JP2013144060A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が視覚的に感じる入賞口への入球しやすさを制御することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】始動入賞口側開閉部材124の開閉動作により開放状態または閉止状態となり、遊技盤の遊技領域に設けられる始動入賞口122を備える遊技機であって、始動入賞口122を挟んで横方向両側にそれぞれ配置される一対の横板126と、上面GRaが、開閉部材24の上方から一対の横板126のうち左側横板126aへ向けて延材し、且つ左側横板126a側へ向かうにつれて下方へ向かうように傾斜しているガイドリブGRを備え、左側横板126aとガイドリブGRとの最小隙間を、遊技球の直径未満とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、同一の入賞口に対し、入賞口への遊技球の入球しやすさを遊技者へ視覚的に感じさせることが可能であるとともに、入賞口への入球率を調整することが可能な遊技機に関する。
従来、大入賞口を閉じた状態で前面が遊技盤の盤面と同一面に位置するシャッターの前面に、遊技球を左側及び右側のうち少なくとも一方へ振り分ける傾斜レール部を設けた遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、大入賞口を超える横方向長を有し、大入賞口の下方に配置したベース部材の前面に設けたスリットから前方へ突出した突出位置と、スリット内に退避した退避位置と、の間を進退自在な進退部材を備え、この進退部材が退避位置にあるときに大入賞口を閉じる遮蔽部材を有している遊技機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、遊技盤に開口した第一大入賞口に対して移動する開閉部材により第一大入賞口を閉じた状態で、開口している第二大入賞口に対して遊技球を誘導する誘導部材を、開閉部材の前面に設けた遊技機が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2007‐236791号公報 特開2010‐178795号公報 特開2010‐82129号公報
ところで、大入賞口は、始動入賞口(一般入賞口)よりも遊技球の入り口の大きさ(横方向の長さ)が広いため、大入賞口と始動入賞口を比較した場合、遊技者は、始動入賞口よりも大入賞口の方が入球しやすいと感じる。
すなわち、一般的に、遊技者は、入賞口(始動入賞口、大入賞口)への遊技球の入球しやすさを、入賞口の横方向の長さに応じて、視覚的に感じることとなる。
また、上記従来技術においては、入賞口の開閉状態を変化させているが、入賞口が閉止状態であれば、遊技球は入賞口へ入球しないため、遊技者が入賞口への入球しやすさを感じることはない。
したがって、上述した各特許文献を含め、従来技術においては、遊技者に対し、大入賞口よりも始動入賞口の方が入球しやすいと視覚的に感じさせる等、遊技者が視覚的に感じる入賞口への入球しやすさを調整することは困難であった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものである。本発明は、遊技者に対し、入賞口への入球しやすさを視覚的に感じさせることが可能であるとともに、入賞口への入球率を調整することが可能な遊技機を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の遊技機は、開閉部材の開閉動作により開放状態または閉止状態となり、且つ前記開放状態における遊技球の入球が抽選の契機となる入賞口を備える遊技機であって、
前記入賞口は、遊技盤の遊技領域に設けられ、
前記入賞口を挟んで横方向両側にそれぞれ配置される一対の横板と、
上面が、前記開閉部材の上方から前記一対の横板のうち一方の横板へ向けて延材し、且つ前記一方の横板側へ向かうにつれて下方へ向かうように傾斜しているガイドリブと、を備えている。
そして、前記一方の横板と前記ガイドリブとの最小隙間は、前記遊技球の直径未満である。
このような構成であれば、ガイドリブの上面に移動した遊技球を、ガイドリブの上面の傾斜に沿って移動させて、一対の横板間への移動を防止することが可能となる。また、一方の横板とガイドリブとの間から一対の横板間への、遊技球の移動を防止することが可能となる。これに加え、ガイドリブの横方向への長さを設定することにより、一対の横板間の最短長さを変えることなく、一対の横板間へ遊技球が進入可能な進入経路の横方向への長さを、一対の横板間の最短長さ未満とすることが可能となる。
これにより、一対の横板間の最短長さを変えることなく、ガイドリブの横方向への長さを設定することにより、入賞口への入球しやすさを、遊技者に対して視覚的に感じさせることが可能となるとともに、入賞口への入球率を調整することが可能となる。
〔発明2〕 さらに、発明2の遊技機は次の通りである。すなわち、発明1の遊技機において、遊技盤の一部を構成し、且つ前記入賞口が開口している板状の遊技盤構成板材を備えており、前記ガイドリブは、前記遊技盤構成板材と一体に形成されている。
このような構成であれば、ガイドリブを、入賞口が開口している遊技盤構成板材と一体に形成しているため、ガイドリブを遊技盤構成板材と別体で形成して両者を結合する場合と比較して、ガイドリブの強度を向上させることが容易となる。
これにより、ガイドリブを遊技盤構成板材と別体で形成して両者を結合する場合と比較して、ガイドリブの耐久性を向上させることが可能となる。
〔発明3〕 さらに、発明3の遊技機は次の通りである。すなわち、発明1または発明2の遊技機において、前記ガイドリブは、可視光の透過性を有する材料を用いて形成されている。
このような構成であれば、ガイドリブを、可視光の透過性を有する材料を用いて形成しているため、ガイドリブを可視光の透過性を有していない材料を用いて形成した場合と比較して、遊技者がガイドリブを視認しにくくなる。
これにより、ガイドリブを可視光の透過性を有していない材料を用いて形成した場合と比較して、一対の横板間の最短長さを変えない入賞口への入球しやすさを、遊技者に対して視覚的に感じさせることが可能となる。
本発明によれば、一対の横板間の最短長さを変えることなく、ガイドリブの横方向への長さを設定することにより、入賞口への入球しやすさを、遊技者に対して視覚的に感じさせることが可能となるとともに、入賞口への入球率を調整することが可能となる。
これにより、遊技者に対し、大入賞口よりも始動入賞口の方が入球しやすいと視覚的に感じさせる等、遊技者が視覚的に感じる入賞口への入球しやすさを調整することが可能となる。
遊技機の全体構成を示す斜視図である。 遊技盤面の構成を示す正面図である。 図2中に円IIIで囲んだ範囲を右上方から見た斜視図である。 遊技機の内部構成を示すブロック図である。 規定されている特賞状態の種別を示す図である。 主制御装置から演出制御装置に出力される制御コマンドの構成を示す図である。 遊技制御処理を示すフローチャートである。 当たり判定処理を示すフローチャートである。 本発明の変形例を示す図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態(以下、「本実施形態」と記載する)について、図面を参照しつつ説明する。
(遊技機の全体構成)
まず、図1を用いて、本実施形態の遊技機の全体構成を説明する。
図1は、本実施形態の遊技機1の概略構成を示す図であり、遊技機1の斜視図である。
図1中に示すように、遊技機1は、枠本体2と、前枠4と、前扉6と、受皿ユニット8と、発射ハンドル10を備えている。
枠本体2は、木材等を材料として用い、矩形状に形成されている。
前枠4は、枠本体2の前側に配設されており、枠本体2に対して開閉可能に取付けられている。また、前枠4の前側には、遊技盤(図示せず)が配設されている。なお、遊技盤に関する説明は、後述する。
前扉6は、前枠4の前側上部に配設されており、前枠4に対して開閉可能に取付けられている。また、前扉6は、透明板6aと、装飾部6bを有している。
透明板6aは、遊技盤の遊技領域の前側に対応する位置に配設されている。なお、遊技領域とは、後述する発射装置から発射された遊技球が流下する領域である。
装飾部6bは、透明板6aの周囲に配設されており、前方に向かって膨出する形状に形成されている。また、装飾部6bには、複数の音抜孔6cが設けられている。
複数の音抜孔6cは、装飾部6bの内部に配設されたスピーカ(図示せず)が出力する音声を、外部へ放出可能な位置に形成されている。なお、スピーカに関する説明は、後述する。
受皿ユニット8は、受皿8aと、演出操作装置8bを有している。
受皿8aは、前扉6の下方に配設されており、遊技球(貸し球、払出球)を受け入れ可能に形成されている。
演出操作装置8bは、受皿8aの前側に配設されており、遊技者による回転操作に応じて回転駆動するロータリースイッチ(ジョグダイヤル)部と、遊技者による押し込み操作に応じて押下されるプッシュボタン部を備えている。そして、演出操作装置8bは、遊技者によりロータリースイッチ部の回転操作及びプッシュボタン部の押し込み操作が行われると、これらの操作量に応じた操作信号を、演出制御装置(図示せず)に出力する。なお、演出制御装置に関する説明は、後述する。
発射ハンドル10は、受皿ユニット8の側方に配設されており、図示しない発射装置に接続されている。発射装置は、遊技者によって発射ハンドル10の操作が行われると、遊技盤が有する遊技盤面(図示せず)の遊技領域に向けて、遊技球を発射する。
(遊技盤面の構成)
次に、図1を参照しつつ、図2及び図3を用いて、遊技盤100が有する遊技盤面102の構成を説明する。
図2は、遊技盤面102の構成を示す正面図である。また、図3は、図2中に円IIIで囲んだ範囲を右上方から見た斜視図である。
図2及び図3中に示すように、遊技盤面102には、演出図柄表示装置104と、第一普通図柄抽選ゲート106と、中央一般入賞口108と、左側一般入賞口110と、普通電動役物120と、特別電動役物130と、右側一般入賞口140と、第二普通図柄抽選ゲート142と、遊技状態表示装置144と、特別図柄表示装置146と、普通図柄表示装置148と、アウト口150と、可動役物152と、複数の釘Nが設けられている。
演出図柄表示装置104は、液晶ディスプレイ等を用いて形成されており、遊技盤面102の略中央部に配置されている。
また、演出図柄表示装置104は、演出画像を表示することが可能な、第一の表示領域R1と、第二の表示領域R2と、第三の表示領域R3を有している。
第一の表示領域R1、第二の表示領域R2、第三の表示領域R3は、それぞれにおいて、独立して演出図柄(図示せず)の変動表示及び停止表示を行うことが可能である。なお、演出図柄は、数字及び図柄を含んで構成されている。
ここで、演出図柄の変動表示とは、第一の表示領域R1と、第二の表示領域R2と、第三の表示領域R3のそれぞれにおいて、複数種類の演出図柄を、スクロールさせた状態で表示することである。
一方、演出図柄の停止表示とは、第一の表示領域R1と、第二の表示領域R2と、第三の表示領域R3のそれぞれにおいて、演出図柄を停止させた状態で表示することである。
以上により、演出図柄表示装置104では、第一の表示領域R1と、第二の表示領域R2及び第三の表示領域R3で停止表示された演出図柄の組み合わせによって、各種抽選(特別図柄抽選、普通図柄抽選)の抽選結果を表示する。ここで、特別図柄抽選とは、遊技者に有利な遊技状態である特賞状態を発生させるか否かの抽選である。また、普通図柄抽選とは、後述する始動入賞口122を開放状態にするか否かの抽選である。
第一普通図柄抽選ゲート106は、演出図柄表示装置104の下方に配置されており、遊技球が常時通過可能に形成されている。
また、第一普通図柄抽選ゲート106には、第一始動ゲートスイッチ(図示せず)が配設されている。なお、第一始動ゲートスイッチに関する説明は、後述する。
中央一般入賞口108は、遊技盤面102上に開口した入賞口であり、第一普通図柄抽選ゲート106の下方に配置されている。すなわち、中央一般入賞口108は、上流側(第一普通図柄抽選ゲート106側)から流下してくる遊技球が、常時入球可能に形成されている。
また、中央一般入賞口108の内部には、中央一般入賞口スイッチ(図示せず)が配設されている。なお、中央一般入賞口スイッチに関する説明は、後述する。
本実施形態において、入賞口に遊技球が入球するとは、遊技球が入賞口を通過すると共に、遊技球の通過を検出するスイッチが設けられた領域を、遊技球が通過することと同義である。
すなわち、例えば、中央一般入賞口108の場合は、遊技球が中央一般入賞口108を通過すると共に、中央一般入賞口スイッチが設けられた領域を、遊技球が通過することと同義である。このことは、以下に説明する「左側一般入賞口110、始動入賞口122、大入賞口132、右側一般入賞口140」についても同様である。
左側一般入賞口110は、中央一般入賞口108と同様、遊技盤面102上に開口した入賞口であり、第一普通図柄抽選ゲート106及び中央一般入賞口108の左側に配置されている。すなわち、左側一般入賞口110は、中央一般入賞口108と同様、上流側から流下してくる遊技球が、常時入球可能に遊技盤面102に形成されている。
また、左側一般入賞口110は、三つの入賞口(左上一般入賞口110a、左中一般入賞口110b、左下一般入賞口110c)から構成されている。
左上一般入賞口110a、左中一般入賞口110b、左下一般入賞口110cの内部には、それぞれ、左側一般入賞口スイッチ(図示せず)が配設されている。なお、左側一般入賞口スイッチに関する説明は、後述する。
普通電動役物120は、第一普通図柄抽選ゲート106の右側に配置されている。
また、普通電動役物120は、始動入賞口122と、始動入賞口側開閉部材124と、前板128と、一対の横板126と、ガイドリブGRを備えている。
始動入賞口122は、遊技盤100の一部(右下側の一部分)を構成する遊技盤構成板材100rに開口して、遊技盤100の遊技領域に設けられており、その開口形状は、長方形または略長方形となっている。
また、始動入賞口122内には、始動入賞口スイッチ(図示せず)が配設されている。なお、始動入賞口スイッチに関する説明は、後述する。
始動入賞口側開閉部材124は、始動入賞口ソレノイド(図示せず)によって開閉される板状の部材である。なお、図3中には、閉止状態の始動入賞口側開閉部材124を図示している。また、始動入賞口ソレノイドに関する説明は、後述する。
したがって、始動入賞口122は、始動入賞口側開閉部材124の開閉動作により開放状態または閉止状態となる入賞口である。これにより、普通電動役物120は、可変入賞装置となっている。
また、始動入賞口122は、通常時には始動入賞口側開閉部材124が閉止状態となり、遊技球の入球が不可能となっているが、後述するように、普通図柄抽選に当選した場合には、始動入賞口側開閉部材124が所定パターンで開放状態となり、遊技球の入球が可能となる。
前板128は、始動入賞口122の前方に配置された長方形の板状部材であり、その面積が始動入賞口122の開口面積よりも大きくなるように形成されている。これにより、前板128は、遊技機1を前方から見て、始動入賞口122全体を覆っている。
また、前板128は、透明な樹脂材料(アクリル等)等、可視光の透過性を有する材料を用いて形成されている。これにより、遊技者は、前板128を通して、始動入賞口122及び始動入賞口側開閉部材124を視認可能となっている。なお、可視光の透過性を有する材料には、透明な樹脂材料以外に、半透明の樹脂材料を含む。これは、ガイドリブGRを形成する材料に関しても、同様である。
一対の横板126は、遊技盤構成板材100rと前板128との間に配置されているとともに、始動入賞口122を挟んで、横方向両側にそれぞれ配置されている。また、一対の横板126は、その板厚方向が、前板128の板厚方向と上下方向から見て直交している。すなわち、一対の横板126は、それぞれ、始動入賞口122の横方向両側において、始動入賞口側開閉部材124の開閉動作に干渉しない位置に配置されている。なお、図中及び以降の説明では、始動入賞口122の左側に配置した横板126を「左側横板126a」とし、始動入賞口122の右側に配置した横板126を「右側横板126b」として説明する場合がある。
本実施形態では、一例として、左側横板126a及び右側横板126bを、遊技盤構成板材100rと一体に形成した場合について説明する。
また、左側横板126a及び右側横板126bは、前板128とは別体で形成されている。したがって、前板128は、左側横板126a及び右側横板126bを介して、遊技盤構成板材100rに取り付けられている。具体的には、前板128の長手方向の両端側は、それぞれ、接着等の固着手段により、左側横板126a及び右側横板126bに取り付けられている。なお、左側横板126a及び右側横板126bを、前板128と一体で形成してもよい。
ガイドリブGRは、左側横板126aと一体に形成された平板状の部材である。なお、ガイドリブGRを、左側横板126a及び前板128と一体で形成してもよい。
すなわち、本実施形態では、ガイドリブGRを、遊技盤構成板材100rと一体に形成した場合を説明する。なお、左側横板126aが遊技盤構成板材100rと別体で形成されている場合であっても、ガイドリブGRを遊技盤構成板材100rと一体に形成してもよい。
また、ガイドリブGRは、透明な樹脂材料(アクリル等)等、可視光の透過性を有する材料を用いて形成されている。
ガイドリブGRの基端側は、左側横板126aの上端と連続している。これにより、ガイドリブGRと近い方の横板126とガイドリブGRとの最小隙間、すなわち、左側横板126aガイドリブGRとの隙間は「0」であり、遊技球の直径未満となっている。
ガイドリブGRの上面GRaは、始動入賞口側開閉部材124の上方から、一対の横板126のうちガイドリブGRに近い側の横板126、すなわち、左側横板126aへ向けて延材するとともに、左側横板126a側へ向かうにつれて下方へ向かうように傾斜している。すなわち、ガイドリブGRは、右側及び上方へ向けて延材している。
以上により、ガイドリブGRは、一対の横板126間(左側横板126aと右側横板126bとの間)へ遊技球が進入可能な進入経路の横方向への長さを、一対の横板126間の最短長さ未満としている。なお、図3中では、一対の横板126間へ遊技球が進入可能な進入経路の横方向への長さを、符合「X」を付した双方向矢印で示している。
ここで、始動入賞口122の入口の大きさは、55[mm]を超えないもの(未満)とすることが、法令により定められている。
したがって、本実施形態では、一例として、ガイドリブGRの形状を、一対の横板126間へ遊技球が進入可能な進入経路の横方向への長さXが、例えば、53[mm]等、55[mm]未満となる形状に設定した場合を説明する。これに伴い、一対の横板126間の最短長さを、例えば、60[mm]等、55[mm]以上に設定した場合を説明する。
また、本実施形態では、一例として、図中に示すように、ガイドリブGRの形状を、ガイドリブGRの横方向長さが、一対の横板126間の最短長さの半分以下、具体的には、1/4以下(例えば、12[mm]程度)とした場合を説明する。
ここで、ガイドリブGRの上面GRaの傾斜度合いは、複数の釘Nのうち、ガイドリブGRの上方に配列された複数(図中では、七本)の釘Nにより形成されている列とガイドリブGRの上面GRaとの距離が、一定または略一定の距離となるように設定されている。また、ガイドリブGRの上方に配列された複数の釘Nにより形成されている列とガイドリブGRの上面GRaとの距離は、遊技球が、釘NとガイドリブGRとの間で詰まらずに(引っかからずに)通過可能な値に設定されている。
特別電動役物130は、普通電動役物120の右上側に配置されており、大入賞口132と、左右一対の大入賞口側開閉部材134を備えている。
大入賞口132は、遊技盤構成板材100r上に開口した開口部である。
また、大入賞口132内には、大入賞口スイッチ(図示せず)が配設されている。なお、大入賞口スイッチに関する説明は、後述する。
左右一対の大入賞口側開閉部材134は、それぞれ、大入賞口132の右側及び左側に配置されており、遊技盤100(遊技盤構成板材100r)の板厚方向(図2では紙面を貫通する方向)に延材する軸回りに回転駆動可能に支持されている。
また、左右一対の大入賞口側開閉部材134は、それぞれ、大入賞口ソレノイド(図示せず)によって、遊技盤面102の板厚方向に延材する軸回りに回転駆動して開閉動作を行い、大入賞口132を開放状態または閉止状態とする。なお、図3中には、閉止状態の大入賞口側開閉部材134を図示している。また、大入賞口ソレノイドに関する説明は、後述する。
したがって、大入賞口132は、大入賞口側開閉部材134の開閉動作により開放状態または閉止状態となる入賞口である。これにより、特別電動役物130は、可変入賞装置となっている。
また、大入賞口132は、後述する特賞状態が発生されていない場合(通常時)には、大入賞口側開閉部材134が閉止状態となり遊技球の入球が不可能となっているが、特賞状態が発生された場合には、大入賞口側開閉部材134が所定パターンで開放状態となり、遊技球の入球が可能となる。
ここで、大入賞口132の入口の大きさは、55[mm]以上135[mm]以下の範囲内とすることが、法令により定められている。
したがって、本実施形態では、一例として、大入賞口側開閉部材134及び大入賞口ソレノイドの構成を、大入賞口132の左側に配置した大入賞口側開閉部材134の上端部と大入賞口132の右側に配置した大入賞口側開閉部材134の上端部との間隔(遊技球が大入賞口132へ進入可能な進入経路の横方向への最大長さ)の最大値が、例えば、56[mm]等、55[mm]以上となる構成とした場合を説明する。
右側一般入賞口140は、中央一般入賞口108と同様、遊技盤面102上に開口した入賞口であり、大入賞口132の上方に配置されている。すなわち、右側一般入賞口140は、中央一般入賞口108と同様、上流側から流下してくる遊技球が、常時入球可能に遊技盤構成板材100r上に開口している。
また、右側一般入賞口140の内部には、右側一般入賞口スイッチ(図示せず)が配設されている。なお、右側一般入賞口スイッチに関する説明は、後述する。
第二普通図柄抽選ゲート142は、演出図柄表示装置104の右側において、右側一般入賞口140の上方に配置されており、第一普通図柄抽選ゲート106と同様、遊技球が常時通過可能に形成されている。
また、第二普通図柄抽選ゲート142には、第二始動ゲートスイッチ(図示せず)が配設されている。なお、第二始動ゲートスイッチに関する説明は、後述する。
遊技状態表示装置144は、LED等によって構成された、遊技機1の遊技状態を表示する装置であり、中央一般入賞口108の右側において、普通電動役物120の下方に配置されている。
また、遊技状態表示装置144には、連続して特別図柄の変動表示を行うことが可能な回数と、連続して演出図柄の変動表示を行うことが可能な回数、特別遊技状態のラウンド数、時短状態の発生状態等が表示される。
特別図柄表示装置146は、7セグメントLED、ドットマトリクスLED等によって構成された、特別図柄の変動表示及び停止表示を行うことが可能な装置であり、遊技状態表示装置144の右側に配置されている。
また、特別図柄表示装置146は、数字や図柄等からなる特別図柄の変動表示及び停止表示を行う機能を有しており、停止表示された特別図柄によって、始動入賞口122への遊技球の入球を契機として行われた特別図柄抽選の結果を表示する。
ここで、特別図柄表示装置146において停止表示された特別図柄が特定の図柄となって発生する遊技状態を「特賞状態」という。特賞状態とは、大入賞口132を開放状態にする等、遊技者に対して所定の遊技価値を付与する有利な遊技状態をいう。
普通図柄表示装置148は、7セグメントLED、ドットマトリクスLED等によって構成された、普通図柄の変動表示及び停止表示を行うことが可能な装置であり、特別図柄表示装置146の右側に配置されている。
また、普通図柄表示装置148は、数字や図柄等からなる普通図柄の変動表示及び停止表示を行う機能を有しており、停止表示された普通図柄によって、普通図柄抽選の結果を表示する。
アウト口150は、遊技盤面102の最下部に配置されており、正面向きに開口している。また、アウト口150は、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を回収する。
可動役物152は、演出図柄表示装置104の上方に配置されている。
また、可動役物152には、モータ(図示せず)及びランプ(図示せず)が配設されている。そして、可動役物152は、作動状態となった際、モータにより所定パターンで揺動するとともに、ランプにより所定パターンで発光する。
複数の釘Nは、遊技盤面102上において、第一普通図柄抽選ゲート106、中央一般入賞口108、左側一般入賞口110、始動入賞口122、大入賞口132、右側一般入賞口、第二普通図柄抽選ゲート142等に向かって遊技球が誘導されるように配置されている。
(制御系の構成)
次に、図1から図3を参照しつつ、図4を用いて、遊技機1の内部構成を説明する。
図4は、遊技機1の内部構成を示すブロック図である。
図4中に示すように、遊技機1は、第一始動ゲートスイッチ200、第二始動ゲートスイッチ202、始動入賞口スイッチ204、中央一般入賞口スイッチ206、左側一般入賞口スイッチ208、右側一般入賞口スイッチ210、大入賞口スイッチ212を備えている。
第一始動ゲートスイッチ200は、第一普通図柄抽選ゲート106への遊技球の通過を検出すると、この検出を含む情報信号を、後述する主制御装置220に出力する。
第二始動ゲートスイッチ202は、第二普通図柄抽選ゲート142への遊技球の通過を検出すると、この検出を含む情報信号を、主制御装置220に出力する。
始動入賞口スイッチ204は、始動入賞口122への遊技球の入球を検出すると、この検出を含む情報信号を、主制御装置220に送信する。
中央一般入賞口スイッチ206は、中央一般入賞口108への遊技球の入球を検出すると、この検出を含む情報信号を、主制御装置220に出力する。
左側一般入賞口スイッチ208は、左側一般入賞口110への遊技球の入球を検出すると、この検出を含む情報信号を、主制御装置220に出力する。
右側一般入賞口スイッチ210は、右側一般入賞口140への遊技球の入球を検出すると、この検出を含む情報信号を、主制御装置220に出力する。
大入賞口スイッチ212は、大入賞口132への遊技球の入球を検出すると、この検出を含む情報信号を、主制御装置220に送信する。
また、遊技機1は、図4中に示すように、制御部として、主制御装置220と、演出制御装置240と、表示制御装置250と、ランプ制御装置252と、効果音制御装置254と、役物制御装置256を備えている。
主制御装置220と演出制御装置240は、不正行為防止等のため、それぞれ、別々の基板に実装されている。また、主制御装置220と演出制御装置240との間では、主制御装置220から演出制御装置240への一方向にのみ、データの送信が可能となっている。
主制御装置220は、主制御側入力ポート222と、主制御側出力ポート224と、主制御側CPU226を備えている。
主制御側入力ポート222は、第一始動ゲートスイッチ200、第二始動ゲートスイッチ202、始動入賞口スイッチ204、大入賞口スイッチ212、中央一般入賞口スイッチ206、左側一般入賞口スイッチ208、右側一般入賞口スイッチ210からそれぞれ出力された情報信号を、主制御側CPU226に出力する。
主制御側出力ポート224は、演出制御装置240、特別図柄表示装置146、普通図柄表示装置148、遊技状態表示装置144、賞球払出制御装置258、始動入賞口ソレノイド260及び大入賞口ソレノイド262のそれぞれに、制御コマンドや制御信号を出力する。また、主制御側出力ポート224は、遊技機1の出玉情報や異常を示す情報信号を、ホールコンピュータ264に出力する。
主制御側CPU226は、マイクロプロセッシングユニット等から形成されており、主制御側ROM228と、主制御側RAM230を備えている。主制御側CPU226には、主制御装置220へ電源供給を行うための電源回路232が接続されている。
主制御側ROM228には、主制御装置220で実行される遊技機1を制御するためのプログラム、遊技制御用のデータ等が記憶されている。
遊技制御用のデータには、演出制御装置240を制御するための各種制御コマンド等が含まれる。ここで、各種制御コマンドとしては、状態指定コマンド、変動時間指定コマンド、図柄停止指定コマンド、特別遊技状態開始指定コマンド、特別遊技状態終了指定コマンド等がある。
主制御側RAM230は、主制御装置220に対する入出力データ、演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数カウンタを始めとする各種カウンタ、抽選結果や遊技状態を管理するフラグ等を、一時的に記憶する。
また、主制御側RAM230には、始動情報を記憶する領域が設けられている。ここで、始動情報とは、始動入賞口122への遊技球の入球を契機として取得される情報であり、各種乱数値等の情報(例えば、当たり決定乱数値、当たり種別決定乱数値、変動時間決定乱数値等)をいう。
また、主制御装置220は、第一始動ゲートスイッチ200、第二始動ゲートスイッチ202、始動入賞口スイッチ204から入力された情報信号に応じて、各種の乱数値を取得する抽選処理を実行する。そして、主制御装置220は、取得した各種乱数値に基づいて、制御コマンドの送信及び遊技全体の制御を行う。
具体的には、第一始動ゲートスイッチ200が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置220は、普通図柄抽選を実行する。また、第二始動ゲートスイッチ202が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置220は、普通図柄抽選を実行する。
なお、本実施形態では、一例として、主制御装置220の構成を、第二始動ゲートスイッチ202から入力された情報信号に応じて実行する普通図柄抽選の当選確率が、第一始動ゲートスイッチ200から入力された情報信号に応じて実行する普通図柄抽選の当選確率よりも低い値とする場合を説明する。
この場合、具体的には、主制御装置220の構成を、特別図柄抽選に当選していない通常状態において、第一始動ゲートスイッチ200から入力された情報信号に応じて実行する普通図柄抽選の当選確率が1/20(5%)となり、第二始動ゲートスイッチ202から入力された情報信号に応じて実行する普通図柄抽選の当選確率が1/300(約0.3%)となる構成とする。
また、始動入賞口スイッチ204が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置220は、特別図柄抽選を実行する。すなわち、始動入賞口122に入球した遊技球は、所定領域に配設されている始動入賞口スイッチ204で検出され、特別図柄抽選の契機を与える。
また、主制御装置220は、中央一般入賞口スイッチ206、左側一般入賞口スイッチ208、右側一般入賞口スイッチ210、大入賞口スイッチ212から入力された情報信号に応じて、賞球を払い出すための処理を実行する。
具体的には、中央一般入賞口スイッチ206が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置220は、賞球を払い出すための処理を実行する。同様に、左側一般入賞口スイッチ208が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置220は、賞球を払い出すための処理を実行する。また、右側一般入賞口スイッチ210が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置220は、賞球を払い出すための処理を実行する。
また、大入賞口スイッチ212が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置220は、賞球を払い出すための処理を実行する。
ここで、上記の賞球としては、中央一般入賞口108、左側一般入賞口110、右側一般入賞口140、大入賞口132にそれぞれ入球した遊技球数に応じた数が払い出される。
また、主制御装置220は、特別図柄表示装置146、普通図柄表示装置148、遊技状態表示装置144、賞球払出制御装置258、始動入賞口ソレノイド260、大入賞口ソレノイド262等を、直接制御(ポート出力制御)する。
演出制御装置240は、演出制御側入力ポート(図示せず)と、演出制御側出力ポート(図示せず)と、演出制御側CPU(図示せず)を備えている。
演出制御側CPUは、演出制御側ROM242と、演出制御側RAM244を備えており、演出制御側ROM242に記憶されたプログラムにしたがって処理を実行することにより、表示制御装置250、ランプ制御装置252、効果音制御装置254及び役物制御装置256を、それぞれ制御する。
演出制御側ROM242には、演出を制御するためのプログラム、各種データ等が記憶されている。
演出制御側RAM244には、主制御装置220から入力された制御コマンド、演算処理を行うためのデータ等が、一時的に記憶される。
また、演出制御装置240は、主制御装置220から受信した制御コマンドに基づいて、実行する演出を決定する。そして、演出制御装置240は、決定した演出に応じた演出制御コマンドを生成し、この生成した演出制御コマンドを出力することによって、表示制御装置250、ランプ制御装置252、効果音制御装置254及び役物制御装置256を、それぞれ制御する。
表示制御装置250は、ROM、RAM、CPU、画像処理用VDP(Video Display Processor)、入力ポート及び出力ポートを備えている。
表示制御装置250が備えるROMには、演出表示を行うためのプログラム、各種画像データ等が記憶されている。
表示制御装置250が備えるRAMには、表示制御装置250が備えるCPUに対する入出力データや演算処理のためのデータが一時的に記憶されている。すなわち、表示制御装置250が備えるRAMは、ワークエリアやバッファメモリとして機能する。
表示制御装置250が備えるCPUは、演出制御装置240から演出制御コマンド(以下、「表示制御コマンド」と記載する場合がある)を受信すると、表示制御装置250が備えるROMに記憶されたプログラムに従って、表示制御コマンドが指定する画像データを、表示制御装置250が備えるROMから読み出す。そして、表示制御装置250が備えるROMから読み出した画像データを、画像処理用VDPに出力する。
画像処理用VDPは、表示制御装置250が備えるCPUから出力された指示に従い、出力ポートを介して、演出図柄表示装置104に画像データを出力する。
ランプ制御装置252は、ランプ266の点灯、点滅、消灯等を制御する装置であり、演出制御装置240から受信した演出制御コマンドに応じて、この受信した演出制御コマンドが指示するランプ演出に対応する制御データを、表示制御装置250が備えるROMから読み出す。これにより、ランプ制御装置252は、表示制御装置250が備えるROMから読み出した制御データに基づいて、ランプ266の点灯、点滅、消灯等を行う。
効果音制御装置254は、スピーカ268からの効果音の出力を制御する装置であり、演出制御装置240から受信した演出制御コマンドに応じて、演出制御コマンドが指示する効果音演出に対応する音響データを、表示制御装置250が備えるROMから読み出す。そして、表示制御装置250が備えるROMから読み出した音響データを、スピーカ268に出力する。
役物制御装置256は、可動役物152の作動を制御する装置であり、演出制御装置240から受信した演出制御コマンドに応じて、役物制御コマンドが指示する可動役物152の作動パターンに対応する制御データを、表示制御装置250が備えるROMから読み出す。そして、役物制御装置256は、表示制御装置250が備えるROMから読み出した制御データに基づいて、可動役物152を作動させる。
(特別図柄抽選について)
次に、図1から図4を参照しつつ、図5を用いて、特別図柄抽選に当選すると発生する特賞状態について説明する。
図5は、規定されている特賞状態の種別を示す図である。
本実施形態の遊技機1では、図5中に示すように、特賞状態の種別として、「通常大当たり」、「確変1大当たり」、「確変2大当たり」及び「小当たり」の4つが規定されている。
主制御装置220は、「通常大当たり」に当選した場合に、特別図柄表示装置146において、特別図柄を「通常当たり図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置240は、演出図柄表示装置104において、演出図柄を「通常当たり図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、演出図柄表示装置104において「通常当たり図柄」を停止表示させる場合、例えば、第一の表示領域R1、第二の表示領域R2、第三の表示領域R3において、「2,2,2」等の偶数の同一の数字が揃う組み合わせで、演出図柄を停止表示させる。
また、「通常大当たり」に当選した場合には、当たり時におけるラウンド回数が15回となり、当たり後の100回の抽選(演出図柄の変動表示)において、時短状態が発生する。さらに、「通常大当たり」に当選した場合には、特賞状態の終了後の遊技状態が、低確率状態に設定される。
ここで、低確率状態とは、特別図柄抽選の当選確率が低確率(通常確率)となる遊技状態をいう。
また、時短状態とは、特別図柄及び演出図柄の変動時間が短縮する遊技状態をいう。時短状態では、普通図柄抽選の当選確率が通常時の抽選確率と比較して高確率(例えば、10倍)になるとともに、始動入賞口122の開放時間が、通常時の開放時間と比較して延長される。また、時短状態では、普通図柄の変動時間が通常時と比較して短くなる。
ここで、本実施形態では、上述したように、通常状態において、第一始動ゲートスイッチ200から入力された情報信号に応じて実行する普通図柄抽選の当選確率を1/20とし、第二始動ゲートスイッチ202から入力された情報信号に応じて実行する普通図柄抽選の当選確率を1/300としている。このため、本実施形態では、一例として、上記の時短状態となると、第二始動ゲートスイッチ202から入力された情報信号に応じて実行する普通図柄抽選の当選確率を、1/300から1/30(10倍)に変化させる。
また、主制御装置220は、「確変1大当たり」に当選した場合には、特別図柄表示装置146において、特別図柄を「確変1図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置240は、演出図柄表示装置104において演出図柄を「確変1図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、演出図柄表示装置104において「確変1図柄」を停止表示させる場合、例えば、第一の表示領域R1、第二の表示領域R2、第三の表示領域R3において、「1,1,1」等、奇数の同一の数字が揃う組み合わせで、演出図柄を停止表示させる。
また、「確変1大当たり」に当選した場合には、当たり時におけるラウンド回数が15回となり、当たり後において時短状態が発生する。さらに、「確変1大当たり」に当選した場合には、当たり終了後の遊技状態が確率変動状態に設定される。
ここで、確率変動状態とは、特別図柄抽選の当選確率が低確率状態と比較して高確率(例えば、通常確率の10倍)となる遊技状態をいう。
また、主制御装置220は、「確変2大当たり」に当選した場合には、特別図柄表示装置146において、特別図柄を「確変2図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置240は、演出図柄表示装置104において演出図柄を「確変2図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、演出図柄表示装置104において「確変2図柄」を停止表示させる場合、例えば、第一の表示領域R1、第二の表示領域R2、第三の表示領域R3において、「1,3,5」等、規則性のある不揃いの組み合わせで、演出図柄を停止表示させる。
また、「確変2大当たり」に当選した場合には、当たり時におけるラウンド回数が2回となり、1回のラウンドの期間(大入賞口132の開放時間)が「通常大当たり」と比較して短く(数[ms]程度)設定される。また、「確変2大当たり」に当選した場合には、当たり後において時短状態が発生せずに、当たり終了後の遊技状態が確率変動状態に設定される。
主制御装置220は、「小当たり」に当選した場合には、特別図柄表示装置146において特別図柄を「小当たり図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置240は、演出図柄表示装置104において演出図柄を「小当たり図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、演出図柄表示装置104において「小当たり図柄」を停止表示させる場合、例えば、第一の表示領域R1、第二の表示領域R2、第三の表示領域R3において、「1,3,5」等、規則性のある不揃いの組み合わせで、演出図柄を停止表示させる。
また、「小当たり」に当選した場合には、当たり時におけるラウンド回数が2回となり、1回のラウンドの期間が「通常大当たり」と比較して短く(数ms程度)設定される。また、「小当たり」に当選した場合には、当たり後において時短状態が発生せずに、当たり終了後の遊技状態が、当たり前の遊技状態と同じ遊技状態に設定される。
ここで、各回のラウンドにおける大入賞口132の開放動作は、所定の時間(例えば、30[s])が経過するか、所定数(例えば、10個等)の遊技球が入球するまで継続する。また、当たり時における大入賞口132の開放動作は、特別遊技状態の種別に応じて設定されたラウンド回数だけ繰り返し行われる。
さらに、主制御装置220は、「はずれ」の場合には、特別図柄表示装置146において、特別図柄を「はずれ図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置240は、演出図柄表示装置104において演出図柄を「はずれ図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、演出図柄表示装置104において「はずれ図柄」を停止表示させる場合、例えば、第一の表示領域R1、第二の表示領域R2、第三の表示領域R3において、「1,1,2」等、規則性のない不揃いの組み合わせで、演出図柄を停止表示させる。
なお、特賞状態の種別は、上記した種別に限られるものではなく、他の種別を備える構成としてもよい。また、上記した特賞状態の種別を全て備える必要はなく、遊技機の特性に応じて、各特賞状態の種別を個々に組み合わせて構成してもよい。
(制御コマンドについて)
次に、図1から図5を参照しつつ、図6を用いて、主制御装置220から演出制御装置240に出力される制御コマンドについて説明する。
図6は、主制御装置220から演出制御装置240に出力される制御コマンドの構成を示す図である。
図6中に示すように、制御コマンドは、制御コマンドの分類を識別するための識別子で1バイト長のディジタルデータであるモード(MODE)と、実行される制御コマンドの内容(機能)を示す1バイト長のディジタルデータであるイベント(EVENT)とから構成されている。
主制御装置220は、制御コマンドを送信する際に、ストローブ信号(DUSTB)を演出制御装置240に出力する。
具体的には、主制御装置220は、ストローブ信号の1つ目の立ち上がりを契機として、モードデータを送信し、次いで、ストローブ信号の2つ目の立ち上がりを契機として、イベントデータを出力する。
このとき、演出制御装置240は、ストローブ信号の受信に応じて割込み処理を発生させ、この割込み処理によって、制御コマンドを演出制御側RAM244に格納する。
また、主制御装置220から演出制御装置240に出力される制御コマンドとしては、図6中の「機能」欄に示すように、状態指定コマンド、変動時間指定コマンド、図柄停止指定コマンド、特別遊技状態開始指定コマンド、特別遊技状態終了指定コマンド、デモ画面表示指定コマンド等がある。
状態指定コマンドは、特別図柄抽選の結果(当たりの場合は当たり種別)を指定するコマンドである。具体的には、状態指定コマンドは、特別図柄抽選の結果として、「通常大当たり」、「確変1大当たり」、「確変2大当たり」、「小当たり」及び「はずれ」のうちいずれかを指定する。
変動時間指定コマンドは、演出図柄の変動表示の時間(変動時間)を指定するコマンドである。本実施形態では、変動時間として、n種類(n=68)の変動時間(例えば、2[s]、30[s]、120[s]等)が設定されている場合を説明する。したがって、本実施形態では、変動時間指定コマンドは、n種類の変動時間のうち、いずれかの変動時間を指定するコマンドとなる。
また、状態指定コマンド及び変動時間指定コマンドは、演出図柄の変動表示の開始時に出力される。この際、まず、状態指定コマンドが出力され、その後、変動時間指定コマンドが出力される。ここで、演出図柄の変動表示の開始時は、特別図柄の変動表示の開始時と略一致している。
図柄停止指定コマンドは、演出図柄の停止表示を指定するためのコマンドである。また、図柄停止指定コマンドは、演出図柄の停止表示時に出力される。ここで、演出図柄の停止表示時は、特別図柄の停止表示時と略一致している。
特別遊技状態開始指定コマンドは、特別遊技状態の開始を指定するためのコマンドである。具体的には、特別遊技状態指定コマンドは、通常大当たりの開始、確変1大当たりの開始、確変2大当たりの開始及び小当たりの開始のうちいずれかを指定する。また、特別遊技状態開始指定コマンドは、特別遊技状態の開始時に出力される。
特別遊技状態終了指定コマンドは、特別遊技状態の終了を指定するためのコマンドである。また、特別遊技状態終了指定コマンドは、特別遊技状態の終了時に出力される。
デモ画面表示指定コマンドは、デモ画面の表示を指定するためのコマンドである。また、デモ画面表示指定コマンドは、演出図柄の変動表示が行われていない状態が所定時間(例えば、30[s])継続した状態の検出時に出力される。
(遊技制御処理)
次に、図1から図6を参照しつつ、図7を用いて、主制御装置220で実行される遊技制御処理を説明する。
主制御側CPU226は、マイクロプロセッシングユニット等からなり、所定の動作クロック(例えば、4[ms])で1サイクル(例えば、2[ms])を実行可能な遊技制御プログラムに基づいて動作し、主制御側ROM228の所定領域に格納されている遊技制御プログラムを起動させて、図7のフローチャートに示す遊技制御処理を実行する。
図7は、遊技制御処理を示すフローチャートである。
遊技制御処理は、主制御側CPU226において実行されると、まず、図7中に示すように、ステップS100に移行する。
ステップS100では、遊技者の利益に直接影響する出玉の決定等に関わる各種乱数を更新する処理である、当たり決定乱数更新処理を実行する。
ここで、出玉の決定等に直接関わる各種乱数としては、当たりを発生させるか否かの当たり抽選に用いる乱数(以下、「当たり決定乱数」と記載する場合がある)、当たり種別決定乱数等がある。なお、当たり決定乱数等更新処理では、当たり決定乱数が一巡するたびに初期値を変化させることにより、当たり決定乱数値を容易に予測することができないようにしている。
次いで、ステップS102に移行して、演出に関わる演出制御用乱数(例えば、変動時間決定乱数等)を更新する演出制御用乱数更新処理を実行し、ステップS104に移行する。
ステップS104では、主制御側入力ポート222を介して、各スイッチ(第一始動ゲートスイッチ200、第二始動ゲートスイッチ202、始動入賞口スイッチ204、中央一般入賞口スイッチ206、左側一般入賞口スイッチ208、右側一般入賞口スイッチ210、大入賞口スイッチ212)が出力した情報信号を入力する入力処理を実行し、ステップS106に移行する。
ここで、入力処理では、各スイッチが出力した情報信号の入力を検出する。そして、各スイッチが出力した情報信号の入力を検出した場合には、検出を示す情報を、主制御側RAM230の所定領域に記憶する。
ステップS106では、始動情報を更新する始動情報更新処理を実行し、ステップS108に移行する。
始動情報更新処理では、ステップS104の入力処理の処理結果に基づいて、第一始動ゲートスイッチ200、第二始動ゲートスイッチ202が出力した情報信号を入力したか否かを判定する。そして、第一始動ゲートスイッチ200、第二始動ゲートスイッチ202が出力した情報信号を入力したと判定した場合には、主制御側RAM230の始動情報記憶領域における始動情報の記憶更新処理を実行する。
ここで、本実施形態では、主制御側RAM230の始動情報記憶領域において、始動情報を4つまで記憶可能に設定されている。
始動情報の記憶更新処理では、主制御側RAM230の始動情報記憶領域における始動情報の記憶数が「4」以上であるか否かを判定する。そして、始動情報の記憶数が「4」以上ではないと判定した場合には、当たり決定乱数値、当たり種別決定乱数値、変動時間決定乱数値等を、対応する乱数カウンタから取得(抽選)し、取得した各乱数値(始動情報)を、主制御側RAM230の始動情報記憶領域における所定の記憶部に記憶する。
一方、始動情報の記憶数(以下、「始動情報記憶数」と記載する)が「4」以上であると判定した場合には、一連の処理を終了して、元の処理に復帰する。
ステップS108では、当たり判定処理を実行し、ステップS110に移行する。当たり判定処理については、後述する。
ステップS110では、大入賞口132を所定パターンで開放させる当たり処理を実行し、ステップS112に移行する。
当たり処理では、大入賞口132を所定パターンで開放させるように、制御信号を大入賞口ソレノイド262に対して出力する。
また、当たり処理では、特別遊技状態(通常大当たり、確変1大当たり、確変2大当たり、小当たり)の開始を指定する特別遊技状態開始指定コマンドを、主制御側RAM230の所定領域に格納する。これにより、後述するステップS116のポート出力処理では、特別遊技状態開始指定コマンドが、主制御側出力ポート224を介して演出制御装置240に出力される。
ステップS112では、賞球払出管理処理を実行し、ステップS114に移行する。賞球払出管理処理では、ステップS104の入力処理の処理結果に基づいて、中央一般入賞口スイッチ206、左側一般入賞口スイッチ208、右側一般入賞口スイッチ210、大入賞口スイッチ212が出力した検出信号を入力したか否かを判定する。そして、中央一般入賞口スイッチ206、左側一般入賞口スイッチ208、右側一般入賞口スイッチ210、大入賞口スイッチ212が出力した検出信号を入力したと判定した場合には、賞球払出制御装置258に賞球の払い出し動作を行わせるための制御コマンドを、主制御側RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、主制御側出力ポート224を介して賞球の払い出し動作を行わせるための制御コマンドが、賞球払出制御装置258に出力される。
ステップS114では、遊技制御に関する外部情報信号をホールコンピュータ264に出力する外部情報出力処理を実行し、ステップS116に移行する。
ステップS116では、主制御側出力ポート224を介して、主制御側RAM230に格納した制御コマンドを出力するポート出力処理を実行し、一連の処理を終了して、元の処理に復帰する。
ポート出力処理では、演出制御装置240に対して、制御コマンドが出力される。この際、演出制御装置240に対しては、まず、ストローブ信号を出力し、その後、モードデータ及びイベントデータからなる制御コマンドを出力する。
また、ポート出力処理では、特別図柄表示装置146、普通図柄表示装置148、遊技状態表示装置144、賞球払出制御装置258、始動入賞口ソレノイド260、大入賞口ソレノイド262等にも、制御信号が出力される。
(当たり判定処理)
次に、ステップS108の当たり判定処理を説明する。
図8は、当たり判定処理を示すフローチャートである。
当たり判定処理では、ステップS108において実行されると、図8中に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、演出図柄表示装置104において演出図柄が変動中か否かを判定し、演出図柄が変動中でないと判定した場合(No)は、ステップS202に移行する。一方、演出図柄が変動中であると判定した場合(Yes)は、ステップS214に移行する。
ステップS202では、始動情報記憶数が「1」以上であるか否かを判定し、始動情報記憶数が「1」以上であると判定した場合(Yes)は、ステップS204に移行する。一方、始動情報記憶数が「1」以上でないと判定した場合(No)は、処理を終了して、元の処理に復帰する。
ステップS204では、主制御側RAM230の始動情報記憶領域から当たり決定乱数値を読み出し、ステップS206に移行する。
ステップS206では、ステップS204で読み出した当たり決定乱数値が当たり値と一致しているか否かを判定し、読み出した当たり決定乱数値が当たり値と一致していると判定した場合(Yes)は、ステップS208に移行する。一方、ステップS204で読み出した当たり決定乱数値が当たり値と一致していないと判定した場合(No)は、ステップS212に移行する。
ここで、主制御側ROM228には、当たり決定乱数値と当たり値との対応を登録した当たり決定テーブルが格納されている。そして、当たり決定テーブルに基づいて、読み出した当たり決定乱数値が当たり値と一致しているか否かを判定する。これにより、「当たり」、「はずれ」の別が決定される。
さらに、「はずれ」であることが決定された場合には、「はずれ」に対応する状態指定コマンドを主制御側RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、状態指定コマンドが、主制御側出力ポート224を介して演出制御装置240に出力される。
ステップS208では、当たりの種別を決定する当たり種別決定処理を実行し、ステップS210に移行する。
ここで、主制御側ROM228には、当たり種別決定乱数値と当たり種別番号との対応を登録した当たり種別決定テーブルが格納されている。そして、当たり種別決定処理では、始動情報の当たり種別決定乱数値を読み出し、この読み出した当たり種別決定乱数値に対応する当たり種別番号を当たり種別決定テーブルから読み出して、当たりの種別を決定する。
さらに、読み出した当たり種別番号に対応する状態指定コマンドを、主制御側RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、状態指定コマンドが、主制御側出力ポート224を介して演出制御装置240に出力される。
ステップS210では、演出図柄の変動時間を決定する当たり時変動時間決定処理を実行し、一連の処理を終了して、元の処理に復帰する。
ここで、主制御側ROM228には、当たり種別、現在の始動情報記憶数、現在の遊技状態等の組み合わせごとに設定された、複数の当たり時用変動時間決定テーブルが格納されている。各当たり時用変動時間決定テーブルには、変動時間決定乱数値と変動時間番号との対応が登録されている。
そして、当たり時変動時間決定処理では、まず、ステップS210で決定された当たり種別番号、現在の始動情報記憶数及び現在の遊技状態の組み合わせに対応する当たり時用変動時間決定テーブルを読み出す。そして、始動情報の変動時間決定乱数値を読み出し、この読み出した変動時間決定乱数値に対応する変動時間番号を、当たり時用変動時間決定テーブルから読み出す。これにより、演出図柄の変動時間が決定される。
さらに、読み出した変動時間番号に対応する変動時間指定コマンドを主制御側RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、変動時間指定コマンドが、主制御側出力ポート224を介して演出制御装置240に送信される。
また、当たり時変動時間決定処理では、変動時間タイマにおいて、決定した変動時間を設定する。そして、特別図柄表示装置146において特別図柄の変動表示を開始するとともに、設定したタイマによる変動時間の計測を開始する。
一方、ステップS212では、演出図柄の変動時間を決定するはずれ時変動時間決定処理を実行し、一連の処理を終了して、元の処理に復帰する。
ここで、主制御側ROM228には、現在の始動情報記憶数と、現在の遊技状態等の組み合わせごとに設定された、複数のはずれ時用変動時間決定テーブルが格納されている。各はずれ時用変動時間決定テーブルには、変動時間決定乱数値と変動時間番号との対応が登録されている。
そして、はずれ時変動時間決定処理では、まず、現在の始動情報記憶数及び現在の遊技状態の組み合わせに対応するはずれ時用変動時間決定テーブルを読み出す。そして、始動情報の変動時間決定乱数値を読み出し、この読み出した変動時間決定乱数値に対応する変動時間番号を、はずれ時用変動時間決定テーブルから読み出す。これにより、演出図柄の変動時間が決定される。
さらに、読み出した変動時間番号に対応する変動時間指定コマンドを、主制御側RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、変動時間指定コマンドが、主制御側出力ポート224を介して演出制御装置240に送信される。
また、はずれ時変動時間決定処理では、変動時間タイマにおいて、決定した変動時間を設定する。そして、特別図柄表示装置146において特別図柄の変動表示を開始するとともに、設定したタイマによる変動時間の計測を開始する。
一方、ステップS214では、演出図柄の変動時間が経過したか否かを判定し、変動時間が経過したと判定した場合(Yes)は、ステップS216に移行する。一方、演出図柄の変動時間が経過していないと判定した場合(No)は、一連の処理を終了して、元の処理に復帰する。
ステップS214では、変動時間タイマに基づいて、変動時間が経過したか否かを判定する。
ステップS216では、図柄停止指定コマンドを主制御側RAM230の所定領域に格納する図柄停止処理を実行し、一連の処理を終了して、元の処理に復帰する。
これにより、ステップS116のポート出力処理では、図柄停止指定コマンドが、主制御側出力ポート224を介して演出制御装置240に出力される。
(動作・作用)
以下、図1から図8を参照して、上記の構成を備えた遊技機1の動作・作用を説明する。
遊技機1で遊技を行う遊技者は、発射ハンドル10を操作して、遊技盤面102上に、遊技球を発射する。
ここで、本実施形態では、通常状態において、第一始動ゲートスイッチ200から入力された情報信号に応じて実行する普通図柄抽選の当選確率を1/20とし、第二始動ゲートスイッチ202から入力された情報信号に応じて実行する普通図柄抽選の当選確率を1/300としている。
このため、以下の説明では、遊技者が、まず、遊技球が第一普通図柄抽選ゲート106を通過するように、遊技球を遊技盤面102上に発射する場合を説明する。
遊技盤面102上に発射された遊技球が第一普通図柄抽選ゲート106を通過すると、この通過を検出した第一始動ゲートスイッチ200が、情報信号を主制御装置220に出力する。第一始動ゲートスイッチ200が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置220は、1/20の当選確率で普通図柄抽選を実行する。
そして、普通図柄抽選に当選すると、始動入賞口ソレノイド260へ制御信号が出力され、閉止状態の始動入賞口側開閉部材124が始動入賞口ソレノイド260により駆動されて開放状態となり、始動入賞口122が閉止状態から開放状態となる。
始動入賞口122が開放状態となると、遊技者は、遊技球が始動入賞口122へ入球するように、遊技盤100内において、演出図柄表示装置104よりも右側へ遊技球を発射する(いわゆる「右打ち」)。
ここで、本実施形態の遊技機1では、一対の横板126間へ遊技球が進入可能な進入経路の横方向への長さXを、一対の横板126間の最短長さ未満とするガイドリブGRを備えている。
このため、一対の横板126間の最短長さを変えることなく、ガイドリブGRの横方向への長さを設定することにより、始動入賞口122への入球しやすさを、遊技者に対して視覚的に感じさせることが可能となる。すなわち、本実施形態の遊技機1では、ガイドリブGRにより、進入経路の横方向への長さを一対の横板126間の最短長さ未満としても、一対の横板126間の最短長さは変化させないため、遊技者が視覚的に感じる始動入賞口122への入球しやすさは、一対の横板126間の最短長さに応じたものとなる。これにより、遊技者に対し、始動入賞口122の視覚的な入球しやすさを、始動入賞口122の実際の入球しやすさよりも大きく感じさせることが可能となる。
ここで、本実施形態では、一対の横板126間の最短長さを60[mm]に設定し、一対の横板126間へ遊技球が進入可能な進入経路の横方向への長さXを53[mm]に設定し、遊技球が大入賞口132へ進入可能な進入経路の横方向への最大長さを56[mm]としている。
このため、遊技者が視覚的に感じる始動入賞口122への入球しやすさは、大入賞口132への実際の入球しやすさよりも大きなものとなる。
また、釘N、特に、ガイドリブGRの上方に配列された複数の釘Nの配置に応じて、ガイドリブGRの形状(横方向への長さ、傾斜角度等)を設定することにより、始動入賞口122への入球率を調整して、始動入賞口122への入球確率を制御することが可能となる。すなわち、本実施形態の遊技機1では、ガイドリブGRの形状を設定することにより、始動入賞口122への入球率を考慮した設計を行うことが可能となる。これは、ガイドリブGRの上方に配列された複数の釘Nの配置に因らずとも、ガイドリブGRの形状を設定することのみにより行うことも可能である。
また、ガイドリブGRの上面GRaは、一対の横板126のうち、近い方の横板126側、すなわち、左側横板126a側へ向かうにつれて下方へ向かうように傾斜している
したがって、始動入賞口122に対し、上流側から流下してくる遊技球がガイドリブGRの上面GRaに載ると、この遊技球は、ガイドリブGRの上面GRaの傾斜に沿って、始動入賞口122へ入球せずに流下する。
また、本実施形態の遊技機1では、ガイドリブGRを、始動入賞口122が開口している遊技盤構成板材100rと一体に形成している。
このため、ガイドリブGRを遊技盤構成板材100rと別体で形成して両者を結合する場合と比較して、ガイドリブGRの強度を向上させることが容易となり、繰り返し発生するガイドリブGRへの遊技球の衝突に対して、ガイドリブGRの損傷を抑制することが可能となる。
また、本実施形態の遊技機1では、ガイドリブGRを、透明な樹脂材料等、可視光の透過性を有する材料を用いて形成している。
このため、ガイドリブGRを、例えば、濃い黒色の樹脂材料等、可視光の透過性を有していない材料を用いて形成した場合と比較して、遊技者に対して、ガイドリブGRを視認させにくくなる。
開放状態の始動入賞口122へ遊技球が入球すると、この入球を検出した始動入賞口スイッチ204が、情報信号を主制御装置220に出力する。始動入賞口スイッチ204が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置220は、特別図柄抽選を実行する。
そして、特別図柄抽選に当選すると、大入賞口ソレノイド262へ制御信号が出力され、閉止状態であった左右一対の大入賞口側開閉部材134が大入賞口ソレノイド262により駆動されて開放状態となり、大入賞口132が閉止状態から開放状態となる。
(第一実施形態の効果)
以下、本実施形態の効果を列挙する。
(1)本実施形態の遊技機1では、ガイドリブGRが、一対の横板126間へ遊技球が進入可能な進入経路の横方向への長さXを、一対の横板126間の最短長さ未満としている。これに加え、ガイドリブGRの上面GRaは、左側横板126a側へ向かうにつれて下方へ向かうように傾斜している。また、左側横板126aとガイドリブGRとの最小隙間は、遊技球の直径未満である。
このため、ガイドリブGRの上面GRaに移動した遊技球を、ガイドリブGRの上面GRaの傾斜に沿って移動させて、一対の横板126間への移動を防止することが可能となる。また、左側横板126aとガイドリブGRとの間から一対の横板126間への、遊技球の移動を防止することが可能となる。これに加え、ガイドリブGRの横方向への長さを設定することにより、一対の横板126間の最短長さを変えることなく、一対の横板126間へ遊技球が進入可能な進入経路の横方向への長さXを、一対の横板126間の最短長さ未満とすることが可能となる。
その結果、一対の横板126間の最短長さを変えることなく、ガイドリブGRの横方向への長さを設定することにより、始動入賞口122への入球しやすさを、遊技者に対して視覚的に感じさせることが可能となる。これに加え、始動入賞口122への入球率を調整することが可能となる。
これにより、遊技者に対し、大入賞口132よりも始動入賞口122の方が入球しやすいと視覚的に感じさせて、遊技者が視覚的に感じる始動入賞口122への入球しやすさを調整することが可能となる。
(2)本実施形態の遊技機1では、ガイドリブGRを、始動入賞口122が開口している遊技盤構成板材100rと一体に形成している。
このため、ガイドリブGRを遊技盤構成板材100rと別体で形成して両者を結合する場合と比較して、ガイドリブGRの強度を向上させることが容易となる。
その結果、ガイドリブGRを遊技盤構成板材100rと別体で形成して両者を結合する場合と比較して、ガイドリブGRの耐久性を向上させることが可能となる。これにより、始動入賞口122への入球しやすさを、遊技者に対して視覚的に感じさせることが可能となる。また、ガイドリブGRを遊技盤構成板材100rと別体で形成して両者を結合する場合と比較して、始動入賞口122への入球率を調整することが可能な状態を、長期間に亘って維持することが可能となる。
(3)本実施形態の遊技機1では、ガイドリブGRを、可視光の透過性を有する材料を用いて形成している。
このため、ガイドリブGRを可視光の透過性を有していない材料を用いて形成した場合と比較して、遊技者がガイドリブGRを視認しにくくなる。
その結果、可視光の透過性を有していない材料を用いてガイドリブGRを形成した場合と比較して、始動入賞口122への入球しやすさを、遊技者に対して視覚的に感じさせることが可能となる。
(4)本実施形態の遊技機1では、ガイドリブGRを普通電動役物120に備えた構成としている。すなわち、遊技球の進入経路である一対の横板126間の最短長さを55[mm]以上に設定することにより、法令により定められている値よりも遊技球の入口が大きく、遊戯者が視覚的に感じる入球しやすさが、実際の入球しやすさよりも高い始動入賞口122を備える普通電動役物120に、ガイドリブGRを備えた構成としている。
ここで、本実施形態の遊技機1が備える普通電動役物120は、従来の遊技機では、特別電動役物として用いられることが多い外観・構成を有している。一方、本実施形態の遊技機1が備える特別電動役物130は、従来の遊技機では、普通電動役物として用いられることが多い外観・構成を有している。
したがって、本実施形態の遊技機1では、従来の遊技機での遊技経験がある遊技者や、従来の遊技機の構成、遊戯手順・方法を既知の遊技者に対して、視覚的に、従来の遊技機における始動入賞口と認識されやすい入賞口(大入賞口132)が開放状態となる頻度よりも、従来の遊技機における大入賞口と認識されやすい入賞口(始動入賞口122)が開放状態となる頻度が高いと感じさせることが可能となる。
これにより、本実施形態の遊技機1では、従来の遊技機での遊技経験がある遊技者や、従来の遊技機の構成、遊戯手順・方法を既知の遊技者に対して、視覚的に、大入賞口が多く開放状態となると認識させやすくなる。このため、従来の遊技機での遊技経験がある遊技者や、従来の遊技機の構成、遊戯手順・方法を既知の遊技者に対して、遊技の重要な目的である大入賞口への入球が、視覚的に容易であると認識させやすくなる。
(変形例)
以下、本実施形態の変形例を列挙する。
(1)本実施形態では、ガイドリブGRを、左側横板126aと一体に形成したが、これに限定するものではなく、例えば、図9(a)中に示すように、ガイドリブGRを、左側横板126aと別体で形成し、ガイドリブGRと左側横板126aとを離間させた構成としてもよい。この場合、ガイドリブGRと左側横板126aとの間の最小隙間を、遊技球の直径未満とする。なお、図9は、本実施形態の変形例を示す図である。また、図9中では、説明のために、左側横板126aと、右側横板126bと、閉止状態の始動入賞口側開閉部材124と、ガイドリブGR以外の図示を省略している。
また、本実施形態では、ガイドリブGRを、平板状の部材としたが、これに限定するものではなく、例えば、図9(b)中に示すように、ガイドリブGRを、傾斜面を上面GRaとし、遊技者から見て三角形状である部材としてもよい。
また、本実施形態では、ガイドリブGRを、左側横板126aと一体に形成したが、これに限定するものではなく、例えば、図9(c)中に示すように、ガイドリブGRを、右側横板126bと一体で形成してもよい。
また、本実施形態では、ガイドリブGRを、左側横板126aと一体に形成した一枚の板状部材のみで形成したが、これに限定するものではなく、例えば、図9(d)中に示すように、ガイドリブGRを、左側横板126aと一体に形成した一枚の板状部材と、右側横板126bと一体に形成した一枚の板状部材、すなわち、複数の部材で形成してもよい。
(2)本実施形態では、普通電動役物120がガイドリブGRを備えている構成としたが、これに限定するものではなく、特別電動役物130がガイドリブGRを備えている構成としてもよい。この場合、例えば、ガイドリブGRの形状を、一対の横板126間へ遊技球が進入可能な進入経路の横方向への長さXが、例えば、70[mm]等、55[mm]以上となる形状に設定する。これに加え、大入賞口側開閉部材134及び大入賞口ソレノイドを、大入賞口側開閉部材134が開放状態である場合に、大入賞口132の左側に配置した大入賞口側開閉部材134の上端部と大入賞口132の右側に配置した大入賞口側開閉部材134の上端部との間隔が、例えば、50[mm]等、55[mm]未満となるように構成する。
(3)本実施形態では、ガイドリブGRを、遊技盤構成板材100rと一体に形成したが、これに限定するものではなく、ガイドリブGRを遊技盤構成板材100rと一体に形成してもよい。
(4)本実施形態では、ガイドリブGRを、可視光の透過性を有する材料を用いて形成したが、これに限定するものではなく、ガイドリブGRを、可視光の透過性を有していない材料を用いて形成してもよい。この場合、遊技盤構成板材100rを、可視光の透過性を有していない材料を用いて形成してれば、ガイドリブGRを形成する材料として、遊技盤構成板材100rを形成する材料と同色のものを用いてもよい。
(5)本実施形態では、普通電動役物120を第一普通図柄抽選ゲート106の右側に配置し、特別電動役物130を普通電動役物120の右上側に配置したが、これに限定するものではない。すなわち、例えば、普通電動役物120を第一普通図柄抽選ゲート106の左側に配置し、特別電動役物130を普通電動役物120の左上側に配置してもよい。この場合、例えば、ガイドリブGRの構成を、基端側が右側横板126bの上端と連続している構成としてもよい。
1 遊技機
100 遊技盤
100r 遊技盤構成板材
102 遊技盤面
106 第一普通図柄抽選ゲート
120 普通電動役物
122 始動入賞口
124 始動入賞口側開閉部材
126 横板(左側横板126a、右側横板126b)
128 前板
130 特別電動役物
132 大入賞口
134 大入賞口側開閉部材
200 第一始動ゲートスイッチ
204 始動入賞口スイッチ
212 大入賞口スイッチ
220 主制御装置
260 始動入賞口ソレノイド
262 大入賞口ソレノイド
N 釘
GR ガイドリブ
GRa ガイドリブGRの上面
X 進入経路の横方向への長さ

Claims (3)

  1. 開閉部材の開閉動作により開放状態または閉止状態となり、且つ前記開放状態における遊技球の入球が抽選の契機となる入賞口を備える遊技機であって、
    前記入賞口は、遊技盤の遊技領域に設けられ、
    前記入賞口を挟んで横方向両側にそれぞれ配置される一対の横板と、
    上面が、前記開閉部材の上方から前記一対の横板のうち一方の横板へ向けて延材し、且つ前記一方の横板側へ向かうにつれて下方へ向かうように傾斜しているガイドリブと、を備え、
    前記一方の横板と前記ガイドリブとの最小隙間は、前記遊技球の直径未満であることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技盤の一部を構成し、且つ前記入賞口が開口している板状の遊技盤構成板材を備え、
    前記ガイドリブは、前記遊技盤構成板材と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載した遊技機。
  3. 前記ガイドリブは、可視光の透過性を有する材料を用いて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した遊技機。
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