JP2016026914A - キャリア付金属箔を有する積層体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、金属キャリアの表面に剥離可能に金属箔を接触させてなるキャリア付金属箔の二つを、前記金属キャリア同士を積層させて得られる積層体である。
【選択図】図2
Description
(1)金属キャリアの表面に剥離可能に金属箔を接触させてなるキャリア付金属箔の二つを、前記金属キャリア同士を積層させて得られる積層体。
(2)前記金属キャリア同士を、必要に応じて接着剤を介して、直接積層させて得られる(1)に記載の積層体。
(3)前記金属キャリア同士が接合されている(1)または(2)に記載の積層体。
(4)前記金属キャリア同士を、無機基板または金属板を介して、積層させて得られる(1)に記載の積層体。
(5)前記金属キャリアと金属箔とが、離型層を用いて貼り合わせてなる(1)〜(4)のいずれかに記載の積層体。
(6)前記金属キャリアと金属箔との間の剥離強度が0.5gf/cm以上200gf/cm以下である(5)に記載の積層体。
(7)前記金属キャリアにおける金属箔と接する側の表面の十点平均粗さ(Rz jis)が、3.5μm以下である(5)または(6)に記載の積層体。
(8)220℃で3時間、6時間または9時間のうちの少なくとも一つの加熱後における、金属層と金属板との剥離強度が、0.5gf/cm以上200gf/cm以下である(5)〜(7)のいずれかに記載の積層体。
(9)厚みが8〜500μmである(1)〜(8)のいずれかに記載の積層体。
(10)(1)〜(9)のいずれかに記載の積層体であって、孔が設けられた積層体。
(11)(10)に記載の積層体であって、前記孔は直径0.01mm〜10mmであり、1〜10箇所設けられている積層体。
(12)少なくとも一方の金属箔が銅箔または銅合金箔である(1)〜(11)のいずれかに記載の積層体。
(13)(1)〜(12)のいずれかに記載の積層体において、前記金属箔の表面において平面視したときに、前記金属キャリアと前記金属箔との積層部分の外周の少なくとも一部が樹脂で覆われてなる積層体。
(14)(13)に記載の積層体において、前記金属箔の表面において平面視したときに、前記金属キャリアと前記金属箔との積層部分の外周の全体にわたって樹脂で覆われてなる積層体。
(15)樹脂が熱硬化性樹脂を含む(13)または(14)に記載の積層体。
(16)樹脂が熱可塑性樹脂を含む(13)〜(15)のいずれかに記載の積層体。
(17)(13)〜(16)のいずれかに記載の積層体において、前記樹脂の前記金属層の外側において、孔が設けられた積層体。
(18)(17)に記載の積層体において、前記孔は直径0.01mm〜10mmであり、1〜10箇所設けられている積層体。
(19)(1)〜(18)のいずれかに記載の積層体を、前記金属箔の表面において平面視したときに、前記金属キャリアと前記金属箔との積層面にて切断して得られる積層体。
(20)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、樹脂又は金属層を1回以上積層することを含む多層金属張積層板の製造方法。
(21)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、樹脂、片面あるいは両面金属張積層板、(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体、樹脂基板付金属層または金属層を1回以上積層することを含む多層金属張積層板の製造方法。
(22)(20)または(21)に記載の多層金属張積層板の製造方法において、前記積層体を、金属層の表面において平面視したときに、金属キャリアと金属箔との積層面の少なくとも一つにて切断する工程を含む多層金属張積層板の製造方法。
(23)(20)〜(22)のいずれかに記載の多層金属張積層板の製造方法において、前記積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含む多層金属張積層板の製造方法。
(24)(22)または(23)に記載の多層金属張積層板の製造方法において、前記切断した部分の積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含む多層金属張積層板の製造方法。
(25)(23)または(24)に記載の製造方法において、剥離して分離した金属箔の一部または全部をエッチングにより除去する工程を含む多層金属張積層板の製造方法。
(26)(20)〜(25)のいずれかに記載の製造方法により得られる多層金属張積層板。
(27)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、ビルドアップ配線層を一層以上形成する工程を含むビルドアップ基板の製造方法。
(28)ビルドアップ配線層はサブトラクティブ法又はフルアディティブ法又はセミアディティブ法の少なくとも一つを用いて形成される(27)に記載のビルドアップ基板の製造方法。
(29)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、樹脂、片面あるいは両面配線基板、片面あるいは両面金属張積層板、(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体、樹脂基板付金属層、配線、回路または金属層を1回以上積層することを含むビルドアップ基板の製造方法。
(30)(29)に記載のビルドアップ基板の製造方法において、片面あるいは両面配線基板、片面あるいは両面金属張積層板、金属層、積層体の金属箔、積層体の金属キャリア、樹脂基板付金属層の樹脂、樹脂基板付金属層の金属層又は樹脂に穴を開け、当該穴の側面および底面に導通めっきをする工程を更に含むビルドアップ基板の製造方法。
(31)(29)または(30)に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記片面あるいは両面配線基板を構成する金属層、片面あるいは両面金属張積層板を構成する金属層、及び積層体を構成する金属箔、樹脂基板付金属層の金属層、及び金属層の少なくとも一つに配線を形成する工程を1回以上行うことを更に含むビルドアップ基板の製造方法。
(32)配線形成された表面の上に、(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体を積層する工程を更に含む(29)〜(31)のいずれかに記載のビルドアップ基板の製造方法。
(33)(27)〜(32)のいずれかに記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記積層体を、金属箔の表面において平面視したときに、金属キャリアと金属箔との積層面の少なくとも一つにて切断する工程を含むビルドアップ基板の製造方法。
(34)(27)〜(33)のいずれかに記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
(35)(33)に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記切断した部分の積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
(36)(34)または(35)に記載のビルドアップ配線板の製造方法において、剥離して分離した金属箔の一部または全部をエッチングにより除去する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
(37)(34)〜(36)のいずれかに記載の製造方法により得られるビルドアップ配線板。
(38)(34)〜(36)のいずれかに記載の製造方法によりビルドアップ配線板を製造する工程を含むプリント回路板の製造方法。
(39)(27)〜(33)のいずれかに記載の製造方法によりビルドアップ基板を製造する工程を含むプリント回路板の製造方法。
(40)(27)〜(33)のいずれかに記載の製造方法により得られるビルドアップ基板。
図3、4において、金属キャリア22が離型層24を介して金属箔23と接触する構成のキャリア付金属箔の二つが、金属キャリア22同士を積層した構造となっていて、さらに樹脂31が両方の金属箔23の全体を覆うとともに、金属キャリア22と、金属箔23との積層面の全周を覆っている。
また、例えば離型層24は、金属キャリア22側からCr、Ni、Co、Fe、Mo、Ti、W、P、Cu、Al、Znの元素群の内何れか一種の元素からなる単一金属層、あるいはCr、Ni、Co、Fe、Mo、Ti、W、P、Cu、Al、Znの元素群から選択された一種以上の元素からなる合金層、その次にCr、Ni、Co、Fe、Mo、Ti、W、P、Cu、Al、Znの元素群の内何れか一種の元素からなる単一金属層、あるいはCr、Ni、Co、Fe、Mo、Ti、W、P、Cu、Al、Znの元素群から選択された一種以上の元素からなる合金層で構成することができる。なお、各元素の合計付着量は例えば1〜50000μg/dm2とすることができ、また例えば付着量は1〜6000μg/dm2とすることができる。
なお、離型層は接着剤で形成してもよい。
また、金属箔とキャリアとを剥離可能に接触させることは、超音波溶接等の後述する接合方法を用いて、金属箔とキャリアとを接合することを含む。
この開口部は、通常のフォトリソグラフィ技術や、マスキングテープやマスキングシート等を積層した後に開口部のみエッチング除去する技術、または樹脂に対して、プレスにより、二つの金属層を接触させて得られる積層物を圧着または熱圧着することなどにより形成することができる。この開口部は、平面視したときに、金属層の端部(外周)より内側で形成されていてもよいし、金属層の端部または二つの金属層の積層部分の外周の少なくとも一部に到達していてもよい。
このような観点から、図2に示したような本発明の積層体の厚みは、典型的には6〜1800μm、好ましくは6〜1500μm、好ましくは6〜1000μm、好ましくは6〜800μm、好ましくは8〜500μm、好ましくは8〜250μm、好ましくは10〜200μm、好ましくは10〜180μm、好ましくは10〜160μm、好ましくは10〜150μm、好ましくは10〜120μm、好ましくは10〜100μm、好ましくは10〜80μmである。
(a)冶金的接合方法:融接(アーク溶接、TIG(タングステン・イナート・ガス)溶接、MIG(メタル・イナート・ガス)溶接、抵抗溶接、シーム溶接、スポット溶接)、圧接(超音波溶接、摩擦撹拌溶接)、ろう接;
(b)機械的接合方法:かしめ、リベットによる接合(セルフピアッシングリベットによる接合、リベットによる接合)、ステッチャー;
(c)物理的接合方法:接着剤、(両面)粘着テープ
一方の金属層の一部または全部と他方の金属層の一部または全部とを、上記接合方法を用いて接合することにより、一方の金属層と他方の金属層を積層し、金属層同士を分離可能に接触させて構成される積層物を製造することができる。一方の金属層と他方の金属層とが弱く接合されて、一方の金属層と他方の金属層とが積層されている場合には、一方の金属層と他方の金属層との接合部を除去しないでも、一方の金属層と他方の金属層とは分離可能である。また、一方の金属層と他方の金属層とが強く接合されている場合には、一方の金属層と他方の金属層とが接合されている箇所を切断や化学研磨(エッチング等)、機械研磨等により除去することにより、一方の金属層と他方の金属層を分離することができる。
図11において、積層体60は、金属キャリア22の表面に剥離可能に金属箔23を接触させてなるキャリア付金属箔の二つを、前記金属キャリア22の間に無機基板および/または金属板61を介在させて積層させて得られる。当該無機基板または金属板61は後述するコア材としての働きをする。
このような無機基板としては、例えばセラミックス、窒化アルミニウム、アルミナなどが挙げられる。また、金属板としては、アルミニウム板、アルミニウム合金板、ニッケル板、ニッケル合金板、ステンレス板、銅合金板、銅板、鉄板、鉄合金板、亜鉛板、亜鉛合金板などが挙げられる。無機基板および/または金属板の厚みは、特に限定する必要はないが、例えば1μm以上、好ましくは2μm以上、より好ましくは5μm以上、さらに好ましくは10μm以上、特に好ましくは15μm以上であり、かつ、10000μm以下、好ましくは5000μm以下、より好ましくは1000μm以下、さらに好ましくは300μm以下、特に好ましくは200μm以下である。
また、この無機基板または金属板と、金属キャリアとは、接着剤、溶接、前述の各種の接合方法などを用いて積層することができ、剥離可能に密着させるようにしてもよい。
また、この図11に示した積層体60をラインB(またはラインC)にてカットすることによって、例えば図10に示したような積層体を得ることができる。
第一に、上述した積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向、すなわち金属箔の表面に対して略垂直な方向に対して、樹脂又は金属層を1回以上、例えば1〜10回積層することを含む多層金属張積層板の製造方法が提供される。ここで、金属層とは、前述したような金属箔および金属キャリアとして挙げた金属からなる層が挙げられ、典型的には箔や板などの形態である。
また、前記積層体を、金属層の表面において平面視したときに、金属箔と金属キャリアとの積層面の少なくとも一つにて、例えば前記積層体の金属箔上で切断する工程を含むことができる。この場合にも、切断後の積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むことができる。上記の多層金属張積層板の製造方法においては、前記積層体を、金属箔の表面において平面視したときに、金属箔と金属キャリアとの積層面の少なくとも一つにて切断する工程を更に含むことができる。
また、前記積層体を、金属層の表面において平面視したときに、金属箔と金属キャリアとの積層面の少なくとも一つにて、例えば前記積層体の金属箔上で切断する工程を含むことができる。この場合にも、切断後の積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むことができる。上記のビルドアップ基板の製造方法においては、前記積層体を、金属箔の表面において平面視したときに、金属箔と金属キャリアとの積層面の少なくとも一つにて切断する工程を更に含むことができる。あるいは、金属キャリア同士が接合または溶接または接着されている場合、この積層体を平面視したときに、この接合、溶接または接着されている部分よりも内側で切断してもよい。また、金属キャリア同士の接合部を切断、研削、機械研磨、エッチング等の化学研磨等により除去することもできる。
さらに、このビルドアップ基板の最表面には、本発明の積層体、すなわち図2または図10に示したような積層体または図3〜図7に示したような樹脂で覆った積層体あるいは図11に示したような金属キャリアの間に無機基板および/または金属板を介在させた積層体を切断して得られる積層体を接触させて積層してもよい。なお、最後に積層体を密着させる場合、その前段までで重ね合わせた積層体における金属箔と金属キャリアとの積層面にてカットをしておいてもよいが、最後の積層体の密着までカットを行わず、最後に全ての積層体の金属箔と金属キャリアとの積層面が切断面に含まれるようにカットされるように、一度にカットしてもよい。
さらに、このビルドアップ基板の最表面には、本発明の積層体、すなわち図2または図10に示したような積層体または図3〜図7に示したような樹脂で覆った積層体あるいは図11に示したような金属キャリアの間に無機基板および/または金属板を介在させた積層体を切断して得られる積層体を接触させて積層してもよい。なお、最後に積層体を密着させる場合、その前段までで重ね合わせた積層体における金属箔と金属キャリアとの積層面にてカットをしておいてもよいが、最後の積層体の密着までカットを行わず、最後に全ての積層体の金属箔と金属キャリアとの積層面が切断面に含まれるようにカットされるように、一度にカットしてもよい。
すなわち、図13においては、図12に示したキャリア付金属箔同士を金属キャリア側で重ねた積層体のそれぞれの金属箔23にプリプレグ115、116を積層させ、さらに回路形成用の金属層117、118を積層させる。積層後に、カットラインBにてカットする。この一連の操作の際に、孔114はアライメントホールとして機能し、孔114の上面にプリプレグ、金属層を積層させても、超音波、放射線(電磁放射線(X線およびガンマ線)または粒子放射線(α線、β線、中性子線、電子線、中間子線、陽子線等))または電磁波を当てることで位置検出をすることができるようになっている。なお、装置の普及の程度や利用のしやすさを考慮するとX線またはガンマ線を用いることが好ましく、X線を用いることがより好ましい。
以下の手順により、図2に示した構造の二つのキャリア付極薄銅箔を有する積層体を作製した。
キャリアとして、厚さ35μmの長尺の電解銅箔(JX日鉱日石金属社製JTC)を用意した。この銅箔の光沢面(シャイニー面)に対して、以下の条件でロール・トウ・ロール型の連続めっきラインで電気めっきすることにより4000μm/dm2の付着量のNi層を形成した。
銅箔キャリアのS面に対して、以下の条件でロール・トウ・ロール型の連続メッキラインで電気メッキすることにより1000μg/dm2の付着量のNi層を形成した。具体的なメッキ条件を以下に記す。
塩化ニッケル:35〜45g/L
酢酸ニッケル:10〜20g/L
ホウ酸:30〜40g/L
光沢剤:サッカリン、ブチンジオール等
ドデシル硫酸ナトリウム:55〜75ppm
pH:4〜6
浴温:55〜65℃
電流密度:10A/dm2
次に、(1)にて形成したNi層表面を水洗及び酸洗後、引き続き、ロール・トウ・ロール型の連続メッキライン上でNi層の上に11μg/dm2の付着量のCr層を以下の条件で電解クロメート処理することにより付着させた。
重クロム酸カリウム1〜10g/L、亜鉛0g/L
pH:7〜10
液温:40〜60℃
電流密度:2A/dm2
次に、(2)にて形成したCr層表面を水洗及び酸洗後、引き続き、ロール・トウ・ロール型の連続メッキライン上で、Cr層の上に厚み2μmの極薄銅層を以下の条件で電気メッキすることにより形成し、キャリア付極薄銅箔を作製した。
銅濃度:80〜120g/L
硫酸濃度:80〜120g/L
電解液温度:50〜80℃
電流密度:100A/dm2
Cu:15g/L
H2SO4:100g/L
W:3mg/L
ドデシル硫酸ナトリウム添加量:10ppm
(電気めっき温度1)50℃
(液組成2)
Cu:40g/L
H2SO4:100g/L
(電気めっき温度1)40℃
(電流条件1)
電流密度:30A/dm2
クーロン量:150As/dm2
電解クロメート処理(クロム・亜鉛処理(酸性浴))
CrO3:1.5g/L
ZnSO4・7H2O:2.0g/L
Na2SO4:18g/L
pH:4.6
浴温:37℃
電流密度:2.0A/dm2
時間:1〜30秒
(pH調整は硫酸又は水酸化カリウムで実施)
0.2% 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
なお、各キャリア付極薄銅箔に関して、それぞれの極薄銅箔と金属キャリアとの剥離強度は、13gf/cmおよび10gf/cmであった。
このようにして得られた二つのキャリア付極薄銅箔の金属キャリア同士を接触させて極薄銅箔層の上から超音波溶接機にて、超音波周波数20kHz、出力100〜450W、振幅65μm、加圧力100〜400kgf/cm2の条件で二つのキャリア付極薄銅箔を接合させて、図2に示した構造の積層体を得た。
以下の手順により、図2に示した構造の二つのキャリア付極薄銅箔を有する積層体を作製した。
以下の条件にて、剥離層の形成および極薄銅箔の粗化処理を行った後の処理以外は、実験例1と同様の手順にて行った。なお、クロメート処理後に積層した極薄銅層厚みは3μmであった。
(1)「Ni−Zn」:ニッケル亜鉛合金めっき
上記ニッケルめっきの形成条件において、ニッケルめっき液中に硫酸亜鉛(ZnSO4)の形態の亜鉛を添加し、亜鉛濃度:0.05〜5g/Lの範囲で調整してニッケル亜鉛合金めっきを形成した。
Ni付着量は、3000μg/dm2であり、Zn付着量は、250μg/dm2であった。
上記で形成したニッケル亜鉛合金めっき層の上に、濃度1〜30g/Lのカルボキシベンゾトリアゾール(CBTA)を含む、液温40℃、pH5の水溶液を、20〜120秒間シャワーリングして噴霧することにより行った。有機物層厚みは、25μmであった。
以下の条件にて、粗化処理1、粗化処理2、防錆処理、クロメート処理、及び、シランカップリング処理をこの順に行った。なお、極薄銅箔の厚みは3μmとした。
・粗化処理1
液組成 :銅10〜20g/L、硫酸50〜100g/L
液温 :25〜50℃
電流密度 :1〜58A/dm2
クーロン量 :4〜81As/dm2
・粗化処理2
液組成 :銅10〜20g/L、ニッケル5〜15g/L、コバルト5〜15g/L
pH :2〜3
液温 :30〜50℃
電流密度 :24〜50A/dm2
クーロン量 :34〜48As/dm2
・防錆処理
液組成 :ニッケル5〜20g/L、コバルト1〜8g/L
pH :2〜3
液温 :40〜60℃
電流密度 :5〜20A/dm2
クーロン量 :10〜20As/dm2
・クロメート処理
液組成 :重クロム酸カリウム1〜10g/L、亜鉛0〜5g/L
pH :3〜4
液温 :50〜60℃
電流密度 :0〜2A/dm2
クーロン量 :0〜2As/dm2
・シランカップリング処理
ジアミノシラン水溶液の塗布(ジアミノシラン濃度:0.1〜0.5wt%)
このようにして得られた二つのキャリア付極薄銅箔の金属キャリア同士を接触させて極薄銅箔層の上から摩擦撹拌溶接、ツール(スターロッド)の回転数200〜1000rpm、ツール荷重100〜2000Nにて、二つのキャリア付極薄銅箔を接合させて、図2に示した構造の積層体を得た。
以下の手順により、図2に示した構造の二つのキャリア付極薄銅箔を有する積層体を作製した。
二つのキャリア付極薄銅箔を、実験例2に示した手順を同様にして得た。なお、各キャリア付極薄銅箔に関して、それぞれの極薄銅箔と金属キャリアとの剥離強度は、5gf/cmおよび8gf/cmであった。
そして、二つのキャリア付極薄銅箔の金属キャリア同士を接着剤を介して密着させて、
図2に示した構造の積層体を得た。
実験例1の手順において、二つのキャリア付極薄銅箔の金属キャリア同士の接合を超音波溶接にて行うかわりに、シーム溶接にて行った以外は、実験例1と同様の手順にて、図2に示した構造の二つのキャリア付極薄銅箔を有する積層体を作製した。
なお、樹脂で積層面を覆う前に、各キャリア付極薄銅箔に関して、それぞれの極薄銅箔と金属キャリアとの剥離強度を測定したところ、13gf/cmおよび10gf/cmであった。
実験例2の手順において、二つのキャリア付極薄銅箔の金属キャリア同士の接合を摩擦撹拌溶接にて行うかわりに、TIG溶接にて行った以外は、実験例2と同様の手順にて、図2に示した構造の二つのキャリア付極薄銅箔を有する積層体を作製した。
なお、樹脂で積層面を覆う前に、各キャリア付極薄銅箔に関して、それぞれの極薄銅箔と金属キャリアとの剥離強度を測定したところ、5gf/cmおよび8gf/cmであった。
実験例3の手順において、金属キャリアの厚みを100μmとし、二つのキャリア付極薄銅箔の金属キャリア同士を接着剤にて接着するかわりに、かしめにて接合した以外は、実験例3と同様の手順にて、図2に示した構造の二つのキャリア付極薄銅箔を有する積層体を作製した。
なお、樹脂で積層面を覆う前に、各キャリア付極薄銅箔に関して、それぞれの極薄銅箔と金属キャリアとの剥離強度を測定したところ、5gf/cmおよび8gf/cmであった。
実験例1の手順において、金属キャリアの厚みを70μmとし、二つのキャリア付極薄銅箔の金属キャリア同士の接合を超音波溶接にて行うかわりに、セルフピアッシングリベットにて接合した以外は、実験例1と同様の手順にて、図2に示した構造の二つのキャリア付極薄銅箔を有する積層体を作製した。
なお、樹脂で積層面を覆う前に、各キャリア付極薄銅箔に関して、それぞれの極薄銅箔と金属キャリアとの剥離強度を測定したところ、13gf/cmおよび10gf/cmであった。
実験例2にて得られた積層体の両銅箔の表面に、アルミ板を接触させて、このアルミ板をマスクとして当該積層体の一方の側方向、すなわち積層方向に対して一方の横からの方向、およびそれに対向する方向から、エポキシ樹脂(粘度:2.0Pa・s)を塗布した。
なお、アルミ板は、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、少なくとも一方の対向する一対の端辺を露出させながら極薄銅箔の表面を覆う形状を有するものを両極薄銅箔について用いた。また、樹脂の塗布はアルミ板が極薄銅箔の外側まで覆われた側の一つの側面および当該一つの側面に対向する面に対して行った。
すなわち、樹脂で覆われた側の対向する一対の端辺を含む方向について、図6に示した断面構造を有する積層体が得られた。
実験例3にて得られた積層体の両銅箔の表面に、アルミ板を接触させて、このアルミ板をマスクとして当該積層体の一方の側方向、すなわち積層方向に対して一方の横からの方向、およびそれに対向する方向から、エポキシ樹脂(粘度:0.5Pa・s)を塗布した。
なお、アルミ板は、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、少なくとも一方の対向する一対の端辺の外側まで覆う形状を有するものを両極薄銅箔について用いた。また、樹脂の塗布はアルミ板が極薄銅箔の外側まで覆われた側の一つの側面および当該一つの側面に対向する面に対して行った。
すなわち、樹脂で覆われた側の対向する一対の端辺を含む方向について、図7に示した断面構造を有する積層体が得られた。
実験例4にて得られた積層体の両銅箔の表面に、アルミ板を接触させて、このアルミ板をマスクとして当該積層体の一方の側方向、すなわち積層方向に対して一方の横からの方向、およびそれに対向する方向から、エポキシ樹脂(粘度:300Pa・s)を塗布した。
なお、アルミ板は、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、少なくとも一方の対向する一対の端辺を露出させながら極薄銅箔の表面を覆う形状を有するものを両極薄銅箔について用いた。また、樹脂の塗布はアルミ板が極薄銅箔の外側まで覆われた側の一つの側面および当該一つの側面に対向する面に対して行った。
すなわち、樹脂で覆われた側の対向する一対の端辺を含む方向について、図6に示した断面構造を有する積層体が得られた。
実験例5にて得られた積層体の両銅箔の表面に、アルミ板を接触させて、このアルミ板をマスクとして当該積層体の全部の側方向、すなわち積層方向に対して横からの全方向から、エポキシ樹脂(粘度:1Pa・s)を塗布した。
なお、アルミ板は、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、それぞれの対向する一対の端辺についての外側まで覆う形状を有するものを両極薄銅箔について用いた。
すなわち、それぞれの対向する一対の端辺を含む方向について、図7に示した断面構造を有する積層体が得られた。
実験例6にて得られた積層体の両銅箔の表面に、アルミ板を接触させて、このアルミ板をマスクとして当該積層体の全部の側方向、すなわち積層方向に対して横からの全方向から、エポキシ樹脂(粘度:3000Pa・s)を塗布した。
なお、アルミ板は、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、それぞれの対向する一対の端辺を露出させながら極薄銅箔の表面を覆う形状を有するものを両極薄銅箔について用いた。
すなわち、対向する一対の辺を含む方向の両方について、図6に示した断面構造を有する積層体が得られた。
実験例7にて得られた積層体の両銅箔の表面に、アルミ板を接触させて、このアルミ板をマスクとして当該積層体の全部の側方向、すなわち積層方向に対して横からの全方向から、エポキシ樹脂(粘度:5Pa・s)を塗布した。
なお、アルミ板は、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、それぞれの対向する一対の端辺についての外側まで覆う形状を有するものを両極薄銅箔について用いた。
すなわち、それぞれの対向する一対の端辺を含む方向について、図7に示した断面構造を有する積層体が得られた。
実験例1にて得られた積層体の両銅箔の表面に、アルミ板を接触させて、このアルミ板をマスクとして当該積層体の一方の側方向、すなわち積層方向に対して一方の横からの方向、およびそれに対向する方向から、エポキシ樹脂(粘度:15Pa・s)を塗布した。
なお、アルミ板は、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、一つの端辺の外側まで覆い、かつ、当該端辺と対向する端辺を露出させ、また当該両端辺と直交する第2の方向については中心を境に両端部に向かって1/4の長さずつ覆う形状を有するものを、両極薄銅箔について用いた。また、樹脂の塗布はアルミ板が極薄銅箔の外側まで覆われた側の側面および当該側面に対向する面に対して行った。
すなわち、極薄銅箔を平面視したときに、樹脂で覆われた側の、露出側端辺については樹脂が極薄銅箔の表面に回り込み(図6を参照)、これに対向する端辺について極薄銅箔の表面までは樹脂が回り込まず金属キャリアとの積層面を覆う(図7を参照)構造を有する積層体が得られた。
実験例1にて得られた積層体の両銅箔の表面にそれぞれ、銅箔よりも大きさの大きい板状プリプレグを接触させた。
なお、板状プリプレグは、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、極薄銅箔の全周を覆う形状のものを用いた。その後、ホットプレスにより加熱圧着を行い積層体に板状プリプレグを積層した。当該積層体は、金属キャリアの表面に剥離可能に金属箔を接触させてなるキャリア付金属箔の二つを、前記金属キャリア同士を積層させて得られる積層体の全て樹脂で覆った構造(図3、図4)を有するものであった。
以下の手順により、図10に示した構造の二つのキャリア付極薄銅箔を有する積層体を作製した。
一方のキャリア付極薄銅箔の金属キャリアと他方のキャリア付極薄銅箔の金属キャリアとの間に厚み100μmのアルミニウム板を設けて、極薄銅箔層の上から超音波溶接機にて、超音波周波数20kHz、出力300〜450W、振幅65μm、加圧力250〜400kgf/cm2の条件で一方のキャリア付極薄銅箔と、アルミニウム板と、他方のキャリア付極薄銅箔を接合させて図10に示した構造の積層体を得た以外は、実験例1と同様の手順にて行った。なお、クロメート処理後に積層した極薄銅層厚みは3μmであった。
実験例1にて得られた積層体の両銅箔の表面にそれぞれ、銅箔よりも大きさの大きい板状プリプレグを接触させた。そして、前記銅箔と接触している面とは反対側の板状プリプレグの表面にそれぞれ、板状プリプレグよりも大きさの大きい別の銅箔を接触させた。
なお、板状プリプレグは、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、極薄銅箔の全周を覆う形状のものを用いた。また、別の銅箔は、当該積層体を極薄銅箔について平面視したときに、板状プリプレグの全周を覆う形状のものを用いた。その後、ホットプレスにより加熱圧着を行い積層体に板状プリプレグ、別の銅箔を積層した。当該積層体は、金属キャリアの表面に剥離可能に金属箔を接触させてなるキャリア付金属箔の二つを、前記金属キャリア同士を積層させて得られる積層体の全て樹脂で覆った構造を有しかつ、板状プリプレグの積層体と接触している面とは反対側の面に別の金属箔を有するものであった。
<実験例18>
厚み100μmのアルミニウム板の代わりに、厚み50μmの黄銅板(JIS H3100 合金番号C2680)を用い、一方のキャリア付極薄銅箔の金属キャリアと他方のキャリア付極薄銅箔の金属キャリアとの間に厚み50μmの黄銅板を設けて、各金属キャリアと黄銅板をエポキシ樹脂(粘度:50Pa・s)で接着した以外は、実験例16と同様に積層体を製造した。
このように、通常、ビルドアップ基板の製造に際して、例えばスルーホールを設ける場合に、薄い極薄銅箔のところでしわやバリの発生が見られることが多く、これが品質不良となり得るが、極薄銅箔が金属キャリアにより支持されるため、積層加工時にしわやバリなどの発生を抑えることができる。
11 積層体
11a 金属箔
11b 離型層
11c 金属キャリア
11d 無機基板および/または金属板
12 プリプレグ
13 内層コア
14 ページ
15 ブック
16 ビルドアップ層
20 積層体
21 樹脂
22 金属キャリア
23 金属箔
24 離型層
30 積層体
31 樹脂
32 金属箔
40 積層体
41 樹脂
42 開口部
50 積層体
51 樹脂
52 開口部
60 積層体
61 無機基板および/または金属板
(1)金属キャリアの表面に剥離可能に金属箔を接触させてなるキャリア付金属箔の二つを、前記金属キャリア同士を積層させて得られる積層体。
(2)前記金属キャリア同士を、必要に応じて接着剤を介して、直接積層させて得られる(1)に記載の積層体。
(3)前記金属キャリア同士が接合されている(1)または(2)に記載の積層体。
(4)前記金属キャリア同士を、無機基板または金属板を介して、積層させて得られる(1)に記載の積層体。
(5)前記金属キャリアと金属箔とが、離型層を用いて貼り合わせてなる(1)〜(4)のいずれかに記載の積層体。
(6)前記金属キャリアと金属箔との間の剥離強度が0.5gf/cm以上200gf/cm以下である(5)に記載の積層体。
(7)前記金属キャリアにおける金属箔と接する側の表面の十点平均粗さ(Rz jis)が、3.5μm以下である(5)または(6)に記載の積層体。
(8)220℃で3時間、6時間または9時間のうちの少なくとも一つの加熱後における、金属箔と金属キャリアとの剥離強度が、0.5gf/cm以上200gf/cm以下である(5)〜(7)のいずれかに記載の積層体。
(9)厚みが8〜500μmである(1)〜(8)のいずれかに記載の積層体。
(10)(1)〜(9)のいずれかに記載の積層体であって、孔が設けられた積層体。
(11)(10)に記載の積層体であって、前記孔は直径0.01mm〜10mmであり、1〜10箇所設けられている積層体。
(12)少なくとも一方の金属箔が銅箔または銅合金箔である(1)〜(11)のいずれかに記載の積層体。
(13)(1)〜(12)のいずれかに記載の積層体において、前記金属箔の表面において平面視したときに、前記金属キャリアと前記金属箔との積層部分の外周の少なくとも一部が樹脂で覆われてなる積層体。
(14)(13)に記載の積層体において、前記金属箔の表面において平面視したときに、前記金属キャリアと前記金属箔との積層部分の外周の全体にわたって樹脂で覆われてなる積層体。
(15)樹脂が熱硬化性樹脂を含む(13)または(14)に記載の積層体。
(16)樹脂が熱可塑性樹脂を含む(13)〜(15)のいずれかに記載の積層体。
(17)(13)〜(16)のいずれかに記載の積層体において、前記樹脂の前記金属箔または前記金属キャリアの外側において、孔が設けられた積層体。
(18)(17)に記載の積層体において、前記孔は直径0.01mm〜10mmであり、1〜10箇所設けられている積層体。
(19)(1)〜(18)のいずれかに記載の積層体を、前記金属箔の表面において平面視したときに、前記金属キャリアと前記金属箔との積層面にて切断して得られる積層体。
(20)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体において、前記それぞれの金属箔の表面に樹脂を積層してなる多層積層体。
(21)(20)に記載の積層体において、前記それぞれの樹脂の表面にさらに金属層を積層してなる多層積層体。
(22)(21)に記載の多層積層体を、前記金属層の表面において平面視したときに、前記樹脂と、前記金属層との積層面にて切断して得られる多層積層体。
(23)(21)に記載の多層積層体において、(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体の部分において貫通する孔が設けられた多層積層体。
(24)(23)に記載の多層積層体を、前記金属層の表面において平面視したときに、前記樹脂と、前記金属層との積層面にて切断して得られる多層積層体。
(25)(24)に記載の多層積層体において、前記孔よりも内側に、当該多層積層体全体を貫通する孔が設けられた多層積層体。
(26)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体あるいは(20)〜(25)のいずれかに記載の多層積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、樹脂又は金属層を1回以上積層することを含む多層金属張積層板の製造方法。
(27)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体あるいは(20)〜(25)のいずれかに記載の多層積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、樹脂、片面あるいは両面金属張積層板、(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体、(20)〜(25)のいずれかに記載の多層積層体、樹脂基板付金属層または金属層を1回以上積層することを含む多層金属張積層板の製造方法。
(28)(26)または(27)に記載の多層金属張積層板の製造方法において、前記積層体を、金属層の表面において平面視したときに、金属キャリアと金属箔との積層面の少なくとも一つにて切断する工程を含む多層金属張積層板の製造方法。
(29)(26)〜(28)のいずれかに記載の多層金属張積層板の製造方法において、前記積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含む多層金属張積層板の製造方法。
(30)(28)または(29)に記載の多層金属張積層板の製造方法において、前記切断した部分の積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含む多層金属張積層板の製造方法。
(31)(29)または(30)に記載の製造方法において、前記剥離して分離した金属箔の一部または全部をエッチングにより除去する工程を含む多層金属張積層板の製造方法。
(32)(26)〜(31)のいずれかに記載の製造方法により得られる多層金属張積層板。
(33)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体あるいは(20)〜(25)のいずれかに記載の多層積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、ビルドアップ配線層を一層以上形成する工程を含むビルドアップ基板の製造方法。
(34)ビルドアップ配線層はサブトラクティブ法又はフルアディティブ法又はセミアディティブ法の少なくとも一つを用いて形成される(33)に記載のビルドアップ基板の製造方法。
(35)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体あるいは(20)〜(25)のいずれかに記載の多層積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、樹脂、片面あるいは両面配線基板、片面あるいは両面金属張積層板、(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体、(20)〜(25)のいずれかに記載の多層積層体、樹脂基板付金属層、配線、回路または金属層を1回以上積層することを含むビルドアップ基板の製造方法。
(36)(35)に記載のビルドアップ基板の製造方法において、片面あるいは両面配線基板、片面あるいは両面金属張積層板、金属層、積層体の金属箔、積層体の金属キャリア、多層積層体の金属箔、多層積層体の金属キャリア、多層積層体の樹脂、多層積層体の金属層、樹脂基板付金属層の樹脂、樹脂基板付金属層の金属層又は樹脂に穴を開け、当該穴の側面および底面に導通めっきをする工程を更に含むビルドアップ基板の製造方法。
(37)(35)または(36)に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記片面あるいは両面配線基板を構成する金属層、片面あるいは両面金属張積層板を構成する金属層、及び積層体を構成する金属箔、及び多層積層体を構成する金属箔、及び多層積層体の金属層、樹脂基板付金属層の金属層、及び金属層の少なくとも一つに配線を形成する工程を1回以上行うことを更に含むビルドアップ基板の製造方法。
(38)配線形成された表面の上に、(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体あるいは(20)〜(25)のいずれかに記載の多層積層体を積層する工程を更に含む(35)〜(37)のいずれかに記載のビルドアップ基板の製造方法。
(39)(33)〜(38)のいずれかに記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記積層体を、金属箔の表面において平面視したときに、金属キャリアと金属箔との積層面の少なくとも一つにて切断する工程を含むビルドアップ基板の製造方法。
(40)(33)〜(39)のいずれか項に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
(41)(39)に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記切断した部分の積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
(42)(40)または(41)に記載のビルドアップ配線板の製造方法において、前記剥離して分離した金属箔の一部または全部をエッチングにより除去する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
(43)(40)〜(42)のいずれかに記載の製造方法により得られ、打痕および変形が抑えられたビルドアップ配線板。
(44)(40)〜(42)のいずれかに記載の製造方法によりビルドアップ配線板を製造する工程を含むプリント回路板の製造方法。
(45)(33)〜(39)のいずれか一項に記載の製造方法によりビルドアップ基板を製造する工程を含むプリント回路板の製造方法。
(46)(33)〜(39)のいずれか一項に記載の製造方法により得られるビルドアップ基板。
(47)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体の二つの金属箔の面方向に対して、樹脂を1回以上積層することを含む多層金属張積層板の製造方法。
(48)(47)に記載の方法において、前記それぞれの樹脂の表面にさらに金属層を1回以上積層することを含む多層金属張積層板の製造方法。
(49)(47)または(48)に記載の製造方法により得られる多層金属張積層板。
(50)(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体の二つの金属箔の面方向に対して、それぞれ樹脂および金属層をこの順で1回以上積層することを含むビルドアップ基板の製造方法。
(51)(50)に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記金属層および樹脂に穴を開け、当該穴の側面および底面に導通めっきをする工程を更に含むビルドアップ基板の製造方法。
(52)(50)または(51)に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記金属層の少なくとも一つに配線を形成する工程を1回以上行うことを更に含むビルドアップ基板の製造方法。
(53)配線形成された表面の上に、(1)〜(19)のいずれかに記載の積層体あるいは(20)〜(25)のいずれかに記載の多層積層体を積層する工程を更に含む(52)に記載のビルドアップ基板の製造方法。
(54)(50)〜(53)のいずれかに記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記積層体を、金属箔の表面において平面視したときに、金属キャリアと金属箔との積層面の少なくとも一つにて切断する工程を含むビルドアップ基板の製造方法。
(55)(50)〜(54)のいずれかに記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
(56)(54)に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記切断した部分の積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
(57)(55)または(56)に記載のビルドアップ配線板の製造方法において、前記剥離して分離した金属箔の一部または全部をエッチングにより除去する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
(58)(55)〜(57)のいずれかに記載の製造方法により得られ、打痕および変形が抑えられたビルドアップ配線板。
(59)(55)〜(57)のいずれかに記載の製造方法によりビルドアップ配線板を製造する工程を含むプリント回路板の製造方法。
(60)(50)〜(54)のいずれか一項に記載の製造方法によりビルドアップ基板を製造する工程を含むプリント回路板の製造方法。
(61)(50)〜(54)のいずれかに記載の製造方法により得られるビルドアップ基板。
Claims (40)
- 金属キャリアの表面に剥離可能に金属箔を接触させてなるキャリア付金属箔の二つを、前記金属キャリア同士を積層させて得られる積層体。
- 前記金属キャリア同士を、必要に応じて接着剤を介して、直接積層させて得られる請求項1に記載の積層体。
- 前記金属キャリア同士が接合されている請求項1または2に記載の積層体。
- 前記金属キャリア同士を、無機基板または金属板を介して、積層させて得られる請求項1に記載の積層体。
- 前記金属キャリアと金属箔とが、離型層を用いて貼り合わせてなる請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層体。
- 前記金属キャリアと金属箔との間の剥離強度が0.5gf/cm以上200gf/cm以下である請求項5に記載の積層体。
- 前記金属キャリアにおける金属箔と接する側の表面の十点平均粗さ(Rz jis)が、3.5μm以下である請求項5または6に記載の積層体。
- 220℃で3時間、6時間または9時間のうちの少なくとも一つの加熱後における、金属層と金属板との剥離強度が、0.5gf/cm以上200gf/cm以下である請求項5〜7のいずれか一項に記載の積層体。
- 厚みが8〜500μmである請求項1〜8のいずれか一項に記載の積層体。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の積層体であって、孔が設けられた積層体。
- 請求項10に記載の積層体であって、前記孔は直径0.01mm〜10mmであり、1〜10箇所設けられている積層体。
- 少なくとも一方の金属箔が銅箔または銅合金箔である請求項1〜11のいずれか一項に記載の積層体。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の積層体において、前記金属箔の表面において平面視したときに、前記金属キャリアと前記金属箔との積層部分の外周の少なくとも一部が樹脂で覆われてなる積層体。
- 請求項13に記載の積層体において、前記金属箔の表面において平面視したときに、前記金属キャリアと前記金属箔との積層部分の外周の全体にわたって樹脂で覆われてなる積層体。
- 樹脂が熱硬化性樹脂を含む請求項13または14に記載の積層体。
- 樹脂が熱可塑性樹脂を含む請求項13〜15のいずれか一項に記載の積層体。
- 請求項13〜16のいずれか一項に記載の積層体において、前記樹脂の前記金属層の外側において、孔が設けられた積層体。
- 請求項17に記載の積層体において、前記孔は直径0.01mm〜10mmであり、1〜10箇所設けられている積層体。
- 請求項1〜18のいずれか一項に記載の積層体を、前記金属箔の表面において平面視したときに、前記金属キャリアと前記金属箔との積層面にて切断して得られる積層体。
- 請求項1〜19のいずれか一項に記載の積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、樹脂又は金属層を1回以上積層することを含む多層金属張積層板の製造方法。
- 請求項1〜19のいずれか一項に記載の積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、樹脂、片面あるいは両面金属張積層板、請求項1〜19のいずれか一項に記載の積層体、樹脂基板付金属層または金属層を1回以上積層することを含む多層金属張積層板の製造方法。
- 請求項20または21に記載の多層金属張積層板の製造方法において、前記積層体を、金属層の表面において平面視したときに、金属キャリアと金属箔との積層面の少なくとも一つにて切断する工程を含む多層金属張積層板の製造方法。
- 請求項20〜22のいずれか一項に記載の多層金属張積層板の製造方法において、前記積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含む多層金属張積層板の製造方法。
- 請求項22または23に記載の多層金属張積層板の製造方法において、前記切断した部分の積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含む多層金属張積層板の製造方法。
- 請求項23または24に記載の製造方法において、剥離して分離した金属箔の一部または全部をエッチングにより除去する工程を含む多層金属張積層板の製造方法。
- 請求項20〜25のいずれか一項に記載の製造方法により得られる多層金属張積層板。
- 請求項1〜19のいずれか一項に記載の積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、ビルドアップ配線層を一層以上形成する工程を含むビルドアップ基板の製造方法。
- ビルドアップ配線層はサブトラクティブ法又はフルアディティブ法又はセミアディティブ法の少なくとも一つを用いて形成される請求項27に記載のビルドアップ基板の製造方法。
- 請求項1〜19のいずれか一項に記載の積層体の少なくとも一つの金属箔の面方向に対して、樹脂、片面あるいは両面配線基板、片面あるいは両面金属張積層板、請求項1〜19のいずれか一項に記載の積層体、樹脂基板付金属層、配線、回路または金属層を1回以上積層することを含むビルドアップ基板の製造方法。
- 請求項29に記載のビルドアップ基板の製造方法において、片面あるいは両面配線基板、片面あるいは両面金属張積層板、金属層、積層体の金属箔、積層体の金属キャリア、樹脂基板付金属層の樹脂、樹脂基板付金属層の金属層又は樹脂に穴を開け、当該穴の側面および底面に導通めっきをする工程を更に含むビルドアップ基板の製造方法。
- 請求項29または30に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記片面あるいは両面配線基板を構成する金属層、片面あるいは両面金属張積層板を構成する金属層、及び積層体を構成する金属箔、樹脂基板付金属層の金属層、及び金属層の少なくとも一つに配線を形成する工程を1回以上行うことを更に含むビルドアップ基板の製造方法。
- 配線形成された表面の上に、請求項1〜19のいずれか一項に記載の積層体を積層する工程を更に含む請求項29〜31のいずれか一項に記載のビルドアップ基板の製造方法。
- 請求項27〜32のいずれか一項に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記積層体を、金属箔の表面において平面視したときに、金属キャリアと金属箔との積層面の少なくとも一つにて切断する工程を含むビルドアップ基板の製造方法。
- 請求項27〜33のいずれか一項に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
- 請求項33に記載のビルドアップ基板の製造方法において、前記切断した部分の積層体の金属箔を金属キャリアから剥離して分離する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
- 請求項34または35に記載のビルドアップ配線板の製造方法において、剥離して分離した金属箔の一部または全部をエッチングにより除去する工程を更に含むビルドアップ配線板の製造方法。
- 請求項34〜36のいずれか一項に記載の製造方法により得られるビルドアップ配線板。
- 請求項34〜36のいずれか一項に記載の製造方法によりビルドアップ配線板を製造する工程を含むプリント回路板の製造方法。
- 請求項27〜33のいずれか一項に記載の製造方法によりビルドアップ基板を製造する工程を含むプリント回路板の製造方法。
- 請求項27〜33のいずれか一項に記載の製造方法により得られるビルドアップ基板。
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