JP2016064912A - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】乗りかごの位置を検出する位置検出部と遮蔽部材との位置合わせを容易に行うことができるエレベータを提供する。
【解決手段】エレベータ1は、遮蔽部材40を備えている。遮蔽部材40は、固定ブラケット43と、保持ブラケット41と、遮蔽プレート42と、調整機構を備えている。固定ブラケット43は、開口部54を昇降路110の壁面と反対側に向けて建屋側ドアポケット180に取り付けられる。保持ブラケット41は、載置板45における昇降路110の壁面側の端部と反対側の端部から屈曲する保持板46を有する。遮蔽プレート42は、昇降路110に向けて突出し且つ位置検出部80に挿入される遮蔽片48を有する。調整機構は、位置検出部80に対する遮蔽プレート42の位置を調整する。
【選択図】図7

Description

本発明は、建築構造物に設けられた昇降路内を昇降して人や荷物を運ぶエレベータに関する。
従来、エレベータは、乗りかごと、釣合錘と、乗りかごと釣合錘とを連結するロープと、このロープが巻回される巻上機とを備えている。また、エレベータは、乗りかごが停止した階を検出するために、乗りかごに設けられた位置検出部と、昇降路における乗りかごが停止する各階に設けられた遮蔽部材と、を有している。
位置検出部は、発光部と、発光部からの光を受光する受光部とを有している。そして、遮蔽部材が発光部と受光部の間に挿入され、発光部から発光する光を遮蔽部材により遮蔽することで、乗りかごが停止した位置を検出している(特許文献1参照)。
特開2012−218842号公報
しかしながら、確実に遮蔽部材の遮蔽片が位置検出部を挿入されるためには、遮蔽部材の遮蔽片と位置検出部との高さ方向及び水平方向の位置や傾きを合わせる必要がある。そのため、従来のエレベータでは、遮蔽部材の取り付け作業が煩雑なものとなっていた。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、乗りかごの位置を検出する位置検出部と遮蔽部材との位置合わせを容易に行うことができるエレベータを提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明のエレベータは、建築構造物に設けた昇降路内を昇降動作する乗りかごの停止位置を検出可能なエレベータであり、位置検出部と、遮蔽部材と、を備えている。位置検出部は、乗りかごのかご側ドアポケット又はかごシルに設けられている。遮蔽部材は、昇降路に設けられた建屋側ドアポケット又はドアシルに取り付けられ、位置検出部により検出される。また、遮蔽部材は、固定ブラケットと、保持ブラケットと、遮蔽プレートと、調整機構とを備えている。固定ブラケットは、一面が開放された開口部を有し、開口部を昇降路の壁面と反対側に向けて建屋側ドアポケット又はドアシルに取り付けられる。保持ブラケットは、固定ブラケットに固定される載置板、及び載置板における昇降路の壁面側の端部と反対側の端部から乗りかごの昇降方向に沿って屈曲する保持板を有する。遮蔽プレートは、保持板に取り付けられる連結片、及び連結片から昇降路に向けて突出し且つ位置検出部に挿入される遮蔽片を有する。調整機構は、位置検出部に対する遮蔽プレートの位置を調整する。
本発明のエレベータによれば、位置検出部と遮蔽部材との位置合わせを容易に行うことができる。
本発明の実施の形態例にかかるエレベータを示す概略構成図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータを模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータにおける位置検出部と遮蔽部材を示すもので、図3Aは一般階を示す図、図3Bは最上階を示す図、図3Cは最下階を示す図、図3Dは最上階又は最下階における所定の停止位置から上方又は下方へ移動した位置を示す図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの一般階における遮蔽部材の取り付け状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの一般階用の遮蔽部材を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの一般階用の遮蔽部材を示す正面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの一般階用の遮蔽部材を示す側面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの一般階用の遮蔽部材を示す平面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの最上階における遮蔽部材の取り付け状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの最上階用の遮蔽部材を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの最上階用の遮蔽部材を示すもので、図11Aは正面図、図11Bは側面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの最上階用の遮蔽部材を示す平面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの最上階用の遮蔽部材を示すもので、図13Aは図11AのT−T線断面図、図13Bは図11AのS−S線断面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの最下階用の遮蔽部材を示すもので、図14Aは正面図、図14Bは側面図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの最下階用の遮蔽部材を示すもので、図15Aは図14AのC−C線断面図、図15Bは図14BのD−D線断面図である。
以下、本発明のエレベータの実施の形態例について、図1〜図15を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、説明は以下の順序で行うが、本発明は、必ずしも以下の形態に限定されるものではない。
<実施の形態例>
まず、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベータの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本例のエレベータの構成例を示す概略構成図である。
図1に示すように、本例のエレベータ1は、建築構造物200内に形成された昇降路110内を昇降動作する。エレベータ1は、人や荷物を載せる乗りかご120と、ロープ130と、釣合錘140と、巻上機100とを備える。昇降路110は、建築構造物内に形成され、その頂部には機械室160が設けられている。
巻上機100は、機械室160に配置され、ロープ130を巻き掛けることにより乗りかご120を昇降させる。また、巻上機100の近傍には、ロープ130が装架される反らせ車150が設けられている。
釣合錘140は、乗りかご120における無積載時の質量とほぼ同じ質量に設定されている。そのため、乗りかご120内に物や人が積載されていない無積載時では、乗りかご120側と釣合錘140側のロープ130の張力比は、1となる。これにより、無積載時における巻上機100の出力を低く抑えることが可能である。
乗りかご120は、中空の略直方体状に形成されている。乗りかご120は、ロープ130を介して、釣合錘140と連結され、昇降路110内を昇降する。乗りかご120は、不図示のドアを開閉可能に支持するかご側ドアポケット121を有している。
また、建築構造物200における各階における乗りかご120への乗り場201には、人や物が乗りかご120へ出入りする出入口202が設けられている。この出入口202には、エレベータ1を構成する建屋側ドアポケット180が配置されている。この建屋側ドアポケット180には、ドアが開閉可能に取り付けられる。
最上階の建屋側ドアポケット180の上部には、最上階用の遮蔽部材20が取り付けられている。最上階と最下階の間の階である一般階の建屋側ドアポケット180の上部には、一般階用の遮蔽部材40が取り付けられている。また、最下階の建屋側ドアポケット180には、最下階用の遮蔽部材60が取り付けられている。
図2は、本例のエレベータを模式的に示す平面図である。
図2に示すように、エレベータ1は、乗りかご120をガイドするガイドレール2と、釣合錘140をガイドする釣合錘用ガイドレール3と、エレベータ1の動作を制御する制御部4と、位置検出部80とを有している。位置検出部80は、乗りかご120のかご側ドアポケット121に設けられている。
なお、本例では、位置検出部80をかご側ドアポケット121に設けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、乗りかご120における昇降方向の上部や、かご側ドアポケット121と昇降方向対向するかごシルの下部に位置検出部80を設けてもよい。
位置検出部80は、支持部材122(図7参照)を介してかご側ドアポケット121における水平方向の一側に配置されている。位置検出部80は、第1検出部81と、第2検出部82と、第3検出部83とを有している。
図3A〜図3Dは、位置検出部80の付近を拡大して示す図である。図3Aは、一般階を示し、図3Bは、最上階を示し、図3Cは、最下階を示している。また、図3Dは、最上階又は最下階における所定の停止位置から上方又は下方へ移動した位置を示している。
図3Aに示すように、第1検出部81は、位置検出部80の水平方向の一側に配置され、第3検出部83は、位置検出部80の水平方向の他側に配置されている。そして、第2検出部82は、第1検出部81と、第3検出部83の間に配置されている。なお、第1検出部81、第2検出部82及び第3検出部83は、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは、第1検出部81について説明する。
第1検出部81は、発光する発光部84と、発光部84の光を受光する受光部85からなる光センサである。発光部84と受光部85は、連結部86により連結されている。そして、発光部84と受光部85は、間に連結部86を挟んで水平方向に間隔を開けて対向している。そして、第1検出部81は、発光部84と受光部85との間に形成された開口を、昇降路110に設けた建屋側ドアポケット180に向けて、かご側ドアポケット121に取り付けられている。
第1検出部81は、発光部84と受光部85の間に、後述する遮蔽片28、48、68が挿入された際に、検出信号を制御部4に出力する。そして、制御部4は、位置検出部80における第1検出部81、第2検出部82及び第3検出部83のうちどの検出部の光が遮蔽されたかにより、乗りかご120がどの階に停止したかを検出する。
なお、本例では、位置検出部80の検出部の数を3つ設けた例を説明したが、これに限定されるものではない、例えば、検出部は、少なくとも2つ以上あればよく、また検出部を4つ以上設けてもよい。
ここで、本例の位置検出部80における乗りかご120の停止階の識別方法の例について説明する。
図3Aに示すように、乗りかご120が一般階に停止した場合、第1検出部81と第3検出部83の発光部84と受光部85の間に、後述する一般階用の遮蔽部材40の遮蔽片48が挿入される。これにより、制御部4(図2参照)は、乗りかご120が一般階に停止していることを識別する。
図3Bに示すように、乗りかご120が最上階に停止した場合、第2検出部82と第3検出部83の発光部84と受光部85の間に、後述する最上階用の遮蔽部材20の遮蔽片28が挿入される。これにより、制御部4(図2参照)は、乗りかご120が最上階に停止していることを識別する。
また、図3Cに示すように、乗りかご120が最下階に停止した場合、第1検出部81と第2検出部82の発光部84と受光部85の間に、後述する最下階用の遮蔽部材60の遮蔽片68が挿入される。これにより、制御部4(図2参照)は、乗りかご120が最下階に停止していることを識別する。
ここで、エレベータは、乗りかごが最上階又は最下階から行き過ぎた場合に安全に乗りかごを停止させる必要がある。そのため、従来のエレベータでは、位置検出部とは別に、乗りかごが最上階又は最下階から行き過ぎたことを検知するカムと押圧スイッチからなる機械式のリミットスイッチが設けられていた。しかしながら、従来のエレベータでは、リミットスイッチにより部品点数が増加するだけでなく、昇降路内にリミットスイッチを配置するスペースが必要となっていた。
これに対し、本例のエレベータ1は、位置検出部80により乗りかご120の行き過ぎを検知している。具体的には、図3Dに示すように、乗りかご120が最上階又は最下階から行き過ぎた場合、全ての検出部81、82、83の発光部84と受光部85の間には、最上階用の遮蔽部材20又は最下階用の遮蔽部材60の遮蔽片28、68が挿入される。これにより、制御部4(図2参照)は、乗りかご120が最上階又は最下階の所定の停止位置から行き過ぎていることを検知し、乗りかご120を停止させる。
このように、本例のエレベータ1は、位置検出部80の検出パターンによって、乗りかご120が停止した箇所を識別することができるだけでなく、乗りかご120が所定の停止位置から行き過ぎていることも識別することができる。これにより、位置検出部80や遮蔽部材20、40、60とは別にリミットスイッチを設ける必要がなくなり、エレベータ1の部品点数を削減することができる。さらに、リミットスイッチを削減することで昇降路110内に空間が発生し、別の機械を配置することができる。
なお、本例のエレベータ1では、位置検出部80における乗りかご120の停止階及び行き過ぎ状態の識別方法として、図3Aから図3Dに示すパターンを説明したが、これに限定されるものではなく、検出部の数と遮蔽片の数や検出パターンに応じて種々に設定できるものである。例えば、一般階、最上階又は最下階に乗りかご120が停止した際には、3つの検出部のうち1つの検出部のみに遮蔽片が挿入されるようにしてもよい。また、乗りかご120が所定の停止位置から行き過ぎた際には、3つの検出部のうちいずれか2つの検出部に遮蔽片が挿入されるようにしてもよい。
次に、一般階に設けられた一般階用の遮蔽部材40について図4〜図8を参照して説明する。
図4は、一般階における出入口202を昇降路側から見た状態を示す正面図である。図5〜図8は、一般階用の遮蔽部材40を示すもので、図5は分解斜視図、図6は正面図、図7は側面図、図8は平面図である。
図4に示すように、出入口202の上部には、建屋側ドアポケット180が設けられている。一般階用の遮蔽部材40は、建屋側ドアポケット180の上部に固定ボルト91を介して固定されている。そして、一般階用の遮蔽部材40は、建屋側ドアポケット180の上端部から昇降方向に沿って上方に向けて立設されている。
図5に示すように、一般階用の遮蔽部材40は、保持ブラケット41と、保持ブラケット41に取り付けられる遮蔽プレート42と、建屋側ドアポケット180に取り付けられる固定ブラケット43と、調整部材44とを有している。図4に示すように、固定ブラケット43は、固定ボルト91及び固定ナット92により建屋側ドアポケット180に固定されている。
固定ブラケット43は、乗りかご120の昇降方向に沿って切断した断面形状が略コの字状に形成されている。また、固定ブラケット43は、建屋側ドアポケット180に固定される固定板51と、固定板51と対向する支持板52と、固定板51と支持板52とを接続する接続板53とを有している。
固定板51には、固定ボルト91のネジ部91aが貫通する貫通孔51aが設けられている。貫通孔51aの開口径は、固定ボルト91のネジ部91aの径よりも大きく設定されており、固定ボルト91の頭部91bの外径よりは小さく設定されている。また、固定板51の端部には、接続板53が乗りかご120の昇降方向に沿って屈曲して連続している。
接続板53における固定板51と接続する端部と反対側の端部には、支持板52が固定板51と同じ方向に向けて屈曲して連続している。そして、支持板52は、固定板51と乗りかご120の昇降方向に対向する。支持板52には、接続ボルト93が貫通する固定孔52aが設けられている。
また、固定板51及び支持板52における接続板53と接続する端部と反対側の端部には、一面が開口された開口部54が形成される。接続板53は、開口部54と対向する。図8に示すように、固定ブラケット43は、固定板51と支持板52の間に形成される開口部54を昇降路110の壁面と反対側に向けて建屋側ドアポケット180に固定される。
上述したように、固定板51に設けた貫通孔51aの径は、固定ボルト91のネジ部91aの径よりも大きく開口している。これにより、図7及び図8に示すように、固定ブラケット43を建屋側ドアポケット180の上端部において水平方向に微少に移動させることができるため、固定ブラケット43の取り付け位置を調整することができる。
また、図6及び図7に示すように、固定ブラケット43にける支持板52には、保持ブラケット41が固定される。
図5に示すように、保持ブラケット41は、乗りかご120の昇降方向に沿って切断した断面形状が略L字状に形成されている。保持ブラケット41は、長方形状に形成された載置板45と、長方形状に形成された保持板46とを有している。
載置板45には、接続ボルト93が貫通する貫通孔45aが形成されている。載置板45は、固定ブラケット43の固定板51に載置され、接続ボルト93及び接続ナット94によって固定板51に固定される。
載置板45の短手方向の一端部からは、保持板46が略垂直に屈曲して連続している。そして、図7に示すように、遮蔽部材40を建屋側ドアポケット180に固定した際に、保持板46は、乗りかご120の昇降方向に沿って延在する。このとき、保持板46は、載置板45における昇降路110の壁面側の端部と反対側の端部から立設される。すなわち、保持ブラケット41は、建屋側ドアポケット180から昇降路110を昇降する乗りかご120側に向けて保持板46を壁面から離反させるようにして配置される。これにより、保持板46と昇降路110の壁面との間に空間Q1を形成することができる。そのため、昇降路110の壁面に建屋側ドアポケット180を固定するための固定部材124や各種部材が配置されていても、遮蔽部材40と、固定部材や各種部材が干渉することを防ぐことができる。
なお、保持板46を載置板45における昇降路110の壁面と反対側の端部に設けたことで、保持ブラケット41を固定するための接続ボルト93が貫通孔45aは、保持板46と昇降路110の壁面との間に配置される。そのため、保持ブラケット41は、固定ブラケット43を建屋側ドアポケット180に固定する前に、予め固定ブラケット43に固定することが好ましい。
また、固定ブラケット43における開口部54は、昇降路110の壁面と反対側、すなわち乗りかご120側に向けられている。そのため、固定ブラケット43を固定ボルト91及び固定ナット92を用いて固定する際に、作業者は、開口部54側から固定板51と支持板52の間に手を挿入することができる。これにより、保持板46と昇降路110の壁面との間に挿入することなく、乗りかご110側から容易に固定ブラケット43及び保持ブラケット41を建屋側ドアポケット180に固定することができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、図5に示すように、保持板46には、複数の取付孔46aが形成されている。複数の取付孔46aは、保持板46の長手方向に沿って形成されている。そして、複数の取付孔46aには、取付ネジ95が貫通する。また、保持板46には、遮蔽プレート42が取付ネジ95及び取付ナット96を用いて取り付けられる。
遮蔽プレート42は、水平方向に切断した形状がコの字状に形成されている。遮蔽プレート42は、2つの遮蔽片48と、2つの遮蔽片48を連結する長方形状の連結片49とを有している。2つの遮蔽片48は、連結片49の短手方向の両端から略垂直に同じ方向に向けて屈曲している。図3Aに示すように、一般用の遮蔽部材40の2つの遮蔽片48の間隔は、位置検出部80における第1検出部81の発光部84と受光部85との隙間から第3検出部83の発光部84と受光部85との隙間までの間隔と等しくなるように設定されている。
遮蔽プレート42における2つの遮蔽片48が延在する方向は、保持ブラケット41から乗りかご120の昇降方向と平行に配置される。2つの遮蔽片48は、保持ブラケット41から昇降路110に向けて突出する。そして、図7及び図3Aに示すように、乗りかご120が一般階に移動した際に、遮蔽片48は、位置検出部80における第1検出部81及び第3検出部83の発光部84と受光部85の間に挿入する。
また、連結片49の短手方向の長さは、保持ブラケット41の保持板46の短手方向の長さよりも長く設定されている。連結片49には、取付ネジ95が貫通する複数の取付孔49aが形成されている。取付孔49aは、乗りかご120の昇降方向に沿って所定の長さで延びる長孔である。これにより、図6及び図7に示すように、遮蔽プレート42を保持ブラケット41に対して昇降方向に沿って微少に移動させることができるため、遮蔽プレート42における昇降方向の位置を調整することができる。
さらに、連結片49には、2つの開口窓49bが形成されている。2つの開口窓49bは、連結片49における短手方向の一側に形成され、複数の取付孔49aの近傍に配置される。
図6及び図7に示すように、遮蔽プレート42の連結片49と、保持ブラケット41の保持板46の間には、昇降方向に沿って上下2箇所に平板状の調整部材44が挿入される。調整部材44は、連結片49と保持板46に挟み込まれる。そして、上下2箇所に挿入される調整部材44の厚さ、又は枚数を変更することで、遮蔽プレート42における昇降路110に対する傾きを調整することができる。
また、図5に示すように、調整部材44の長手方向の長さは、遮蔽プレート42におけ2つの遮蔽片48の間隔よりも短く設定され、保持ブラケット41における保持板46の短手方向の長さよりも長く設定されている。これにより、調整部材44を連結片49と保持板46の間に挿入した際に、調整部材44は、遮蔽プレート42における2つの遮蔽片48の間から外側へ突出しない。これにより、調整部材44が昇降路110や乗りかご120に設けられた各種部品と干渉することを防ぐことができる。
調整部材44における長手方向の一端部には、挿通孔44bが形成されており、長手方向の他端部には、挿入窓44aが形成されている。挿入窓44aにおける長手方向の他端部は、開放されている。そのため、調整部材44は、挿入窓44aが開放されている長手方向の他端部から連結片49と保持板46の間に挿入される。
図6に示すように、調整部材44を連結片49と保持板46の間に挿入した際に、挿入窓44aには、2本の取付ネジ95が挿入される。ここで、挿入窓44aに挿入される取付ネジ95が一本の場合、取付ネジ95を取り外す際に、調整部材44が取付ネジ95を中心に回転して、連結片49と保持板46の間から抜け落ちるおそれがある。調整部材44が抜け落ちることを防ぐためには、挿入窓44aには、少なくとも2本の取付ネジ95が挿入されることが好ましい。
挿通孔44bには、調整部材44を連結片49と保持板46の間から引き抜くための、治具が挿入される。また、調整部材44を連結片49と保持板46の間に挿入した際に、挿通孔44bは、連結片49に設けた開口窓49bに臨む。これにより、連結片49における昇降路110の壁面と対向する一面と反対側の他面から治具を挿通孔44bに挿入することができる。その結果、作業者は、連結片49と昇降路110の壁面との間に手を挿入することなく、乗りかご110側から調整部材44を引き抜くことができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、挿通孔44bは、保持ブラケット41における保持板46の短手方向の一端部よりも外側に配置される。そのため、治具を挿通孔44bから昇降路110の壁面側に向けて深く挿入することができる。
本例の遮蔽部材40は、図8に示すように、固定ブラケット43に設けた貫通孔51aにより水平方向の位置合わせが可能となり、図6に示すように、連結片49に設けた取付孔49aにより昇降方向に対する位置合わせが可能となる。さらに、図7に示すように、遮蔽プレート42と保持ブラケット41の間に介在される調整部材44の枚数又は厚さを変更することにより、遮蔽部材40における昇降路110に対する傾きの調整が可能となる。
すなわち、固定ブラケット43に設けた貫通孔51aと、遮蔽プレート42に向けた取付孔49aと、遮蔽プレート42及び保持ブラケット41の間に介在される調整部材44が本例の調整機構を構成している。
また、建屋側ドアポケット180に遮蔽部材40を固定することで、建屋側ドアポケット180が昇降路における高さ方向の基準となるため、遮蔽部材40における大まかな高さ方向の位置合わせを行うことができる。これにより、保持ブラケット41及び遮蔽プレート42の高さ方向の調整を容易に行うことができる。
また、図2に示すように、建屋側ドアポケット180とかご側ドアポケット121の隙間は、物や人が落下することを防ぐために、狭く設定されている。本例では、昇降路110における他の空間に干渉させることなく、建屋側ドアポケット180とかご側ドアポケット121の隙間に遮蔽部材40の遮蔽片48を突出させ、かつ位置検出部80を配置している。そのため、昇降路110内における建屋側ドアポケット180とかご側ドアポケット121の隙間以外の空間を広くすることができ、他の機械を配置する際に設計の自由度を高めることができる。
さらに、乗りかご120が昇降動作する際に、遮蔽部材40や位置検出部80が、昇降路110や乗りかご120の周囲に配置されたロープ130等の長尺物や、釣合錘140等と干渉することを防ぐことができる。
次に、最上階に設けられる最上階用の遮蔽部材20について図9〜図13Bを参照して説明する。なお、一般階用の遮蔽部材40と共通する構成については、その説明は省略する。
図9は、最上階における出入口202の上部付近を昇降路側から見た状態を示す正面図である。図10〜図13Bは、最上階用の遮蔽部材20を示すもので、図10は分解斜視図、図11Aは正面図、図11Bは側面図、図12は平面図、図13Aは図11AのT−T線断面図、図13Bは図11BのS−S線断面図である。
図9に示すように、最上階用の遮蔽部材20は、一般階用の遮蔽部材40と同様に、建屋側ドアポケット180の上端部に固定される。また、最上階用の遮蔽部材20は、建屋側ドアポケット180から昇降方向に沿って上方に向けて立設し、建屋側ドアポケット180と昇降路110の天井部110Aの間に配置される。
図10に示すように、最上階用の遮蔽部材20は、保持ブラケット21と、2つの遮蔽プレート22A、22Bと、固定ブラケット23と、2つの伸縮プレート35,35と、支持ブラケット36とを有している。固定ブラケット23は、一般階用の遮蔽部材40の固定ブラケット43と同一の構成を有している。すなわち、固定ブラケット23は、貫通孔31aが設けられた固定板31と、固定孔32aが設けられた支持板32と、接続板33と、を有している。そして、固定ブラケット23は、固定板31に設けた貫通孔31aに固定ボルト91を貫通させることで、建屋側ドアポケット180に固定される。
保持ブラケット21は、一般階用の遮蔽部材40の保持ブラケット41と同様に、略L字状に形成されている。保持ブラケット21は、固定ブラケット23の支持板32に接続ボルト93及び接続ナット94を介して固定される載置板25と、保持板26とを有している。保持板26には、取付ネジ95が貫通する複数の取付孔26aが形成されている。そして、保持板26には、2つの遮蔽プレート22A,22Bが取付ネジ95及び取付ナット96を用いて取り付けられる。
2つの遮蔽プレート22A、22Bは、水平方向に切断した形状がコの字状の部材で形成されている。2つの遮蔽プレート22A、22Bは、それぞれ2つの遮蔽片28と、2つの遮蔽片28を連結する長方形状の連結片29とを有している。連結片29の長手方向の一側には、第1取付孔29aが設けられており、連結片29の長手方向の他側には、第2取付孔29cが設けられている。
遮蔽プレート22A、22Bにおける連結片29の短手方向の長さは、一般階用の遮蔽プレート42の連結片49の短手方向の長さの略半分に設定されている。すなわち、遮蔽プレート22A、22Bにおける連結片29の短手方向の長さは、保持ブラケット21の保持板26の短手方向の長さの略半分である。
遮蔽プレート22Aは、保持ブラケット21における保持板26の短手方向の一側に配置され、遮蔽プレート22Bは、保持ブラケット21における保持板26短手方向の他側に配置される。遮蔽プレート22A、22Bは、遮蔽片28の長手方向が昇降方向と略平行となるように配置される。そして、遮蔽片28は、昇降路110に向けて突出する。このとき、図12、図13A及び図13Bに示すように、2つの遮蔽プレート22A、22Bにおける2つの遮蔽片28のうち、隣り合う遮蔽片28が一体に重なり合い、一つの遮蔽片とみなすことができる。そして、図3B、図3Dに示すように、水平方向に重なり合って接触する遮蔽片28は、位置検出部80の第2検出部82に挿入される。
遮蔽プレート22Bの遮蔽片28のうち保持ブラケット21の短手方向の他側に配置される遮蔽片28には、切り欠き28aが形成されている。切り欠き28aは、遮蔽片28の長手方向の一端、すなわち昇降方向の下端部から、昇降方向に沿って所定の長さで形成されている。
そのため、図11A及び図13Aに示すように、遮蔽プレート22A、22Bの長手方向の他側、すなわち昇降方向の上側における昇降路110内に突出する遮蔽片28の数は、3つになる。そして、図11A及び図13Bに示すように、遮蔽プレート22A、22Bの長手方向の一側、すなわち昇降方向の下側における昇降路110内に突出する遮蔽片28の数は、2つになる。なお、水平方向の中央で重なり合い、接触する2つの遮蔽片28,28は、1つの遮蔽片とみなす。
これにより、切り欠き28aを設けることで、図3B及び図3Dに示すように、遮蔽プレート22Aと遮蔽プレート22Bを水平方向に重ね合わせて、位置検出部80の検出部81、82、83で検出される遮蔽片28の数を変化させることができる。その結果、1つの遮蔽部材20に、乗りかご120の位置検出と、行き過ぎを検出するリミットスイッチとしての機能を持たせることができる。
また、図11A及び図13Aに示すように、2つの遮蔽プレート22A、22Bの第2取付孔29cには、固定ネジ97を介して2つの伸縮プレート35と、支持ブラケット36が固定される。
2つの伸縮プレート35は、それぞれ水平方向に切断した形状がコの字状の部材で形成されている。伸縮プレート35は、遮蔽プレート22A、22Bにおける2つの遮蔽片28の間に摺動可能に挿入される。また、伸縮プレート35における遮蔽プレート22A,22Bの連結片29と接触する摺動面部37には、長手方向に沿って所定の長さで伸びる取付孔37aが設けられている。この取付孔37aには、固定ネジ97が挿入される。
一般的に、建屋側ドアポケット180から昇降路110の天井部110Aの高さに応じて、遮蔽プレートの長さを調整する必要がある。そして、従来では、遮蔽プレートが長い場合は作業現場で切断していた。また、遮蔽プレートが短い場合は、長さに応じた遮蔽プレートを新たに製作、または手配していた。
しかしながら、本例のエレベータ1は、2つの伸縮プレート35を遮蔽プレート22A、22Bに沿って昇降方向に摺動させることで、遮蔽部材20における昇降方向の長さを容易に変化させることができる。その結果、遮蔽部材20を取り付ける際に、遮蔽プレートを切断したり、新たに製作する手間を省くことができる。
また、2つの遮蔽プレート22A、22Bの長手方向の他側及び2つの伸縮プレート35は、支持ブラケット36に固定ネジ97を介して保持される。支持ブラケット36は、水平方向に切断した形状がコの字状の部材で形成されている。支持ブラケット36で2つの遮蔽プレート22A、22B及び2つの伸縮プレート35を保持することで、2つの遮蔽プレート22A、22B及び2つの伸縮プレート35が揺れたり、曲がったりすることを防ぐことができる。
さらに、図9、図11A及び図11Bに示すように、2つの伸縮プレート35における昇降方向の上部は、ガイドレール2から延在する補強部材125に固定ネジ99を介して固定されている。これにより、2つの伸縮プレート35を強固に保持することができる。
その他の構成は、一般階用の遮蔽部材40と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する最上階用の遮蔽部材20では、固定ブラケット23により、遮蔽部材20における水平方向の調整を行うことができる。
なお、最上階用の遮蔽部材20においても、2つの遮蔽プレート22A,22Bと保持ブラケット21の間に、調整部材44を挟み込ませてもよい。これにより、最上階用の遮蔽部材20でも、昇降路110に対する傾きを調整することができる。
また、切り欠き28aを設ける遮蔽片28は、上述した遮蔽片28に限定されるものではなく、位置検出部80の検出パターンに応じて切り欠き28aを形成する遮蔽片28及び切り欠き28aを設ける箇所は種々に設定されるものである。
次に、最下階に設けられる最下階用の遮蔽部材60について図14〜図15Bを参照して説明する。なお、一般階用の遮蔽部材40及び最上階用の遮蔽部材60と共通する構成については、その説明は省略する。
図14Aは最下階における出入口202の一部を昇降路側から見た状態を示す正面図、図14Bは側面図である。図15Aは図14AのC−C線断面図、図15Bは図14AのD−D線断面図である。
図14A及び図14Bに示すように、遮蔽部材60は、建屋側ドアポケット180と、建屋側ドアポケット180と昇降方向で対向する建屋側ドアシル181に取り付けられている。遮蔽部材60は、保持ブラケット61と、2つの遮蔽プレート62と、固定ブラケット63とを有している。固定ブラケット63は、一般階用の遮蔽部材40の固定ブラケット43及び最上階用の遮蔽部材20の固定ブラケット23と同一の構成を有している。また、保持ブラケット61は、最上階用の遮蔽部材20の保持ブラケット21と同一の構成を有している。そのため、ここでは、保持ブラケット21及び固定ブラケット23の説明は省略する。
2つの遮蔽プレート62は、昇降方向に沿って建屋側ドアポケット180から建屋側ドアシル181にかけて延在している。そして、2つの遮蔽プレート62における昇降方向の上側が取付ネジ95を介して保持ブラケット61に固定され、昇降方向の下側が固定ネジ99を介して建屋側ドアシル181に固定される。
また、2つの遮蔽プレート62は、それぞれ2つの遮蔽片68を有している。遮蔽片68は、昇降方向に沿って延在し、昇降路110に向けて突出している。2つの遮蔽プレート62の遮蔽片68のうち、水平方向の一側に位置する遮蔽片68には、切り欠き68aが形成されている。切り欠き68aは、遮蔽片68における昇降方向の上端から、昇降方向に沿って所定の長さで形成されている。
そのため、図15Aに示すように、遮蔽プレート62の長手方向の他側、すなわち昇降方向の上側における昇降路110内に突出し、遮蔽片68の数は、2つになる。そして、図15Bに示すように、遮蔽プレート62の長手方向の一側、すなわち昇降方向の下側における昇降路110内に突出する遮蔽片68の数は、3つになる。なお、水平方向の中央で重なり合い接触する2つの遮蔽片68,68は、1つの遮蔽片とみなす。
その他の構成は、一般階用の遮蔽部材40と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する最下階用の遮蔽部材60では、固定ブラケット63により、遮蔽部材60における水平方向の調整を行うことができる。
なお、最下階用の遮蔽部材60においても、2つの遮蔽プレート62,62と保持ブラケット61の間に、調整部材44を挟み込ませてもよい。これにより、最下階用の遮蔽部材60でも、昇降路110に対する傾きを調整することができる。
また、切り欠き68aを設ける遮蔽片68は、上述した遮蔽片68に限定されるものではない。すなわち、最上階用の遮蔽部材20と同様に位置検出部80の検出パターンに応じて切り欠き68aを形成する遮蔽片68及び切り欠き68aを設ける箇所は種々に設定されるものである。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、位置検出部80をかご側ドアポケット121に取り付け、最上階用の遮蔽部材20及び一般階用の遮蔽部材40を建屋側ドアポケット180に取り付けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、位置検出部80を乗りかご120におけるかご側ドアポケット121と昇降方向で対向するかご側ドアシルに固定し、最上階用の遮蔽部材20及び一般階用の遮蔽部材40を建屋側ドアシル181に固定するようにしてもよい。
なお、位置検出部80及び遮蔽部材20,40をかご側ドアポケット121及び建屋側ドアポケット180に固定した場合、固定作業や点検作業を行う際に、作業者は、乗りかご110の上部に乗って作業を行うことができる。そのため、位置検出部80及び遮蔽部材20,40は、かご側ドアシル及び建屋側ドアシル181に固定するよりもかご側ドアポケット121及び建屋側ドアポケット180に固定するほうが好ましい。
1…エレベータ、 4…制御部、 20,40,60…遮蔽部材、 21,41,61…保持ブラケット、 22A、22B,42,62…遮蔽プレート、 23,43,63…固定ブラケット、 25,45…載置板、 26,46…保持板、 26a…取付孔、 28,48,68…遮蔽片、 28a,68a…切り欠き、 29,49…連結片、 31,51…固定板、 31a,51a…貫通孔(調整機構)、 32,52…支持板、 33,53…接続板、 35…伸縮プレート、 36…支持ブラケット、 37…摺動面部、 44…調整部材(調整機構)、 44a…挿入窓、 44b…挿通孔、 49a…取付孔(調整機構)、 49b…開口窓、 54…開口部、 80…位置検出部、 81…第1検出部、 82…第2検出部、 83…第3検出部、 84…発光部、 85…受光部、 91…固定ボルト、 91a…ネジ部、 91b…頭部、 92…固定ナット、 110…昇降路、 120…乗りかご、 121…かご側ドアポケット、 130…ロープ、 180…建屋側ドアポケット、 181…建屋側ドアシル、 201…建築構造物、 201…乗り場、 202…出入口

Claims (6)

  1. 建築構造物に設けた昇降路内を昇降動作する乗りかごの停止位置を検出可能なエレベータにおいて、
    前記乗りかごのかご側ドアポケット又はかごシルに設けられた位置検出部と、
    前記昇降路に設けられた建屋側ドアポケット又はドアシルに取り付けられ、前記位置検出部により検出される遮蔽部材と、を備え、
    前記遮蔽部材は、
    一面が開放された開口部を有し、前記開口部を前記昇降路の壁面と反対側に向けて前記建屋側ドアポケット又は前記ドアシルに取り付けられる固定ブラケットと、
    前記固定ブラケットに固定される載置板、及び前記載置板における前記昇降路の壁面側の端部と反対側の端部から前記乗りかごの昇降方向に沿って屈曲する保持板を有する保持ブラケットと、
    前記保持板に取り付けられる連結片、及び前記連結片から前記昇降路に向けて突出し且つ前記位置検出部に挿入される遮蔽片を有する遮蔽プレートと、
    前記位置検出部に対する前記遮蔽プレートの位置を調整する調整機構と、
    を備えたエレベータ。
  2. 前記調整機構は、
    前記保持板と前記連結片の間に介在される調整部材からなる
    請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記固定ブラケットは、前記建屋側ドアポケット又は前記ドアシルに固定ボルトを介して取り付けられ、
    前記調整機構は、
    前記固定ブラケットに形成され、前記固定ボルトのネジ部が貫通する貫通孔からなり、
    前記貫通孔の径は、固定ボルトのネジ部の径よりも大きく、かつ前記固定ボルトの頭部の外径よりも小さく設定される
    請求項1に記載のエレベータ。
  4. 前記遮蔽プレートは、前記保持ブラケットに取付ネジを介して取り付けられ、
    前記調整機構は、
    前記連結片に形成され、前記取付ネジのネジ部が貫通する取付孔からなり、
    前記取付孔は、前記乗りかごの昇降方向に沿って所定の長さで開口する
    請求項1に記載のエレベータ。
  5. 前記遮蔽部材は、
    前記遮蔽プレートに摺動可能に取り付けられ、前記乗りかごの昇降方向に沿って摺動する伸縮プレートを有する
    請求項1に記載のエレベータ。
  6. 前記遮蔽プレートの前記遮蔽片に、前記乗りかごの昇降方向に沿って延在する切り欠きを設けた
    請求項1に記載のエレベータ。
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