JP2016000634A - エレベーター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗りかごの上部と建屋との間に十分なクリアランスを確保しつつ、周辺装置を制御する制御基板を用いる作業を容易に行わせる。
【解決手段】
制御装置100は、乗りかご4の天井部92の上面において、上枠82及び乗りかご4の吊り芯よりも乗降口12側に設けられている。制御装置100は、収容部102と、プリント基板116を備える制御基板103と、を有している。収容部102の上部には、スイングパネル110が回動可能に設けられている。スイングパネル110は、制御基板103が収容空間207に収容される収容位置と、制御基板103が収容空間207外に位置する露出位置との間を回動する。
【選択図】図6

Description

本発明は、かご室に設けられる各種周辺装置を制御する制御基板を備えるエレベーター装置に関する。
一般的に、エレベーター装置の乗りかごは、乗客が乗り込むかご室と、かご室を囲むかご枠を有している。また、かご室に設けられる各種周辺装置(例えばドア開閉装置、照明装置、操作盤)を制御する制御基板を備える制御装置を有しており、この制御装置は、かご室外に設けられる。
このようなエレベーター装置において、制御装置を乗りかごの上部に設ける場合に、乗りかごの上部が建屋に接触しないように、乗りかごの上部と建屋との間に十分なクリアランスを確保する必要がある。乗りかごの上部と建屋との間に十分なクリアランスを確保するための技術が特許文献1及び特許文献2に提案されている。
特許文献1には、かご枠における上枠の凹部に、器具ボックス(制御装置)を収納するエレベーターのかご枠が記載されている。
特許文献2には、かご枠における縦枠に取り付けられたベースに取り付けられたエレベーターの器具箱(制御装置)が記載されている。この器具箱は、ベースに、このベースを中心とし、回転可能に取り付けられた蝶番を介して取り付けられている。この器具箱は、エレベーター走行時においては横置きされ(長手方向がベースに平行になるように置かれ)、作業者が器具箱を用いるときは、作業者によって、引き起こされる。
特開2002−308549号公報 特開2002−128423号公報
しかし、特許文献1に記載された器具ボックスでは、作業者が器具ボックスに収容された制御基板を用いる作業(例えば周辺装置の動作確認や接続確認などのメンテナンス作業)を行う場合、作業者は、かご室の天井を形成する部材の上面に乗って器具ボックスに近づくことが必要である。このため、周辺装置を制御する制御基板を用いる作業に手間がかかってしまうおそれがある。
また、特許文献2に記載された器具箱では、作業者が器具箱に収容された制御基板を用いるとき、作業者は、横置きされた器具箱全体を引き起こさなければならない。このため、周辺装置を制御する制御基板を用いる作業に手間がかかってしまうおそれがある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、乗りかごの上部と建屋との間に十分なクリアランスを確保しつつ、周辺装置を制御する制御基板を用いる作業を容易に行わせることができるエレベーター装置を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のエレベーター装置は、少なくとも一つの乗降口が設けられたかご室と、かご室に設けられた周辺装置と、を有するエレベーター装置であって、天井部と、制御基板と、収容部と、支持部と、を備える。天井部は、かご室の天井を形成する。制御基板は、電子部品が実装された実装面を有し、周辺装置を制御する。収容部は、天井部の上面における乗降口側に設けられ、制御基板を収納する収容空間を有する。支持部は、収容部に回動可能に設けられ、制御基板の実装面の反対の面を支持する。また、支持部は、制御基板が前記収容空間に収容される収容位置と制御基板が収容空間外に位置する露出位置との間を回動する。
上記構成のエレベーター装置では、周辺装置を制御する制御基板を用いる作業を作業者が行う場合、作業者は収容部に設けられている支持部を収容位置から露出位置に回動する。このとき、支持部が設けられている収容部が乗降口側に設けられているため、作業者は支持部を回動させるために、かご室の天井部の上面に乗る必要がない。すなわち、作業者は建屋のエレベーターホールに居たままで、制御基板を用いる作業を行うことができる。したがって、周辺装置を制御する制御基板を用いる作業を作業者に容易に行わせることができる。
また、作業者は、制御基板を用いる作業を行うにあたって、支持部を回動させればよい。したがって、収容部を回動させる場合に比べて、周辺装置を制御する制御基板を用いる作業を作業者に容易に行わせることができる。
また、支持部は収容位置と露出位置の間を回動するので、収容位置にあるときの(例えばエレベーター装置1の走行時)の支持部に、制御基板を、天井部の上面に対して寝かせた状態で支持させることができる。これによって、走行時において、乗りかごの上部と建屋との間に十分なクリアランスを確保することができる。
本発明によれば、乗りかごの上部と建屋との間に十分なクリアランスを確保しつつ、周辺装置を制御する制御基板を用いる作業を容易に行わせることができる。
本発明の第1の実施形態に係るエレベーター装置の模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るエレベーター装置の乗りかごの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るエレベーター装置の乗りかごの上面図である。 本発明の第1の実施形態に係るエレベーター装置の乗りかごの側面図である。 図3に示したエレベーター装置のA−A線要部断面図である。 図5に示したエレベーター装置のスイングパネルが収容位置から露出位置に回動した状態を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係るエレベーター装置の作用を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係るエレベーター装置を示す図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態に係るエレベーター装置1について、図1〜図7を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
<エレベーター装置1の構成の概要>
まず、図1を参照して、エレベーター装置1の構成の概要について説明する。
図1は、第1の実施形態に係るエレベーター装置1の模式図である。
図1に示すように、本実施形態のエレベーター装置1は、機械室が設けられていない、いわゆる機械室レスエレベーターである。
エレベーター装置1は、建屋に形成された昇降路3内を昇降可能な乗りかご4と、つり合いおもり5と、これら両者を吊持するロープ6と、ロープ6が巻き掛けられた巻上機7を備えている。なお、以下の説明において、昇降路3の底面を形成する昇降路底面2と水平な水平面上における一方向をX方向とし、同水平面上のX方向に直交する方向をY方向とする。また、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向(上下方向)とする。
巻上機7は、昇降路3内に配置され、ロープ6を駆動して、乗りかご4及び釣り合いおもり5を昇降路内で昇降させる。
次に、図1〜図4を参照して、乗りかご4について説明する。図2は乗りかご4の斜視図であり、図3は乗りかご4の上面図であり、図4は乗りかご4の側面図である。なお、図2〜4においては、後述する上枠82以外のかご枠8を構成する部材やロープ6などの図示を省略している。
図1に示すように、乗りかご4は、かご枠8とかご室9を有している。
かご室9は、箱状に形成され、内部に乗客を収容する。かご室9は、床を形成する略平板状のかご床91と、かご床91に対し上下方向に対向し、天井を形成する略平板状の天井部92と、を有している。天井部92は、矩形平板状の複数枚(本実施形態では3枚)の鋼板をつなぎ合わせて形成されている。これらの鋼板は、長手方向がX方向に一致するように配置されている。
また、かご室9は、かご床91の周囲に立設されている略平板状の側壁93a,93b,93c,93dを有している。側壁93a,93bは、Y方向に互いに対向している。側壁93c,93dは、X方向に互いに対向している。
側壁93aには、乗客が乗降する乗降口12(図1参照)が設けられている。また、側壁93aには、周辺装置として、乗降口12を開閉可能なドア装置94が設けられている。なお、かご室9には、ドア装置94の他に、周辺装置として、かご室9内を照らす照明装置や操作盤(不図示)、また後述するオプション装置11が設けられている。
かご枠8は、図1に示すように、かご室9を囲む略四角枠状の部材であり、下枠81、上枠82及び2つの縦枠83,83を有している。
下枠81は、かご床91の下方でX方向に延在し、かご床91に固定されている。2つの縦枠83,83は、下枠81のX方向の両端部から上方へ立設されている。
上枠82は、天井部92の上方でX方向に延在している。また、上枠82は、下枠81に対して、かご室9を介して、上下方向に対向している。上枠82のX方向の両端部は、2つの縦枠83,83のそれぞれに固定されている。図4に示すように、上枠82と天井部92との間には、所定の間隙が設けられている。
図3に示すように、本実施形態における乗りかご4の吊り芯(図3では2点鎖線で示す)は、Y方向において、かご室9の中心Cよりも側壁93a側に設定されている。
図2〜図4に示すように、かご室9の天井部92の上面には、制御装置100、2つの補強部材10,10、オプション装置11が設けられている。
補強部材10,10は、天井部92を補強する部材である。また、補強部材10,10は、Y方向に所定の距離を空けて配置され、X方向に沿って延在している。
オプション装置11とは、例えば喚起装置であり、天井部92の上面におけるY方向の側壁93c側、すなわち天井部92の上面において乗降口12(図1参照)から離れている側の端部に設けられている。
制御装置100は、かご室9に設けられた周辺装置、すなわち上述のドア装置94、照明装置、操作盤及びオプション装置11を制御する装置である。制御装置100は、取付ブラケット95を介して、天井部92の上面において、Y方向の、上枠82及び乗りかご4の吊り芯(図3の2点鎖線)よりも側壁93a側すなわち乗降口12(図1参照)側に設けられている。また、制御装置100は、配線101を介して、周辺装置に接続されている。
<制御装置100の構成>
次に、図2〜図6を参照して、制御装置100の構成について説明する。図5は図3に示したエレベーター装置1のA−A線要部断面図であり、図6は図5に示したエレベーター装置の後述するスイングパネル110が収容位置から露出位置に回動した状態を説明する図である。
制御装置100は、収容部102と、制御基板103と、蓋部104と、を有している。図5に示すように、収容部102は、上部が開口した略箱状の部材であり、下部に略矩形平板状の底板部105と、底板部105の周縁から立設する側板部106a,106b,106c,106dを有している。制御装置100は、底板部105の短手方向がY方向に一致するように、また、底板部105の長手方向がX方向に一致するように、配置されている。また、側板部106a,106bは、Y方向に互いに対向している。また、側板部106c,106dは、X方向に互いに対向している。
側板部106aの高さは、側板部106bの高さよりも後述するスイングパネル110の板厚分低く設定されている。
側板部106aの上部には、底板部105と平行に側板部106b側に向かって延びるパネル受け部111が形成されている。また、側板部106bの上部には、底板部105と平行に側板部106a側に向かって延びる蝶番取付部112が形成されている。
収容部102は、内部に制御基板103を収容する収容空間107を有している。また、収容部102の側板部106cには、収容空間107に配線101を引き込むための引き込み口108(図4参照)が形成されている。収容空間107内の配線101の長さは、後述するようにスイングパネル110が回動する際に配線101に過度なストレスがかからないように、十分な長さに設定されている。
収容部102の上部には、蝶番109を介して略矩形平板状のスイングパネル110が収容部102に対して回動可能に設けられている。蝶番109は、側板部106bの蝶番取付部112に、蝶番109の回動軸がX方向に沿って延在するように設けられている。
スイングパネル110は、収容部102の上部に形成されている開口を塞ぐことが可能な大きさに形成されている。スイングパネル110の短手方向の一端部は、蝶番109に固定されている。スイングパネル110の短手方向の他端部が、パネル受け部111に当接すると、スイングパネル110は、収容部102の上部に形成されている開口を塞ぐ。上述のとおり、側板部106aの高さは側板部106bの高さよりもスイングパネル110の板厚分低く設定されている。このため、スイングパネル110が収容部102の開口を塞ぐとき、スイングパネル110を底板部105と平行に、且つ、スイングパネル110の高さをY方向に亘って等しくすることができる。
収容部102の開口を塞いでいる状態のスイングパネル110における底板部105の上面に対して上下方向に対向する面(図5におけるスイングパネル110の下面)には、スペーサ113を介して制御基板103が固定(支持)されている。
制御基板103は、制御用入出力用コネクタ114、制御素子115及びこれらが実装されるプリント基板116によって構成される。制御基板103は、配線101を介して、周辺装置に接続されており、周辺装置を制御する。
スイングパネル110が収容部102の開口を塞いでいるとき、制御基板103は、収容空間107に収容されている。以下の説明において、スイングパネル110が収容部102の開口を塞いでいるときのスイングパネル110の位置を収容位置と称する場合がある。
収容位置にあるスイングパネル110は、プリント基板116と底板部105とが、上下方向に所定の距離を空けて平行になるように、制御基板103を、支持する。また、スイングパネル110は、制御基板103を、天井部92の上面に対して寝かせた状態で支持する。また、スイングパネル110は、制御基板103の実装面が、底板部105の上面に対して上下方向に対向するように、制御基板103を支持する。
図6に示すように、スイングパネル110が、蝶番109の回転軸を中心に収容部の上方を回動すると、制御基板103が収容空間107の外部に位置して露出する。
スイングパネル110が、収容位置から制御基板103が露出する方向に回動するときの回動方向(図6に円弧状の矢印で示す)に、所定量回動すると、スイングパネル110は上枠82に当接する。以下の説明において、スイングパネル110が上枠82に当接する位置を露出位置と称する場合がある。すなわち、スイングパネル110が収容位置から露出位置に回動するときのスイングパネル110の回動は、上枠82によって規制される。
スイングパネル110が露出位置にあるとき、制御基板103の実装面と反対の面が、スイングパネル110を介して、天井部92の上面と上下方向に対向する。
制御装置100の設置場所は、上枠82によって、スイングパネル110の回動が規制されたときに、天井部92の上面と水平な水平面に対して、スイングパネル110が、作業者による作業に好適な所定の角度で傾斜するように設定される。
蓋部104は、下部が開口した略四角箱状(図2参照)の部材である。蓋部104の開口に収容部102の上部が下方から挿入されて嵌合すると、蓋部104は収容部102の上部を覆う。
<エレベーター装置1の作用>
次に、図7を参照して、エレベーター装置1の作用について説明する。図7は、エレベーター装置1の作用を説明する図である。なお、図7においては、上枠82以外のかご枠8を構成する部材やロープ6などの図示を省略している。
エレベーター装置1において制御基板103を用いる作業(例えば周辺装置の動作確認や接続確認などのメンテナンス作業)を作業者が行う場合、作業者は、まず、エレベーター装置1が設置されている建屋のホールHから制御装置100に手が届くように、乗りかご4の高さを調整する。
次に、作業者は、収容部102の上部に嵌合している蓋部104(図7では不図示)を外す。次に、作業者は、スイングパネル110の短手方向における乗降口12側(ドア装置94側)の端部を把持して、スイングパネル110を収容位置から露出位置へ回動させる。そして、作業者は、周辺装置の動作確認や接続確認を行う。
本実施形態におけるエレベーター装置1では、制御基板103を支持するスイングパネル110が設けられている収容部102が乗降口12側に設けられている。したがって、作業者はスイングパネル110を回動させるために、かご室9の天井部92の上面に乗る必要がない。すなわち、作業者は建屋のエレベーターホールHに居たままで、制御基板103を用いる作業を行うことができる。したがって、作業者に制御基板103を用いる作業を容易に行わせることができる。
また、作業者は、制御基板103を用いる作業を行うにあたって、スイングパネル110を回動させればよい。したがって、収容部102を回動させる場合に比べて作業者に容易に制御基板103を用いる作業を行わせることができる。
また、スイングパネル110が収容位置にあるとき(例えばエレベーター装置1の走行時)は、スイングパネル110は、制御基板103を、天井部92の上面に対して寝かせた状態で支持する。このため、走行時において、乗りかご4の上部と建屋との間に十分なクリアランスを確保することができる。
また、スイングパネル110が収容位置から露出位置に回動するときの回動方向におけるスイングパネル110の回動を、上枠82が規制するので、スイングパネル110が過度に回動することを抑制することができる。また、上枠82は、スイングパネル110が作業者の作業に好適な角度で傾斜するように、スイングパネル110の回動を規制するので、制御基板103を用いる作業の効率が増加する。また、回動を規制するための部材を別途設ける必要がないため、エレベーター装置1の製造コストの増加及び製造作業の複雑化を抑制することができる。
また、収容部102の側板部106cには、収容空間107に配線101を引き込むための引き込み口108(図4参照)が形成されており、収容空間107内の配線101の長さは、スイングパネル110が回動する際に配線101に過度なストレスがかからないように、十分な長さに設定されている。このため、スイングパネル110の回動を原因とする配線101の断線などの接続不良の発生を抑制することができる。
また、スイングパネル110が収容位置にあるとき、制御基板103の実装面は、収容部102の底板部105に対して上下方向に対向している。すなわち、制御基板103の実装面が下方に向いているため、制御基板103の実装面が上方に向いている場合に比べて、制御基板103の実装面に塵埃が付着、蓄積することを抑制することができる。
<第2の実施形態>
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係るエレベーター装置を示す図である。第2の実施形態に係るエレベーター装置は、収容部102に代えて収容部202を有している。なお、以下の説明において、第1の実施形態と重複する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
収容部202は、上部が開口した略箱状の部材であり、下部に略矩形平板状の底板部205と、底板部205の周縁から立設する側板部206a,206b,206c,206dを有している。また、収容部202は、内部に収容空間を有している(不図示)。
側板部206a,206bは、Y方向に互いに対向している。また、側板部206c,206dは、X方向に互いに対向している。側板部206aの上部には、蝶番109を介して、スイングパネル110が回動可能に設けられている。側板部206cには、収容空間に配線101を引き込むための引き込み口208が形成されている。収容空間内の配線101の長さは、スイングパネル110が回動する際に配線101に過度なストレスがかからないように、十分な長さに設定されている。
このような収容部202を設けた場合、作業者は制御基板103を用いる作業を行う際、作業者は、スイングパネル110を、図8に円弧状の矢印で示す方向に回動させ、すなわち、収容位置から露出位置に回動させる。
このような収容部202を設けたエレベーター装置では、第1の実施形態におけるエレベーター装置1と同様の作用効果を奏することができる。なお、本実施形態では、スイングパネル110が収容位置から露出位置へ回動するときのスイングパネル110の回動は、かご室9の天井部92の上面が規制する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、第1及び第2の実施形態では、かご室9に、一つの乗降口12(図1参照)が設けられている場合を説明したが、乗降口を複数(例えば2つ)設けてもよい。この場合、天井部92の上面において、いずれかの乗降口の近傍に、制御装置100を設ければよい。
1…エレベーター装置、 4…乗りかご、 8…かご枠(枠部)、 9…かご室、 11…オプション装置(周辺装置)、 12…乗降口、 82…上枠(回動規制部)、 92…天井部、 93a,93b,93c,93d…側壁、 94…ドア装置(周辺装置)、 100…制御装置、 101…配線、 102…収容部、 103…制御基板、 104…蓋部、 105…底板部、 106a,106b,106c,106d…側板部、 107…収容空間、 108…引き込み口、 109…蝶番、 110…スイングパネル(支持部)

Claims (5)

  1. 少なくとも一つの乗降口が設けられたかご室と、前記かご室に設けられた周辺装置と、を有するエレベーター装置において、
    前記かご室の天井を形成する天井部と、
    電子部品が実装された実装面を有し、前記周辺装置を制御する制御基板と、
    前記天井部の上面における前記乗降口側に設けられ、前記制御基板を収納する収容空間を有する収容部と、
    前記収容部に回動可能に設けられ、前記制御基板の実装面とは反対の面を支持する支持部と、を備え、
    前記支持部は、前記制御基板が前記収容空間に収容される収容位置と前記制御基板が前記収容空間外に位置する露出位置との間を回動する
    エレベーター装置。
  2. 前記支持部が前記収容位置にあるとき、前記支持部は、前記制御基板を前記天井部の上面に対して寝かせた状態で支持する
    請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 前記支持部の回動範囲を規制する回動規制部を、備え、
    前記回動規制部は、前記支持部が前記収容位置から前記露出位置に回動するときの回動方向における前記支持部の回動を規制する
    請求項1又は請求項2に記載のエレベーター装置。
  4. 前記かご室を囲う枠部を、備え、
    前記枠部は、前記かご室の上方に位置する上枠を有し、
    前記上枠が前記回動規制部を形成する
    請求項3に記載のエレベーター装置。
  5. 前記収容部は、前記制御基板と前記周辺装置とを接続する配線を前記収容空間に引き込む引き込み口を有する
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のエレベーター装置。
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