JP2018182226A - 電子部品の脱磁装置、テーピング電子部品連の製造装置、電子部品の脱磁方法 - Google Patents

電子部品の脱磁装置、テーピング電子部品連の製造装置、電子部品の脱磁方法 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送する電子部品の姿勢によらずその電子部品の磁気を低減すること。【解決手段】 脱磁装置13は、コア81と、コア81に巻回されたコイル91とを有し、コイル91には交流電流が供給される。コア81は、搬送されるテーピング電子部品連33(キャリアテープ31)の下方に配置されている。脱磁装置13は、キャリアテープ31に対して垂直方向の交番磁界(垂直磁界、第1の交番磁界)と、キャリアテープ31と平行な交番磁界(水平磁界、第2の交番磁界)とを形成する。電子部品40に対して第1の交番磁界と、その第1の交番磁界と直交する第2の交番磁界とを加える。【選択図】図5

Description

本発明は、電子部品の脱磁装置、テーピング電子部品連の製造装置、電子部品の脱磁方法に関する。
従来、チップインダクタ等の電子部品の製造工程では、抵抗値やインピーダンス値等の特性検査を実施し、検査結果に基づいて、良品と判定した電子部品を例えばキャリアテープに収容する。このような製造工程において、電子部品が磁気を帯びる場合がある。例えば、磁性体を含む電子部品では、その電子部品の検査工程において、電子部品に流れる電流により、電子部品が磁気を帯びる場合がある。電子部品における磁気は、その電子部品の電気的特性に影響する。このため、環状のソレノイドを通過させて電子部品を除去する方法が各種提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平4−239105号公報 特開平8−67329号公報
しかしながら、上記のように環状のソレノイドを通過させるものでは、電子部品の姿勢が安定しないため、電子部品の磁気が低下し難い場合がある。このため、姿勢によらず容易に磁気を低減することが求められている。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、搬送する電子部品の姿勢によらずその電子部品の磁気を低減することを可能とした電子部品の脱磁装置、テーピング電子部品連の製造装置、電子部品の脱磁方法を提供することにある。
上記課題を解決する電子部品の脱磁装置は、電子部品を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される電子部品に隣接して配置されるコアと、前記コアに巻回され交流電流が供給されるコイルと、を有し、前記コアと前記コイルとにより、前記電子部品の搬送方向と直交する第1の交番磁界と、前記電子部品の搬送方向と平行な第2の交番磁界とを発生する。
この構成によれば、電子部品に対して第1の交番磁界と、その第1の交番磁界と直交する第2の交番磁界とが加わる。そして、電子部品の搬送に従って第1の交番磁界と第2の交番磁界の磁力が徐々に低下する。このように、直交する2つの方向の交番磁界を加えるとともに搬送に従って交番磁界の磁力が徐々に弱まることで、残留磁界や通過する磁界に方向性を有する電子部品について、その電子部品の磁気を低減することができる。
上記の電子部品の脱磁装置において、前記コアは、前記電子部品の搬送方向に沿って配列された一対の磁極を有し、前記一対の磁極のそれぞれによって前記第1の交番磁界を発生させ、前記一対の磁極の間に前記第2の交番磁界を発生させることが好ましい。
この構成によれば、電子部品の搬送路に沿って配列された一対の磁極により、電子部品の搬送方向と直交する第1の交番磁界が形成される。そして、一対の磁極の間に、電子部品の搬送方向と平行な第2の交番磁界が形成される。
上記の電子部品の脱磁装置において、前記電子部品は、磁性材料を含む磁性体部と、導体パターンを積層したコイル導体とを有し、前記コイル導体が前記磁性体部に埋設されて部品素体を形成する積層インダクタであるが好ましい。
この構成によれば、コイル導体を構成する導体パターンの積層方向によって、通過する磁界が異なる。このように、コイル導体が積層された積層インダクタについて、搬送する際の姿勢によらず、磁気を低減することができる。
上記の電子部品の脱磁装置において、前記搬送手段は、長手方向に沿って間隔を開けて形成されて前記電子部品を収容する収容穴を有するキャリアテープと、前記収容穴を塞ぐカバーテープとを含むことが好ましい。
この構成によれば、キャリアテープとカバーテープとによって収容された電子部品を、脱磁装置に対して容易に搬送することができる。
上記課題を解決するテーピング電子部品連の製造装置は、長手方向に沿って間隔を開けて形成された複数の収容穴を有するキャリアテープと、前記収容穴に収容された電子部品と、前記収容穴を塞ぐカバーテープとを有するテーピング電子部品連を生成するテーピング電子部品連の製造装置であって、前記電子部品を前記キャリアテープに搬送する搬送部と、前記搬送部における前記電子部品の搬送経路に設けられ、前記電子部品に接触させる一対の測定端子の間にバイアス電圧を印加して前記電子部品に接触させ、前記電子部品の特性を測定する測定部と、前記テーピング電子部品連を巻き取る巻き取り部と、前記搬送部と前記巻き取り部との間に配設された脱磁装置と、を有し、前記脱磁装置は、前記テーピング電子部品連に隣接して配置されるコアと、前記コアに巻回され交流電流が供給されるコイルと、を有し、前記コアと前記コイルとにより、前記電子部品の搬送方向と直交する第1の交番磁界と、前記電子部品の搬送方向と平行な第2の交番磁界とを発生する。
この構成によれば、電子部品の特性測定に際して電子部品に接触させる測定端子に印加されるバイアス電圧によって、電子部品が磁化する。特性測定後の電子部品をキャリアテープに収容してテーピング電子部品連を形成した後、このテーピング電子部品連に対して脱磁装置により第1の交番磁界と第2の交番磁界とを加えることで、テーピング電子部品連に収容した電子部品の磁気を低減することができる。
上記課題を解決する電子部品の脱磁方法は、搬送される電子部品に対し、前記電子部品の搬送方向と直交する第1の交番磁界と、前記電子部品の搬送方向と平行な第2の交番磁界とを形成する。
この構成によれば、電子部品に対して第1の交番磁界と、その第1の交番磁界と直交する第2の交番磁界とが加わる。そして、電子部品の搬送に従って第1の交番磁界と第2の交番磁界の磁力が徐々に低下する。このように、直交する2つの方向の交番磁界を加えるとともに搬送に従って交番磁界の磁力が徐々に弱まることで、残留磁界や通過する磁界に方向性を有する電子部品について、その電子部品の磁気を低減することができる。
本発明の電子部品の脱磁装置、テーピング電子部品連の製造装置、電子部品の脱磁方法によれば、搬送する電子部品の姿勢によらずその電子部品の磁気を低減することを可能とすることができる。
テーピング電子部品連の製造装置の模式的平面図。 テーピング電子部品連の製造装置の概略図。 (a)はテーピング電子部品連の一部平面図、(b)はテーピング電子部品連の一部断面図。 (a)(b)は、テーピングの説明図。 脱磁装置の概略斜視図。 (a)(b)は積層インダクタの概略斜視図。 脱磁装置の作用の説明図。 (a)(b)は搬送方向における磁界強度の説明図。 テーピングされた積層インダクタにかかる磁束の説明図。 電子部品の特性測定を示す概略図。 (a)〜(j)は別の脱磁装置を示す斜視図。
以下、一実施形態を説明する。
なお、添付図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、または別の図面中のものと異なる場合がある。また、断面図では、理解を容易にするために、一部の構成要素のハッチングを省略している場合がある。
図2に示すように、テーピング電子部品連の製造装置10は、搬送装置11、テーピング装置12、脱磁装置13、制御装置14を有している。制御装置14は、搬送装置11、テーピング装置12、脱磁装置13を駆動制御する。なお、図2では、1つの制御装置14を示したが、各装置に制御装置を設けてもよい。
搬送装置11は、3つのリール部21,22,23を有している。リール部21は、キャリアテープ31を供給する。リール部22は、カバーテープ32を供給する。
キャリアテープ31は、電子部品を収容する収容穴を有している。テーピング装置12は、電子部品をキャリアテープ31の収容穴に収容し、その収容穴をカバーテープ32にて閉塞する。これにより、収容穴に電子部品を収容したテーピング電子部品連33を形成する。リール部23は、テーピング電子部品連33を巻き取る。リール部23は、テーピング電子部品連33を搬送する。リール部23とテーピング電子部品連33は電子部品を搬送する搬送手段を構成する。そして、搬送されるテーピング電子部品連33により、電子部品の移動経路を構成する。
脱磁装置13は、テーピング装置12とリール部23との間に配設されている。脱磁装置13は、リール部23により搬送されるテーピング電子部品連33に収容された電子部品を脱磁処理する。
電子部品について説明する。
図6(a)に示すように、電子部品40は、部品素体41と外部電極42,43とを有している。部品素体41は、略直方体状である。例えば、部品素体41は、正四角柱状である。なお、「略直方体」には、角部や稜線部が面取りされた直方体や、角部や稜線部が丸められた直方体が含まれるものとする。
本実施形態において、電子部品40は、積層インダクタである。図6(b)に示すように、部品素体41は、磁性体部51とコイル導体(導体部)52とを有している。コイル導体52は磁性体部51に埋設されている。コイル導体52の両端には、引出電極53,54が形成されている。引出電極53,54は、外部電極42,43と電気的に接続されている。
磁性体部51の材料としては、例えば、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、亜鉛(Zn)及び銅(Cu)の各成分を主成分として含有したフェライト材料を用いることができる。コイル導体52の材料としては、例えば、Cuを主成分とした導電性材料を用いることができる。外部電極42,43の材料としては、例えば、Ni,Cu,銀(Ag),パラジウム(Pd),金(Au),Ag−Pd合金などの適宜の導電材料を用いることができる。
部品素体41は、例えば板状の磁性体を積層して形成されている。具体的には、フェライト等の磁性材料からなるシート(例えば、グリーンシート)を作成し、シートの所定位置にビアホールを形成した後、シートの上面に、銅(Cu)等の導電性材料によりコイルパターン(導体パターン)52aを形成する。所定のコイルパターン52aを形成したシートと、コイル導体を形成していないシートを積層し、所定の圧力で圧着し、所定サイズにカットして積層体を得る。この積層体を所定温度(例えば、900度)で焼成して部品素体41を得る。部品素体41の両端面に導電材料を塗布し、所定温度(例えば700度)で焼き付けて外部電極42,43を形成する。
このように形成した電子部品40において、積層方向(コイル導体52を構成する複数のコイルパターン52aが積層された方向)を厚さ方向Tとし、積層したシートの面と平行な短手方向を幅方向Wとする。そして、厚さ方向T及び幅方向Wと直交する方向、つまり、略直方体状の電子部品40の長手方向を長さ方向Lとする。
テーピング電子部品連33について説明する。
図3(a)及び図3(b)に示すように、テーピング電子部品連33は、収容穴31aを有するキャリアテープ31と、キャリアテープ31の上面に配設されたカバーテープ32と、各収容穴31aに収容された電子部品40とを含む。本実施形態のキャリアテープ31は、収容穴31aが貫通して形成されたベーステープ31bと、ベーステープ31bの下面に取着されたボトムテープ31cとを有している。なお、ベーステープ31bとボトムテープ31cとを一体としたキャリアテープを用いてもよい。
図3(a)及び図3(b)に示すように、収容穴31aは、キャリアテープ31の長手方向(図3(a)の左右方向)に沿って間隔を置いて形成されている。収容穴31aは、キャリアテープ31の幅方向(図3(a)の上下方向)に延びるように形成されている。このテーピング電子部品連33は、長手方向の一方向(例えば、図3(a)の左方向)に搬送される。収容穴31aは、テーピング電子部品連33の主面(上面)から見て、テーピング電子部品連33の搬送方向と直交する方向に延びるように形成されている。
テーピング装置12について説明する。
図1に示すように、テーピング装置12は、ボールフィーダ61、リニアフィーダ62、搬送機構63を有している。
ボールフィーダ61には、複数の電子部品40が収容される。ボールフィーダ61は、振動することによりリニアフィーダ62に電子部品40を順次供給する。リニアフィーダ62は、振動することにより、ボールフィーダ61から供給された電子部品40を、搬送機構63に供給する。
搬送機構63は、中心軸Cを中心として回転する搬送テーブル64を有している。搬送機構63は、搬送テーブル64により、電子部品40をキャリアテープ31へ搬送する。
搬送テーブル64は、複数の凹部65を有している。搬送テーブル64は、円板状であり、複数の凹部65は、それぞれ、搬送テーブル64の径方向外側端部に設けられている。複数の凹部65は、搬送テーブル64の周方向に沿って間隔を置いて設けられている。例えば、複数の凹部65は、搬送テーブル64の周方向に沿って等間隔に設けられている。各凹部65は、搬送テーブル64の外周面から中心軸Cに向かって延びている。各凹部65は、平面視(搬送テーブル64の中心軸Cの方向から視て)矩形状に形成されている。各凹部65は、電子部品40よりも若干大きく形成されている。
搬送テーブル64の凹部65には、ポジションP1において、リニアフィーダ62から電子部品40が振り込まれる。ポジションP1において、凹部65に振り込まれた電子部品40は、搬送テーブル64が回転することにより、中心軸Cを中心として周方向に沿って搬送される。電子部品40は、ポジションP5まで搬送される。電子部品40は、このポジションP5において、搬送テーブル64からキャリアテープ31の収容穴31aに収容される。
ポジションP1からポジションP5までの搬送経路に位置するポジションP2には、抵抗値測定部66が設けられている。この抵抗値測定部66において、凹部65に収容されている電子部品40の抵抗値が測定される。測定された電子部品40の抵抗値は、図2に示す制御装置14に出力される。
搬送経路において、ポジションP2とポジションP5の間に位置するポジションP3には、インピーダンス測定部67が設けられている。このインピーダンス測定部67において、凹部65に収容されている電子部品40のインピーダンス値が測定される。測定された電子部品40のインピーダンス値は、図2に示す制御装置14に出力される。
図10は、電子部品40の特性測定を示す概略図である。
図10に示すように、電子部品40の外部電極42,43に測定端子T1,T2を所定の押圧力にて接触させ、電子部品40の特性値を測定する。このとき、電気クリーニング処理を実施する。電気クリーニング処理は、測定端子T1,T2と電子部品40の外部電極42,43との間の接触性を安定化するための処理である。測定端子T1,T2の表面や外部電極42,43の表面に異物の付着や酸化膜等の被膜があると、測定端子T1,T2と外部電極42,43との接触性が不安定となる。このため、測定端子T1,T2の間にバイアス電圧を印加した状態にて、外部電極42,43に測定端子T1,T2を接触させ、測定端子T1,T2と外部電極42,43の間に放電現象が発生する。この放電現象により、皮膜(例えば、錫めっき酸化膜)や表面に付着した異物を除去する。これにより、測定端子T1,T2と外部電極42,43との間の接触性が安定化する。
なお、図10では2本の測定端子T1,T2を示しているが、測定端子の数は、測定する特性に応じて変更される。例えば、抵抗値測定部66では、4本の測定端子を用いた4端子法により抵抗値を測定する。また、インピーダンス測定部67では、図10に示すように、2本の測定端子T1,T2を用いてインピーダンス値を測定する。
図1に示すように、搬送経路において、ポジションP3とポジションP5の間に位置するポジションP5には、選別部68が設けられている。選別部68は、図2に示す制御装置14に接続されている。選別部68は、制御装置14の指示に基づいて、電子部品40を選別する。
制御装置14は、抵抗値測定部66から出力された抵抗値と、インピーダンス測定部67から出力されたインピーダンス値とに基づいて、電子部品40の良否を判定する。その判定結果に基づいて、制御装置14は、良品と判定した電子部品40を選別部68に選別させ、そのまま搬送を続けさせ、不良品と判定した電子部品40を選別部68によって搬送テーブル64から取り除かせる。
例えば、選別部68は図示しない吸引ポンプを有している。吸引ポンプは、搬送テーブル64に形成された吸引孔と接続されている。これにより、搬送テーブル64は、電子部品40を吸着保持する。選別部68は、ポジションP4において、良品と判定した電子部品40の吸着保持を継続する。一方、選別部68は、ポジションP4において、不良品と判定した電子部品40の吸着保持を停止し、吸引孔に正圧を与える。これにより、電子部品が凹部65から排除される。従って、ポジションP4を通過してポジションP5に搬送される電子部品40は、全て良品と判定されたものとなる。
搬送テーブル64により搬送された電子部品40は、ポジションP5において、キャリアテープ31の収容穴31aに収容される。キャリアテープ31には、長手方向に沿って間隔を開けて複数の収容穴31aが設けられている。キャリアテープ31は、搬送テーブル64の凹部65がポジションP5に位置しているときに、その凹部65と収容穴31aとが重なるように位置決めされる。その状態で、電子部品40が搬送テーブル64の凹部65からキャリアテープ31の収容穴31aに収容される。
その後、キャリアテープ31が長手方向に沿って図1において左方向に移動され、電子部品40が収容されていない別の凹部65がポジションP5に位置する凹部65と重なるように配置され、電子部品40が収容穴31aに収容される。これらの工程が繰り返し行われることで、キャリアテープ31の複数の収容穴31aに電子部品40が順次収容される。
搬送されるキャリアテープ31の下には、マグネットレール69が配設されている。マグネットレール69は、キャリアテープ31の収容穴31aに収容された電子部品40を磁力により吸引する。
図4(a)に示すように、電子部品40は、マグネットレール69により磁気的に吸引され、収容穴31aの底面に密着する。つまり、マグネットレール69は、収容穴31a内における電子部品40の姿勢を安定化する。図4(a)において、キャリアテープ31の上方には、搬送カバー70が配設されている。このため、図4(b)に示すように、電子部品40の姿勢が傾いたり、収容穴31aから飛び出して搬送カバー70に接触したりすることなく、キャリアテープ31を移動させることができる。また、マグネットレール69は、収容穴31aにおいて、電子部品40の移動を抑制する。これにより、電子部品40やキャリアテープ31のダメージ(損傷)を抑制し、テーピング電子部品連33の品質低下を抑制することができる。
その後、キャリアテープ31の上に、複数の収容穴31aを覆うカバーテープ32が配設される。な、図1では、キャリアテープ31と電子部品40を判り易くするため、カバーテープ32が省略されている。カバーテープ32は、例えば加熱等によりキャリアテープ31に密着する。この結果、キャリアテープ31と、カバーテープ32と、収容穴31aに収容された電子部品40とを有するテーピング電子部品連33が生成される。
搬送されるキャリアテープ31は、脱磁装置13の上方を通過し、図2に示すリール部23により巻き取られる。脱磁装置13は、キャリアテープ31の収容穴31aに収容された電子部品40を脱磁処理する。上述したように、電子部品40の部品素体41は、磁性体部51を有している。磁性体部51は、上述の測定における電気クリーニング処理によって部品素体41(図6(b)参照)に流れる電流、マグネットレール69の磁力、等によって磁化する。磁性体部51の磁化、つまり磁性体部51に残留する磁界は、電子部品40の特性(インピーダンス値)を変化させる。例えば、電子部品40として積層インダクタでは、磁性体部51の磁化により、インピーダンス値が低くなる。例えば、出荷後に何らかの要因によって磁性体部51の磁界が低下すると、インピーダンス値が高くなる。つまり、電子部品40における特性(インピーダンス値)の変化を招く。このため、脱磁装置13により磁性体部51の磁界を低減し、特性(インピーダンス値)の変化を抑制する。
図5に示すように、脱磁装置13は、コア81とコイル91とを有している。コア81は、搬送されるテーピング電子部品連33(キャリアテープ31)の下方に配置されている。なお、図5では、電子部品40を示すため、カバーテープを省略している。コア81は、2つの磁極82,83を有し、例えばU字状に形成されている。詳述すると、コア81は、平行に延びる一対の磁極部84,85と、一対の磁極部84,85の下端を連結する連結部86とを有している。コイル91は、一対の磁極部84,85のうちの一方の磁極部85に巻回されている。なお、磁極部84にコイル91を巻回してもよい。そして、一対の磁極部84,85の先端面(上端面)がコア81の磁極82,83となる。
コア81は、2つの磁極82,83を、キャリアテープ31の搬送方向に沿って並列するように配置されている。本実施形態において、コア81は、2つの磁極82,83がキャリアテープ31の主面(下面)と対向するように配置されている。コア81の磁極82,83とキャリアテープ31との間の距離は、例えば5〜10mmの範囲とすることができる。2つの磁極82,83の間の距離(磁極82,83の中心間距離)は、例えば70mmとすることができる。
コア81にはコイル91が巻装されている。コイル91は、図示しない電源装置に接続され、その電源装置から交流電流が供給される。交流電流が供給されるコイル91は、コア81の2つの磁極82,83の間に交番磁界を発生させる。電源装置は、例えば図2に示す制御装置14に含まれる。なお、制御装置14と別に電源装置を備えるようにしてもよい。
図7に示すように、キャリアテープ31に対応して配置された2つの磁極82,83はそれぞれ、キャリアテープ31をそのキャリアテープ31の厚さ方向に通過する交番磁界(垂直磁界、第1の磁界)を形成される。また、キャリアテープ31から所定距離離間して配置された2つの磁極82,83は、キャリアテープ31の搬送方向と平行な交番磁界(水平磁界、第2の磁界)を形成させる。つまり、上記のように構成された脱磁装置13は、キャリアテープ31に対して垂直方向の交番磁界(垂直磁界)と、キャリアテープ31と平行な交番磁界(水平磁界)とを形成する。
例えば、電源装置として単相200V、60Hzの交流電源を用いることができる。このような交流電源により、脱磁装置13は、磁束密度が0〜90mT(ミリテスラ)の磁界を発生させる。なお、キャリアテープ31において、30〜75mTの範囲の磁束密度の磁界が発生させることが好ましい。更に、45mT以上の磁束密度があることが好ましく、60mTの磁束密度があればより好ましい。キャリアテープ31の搬送速度としては例えば、40〜140mm/secとすることができる。
(作用)
脱磁装置13は、キャリアテープ31に対して垂直な交番磁界と水平な交番磁界とを形成する。
図8(a)及び図8(b)は、キャリアテープ31の搬送方向において、脱磁装置13によって生じる磁界の強さを示している。
図8(a)は、キャリアテープ31の移動方向において、キャリアテープ31に対して水平に形成される交番磁界の強さを示す。交番磁界の強さとは、交流を印加したときの最大の磁界の大きさを意味する。図8(a)において、実線は、コイル91が巻装されている側のコア81の磁極面より発生し、コイル91が巻装されていないコア81の側の磁極面に収束する交番磁界の強さを示している。図8(a)において、破線は、コイル91が巻装されていない側のコア81の磁極面より発生し、コイル91が巻装されている側のコア81の磁極面に収束する交番磁界の強さを示している。
図8(b)は、キャリアテープ31の移動方向において、キャリアテープ31に対して垂直に形成される交番磁界の強さを示す。図8(b)において、実線は、コイル91が巻装されている側のコア81の磁極面より発生し、コイル91が巻装されていないコア81の側の磁極面に収束する交番磁界の強さを示している。図8(b)において、破線は、コイル91が巻装されていない側のコア81の磁極面より発生し、コイル91が巻装されている側のコア81の磁極面に収束する交番磁界の強さを示している。
図8(a)及び図8(b)に示すように、交番磁界の強度は、キャリアテープ31に搬送方向に沿って脱磁装置13のコア81の2つの磁極82,83(図において縦の破線にて示す)から遠ざかるにつれて弱くなる。これにより、電子部品40を構成する磁性体部51の磁気は、交番磁界の変化に伴って反転を繰り返しながら減衰する。
ところで、本実施形態の電子部品40のように、積層された複数の導体パターンを含む電子部品では、複数の導体パターンの積層方向によって、電子部品を通過する磁力が異なる。このため、電子部品を環状のコイルを通過させる脱磁装置の場合、電子部品の姿勢によって影響する磁力が異なり、磁気が減衰しにくい場合がある。
図9に示すように、キャリアテープ31の収容穴31aには、電子部品40が収容されている。電子部品40は、積層されたコイルパターン52aによるコイル導体52を有している。図9では、コイル導体52(コイルパターン52a)を直線にて示している。図9において左側に示す電子部品40は、コイル導体52(コイルパターン52a)がキャリアテープ31の厚さ方向(図9の上下方向)に沿うように収容穴31aに収容されている。一方、図9において右側に示す電子部品40は、コイル導体52(コイルパターン52a)がキャリアテープ31の表面と平行な方向(図9の左右方向)に沿うように収容穴31aに収容されている。なお、図9ではカバーテープが省略されている。
このように、正四角柱状や正四角柱状に近い(厚さ方向LTの長さと幅方向LWの長さがほぼ等しい)電子部品40では、厚さ方向LTと幅方向LWの判定が難しいので、電子部品40の姿勢を統一してキャリアテープ31に収容することは難しい。
上述したように、本実施形態の脱磁装置13は、キャリアテープ31に対して垂直な交番磁界と、キャリアテープ31に対して平行な交番磁界とを形成する。つまり、図9に示す2つの電子部品40のそれぞれにおいて、コイル導体52と平行な磁界と、コイル導体52と垂直な磁界とが加わる。従って、キャリアテープ31に収容された電子部品40の姿勢に係わらず、磁気が減衰する。このため、姿勢によって磁気の影響が異なる電子部品40について、姿勢を揃えることを必要とせず、容易にキャリアテープ31に収容する、つまりテーピング電子部品連33を容易に生成することができる。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)テーピング電子部品連の製造装置10は、テーピング装置12と搬送装置11(リール部23)との間に配設された脱磁装置13を有している。テーピング装置12は、キャリアテープ31の収容穴31aに電子部品40を収容し、その収容穴31aをカバーテープ32に塞いでテーピング電子部品連33を生成する。リール部23は、テーピング電子部品連33を搬送する。
脱磁装置13は、コア81と、コア81に巻回されたコイル91とを有し、コイル91には交流電流が供給される。コア81は、搬送されるテーピング電子部品連33(キャリアテープ31)の下方に配置されている。脱磁装置13は、キャリアテープ31に対して垂直方向の交番磁界(垂直磁界、第1の交番磁界)と、キャリアテープ31と平行な交番磁界(水平磁界、第2の交番磁界)とを形成する。従って、電子部品40に対して第1の交番磁界と、その第1の交番磁界と直交する第2の交番磁界とが加わる。そして、電子部品40の搬送に従って第1の交番磁界と第2の交番磁界の磁力が徐々に低下する。このように、直交する2つの方向の交番磁界を加えるとともに搬送に従って交番磁界の磁力が徐々に弱まることで、電子部品40の姿勢に係わらず、その電子部品40の磁気を低減することができる。
(2)脱磁装置13のコア81は一対の磁極82,83を有し、それら一対の磁極82,83はテーピング電子部品連33の搬送方向に沿って配列されている。従って、コイル91に交流電流が印加されると、一対の磁極82,83のそれぞれの位置にてテーピング電子部品連33に垂直な交番磁界を発生させるとともに、一対の磁極82,83の間にテーピング電子部品連33と平行な交番磁界を発生させることができる。
(3)電子部品40は、複数のコイルパターン(導体パターン)52aを積層して形成されたコイル導体52を有している。この電子部品40は、コイル導体52(コイルパターン52a)の積層方向に応じて、通過する磁力が異なる。この電子部品40に対して互いに直交する交番磁界(垂直磁界と水平磁界)を加える。この結果、残留磁界や通過する磁界に方向性を有する電子部品40について、その電子部品40の磁気を低減することができる。
(変形例)
尚、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態に対し、コアの形状を適宜変更してもよい。
図11(a)は上記実施形態のコア81及びコイル91の概略を示す。これに対し、図11(b)に示すように、一対の磁極部102,103と、磁極部102,103を連結する連結部104とを有し、H字状に形成されたコア101を用いてもよい。
図11(c)及び図11(d)に示すように、連結部86,104にコイル91を巻回してもよい。
図11(e)に示すように、一対の磁極部112,113が互いに接続され、連結部を有していない、V字状のコア111を用いてもよい。
また、図11(f)〜図11(j)に示すように、磁極となる端面が円形のコア121〜125を用いてもよい。なお、磁極となる端面は円形に限らず、三角形や五角形以上の多角形状としてもよい。
・上記実施形態に対し、コアに巻回するコイルの数を2つ以上としてもよい。
・上記実施形態では、テーピング電子部品連33の下方に脱磁装置13を配設したが、テーピング電子部品連33の上方に脱磁装置13を配設してもよい。
10…テーピング電子部品連の製造装置、11…搬送装置、12…テーピング装置、13…脱磁装置、14…制御装置、33…テーピング電子部品連、40…電子部品、81…コア、82,83…磁極、91…コイル。

Claims (6)

  1. 電子部品を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される電子部品に隣接して配置されるコアと、
    前記コアに巻回され交流電流が供給されるコイルと、
    を有し、
    前記コアと前記コイルとにより、前記電子部品の搬送方向と直交する第1の交番磁界と、前記電子部品の搬送方向と平行な第2の交番磁界とを発生すること、
    を特徴とする電子部品の脱磁装置。
  2. 前記コアは、前記電子部品の搬送方向に沿って配列された一対の磁極を有し、前記一対の磁極のそれぞれによって前記第1の交番磁界を発生させ、前記一対の磁極の間に前記第2の交番磁界を発生させること、を特徴とする請求項1に記載の電子部品の脱磁装置。
  3. 前記電子部品は、磁性材料を含む磁性体部と、導体パターンを積層したコイル導体とを有し、前記コイル導体が前記磁性体部に埋設されて部品素体を形成する積層インダクタである、請求項1又は2に記載の電子部品の脱磁装置。
  4. 前記搬送手段は、長手方向に沿って間隔を開けて形成されて前記電子部品を収容する収容穴を有するキャリアテープと、前記収容穴を塞ぐカバーテープとを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子部品の脱磁装置。
  5. 長手方向に沿って間隔を開けて形成された複数の収容穴を有するキャリアテープと、前記収容穴に収容された電子部品と、前記収容穴を塞ぐカバーテープとを有するテーピング電子部品連を生成するテーピング電子部品連の製造装置であって、
    前記電子部品を前記キャリアテープに搬送する搬送部と、
    前記搬送部における前記電子部品の搬送経路に設けられ、前記電子部品に接触させる一対の測定端子の間にバイアス電圧を印加して前記電子部品に接触させ、前記電子部品の特性を測定する測定部と、
    前記テーピング電子部品連を巻き取る巻き取り部と、
    前記搬送部と前記巻き取り部との間に配設された脱磁装置と、
    を有し、
    前記脱磁装置は、前記テーピング電子部品連に隣接して配置されるコアと、前記コアに巻回され交流電流が供給されるコイルと、を有し、前記コアと前記コイルとにより、前記電子部品の搬送方向と直交する第1の交番磁界と、前記電子部品の搬送方向と平行な第2の交番磁界とを発生すること、
    を特徴とするテーピング電子部品連の製造装置。
  6. 搬送される電子部品に対し、前記電子部品の搬送方向と直交する第1の交番磁界と、前記電子部品の搬送方向と平行な第2の交番磁界とを形成することを特徴とする電子部品の脱磁方法。
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