JP2016015718A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出する。【解決手段】スキャナ1は、搬送経路に沿って第一方向に搬送される媒体と、第一方向に直交する第二方向に延設される読取部32と、搬送経路を介して、読取部32に第一照射光を照射する照射部34と、第二方向において検出される第一照射光の強度情報に基づいて、媒体の第二方向の長さを検出する検出部66とを備える。例えば、照射部34は、第一照射光の進行方向と、媒体の搬送方向とが鋭角を成すように、第一照射光を照射する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像読取装置に関する。
原稿からの画像の読み取りを行う画像読取装置(以降、スキャナともいう)が知られている。また、読み取り対象の複数の原稿を順次搬送しながら画像の読み取りを行う、ADF(Auto Document Feeder)を搭載したスキャナ(以降、「ADFスキャナ」ともいう)が知られている。
ADFスキャナが原稿を搬送しながら当該原稿を読み取る場合、事前に原稿のサイズを検出することが行われる。その目的の1つは、原稿詰まりを検出することである。原稿詰まりとは、搬送経路の途上で搬送機構による原稿の搬送が失敗することであり、ドキュメントジャム、又は、ペーパジャムともいう。原稿詰まりが生ずると、原稿の折れ曲がり又は破断を生じることもある。スキャナは、搬送される原稿のサイズと、原稿の搬送距離とに基づいて原稿詰まりを検出することができる。
特許文献1は、搬送する原稿の端部からの反射光を受光することで、原稿読み取りセンサを用いて原稿の端部を検出する技術を開示する。
特許第5211960号公報
従来、原稿のサイズを検出するためのセンサと、原稿読み取りのためのセンサとは個別に設けられているので、製造コストが増大するという問題がある。
そこで、本発明は、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出する画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る画像読取装置は、搬送経路に沿って第一方向に搬送される媒体と、前記第一方向に直交する第二方向に延設される読取部と、前記搬送経路を介して、前記読取部に第一照射光を照射する第一照射部と、前記第二方向において検出される前記第一照射光の強度情報に基づいて、前記媒体の前記第二方向の長さを検出する検出部とを備える。
これによれば、画像読取装置は、照射光が媒体により遮られたことで、読取部のうちの一部に照射光が届かなかった場合に、当該一部の位置に基づいて媒体の幅を検出することができる。読取部は、媒体を読み取るために媒体の搬送方向に直交するに延設されている。この読取部のうち照射光を受光しなかった部分の位置は、搬送される媒体の幅に対応している。よって、照射光を受光しなかった部分の位置に基づいて媒体の幅を検出することができ、予め定められた関係を用いて媒体の幅から媒体のサイズを知ることができる。よって、画像読取装置は、適切に媒体のサイズを検出することができる。
例えば、前記第一照射部は、前記第一照射光の進行方向と、前記媒体の搬送方向とが鋭角を成すように、前記第一照射光を照射する。
これによれば、画像読取装置は、読取部による媒体の読み取りに与える影響を抑えながら媒体の幅を検出する。照射光の進行方向と搬送方向とが鋭角を成すように照射部を配置することで、媒体の幅の検出のあとに、従来と同じように媒体を読み取ることができる。よって、画像読取装置は、読取部を用いて適切に媒体のサイズを検出することができる。
例えば、前記画像読取装置は、さらに、前記搬送経路に対して前記読取部と同じ側に設けられる第二照射部を備え、前記第一照射部は、前記検出部が前記長さを検出した後に前記第一照射光の照射を中止し、前記第二照射部は、前記検出部が前記長さを検出した後に、前記媒体への第二照射光の照射を開始し、前記読取部は、前記第二照射部により照射され前記媒体により反射された光を受光することで、前記媒体を読み取る。
これによれば、画像読取装置は、媒体の読み取りを行う前に読み取り対象の媒体の幅を検出し、媒体の幅を検出した後に従来と同じように媒体を読み取ることができる。読取部による媒体の読み取りを行う場合には、媒体の色をより適切に読み取るために、搬送経路に対して読取部と同じ側にある第二照射部の光だけを用いて読取を行うことが望ましい。そこで、画像読取装置は、読取部による媒体の読み取りを行う時に第一照射部による光の照射を止めておくことで、媒体から画像をより適切に読み取ることができる。
例えば、前記検出部は、ラインセンサを含み、前記ラインセンサが受光した前記第一照射光の強度情報に基づいて、前記媒体の前記第二方向の長さを検出する。
これによれば、画像読取装置は、照射光が媒体により遮られたことで、読取部が有するラインセンサうちの一部に照射光が届かなかった場合に、照射光を受光した部分、又は、受光しなかった部分の位置に基づいて媒体の幅を検出することができる。
例えば、前記検出部は、前記ラインセンサが受光した前記第一照射光の強度が閾値より高いか否かに基づいて前記媒体の前記第二方向の長さを検出し、前記閾値は、前記第一照射部により照射され前記媒体を透過した透過光を前記ラインセンサが受光する場合の強度より高く、かつ、前記第一照射光を前記ラインセンサが受光する場合の強度より低い。
これによれば、検出部は、受光部が受光する光の強度についての閾値との大小判定により、より適切に媒体の幅を検出することができる。
例えば、前記画像読取装置は、さらに、前記搬送経路に対して前記読取部と同じ側に設けられる第三照射部を備え、前記第一照射部は、前記第三照射部から照射される第三照射光を前記検出部に向けて反射させることで、第四照射光を照射する反射部を含み、前記検出部は、前記第四照射光の強度情報に基づいて、前記媒体の端部を検出する。
これによれば、画像読取装置は、媒体を読み取るために搭載されている読取部を用いて適切に媒体の前端を検知することができる。読取部は、反射部からの反射光を受光するか否かに基づいて媒体の前端を検知する。読取センサにより媒体の前端を検出することができるので、画像読取装置は、媒体検出センサを別途搭載する必要がない。よって、媒体検出センサと読取センサとを共用するとともに媒体の前端の誤検出を抑制することができる。
例えば、前記検出部は、前記媒体による前記第三照射光の拡散反射光の強度情報に基づいて、前記媒体の端部を検知する。
これによれば、画像読取装置は、媒体を読み取るために搭載されている読取部を用いて適切に媒体の前端を検知することができる。読取部は、媒体を読み取るときには媒体の拡散反射による反射光を受光する一方、読取対象の位置に媒体がないときは反射部の鏡面反射による反射光を受光する。この特徴を利用し、検出部は、これらの反射光を区別し、鏡面反射による反射光を受光する状態から拡散反射による反射光を受光する状態に変化したときに媒体の前端を検知する。このように読取センサにより媒体の前端を検出することができるので、媒体検出センサを別途搭載する必要がない。よって、媒体検出センサと読取センサとを共用するとともに媒体の前端の誤検出を抑制することができる。
例えば、前記読取部は、第一時刻と、前記第一時刻より後の第二時刻とのそれぞれに光を受光し、前記検出部は、前記第一時刻に前記読取部が受光した光の強度が閾値より高く、かつ、前記第二時刻に受光した光の強度が前記閾値以下である場合、前記第一時刻と前記第二時刻との間の時刻に前記端部が通過したことを検出する。
これによれば、画像読取装置は、受光部による2回の受光により得た光の強度に基づいて、媒体の前端を検知する。具体的には、2回のうちの1回目に反射部の鏡面反射による反射光を受光部が受光し、2回のうちの2回目に媒体の拡散反射による反射光を受光部が受光した場合に、この2回の受光の間の時刻に媒体の前端が通過したことを検知する。これにより、より具体的に媒体の前端の誤検出を抑制することができる。
例えば、前記画像読取装置は、さらに、前記搬送経路に対して前記読取部と反対側に設けられ、前記第三照射部に対向する面が白面である白面部を備え、前記第三照射部は、前記検出部が前記端部を検出した場合に、前記白面部に向けて前記第三照射光を照射し、前記読取部は、前記媒体の読取面と反対側の面が前記白面部に対向している状態において、前記媒体による前記第三照射光の拡散反射光を受光することで、前記媒体の読み取りを行う。
これによれば、画像読取装置は、白い面を背景として媒体の読み取りを行う。これにより、媒体上の色をより正しく読み取ることができる。
例えば、前記反射部と前記白面部とは、前記搬送経路に沿って並んで配置されており、前記読取部は、さらに、前記搬送経路に沿って移動可能であり、前記読取部は、(i)前記反射部に対向する位置において前記反射部からの反射光を受光し、(ii)前記検出部が前記端部を検出した場合に前記白面部に対向する位置に移動し、(iii)前記白面部に対向する位置において前記媒体の読み取りを行う。
これによれば、読取部を移動させることで、反射部への光の照射と、白面部への光の照射とのそれぞれを適切に行うことができる。
例えば、前記閾値は、前記第三照射光の前記白面部による反射光を前記読取部が受光する場合の強度より大きく、かつ、前記第三照射光の前記反射部による反射光を前記読取部が受光する場合の強度より小さい。
これによれば、検出部は、受光部が受光する光の強度についての閾値との大小判定により、より適切に媒体の端部を検出することができる。よって、画像読取装置は媒体の前端の誤検出を抑制することができる。
本発明によると、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出する画像読取装置を実現することができる。
実施の形態1に係るスキャナの外観図 実施の形態1に係るスキャナのカバー部を開けた状態を示す外観図 実施の形態1に係るスキャナのカバー部の下面図 実施の形態1に係るスキャナの本体部の上面図 実施の形態1に係るスキャナの、図1におけるV−V断面の断面図 実施の形態1に係るスキャナの原稿サイズ検出処理を示すフローチャート 実施の形態1に係る原稿サイズ検出方法を示す第一の模式図 実施の形態1に係る原稿サイズ検出方法を示す第二の模式図 実施の形態1に係る受光部が受光した光の強度から原稿幅を検出する処理の説明図 実施の形態1に係る原稿幅と原稿サイズとの対応関係の説明図 実施の形態1に係る原稿サイズ検出方法を示す第三の模式図 実施の形態2に係るスキャナの外観図 実施の形態2に係るスキャナの、図12におけるXIII−XIII断面の断面図 実施の形態3に係るスキャナの外観図 実施の形態3に係るスキャナのカバー部を開けた状態を示す外観図 実施の形態3に係るスキャナのカバー部の下面図 実施の形態3に係るスキャナの本体部の上面図 実施の形態3に係るスキャナの、図14におけるXVIII−XVIII断面の断面図 実施の形態3に係るスキャナの機能ブロック図 実施の形態3に係るスキャナの原稿端検出処理を示すフローチャート 実施の形態3に係る読取部による原稿の前端の検出方法を示す第一の模式図 実施の形態3に係る読取部による原稿の前端の検出方法を示す第二の模式図 実施の形態3に係る読取部による原稿の読み取り方法を示す模式図 実施の形態4に係るスキャナの外観図 実施の形態4に係るスキャナの、図23におけるXXIV−XXIV断面の断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
本実施の形態において、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出するスキャナについて説明する。このスキャナは、ADFにより原稿を順次搬送しながら読み取りを行うADFスキャナである。なお、スキャナは、画像読取装置に相当する。なお、原稿のことを媒体ともいう。
図1は、本実施の形態に係るスキャナの外観図である。図2は、本実施の形態に係るスキャナのカバー部を開けた状態を示す外観図である。図3は、本実施の形態に係るスキャナのカバー部の下面図である。図4は、本実施の形態に係るスキャナの本体部の上面図である。
図1及び図2に示されるようにスキャナ1は、カバー部11と、本体部15とを備える。
本体部15は、プラテンガラス24及び27と、読取部32とを有する。本体部15の上面をZ軸プラス方向から見た場合の上面図が図3である。なお、Z軸プラス方向のことを上方向と、Z軸マイナス方向のことを下方向と、それぞれよぶことがある。
読取部32は、読み取り対象の原稿から画像を読み取るためのセンサである。読取部32は、具体的には、原稿の読み取りのための光を照射する照射部(不図示、後述の照射部62に相当する)と、光を受光する受光部(不図示、後述の受光部64に相当する)とを有する。照射部が照射した光は、読み取り対象の原稿、又は、ローラ36に反射されて、受光部に受光される。受光部は、光を受光すると、受光した光の強度に応じて電圧を出力する。なお、上記照射部のことを光源B又は第二照射部とよぶこともある。上記照射部が照射する光のことを第二照射光ともいう。
なお、照射部は、例えばLED(Light Emitting Diode)のような光源で実現される。また、照射部は、光源からの光を入射される導光体、又は、光源からの光を集光又は拡散させる光学系を含んでもよい。また、照射部が照射する光の色(波長)はどんなものでもよく、例えば白色でよい。
なお、受光部は、主走査方向(Y方向)に延びて配置されるイメージセンサであるラインイメージセンサ(単に、ラインセンサともいう)により実現される。ラインセンサは、例えば、複数の光センサを並べて構成される。読取部32は、例えばCIS(Contact Image Sensor)、又は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにより実現される。
以降、ラインセンサが複数の光センサを並べて構成される場合を想定して説明するが、本発明はこの構成に限定されない。また、受光部の長尺方向が原稿の搬送方向に直交する場合を想定して説明するが、本発明は、これらの方向が厳密に直交する場合だけに限定されず、略直交する場合も含む。
また、読取部32は、副走査方向(X方向)に移動可能である。ADFにより搬送される原稿を読取部32が読み取る際には、読取部32は、プラテンガラス24の下部に移動する。また、プラテンガラス27上に載置される原稿を読取部32が読み取る際には、読取部32は、プラテンガラス27の下部の領域内を移動する。
プラテンガラス24は、ADFにより搬送される原稿を読取部32が読み取る際に、読取部32による照射光、及び、その反射光が透過する透光部材である。
プラテンガラス27は、当該プラテンガラス27上に載置される原稿を読取部32が読み取る際に読取部32による照射光、及び、その反射光が透過する透光部材である。なお、プラテンガラス24及びプラテンガラス27は、透明なガラス板で実現される。
カバー部11は、給紙台12と、排紙台14と、給紙スリット23と、照射部34と、ローラ36と、排紙スリット25と、白面部28とを有する。カバー部11の下面をZ軸マイナス方向から見た場合の下面図が図4である。
給紙台12は、読み取り対象の原稿が載置されるための台である。給紙台12には、複数の原稿が載置されることもある。給紙台12に載置された原稿は、一枚ずつ、搬送部(不図示)により、給紙スリット23及び排紙スリット25を経由して排紙台14に搬送される。原稿は、給紙スリット23と排紙スリット25との間の区間で読取部32等により読み取られる。搬送部は、例えば、ローラである。
照射部34は、読取部32に向けて光を照射する光源である。照射部34は、読み取り対象の原稿の搬送方向(X方向)に直交する幅方向(Y方向)の長さ(以降、原稿幅ともいう)を検出するために用いられる。照射部34は、読取部32の照射部と同様、LED、導光体、及び、光学系などにより構成される。照射部34のことを光源A又は第一照射部とよぶこともある。照射部34が照射する光のことを第一照射光ともいう。照射部34の動作については、後で詳しく説明する。
ローラ36は、ADFにより搬送される原稿を読み取る際に、原稿がプラテンガラス24から浮かび上がらないようにプラテンガラス24に原稿を押さえつけるためのローラである。ローラ36の表面は白色になっている。これにより、読取部32は、白色の面を背景として読み取り対象の原稿を読み取ることができるので、原稿の色を適切に読み取ることができる。
白面部28は、プラテンガラス27上に載置される原稿を読取部32が読み取る際に、原稿の背景となる面である。白面部28の読取部32に対向する面は、ローラ36と同様の理由により白色になっている。
排紙台14は、読み取りが終わった原稿が載置されるための台である。
また、スキャナ1は、検出部(不図示)を備える。検出部は、受光部のうち幅方向におけるどの位置において原稿により照射光が遮られたかに基づいて、原稿の原稿幅を検出する。
図5は、本実施の形態に係るスキャナの、図1におけるV−V断面の断面図である。
図5に示される搬送経路21は、給紙台12から排紙台14に至る、読み取り対象の原稿が搬送部22により搬送される搬送経路である。原稿は、搬送経路21に沿って搬送され読取部32及び照射部34等の近傍を通過する。
給紙台12には、複数の原稿52が、スキャナ1により読み取られる面を上にして載置されている。
搬送部22は、給紙台12に載置されている複数の原稿52のうちの一枚の原稿を給紙し、その原稿を搬送経路21に沿って搬送する。搬送部22は、原稿を搬送経路21に沿って搬送するために1以上の箇所に設置されている。
給紙スリット23は、原稿が給紙台12から搬出されるための開口部である。給紙スリット23を通過した原稿は、読取部32、照射部34、及び、ローラ36の近傍を搬送されながら読み取られる。
読取部32は、搬送経路21に対して一方の側に設けられている。また、搬送経路21に対して読取部32と反対側に照射部34及びローラ36が設けられている。
排紙スリット25は、読取が終わった原稿を排紙台14へ搬出するための開口部である。排紙スリット25を通過した原稿は、排紙台14の原稿54の上に載置される。
図6は、本実施の形態に係るスキャナの原稿サイズ検出処理を示すフローチャートである。
ステップS101において、光源A(照射部34)が照射光の照射を開始する。この時点では、読み取り対象の原稿は読取部32の近傍まで到達していない状況である。搬送部22は、搬送経路上に読み取り対象の原稿を進行させる。
ステップS102において、読み取り対象の原稿の原稿幅が検出される。この時点では、読み取り対象の原稿は読取部32の近傍まで到達しており、照射部34が照射する照射光のうちの一部が受光部に到達し、残部が原稿により遮られ又は透過され、透過光が受光部に到達する状況である。ここで、搬送部22は、原稿の搬送を一旦停止してもよい。読み取り対象の原稿の原稿幅をより正確に検出するためである。
ステップS103において、光源Aが照射光の照射を停止する。この処理は、ステップS102において原稿の原稿幅が検出された場合に行われる。
ステップS104において、光源B(照射部62)が照射光の照射を開始する。なお、ステップS103とステップS104とは同時に行われてもよいし、ステップS104の後にステップS103が行われてもよい。
ステップS105において、光源Bによる照射光を利用して読取部32等により、原稿の読み取りが行われる。搬送部22は、搬送経路上に原稿を進行させる。
ステップS106において、スキャナ1は、光源Bによる照射光の照射を停止する。この処理は、原稿の読み取りが完了した後に行われる。
図7は、本実施の形態に係る原稿サイズ検出方法を示す第一の模式図である。図7は、図6のステップS101における読取部32等と原稿との位置関係及び動作状態を示している。
図7に示されるように、読取部32は、照射部62と、受光部64とを備える。
照射部62は、搬送経路上の所定位置に光を照射するのに適切な位置に、適切な角度で配置されている。
受光部64は、光を受光し、受光した光の強度に応じて電圧を出力する。具体的には、受光部64は、より強い強度の光を受光すると、より大きな電圧を出力する。また、受光部64は、照射部62が照射した光が原稿により反射(拡散反射)された場合に、その反射光を受光するのに適切な位置に、かつ、適切な角度で配置されている。具体的には、受光部64は、搬送経路上の所定の読取位置68に原稿が位置しているときに、読取位置68にある部分の色を読み取ることで原稿61を読み取る。
検出部66は、受光部64のうち幅方向におけるどの位置において原稿により照射光が遮られたかに基づいて、原稿の原稿幅を検出する。具体的には、検出部66は、受光部64のうち照射光を受光した部分、又は、照射光が原稿61により透過された透過光を受光した部分の位置に基づいて、原稿の搬送方向(X方向)に直交する方向(Y方向)の長さを、原稿61の原稿幅として検出する。なお、原稿の搬送方向を第一方向ともいい、原稿面に平行な面内で第一方向に直交する方向を第二方向ともいう。
具体的には、検出部66は、受光部64が光を受光したときに出力する電圧を取得する。そして、取得した電圧が予め定められた閾値より高い場合に照射光を受光したと判定し、取得した電圧が閾値以下である場合に、照射光を受光しないと判定する。ここで、照射光を受光しないというのは、照射光が原稿61により遮られることで、光を全く受光しない場合もあるし、照射光が原稿61により透過されることで、照射光より強度が低い透過光が受光された場合もある。
閾値は、受光部64が照射光を受光する場合の強度より低く、かつ、受光部64が透過光を受光する場合の強度より高い値に適切に設定される。
検出部66は、原稿61により照射光のうちの一部が遮られることで、受光部64が有する複数の光センサのうちの一部の光センサのみが照射光を受光した場合に、当該一部の光センサの数に基づいて、原稿61の原稿幅を検出する。なお、このとき、複数の光センサのうち当該一部の光センサを除く光センサの数に基づいて、原稿61の原稿幅を検出することも可能である。
また、照射部34は、受光部64に向けて光を照射するのに適切な位置に、かつ、適切な角度で配置されている。具体的には、照射部34は、照射部34による照射光の進行方向と、原稿61の搬送方向とが鋭角を成すように配置されている。このようにすれば、読取部32が移動することなく、検出部66により原稿61の原稿幅の検出と、その後の原稿61からの画像の読み取りを行うことができる。
また、照射部34は、受光部64に向けて光を照射している。原稿61は、読取部32の上部まで到達しておらず、照射部34が照射した光を遮ることはない。また、受光部64は、照射部34が照射した光を受光している。ここで、受光部64が有する光センサは、原稿61に遮られることなく、照射部34が照射する照射光を受光する。よって、光センサのそれぞれは、閾値を超える電圧を出力する。
検出部66は、受光部64が有する光センサのそれぞれが出力する電圧を取得し、取得した電圧のそれぞれが閾値を超えていることから、原稿61がまだ読取部32の上部に到達していないことを認識する。よって、この時点では、原稿61の原稿幅を検出することはない。
図8は、本実施の形態に係る原稿サイズ検出方法を示す第二の模式図である。図8は、図6のステップS102における読取部32等と原稿との位置関係及び動作状態を示している。
図8に示されるように、照射部34は、図7と同じように受光部64に向けて光を照射している。原稿61は、搬送部22により搬送され、照射光の一部を遮る位置に至っている。ただし、原稿61は、未だ、読取位置68には到達していない。検出部66は、このように原稿61の搬送方向前方側の端部が読取位置68より搬送方向後方にある状態で、検出部66は以下のように原稿61の原稿幅を検出する。
受光部64が有する光センサのうちの一部は照射光を受光することができるが、原稿61により照射光が遮られたことで、光センサのうちの残部は、照射光を受光することができない。なお、上記残部は、原稿61が光を透過させないものである場合には全く光を受光しない。一方、原稿61が光を一部透過させるものである場合には、照射光より低い強度の透過光を受光する。よって、上記一部の光センサは、閾値より大きい電圧を出力する一方、残部の光センサは閾値より低い電圧を出力する。
検出部66は、受光部64が有する複数の光センサが出力する電圧を取得する。そして、取得した複数の電圧のうちの一部が閾値より大きく、残部が閾値より小さいことから、読取部32の上部に原稿が存在していることを認識する。
この場合、検出部66は、閾値より大きい電圧を出力した光センサの数、又は、閾値以下の電圧を出力した光センサの数に基づいて、原稿61の原稿幅を検出する。
図9は、本実施の形態に係る受光部が受光した光の強度から原稿幅を検出する処理の説明図である。図9の(a)は、本体部15のうちプラテンガラス24を含む部分の、図6のステップS102における位置関係を示した上面図である。
図9の(a)に示されるように、原稿61は、照射部34の下部を過ぎ、読取部32の上部に差し掛かった位置まで搬送されている。
図9の(b)は、図9の(a)に示される位置関係において、受光部64が有する複数の光センサが出力する電圧を示している。横軸が光センサの並び方向(Y方向)を示しており、縦軸が電圧を示している。
図9の(b)に示されるように、原稿61が照射光を遮った部分の光センサは閾値Tより低い電圧を出力し、それ以外の部分の光センサは閾値Tより高い電圧を出力する。検出部66は、閾値より低い電圧を出力した光センサの数に基づいて、原稿の原稿幅(Y方向の幅)Wを検出する。なお、検出部66は、閾値より高い電圧を出力した光センサの数に基づいて、原稿幅Wを検出することができることも図9の(b)より明らかである。
図10は、本実施の形態に係る原稿幅と原稿サイズとの対応表の説明図である。対応表T10は、予め定められた複数の種別の用紙について、その用紙の辺の長さ(縦方向の長さ及び、横方向の長さ)が対応付けられている。
検出部66は、ステップS102において原稿幅を検出したら、その原稿幅が、対応表T10に示される辺の長さのいずれかに一致するか否かを判定する。そして、いずれかに一致した場合には、原稿61がその用紙種別であると決定することができる。
例えば、検出部66が、ステップS102において、210mmの原稿幅を検出した場合、原稿61の用紙種別は「A4」であると決定することができる。さらに、検出部66は、他方の辺の長さ(原稿の搬送方向の長さ)が297mmであることが分かる。
なお、読取誤差を考慮して、対応表T10における辺の長さと原稿幅Wとが一致するか否かの判定に数%程度の幅をもたせてもよい。また、どれにも一致しないであっても、その差が最も小さいもの、又は、その差が所定の許容範囲以内であるものを原稿サイズとして決定するようにしてもよい。
図11は、本実施の形態に係る原稿サイズ検出方法を示す第三の模式図である。図11は、図6のステップS105における読取部32等と原稿との位置関係及び動作状態を示している。
照射部62は、原稿読み取りのための光を照射している。原稿61は搬送部22により搬送され、その一部が読取位置68上に存在している。つまり、原稿61の搬送方向前方側の端部が、既に読取位置68を通過した後の状態が示されている。原稿61は、照射部62が照射した光を反射(拡散反射)している。受光部64は、照射部62により照射され原稿61により反射された光を受光している。
原稿61が反射した光には、原稿61の読取面の色が反映されている。受光部64は、搬送される原稿をライン状に読み取ることで、原稿61の読み取り面を読み取ることができる。
なお、スキャナ1は、検出部66が検出した原稿の搬送方向の長さを考慮して、原稿詰まりを検出することができる。具体的には、読取部32の上部を原稿の搬送方向前方側の端部が通過してから、原稿の搬送方向の長さの分だけ原稿が搬送されてもなお原稿が読取部32の上部にあれば、スキャナ1は、搬送経路上で原稿詰まりが発生していると判定することができる。
以上のように、本実施の形態にかかるスキャナは、照射光が原稿により遮られたことで、原稿読取センサが有するラインセンサのうちの一部に照射光が届かなかった場合に、当該一部の位置に基づいて原稿の原稿幅を検出することができる。原稿読取センサは、原稿を読み取るために原稿の搬送方向に直交する幅方向に延びて配置されている。このラインセンサのうち照射光を受光しなかった光センサの位置は、搬送される原稿の原稿幅に対応している。よって、照射光を受光しなかった光センサの位置に基づいて原稿幅を検出することができ、予め定められた関係を用いて原稿幅から原稿サイズを知ることができる。よって、スキャナは、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出することができる。
また、画像読取装置は、読取部による原稿の読み取りに与える影響を抑えながら原稿幅を検出する。読取部が原稿を読み取る際には、読み取りのために用いる光のみがラインセンサに受光されることが望ましい。原稿の前端が読取位置より後方にある状態で原稿幅が検出されれば、その後に従来と同じように原稿を読み取ることができる。よって、画像読取装置は、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出することができる。
また、画像読取装置は、読取部による原稿の読み取りに与える影響を抑えながら原稿幅を検出する。読取部が搬送部に対して固定されているであっても、照射光の進行方向と搬送方向とが鋭角を成すように照射部を配置することで、上記同様に原稿幅の検出のあとに従来と同じように原稿を読み取ることができる。よって、画像読取装置は、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出することができる。
また、画像読取装置は、原稿の読み取りを行う前に読み取り対象の原稿の原稿幅を検出し、原稿幅を検出した後に従来と同じように原稿を読み取ることができる。読取部による原稿の読み取りを行う場合には、原稿の色をより適切に読み取るため、搬送経路に対して読取部と同じ側にある第二照射部の光だけを用いて読取を行うことが望ましい。そこで、画像読取装置は、読取部による原稿の読み取りを行う時に第一照射部による光の照射を止めておくことで、原稿から画像をより適切に読み取ることができる。
また、画像読取装置は、照射光が原稿により遮られたことで、原稿読取センサが有するラインセンサうちの一部に照射光が届かなかった場合に、照射光を受光した部分、又は、受光しなかった部分の位置に基づいて原稿の原稿幅を検出することができる。
また、検出部は、受光部が受光する光の強度についての閾値との大小判定により、より適切に原稿の原稿幅を検出することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態において、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出するスキャナについて説明する。このスキャナは、ADFにより原稿を順次搬送しながら読み取りを行うADFスキャナであり、背面側から前面側に原稿を搬送しながら読み取りを行うADFスキャナである。
図12は、本実施の形態に係るスキャナの外観図である。図13は、本実施の形態に係るスキャナの、図12におけるXIII−XIII断面の断面図である。
図12及び図13に示されるように、スキャナ2は、給紙台12Aと、排紙台14Aと、搬送部22Aと、読取部32Aと、照射部34Aと、ローラ36Aとを備える。各構成要素の機能について、実施の形態1における同名の構成要素と異なる点について説明する。実施の形態1と同じ点については説明を省略する。
給紙台12Aは、読み取り対象の原稿が載置されるための台であり、スキャナ2の背面に設けられている。給紙台12Aには、複数の原稿が載置されることもある。
排紙台14Aは、読み取りが終わった原稿が載置されるための台であり、スキャナ2の前面に設けられている。
搬送部22Aは、給紙台12に載置されている原稿のうちの一枚の原稿を給紙し、搬送経路21Aに沿って搬送する。搬送経路21Aは、背面に設けられた給紙台12Aから、前面に設けられた排紙台14Aに向かって、ほぼ直線的に構成されている。
読取部32Aは、搬送経路21Aに対して一方の側に設けられている。また、搬送経路21Aに対して読取部32Aと反対側に照射部34A及びローラ36Aが設けられている。
以上のように、本発明によれば、搬送経路が直線的であるADFスキャナにおいても、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出することができる。
以上、本発明の実施の形態に係るスキャナについて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
なお、上記の実施の形態の一部又は全部は、以下のようにも記載され得るが、以下の記載に限定されない。
(1)読み取り対象の原稿を搬送経路に沿って搬送する搬送部と、前記原稿から画像を読み取るための読取部であって、前記原稿の原稿面に平行な面内で前記原稿の搬送方向に直交する幅方向に延びるラインセンサを有する読取部と、前記搬送経路に対して前記読取部とは反対側に、前記幅方向に延びて設けられ、前記読取部に向けて照射光を照射する第一照射部と、前記ラインセンサのうち前記幅方向におけるどの位置において前記原稿により前記照射光が遮られたかに基づいて、前記原稿の前記幅方向の長さを検出する検出部とを備える画像読取装置。
(2)前記読取部は、搬送される前記原稿のうち前記搬送経路上の所定の読取位置に位置する部分からの反射光を順次読み取ることで、前記画像を読み取り、前記検出部は、前記原稿の前記搬送方向前方側の端部が前記読取位置より前記搬送方向後方にある状態において、前記原稿の前記幅方向の長さを検出する(1)に記載の画像読取装置。
(3)前記第一照射部は、前記照射光の進行方向と、前記原稿の搬送方向とが鋭角を成すように、前記照射光を照射する(2)に記載の画像読取装置。
(4)前記画像読取装置は、さらに、前記搬送経路に対して前記読取部と同じ側に設けられ、搬送される前記原稿に光を照射する第二照射部であって、前記検出部が前記長さを検出した後に光を照射することを開始する第二照射部を備え、前記第一照射部は、前記検出部が前記長さを検出した後に照射光を照射することを中止し、前記読取部は、前記第二照射部により照射され前記原稿により反射された反射光を前記ラインセンサにより受光することで、前記原稿を読み取る(2)又は(3)に記載の画像読取装置。
(5)前記検出部は、前記ラインセンサのうちの一部のみが前記照射光を受光した場合に、当該一部の位置、又は、前記ラインセンサのうち当該一部を除く部分の位置に基づいて、前記原稿の前記幅方向の長さを検出する(1)〜(4)のいずれかに記載の画像読取装置。
(6)前記検出部は、前記ラインセンサが受光した光の強度が閾値より高いか否かに基づいて前記原稿の前記幅方向の長さを検出し、前記閾値は、前記第一照射部により照射され前記原稿を透過した透過光を前記ラインセンサが受光する場合の強度より高く、かつ、前記照射光を前記ラインセンサが受光する場合の強度より低い(1)〜(5)のいずれかに記載の画像読取装置。
上記(1)によれば、画像読取装置は、照射光が原稿により遮られたことで、原稿読取センサが有するラインセンサのうちの一部に照射光が届かなかった場合に、当該一部の位置に基づいて原稿の原稿幅を検出することができる。原稿読取センサは、原稿を読み取るために原稿の搬送方向に直交する幅方向に延びて配置されている。このラインセンサのうち照射光を受光しなかった光センサの位置は、搬送される原稿の原稿幅に対応している。よって、照射光を受光しなかった光センサの位置に基づいて原稿幅を検出することができ、予め定められた関係を用いて原稿幅から原稿サイズを知ることができる。よって、画像読取装置は、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出することができる。
上記(2)によれば、画像読取装置は、読取部による原稿の読み取りに与える影響を抑えながら原稿幅を検出する。読取部が原稿を読み取る際には、読み取りのために用いる光のみがラインセンサに受光されることが望ましい。原稿の前端が読取位置より後方にある状態で原稿幅が検出されれば、その後に従来と同じように原稿を読み取ることができる。よって、画像読取装置は、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出することができる。
上記(3)によれば、画像読取装置は、読取部による原稿の読み取りに与える影響を抑えながら原稿幅を検出する。読取部が搬送部に対して固定されているであっても、照射光の進行方向と搬送方向とが鋭角を成すように照射部を配置することで、上記同様に原稿幅の検出のあとに従来と同じように原稿を読み取ることができる。よって、画像読取装置は、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出することができる。
上記(4)によれば、画像読取装置は、原稿の読み取りを行う前に読み取り対象の原稿の原稿幅を検出し、原稿幅を検出した後に従来と同じように原稿を読み取ることができる。読取部による原稿の読み取りを行う場合には、原稿の色をより適切に読み取るため、搬送経路に対して読取部と同じ側にある第二照射部の光だけを用いて読取を行うことが望ましい。そこで、画像読取装置は、読取部による原稿の読み取りを行う時に第一照射部による光の照射を止めておくことで、原稿から画像をより適切に読み取ることができる。
上記(5)によれば、画像読取装置は、照射光が原稿により遮られたことで、原稿読取センサが有するラインセンサうちの一部に照射光が届かなかった場合に、照射光を受光した部分、又は、受光しなかった部分の位置に基づいて原稿の原稿幅を検出することができる。
上記(6)によれば、検出部は、受光部が受光する光の強度についての閾値との大小判定により、より適切に原稿の原稿幅を検出することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態において、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出し、また、原稿検出センサと読取センサとを共用するとともに原稿前端の誤検出を抑制するスキャナについて説明する。なお、このスキャナは、原稿検出センサと読取センサとを共用するとともに原稿前端の誤検出を抑制するスキャナとして独立して実現することも可能である。
このスキャナは、ADFにより原稿を順次搬送しながら読み取りを行うADFスキャナである。
図14は、本実施の形態に係るスキャナの外観図である。図15は、本実施の形態に係るスキャナのカバー部を開けた状態を示す外観図である。図16は、本実施の形態に係るスキャナのカバー部の下面図である。図17は、本実施の形態に係るスキャナの本体部の上面図である。
図14及び図15に示されるようにスキャナ101は、カバー部111と、本体部115とを備える。
本体部115は、プラテンガラス124及び127と、読取部132と、移動部133とを有する。本体部115の上面をZ軸プラス方向から見た場合の上面図が図16である。なお、Z軸プラス方向のことを上方向と、Z軸マイナス方向のことを下方向と、それぞれよぶことがある。
読取部132は、読取対象の原稿を読み取るためのセンサである。読取部132は、具体的には、原稿の読み取りのための光を照射する照射部(不図示、後述の照射部162に相当する)と、照射部が照射した光の反射光を受光する受光部(不図示、後述の受光部164に相当する)とを有する。照射部が照射した光は、読取対象の原稿、又は、カバー部111の反射部134若しくは白面部136に反射されて、受光部に受光される。受光部は、光を受光すると、受光した光の強度に応じて電圧を出力する。
なお、照射部は、例えばLED(Light Emitting Diode)のような光源で実現される。また、照射部は、光源からの光を入射される導光体、又は、光源からの光を集光又は拡散させる光学系を含んでもよい。また、照射部が照射する光の色(波長)はどんなものでもよく、例えば白色でよい。
なお、受光部は、主走査方向(Y方向)に並ぶイメージセンサであるラインイメージセンサにより実現される。読取部132は、例えばCIS(Contact Image Sensor)ユニットにより実現される。
また、読取部132は、移動部133に搭載されており、移動部133の移動とともに移動可能である。ADFにより搬送される原稿を読取部132が読み取る際には、読取部132は、プラテンガラス124の下部に移動する。また、プラテンガラス127上に載置される原稿を読取部132が読み取る際には、読取部132は、プラテンガラス127の下部の領域内を移動する。
移動部133は、副走査方向(X方向)に移動するキャリッジである。移動部133には読取部132が搭載されており、移動部133が移動することにより、読取部132が原稿を読み取るための適切な位置に、読取部132を移動させる。
プラテンガラス124は、ADFにより搬送される原稿を読取部132が読み取る際に、読取部132による照射光、及び、その反射光が透過する透光部材である。
プラテンガラス127は、当該プラテンガラス127上に載置される原稿を読取部132が読み取る際に読取部132による照射光、及び、その反射光が透過する透光部材である。なお、プラテンガラス124及びプラテンガラス127は、透明なガラス板で実現される。
カバー部111は、給紙台112と、排紙台114と、給紙スリット123と、反射部134及び白面部136と、排紙スリット125と、白面部128とを有する。カバー部111の下面をZ軸マイナス方向から見た場合の下面図が図17である。
給紙台112は、読取対象の原稿が載置されるための台である。給紙台112には、複数の原稿が載置されることもある。給紙台112に載置された原稿は、一枚ずつ、搬送部(不図示)により、給紙スリット123及び排紙スリット125を経由して排紙台114に搬送される。原稿は、給紙スリット123と排紙スリット125との間の区間で読取部132等により読み取られる。搬送部は、例えば、ローラである。
反射部134は、照射部が照射した光を受光部に向けて反射する反射部材である。反射部134は、読取対象の原稿の前端を検出するために用いられる。反射部134は、鏡面反射により光を反射するものが望ましいが、必ずしもそれに限られない。反射部134は、例えば、鏡、又は、鏡面仕上げ(鏡面加工)された金属若しくは石材などで実現される。反射部134の動作については、後で詳しく説明する。なお、反射部134は、第一照射部に相当する。
白面部136は、ADFにより搬送される原稿を読み取る際に、原稿の背景となる面である。白面部136の読取部132に対向する面は白色になっている。これにより、読取部132が読取対象の原稿の色を適切に読み取ることができる。
白面部128は、プラテンガラス127上に載置される原稿を読取部132が読み取る際に、原稿の背景となる面である。白面部128の読取部132に対向する面は、白面部136と同様の理由により白色になっている。
排紙台114は、読み取りが終わった原稿が載置されるための台である。
図18は、本実施の形態に係るスキャナの、図14におけるXVIII−XVIII断面の断面図である。
図18に示される搬送経路121は、給紙台112から排紙台114に至る、読み取り対象の原稿が搬送部122により搬送される搬送経路である。原稿は、搬送経路121に沿って搬送され読取部132及び反射部134等の近傍を通過する。
給紙台112には、複数の原稿152が、読み取られる面を上にして載置されている。
搬送部122は、給紙台112に載置されている複数の原稿152のうちの一枚の原稿を給紙し、その原稿を搬送経路121に沿って搬送する。搬送部122は、原稿を搬送経路121に沿って搬送するために1以上の箇所に設置されている。
給紙スリット123は、原稿が給紙台112から搬出されるための開口部である。開口部を通過した原稿は、読取部132、反射部134、及び、白面部136の近傍を搬送されながら読み取られる。
読取部132は、搬送経路121に対して一方の側に設けられている。また、搬送経路121に対して読取部132と反対側に反射部134及び白面部136が設けられている。
排紙スリット125は、読取が終わった原稿を排紙台114へ搬出するための開口部である。排紙スリット125を通過した原稿は、排紙台114の原稿154の上に載置される。
図19は、本実施の形態に係るスキャナの機能ブロック図である。
図19に示されるように、スキャナ101は、搬送部122と、読取部132と、移動部133と、検出部166とを備える。また、読取部132は、照射部162と、受光部164とを備える。照射部162は、第三照射部に相当し、照射部162が照射する光を第三照射光ともいう。なお、既に説明した機能ブロックについては、詳細な説明を省略する。
受光部164は、光を受光すると、受光した光の強度に応じて電圧を出力する。具体的には、受光部164は、より強い強度の光を受光すると、より大きな電圧を出力する。また、受光部164は、照射部162による照射光の白色面からの反射光を受光したときの光の強度を基準値として決定する。基準値に等しい強度の光を受光部164が受光したときの電圧は、基準電圧として予め定められている。基準電圧は、調整可能であり、例えば500mVである。白色面からの反射光を受光したときに受光部164が出力する電圧を調整することを、ホワイトバランスを調整する、とも表現する。
このように基準値及び基準電圧を定めると、照射部162による照射光の、有色面からの反射光(拡散反射による反射光)を受光したときに受光部164が出力する電圧は、0以上500mV以下の範囲に収まる。また、照射部162による照射光の反射部134からの反射光(鏡面反射による反射光)を受光部164が受光したときに受光部164が出力する電圧は、例えば700mVというように、基準電圧500mVを超える。鏡面反射による反射光は、拡散反射による反射光より強度が高いからである。
検出部166は、受光部164が受光する光の強度に基づいて、原稿の前端が搬送経路121上の所定位置を通過したことを検知する。所定位置とは、搬送される原稿のうち読取部132により読み取られる部分の位置のことである。検出部166は、受光部164が鏡面反射による反射光を受光したか、又は、拡散反射による反射光を受光したかを区別するため、閾値電圧を有する。閾値電圧とは、基準電圧より高く、かつ、鏡面反射による反射光を受光部164が受光した場合の出力電圧より低い電圧であり、予め定められるものである。
検出部166は、具体的には、受光部164が出力する電圧を取得し、取得した電圧と閾値電圧とを比較することで読取原稿の前端を検出する。検出部166は、受光部164が出力する電圧が閾値電圧より高い場合に、原稿の前端が未だ通過していないと判断する。一方、検出部166は、受光部164が出力する電圧が閾値電圧より低い場合に、原稿の前端が既に通過し、上記所定位置に原稿が存在していると判断する。そして、受光部164が出力する電圧を複数回取得した場合、閾値電圧より高い電圧を検出した後に、閾値電圧より低い電圧を検出したときに、検出部166は、原稿の前端が通過したことを検出する。
図20は、本実施の形態に係るスキャナの原稿端検出処理を示すフローチャートである。これらの図を参照しながら、搬送経路121に沿って原稿が搬送されながら読み取られる過程について説明する。
ステップS201において、検出部166は、ホワイトバランスの調整を行う。具体的には、読取部132が白面部136又は白面部128の下部に移動する。そして、照射部162が光を照射し、白面部136又は白面部128からの反射光を受光部164が受光し、受光した光の強度に応じて電圧を出力する。ユーザは、受光部164が出力した電圧が500mVとなるように、検出部166における基準電圧を調整する。なお、基準電圧の調整は、検出部166が自律的に行ってもよい。
ステップS202において、搬送部122が読取対象の原稿を搬送することを開始する。なお、原稿が搬送経路を搬送されながら、ステップS203からステップS206までの処理(後述)が進行する。
ステップS203において、読取部132は、原稿の前端を検出するための位置(前端検知位置)に移動する。具体的には、前端検知位置とは、照射部162が出射した光が反射部134に鏡面反射されて受光部164が受光することとなる位置のことである。
ステップS204及びステップS205において、読取部132は、照射部162及び受光部164を用いて原稿の前端を検出するための検出動作を行う。検出動作について、図21A及び図21Bを参照しながら詳しく説明する。
図21Aは、本実施の形態に係る読取部による原稿の前端の検出方法を示す第一の模式図である。図21Aは、スキャナ101の、照射部162及び受光部164を有する読取部132と、反射部134とを含む部分を拡大して示している。また、図21Aは、搬送経路121に沿って搬送される原稿161が、未だ、上記所定位置に至っていない状況を示している。
照射部162は、搬送経路121上の所定位置に照射光を照射する。
反射部134は、X軸に対して所定の角度θだけ傾けて配置されている。この角度θは、照射部162による照射光を反射部134により受光部164に向けて反射するのに適切な角度に設定されている。つまり、角度θは、照射部162及び受光部164の設置角度及び設置位置に基づいて定まるものである。図21Aに示される読取部132の位置が、前端検知位置に相当する。
図21Aに示されるように、原稿161の前端が上記所定位置に到達する前には、照射部162による照射光は、反射部134に向かって進行し、反射部134により鏡面反射された後、受光部164に向かって進行し、受光部164により受光される。ここで、照射部162から照射され反射部134により反射された光を第四照射光ともいう。つまり、反射部134は、照射部162から照射される照射光を受光部164(読取部132)に向けて反射させることで、第四照射光を照射するともいえる。
このとき、受光部164は、基準電圧を超える電圧を出力する。検出部166は、受光部164が出力した電圧を取得し、これが基準電圧を超えることから、原稿161の前端が、上記所定位置を未だ通過していないと判断する。この場合、スキャナ101は、当該検出動作(ステップS205)を再び行う。
図21Bは、本実施の形態に係る読取部による原稿の前端の検出方法を示す第二の模式図である。図21Aにおいて、搬送経路121に沿って搬送される原稿161が、上記所定位置を通過した後の状況を示している。
図21Bに示されるように、原稿161の前端が上記所定位置を通過した場合には照射部162による照射光は、原稿161により拡散反射される。拡散反射による反射光のうち受光部164に向かって進行する光が受光部164により受光される。このとき、受光部164は、基準電圧より低い電圧を出力する。検出部166は、受光部164が出力した電圧を取得し、これが基準値より低いことから、原稿161の前端が、上記所定位置を既に通過したと判断する。この場合、スキャナ101は、当該検出動作を終え、ステップS206に進む。
なお、検出部166が受光部164が出力する電圧を複数回取得すれば、図21Aから図21Bに至る途中で、照射部162による照射光を原稿161が遮る時点を決定することができる。そして、検出部166は、この時点を、原稿161の前端が上記所定位置を通過した時点として決定することができる。
なお、検出部166が複数回電圧を取得するとしたが、少なくとも2回取得すれば、上記の決定が可能である。すなわち、検出部166は、受光部164から2回電圧を取得することにより、受光部164が1回目に受光した反射光の強度が閾値より高く、かつ、受光部164が2回目に受光した反射光の強度が閾値以下であることを検出することにより、1回目に受光した時刻と2回目に受光した時刻との間の時刻に端部が通過したことを検知する。
図20に戻り、ステップS206において、読取部132は、原稿161の読取を行う。読取動作について、図22を参照しながら詳しく説明する。
図22は、本実施の形態に係る読取部による原稿の読み取り方法を示す模式図である。
ステップS205で原稿161の前端が検出された場合、読取部132は、白面部136の下部に移動する。図22に示される読取部132の位置のことをADF読取位置ともいう。
読取部132は、ADF読取位置において、原稿161の読取を行う。ここで、原稿161の読取は、原稿161の前端が上記所定位置を通過した時点から開始するようにする。この時点は、ステップS205で検出部166が原稿161の前端を検出した時点から、原稿161が上記所定位置まで搬送されるのに要する時間(=前端検知位置からADF読取位置までの距離/搬送速度)を経過した時点として決定される。
ここで、読取部132が原稿161を読み取る際に白面部136を背景として読み取るので、より適切な色を読み取ることができる。
なお、読取部132は、必ずしも白面部136を背景として原稿161を読み取らなくてもよい。例えば、読取部132は、ADF読取位置から移動せずに、反射部134を背景として原稿161の読取を行ってもよい。その場合、白面部136を背景として読み取る場合と比較して色が正しく読み取れない可能性がある。なぜなら、読取部132は、白面を背景として原稿161を読み取ることを意図して、原稿161からの反射光の強度を読取値(色)に変換しているからである。色が正しく読み取れなかった場合、適切に補正することで正しい色を得ることも可能である。
なお、読取部132の位置を維持したまま、白面部136を移動させてもよい。具体的には、反射部134と読取部132との間に白面部136を移動させてもよい。これでも、白面部136を背景として原稿161の読み取りを行うことができる。
以上のように、本実施の形態に係るスキャナは、原稿を読み取るために搭載されている読取部を用いて適切に原稿の前端を検知することができる。読取部は、原稿を読み取るときには原稿の拡散反射による反射光を受光する一方、読取対象の位置に原稿がないときは反射部の鏡面反射による反射光を受光する。この特徴を利用し、検出部は、これらの反射光を区別し、鏡面反射による反射光を受光する状態から拡散反射による反射光を受光する状態に変化したときに原稿の前端を検知する。このように読取センサにより原稿の前端を検出することができるので、原稿検出センサを別途搭載する必要がない。よって、原稿検出センサと読取センサとを共用するとともに原稿前端の誤検出を抑制することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態において、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出し、また、原稿検出センサと読取センサとを共用するとともに原稿前端の誤検出を抑制するスキャナについて説明する。なお、このスキャナは、原稿検出センサと読取センサとを共用するとともに原稿前端の誤検出を抑制するスキャナとして独立して実現することも可能である。
このスキャナは、ADFにより原稿を順次搬送しながら読み取りを行うADFスキャナであり、背面から前面に原稿を通過させながら読み取りを行うADFスキャナである。
図23は、本実施の形態に係るスキャナの外観図である。図24は、本実施の形態に係るスキャナの、図23におけるXXIV−XXIV断面の断面図である。
図23及び図24に示されるように、スキャナ102は、給紙台112Aと、排紙台114Aと、搬送部122Aと、読取部132Aと、移動部133Aと、反射部134Aと、白面部136Aとを備える。各構成要素の機能について、実施の形態3における同名の構成要素と異なる点について説明する。実施の形態3と同じ点については説明を省略する。
給紙台112Aは、読取対象の原稿が載置されるための台であり、スキャナ102の背面に設けられている。給紙台112Aには、複数の原稿が載置されることもある。
排紙台114Aは、読み取りが終わった原稿が載置されるための台であり、スキャナ102の前面に設けられている。
搬送部122Aは、給紙台112に載置されている原稿のうちの一枚の原稿を給紙し、搬送経路121Aに沿って搬送する。搬送経路121Aは、背面に設けられた給紙台112Aから、前面に設けられた排紙台114Aに向かって、ほぼ直線的に構成されている。
読取部132Aは、搬送経路121Aに対して一方の側に設けられている。また、搬送経路121Aに対して読取部132Aと反対側に反射部134A及び白面部136Aが設けられている。
移動部133Aは、搬送経路121Aに沿って、反射部134Aに対向する位置と白面部136Aに対向する位置との間で読取部132Aを移動させる。
以上のように、本発明によれば、搬送経路が直線的であるADFスキャナにおいても、原稿検出センサと読取センサとを共用するとともに原稿前端の誤検出を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態の一部又は全部は、以下のようにも記載され得るが、以下の記載に限定されない。
(1)搬送経路に沿って読み取り対象の原稿を搬送する搬送部と、前記搬送経路に対して一方の側に設けられる読取部であって、前記搬送経路上の所定位置に照射光を照射する照射部と、光を受光する受光部とを有する読取部と、前記搬送経路に対して前記読取部と反対側に設けられ、前記照射光を前記受光部に向けて反射する反射部と、前記受光部が受光する光の強度に基づいて、前記原稿の搬送方向前方側の端部が前記所定位置を通過したことを検知する検出部とを備える画像読取装置。
(2)前記反射部は、前記照射光を前記受光部に向けて鏡面反射により反射し、前記検出部は、前記所定位置に搬送された前記原稿が前記照射光を拡散反射することで、前記受光部が受光する光の強度が閾値より低くなったことを検出することにより、前記原稿の搬送方向前方側の端部が前記所定位置を通過したことを検知する(1)に記載の画像読取装置。
(3)前記受光部は、第一時刻と、前記第一時刻より後の第二時刻とのそれぞれに光を受光し、前記検出部は、前記受光部が前記第一時刻に受光した光の強度が前記閾値より高く、かつ、前記受光部が前記第二時刻に受光した光の強度が前記閾値以下であることを検出することにより、前記第一時刻と前記第二時刻との間の時刻に前記端部が通過したことを検知する(2)に記載の画像読取装置。
(4)前記スキャナは、さらに、前記搬送経路に対して前記読取部と反対側に設けられ、前記照射部に対向する面が白面である白面部を備え、前記照射部は、前記検出部が前記端部を検出した場合に、前記白面部に向けて光を照射し、前記受光部は、前記原稿の読取面と反対側の面が前記白面部に対向している状態において、前記照射部が照射した光を前記読取面が拡散反射した反射光を受光することで、前記原稿の読み取りを行う(2)又は(3)に記載の画像読取装置。
(5)前記反射部と前記白面部とは、前記搬送経路に沿って並んで配置されており、前記読取部は、さらに、前記搬送経路に沿って移動可能であり、前記読取部は、(i)前記反射部に対向する位置において前記反射部からの反射光を受光し、(ii)前記検出部が前記端部を検出した場合に前記白面部に対向する位置に移動し、(iii)前記白面部に対向する位置において前記原稿の読み取りを行う(4)に記載の画像読取装置。
(6)前記閾値は、前記照射光の前記白面部による反射光を前記受光部が受光する場合の強度より大きく、かつ、前記照射光の前記反射部による反射光を前記受光部が受光する場合の強度より小さい(4)又は(5)に記載の画像読取装置。
(7)前記読取部は、CIS(Contact Image Sensor)ユニットである(1)〜(6)のいずれかに記載の画像読取装置。
上記(1)によれば、スキャナは、原稿を読み取るために搭載されている読取部を用いて適切に原稿の前端を検知することができる。読取部は、反射部からの反射光を受光するか否かに基づいて原稿の前端を検知する。読取センサにより原稿の前端を検出することができるので、スキャナは、原稿検出センサを別途搭載する必要がない。よって、原稿検出センサと読取センサとを共用するとともに原稿前端の誤検出を抑制することができる。
上記(2)によれば、スキャナは、原稿を読み取るために搭載されている読取部を用いて適切に原稿の前端を検知することができる。読取部は、原稿を読み取るときには原稿の拡散反射による反射光を受光する一方、読取対象の位置に原稿がないときは反射部の鏡面反射による反射光を受光する。この特徴を利用し、検出部は、これらの反射光を区別し、鏡面反射による反射光を受光する状態から拡散反射による反射光を受光する状態に変化したときに原稿の前端を検知する。このように読取センサにより原稿の前端を検出することができるので、原稿検出センサを別途搭載する必要がない。よって、原稿検出センサと読取センサとを共用するとともに原稿前端の誤検出を抑制することができる。
上記(3)によれば、スキャナは、受光部による2回の受光により得た光の強度に基づいて、原稿の前端を検知する。具体的には、2回のうちの1回目に反射部の鏡面反射による反射光を受光部が受光し、2回のうちの2回目に原稿の拡散反射による反射光を受光部が受光した場合に、この2回の受光の間の時刻に原稿の前端が通過したことを検知する。これにより、より具体的に原稿前端の誤検出を抑制することができる。
上記(4)によれば、スキャナは、白い面を背景として原稿の読み取りを行う。これにより、原稿上の色をより正しく読み取ることができる。
上記(5)によれば、読取部を移動させることで、反射部への光の照射と、白面部への光の照射とのそれぞれを適切に行うことができる。
上記(6)によれば、検出部は、受光部が受光する光の強度についての閾値との大小判定により、より適切に原稿の端部を検出することができる。よって、スキャナは原稿前端の誤検出を抑制することができる。
上記(7)によれば、スキャナは、従来スキャナに用いられているCISユニットを利用して、原稿検出センサと読取センサとを共用するとともに原稿前端の誤検出を抑制することができる。
また、上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムとして構成されても良い。RAMまたはハードディスクドライブには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
さらに、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしても良い。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
さらにまた、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されているとしても良い。ICカードまたはモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカードまたはモジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしても良い。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、ICカードまたはモジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしても良い。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしても良い。また、本発明は、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしても良いし、上記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしても良い。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリなどに記録したものとしても良い。また、これらの非一時的な記録媒体に記録されている上記デジタル信号であるとしても良い。
また、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしても良い。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムに従って動作するとしても良い。
また、上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記非一時的な記録媒体に記録して移送することにより、または上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしても良い。
さらに、上記実施の形態をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明は、原稿読取センサを用いて適切に原稿サイズを検出するスキャナに利用可能である。具体的には、ADFを搭載したスキャナに利用可能である。
1、2、101、102 スキャナ
11、111 カバー部
12、12A、112、112A 給紙台
14、14A、114、114A 排紙台
15、115 本体部
21、21A、121、121A 搬送経路
22、22A、122、122A 搬送部
23、123 給紙スリット
24、27、124、127 プラテンガラス
25、125 排紙スリット
28、128、136、136A 白面部
32、32A、132、132A 読取部
34、34A 照射部
36、36A ローラ
52、54、61、152、154、161 原稿
62、162 照射部
64、164 受光部
66、166 検出部
133、133A 移動部
134、134A 反射部

Claims (11)

  1. 搬送経路に沿って第一方向に搬送される媒体と、
    前記第一方向に直交する第二方向に延設される読取部と、
    前記搬送経路を介して、前記読取部に第一照射光を照射する第一照射部と、
    前記第二方向において検出される前記第一照射光の強度情報に基づいて、前記媒体の前記第二方向の長さを検出する検出部とを備える
    画像読取装置。
  2. 前記第一照射部は、前記第一照射光の進行方向と、前記媒体の搬送方向とが鋭角を成すように、前記第一照射光を照射する
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記画像読取装置は、さらに、
    前記搬送経路に対して前記読取部と同じ側に設けられる第二照射部を備え、
    前記第一照射部は、前記検出部が前記長さを検出した後に前記第一照射光の照射を中止し、
    前記第二照射部は、前記検出部が前記長さを検出した後に、前記媒体への第二照射光の照射を開始し、
    前記読取部は、前記第二照射部により照射され前記媒体により反射された光を受光することで、前記媒体を読み取る
    請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記検出部は、
    ラインセンサを含み、
    前記ラインセンサが受光した前記第一照射光の強度情報に基づいて、前記媒体の前記第二方向の長さを検出する
    請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記検出部は、前記ラインセンサが受光した前記第一照射光の強度が閾値より高いか否かに基づいて前記媒体の前記第二方向の長さを検出し、
    前記閾値は、前記第一照射部により照射され前記媒体を透過した透過光を前記ラインセンサが受光する場合の強度より高く、かつ、前記第一照射光を前記ラインセンサが受光する場合の強度より低い
    請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記画像読取装置は、さらに、
    前記搬送経路に対して前記読取部と同じ側に設けられる第三照射部を備え、
    前記第一照射部は、前記第三照射部から照射される第三照射光を前記検出部に向けて反射させることで、第四照射光を照射する反射部を含み、
    前記検出部は、前記第四照射光の強度情報に基づいて、前記媒体の端部を検出する
    請求項3に記載の画像読取装置。
  7. 前記検出部は、前記媒体による前記第三照射光の拡散反射光の強度情報に基づいて、前記媒体の端部を検知する
    請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記読取部は、
    第一時刻と、前記第一時刻より後の第二時刻とのそれぞれに光を受光し、
    前記検出部は、
    前記第一時刻に前記読取部が受光した光の強度が閾値より高く、かつ、前記第二時刻に受光した光の強度が前記閾値以下である場合、前記第一時刻と前記第二時刻との間の時刻に前記端部が通過したことを検出する
    請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 前記画像読取装置は、さらに、
    前記搬送経路に対して前記読取部と反対側に設けられ、前記第三照射部に対向する面が白面である白面部を備え、
    前記第三照射部は、前記検出部が前記端部を検出した場合に、前記白面部に向けて前記第三照射光を照射し、
    前記読取部は、前記媒体の読取面と反対側の面が前記白面部に対向している状態において、前記媒体による前記第三照射光の拡散反射光を受光することで、前記媒体の読み取りを行う
    請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 前記反射部と前記白面部とは、前記搬送経路に沿って並んで配置されており、
    前記読取部は、さらに、前記搬送経路に沿って移動可能であり、
    前記読取部は、(i)前記反射部に対向する位置において前記反射部からの反射光を受光し、(ii)前記検出部が前記端部を検出した場合に前記白面部に対向する位置に移動し、(iii)前記白面部に対向する位置において前記媒体の読み取りを行う
    請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 前記閾値は、前記第三照射光の前記白面部による反射光を前記読取部が受光する場合の強度より大きく、かつ、前記第三照射光の前記反射部による反射光を前記読取部が受光する場合の強度より小さい
    請求項9又は10に記載の画像読取装置。
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