JP2016003798A - 加熱調理器 - Google Patents

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高明 勝浦
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Abstract

【課題】種々の大きさの冷凍食品、あるいは、種々の食材を含む冷凍食品を、解凍のみならず、解凍後、直ちに、食するに適した目標温度に加熱することができる加熱調理器を提供すること。【解決手段】冷凍食品調理モード選択部(69)によって冷凍食品調理モードが選択される。この冷凍食品調理モードが選択されると、制御装置(100)は、マイクロ波発生部(4)を駆動し、センサ(53,65)が、冷凍食品の温度が予め定められたマイクロ波加熱温度になったことを検知したということを含む第1条件を満たすと、上記マイクロ波発生部4の駆動を停止し、蒸気発生装置(24)またはヒータ(20,21,22)を、上記センサ(53,65)が、上記冷凍食品の温度が予め定められた調理目的温度になったことを検知したということを含む第2条件を満たすまで、駆動する。【選択図】図5

Description

この発明は、加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、特開2009−127933号公報(特許文献1)に記載のものがある。
この従来の加熱調理器は、食材にマイクロ波を照射する第1工程により、短時間で食材内部まで所定量だけ解凍を行った後、マイクロ波の発生を停止して蒸気供給手段および外気供給手段により仕上げ解凍を行うため、主に解凍の後半において発生しやすいマイクロ波による食材の煮え過ぎや焦げ付きを防止でき、また、第2工程においても、蒸気供給手段に加えて外気供給手段を作動させることにより、外気により蒸気が冷却され、食材の過加熱を防止しながら短時間で斑なく解凍を行うことができるという利点を有する。
特開2009−127933号公報
ところで、最近、コンビニやスーパマーケットなどにおいて、冷凍食品として、例えば、冷凍おにぎり等の小さな冷凍食品や、種々の食材が詰められた冷凍弁当、冷凍総菜セット等の大きな冷凍食品等が提供されるようになってきた。
ところが、上記従来の加熱調理器は、冷凍食品を比較的ムラなく解凍を行うことができるが、解凍後に、直ちに、冷凍食品に適した加熱を行っていないため、種々の食材が詰められた冷凍弁当、冷凍おむすび等を、直ちに、ムラ無く、食するに適した温度に加熱できないと言う問題がある。
そこで、この発明の課題は、種々の大きさの冷凍食品、あるいは、種々の食材を含む冷凍食品を、解凍のみならず、解凍後、直ちに、食するに適した目標温度に加熱することができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
本体ケーシングと、
この本体ケーシング内に設けられると共に、被加熱物が収容される加熱室と、
上記加熱室内の上記被加熱物を加熱するためのマイクロ波を発生するマイクロ波発生部と、
上記加熱室内の上記被加熱物を加熱するための蒸気を発生する蒸気発生装置と、上記被加熱物を加熱するためのヒータとのうちの少なくとも一方と、
上記加熱室内の上記被加熱物の温度を検知するセンサと、
冷凍食品調理モードを選択する冷凍食品調理モード選択部と、
上記冷凍食品調理モード選択部によって冷凍食品調理モードが選択されると、上記マイクロ波発生部を駆動し、上記センサが、上記被加熱物としての冷凍食品の温度が予め定められたマイクロ波加熱温度になったことを検知したということを含む第1条件を満たすと、上記マイクロ波発生部の駆動を停止し、上記蒸気発生装置またはヒータを、上記センサが、上記冷凍食品の温度が予め定められた調理目的温度になったことを検知したということ、または、上記蒸気発生装置もしくはヒータが予め定められた駆動時間だけ駆動されたということを含む第2条件を満たすまで、駆動するように制御する制御装置と
を備えることを特徴としている。
1実施形態では、
上記冷凍食品調理モード選択部は、冷凍食品の種類を選択可能になっており、
上記制御装置は、冷凍食品の種類に応じて予め定められたマイクロ波加熱温度および調理目的温度を記憶しているメモリから、上記冷凍食品調理モード選択部で選択された冷凍食品の種類に応じたマイクロ波加熱温度と、上記調理目的温度または上記蒸気発生装置もしくはヒータの予め定められた駆動時間とを読み出して、上記マイクロ波発生部と、上記蒸気発生装置またはヒータとを制御する。
1実施形態では、
上記第2条件は、上記冷凍食品の温度を上記調理目的温度で一定時間持続することを含む。
1実施形態では、
上記制御装置は、上記マイクロ波発生部の駆動に先だって、上記蒸気発生装置または上記ヒータを駆動して、上記冷凍食品の表面を溶解させる。
1実施形態では、
上記センサは、蒸気センサであり、
上記制御装置は、上記蒸気センサの検出した蒸気量によって、上記第1条件に含まれるマイクロ波加熱温度になったか否かや、上記第2条件に含まれる調理目的温度になったか否かを判別する。
1実施形態は、
上記蒸気発生装置を備え、
上記制御装置は、上記マイクロ波発生部を駆動していた時間に応じて、上記蒸気発生装置を駆動する時間を定めている。
1実施形態は、
上記蒸気発生装置および上記ヒータを備え、
上記制御装置は、上記マイクロ波発生部の駆動を停止した後、上記蒸気発生装置を駆動し、その後、上記蒸気発生装置の駆動を停止して、上記ヒータを駆動する。
別の側面では、この発明は、
本体ケーシングと、
この本体ケーシング内に設けられると共に、被加熱物が収容される加熱室と、
上記加熱室内の上記被加熱物を加熱するためのマイクロ波を発生するマイクロ波発生部と、
上記加熱室内の上記被加熱物を加熱するための蒸気を発生する蒸気発生装置と、上記被加熱物を加熱するためのヒータとのうちの少なくとも一方と、
上記加熱室内の上記被加熱物の温度を検知するセンサと、
冷凍食品調理モードを選択する冷凍食品調理モード選択部と、
上記冷凍食品調理モード選択部によって冷凍食品調理モードが選択されると、上記蒸気発生装置またはヒータを駆動し、上記センサが、上記被加熱物としての冷凍食品の表面が溶解した温度なったことを検知したということを含む第1条件を満たすと、上記蒸気発生装置またはヒータの駆動を停止し、上記マイクロ波発生部を、上記センサが、上記冷凍食品の温度が予め定められた調理目的温度になったことを検知したということを含む第2条件を満たすまで、駆動をするように制御する制御装置と
を備える。
この発明によれば、種々の大きさの冷凍食品、あるいは、種々の食材を含む冷凍食品を、解凍のみならず、解凍後、直ちに、食するに適した目標温度に加熱することができる。
この発明の第1実施形態の加熱調理器の正面図である。 上記第1実施形態の加熱調理器の扉を開けた状態を示す正面図である。 上記第1実施形態の加熱調理器の模式的な説明図である。 上記第1実施形態の加熱調理器の模式的な説明図である。 上記第1実施形態の加熱調理器のブロック図である。 上記第1実施形態の加熱調理器のカラー液晶表示部の説明図である。 上記第1実施形態の加熱調理器のカラー液晶表示部の説明図である。 上記第1実施形態の加熱調理器の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 上記第1実施形態の加熱調理器の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 この発明の第2実施形態の加熱調理器の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 この発明の第2実施形態の加熱調理器の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 この発明の第3実施形態の加熱調理器の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 この発明の第3実施形態の加熱調理器の制御装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、この発明を図示の実施形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。また、図2は、上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。
上記加熱調理器は、図1、図2に示すように、略直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられた略直方体形状の加熱室2と、この加熱室2の前側の開口部2aを開閉する扉3とを備えている。
また、上記本体ケーシング1内の後部の端部に、マイクロ波を発生するマイクロ波発生装置の一例としてのマグネトロン4を設けている。また、センサの一例としての蒸気センサ53(図4および5を参照)および赤外線センサなどの温度センサ65(図5を参照)で、加熱室2内の被加熱物の温度を検出するようにしている。上記蒸気センサ53は、蒸気の量を介して、被加熱物の温度を間接的に検出し、赤外線センサなどの温度センサ65は被加熱物の温度を直接的に検出する。
上記本体ケーシング1の上面の後部には排気ダクト5を設けている。一方、上記本体ケーシング1の前面の下部には、露受容器6および給水タンク26を着脱可能に取り付けている。この露受容器6は扉3の下側に位置して、扉3の後面(加熱室2側の面)からの水滴を受けることができるようになっている。
上記扉3の下部は、本体ケーシング1の前側の下部に回動可能に取り付けている。この扉3の前面(加熱室2側とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7を設けている。また、上記扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に位置する操作パネル9とを有している。
上記操作パネル9はカラー液晶表示部10およびボタン群11を有している。上記カラー液晶表示部10は、タッチパネル式のスイッチ機能を有し、後述する冷凍食品調理モード選択部69を構成する。また、上記ボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。また、上記操作パネル9には、スマートフォンなどからの赤外線を受ける赤外線受光部14を設けている。
上記加熱室2内には、冷凍食品等の被加熱物を収容する。また、上記加熱室2内には、図3および4に示す金属製の調理トレイ91,92を出し入れ可能に設けている。図2に示すように、上記加熱室2の左側部2b、右側部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bを設けている。また、上記加熱室2の左側部2b、右側部2cの内面には、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bを設けている。上記下棚受け17A,17Bは、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置する。
上記調理トレイ91,92は、加熱室2内に配置されたとき、加熱室2の後部2dとの間に隙間を有するようになっている。より詳しくは、上棚受け16A,16Bおよび下棚受け17A,17Bのそれぞれの後端部には当接部(図示せず)を設けている。この当接部は、調理トレイ91,92が加熱室2の後部2dに接触する前に、調理トレイ91,92に当接して、調理トレイ91,92の後側への移動を規制する。このとき、上記調理トレイ91,92と加熱室2の後部2dとの間において、前後方向の長さが例えば3mmの隙間が生じるようにしてもよい。
図3は、上記加熱調理器の主要部の構成を、分かり易くするために、展開して示す模式図である。この図3では、加熱室2は左側から見た状態が示されている。
上記加熱調理器は、循環ダクト18、循環ファン19、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22、循環ダンパ23、蒸気発生装置24、チューブポンプ25および給水タンク26を備えている。この上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22は、それぞれ、例えば、シーズヒータからなっている。
図3に示すように、上記加熱室2の上部2eは、水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱室2の後部2dと連なっている。この傾斜部2fには、循環ファン19と対向するように複数の吸込口27(図2を参照)を設けている。また、上記加熱室2の上部2eには、複数の上吹出口28を設けている。また、加熱室2の後部2dには、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31を、それぞれ、複数設けている。なお、図3では、上記上吹出口28は3個だけを示し、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31は各1個だけを示しているが、それらの実際の数は、図2に示すように、多数個ある。
上記循環ダクト18は、吸込口27、上吹出口28および第1〜第3後吹出口29〜31を介して加熱室2内と連通している。この循環ダクト18は、加熱室2の上側から後側にわたって設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱室2の左右方向の幅より狭く設定している。
上記循環ファン19は、例えば、遠心ファンからなり、循環ファン用モータ56によって駆動する。この循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱室2内の空気や飽和蒸気(以下、「空気など」言う)は、吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれて、循環ファン19の径方向外側へ流出させられる。より詳しくは、循環ファン19によって吸入された空気などの一部は、上方の上吹出口28から、加熱室2へ吹き出され、循環ファン19によって吸入された空気などの他の一部は、上記上吹出口28よりも下側に位置する第1〜第3後吹出口29,30,31から、加熱室2へ吹き出される。
上記上ヒータ20は、循環ダクト18内に配置して、加熱室2の上部2eに対向している。この上ヒータ20は、上吹出口28へ流れる空気などを加熱する。
上記中ヒータ21は、環状に形成していて、循環ファン19を取り囲んでいる。この中ヒータ21は、循環ファン19から背面の第1〜第3後吹出口29,30,31へ流れる空気などを加熱し、つまり、循環ファン19から上ヒータ20に向かう空気などを加熱し、また、循環ファン19から下ヒータ22に向かう空気などを加熱する。
上記下ヒータ22は、循環ダクト18内に配置し、加熱室2の後部2dに対向している。この下ヒータ22は、第2、第3後吹出口30,31へ流れる空気などを加熱する。
上記循環ダンパ23は、循環ダクト18内に回動可能に設け、中ヒータ21と下ヒータ22との間に位置させている。この循環ダンパ23の回動は循環ダンパ用モータ59(図5に示す)によって行わせる。上記蒸気発生装置24は、上端が開口する金属製の容器34と、樹脂製の蓋33と、シーズヒータからなる蒸気発生用ヒータ32とを有する。上記蒸気発生用ヒータ32は、容器34の底部に鋳込んでいる。この容器34の底部上には給水タンク26からの水が溜まり、この水を、蒸気発生用ヒータ32が容器34の底部を介して加熱する。この水の加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを通って、複数の蒸気供給口37から加熱室2内に供給される。なお、蒸気供給口37は図2に示すように、複数個あるが、図3では1個だけを示している。
また、上記加熱室2内の飽和蒸気は、循環ファン19で吸引して、中ヒータ21、上ヒータ20および下ヒータ22に向けて送り、中ヒータ21、上ヒータ20および下ヒータ22で加熱することにより、100℃以上の過熱蒸気となる。
また、上記蒸気発生装置24の蓋33には、一対の電極棒39A,39Bからなる水位センサ38を取り付けている。この電極棒39A,39Bの間が導通状態になったか否かに基づいて、容器34の底部上の水位が所定水位になったか否かを判定する。
上記チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなって弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、給水タンク26内の水を蒸気発生装置24へ流したり、蒸気発生装置24内の水を給水タンク26に向けて流したりする。
上記給水タンク26は給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42は、一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、他端部が給水タンク26外に位置する。上記給水タンク26がタンクカバー43内に収容されると、連通管42の他端部がタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置24内と連通する。
図4は、上記加熱調理器の他の部分の構成を説明するための模式図である。この図4でも、図3と同様に、加熱室2は右側方から見た状態が示されている。
上記加熱室2の後部2dの下端部には自然排気口45を設けている。この自然排気口45は第1排気経路46を介して排気ダクト5に連通している。加熱室2内の空気などが余剰になると、その余剰な空気などが、自然に、自然排気口45から第1排気経路46へ流れ出る。また、この第1排気経路46に、例えばシロッコファンからなる排気ファン47を接続して、加熱室2から強制的に排気ができるようにしている。
また、上記加熱室2の傾斜部2fには、排気ダンパ49で開閉される複数の強制排気口48と、給気ダンパ51で開閉される複数の給気口50とを設けている。この強制排気口48は第2排気経路52を介して排気ダクト5に連通している。一方、上記給気口50は、給気経路55を介して、本体ケーシング1と加熱室2との間の空間に連通している。また、例えばシロッコファンからなる給気ファン54を給気経路55に接続している。
また、上記第2排気経路52には、センサの一例としての蒸気センサ53を取り付けている。この蒸気センサ53は、第2排気経路52を流れる蒸気量を示す信号を制御装置100(図5に示す)へ送出する。
上記加熱室2内の空気などを強制的に本体ケーシング1外へ排出する場合、排気ダンパ用モータ60、給気ダンパ用モータ61(図5に示す)で排気ダンパ49、給気ダンパ51を2点鎖線で示す位置まで回動させて、排気ダンパ49および給気ダンパ51を開く。そして、排気ファン用モータ57、給気ファン用モータ58(図5に示す)で排気ファン47、給気ファン54を駆動する。これにより、加熱室2内の空気などが強制排気口48および自然排気口45から加熱室2外へ引き出される。
また、上記本体ケーシング1と加熱室2との間のマグネトロン4などを冷却する場合、給気ダンパ51が閉じた状態で、給気ファン54が駆動するようにする。これにより、給気ファン54から吹き出された空気が、給気経路55を介して、本体ケーシング1と加熱室2との間の空間に供給される。
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置100を備えている。この制御装置100には、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22、蒸気発生装置24、循環ファン用モータ56、排気ファン用モータ57、給気ファン用モータ58、循環ダンパ用モータ59、排気ダンパ用モータ60、給気ダンパ用モータ61、操作パネル9、蒸気センサ53、水位センサ38、チューブポンプ25、マグネトロン4などを接続している。また、上記制御装置100は、操作パネル9、蒸気センサ53、例えば赤外線センサ等の温度センサ65、水位センサ38などからの信号に基づいて、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22、蒸気発生装置24、循環ファン用モータ56、排気ファン用モータ57、給気ファン用モータ58、循環ダンパ用モータ59、排気ダンパ用モータ60、給気ダンパ用モータ61、チューブポンプ25などを制御する。
上記制御装置100は、そのメモリ101に格納されたプログラムによって、あたため、焼き、蒸し、解凍などの調理を行うことができるが、これらの調理は通常行われるもので、本発明の要旨とは、関係が薄いので、その説明を省略する。
以下においては、発明のエッセンスである冷凍食品の調理(単なる解凍ではない。)に、焦点をあてて説明する。
図5に示すように、上記操作パネル9のカラー液晶表示部10には、冷凍食品調理モードを選択するための冷凍食品調理モード選択部69を設けている。上記カラー液晶表示部10は、タッチパネル式のスイッチ機能を有し、図6の(A)に示すように、冷凍食品調理モード選択部69を構成している。上記カラー液晶表示部10は、冷凍食品調理モード選択部69の他に、単なる解凍モード選択部71、あたためモード選択部72、健康セットメニューモード選択部73、焼き・蒸しモード選択部74も構成できるようになっている。
図6の(A)に示す冷凍食品調理モード選択部69は、タッチパネル式のスイッチ機能を有するカラー液晶表示部10の一部により構成しているが、冷凍食品調理モード選択部は、図示しないが、ボタン群11中の1つのボタンで構成してもよい。
さらに、図6の(A)の冷凍食品調理モード選択部69にユーザがタッチして、冷凍食品調理モードが選択されると、冷凍食品調理モード選択部69は、図6の(B)に示す表示に切り替わって、調理すべき冷凍食品の種類、例えば、おにぎり、または、弁当類などを選択できるようになっている。
一方、上記制御装置100は、メモリ101に、冷凍食品の種類に応じて予め定められたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度を記憶している。このマイクロ波加熱温度は、被加熱物のマイクロ波加熱時に使用する目標温度であり、一方、蒸気加熱時間は、被加熱物の蒸気加熱を行う時間であり、また、調理目的温度は、被加熱物の蒸気加熱またはヒータ加熱時に使用する目標温度である。
このように、メモリ101に、冷凍食品の種類に応じて予め定められたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度を記憶しているのは、例えば、小さな食品で単一な食材からなる焼きおにぎりや、大きな食品で複数の食材からなる冷凍弁当類や冷凍総菜セットなどでは、適切なマイクロ波加熱温度や蒸気加熱時間や調理目的温度が異なるからである。より具体的には、違う食材が同じプレートに混在している冷凍弁当などは、マイクロ波加熱の特性と、食材による熱伝導性の違いとから、温度ムラができ易くなる。特に、冷凍弁当に含まれる温まり難いハンバーグと温まり易いご飯とでは、仕上がりで最大60℃程度の温度差ができる場合がある。例えば、おにぎりなどの小さな食品では、50〜60℃までのマイクロ加熱だけでもある程度仕上がりがよくて(なお、加熱温度が高すぎると、おにぎりを食することができない)、マイクロ波加熱温度や仕上げの調理目的温度は比較的低い温度でよいが、大きな食品で複数の材料からなる冷凍弁当類や冷凍総菜セットなどでは、80℃以上の加熱でないと、デンプンのβ化ができなくて、食味が悪くなる。そのため、この第1実施形態では、メモリ101に、冷凍食品の種類に応じて予め定められたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度を記憶しているのである。
そして、上記制御装置100は、メモリ101から、冷凍食品調理モード選択部69で選択された冷凍食品の種類に応じたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度を読み出して、調理するようになっている。
また、上記制御装置100は、メモリ101に格納されたプログラムによって、図8および9に示された動作を実行するようになっている。
上記構成の加熱調理器は、次のように動作する。
今、加熱室2に図示しない例えば冷凍弁当をいれて、図6の(A)に示すように、操作パネル9のカラー液晶表示部10の冷凍食品調理モード選択部69にタッチして、冷凍食品調理モードを選択すると(図8のステップS1)、冷凍食品調理モード選択部69の表示が図6の(B)に示すように切り替わる。
そして、図6の(B)の状態になっている冷凍食品調理モード選択部69において、おにぎりの表示691、弁当類の表示692のうち、例えば、弁当類の表示692にユーザがタッチして、調理すべき冷凍食品の種類を弁当類と選択する。
そうすると、制御装置100は、冷凍食品の種類に応じて予め定められたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度を記憶しているメモリ101から、選択された弁当類に応じたマイクロ波加熱温度(例えば、80℃)および調理目的温度(例えば、70℃)を読み出す(ステップS2)。
次に、ステップS3に進んで、カラー液晶表示部10の表示が図6の(C)の状態で、スタートキー13を押圧して、マグネトロン4を駆動する(ステップS3)。そうすると、カラー液晶表示部10の表示は、図6の(D)の状態になる。この図6の(D)の状態で、仕上がり温度を、「標準」、「ぬるめ」、「あつめ」のうちから、適宜、選択できるようになっている。
上記マグネトロン4によるマイクロ波による加熱は、小さな出力で長時間加熱するほうが弁当類などの被加熱物の温度ムラが少なくなるが、長時間かかるため、温度ムラが起こることを前提にして、マグネトロン4をできるだけ高出力、望ましくは最大出力で駆動するようになっていて、加熱時間を短縮している。
次に、ステップS4では、被加熱物としての冷凍食品である冷凍弁当の温度が、第1の条件を満たしたか否か、つまり、ステップS2に読み出したマイクロ波加熱温度(例えば、80℃)になったか否かを判別し(ステップS4)、否と判別すると、このステップS4を繰り返し、是と判別すると、図9のステップS5に進む。
この冷凍弁当の温度は、蒸気センサ53で検出した蒸気量と弁当類の温度との相関関係を予め求めておいて、蒸気センサ53で検出した蒸気量によって、弁当類(冷凍弁当)の温度を間接的に検出している。この間接的に検出した冷凍弁当の温度と、目標マイクロ波加熱温度であるマイクロ波加熱温度(例えば、80℃)とを比較して、冷凍弁当の温度がマイクロ波加熱温度(例えば、80℃)になったか否かを判別する。
あるいは、赤外線温度センサ等の温度センサ65で、冷凍弁当の温度を直接検出して、この温度センサ65で検出した冷凍弁当の温度とマイクロ波加熱温度とを比較して、冷凍弁当の温度がマイクロ波加熱温度になったか否かを判別してもよい。
なお、マイクロ波加熱温度としては、少なくとも被加熱物が部分的に加熱調理終了時の目標温度を超える温度になっているような温度に設定されていればよく、例えば、赤外線センサ等のセンサ65で検出した被加熱物の表面温度のいずれかの箇所で、目標温度を超えるような温度である80℃が検出されることで判別してもよい。
なお、蒸気センサ53の検出した蒸気量によって、冷凍食品の温度を間接的に検出すると、蒸気を使用する加熱調理器において、温度を直接的に検出する赤外線センサ等の温度センサ65を省くことも可能で、便利である。
ステップS4で、冷凍弁当の温度がマイクロ波加熱温度(例えば、80℃)になったと判別すると、ステップS5に進んで、マグネトロン4の駆動を停止し、蒸気発生装置24の駆動を開始して、加熱室2に飽和蒸気を供給して、ステップS6に進む。
このように、冷凍食品としての冷凍弁当を、マグネトロン4からのマイクロ波で加熱した後、蒸気発生装置24からの蒸気で加熱すると、マイクロ波加熱で温度ムラのある冷凍弁当の温度ムラが解消して、温度が平滑化される。
また、このように、加熱室2に蒸気を入れて、冷凍弁当を蒸気で加熱すると、マイクロ波加熱で乾燥した冷凍弁当などの食品表面を加湿する効果が期待できる。
ステップS6では、第2の条件を満たしたか否かの判別を行う。すなわち、蒸気センサ53で間接的に検出した冷凍弁当の温度、または、温度センサ65で直接検出した冷凍弁当の温度と、上記調理目的温度(例えば、70℃)とを比較する。そして、冷凍弁当の温度が調理目的温度(例えば、70℃)になっていない場合は、このステップS6を繰り返し、冷凍弁当の温度が調理目的温度(例えば、70℃)になったと判別すると(ステップS6)、ステップS7に進む。
ステップS7では、冷凍弁当が調理目的温度(例えば、70℃)になった状態で、つまり、冷凍弁当を調理目的温度に制御した状態で、上記蒸気加熱時間が経過したか否かを判別する。この蒸気加熱時間は、予めメモリ101に記憶されていて、調理目的温度を読み出すときに、メモリ101から読み出される。この蒸気加熱時間は、冷凍食品としての冷凍弁当の場合、例えば、5分であって、温度ムラを解消するのに必要な時間である。この蒸気加熱時間が経過したということは、この第1実施形態では、第2の条件に含まれる。この蒸気加熱時間が経過するまで、後、どれだけ時間があるかは、図7の(E)に示すように、表示される。
あるいは、4分の蒸気加熱運転、1分の露飛ばし運転であってもよい。この露飛ばし運転は、排気ファン用モータ57による排気ファン47の運転、および、給気ファン用モータ58による給気ファン54の運転により行われる。
このように、冷凍食品、例えば、冷凍弁当を、調理目的温度(例えば、70℃)になった状態で、予め定められた蒸気加熱時間経過させるので、美味しい調理を行うことができる。
あるいは、この蒸気で加熱する蒸気加熱時間は、マイクロ波による加熱時間の長さに応じて長くなるように定めてもよい。具体的は、マイクロ波による加熱時間の長さを制御装置100の図示しないタイマーで計時して、この計時したマイクロ波による加熱時間の長さに応じて蒸気による蒸気加熱時間が長くなるように、蒸気発生装置24を制御すると、食品の量や比熱の高さにも、適切に対応して、加熱することができる。
ステップS7で蒸気加熱時間が経過したと判別すると、ステップS8に進んで、蒸気発生装置24の駆動を停止し、排気ファン用モータ57を駆動して、排気ファン19で加熱室2の排気を行い、給気ファン用モータ58を駆動して、給気ファン54で加熱室2への給気を行う。
このとき、カラー液晶表示部10の表示は、図7の(F)のようになり、加熱調理が終了したことが表示される。
この第1実施形態の加熱調理器によれば、上記冷凍食品調理モード選択部69によって冷凍食品調理モードが選択できて、この冷凍食品調理モードが選択されると、上記制御装置100は、マグネトロン4を駆動し、蒸気センサ53または温度センサ65が、冷凍食品の温度が予め定められたマイクロ波加熱温度になったということを検知すると、マグネトロン4の駆動を停止し、蒸気発生装置24を、蒸気センサ53または温度センサ65が、冷凍食品の温度が予め定められた調理目的温度になったことを検知し、かつ、蒸気加熱時間が経過したという第2条件を満たすまで、駆動するので、種々の大きさの冷凍食品、あるいは、種々の食材を含む冷凍食品を、解凍のみならず、解凍後、直ちに、食するに適した目標温度に加熱することができる。
また、この第1実施形態では、制御装置100は、冷凍食品の種類に応じて予め定められたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度を記憶しているメモリ101から、冷凍食品調理モード選択部69で選択された冷凍食品の種類に応じたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度を読み出して、マグネトロン4と蒸気発生装置24を制御するので、種々の大きさの冷凍食品、あるいは、種々の食材を含む冷凍食品を、解凍のみならず、解凍後、直ちに、ムラなく食するに適した目標温度に加熱することができる。
より詳しくは、この第1実施形態では、最初にマイクロ波加熱を行い、温度ムラが起こることを前提に時間を短縮するために高出力で加熱し、そのあと100℃くらいの蒸気で加熱室2を充満すると、冷凍食品のうちで温度の高い部分は温度が下がり、温度の低い部分は温度が上がるため、結果的に温度ムラが解消される。マイクロ波による加熱は、小さい出力で加熱するほうが温度ムラは小さくなるが、時間がかかるのでなるべく最大出力で加熱するのが望ましい。
そして、蒸気センサ53や赤外線センサ等の温度センサ65を用いて、冷凍食品の温度を検知し、規定のレベル、つまり、マイクロ波加熱温度に到達すれば蒸気加熱のステージに移行して、冷凍食品の温度を、調理目的温度になるように制御し、蒸気加熱時間だけ加熱して、温度ムラの起こっている冷凍食品の温度を平滑化する。冷凍弁当であれば、5分(4分スチーム+1分露飛ばし)で温度ムラがかなり解消される。
また、この蒸気の代わりにヒータ加熱でも同様の効果はある(例えば、設定温度は100℃)。
この加熱調理器の第1実施形態の温度の制御について纏めると、次のようになる。
冷凍食品の温度は、最終的に60〜70℃に暖めるのが最適で、それを超えると味覚がマヒしあまり味を感じなくなる。したがって、冷凍食品の温度を、最終的に60〜70℃に制御している。
一方、デンプンをβ化するためには、80℃以上に加熱する必要があるから、マイクロ波加熱温度を、例えば、80℃に制御する。但し、マイクロ波加熱温度を、80℃よりも遥かに高い温度に制御すると、最終的に最適な温度である60〜70℃にするのに時間がかかり過ぎて、例えば、蒸気加熱が4、5分でも、最高温度の箇所が60〜70℃に下がらない。
このあたりを考慮して、冷凍食品が最高温度80℃に達してから、最終的に冷凍食品の温度をムラ無く60〜70℃に迅速にするために、マイクロ波加熱温度をデンプンをβ化するための下限温度である80℃に制御し、蒸気加熱時間を例えば3〜4分に制御している。
また、この第1実施形態では、冷凍食品調理モード選択部69によって、冷凍食品の種類を選択し、冷凍食品調理モード選択部69で選択された冷凍食品の種類に応じたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度をメモリ101から読み出して、マグネトロン4と蒸気発生装置24を自動的に制御しているので、例えば、冷凍おにぎりなど小さな冷凍食品と冷凍弁当や冷凍総菜セットなど大きな冷凍食品との加熱制御を夫々最適にして、効率よく冷凍食品を仕上げることができる。
この第1実施形態では、制御装置100は、冷凍食品の種類に応じて予め定められたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度を記憶しているメモリ101から、冷凍食品調理モード選択部69で選択された冷凍食品の種類に応じたマイクロ波加熱温度、蒸気加熱時間および調理目的温度を読み出して、マグネトロン4と蒸気発生装置24を自動的に制御しているが、全ての種類の冷凍食品について、ユーザが、例えば、「標準」、「ぬるめ」、「あつめ」のうちから、適宜、選択するようにしてもよい。
また、この第1実施形態では、冷凍食品である冷凍弁当の温度がマイクロ波加熱温度(例えば、80℃)になったか否かの判別のみで、第1条件を満たすか否かを判別していたが、冷凍弁当の温度がマイクロ波加熱温度(例えば、80℃)になった上で、そのマイクロ波加熱温度になった状態が予め定められた一定時間持続したときに、第1条件を満たすとしてもよい。こうすると、より確実かつ適切に、冷凍弁当等の冷凍食品を加熱することができる。
また、この第1実施形態では、冷凍弁当が調理目的温度(例えば、70℃)になった状態で、予め定められた一定時間、つまり、蒸気加熱時間が経過した場合に、第2の条件を満たしたと判別しているが、冷凍弁当が調理目的温度(例えば、70℃)になった否かのみで、第2の条件を満たしたか否かを判別してもよい。こうすると、制御が簡素になる。
また、この第1実施形態では、図6の(A)に示すように、冷凍食品調理モード選択部69にタッチして、冷凍食品調理モードを選択すると(図8のステップS1)、冷凍食品調理モード選択部69の表示が図6の(B)に示すように切り替わるようにしているが、冷凍食品調理モードを選択しても、冷凍食品調理モード選択部69の表示が図6の(B)に示すように切り替わることなく、図6の(C)に示すような画面に直接遷移し、加熱調理を行いながら所定の温度までの到達時間等によって、冷凍食品の種類を判別するようにしてもよい。また、冷凍食品の種類を判別せずに、所定の温度までの到達時間によって残り時間を算出してもよい。
また、上記第1実施形態および変形例では、上記第2条件を満たすためには、上記蒸気センサ53または温度センサ65が、冷凍食品の一例としての冷凍弁当の温度が調理目的温度になったことを検知することが必要であったが、必ずしも、調理目的温度になったことを検知しなくてもよい。
例えば、図示しない変形例の制御装置が、マイクロ波による加熱後、蒸気発生装置またはヒータを駆動し、調理目的温度を検出しないで、上記蒸気発生装置またはヒータが予め定められた駆動時間だけ駆動されたと判別したときに、第2条件を満たしたと判別して、上記蒸気発生装置またはヒータの駆動を停止するようにしてもよい。
上記駆動時間は、メモリに、上記冷凍食品調理モード選択部で選択された冷凍食品の種類に応じて、予め記憶されている。
この変形例の場合、調理目的温度になったか否かの判別をしないので、制御が簡単になる。
(第2実施形態)
この第2実施形態の加熱調理器の機械的構成は、第1実施形態の加熱調理器の機械的構成と同じなので、第1実施形態の図1〜7を援用して、その説明を省略する。
図10および11は、この第2実施形態の加熱調理器の制御の要旨を示すフローチャートである。
図10および11において、ステップS1〜S8の処理は、第1実施形態の図8および9におけるステップS1〜S8の処理と全く同じあるので、図10および11のステップS1〜S8については、重複を避けるために、図8および9のステップS1〜S8の説明を援用する。
図10において、ステップS2で、冷凍食品の種類に応じて、マイクロ波加熱温度および調理目的温度を読み出した後、ステップS21に進んで、蒸気発生装置24を駆動して、ステップS22に進む。
尤も、蒸気発生装置24に代えて、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22のうちの1つあるいは複数を駆動してもよい。
このように、まず、冷凍食品をスチーム加熱(またはヒータ加熱)で、その表面の氷を溶かして凍結状態を解消する。
ステップS22では、蒸気センサ53で間接的に冷凍弁当等の冷凍食品の温度を測定し、あるいは、温度センサ65で直接的に冷凍食品の温度を測定して、冷凍食品の温度が、表面の氷が溶解した温度になったか否かを判別し、否と判別したときは、このステップS22を繰り返す。
ステップS22で是と判別すると、第1実施形態と同様に、マグネトロンを駆動し(ステップS3)、冷凍食品がマイクロ波加熱温度になったか否かの判別をする(ステップS4)。
このように、冷凍食品の表面の氷を溶かした後、マイクロ波で加熱することで、冷凍食品に均等にマイクロ波が当たり、温度上昇時に加熱ムラが発生し難くなる。
また、冷凍食品のマイクロ波で加熱中は、蒸気センサ53もしくは温度センサ65を用いて、冷凍食品の仕上がりを検知するため、冷凍弁当だけでなく、焼きおにぎりのような軽負荷にも適用でき、様々な食品を手動ではなく自動で仕上がり良く温めることができる。
次に、第1実施形態と同様に、蒸気発生装置24の駆動をし(ステップS5)、冷凍食品が調理目的温度になったか否かを判別し(ステップS6)、冷凍食品が調理目的温度になった状態で、つまり、冷凍食品を調理目的温度に制御した状態で、蒸気加熱時間が経過したか否かを判別し(ステップS7)、その蒸気加熱時間が経過したと判別すると、蒸気発生装置24の駆動を停止し、排気ダンパ49および給気ダンパ51を開き、排気ファン47および給気ファン54を駆動し(ステップS8)、ステップS23に進む。
この第2の実施形態では、第2の条件は、冷凍食品が調理目的温度になり、かつ、冷凍食品が調理目的温度になった状態で、蒸気加熱時間が経過したということである。
尤も、第2の条件は、冷凍食品が調理目的温度になったということだけを満たすだけであってもよい。
ステップS23では、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22のうちの1つあるいは複数を予め定められた一定時間だけ駆動する。
このように、スチーム加熱の後にヒータ加熱を行うことで、加熱室2内の蒸気をある程度乾燥できるため、加熱の終了後、冷凍食品を加熱室2から取り出すときに、冷凍食品の湿った感触を抑えることができる。
(第3実施形態)
この第3実施形態の加熱調理器の機械的構成は、第1実施形態の加熱調理器の機械的構成と同じなので、第1実施形態の図1〜7を援用して、その説明を省略する。
図12および13は、この第3実施形態の加熱調理器の制御の要旨を示すフローチャートである。
図12および13において、ステップS1,S6の処理は、第1実施形態の図8および9におけるステップS1,S6の処理と全く同じあるので、図12および12のステップS1,S6については、重複を避けるために、図8および9のステップS1,S6の説明を援用する。
図12において、ステップS31で、第1実施形態の図8のステップS2と同様に、調理すべき冷凍食品の種類を選択し、その選択した冷凍食品の種類に応じた調理目的温度を読み出した後、ステップS32に進んで、蒸気発生装置24を駆動して、ステップS22に進む。
尤も、蒸気発生装置24に代えて、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22のうちの1つあるいは複数を駆動してもよい。
このように、まず、冷凍食品をスチーム加熱(またはヒータ加熱)で、その表面の氷を溶かして凍結状態を解消する。
ステップS22では、第2実施形態の図10のステップS22と同様に、蒸気センサ53で間接的に冷凍弁当等の冷凍食品の温度を測定し、あるいは、温度センサ65で直接的に冷凍食品の温度を測定して、冷凍食品の温度が、表面の氷が溶解した温度になったか否かを判別し、否と判別したときは、このステップS22を繰り返す。この第3実施形態では、冷凍食品の温度が、表面の氷が溶解した温度になったと判定することは、第1の条件を満たしたと判定することになる。
ステップS22で是と判定すると、ステップS33に進んで、蒸気発生装置24の駆動を停止し、給気ダンパ49および排気ダンパ51を開き、排気ファン47および給気ファン54を駆動し、そして、マグネトロン4を駆動し、ステップS6に進む。
このステップS6では、第1実施形態と同様に、冷凍食品が調理目的温度になったか否かを判別し(ステップS6)、冷凍食品が調理目的温度になった状態で、つまり、マグネトロン4の駆動を制御して、冷凍食品を調理目的温度に制御した状態で、一定時間(冷凍食品の種類に応じて予め定められており、メモリに格納されている)が経過したか否かを判別し(ステップS34)、その一定時間が経過したと判別すると、マグネトロン4の駆動を停止する(ステップS35)。
この第3の実施形態では、第2の条件は、冷凍食品が調理目的温度になり、かつ、冷凍食品が調理目的温度になった状態で、一定時間が経過したということである。
尤も、第2の条件は、冷凍食品が調理目的温度になったということだけであってもよい。
この第3実施形態では、まず、冷凍食品の表面の氷をスチーム加熱もしくはヒータ加熱で溶かして凍結状態を解消し、その後、マイクロ波加熱することで、冷凍食品に均等にマイクロ波を当てることができて、冷凍食品の温度上昇時に加熱ムラを発生し難くできる。
また、マイクロ波による加熱中は、蒸気センサ53もしくは赤外線センサ等の温度センサ65を用いて、冷凍食品の仕上がりを検知するため、冷凍弁当のような重負荷だけでなく、焼きおにぎりのような軽負荷にも適用でき、様々な食品を手動ではなく自動で仕上がり良く温めることができる。
この発明および実施形態を纏めると、次のようになる。
この発明の加熱調理器は、
本体ケーシング1と、
この本体ケーシング1内に設けられると共に、被加熱物が収容される加熱室2と、
上記加熱室2内の上記被加熱物を加熱するためのマイクロ波を発生するマイクロ波発生部4と、
上記加熱室2内の上記被加熱物を加熱するための蒸気を発生する蒸気発生装置24と、上記被加熱物を加熱するためのヒータ20,21,22とのうちの少なくとも一方と、
上記加熱室2内の上記被加熱物の温度を検知するセンサ53,65と、
冷凍食品調理モードを選択する冷凍食品調理モード選択部69と、
上記冷凍食品調理モード選択部69によって冷凍食品調理モードが選択されると、上記マイクロ波発生部4を駆動し、上記センサ53,65が、上記被加熱物としての冷凍食品の温度が予め定められたマイクロ波加熱温度になったことを検知したということを含む第1条件を満たすと、上記マイクロ波発生部4の駆動を停止し、上記蒸気発生装置24またはヒータ20,21,22を、上記センサ53,65が、上記冷凍食品の温度が予め定められた調理目的温度になったことを検知したということ、または、上記蒸気発生装置24もしくはヒータ20,21,22が予め定められた駆動時間だけ駆動されたということを含む第2条件を満たすまで、駆動をするように制御する制御装置100と
を備えることを特徴としている。
上記構成の加熱調理器によれば、上記冷凍食品調理モード選択部69によって冷凍食品調理モードが選択できて、この冷凍食品調理モードが選択されると、上記制御装置100は、上記マイクロ波発生部4を駆動し、上記センサ53,65が、上記被加熱物としての冷凍食品の温度が予め定められたマイクロ波加熱温度になったことを検知したということを含む第1条件を満たすと、上記マイクロ波発生部4の駆動を停止し、上記蒸気発生装置24またはヒータ20,21,22を、上記センサ53,65が、上記冷凍食品の温度が予め定められた調理目的温度になったことを検知したということ、または、上記蒸気発生装置24もしくはヒータ20,21,22が予め定められた駆動時間だけ駆動されたということを含む第2条件を満たすまで、駆動するので、種々の大きさの冷凍食品、あるいは、種々の食材を含む冷凍食品を、解凍のみならず、解凍後、直ちに、食するに適した目標温度に加熱することができる。
また、上記冷凍食品を上記マイクロ波発生部4からのマイクロ波で加熱した後、蒸気発生装置24からの蒸気で加熱すると、マイクロ波加熱で温度ムラのある冷凍食品の温度ムラを解消して、冷凍食品の温度を平滑化できる。
また、このように、上記加熱室2に蒸気を入れて冷凍食品を蒸気で加熱すると、マイクロ波加熱で乾燥した例えば冷凍弁当などの食品表面を加湿する効果がある。
1実施形態では、
上記冷凍食品調理モード選択部69は、冷凍食品の種類を選択可能になっており、
上記制御装置100は、冷凍食品の種類に応じて予め定められたマイクロ波加熱温度および調理目的温度を記憶しているメモリ101から、上記冷凍食品調理モード選択部69で選択された冷凍食品の種類に応じたマイクロ波加熱温度と、上記調理目的温度または上記蒸気発生装置もしくはヒータの予め定められた駆動時間とを読み出して、上記マイクロ波発生部4と、上記蒸気発生装置24またはヒータ20,21,22とを制御する。
上記実施形態によれば、上記冷凍食品調理モード選択部69によって、冷凍食品の種類を選択すると、この冷凍食品調理モード選択部69で選択された冷凍食品の種類に応じたマイクロ波加熱温度および調理目的温度または駆動時間をメモリ101から読み出して、制御装置100が、その冷凍食品がマイクロ波加熱温度および調理目的温度または駆動時間になるように、マイクロ波発生部4と蒸気発生装置24を自動的に制御しているので、例えば、冷凍おにぎりなどの小さな冷凍食品と冷凍弁当や冷凍総菜セットなどの大きな冷凍食品との加熱制御を夫々最適にして、種々の大きさの冷凍食品、あるいは、種々の食材を含む冷凍食品を、解凍のみならず、解凍後、直ちに、ムラなく食するに適した目標温度に加熱することができる。
1実施形態では、
上記第2条件は、上記冷凍食品の温度を上記調理目的温度で一定時間持続することを含む。
上記実施形態によれば、冷凍食品が調理目的温度になった状態で、予め定められた一定時間持続するので、美味しい調理を行うことができる。
1実施形態では、
上記制御装置100は、上記マイクロ波発生部4の駆動に先だって、上記蒸気発生装置24または上記ヒータ20,21,22を駆動して、上記冷凍食品の表面を溶解させる。
上記実施形態によれば、上記蒸気発生装置24または上記ヒータ20,21,22で冷凍食品の表面の氷を溶かした後、マイクロ波で加熱するので、冷凍食品に均等にマイクロ波を当てることができて、温度上昇時に加熱ムラが発生し難くなる。
1実施形態では、
上記センサは、蒸気センサ53であり、
上記制御装置100は、上記蒸気センサ53の検出した蒸気量によって、上記第1条件に含まれるマイクロ波加熱温度になったか否かや、上記第2条件に含まれる調理目的温度になったか否かを判別する。
上記実施形態によれば、上記蒸気センサ53の検出した蒸気量によって、冷凍食品の温度を間接的に検出しているので、特に、蒸気を使用する加熱調理器において、温度を直接的に検出する赤外線センサ等の温度センサ65を省くことも可能で、便利である。
1実施形態は、
上記蒸気発生装置24を備え、
上記制御装置100は、上記マイクロ波発生部4を駆動していた時間に応じて、上記蒸気発生装置24を駆動する時間を定めている。
上記実施形態によれば、上記マイクロ波発生部4を駆動していた時間に応じて、上記蒸気発生装置24を駆動する時間を定めているので、冷凍食品の量や比熱の高さに、適切に対応して、加熱することができる。
1実施形態は、
上記蒸気発生装置24および上記ヒータ20,21,22を備え、
上記制御装置100は、上記マイクロ波発生部4の駆動を停止した後、上記蒸気発生装置24を駆動し、その後、上記蒸気発生装置24の駆動を停止して、上記ヒータ20,21,22を駆動する。
上記実施形態によれば、スチーム加熱の後にヒータ20,21,22加熱を行うことで、加熱室22内の蒸気をある程度乾燥できるため、加熱の終了後、冷凍食品を加熱室22から取り出すときに、冷凍食品の湿った感触を抑えることができる。
別の側面では、この発明は、
本体ケーシング1と、
この本体ケーシング1内に設けられると共に、被加熱物が収容される加熱室2と、
上記加熱室2内の上記被加熱物を加熱するためのマイクロ波を発生するマイクロ波発生部4と、
上記加熱室2内の上記被加熱物を加熱するための蒸気を発生する蒸気発生装置24と、上記被加熱物を加熱するためのヒータ20,21,22とのうちの少なくとも一方と、
上記加熱室2内の上記被加熱物の温度を検知するセンサ53,65と、
冷凍食品調理モードを選択する冷凍食品調理モード選択部69と、
上記冷凍食品調理モード選択部69によって冷凍食品調理モードが選択されると、上記蒸気発生装置24またはヒータ20,21,22を駆動し、上記センサ53,65が、上記被加熱物としての冷凍食品の表面が溶解した温度なったことを検知したということを含む第1条件を満たすと、上記蒸気発生装置24またはヒータ20,21,22の駆動を停止し、上記マイクロ波発生部4を、上記センサ53が、上記冷凍食品の温度が予め定められた調理目的温度になったことを検知したということを含む第2条件を満たすまで、駆動をするように制御する制御装置100と
を備える。
この発明によれば、冷凍食品の表面の氷をスチーム加熱もしくはヒータ加熱で溶かして、冷凍食品の表面の凍結状態を解消し、その後、マイク波により加熱するので、冷凍食品に均等にマイクロ波を当てることができて、冷凍食品の温度上昇時に加熱ムラを発生し難くできる。
また、マイクロ波による加熱中は、例えば、蒸気センサ53もしくは赤外線センサ等の温度センサ65を用いて、食品の仕上がりを検知するため、冷凍弁当等の重負荷だけでなく、焼きおにぎりのような軽負荷にも対応でき、様々な食品を自動で仕上がり良く温めることができる。
第1〜第3実施形態および変形例で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいのは、勿論である。
1 本体ケーシング
2 加熱室
4 マイクロ波発生部
20,21,22 ヒータ
24 蒸気発生装置
53,65 センサ
69 冷凍食品調理モード選択部
100 制御装置
101 メモリ
53 蒸気センサ
65 温度センサ

Claims (5)

  1. 本体ケーシングと、
    この本体ケーシング内に設けられると共に、被加熱物が収容される加熱室と、
    上記加熱室内の上記被加熱物を加熱するためのマイクロ波を発生するマイクロ波発生部と、
    上記加熱室内の上記被加熱物を加熱するための蒸気を発生する蒸気発生装置と、上記被加熱物を加熱するためのヒータとのうちの少なくとも一方と、
    上記加熱室内の上記被加熱物の温度を検知するセンサと、
    冷凍食品調理モードを選択する冷凍食品調理モード選択部と、
    上記冷凍食品調理モード選択部によって冷凍食品調理モードが選択されると、上記マイクロ波発生部を駆動し、上記センサが、上記被加熱物としての冷凍食品の温度が予め定められたマイクロ波加熱温度になったことを検知したということを含む第1条件を満たすと、上記マイクロ波発生部の駆動を停止し、上記蒸気発生装置またはヒータを、上記センサが、上記冷凍食品の温度が予め定められた調理目的温度になったことを検知したということ、または、上記蒸気発生装置もしくはヒータが予め定められた駆動時間だけ駆動されたということを含む第2条件を満たすまで、駆動するように制御する制御装置と
    を備えることを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記冷凍食品調理モード選択部は、冷凍食品の種類を選択可能になっており、
    上記制御装置は、冷凍食品の種類に応じて予め定められたマイクロ波加熱温度および調理目的温度を記憶しているメモリから、上記冷凍食品調理モード選択部で選択された冷凍食品の種類に応じたマイクロ波加熱温度と、上記調理目的温度または上記蒸気発生装置もしくはヒータの予め定められた駆動時間とを読み出して、上記マイクロ波発生部と、上記蒸気発生装置またはヒータとを制御することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記制御装置は、上記マイクロ波発生部の駆動に先だって、上記蒸気発生装置または上記ヒータを駆動して、上記冷凍食品の表面を溶解させることを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記センサは、蒸気センサであり、
    上記制御装置は、上記蒸気センサの検出した蒸気量によって、上記第1条件に含まれるマイクロ波加熱温度になったか否かや、上記第2条件に含まれる調理目的温度になったか否かを判別することを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記蒸気発生装置および上記ヒータを備え、
    上記制御装置は、上記マイクロ波発生部の駆動を停止した後、上記蒸気発生装置を駆動し、その後、上記蒸気発生装置の駆動を停止して、上記ヒータを駆動することを特徴とする加熱調理器。
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