JP2016031161A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で循環ファンを駆動するためのモータを外気によって冷却できると共に、外気を加熱室内に給気できる加熱調理器を提供すること。【解決手段】加熱調理器は、加熱室(2)内の気体を循環させる循環ファンと、この循環ファンを駆動する循環ファン用モータ(56)と、給気通路(55)と、この給気通路(55)を開閉する給気ダンパ(51)と、給気通路(55)を介して外気を供給する給気ファン(54)と、冷却通路(71)と、この冷却通路(71)を開閉する冷却ダンパ(72)と、制御装置とを備える。冷却通路(71)は、給気通路(55)の給気ダンパ(51)の上流側に一端が接続され、他端が循環ファン用モータ(56)に向かって開口している。制御装置は、給気ダンパ(51)の動作と冷却ダンパ(72)の動作とを制御して、外気を加熱室(2)内に給気できると共に、外気によって循環ファン用モータ(56)を冷却できる。【選択図】図4

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、特開2006−292189号公報(特許文献1)に記載のものがある。
この加熱調理器は、給気口と排気口とを備えた加熱室と、給気口と排気口とを連通する循環部と、この循環部に設けられ上記加熱室に供給する蒸気を発生する蒸気発生装置と、上記循環部に設けられ上記加熱室内の気体を循環させるための循環ファンと、この循環ファンを駆動するためのモータとを備えている。上記加熱調理器では、循環ファンが加熱室内の空気を排気口を介して循環部に吸引し、この空気を蒸気発生装置からの蒸気と共に循環部から給気口を介して加熱室に噴出して、加熱室内の空気を循環させる。
特開2006−292189号公報
ところで、上記加熱調理器では、加熱室および循環部からの熱を受けて、循環ファンを駆動するためのモータの周囲温度が高くなる。このため、このモータが温度上昇によって壊れたり劣化したりして、信頼性が低下するのを防止するために、外気によって上記モータを冷却するための冷却ファンを設ける必要がある。また、外気を加熱室内に給気するために、給気ファンを設ける場合がある。
このように、上記循環ファンに加えて、上記冷却ファンや上記給気ファンなどをそれぞれ設けると、構成が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、簡単な構成で循環ファンを駆動するためのモータを外気によって冷却できると共に、外気を加熱室内に給気できる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
本体ケーシングと、
この本体ケーシング内に設けられ、被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記加熱室に供給する蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記加熱室内の気体を循環させるための循環ファンと、
上記循環ファンを駆動するモータと、
上記加熱室内に給気通路を介して外気を供給する給気ファンと、
上記給気通路を開閉する給気通路開閉部と、
上記給気通路の上記給気通路開閉部の上流側に一端が接続され、他端が上記モータに向かって開口する冷却通路と、
上記冷却通路を開閉する冷却通路開閉部と
上記給気通路開閉部の動作と上記冷却通路開閉部の動作とを制御する制御部と
を備えることを特徴としている。
1実施形態では、
上記制御部は、上記蒸気発生装置からの蒸気を上記加熱室に供給して上記循環ファンで蒸気を循環させて上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部により上記給気通路を閉鎖すると共に、上記冷却通路開閉部により上記冷却通路を開放する。
1実施形態では、
上記加熱室に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置を備え、
上記制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱室内に供給して上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部により上記給気通路を開放すると共に、上記冷却通路開閉部により上記冷却通路を閉鎖する。
1実施形態では、
上記加熱室に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置を備え、
上記制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱室内に供給して上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部により上記給気通路を開放すると共に、上記冷却通路開閉部の開度を予め設定された開度にする。
1実施形態では、
上記加熱室に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置と、
上記加熱室内の湿度を検出するための湿度センサと
を備え、
上記制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱室内に供給して上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部により上記給気通路を開放すると共に、上記湿度センサの出力に基づいて上記冷却通路開閉部の開度を制御する。
本発明によれば、簡単な構成で循環ファンを駆動するためのモータを外気によって効果的に冷却できる。
本発明の第1実施形態の加熱調理器の正面図である。 上記加熱調理器の扉を開けた状態を示す正面図である。 上記加熱調理器の模式的な説明図である。 上記加熱調理器の模式的な説明図である。 上記加熱調理器の本体ケーシングを取り外した状態の斜視図である。 上記加熱調理器の給気ファンおよび給気ダクトの外観斜視図である。 上記加熱調理器のブロック図である。 上記加熱調理器が被加熱物を高周波加熱するときの給気ダンパおよび冷却ダンパの動作を説明する図である。 上記加熱調理器が被加熱物を熱風循環加熱するときの給気ダンパおよび冷却ダンパの動作を説明する図である。 本発明の第2実施形態の加熱調理器が被加熱物を高周波加熱するときの給気ダンパおよび冷却ダンパの動作を説明する図である。
以下、本発明を図示の実施形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。また、図2は、上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。
上記加熱調理器は、図1、図2に示すように、略直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられた略直方体形状の加熱室2と、この加熱室2の前側の開口部2aを開閉する扉3とを備えている。
また、上記本体ケーシング1内の後部の端部に、マイクロ波を発生するマイクロ波発生装置の一例としてのマグネトロン4を設けている。また、センサの一例としての湿度センサ53(図4を参照)および赤外線センサなどの温度センサ65(図7を参照)で、加熱室2内の被加熱物の温度を検出するようにしている。上記湿度センサ53は、蒸気の量を介して、被加熱物の温度を間接的に検出し、赤外線センサなどの温度センサ65は被加熱物の温度を直接的に検出する。
上記本体ケーシング1の上面の後部には排気ダクト5を設けている。一方、上記本体ケーシング1の前面の下部には、露受容器6および給水タンク26を着脱可能に取り付けている。この露受容器6は扉3の下側に位置して、扉3の後面(加熱室2側の面)からの水滴を受けることができるようになっている。
上記扉3の下部は、本体ケーシング1の前側の下部に回動可能に取り付けている。この扉3の前面(加熱室2側とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7を設けている。また、上記扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に位置する操作パネル9とを有している。
上記操作パネル9はカラー液晶表示部10およびボタン群11を有している。上記カラー液晶表示部10は、タッチパネル式のスイッチ機能を有している。また、上記ボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。また、上記操作パネル9には、スマートフォンなどからの赤外線を受ける赤外線受光部14を設けている。
上記加熱室2内には、食品等の被加熱物を収容する。また、上記加熱室2内には、図3および4に示す金属製の調理トレイ91,92を出し入れ可能に設けている。図2に示すように、上記加熱室2の左側部2b、右側部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bを設けている。また、上記加熱室2の左側部2b、右側部2cの内面には、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bを設けている。上記下棚受け17A,17Bは、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置する。
上記調理トレイ91,92は、加熱室2内に配置されたとき、加熱室2の後部2dとの間に隙間を有するようになっている。より詳しくは、上棚受け16A,16Bおよび下棚受け17A,17Bのそれぞれの後端部には当接部(図示せず)を設けている。この当接部は、調理トレイ91,92が加熱室2の後部2dに接触する前に、調理トレイ91,92に当接して、調理トレイ91,92の後側への移動を規制する。このとき、上記調理トレイ91,92と加熱室2の後部2dとの間において、前後方向の長さが例えば3mmの隙間が生じるようにしてもよい。
図3は、上記加熱調理器の主要部の構成を、分かり易くするために、展開して示す模式図である。この図3では、加熱室2は左側から見た状態が示されている。
上記加熱調理器は、循環ダクト18、循環ファン19、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22、循環ダンパ23、蒸気発生装置24、チューブポンプ25および給水タンク26を備えている。この上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22は、それぞれ、例えば、シーズヒータからなっている。
図3に示すように、上記加熱室2の上部2eは、水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱室2の後部2dと連なっている。この傾斜部2fには、循環ファン19と対向するように複数の吸込口27(図2を参照)を設けている。また、上記加熱室2の上部2eには、複数の上吹出口28を設けている。また、加熱室2の後部2dには、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31を、それぞれ、複数設けている。なお、図3では、上記上吹出口28は3個だけを示し、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31は各1個だけを示しているが、それらの実際の数は、図2に示すように、多数個ある。
上記循環ダクト18は、吸込口27、上吹出口28および第1〜第3後吹出口29〜31を介して加熱室2内と連通している。この循環ダクト18は、加熱室2の上側から後側にわたって設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱室2の左右方向の幅より狭く設定している。
上記循環ファン19は、例えば、遠心ファンからなり、循環ファン用モータ56によって駆動する。この循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱室2内の空気や飽和蒸気(以下、「空気など」言う)は、吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれて、循環ファン19の径方向外側へ流出させられる。より詳しくは、循環ファン19によって吸入された空気などの一部は、上方の上吹出口28から、加熱室2へ吹き出され、循環ファン19によって吸入された空気などの他の一部は、上記上吹出口28よりも下側に位置する第1〜第3後吹出口29,30,31から、加熱室2へ吹き出される。
上記上ヒータ20は、循環ダクト18内に配置して、加熱室2の上部2eに対向している。この上ヒータ20は、上吹出口28へ流れる空気などを加熱する。
上記中ヒータ21は、環状に形成していて、循環ファン19を取り囲んでいる。この中ヒータ21は、循環ファン19から背面の第1〜第3後吹出口29,30,31へ流れる空気などを加熱し、つまり、循環ファン19から上ヒータ20に向かう空気などを加熱し、また、循環ファン19から下ヒータ22に向かう空気などを加熱する。
上記下ヒータ22は、循環ダクト18内に配置し、加熱室2の後部2dに対向している。この下ヒータ22は、第2、第3後吹出口30,31へ流れる空気などを加熱する。
上記循環ダンパ23は、循環ダクト18内に回動可能に設け、中ヒータ21と下ヒータ22との間に位置させている。この循環ダンパ23の回動は循環ダンパ用モータ59(図5に示す)によって行わせる。上記蒸気発生装置24は、上端が開口する金属製の容器34と、樹脂製の蓋33と、シーズヒータからなる蒸気発生用ヒータ32とを有する。上記蒸気発生用ヒータ32は、容器34の底部に鋳込んでいる。この容器34の底部上には給水タンク26からの水が溜まり、この水を、蒸気発生用ヒータ32が容器34の底部を介して加熱する。この水の加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを通って、複数の蒸気供給口37から加熱室2内に供給される。なお、蒸気供給口37は図2に示すように、複数個あるが、図3では1個だけを示している。
また、上記加熱室2内の飽和蒸気は、循環ファン19で吸引して、中ヒータ21、上ヒータ20および下ヒータ22に向けて送り、中ヒータ21、上ヒータ20および下ヒータ22で加熱することにより、100℃以上の過熱蒸気となる。
また、上記蒸気発生装置24の蓋33には、一対の電極棒39A,39Bからなる水位センサ38を取り付けている。この電極棒39A,39Bの間が導通状態になったか否かに基づいて、容器34の底部上の水位が所定水位になったか否かを判定する。
上記チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなって弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、給水タンク26内の水を蒸気発生装置24へ流したり、蒸気発生装置24内の水を給水タンク26に向けて流したりする。
上記給水タンク26は給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42は、一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、他端部が給水タンク26外に位置する。上記給水タンク26がタンクカバー43内に収容されると、連通管42の他端部がタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置24内と連通する。
図4は、上記加熱調理器の他の部分の構成を説明するための模式図である。この図4でも、図3と同様に、加熱室2は左側から見た状態が示されている。
上記加熱室2の後部2dの下端部には自然排気口45を設けている。この自然排気口45は第1排気通路46を介して排気ダクト5に連通している。加熱室2内の空気や蒸気などが余剰になると、その余剰な空気や蒸気などが、自然に、自然排気口45から第1排気通路46へ流れ出る。また、この第1排気通路46に、例えばシロッコファンからなる排気ファン47を接続して、加熱室2から強制的に排気ができるようにしている。
また、上記加熱室2の傾斜部2fには、排気ダンパ49で開閉される複数の強制排気口48と、給気ダンパ51で開閉される複数の給気口50とを設けている。この強制排気口48は第2排気通路52を介して排気ダクト5に連通している。一方、上記給気口50は、給気通路55に連通している。また、例えばシロッコファンからなる給気ファン54を給気通路55に接続している。給気通路55には、冷却通路71の一端を接続している。冷却通路71の他端は、循環ファン用モータ56に向かって開口している。冷却通路71は、冷却ダンパ72で開閉される。給気通路55および冷却通路71は、給気ダクト70によって形成されている。ここで、給気ダンパ51は、給気通路開閉部の一例である。また、冷却ダンパ72は、冷却通路開閉部の一例である。
また、上記第2排気通路52には、センサの一例としての湿度センサ53を取り付けている。この湿度センサ53は、第2排気通路52を流れる蒸気量を示す出力信号を制御装置100(図7に示す)へ送出する。
上記加熱室2内の空気などを強制的に本体ケーシング1外へ排出する場合、排気ダンパ用モータ60(図7に示す)、給気ダンパ用モータ61(図6および図7に示す)で排気ダンパ49、給気ダンパ51を2点鎖線で示す位置まで回動させて、排気ダンパ49および給気ダンパ51を開く。そして、排気ファン用モータ57、給気ファン用モータ58(図5に示す)で排気ファン47、給気ファン54を駆動する。これにより、加熱室2内の空気などが強制排気口48および自然排気口45から加熱室2外へ引き出される。
図5は、本体ケーシング1を取り外した状態を後方かつ斜め上方から見た斜視図である。図6は、給気ファン54および給気ダクト70の外観斜視図である。
図5に示すように、排気ダクト5および給気ダクト70は、加熱室2の後側に設けられている。給気ダクト70は、一端が給気ファン54に接続され、給気ファン54の上方に向かって延在すると共に、加熱室2の後側上部の中央に位置する循環ファン用モータ56に向かって延在している。より詳しくは、図6に示すように、給気ダクト70は、給気ファン54の上方に逆L字形状を呈するように延在している。
図7は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置100を備えている。この制御装置100には、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22、蒸気発生装置24、循環ファン用モータ56、排気ファン用モータ57、給気ファン用モータ58、循環ダンパ用モータ59、排気ダンパ用モータ60、給気ダンパ用モータ61、操作パネル9、湿度センサ53、水位センサ38、チューブポンプ25、マグネトロン4、冷却ダンパ用モータ73などを接続している。また、上記制御装置100は、操作パネル9、湿度センサ53、例えば赤外線センサ等の温度センサ65、水位センサ38などからの信号に基づいて、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22、蒸気発生装置24、循環ファン用モータ56、排気ファン用モータ57、給気ファン用モータ58、循環ダンパ用モータ59、排気ダンパ用モータ60、給気ダンパ用モータ61、チューブポンプ25、冷却ダンパ用モータ73などを制御する。
上記制御装置100は、そのメモリ101に格納されたプログラムによって、あたため、焼き、蒸し、解凍などの調理を行うことができるが、これらの調理は通常行われるもので、本発明の要旨とは、関係が薄いので、その説明を省略する。
以下においては、発明のエッセンスである、給気ダンパ51および冷却ダンパ72の制御に、焦点をあてて説明する。
図8および図9は給気ダンパ51および冷却ダンパ72の開閉動作を説明するための要部斜視図である。なお、図8および図9は、給気ダクト70などの一部を取り除き、給気ダンパ51および冷却ダンパ72の開閉状態を分かり易く示している。
図8および図9に示すように、冷却ダンパ72は、板状部材からなっている。冷却ダンパ72は、冷却ダンパ用モータ73(図7に示す)によって、冷却通路71に対して直交する方向に出退可能に設けられている。
マグネトロン4(図7に示す)からのマイクロ波を加熱室2内に供給して被加熱物を加熱するとき、すなわち、被加熱物を高周波加熱するとき、制御装置100は、図8に示すように、給気ダンパ51により給気通路55を開放すると共に、冷却ダンパ72により冷却通路71を閉鎖する。そして、給気ファン用モータ58(図7に示す)で給気ファン54を駆動する。これにより、給気ファン54からの外気は、すべて給気通路55を介して加熱室2内に給気される。
したがって、加熱室2内への給気が必要で、かつ、循環ファン用モータ56の冷却が不要なときに、給気ファン54からの外気を、すべて給気通路55を介して加熱室2内に供給できる。したがって、給気ファン54を加熱室2内に給気する専用のファンとして使用でき、加熱室2内に効率的に給気できる。
一方、蒸気を加熱室2に供給して循環ファン19で蒸気を循環させて上記被加熱物を加熱するとき、すなわち、被加熱物を飽和蒸気または過熱水蒸気による循環加熱するとき、もしくは、加熱室2内の空気を循環させて上記被加熱物を加熱する熱風循環加熱するとき、制御装置100は、図9に示すように、給気ダンパ51により給気通路55を閉鎖すると共に、冷却ダンパ72により冷却通路71を開放(全開に)する。そして、給気ファン用モータ58(図7に示す)で給気ファン54を駆動する。これにより、給気ファン54からの外気は、すべて給気通路55および冷却通路71を介して、循環ファン用モータ56に向かって吹き付けられる。
したがって、加熱室2内への給気が不要で、かつ、循環ファン用モータ56自身の発熱もしくは加熱室2からの熱を受けて循環ファン用モータ56の周囲温度が高くなるときに、給気ファン54からの外気を、すべて給気通路55および冷却通路71を介して循環ファン用モータ56に吹き付けることができる。したがって、給気ファン54を、循環ファン用モータ56を冷却する専用のファンとして使用でき、循環ファン用モータ56を効率的に冷却できる。
この第1実施形態の加熱調理器によれば、制御装置100により給気ダンパ51の動作と冷却ダンパ72の動作が制御される。このため、例えば、給気ダンパ51により給気通路55を閉鎖すると共に、冷却ダンパ72により冷却通路71を開放すると、給気ファン54からの外気は、すべて給気通路55および冷却通路71を介して循環ファン用モータ56に吹き付けられ、循環ファン用モータ56を冷却できる。また、例えば、給気ダンパ51により給気通路55を開放すると共に、冷却ダンパ72により冷却通路71を閉鎖すると、給気ファン54からの外気は、すべて給気通路55を介して加熱室2内に供給される。したがって、循環ファン用モータ56を冷却するためのファンがなくても、給気ファン54だけの簡単な構成で、外気を加熱室2内に給気できると共に、外気によって循環ファン用モータ56を冷却できる。
(第2実施形態)
図10は第2実施形態の加熱調理器の給気ダンパ51および冷却ダンパ72の開閉動作を説明するための要部斜視図である。第1実施形態と相違する点を説明すると、この第2実施形態では、被加熱物を高周波加熱するとき、冷却ダンパ72の開度を予め設定された開度にしている点が相違する。なお、図10は、給気ダクト70の一部を取り除き、給気ダンパ51および冷却ダンパ72の開閉状態を分かり易く示している。また、図10において、図8に示す第1実施形態の加熱調理器の構成部と同一または類似の構成部については、図8の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、それらの構成および作用の詳細な説明を省略する。
上記被加熱物を高周波加熱するとき、制御装置100は、図10に示すように、給気ダンパ51により給気通路55を開放すると共に、冷却ダンパ72の開度を予め設定された開度、例えば20%の開度にして冷却通路71の一部を開放する。そして、給気ファン用モータ58(図5に示す)で給気ファン54を駆動する。これにより、給気ファン54からの外気のうち予め定められた量、例えば70%の空気が、給気通路55を介して、加熱室2内に給気される。したがって、例えば、排気通路52に配置される湿度センサ53の素子毎のバラつきや、調理器への取付状態などによって変わるセンサの検知感度が最も良好となる開度での使用ができる。
(第3実施形態)
なお、上記第2実施形態では、上記被加熱物を高周波加熱するとき、制御装置100は、冷却ダンパ72の開度を20%にしていたが、これに限られない。制御装置は、例えば、冷却ダンパの開度を30%や40%など、20%よりも大きくしてもいいし、冷却ダンパの開度を15%や10%など、20%よりも小さくしてもいい。例えば、実際に使用しながら開度を調整し、湿度センサの検知感度が最も良くなるような位置を割り出してもよい。また、冷却ダンパ72の開度として最適なものを割り出すためのモードを備えてもよい。つまり、例えばコップ一杯(200cc)の水を所定の出力で加熱した場合に、湿度センサが所望の出力を検知できるような開度になるまで開度を調整する。また、制御装置は、湿度センサの出力に基づいて冷却ダンパの開度を制御してもよい。このとき、給気ファンからの外気のうち、湿度センサの検知感度が最も良くなるように外気を加熱室内に給気し、被加熱物の加熱状態をより正確に把握できると共に被加熱物をより効率的に加熱できる。
また、上記第1,第2実施形態では、給気ダンパ51を備えた加熱調理器について説明したが、給気ダンパはこれに限らず、加熱室に設けられた給気口を開閉する他の構成の給気ダンパでもよい。
また、上記第1,第2実施形態では、冷却ダンパ72を備えた加熱調理器について説明したが、冷却ダンパはこれに限らず、冷却通路を開閉する他の構成の冷却ダンパでもよい。
また、上記第1,第2実施形態では、湿度センサ53は、第2排気通路52に取り付けられていたが、これに限らず、加熱室2内に設けられていてもよい。
また、上記第1,第2実施形態では、上記加熱調理器は、マグネトロン4を備えていたが、これに限らず、例えばマグネトロンの代わりにヒータを備えていてもよい。
第1,第2実施形態および変形例で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいのは、勿論である。
本発明および実施形態を纏めると、次のようになる。
本発明の加熱調理器は、
本体ケーシング1と、
この本体ケーシング1内に設けられ、被加熱物を加熱するための加熱室2と、
上記加熱室2に供給する蒸気を発生する蒸気発生装置24と、
上記加熱室2内の気体を循環させるための循環ファン19と、
上記循環ファン19を駆動するモータ56と、
上記加熱室2内に給気通路55を介して外気を供給する給気ファン54と、
上記給気通路55を開閉する給気通路開閉部51と、
上記給気通路55の上記給気通路開閉部51の上流側に一端が接続され、他端が上記モータ56に向かって開口する冷却通路71と、
上記冷却通路71を開閉する冷却通路開閉部72と、
上記給気通路開閉部51の動作と上記冷却通路開閉部72の動作とを制御する制御部100と
を備えることを特徴としている。
上記構成の加熱調理器によれば、上記制御部100により上記給気通路開閉部51の動作と上記冷却通路開閉部72の動作が制御される。このため、例えば、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を閉鎖すると共に、上記冷却通路開閉部72により上記冷却通路71を開放すると、給気ファン54からの外気は、すべて給気通路55および冷却通路71を介して上記モータ56に吹き付けられ、モータ56を冷却できる。また、例えば、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を開放すると共に、上記冷却通路開閉部72により上記冷却通路71を閉鎖すると、給気ファン54からの外気は、すべて給気通路55を介して上記加熱室2内に供給される。したがって、モータ56を冷却するためのファンがなくても、給気ファン54だけの簡単な構成で、外気を加熱室2内に給気できると共に、外気によって循環ファン19を駆動するためのモータ56を冷却できる。
1実施形態では、
上記制御部100は、上記蒸気発生装置24からの蒸気を上記加熱室2に供給して上記循環ファン19で蒸気を循環させて上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を閉鎖すると共に、上記冷却通路開閉部72により上記冷却通路71を開放する。
上記実施形態によれば、上記被加熱物を熱風循環加熱するとき、上記制御部100は、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を閉鎖すると共に、上記冷却通路開閉部72により上記冷却通路71を開放する。このため、加熱室2内への給気が不要で、かつ、加熱室2からの熱を受けて循環ファン19を駆動するためのモータ56の周囲温度が高くなるときに、給気ファン54からの外気をすべて給気通路55および冷却通路71を介して上記モータ56に吹き付けることができる。したがって、給気ファン54を、モータ56を冷却する専用のファンとして使用でき、モータ56を効率的に冷却できる。
1実施形態では、
上記加熱室2に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置4を備え、
上記制御部100は、上記マイクロ波発生装置4からのマイクロ波を上記加熱室2内に供給して上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を開放すると共に、上記冷却通路開閉部72により上記冷却通路71を閉鎖する。
上記実施形態によれば、上記被加熱物を高周波加熱するとき、上記制御部100は、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を開放すると共に、上記冷却通路開閉部72により上記冷却通路71を閉鎖する。このため、加熱室2内への給気が必要で、かつ、循環ファン19を駆動するためのモータ56の冷却が不要なときに、給気ファン54からの外気を、すべて給気通路55を介して加熱室2内に供給できる。したがって、給気ファン54を、加熱室2内に給気する専用のファンとして使用でき、加熱室2内に効率的に給気できる。
1実施形態では、
上記加熱室2に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置4を備え、
上記制御部100は、上記マイクロ波発生装置4からのマイクロ波を上記加熱室2内に供給して上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を開放すると共に、上記冷却通路開閉部72の開度を予め設定された開度にする。
上記実施形態によれば、上記被加熱物を高周波加熱するとき、上記制御部100は、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を開放すると共に、上記冷却通路開閉部72の開度を予め設定された開度にする。このため、給気ファン54からの外気のうち予め定められた量の外気を加熱室2内に給気できる。したがって、例えば上記被加熱物の温度を検知するためのセンサの検知感度を向上できる。
1実施形態では、
上記加熱室2に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置4と、
上記加熱室2内の湿度を検出するための湿度センサ53と
を備え、
上記制御部100は、上記マイクロ波発生装置4からのマイクロ波を上記加熱室2内に供給して上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を開放すると共に、上記湿度センサ53の出力に基づいて上記冷却通路開閉部72の開度を制御する。
上記実施形態によれば、上記被加熱物を高周波加熱するとき、上記制御部100は、上記給気通路開閉部51により上記給気通路55を開放すると共に、上記湿度センサ53の出力に基づいて上記冷却通路開閉部72の開度を制御する。このため、上記湿度センサ53の検知感度が最も良くなるように外気を加熱室2内に給気し、被加熱物の加熱状態をより正確に把握できると共に被加熱物をより効率的に加熱できる。
1 本体ケーシング
2 加熱室
4 マイクロ波発生装置
19 循環ファン
24 蒸気発生装置
51 給気ダンパ
53 湿度センサ
54 給気ファン
55 給気通路
56 循環ファン用モータ
71 冷却通路
72 冷却ダンパ
100 制御装置

Claims (5)

  1. 本体ケーシングと、
    この本体ケーシング内に設けられ、被加熱物を加熱するための加熱室と、
    上記加熱室に供給する蒸気を発生する蒸気発生装置と、
    上記加熱室内の気体を循環させるための循環ファンと、
    上記循環ファンを駆動するモータと、
    上記加熱室内に給気通路を介して外気を供給する給気ファンと、
    上記給気通路を開閉する給気通路開閉部と、
    上記給気通路の上記給気通路開閉部の上流側に一端が接続され、他端が上記モータに向かって開口する冷却通路と、
    上記冷却通路を開閉する冷却通路開閉部と、
    上記給気通路開閉部の動作と上記冷却通路開閉部の動作とを制御する制御部と
    を備えることを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記制御部は、上記蒸気発生装置からの蒸気を上記加熱室に供給して上記循環ファンで蒸気を循環させて上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部により上記給気通路を閉鎖すると共に、上記冷却通路開閉部により上記冷却通路を開放することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記加熱室に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置を備え、
    上記制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱室内に供給して上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部により上記給気通路を開放すると共に、上記冷却通路開閉部により上記冷却通路を閉鎖することを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記加熱室に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置を備え、
    上記制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱室内に供給して上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部により上記給気通路を開放すると共に、上記冷却通路開閉部の開度を予め設定された開度にすることを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記加熱室に供給するマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置と、
    上記加熱室内の湿度を検出するための湿度センサと
    を備え、
    上記制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱室内に供給して上記被加熱物を加熱するとき、上記給気通路開閉部により上記給気通路を開放すると共に、上記湿度センサの出力に基づいて上記冷却通路開閉部の開度を制御することを特徴とする加熱調理器。
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