JP2016019628A - 遊技機 - Google Patents

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豊 笠原
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Abstract

【課題】始動入賞口への入賞率を向上させることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤の盤面の前方に配置された光透過性を有したパネル4Aと、遊技盤の盤面とパネルとの間の遊技領域に設けられた始動入賞装置の始動入賞口の上方に位置され遊技盤の左右方向に延在する路面、及び、始動入賞口の真上に設けられて球を路面から落下させる球落下部170を備えたステージと、始動入賞口の左右の端部の上方に設けられた左右一対の誘導釘とを備え、誘導釘間の間隔がパネル4A側に近くなる程大きくなるように形成され、球落下部170は、ステージの路面のパネル側である前端部の一部を切り欠いた切欠部の前端面(内面172)とパネル4Aの後面4Bとで形成され、球落下部を通過する球がパネルの後面や切欠部の前端面に接触可能で当該球を誘導釘間のパネル側に落下させるように構成された。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技盤に設けられた所謂ステージから落下する遊技球(以下、単に球という)がステージの下方の遊技盤面上に設置された始動入賞口に入賞しやすいようにした球落下部を備えた遊技機に関する。
従来、遊技機枠に設置された遊技盤に設けられたステージからステージの下方に設置された始動入賞口に向けて球を落下させる球落下部と、球落下部を介して落下した球を始動入賞口に誘導する誘導釘と、を備えた遊技機が知られている。
特開2007−260325号公報(特に図5;図7等参照)
しかしながら、従来の球落下部は、後壁と左右の壁と前壁とで囲まれて形成され、かつ、揺動通路壁の前端が前壁よりも前方に突出しているため、遊技盤の前方に対向するガラス板等のパネルの後面と球落下部の前壁の内面との間の距離が長くなり、さらに、パネルの後面と球落下部の後壁とパネルとの間の距離も長くなる。
また、始動入賞口の左右の側部上に位置される遊技盤盤面より前方に突出するように盤面に植設された一対の誘導釘間の間隔は、盤面側からパネル側に近くなるに従って徐々に広くなるように形成されている。
従って、球落下部がパネルの後面から離れた後方に位置するために、球落下部を通って落下した球が、一対の誘導釘間における盤面に近い側に落下しやすくなる。一対の誘導釘間における盤面に近い側は、誘導釘間の間隔がパネル側よりも狭いため、当該一対の誘導釘間における盤面に近い側に球が落下した場合、一対の誘導釘間におけるパネルに近い側に球が落下した場合と比べて、球が一対の誘導釘間を通過せずに誘導釘に弾かれてしまう可能性が大きくなり、始動入賞口への入賞率が低くなる可能性があった。
本発明は上記課題を解決すべく、始動入賞口への入賞率を向上させることが可能な遊技機を提供する。
上記課題を解決するための本発明に係る遊技機は、遊技機枠に設置された遊技盤と、遊技盤の盤面と対向するように盤面の前方に配置された光透過性を有したパネルと、遊技盤の盤面とパネルとの間に球が流下するように形成された遊技領域と、遊技領域に設けられた始動入賞装置と、始動入賞装置の始動入賞口の上方に位置され遊技盤の左右方向に延在するように設けられて盤面から球入口通路を経由して入ってきた球を転動させる路面、及び、始動入賞口の真上に設けられて球を路面から1個ずつ落下させる球落下部を備えたステージと、始動入賞口の左右の端部の上方において盤面より前方に突出するよう設けられて球1個の直径よりも大きい間隔を隔てて配置された左右一対の誘導釘とを備え、左右一対の誘導釘間の間隔がパネル側に近くなる程大きくなるように形成された遊技機において、前記球落下部は、ステージの路面のパネル側である前端部の一部を切り欠いた切欠部の前端面とパネルの後面とで形成され、当該球落下部を通過する球がパネルの後面や切欠部の前端面に接触可能で当該球を左右一対の誘導釘間のパネル側に落下させるように構成されたことを特徴とする。
また、前記路面は、当該路面を下方に窪ませて形成されて球を球落下部の後方である路面の後方から球落下部に誘導する誘導溝と、当該誘導溝の左右に位置する路面の前端部より立ち上がるように設けられた前壁と、当該誘導溝の左右に位置する路面の後端部より立ち上がるように設けられた後壁とを備え、前壁と後壁との間の間隔が球の直径の寸法よりも大きくかつ球の直径の2倍の寸法よりも小さい寸法に形成され、ある球が誘導溝の後方に位置した後に当該ある球と前壁との間に別の球が位置しようとして当該別の球が前記ある球と衝突した場合に、当該ある球が誘導溝から誘導溝の左右に位置する路面に押し出されるように、誘導溝の溝幅及び溝深さが設定されたことを特徴とする。
なお、上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、特徴群を構成する個々の構成もまた発明となり得る。
上記各構成に係る遊技機によれば、一対の誘導釘間におけるパネルに近い側に球を落下させることが可能な球落下部を備えたので、始動入賞口への入賞率を向上させることが可能な遊技機を提供できる。
パチンコ機の概略斜視図である。 遊技盤の正面図である。 ステージ、一対の誘導釘、始動入賞口の位置関係を示す斜視図。 球落下部の平面図。 ステージ、一対の誘導釘、始動入賞口の位置関係を示す縦断面図。 球落下部と球との関係を示す横断面図。 パチンコ機の制御ブロック図である。
以下、実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。尚、本明細書で述べる、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、各図に図示した。
図1に示すように、遊技機の一例としてのパチンコ機1は遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠2と、この機枠2の一側部においてヒンジ機構により開閉自在に取付けられた本体枠3と、当該本体枠3内に収容された遊技盤30(図2参照)と、本体枠3の前方において開閉可能に軸着され、中央部に配設されたガラス板や及び樹脂板等の光透過性を有したパネル4A及び当該パネル4Aの下方に設けられた受皿6を有するパネル枠4と、パネル枠4の下部一側部より前方に突設されたハンドルユニット7、及びパネル枠4の上部両側部に配設されたスピーカユニット8を主たる構成として備える。パネル枠4が本体枠3側に閉じられた状態において、パチンコ機1の前方に着座する遊技者からは、パネル4Aを介して本体枠3内に収容された遊技盤30の遊技領域30A(図2参照)を視認することが可能である。機枠2と本体枠3とにより遊技機枠が構成される。
受皿6の中央部には、遊技者の任意によって操作可能な操作手段としての操作機構9が配設される。操作機構9は、遊技者による押下操作が可能な円形のプッシュボタン9Aと、当該プッシュボタン9Aの周囲において遊技者による回動操作が可能なダイアル9Bとにより構成される。操作機構9は、後述する演出制御装置300と接続されており、プッシュボタン9A、及びダイアル9Bから出力される信号は、演出制御装置300側に入力する。受皿6には、この他、球貸ボタンや返却ボタン等が配設されており、これらのボタン操作によって図外のCRユニットに投入されたICカード等の記録媒体に記録された貸し球可能数に対応する球B(以下、単に球という)の貸し出し動作、或いは記録媒体の返却動作が実行される。
[遊技盤の構成について]
本体枠3内に収容される遊技盤30は、図2に示すように、前面が遊技盤30の盤面30Fを形成する盤面構成体31Aと、枠状遊技部品10と、演出表示装置450(図7参照)と、入賞装置、表示装置、発光体(図7参照)、遊技釘32、風車33、アウト口34等の遊技部品とを備える。
入賞装置、表示装置、発光体57(図7参照)、遊技釘32、風車33、アウト口34の遊技部品は、盤面構成体31Aに取付けられている。
枠状遊技部品10は、枠の内側の孔が表示孔11として機能する。当該枠状遊技部品10は、盤面30Fの中央部を囲むように盤面30Fの周囲側に設けられた外ガイドレール27の内側に配置されて、盤面30Fよりも前方に位置するように盤面構成体31Aに取付けられている。
盤面構成体31Aは、少なくとも枠状遊技部品10の表示孔11の後方に位置する部分が前後に貫通する貫通孔31Sに形成されている。
演出表示装置450は、盤面30F(盤面構成体31Aの前面)よりも後側に設けられる。当該演出表示装置450は、表示画面である演出表示部45が盤面構成体31Aに形成された貫通孔31Sの後方に位置されるように、盤面構成体31Aの後方に設けられた図外の取付体に取付けられていることによって、遊技者がパチンコ機1の前方からパネル4A、枠状遊技部品10の枠で囲まれた表示孔11、盤面構成体31Aの貫通孔31Sを通して、演出表示部45を目視可能となっている。
上述のパネル4Aが閉じられた場合において、枠状遊技部品10の枠の前端部とパネル4Aの後面との間の間隔は、球の直径よりも小さい寸法に形成され、表示孔11の内側に球が進入することは不可能とされる。
尚、枠状遊技部品10は、上述した図外の取付体に取付けられる構成としても良い。また、当該取付体に図外の役物装置等が取付けられた遊技盤であってもよい。
演出表示装置450は、例えば1〜8までの数字、及び特定のキャラクター等からなる演出図柄Sを変動表示可能な液晶表示装置であって、演出表示装置450の演出表示部45には、演出図柄Sの他、演出図柄Sの変動表示に伴って予告演出やリーチ演出とも呼ばれる画像や動画によって表現される多様な変動演出が表示され、遊技者は一般に、演出表示部45上に表示される変動表示、及び変動演出を視認しながら遊技を楽しむこととなる。
遊技盤30には、遊技盤30の盤面30Fと枠状遊技部品10と盤面30Fの中央部を囲むように盤面30Fの周囲側に設けられた外ガイドレール27及び内ガイドレール28とによって区画された遊技領域が形成される。
当該遊技領域は、遊技盤30の盤面30Fとパネル4Aの後面との間に形成された球の流下可能な空間である。また、遊技盤30の盤面30Fには、多数の遊技釘32や風車33や入賞装置やアウト口34等の遊技部品が設けられており、遊技者のハンドルユニット7の操作に応じて駆動する図外の発射装置により発射され、発射通路29を経由して発射通路29の終端部に設けられた戻り球防止弁25を超えて遊技領域内に到達した球は、多数の遊技釘32や風車33によって不規則に誘導されつつ遊技領域内を流下して入賞装置に入賞したりアウト口34に入って図外の回収樋を介して回収される。
発射通路29は、遊技盤30の盤面30Fの左側に互いに対向するように配置された当該外ガイドレール27と内ガイドレール28との対向間のスペースと当該スペースを区画する外ガイドレール27及び内ガイドレール28とで形成される。
また、枠状遊技部品10の枠の周囲には、球流路や入賞装置を有した遊技領域を備える。
盤面30Fに多数の遊技釘32や風車33や入賞装置やアウト口34が設けられて形成された遊技領域及び枠状遊技部品10に設けられた遊技領域によって、遊技盤30上の遊技領域30Aが構成される。
尚、遊技盤30上の遊技領域30Aにおいて、遊技盤30の左右中心線CLよりも左側の位置する遊技領域を左側遊技領域30Lといい、遊技盤30の左右中心線CLよりも右側の位置する遊技領域を右側遊技領域30Rという。
枠状遊技部品10は、光透過性を有した例えば透明な合成樹脂により形成され、枠左部10Aと、枠上部10Bと、枠右部10Cと、枠下部10Dとを備える。
枠左部10Aは、発射通路29を通って戻り球防止弁25を超えて遊技領域30Aに流入した球を左側遊技領域30Lの下部領域30L1に案内するために、左側遊技領域30Lの左側において外ガイドレール27に沿って延長するように設けられて球流路による左側遊技領域30Lを形成する左部案内路100を備える。
枠上部10Bは、戻り球防止弁25を超えて遊技領域30Aに流入した球を右側遊技領域30Rに案内する球流路による左側遊技領域30L及び右側遊技領域30Rを形成する上部案内路12を備える。
枠右部10Cは、球流路及び球流路の途中に設けられた入賞装置を有した右側遊技領域30Rを備える。
枠下部10Dは、球流路による左側遊技領域30L及び右側遊技領域30Rを形成するステージ14と、ステージ14へのワープ路15と、盤面30Fに連結されて盤面30Fと盤面とステージ14との間に盤面30Fと連続して30Fよりも若干パネル4A側に位置する枠盤面10Eとを備える。この枠盤面10Eの下縁側に形成された取付フランジ10Fの後面と盤面構成体31Aの前面(盤面30F)とを接触させた状態で取付フランジ10Fを盤面構成体31Aに止ねじ10g等で取付けることにより、盤面30Fとステージ14との間に盤面30Fと連続する枠盤面10Eが形成され、パネル4Aの後面4Bと枠盤面10Eとの間で球が飛び交う枠盤面10E上の遊技領域が形成される。
尚、枠左部10A、枠上部10B、枠右部10Cも、それぞれ、盤面構成体31Aへの取付部となる取付フランジ10Fを備え、当該取付フランジ10Fの後面と盤面構成体31Aの盤面30Fとを接触させた状態で取付フランジ10Fを盤面構成体31Aに止ねじ10g等で取付けることにより、枠状遊技部品10が盤面構成体31Aに取付けられている。
左部案内路100は、盤面30Fと対向する後板101と、後板101の右側縁部より前方に立ち上がるように設けられた右側壁102と、後板101の左側縁部下側より前方に立ち上がるように設けられた左側壁103と、後板101と対向して右側壁102の前端縁と左側壁103の前端縁とに跨るように設けられた前板104と、で囲まれて構成され、左上側に球流入口部105を備え、下側に球流出口部106を備えた構成である。
即ち、左部案内路100は、後板101と右側壁102と左側壁103と前板104とこれらで囲まれた釘無しの空間とで構成された流路と、当該流路への球流入口部105と、当該流路からの球流出口部106と、を備えた構成である。
つまり、表示孔11と、表示孔11の回りに位置された盤面30Fに遊技部品を有した遊技領域30Aと、演出表示を行う表示画面により形成された演出表示部45が遊技者から目視可能となるように表示孔11の後方に配置された演出表示装置450と、図外の発射装置により発射された球を遊技領域30Aまで案内する発射通路29と、を備えた遊技盤30において、発射通路29を通って遊技領域30Aに流入した球を整列させて1個ずつ遊技領域30Aの左側領域である左側遊技領域30Lの下部領域30L1まで導く左部案内路100を備え、左部案内路100が釘を有しないので、遊技盤30の左側遊技領域30Lの上部側の盤面30F上において左部案内路100を設けるためにスペースを少なくでき、演出表示を行う演出表示部45を構成する表示画面の大画面化が図れる。
左部案内路100は、下部が球を1個ずつ流下させる球通路部110に形成され、上部が球を当該球通路部110の球入口112に導く球誘導部111に形成される。
即ち、球通路部110が下部に球流出口部106を備え、球誘導部111が上部に球流入口部105を備える。
球通路部110は、上部に整流球通路113を備えるとともに下部に球流出口部106を備える。
球誘導部111は、整流球通路113の右側壁102の上端より上方に延長する右側壁102の上部と、当該右側壁102の上部の後端縁より延長する後板101の上部と、右側壁102の上部の前端縁より延長する前板104の上部とで囲まれた室114と、球流入口部105とを備えた構成である。
球流入口部105は、戻り球防止弁25の取付ベース24の上端縁24t(発射通路29の終端)と遊技領域30Aに流入した球を右側遊技領域30Rまで案内する上部案内路12の始端縁12aと後板101の左端縁と前板104の左端縁とで囲まれた開口部119と、当該開口部119に設けられた球流入口区画体120とを備える。
当該球流入口区画体120が戻り球防止弁25の取付ベース24の上端縁24t(発射通路29の終端)と上部案内路12の始端縁12aとの間において後板101と前板104とで挟まれるように設けられていることによって、開口部119が下側球流入口116と上側球流入口117とに区画された球流入口部105が構成されている。
即ち、下側球流入口116は、戻り球防止弁25の取付ベース24の上端縁24tと球流入口区画体120と後板101の左端縁と前板104の左端縁とで囲まれた開口部により構成される。
また、上側球流入口117は、球流入口区画体120と上部案内路12の始端縁12aと後板101の左端縁と前板104の左端縁とで囲まれた開口部により形成される。
上側球流入口117は、「ブッコミ」と俗称される発射操作にて遊技領域30Aの上部中央よりもやや左側を狙って投入された球を球誘導部111に流入させるための球流入口として機能し、下側球流入口116は、「チョロ打ち」と俗称される「ブッコミ」よりも弱い発射操作にて遊技領域30Aにおける発射通路29の終端に近い位置に投入された球を球誘導部111に流入させるための球流入口として機能する。
尚、より具体的には、球流入口区画体120は、戻り球防止弁25の取付ベース24の上端縁24tと上部案内路12の始端縁12aとの間の中央位置よりも戻り球防止弁25の取付ベース24に近い側に設けられる。このように、球流入口区画体120が、発射通路29の終端と上部案内路12の始端縁12aとの間の中間地点よりも発射通路29の終端に近い位置に設けられた場合、上側球流入口117と当該上側球流入口117と対向する右側壁102との間の距離を小さくできるので、枠状遊技部品10の枠で囲まれた表示孔11の大きさを大きくできるようになり、演出表示部45を形成する表示画面の大画面化が可能となる。
図2に示すように、ステージ14は、遊技盤30の盤面30Fの下部に取付けられて遊技領域30Aに配置された第1始動入賞装置(始動入賞装置)50の始動入賞口50aの上方に設けられる。
図3に示すように、ステージ14は、球通路140と球落下部群160とを備える。
図2に示すように、球通路140は、遊技盤30の左右方向に延在するように設けられて盤面30Fから球入口通路としてのワープ路15を経由して入ってきた球を転動させる路面を備える。
図3に示すように、球落下部群160は、始動入賞口50aの真上に位置されて球を球通路140の路面から1個ずつ落下させる中央側球落下部(球落下部)170と、当該中央側球落下部170の左右の両側にそれぞれ位置された左側球落下部180A及び右側球落下部180Bとを備える。
球通路140は、球通路140の路面を形成する下板141と、下板141の後端部より上方に延長するように設けられた後壁142と、後壁142の上端部より前方に延長するように設けられた上板143と、下板141の前端部より上方に延長するように設けられた前壁144と、下板141の右端部より上方に延長するように設けたられた板及び上板143の右端部より下方に延長するように設けられた板により形成された右壁145とで構成される。
球通路140は、流入路となる左側球通路146と、中央側球通路147と、右側球通路148とを備える。
左側球通路146は、ワープ路15の出口17(図2参照)と連通した左端と中央側球通路147の左端とを繋ぐように路面が右下がりに延長する通路である。
右側球通路148は、右終端と中央側球通路147の右端とを繋ぐように路面が左下がりに延長する通路である。
中央側球通路147は、左側球通路146の右下端と右側球通路148の左下端とを繋ぐ通路であり、中央部の路面が左右の端部の路面より上方に位置するように形成され、路面が中央部より左右の端部に向けてなだらかに傾斜して下るように形成されている(図2参照)。
図3;図4に示すように、左側球通路146の下板141により形成された路面の前後幅(即ち、前壁144Cと後壁142との間の距離)寸法と右側球通路148の下板141により形成された路面の前後幅(即ち、前壁144Dと後壁142との間の距離)寸法とが同じである。
中央側球通路147を形成する下板141により形成された路面の前後幅(即ち、前壁144Aと後壁142との間の距離、及び、前壁144Bと後壁142との間の距離)寸法は、左側球通路146や右側球通路148の路面の前後幅寸法よりも小さい寸法に形成される。
中央側球通路147の路面の左右間の中央部には、路面を下方に窪ませて形成され球を後方から前方の第1の球落下部170に誘導する中央誘導溝150を備える。
中央側球通路147の路面の左端部には、路面を下方に窪ませて形成され球を後方から前方の左側球落下部180Aに誘導する左側誘導溝151Aを備える。
中央側球通路147の路面の右端部には、路面を下方に窪ませて形成され球を後方から前方の右側球落下部180Bに誘導する右側誘導溝151Bを備える。
図4に示すように、中央誘導溝150と左側誘導溝151Aとの間の中央左路面152の前部には、当該中央左路面152の前端部より立ち上がる前壁144Aと、当該前壁144Aの上端部より前方に中央左路面152と平行に延長する左側前方突出板154とを備える。
また、中央誘導溝150と右側誘導溝151Bとの間の中央右路面155の前部にも同様に、当該中央右路面155の前端部より立ち上がる前壁144Bと、当該前壁144Bの上端部より前方に中央右路面155と平行に延長する右側前方突出板157とを備える。
左側前方突出板154の前端面153と右側前方突出板157の前端面156と前壁144Cの前面と前壁144Dの前面とが同一平面上に位置されるように形成される。そして、当該同一平面とパネル4Aの後面4Bとの間の間隔が、球1個の直径寸法よりも小さく、好ましくは、数mm程度となるように構成される。
中央側球落下部170は、円筒をほぼ半割りにしたような壁体171の内面172とパネル4Aの後面4Bとにより構成される。
当該壁体171は、左側前方突出板154の右端面より下方に垂直に延長するとともに前後方向に延長してパネル4Aの後面4Bと直交する左壁の内面173と、右側前方突出板157の左端面より下方に垂直に延長するとともに前後方向に延長してパネル4Aの後面4Bと直交する右壁の内面174と、中央誘導溝150の前端縁である後方に突出するように湾曲する湾曲縁よりも下方に延長するとともに左壁の内面173の後端と右壁の内面174の後端との間を繋ぐ後方湾曲壁部の内面175とにより構成された内面172を備え、左壁の内面173の前端176と右壁の内面174の前端177との間が開口された構成である。
図2;図3に示すように、始動入賞口50aの左右の端部50s;50s上に位置される盤面30Fより前方に突出するように盤面30Fに植設された一対の誘導釘190;190間の間隔は、盤面30F側における当該一対の誘導釘190;190間の間隔よりもパネル14B側における当該一対の誘導釘190;190間の間隔が広くなっている。即ち、当該一対の誘導釘190;190間の間隔は、盤面30F側からパネル4A側に近くなるに従って徐々に広くなるように形成されている。
中央側球落下部170は、上述した壁体171の内面172とパネル4Aの後面4Bとにより形成され、球がステージ14の路面から中央側球落下部170内に流下する際に、球がパネル4Aの後面4Bや壁体171の内面172に接触可能なように構成されている。従って、中央側球落下部170内を流下する球がパネル4Aに近い位置に寄った状態となって落下しやすくなり、パネル4A側において間隔が広くなっている当該一対の誘導釘190;190間に球が落下しやすくなり、始動入賞口50aへの入賞率を向上させることが可能となる。
換言すれば、壁体171の内面172は、ステージ14の路面のパネル4A側である前端部の一部を切り欠いた切り欠き部の前端面である。
即ち、中央側球落下部170は、ステージ14の路面のパネル4A側である前端部の一部を切り欠いた切欠部の前端面としての内面172とパネル4Aの後面4Bとで形成され、当該中央側球落下部170を通過する球がパネル4Aの後面4Bや内面172に接触可能で当該球を左右一対の誘導釘190;190間のパネル4A側に落下させるように構成されているので、始動入賞口50aへの入賞率を向上させることが可能となる。
中央側球落下部170に関して、左壁の内面173と右壁の内面174との間の間隔は、球1個の直径寸法1.1cmよりも若干大きい寸法(例えば1.2cm〜1.3cm程度)に形成され、左側前方突出板154の前端面153と右側側前方突出板157の前端面156とを繋ぐ同一平面と後方湾曲壁部の最も後壁142側に近い位置との間の最短距離は、球1個の直径寸法よりも若干大きい寸法(例えば1.2cm〜1.3cm程度)に形成される。即ち、中央側球落下部170は、球1個がかろうじて落下可能な寸法に形成されている。
また、中央誘導溝150の溝深さは、後壁142に接触している後端の溝深さが1mm程度、中央側球落下部170に繋がる前端の溝深さが2mm程度に形成される。
さらに、中央左路面152の前壁144Aと後壁142との間の路面前後幅、及び、中央右路面155の前壁144Bと後壁142との間の路面前後幅は、球1個の直径寸法よりも大きく、かつ、球1個の直径寸法の2倍よりも小さい寸法(例えば、1.5mm〜1.7mm程度)に形成される。
以上のような中央誘導溝150と中央左路面152及び中央右路面155の前壁144A;144Bとを備えたので、中央側球通路147の路面において、ある球が中央誘導溝150の後方に位置した後に当該ある球と前壁144Aあるいは前壁144Bとの間に別の球が位置しようとして当該別の球が中央誘導溝150の後方に位置しているある球と衝突した場合に、当該ある球が中央誘導溝150から中央誘導溝150の左右に位置する路面である中央左路面152あるいは中央右路面155に押し出されるため、中央側球通路147の路面上での球の停留や球同士のいわゆる球噛みの発生を抑制できる。
即ち、ある球が中央誘導溝150の後方に位置した後に当該ある球と前壁144Aあるいは前壁144Bとの間に別の球が位置しようとして当該別の球が中央誘導溝150の後方に位置しているある球と衝突した場合に、当該ある球が中央誘導溝150から中央誘導溝150の左右に位置する路面である中央左路面152あるいは中央右路面155に押し出されるように、中央側球通路147の路面における前壁と後壁との間の路面前後幅間隔が、球1個の直径寸法よりも大きく、かつ、球1個の直径寸法の2倍よりも小さい寸法に形成されるとともに、中央誘導溝150の溝幅及び溝深さが設定されているので、中央側球通路147の路面上での球の停留や球同士のいわゆる球噛みの発生を抑制できる。
また、左側球落下部180A及び右側球落下部180Bは、ステージ14の路面のパネル4A側である前端部の一部を切り欠いた切り欠き部の前端面である。当該前端面を形成する横長の開口の横幅寸法は、球1個の直径寸法の2倍よりも大きくかつ球1個の直径寸法の3倍よりも小さい寸法に形成され、当該前端面を形成する横長の開口の後端縁とパネルの後面との間の寸法は、球1個の直径寸法よりも大きくかつ球1個の直径寸法の2倍よりも小さい寸法に形成される。
また、中央誘導溝150の左右に位置される左側誘導溝151A及び右側誘導溝151Bの溝幅は、後壁142に接触している後端から左側球落下部180Aや右側球落下部180Bに繋がる前端に近づくに従って溝幅が徐々に大きくなるように形成されている。
ワープ路15は、左側遊技領域30Lとステージ14とを繋ぐ球入口通路である。
左側遊技領域30Lの盤面30Fからワープ路15の入口16を経由してワープ路15内を通ってワープ路15の出口17から排出されてステージ14に流入した球は、ステージ14の中央側に向かって転動し、中央側球落下部170、左側球落下部180A、右側球落下部180Bのいずれかの球落下部を介して遊技領域30Aに流下する。
[入賞装置について]
図2に示すように、遊技盤30の遊技領域30A内には、第1始動入賞装置50、第2始動入賞装置51、大入賞装置52、複数の一般入賞装置59等の入賞装置が配設されており、これらの入賞装置に球が入球すると、各入賞装置に対応した所定数の賞球が受皿6に払出される。
尚、球が第1始動入賞装置50、又は第2始動入賞装置51に入球すると、上記賞球の払出しの他、大入賞装置52を開放動作させ、遊技者にとって有利な状態を醸成する特別遊技の可否に関する抽選(特図当否抽選)や、当該特別遊技の態様を決定する抽選を始めとする各種の抽選が主制御装置200により実行される。即ち、第1始動入賞装置50、又は第2始動入賞装置51への球の入球は、上記各種の抽選を受ける契機となるものである。
第1始動入賞装置50は、遊技領域30Aの左右方向略中央において、上記演出表示部45の下部に位置されるステージ14の下方に配設される。第1始動入賞装置50は、遊技盤30の盤面30Fより前方に突出し、上方が開口した始動入賞口50aと、第1始動口検出スイッチSW1(図7参照)とを備え、始動入賞口50aより内部に取り込まれた球は、内部に配設された第1始動口検出スイッチSW1によって検出される。
第2始動入賞装置51は、枠状遊技部品10の枠右部10Cに設けられた右側遊技領域30Rにおいて前述の第1始動入賞装置50、大入賞装置52よりも上方に配設される。第2始動入賞装置51は、遊技盤30の盤面30Fより前方に突出し、図外の入賞口と、第2始動口検出スイッチSW2と、入賞口を開閉動作可能に設けられた開閉体53とを備える。開閉体53は、ソレノイドSOL1(図7参照)の駆動によって閉鎖状態と開放状態とを取り得る羽根状部材である。
第2始動入賞装置51の上方には、通過ゲート58が配設される。通過ゲート58は、上下が開放した門型の遊技部品であって、その内部にはゲート検出スイッチSW3(図7参照)が格納されている。通過ゲート58を通過した球は、ゲート検出スイッチSW3によって検出される。
大入賞装置52は、球が流下(落下)可能な落下流路55と、落下流路55への入口である大入賞口56を開閉する開閉体54とを備える。大入賞口56は、特別遊技実行中以外の通常時においては、開閉体54によって閉鎖され、落下流路55への球の入球が阻止される。一方で、特別遊技実行中においては開閉体54が所定の周期により大入賞口56の開放動作を行うことによって、落下流路55への球の入球が許容される。落下流路55の途中には、第1大入賞口検出スイッチSW4が配設される。開閉体54は、ソレノイドSOL2(図7参照)等の駆動源により大入賞口の開閉動作が行われる。
[パチンコ機の内部構成について]
図7は、パチンコ機1の制御を担う制御手段の構成を示すブロック図である。同図に示すように、パチンコ機1は、主として遊技全般に係る基本動作を制御する主制御装置200と、主として賞球の払出動作を制御する払出制御装置250と、主として球の発射を制御する発射制御装置260と、前述の演出表示装置450を制御する演出制御装置300とを備える。
主制御装置200は、(メイン)CPU200a、(メイン)ROM200b、及び(メイン)RAM200cを備えてなり、CPU200aが、各検出スイッチやタイマからの入力に対応してROM200bに予め格納されたプログラムを読み出して、当該プログラムに従った演算処理を行い、主制御装置200に接続された各検出スイッチSW1〜SW5からの検出信号に基づいて各種の抽選処理や賞球払出処理を実行するとともに、上述の各ソレノイドSOL1;SOL2や、遊技盤30の遊技領域30Aの外方に配設された第1特別図柄表示装置35A、第2特別図柄表示装置35B、第1特別図柄保留表示装置36A、第2特別図柄保留表示装置36B、普通図柄表示装置37、及び普通図柄保留表示装置38といった各表示装置を直接的に制御したり、他の制御装置に多様なコマンドを送信する。また、このときRAM200cは、CPU200aの演算処理時におけるワークエリアとして機能し、演算に必要な各種のデータや、コマンドを一時的に保持する。
主制御装置200には、払出制御装置250、及び演出制御装置300が接続されている。払出制御装置250は、主制御装置200と同様に不図示のCPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータであって、主制御装置200と一方向通信可能に接続されている。当該払出制御装置250には、外部情報出力端子板251が接続されている。外部情報出力端子板251は、主制御装置200(CPU200a)及び払出制御装置250(払出CPU)から出力された遊技の進行に関する種々の情報をパチンコ機1の設置店等に設けられたホストコンピュータ側に送信する。
また、払出制御装置250には、遊技者に対して賞球を払い出すための払出モータ252、及び賞球数計数スイッチ253が接続されている。払出制御装置250は、主制御装置200から送信される払出コマンドに含まれる賞球数情報に基づいて所定の賞球数が払い出されるように払出モータ252を制御する。当該払出モータ252の駆動により払い出された賞球は、賞球数計数スイッチ253により検出され、払出制御装置250側において、適正な賞球数が払い出されたかが把握される。なお、払出制御装置250には、この他、受皿6に許容数以上の球が貯留されていることを検知する皿満タン検出スイッチや、本体枠3の扉が開放していることを検知する扉開放検出スイッチ等の各種のスイッチが接続される。
発射制御装置260には、ハンドルユニット7内に搭載されたタッチセンサ261、発射ボリューム262、図外の発射機構内に受皿6に貯留された球を送り込む球送りモータ263、及び発射機構内に格納された球発射モータ264が接続されており、発射制御装置260は、払出制御装置250からの発射許可およびタッチセンサ261からの入力を条件として、遊技者によるハンドルユニット7の操作量に応じて変化する発射ボリューム262からの入力信号に基づいて球発射モータ264を制御し、受皿6に貯留された球を所定の発射力により遊技領域30A内に打ち出す。
演出制御装置300は、遊技進行中や待機中における各種の演出を制御する。
演出制御装置300は、(サブ)CPU300a、(サブ)ROM300b、(サブ)RAM300cを備えてなり、主制御装置200に対して、主制御装置200から演出制御装置300に対してのみ通信(一方向通信)が可能なように接続されている。当該演出制御装置300は、主制御装置200から送信される演出に関する各種のコマンドや内部タイマからの入力信号に基づいて、ROM300bに予め格納されたプログラムを読み出して、当該プログラムに従った演算処理を行い、演出制御装置300に接続された演出表示装置450の演出表示部45の画像制御、遊技進行中における楽曲や効果音などの音声をスピーカユニット8から出力させる音声出力制御や、遊技盤30及びパネル枠4等の各所に配設された発光体(LED)57を多様なパターンにより発行させる発光制御を実行する。このときRAM300cは、CPU300aの演算処理時におけるワークエリアとして機能し、演算に必要な各種のデータや、コマンド等を一時的に保持する。
また、演出制御装置300は、CPU300aと接続され、当該CPU300aより送信される画像表示に係る各種のコマンドを受信して演出表示部45に多様な画像を表示するためのVDP、及び上記画像表示処理中に必要な各種のデータ等を一時的に保存するVRAM、音声制御のための音声合成LSI等、各種制御に必要なハードウェアを備えている。また、演出制御装置300には、遊技者の任意に操作可能な前述の操作機構9が接続されており、例えば当該操作機構9の操作タイミングに合せて前述の各制御を実行し、操作機構9の操作タイミングに従った所定の演出を表現することが可能である。
以下、上記構成からなるパチンコ機1の遊技の流れについて概説する。
遊技者のハンドルユニット7の操作により遊技領域30A内を流下する球が前述の第1始動入賞装置50又は第2始動入賞装置51に入球すると、主制御装置200では特別遊技(所謂大当り遊技)の実行可否に関する抽選、特別図柄の種類を決定する抽選、特別図柄の変動パターンを決定する抽選等の種々の抽選を実行する。
そして、上記抽選のうち、特図当否抽選の結果が「当り」である場合には、前述の大入賞装置52を開放動作させ、球の入球を容易とする特別遊技が実行される。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に何ら限定されることはなく、実施形態を組み合わせて多様な変更、改良を行い得ることが当業者において明らかである。また、そのような多様な変更、改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが特許請求の範囲の記載から明らかである。
4A パネル、14 ステージ、15 ワープ路(球入口通路)、30 遊技盤、
30A 遊技領域、30F 盤面、50 第1始動入賞装置(始動入賞装置)、
50a 始動入賞口、142 後壁、144A;144B 前壁、
150 中央誘導溝(誘導溝)、172 内面(前端面)。

Claims (2)

  1. 遊技機枠に設置された遊技盤と、
    遊技盤の盤面と対向するように盤面の前方に配置された光透過性を有したパネルと、
    遊技盤の盤面とパネルとの間に球が流下するように形成された遊技領域と、
    遊技領域に設けられた始動入賞装置と、
    始動入賞装置の始動入賞口の上方に位置され遊技盤の左右方向に延在するように設けられて盤面から球入口通路を経由して入ってきた球を転動させる路面、及び、始動入賞口の真上に設けられて球を路面から1個ずつ落下させる球落下部を備えたステージと、
    始動入賞口の左右の端部の上方において盤面より前方に突出するよう設けられて球1個の直径よりも大きい間隔を隔てて配置された左右一対の誘導釘とを備え、
    左右一対の誘導釘間の間隔がパネル側に近くなる程大きくなるように形成された遊技機において、
    前記球落下部は、ステージの路面のパネル側である前端部の一部を切り欠いた切欠部の前端面とパネルの後面とで形成され、当該球落下部を通過する球がパネルの後面や切欠部の前端面に接触可能で当該球を左右一対の誘導釘間のパネル側に落下させるように構成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記路面は、当該路面を下方に窪ませて形成されて球を球落下部の後方である路面の後方から球落下部に誘導する誘導溝と、当該誘導溝の左右に位置する路面の前端部より立ち上がるように設けられた前壁と、当該誘導溝の左右に位置する路面の後端部より立ち上がるように設けられた後壁とを備え、
    前壁と後壁との間の間隔が球の直径の寸法よりも大きくかつ球の直径の2倍の寸法よりも小さい寸法に形成され、
    ある球が誘導溝の後方に位置した後に当該ある球と前壁との間に別の球が位置しようとして当該別の球が前記ある球と衝突した場合に、当該ある球が誘導溝から誘導溝の左右に位置する路面に押し出されるように、誘導溝の溝幅及び溝深さが設定されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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