JP5474416B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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本発明は、機械室が無い、いわゆる機械式レスエレベーター装置に関するものである。
機械室が無い、いわゆる機械式レスエレベーター装置にあって、従来、巻上機を昇降路壁自体の内部に配置し、トラクションシーブのみをかごと昇降路壁の間に配置して省スペース化を図ったものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、一般的なエレベーター装置にあっては、機器を設置可能な昇降路有効寸法は、建屋の梁、昇降路内に立設される立柱などで昇降路壁に凹凸がある場合、最も内側、すなわち、かご側に位置する凸部が基準となる。
特許2992219(段落番号0010〜0013、図2)
しかしながら、前述したエレベーター装置では、昇降路壁に、専用に形成した開口部へ巻上機を配置するため、その部分の昇降路壁の強度が不足し、したがって、開口部周囲に特別な補強を施す必要があった。また、巻上機を点検するために昇降路外に通じる点検用ドア、この点検用ドアにいたる経路、及び、巻上機を点検するためのスペース等が必要となり、昇降路周囲の設計レイアウトに制限を課すとともに、コストの向上を招くという問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、昇降路壁に巻上機を設置するための特別なスペースを要することなく、省スペース化を図ることのできるエレベーター装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、昇降路内を昇降するかごと、このかごの重量を補償し、前記かごと反対方向に昇降するつり合いおもりと、前記かご、及び前記つり合いおもりの昇降を案内するガイドレールと、前記かご、及び前記つり合いおもりを懸架する主索と、前記昇降路内の下方、又は上方の一方に配置される巻上機とを有するとともに、昇降路壁に、前記かご側へ突出する凸部が形成されたエレベーター装置において、前記凸部を、前記建屋の梁、及び前記昇降路に立設される立柱の少なくとも一方で構成すると共に、前記巻上機は、前記凸部間の空隙に支持部材を介して支持されるとともに、前記かご側から保守可能なように前記巻上機のシーブが前記かご側、本体が前記昇降路壁側に位置するように前記かご及び前記昇降路壁の間に主索が設けられる昇降路壁面に配置されると共に、前記支持部材は、上下方向に対する断面剛性が左右方向に対する断面剛性に比べて大きな鋼材を用いて厚さ寸法を前記巻上機の厚さ寸法の半分以下としたことを特徴としている。
このように構成した本発明では、構造上、昇降路壁にかご側へ突出する凸部が形成されたエレベーター装置にあって、巻上機を支持部材により凸部間の空隙に配置する。また、巻上機のシーブがかご側となるよう配置することで、かごから巻上機の保守を行うことを可能とする。これによって、昇降路壁に巻上機を設置するための特別なスペースを要することなく、省スペース化を図ることができる。また、構造上必要となる昇降路内の凸部、即ち、建屋の梁と梁の間や、昇降路に立設される立柱と立柱との間に、支持部材を介して巻上機を配置することで、省スペース化を図ることができる。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記支持部材は、前記ガイドレールの裏面に配置されることを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項2に係る発明では、支持部材をガイドレールの裏面に配置することで、既存の機器を用いた支持部材の固定が可能となる。
本発明によれば、省スペース化を図りつつも昇降路壁に巻上機を設置するための特別なスペースを要することがないことから、昇降路周囲の設計レイアウトに自由度を持たせることができるとともに、コストの低減を図ることができる。
本発明に係るエレベーター装置の一実施例を示す縦断面図である。 図1の実施例における上面図である。 本発明に係るエレベーター装置の他の実施例を示す上面図である。
以下、本発明に係るエレベーター装置の実施例を図に基づき説明する。
エレベーター装置は、図1、及び図2に示すように、昇降路1内を昇降するかご2と、このかご2の重量を補償し、かご2と反対方向に昇降するつり合いおもり3と、かご2の昇降を案内するかご用ガイドレール4a、4bと、つり合いおもり3の昇降を案内するつり合いおもり用ガイドレール5a、5bと、かご2、及びつり合いおもり3を懸架する主索6と、昇降路1内の下方に配置される巻上機7とを有している。また、昇降路壁8には、例えば、昇降路1の最下位置に架設された建屋の梁9aと、この梁9aから所定寸法上方に架設された梁9bとで凸部が形成されている。なお、かご用ガイドレール4a及びつり合いおもり用ガイドレール5aはレールブラケット10を介して昇降路壁8に固定されている。また、かご用ガイドレール4b及びつり合いおもり用ガイドレール5bについては便宜上レールブラケットが図示されていない。
巻上機7は、梁9aと梁9bとの間の空隙に支持部材11を介して支持される。また、巻上機7のシーブ7aがかご2側、本体7bが昇降路壁側に位置するように配置され、図示しないブレーキ、ベアリング、エンコーダ等の部品については、かご2から保守ができるような部品配置となっている。
支持部材11は、図2に示すように、一端がかご用ガイドレール4a、他端がつり合いおもり用ガイドレール5aの裏面に配置されている。また、支持部材11は、図1に示すように、巻上機7の上部が固定される支持部材11aと、巻上機7の下部が固定される支持部材11bとから成るとともに、これらの支持部材11a、11bを、U字型鋼のように上下方向に対する断面剛性が左右方向に比べて大きな鋼材とすることにより、その厚さ寸法を、巻上機7本体の厚さ寸法の半分以下とすることができる。
前記一実施例にあっては、構造上、昇降路壁8にかご2側へ突出する凸部、即ち、梁9a、9bが形成されたものにあって、巻上機7を支持部材11により梁9aと梁9bとの間の空隙に配置し、省スペース化を図る。また、巻上機7のブレーキ、ベアリング、エンコーダ等の保守を行う場合、かご2を最下位置として図1に示すように巻上機7と対向させ、かごから保守作業を行う。
前記実施例によれば、省スペース化を図りつつも昇降路壁8に巻上機7を設置するための特別なスペースを要することがないことから、昇降路周囲の設計レイアウトに自由度を持たせることができるとともに、コストの低減を図ることができる。
なお、前記実施例では、昇降路1内の下方に巻上機7が配置されたエレベーター装置を例として説明したが、本発明はこれに限らず、昇降路1の上方に巻上機が設置されたエレベーター装置に適用できることは云うまでもない。
次に、本発明に係るエレベーター装置の他の実施例を図3に基づき説明する。なお、前述したものと同等のものには同一符号が付してある。
他の実施例のエレベーター装置は、図3に示すように、昇降路壁8に、例えば、昇降路1に立設された立柱12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12hで凸部が形成されている。なお、立柱12a〜12hは、建屋の階高が大きい場合などに設けられ、これらにかご用ガイドレール4a、4b、及びつり合いおもり用ガイドレール5a、5bがレールブラケット10を介して固定される。
巻上機7は、立柱12bと立柱12cとの間の空隙に支持部材11を介して支持される。また、巻上機7のシーブ7aがかご2側、本体が昇降路壁側に位置するように配置され、図示しないブレーキ、ベアリング、エンコーダ等の部品については、かご2から保守ができるような部品配置となっている。
支持部材11は、図3に示すように、一端がかご用ガイドレール4a、他端がつり合いおもり用ガイドレール5aの裏面に配置されるとともに、図示しないが、巻上機7の上部が固定される支持部材と、巻上機7の下部が固定される支持部材との対となる2本の鋼材から成っている。
前記他の実施例によれば、前述した一実施例と同様の効果を得ることができる。
1 昇降路
2 かご
3 つり合いおもり
4a、4b かご用ガイドレール
5a、5b つり合いおもり用ガイドレール
6 主索
7 巻上機
7a シーブ
7b 本体
8 昇降路壁
9a、9b 梁(凸部)
10 レールブラケット
11 支持部材
12a〜12h 立柱(凸部)

Claims (2)

  1. 昇降路内を昇降するかごと、このかごの重量を補償し、前記かごと反対方向に昇降するつり合いおもりと、前記かご、及び前記つり合いおもりの昇降を案内するガイドレールと、前記かご、及び前記つり合いおもりを懸架する主索と、前記昇降路内の下方、又は上方の一方に配置される巻上機とを有するとともに、昇降路壁に、前記かご側へ突出する凸部が形成されたエレベーター装置において、
    前記凸部を、前記建屋の梁、及び前記昇降路に立設される立柱の少なくとも一方で構成すると共に、
    前記巻上機は、前記凸部間の空隙に支持部材を介して支持されるとともに、前記かご側から保守可能なように前記巻上機のシーブが前記かご側、本体が前記昇降路壁側に位置するように前記かご及び前記昇降路壁の間に主索が設けられる昇降路壁面に配置されると共に、
    前記支持部材は、上下方向に対する断面剛性が左右方向に対する断面剛性に比べて大きな鋼材を用いて厚さ寸法を前記巻上機の厚さ寸法の半分以下としたことを特徴としたエレベーター装置。
  2. 前記支持部材は、前記昇降路壁に固定されたレールブラケットに取り付けられた前記ガイドレールの裏面に配置されることを特徴とした請求項1記載のエレベーター装置。
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