JP5677387B2 - 高周波加熱調理器 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の本体斜視図である。
図1において、高周波加熱装置の本体1には、内部に被加熱物21を収納する加熱室2が設けられており、ドア3を開いて、被加熱物21(図1では図示せず)を設置した後にドア3を閉め、操作パネル5で設定入力、操作することで加熱調理を実施する。
制御手段31(後述)は、操作パネル5からの信号、例えば調理モードの選択操作や運転ボタンONをトリガーとして、加熱動作を制御する。また、操作パネル5内に設置された液晶などにて構成される表示装置には運転状態や設定状態が表示される。なお、調理を手動で止めたい場合や設置をやり直したい場合には、操作パネル5上に設置された取り消しキーを押下することで、途中停止する旨の信号が制御装置に送られて、全ての熱源への電力供給を停止する。
図3は、本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の加熱室中央の側断面図である。
図2、図3に示すように、本実施の形態1における高周波加熱装置には、加熱室2内に置かれる被加熱物21を加熱する熱源として、天面ヒータ8、底面ヒータ9、コンベクションユニット10、高周波発振器11が設置されており、これらの熱源は加熱の用途に応じて利用される。
天面ヒータ8は、発熱線を例えばマイカなどの絶縁部材でサンドイッチしたフラットヒータで構成されている。天面ヒータ8は加熱室2の天面の略全面に密着する形で設置されており、加熱室2の天面全面を加熱することで、主に二次輻射で被加熱物21をムラなく加熱することが可能である。8aは断熱材である。断熱材8aは、天面ヒータ8から出た熱を筐体外へ逃がさず、加熱室2への加熱効率向上と筐体外温度低減に寄与する。断熱材8aはグラスウールやロックウール、真空断熱材などで構成が可能である。
コンベクションユニット10によってもたらされる熱風、温風は、被加熱物21に対して、加熱空気による対流熱伝達を利用して効果的な加熱を実施するとともに、被加熱物21表面から蒸発した水分を速やかに排除する効果があり、乾燥効果に優れる。
なお、本実施の形態では、本発明のヒータとして、天面ヒータ8、底面ヒータ9、及びコンベクションユニット10を設ける場合を説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのうちの少なくとも1つを設けるようにしても良い。
なお、回転アンテナ13はアンテナモータ14により回転駆動力を与えられ、マイクロ波を発振しながら、加熱室2内のマイクロ波分布状態を変えることで、被加熱物21をムラなく加熱することが可能となる。
マイクロ波による誘電加熱は主に被加熱物21内の水分を選択的に加熱する特性を持っており、輻射加熱や対流加熱などと比べ、被加熱物21内部まで加熱することが可能である。
17は冷却風導入孔である。冷却風導入孔17は、高周波が漏洩しないように十分微細なメッシュやパンチング孔にて構成され、冷却ファン15からの冷却風を加熱室2内に導入させる。加熱室2背面上部には、加熱室2内に導かれた冷却風を加熱室2外へ排出する冷却風排気孔18が形成されている。また、冷却風排気孔18からの排気を本体1の外へ放出する排気ダクト19が設けられている。
なお、冷却風導入孔17は、本発明における「風路」に相当する。また、冷却風排気孔18は、本発明における「排出口」に相当する。
したがって、冷却ファン15の駆動は乾燥調理モードにおいては、特に被加熱物21から蒸発した水分を、加熱室2内に滞留させずに加熱室2外へ排出し、乾燥を促す効果があるため、仮に高周波発振器11等の電気部品の温度が冷却する必要がない程度の低温であっても、後述する蒸気検出手段22の結果により、蒸気が存在すると判断した場合には高周波発振器11の状況とは別に駆動ON、OFFの判断をする。詳細は後述する。
トレー20は、図4(A)に示すように被加熱物21の設置面(少なくとも載置領域)に短冊孔などの開放部20aを持つ形状や、図4(B)に示すように被加熱物21の設置面(少なくとも載置領域)に凸部20b(凹凸)を付ける形状としている。このような形状とすることで、被加熱物21の底面にもコンベクションユニット10で生成された熱風や冷却風16などが接触することとなり、乾燥を促進する効果がある。なお、トレー20を網状に形成しても良い。
なお、トレー20は、シリコンエラストマーで構成し、成形の際には、内部にフェライト粉のような誘電体粉や磁性体粉などの、高周波が照射されることで発熱する高周波発熱体を混合することで、マイクロ波を照射された際に自己発熱する機能を持っている。本構成によれば、被加熱物21はマイクロ波による自己発熱と、設置面であるトレー20からの伝熱の両方により、内部・外部の両方が加熱され、乾燥が促進される。
なお、蒸気検出手段22をサーミスタで構成することで、蒸気検出手段22を加熱室2内の雰囲気温度を検知する雰囲気温度検知手段としても利用が可能である。
非接触温度検知手段23により検知した被加熱物21の温度が100℃を超えた場合には、被加熱物21表面における水分が蒸発した結果、蒸発潜熱が不要となった状態、すなわち乾燥状態になったことが把握できる効果がある。また、このまま加熱を維持すると、100℃を超えて温度上昇をし続け、焦げなどの不具合を起こす可能性があるが、非接触温度検知手段23により被加熱物21表面温度を検知して100℃以下で停止あるいは出力抑制すれば、未然に防止することが可能である。
加熱室2内に置かれる被加熱物21が極端に軽熱負荷であったり、加熱室2内に被加熱物21が置かれなかったりするような、高周波が吸収される対象がないもしくは小さい場合には、高周波発振器11が発振した高周波は、高周波発振器11自体に戻ってくる量が多くなり、自己発熱をしてしまうため、故障の原因になる場合がある。したがって、高周波発振器11はできるだけ低温で使う必要があり、冷却風16で冷やすことが重要となる。一方で、高周波発振器11が高温化する状態は被加熱物21が高周波誘電加熱にとって軽熱負荷、すなわち水分が少ない負荷であることを意味しており、高周波発振器温度検出手段24の検出温度は被加熱物21の乾燥具合の目安としても利用することは可能である。
図5は、本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の制御ブロック図である。
本体1への電源のon、offを司るメイン基板32により、制御手段31、電源装置33への電源供給が制御される。
電源装置33は、リレー36を介して、アンテナモータ14、インバータ(INV)基板37、高周波発振器11(マグネトロン)、天面ヒータ8、底面ヒータ9、コンベクションユニット10と接続されている。制御手段31は操作パネル5において、入力手段5aにより入力された設定・入力情報により、リレー36を制御し、各熱源に電源を供給するか否かを制御する。
なお、操作パネル5は、本発明における「設定入力手段」に相当する。
乾燥調理モードは、被加熱物21を乾燥させる調理を行う調理モードであり、大別して、高周波加熱工程、ヒータ加熱工程、仕上工程、後工程とからなる。以下、図6、図7に示すフローチャートに基づき説明する。
設定が終了し、操作パネル5上にて乾燥調理モードのスタートが指示されると、制御手段31は、高周波発振器11を稼働させ、高周波加熱(マイクロ波加熱)をスタートさせる(S3)。マイクロ波加熱は高出力で実施すると短時間で高温になってしまい、被加熱物21の熱変性、一例として想定以上に固化してしまったり変色してしまったりするケースが考えられるため、200W程度の出力にて実施するのが望ましい。200W程度の低出力でも、ヒータ加熱による外側からの加熱よりは、被加熱物21(食品)内部の水分の表面側への移動を促す効果は十分に確保できる。
なお、高周波加熱の実施中において、制御手段31は、非接触温度検知手段23により検知された被加熱物21の温度が100℃以下となるように、適宜、高周波発振器11のON・OFF制御や出力の可変制御を行うようにしても良い。
また、雰囲気温度検知手段又は非接触温度検知手段23により検出された加熱室2内の温度が、強制停止庫内温度Temp1を超えた場合にも同様に、強制終了する。
本ステップS7では、高周波加熱しているにも関わらず蒸気が発生しないのは、被加熱物21に対して過剰な熱量を与えている可能性があることを推定し、結果として被加熱物21の過加熱による変性、例えば焦げや発煙などの可能性があるとともに、高周波発振器11の自己発熱による故障発生の可能性もあることを想定し強制終了することで、かかる不具合を未然に防ぐことができる効果を持っている。
このため、高周波加熱工程の実施後に、蒸気検出手段22によって蒸気が検出されている状態においては(S11)、加熱室2壁面への結露や被加熱物21表面への水分残りが懸念されるため、ヒータ加熱工程の実施前に、加熱室2内あるいは被加熱物21表面に残る水分のふき取りを促す旨を、使用者に報知する(S12)。報知は操作パネル5による表示でもよいし、報知音や音声ガイドなどによるものでもよい。
次にヒータ加熱工程として、制御手段31は、ヒータを稼働させる(S14)。ここでのヒータは、天面ヒータ8、底面ヒータ9、コンベクションユニット10のいずれに通電するかは限定するものではないが、短時間で乾燥を促進したい場合には、コンベクションユニット10による熱風対流加熱を実施するのが効果的であり、一方で、加熱室2内の広い範囲でムラなく乾燥させたい場合には、天面ヒータ8、底面ヒータ9による輻射加熱が効果的である。
なお、ヒータ加熱の実施中において、制御手段31は、非接触温度検知手段23により検知された被加熱物21の温度が100℃以下となるように、適宜、ヒータのON・OFF制御や出力の可変制御を行うようにしても良い。
また、雰囲気温度検知手段又は非接触温度検知手段23により検出された加熱室2内の温度が、強制停止庫内温度Temp1を超えた場合にも同様に、強制終了する。
本ステップS18では、ヒータ加熱しているにも関わらず蒸気が発生しないのは、被加熱物21に対して過剰な熱量を与えている可能性があることを推定し、結果として被加熱物21の過加熱による変性、例えば焦げや発煙などの可能性があることを想定し強制終了することで、かかる不具合を未然に防ぐことができる効果を持っている。
次に、最後の乾燥の仕上げとして、再度、高周波発振器11による加熱を所定時間の間実施する(S22)。この所定時間は、高周波加熱時間Time1及びヒータ加熱時間Time2よりも短い時間を設定する。
高周波加熱におけるマイクロ波は水への選択加熱の特性があることを利用し、今一度加熱することで、最後の一押しの形で残留水分の蒸発を促す。ただし、ほとんど乾燥しており軽熱負荷状態になっていることが考えられるため、例えば200W30秒程度の、低出力、短時間での加熱のみにとどめる。本仕上工程は必須要件ではないが、水分蒸発を促し、乾燥物としての仕上がり状態を向上させる効果がある。
次に、後工程として、制御手段31は、冷却ファン15をONとする(S23)。本工程により、加熱室2内に滞留している蒸気を排出する効果と、若干でも温度上昇している被加熱物21の温度を低下させる効果を得ることができる。
このように、冷却ファン15を適宜ON、OFFさせることにより、ヒータ加熱工程終了後に加熱室2内部の水分が被加熱物21に戻ることを抑制する効果を有するとともに、ファンモータの故障確率抑制や無駄な電力消費を抑える効果を有することができる。
以上のような工程で被加熱物21の乾燥調理モードを終了する(S30)。
図8の左側のグラフは、本実施の形態1における乾燥調理モードを実施した場合を示し、高周波加熱工程で高周波加熱を600Wで3分間行った後に(レンジ3分)、ヒータ加熱工程でヒータ加熱を57分間行って(オーブン57分)、計60分とした場合の乾燥後重量を示している。
また、図8の右側のグラフは、ヒータ加熱単独で60分間行った場合(オーブン60分)の乾燥後重量を示している。
また、図8の中央のグラフは、参考値として、高周波加熱を600Wで3分間のみ行った場合(レンジ3分単独)場合の乾燥後重量を示している。
なお、ヒータ加熱においては、加熱室2内の温度を100℃〜105℃に制御し、コンベクションユニット10を使用していない条件である。
また、レンジ3分単独の場合の重量は68.3%であり、高周波加熱による水分蒸発効果が大きいことが示されており、本実施の形態の乾燥調理モードのように高周波加熱とヒータ加熱とを利用することは乾燥進行に対して極めて効果があることがわかった。
参考までに、ヒータ加熱単独での乾燥と比較して、本実施の形態における乾燥調理モードで乾燥させた方が、乾燥食品が堅く、濃厚な食味に仕上がっていた。
特に、高周波加熱の特性である水分の選択加熱が可能となるため、水分の温度上昇が早く、ひいては蒸発を促し高速に食品を乾燥させることが可能となる効果がある。
さらに、高周波加熱後に加熱室2内の蒸気を加熱室2外へ排出するための通風を加熱と同時に実施するため、被加熱物21から蒸発した水分が加熱室2内に滞留したり、加熱室2内の壁面に凝縮して被加熱物21の乾燥を逆行させる不具合が起こしたりする可能性を抑制することができる。
Claims (15)
- 被加熱物を収納する加熱室と、
前記加熱室内に高周波を供給することで前記被加熱物を加熱する高周波発振器と、
前記加熱室の壁面のうち少なくとも一つの面に設置され、前記被加熱物および前記加熱室内を加熱するヒータと、
少なくとも、加熱モードの選択に関する操作の入力を行う設定入力手段と、
選択された加熱モードに応じて、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、
前記加熱モードとして、前記被加熱物を乾燥させる調理を行う乾燥調理モードを有し、
前記乾燥調理モードの開始が指示されると、
最初に前記高周波発振器による加熱を行う高周波加熱工程を実施した後に、前記ヒータによる加熱を行うヒータ加熱工程を実施する
ことを特徴とする高周波加熱調理器。 - 前記高周波発振器へ冷却風を供給する冷却ファンと、
前記冷却風を前記加熱室内に導く風路と、
前記加熱室内に導かれた前記冷却風を前記加熱室外へ排出する排出口と
を備え、
前記制御手段は、
前記乾燥調理モードにおいて、
前記冷却ファンを稼働させ、前記加熱室内の蒸気を前記加熱室外に排出させる
ことを特徴とする請求項1記載の高周波加熱調理器。 - 前記加熱室内の蒸気の有無を検知する蒸気検出手段を備え、
前記制御手段は、
前記乾燥調理モードにおいて、
前記蒸気検出手段により蒸気が検知された場合、前記冷却ファンを稼動させる
ことを特徴とする請求項2記載の高周波加熱調理器。 - 前記制御手段は、
前記乾燥調理モードにおいて、
前記蒸気検出手段により蒸気が検知されない状態が一定時間以上継続した場合、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を停止させる
ことを特徴とする請求項3記載の高周波加熱調理器。 - 前記高周波発振器の温度を検知する高周波発振器温度検出手段を備え、
前記制御手段は、
前記高周波発振器の温度が所定温度を超えた場合、前記冷却ファンを稼働させ、
前記乾燥調理モードにおいては、
前記高周波発振器の温度にかかわらず、前記蒸気検出手段により蒸気が検知された場合に前記冷却ファンを稼動させる
ことを特徴とする請求項3または4記載の高周波加熱調理器。 - 報知手段を備え、
前記制御手段は、
前記高周波加熱工程を実施後、前記ヒータ加熱工程の実施前に、
前記報知手段により、前記加熱室内または前記被加熱物の水分のふき取りを促す旨を報知させる
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の高周波加熱調理器。 - 前記被加熱物の温度を非接触にて検知する非接触温度検知手段を備え、
前記制御手段は、
前記乾燥調理モードにおいて、
前記非接触温度検知手段により検知された前記被加熱物の温度が100℃以下となるように、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を制御する
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の高周波加熱調理器。 - 前記制御手段は、
前記乾燥調理モードにおいて、
前記非接触温度検知手段により検知された前記被加熱物の温度が所定温度を超えた場合、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を停止させる
ことを特徴とする請求項7記載の高周波加熱調理器。 - 前記加熱室内の雰囲気温度を検知する雰囲気温度検知手段を備え、
前記制御手段は、
前記乾燥調理モードにおいて、
前記雰囲気温度検知手段により検知された前記加熱室内の温度が所定温度を超えた場合、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を停止させる
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の高周波加熱調理器。 - 前記制御手段は、
前記ヒータ加熱工程を実施した後に、
前記高周波発振器による加熱を所定時間のあいだ行う仕上工程を実施する
ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の高周波加熱調理器。 - 前記加熱室を開閉するドアと、
前記ドアの開閉状態を検知する開閉検知手段と
を備え、
前記制御手段は、
前記ヒータ加熱工程を実施した後、前記冷却ファンを稼働させ、
前記開閉検知手段により前記ドアの開状態が検知されたとき、前記冷却ファンの稼働を停止させる
ことを特徴とする請求項2〜10の何れか一項に記載の高周波加熱調理器。 - 前記制御手段は、
前記ヒータ加熱工程後における前記冷却ファンの稼働の要否が設定された運転設定を取得し、
前記ヒータ加熱工程を実施した後、前記冷却ファンを稼働させ、
前記運転設定が、前記冷却ファンを稼働させる設定の場合、前記開閉検知手段の検知結果にかかわらず、所定時間の間、前記冷却ファンの稼働を継続させる
ことを特徴とする請求項11記載の高周波加熱調理器。 - 前記ヒータは、
前記加熱室内の空気を吸入し、該空気を加熱して前記加熱室内へ吐出することで熱風対流加熱をするコンベクションユニットにより構成され、
前記制御手段は、
前記ヒータ加熱工程において、
前記コンベクションユニットを稼働させ、熱風対流加熱により前記被加熱物を乾燥させる
ことを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の高周波加熱調理器。 - 前記加熱室内に設置され、前記被加熱物が載置されるトレーを備え、
前記トレーは、
前記被加熱物が載置される領域に、凹凸および開口部の少なくとも一方が形成された
ことを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の高周波加熱調理器。 - 前記トレーは、
高周波が照射されることで発熱する高周波発熱体が含有された材料により形成した
ことを特徴とする請求項14記載の高周波加熱調理器。
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