル制御バルブ21には、吐出配管52に接続されている供給配管23を介してオイルが供給される。そして、オイルポンプ30の制御油室41の内圧を高くすべくアクチュエータ22が駆動するときには、図2に示すように、オイル制御バルブ21は、供給配管23を介して供給されたオイルが制御配管53を介して制御油室41に供給されるように作動する。一方、制御油室41の内圧を低くすべくアクチュエータ22が駆動するときには、図1に示すように、オイル制御バルブ21は、制御油室41のオイルをオイル制御バルブ21内に制御配管53を介して流入させるように作動する。なお、このようにオイル制御バルブ21内の流入したオイルは、排出配管24を介してオイルパンに排出される。
次に、図3及び図4を参照し、オイルポンプ30のケーシング部材33と制御配管53との接続構造について説明する。
図3(a),(b)及び図4(a),(b)に示すように、制御配管53におけるオイルポンプ30側の端部を第1の端部531とした場合、第1の端部531は、ケーシング部材33に設けられている開口部411内に挿入される。すなわち、この開口部411が、制御配管53の端部が挿入される「貫通孔」の一例に相当する。また、制御配管53には第1のフランジ53Cが設けられている。そして、第1のフランジ53Cは、一本のポンプ側ボルト61によってケーシング部材33に取り付けられており、第1のフランジ53Cは、ケーシング部材33に面接触している。すなわち、本実施形態では、ケーシング部材33における制御配管53の接続部分が「規定接続部分」の一例に相当する。
次に、図5及び図6を参照し、オイル制御バルブ21と制御配管53との接続構造について説明する。
次に、図5(a),(b)及び図6に示すように、制御配管53におけるオイル制御バルブ21側の端部を第2の端部532とした場合、第2の端部532は、オイル制御バルブ21のスリーブ71に形成されている制御ポート711内に挿入される。すなわち、この制御ポート711が、制御配管53の端部が挿入される「貫通孔」の一例に相当する。また、制御配管53には第2のフランジ53Dが設けられている。そして、第2のフランジ53Dは、一本のバルブ側ボルト62によってスリーブ71に取り付けられる。具体的には、スリーブ71には、スリーブ側フランジ71Aが設けられており、このスリーブ側フランジ71Aにバルブ側ボルト62が締結される。これにより、第2のフランジ53Dは、スリーブ71に面接触している。すなわち、本実施形態では、オイル制御バルブ21における制御配管53の接続部分が「規定接続部分」の一例に相当する。なお、図6における二点鎖線は、スリーブ71内で進退移動するスプール72を表している。
なお、図5(b)及び図6に示すように、制御配管53は、筒状をなす配管本体53Aと、配管本体53Aの一端部に固定されている接続部材53Bとを有している。本実施形態では、配管本体53Aの他端部が、ケーシング部材33の開口部411内に挿入される第1の端部531である。一方、接続部材53Bの先端部が、スリーブ71の制御ポート711内に挿入される第2の端部532である。そして、スリーブ71内は、接続部材53B内を介して配管本体53A内と連通している。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図4(b)に示すように、制御配管53の第1の端部531の外周面と、ケーシング部材33における開口部411の周壁との間には隙間が介在している。また、ケーシング部材33に第1のフランジ53Cが面接触しているものの、第1のフランジ53Cとケーシング部材33との間には僅かな隙間が介在している。制御油室41内のオイルの温度が比較的低温である場合、オイルの粘度が比較的高い。そのため、第1のフランジ53Cとケーシング部材33との間の僅かな隙間を介して制御油室41内のオイルが外部に漏れ出ることはない。
また、図6に示すように、制御配管53の第2の端部532の外周面と、スリーブ71における制御ポート711の周壁との間には隙間が介在している。また、スリーブ71に第2のフランジ53Dが面接触しているものの、第2のフランジ53Dとスリーブ71との間には僅かな隙間が介在している。制御油室41内及びオイル制御バルブ21内のオイルの温度が比較的低温である場合、オイルの粘度が比較的高い。そのため、第2のフランジ53Dとスリーブ71との間の僅かな隙間を介して制御配管53内及びオイル制御バルブ21内のオイルが外部に漏れ出ることはない。
その結果、オイルの温度が比較的低温である場合、ケーシング部材33における制御配管53との接続部分、及び、スリーブ71における制御配管53との接続部分から外部へのオイルの漏出が抑制される。これにより、オイル制御バルブ21から制御油室41へのオイルの供給を停止して制御油室41の内圧の保持を図っているときに、制御油室41の内圧が低下することを抑制できる。その結果、制御油室41の容積の変化を抑制でき、ひいてはオイルポンプ30におけるオイルの吐出圧の制御性の低下を抑制することができる。
一方、内燃機関内を循環するオイルの温度が高くなると、制御油室41内、制御油室41内及びオイル制御バルブ21内のオイルの粘度が低くなる。例えばオイル制御バルブ21から制御油室41へのオイルの供給を停止して制御油室41の内圧の保持を図っている状況下で制御油室41内、及び制御油室41に繋がっている部分の圧力が高くなると、上記各接続部分内の圧力によって、第1のフランジ53Cとケーシング部材33との間の僅かな隙間、及び、第2のフランジ53Dとスリーブ71との間の僅かな隙間が押し広げられる。特に、各フランジ53C,53Dのうち、周方向においてボルト61,62とは異なる位置の部分が変形し、上記の僅かな隙間が押し広げられる。
すると、図7に矢印で示すように、温度上昇によって粘度の低くなった制御油室41のオイルが、第1のフランジ53Cとケーシング部材33との間の僅かな隙間を介して外部に漏れ出る。また、図8に矢印で示すように、温度上昇によって粘度の低くなった制御配管53内やオイル制御バルブ21内のオイルが、第2のフランジ53Dとスリーブ71との間の僅かな隙間を介して外部に漏れ出るようになる。その結果、制御油室41の内圧の上昇が抑制され、制御油室41の容積の拡大が抑制される。これにより、オイルポンプ30におけるオイルの吐出圧の低下を抑制することができる。
なお、こうしたオイルの漏出によって制御油室41内及び制御油室41に繋がっている部分の圧力が低くなると、第1のフランジ53Cとケーシング部材33との間の僅かな隙間、及び、第2のフランジ53Dとスリーブ71との間の僅かな隙間が押し広げられた状態が解消される。その結果、制御油室41内及び制御油室41に繋がっている部分から外部へのオイルの漏出が抑制され、制御油室41の内圧が保持されるようになる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第1のフランジ53Cが1本のポンプ側ボルト61によってケーシング部材33に取り付けられているのであれば、第2のフランジ53Dを、複数本のバルブ側ボルト62によってスリーブ71に取り付けるようにしてもよい。この場合、温度上昇によってオイルの粘度が低い状況下で制御油室41内及び制御油室41に繋がっている部分の圧力が高くなった場合、第2のフランジ53Dとスリーブ71との間からオイルが外部に漏れ出ることが抑制されるものの、第1のフランジ53Cとケーシング部材33との間からオイルを外部に漏出させることができる。
・第2のフランジ53Dが1本のバルブ側ボルト62によってスリーブ71に取り付けられているのであれば、第1のフランジ53Cを、複数本のポンプ側ボルト61によってケーシング部材33に取り付けるようにしてもよい。この場合、温度上昇によってオイルの粘度が低い状況下で制御油室41内及び制御油室41に繋がっている部分の圧力が高くなった場合、第1のフランジ53Cとケーシング部材33との間からオイルが外部に漏れ出ることが抑制されるものの、第2のフランジ53Dとスリーブ71との間からオイルを外部に漏出させることができる。
20…オイル供給装置、21…オイル制御バルブ、30…オイルポンプ、33…ケーシング部材、41…制御油室、411…開口部、53…制御配管、531…第1の端部、532…第2の端部、53C…第1のフランジ、53D…第2のフランジ、61,62…ボルト、71…スリーブ、711…制御ポート。

Claims (1)

  1. 内部に制御油室が区画されているケーシング部材を有し、前記制御油室の容積が大きいほどオイルの吐出圧が低くなるように構成されているオイルポンプと、
    制御配管を通じて前記制御油室のオイルの給排を調整するオイル制御バルブと、を備え、
    前記ケーシング部材における前記制御配管との接続部分、及び、前記オイル制御バルブにおける前記制御配管との接続部分の少なくとも一方を規定接続部分とした場合、
    前記規定接続部分には前記制御配管の端部が挿入される貫通孔が設けられ、前記制御配管にはボルトによって前記規定接続部分に取り付けられるフランジが設けられ
    前記制御配管の端部の外周面と前記貫通孔の周壁との間には隙間が介在しており、前記フランジと前記規定接続部分との間には隙間が介在しており、
    前記フランジは、前記制御油室内のオイルの圧力によって前記隙間が押し広げられるように変形可能になっており、
    前記隙間が押し広げられた状態では、前記制御油室のオイルが前記隙間を介して外部に漏出可能である
    オイル供給装置。
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