JP4842897B2 - 供給、搬出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、製品サイズに分断する前の大判なガラス基板を投入し、分断後の製品サイズの小割ガラス基板を払い出す供給、搬出装置に関する。
大判なガラス基板(例えば、二枚の板ガラスを貼り合わせて形成した液晶パネル)は、製品サイズに分断(小割)される。
上記の分断システムは、まずガラス基板の小割線上にカッタにより切断線がスライブしてあり、この切断線のスライブしてあるガラス基板を分断折割位置に送り込んで、折割装置のバー材やロールなどの折割部材によってスライブの部分に衝撃を加えて折割するようにしている(特許文献1)。
ところで、特許文献1の分断システムにガラス基板を供給(投入)するには、パレット内の積層ガラス基板を人手や吸引保持式のロボットなどを使用して行なう。
しかしながら、パレット内のガラス基板がなくなると、空のパレットを払い出したのちガラス基板の入った次のパレット(以下、実入りパレットと称す)を入れ込むので、人手などによる空のパレットと実入りパレットの交換が必要になり、特に大幅な能率化にともない交換が頻繁になり、人手などによる多大な労力を要する問題があった。
又分断された小割ガラス基板の払い出しにも空のパレットに小割ガラス基板の収納が定量に達すると、実入りパレットを搬出し、小割ガラスの払い出し点に空のパレットを搬入するので、上述のような問題があった。
そこで、この発明は、実入り(ガラス基板の積層ずみ)パレットの供給と空のパレットの払い出し、又小割ガラス基板を収納する空のパレットの供給と実入りパレットの払い出しが極めてスムーズに行なうことができるようにした供給、搬出装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、ガラス基板に分断用の切断をスライブし、このスライブした上記ガラス基板を次の折割装置に搬入して、スライブした切断線を上記折割装置の折割部材により分断するようにした分断システムにおいて、この分断システムの板ガラス供給側にガラス基板と緩衝スペーサーとが交互に積み重なって収納された多段の実入りパレットの下面両側を受架する受架部を両側上下に多段状に設けた移動ラックを配置し、この移動ラックの次に前記ラックの丈の範囲昇降装置により昇降する昇降床と、この昇降床上と上記移動ラック内のパレットの底面下側とで進退手段により進退スライドする荷受けフオークと、このフオークを上記パレットの受架状態に上昇させる昇降手段と、上記昇降床上に上記フオークの降下時に荷受けしたパレットを荷受けして前後方向に走行させるコンベヤとで構成した中間受け渡し装置を設け、この中間受け渡し装置の次に上記昇降床上のコンベヤから実入りパレットが乗り移り、かつ前記昇降床上のコンベヤに空のパレットを乗り移らせる上下二段のコンベヤを設け、この上下二段のコンベヤの次に下段コンベヤ上の実入りパレットが乗り移り、かつ上段のコンベヤに空のパレットを送り込むコンベヤ付のリフトを設け、このリフトのコンベヤの直上と前方払い出し点と上記上段コンベヤ上の空のパレットの直上との間で進退手段により進退するように設けた走行体と、この走行体に昇降手段を介し昇降すると共に、上記ガラス基板やスペーサーを吸引する吸引荷受け手段とで構成した移載機を設けた構成を採用する。
又、ガラス基板に分断用の切断線をスライブし、このスライブした上記ガラス基板を次の折割装置に搬入して、スライブした切断線を上記折割装置の折割部材により分断するようにした分断システムにおいて、この分断システムの払い出し側に分断ガラス基板の直上と前方との間で進退手段により進退するように設けた走行体と、この走行体に昇降手段を介し昇降すると共に、上記各分断ガラス基板を吸引する吸引荷受け手段とで構成した払い出し移載機を設け、この吸引荷受手段の前進走行路の直下に積み重ねたスペーサーの待機装置を設け、このスペーサーの待機装置の前方に上記吸引荷受手段による吸引保持の分断ガラス基板の供給を受けるように空のパレットを待機させ、かつ空のパレットの荷受方向と前方への払い出し方向に走行する定置コンベヤを設け、この定置コンベヤの前方に上下二段で上記定置コンベヤに対しパレットの乗り移りができる昇降リフト付の上段、下段コンベヤを設け、この上段、下段コンベヤの前方に多段のケースの下面両側を受架する受架部を両側上下に多段状に設けた移動ラックを配置し、この移動ラックと上記上段、下段コンベヤとの間に前記移動ラックの丈の範囲昇降装置により昇降する昇降床と、この昇降床上と上記移動ラック内のパレットの底面下側とで進退手段により進退スライドする荷受けフオークと、このフオークを上記パレットの受架状態に上昇させる昇降手段と、上記昇降床上に上記フオークの降下時に荷受けしたパレットを荷受けして前後方向に走行させるコンベヤとで構成した中間受け渡し装置を設けた構成を採用する。
以上のように、この発明の供給装置によれば、分断システムの供給側にガラス基板の収納ずみパレットを多段に搭載してある移動ラックを搬入することで、この移動ラックのパレットを中間受け渡し装置のフオークにより昇降床から上下二段の下段コンベヤをへてリフト付のコンベヤ上に荷受けし、リフトの上昇にともないパレット内ガラス基板は、移載機の吸引荷受手段により分断システムに供給され、パレット内のスペーサーは移載機の吸引荷受手段により上下二段の上段コンベヤ上の空のパレットに戻す作業が順次自動的に行なうと共に、スペーサーの収納ずみパレットは、中間受け渡し装置をへて移動ラックに戻すと共に、ガラス基板の全ての供給後の空のパレットをリフト側のコンベヤから上下二段の上段コンベヤ上に送り込むので、ガラス基板の供給とスペーサーの回収作業が全て自動的に行なうことができ、特に移動ラックの搬入のみで長時間の連続供給ができて分断システムの稼働率の大幅なアップをはかる特有な効果がある。
また、分断システムの払い出し側に空のパレットの搭載移動ラックを搬入することで、移動ラックの空のパレットを中間受け渡し装置のフオークにより昇降床から上下二段のコンベヤをへて定置コンベヤ上に送り、この定置コンベヤ上の空のパレットに払い出し移載機の吸引荷受手段により待機させてある積み重ねスペーサーと分断ガラス基板を交互に収納し、分断ガラス基板の収納ずみパレットは、フオークを有する中間受け渡し装置のコンベヤ上に、そして移動ラックに送り込み、空のパレットを上昇停止した下段コンベヤから定置コンベヤに乗り移らせるので、分断ガラス基板のパレットへの回収、そして移動ラックの格納が全て自動的に行なうことができ、特に空のパレットの搭載ずみ移動ラックを搬入のみで長時間の連続回収ができて分断システムの稼働率の大幅なアップをはかる特有な効果がある。
この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明は、図1に示すようにガラス基板Aを供給すると、走行台車1上に吸引保持したガラス基板Aの走行途中にガラス基板Aの板面にカッタBにより分断切断線をスライブし、このスライブしたガラス基板Aを次の走行台車2に荷受けして、前方の折割装置Cに到達すると、折割装置Cのバー材やカールなどの折割部材3により切断線を折割する形成の分断システムDで、例えば特許文献1の装置があり、詳細は公知につき省略する。
そして、上記分断システムDの供給の側でのガラス基板Aのスムーズな搬入と、分断システムDによる分断ガラス基板A´の払い出し側での回収がスムーズに行なうようにする。
この発明の第1の実施形態では、図1から図10に示すように、パレットPには、図7に示すようにガラス基板Aに緩衝スペーサーS(例えば紙やフィルムなど)とが交互に積み重ねられて収納してある。
分断システムDのガラス基板供給側には、多段にガラス基板Aの収納(以下実入りパレットと称す)パレットPを多段に搭載した移動ラックEが搬入されている。
上記移動ラックEに対する多段パレットPの搭載は、パレットPの下面両側を受架する受架部11が移動ラックEの両側上下に多数段設けてある。
また、移動ラックEの前側には、移動ラックEの丈の範囲を昇降装置Fにより昇降する昇降床12と、この昇降床12上と移動ラックE内のパレットP底面下側とで進退手段Gにより進退スライドする荷受けフオーク13と、このフオーク13をパレットPの受架状態に上昇させる昇降手段Hと、昇降床12上にフオーク13の降下にともない荷受けしたパレットPを前後方向に走行させるコンベヤ14とで構成した中間受け渡し装置Jが配置してある。
上記の昇降装置Fは、例えば図示の場合四角の起立する柱材15の上端に設けた滑車16と、この滑車16に中途を掛け渡して昇降床12の両角に先端を接続したワイヤ17と、この各ワイヤ17を巻き取り、巻き戻す巻き上げ機(図示省略)とで構成され、上記フオーク13の進退手段Gは、例えば図示の場合、昇降床12上に設けた前後方向のガイドレール18と、このガイドレール18に両側下面のスライダ19をスライド自在に係合したベース20と、ガイドレール18に沿い、かつ両端を回動自在に軸承した雄ネジ21と、この雄ネジ21にねじ込んでベース20に支持させた雌ネジ22と、雄ネジ21を可逆ドライブするモーター23とで構成され、ベース20上に上下方向のガイド30により昇降するようにフオーク13の移動ラックEの反対側部分を保持させ、昇降手段Hとしての例えばシリンダの伸長作用によりフオーク13を上昇させるようにしてある。
上記のように構成すると、モーター23の正転運転により雄ネジ21をドライブすると、移動ラックEの受架実入りパレットPの下に図8に示すようにフオーク13が突っ込み、その後に昇降手段Hによりフオーク13を上昇させて、フオーク13に実入りパレットPを荷受けして、受架部11に対し実入りパレットPの下面両側を図8に示すように浮上させる。
この状況を維持してモーター23の逆転運転により雄ネジ21をドライブすることで、フオーク13により荷受けしている実入りパレットPが移動ラックEから引き出されて図9に示すように、昇降床12の上に搬入し、搬入後昇降手段Hによりフオーク13を降下させて実入りパレットPを図9に示すようにコンベヤ14上に受け取るようになっている。
さらに、中間受け渡し装置Jの次には、上下二段の上段コンベヤ24と下段コンベヤ25とが設けてあり、上段コンベヤ24には、空のパレットP´が乗り移って待機させ、下段コンベヤ25には、昇降床12のコンベヤ14から実入りパレットPが乗り移るようになっている。
また、上段コンベヤ24と下段コンベヤ25の次には、下段コンベヤ25上の実入りパレットPが乗り込むリフト26付のコンベヤ27が設けてある。
上記のリフト26には、図示の場合シリンダを用いたが限定されない。
そしてリフト26によって上昇したコンベヤ27の停止レベルは、上段コンベヤ24と同レベルになるようにしてある。
さらに、上段コンベヤ24の直上と分断システムDのガラス基板Aの荷受け間には、進退手段Kにより走行するよう設けた走行体28と、この走行体28に昇降手段29を介し昇降すると共に、実入りパレットPのガラス基板A及びガラス基板Aの取り出し後のスペーサーSを吸引する吸引荷受け手段Lとで構成した搬入移載機Mが設けてある。
上記の進退手段Kは、水平材31と、この水平材31に設けてある長手方向のガイドレール32に走行体28に設けてスライド自在に係合したスライダ33と、水平材31の両端に両端を回動自在に軸承した雄ネジ34と、この雄ネジ34にねじ込んで走行体28に取付けた雌ネジ35と、雄ネジ34を可逆駆動するモーター36とで構成され、モーター36の可逆運転により走行体28を前進、後退させるようにしたが、その他の構成によって走行体28を進退させることもある。
そして、吸引荷受手段Lは、昇降手段29としてのシリンダの作用により昇降するプレート37と、このプレート37の下面に配置した吸引、吸引解除ができる吸盤38とで構成したが、この方法に限定されず、下面の底壁に小孔群を有する吸引、吸引解除ができるボックスを使用することもできる。
上記のように構成すると、分断システムDの供給側に図1に示すように移動ラックEを搬入することで、移動ラックEに搭載してある多段の実入りパレットPを中間受け渡し装置Jのフオーク13により昇降床12上に引き出し、引き出した実入りパレットPをコンベヤ14にまず荷受けして下段コンベヤ25に、次に降下しているリフト26のコンベヤ27上に乗り移る。
その後に定位置にリフト26を上昇させて、コンベヤ27上の実入りパレットPのガラス基板Aを吸引荷受手段Lにより吸引保持させたのち、搬入移載機Mの走行体28の前進走行で移送したのち、吸引荷受手段Lを昇降手段29に降送し、次いで吸引荷受手段Lの吸引を解除してガラス基板Aを取り下ろすことで、分断システムDの走行台車1上に(図10に示すように)ガラス基板Aを供給する。
空の吸引荷受手段Lは、実入りパレットPの直上に戻り、昇降手段29により降送して実入りパレットP内のスペーサーSを吸引保持し、保持後に昇降手段29によって吸引荷受手段Lを上昇させ、次いで走行体28を後進させて停止後、昇降手段29により吸引荷受手段Lを降送し、かつ吸引を解除することで上段コンベヤ24の空のパレットP´にスペーサーSを取り下ろす。
スペーサーSの入ったパレットP´は、コンベヤ24の運転により昇降床12のコンベヤ14に乗り移り、然るのち、フオーク13の前進スライドで移動ラック内に戻し、フオーク13の降下によって受架部11にスペーサーSの入ったパレットP´を受架させる。
以上の動作で、移動ラックE内の実入りパレットPのガラス基板Aは、分断システムDに送られ、スペーサーSを回収したパレットP´は、移動ラックEに戻る。
なお、ガラス基板Aの搬出及びスペーサーSの回収にともない空のパレットP´は、コンベヤ27から上段コンベヤ24に乗り移らせ、上段コンベヤ24上でスペーサーSの回収に使用する。
この発明の第2の実施形態では、図1に示すように分断システムDによる分断ガラス基板A´の払い出し側に配置するもので、図1及び図11から図16に示すように、走行台車2の前進停止位置の次(前方)には、進退手段K´により走行するように設けた走行体28´と、この走行体28´に昇降手段29´を介し昇降すると共に、走行台車2上の分断ガラス基板A´のそれぞれを吸引し、また待機させてあるスペーサーSを吸引する吸引荷受手段L´とで構成した搬出移載機M´が設けてある。
上記搬出移載機M´を構成する進退手段K´走行体28´、昇降手段29´及び吸引荷受手段L´は、第1の実施形態の搬入移載機Mと同様につき、また吸引荷受手段Lも第1の実施形態の荷受手段Lと同様につき、構成及び作用の説明を省略する。
また、搬出移載機M´の前方には、空のパレットP´を多段に搭載してある移動ラックE´が搬入してある。
上記移動ラックE´に空のパレットP´を多段に受架部11´を介し搭載する方式(構成)は、第1の実施形態の移動ラックEと同様につき説明を省略する。
さらに、移動ラックE´の手前には、第1の実施形態と同様の中間受け渡し装置J´が配置してあり、上記中間受け渡し装置J´を構成する昇降装置F´、昇降床12´、進退手段G´、フオーク13´、昇降手段H´、コンベヤ14´は、第1の実施形態(中間受け渡し装置J)と同様につき、また作用も同様につき説明を省略する。
また、中間受け渡し装置J´の手前には、両端が前後方向に向いて空のパレットP´の両側下面が乗り込む上下二段で、リフト41により同体で昇降する上段コンベヤ42と下段コンベヤ43とが設けてある。
また、上段コンベヤ42の手前には、前後方向に走行する(空のパレットP´の下面が乗り込む)定置コンベヤ44が設けてあり、上記定置コンベヤ44の走行ラインは、リフト41で、上昇した際の下段コンベヤ43のラインとが同レベルになるようにしてある。勿論、リフト41によって降下した際の上段コンベヤ42のラインと定置コンベヤ42のラインとが同レベルになる。
さらに、定置コンベヤ44と前進停止した走行台車2との間には、最上位から取り出し可能に積み重なるスペーサーSの待機装置45が設けてある。
上記の待機装置45は、例えば四つのコーナーにL形などの柱材を起立させて形成し、各柱材の空間に上方から投入してあるスペーサーSは、最上段からの取り出しにともない上段レベルが低下するにともない上段レベルが上昇するようにリフト46で押し上げるようにしてある。
上記のように構成すると、移動ラックE´に多段に搭載してある空のパレットP´を、進退手段G´によるフオーク13´の前進、昇降手段H´によるフオーク13´の上昇によって受架部11´から空のパレットP´を浮上させ、次いで進退手段G´によりフオーク13´と共に乗り移っている空のパレットP´を昇降床12´上に引き出し、次いで昇降手段H´によりフオーク13´を降下させてコンベヤ14´上に空のパレットP´を乗り移らせる。
コンベヤ14´の運転によって上段コンベヤ42に空のパレットP´を乗り移らせ、またコンベヤ14´から下段のコンベヤ43にも(昇降床12´の上昇、降下により)空のパレットP´を乗り移らせておく。
搬出移載機M´は走行台車2の直上迄走行体28´を走行させたのち、昇降手段29´により吸引荷受手段L´を降送して、走行台車2上の各分断ガラス基板A´を吸引保持する。その後に、昇降手段29´により分断ガラス基板A´を吸引保持したまま吸引荷受手段L´を上昇させる。
しかして、走行体28´を前進走行させて、定置コンベヤ44上の空のパレットP´の直上で停止したのち、昇降手段29´により分断ガラス基板A´の保持吸引荷受手段L´を降送し、次いで吸引荷受手段L´の吸引を解除して空のパレットP´内に各分断ガラス基板A´を下ろす。その後に、スペーサーの待機装置45の最上位のスペーサーSを、走行台車2上の分断ガラス基板A´の取り上げ、移送、空のパレットP´の直上に到達したのちの吸引荷受手段L´の降送、吸引解除の手順をへて、空のパレットP´内の分断ガラス基板A´の上に下ろす。
以上の繰り返しによって、分断ガラス基板A´とスペーサーSとが交互に積み重なって一杯になると、定置コンベヤ44の運転によって上段コンベヤ42上に乗り移らせ、上段コンベヤ42から昇降床12´のコンベヤ14´上に乗り移らせ、昇降床12´上の一杯になったパレットP´は、フオーク13´を介し移動ラックE´の受架部11´上に送り込む。
定置コンベヤ44上に空のパレットP´の送り込みは、リフト41によって上段コンベヤ42及び下段コンベヤ43を一体に上昇させ、定置コンベヤ44と下段コンベヤ43のレベルが同レベルになると、下段コンベヤか43から定置コンベヤ44に空のパレットP´を送りこむ。なお、移動ラックE´に空のパレットP´がなくなり、分断ガラス基板A´の収納パレットが満杯になると、空のパレットP´の搭載移動ラックE´を搬入する。
上記分断ガラス基板A´が一枚のガラス基板Aを図示の場合四分割に分断され、各分断された分断ガラス基板A´を個々の空のパレットP´に収納する場合、図16に示すようにベース61上の位置決め爪62間に空のパレットP´を落し込んで位置決めする。勿論、移動ラックE´には、ベース61毎空のパレットP´を多段に搭載しておく(図示の四分割に限定されず、複数に分割することもある)。
そして、走行台車2から吸引荷受手段L´を介し分断ガラス基板A´を吸引し、空のパレットP´に分断ガラス基板A´を収納する際、分断ガラス基板A´の隣接辺間に間隙(間隔)を設ける必要がある。
この間隙を設ける方式としては、図17、18に示すように、前後一対の吸引荷受手段L´、L´及び左右一対の吸引荷受手段L´、L´の吸盤38´を有するプレート37´を、X軸移動手段63及びY軸移動手段64により図19から図20に示すように接近、離反移動させて、分断ガラス基板A´の隣接縁(辺)間に間隔を設ける。
上記のX軸移動手段63及びY軸移動手段64としては、図示の場合、中央部から両端に左、右ネジを有する雄ネジ65と、この雄ネジ65にガイド手段67により前後や左右にスライドするプレート38の雌ネジ66をねじ込み、雄ネジ65をモーター68によりドライブするようにしたが、シリンダなどで、接近、離反させてもよい。
この発明の第1の実施形態を示す側面図。 同上の平面図。 同上の要部を示す拡大側面図。 ラックと中間受け渡し装置の拡大平面図。 同上の縦断正面図。 ラックの正面図。 実入りパレットの縦断正面図。 実入りパレットの取り出しを示す縦断側面図。 実入りパレットの移動を示す縦断側面図。 搬入移載機を示す一部縦断側面図。 第2の実施形態を示す側面図。 同上の平面図。 同上の要部を示す拡大側面図。 上下二段のコンベヤを示す縦断拡大側面図。 搬出移載機の使用を示す縦断側面図。 空パレットの整列を示す平面図。 X軸の移動手段を示す一部切欠側面図。 Y軸の移動手段を示す一部切欠正面図。 分断ガラス基板の平面図。 分断ガラス基板の離反を示す平面図。
符号の説明
A ガラス基板
B カッタ
C 折割装置
D 分断システム
E、E´ 移動ラック
F、F´ 昇降装置
G、G´ 進退手段
H、H´ 昇降手段
J、J´ 中間受け渡し装置
K、K´ 進退手段
L、L´ 吸引荷受手段
M 搬入移載機
M´ 搬出移載機
S スペーサー
P 実入りパレット
P´ 空のパレット
1、2 走行台車
3 折割部材
11、11´ 受架部
12、12´ 昇降床
13、13´ フオーク
14、14´ コンベヤ
15、15´ 柱材
16、16´ 滑車
17、17´ ワイヤ
18、18´ ガイドレール
19、19´ スライダ
20、20´ ベース
21、21´ 雄ネジ
22、22´ 雌ネジ
23、23´ モーター
24 上段コンベヤ
25 下段コンベヤ
26 リフト
27 コンベヤ
28、28´ 走行体
29、29´ 昇降手段
30 ガイド
31 水平材
32 レール
33 スライダ
34 雄ネジ
35 雌ネジ
36 モーター
37 プレート
38 吸盤
41 リフト
42 上段コンベヤ
43 下段コンベヤ
44 定置コンベヤ
45 スペーサー待機装置
46 リフト
61 ベース
62 位置決め爪

Claims (2)

  1. ガラス基板に分断用の切断をスライブし、このスライブした上記ガラス基板を次の折割装置に搬入して、スライブした切断線を上記折割装置の折割部材により分断するようにした分断システムにおいて、この分断システムの板ガラス供給側にガラス基板と緩衝スペーサーとが交互に積み重なって収納された多段の実入りパレットの下面両側を受架する受架部を両側上下に多段状に設けた移動ラックを配置し、この移動ラックの次に前記ラックの丈の範囲昇降装置により昇降する昇降床と、この昇降床上と上記移動ラック内のパレットの底面下側とで進退手段により進退スライドする荷受けフオークと、このフオークを上記パレットの受架状態に上昇させる昇降手段と、上記昇降床上に上記フオークの降下時に荷受けしたパレットを荷受けして前後方向に走行させるコンベヤとで構成した中間受け渡し装置を設け、この中間受け渡し装置の次に上記昇降床上のコンベヤから実入りパレットが乗り移り、かつ前記昇降床上のコンベヤに空のパレットを乗り移らせる上下二段のコンベヤを設け、この上下二段のコンベヤの次に下段コンベヤ上の実入りパレットが乗り移り、かつ上段のコンベヤに空のパレットを送り込むコンベヤ付のリフトを設け、このリフトのコンベヤの直上と前方払い出し点と上記上段コンベヤ上の空のパレットの直上との間で進退手段により進退するように設けた走行体と、この走行体に昇降手段を介し昇降すると共に、上記ガラス基板やスペーサーを吸引する吸引荷受け手段とで構成した移載機を設けたことを特徴とする供給装置。
  2. ガラス基板に分断用の切断線をスライブし、このスライブした上記ガラス基板を次の折割装置に搬入して、スライブした切断線を上記折割装置の折割部材により分断するようにした分断システムにおいて、この分断システムの払い出し側に分断ガラス基板の直上と前方との間で進退手段により進退するように設けた走行体と、この走行体に昇降手段を介し昇降すると共に、上記各分断ガラス基板を吸引する吸引荷受け手段とで構成した払い出し移載機を設け、この吸引荷受手段の前進走行路の直下に積み重ねたスペーサーの待機装置を設け、このスペーサーの待機装置の前方に上記吸引荷受手段による吸引保持の分断ガラス基板の供給を受けるように空のパレットを待機させ、かつ空のパレットの荷受方向と前方への払い出し方向に走行する定置コンベヤを設け、この定置コンベヤの前方に上下二段で上記定置コンベヤに対しパレットの乗り移りができる昇降リフト付の上段、下段コンベヤを設け、この上段、下段コンベヤの前方に多段のケースの下面両側を受架する受架部を両側上下に多段状に設けた移動ラックを配置し、この移動ラックと上記上段、下段コンベヤとの間に前記移動ラックの丈の範囲昇降装置により昇降する昇降床と、この昇降床上と上記移動ラック内のパレットの底面下側とで進退手段により進退スライドする荷受けフオークと、このフオークを上記パレットの受架状態に上昇させる昇降手段と、上記昇降床上に上記フオークの降下時に荷受けしたパレットを荷受けして前後方向に走行させるコンベヤとで構成した中間受け渡し装置を設けたことを特徴とする搬出装置。
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