JP5677387B2 - 高周波加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、被加熱物を高周波加熱する高周波加熱調理器に関するものである。
従来技術として、被乾燥物の乾燥時に発熱体の駆動を制御して調理室内の温度をオーブン加熱時より低い乾燥温度に保持するオーブンレンジがあった(例えば特許文献1参照)。
実公平1−26962号公報
ドライフルーツや魚の干物などの乾燥食品は古くから存在する。特徴として、味が濃厚であることや、少ない分量で効率よく栄養を吸収できることなどが知られ、保存性も良好である。昨今注目されている調理方法・保存方法の一つである。
食品を乾燥させる方法としては、陰干し、天日干しを問わず室温相当で自然乾燥させる方法や、100℃以下の低温オーブンを用いてじっくり乾燥させる方法があるが、いずれも数時間〜十数時間、食材によっては数日間にわたって干し続けなければいけないような調理方法となり、使用者にとって手軽な調理方法とはいえない課題があった。
一方で、水分蒸発は、より高い温度で加熱する方が進行しやすいため、例えば通常のオーブン調理に用いられるような150℃超の温度で加熱する方法も考えられるが、表面のみ乾燥が進みすぎて焦げてしまうことや、表面から高速で乾燥が進んでしまい、一見乾燥しているように見えるが、実は中心部は十分に水分が飛びきっていない仕上がりとなるような課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、被加熱物の焦げ付き等を抑制しつつ被加熱物を短時間で乾燥させることができる高周波加熱調理器を得るものである。
本発明の高周波加熱調理器は、被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室内に高周波を供給することで前記被加熱物を加熱する高周波発振器と、前記加熱室の壁面のうち少なくとも一つの面に設置され、前記被加熱物および前記加熱室内を加熱するヒータと、少なくとも、加熱モードの選択に関する操作の入力を行う設定入力手段と、選択された加熱モードに応じて、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記加熱モードとして、前記被加熱物を乾燥させる調理を行う乾燥調理モードを有し、前記乾燥調理モードの開始が指示されると、最初に前記高周波発振器による加熱を行う高周波加熱工程を実施した後に、前記ヒータによる加熱を行うヒータ加熱工程を実施するものである。
本発明に係る高周波加熱装置は、乾燥調理モードにおいて、高周波発振器による加熱を行う高周波加熱工程を実施した後に、ヒータによる加熱を行うヒータ加熱工程を実施する。このため、被加熱物の焦げ付き等を抑制しつつ被加熱物を短時間で乾燥させることができる。
本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の本体斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の加熱室中央の正断面図である。 本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の加熱室中央の側断面図である。 本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置のトレーの断面図である。 本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置のフローチャートである。 本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置のフローチャートである。 本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置で乾燥した被加熱物の乾燥後重量のグラフである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の本体斜視図である。
図1において、高周波加熱装置の本体1には、内部に被加熱物21を収納する加熱室2が設けられており、ドア3を開いて、被加熱物21(図1では図示せず)を設置した後にドア3を閉め、操作パネル5で設定入力、操作することで加熱調理を実施する。
制御手段31(後述)は、操作パネル5からの信号、例えば調理モードの選択操作や運転ボタンONをトリガーとして、加熱動作を制御する。また、操作パネル5内に設置された液晶などにて構成される表示装置には運転状態や設定状態が表示される。なお、調理を手動で止めたい場合や設置をやり直したい場合には、操作パネル5上に設置された取り消しキーを押下することで、途中停止する旨の信号が制御装置に送られて、全ての熱源への電力供給を停止する。
25はドア開閉検知手段である。ドア開閉検知手段25は、ドア3の開閉状態を検知する。例えばドア3側に設けた突起が、検知装置であるマイクロスイッチ(図示省略)を押下することで、開閉を検知する。また、ドア3には、加熱室2の内部を視認可能とする視認窓4が設けられている。
6は底面セラミック板である。底面セラミック板6は、加熱室2の底板(底面)として構成されるものである。底面セラミック板6の上に被加熱物21を直接置いて加熱してもよいし、後述するトレー20上に被加熱物21を置いて加熱してもよい。トレー20は加熱室2内側面に設けられたレール7上に両側面を載置する形で設置される。
図2は、本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の加熱室中央の正断面図である。
図3は、本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の加熱室中央の側断面図である。
図2、図3に示すように、本実施の形態1における高周波加熱装置には、加熱室2内に置かれる被加熱物21を加熱する熱源として、天面ヒータ8、底面ヒータ9、コンベクションユニット10、高周波発振器11が設置されており、これらの熱源は加熱の用途に応じて利用される。
天面ヒータ8は、発熱線を例えばマイカなどの絶縁部材でサンドイッチしたフラットヒータで構成されている。天面ヒータ8は加熱室2の天面の略全面に密着する形で設置されており、加熱室2の天面全面を加熱することで、主に二次輻射で被加熱物21をムラなく加熱することが可能である。8aは断熱材である。断熱材8aは、天面ヒータ8から出た熱を筐体外へ逃がさず、加熱室2への加熱効率向上と筐体外温度低減に寄与する。断熱材8aはグラスウールやロックウール、真空断熱材などで構成が可能である。
底面ヒータ9は、底面セラミック板6の下に位置し、使用者が触れない位置にあり安全な構成となっている。底面ヒータ9は例えばシーズヒータやガラス管ヒータで構成され、天面ヒータ8と同様に二次輻射で被加熱物21を加熱する。
コンベクションユニット10は、加熱室2内部に熱風を循環することで加熱する(熱風対流加熱)。10aはコンベクションヒータであり、シーズヒータやガラス管ヒータで構成される。10bはコンベクションファンであり、背面に設置されたファンモータ(図示省略)により回転駆動力を与えられ通風が可能となる。10cはパンチング孔であり、コンベクションファン10bの中央と外周側それぞれに対向する位置に設けられる。コンベクションユニット10は背面が閉じたケーシングとなっており、加熱室2側にあるパンチング孔10cのみで加熱室2と連通する構成となる。コンベクションユニット10は、コンベクションファン10bが回転することにより、中央のパンチング孔10cからコンベクションユニット10内部へ風を吸い込み、外周部のパンチング孔10cへ吐き出すことを繰り返して、コンベクションヒータ10aおよび天面ヒータ8により加熱された天面、底面ヒータ9により加熱された底面と熱交換しながら温度上昇をさせつつ加熱室2内の被加熱物21を加熱する。
コンベクションユニット10によってもたらされる熱風、温風は、被加熱物21に対して、加熱空気による対流熱伝達を利用して効果的な加熱を実施するとともに、被加熱物21表面から蒸発した水分を速やかに排除する効果があり、乾燥効果に優れる。
なお、天面ヒータ8、底面ヒータ9、及びコンベクションユニット10は、本発明における「ヒータ」に相当する。
なお、本実施の形態では、本発明のヒータとして、天面ヒータ8、底面ヒータ9、及びコンベクションユニット10を設ける場合を説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのうちの少なくとも1つを設けるようにしても良い。
高周波発振器11は、例えば2.45GHzのマイクロ波を発振するマグネトロンで構成される。高周波発振器11から出たマイクロ波は、導波管12の内部を伝播し、回転アンテナ13を介して同軸結合で加熱室2底面側へ接続されており、効率よくマイクロ波を加熱室2に伝播させることが可能である。
なお、回転アンテナ13はアンテナモータ14により回転駆動力を与えられ、マイクロ波を発振しながら、加熱室2内のマイクロ波分布状態を変えることで、被加熱物21をムラなく加熱することが可能となる。
マイクロ波による誘電加熱は主に被加熱物21内の水分を選択的に加熱する特性を持っており、輻射加熱や対流加熱などと比べ、被加熱物21内部まで加熱することが可能である。
15は冷却ファンである。冷却ファン15は、本体1外部の空気を筐体内に取り入れる通風装置であり、DCファンにて構成する。冷却ファン15の役割は本来、高周波発振により自己発熱をしてしまう高周波発振器11ならびに高温となりやすい電源基板(図示省略)などの電気部品を冷却することにあるが、本実施の形態では加熱室2内に冷却風を導入することにより、加熱室2内にこもる熱や蒸気を加熱室2外へ排気することに大きな意義がある。
17は冷却風導入孔である。冷却風導入孔17は、高周波が漏洩しないように十分微細なメッシュやパンチング孔にて構成され、冷却ファン15からの冷却風を加熱室2内に導入させる。加熱室2背面上部には、加熱室2内に導かれた冷却風を加熱室2外へ排出する冷却風排気孔18が形成されている。また、冷却風排気孔18からの排気を本体1の外へ放出する排気ダクト19が設けられている。
なお、冷却風導入孔17は、本発明における「風路」に相当する。また、冷却風排気孔18は、本発明における「排出口」に相当する。
このような構成により、図2、図3において矢印で示すように、冷却ファン15により筐体内に取り入れられた冷却風16は、高周波発振器11の周辺と電気部品等を冷却した後、冷却風導入孔17から加熱室2内に導入される(図3では実線矢印)。そして、冷却風導入孔17から導入された冷却風は、被加熱物21が設置される加熱室2中央部を経由して、加熱室2背面上部にある冷却風排気孔18へ排出され、排気ダクト19を経由して筐体外へ放出されていく(図3では点線矢印)。
したがって、冷却ファン15の駆動は乾燥調理モードにおいては、特に被加熱物21から蒸発した水分を、加熱室2内に滞留させずに加熱室2外へ排出し、乾燥を促す効果があるため、仮に高周波発振器11等の電気部品の温度が冷却する必要がない程度の低温であっても、後述する蒸気検出手段22の結果により、蒸気が存在すると判断した場合には高周波発振器11の状況とは別に駆動ON、OFFの判断をする。詳細は後述する。
なお、本実施の形態では、高周波発振器11等の電気部品を冷却した後の冷却風を加熱室2内に導入する構成を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、筐体内に取り入れられた冷却風を、高周波発振器11等を冷却する流れと、加熱室2内に導入する流れとに分流するようにしても良い。また、冷却風導入孔17及び冷却風排気孔18の位置は特に限定されるものではない。さらに、冷却ファン15は、ON−OFF制御に限定するものでなく、例えばファン回転数制御として風量を変えても良い。
20はトレーである。トレー20は、加熱室2内に設置され、その上面に被加熱物21が載置される。トレー20の詳細について図4により説明する。
図4は、本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置のトレーの断面図である。
トレー20は、図4(A)に示すように被加熱物21の設置面(少なくとも載置領域)に短冊孔などの開放部20aを持つ形状や、図4(B)に示すように被加熱物21の設置面(少なくとも載置領域)に凸部20b(凹凸)を付ける形状としている。このような形状とすることで、被加熱物21の底面にもコンベクションユニット10で生成された熱風や冷却風16などが接触することとなり、乾燥を促進する効果がある。なお、トレー20を網状に形成しても良い。
なお、トレー20は、シリコンエラストマーで構成し、成形の際には、内部にフェライト粉のような誘電体粉や磁性体粉などの、高周波が照射されることで発熱する高周波発熱体を混合することで、マイクロ波を照射された際に自己発熱する機能を持っている。本構成によれば、被加熱物21はマイクロ波による自己発熱と、設置面であるトレー20からの伝熱の両方により、内部・外部の両方が加熱され、乾燥が促進される。
再び図2、図3において、22は蒸気検出手段である。蒸気検出手段22は、サーミスタなどで構成されており、冷却風排気孔18の近傍に配置されている。この蒸気検出手段22は、冷却風排気孔18から排出される空気の温度を検出することで、加熱室2内の蒸気の有無を検知する。検知の方法としては、サーミスタに蒸気があたることによって生じる温度変動及び温度勾配の少なくとも一方、又は、サーミスタ表面が結露を起こすことによって生じる温度変動及び温度勾配の少なくとも一方を利用して検知することが可能である。また、大気圧中における蒸気温度は略100℃となるため、この温度を基準として所定範囲内の温度を検出した場合には蒸気が発生していると判断することも可能である。なお、蒸気検出の方法はこれに限らず任意の方法で検知することができる。
なお、蒸気検出手段22をサーミスタで構成することで、蒸気検出手段22を加熱室2内の雰囲気温度を検知する雰囲気温度検知手段としても利用が可能である。
23は非接触温度検知手段である。非接触温度検知手段23は、加熱室2内に置かれた被加熱物21の赤外線量や波長を検知することにより非接触で温度を計測することが可能である。
非接触温度検知手段23により検知した被加熱物21の温度が100℃を超えた場合には、被加熱物21表面における水分が蒸発した結果、蒸発潜熱が不要となった状態、すなわち乾燥状態になったことが把握できる効果がある。また、このまま加熱を維持すると、100℃を超えて温度上昇をし続け、焦げなどの不具合を起こす可能性があるが、非接触温度検知手段23により被加熱物21表面温度を検知して100℃以下で停止あるいは出力抑制すれば、未然に防止することが可能である。
24は高周波発振器温度検出手段である。高周波発振器温度検出手段24は、サーミスタなどで構成し、高周波発振器11に接触して配置されたことで、高周波発振器11自体の温度を検知する。
加熱室2内に置かれる被加熱物21が極端に軽熱負荷であったり、加熱室2内に被加熱物21が置かれなかったりするような、高周波が吸収される対象がないもしくは小さい場合には、高周波発振器11が発振した高周波は、高周波発振器11自体に戻ってくる量が多くなり、自己発熱をしてしまうため、故障の原因になる場合がある。したがって、高周波発振器11はできるだけ低温で使う必要があり、冷却風16で冷やすことが重要となる。一方で、高周波発振器11が高温化する状態は被加熱物21が高周波誘電加熱にとって軽熱負荷、すなわち水分が少ない負荷であることを意味しており、高周波発振器温度検出手段24の検出温度は被加熱物21の乾燥具合の目安としても利用することは可能である。
次に制御ブロックについて説明する。
図5は、本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置の制御ブロック図である。
本体1への電源のon、offを司るメイン基板32により、制御手段31、電源装置33への電源供給が制御される。
電源装置33は、リレー36を介して、アンテナモータ14、インバータ(INV)基板37、高周波発振器11(マグネトロン)、天面ヒータ8、底面ヒータ9、コンベクションユニット10と接続されている。制御手段31は操作パネル5において、入力手段5aにより入力された設定・入力情報により、リレー36を制御し、各熱源に電源を供給するか否かを制御する。
また、制御手段31は、蒸気検出手段22(雰囲気温度検知手段)、非接触温度検知手段23、高周波発振器温度検出手段24から温度情報を取得しており、各温度に基づきリレー36のon、offの制御を実施し、熱源の動作制御を行う。詳細は後述する。
なお、操作パネル5は、本発明における「設定入力手段」に相当する。
次に、本実施の形態における高周波加熱装置が実施する乾燥調理モードの動作について説明する。
乾燥調理モードは、被加熱物21を乾燥させる調理を行う調理モードであり、大別して、高周波加熱工程、ヒータ加熱工程、仕上工程、後工程とからなる。以下、図6、図7に示すフローチャートに基づき説明する。
操作パネル5で乾燥調理モードが選択されると制御手段31は乾燥調理モードの動作を開始する(S1)。制御手段31は、各パラメータの初期設定を行う(S2)。即ち、高周波加熱を実施する時間である高周波加熱時間Time1、ヒータ加熱を実施する時間であるヒータ加熱時間Time2、乾燥が進んでしまった後も加熱を進めることで過加熱による発煙などのエラーを未然に防ぐために、蒸気が出ていない時間を検知し、一定時間以上であれば加熱を停止するトリガーとする蒸気未検知時間Time3、同じくエラー検知として、加熱室2内の温度が異常にあがった場合に加熱を停止するトリガーとする強制停止庫内温度Temp1を設定する。さらに、ヒータ加熱終了後にもゆるやかに乾燥を継続した場合を考慮し、ヒータ加熱終了後も冷却ファン15を継続させるか否かを設定するヒータ終了後冷却ファン運転設定(True又はfalse)と、ヒータ終了後冷却ファンOn時間Time4を設定する。なお、高周波加熱時間Time1及びヒータ加熱時間Time2は、蒸気未検知時間Time3より小さい値が設定される。なお、ヒータ終了後冷却ファン運転設定は、本発明における「運転設定」に相当する。
これらの温度・時間の設定は、操作パネル5を通じて、使用者が任意に設定する手動設定方式でも、事前にメモリーされているメニューを選択することで、制御手段31により自動で設定される自動設定方式でも、いずれの場合にも設定可能である。また、時間のみ設定し、温度は事前に設定してあるものを用いたり、加熱室2内に設けた重量センサ(図示省略)や操作パネル5から重量や被加熱物21の種類を入力することで制御手段31により自動で設定したりする方式も構成可能である。
(高周波加熱工程)
設定が終了し、操作パネル5上にて乾燥調理モードのスタートが指示されると、制御手段31は、高周波発振器11を稼働させ、高周波加熱(マイクロ波加熱)をスタートさせる(S3)。マイクロ波加熱は高出力で実施すると短時間で高温になってしまい、被加熱物21の熱変性、一例として想定以上に固化してしまったり変色してしまったりするケースが考えられるため、200W程度の出力にて実施するのが望ましい。200W程度の低出力でも、ヒータ加熱による外側からの加熱よりは、被加熱物21(食品)内部の水分の表面側への移動を促す効果は十分に確保できる。
なお、高周波加熱の実施中において、制御手段31は、非接触温度検知手段23により検知された被加熱物21の温度が100℃以下となるように、適宜、高周波発振器11のON・OFF制御や出力の可変制御を行うようにしても良い。
高周波加熱時には蒸気検出手段22による蒸気検知を行い(S4)、蒸気が検知される場合には冷却ファン15をONし(S5)、蒸気が検知されない場合には冷却ファン15はOFFのまま加熱を実施する。被加熱物21から蒸気、すなわち水分が排出されたことを検知すると、先述したとおり、冷却ファン15により冷却風導入孔17から空気を導入して、冷却風排気孔18へ排出する。このため、加熱室2内に蒸気が滞留することなく、被加熱物21の乾燥を促進することが可能となる。
高周波発振器11を稼働させた直後に開始する蒸気検知において、蒸気が検知されない時間をカウントし(S7)、蒸気未検知時間Time3を超過した場合には、乾燥調理モードの動作を強制終了し(S8)、報知手段5bで使用者に報知する(図示省略)。
また、雰囲気温度検知手段又は非接触温度検知手段23により検出された加熱室2内の温度が、強制停止庫内温度Temp1を超えた場合にも同様に、強制終了する。
本ステップS7では、高周波加熱しているにも関わらず蒸気が発生しないのは、被加熱物21に対して過剰な熱量を与えている可能性があることを推定し、結果として被加熱物21の過加熱による変性、例えば焦げや発煙などの可能性があるとともに、高周波発振器11の自己発熱による故障発生の可能性もあることを想定し強制終了することで、かかる不具合を未然に防ぐことができる効果を持っている。
高周波加熱の経過時間が高周波加熱時間Time1を経過すると(S9)、制御手段31は高周波発振器11を停止させる(S10)。ここで高周波加熱による被加熱物21内部の温度上昇に伴い、被加熱物21内部の水分は表面側へ拡散が進んだ状態となる。その後のヒータ加熱工程で、水分含有が進んだ被加熱物21の外表面を輻射や対流により加熱することで、外部から水分蒸発し、結果として被加熱物21の内部・外部とも乾燥が進み、被加熱物21内で仕上がり状態の差が小さい良好な状態での乾燥が可能となる。いわば、高周波加熱工程による高周波加熱(乾燥進行)は、全体を良好に乾燥するための、準備段階に位置づけられる。
ここで、ステップS5における冷却風16の導入により、蒸気排出は促されているものの、被加熱物21から排出された蒸気・水分は完全には排出されずに、例えば加熱室2の壁面などに結露という形で残ったり、高周波加熱が終わった段階では、被加熱物21表面にそのまま水滴、水分として残ったりする場合も考えられる。
このため、高周波加熱工程の実施後に、蒸気検出手段22によって蒸気が検出されている状態においては(S11)、加熱室2壁面への結露や被加熱物21表面への水分残りが懸念されるため、ヒータ加熱工程の実施前に、加熱室2内あるいは被加熱物21表面に残る水分のふき取りを促す旨を、使用者に報知する(S12)。報知は操作パネル5による表示でもよいし、報知音や音声ガイドなどによるものでもよい。
報知により促された使用者は、加熱室2あるいは被加熱物21の残留水分をふき取り、ドア3を閉じた後、以後のヒータ加熱工程へ移行する意思表示としてスタートボタン(運転ボタン)を押すことにより、ヒータ加熱工程へと進む(S13)。加熱室2あるいは被加熱物21に水滴として付着しているような水分をヒータ加熱などで蒸発させようとした場合には蒸発潜熱として大変な熱量を与える必要があるため、このふき取り作業を実施することで得られる乾燥時間の短縮効果は大きい。
(ヒータ加熱工程)
次にヒータ加熱工程として、制御手段31は、ヒータを稼働させる(S14)。ここでのヒータは、天面ヒータ8、底面ヒータ9、コンベクションユニット10のいずれに通電するかは限定するものではないが、短時間で乾燥を促進したい場合には、コンベクションユニット10による熱風対流加熱を実施するのが効果的であり、一方で、加熱室2内の広い範囲でムラなく乾燥させたい場合には、天面ヒータ8、底面ヒータ9による輻射加熱が効果的である。
なお、ヒータ加熱の実施中において、制御手段31は、非接触温度検知手段23により検知された被加熱物21の温度が100℃以下となるように、適宜、ヒータのON・OFF制御や出力の可変制御を行うようにしても良い。
本工程においても、蒸気検出手段22による蒸気検知を実施し(S15)、蒸気が検知される場合には冷却ファン15をON(S17)し、蒸気が検知されない場合には冷却ファン15をOFFする(S16)。これにより、加熱室2内に蒸気が滞留することなく、被加熱物21の乾燥を促進することが可能となる。
ヒータをONした直後に開始する蒸気検知において、蒸気が検知されない時間をカウントし(S18)、蒸気未検知時間Time3を超過した場合には、乾燥調理モードの動作を強制終了し(S19)、報知手段5bで使用者に報知する(図示省略)。
また、雰囲気温度検知手段又は非接触温度検知手段23により検出された加熱室2内の温度が、強制停止庫内温度Temp1を超えた場合にも同様に、強制終了する。
本ステップS18では、ヒータ加熱しているにも関わらず蒸気が発生しないのは、被加熱物21に対して過剰な熱量を与えている可能性があることを推定し、結果として被加熱物21の過加熱による変性、例えば焦げや発煙などの可能性があることを想定し強制終了することで、かかる不具合を未然に防ぐことができる効果を持っている。
ヒータ加熱の経過時間がヒータ加熱時間Time2を経過すると(S20)、制御手段31はヒータを停止させる(S21)。
(仕上工程)
次に、最後の乾燥の仕上げとして、再度、高周波発振器11による加熱を所定時間の間実施する(S22)。この所定時間は、高周波加熱時間Time1及びヒータ加熱時間Time2よりも短い時間を設定する。
高周波加熱におけるマイクロ波は水への選択加熱の特性があることを利用し、今一度加熱することで、最後の一押しの形で残留水分の蒸発を促す。ただし、ほとんど乾燥しており軽熱負荷状態になっていることが考えられるため、例えば200W30秒程度の、低出力、短時間での加熱のみにとどめる。本仕上工程は必須要件ではないが、水分蒸発を促し、乾燥物としての仕上がり状態を向上させる効果がある。
(後工程)
次に、後工程として、制御手段31は、冷却ファン15をONとする(S23)。本工程により、加熱室2内に滞留している蒸気を排出する効果と、若干でも温度上昇している被加熱物21の温度を低下させる効果を得ることができる。
冷却ファン15の運転をどのように継続するかは、ステップS2で設定されたヒータ終了後冷却ファン運転設定に基づいて判断される(S24)。即ち、運転設定が、ヒータ加熱終了後に冷却ファン15を停止する設定(false)の場合、ステップS25に進み、ドア開閉検知手段25によるドア3の開状態を判断する(S25)。そして、ドア開閉検知手段25によりドア3の開状態が検知されたとき冷却ファン15をOFFとする(S27)。また、ドア3の開状態が検知されない場合には、一定時間を経過するまで冷却ファン15の回転を継続させた後に冷却ファン15をOFFする(S26)。
このように、冷却ファン15を適宜ON、OFFさせることにより、ヒータ加熱工程終了後に加熱室2内部の水分が被加熱物21に戻ることを抑制する効果を有するとともに、ファンモータの故障確率抑制や無駄な電力消費を抑える効果を有することができる。
一方、ステップS24において、運転設定が、ヒータ加熱終了後も冷却ファン15を継続させる設定(true)の場合、ヒータ終了後冷却ファンOn時間Time4を経過するまでの間(S28)、ドア開閉検知手段25の検知結果にかかわらず、冷却ファン15の回転を継続させ、ヒータ終了後冷却ファンOn時間Time4を経過したとき冷却ファン15をOFFとする(S29)。例えば、ドア3を開放したまま、冷却ファン15を駆動させることで、室温状態において通風乾燥しているのと同じ効果を有させることが可能となる。
以上のような工程で被加熱物21の乾燥調理モードを終了する(S30)。
図8は、本発明の実施の形態1を示す高周波加熱装置で乾燥した被加熱物の乾燥後重量のグラフである。図8においては、被加熱物21としてトマト(1/2切)を使用し、ドライトマトを製造した際の乾燥後重量(wt%)を示している。
図8の左側のグラフは、本実施の形態1における乾燥調理モードを実施した場合を示し、高周波加熱工程で高周波加熱を600Wで3分間行った後に(レンジ3分)、ヒータ加熱工程でヒータ加熱を57分間行って(オーブン57分)、計60分とした場合の乾燥後重量を示している。
また、図8の右側のグラフは、ヒータ加熱単独で60分間行った場合(オーブン60分)の乾燥後重量を示している。
また、図8の中央のグラフは、参考値として、高周波加熱を600Wで3分間のみ行った場合(レンジ3分単独)場合の乾燥後重量を示している。
なお、ヒータ加熱においては、加熱室2内の温度を100℃〜105℃に制御し、コンベクションユニット10を使用していない条件である。
図8に示すとおり、ヒータ加熱単独で60分間行った場合(オーブン60分)の重量は73.8%であるのに対し、本実施の形態における乾燥調理モードを実施した場合(レンジ3分→オーブン57分)の重量は43.0%となっている。すなわち、水分蒸発量とほぼ同等と思われる重量減少率はヒータ加熱単独に対して、本実施の形態における乾燥調理モードでは2倍以上乾燥が進行しており、乾燥速度向上に大きく効果を有することがわかった。
また、レンジ3分単独の場合の重量は68.3%であり、高周波加熱による水分蒸発効果が大きいことが示されており、本実施の形態の乾燥調理モードのように高周波加熱とヒータ加熱とを利用することは乾燥進行に対して極めて効果があることがわかった。
参考までに、ヒータ加熱単独での乾燥と比較して、本実施の形態における乾燥調理モードで乾燥させた方が、乾燥食品が堅く、濃厚な食味に仕上がっていた。
以上のように本実施の形態においては、加熱初期に高周波加熱を実施することにより、外部からは熱が届きにくい被加熱物21内部まで加熱することで、被加熱物21内部の水分を表面に移動させて乾燥を促すことが可能となるため、例えば厚みのあるような食品であっても室温での乾燥やヒータ加熱単独で乾燥を実施する場合と比較して、短時間で内部まで状態のよい乾燥を実現可能とする効果がある。
特に、高周波加熱の特性である水分の選択加熱が可能となるため、水分の温度上昇が早く、ひいては蒸発を促し高速に食品を乾燥させることが可能となる効果がある。
さらに、高周波加熱後に加熱室2内の蒸気を加熱室2外へ排出するための通風を加熱と同時に実施するため、被加熱物21から蒸発した水分が加熱室2内に滞留したり、加熱室2内の壁面に凝縮して被加熱物21の乾燥を逆行させる不具合が起こしたりする可能性を抑制することができる。
本発明の活用例としては、高速かつ安全に乾燥食品を生成可能とする業務用および家庭用の高周波加熱装置への適用が挙げられる。
1 本体、2 加熱室、3 ドア、4 視認窓、5 操作パネル、5a 入力手段、5b 報知手段、6 底面セラミック板、7 レール、8 天面ヒータ、8a 断熱材、9 底面ヒータ、10 コンベクションユニット、10a コンベクションヒータ、10b コンベクションファン、10c パンチング孔、11 高周波発振器、12 導波管、13 回転アンテナ、14 アンテナモータ、15 冷却ファン、16 冷却風、17 冷却風導入孔、18 冷却風排気孔、19 排気ダクト、20 トレー、20a 開放部、20b 凸部、21 被加熱物、22 蒸気検出手段、23 非接触温度検知手段、24 高周波発振器温度検出手段、25 ドア開閉検知手段、31 制御手段、32 メイン基板、33 電源装置、36 リレー、37 インバータ基板。

Claims (15)

  1. 被加熱物を収納する加熱室と、
    前記加熱室内に高周波を供給することで前記被加熱物を加熱する高周波発振器と、
    前記加熱室の壁面のうち少なくとも一つの面に設置され、前記被加熱物および前記加熱室内を加熱するヒータと、
    少なくとも、加熱モードの選択に関する操作の入力を行う設定入力手段と、
    選択された加熱モードに応じて、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記加熱モードとして、前記被加熱物を乾燥させる調理を行う乾燥調理モードを有し、
    前記乾燥調理モードの開始が指示されると、
    最初に前記高周波発振器による加熱を行う高周波加熱工程を実施した後に、前記ヒータによる加熱を行うヒータ加熱工程を実施する
    ことを特徴とする高周波加熱調理器。
  2. 前記高周波発振器へ冷却風を供給する冷却ファンと、
    前記冷却風を前記加熱室内に導く風路と、
    前記加熱室内に導かれた前記冷却風を前記加熱室外へ排出する排出口と
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記乾燥調理モードにおいて、
    前記冷却ファンを稼働させ、前記加熱室内の蒸気を前記加熱室外に排出させる
    ことを特徴とする請求項1記載の高周波加熱調理器
  3. 前記加熱室内の蒸気の有無を検知する蒸気検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記乾燥調理モードにおいて、
    前記蒸気検出手段により蒸気が検知された場合、前記冷却ファンを稼動させる
    ことを特徴とする請求項2記載の高周波加熱調理器
  4. 前記制御手段は、
    前記乾燥調理モードにおいて、
    前記蒸気検出手段により蒸気が検知されない状態が一定時間以上継続した場合、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項3記載の高周波加熱調理器
  5. 前記高周波発振器の温度を検知する高周波発振器温度検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記高周波発振器の温度が所定温度を超えた場合、前記冷却ファンを稼働させ、
    前記乾燥調理モードにおいては、
    前記高周波発振器の温度にかかわらず、前記蒸気検出手段により蒸気が検知された場合に前記冷却ファンを稼動させる
    ことを特徴とする請求項3または4記載の高周波加熱調理器
  6. 報知手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記高周波加熱工程を実施後、前記ヒータ加熱工程の実施前に、
    前記報知手段により、前記加熱室内または前記被加熱物の水分のふき取りを促す旨を報知させる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の高周波加熱調理器
  7. 前記被加熱物の温度を非接触にて検知する非接触温度検知手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記乾燥調理モードにおいて、
    前記非接触温度検知手段により検知された前記被加熱物の温度が100℃以下となるように、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の高周波加熱調理器
  8. 前記制御手段は、
    前記乾燥調理モードにおいて、
    前記非接触温度検知手段により検知された前記被加熱物の温度が所定温度を超えた場合、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項7記載の高周波加熱調理器
  9. 前記加熱室内の雰囲気温度を検知する雰囲気温度検知手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記乾燥調理モードにおいて、
    前記雰囲気温度検知手段により検知された前記加熱室内の温度が所定温度を超えた場合、前記高周波発振器および前記ヒータの加熱動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の高周波加熱調理器
  10. 前記制御手段は、
    前記ヒータ加熱工程を実施した後に、
    前記高周波発振器による加熱を所定時間のあいだ行う仕上工程を実施する
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の高周波加熱調理器
  11. 前記加熱室を開閉するドアと、
    前記ドアの開閉状態を検知する開閉検知手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記ヒータ加熱工程を実施した後、前記冷却ファンを稼働させ、
    前記開閉検知手段により前記ドアの開状態が検知されたとき、前記冷却ファンの稼働を停止させる
    ことを特徴とする請求項2〜10の何れか一項に記載の高周波加熱調理器
  12. 前記制御手段は、
    前記ヒータ加熱工程後における前記冷却ファンの稼働の要否が設定された運転設定を取得し、
    前記ヒータ加熱工程を実施した後、前記冷却ファンを稼働させ、
    前記運転設定が、前記冷却ファンを稼働させる設定の場合、前記開閉検知手段の検知結果にかかわらず、所定時間の間、前記冷却ファンの稼働を継続させる
    ことを特徴とする請求項11記載の高周波加熱調理器
  13. 前記ヒータは、
    前記加熱室内の空気を吸入し、該空気を加熱して前記加熱室内へ吐出することで熱風対流加熱をするコンベクションユニットにより構成され、
    前記制御手段は、
    前記ヒータ加熱工程において、
    前記コンベクションユニットを稼働させ、熱風対流加熱により前記被加熱物を乾燥させる
    ことを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の高周波加熱調理器
  14. 前記加熱室内に設置され、前記被加熱物が載置されるトレーを備え、
    前記トレーは、
    前記被加熱物が載置される領域に、凹凸および開口部の少なくとも一方が形成された
    ことを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の高周波加熱調理器
  15. 前記トレーは、
    高周波が照射されることで発熱する高周波発熱体が含有された材料により形成した
    ことを特徴とする請求項14記載の高周波加熱調理器
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