JP2016064767A - 揺動アーム - Google Patents

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Abstract

【課題】揺動アームにおいて、部品点数の低減及び生産コストの低減を図る。【解決手段】車体10側に第一の回動軸S1を介して支持される車体側支持部41f,41rと、車輪20側に第二の回動軸S2を介して支持される車輪側支持部42f,42rと、車体側支持部41f,41rと車輪側支持部42f,42rとを接続する一対のアーム部43,44とを備える揺動アーム40において、一対のアーム部43,44には、一対のアーム部43,44の間を渡すように第一の回動軸S1の軸線方向V1に延びるクロス部材45,46が配置され、クロス部材45,46は、クロス部材45,46の長手方向と直交する断面視でU字状をなし、一対のアーム部43,44が延びる方向V2に臨むように開放する開放部45u,46uを形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、揺動アームに関する。
従来、車体側と車輪側とを接続する一対のアーム部を備える揺動アームにおいて、例えば特許文献1に開示されたものがある。これは、揺動アームを、所定の形状に加工したパイプ部材及び板状部材を組み合わせて形成したものである。
特開2010−64568号公報
ところで、複数の部材を組み合わせて揺動アームを形成する場合、左右の揺動アームで共通化できる部品と、左右の揺動アームで共通化できない部品(別々に形成される部品)とが存在する。そのため、左右の揺動アームにおいてできる限り部品を共通化することが望まれていた。
そこで本発明は、揺動アームにおいて、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車体(10)側に第一の回動軸(S1)を介して支持される車体側支持部(41f,41r)と、車輪(20)側に第二の回動軸(S2)を介して支持される車輪側支持部(42f,42r)と、前記車体側支持部(41f,41r)と前記車輪側支持部(42f,42r)とを接続する一対のアーム部(43,44)とを備える揺動アーム(40)において、前記一対のアーム部(43,44)には、前記一対のアーム部(43,44)の間を渡すように前記第一の回動軸の軸線方向(V1)に延びるクロス部材(45,46)が配置され、前記クロス部材(45,46)は、前記クロス部材(45,46)の長手方向と直交する断面視でU字状をなし、前記一対のアーム部(43,44)が延びる方向(V2)に臨むように開放する開放部(45u,46u)を形成することを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記クロス部材(45,46)は、前記一対のアーム部(43,44)が延びる方向(V2)に張り出す上壁(45a,46a)及び下壁(45b,46b)と、前記上壁(45a,46a)と前記下壁(45b,46b)との間を渡す縦壁(45c,46c)とを備え、前記上壁(46a)及び前記下壁(46b)には、端縁が前記縦壁(45c,46c)の方向に向かって湾曲する湾曲部(46d)が形成されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記クロス部材(45,46)は、板材を曲げ加工することにより形成され、前記縦壁(45c)には、平坦な平面部(45s)が形成され、前記平面部(45s)には、シャーシ系部材の取り付け部(45h)が形成されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記クロス部材(45,46)は、前記一対のアーム部(43,44)に接続される接続部(45j,45k,46j,46k)と、前記一対のアーム部(43,44)の中間に位置する中間部(45m,46m)とを有し、前記クロス部材(45,46)において、前記接続部(45j,45k,46j,46k)の幅(J1,K1,J2,K2)は、前記中間部(45m,46m)の幅(M1,M2)よりも大きいことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記一対のアーム部(43,44)は、前後に並んで配置される前アーム部(43)と、後アーム部(44)とを備え、前記クロス部材(45,46)は、前記車体(10)側に配置される車体側クロス部材(45)と、前記車輪(20)側に配置される車輪側クロス部材(46)とを備え、前記前アーム部(43)において前記車体側クロス部材(45)と前記車輪側クロス部材(46)とが接続される前側接続間隔(W1)は、前記後アーム部(44)において前記車体側クロス部材(45)と前記車輪側クロス部材(46)とが接続される後側接続間隔(W2)よりも大きいことを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記シャーシ系部材の取り付け部(45h)は、スタビライザー(80)が取り付けられる貫通孔であることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、一対のアーム部の間を渡すように第一の回動軸の軸線方向に延びるクロス部材を配置し、前記クロス部材を、クロス部材の長手方向と直交する断面視でU字状とし、一対のアーム部が延びる方向に臨むように開放することで、前記クロス部材を所定の中心線を対称軸として対称形状をなすように形成することができる。これにより、揺動アームを左右両側に配置する場合において、同一の揺動アームを表裏反転させて左右両側に配置することができるため、左右両側の揺動アームを共通化することができる。従って、左右揺動アームの作り分けが不要になり、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、クロス部材の上壁及び下壁に、端縁が縦壁の方向に向かって湾曲する湾曲部を形成することで、懸架系部材の逃げを容易に作ることができる。例えば、湾曲部がクッションユニットからの逃げ部として機能し、クロス部材とクッションユニットとが接触することを回避することができる。
請求項3に記載した発明によれば、クロス部材を板材の曲げ加工により形成することで、板材の打ち抜き加工により前記湾曲部を形成できるため、クロス部材をパイプ材の曲げ加工により形成する場合と比較して、加工工数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。又、クロス部材の縦壁に平坦な平面部を形成し、平面部にシャーシ系部材の取り付け部を形成することで、シャーシ系部材を取り付けるために別途ブラケット等を設ける必要がなくなるため、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。尚、シャーシ系部材とは、ブレーキ、懸架系、ステアリング系の部材をいう。
請求項4に記載した発明によれば、クロス部材において接続部の幅を中間部の幅よりも大きくすることで、接続部と一対のアーム部との接続代を十分に確保することができるため、クロス部材を一対のアーム部にしっかりと接続することができ、接続代の確保のために別途ガセット等を設ける必要がなくなるため、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。
請求項5に記載した発明によれば、前アーム部において車体側クロス部材と車輪側クロス部材とが接続される前側接続間隔を、後アーム部において車体側クロス部材と車輪側クロス部材とが接続される後側接続間隔よりも大きくすることで、後アーム部におけるクロス部材との接続部から支持部までの長さを、前アーム部におけるクロス部材との接続部から支持部までの長さよりも長くすることができるため、前アーム部の剛性を向上しつつ後アーム部をしならせることができる。
請求項6に記載した発明によれば、シャーシ系部材の取り付け部をスタビライザーが取り付けられる貫通孔とすることで、スタビライザーを取り付けるために別途ブラケット等を設ける必要がなくなるため、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。
実施形態に係るリヤサスペンションを斜め左前上方から見た斜視図である。 上記リヤサスペンションの左側面図である。 上記リヤサスペンションの上面図である。 上記リヤサスペンションの前面図である。 上記リヤサスペンションを構成するアッパアームの上面図である。 上記アッパアームの後面図である。 図5のVII−VII断面図である。 図5のVIII矢視図である。 図5のIX−IX断面図である。 図5のX断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。図中線CLは車体左右中心線を示す。
例えば、本発明の実施形態は、前側及び後側にそれぞれ左右一対の前輪及び後輪を有する四輪車に適用される。例えば、前記四輪車としては、荒地等の不整地走行を主目的とした車両(MUV;マルチ・ユーティリティ・ビークル)が挙げられる。
先ず、実施形態に係るリヤサスペンション30の構成について図1〜図4を用いて説明する。
図1は、実施形態に係るリヤサスペンション30を斜め左前上方から見た斜視図である。図2は、上記リヤサスペンション30の左側面図である。図3は、上記リヤサスペンション30の上面図である。図4は、上記リヤサスペンション30の前面図である。尚、リヤサスペンション30は車両の左右両側で対称であってその構造は同様であるため、以下の説明では車両左側について説明し、車両右側については説明を省略する。
図1に示すように、後輪20は、独立懸架式(ダブルウィッシュボーン式)のリヤサスペンション30を介して車体フレーム10(車体)に懸架される。
リヤサスペンション30は、車体フレーム10側に車幅方向内側が揺動可能に支持されるアッパアーム40(揺動アーム)及びロアアーム50と、アッパアーム40及びロアアーム50の車幅方向外側に支持されて後輪20を軸支するナックル60と、アッパアーム40と車体フレーム10との間に介装されるクッションユニット70と、左右後輪20の上下動差を抑えるスタビライザー80とを備える。
例えば、車体フレーム10は、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合して形成される。車体フレーム10は、車両下部で前後に延びるロアフレーム11と、ロアフレーム11の上方で前後に延びるアッパフレーム12(図3参照)と、アッパフレーム12とロアフレーム11との上下間を渡すクロスフレーム13と、クロスフレーム13の前上側でクロスフレーム13とアッパフレーム12との間を渡すフロントフレーム14(図2参照)と、クロスフレーム13の後下側でクロスフレーム13とアッパフレーム12との間を渡すリヤフレーム15と、左右アッパフレーム12の車幅方向内側間を渡すアッパクロスフレーム16(図3参照)とを備える。
クロスフレーム13は、図2の側面視で後側ほど上方に位置するように傾斜して延びて、図3の上面視でアッパフレーム12との結合部12aに至る。リヤフレーム15は、図2の側面視でクロスフレーム13の後下側から斜め後下方に緩やかに延びた後に斜め前上方に湾曲して延びて、図3の上面視でアッパフレーム12との結合部12aに至る。
アッパアーム40は、図2の側面視で後側ほど下方に位置するように緩やかに傾斜すると共に、図4の前面視で車幅方向外側ほど下方に位置するように緩やかに傾斜するように配置される。
ロアアーム50も、図2の側面視で後側ほど下方に位置するように緩やかに傾斜すると共に、図4の前面視で車幅方向外側ほど下方に位置するように緩やかに傾斜するように配置される。
図1に示すように、ナックル60には、終減速装置61から延びる駆動軸62が回転自在に支持される。駆動軸62の車幅方向外端部は、ナックル60の貫通孔(不図示)に挿通されてナックル60よりも車幅方向外側に突出する。駆動軸62の車幅方向外端部には、後輪20のハブ21が連結される。これにより、エンジンを含むパワーユニットの駆動力がリヤプロペラシャフト(何れも不図示)、終減速装置61、駆動軸62及びハブ21を介して後輪20に伝達される。
クッションユニット70は、例えば、ロッド式のダンパーと、ダンパーの周囲を巻回するコイルスプリングとを備え、その中心軸線(ストローク軸線)C1に沿うように伸縮して所定の緩衝作用を得る。クッションユニット70は、図3の上面視でストローク軸線C1が車幅方向外側ほど前方に位置するように緩やかに傾斜すると共に、図4の前面視でストローク軸線C1が車幅方向内側ほど上方に位置するように傾斜するように配置される。
図3に示すように、クッションユニット70の上端部70aは、車体フレーム10のアッパクロスフレーム16の車幅方向外端側に形成されるクッション上支持部16aに軸支される。クッション上支持部16aは、アッパフレーム12側ほど前後に大きく延びる延出部16bを有する。クッション上支持部16aの延出部16bは、アッパフレーム12と結合される。クッション上支持部16aの延出部16bとアッパフレーム12との結合部12aは、図3の上面視で、クロスフレーム13の上端部13a及びリヤフレーム15の上端部15aと重なるように配置される。これにより、アッパフレーム12、クロスフレーム13の上端部13a及びリヤフレーム15の上端部15aをクッション上支持部16aの補強部材として機能させることができるので、クッション上支持部16aを効率的に補強することができる。
図2に示すように、クッションユニット70の下端部70bは、ナックル60の上端部に形成されるクッション下支持部60aに軸支される。ナックル60のクッション下支持部60aは、アッパアーム40の前後車輪側支持部42f,42rの間に配置される。アッパアーム40の前車輪側支持部42fから後車輪側支持部42rへ前後に延びるボルト90を挿通し、カラー等を介して前記ボルト90を前後管ブッシュ91の内周面及びクッションユニット70の下端部70bの貫通孔(不図示)に摺接させると共に、後車輪側支持部42rよりも後方に突出したネジ部90aにナット92を螺着し締め込むことで、ナックル60のクッション下支持部60aがアッパアーム40の前後車輪側支持部42f,42rに揺動可能に支持される。
又、クッション下支持部60aが、ボルト90やナット92等の締結部材により、アッパアーム40の前後車輪側支持部42f,42rと共締めされることで、アッパアーム40の前後車輪側支持部42f,42rをクッション下支持部60aの補強部材として機能させることができるので、クッション下支持部60aを効率的に補強することができる。
図4に示すように、スタビライザー80は、斜め後下方に開放する門形形状をなすトーションバー81と、トーションバー81の車幅方向外端部とアッパアーム40との間を渡す連結ロッド82とを備える。図2に示すように、トーションバー81において車幅方向に延びる直線部(不図示)の左右両端部は、クロスフレーム13に溶接等で結合されるガセット84にホルダ83を介して回動可能に支持される。
トーションバー81の車幅方向外端部81aには、連結ロッド82の一端部82aがボールジョイント等を介して連結される。連結ロッド82の他端部82bは、アッパアーム40における車体側クロス部材45の平面部45sにボールジョイント等を介して連結される。これにより、一方の後輪20に上下動が生じた場合には、トーションバー81を介して他方の後輪20にも同様の上下動が生じるため、左右後輪20の上下動差を抑制することができる。
尚、図1〜図4において、符号18はクロスフレーム13及びリヤフレーム15に溶接等で結合されると共にボルト等の締結部材を介してアッパアーム40の前車体側支持部41fを揺動可能に支持するガセット、符号19はリヤフレーム15に溶接等で結合されると共にボルト等の締結部材を介してアッパアーム40の後車体側支持部41rを揺動可能に支持するガセット、符号51はロアフレーム11に結合されると共にボルト等の締結部材を介してロアアーム50の車幅方向内側を揺動可能に支持するブラケット、符号60bはボルト等の締結部材93を介してロアアーム50の車幅方向外側を揺動可能に支持するナックル60の下端部をそれぞれ示す。
次に、アッパアーム40の構成について図5〜図10を用いて説明する。
図5は、上記リヤサスペンション30を構成するアッパアーム40の上面図である。図6は、上記アッパアーム40の後面図である。図7は、図5のVII−VII断面図である。図8は、図5のVIII矢視図である。図9は、図5のIX−IX断面図である。図10は、図5のX断面図である。
図5に示すように、アッパアーム40は、車幅方向外側ほど前後幅が小さくなるように車幅方向に延びる梯子形状を有する。例えば、アッパアーム40は、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合して形成される。
アッパアーム40は、車体フレーム10(図1参照)側に第一の回動軸S1を介して支持される前後一対の車体側支持部41f,41rと、後輪20(図1参照)側に第二の回動軸S2を介して支持される前後一対の車輪側支持部42f,42rと、前後車体側支持部41f,41rと前後車輪側支持部42f,42rとをそれぞれ接続するように前後に並んで配置される前後一対のアーム部43,44と、前後一対のアーム部43,44の間を渡すように前後に延びると共に車体フレーム10側に配置される車体側クロス部材45と、前後一対のアーム部43,44の間を渡すように前後に延びると共に後輪20側に配置される車輪側クロス部材46と、前アーム部43と車体側クロス部材45とを繋ぐガセット47とを備える。以下、第一の回動軸S1の軸線方向(前後方向)を第一方向V1とし、アッパアーム40が延びる方向(前後アーム部43,44が延びる車幅方向)を第二方向V2とする。
前後車体側支持部41f,41rは、前後に開口する図6の後面視で円形の貫通孔41hを有する円筒状に形成される。前車体側支持部41fは、貫通孔41hにボルト等の締結部材を挿通することで、ガセット18(図1参照)に揺動可能に支持される。後車体側支持部41rは、貫通孔41hにボルト等の締結部材を挿通することで、ガセット19(図1参照)に揺動可能に支持される。
前後車体側支持部41f,41rは、同一の材料により同一の形状に形成される。これにより、アッパアーム40において前後車体側支持部41f,41rを共通化することができるため、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。
図6に示すように、前後車輪側支持部42f,42rは、図5の上面視で三角形状をなす上壁42a及び下壁42bと、上壁42aと下壁42bとの間を渡す縦壁42cとを備える。縦壁42cには、平坦な平面部42sが形成される。平面部42sには、前後に開口する図6の後面視で円形の貫通孔42hが形成される。前後車輪側支持部42f,42rは、貫通孔42hにボルト等の締結部材を挿通することで、図1に示すナックル60のクッション下支持部60aを揺動可能に支持する。例えば、前後車輪側支持部42f,42rは、プレス加工により一体に形成される。
前後車輪側支持部42f,42rは、同一の材料により同一の形状に形成される。これにより、アッパアーム40において前後車輪側支持部42f,42rを共通化することができるため、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。
前後アーム部43,44は、円筒状の鋼管により形成される。
前アーム部43は、図5の上面視で、前車体側支持部41fに溶接等で結合される第一端部43aから車幅方向外側ほど後方に位置するように傾斜して直線状に延びた後に前車輪側支持部42fに溶接等で結合される第二端部43bに至る。
後アーム部44は、図5の上面視で、後車体側支持部41rに溶接等で結合される第一端部44aから車幅方向外側ほど後方に位置するように緩やかに傾斜して直線状に延びた後に後車輪側支持部42rに溶接等で結合される第二端部44bに至る。
車体側クロス部材45は、前アーム部43に溶接等で結合される第一接続部45jから後方に延びて前後アーム部43,44の中間に位置する中間部45mに至り、その後、後方に延びて後アーム部44に溶接等で結合される第二接続部45kに至る。
車体側クロス部材45において、第一接続部45jの幅J1及び第二接続部45kの幅K1は、中間部45mの幅M1よりも大きい(J1>M1、K1>M1)。ここで、第一接続部45jの幅J1は、図5に示す第一接続部45jと前アーム部43との溶接代の長さを意味する。第二接続部45kの幅K1は、図5に示す第二接続部45kと後アーム部44との溶接代の長さを意味する。中間部45mの幅M1は、図5の上面視で車体側クロス部材45が延びる方向と直交する方向における中間部45mの長さを意味する。
車体側クロス部材45は、板材を曲げ加工することにより形成される。車体側クロス部材45は、図10の断面視でU字状をなし、第二方向V2において車幅方向内側に臨むように開放する開放部45uを形成する。
尚、車体側クロス部材45は、図10の断面視でC字状をなすように形成されてもよいし、第二方向V2において車幅方向外側に臨むように開放するように形成されてもよい。
図10に示すように、車体側クロス部材45は、第二方向V2において車幅方向内側に張り出す上壁45a及び下壁45bと、上壁45aと下壁45bとの間を渡す縦壁45cとを備える。図8に示すように、縦壁45cには、平坦な平面部45sが形成される。平面部45sは、中間部45mにおいて前後周辺部よりも上下に膨出するように形成される。平面部45sには、車幅方向に開口する図8視で円形の貫通孔45h(シャーシ系部材の取り付け部)が形成される。平面部45sには、貫通孔45hにボールジョイント等のジョイント部を挿通することで、図1に示すスタビライザー80を構成する連結ロッド82の他端部82bが取り付けられる。
尚、貫通孔45hには、スタビライザー80が取り付けられることに限らず、ブレーキ、懸架系、ステアリング系の部材等のシャーシ系部材が取り付けられてもよい。
図5に示すように、車体側クロス部材45の第二接続部45k寄りの部分には、上下に開口する図5の上面視で円形の貫通孔45iが形成される。車体側クロス部材45の第二接続部45kの縦壁45c寄りの部分は、後アーム部44との間で隙間45gを形成する。これにより、車体側クロス部材45の開放部45u(図10参照)から水や泥等が浸入した場合であっても、前記貫通孔45i及び隙間45gを介して水や泥等を外部に排出することができるため、車体側クロス部材45の内部に水や泥等が溜まることを抑制することができる。
図5に示すように、車輪側クロス部材46は、前アーム部43に溶接等で結合される第一接続部46jから後側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜して延びて前後アーム部43,44の中間に位置する中間部46mに至り、その後、同様に傾斜して延びて後アーム部44に溶接等で結合される第二接続部46kに至る。
車輪側クロス部材46において、第一接続部46jの幅J2及び第二接続部46kの幅K2は、中間部46mの幅M2よりも大きい(J2>M2、K2>M2)。ここで、第一接続部46jの幅J2は、図5に示す第一接続部46jと前アーム部43との溶接代の長さを意味する。第二接続部46kの幅K2は、図5に示す第二接続部46kと後アーム部44との溶接代の長さを意味する。中間部46mの幅M2は、図5の上面視で車輪側クロス部材46が延びる方向と直交する方向における中間部46mの長さを意味する。
車輪側クロス部材46は、板材を曲げ加工することにより形成される。車輪側クロス部材46は、図7の断面視でU字状をなし、第二方向V2において車幅方向外側に臨むように開放する開放部46uを形成する。
尚、車輪側クロス部材46は、図7の断面視でC字状をなすように形成されてもよいし、第二方向V2において車幅方向内側に臨むように開放するように形成されてもよい。
図7に示すように、車輪側クロス部材46は、第二方向V2において車幅方向外側に張り出す上壁46a及び下壁46bと、上壁46aと下壁46bとの間を渡す縦壁46cとを備える。図5に示すように、上壁46a及び下壁46bには、端縁が縦壁46cの方向に向かって湾曲する湾曲部46dが形成される。具体的に、上壁46a及び下壁46bには、クッションユニット(図1参照)から離反するように車幅方向内側に湾曲しつつ凹む湾曲部46dが形成される。
図5に示すように、車体側クロス部材45の第一接続部45jは、前アーム部43の第一端部43aと中間部43cとの間に配置される。一方、車輪側クロス部材46の第一接続部46jは、前アーム部43の中間部43cと第二端部43bとの間に配置される。
車体側クロス部材45の第二接続部45kは、後アーム部44の第一端部44aと中間部44cとの間に配置される。一方、車輪側クロス部材46の第二接続部46kは、後アーム部44の中間部43cに配置される。
図5の上面視で、前アーム部43において車体側クロス部材45の第一接続部45jと車輪側クロス部材46の第一接続部46jとが接続される間隔を前側接続間隔W1とする。図5の上面視で後アーム部44において車体側クロス部材45の第二接続部45kと車輪側クロス部材46の第二接続部46kとが接続される間隔を後側接続間隔W2とする。前側接続間隔W1は、後側接続間隔W2よりも大きい(W1>W2)。
ガセット47は、車体側クロス部材45の第一接続部45j寄りの部分と前アーム部43の中間部43mとを渡すように図5の上面視でL字状に形成される。図9及び図10に示すように、ガセット47は、車体側クロス部材45の第一接続部45j寄りの部分と前アーム部43の中間部43mとに接続される本体部47aと、本体部47aから後方に湾曲しつつ突出する突出部47bとを備える。図10に示すように、ガセット47には、前アーム部43との接続部において車幅方向内側にU字状に凹む凹部47cが形成される。
ガセット47は、車体側クロス部材45の第一接続部45j寄りの部分との間、及び前アーム部43の中間部43mとの間で隙間47gを形成する。これにより、ガセット47の内部に水や泥等が浸入した場合であっても、前記隙間47gを介して水や泥等を外部に排出することができるため、ガセット47の内部に水や泥等が溜まることを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態は、車体フレーム10側に第一の回動軸S1を介して支持される車体側支持部41f,41rと、後輪20側に第二の回動軸S2を介して支持される車輪側支持部42f,42rと、車体側支持部41f,41rと車輪側支持部42f,42rとを接続する一対のアーム部43,44とを備えるアッパアーム40において、一対のアーム部43,44には、一対のアーム部43,44の間を渡すように第一の回動軸S1の軸線方向V1(第一方向)に延びるクロス部材45,46が配置され、クロス部材45,46は、クロス部材45,46の長手方向と直交する断面視でU字状をなし、一対のアーム部43,44が延びる方向V2(第二方向)に臨むように開放する開放部45u,46uを形成する。
この構成によれば、一対のアーム部43,44の間を渡すように第一の回動軸S1の軸線方向V1に延びるクロス部材45,46を配置し、クロス部材45,46を、クロス部材45,46の長手方向と直交する断面視でU字状とし、一対のアーム部43,44が延びる方向V2に臨むように開放することで、前記クロス部材45,46を車体左右中心線CLを対称軸として対称形状をなすように形成することができる。これにより、アッパアーム40を左右両側に配置する場合において、同一のアッパアーム40を表裏反転させて左右両側に配置することができるため、左右両側のアッパアーム40を共通化することができる。従って、左右アッパアーム40の作り分けが不要になり、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。
又、車輪側クロス部材46の上壁46a及び下壁46bに、端縁が縦壁46cの方向に向かって湾曲する湾曲部46dを形成することで、懸架系部材の逃げを容易に作ることができる。例えば、湾曲部46dがクッションユニット70からの逃げ部として機能し、車輪側クロス部材46とクッションユニット70とが接触することを回避することができる。
又、車輪側クロス部材46を板材の曲げ加工により形成することで、板材の打ち抜き加工により前記湾曲部46dを形成できるため、車輪側クロス部材46をパイプ材の曲げ加工により形成する場合と比較して、加工工数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。又、車体側クロス部材45の縦壁45cに平坦な平面部45sを形成し、平面部45sにシャーシ部材の取り付け部45hを形成することで、シャーシ系部材を取り付けるために別途ブラケット等を設ける必要がなくなるため、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。尚、シャーシ系部材とは、ブレーキ、懸架系、ステアリング系の部材をいう。
又、クロス部材45,46において接続部45j,45k,46j,46kの幅J1,K1,J2,K2を中間部45m,46mの幅M1,M2よりも大きくすることで、接続部45j,45k,46j,46kと一対のアーム部43,44との接続代を十分に確保することができるため、クロス部材45,46を一対のアーム部43,44にしっかりと接続することができ、接続代の確保のために別途ガセット等を設ける必要がなくなるため、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。
又、前アーム部43において車体側クロス部材45と車輪側クロス部材46とが接続される前側接続間隔W1を、後アーム部44において車体側クロス部材45と車輪側クロス部材46とが接続される後側接続間隔W2よりも大きくすることで、図5に示すように、後アーム部44における車輪側クロス部材46との接続部から後車輪側支持部42rまでの長さL2を、前アーム部43における車輪側クロス部材46との接続部から前車輪側支持部42fまでの長さL1よりも長くすることができるため、前アーム部43の剛性を向上しつつ後アーム部44をしならせることができる。
又、シャーシ系部材の取り付け部45hをスタビライザー80が取り付けられる貫通孔とすることで、スタビライザー80を取り付けるために別途ブラケット等を設ける必要がなくなるため、部品点数の低減及び生産コストの低減を図ることができる。
尚、上記実施形態では、車幅方向に延びる一対のアーム部43,44の間を渡すように第一方向V1(前後方向)に延びるクロス部材45,46を配置し、前記クロス部材45,46を、クロス部材45,46の長手方向と直交する断面視でU字状とし、一対のアーム部43,44が延びる第二方向V2に臨むように開放する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、前後方向に延びる一対のアーム部の間を渡すように第一方向(車幅方向)に延びるクロス部材を配置し、前記クロス部材を、クロス部材の長手方向と直交する断面視でU字状とし、第二方向(前後方向)に臨むように開放してもよい。即ち、一対のアーム部の間を渡すように第一回動軸の軸線方向(第一方向)に延びるクロス部材を配置し、前記クロス部材を、クロス部材の長手方向と直交する断面視でU字状とし、一対のアーム部が延びる方向(第二方向)に臨むように開放してもよい。
尚、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、上記のような四輪の車両に限らず、二輪又は三輪等の各種車両に適用してもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
10 車体フレーム(車体)
20 後輪(車輪)
41f 前車体側支持部
41r 後車体側支持部
42f 前車輪側支持部
42r 後車輪側支持部
43 前アーム部
44 後アーム部
45 車体側クロス部材
45a 上壁
45b 下壁
45c 縦壁
45h 貫通孔(シャーシ部材の取り付け部)
45j 第一接続部(接続部)
45k 第二接続部(接続部)
45m 中間部
45s 平面部
45u 開放部
46 車輪側クロス部材
46a 上壁
46b 下壁
46c 縦壁
46d 湾曲部
46j 第一接続部(接続部)
46k 第二接続部(接続部)
46m 中間部
46u 開放部
80 スタビライザー
J1 車体側クロス部材の第一接続部の幅(接続部の幅)
J2 車輪側クロス部材の第一接続部の幅(接続部の幅)
K1 車体側クロス部材の第二接続部の幅(接続部の幅)
K2 車輪側クロス部材の第二接続部の幅(接続部の幅)
M1 車体側クロス部材の中間部の幅(中間部の幅)
M2 車輪側クロス部材の中間部の幅(中間部の幅)
S1 第一の回動軸
S2 第二の回動軸
V1 第一の回動軸の軸線方向
V2 クロス部材の長手方向
W1 前側接続間隔
W2 後側接続間隔

Claims (6)

  1. 車体(10)側に第一の回動軸(S1)を介して支持される車体側支持部(41f,41r)と、
    車輪(20)側に第二の回動軸(S2)を介して支持される車輪側支持部(42f,42r)と、
    前記車体側支持部(41f,41r)と前記車輪側支持部(42f,42r)とを接続する一対のアーム部(43,44)とを備える揺動アーム(40)において、
    前記一対のアーム部(43,44)には、前記一対のアーム部(43,44)の間を渡すように前記第一の回動軸の軸線方向(V1)に延びるクロス部材(45,46)が配置され、
    前記クロス部材(45,46)は、前記クロス部材(45,46)の長手方向と直交する断面視でU字状をなし、前記一対のアーム部(43,44)が延びる方向(V2)に臨むように開放する開放部(45u,46u)を形成することを特徴とする揺動アーム。
  2. 前記クロス部材(45,46)は、前記一対のアーム部(43,44)が延びる方向(V2)に張り出す上壁(45a,46a)及び下壁(45b,46b)と、前記上壁(45a,46a)と前記下壁(45b,46b)との間を渡す縦壁(45c,46c)とを備え、
    前記上壁(46a)及び前記下壁(46b)には、端縁が前記縦壁(45c,46c)の方向に向かって湾曲する湾曲部(46d)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の揺動アーム。
  3. 前記クロス部材(45,46)は、板材を曲げ加工することにより形成され、
    前記縦壁(45c)には、平坦な平面部(45s)が形成され、
    前記平面部(45s)には、シャーシ系部材の取り付け部(45h)が形成されることを特徴とする請求項2に記載の揺動アーム。
  4. 前記クロス部材(45,46)は、前記一対のアーム部(43,44)に接続される接続部(45j,45k,46j,46k)と、前記一対のアーム部(43,44)の中間に位置する中間部(45m,46m)とを有し、
    前記クロス部材(45,46)において、前記接続部(45j,45k,46j,46k)の幅(J1,K1,J2,K2)は、前記中間部(45m,46m)の幅(M1,M2)よりも大きいことを特徴とする請求項1から3までの何れか一項に記載の揺動アーム。
  5. 前記一対のアーム部(43,44)は、前後に並んで配置される前アーム部(43)と、後アーム部(44)とを備え、
    前記クロス部材(45,46)は、前記車体(10)側に配置される車体側クロス部材(45)と、前記車輪(20)側に配置される車輪側クロス部材(46)とを備え、
    前記前アーム部(43)において前記車体側クロス部材(45)と前記車輪側クロス部材(46)とが接続される前側接続間隔(W1)は、前記後アーム部(44)において前記車体側クロス部材(45)と前記車輪側クロス部材(46)とが接続される後側接続間隔(W2)よりも大きいことを特徴とする請求項1から4までの何れか一項に記載の揺動アーム。
  6. 前記シャーシ系部材の取り付け部(45h)は、スタビライザー(80)が取り付けられる貫通孔であることを特徴とする請求項3に記載の揺動アーム。
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