JP2016009802A - 積層セラミックコンデンサの方向識別方法、積層セラミックコンデンサの方向識別装置及び積層セラミックコンデンサの製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサの方向識別方法、積層セラミックコンデンサの方向識別装置及び積層セラミックコンデンサの製造方法 Download PDF

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【課題】積層セラミックコンデンサの方向を正確に識別できる新規な方法を提供する。
【解決手段】磁化工程と、計測工程と、識別工程とを行う。磁化工程では、積層セラミックコンデンサ1を磁化させる。計測工程では、磁化させた積層セラミックコンデンサ1から発生する磁束の密度を計測する。識別工程では、磁束密度の計測結果に基づいて積層セラミックコンデンサ1における複数の内部電極11,12の積層方向を識別する。
【選択図】図1

Description

本発明は、積層セラミックコンデンサの方向識別方法、積層セラミックコンデンサの方向識別装置及び積層セラミックコンデンサの製造方法に関する。
積層セラミックコンデンサは、一の方向に沿って積層された複数の内部電極を有する。このため、積層セラミックコンデンサにおいては、内部電極の積層方向を識別したいという要望がある。しかしながら、例えば、積層セラミックコンデンサが正四角柱状であるような場合には、外観により積層セラミックコンデンサにおける内部電極の積層方向を識別することは困難である。
例えば特許文献1には、積層セラミックコンデンサにおける内部電極の積層方向を外観によらずに識別し得る方法が記載されている。具体的には、特許文献1には、内部電極層が引き出されていない一面に一定の磁場を加えて、積層セラミックコンデンサの磁束密度を計測し、磁化の強さによって内部電極層の方向を識別する方法が開示されている。この方法は、内部電極が磁束とほぼ平行(コンデンサとしては底面に対して内部電極が垂直方向)になる向きにコンデンサが配置された状態と、ほぼ垂直(コンデンサとしては底面に対して内部電極が水平方向)となる向きにコンデンサが配置された状態とで、計測される磁束密度が異なることを利用した方法である。
特開平7−115033号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法では、磁気発生装置と、磁気センサとをコンデンサを介して対向するように配する必要がある。従って、特許文献1に記載の方法では、磁気発生装置と磁気センサとの配置上の制約がある。従って、特許文献1に記載のコンデンサの方向識別装置には、装置の設計自由度が低いという問題がある。
本発明の主な目的は、積層セラミックコンデンサの方向を正確に識別できる新規な方法を提供することにある。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの方向識別方法は、一の方向に沿って積層された複数の内部電極を備える積層セラミックコンデンサにおける複数の内部電極の積層方向を識別する方法である。本発明に係る積層セラミックコンデンサの方向識別方法は、磁化工程と、計測工程と、識別工程とを備える。磁化工程では、積層セラミックコンデンサを磁化させる。計測工程では、磁化させた積層セラミックコンデンサから発生する磁束の密度を計測する。識別工程では、磁束密度の計測結果に基づいて積層セラミックコンデンサにおける複数の内部電極の積層方向を識別する。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの方向識別方法では、磁化工程において、磁気発生装置の前を積層セラミックコンデンサを通過させてもよい。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの方向識別方法では、計測工程において、磁化させた積層セラミックコンデンサを磁束密度計測器の前を通過させたときの磁束密度の変化を計測してもよい。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの方向識別方法では、識別工程において、計測された磁束密度の変化から磁束密度の最大値を算出し、磁束密度の最大値に基づいて積層セラミックコンデンサにおける複数の内部電極の積層方向を識別してもよい。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの方向識別装置は、一の方向に沿って積層された複数の内部電極を備える積層セラミックコンデンサにおける複数の内部電極の積層方向を識別する装置である。本発明に係る積層セラミックコンデンサの方向識別装置は、積層セラミックコンデンサを搬送する搬送路と、磁気発生装置と、磁束密度計測器と、識別部とを備える。磁気発生装置は、搬送路を搬送させる積層セラミックコンデンサを磁化させる。磁束密度計測器は、搬送路の磁気発生装置が配された部分よりも下流側に位置している。磁束密度計測器は、搬送路内を搬送される積層セラミックコンデンサから発生する磁束の密度を計測する。識別部は、磁束密度の計測結果に基づいて積層セラミックコンデンサにおける複数の内部電極の積層方向を識別する。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの方向識別装置では、磁束密度計測器は、磁化させた積層セラミックコンデンサを磁束密度計測器の前を通過させたときの磁束密度の変化を計測してもよい。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの方向識別装置では、磁束密度計測器は、計測された磁束密度の変化から磁束密度の最大値を算出し、磁束密度の最大値に基づいて積層セラミックコンデンサにおける複数の内部電極の積層方向を識別してもよい。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法では、一の方向に沿って積層された複数の内部電極を備える積層セラミックコンデンサを作製する。積層セラミックコンデンサにおける複数の内部電極の積層方向を識別する方向識別工程を行う。方向識別工程は、磁化工程と、計測工程と、識別工程とを含む。磁化工程では、積層セラミックコンデンサを磁化させる。計測工程では、磁化させた積層セラミックコンデンサから発生する磁束の密度を計測する。識別工程では、磁束密度の計測結果に基づいて積層セラミックコンデンサにおける複数の内部電極の積層方向を識別する。
本発明によれば、積層セラミックコンデンサの方向を正確に識別できる新規な方法を提供することができる。
本発明の一実施形態におけるテーピング積層セラミックコンデンサ連の製造装置の模式的平面図である。 本発明の一実施形態におけるテーピング積層セラミックコンデンサ連の略図的断面図である。 本発明の一実施形態における積層セラミックコンデンサの略図的斜視図である。 図3の線IV−IVにおける模式的断面図である。 内部電極が磁束密度計測器に対して平行である場合の積層セラミックコンデンサの磁束線を表す模式図である。 内部電極が磁束密度計測器に対して垂直である場合の積層セラミックコンデンサの磁束線を表す模式図である。 積層セラミックコンデンサの磁束密度を表す模式的なグラフである。 積層セラミックコンデンサの磁束密度の積分値を表す模式的なグラフである。 第2の実施形態における積層セラミックコンデンサの方向識別装置の要部を表す模式的平面図である。 第3の実施形態における積層セラミックコンデンサの方向識別装置の要部を表す模式的平面図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
また、実施形態等において参照する各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。また、実施形態等において参照する図面は、模式的に記載されたものである。図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。具体的な物体の寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
(第1の実施形態)
本実施形態では、図3及び図4に示される積層セラミックコンデンサ1の方向識別方法について説明する。まずは、識別対象となる積層セラミックコンデンサ1の構成について説明する。
(積層セラミックコンデンサ1の構成)
図3及び図4に示されるように、積層セラミックコンデンサ1は、セラミック素体10を備えている。セラミック素体10は、略直方体状である。具体的には、セラミック素体10は、正四角柱状である。セラミック素体10は、第1及び第2の主面10a,10bと、第1及び第2の側面10c,10dと、第1及び第2の端面10e,10f(図4を参照)とを有する。第1及び第2の主面10a,10bは、それぞれ、長さ方向L及び幅方向Wに沿って延びている。第1の主面10aと第2の主面10bとは、互いに平行である。第1及び第2の側面10c,10dは、それぞれ、長さ方向L及び厚み方向Tに沿って延びている。第1の側面10cと第2の側面10dとは、互いに平行である。第1及び第2の端面10e,10fは、それぞれ、幅方向W及び厚み方向Tに沿って延びている。第1の端面10eと第2の端面10fとは互いに平行である。
セラミック素体10の長さ方向Lに沿った寸法は、0.4mm〜2.0mmであることが好ましく、0.6mm〜1.0mmであることがより好ましい。セラミック素体10の幅方向Wに沿った寸法は、0.2mm〜1.2mmであることが好ましく、0.3mm〜0.5mmであることがより好ましい。セラミック素体10の厚み方向Tに沿った寸法は、0.2mm〜1.2mmであることが好ましく、0.3mm〜0.5mmであることがより好ましい。長さ方向Lに沿った寸法が1.0mm以下で、幅方向Wおよび厚み方向Tに沿った寸法が0.5mm以下である方が好ましいのは、このようなサイズ以下の小型品の場合に特に磁束密度の測定位置が積層セラミックコンデンサの中心位置から変化しやすいからである。また、長さ方向Lに沿った寸法が0.6mm以上で、幅方向Wおよび厚み方向Tに沿った寸法が0.3mm以上である方が好ましいのは、内部電極の密度が高いものの方が磁束密度による方向識別が行いやすいからである。同様の理由で、静電容量が1μF以上の積層セラミックコンデンサが本発明に適している。
セラミック素体10は、例えば、誘電体セラミックを主成分とする材料により構成することができる。誘電体セラミックの具体例としては、例えば、BaTiO、CaTiO、SrTiO、CaZrOなどが挙げられる。セラミック素体10には、例えば、Mn化合物、Mg化合物、Si化合物、Co化合物、Ni化合物、希土類化合物などの副成分を適宜添加してもよい。
なお、「略直方体」には、角部や稜線部が面取りされた直方体や、角部や稜線部が丸められた直方体が含まれるものとする。
図5に示されるように、セラミック素体10の内部には、複数の内部電極11,12が設けられている。複数の内部電極11,12は、厚み方向Tに沿って積層されている。各内部電極11,12は、長さ方向L及び幅方向Wに平行に設けられている。セラミック素体10の内部において、内部電極11と内部電極12とは、厚み方向Tに沿って交互に設けられている。厚み方向Tにおいて隣り合う内部電極11,12間には、セラミック部15が配されている。すなわち、厚み方向Tにおいて隣り合う内部電極11,12は、セラミック部15を介して対向している。
内部電極11は、第1の端面10eに引き出されている。第1の端面10eの上には、外部電極13が設けられている。外部電極13は、内部電極11と電気的に接続されている。
内部電極12は、第2の端面10fに引き出されている。第2の端面10fの上には、外部電極14が設けられている。外部電極14は、内部電極12と電気的に接続されている。
内部電極11,12は、Niなどの磁性材料により構成することができる。
外部電極13,14は、例えば、Ni,Cu,Ag,Pd,Au,Ag−Pd合金などの適宜の導電材料により構成することができる。
(テーピング積層セラミックコンデンサ連製造装置)
図1に、積層セラミックコンデンサの方向識別装置としての機能を兼ね備えている、テーピング積層セラミックコンデンサ連の製造装置の模式的平面図を示す。積層セラミックコンデンサの方向識別装置は、積層セラミックコンデンサ1における複数の内部電極11,12の積層方向を識別するための装置である。
なお、本明細書において、「積層セラミックコンデンサ1における複数の内部電極11,12の積層方向」を、「積層セラミックコンデンサ1の方向」と記載する。
図1に示すように、テーピング積層セラミックコンデンサ連の製造装置3は、ボールフィーダー50を備えている。ボールフィーダー50には、複数の積層セラミックコンデンサ1が収容されている。ボールフィーダー50は、振動することによりリニアフィーダー51に電子部品を順次供給する。
リニアフィーダー51は、振動により供給された積層セラミックコンデンサ1を搬送する。リニアフィーダー51は、搬送機構52に積層セラミックコンデンサ1を供給する。
リニアフィーダー51には、磁気を発生させる磁気発生装置60が設けられている。この磁気発生装置60の前を積層セラミックコンデンサ1が通過することにより積層セラミックコンデンサ1が磁化する。積層セラミックコンデンサ1が磁化するとは、積層セラミックコンデンサが磁気を帯びた状態になるということを意味する。
磁気発生装置60は、永久磁石や、電磁石により構成することができる。
また、磁気発生装置60は、リニアフィーダー51により搬送される積層セラミックコンデンサ1における内部電極11,12の向きを揃える機能を兼ね備えている。例えば、積層セラミックコンデンサ1における内部電極11,12の積層方向が水平方向と平行である場合は、内部電極11,12の積層方向が上下方向と平行となるように、磁気発生装置60から発生する磁気により積層セラミックコンデンサ1が90°回転する。これにより、磁気発生装置60が設けられた部分を通過する積層セラミックコンデンサ1の向きが揃えられる。但し、全ての積層セラミックコンデンサ1の向きが揃えられる必要は必ずしもない。
搬送機構52は、積層セラミックコンデンサ1をキャリアテープ20aまで搬送する。搬送機構52は、中心軸Cを中心として回転する円板状の搬送テーブル54を有する。具体的には、本実施形態では、搬送テーブル54は、中心軸Cを中心として時計回りに回転する。搬送テーブル54は、複数の凹部(収容部)54aを備えている。複数の凹部54aは、円形のローターの外周に沿って相互に間隔をおいて設けられている。
搬送テーブル54の凹部54aには、ポジションP1において、リニアフィーダー51から積層セラミックコンデンサ1が振り込まれる。ポジションP1において凹部54aに振り込まれた積層セラミックコンデンサ1は、搬送テーブル54が回転することにより、中心軸Cを中心として周方向に沿って搬送される。積層セラミックコンデンサ1は、ポジションP3まで搬送される。積層セラミックコンデンサ1は、ポジションP3において搬送テーブル54からキャリアテープ20aの収容室20a1に収容される。
図2に示すように、キャリアテープ20aの上には、キャリアテープ20aと共に、テーピング20を構成しているカバーテープ20bが配される。このカバーテープ20bにより収容室20a1が閉鎖される。これにより、各収容室20a1に積層セラミックコンデンサ1が収容されたテーピング積層セラミックコンデンサ連2が作製される。 搬送経路において、ポジションP1とポジションP3の間に位置するポジションP2には、磁気発生装置55が配されている。この磁気発生装置55により、積層セラミックコンデンサ1がさらに磁化される。このため、テーピング積層セラミックコンデンサ連2には、磁化された積層セラミックコンデンサ12が収容される。なお、本実施形態では、磁気発生装置55と、磁気発生装置60との2つの磁気発生装置を設ける例について説明した。但し、本発明は、この構成に限定されない。磁気発生装置をひとつのみ設けてもよい。
図2に示すように、テーピング積層セラミックコンデンサ連2の下方には、磁束密度を計測するための磁束密度計測器32が設けられている。詳細には、磁束密度計測器32は、10kHz〜100kHz程度の間隔で磁束密度の測定を連続して行う。
磁束密度計測器32は、少なくとも積層セラミックコンデンサ1の通過時における磁束密度の変化を計測する。磁束密度計測器32は、計測結果を、識別部36に出力する。識別部36は、磁束密度計測器32から出力された磁束密度の計測結果に基づいて積層セラミックコンデンサ1の方向を識別する。識別部36は、この積層セラミックコンデンサ1の方向識別をテーピング積層セラミックコンデンサ連2中に相互に間隔をおいて配された複数の積層セラミックコンデンサ1に対して順に行っていく。
まず、本実施形態では、磁気発生装置60,55により、積層セラミックコンデンサ1を磁化させる(磁化工程)。次に、磁化させた積層セラミックコンデンサ1から発生する磁束の密度を磁束密度計測器32を用いて計測する(計測工程)。計測工程においては、磁化させた積層セラミックコンデンサ1を磁束密度計測器32の前を通過させたときの磁束密度の変化を計測することが好ましい。
次に、識別部36により、磁束密度の計測結果に基づいて、積層セラミックコンデンサ1における内部電極11,12の積層方向を識別する(識別工程)。その結果、例えば、積層セラミックコンデンサ1の整列率を確認したり、積層セラミックコンデンサ1の方向が所望する方向とは異なる積層セラミックコンデンサ1が検出された場合は、その積層セラミックコンデンサ1にマーキングを施したり、除外したりする。
(方向識別方法)
次に、識別部36が行う積層セラミックコンデンサ1の方向識別方法について説明する。
まず、本実施形態における方向識別方法の原理について、図5及び図6を参照しながら説明する。
磁束密度計測器32の前に積層セラミックコンデンサ1が存在していないときは、磁束密度計測器32により磁束が実質的に計測されない。一方、図5及び図6に示されるように、磁化された積層セラミックコンデンサ1が磁束密度計測器32の前に位置している場合は、積層セラミックコンデンサ1からの磁力線が磁束密度計測器32を通過する。このため、磁束密度計測器32により磁束が計測される。
磁化された積層セラミックコンデンサ1が(図5を参照)が磁束密度計測器32の前に、内部電極11,12が磁束密度計測器32と平行となるように位置しているときに計測される磁束密度よりも、磁化された積層セラミックコンデンサ1(図6を参照)が磁束密度計測器32の前に、内部電極11,12が磁束密度計測器32と垂直となるように位置しているときに計測される磁束密度が大きくなる。
このため、図7に示すように、内部電極11,12が磁束密度計測器32と平行である態様で積層セラミックコンデンサ1が磁束密度計測器32の前を通過したときよりも、内部電極11,12が磁束密度計測器32と垂直である態様で積層セラミックコンデンサ1が磁束密度計測器32の前を通過したときの方が計測される磁束密度の最大値が大きくなる。また、図8に示すように、内部電極11,12が磁束密度計測器32と平行である態様で積層セラミックコンデンサ1が磁束密度計測器32の前を通過したときよりも、内部電極11,12が磁束密度計測器32と垂直である態様で積層セラミックコンデンサ1が磁束密度計測器32の前を通過したときの方が計測される磁束密度の積分値が大きくなる。
よって、計測される磁束密度の最大値や、積分値に基づいて積層セラミックコンデンサ1の方向を識別することができる。
本実施形態では、積層セラミックコンデンサ1を予め磁化しておくため、磁気発生装置55,60と、磁束密度計測器32とを対向して配置しておく必要が必ずしもない。このため、磁気発生装置55,60と、磁束密度計測器32との配置自由度が高く、方向識別装置や製造装置に対する構造上の制約が少なくなる。このため、方向識別装置や製造装置を、例えば、小型化することができる。
なお、積層セラミックコンデンサ1の方向の識別を行った後に、磁化している積層セラミックコンデンサ1に対して脱磁処理を行ってもよい。
以下、本発明の好ましい実施形態の他の例について説明する。以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
(第2及び第3の実施形態)
図9は、第2の実施形態における積層セラミックコンデンサの方向識別装置の要部を表す模式的平面図である。図10は、第3の実施形態における積層セラミックコンデンサの方向識別装置の要部を表す模式的平面図である。
第1の実施形態では、磁束密度計測器32によりテーピング積層セラミックコンデンサ連2に収容された積層セラミックコンデンサ1の方向を識別する例について説明した。但し、本発明は、これに限定されない。
例えば、図9に示すように、磁束密度計測器32を搬送機構52に設けてもよい。具体的には、第2の実施形態では、搬送機構52のポジションP4に磁束密度計測器32が配されている。また、例えば、図10に示すように、磁束密度計測器32をリニアフィーダー51に設けてもよい。このため、テーピング積層セラミックコンデンサ連2に収容される前に、搬送機構52による搬送中に積層セラミックコンデンサ1の方向を識別することができる。
第2及び第3の実施形態においては、ポジションP4とポジションP3との間に、積層セラミックコンデンサ1の方向が所望の方向ではない積層セラミックコンデンサ1を選別する選別部や、回転させて所望の方向とする整列部がさらに設けられていてもよい。選別部は、内部電極11,12の積層方向が不所望な積層セラミックコンデンサ1を取り除くものであってもよい。
(実験例1)
下記の設計パラメータを有する積層セラミックコンデンサを6個用意した。図1に示されるように、リニアフィーダー51を介して対向する1対の永久磁石により構成された磁気発生装置60のみにより積層セラミックコンデンサの磁化を行った。なお、6個のサンプルのうち、3つは、内部電極が磁束密度計測器と平行となるように配置して磁束密度を測定し、残りの3つは、内部電極が磁束密度計測器と垂直となるように配置して磁束密度を測定した。計測された磁束密度の最大値を表1に示す。表1において、「水平」と記載されたサンプルは、内部電極が磁束密度計測器と平行となるように配置して磁束密度を測定したサンプルである。表1において、「垂直」と記載されたサンプルは、内部電極が磁束密度計測器と垂直となるように配置して磁束密度を測定したサンプルである。
(実施例2)
実施例1において使用した6つの積層セラミックコンデンサの磁束の密度が0.05mT以下となるように積層セラミックコンデンサの脱磁を行った後に、本実施例2において再度サンプルとして使用した。実施例2では、実施例1と同様の構成を有する磁気発生装置60と、搬送機構52に設けられており、永久磁石により構成された磁気発生装置55との2つの磁気発生装置により積層セラミックコンデンサの磁化を行った。6個のサンプルのうち、3つは、内部電極が磁束密度計測器と平行となるように配置して磁束密度を測定し、残りの3つは、内部電極が磁束密度計測器と垂直となるように配置して磁束密度を測定した。計測された磁束密度の最大値を表1に示す。計測された磁束密度の最大値を表1に示す。
積層セラミックコンデンサの大きさ:1.15mm×0.65mm×0.65mm
内部電極:ニッケルを主成分とする電極
内部電極の積層枚数:430枚
静電容量:10μF
Figure 2016009802
表1に示す結果から、予め磁化を行った積層セラミックコンデンサの磁束密度を計測することにより積層セラミックコンデンサの方向を識別できることが分かる。また、実施例2のように磁化を2回行うことで、積層セラミックコンデンサの磁束密度の計測値(最大値・積分値)が大きくなり、方向の識別が一層容易になる。
1 積層セラミックコンデンサ
2 テーピング積層セラミックコンデンサ連
3 製造装置
10 セラミック素体
10a 第1の主面
10b 第2の主面
10c 第1の側面
10d 第2の側面
10e 第1の端面
10f 第2の端面
11,12 内部電極
13,14 外部電極
15 セラミック部
20 テーピング
20a キャリアテープ
20a1 収容室
20b カバーテープ
32 磁束密度計測器
36 識別部
50 ボールフィーダー
51 リニアフィーダー
52 搬送機構
54 搬送テーブル
54a 凹部
55,60 磁気発生装置

Claims (8)

  1. 一の方向に沿って積層された複数の内部電極を備える積層セラミックコンデンサにおける前記複数の内部電極の積層方向を識別する方法であって、
    前記積層セラミックコンデンサを磁化させる磁化工程と、
    前記磁化させた積層セラミックコンデンサから発生する磁束の密度を計測する計測工程と、
    前記磁束密度の計測結果に基づいて前記積層セラミックコンデンサにおける前記複数の内部電極の積層方向を識別する識別工程と、
    を備える、積層セラミックコンデンサの方向識別方法。
  2. 前記磁化工程において、磁気発生装置の前を前記積層セラミックコンデンサを通過させる、請求項1に記載の積層セラミックコンデンサの方向識別方法。
  3. 前記計測工程において、前記磁化させた積層セラミックコンデンサを磁束密度計測器の前を通過させたときの磁束密度の変化を計測する、請求項1又は2に記載の積層セラミックコンデンサの方向識別方法。
  4. 前記識別工程において、前記計測された磁束密度の変化から磁束密度の最大値を算出し、前記磁束密度の最大値に基づいて前記積層セラミックコンデンサにおける前記複数の内部電極の積層方向を識別する、請求項3に記載の積層セラミックコンデンサの方向識別方法。
  5. 一の方向に沿って積層された複数の内部電極を備える積層セラミックコンデンサにおける前記複数の内部電極の積層方向を識別する装置であって、
    前記積層セラミックコンデンサを搬送する搬送路と、
    前記搬送路を搬送させる積層セラミックコンデンサを磁化させる磁気発生装置と、
    前記搬送路の前記磁気発生装置が配された部分よりも下流側に位置しており、前記搬送路内を搬送される前記積層セラミックコンデンサから発生する磁束の密度を計測する磁束密度計測器と、
    識別部と、
    を備え、
    前記識別部は、前記磁束密度の計測結果に基づいて前記積層セラミックコンデンサにおける前記複数の内部電極の積層方向を識別する、積層セラミックコンデンサの方向識別装置。
  6. 前記磁束密度計測器は、前記磁化させた積層セラミックコンデンサを磁束密度計測器の前を通過させたときの磁束密度の変化を計測する、請求項5に記載の積層セラミックコンデンサの方向識別装置。
  7. 前記磁束密度計測器は、前記計測された磁束密度の変化から磁束密度の最大値を算出し、前記磁束密度の最大値に基づいて前記積層セラミックコンデンサにおける前記複数の内部電極の積層方向を識別する、請求項6に記載の積層セラミックコンデンサの方向識別装置。
  8. 一の方向に沿って積層された複数の内部電極を備える積層セラミックコンデンサを作製する工程と、
    前記積層セラミックコンデンサにおける前記複数の内部電極の積層方向を識別する方向識別工程と、
    を備え、
    前記方向識別工程は、
    前記積層セラミックコンデンサを磁化させる磁化工程と、
    前記磁化させた積層セラミックコンデンサから発生する磁束の密度を計測する計測工程と、
    前記磁束密度の計測結果に基づいて前記積層セラミックコンデンサにおける前記複数の内部電極の積層方向を識別する識別工程と、
    を含む、積層セラミックコンデンサの製造方法。
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