JP5253285B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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本発明は、エレベータ装置に係り、特に、昇降路内のスペースを利用して巻上機を設置した機械室レスのエレベータの巻上機支持構造に関する。
近年、建物の利用効率を高めるため、昇降路内のスペースを利用して巻上機や制御盤などを設置するエレベータ、いわゆる機械室レスエレベータとして、昇降路内を昇降するかごと、このかごと対向方向に移動するカウンターウェイトと、かごおよびカウンターウェイトの昇降を案内するガイドレールと、かごおよびカウンターウェイトを懸架するロープと、昇降路内にあって昇降路最下階フロアレベル付近にあり、かつ、昇降路の平断面内の1つの壁面に平行に配置された薄形の巻上機とから構成したものが提案され一部実用化されている。そして、前述した巻上機の支持として、機械台により防振ゴムを介して巻上機台を吊り下げ、巻上機台に巻上機を固定するもの(例えば、特許文献1参照)、或いは、巻上機を固定する固定台をロ字状に組み立てガイドレールに移動可能に固定したものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−231770(段落番号0013、図3) 特開2006−52076(段落番号0013、図2)
しかしながら、引用文献1に記載のものでは、吊り下げた固定台の上に巻上機を載せた後、巻上機を固定する構造としているため、巻上機の外側に吊り下げ部材を通さなければならず、巻上機幅に加え、吊り下げ部材の幅寸法が必要となり、昇降路寸法が拡大するという問題があった。
一方、引用文献2に記載のものでは、固定台を、上枠、下枠および側枠でロ字状に組み立てるとともに、上枠と下枠のそれぞれの一端をガイドレールに移動可能に固定し、かつ、下枠をテンションロッドによってピットベースに固定した構成であるが、巻上機に対する側枠の配置は特に限定されておらず、側枠が巻上機の外側に配置された場合、特許文献1と同様に巻上機幅に加え、側枠の幅寸法が必要となる。また、固定台の厚さ寸法を低減するための特別な配慮はなされておらず、したがって、昇降路寸法が拡大するという問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、構成部品を大幅に変更することなく、昇降路寸法の拡大防止を図ることのできるエレベータ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、昇降路内を昇降するかごおよびカウンターウェイトと、前記かごおよび前記カウンターウェイトの昇降を案内するガイドレールと、前記かごおよび前記カウンターウェイトを懸架するロープと、前記昇降路内にあって昇降路最下階フロアレベル付近にあり、かつ、前記昇降路の平断面内の1つの壁面に略平行に配置された薄形の巻上機と、この巻上機を支持する取付枠とを有するエレベータにおいて、前記取付枠を、上枠、下枠および側枠で井桁状に組み立てるとともに、前記側枠を前記巻上機幅より内側に配置し、かつ、前記側枠は、略L字状の断面形状を有すると共に、このL字状側枠の一片を巻上機左右に設けられた巻上機固定部とシーブとの間に配置したことを特徴としている。
このように構成した本発明では、巻上機を支持する取付枠を、上枠、下枠および側枠で井桁状に組み立てるとともに、側枠を巻上機幅より内側に配置することで、巻上機の幅寸法より取付枠の幅寸法を小さなものとすることができ、これによって、構成部品を大幅に変更することなく、昇降路寸法の拡大防止を図ることができる。また、側枠の断面形状を略L字状とすることで、側枠としての強度を確保しつつ、L字状の側枠の一辺を巻上機固定部とシーブとの間に配置することで、側枠を巻上機の厚さ寸法内に収めることを可能とした。
本発明によれば、側枠を巻上機幅より内側に配置することで、巻上機の幅寸法より取付枠の幅寸法を小さなものとすることができるとともに、L字状の側枠の一辺を巻上機固定部とシーブとの間に配置することで、側枠を含む取付枠の厚さ寸法を巻上機の厚さ寸法より小さなものとすることを可能とし、これによって、昇降路寸法の拡大を必要とすることがない昇降路機器配置計画が可能となる。また、取付枠は、上枠と下枠および側枠で構成されるものであることから、従来のものと比べ構成部品の大幅な変更を要することがなく、したがって、コスト向上を招くことがない。
本発明のエレベータ装置である機械室レスエレベータの全体概略構成図である。 本発明の巻上機支持装置の一実施形態を示す要部拡大正面図である。 本実施形態における巻上機支持装置の側面図である。 本実施形態における巻上機支持装置の上面図である。
以下、本発明に係るエレベータ装置の実施形態を図に基づいて説明する。
機械室レスのエレベータは、図1に示すように、昇降路1内を昇降するかご2と、このかご2の昇降を案内するかご用ガイドレール3と、かご2と対向方向に移動するカウンターウェイト4と、このカウンターウェイト4の昇降を案内するおもり用ガイドレール5a、5bと、ガイドレール3、5a、5bの頂部に固定された吊りビーム6と、この吊りビーム6に取付けられるプーリ7、8と、昇降路1の平断面内の1つの壁面に略平行に配置され、シーブ9aを備えた薄型の巻上機9と、かご2の下方に設けられたかご下プーリ10と、カウンターウェイト4の上部に設けられたおもり上プーリ11と、一端がロープ端固定装置12aを介してガイドレール3と対面し、かご2にを案内するガイドレール(図示せず)に固定されるとともに、他端がロープ端固定装置12bを介して吊りビーム6に固定され、かつ、その中間部が、かご下プーリ10、プーリ7、シーブ9a、プーリ8およびおもり上プーリ11に巻き掛けられ、巻上機9の駆動によるシーブ9aの回転で移動してかご2およびカウンターウェイト4を上下に昇降させるロープ13とを備えている。なお、Aは最上階フロアレベル、Bは最下階フロアレベルである。
そして、本実施例1の巻上機支持装置は、図2〜図4にも示すように、上枠14a、下枠14bおよび側枠14c、14dを井桁状に組み立てて成り、巻上機9が装着される取付枠14と、一端が取付枠14の下枠14bに、他端がピットベース15に図示しない固定ナットによって固定されたテンションロッド16a、16bと、巻上機固定部17にあって巻上機9と取付枠14との間に介設され、巻上機9の振動を吸振する防振ゴム18とを備えている。
取付枠14は、図2および図4に示すように、その側枠14c、14dが巻上機幅より内側に配置されている。また、側枠14c、14dは、略L字状の断面形状を有する鋼材で形成されるとともに、図4に示すように、L字状の側枠14c、14dの一辺を巻上機固定部17とシーブ9aとの間に配置するようになっている。
テンションロッド16a、16bは、図1に示すように、側枠14c、14dの延長上で、かつ、巻上機9の荷重中心点下方に位置するように設けられている。
本実施形態によれば、側枠14c、14dを巻上機幅より内側に配置することで、巻上機9の幅寸法h1より取付枠14の幅寸法h2を小さなものとすることができる。また、L字状の側枠14c、14dの一辺を巻上機固定部17とシーブ9aとの間に配置することで、側枠14c、14dを含む取付枠14の厚さ寸法h3を巻上機9の厚さ寸法h4より小さなものとすることができる。これによって、昇降路寸法の拡大を必要とすることがない昇降路機器配置計画が可能となる。さらに、取付枠14は、上枠14a、下枠14bおよび側枠14c、14dで構成されるものであることから、従来のものと比べ構成部品の大幅な変更を要することがなく、したがって、コスト向上を招くことがない。更にまた、テンションロッド16a、16bは、側枠14c、14dの延長上で、かつ、巻上機9の荷重中心点下方に位置するように設けられていることから、安定した巻上機9の支持が可能である。また、テンションロッド16a、16bを介して巻上機9を支持する構造とすることで、エレベータ据付時、巻上機9の上下方向調整が必要になった場合、テンションロッド16a、16bを上下に移動することで容易にその調整を行なうことができる。
1 昇降路
2 かご
3 かご用ガイドレール
4 カウンターウェイト
5a、5b おもり用ガイドレール
6 吊りビーム
7、8 プーリ
9 巻上機
9a シーブ
10 かご下プーリ
11 おもり上プーリ
12a、12b ロープ端固定装置
13 ロープ
14 取付枠
14a 上枠
14b 下枠
14c、14d 側枠
15 ピットベース
16a、16b テンションロッド
17 巻上機固定部
18 防振ゴム
h1 巻上機9の幅寸法
h2 取付枠14の幅寸法
h3 取付枠14の厚さ寸法
h4 巻上機9の厚さ寸法

Claims (1)

  1. 昇降路内を昇降するかごおよびカウンターウェイトと、前記かごおよび前記カウンターウェイトの昇降を案内するガイドレールと、前記かごおよび前記カウンターウェイトを懸架するロープと、前記昇降路内にあって昇降路最下階フロアレベル付近にあり、かつ、前記昇降路の平断面内の1つの壁面に略平行に配置された薄形の巻上機と、この巻上機を支持する取付枠とを有するエレベータにおいて、
    前記取付枠を、上枠、下枠および側枠で井桁状に組み立てるとともに、前記側枠を前記巻上機幅より内側に配置し、かつ、前記側枠は、略L字状の断面形状を有すると共に、このL字状側枠の一片を巻上機左右に設けられた巻上機固定部とシーブとの間に配置したことを特徴とするエレベータ装置。
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