JP2016050167A - タッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置及びその加工方法 - Google Patents

タッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置及びその加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、タッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置及びその加工方法に関するものであって、加工装置で強化ガラスの表面を切削加工することにより、加工装置と強化ガラス板との間に発生する静電気が帯電板により地面に誘導されて加工装置と強化ガラス板との間に発生する静電気が除去されるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置を提供することである。【解決手段】第1、第2の吸着ステージ310、320の前方に結合され、加工装置500と強化ガラス板Gとの間に発生する静電気を除去する帯電板600と、枠フレーム100の側方に設置され、帯電板600を据え置くとともに、据え置いた帯電板600を前後及び左右に移動させて第1の吸着ステージ310または第2の吸着ステージ320の前方に位置させる帯電板移送部700と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、強化ガラス板の加工装置に関するものであって、さらに詳しくは、タッチセンサーが形成された単一の強化ガラス板をセル単位で加工する際、強化ガラス板の表面に静電気が発生することを防止する板ガラス加工装置に関するものである。
一般的に、強化ガラス板の加工装置は、決められた大きさを有する単一の板ガラスを決められた大きさに一定に区画切断する装置である。このとき、単一のガラスは強化ガラス板の加工装置によってセル単位で切断され、その切断されたサイズに応じて、スマートフォン、タブレットPC、タッチスクリーン方式のTVなど、様々なタッチ機器のディスプレイとして使用される。
特許文献1は、従来の平板ディスプレイパネル用マスク製作方法に関するもので、これを参照すると、ガラス基板の上面にフォトレジスタフィルムを配置し、パターニングして、前記ガラス基板のうち、ハーフトーン領域が形成される部分を選択的に露出する段階と、前記ガラス基板のうち、露出された部分をサンドブラスト方式で食刻して前記ガラス基板にハーフトーン領域及びフル(full)露光領域を形成する段階と、前記ガラス基板にクロム膜を形成し、パターニングして前記フル露光領域の一部に光を遮断する非透過領域を形成する段階から構成される。
つまり、前記フォトレジスタの間に露出されたガラス基板のハーフトーン領域の部分にサンドブラスターのサンドを照射することにより、前記ガラス基板のフォトレジスタの部分によって、前記ガラス基板の紫外線照射透過領域が前記サンドから保護されて、前記フォトレジスタとの間の部分がサンドによって食刻される。
しかし、前記特許文献1は、サンドブラスターのサンドでガラス基板食刻時、サンドとガラス基板との間の摩擦力によってサンドとガラス基板との間に静電気が発生され、ガラス基板周辺の静電気の影響で、サンドがガラス基板の周辺に広がりながら、ガラス基板のハーフトーン領域を食刻し、ガラス基板のハーフトーン領域に正確な打撃が行われないため、食刻時間の遅延と同時に、不要なサンドの使用量が増加し、ガラス基板の周辺に広がるサンドがガラス基板とフォトレジスタの間に浸透されてガラス基板の不要な部分が食刻され、サンドによって紫外線照射透過領域面が破損されて不良率が増加すると同時に、製品の信頼性が低下するという問題がある。
韓国登録特許第10−077048489号
本発明は、上述のような問題点を解決するためのものであり、本発明の目的は、枠フレームの下部に互いに対向される一対の水平移動部を設置し、水平移動部の上面に第1、第2の吸着ステージ及びサーボモータを設置し、枠フレーム上方に垂直または水平移動される加工装置を設置し、枠フレーム側方に第1または第2の吸着ステージ前方に帯電板を移動させる帯電板移送部を設置して、第1または第2の吸着ステージに強化ガラス板を吸着するが、この第1または第2の吸着ステージの前方に帯電板を結合し、その状態で加工装置に強化ガラス板の表面を切削加工することにより、加工装置と強化ガラス板との間に発生する静電気が帯電板により地面に誘導されて加工装置と強化ガラス板との間に発生する静電気が除去されるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置を提供することである。
前記のような本発明の目的を達成するために、本発明に係るタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置は、枠フレームと、前記枠フレームの下端に互いに対向して一対に設置されて前後移動と左右に移動される水平移動部と、前記水平移動部の上面に回動可能に設置され、タッチセンサーが形成された強化ガラス板を吸着して互いに対向する方向に回動されるか、あるいは、互いに対向する反対方向に回動される第1、第2の吸着ステージと、前記水平移動部の上面に設置されて、前記第1、第2の吸着ステージを回動させるサーボモータと、前記枠フレームの上方に設置され、昇降移動及び水平移動されて前記第1の吸着ステージまたは第2の吸着ステージに吸着された前記強化ガラス板Gの表面を切削する加工装置と、板材形状で、前記第1、第2の吸着ステージの前方に結合され、前記加工装置と前記強化ガラス板との間に発生する静電気を除去する帯電板と、前記枠フレームの側方に設置され、前記帯電板を据え置くとともに、据え置いた前記帯電板を前後及び左右に移動させて前記第1の吸着ステージまたは第2の吸着ステージの前方に位置させる帯電板移送部と、を備えて構成されることを特徴とする。
本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置において、前記水平移動部は、前記枠フレームの下端に形成された第1のガイドレールと、前記第1のガイドレールに沿って移動されて前記第1、第2の吸着ステージを左右側方向に移動させる第1の水平板と、前記第1の水平板の上面に前記第1のガイドレールと直交する方向に形成された第2のガイドレールと、前記第2のガイドレールに沿って移動され、上面に前記第1、第2の吸着ステージ及び前記サーボモータを結合して、前記第1、第2の吸着ステージと、前記サーボモータを前後方向に移動させる第2の水平板と、を含んで構成されたことを特徴とする。
本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置において、前記第1、第2の吸着ステージは、前面に空気を強制的に吸入する多数の通孔が形成されており、前面の上端に掛かり突部が形成されており、前面の下端に昇降作動される昇降掛かり部が形成されており、後面に前記サーボモータに回動可能に結合される回転支持部が形成されており、前記帯電板は、前記帯電板移送部に互いに対向するように一対で据え置かれ、前面上、下端に前記掛かり突部及び昇降掛かり部にかかる掛かり溝が形成されていることを特徴とする。
本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置において、前記帯電板移送部は、前記枠フレームの上、下端から前記枠フレームの外側に露出されるよう延長形成されたガイドレールと、前記ガイドレールを基準として互いに対向するように一対で設置され、前方に対向する一対で具備された前記帯電板をそれぞれ据え置くとともに、前、後方向に水平移動して前記帯電板を前記ガイドレールに沿って移動させる移送装置と、前記移送装置との間に設置され、前記移送装置によって移動された前記帯電板の上、下端部をつまんで固定し、前記ガイドレールに沿って水平移動して前記帯電板を前記第1の吸着ステージまたは第2の吸着ステージの前方に位置させるやっとこ移送部と、を含んで構成されていることを特徴とする。
本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置において、前記帯電板は、前記帯電板移送部に据え置き、前面に水平方向に貫通形成されるが、垂直方向に定められた間隔に離隔された複数の水平加工ラインを形成した第1の帯電板と、前記第1の帯電板と、互いに対向するように、前記帯電板移送部に据え置き、前面に垂直方向に貫通形成されるが、水平方向に定められた間隔に離隔された複数の垂直加工ラインを形成した第2の帯電板と、を含んで構成されたことを特徴とする。
本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置において、前記枠フレームは、下端中央部に前記加工装置に、前記強化ガラス板の加工時に発生する微細ごみ、粉塵やメディアを捕集する集塵装置をさらに含むことを特徴とする。
本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工方法は、水平移動部で強化ガラス板を吸着している第1の吸着ステージを枠フレームの内側に移動させる第1過程と、帯電板移送部に据え置いた第1の帯電板を帯電板移送部に移動させて第1吸着ステージの前方に位置させ、水平移動部で第1の吸着ステージを前記第1の帯電板方向に移動させて第1の帯電板を第1の吸着ステージの前方に固定する第2過程と、前記第2過程で固定された前記第1の帯電板の水平加工ラインに沿って加工装置を水平移動させて前記強化ガラス板の前面に水平溝を切削形成する第3過程と、前記第1の吸着ステージを前記第1の帯電板の反対方向に移動させ、帯電板移送部に前記第1の帯電板を元位置に復帰させ、前記帯電板移送部に据え置いた第2の帯電板を第1の吸着ステージの前方に位置させ、前記第1の吸着ステージを前記第2の帯電板方向に移動させて前記第2の帯電板を第1の吸着ステージの前方に固定する第4過程と、前記第4過程で固定された前記第2の帯電板の垂直加工ラインに沿って加工装置を垂直移動させて、前記強化ガラス板の前面に、前記第3過程で切削された水平溝と直交される垂直溝を切削形成する第5過程と、前記第1の吸着ステージを前記第2の帯電板の反対方向に移動させ、帯電板移送部に前記第2の帯電板を元位置に復帰させ、第2の吸着ステージをサーボモータで回転させて、前記第2の吸着ステージが前記第1の吸着ステージと互いに対向するようにする第6過程と、前記第1、第2の吸着ステージを互いに対向する方向に移動させて、前記強化ガラス板に密着されるようにするが、前記第1の吸着ステージの吸着を解除するとともに、第2の吸着ステージに、前記強化ガラス板を吸着して前記強化ガラス板を伝達する第7過程と、前記第1、第2の吸着ステージを互いに対向する反対方向に移動させ、前記第1の吸着ステージをサーボモータで回動させて横になるようにし、帯電板移送部に据え置いた第1の帯電板を帯電板移送部で移動させて第2の吸着ステージの前方に位置させ、水平移動部で第2の吸着ステージを前記第1の帯電板方向に移動させて第1の帯電板を第2の吸着ステージの前方に固定する第8過程と、前記第8過程で固定された前記第1の帯電板の水平加工ラインに沿って加工装置を水平移動させて、前記第3過程で切削された前記強化ガラス板の水平溝と対応するように、前記強化ガラス板の後面を切断する第9過程と、前記第2の吸着ステージを前記第1の帯電板の反対方向に移動させ、帯電板移送部で前記第1の帯電板を元位置に復帰させ、前記帯電板移送部に据え置いた第2の帯電板を第2の吸着ステージの前方に位置させ、前記第2の吸着ステージを前記第2の帯電板方向に移動させて第2の帯電板を第2の吸着ステージの前方に固定する第10の過程と、前記第10過程で固定された前記第2の帯電板の垂直加工ラインに沿って加工装置を垂直移動させて、前記第5過程で切削された前記強化ガラス板の垂直溝と対応するように、前記強化ガラス板の後面を切断する第11過程と、を備えて構成されることを特徴とする。
本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工方法において、前記第3過程、第5過程、第9過程、第11過程では、前記第1、第2の帯電板に誘導された静電気が一端が前記第1、第2の吸着ステージに連結されるが、他端が地面に埋設された静電気誘導線に沿って移動されて、地面に放出されることを特徴とする。
本発明によると、帯電板により静電気が除去されて加工装置と強化ガラス板との間に静電気の発生が防止され、静電気除去により強化ガラス板に形成されたタッチセンサーのパターンが静電気の影響を受けることなく、これにより、強化ガラス板に形成されたタッチセンサーパターンの混線、短絡及び融着が発生することなく、静電気が地面に排出されて静電気による加工装置に欠陥が発生せず、強化ガラス板のタッチセンサー不良及び損傷に起因する不良率の減少と同時に、製品の信頼性が向上される利点がある。
本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置を示す概略正面図である。 本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置を示す概略側面図である。 本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置の帯電板移送部を示す概略平面図である。 図3の概略正面図である。 本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置の帯電板を示す図である。 本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置の吸着ステージを示す概略側面図である。 図6の吸着ステージを回転させて強化ガラス板を縦方向に立てた状態を示す概略側面図である。 図7の吸着ステージを前方に移動させる状態を示す概略側面図である。 本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置の吸着ステージに帯電板を結合した状態を示す側面図である。 本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置を利用して、強化ガラス板を加工する手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付する図面を参照して、詳しく説明する。
図1ないし図6を参照すると、枠フレーム100は、四角形状で、その内部が空いている。前記枠フレーム100は、その内部に前記水平移動部200、加工装置500を備える。前記枠フレーム100は、下端中央部に前記加工装置500で前記強化ガラス板Gの加工時に発生する微細ごみ、粉塵またはメディアを捕集する集塵装置110をさらに含む。前記集塵装置110は、微細ごみ、粉塵またはメディアを捕集してフィルタリングした後、外部に排出する。
水平移動部200は、前記枠フレーム100の下端に互いに対向するように一対で設置されて前後移動及び左右に移動される。前記水平移動部200は、前記第1、第2の吸着ステージ310、320の前後移動及び左右移動を案内する。前記水平移動部200は、前記枠フレーム100の下端に形成された第1のガイドレール201と、前記第1のガイドレール201に沿って移動されて前記第1、第2の吸着ステージ310、320を左右側方向に移動させる第1の水平板202と、前記第1の水平板202の上面に前記第1のガイドレール201と直交する方向に形成された第2のガイドレール203及び前記第2のガイドレール203に沿って移動され、上面に前記第1、第2の吸着ステージ310、320及び前記サーボモータ400を回動可能に結合して、前記第1、第2の吸着ステージ310、320及び前記サーボモータ400を前後方向に移動させる第2の水平板204と、を含む。
前記第1の水平板202と前記第2の水平板204は、互いに直交する方向に移動される。前記第1、第2のガイドレール201、203は、LMガイドであることが望ましい。前記第1、第2の吸着ステージ310、320は、前記水平移動部200の上面に回動可能に設置され、タッチセンサーが形成された強化ガラス板Gを吸着して互いに対向する方向に回動されるか、あるいは互いに対向する反対方向に回動される。
前記第1、第2の吸着ステージ310、320は、90度の角度で回転作動されて前記強化ガラス板Gを立てたり、あるいは水平方向に横になるようにする。前記第1、第2の吸着ステージ310、320は、前面に空気を強制的に吸入する多数の通孔311、321が形成されており、前面の上端に掛かり突部312、322が形成されており、前面下端に昇降作動される昇降掛かり部313、323が形成されており、後面に前記水平移動部200に回動可能に結合される回転支持部314、324が形成される。
前記掛かり突部312、322及び前記昇降掛かり部313、323は、前記帯電板600の掛かり溝600aに挿入されて前記帯電板600が前記第1、第2の吸着ステージ310、320の前方にかかるようにする。前記昇降掛かり部313、323は、油圧または空圧方式により昇降作動され、前記掛かり溝600aに挿入された状態で下方に移動されて前記帯電板600の掛かり溝600aを下端に押して固定する。前記回転支持部314、324は、その末端が前記サーボモータ400の回転軸に回転可能に結合され、前記サーボモータ400の駆動により定められた角度で回転される。
前記第1、第2の吸着ステージ310、320は、一面に前記帯電板600に誘導される静電気を地面に誘導する静電気誘導線310a、320aが形成される。前記静電気誘導線310a、320aは、一端が前記第1、第2の吸着ステージ310、320の一面に接続されるが、他端が地面に埋設されて前記帯電板600に誘導された静電気を地面に放出する。
前記サーボモータ400は、前記水平移動部200の上面に設けられて、前記第1、第2の吸着ステージ310、320を回動させる。前記サーボモータ400は、その回転軸が、前記第1、第2の吸着ステージ310、320の回転支持部314、324と連結され、回転作動されて前記回転支持部314、324を回転させる。前記サーボモータ400の回転軸は、前記第1、第2の吸着ステージ310、320の回転支持部314、324の末端部分と連結されることが望ましい。
前記加工装置500は、前記枠フレーム100の上方に設置され、昇降移動及び水平移動されて前記第1の吸着ステージ310または第2の吸着ステージ320に吸着された前記強化ガラス板Gの前、後面を切削する。前記加工装置500は、サンドブラスターであることが好ましく、研磨剤を前記強化ガラス板Gに噴射して前記強化ガラス板Gの前、後面を切削加工する。前記加工装置500は、垂直方向に昇降移動されるが、水平方向に移動されて前記強化ガラス板Gの前、後面を垂直方向または水平方向に切削加工するノズル部501を含む。
前記帯電板600は、板材形状で、前記第1、第2の吸着ステージ310、320の前方に結合され、前記加工装置500と前記強化ガラス板Gとの間に発生する静電気を除去する。前記帯電板600は、前記第1、第2の吸着ステージ310、320に固定結合された状態で、前記強化ガラス板Gに発生する静電気を伝達され、その状態で前記第1、第2の吸着ステージ310、320の静電気誘導線310a、310bを通じて、静電気を放出する。前記帯電板600は、切削加工時に前記強化ガラス板Gの表面に発生する静電気を誘導することができるように鋼板材質で製作されることが望ましい。
前記帯電板600は、前記帯電板移送部700の移送装置702に互いに対向して一対に据え置く。前記帯電板600は、前記帯電板移送部700に据え置き、前面に水平方向に貫通形成されるが、垂直方向に定められた間隔に離隔された複数の水平加工ライン602aを形成した第1の帯電板602と、前記第1の帯電板602と互いに対向するように前記帯電板移送部700に据え置き、前面に垂直方向に貫通形成されるが、水平方向に定められた間隔に離隔された複数の垂直加工ライン603aを形成した第2の帯電板603と、で構成される。
前記第1の帯電板602は、前記第1、第2の吸着ステージ310、320の前方に固定され、前記水平加工ライン602aを通じて前記加工装置500が水平移動されて前記強化ガラス板Gの前面または後面に水平溝を形成するように案内する。前記第2帯電板603は、前記第1、第2の吸着ステージ310、320の前方に固定され、前記垂直加工ライン603aを通じて前記加工装置500が前記強化ガラス板Gの前面または後面に垂直溝を形成するように案内する。
前記帯電板移送部700は、前記枠フレーム100の側方に設置され、前記帯電板600を据え置くが、据え置いた前記帯電板600を前後及び左右に移動させて前記第1の吸着ステージ310又は第2の吸着ステージ320の前方に位置させる。前記帯電板移送部700は、前記枠フレーム100の上、下端から前記枠フレーム100の外側に露出されるように延長形成されたガイドレール701と、前記ガイドレール701を基準として互いに対向するように一対で設置され、前方に対向する一対で具備された前記帯電板600をそれぞれ据え置くが、前後方向に水平移動されて前記帯電板600を前記ガイドレール701方向に移動させる移送装置702と、前記移送装置702の間に設置され、前記移送装置702によって移動された前記帯電板600の上、下端部をつまんで固定し、前記ガイドレール701に沿って水平移動されて前記帯電板600を前記第1の吸着ステージ310または第2の吸着ステージ320の前方に位置させるやっとこ移送部703と、で構成される。
前記移送装置702は、互いに対向するように設置されて、それぞれ第1の帯電板602及び第2の帯電板603を据え置く。前記移送装置702は、前記帯電板600の溝(未符号)に突部(未符号)をかけて据え置き、前記ガイドレール701方向に移動された状態で、突部(未符号)の掛かりを解除する。前記移送装置702は、シリンダー構造で形成され、空圧または油圧方式により前、後にスライディング作動されることが望ましい。
前記のように構成される本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工方法は、次の通りである。
まず、図10を参照して説明すると、水平方向に横になっている第1の吸着ステージ310上に強化ガラス板Gを載せて、前記第1の吸着ステージ310の通孔311を通じて空気を強制吸入して前記第1の吸着ステージ310に前記強化ガラス板Gを吸着する。そして、前記水平移動部200の第2の水平板204に設置された前記サーボモータ400のを作動させて前記強化ガラス板Gを吸着している前記第1の吸着ステージ310を90度の角度回転させて、前記強化ガラス板Gを垂直方向に立てるが、前記水平移動部200の第1の水平板202を前記第1のガイドレール201に沿って移動させて前記第1の吸着ステージ310を前記枠フレーム100の内側に位置させる(第1過程S100)。
ここで、図6、7を参照すると、前記第1の吸着ステージ310の回転支持部314の末端は、前記サーボモータ400の回転軸に結合された状態で、その軸を基準として回転される。続いて、前記帯電板移送部700に据え置いている、前記帯電板600のうち、前記第1の帯電板602を前記ガイドレール701方向に移動させて、上、下部に設置された前記ガイドレール701の間に前記第1の帯電板602を位置させ、その状態で前記やっとこ移送部703で前記第1の帯電板602の上、下端をつまんで固定する。この時、前記第1の帯電板602は、油圧方式または空圧方式によりスライディング移動される前記移送装置702によって前、後に移動されて前記ガイドレール701方向に移動され、その状態で前記第1の帯電板602の掛かり溝600aに挿入されて前記第1の帯電板602の据え置きを可能にする突部(未符号)が前記第1の帯電板602の溝(未符号)で離脱されて、前記第1の帯電板602の据え置きを解除する。
次に、図8、9を参照すると、前記やっとこ移送部703を前記ガイドレール701に沿って移動させて前記第1の帯電板602が前記第1の吸着ステージ310の前方に位置するようにし、前記水平移動部200の第2の水平板204を前記第2のガイドレール203に沿って移動させて前記第1の吸着ステージ310の掛かり突部312及び昇降掛かり部313が前記第1の帯電板602の掛かり溝600aにかかるようにし、その状態で前記昇降掛かり部313を下方に作動させて前記第1の帯電板602の掛かり溝600aが前記昇降掛かり部313に押し固定されるようにする(第2過程S200)。
以後、前記加工装置500を昇降移動させて前記第1の吸着ステージ310の前方に位置するようにし、その状態で、前記加工装置500のノズル部501を前記第1の帯電板602の水平加工ライン602aに沿って移動させながら研磨剤を噴射して、前記強化ガラス板Gの前面に切削された水平溝を形成する(第3過程S300)。
ここで、前記帯電板602の水平加工ライン602aに沿って移動される前記ノズル部501は、前記強化ガラス板Gの前面に水平溝を形成し、垂直方向に定められた距離が移動され、その後、前記と同様に、前記帯電板602の水平加工ライン602aに沿って移動されて前記強化ガラス板Gの前面に上方から下方に順次的に水平溝を形成する。この時、前記加工装置500のノズル部501で噴射される研磨剤が前記強化ガラス板Gの前面に衝突されながら前記強化ガラス板Gの前面を切断し、これと同時に前記強化ガラス板Gに研磨剤が摩擦されながら前記強化ガラス板Gの前面に静電気が発生し、この静電気は、前記第1の帯電板602に誘導されて外部に排出される。
すなわち、前記第1の帯電板602に誘導された静電気は、一端が前記第1の吸着ステージ310に接続されるが、他端が前記地面に埋設された前記静電気誘導線310aに乗って移動して地面へ排出されることにより、前記強化ガラス板Gの前面に発生する静電気が除去される。特に、前記第1の帯電板602は、前記第1の吸着ステージ310に固定設置された状態で、前記静電気誘導線310aと接触されて、前記静電気誘導線310aを通じて静電気を放出するものである。
続いて、前記水平移動部200の第2の水平板204を後方に移動させて前記第1の吸着ステージ310を元位置に復帰させ、前記帯電板移送部700のやっとこ移送部703で前記第1の帯電板602を前記移送装置702の間に移動させるが、その状態で前記移送装置702を移動させて前記第1の帯電板602を回収する。
ここで、前記第1の吸着ステージ310の前記昇降掛かり部313が上方に昇降作動されて、前記第1の帯電板602の固定状態が解除された状態で、前記第1の吸着ステージ310が後方に移動されて、前記第1の吸着ステージ310で前記第1の帯電板602が分離される。この時、前記第1の帯電板602は、前記第1の吸着ステージ310から離脱される前に、前記ガイドレール701に沿って移動された前記やっとこ移送部703によって上、下端が固定された状態であり、前記第1の吸着ステージ310から分離された状態で前記やっとこ移送部703によって元位置に移動される。
そして、前記と同一な方法により、前記帯電板移送部700の移送装置702に据え置いた前記第2の帯電板603を前記第1の吸着ステージ310の前方に位置させ、前記第1の吸着ステージ310を前記水平移動部200の第2の水平板204に移動させて、前記第2の帯電板603の掛かり溝600aに前記第1の吸着ステージ310の掛かり突部312及び昇降掛かり部313が掛かるようにした状態で、前記昇降掛かり部313を下方に作動させて前記第2の帯電板603の掛かり溝600aを前記昇降掛かり部313で押して固定する(第4過程S400)。
次に、前記加工装置500のノズル部501を前記第2の帯電板603の垂直加工ライン603aに沿って移動させながら研磨剤を噴射して、前記強化ガラス板Gの前面を切削して、水平溝と直交される垂直溝を形成する(第5過程S500)。
ここで、垂直溝は、多数個からなる前記ノズル部501によって複数個から形成される。このとき、前記強化ガラス板Gには、前記のように静電気が発生し、この静電気は、前記第2の帯電板603に誘導されるが、この第2の帯電板603が前記第1の吸着ステージ310の静電気誘導線310aと接触されて、前記静電気誘導線310aを通じて前記と同じ原理で除去される。
以後、前記第1の帯電板602を回収する方法と同様に、前記第2の帯電板603を前記帯電板移送部700で回収し、前記第1の吸着ステージ310を前記水平移動部200で移動させて元位置に復帰し、その状態で前記水平移動部200の第2の水平板204に設置された前記サーボモータ400に前記第2の吸着ステージ320を90度の角度回転させて、前記第2の吸着ステージ320が前記第1の吸着ステイ310と互いに対向するようにする(第6過程S600)。
次いで、前記第1の吸着ステージ310及び前記第2の吸着ステージ320を互いに対向する方向に移動させて前記第1の吸着ステージ310に吸着された前記強化ガラス板Gの前面に、前記第2の吸着ステージ320が密着するようにし、その状態で前記第2の吸着ステージ320の通孔321を通じて空気を強制的に吸入して、前記第2の吸着ステージ320が前記強化ガラス板Gの前面を吸着するようにするが、前記第1の吸着ステージ310の吸着を解除して前記第2の吸着ステージ320に前記強化ガラス板Gが吸着されるようにする(第7過程S700)。
次に、前記水平移動部200の第2の水平板204を移動させて、前記第1、第2の吸着ステージ310、320を互いに対向する反対方向に移動させ、前記第1の吸着ステージ310を前記サーボモータ400で回動させて水平方向に横になるようにするが、前記帯電板移送部700に据え置いた前記第1の帯電板602を、前記と同様の方法で、前記第2の吸着ステージ320の前方に位置させ、前記第2の吸着ステージ320を前記第2の水平板204に移動させて前記第2の吸着ステージ320の掛かり突部322及び昇降掛かり部323が、前記第1の帯電板602の掛かり溝600aに挿入されるようにした状態で、前記昇降掛かり部323を下方に移動させて前記掛かり溝600aを押して固定する(第8過程S800)。
以後、前記加工装置500を昇降移動させて前記第2の吸着ステージ320の前方に位置するようにし、その状態で、前記加工装置500のノズル部501を前記第1の帯電板602の水平加工ライン602aに沿って移動させながら研磨剤を噴射して、前記強化ガラス板Gの後面を切削して水平溝を形成する(第9過程S900)。
ここで、前記加工装置500は、前記強化ガラス板Gの前面に形成された水平溝と対応する位置を前記ノズル部501で切断する。この時、前記加工装置500のノズル部501で噴射される研磨剤が前記強化ガラス板Gの後面に衝突されながら前記強化ガラス板Gの後面を切削し、これと同時に前記強化ガラス板Gに研磨剤が摩擦されながら前記強化ガラス板Gの後面に静電気が発生し、この静電気は、前記第1の帯電板602に誘導されて外部に排出される。
すなわち、前記第1の帯電板602に誘導された静電気は、一端が前記第2の吸着ステージ320に連結されるが、他端が前記地面に埋設された前記静電気誘導線320aに乗って移動して地面へ排出されることにより、前記強化ガラス板Gの前面に発生する静電気が除去される。特に、前記第1の帯電板602は、前記第2の吸着ステージ320に固定設置された状態で、前記静電気誘導線320aと接触されて前記静電気誘導線320aを通じて静電気を放出するものである。
続いて、前記水平移動部200の第2の水平板204を後方に移動させて前記第2の吸着ステージ320を元位置に復帰させ、前記帯電板移送部700のやっとこ移送部703で前記第1の帯電板602を前記移送装置702の間に移動させるが、その状態で前記移送装置702を移動させて前記第1の帯電板602を回収する。
ここで、前記第2の吸着ステージ320の前記昇降掛かり部323が上方に昇降動作されて前記第1の帯電板602の固定状態が解除された状態で、前記第2の吸着ステージ320が後方に移動されて前記第2の吸着ステージ320で前記第1の帯電板602が分離される。この時、前記第1の帯電板602は、前記第2の吸着ステージ320から離脱される前に、前記ガイドレール701に沿って移動された前記やっとこ移送部703によって上、下部が固定された状態であり、前記第2の吸着ステージ320から分離された状態で前記やっとこ移送部703によって元位置に移動される。
そして、前記と同様の方法により、前記帯電板移送部700の移送装置702に据え置いた前記第2の帯電板603を前記第2の吸着ステージ320の前方に位置させ、前記第2の吸着ステージ320を前記水平移動部200の第2の水平板204に移動させて前記第2の帯電板603の掛かり溝600aに前記第2の吸着ステージ320の掛かり突部322及び昇降掛かり部323が掛かるようにした状態で、前記昇降掛かり部323を下方に作動させて前記第2の帯電板603の掛かり溝600aが、前記昇降掛かり部323に押し固定されるようにする(第10過程S1000)。
次に、前記加工装置500のノズル部501を前記第2の帯電板603の垂直加工ライン603aに沿って移動させながら研磨剤を噴射して、前記強化ガラス板Gの後面を切断して水平溝と直交される垂直溝を形成する(第11過程S1100)。
この時、前記加工装置500は、前記強化ガラス板Gの前面に形成された垂直溝と対応する位置を、前記ノズル部501で切断する。また、前記強化ガラス板Gには、前記のように静電気が発生し、この静電気は、前記第2の帯電板603によって前記と同じ原理で除去される。
次いで、前記第2の帯電板603が、前記と同様の方法により、前記帯電板移送部700に復帰され、これと同時に前記加工装置500が上方に移動されて元位置に復帰される。一方、前記加工装置500で前記強化ガラス板Gの切削または切断時に発生する異物、ごみまたはメディアなどは、前記枠フレーム100の下端に設置された前記集塵装置110によって捕集され、この集塵装置110で異物、ごみまたはメディアなどをフィルタリングすることにより、装置内に異物、ごみまたはメディアなどが浸透されて、装置に欠陥が発生することが防止される。
以上のように、前記強化ガラス板Gをセル単位に区画切断する作業が完了すると、前記第2の吸着ステージ320は、複数のセル単位で区画切断された前記強化ガラス板Gを吸着した状態で、前記水平移動部200の第1の水平板202によって側方向に移動されて前記枠フレーム100の外に移動され、その状態で複数のセル単位の前記強化ガラス板Gを回収する装置に前記強化ガラス板Gを移送する。
前記のように第1、第2の吸着ステージ310、320の前方に帯電板600を固定した状態で切削と切断作業を進行して、強化ガラス板Gの表面に発生する静電気を除去する構造は、帯電板600によって静電気が除去されて加工装置500と強化ガラス板Gとの間に静電気の発生が防止され、静電気除去により研磨剤が静電気の影響を受けないので強化ガラス板Gの希望の場所に正確に照射され、強化ガラス板Gの定められた部分を研磨剤で正確に打撃して強化ガラス板Gのタッチセンサー部分の損傷防止と同時に、切削部分が滑らかに形成され、帯電板600に誘導された静電気が地面へ排出されて、静電気による加工装置の欠陥がない。
以上で記述したように、本発明によるタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置及びその加工方法を実施するための一つの実施形態に過ぎないものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されなく、以下の特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなくて、本発明が属する分野で通常の知識を有する者であれば、誰でも様々な変更実施が可能な範囲まで本発明の技術的思想がある。
100:枠フレーム
110:集塵装置
200:水平移動部
201:第1のガイドレール
202:第1の水平板
203:第2のガイドレール
204:第2の水平板
310:第1の吸着ステージ
311、321:通孔
312、322:掛かり突部
313、323:昇降掛かり部
314、324:回転支持部
320:第2の吸着ステージ
400:サーボモータ
500:加工装置
501:ノズル部
600:帯電板
600a:掛かり溝
600b:静電気誘導線
602:第1の帯電板
602a:水平加工ライン
603:第2の帯電板
603a:垂直加工ライン
700:帯電板移送部
701:ガイドレール
702:移送装置
703:やっとこ移送部
G:強化ガラス板

Claims (8)

  1. 枠フレーム100と、
    前記枠フレーム100の下端に互いに対向して一対に設置されて前後移動と左右に移動される水平移動部200と、
    前記水平移動部200の上面に回動可能に設置され、タッチセンサーが形成された強化ガラス板Gを吸着して互いに対向する方向に回動されるか、あるいは、互いに対向する反対方向に回動される第1、第2の吸着ステージ310、320と、
    前記水平移動部200の上面に設置されて、前記第1、第2の吸着ステージ310、320を回動させるサーボモータ400と、
    前記枠フレーム100の上方に設置され、昇降移動及び水平移動されて前記第1の吸着ステージ310または第2の吸着ステージ320に吸着された前記強化ガラス板Gの表面を切削する加工装置500と、
    板材形状で、前記第1、第2の吸着ステージ310、320の前方に結合され、前記加工装置500と前記強化ガラス板Gとの間に発生する静電気を除去する帯電板600と、
    前記枠フレーム100の側方に設置され、前記帯電板600を据え置くとともに、据え置いた前記帯電板600を前後及び左右に移動させて前記第1の吸着ステージ310または第2の吸着ステージ320の前方に位置させる帯電板移送部700と、
    を備えて構成されることを特徴とするタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置。
  2. 前記水平移動部200は、
    前記枠フレーム100の下端に形成された第1のガイドレール201と、
    前記第1のガイドレール201に沿って移動されて前記第1、第2の吸着ステージ310、320を左右側方向に移動させる第1の水平板202と、
    前記第1の水平板202の上面に前記第1のガイドレール201と直交する方向に形成された第2のガイドレール203と、
    前記第2のガイドレール203に沿って移動され、上面に前記第1、第2の吸着ステージ310、320及び前記サーボモータ400を結合して、前記第1、第2の吸着ステージ310、320と、前記サーボモータ400を前後方向に移動させる第2の水平板204と、
    を含んで構成されたことを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置。
  3. 前記第1、第2の吸着ステージ310、320は、前面に空気を強制的に吸入する多数の通孔311、321が形成されており、前面の上端に掛かり突部312、322が形成されており、前面の下端に昇降作動される昇降掛かり部313、323が形成されており、後面に前記サーボモータ400に回動可能に結合される回転支持部314、324が形成されており、
    前記帯電板600は、前記帯電板移送部700に互いに対向するように一対で据え置かれ、前面上、下端に前記掛かり突部312、322及び昇降掛かり部313、323にかかる掛かり溝600aが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置。
  4. 前記帯電板移送部700は、
    前記枠フレーム100の上、下端から前記枠フレーム100の外側に露出されるよう延長形成されたガイドレール701と、
    前記ガイドレール701を基準として互いに対向するように一対で設置され、前方に対向する一対で具備された前記帯電板600をそれぞれ据え置くとともに、前、後方向に水平移動して前記帯電板600を前記ガイドレール701に沿って移動させる移送装置702と、
    前記移送装置702との間に設置され、前記移送装置702によって移動された前記帯電板600の上、下端部をつまんで固定し、前記ガイドレール701に沿って水平移動して前記帯電板600を前記第1の吸着ステージ310または第2の吸着ステージ320の前方に位置させるやっとこ移送部703と、
    を含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置。
  5. 前記帯電板600は、
    前記帯電板移送部700に据え置き、前面に水平方向に貫通形成されるが、垂直方向に定められた間隔に離隔された複数の水平加工ライン602aを形成した第1の帯電板602と、
    前記第1の帯電板602と、互いに対向するように、前記帯電板移送部700に据え置き、前面に垂直方向に貫通形成されるが、水平方向に定められた間隔に離隔された複数の垂直加工ライン603aを形成した第2の帯電板603と、
    を含んで構成されたことを特徴とする請求項1、請求項3又は請求項4に記載のタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置。
  6. 前記枠フレーム100は、
    下端中央部に前記加工装置500に、前記強化ガラス板Gの加工時に発生する微細ごみ、粉塵やメディアを捕集する集塵装置110をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工装置。
  7. 水平移動部200で強化ガラス板Gを吸着している第1の吸着ステージ310を枠フレーム100の内側に移動させる第1過程S100と、
    帯電板移送部700に据え置いた第1の帯電板602を帯電板移送部700に移動させて第1吸着ステージ310の前方に位置させ、水平移動部200で第1の吸着ステージ310を前記第1の帯電板602方向に移動させて第1の帯電板602を第1の吸着ステージ310の前方に固定する第2過程S200と、
    前記第2過程S200で固定された前記第1の帯電板602の水平加工ライン602aに沿って加工装置500を水平移動させて前記強化ガラス板Gの前面に水平溝を切削形成する第3過程S300と、
    前記第1の吸着ステージ310を前記第1の帯電板602の反対方向に移動させ、帯電板移送部700に前記第1の帯電板602を元位置に復帰させ、前記帯電板移送部700に据え置いた第2の帯電板603を第1の吸着ステージ310の前方に位置させ、前記第1の吸着ステージ310を前記第2の帯電板603方向に移動させて前記第2の帯電板603を第1の吸着ステージ310の前方に固定する第4過程S400と、
    前記第4過程S400で固定された前記第2の帯電板603の垂直加工ライン603aに沿って加工装置500を垂直移動させて、前記強化ガラス板Gの前面に、前記第3過程S300で切削された水平溝と直交される垂直溝を切削形成する第5過程S500と、
    前記第1の吸着ステージ310を前記第2の帯電板603の反対方向に移動させ、帯電板移送部700に前記第2の帯電板603を元位置に復帰させ、第2の吸着ステージ320をサーボモータ400で回転させて、前記第2の吸着ステージ320が前記第1の吸着ステージ310と互いに対向するようにする第6過程S600と、
    前記第1、第2の吸着ステージ310、320を互いに対向する方向に移動させて、前記強化ガラス板Gに密着されるようにするが、前記第1の吸着ステージ310の吸着を解除するとともに、第2の吸着ステージ320に、前記強化ガラス板Gを吸着して前記強化ガラス板Gを伝達する第7過程S700と、
    前記第1、第2の吸着ステージ310、320を互いに対向する反対方向に移動させ、前記第1の吸着ステージ310をサーボモータ400で回動させて横になるようにし、帯電板移送部700に据え置いた第1の帯電板602を帯電板移送部700で移動させて第2の吸着ステージ320の前方に位置させ、水平移動部200で第2の吸着ステージ320を前記第1の帯電板602方向に移動させて第1の帯電板602を第2の吸着ステージ320の前方に固定する第8過程S800と、
    前記第8過程S800で固定された前記第1の帯電板602の水平加工ライン602aに沿って加工装置500を水平移動させて、前記第3過程で切削された前記強化ガラス板Gの水平溝と対応するように、前記強化ガラス板Gの後面を切断する第9過程S900と、
    前記第2の吸着ステージ320を前記第1の帯電板602の反対方向に移動させ、帯電板移送部700で前記第1の帯電板602を元位置に復帰させ、前記帯電板移送部700に据え置いた第2の帯電板603を第2の吸着ステージ320の前方に位置させ、前記第2の吸着ステージ320を前記第2の帯電板603方向に移動させて第2の帯電板603を第2の吸着ステージ320の前方に固定する第10過程S1000と、
    前記第10過程S1000で固定された前記第2の帯電板603の垂直加工ライン603aに沿って加工装置500を垂直移動させて、前記第5過程で切削された前記強化ガラス板Gの垂直溝と対応するように、前記強化ガラス板Gの後面を切断する第11過程S1100と、
    を備えて構成されることを特徴とするタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工方法。
  8. 前記第3過程S300、第5過程S500、第9過程S900、第11過程S1100では、
    前記第1、第2の帯電板602、603に誘導された静電気が一端が前記第1、第2の吸着ステージ310、320に連結されるが、他端が地面に埋設された静電気誘導線310a、320aに沿って移動されて、地面に放出されることを特徴とする請求項7に記載のタッチセンサーが形成された強化ガラス板の加工方法。
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