JP2016055909A - 合成樹脂製パレット - Google Patents
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Abstract
【課題】一点ダイレクトゲート部の反対側に円形リブを設けたパレットであっても、樹脂の流れをよくした合成樹脂製パレットを提供することを目的とする。【解決手段】予め桁の部分で分割成形された上部成形部材と下部成形部材とを突き合せ溶着することによって成形される合成樹脂製パレットにおいて、パレットの中央部に配置された中空構造の4つの桁を有しており、前記4つの桁の隣接する角部を連結し、パレットの側面に平行な方形状の補強リブと、前記4つの桁で囲まれたほぼ中心部に設けた円形リブと、前記円形リブから延設して前記4つの桁を連結する補強リブとを設け、前記円形リブの中心部に水抜き孔を設けたことを特徴とする。前記4つの桁連結する方形状の補強リブ内の天板の肉厚を他の部分よりも厚肉に形成し、円形リブ内の天板内面を円形リブに向かって厚肉となるように湾曲面又は傾斜面に形成することが好ましい。【選択図】 図4
Description
この発明は、荷物、品物等の運搬、保管時に使用される合成樹脂製パレットに係り、射出成型の際に一点ダイレクトゲート方式により製造される合成樹脂製パレットに関する。
従来、荷物の運搬、保管には、一般的に合成樹脂製パレットが使用されている。これらの合成樹脂製パレットは、合成樹脂本来の性質から摩擦係数が小さく滑りやすいという欠点がある。そのために載置した荷物や積載物の荷崩れを防止するためと、運搬作業の安全を確保するためにバンドによって積載物とパレットを一体に結束することがある。
このように、積載物を結束する際にフォーク挿通孔に挿通した結束バンドが横方向にずれないようにした合成樹脂製パレットが提案されている。例えば、フォーク挿入孔の入り口付近の上方に位置し、フォーク挿入孔に直交するリブに結束バンドが挿入可能な切欠き凹部を形成し、この切欠き凹部にフォーク挿通孔に挿通された結束バンドを挿入して結束バンドの横方向のずれを防止するものである(例えば、特許第2889506号公報)。
また、結束バンドの横方向のずれを防止する合成樹脂製パレットとしては、上部デッキボードの下面でフォーク挿入方向に沿って形成されているリブの、相対する一対のフォーク挿入方向リブに、フォーク挿入方向リブ間に挿入された結束バンドを越えて下方に延在する膨出部を形成したものである。これは前出の特許の構成とは反対に結束バンドの横方向へのずれ防止に凹部ではなく膨出部としたものである(例えば、特開2003−175934公報)。
さらに、梱包作業中や輸送中における積載物の滑りを防止するために、結束バンドをフォーク挿通孔に挿入するのではなく、パレットの支柱の側面にバンドを通す挿通孔を設けたものが提案されている。例えば、特開平8−175543号公報には、中空の角材からなる形材を、上枠とした枠に二段に上面からみて略四角形に組み合わせ、側面にフォークを挿入するスペースを有して、補強材をもって箱型に構成すると共に、前記略四角形の辺の対角線上の端部に支柱を立てる治具と、スチールバンドを通す挿通孔を設け、かつ前記四角形の隅部に、下面に突出する脚部を設けてなるレベルワウンドコイル用パレットが記載されている。
また、合成樹脂製パレットの射出成型の際のゲート方式については、多点ダイレクトゲート方式と一点ダイレクトゲート方式がある。一点ダイレクトゲート方式は、流動樹脂の先端が冷えて硬化することによって生じる、いわゆるウェルド部の発生を防止しやすいことから、合成樹脂製パレットの製造においては多く取り入れられている。
一点ダイレクトゲート方式により製造される合成樹脂製パレットについては、例えば、特開2005‐112475号公報に記載されている。即ち、デッキボードのほぼ中央部に一点のゲート部を設け、前記ゲート部からキャビティ内に樹脂を射出する構成が記載されている。そして、天板のほぼ中央部のゲート部がある下面に円形リブを設け、前記円形リブ内の範囲における天板の肉厚を他の部分より厚く形成するとしている。
上記特許第2889506号公報記載の運搬用パレットは、結束バンドを挿入可能な凹部を形成しているために、フォーク挿通孔付近の剛性や強度が低下する問題がある。一方、フォーク挿入方向リブ間に挿入された結束バンドを越えて下方に延在する膨出部を形成する特開2003−175934公報記載の合成樹脂製パレットでは、フォークを挿通した際に、フォークの先端が前記膨出部に衝突して破損する恐れがある。
また、上記特開平8−175543号公報記載のレベルワウンドコイル用パレットでは、結束バンドはフォーク挿通孔に面して形成されてはいないので、挿通するフォークは結束バンド挿通孔に挿通した結束バンドに当接することがない。しかしながら、中空の角材を四角形に組み合わせてなる前記パレットの構成を合成樹脂製パレットに応用し、しかも一点ダイレクトゲート方式により射出することはできない。
特開2005‐112475号公報に記載された一点ダイレクトゲート方式により製造される合成樹脂製パレットのゲート部は、上部デッキボードの中央部に位置する桁の内部に設けられているために、円形リブ内の範囲における天板の肉厚を他の部分より厚く形成するだけで流動樹脂の流れを十分確保することができる。
しかしながら、前記円形リブは底面が閉じられているから、合成樹脂製パレットを屋外に段積して保管しておくと雨水が溜まったり、洗浄したときの洗浄水が溜まって不衛生になるという問題がある。また、大型のパレットにおいて流動樹脂の流れを一層スムーズにするには円形リブを設けるだけでは不十分である。
この発明はかかる現況に鑑みてなされたもので、この発明は、載置された積載物の荷崩れを防止する結束バンドをフォーク挿通孔とは別に結束バンド挿通孔を設けて、フォークによる運搬作業中にフォークと結束バンドとが当接しない合成樹脂製パレットを提供することを目的とする。また、一点ダイレクトゲート方式により射出成型する際に、一点ダイレクトゲート方式であっても流動樹脂がスムーズに流れ、大型のパレットの製造を可能とした構造の合成樹脂製パレットを提供することを目的とする。
この発明に係る合成樹脂製パレットは、予め桁の部分で分割成形された上部成形部材と下部成形部材とを突き合せ溶着することによって成形される合成樹脂製パレットにおいて、パレットの中央部に配置された中空構造の4つの桁を有しており、前記4つの桁の隣接する角部を連結し、パレットの側面に平行な方形状の補強リブと、前記4つの桁で囲まれたほぼ中心部に設けた円形リブと、前記円形リブから延設して前記4つの桁を連結する補強リブとを設け、前記円形リブの中心部に水抜き孔を設けたことを特徴とする。
前記4つの桁の隣接する角部を連結する方形状補強リブで囲まれた範囲の天板の肉厚を他の部分の肉厚よりも厚肉に形成するとともに、前記円形リブ内の天板内面を円形リブに向かって厚肉となるように湾曲面又は傾斜面に形成することが好ましい。
また、前記水抜き孔の内周面をパレットの内側に向かって拡径する段状に形成するか、傾斜面に形成することができる。そして、前記円形リブ内の湾曲面又は傾斜面は、水抜き孔の外周部から立ち上がっていることが好ましい。また、合成樹脂製パレットは、デッキボードの四隅に設けた桁とその中間に設けた中間部桁とを有し、前記中間部桁は、所定の間隔を開けて並列させた2つの桁からなり、2つの桁の間の空隙を結束バンドが挿通するバンド挿通孔としたパレットであってもよい。
この発明に係る合成樹脂製パレットは、上記のように構成したので次のような効果を奏することができる。即ち、デッキボードの中心部に中空構造の4つの桁を設けてなる大型のパレットであっても、ゲート部からの樹脂をそのまま4つの桁に流すのではなく円形リブと円形リブから延設して桁を連結する補強リブを介することによって樹脂を一層スムーズに流すことができる。
また、前記4つの桁の隣接する角部を連結する方形状補強リブで囲まれた範囲の天板の肉厚を他の部分の肉厚よりも厚肉に形成し、さらに前記円形リブ内の天板内面を円形リブに向かって厚肉となるように湾曲面又は傾斜面に形成した場合には、樹脂の流れの抵抗を小さくして一気に流すことができる。さらに、前記湾曲面又は傾斜面によって水抜き孔からの流出をよくすることができる。
また、前記水抜き孔の内周面を段状又は傾斜面に形成し、前記円形リブ内の湾曲面又は傾斜面を水抜き孔の外周部から立ち上がらせることによって、水の流出が良くなるばかりでなく、成型時の樹脂の流れもよくなり、一点ダイレクトゲート方式によっても大型のパレットの成型が可能である。また、中間部桁の2つの桁の間の空隙を結束バンドが挿通するバンド挿通孔とした場合には、結束バンドにより荷崩れを確実に防止するとともに、結束バンドはフォーク挿通孔とは別に挿通されるから、フォークの衝突や擦れによって結束バンドを破損させることもない。
以下に、この発明を図示する実施形態に基づいて説明する。合成樹脂製パレット1は、両面使用の四方差しパレットであって、予め分割成形された上部成形部材10と下部成形部材20とを突き合せ溶着することによって成形されている。前記上部成形部材10と下部成形部材20とは同一形状に形成されている。従って、以下には上部成形部材10について説明し、下部成形部材20については同一符号を付してその説明は省略する。
上部成形部材10は、デッキボード10aと桁を構成する四隅の凸部30a,その中間に設けた中間部凸部31a及び31b,中央部に設けた中央部凸部32a、32b,32c及び32dによって形成されている。下部成形部材20は、上部成形部材10と同じくデッキボード10aと桁を構成する四隅の凸部30a,その中間に設けた中間部凸部31a及び31b,中央部に設けた中央部凸部32a、32b,32c及び32dによって形成されている。
前記中間部凸部31a及び31bは、一定の間隔を開けて対称に配置されており、中央部凸部32a、32b,32c及び32dは、パレットの中央部に一定の間隔を開けて配置されている。中央部凸部32a、32b,32c及び32dは、図示する実施形態では、パレットの中央部を通る対角線上に配置されている。
そして、合成樹脂製パレット1は、上部成形部材10と下部成形部材20の前記各凸部の先端を突き合せ溶着することによって形成されている。上部成形部材10と下部成形部材20の四隅の凸部30aを突き合せて四隅の桁30Aを形成し、中間部凸部31aと31aを突き合せて中間部桁31Aを形成し、中間部凸部31bと31bを突き合せて中間部桁31Bを形成している。また、中央部凸部32a、32b,32c及び32dをそれぞれ対向する凸部と突き合せて中央部桁32A、32B,32C及び32Dを形成している。
そして、前記デッキボード10a、四隅の桁30Aと中間部桁31A、及び四隅の桁30Aと中間部桁31Bで囲まれた空隙をフォーク挿通孔40としている。また、上記中間部桁31Aと31Bの間の空隙及び中央部桁32A、32B,32C及び32Dの間の対向する各空隙を結束バンドが挿通するバンド挿通孔42とする。前記中央部桁32A、32B,32C及び32Dの間の各バンド挿通孔42は、図4,5に明らかなように、十字状に形成されている。
前記四隅の桁30Aと中間部桁31A、及び中央部桁32A、32B,32C及び32Dは、閉じられた中空構造体であり、内部には縦横に補強リブ44が設けられており、補強リブ44の一部は上部成形部材10と下部成形部材20とを突き合せ溶着する際の溶着リブ44aとなっている。
また、デッキボード10aは、表面が平滑な天板11と前記天板11の下面にパレットの側面に対して平行に配置した補強リブ12によって形成されている。補強リブ12によって囲まれた部分の天板11には水抜き孔13、14が穿設されている。
次に、この発明の特徴の1つは、ほぼ中央部に設けた一点ダイレクトゲート部によって成形される成形部材におけるゲート部の構成にある。この発明に係る合成樹脂製パレット1を構成する上部成形部材10及び下部成形部材20は、一点ダイレクトゲート方式によって成形され、デッキボードの四隅部まで流動樹脂がスムーズに流れるように構成されている。ゲート部を中心にした構成については、図3〜図8に示されている。
ゲート部45は、中央部桁32A、32B,32C及び32Dのそれぞれデッキボードの略中心部を通る対角線上に設けられており、内角部32A′、32B′,32C′及び32D′を連結するデッキボードの側面に対して平行な補強リブ46と対角に連結する補強リブ47と縦横に延びる補強リブ48が設けられており、前記補強リブ47,48の交差部には円形リブ49が設けられている。従って、補強リブ47,48は円形リブ49から延設されることになる。
ゲート部45は円形リブ49を設けた側とは反対側となる天板の表面に設けられることになる。前記補強リブ47,48の交差部に円形リブ49を設けることによって、補強リブ同士が交差すると交差部では肉厚となって冷却時間がかかったり、収縮が不均衡になるのを防止することができる。また、補強リブ47,48を円形リブから延設することによって、射出成型の際に樹脂の流れをよくし、溶融樹脂の流れをスムーズにする湯道リブとしても機能させることができる。
溶融樹脂の流れをよくするために、補強リブ46で囲まれた範囲の天板の肉厚を他の部分よりも厚く形成されている。前記補強リブ46、47,48で囲まれた範囲の天板及び円形リブ49内の天板には、水抜き孔50,51が形成されている。円形リブ49内の水抜き孔51は、ダイレクトゲートと同位置に設けられることが好ましい。
さらに、この発明では、射出成型の際にダイレクトゲート45からの溶融樹脂の流れをよくするために、図6〜8に示すように、円形リブ49内の天板の肉厚を円形リブに向かって次第に厚肉となるように湾曲面に形成されている。図6及び図7では、天板の内面を湾曲面53に形成するとともに、水抜き孔51aの内面を段状に形成してなる。
前記円形リブ49内の天板内面を湾曲面53に形成することによって、射出成型の際にダイレクトゲートからの溶融樹脂の流れをよくするとともに、さらに円形リブ49から湯道リブとなる補強リブ47,48への樹脂の流れもスムーズになる。また、前記湾曲面53によって水抜き孔51aからの雨水や洗浄水の水抜きも容易になる。前記水抜き孔51aを段状に形成し内側を大径とすることによって、湾曲面53のアールを小さくすることができ、それだけボテ肉部を小さくすることができる。
図8は、円形リブ49内の他の実施形態を示す。この第2実施形態では、円形リブ49内の天板の肉厚を円形リブに向かって次第に厚肉となるように傾斜面53aに形成し、水抜き孔51bを内側に向かって拡径する漏斗形に形成してなる。このように形成することによって、円形リブ49から湯道リブとなる補強リブ47,48へ樹脂がスムーズに流れ、雨水や洗浄水は水抜き孔51bから容易に流れ出ることになる。
前記湾曲面53、傾斜面53aは、水抜き孔51a、51bの外周部から徐々に立ち上がるように形成するのが好ましい。湾曲面53、傾斜面53aを水抜き孔51a、51bの外周部から徐々に立ち上がるように形成することによって、射出成型の際に樹脂の流れが一層よくなるとともに、雨水や洗浄水もスムーズに流れ出ることになる。
前記水抜き孔51a、51bは、上部成形部材10又は下部成形部材20の成形後に後加工によって形成してもよいが、射出成型と同時に形成することができる。図9は、射出成型用金型の構成を示す。射出成型用金型56は、固定型57と可動型58とからなる。前記固定型57に一点ダイレクトゲート57aが設けられており、固定型57と可動型58との突き合せ面にキャビティ59が形成されるようになっている。前記キャビティ59は、円形リブ49とその上面の天板部分における要部を示している。
前記可動型58にはピン58bが突出して固定されている。前記ピン58bは、型締めしたとき、一点ダイレクトゲート57aの真下に位置し、先端部がキャビティ59から一点ダイレクトゲート57aに入り込む大きさに形成されている。ピン58bの先端は半円形状であっても水平面であってもよい。また、ピン58bの形状は、形成する水抜き孔の形状に合わせた形状とすればよい。
上記射出成型用金型56により射出成型すると、射出された樹脂は一点ダイレクトゲート57a先端とピン58bとの隙間からキャビティ59内に充填される。充填樹脂が固化した後、型を開いて成形品を取り出し、ゲート内に固化して形成されたスプルーを点線Xの部分から切断除去すればよい。スプルーを切断除去することによってピン58bが抜けた部分に水抜き孔51が形成されることになる。
上記実施形態では、中間部桁31A,31Bの間の空隙をバンド挿通孔42としたが、これに限定されるものではなく中間部桁31A,31Bの間は閉じられている構成であってもよく、また一体に形成されていてもよい。この発明に係る合成樹脂製パレットは、中央部桁が4つの中空構造の桁によって構成されたパレットであればよく、4つの中空構造の桁はパレットの四隅を結ぶ対角線上に設けられていることが好ましい。また、上記実施形態では、上部成形部材10と下部成形部材20は同一構成とし、突き合せ溶着してなる合成樹脂製パレットは両面使用可能なパレットとしたが、上部成形部材10と下部成形部材20は、桁の部分を突き合せ溶着することによって成形するパレットであればよく、片面使用のパレットであってもよい。
1:合成樹脂製パレット
10a:上部デッキボード
20a:下部デッキボード
30a:四隅の支柱部
30A:四隅の桁
31a、31b:中間部凸部
31A,31B:中間部桁
32a、32b,32c、32d:中央部凸部
32A、32B,32C及び32D:中央部桁
40:フォーク挿通孔
42:バンド挿通孔
44:補強リブ
46,47,48:補強リブ
49:円形リブ
50,51:水抜き孔
10a:上部デッキボード
20a:下部デッキボード
30a:四隅の支柱部
30A:四隅の桁
31a、31b:中間部凸部
31A,31B:中間部桁
32a、32b,32c、32d:中央部凸部
32A、32B,32C及び32D:中央部桁
40:フォーク挿通孔
42:バンド挿通孔
44:補強リブ
46,47,48:補強リブ
49:円形リブ
50,51:水抜き孔
Claims (6)
- 予め桁の部分で分割成形された上部成形部材と下部成形部材とを突き合せ溶着することによって成形される合成樹脂製パレットにおいて、パレットの中央部に配置された中空構造の4つの桁を有しており、前記4つの桁の隣接する角部を連結し、パレットの側面に平行な方形状の補強リブと、前記4つの桁で囲まれたほぼ中心部に設けた円形リブと、前記円形リブから延設して前記4つの桁を連結する補強リブとを設け、前記円形リブの中心部に水抜き孔を設けたことを特徴とする合成樹脂製パレット。
- 4つの桁の隣接する角部を連結する方形状の補強リブで囲まれた範囲の天板の肉厚を他の部分の肉厚よりも厚肉に形成したことを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製パレット。
- 円形リブ内の天板内面を円形リブに向かって厚肉となるように湾曲面又は傾斜面に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の合成樹脂製パレット。
- 水抜き孔の内周面をパレットの内側に向かって拡径する段状又は傾斜面に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の合成樹脂製パレット。
- 円形リブ内の湾曲面又は傾斜面は、水抜き孔の外周部から立ち上がっていることを特徴とする請求項4に記載の合成樹脂製パレット。
- デッキボードの四隅に設けた桁とその中間に設けた中間部桁とを有し、前記中間部桁は、所定の間隔を開けて並列させた2つの桁からなり、2つの桁の間の空隙を結束バンドが挿通するバンド挿通孔としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の合成樹脂製パレット。
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JP2014184976A JP2016055909A (ja) | 2014-09-11 | 2014-09-11 | 合成樹脂製パレット |
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2014
- 2014-09-11 JP JP2014184976A patent/JP2016055909A/ja active Pending
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